JP2005112209A - Vehicle basket structure - Google Patents
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Abstract
【課題】 積載する荷物の体積が十分でない点を解決することで、十分な量の荷物を積載することを可能にする。
【解決手段】 ヘッドパイプ12にハンドルポスト36を回転自在に取付け、このハンドルポスト36にハンドル15を取付け、このハンドル15をハンドルカバー37で覆うとともにハンドルポスト36廻りを車体カバー24で覆い、この車体カバー24の前方に荷物を積載するバスケット61を配置し、このバスケット61の開口面63を塞ぐロールスクリーン62を設けた自動二輪車(車両)10において、巻取りロールを、バスケット61とフロントカバー41との間に設けるとともに、巻取りロール86の軸115を、フロントカバー41の上端よりも高い位置且つハンドルカバー37側に寄せて設定した。
【選択図】 図1PROBLEM TO BE SOLVED: To load a sufficient amount of luggage by solving the point that the volume of the loaded luggage is not sufficient.
A handle post 36 is rotatably attached to a head pipe 12, a handle 15 is attached to the handle post 36, the handle 15 is covered with a handle cover 37, and the area around the handle post 36 is covered with a vehicle body cover 24. In the motorcycle (vehicle) 10 in which a basket 61 for loading luggage is disposed in front of the cover 24 and a roll screen 62 is provided to close the opening surface 63 of the basket 61, the winding roll is connected to the basket 61, the front cover 41, and the like. The shaft 115 of the take-up roll 86 is set at a position higher than the upper end of the front cover 41 and closer to the handle cover 37 side.
[Selection] Figure 1
Description
本発明は、バスケットに積載する荷物の体積を増加させることができるとともにバスケット廻りの意匠性の向上を図ることができる車両のバスケット構造に関するものである。 The present invention relates to a basket structure for a vehicle that can increase the volume of a load loaded on the basket and can improve the design around the basket.
車両のバスケット構造として、ハンドルのハンドルポスト廻りを車体カバーで覆い、この車体カバーの前方に荷物を積載するバスケットを配置したものが実用に供されている。 As a vehicle basket structure, a structure in which a handle post of a handle is covered with a vehicle body cover and a basket for loading luggage is disposed in front of the vehicle body cover is put to practical use.
このような車両のバスケット構造として、スクータ型車両のハンドルの前部にロールスクリーンを備えたバスケットを配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図11は従来の基本構成を説明する図であり、特許文献1の車両のバスケット構造200は、ヘッドパイプ201にハンドルポスト202を回転自在に取付け、このハンドルポスト202廻りを車体カバー205で覆い、この車体カバー205の前方に荷物を積載するバスケット206を配置し、このバスケット206の開口面207を覆うロールスクリーン(ロールスクリーン組立体)208を配置し、バスケット206の下部にヘッドライト209を配置し、このヘッドライト209の後方に且つ後ろ下がりにバスケット206の取付け部211を形成したものである。
なお、212はバスケット206の前面、213はバスケット206の底、214はロールスクリーン208の巻取りロールを示す。
FIG. 11 is a diagram for explaining a conventional basic configuration. In the
しかし、特許文献1の車両のバスケット構造200では、ロールスクリーン208の巻取りロール214を高さ方向に関して後ろの車体カバー205の上端近くに設定したものであり、バスケット206の深さを十分にとることができず、積載する荷物の体積に制限を課すという問題があった。
However, in the
すなわち、より多くの荷物を積載することができる車両のバスケット構造が望まれる。 That is, a vehicle basket structure capable of loading more luggage is desired.
本発明は、より多くの荷物を積載することができる車両のバスケット構造を提供することを課題とする。 An object of the present invention is to provide a basket structure for a vehicle that can carry more luggage.
請求項1に係る車両のバスケット構造の発明は、ヘッドパイプにハンドルポストを回転自在に取付け、このハンドルポストにハンドルを取付け、このハンドルをハンドルカバーで覆うとともにハンドルポスト廻りを車体カバーで覆い、この車体カバーの前方に荷物を積載するバスケットを配置し、このバスケットの開口面を塞ぐロールスクリーンを設けた車両において、ロールスクリーンを、バスケットの開口面を覆うスクリーンと、このスクリーンを巻取る巻取りロールと、この巻取りロールを覆うカバー体と、から構成し、巻取りロールの軸を、車体カバーの上端よりも高い位置で且つハンドルカバー側の前端近傍に設定したことを特徴とする。
According to the invention of the basket structure for a vehicle according to
例えば、十分な量の荷物を積載することができることは、バスケットの有用性の向上を図ることができるので好ましいことである。 For example, it is preferable that a sufficient amount of luggage can be loaded because the usefulness of the basket can be improved.
