JP2005131091A - 立ち上がり補助椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】身体の不自由な人や老人の腰掛け後の起立動作を、極めて安定した状態で簡便且つ安楽に行えるようにすること。
【解決手段】一定間隔と一定高さをなした各上端に肘掛けを備えた左右1対の支脚を立設させた基台と、上記基台の支脚間を跨架する腰座2とからなり上記腰座は弾撥部材3で支承させると共に、腰を掛けるさいの重量で垂直方向へ上下動可能ならしめる。このさい、弾撥部材の弾撥力は腰を掛ける人の体重より少ない範囲に設定し、且つ弾撥部材を主、副に分設し、副部材5の弾撥力は主部材のそれと逆向きに作用するものとする。
【選択図】図3
【解決手段】一定間隔と一定高さをなした各上端に肘掛けを備えた左右1対の支脚を立設させた基台と、上記基台の支脚間を跨架する腰座2とからなり上記腰座は弾撥部材3で支承させると共に、腰を掛けるさいの重量で垂直方向へ上下動可能ならしめる。このさい、弾撥部材の弾撥力は腰を掛ける人の体重より少ない範囲に設定し、且つ弾撥部材を主、副に分設し、副部材5の弾撥力は主部材のそれと逆向きに作用するものとする。
【選択図】図3
Description
本発明は立ち上がりを安楽に行えるようになさしめる補助椅子に関する。
着座者、特に身体に不自由な人或いは老人の腰掛け後の起立動作を補助するため、その起立補助手段を備えさせるものとなした提案は各種のものがあるが、専ら腰掛け座自体が腰掛け位置から立ち上がり時に前方へ傾斜するようにして補助するものである。
実公昭60−58661号公報
特公昭61−3401号公報
特許第2572943号公報
上記した如き腰掛け座を立ち上がり時に前方へ傾斜させるものでは、腰掛け座を緩徐に前方へ傾斜させる機構や弾撥力の調整が複雑且つ困難であり、しかもこれを単純化した構成にすると着座者が前方へ倒れたりする危険があって、単独での立ち上がりは困難で補助者を必要としたりする問題となる。
本発明は着座者が着座したそのままの姿勢で、即ち水平な腰掛け状態のままで安楽に自立可能にする提案であり、リハビリなどの立ち上がり機能の回復作用も容易に行える構造で簡単で安価な椅子を市販に供せんとするものである。
一定間隔と一定高さをなした各上端に肘掛けを備えた左右1対の支脚を立設させた基台と、上記基台の支脚間を跨架する腰座とからなり上記腰座は弾撥部材で支承させると共に、腰を掛けるさいの重量で垂直方向へ上下動可能ならしめた構成とする。
このさい弾撥部材の弾撥力は腰を掛ける人の体重より少ない範囲に設定したり、弾撥部材は主、副に分設し、副部材の弾撥力は主部材のそれと逆向きに作用するものとなしたりする。
また左右1対の支脚側面部に対し、高さ位置を異ならしめて係止部材を脱着自在に取付け、腰座の上下動範囲を上記係止部材を介して制限されるようになしたりする。
着座者は水平な腰掛け状態にあって立ち上がるさいには、両肘掛けを両手で少し押さえるようにするだけで腰座が弾撥材の弾撥力で上方へ持ち上げる作用を呈することから、腰が軽く浮き上がるようになって安楽に立ち上がりができるものとなる。
これに対し、腰を掛けるさいは、椅子の前で肘掛けに両手を置くようにしながら腰を下げれば、腰座が弾撥材の弾撥力の作用下で緩徐に降下するものとなる。
上記に於ける腰座はその上下動範囲を高さ方向の一定範囲で簡便に制限したり、又腰座の受ける弾撥力を副弾撥材の使用で適宜簡便に変更可能にするのである。なお、本発明の椅子は一般的な使用の外に、足腰のリハビリ用として機能訓練用にも著効を奏せしめるものとなる。
これに対し、腰を掛けるさいは、椅子の前で肘掛けに両手を置くようにしながら腰を下げれば、腰座が弾撥材の弾撥力の作用下で緩徐に降下するものとなる。
上記に於ける腰座はその上下動範囲を高さ方向の一定範囲で簡便に制限したり、又腰座の受ける弾撥力を副弾撥材の使用で適宜簡便に変更可能にするのである。なお、本発明の椅子は一般的な使用の外に、足腰のリハビリ用として機能訓練用にも著効を奏せしめるものとなる。
一定間隔と一定高さをなした各上端に肘掛けを備えた左右1対の支脚を立設させた基台と、上記基台の支脚間を跨架する腰座とからなり、且つ該腰座には弾撥材による適当な弾撥力が常時上向きに作用するものとなされる。
図1は本発明に係る立ち上がり補助椅子の基台を示す斜視図、図2は同腰座の斜視図、図3は上記の組立斜視図であって、以下にその構成について説明する。
