JP2005122271A - 携帯型電子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 筐体の小型化と表示画面の大面積化を満足させつつ、各種機能をユーザが実行指示する際の使い勝手を良くする。
【解決手段】 表示部4の画面の周囲にはタッチパッド3が配され、操作設定テーブルには、ユーザの好みに応じて選択された、各操作エリアと各機能と各操作タイプとが、各々関連付けられて登録される。そして、画面上には、操作設定テーブルに登録されている機能と操作エリアに対応したアイコン53〜59,61,69,70等が表示される。
【選択図】 図16
【解決手段】 表示部4の画面の周囲にはタッチパッド3が配され、操作設定テーブルには、ユーザの好みに応じて選択された、各操作エリアと各機能と各操作タイプとが、各々関連付けられて登録される。そして、画面上には、操作設定テーブルに登録されている機能と操作エリアに対応したアイコン53〜59,61,69,70等が表示される。
【選択図】 図16
Description
本発明は、例えば携帯電話端末やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯型電子装置に関する。
従来より、携帯電話端末やPDA等のような携帯型電子装置は、ユーザが常時持ち歩くことを考慮して筐体の小型化が要求されている一方で、例えば電子メールの文章や写真画像,ウェブ画面を表示することなどを考慮して、液晶等の表示デバイスの表示画面をより大きくすることが求められている。
なお、筐体の小型化と表示画面の大面積化の両者を実現する際に適用可能な技術としては、例えば、表示デバイスの近傍にタッチパッドを配し、そのタッチパッドを画面スクロール時の指示デバイスとして使用する技術が考えられる(例えば特許文献1参照。)。
この特許文献1に記載の技術を用いれば、例えば画面スクロール操作用に設けられていたジョグダイヤルやジョイスティックを無くすことで筐体の小型化が可能となり、また、それらジョグダイヤル等が筐体上で占有していた面積を他のデバイスに割り振ること、すなわち例えば表示デバイスに割り当てることで、より大きな表示画面面積を確保可能となる。その一方で、それらジョグダイヤル等により行われていた画面スクロールの操作機能については、上記表示デバイス近傍に配されているタッチパッドにより実現できることになる。
特開2001−69223号公報(第1図)
ところで、表示デバイスの近傍にタッチパッドを配した上述の特許文献1に記載の通信装置は、筐体の小型化と表示画面の大面積化を実現可能ではあるものの、ユーザの使い勝手という面から見た場合には必ずしも良いとは言い難い。
すなわち、表示デバイスの近傍に配されたタッチパッドは、画面スクロール操作のためにのみ用いられており、多様化,多機能化が著しい近年の携帯型電子装置における各種機能をユーザが実行指示する際の指示操作デバイスとしては甚だ不十分であると言わざるを得ない。
一方で、携帯型電子装置の各種機能をユーザが実行指示できるようにするために、新たな操作デバイスを設けるようなことは、上述した筐体の小型化、表示画面の大面積化への要請に反しており好ましくない。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、各種機能をユーザが実行指示する際に、使い勝手の良い操作感をユーザに与えることができ、且つ、筐体の小型化と表示画面の大面積化への要請をも満足することができる携帯型電子装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯型電子装置は、表示部の画面の周囲に配され、接触場所と接触時間を検知可能で、且つ、接触場所と接触時間の組み合わせによる複数種類の操作タイプをそれぞれ弁別して検知可能な操作検知部と、操作検知部の検知エリアを分割した各エリアと複数の各機能と各操作タイプとを各々関連付けて登録するための操作設定登録情報を記憶可能な記憶部と、ユーザにより選択されたエリアと機能とを関連付けて登録した操作設定登録情報を生成する登録情報生成部と、操作設定登録情報に登録されている機能を取得し、その機能を表すための機能情報画像を、その機能に関連付けられているエリアに対応した画面位置上に表示させる機能情報生成表示制御部と、操作検知部より供給された操作検知信号から、ユーザにより指示されたエリアとユーザが行った操作タイプを取得すると共に、その操作タイプとエリアに対応した機能を操作設定登録情報から取得して機能を実行する機能実行制御部とを有する。
すなわち本発明によれば、操作検知部の各エリアと各機能と各操作タイプは、ユーザにより任意に選択可能となされている。また、本発明によれば、それら各エリアと各機能と各操作タイプを関連付けた操作設定登録情報に基づいて、各エリアと機能の対応付けを表すための機能情報画像を画面上に表示するようになされているため、ユーザは、所望の機能を実行させるために、何れのエリアに対してどの操作タイプによる操作を行えば良いのかを、容易に認識できる。
本発明においては、表示部の周囲に操作検知部を配しているため、操作入力デバイスを別に設ける必要がなく、したがって、筐体の小型化と表示画面の大面積化への要請を満足することができる。また、本発明においては、エリアと機能との関連づけをユーザが任意に設定できるため、ユーザは、各種機能を携帯型電子装置に実行させる際に、自らが最も良いと思われる操作感を得ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明実施形態の携帯型電子装置について説明する。なお、本実施形態では、携帯型電子装置の一例として携帯電話端末を挙げて説明する。
図1〜図5は、本実施形態の携帯電話端末の外観を示す。本実施形態の携帯電話端末は、第1の筐体1と、当該第1の筐体1内にスライド収納可能となされた第2の筐体2とからなる。また、第1の筐体1には、表示部4及びその周囲に設けられたタッチパッド3の他、当該第1の筐体内にスライド収納可能となされたカメラ部6、スピーカ8などが設けられている。一方、第2の筐体2には、マイクロホン9や、上記第1の筐体1の表示部4の表示面と同一方向の表面上にタッチパネルにより形成された操作入力部5が配されている。図1は、第2の筐体2とカメラ部6が共に第1の筐体1から引き出された状態(以後、開状態と呼ぶ)を示しており、図2,図3は第2の筐体2とカメラ部6が共に第1の筐体1内に収納された状態(以後、閉状態と呼ぶ)を示している。また、図2は、閉状態の携帯電話端末を図1の背面側から見た図であり、図3は、図2の閉状態の携帯電話端末を図2の下側面側から見た図である。
第1の筐体1の表示部4は、例えば、電話番号表示や待ち受け画像の表示,電子メールの文章、ウェブ画面等が表示される液晶ディスプレイパネルやEL(electroluminescence )ディスプレイパネルからなる。なお、本実施形態において、当該表示部4は第1の筐体1上に設けられているため、当該携帯電話端末の開状態と閉状態の何れの場合であっても、ユーザはその表示部4上の表示を見ることができる。
上記表示部4の周囲に設けられるタッチパッド3は、ユーザによる操作入力を検出するための操作デバイスである。なお、図1の例の場合、タッチパッド3は、第1の筐体1の各表面のうち、表示部4の表示面と同一表面上に設けられているが、第1の筐体1の側面側に設けられても良い。本実施形態において、当該タッチパッド3は、第1の筐体1の上記表示部4の周囲に設けられているため、当該携帯電話端末が開状態と閉状態の何れの場合であっても、ユーザは当該タッチパッド3による操作入力が可能である。
第1の筐体1のカメラ部6は、光学レンズや撮像素子等からなり静止画や動画の撮影を行うためのディジタルカメラ機能を実現するためのものである。
第1の筐体1のスピーカ5は、通話音声等を出力するために設けられている。
第2の筐体2の操作入力部5は、表示ディスプレイ上に透明タッチパネルが配されているものである。表示ディスプレイは、液晶ディスプレイパネルやELディスプレイパネル等からなる。当該表示ディスプレイ上の表示は変更可能であり、例えば「1」,「2」,〜「9」,「0」のテンキー表示や、「*」と「#」の記号キー、発話キー、終話キー、メールキー、クリアキー、マナーキー等の各種のキー表示だけでなく、その他の様々な表示が可能となされている。タッチパネルは、表示ディスプレイ上の全面に配され、少なくともユーザが指等を触れた時の接触位置を検出可能な透明タッチセンサである。なお、当該第2の筐体2の操作入力部5は、本実施形態の携帯電話端末が閉状態になされたときには、第1の筐体1により覆われてしまうことになる。
第2の筐体2のマイクロホン9は、通話音を電気信号に変換するものである。本実施形態の携帯電話端末の場合、開状態であってもまた閉状態であっても、当該マイクロホン9は使用可能となされている。
また、本実施形態の携帯電話端末は、図1に示したような縦状態での使用だけでなく、図4に示すような横状態での使用も可能となされている。当該横使用状態の場合、第1の筐体1の表示部4上の表示は横書表示となされる。また、横使用状態の場合、第2の筐体2の操作入力部5の表示ディスプレイ上の表示も、当該横使用状態に適したものとなされる。なお、図4は、操作入力部5の表示ディスプレイ上には、当該携帯電話端末にてゲームを行う場合のゲーム用操作子の表示がなされている場合の一例を示している。
さらに、本実施形態の携帯電話端末は、例えば、地上波ディジタルテレビジョン放送を受信することも可能となされている。地上波ディジタルテレビジョン放送を受信して視聴する場合、本実施形態の携帯電話端末は、図4に示すような横使用状態となされる。また、本実施形態の携帯電話端末は、テレビジョン視聴時のように横使用状態が長時間に渡るような場合、図5に示すように、当該携帯電話端末を横使用状態で自立させるためのスタンド7bを取り付け可能となされている。当該スタンド7bは、図2に示す第1の筐体1の背面側のスタンド取り付け部7aに嵌め込む状態で取り付けられる。
その他、本実施形態の携帯電話端末は、図1〜図5では図示を省略しているが、開状態と閉状態を検知するための開閉検知用のセンサや、縦使用状態と横使用状態を検知するための縦横検知用のセンサを備えている。当該携帯電話端末は、上記開閉検知用のセンサの開閉検知信号により、開状態と閉状態のいずれかを検知した場合、その検知した状態に応じた制御や処理が可能となされる。また、当該携帯電話端末は、上記縦横検知用のセンサの検知信号により、縦使用状態と横使用状態のいずれかを検知した場合、その検知した状態に応じて、表示部4上の表示方向や、操作入力部5の表示ディスプレイ上の表示キーの種類や表示方向を制御する。すなわち例えば、本実施形態の携帯電話端末が開状態のときには第2の筐体2上の操作入力部5と表示ディスプレイ及び第1の筐体1の表示部4とタッチパッド3を共に機能させ、閉状態のときには第1の筐体の表示部4とタッチパッド3のみを機能させるような切換制御を行う。
