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JP2002104919A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

Info

Publication number
JP2002104919A
JP2002104919A JP2000299240A JP2000299240A JP2002104919A JP 2002104919 A JP2002104919 A JP 2002104919A JP 2000299240 A JP2000299240 A JP 2000299240A JP 2000299240 A JP2000299240 A JP 2000299240A JP 2002104919 A JP2002104919 A JP 2002104919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
acid
external preparation
water
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000299240A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Nakamura
忠司 中村
Emiko Takasu
恵美子 高須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP2000299240A priority Critical patent/JP2002104919A/ja
Publication of JP2002104919A publication Critical patent/JP2002104919A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Cosmetics (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水溶性美白剤を含有した皮膚外用剤の肌へ塗
布したときのべたつき感を改善し、さらさらとした良好
な肌感触に優れた皮膚外用剤を提供すること。 【解決手段】 水溶性美白剤を含有し、かつ多孔質粉末
および/または吸水性粉末を皮膚外用剤全量中0.1〜
30質量%含有することを特徴とする皮膚外用剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚外用剤に関す
る。さらに詳しくは、水溶性美白剤を含有した皮膚外用
剤であって、肌に塗布したとき、美白剤によるべたつき
感がなく、さらさらとした優れた使用感触を与える皮膚
外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、女性にとって美容上もっとも多い
悩みの一つに「しみ・そばかす」がある。これらを解決
するための方法として、美白効果を有する薬剤を配合す
ることが有効であり、美白剤配合の皮膚外用剤は多数上
市されている。現在、皮膚外用剤に配合可能の美白剤は
多く知られているが、製剤上の点から水溶性の美白剤を
使用することが有利である。
【0003】しかしながら、水溶性の美白剤を配合した
皮膚外用剤は、肌に塗布したとき、水溶性美白剤特有の
べたつきが強く、使用感の向上が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的は、水溶性美白剤を含有
した皮膚外用剤の肌へ塗布したときのべたつき感を改善
し、さらさらとした良好な肌感触に優れた皮膚外用剤を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意研究を行った結果、水溶性美白剤と
共に、多孔質粉末または吸水性粉末を配合することによ
り、水溶性美白剤特有の塗布後乾燥途上のべたつきを防
ぎ、さらさらとした優れた使用感を有する皮膚外用剤が
調製され、上記課題が解決されることを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、水溶性美白剤を含有
し、かつ多孔質粉末および/または吸水性粉末を皮膚外
用剤全量中0.1〜30質量%含有することを特徴とす
る皮膚外用剤である。
【0007】前記水溶性美白剤は、ハイドロキノン配糖
体、L−アスコルビン酸およびその誘導体並びにそれら
の塩、グルタチオン、トラネキサム酸およびその誘導体
並びにそれらの塩からなる群から選ばれた1種または2
種以上であることができる。なお、前記ハイドロキノン
配糖体は、アルブチンであることができる。
【0008】前記多孔質粉末は、無水ケイ酸であること
が好ましい。また、前記吸水性粉末は、デンプン及びア
ルギン酸カルシウムからなる群より選ばれた1種又は2
種以上であることが好ましく、特に、トウモロコシデン
プンであることが好ましい。
【0009】また、本発明の水溶性美白剤の含有量は、
皮膚外用剤全量中0.01〜20質量%であることがで
きる。
【0010】本発明の好ましい態様は、水溶性美白剤成
分を含有し、かつトウモロコシデンプンを皮膚外用剤全
量中0.1〜30質量%含有する皮膚外用剤であり、ま
たさらに好ましい態様は、アルブチンを含有し、かつト
ウモロコシデンプンを皮膚外用剤全量中0.1〜30質
量%含有する皮膚外用剤である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳述する。
【0012】本発明において用いられる水溶性美白剤と
しては、水溶性の美白剤であれば特に制限されない。水
溶性美白剤の例を挙げれば、例えば、ハイドロキノン配
糖体、L−アスコルビン酸又はその塩、L−アスコルビ
ン酸誘導体又はその塩、グルタチオン、トラネキサム酸
又はその塩、トラネキサム酸誘導体又はその塩等であ
る。これらの水溶性美白剤は、1種または2種以上が任
意に選択されて配合される。
【0013】ハイドロキノン配糖体は公知の物質であ
る。ハイドロキノン配糖体を構成する配糖体としては、