基台1は左右1対の平行対向する支脚1A,1Bからなり、図示例で各支脚1A(1Bについては同一構成のため説明を省略する)は前後方向へ一定高さを有する2箇の分割支脚1a,1aを、中央には間隙kが形成されるように立設させるものとなし、その上端には肘掛け1cが水平方向へ取付けられるものとなしてある。
基台1は左右1対の平行対向する支脚1A,1Bからなり、図示例で各支脚1A(1Bについては同一構成のため説明を省略する)は前後方向へ一定高さを有する2箇の分割支脚1a,1aを、中央には間隙kが形成されるように立設させるものとなし、その上端には肘掛け1cが水平方向へ取付けられるものとなしてある。
このさい、1dは分割支脚1a,1aを連結した下板であり、また1eは上記の如く構成した支脚1A,1Bを一定間隔に連結した繋ぎ板である。なお、図面で1fは後述する腰座の上下動作用が一定高さ範囲で制限されるようにするさい使用する係止部材の取付け用透孔である。
腰座2は上記の如く構成した基台1に於ける左右1対の支脚1A,1B間を跨架するようになされるのであり、該腰座2は図2に示す如く腰座の裏面中央付近から横方向の外方へ板材2aを突出させ、該板材2aに対し前後箇所の夫々れに垂直なガイド溝sを備えた摺動部材2bを取付けたものとなしてある。
ここに該摺動部材2bは前記基台1に於ける各支脚1A,1Bの分割支脚1a,1a(1b,1b)間kに位置させ、夫々れの分割支脚1a,1a(1b,1b)に於ける片端縁が各ガイド溝sにより案内されて垂直な上下方向の摺動が行えるようになされるのである。
ここに該摺動部材2bは前記基台1に於ける各支脚1A,1Bの分割支脚1a,1a(1b,1b)間kに位置させ、夫々れの分割支脚1a,1a(1b,1b)に於ける片端縁が各ガイド溝sにより案内されて垂直な上下方向の摺動が行えるようになされるのである。
図3は上記の構成を図示したものであり、即ち腰座2を基台1の平行対向させた1対の支脚1A,1B間へ、夫々れ摺動部材2bを介し跨架させて組立構成したものであり、このさい腰座2の裏面側と繋ぎ板1eとの間には弾撥材としてスプリング3を介在させ、腰座2に対して上方向きの弾撥力が作用するようになされている。なお、図面で4は係止部材用の係止ピンであって分割支脚1aの側面に穿設した透孔1f内へ、脱着自在に挿入させて上記腰座2が上下動するさいの摺動範囲が制限されるようになすのであり、即ち図示例では摺動部材2bの側方へ突出させた突板pがその上下動の上限と下限で、上記係止ピン4と係合することにより行われる。また、5は副弾撥部材のスプリングであって、図示例では上記突板pと対応する摺動部材2bの反対側方に設けた止め金具mとその上方肘掛け板の裏面側止め金具n間を牽引状態に弾撥させたものとなしてある。
而して、上記腰座の裏面側の主弾撥部材と副弾撥部材の関係は、前者が主で後者が従であって、即ち前者のスプリング3は着座者の体重より凡そ1割〜3割程度の少ない弾撥力作用のものを使用するのである。このようにして副弾撥部材を使用するものでは一般的な標準体重(例えば40kg〜60kg)の人を基本にすると、その前後の凡そ1割〜3割程度の体重を該副弾撥部材5の使用でバランス良く対応できるのであり、該弾撥力の異なるものを数種類(例えば5kg、7kg、10kg、12kg、15kgなどの如く)用意し、各種の体重に応じて適宜取換えて使用するのである。これらは左右の肘掛け下部へ取付けるものとなすのであり、且つこれら副弾撥部材は主スプリング3の下降力と逆向する反力作用として作用するのであり、従って該副部材スプリング5は立ち上がり時に腰が自然に持上げられるようにする浮き上がり感を奏せしめるのである。
図4A,Bは使用状態図であって、Aは腰を掛けようとする状態を、Bは腰を掛けた状態を示す。
上記実施例では主スプリング3を腰座裏面の中央部と繋ぎ板1eとの間に介在させたものについて示したが、図5は他の例を示すものであって、本例では支脚1A,1Bの各分割支脚1a,1a(1b,1b)間に介在させて使用するものである。
即ち本例では摺動部材を断面コ字状の内箱6aとこの外周を摺動する外箱6bとから構成すると共に、内箱6a内にはスプリング3’を介在させ、該スプリング3’を腰座2の裏面側から外方へ突出させた板材2aが下方へ向けて押圧する状態となすのである。なお、このさい外箱6bは腰座2へ取付けたものとなされるのであり、その作用及び効果は実施例1と同様である。なお、各図面で7は腰座2が上下動するさい、その上下動位置を一時的に特定位置へ固定させるさいに使用する摘みである。