〔携帯電話端末の内部構成〕
次に、図6には、本実施形態の携帯電話端末の概略的な内部回路構成30を示す。
次に、図6には、本実施形態の携帯電話端末の概略的な内部回路構成30を示す。
アンテナ31は、例えば内蔵アンテナであり信号電波の送受信を行う。通信回路33は、送受信信号の周波数変換、変調と復調、スペクトラム拡散と逆拡散、送受信されたデータが通話音声データかそれ以外のデータかの弁別等を行う。なお、通話音声データ以外のデータとは、画像データや電子メール、プログラムデータ、その他のデータである。
受信された通話音声データは、データラインを介して制御部32へ送られる。制御部32は、CPU(中央処理装置)からなり、通話音声データを復号化し、その復号化後の音声データをデータラインを介してスピーカ39へ送る。スピーカ39は、前述の図1のスピーカ8に相当し、ディジタル/アナログ変換器と増幅器を含み、音声データをディジタル/アナログ変換及び増幅した後、出力する。これにより、通話音声が得られることになる。
一方、マイクロホン40は、前述の第2の筐体2に設けられているマイクロホン9に相当し、アナログ/ディジタル変換器と増幅器を含む。このマイクロホン40を介して入力された通話音声信号は、増幅器により所定のレベルに増幅された後、アナログ/ディジタル変換器によりディジタル音声データに変換され、データラインを介して制御部32へ送られて符号化された後、通信回路33へ送られる。
表示部34は、前述した第1の筐体1の表示部4と第2の筐体2の操作入力部5の表示ディスプレイ、及び、それら表示部4上に画像を表示したり、操作入力部5の表示ディスプレイ上の表示を行うための駆動回路とからなる。
操作部35は、第2の筐体2の操作入力部5のタッチパネルに相当する。
メモリ36は、ROMとRAMを含む。ROMは、制御部32のCPUが各部を制御するための制御プログラムや各種の初期設定値、後述する本実施形態の機能情報画像表示(アイコン表示),各種機能設定、操作エリア設定等の情報処理を行うためのプログラムコード、当該携帯電話端末の電話番号、フォントデータ、辞書データ、その他、携帯電話端末に搭載される各種のアプリケーション用のプログラムコード、当該携帯電話端末の識別情報(ID)などを記憶している。このROMは、EEPROMのような書き換え可能なROMを含み、電子メールデータ、ユーザにより設定される電話帳や電子メールアドレス、ダウンロードされた写真データや着信音データ、その他、各種のユーザ設定値等を保存することも可能となされている。RAMは、CPUが各種のデータ処理を行う際の作業領域や文字入力処理中の作業領域として、随時データを格納する。
タッチパッド37は、前述の第1の筐体1の表示部4の周囲に設けられたタッチパッド3に相当する。当該タッチパッド3からの操作入力データは、入力内容判断部38へ送られる。
入力内容判断部38は、タッチパッド37からの操作入力データに基づいて、ユーザによるタッチ位置(接触位置)やタッチ状態でのスライド量を計測したり、後述するタイマー回路45からのクロック信号とに基づいて、タッチパッド37の或る位置が短時間だけタッチされたときのタッチ時間(接触時間)、略々同位置が短時間に二度タッチされた時の一回目のタッチから二回目のタッチまでの時間間隔や、タッチ状態でのスライドがなされたときのスライド時間、略々同位置で短時間に二度スライドがなされた時の一回目のスライドから二回目のスライドまでの時間間隔などを計測し、それら計測結果から、ユーザによりどのような操作入力がなされたかを判断する。すなわち、本実施形態の入力内容判断部38は、タッチパッド37からの操作入力データとタイマー回路45からのクロック信号とに基づいて、ユーザからの入力操作が、タッチパッド3をユーザが指等で触れるタッチ操作であるか、タッチ状態が所定の短時間内でのみなされた場合のクリック操作であるか、略々同位置を短時間に二度タッチ(クリック)された場合のダブルクリック操作であるか、タッチ状態でのスライド操作であるか、略々同位置で短時間に二度スライドされた場合のダブルスライド操作であるのか等の操作タイプを判断する。当該入力内容判断部38は、上述した何れかの入力操作タイプの判断結果を、制御ラインを介して制御部32へ送る。
カメラ部41は、前述の第1の筐体1上に設けられているカメラ部6に相当し、光学レンズや撮像素子等からなる。
キーロック処理部42は、例えば、タッチパッド37が誤って何処かに触れた場合に、それをユーザからの入力として誤って認識してしまわないようにするために、上記タッチパッド37や操作部35からの入力を受け付けないキーロック状態にする処理を行う。当該キーロック状態へは、ユーザからの明示的な所定の指示により遷移する。
操作設定テーブルメモリ43は、詳細については後述するが、本実施形態の機能情報画像表示(例えばアイコン表示)や機能設定、操作エリア設定等の設定データが登録される操作設定登録情報(例えば操作設定テーブル)を記憶するためのメモリである。
検知センサ44は、前述した開閉検知用のセンサや縦横検知用のセンサに相当する。
タイマー回路45は、通常の時計機能の他、上記入力内容判断部38へクロック信号を供給することも行う。
制御部32は、上述した通話音声データの符号化や復号化の他、制御ラインを介して当該携帯電話端末の各構成要素の制御や各種の演算処理を行う。また、制御部32は、操作部35からの入力信号や入力内容判断部38からの入力信号、キーロック処理部42からのキーロック指示信号、操作設定テーブルメモリ43のデータ、検知センサ44からの検知信号、タイマー回路45からの時間信号等を受け取り、それら信号に応じた処理や演算を行う。
その他、図6には図示を省略しているが、本実施形態の携帯電話端末は、各部に電力を供給する電源回路や、音楽の録音や再生を行うための音楽録音再生部、ブラウザ機能、例えば外部メモリ等の外部記憶装置と端末本体とを接続するためのインターフェイス、外部リモートコントローラの接続端子などを備えている。
〔画面上のアイコンとタッチパッドとの関係〕
本実施形態の携帯電話端末は、表示部4の表示画面上に、一例として、図7に示すような、当該携帯電話端末が実行可能な各種機能にそれぞれ対応した各アイコン51を表示する。それら各アイコン51は、当該携帯電話端末の各種機能の実行をユーザが指示する際の指標となっている。図7の例は、表示部4の画面上に12個のアイコン51が表示された状態を表している。また、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザにより選択指示されたアイコンが何れのアイコンであるかを明示するために、当該選択指示されたアイコンにカーソル52を表示する。なお、詳細については後述するが、本実施形態において、上記表示部4の画面上に表示されるアイコンの個数や配置位置は、ユーザによる任意設定が可能となされている。
本実施形態の携帯電話端末は、表示部4の表示画面上に、一例として、図7に示すような、当該携帯電話端末が実行可能な各種機能にそれぞれ対応した各アイコン51を表示する。それら各アイコン51は、当該携帯電話端末の各種機能の実行をユーザが指示する際の指標となっている。図7の例は、表示部4の画面上に12個のアイコン51が表示された状態を表している。また、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザにより選択指示されたアイコンが何れのアイコンであるかを明示するために、当該選択指示されたアイコンにカーソル52を表示する。なお、詳細については後述するが、本実施形態において、上記表示部4の画面上に表示されるアイコンの個数や配置位置は、ユーザによる任意設定が可能となされている。
また、本実施形態の携帯電話端末において、タッチパッド3のタッチ検知エリアは、図8に示すように、複数の操作エリアに分割されている。図8の例は、タッチパッド3のタッチ検知エリアが、表示部4上に表示可能な12個のアイコンに対応した12個の操作エリアE1〜E12に分割されている例を表している。勿論、表示部4上に表示可能なアイコンの個数が12個よりも多い場合には、上記タッチパッド3のタッチ検知エリアもそれらアイコンの個数に応じた数の操作エリアに分割しても良い。すなわち本実施形態の場合、上記タッチパッド3の各操作エリアは、表示部4上に表示される複数のアイコンとそれぞれ対応付けられている。なお本発明において、上記タッチパッド3の各操作エリアと表示部4上の各アイコンとの対応付けは、図7及び図8の例のような一対一の対応付けに限定されず、二以上の操作エリアと一つのアイコンが対応付けられていても、また、二以上のアイコンと一つの操作エリアが対応付けられていても良い。
〔各種機能とメニュー項目の階層構造〕
ここで、本実施形態において、当該携帯電話端末の上記表示部4の画面上に表示されるアイコンの種類としては、携帯電話端末の各種機能に対応した各キーアイコンやメニューアイコン、ショートカットキーアイコン、スクロールバーアイコン、ソフトキーアイコン等を挙げることができる。
ここで、本実施形態において、当該携帯電話端末の上記表示部4の画面上に表示されるアイコンの種類としては、携帯電話端末の各種機能に対応した各キーアイコンやメニューアイコン、ショートカットキーアイコン、スクロールバーアイコン、ソフトキーアイコン等を挙げることができる。
本実施形態の携帯電話端末の場合、表示部4の画面上に表示されるアイコンは、例えば図9に示すように複数の階層に分けられている。
この図9において、第1階層には、通常、携帯電話端末に必ず備えられている終話/待受画面戻りキー、クリアキー、発話キーをそれぞれ表す必須キーの機能に対応したアイコンと、メニュー機能へ遷移する際のメニューアイコンとが含まれる。当該第1階層の各アイコンのうち、終話/待受画面戻りキー、クリアキー、発話キーの各必須キーアイコンは、電源がオン状態になっている限り、当該携帯電話端末の表示部4上に如何なる画面が表示されている場合であっても、その画面上の何れかの位置に必ず表示されるアイコンである。上記メニューアイコンは、例えば着信の待受画面など、当該携帯電話端末がメニュー機能へ遷移していないときの画面上の何れかの位置に表示されるアイコン、つまり携帯電話端末をメニュー機能へ遷移させる際のアイコンである。
上記メニューアイコンの下層、つまり当該携帯電話端末がメニュー機能へ遷移したときの階層となる第2階層には、発着信履歴機能、アドレス帳機能、キーロック設定機能、メール機能、インターネット機能、マイセレクト機能、電話関連機能、ツール機能、設定機能などの各種アプリケーションやその他の各種メニュー項目に対応した各アイコンが含まれる。なお、発着信履歴機能は、例えば発着信の履歴の表示設定等を行うための機能であり、アドレス帳機能は、アドレス帳の編集や表示設定を行うための機能、キーロック機能は、タッチパッド3や操作入力部5による操作の有効/無効等を設定するための機能、メール機能は、電子メールの作成,編集,表示の設定を行うための機能、インターネット接続機能は、インターネットへの接続設定やウェブページの表示設定を行うための機能である。マイセレクト機能は、当該携帯電話端末についてユーザの好みの設定を行うための機能であり、電話関連機能は、例えば料金表示設定や各種管理設定,自局電話番号表示等を行うための機能、ツール機能は、例えばデータ等の送受信設定やオプション設定等を行うための機能である。