例えばD−アラビノース等の五単糖、D−グルコース等
の六単糖、D−グルコサミン等のアミノ糖、D−グルク
ロン酸等のウロン酸等が挙げられる。これらの中で、肌
に塗布した時のべたつきを効果的に改善する点からみれ
ば、D−グルコースが好ましく、特にハイドロキノンに
D−グルコースがβ結合したハイドロキノン−β−D−
グルコース、すなわちアルブチンが好ましい。
【0014】L−アスコルビン酸は公知の物質であり、
一般にビタミンCといわれ、その強い還元作用により、
細胞呼吸作用、酵素賦活作用、膠原形成作用を有し、か
つメラニン還元作用を有する。
【0015】L−アルコルビン酸誘導体としては、例え
ば、L−アスコルビン酸モノステアレート、L−アスコ
ルビン酸モノパルミテート、L−アスコルビン酸モノオ
レート等のL−アスコルビン酸モノアルキルエステル
類;L−アスコルビン酸モノリン酸エステル、L−アス
コルビン酸−2−硫酸エステル等のL−アスコルビン酸
モノエステル類;L−アスコルビン酸ジステアレート、
L−アスコルビン酸ジパルミテート、L−アスコルビン
酸ジオレート等のL−アスコルビン酸ジアルキルエステ
ル類;L−アスコルビン酸トリリン酸エステル等のL−
アスコルビン酸トリエステル類;L−アスコルビン酸2
−グルコシド等のL−アスコルビン酸グルコシド類等が
挙げられる。L−アルコルビン酸誘導体は、1種または
2種以上が任意に選択されて配合される。
【0016】L−アスコルビン酸及びL−アスコルビン
酸誘導体は、塩の形で用いることができる。L−アスコ
ルビン酸塩及びL−アスコルビン酸誘導体の塩に用いら
れる塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩等の
アルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のア
ルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、トリエタノールア
ミン等のアルカノールアミン塩等が挙げられる。これら
以外の塩であっても薬理学的に許容できる塩であればい
ずれのものであっても適宜使用することができる。
【0017】これらの中で、肌に塗布した時のべたつき
を効果的に改善する点からみれば、L−アスコルビン酸
又はその塩(特に、マグネシウム塩)、L−アスコルビ
ン酸リン酸エステル又はその塩、L−アスコルビン酸−
2−硫酸エステル又はその塩、L−アスコルビン酸2−
グルコシド又はその塩が好ましい。
【0018】グルタチオンはペプチドの1種で公知の物
質である。
【0019】トラネキサム酸は公知の物質である。ま
た、トラネキサム酸誘導体としては、トラネキサム酸の
二量体(例えば、塩酸トランス−4−(トランス−アミ
ノメチルシクロヘキサンカルボニル)アミノメチルシク
ロヘキサンカルボン酸等)、トラネキサム酸とハイドロ
キノンのエステル体(例えば、トランス−4−アミノメ
チルシクロヘキサンカルボン酸4’−ヒドロキシフェニ
ルエステル等)、トラネキサム酸とゲンチシン酸のエス
テル体(例えば、2−(トランス−4−アミノメチルシ
クロヘキシルカルボニルオキシ)−5−ヒドロキシ安息
香酸およびその塩等)、トラネキサム酸のアミド体(例
えば、トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカル
ボン酸メチルアミドおよびその塩、トランス−4−(P
−メトキシビンゾイル)アミノメチルシクロヘキサンカ
ルボン酸およびその塩、トランス−4−グアニジノメチ
ルシクロヘキサンカルボン酸およびその塩等)等が挙げ
られる。トラネキサム酸誘導体は、1種または2種以上が
任意に選択されて配合される。
【0020】トラネキサム酸及びトラネキサム酸誘導体
は、塩の形で用いることができる。トラネキサム酸塩及
びトラネキサム酸誘導体の塩に用いられる塩としては、
例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、
カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属
塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン等のアルカ
ノールアミン塩等が挙げられる。これら以外の塩であっ
ても薬理学的に許容できる塩であればいずれのものであ
っても適宜使用することができる。
【0021】水溶性美白剤の配合量は、皮膚外用剤全量
中0.01〜20質量%が好ましく、特に好ましくは、
0.1%〜10質量%である。
【0022】本発明において用いられる多孔質粉末とし
ては、化粧料に配合できる多孔質粉末であれば特に制限
されない。多孔質粉末の例を挙げれば、例えば、無水ケ
イ酸等が挙げられる。これらの多孔質粉末は1種または
2種以上が任意に選択されて配合される。また、後記吸
水性粉末と併用することができる。これらの中では、使
用性の観点から、無水ケイ酸が好ましい。
【0023】本発明において用いられる吸水性粉末とし
ては、化粧料に配合できる吸水性粉末であれば特に制限
されない。吸水性粉末の例を挙げれば、例えば、デンプ
ン、アルギン酸カルシウム、ケイ酸アルミニウムマグネ
シウム等が挙げられる。デンプンの代表的なものとして
は、トウモロコシ、バレイショ、サツマイモ等から得ら
れるトウモロコシデンプン、バレイショデンプン、サツ
マイモデンプンが挙げられる。これらの吸水性粉末は1
種または2種以上が任意に選択されて配合される。ま
た、前記多孔質粉末と併用することもできる。これらの
吸水性粉末の中では、使用性の観点から、トウモロコシ
デンプン、バレイショデンプンが好ましく、トウモロコ
シデンプンが特に好ましい。
【0024】多孔質粉末および/または吸水性粉末の配
合量は、皮膚外用剤全量中0.1〜30質量%であり、
好ましくは、0.1〜10質量%である。多孔質粉末およ
び/または吸水性粉の配合量が、0.1質量%未満では
肌塗布後のさらさら感に乏しくなり、30質量%を超え