即ち本例では摺動部材を断面コ字状の内箱6aとこの外周を摺動する外箱6bとから構成すると共に、内箱6a内にはスプリング3’を介在させ、該スプリング3’を腰座2の裏面側から外方へ突出させた板材2aが下方へ向けて押圧する状態となすのである。なお、このさい外箱6bは腰座2へ取付けたものとなされるのであり、その作用及び効果は実施例1と同様である。なお、各図面で7は腰座2が上下動するさい、その上下動位置を一時的に特定位置へ固定させるさいに使用する摘みである。
上記例では実施例1のスプリング3を支脚1A,1Bの側へ移動させたことから、外方から見えないものにする特徴がある。
1 基台
1A,1B 支脚
2 腰座
3 弾撥部材
4 係止ピン
5 副弾撥部材
1A,1B 支脚
2 腰座
3 弾撥部材
4 係止ピン
5 副弾撥部材
Claims (4)
- 一定間隔と一定高さをなした各上端に肘掛けを備えた左右1対の支脚を立設させた基台と、上記基台の支脚間を跨架する腰座とからなり上記腰座は弾撥部材で支承させると共に、腰を掛けるさいの重量で垂直方向へ上下動可能ならしめた構成を特徴とする立ち上がり補助椅子。
- 弾撥部材の弾撥力は腰を掛ける人の体重より少ない範囲に設定することを特徴とする請求項1記載の立ち上がり補助椅子。
- 弾撥部材を主、副に分設し、副部材の弾撥力は主部材のそれと逆向きに作用するものとなすことを特徴とする請求項2記載の立ち上がり補助椅子。
- 左右1対の支脚側面部に対し、高さ位置を異ならしめて係止部材を脱着自在に取付け、腰座の上下動範囲が上記係止部材を介して制限されるようになしたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の立ち上がり補助椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003370369A JP2005131091A (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | 立ち上がり補助椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003370369A JP2005131091A (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | 立ち上がり補助椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005131091A true JP2005131091A (ja) | 2005-05-26 |
Family
ID=34647402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003370369A Pending JP2005131091A (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | 立ち上がり補助椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005131091A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011224254A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | System Data:Kk | 起立補助椅子 |
JP2012120820A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Nakai Mokko:Kk | 立ち上がり補助椅子 |
JP2013150777A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-08-08 | Toshikatsu Mitsui | 起立補助機能付き椅子 |
JP2019013718A (ja) * | 2017-07-07 | 2019-01-31 | 株式会社 中居木工 | 起立補助椅子 |
-
2003
- 2003-10-30 JP JP2003370369A patent/JP2005131091A/ja active Pending
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