上記第2階層の設定機能のアイコンの下層には、第3階層として、着信音設定機能、画像設定機能、操作設定機能等の各種メニュー項目に対応したアイコンが含まれる。なお、着信音設定機能は、電話着信やメール着信時の着信音を設定するための機能であり、画像設定機能は、表示部4上に表示される画像や壁紙、待受画面の画像等を設定するための機能、操作設定機能は、本発明実施形態において画面上に表示される各キーアイコン、メニューアイコン、ショートカットキーアイコン、スクロールバーアイコン、ソフトキーアイコン等の各アイコンの配置設定と、タッチパッド3の各操作エリアE1〜E12に対する機能割り付けの設定を行うための機能である。なお、当該操作設定機能による各アイコンの配置設定と各操作エリアに対する機能割り付けについての詳細は後述する。
上記第2階層や第3階層の各アイコンは、通常は第1階層でメニューアイコンが選択されてメニュー機能に遷移したときに画面上に表示されるアイコンである。但し、本実施形態の場合、第2階層や第3階層の各アイコンは、ユーザ設定のショートカットキーアイコンとして、待受画面等の様々な画面上に表示可能(第1階層の各アイコンと共に表示可能)となされている。
図10には、上記第2階層の各アイコンのうち、例えば、発着信履歴機能、アドレス帳機能、キーロック設定機能、メール機能、インターネット接続機能に対応されている各アイコンを、待受画面上にショートカットキーアイコンとして表示させるように設定した場合の、各アイコンの階層構造を示している。この図10の場合、それらのショートカットキーアイコンは、第1階層の必須キーアイコン及びメニューアイコンと共に待受画面上に表示されることになる。なお、当該図10の例は、後述する待受画面におけるデフォルトのアイコン表示が行われる場合の階層構造である。
この図10の例のようにショートカットキーアイコンの設定が行われている場合、その設定データは、後述する操作設定テーブル内に登録されている。当該操作設定テーブルは、前述した図6の操作設定テーブルメモリ43内に保存されるものであり、その操作設定テーブルの登録内容は、携帯電話端末の電源がOFFされた後も保持される。また、詳細については後述するが、本実施形態の携帯電話端末は、上記操作設定テーブルの変更や更新、当該複数種類の操作設定テーブルの登録等が可能となされている。特に複数種類の操作設定テーブルが登録されている場合、それら複数種類の操作設定テーブルの中から、必要に応じて或いは状況に応じて、所望の操作設定テーブルを読み出すことにより、ショートカットキーアイコンの設定を切り換えることも可能となっている。なお、本実施形態の携帯電話端末は、デフォルトの操作設定テーブルが予め登録されている。当該デフォルトの操作設定テーブルは、ユーザによる削除及び編集は不可能となされている。
〔画面上のアイコン表示の具体例〕
本実施形態の携帯電話端末は、上記操作設定テーブルの設定データに基づいて、必須キーアイコンやメニューアイコン、ショートカットキーアイコン、スクロールバーアイコン、ソフトキーアイコン等を、前記図7及び図8に示したタッチパッド3の各操作エリアE1〜E12に対応する各アイコンとして表示部4の画面上に配置表示する。
本実施形態の携帯電話端末は、上記操作設定テーブルの設定データに基づいて、必須キーアイコンやメニューアイコン、ショートカットキーアイコン、スクロールバーアイコン、ソフトキーアイコン等を、前記図7及び図8に示したタッチパッド3の各操作エリアE1〜E12に対応する各アイコンとして表示部4の画面上に配置表示する。
図11には、デフォルトの操作設定テーブルとして登録されている設定データに基づいて、待受画面上に各アイコンが配置表示された状態を表している。
この図11において、待受画面上には、必須キーアイコンである終話/待受画面戻りキーアイコン55、クリアキーアイコン54、発話キーアイコン53と、メニューアイコン56が表示され、当該デフォルトの設定データの場合はそれらに加えて、インターネットアイコン57、メールアイコン58、キーロックアイコン52、スクロールバーアイコン63が表示され、さらに、発着信履歴機能用のアイコンとして、発信履歴アイコン59、頻度履歴アイコン60、着信履歴アイコン61が表示される。
スクロールバーアイコン63以外の各アイコンは、タッチパッド3の各操作エリアE1〜E10とそれぞれ一対一に対応して配置されている。一方、スクロールバーアイコン63は、当該スクロールバーアイコン63に対応した操作エリアE11〜E12がスクロール検知用の領域に設定されていることをユーザに対して明示するためのアイコンである。この図11の例の場合、当該スクロールバーアイコン63は、例えばアドレス帳から所望のアドレスをユーザが選択する際のスクロール検知用の領域を表している。
図12には、本実施形態の携帯電話端末が第2階層若しくは第3階層の或る機能に遷移したときの、表示部4上に表示される画面の一例を示す。当該或る機能に遷移した場合の画面には、ユーザ選択可能な各種項目が表示されるため、以下、この画面を項目選択画面と呼ぶことにする。なお、この図12の例は、上記或る機能に遷移した場合のデフォルトの項目選択画面であるとする。したがって、本実施形態の携帯電話端末は、当該項目選択画面用の設定データが登録されたデフォルトの操作設定テーブルも保持している。
この図12において、デフォルトの項目選択画面上には、必須キーアイコンである終話/待受画面戻りキーアイコン55、クリアキーアイコン54、発話キーアイコン53が表示されると共に、それらに加えて、二つのソフトキーアイコン64及び66、横スクロールバーアイコン65、二つの縦スクロールバーアイコン67及び68が表示される。これらソフトキーアイコン64及び66、横スクロールバーアイコン65、スクロールバーアイコン67及び68は、項目選択画面上では必ず設定配置されるアイコンである。
横スクロールバーアイコン65と縦スクロールバーアイコン67及び68以外の各アイコンは、タッチパッド3の各操作エリアE1〜E3,E7,E9とそれぞれ一対一に対応して配置されている。一方、横スクロールバーアイコン65は横方向へのスクロール、縦スクロールバーアイコン67及び68は縦方向へのスクロールをユーザに明示するために設けられている。
〔デフォルトの設定操作テーブル内の設定データ〕
図13には、図11に示したデフォルトの待受画面上に各アイコンを表示する際の、設定操作テーブル内の設定データの内容を一例を示す。
図13には、図11に示したデフォルトの待受画面上に各アイコンを表示する際の、設定操作テーブル内の設定データの内容を一例を示す。
図13に示す操作設定テーブルは、「機能名」、「設定の要否」、「操作エリア番号」、「操作タイプ」の各項目を少なくとも有している。上記「機能名」は、当該携帯電話端末が実行できる各種の機能のうち、アイコンとして画面上に設定可能な各機能を識別するための情報である。操作設定テーブルに登録される機能名としては、例えば前述した図9や図10に示した各アイコンに対応した機能名を挙げることができる。「操作エリア番号」は、前述の図8に示した各操作エリアE1〜E12に対応した識別番号であり、当該操作エリア番号近傍の画面上に、各機能名に対応したアイコンを表示することを示す情報である。「設定の要否」は、各機能名に対応したアイコンを画面上に配置設定することが必要であるか、或いは、アイコンの配置設定は任意に選択可能であるかを表す情報である。したがって、「設定の要否」にて「必要」となされている機能名に対応したアイコンは、必ず画面上に配置設定しなければならず、一方、「任意」となされている機能名に対応したアイコンは、ユーザの好みに応じて画面上に配置設定しても或いはしなくても良い。「操作タイプ」は、各操作エリアに対応した各機能を携帯電話端末が実行する際のトリガとなるユーザ操作の種類を表し、且つ、その操作エリアに対する有効なユーザ操作の種類を表す情報である。本実施形態の場合、当該「操作タイプ」として操作設定テーブルに登録されるユーザ操作の種類は、前述したタッチ操作、クリック操作、ダブルクリック操作、スライド操作、ダブルスライド操作等がある。
すなわちこの図13に示したデフォルトの待受画面の操作設定テーブルにおいて、「機能名」の「終話」に対応したアイコン(図11の終話/待受画面戻りキーアイコン55に相当する)、「発話」に対応したアイコン(図11の発話キーアイコン53)、「クリア」に対応したアイコン(図11のクリアキーアイコン54)、「メニュー」に対応したアイコン(図11のメニューアイコン56)は、それぞれ待受画面上に必ず配置設定しなければならないことが示されている。また、「終話」のアイコンの配置位置は操作エリアE1の近傍の画面上となされ、「発話」のアイコンは操作エリアE3、「クリア」のアイコンは操作エリアE2、「メニュー」のアイコンは操作エリアE7の近傍の画面上となされる。そして、「終話」のアイコンの操作エリアE1に対して有効な操作タイプはタッチ操作となされ、「発話」のアイコンの操作エリアE3、「クリア」のアイコンの操作エリアE2、「メニュー」のアイコンの操作エリアE7に対して有効な操作タイプは、それぞれタッチ操作となされている。一方、「機能名」の「メール」に対応したアイコン(図11のメールアイコン58)、「インターネット」に対応したアイコン(図11のインターネットアイコン57)、「キーロック」に対応したアイコン(図11のキーロックアイコン52)、「発信履歴」に対応したアイコン(図11の発信履歴アイコン59)、「着信履歴」に対応したアイコン(図11の着信履歴アイコン61)、「頻度履歴」に対応したアイコン(図11の頻度履歴アイコン60)は、それぞれ待受画面上に任意に選択されて配置可能となされていることを示している。また、「メール」のアイコンの配置位置は操作エリアE9の近傍の画面上となされ、「インターネット」のアイコンは操作エリアE8、「キーロック」のアイコンは操作エリアE10、「発信履歴」のアイコンは操作エリアE6、「着信履歴」のアイコンは操作エリアE4、「頻度履歴」のアイコンは操作エリアE5、「アドレス帳」のアイコンは操作エリアE11,E12の近傍の画面上となされる。そして、「メール」のアイコンの操作エリアE9と、「インターネット」のアイコンの操作エリアE8と、「キーロック」のアイコンの操作エリアE10と、「発信履歴」のアイコンの操作エリアE6と、「着信履歴」のアイコンの操作エリアE4と、「頻度履歴」のアイコンの操作エリアE5に対して有効な操作タイプはそれぞれタッチ操作、「アドレス帳」のアイコンの操作エリアE11,E12に対して有効な操作タイプはスライド操作となされている。