そこで、巻取りロールの軸を、車体カバーの上端よりも高い位置で且つハンドルカバー側の前端近傍に設定した。 Therefore, the shaft of the take-up roll was set at a position higher than the upper end of the vehicle body cover and in the vicinity of the front end on the handle cover side.
すなわち、巻取りロールの軸を、車体カバーの上端よりも高い位置で且つハンドルカバー側の前端近傍に設定することで、バスケットの高さ及びバスケットの前後長さを十分に稼ぐようにする。 That is, by setting the shaft of the winding roll at a position higher than the upper end of the vehicle body cover and in the vicinity of the front end on the handle cover side, the basket height and the front-rear length of the basket are sufficiently earned.
請求項2に係る発明は、カバー体の後端を、ハンドルカバーの下方に潜り込ませたことを特徴とする。
カバー体の後端を、ハンドルカバーの下方に潜り込ませることで、バスケットとハンドルカバーとの間の隙間を隠すようにする。
The invention according to claim 2 is characterized in that the rear end of the cover body is buried under the handle cover.
The gap between the basket and the handle cover is hidden by letting the rear end of the cover body enter under the handle cover.
請求項3に係る発明は、カバー体の前端に、巻取りロールの前部を覆うひさしを形成し、このひさしをスクリーンの略上面まで延ばしたこと特徴とする。
カバー体の前端に、巻取りロールの前部を覆うひさしを形成し、このひさしをスクリーンの略上面まで延ばすことで、スクリーンをバスケットに引出したときに、前方から巻取りロールを見えないようにする。
The invention according to claim 3 is characterized in that an eaves covering the front portion of the winding roll is formed at the front end of the cover body, and the eaves are extended to a substantially upper surface of the screen.
At the front end of the cover body, an eaves that covers the front of the take-up roll is formed, and this eaves is extended to the upper surface of the screen so that the take-up roll cannot be seen from the front when the screen is pulled out to the basket. To do.
請求項4は、バスケットにスクリーンを係止する突起部をスクリン側に設け、突起部を弾性変形可能な樹脂にて形成したことを特徴とする。
突起部を弾性変形可能な樹脂にて形成することで、バスケット側に緩衝性をもたせて係止することができる。
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a projecting portion for locking the screen on the basket on the screen side, and the projecting portion is formed of an elastically deformable resin.
By forming the protrusions with a resin that can be elastically deformed, the basket can be locked with buffering.
請求項1に係る発明では、ロールスクリーンの巻取りロールを、バスケットと車体カバーとの間に設けたので、バスケットの前後方向の長さを十分に稼ぐことができるとともに、巻取りロールの軸を、車体カバーの上端よりも高い位置且つハンドルカバー側に寄せて設定したので、バスケットの高さ及びバスケットの前後長さを十分に稼ぐことができる。この結果、バスケットの体積を増加することができ、十分な量の荷物を積載することができるという利点がある。
In the invention according to
請求項2に係る発明では、カバー体の後端を、ハンドルカバーの下方に潜り込ませたので、バスケットとハンドルカバーとの間の隙間を隠すことができる。この結果、バスケットやハンドルカバー廻りの意匠の向上を図ることができるという利点がある。 In the invention which concerns on Claim 2, since the rear end of the cover body was sunk under the handle cover, the clearance gap between a basket and a handle cover can be hidden. As a result, there is an advantage that the design around the basket and the handle cover can be improved.
請求項3に係る発明では、カバー体の前端に、巻取りロールの前部を覆うひさしを形成し、このひさしをスクリーンの略上面まで延ばしたので、スクリーンをバスケットに引出したときに、前方から巻取りロールを見えないようにすることができる。この結果、ロールスクリーンの見栄えの向上を図ることができるという利点がある。 In the invention according to claim 3, since the eaves for covering the front part of the winding roll is formed at the front end of the cover body and this eaves is extended to the substantially upper surface of the screen, when the screen is pulled out to the basket, The winding roll can be hidden. As a result, there is an advantage that the appearance of the roll screen can be improved.