て配合すると肌塗布時に粉末がよれてしまう。
【0025】本発明の好ましい態様は、水溶性美白剤成
分を好ましくは皮膚外用剤全量中0.01〜20質量%
含有し、かつトウモロコシデンプンを皮膚外用剤全量中
0.1〜30質量%含有する皮膚外用剤であり、また
さらに好ましい態様は、アルブチンを皮膚外用剤全量中
0.01〜20質量%含有し、かつトウモロコシデンプ
ンを皮膚外用剤全量中0.1〜30質量%含有する皮膚
外用剤である。最も好ましい態様は、アルブチンを皮膚
外用剤全量中0.1〜10質量%含有し、かつトウモロ
コシデンプンを皮膚外用剤全量中0.1〜10質量%含
有する皮膚外用剤である。これらの組み合わせによれば
特に優れた効果が得られる。
【0026】本発明の皮膚外用剤には、上記した必須構
成成分の他に、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用
いられる他の成分、例えば油性成分、界面活性剤、保湿
剤、増粘剤、水溶性高分子、皮膜剤、非水溶性高分子、
本発明以外の粉末、顔料、アミノ酸、低級アルコール、
紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、多価アルコール、
糖、有機アミン、有機酸、高分子エマルション、pH調
整剤、本発明以外のビタミン、酸化防止剤、抗菌剤、防
腐剤、消炎剤、本発明以外の美白剤、抽出物、皮膚賦活
剤、血行促進剤、抗脂漏剤、抗炎症剤等の薬剤、収斂
剤、清涼剤、香料、色素、水等を必要に応じて、本発明
の効果を損なわない範囲で適宜配合し、目的とする剤形
に応じて常法により製造できる。
【0027】油性成分としては、例えば、アボガド油、
ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロ
コシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴ
マ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ
油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆
油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ
油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、
トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリ
セリン等の液体油脂;カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤ
シ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、
豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロ
ウ、硬化ヒマシ油等の固体油脂;
【0028】ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カル
ナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モ
ンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸
ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂
肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリ
ン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、 P
OEラノリンアルコールエーテル、 POEラノリンアルコー
ルアセテート、 POEコレステロールエーテル、ラノリン
脂肪酸ポリエチレングリコール、 POE水素添加ラノリン
アルコールエーテル等のロウ類;流動パラフィン、オゾ
ケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィン、セレ
シン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワ
ックス等の炭化水素油;ラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン(ベヘニン)酸、1
2−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、トール
酸等の高級脂肪酸;セチルアルコール、ステアリルアル
コール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、
セトステアリルアルコール等の高級アルコール;
【0029】ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セ
チル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イ
ソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシ
ル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメ
チルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリ
スチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソ
ステアリン酸イソセチル、 12-ヒドロキシステアリル酸
コレステリル、ジ-2-エチルヘキシル酸エチレングリコ
ール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイ
ソステアリン酸N-アルキルグリコール、ジカプリン酸ネ
オペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ
-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ-2-エチルヘ
キシル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン
酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキシル
酸ペンタンエリスリトール、トリ-2-エチルヘキシル酸
グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロ
パン、セチル2-エチルヘキサノエート、2-エチルヘキシ
ルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ-2
-ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸
メチルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルア
ルコール、アセトグリセライド、パルミチン酸2-ヘプチ
ルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N-ラウロイル
-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシルエステル、アジピ
ン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セ
バチン酸ジ−2-エチルヘキシル、ミリスチン酸2-ヘキシ
ルデシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸
2-ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハク
酸2-エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等の合成エス
テル油;
【0030】ジメチルポリシロキサン、メチルフェニル
ポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン
等の鎖状ポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン、
ドデカメチルポリシロキサン、テトラメチルテトラハイ
ドロジェンポリシロキサンなどの環状ポリシロキサン等
のシリコーン油等が挙げられる。これらの油性成分は、
一種または二種以上が任意に選択されて配合することが
できる。
【0031】界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッ
ケン(セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミ
チン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキ
ル硫酸トリエタノールアミンエーテル、ロート油、リニ
アドデシルベンゼン硫酸、ポリオキシエチレン硬化ヒマ
シ油マレイン酸等のアニオン界面活性剤;塩化ステアリ
ルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラ
ウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤;イミ
ダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダ
ゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ
2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキル
ベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシ
ルメチルタウリン等の両性界面活性剤;
【0032】ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタン
モノステアレート、モノラウリン酸ソルビタン、モノパ
ルミチン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、
トリオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類
(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコ
ール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレング
リコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキ
ルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(PO
Eソルビタンモノオレエート、モノラウリン酸ポリオキ
シエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキエチ
レンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル
類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグ
リセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイ
ソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエ
チレングリコールモノオレート、POEジステアレート
等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチル
ドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテ
ル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニッ
ク型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・
POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニ
ック類、POEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(POEヒ
マシ油、POE硬化ヒマシ油等)、POEミツロウ・ラ
ノリン誘導体、アルカノールアミド(ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド、ラウロイルジエタノールアマイド、脂
肪酸イソプロパノールアマイド等)、POEプロピレン
グリコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミン、P
OE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、マルチトー
ルヒドロキシ脂肪酸エーテル、アルキル化多糖、アルキ
ルグルコシド等の非イオン界面活性剤等が挙げられる。
これらの界面活性剤は、一種または二種以上が任意に選
択されて配合することができる。
【0033】保湿剤としては、例えば、ポリエチレング
リコール,グリセリン、1,3−ブチレングリコール,
エリスリトール,ソルビトール,キシリトール,マルチ
トール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ジグリセリン等が挙げられる。これらの保湿剤は、
一種または二種以上が任意に選択されて配合することが
できる。
【0034】増粘剤・水溶性高分子としては、例えば、
ヒドロキシエチルセルロース,ヒドロキシプロピルセル
ロース,メチルヒドロキシプロピルセルロース,メチル
セルロース,カルボキシメチルセルロース,クインスシ
ード,カラギーナン,ペクチン,マンナン,カードラ
ン,コンドロイチン硫酸,デンプン,ガラクタン,デル
マタン硫酸,グリコーゲン,アラビアガム,ヘパラン硫
酸,ヒアルロン酸,ヒアルロン酸ナトリウム,トラガン
トガム,ケラタン硫酸,コンドロイチン,キサンタンガ
ム,ムコイチン硫酸,ヒドロキシエチルグアガム,カル
ボキシメチルグアガム,グアガム,デキストラン,ケラ
ト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カ
ロニン酸,キチン,キトサン,カルボキシメチルキチ
ン,寒天等が挙げられる。これらの増粘剤・水溶性高分
子は、一種または二種以上が任意に選択されて配合する
ことができる。
【0035】粉末としては、例えば、タルク、カオリ
ン、雲母、ナイロン粉末、ポリエチレン粉末、ポリメタ
クリル酸メチル粉末、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化
鉄、群青、紺青、パール顔料、アルミニウムパウダー等
が挙げられる。これらの粉末は、一種または二種以上が
任意に選択されて配合することができる。
【0036】アミノ酸としては、例えば、L−アミノ
酸;L−アラニン、β−アラニン、L−アルギニン塩酸
塩、L−アスパラギン酸1水和物、L−アスパラギン
酸、L−チトルリン、L−グルタミン酸、L−グルタミ
ン酸塩酸塩、L−グルタミン、グリシン、トリメチルグ
リシン、L−ヒスチジン、L−ヒスチジン塩酸塩1水和
物、L−ハイドロキシプロリン、L−イソロイシン、L
−ロイシン、L−リジン、L−リジン塩酸塩、L−オル
ニチン塩酸塩、L−プロリン、L−フェニルアラニン、
L−セリン、L−スレオニン、L−トリプトファン、L
−チロシン、L−バリン、L−ドーパー、L−αアミノ
酪酸等が挙げられる。これらのアミノ酸は、一種または
二種以上が任意に選択されて配合することができる。
【0037】低級アルコールとしては、例えば、エチル
アルコール等が挙げられる。
【0038】紫外線吸収剤、としては、例えば、パラア
ミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線
吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸
収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収
剤、3-(4'-メチルベンジリデン)-d- カンファー、3-ベ
ンジリデン-d,1- カンファー、ウロカニン酸、ウロカニ
ン酸エチルエステル、2-フェニル-5- メチルベンゾキサ
ゾール、2,2'- ヒドロキシ-5- メチルフェニルベンゾト
リアゾール、2-(2'-ヒドロキシ-5'-t-オクチルフェニ
ル) ベンゾトリアゾール、2-(2'-ヒドロキシ-5'-メチル
フェニルベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニ
ソイルメタン、4-メトキシ-4'-t-ブチルジベンゾイルメ
タン、5-(3,3- ジメチル-2- ノルボルニリデン)-3-ペン
タン-2- オン等が挙げられる。これらの紫外線吸収剤
は、一種または二種以上が任意に選択されて配合するこ
とができる。
【0039】金属イオン封鎖剤としては、例えば、1−
ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸、1−ヒド
ロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸四ナトリウム
塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エ
デト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸
ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン
酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸等