したがって、この図13に示した操作設定テーブルによれば、待受画面において操作エリアE1がユーザによりタッチ操作されると携帯電話端末は終話機能を実行し、以下同様に、操作エリアE3がタッチ操作された時には発話機能、操作エリアE2がタッチ操作されたときにはクリア機能、操作エリアE7がタッチ操作されたときにはメニュー機能、操作エリアE9がタッチ操作された時にはメール機能、操作エリアE8がタッチ操作されたときにはインターネット接続機能、操作エリアE10がタッチ操作されたときにはキーロック設定機能、操作エリアE6がタッチ操作されたときには発信履歴機能、操作エリアE4がタッチ操作された時には着信履歴機能、操作エリアE5がタッチ操作されたときには頻度履歴機能が携帯電話端末により実行され、操作エリアE11,E12がスライド操作されたときにはアドレス帳のスクロール機能が携帯電話端末により実行される。
図14には、図12に示したデフォルトの項目選択画面上に各アイコンを表示する際の、設定操作テーブル内の設定データの内容を一例を示す。当該図14に示す操作設定テーブルは、図13と同様の「機能名」、「設定の要否」、「操作エリア番号」、「操作タイプ」の各項目を少なくとも有している。
この図14に示した項目選択画面の操作設定テーブルにおいて、「機能名」の「終話」、「発話」、「クリア」については図13の操作設定テーブルのデータがそのまま維持されている。「機能名」の「縦スクロール」に対応したアイコン(図12の縦スクロールバーアイコン67,68)、「横スクロール」に対応したアイコン(図12の横スクロールバーアイコン65)、「ソフトキー1」に対応したアイコン(図12のソフトキーアイコン66)、「ソフトキー2」に対応したアイコン(図12のソフトキーアイコン64)は、それぞれ項目選択画面上に必ず配置設定しなければならないことが示されている。また、「縦スクロール」のアイコンの配置位置は操作エリアE4〜E6、E10〜E11の近傍の画面上となされ、「横スクロール」のアイコンは操作エリアE8、「ソフトキー1」のアイコンは操作エリアE9、「ソフトキー2」のアイコンは操作エリアE7の近傍の画面上となされる。「決定」については、特にアイコンは設定されないが、操作エリアにはタッチパッド3の全範囲が割り当てられている。そして、「縦スクロール」のアイコンの操作エリアE4〜E6やE10〜E11、「横スクロール」の操作エリアE8に対して有効な操作タイプはそれぞれスライド操作となされ、「ソフトキー1」のアイコンの操作エリアE9、「ソフトキー2」のアイコンの操作エリアE2に対して有効な操作タイプはそれぞれタッチ操作、「決定」に対して有効な操作タイプはタッチパッド3のダブルクリック操作となされている。
したがって、この図14に示した操作設定テーブルによれば、項目選択画面において例えば操作エリアE4〜E6やE10〜E11がユーザによりスライド操作されると携帯電話端末は画面全体或いは画面上のカーソルを縦方向にスクロールし、以下同様に、操作エリアE8がスライド操作された時には画面全体或いは画面上のカーソルを横方向にスクロールし、操作エリアE9やE7がタッチ操作されたときにはソフトキーに割り当てられている機能が実行され、タッチパッド3がダブルクリック操作されたときには決定機能が実行される。
〔アイコンと操作エリアの設定変更〕
ここで、本実施形態の携帯電話端末は、上記操作設定テーブルの「機能名」、「設定の要否」、「操作エリア番号」、「操作タイプ」の各項目内に登録される設定データが、ユーザにより任意に変更可能となされている。すなわち言い換えると、本実施形態の携帯電話端末は、画面上に表示するアイコンをユーザが任意に選択設定可能であり、またそれら選択したアイコンと操作エリアとの対応も任意に選択設定でき、さらに各操作エリアに割り付けられる機能もユーザに任意に選択設定可能となされている。但し、前述したように、必須キーアイコンである終話/待受画面戻りキーアイコン55、クリアキーアイコン54、発話キーアイコン53については、表示部4上に如何なる画面が表示されている場合であっても必ず設定配置しなければならず、また、メニューアイコン56は、待受画面などメニュー機能へ遷移していない画面の場合は必ず設定配置しなければならない。そして、ユーザにより、それらが任意に選択設定されて変更された操作設定テーブルは、新たな操作設定テーブルとして図6の操作設定テーブルメモリ43に登録保存されることになる。
ここで、本実施形態の携帯電話端末は、上記操作設定テーブルの「機能名」、「設定の要否」、「操作エリア番号」、「操作タイプ」の各項目内に登録される設定データが、ユーザにより任意に変更可能となされている。すなわち言い換えると、本実施形態の携帯電話端末は、画面上に表示するアイコンをユーザが任意に選択設定可能であり、またそれら選択したアイコンと操作エリアとの対応も任意に選択設定でき、さらに各操作エリアに割り付けられる機能もユーザに任意に選択設定可能となされている。但し、前述したように、必須キーアイコンである終話/待受画面戻りキーアイコン55、クリアキーアイコン54、発話キーアイコン53については、表示部4上に如何なる画面が表示されている場合であっても必ず設定配置しなければならず、また、メニューアイコン56は、待受画面などメニュー機能へ遷移していない画面の場合は必ず設定配置しなければならない。そして、ユーザにより、それらが任意に選択設定されて変更された操作設定テーブルは、新たな操作設定テーブルとして図6の操作設定テーブルメモリ43に登録保存されることになる。
また、本実施形態において、各操作エリアに設定される「操作タイプ」は、携帯電話端末が混同してしまう虞がないのであれば、同一の操作エリアに対して複数の「操作タイプ」を設定することも可能となっている。すなわち、本実施形態の携帯電話端末は、同一の操作エリアで選択設定可能な「操作タイプ」を表す図15に示すような操作タイプ対応テーブルを有している。この図15によれば、クリック操作とスライド操作は同一の操作エリアに対して設定可能となっており、同様に、クリック操作とダブルスライド操作、スライド操作とダブルクリック操作、ダブルスライド操作とダブルクリック操作は、それぞれ同一の操作エリアに対して設定可能となっている。一方、タッチ操作が或る操作エリアに設定された場合、当該操作エリアに対してはクリック操作やスライド操作等の他の操作を設定することはできず、また、例えばスライド操作とスライド操作のように同じ操作を同一の操作エリアに対して設定することもできない。なお、図15の操作タイプ対応テーブルは、同一操作エリアに対して最大で二つの操作タイプを設定可能な例を挙げているが、例えばスライド操作とクリック操作等の複数の操作を組み合わせたものを一つの操作とすることも考えられる。この場合は、同一の操作エリアに対して三つ以上の機能を設定することが可能となる。
〔設定変更されたアイコン表示の具体例〕
図16には、ユーザが各アイコンの配置設定を任意に設定変更(カスタマイズ)した待受画面の表示例を示す。この図16において、ユーザによりカスタマイズされた待受画面上には、終話/待受画面戻りキーアイコン55、クリアキーアイコン54、発話キーアイコン53の各必須キーアイコンと、メニューアイコン56が表示される。なお、三つの必須キーは、図11のデフォルトの待受画面の際には操作エリアE1〜E2に対応した画面上に配置されていたが、当該カスタマイズされた待受画面では操作エリアE10〜E12に対応した画面上に変更配置されている。また、メニューアイコン56は、図11のデフォルトの待受画面では操作エリアE7に対応した画面上に配置されていたが、当該カスタマイズされた待受画面では操作エリアE1に対応した画面上に配置されている。さらに、図16に示すように、当該カスタマイズされた待受画面の場合、インターネットアイコン57は操作エリアE7に対応する画面上に、メールアイコン58は操作エリアE3に対応した画面上に、発信履歴アイコン59は操作エリアE8に対応した画面上に、着信履歴アイコン61は操作エリアE9に対応した画面上に配置されている。また、このカスタマイズされた待受画面の場合、デフォルトの待受画面上に配置されていた頻度履歴アイコン60とスクロールバーアイコン63は無くなっている一方で、新たに操作エリアE5に対応した画面上にスケジュールアイコン69が設定配置され、操作エリアE4〜E6に対応した画面上にスクロールバーアイコン70が設定配置されている。なお、スケジュールアイコン69は、スケジュール帳機能に対応したアイコンであり、スクロールバーアイコン70は、キーロック設定機能に対応したアイコンとなっている。また、当該カスタマイズされた待受画面の場合、アイコン61に対応した操作エリアE9には、上記着信履歴機能と共に例えばJAVA(商標)アプリケーション機能も割り付けられている。
図16には、ユーザが各アイコンの配置設定を任意に設定変更(カスタマイズ)した待受画面の表示例を示す。この図16において、ユーザによりカスタマイズされた待受画面上には、終話/待受画面戻りキーアイコン55、クリアキーアイコン54、発話キーアイコン53の各必須キーアイコンと、メニューアイコン56が表示される。なお、三つの必須キーは、図11のデフォルトの待受画面の際には操作エリアE1〜E2に対応した画面上に配置されていたが、当該カスタマイズされた待受画面では操作エリアE10〜E12に対応した画面上に変更配置されている。また、メニューアイコン56は、図11のデフォルトの待受画面では操作エリアE7に対応した画面上に配置されていたが、当該カスタマイズされた待受画面では操作エリアE1に対応した画面上に配置されている。さらに、図16に示すように、当該カスタマイズされた待受画面の場合、インターネットアイコン57は操作エリアE7に対応する画面上に、メールアイコン58は操作エリアE3に対応した画面上に、発信履歴アイコン59は操作エリアE8に対応した画面上に、着信履歴アイコン61は操作エリアE9に対応した画面上に配置されている。また、このカスタマイズされた待受画面の場合、デフォルトの待受画面上に配置されていた頻度履歴アイコン60とスクロールバーアイコン63は無くなっている一方で、新たに操作エリアE5に対応した画面上にスケジュールアイコン69が設定配置され、操作エリアE4〜E6に対応した画面上にスクロールバーアイコン70が設定配置されている。なお、スケジュールアイコン69は、スケジュール帳機能に対応したアイコンであり、スクロールバーアイコン70は、キーロック設定機能に対応したアイコンとなっている。また、当該カスタマイズされた待受画面の場合、アイコン61に対応した操作エリアE9には、上記着信履歴機能と共に例えばJAVA(商標)アプリケーション機能も割り付けられている。