請求項4では、バスケットにスクリーンを係止する突起部をスクリン側に設け、突起部を弾性変形可能な樹脂にて形成したので、バスケット側に緩衝性をもたせて係止することができるという利点がある。 According to the fourth aspect of the present invention, since the protruding portion for locking the screen to the basket is provided on the screen side, and the protruding portion is formed of a resin that can be elastically deformed, the basket side can be locked with a buffer property. There is.
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両のバスケット構造を採用した自動二輪車の左側面図であり、車両としての自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム11のヘッドパイプ12に取付けたフロントフォーク13と、フロントフォーク13に取付けた前輪14と、フロントフォーク13に連結したハンドル15と、車体フレーム11の後上部に取付けたスイング式パワーユニット16と、パワーユニット16の後部に取付けた後輪17と、車体フレーム11の後部上部にパワーユニット16を懸架するリヤサスペンション18と、車体フレーム11の後部上部に取付けた物品収納部21と、物品収納部21の上部に取付けたシート22と、物品収納部21の後方で車体フレーム11の後部上部に取付けた燃料タンク23と、車体フレーム11を覆う車体カバー(ボディカバー)24とを、主要構成としたスクータ型車両である。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. The drawings are viewed in the direction of the reference numerals.
FIG. 1 is a left side view of a motorcycle employing a vehicle basket structure according to the present invention. A
車体フレーム11は、前部の前フレーム26と後部の後フレーム27とに前後二分割した分割フレームである。
パワーユニット16は、物品収納部21及びシート22の下方に配置したものであり、前部のエンジン28と後部の無段変速機29との組合せ構造である。エンジン28は、シリンダを車体前方へ向けてほぼ水平に配置した、単気筒4サイクル水冷式エンジンである。無段変速機29は、例えばベルト式変速機である。
The vehicle body frame 11 is a divided frame that is divided into a
The
この図は、後輪17の左側方にエアクリーナ31を配置し、このエアクリーナ31をパワーユニット16の後部上部に取付けたことを示す。32はエアクリーナ31及びエンジン28の間に配置したキャブレタ、33はエンジンから延出した排気管、34は排気管33に接続したマフラである。また、物品収納部21は、ヘルメット35等の各種物品を収納する収納ボックスである。
ハンドル15は、ヘッドパイプ12にハンドルポスト36を回転自在に取付け、このハンドルポスト36に固定するとともにハンドルカバー37で覆ったものである。
This figure shows that an
The
車体カバー24は、ヘッドパイプ12及びハンドルポスト36の前部を覆うフロントカバー41と、運転者の脚部を覆うためのレッグシールド42と、ハンドルポスト36及びハンドルポスト36の後部を覆うハンドルポストリヤ側カバー43と、運転者の足載せのためのステップフロア44と、ステップフロア44の下方に配置して車体フレーム11の下部を覆うアンダカバー45と、車体フレーム11の後半部を覆うリヤサイドカバー46とからなる。
The
図中、51はフロントサスペンション、52はフロントカバー41の上部に配置したヘッドライト、54は前輪14を覆うフロントフェンダ、55はメインスタンド、56はリヤフェンダである。
本発明に係る車両のバスケット構造60は、十分な積載量を稼ぐことができるとともに、積載した荷物をしっかりと支持することができるバスケット構造であり、以下、その詳細を説明する。
In the figure, 51 is a front suspension, 52 is a headlight disposed at the top of the
The
図2は本発明に係る車両のバスケット構造の斜視図であり、車両のバスケット構造60は、先に説明したハンドルカバー37と、フロントカバー41と、ハンドルポストリヤ側カバー43(図1参照)と、ヘッドライト52と、これらのハンドルカバー37、フロントカバー41、ハンドルポストリヤ側カバー43及びヘッドライト52廻りに配置することで荷物を積載するバスケット61と、このバスケット61上部後方に取付けることでバスケット61の開口面63を覆うロールスクリーン(ロールスクリーン組立体)62と、から構成する。
FIG. 2 is a perspective view of a vehicle basket structure according to the present invention. The