が挙げられる。
【0040】酸化防止剤としては、例えば、ブチルヒド
ロキシトルエン,トコフェロール,フィチン等が挙げら
れる。
【0041】抗菌剤としては、例えば、安息香酸,サリ
チル酸,ソルビン酸,パラオキシ安息香酸アルキルエス
テル,ヘキサクロロフェン等が挙げられる。
【0042】有機酸としては、例えば、アシルサルコシ
ン酸(例えばラウロイルサルコシンナトリウム)、グル
タチオン、クエン酸,リンゴ酸,酒石酸,乳酸等が挙げ
られる。
【0043】有機アミンとしては、例えば、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2−ア
ミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−ア
ミノ−2−メチル−1−プロノール等が挙げられる。
【0044】高分子エマルジョンとしては、例えば、ア
クリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマル
ジョン、アクリルレジン液、ポリアクリルアルキルエス
テルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン等
が挙げられる。
【0045】pH調製剤としては、例えば、乳酸−乳酸ナ
トリウム、クエン酸−クエン酸ナトリウム等の緩衝剤等
が挙げられる。
【0046】ビタミン類としては、例えば、ビタミンA
又はその誘導体、ビタミンB6 塩酸塩,ビタミンB6
リパルミテート,ビタミンB6 ジオクタノエート,ビタ
ミンB2 又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15
又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロー
ル,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミ
ンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタ
ミンH、パントテン酸、パンテチン等が挙げられる。
【0047】清涼剤としては、L−メントール、カンフ
ル等が挙げられる。
【0048】薬剤としては、例えば、ニコチン酸アミ
ド、ニコチン酸ベンジル、γ−オリザノール、アラント
イン、グリチルリチン酸(塩)、グリチルレチン酸又は
その誘導体、ヒノキチオール、ビサボロール、ユーカル
プトーン、チモール、イノシトール、サイコサポニン、
ニンジンサポニン、ヘチマサポニン、ムクロジサポニン
等のサポニン類、パントテニルエチルエーテル、エチニ
ルエストラジオール、セファランチン、プラセンタエキ
ス等が挙げられる。
【0049】植物の抽出物としては、例えば、ギシギ
シ,クララ,コウホネ,オレンジ,セージ,ノコギリソ
ウ,ゼニアオイ,センブリ,タイム,トウキ,トウヒ,
バーチ,スギナ,ヘチマ,マロニエ,ユキノシタ,アル
ニカ,ユリ,ヨモギ,シャクヤク,アロエ,クチナシ,
サワラ等の植物の抽出物が挙げられる。
【0050】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。配合量は質量%である。実施例の説明に先立ち本発
明で用いた効果試験方法及び評価基準について説明す
る。
【0051】(使用感官能試験)各試験品について、男
女各30人計60人のパネルに使用感を判定してもら
い、さらさら感、さっぱり感、なめらかさ、うるおい、
べたつきなどの使用感を感じたパネルの人数を基準にし
て、各試験品の使用感を以下の基準で判定した。
【0052】肌のさらさら感の評価基準 ◎:肌のさらさら感を感じた人が45人以上 ○:肌のさらさら感を感じた人が30人〜44人 △:肌のさらさら感を感じた人が16人〜29人 ×:肌のさらさら感を感じた人が15人以下
【0053】肌のさっぱり感の評価基準 ◎:肌のさっぱり感を感じた人が45人以上 ○:肌のさっぱり感を感じた人が30人〜44人 △:肌のさっぱり感を感じた人が16人〜29人 ×:肌のさっぱり感を感じた人が15人以下
【0054】肌のなめらかさの評価基準 ◎:肌のなめらかさを感じた人が45人以上 ○:肌のなめらかさを感じた人が30人〜44人 △:肌のなめらかさを感じた人が16人〜29人 ×:肌のなめらかさを感じた人が15人以下
【0055】肌のうるおい感の評価基準 ◎:肌のうるおい感を感じた人が45人以上 ○:肌のうるおい感を感じた人が30人〜44人 △:肌のうるおい感を感じた人が16人〜29人 ×:肌のうるおい感を感じた人が15人以下
【0056】肌のべたつき感の評価基準 ◎:肌のべたつきのなさを感じた人が45人以上 ○:肌のべたつきがなさを感じた人が30人〜44人 △:肌のべたつきがなさを感じた人が16人〜29人 ×:肌のべたつきがなさを感じた人が15人以下
【0057】(実施例1〜4、比較例1〜3)表1に示
す処方のクリームを、表1に示す(10)の一部に
(5)(6)を溶解した後、(1)(2)を加え完全に
溶解した。次に油相(3)(4)を加えて均一に分散を
行ったものに、(8)に(7)を湿潤した後加え分散し
た。さらに、(10)の一部に(9)を溶解したもので
中和を行い、均一分散して調製した。
【0058】
【表1】
【0059】上記実施例1〜4、比較例1〜3の官能試
験評価結果を表2に示す。
【0060】
【表2】
【0061】表2から分かるように、アルブチンに対し
て適正量のトウモロコシデンプンを配合した実施例1〜
4は、さらさら感、さっぱり感、なめらかさ、うるおい
感、べたつき感それぞれいずれも優れた効果が得られ
た。
【0062】これらに対して、トウモロコシデンプンが
配合されていない比較例1及びトウモロコシデンプンの
配合量が少ない比較例2は、いずれも肌への塗布後のさ
らさら感が乏しく、べたつき感、なめらかさにおいても
劣ることが分かる。また、トウモロコシデンプンの配合
量が多い比較例3は、なめらかさに劣ることが分かる。