図17には、ユーザが各アイコンを任意に設定変更した項目選択画面の表示例を示す。この図17において、ユーザによりカスタマイズされた項目選択画面上には、終話/待受画面戻りキーアイコン55、クリアキーアイコン54、発話キーアイコン53の各必須キーアイコン、ソフトキーアイコン64及び66、横スクロールバーアイコン72、一つの縦スクロールバーアイコン73と共に、決定キーアイコン71が表示される。この図17の例の場合、三つの必須キーは、図12のデフォルトの項目選択画面の際には操作エリアE1〜E2に対応した画面上に配置されていたが、当該カスタマイズされた項目選択画面では操作エリアE10〜E12に対応した画面上に変更配置されている。また、ソフトキーアイコン64,66は、図12のデフォルトの項目選択画面では操作エリアE7,E9に対応した画面上に配置されていたが、当該カスタマイズされた待受画面では操作エリアE1,E3に対応した画面上に配置されている。さらに、図17に示すように、当該カスタマイズされた項目選択画面の場合、横スクロールバーアイコン72は操作エリアE7,E8に対応する画面上に、縦スクロールバーアイコン73は一本のみとされて操作エリアE4〜E6に対応する画面上に配置され、決定キーアイコン71が操作エリアE9に対応する画面上に配置されている。
〔アイコンと操作エリアの設定変更後の設定操作テーブル内の設定データ〕
図18には、図16に示したカスタマイズ後の待受画面上に各アイコンを表示する際の、設定操作テーブル内の設定データの内容を一例を示す。当該図18に示す操作設定テーブルは、図13と同様の「機能名」、「設定の要否」、「操作エリア番号」、「操作タイプ」の各項目を有している。
図18には、図16に示したカスタマイズ後の待受画面上に各アイコンを表示する際の、設定操作テーブル内の設定データの内容を一例を示す。当該図18に示す操作設定テーブルは、図13と同様の「機能名」、「設定の要否」、「操作エリア番号」、「操作タイプ」の各項目を有している。
この図18に示したカスタマイズ後の待受画面の操作設定テーブルにおいて、「機能名」の「終話」に対応したアイコン(図16の終話/待受画面戻りキーアイコン55)、「発話」に対応したアイコン(図16の発話キーアイコン53)、「クリア」に対応したアイコン(図16のクリアキーアイコン54)、「メニュー」に対応したアイコン(図16のメニューアイコン56)は、それぞれ待受画面上に必ず配置設定しなければならず、「終話」のアイコンの配置位置は操作エリアE10の近傍の画面上となされ、「発話」のアイコンは操作エリアE11、「クリア」のアイコンは操作エリアE12、「メニュー」のアイコンは操作エリアE1の近傍の画面上となされる。「終話」のアイコンの操作エリアE10に対して有効な操作タイプはタッチ操作となされ、「発話」のアイコンの操作エリアE11、「クリア」のアイコンの操作エリアE12、「メニュー」のアイコンの操作エリアE1に対して有効な操作タイプは、それぞれタッチ操作となされている。一方、「機能名」の「メール」に対応したアイコン(図16のメールアイコン58)、「インターネット」に対応したアイコン(図16のインターネットアイコン57)、「キーロック」に対応したアイコン(図16のスクロールバーアイコン70)、「発信履歴」に対応したアイコン(図16の発信履歴アイコン59)、「着信履歴」及び「JAVAアプリケーション」に対応したアイコン(図16のアイコン61)、「スケジュール」に対応したアイコン(図16のスケジュールアイコン69)は、それぞれ待受画面上に任意に選択されて配置可能となされており、「メール」のアイコンの配置位置は操作エリアE3の近傍の画面上となされ、「インターネット」のアイコンは操作エリアE7、「キーロック」のアイコンは操作エリアE4〜E6、「発信履歴」のアイコンは操作エリアE8、「着信履歴」及び「JAVAアプリケーション」のアイコンは操作エリアE9、「スケジュール」に対応したアイコンは操作エリアE5の近傍の画面上となされる。「メール」のアイコンの操作エリアE3と「インターネット」のアイコンの操作エリアE7に対して有効な操作タイプはそれぞれタッチ操作となされ、「キーロック」のアイコンの操作エリアE4〜E6に対して有効な操作タイプはスライド操作、「発信履歴」のアイコンの操作エリアE8と「着信履歴」のアイコンの操作エリアE9に対して有効な操作タイプはダブルクリック操作、「JAVAアプリケーション」のアイコンの操作エリアE9に対して有効な操作タイプはダブルスライド操作、「スケジュール」のアイコンの操作エリアE5に対して有効な操作タイプはダブルクリック操作となされている。
したがって、この図18に示した操作設定テーブルによれば、待受画面において操作エリアE10がユーザによりタッチ操作されると携帯電話端末は終話機能を実行し、以下同様に、操作エリアE11がタッチ操作された時には発話機能、操作エリアE12がタッチ操作されたときにはクリア機能、操作エリアE1がタッチ操作されたときにはメニュー機能、操作エリアE3がタッチ操作された時にはメール機能、操作エリアE7がタッチ操作されたときにはインターネット接続機能、操作エリアE4〜E6がスライド操作されたときにはキーロック設定機能、操作エリアE8がダブルクリック操作されたときには発信履歴機能、操作エリアE9がダブルクリック操作された時には着信履歴機能、操作エリアE9がダブルスライド操作されたときにはJAVAアプリケーション機能、操作エリアE5がダブルクリック操作されたときにはスケジュール機能が携帯電話端末により実行される。
図19には、図17に示したカスタマイズ後の項目選択画面上に各アイコンを表示する際の、設定操作テーブルの内容を一例を示す。当該図19に示す操作設定テーブルは、図13と同様の「機能名」、「設定の要否」、「操作エリア番号」、「操作タイプ」の各項目を有している。
この図19に示した項目選択画面の操作設定テーブルの設定データにおいて、「機能名」の「終話」、「発話」、「クリア」については図18の操作設定テーブルのデータがそのまま維持されている。「機能名」の「縦スクロール」に対応したアイコン(図17の縦スクロールバーアイコン73)、「横スクロール」に対応したアイコン(図17の横スクロールバーアイコン72)、「ソフトキー1」に対応したアイコン(図17のソフトキーアイコン66)、「ソフトキー2」に対応したアイコン(図17のソフトキーアイコン64)、「決定」に対応したアイコン(図17の決定キーアイコン71)は、それぞれ項目選択画面上に必ず配置設定しなければならない。また、「縦スクロール」のアイコンの配置位置は操作エリアE4〜E6の近傍の画面上となされ、「横スクロール」のアイコンは操作エリアE7とE8、「ソフトキー1」のアイコンは操作エリアE1、「ソフトキー2」のアイコンは操作エリアE3、「決定」のアイコンは操作エリアE9の近傍の画面上となされる。そして、「縦スクロール」のアイコンの操作エリアE4〜E6、「横スクロール」の操作エリアE7,E8に対して有効な操作タイプはそれぞれスライド操作となされ、「ソフトキー1」のアイコンの操作エリアE1、「ソフトキー2」のアイコンの操作エリアE3に対して有効な操作タイプはそれぞれダブルスライド操作、「決定」のアイコンの操作エリアE9に対して有効な操作タイプはクリック操作となる。
したがって、この図19に示した操作設定テーブルによれば、項目選択画面において例えば操作エリアE4〜E6がユーザによりスライド操作されると携帯電話端末は画面全体或いは画面上のカーソルを縦方向にスクロールし、以下同様に、操作エリアE7,E8がスライド操作された時には画面全体或いは画面上のカーソルを横方向にスクロールし、操作エリアE1やE3がダブルスライド操作されたときにはソフトキーに割り当てられている機能が実行され、操作エリアE9がクリック操作されたときには決定機能が実行される。
なお、上述の図16〜図18で説明した例の場合、各必須キーアイコンとそれに対応した操作エリアは、待受画面と項目選択画面とでともに同じ設定配置となされているが、待受画面上での各必須キーアイコンとそれに対応した操作エリアの設定配置と、項目選択画面上での各必須キーアイコンとそれに対応した操作エリアの設定配置とは、必ずしも同じ設定にしなくても良く、待受画面と項目選択画面とで、各必須キーアイコンとそれに対応した操作エリアの設定配置が異なっていても良い。すなわち、本実施形態の携帯電話端末は、待受画面と項目選択画面における各必須キーアイコンとそれに対応した操作エリアの設定配置を同一にすることも、逆に、異ならせることも共に可能となっている。特に、待受画面と項目選択画面における各必須キーアイコンとそれに対応した操作エリアの設定配置を同一にすることにした場合、待受画面の操作設定テーブルと項目選択画面の操作設定テーブルの必須キーアイコンに関連する部分は共通化することが可能になる。
〔アイコンと操作エリアの設定変更時の動作フロー〕
上述したように、画面上に表示されるアイコンの設定変更、操作エリアに割り付けられ機能の設定変更の際、本実施形態の携帯電話端末は、以下に説明するフローチャートの処理を行う。
上述したように、画面上に表示されるアイコンの設定変更、操作エリアに割り付けられ機能の設定変更の際、本実施形態の携帯電話端末は、以下に説明するフローチャートの処理を行う。
図20は、本実施形態の携帯電話端末において、アイコンの設定変更と操作エリアの機能設定変更の際の全体の流れのフローチャートを示す。
先ず、例えば待受画面上でメニューアイコンに対応した操作エリアがユーザにより操作されメニュー機能に遷移し、次いで当該メニュー機能の選択操作画面にて前記第3階層の操作設定機能のアイコンに対応した操作エリアがユーザにより操作されて操作設定機能に遷移すると、本実施形態の携帯電話端末の制御部21は、ステップS31の処理として、アイコンの設定変更と操作エリアの機能設定変更のための新規操作設定テーブルを作成し、その新規操作設定テーブルを操作設定テーブルメモリ43内に一時的に記憶させる。なお、この時点での操作設定テーブル内には設定データは何も登録されていない。
ステップS31の処理後、制御部32は、待受画面と各目選択画面におけるアイコンとそれらに対応した各操作エリアを全て設定するための完全設定(ステップS32)と、前述したショートカットキーアイコンとそれらに対応する操作エリアを設定するためのショートカット設定(ステップS33)と、項目選択画面のみのアイコンとそれらに対応する操作エリアを設定するための選択操作設定(ステップS34)との、何れを行うのかをユーザに問うための例えばメニュー画面を表示部4上に表示する。そして、ユーザが、完全設定のメニュー項目を選択して決定操作を行った場合(ステップS32にてイエスと判定された場合)、制御部32は、ステップS39の完全設定の処理に進む。一方、ユーザが、ショートカット設定のメニュー項目を選択して決定操作を行った場合(ステップS33にてイエスと判定された場合)、制御部32は、ステップS40にて、操作設定テーブルメモリ43内に保存されている既存の操作設定テーブルを新規操作設定テーブルにコピーした後、ステップS41のショートカット設定処理に進む。また、ユーザが、選択操作設定のメニュー項目を選択して決定操作を行った場合(ステップS34にてイエスと判定された場合)、制御部32は、ステップS42にて、操作設定テーブルメモリ43内に保存されている既存の操作設定テーブルを新規操作設定テーブルにコピーした後、ステップS43の選択操作設定処理に進む。なお、操作設定テーブルメモリ43内に既に複数の操作設定テーブルが保存されている場合、ステップS40やステップS42では、それら既存の操作設定テーブルの中からユーザが所望した操作設定テーブルのデータを読み出して上記新規操作設定テーブルにコピーする。