図3は本発明に係る車両のバスケット構造の側面図であり、バスケット61は、樹脂にて一体的に形成した部材であって、中央の底部64の周囲に下方に膨出させた膨出部としての前膨出部65及び膨出部としての左右の膨出部66,66を形成し、これらの前膨出部65から壁部としての前壁部67を形成するとともに左・右の膨出部66,66から壁部としての左右の壁部68,68をそれぞれ形成し、これらの前壁部67から網面部としての前網面部71を形成するとともに左右の壁部68,68から網面部としての左右の網面部72,72をそれぞれ形成し、底部64の後方及び左右の膨出部66,66の後方から後壁部73を形成し、これらの後壁部73、前網面部71及び左右の網面部72,72に上縁74を廻し、この上縁74の前側及び両側(左右)に金属製の補強部材75を埋め込んだものである。
FIG. 3 is a side view of the basket structure of the vehicle according to the present invention. The
また、バスケット61は、側面視で開口面63を形成する上縁74と前面76(前壁部67及び前網面部71)とを略直角に構成するとともに、側面視で壁部68及び網面部72の境界線Cを後方に向けて上り勾配に形成したものである。
In addition, the
図4は本発明に係る車両のバスケット構造のバスケットの平面図であり、バスケット61は、底部64の前方に前膨出部65を形成し、底部64の側方に左右の膨出部66,66を形成したことを示す。なお、前膨出部65及び左右の膨出部66,66は、平面視でコ字状に連続的に形成したものであることを示す。
FIG. 4 is a plan view of a basket having a basket structure for a vehicle according to the present invention. The
底部64は、略水平に形成するものであり、バスケット61をフロントカバー41(図2参照)に取付ける取付け部77・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)を略水平に設けた。また、取付け部77・・・は、フロントカバー41(図2参照)に取付けた状態でヘッドライト52の後方に位置するように設けたものである。
後壁部73は、フロントカバー41に止めるための止め孔78,78を備える。
The
The
上縁74は、ロールスクリーン62で開口面63を覆うときにロールスクリーン62(図2参照)を係止する横長の貫通孔79を前側に形成し、後部左右にロールスクリーン62を係止する係止片81,81とを形成したものである。また、補強部材75は、横長の貫通孔79よりも大きい孔82を備える。
The
図5は本発明に係る車両のバスケット構造のバスケットの正面図であり、バスケット61の底部64側方に左右の膨出部66,66を設けたことを示すとともに、バスケット61の上縁74の前面に横長の貫通孔79を設けたことを示す。
バスケット61に、上縁74の前面(前面上部)に横長の貫通孔79を備えることで、後述するように、バスケット61の開口面63を覆うロールスクリーン62等の引っ掛けに貫通孔79を使用する場合に、ロールスクリーン62を引っ掛け易くすることともに、横長なので貫通孔79にロールスクリーン62の傾きを防止できるとともに、ロールスクリーン62を強固に引っ掛けることができる。
FIG. 5 is a front view of the basket of the vehicle basket structure according to the present invention, showing that the left and right bulging
By providing the
図6は本発明に係る車両のバスケット構造の側面断面図であり、車両のバスケット構造60は、車体前部を覆うフロントカバー41に一体的に取付けるバスケット61の構造であり、ヘッドパイプ12にハンドルポスト36を回転自在に取付け、このハンドルポスト36にハンドル15(図1参照)を取付け、このハンドル15をハンドルカバー37で覆うとともにハンドルポスト36廻りを車体カバー24で覆い、この車体カバー24の前方に荷物を積載するバスケット61を配置した自動二輪車(車両)10において、バスケット61を、樹脂にて一体的に形成するとともに側面視でバスケットの前面76と開口面63を形成する上縁74とが略直角になるように形成したものであると言える。
FIG. 6 is a side sectional view of a vehicle basket structure according to the present invention. The
例えば、十分な量の荷物を積載することができるとともに、積載した荷物をしっかりと支持することができることは、車両のバスケットを有効に使用することができるので好ましいことである。 For example, it is preferable that a sufficient amount of luggage can be loaded and that the loaded luggage can be firmly supported because the basket of the vehicle can be used effectively.