【0063】(実施例5〜8、比較例4〜6)表3に示
す処方のクリームを、表3に示す(10)の一部に
(5)(6)を溶解した後、(1)(2)を加え完全に
溶解した。次に油相(3)(4)を加えて均一に分散を
行ったものに、(8)に(7)を湿潤した後加え分散し
た。さらに、(10)の一部に(9)を溶解したもので
中和を行い、均一分散して調製した。
【0064】
【表3】
【0065】上記実施例5〜8、比較例4〜6の官能試
験評価結果を表4に示す。
【0066】
【表4】
【0067】表4から分かるように、アスコルビン酸マ
グネシウムに対して適正量の無水ケイ酸を配合した実施
例5〜8は、さらさら感、さっぱり感、なめらかさ、う
るおい感、べたつき感それぞれいずれも優れた効果が得
られた。
【0068】これらに対して、無水ケイ酸が配合されて
いない比較例4及び無水ケイ酸の配合量が少ない比較例
5は、いずれも肌への塗布後のさらさら感が乏しく、べ
たつき感、なめらかさにおいても劣ることが分かる。ま
た、無水ケイ酸の配合量が多い比較例6は、なめらかさ
に劣ることが分かる。
【0069】(実施例9〜15)表5に示す処方のクリ
ームを、表5に示す(17)の一部に(10)(11)
を溶解した後、(1)〜(7)を加え完全に溶解した。
次に油相(8)(9)を加えて均一に分散を行ったもの
に、(15)に(12)〜(14)を湿潤した後加え分
散した。さらに、(17)の一部に(16)を溶解した
もので中和を行い、均一分散して調製した。
【0070】
【表5】
【0071】上記実施例9〜15の官能試験評価結果を
表6に示す。
【0072】
【表6】
【0073】表6から分かるように、アルブチンに対し
て適正量のバレイショデンプン、無水ケイ酸を配合した
実施例9〜10、適正量のトウモロコシデンプンを、L
−アスコルビン酸マグネシウム、L−アスコルビン酸−
2−硫酸エステル、グルタチオン、トラネキサム酸、ト
ランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸メ
チルアミドに対して配合した実施例11〜15は、いず
れもさらさら感、さっぱり感、なめらかさ、うるおい
感、べたつき感に優れた効果が得られた。
【0074】以下、種々の処方の本発明皮膚外用剤を実
施例として示す。なお、上記の使用官能試験をこれら皮
膚外用剤において行ったところ、いずれの実施例の本発
明皮膚外用剤においても優れたものであった。
【0075】 〔実施例16〕 美白クリーム 成分 配合量(質量%) (1)セチルアルコール 5.0 (2)ステアリン酸 3.0 (3)スクワラン 10.0 (4)グリセロールトリ2-エチルヘキサン酸エステル 7.0 (5)ジプロピレングリコール 5.0 (6)グリセリン 5.0 (7)プロピレングリコールモノステアリン酸エステル 1.5 (8)POE(20)セチルアルコールエーテル 1.5 (9)トリエタノールアミン 適量 (10)L−アスコルビン酸2−グルコシド 2.0 (11)トウモロコシデンプン 5.0 (12)防腐剤 適量 (13)酸化防止剤 適量 (14)香料 適量 (15)イオン交換水 残余
【0076】<製法>(15)の一部に(5)の一部、
(6)及び(9)を添加し、70℃に調整した(水
相)。次に油相(1)(2)(3)(4)(7)(8)
を加熱溶解後,(12)(13)(14)を添加して、
70℃に調整した。これを先の水相に添加して予備乳化
を行った。この予備乳化物の乳化粒子をホモミキサーで
均一にした後、攪拌冷却を行って、40℃以下で(1
5)の一部に溶解した(10)と(5)の一部に湿潤し
た(11)を加えさらに室温まで冷却し、所望するクリ
ームを得た。
【0077】 〔実施例17〕 美白乳液 成分 配合量(質量%) (1)シクロメチコン 5.0 (2)ジメチルポリシロキサン 5.0 (3)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1 (4)カルボキシルビニルポリマー 0.2 (5)アルブチン 5.0 (6)トウモロコシデンプン 8.0 (7)エタノール 2.0 (8)グリセリン 4.0 (9)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 (10)水酸化ナトリウム 適量 (11)キサンタンガム 0.1 (12)防腐剤 適量 (13)香料 適量 (14)イオン交換水 残余
【0078】<製法>(14)の一部に(3)(4)
(7)(8)(9)(11)を溶解する(水相)。次
に、(1)(2)を加え乳化を行い、この予備乳化物に
(6)に(12)(13)を溶解したものと(5)を加
えて攪拌し、さらに(14)の一部に(10)を溶解し
たものを加え、ホモミキサーで乳化粒子を均一にした
後、所望する乳液を得た。
【0079】 〔実施例18〕 美白ジェル状美容液 成分 配合量(質量%) (1)シクロメチコン 5.0 (2)セピゲル 305 0.5 (3)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1 (4)トラネキサム酸 1.0 (5)トウモロコシデンプン 7.0 (6)エタノール 5.0 (7)グリセリン 10.0 (8)1,3−ブチレングリコール 4.0 (9)アスコルビン酸マグネシウム 1.0 (10)トリメチルグリシン 2.0 (11)キサンタンガム 0.1 (12)クエン酸 適量 (13)クエン酸Na 適量 (14)防腐剤 適量 (15)色剤 適量 (16)香料 適量 (17)イオン交換水 残余
【0080】<製法>(17)に(2)(3)(7)
(8)(9)(10)(11)(12)(13)を溶解
(水相)。次に、(1)加えて乳化を行い、(4)
(5)(6)(14)(15)(16)を添加して攪拌
し、ホモミキサーで乳化粒子を均一にした後、脱気,濾
過及を行って、所望する美白ジェル状美容液を得た。