ステップS39の処理に進み、後述するようにして待受画面と各項目選択画面のアイコンと操作エリアが全て設定されると、制御部32は、ステップS44の処理として、当該ステップS39にて設定されたアイコンと操作エリアについての設定データを、上記操作設定テーブルメモリ43上に生成されている新規操作設定テーブル内に仮登録する。また、ステップS41の処理に進み、後述するようにしてショートカットキーアイコンとそれに対応した操作エリアの設定がなされると、制御部32は、ステップS44の処理として、当該ステップS41にて設定されたアイコンと操作エリアについての設定データを、新規操作設定テーブル内に仮登録する。同様に、ステップS43の処理に進み、後述するようにして項目選択画面のアイコンとそれに対応した操作エリアの設定がなされると、制御部32は、ステップS44の処理として、当該ステップS43にて設定されたアイコンと操作エリアについての設定データを、新規操作設定テーブル内に仮登録する。
上記ステップS44の処理後、又は、ステップS32〜ステップS34にて何れもノーと判定されると、制御部32は、ステップS35の処理として、ユーザが例えばクリアキーアイコンに対応する操作エリアを操作することによる終了の指示がなされたか否かを判定し、終了指示がなされていないときにはステップS31へ処理を戻し、一方終了指示がなされたときにはステップS36へ処理を進める。
ステップS36の処理に進むと、制御部32は、新規操作設定テーブルの内容が、既存の操作設定テーブルの内容と同じか否かを判定する。なお、操作設定テーブルメモリ43内に既に複数の操作設定テーブルが保存されている場合、当該ステップS36では、新規操作設定テーブルと同じ内容の既存操作設定テーブルが有るか否かを判定する。このステップS36の判定処理において、新規操作設定テーブルが既存操作設定テーブルと同じであると判定した場合、制御部32は、ステップS37にて、上記新規操作設定テーブルを削除した後、処理を終了する。一方、ステップS36にて新規操作設定テーブルが既存の操作設定テーブルと一致しないと判定した場合、制御部32は、ステップS38にて、表示部4の画面上に確認メッセージを表示してユーザに確認を取った後、その新規操作設定テーブルを操作設定テーブルメモリ43に正式に登録する。
〔完全設定のフロー〕
図21は、図20のフローチャートのステップS39で行われる完全設定のフローチャートを示している。
図21は、図20のフローチャートのステップS39で行われる完全設定のフローチャートを示している。
この図21において、制御部32は、完全設定の処理に進むと、先ずステップS51にて、待受画面の必須キーについてのアイコンとそれに対応する操作エリアに関する設定を行い、次にステップS52にてショートカットのアイコンとそれに対応する操作エリアに関する設定を行い、次にステップS53にて項目選択操作画面のアイコンとそれに対応する操作エリアに関する設定を行う。各ステップの詳細は後述する。
〔必須キー設定のフロー〕
図22は、図21のフローチャートのステップS51で行われる必須キー設定のフローチャートを示している。
図22は、図21のフローチャートのステップS51で行われる必須キー設定のフローチャートを示している。
上記図21のステップS51の必須キー設定処理に進むと、制御部32は、先ずステップS61の処理として、変数CNTを0に初期化する。当該変数CNTは、「0」が操作設定テーブルの「機能名」の「終話」についての設定に対応しており、「1」が「発話」、「2」が「クリア」、「3」がメニューについての設定に対応している。このステップS61の処理後、制御部32は、ステップS62へ処理を進める。
ステップS62の処理に進むと、制御部32は、タッチパッド3の各操作エリアのうち、未だ必須キーアイコンやメニューアイコンが割り当てられていない残エリアの中から、ユーザにより何れかの操作エリアが選択されたか否かを判定する。なお、当該操作エリアの選択の際、制御部32は、一例として、各操作エリアのうちの残エリアに対応する画面上の位置に点滅マーク等を表示させることにより、ユーザに対して何れの操作エリアが残エリアであるのかを知らせる。そして、それら点滅マークが表示されている画面位置に対応した操作エリアに対して、ユーザにより例えばタッチ操作等の所定操作がなされたときに、制御部32は、その操作エリアがユーザにより選択されたと判断し、ステップS63へ処理を進める。
なお、ステップS62にてユーザにより操作エリアの選択がなされていない状態のとき、制御部32は、ステップS72にて、例えばユーザが操作入力部5上のクリアキーや終了キー等を押下操作することなどによる終了指示がなされたか否かを見ている。このステップS72にて、終了指示がなされたと判定したとき、制御部32は、ステップS73へ処理を進め、前回設定された操作設定テーブルの必須キーに関する設定データを読み出し、その設定データを操作設定テーブルメモリ43の新規操作設定テーブル内に仮登録する(一時的に記憶させる)。このステップS73の後、制御部32は、図21のスタートへリターンする。
ステップS62にて操作エリアが選択されてステップS63の処理に進むと、制御部32は、当該選択された操作エリアの番号を新規操作設定テーブル内に仮登録し、次のステップS64へ処理を進める。
ステップS64の処理に進むと、制御部32は、上記選択された操作エリアについて「操作タイプ」が既に設定されているかどうかを判断すると共に、既に「操作タイプ」が設定されている時には、前述の図15の操作タイプ対応テーブルを参照して、当該既に設定されている「操作タイプ」と同時に設定可能な「操作タイプ」を特定する。すなわち、既に設定されている「操作タイプ」が例えばクリック操作であるような場合、当該ステップS64において、制御部32は、スライド操作やダブルスライド操作を選択可能な「操作タイプ」として特定する。一方、既に設定されている「操作タイプ」が例えばタッチ操作のような排他的操作である場合、このステップS64では選択可能な「操作タイプ」は存在しないと判断する。勿論、未だ何も「操作タイプ」が設定されていない場合、制御部32は全ての「操作タイプ」が使用可能であると判断する。このステップS64の処理後、制御部32は、ステップS65へ処理を進める。
ステップS65へ進むと、制御部32は、ステップS64にて使用可能とされた「操作タイプ」の何れかがユーザにより選択されたか否かを判断する。なお、当該「操作タイプ」の選択の際、制御部32は、一例として、画面上に選択可能な「操作タイプ」を表すメニュー項目(例えば「タッチ操作」「スライド操作」等の項目)を表示させることで、ユーザに対して何れの操作が設定可能であるのかを知らせる。そして、ユーザが「操作タイプ」のメニュー項目から所望の操作タイプを選択すると、制御部32は、その「操作タイプ」がユーザにより選択されたと判断し、ステップS66へ処理を進める。
なお、ステップS65にてユーザにより「操作タイプ」の選択がなされていない状態のとき、ステップS72において操作入力部5上のクリアキーや終了キーの押下操作による終了指示がユーザによりなされたと判定したとき、制御部32は、ステップS73にて、前回設定された操作設定テーブルの必須キーに関する設定データを新規操作設定テーブル内に仮登録した後、図21のスタートへリターンする。
ステップS65にて「操作タイプ」が選択されてステップS66の処理に進むと、制御部32は、当該選択された「操作タイプ」のデータを新規操作設定テーブル内に仮登録し、次のステップS67へ処理を進める。
ステップS67の処理に進むと、制御部32は、上記選択された操作エリアについて更なる「操作タイプ」の設定が可能かどうかを判断し、更なる「操作タイプ」の設定が可能であると判断した時にはステップS70へ処理を進め、一方、更なる「操作タイプ」の設定は出来ないと判断した時にはステップS68へ処理を進める。
ステップS67からステップS70の処理に進むと、制御部32は、変数CNTが3になったか否か、つまり、メニューまで設定が終わったか否か判定し、メニューまで設定が終わっていないと判定したときには、ステップS71にて変数CNTを1インクリメントした後、ステップS62へ処理を戻す。一方、ステップS70にてメニューまで処理が終わったと判定した場合、制御部32は、図21のスタートへリターンする。
また、ステップS67からステップS68の処理に進むと、制御部32は、上記選択された操作エリアを使用エリアに設定し、次いでステップS69の処理として、全ての操作エリアから使用エリアを除いた残りの操作エリアを残エリアに設定した後、ステップS70へ処理を進める。
〔ショートカット設定のフロー〕
図23は、図21のフローチャートのステップS51、若しくは、図20のフローチャートのステップS41で行われるショートカット設定のフローチャートを示している。
図23は、図21のフローチャートのステップS51、若しくは、図20のフローチャートのステップS41で行われるショートカット設定のフローチャートを示している。
図21のステップS51若しくは図20のステップS41のショートカット設定の処理に進むと、制御部32は、先ずステップS81の処理として、新規操作設定テーブルから、必須キーアイコンとメニューアイコンに使用されている操作エリアを除いた残エリアの取得する。そして、制御部32は、ステップS82の処理として残エリアが有るか否か判定し、残エリアが有る時にはステップS83へ処理を進める。一方、ステップS82にて残エリアが無いと判断した場合、制御部32は、ステップS93にて、残エリアが無く新たなショートカットキーアイコンの設定は出来ない旨を示すエラーメッセージを画面上に表示させた後、ステップS94へ処理を進める。
次に、ステップS83の処理に進むと、制御部32は、ショートカットキーアイコンとして設定可能な各種機能のうち何れかがユーザにより選択されたか否かを判断する。本実施形態において、このステップS83における機能選択の際、制御部32は、各機能に対応したメニュー項目を画面上に表示させ、それら各メニュー項目の中からユーザにより何れかのメニュー項目が選択されたとき、そのメニュー項目の機能がユーザにより選択されたと判断する。当該ステップS83にて、ユーザによる機能選択がなされたと判断した場合、制御部32は、上記選択された機能を新規操作設定テーブルに仮登録した後、ステップS85へ処理を進める。
なお、ステップS83にてユーザにより機能の選択がなされていない状態のとき、制御部32は、ステップS95にて、例えばユーザが操作入力部5上のクリアキーや終了キー等を押下操作することなどによる終了指示がなされたか否かを見ている。このステップS95にて、終了指示がなされたと判定したとき、制御部32は、ステップS93へ処理を進め、ショートカットキー設定処理が行われずに終了した旨のエラーメッセージを画面上に表示させる。
ステップS85の処理に進むと、制御部32は、残エリアの中からユーザにより何れかの操作エリアが選択されたか否かを判定する。なお、このステップS85の場合の操作エリアの選択の際にも、前述のステップS62の場合と同様に、制御部32は、残エリアに対応する画面上の位置に点滅マーク等を表示し、その点滅マークが表示されている画面位置に対応した操作エリアに対してユーザにより所定操作がなされたときに、その操作エリアがユーザにより選択されたと判断する。当該ステップS85にて、ユーザによる操作エリア選択がなされたと判断した場合、制御部32は、ステップS86にて、上記選択された操作エリアの番号を新規操作設定テーブルに仮登録した後、ステップS87へ処理を進める。
なお、ステップS85にてユーザにより操作エリアの選択がなされていない状態のとき、制御部32は、ステップS95にて、ユーザから終了指示がなされたか否かを見ており、終了指示がなされたと判定したとき、ステップS93へ処理を進め、ショートカットキー設定処理が行われずに終了した旨のエラーメッセージを画面上に表示させる。
ステップS87の処理に進むと、制御部32は、前述のステップS64と同様に、上記選択された操作エリアについて「操作タイプ」が既に設定されているかどうかを判断すると共に、既に「操作タイプ」が設定されている時には、前述の図15の操作タイプ対応テーブルを参照して、当該既に設定されている「操作タイプ」と同時に設定可能な「操作タイプ」を特定する。このステップS87の処理後、制御部32は、ステップS88へ処理を進める。
ステップS88へ進むと、制御部32は、前述のステップS65と同様に、ステップS87にて使用可能とされた「操作タイプ」の何れかがユーザにより選択されたか否かを判断する。そして、ユーザが「操作タイプ」のメニュー項目から所望の操作タイプを選択すると、制御部32は、その「操作タイプ」がユーザにより選択されたと判断し、ステップS89へ処理を進める。
なお、ステップS88にてユーザにより「操作タイプ」の選択がなされていない状態のとき、ステップS95において終了指示がユーザによりなされたと判定したとき、制御部32は、ステップS93へ処理を進め、ショートカットキー設定処理が行われずに終了した旨のエラーメッセージを画面上に表示させる。
ステップS88にて「操作タイプ」が選択されてステップS89の処理に進むと、制御部32は、当該選択された「操作タイプ」のデータを新規操作設定テーブル内に仮登録し、次のステップS90へ処理を進める。
ステップS90の処理に進むと、制御部32は、上記選択された操作エリアについて更なる「操作タイプ」の設定が可能かどうかを判断し、更なる「操作タイプ」の設定が可能であると判断した時にはステップS94へ処理を進め、一方、更なる「操作タイプ」の設定は出来ないと判断した時にはステップS91へ処理を進める。
ステップS90からステップS94の処理に進むと、制御部32は、終了指示がユーザによりなされたか否か判断し、終了指示が有ったと判断した場合には、図21のスタートへリターンする。一方、終了指示ななされていないと判断した場合、制御部32は、ステップS82へ処理を戻す。
また、ステップS90からステップS91の処理に進むと、制御部32は、上記選択された操作エリアを使用エリアに設定し、次いでステップS92の処理として、全ての操作エリアから使用エリアを除いた残りの操作エリアを残エリアに設定した後、ステップS94へ処理を進める。
〔項目選択操作設定のフロー〕
図24は、図21のフローチャートのステップS53、若しくは、図20のフローチャートのステップS43で行われる項目選択操作設定のフローチャートを示している。
図24は、図21のフローチャートのステップS53、若しくは、図20のフローチャートのステップS43で行われる項目選択操作設定のフローチャートを示している。
図21のステップS53若しくは図20のステップS43の項目選択操作設定の処理に進むと、制御部32は、先ずステップS100の処理として、新規操作設定テーブルから、必須キーアイコンに使用されている操作エリアを除いた残エリアの取得する。
次に、制御部32は、ステップS101の処理として、変数CNTを0に初期化する。この図24の場合の変数CNTは、「0」が操作設定テーブルの「機能名」の「縦スクロール」についての設定に対応しており、「1」が「横スクロール」、「2」が「決定」、「3」が「ソフトキー1」、「4」が「ソフトキー2」についての設定に対応している。このステップS101の処理後、制御部32は、ステップS102へ処理を進める。
ステップS102の処理に進むと、制御部32は、前述のステップS62と同様に、各操作エリアのうちの残エリアの中からユーザにより何れかの操作エリアが選択されたか否かを判定する。そして、残エリアの中からユーザにより何れかの操作エリアが選択されたとき、制御部32は、ステップS103へ処理を進める。
なお、ステップS102にてユーザにより操作エリアの選択がなされていない状態のときに、ステップS112にて操作入力部5を介した終了指示がユーザによりなされたと判定したとき、制御部32は、ステップS113へ処理を進め、前回設定された操作設定テーブルの項目選択操作に関する設定データを読み出し、その設定データを新規操作設定テーブル内に仮登録する。このステップS113の後、制御部32は、図21のスタートへリターンする。
ステップS102にて操作エリアが選択されてステップS103の処理に進むと、制御部32は、当該選択された操作エリアの番号を新規操作設定テーブル内に仮登録し、次のステップS104へ処理を進める。
ステップS104の処理に進むと、制御部32は、前述のステップS64と同様に、当該選択された操作エリアについて「操作タイプ」が既に設定されているかどうかを判断すると共に、既に「操作タイプ」が設定されている時には、前述の図15の操作タイプ対応テーブルを参照して、当該既に設定されている「操作タイプ」と同時に設定可能な「操作タイプ」を特定する。このステップS104の処理後、制御部32は、ステップS105へ処理を進める。
ステップS105へ進むと、制御部32は、前述のステップS65と同様、ステップS104にて使用可能とされた「操作タイプ」の何れかがユーザにより選択されたか否かを判断する。そして、ユーザが「操作タイプ」のメニュー項目から所望の操作タイプを選択すると、制御部32は、その「操作タイプ」がユーザにより選択されたと判断し、ステップS106へ処理を進める。
なお、ステップS105にてユーザにより「操作タイプ」の選択がなされていない状態のとき、ステップS112においてユーザから終了指示が入力されたとき、制御部32は、ステップS103にて、前回設定された操作設定テーブルの項目選択操作に関する設定データを新規操作設定テーブル内に仮登録した後、図21のスタートへリターンする。
ステップS105にて「操作タイプ」が選択されてステップS106の処理に進むと、制御部32は、当該選択された「操作タイプ」のデータを新規操作設定テーブル内に仮登録し、次のステップS107へ処理を進める。
ステップS107の処理に進むと、制御部32は、上記選択された操作エリアについて更なる「操作タイプ」の設定が可能かどうかを判断し、更なる「操作タイプ」の設定が可能であると判断した時にはステップS110へ処理を進め、一方、更なる「操作タイプ」の設定は出来ないと判断した時にはステップS108へ処理を進める。
ステップS67からステップS110の処理に進むと、制御部32は、変数CNTが4になったか否か、つまりソフトキー2までの各設定が行われたか否かを判定し、各設定が終わっていないと判定したときには、ステップS111にて変数CNTを1インクリメントした後、ステップS102へ処理を戻す。一方、ステップS110にて各設定処理が終わったと判定した場合、制御部32は、図21のスタートへリターンする。
また、ステップS107からステップS108の処理に進むと、制御部32は、上記選択された操作エリアを使用エリアに設定し、次いでステップS109の処理として、全ての操作エリアから使用エリアを除いた残りの操作エリアを残エリアに設定した後、ステップS110へ処理を進める。
以上説明したようなことから、本発明実施形態の携帯電話端末によれば、画面上に表示するアイコン、及びそれら各アイコンに対応する操作エリアと、各操作エリアに割り付けられる機能を、ユーザが任意に選択設定することができることになる。
〔利き手設定〕
ところで、本実施形態の携帯電話端末は、例えば、第3階層の操作設定機能の一つとして、画面上のアイコン配置及びそれら各アイコンに対応する操作エリアと機能を、ユーザの利き手に応じて自動的に変更する機能、つまり操作設定テーブルの設定データを利き手に応じて自動変更する機能(以下、利き手設定機能と呼ぶ)を有している。すなわち、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザの利き手に合わせて、例えば使用頻度の高いアイコンを利き手に合わせた位置に配置変更することで、ユーザにとって、より良い使い勝手を提供可能となっている。利き手に応じた設定変更の一例として、図11のデフォルトの待受画面を例に挙げて説明すると、ユーザが例えば左利きである場合には、キーロックアイコン62とスクロールバーアイコン63を左側にし、発信履歴アイコン59,頻度履歴アイコン60,着信履歴アイコン61を右側にする等が考えられる。その他、ユーザが例えば左利きである場合には、デフォルトの項目選択画面の場合における「決定」の操作を、タッチパッド3の全操作エリアに対するダブルクリック操作ではなく、例えば左下の操作エリアE4のダブルクリック操作に変更する等が考えられる。