【0081】 〔実施例19〕 美白クリーム 成分 配合量(質量%) (1)セチルアルコール 5.0 (2)ステアリン酸 3.0 (3)流動パラフィン 10.0 (4)グリセロールトリ2-エチルヘキサン酸エステル 7.0 (5)ジプロピレングリコール 5.0 (6)グリセリン 5.0 (7)プロピレングリコールモノステアリン酸エステル 1.5 (8)POE(20)セチルアルコールエーテル 1.5 (9)トリエタノールアミン 適量 (10)アルブチン 7.0 (11)バレイショデンプン 7.0 (12)無水ケイ酸 2.5 (13)ケイ酸アルミニウムマグネシウム 0.5 (14)防腐剤 適量 (15)酸化防止剤 適量 (16)香料 適量 (17)イオン交換水 残余
【0082】<製法>(17)の一部に(5)の一部、
(6)及び(9)を添加し、70℃に調整した(水
相)。次に油相(1)(2)(3)(4)(7)(8)
を加熱溶解後,(14)(15)(16)を添加して、
70℃に調整した。これを先の水相に添加して予備乳化
を行った。この予備乳化物の乳化粒子をホモミキサーで
均一にした後、攪拌冷却を行って、40℃以下で(1
7)の一部に溶解した(10)と(5)の一部に湿潤し
た(11)(12)(13)を加えさらに室温まで冷却
し、所望するクリームを得た。
【0083】 〔実施例20〕 美白乳液 成分 配合量(質量%) (1)シクロメチコン 5.0 (2)ジメチルポリシロキサン 5.0 (3)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1 (4)カルボキシルビニルポリマー 0.2 (5)アスコルビン酸マグネシウム 0.5 (6)アルギン酸カルシウム 1.0 (7)エタノール 2.0 (8)1,3−ブチレングリコール 4.0 (9)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 (10)水酸化ナトリウム 適量 (11)キサンタンガム 0.1 (12)防腐剤 適量 (13)香料 適量 (14)イオン交換水 残余
【0084】<製法>(14)の一部に(3)(4)
(7)(8)(9)(11)を溶解する(水相)。次
に、(1)(2)を加え乳化を行い、この予備乳化物に
(6)に(12)(13)を溶解したものと(5)を加
えて攪拌し、さらに(14)の一部に(10)を溶解し
たものを加え、ホモミキサーで乳化粒子を均一にした
後、所望する乳液を得た。
【0085】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
肌に塗布したとき、水溶性美白剤によるべたつき感がな
く、さらさらとした優れた使用感触を与える水溶性美白
剤を含有した皮膚外用剤が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 N R X 31/195 31/195 31/375 31/375 31/7028 31/7028 31/7034 31/7034 47/04 47/04 47/36 47/36 A61P 17/00 A61P 17/00 43/00 105 43/00 105 Fターム(参考) 4C076 AA17 BB31 CC26 DD27 EE36 EE38 4C083 AB032 AB171 AB382 AC022 AC072 AC102 AC112 AC122 AC182 AC242 AC302 AC392 AC422 AC542 AC582 AC641 AC642 AD042 AD092 AD152 AD172 AD241 AD242 AD301 AD302 AD352 AD391 AD411 AD412 AD532 AD641 AD642 BB26 CC02 CC05 DD31 DD41 EE16 4C086 AA01 AA02 EA04 MA01 MA63 NA14 ZA89 ZB21 4C206 AA01 AA02 FA45 MA01 MA05 MA83 NA14 ZA89 ZB21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性美白剤を含有し、かつ多孔質粉末
    および/または吸水性粉末を皮膚外用剤全量中0.1〜
    30質量%含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 水溶性美白剤が、ハイドロキノン配糖
    体、L−アスコルビン酸およびその誘導体並びにそれら
    の塩、グルタチオン、トラネキサム酸およびその誘導体
    並びにそれらの塩からなる群から選ばれた1種または2
    種以上であることを特徴とする請求項1記載の皮膚外用
    剤。
  3. 【請求項3】 ハイドロキノン配糖体が、アルブチンで
    あることを特徴とする請求項2記載の皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】 多孔質粉末が、無水ケイ酸であることを
    特徴とする請求項1乃至3項のいずれか一項に記載の皮
    膚外用剤。
  5. 【請求項5】 吸水性粉末が、デンプン及びアルギン酸
    カルシウムからなる群より選ばれた1種又は2種以上で
    あることを特徴とする請求項1乃至3項のいずれか一項
    に記載の皮膚外用剤。
  6. 【請求項6】 デンプンが、トウモロコシデンプンであ
    ることを特徴とする請求項5記載の皮膚外用剤。
  7. 【請求項7】 水溶性美白剤の含有量が、皮膚外用剤全量
    中0.01〜20質量%である請求項1乃至6項のいず
    れか一項に記載の皮膚外用剤。
  8. 【請求項8】 水溶性美白剤成分を含有し、かつトウモ
    ロコシデンプンを皮膚外用剤全量中0.1〜30質量%
    含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  9. 【請求項9】 アルブチンを含有し、かつトウモロコシ
    デンプンを皮膚外用剤全量中0.1〜30質量%含有す
    ることを特徴とする皮膚外用剤。
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