ところで、本実施形態の携帯電話端末は、例えば、第3階層の操作設定機能の一つとして、画面上のアイコン配置及びそれら各アイコンに対応する操作エリアと機能を、ユーザの利き手に応じて自動的に変更する機能、つまり操作設定テーブルの設定データを利き手に応じて自動変更する機能(以下、利き手設定機能と呼ぶ)を有している。すなわち、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザの利き手に合わせて、例えば使用頻度の高いアイコンを利き手に合わせた位置に配置変更することで、ユーザにとって、より良い使い勝手を提供可能となっている。利き手に応じた設定変更の一例として、図11のデフォルトの待受画面を例に挙げて説明すると、ユーザが例えば左利きである場合には、キーロックアイコン62とスクロールバーアイコン63を左側にし、発信履歴アイコン59,頻度履歴アイコン60,着信履歴アイコン61を右側にする等が考えられる。その他、ユーザが例えば左利きである場合には、デフォルトの項目選択画面の場合における「決定」の操作を、タッチパッド3の全操作エリアに対するダブルクリック操作ではなく、例えば左下の操作エリアE4のダブルクリック操作に変更する等が考えられる。
図25には、利き手設定機能が起動した場合のフローチャートを示す。
図25において、利き手設定機能のメニュー項目がユーザにより選択されて利き手設定機能が起動すると、制御部32は、ステップS1にて、画面上に例えば「左手操作、右手操作のどちらかを入力して下さい。左手操作の場合は、液晶枠のをダブルクリック。右手操作の場合は右側をダブルクリックして下さい。」などのメッセージを表示する。
次に、制御部32は、タッチパッド3の各操作エリアのうち、ステップS2にて表示部4の右側の操作エリアがダブルクリック操作されたと判定した場合には、ステップS4にて操作設定テーブルを右利き用に更新し、一方、ステップS3にて左側の操作エリアがダブルクリック操作されたと判定した場合には、ステップS5にて操作設定テーブルを左利き用に更新する。
その後、制御部32は、ステップS6の処理として、画面上に例えば「このアイコンの配置でよろしいですか?」等のメッセージを表示させ、ユーザが決定操作を行ったときに、ステップS7にて操作設定テーブルを更新する。
なお、この図25に示した利き手設定は、本実施形態の携帯電話端末の初期起動時に行われても良い。
〔キーロック設定〕
図26には、キーロック処理部42の動作フローチャートを示す。
図26には、キーロック処理部42の動作フローチャートを示す。
図26において、本実施形態の携帯電話端末において、キーロック処理部42は、ステップS21にてキーロック機能がオンされているか否か(キーロック設定がなされているか)判断し、キーロック機能がオンされているときには、ステップS22にてタッチパッド3の機能をオフさせ、一方、キーロック機能がオフされているときには、ステップS23にてタッチパッド3の機能をオンさせる。
〔メニュー項目表示の他の例〕
本実施形態において、画面上に表示される各アイコンは、前述の図7で説明したような配置の他に、例えば図27に示すような配置も可能である。この図27によれば、例えばメニュー項目に対応した各アイコン81〜85が縦一列に並べられている。なお、この図27の配置例の場合、タッチパッド3の検知エリアは、それら各アイコン81〜85に対応して分割されることは言うまでもない。
本実施形態において、画面上に表示される各アイコンは、前述の図7で説明したような配置の他に、例えば図27に示すような配置も可能である。この図27によれば、例えばメニュー項目に対応した各アイコン81〜85が縦一列に並べられている。なお、この図27の配置例の場合、タッチパッド3の検知エリアは、それら各アイコン81〜85に対応して分割されることは言うまでもない。
〔まとめ〕
以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、表示部4の周囲に配置したタッチパッド3により各種の操作入力が可能となされているため、操作入力デバイス用の特別なスペースを必要とせず、筐体の小型化と表示画面の大面積化を実現できると共に、各画面においてアイコンの配置のタッチパッド3の各操作エリアへの機能の割り付けをユーザの好みに応じて設定でき、さらには、ユーザの利き手に応じてアイコン配置や各操作エリアの機能割り付け等を変更できるため、各種機能をユーザが実行指示する際に使い勝手の良い操作感をユーザに与えることができる。
以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、表示部4の周囲に配置したタッチパッド3により各種の操作入力が可能となされているため、操作入力デバイス用の特別なスペースを必要とせず、筐体の小型化と表示画面の大面積化を実現できると共に、各画面においてアイコンの配置のタッチパッド3の各操作エリアへの機能の割り付けをユーザの好みに応じて設定でき、さらには、ユーザの利き手に応じてアイコン配置や各操作エリアの機能割り付け等を変更できるため、各種機能をユーザが実行指示する際に使い勝手の良い操作感をユーザに与えることができる。
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
本実施形態は、携帯電話端末に限らず、例えばPDA(Personal Digital Assistant)、ディジタルテレビジョン受像機やカーナビゲーション装置のリモートコントローラ、コンピュータマウスなどの各種の電子機器に適用可能である。
1 第1の筐体、2 第2の筐体、3 タッチパッド、4 表示部、5 操作入力部、6 カメラ部、8 スピーカ、9 マイクロホン、7a スタンド取り付け部、7b スタンド、30 内部回路構成、31 アンテナ、32 制御部、33 通信回路、34 表示部、35 操作部、36 メモリ、37 タッチパッド、38 入力内容判断部、39 スピーカ、40 マイクロホン、 41 カメラ部、42 キーロック処理部、43 操作設定テーブルメモリ、44 検知センサ、45 タイマー回路、51 アイコン、52 カーソル、E1〜E12 操作エリア、53 発話キーアイコン、54 クリアキーアイコン、55 終話/待受画面戻りキーアイコン、56 メニューアイコン、57 インターネットアイコン、58 メールアイコン、59 発信履歴アイコン、60 頻度履歴アイコン、61 着信履歴アイコン、62 キーロックアイコン、63,70 スクロールバーアイコン、64,66 ソフトキーアイコン、65,72 横スクロールバーアイコン、67,68,73 縦スクロールバーアイコン、69 スケジュールアイコン
Claims (7)
- 画像を表示可能な画面を備えた表示部と、
上記表示部の画面の周囲に検知エリアが配され、その検知エリアにて外部物体による接触場所と接触時間を少なくとも検知可能であり、且つ、上記接触場所と接触時間の組み合わせによる複数種類の操作タイプをそれぞれ弁別して検知可能な操作検知部と、
実行可能な複数の各機能と、上記操作検知部の検知エリアが複数に分割された各エリアと、上記操作検知部が弁別可能な複数種類の各操作タイプとを、各々関連付けて登録するための操作設定登録情報を記憶可能な記憶部と、
上記複数のエリアの中からユーザにより選択されたエリアと、上記複数の機能の中からユーザにより選択された機能とを、関連付けて登録した操作設定登録情報を生成して、上記記憶部に記憶させる登録情報生成部と、
上記記憶部内の上記操作設定登録情報に登録されている上記機能を取得し、その機能を表すための機能情報画像を生成し、当該操作設定登録情報内で当該機能に関連付けられて登録されている上記エリアに対応した画面位置上に、当該機能情報画像を表示させる機能情報生成表示制御部と、
上記操作検知部より供給された操作検知信号から、ユーザにより指示されたエリアとユーザが行った操作タイプを取得すると共に、当該操作タイプとエリアに対応した機能を、上記記憶部内に記憶されている操作設定登録情報から取得し、当該取得した機能を実行する機能実行制御部とを有する
ことを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項1記載の携帯型電子装置であって、
上記登録情報生成部は、上記複数の各機能を複数の階層に分別しており、上記操作設定登録情報生成の際に、上記複数の階層のうち最上位の階層に含まれる各機能を、必ず上記複数のエリアの何れかと関連付けた上記操作設定登録情報を生成することを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項1記載の携帯型電子装置であって、
上記記憶部に複数の操作設定登録情報が記憶されているとき、それら複数の操作設定登録情報の何れかを切り換え選択可能な登録情報選択手段を有することを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項1記載の携帯型電子装置であって、
上記登録情報生成部は、同一のエリアに対して同時使用可能な操作タイプの対応情報を有し、上記操作設定登録情報の生成の際に、同一のエリアに対して複数の操作タイプを上記操作設定登録情報に登録する場合には、上記操作タイプの対応情報を参照し、同時使用可能な操作タイプについてのみ上記操作設定登録情報への登録を許可することを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項1記載の携帯型電子装置であって、
上記記憶部に記憶されている操作設定登録情報の登録内容を変更可能な登録情報変更部と、
上記操作検知部より供給された操作検知信号から、ユーザの利き手を判別する利き手判別部とを有し、
上記登録情報変更部は、上記利き手判別部からのユーザの利き手情報に応じて、上記記憶部内の操作設定登録情報の登録内容を変更することを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項1記載の携帯型電子装置であって、
上記操作検知部は、上記表示部の画面の全周を取り囲んで配置されるタッチパッドであることを特徴とする携帯型電子装置。 - 請求項1記載の携帯型電子装置であって、
上記表示部と操作検知部が一方の主面部上に設けられた第1の筐体と、
一方の主面部上にユーザにより操作可能な操作デバイスを備えた第2の筐体と、
上記第2の筐体を第1の筐体下に収納するための収納手段と、
上記第2の筐体を収納手段により収納することにより上記第2の筐体の操作デバイスが使用不能になる第1の状態と、第2の筐体を上記収納手段に収納しないことにより上記第2の筐体の操作デバイスが使用可能になる第2の状態とを、判定する状態判定部と、
上記状態判定手段が上記第1の状態であると判定した時には、上記第1の筐体上の上記操作検知部を機能させ、一方、上記状態判定手段が上記第2の状態であると判定した時には、少なくとも上記第2の筐体の上記操作デバイスを機能させる機能切換部とを有することを特徴とする携帯型電子装置。
Priority Applications (1)
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JP2003353681A JP2005122271A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | 携帯型電子装置 |
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