すなわち、バスケット61を、樹脂にて一体的に形成するとともに側面視で前面76とバスケット61の開口面63を形成する上縁74とが略直角になるように形成することで、バスケット61の前面の高さを稼ぐようにすることができる。これにより、バスケット61に積載した荷物を支持する面を増やすことができ、荷物を倒れにくくすることができる。
That is, the
また、バスケット61を、樹脂にて一体的に形成するとともに側面視で前面76とバスケット61の開口面63を形成する上縁74とが略直角になるように形成することで、バスケット61の前部を角箱状にすることができる。この結果、バスケット61の剛性を向上させることができる。
Further, the
車両のバスケット構造60は、バスケット61を、上縁74の所定範囲のみに、金属製の補強部材75を一体成形したものであるとも言える。
バスケット61を、上縁74の所定範囲のみに金属製の補強部材75を一体成形することで、バスケット61の重量の増加を最低限に抑えつつ、バスケット61の剛性の向上を図ることができる。
It can also be said that the
By integrally forming the
また、車両のバスケット構造60は、バスケット61を、底部64と、この底部64から立ち上げた前壁部(壁部)67及び左右の壁部68,68と、これらの前壁部67及び左右の壁部68,68(一方の68は不図示)の上部に網面で形成した前網面部(網面部)71及び左右の網面部72,72とからなり、これらの壁部68及び網面部72の境界線Cを側面視で後方に向けて上り勾配に構成したものとも言える。
In addition, the
バスケット61を、底部64と、この底部64から立ち上げた前壁部(壁部)67及び左右の壁部68,68と、これらの前壁部67及び左右の壁部68,68の上部に網面で形成した前網面部(網面部)71及び左右の網面部72,72とから構成することで、例えば、フロントカバー41(車体カバー24側)にバスケット61の底部64を取付けるようにする場合に十分な取付け強度を確保することができるとともに、バスケットの軽量化を図ることができる。
また、壁部68及び網面部72の境界線Cを側面視で後方に向けて上り勾配に構成することで、バスケット61の意匠性の向上を図ることができる。
図中、53はヘッドライトのバルブを示す。
The
Moreover, the design of the
In the figure,
車両のバスケット構造60は、ヘッドパイプ12にハンドルポスト36を回転自在に取付け、このハンドルポスト36にハンドル15(図1参照)を取付け、このハンドル15をハンドルカバー37で覆うとともにハンドルポスト36廻りを車体カバー24で覆い、この車体カバー24の前方に荷物を積載するバスケット61を配置し、このバスケット61の下部にヘッドライト52を配置した自動二輪車(車両)10において、ヘッドライト52の後方且つ車体カバー24にバスケット61を取付ける取付け部77・・・を略水平に設け、バスケット61の底部に取付け部77・・・の廻りに覆う前膨出部(膨出部)65及び左右の膨出部66,66(図5参照)を設けたものとも言える。
In the
言い換えれば、車両のバスケット構造60は、車体前部にヘッドライト52とバスケット61を備える自動二輪車(車両)10において、ヘッドライト52の上にバスケット61を配置し、このバスケット61の底部64を略水平に構成するとともに、このバスケット61を車体カバー24(フロントカバー41)に取付ける際に用いる取付け部77・・・を底部64に設け、この底部64の前部を下方へ膨出させることで前膨出部(膨出部)65を形成し、この前膨出部65で前方から取付け部77・・・が見えぬように構成したものと言える。
In other words, in the
例えば、十分な荷物の積載量を稼ぐことは、バスケットの有用性の向上を図ることができるので好ましいことであり、バスケットの取付け部を見えにくくすることは、バスケットの意匠性の向上を図ることができるので好ましいことである。 For example, it is preferable to earn a sufficient load capacity because it is possible to improve the usefulness of the basket, and making the attachment portion of the basket difficult to see improves the design of the basket. This is preferable.
すなわち、バスケット61の底部64を略水平に構成することで、バスケットに積載した荷物を水平状態で保つことができる。この結果、バスケットの積載性の向上を図ることができる。
That is, by configuring the
また、バスケット61を車体カバー24(フロントカバー41)に取付ける際に用いる取付け部77・・・を底部64に設け、この底部64の前部を下方へ膨出させることで前膨出部(膨出部)65を形成することで、この前膨出部(膨出部)65で前方から取付け部・・・が見えぬようにすることができるとともにバスケット61に積載できる荷物の量の増加をさらに図ることができる。この結果、バスケット廻りの意匠の向上を図ることができるとともにバスケットの有用性の向上を図ることができるという利点がある。
Further, an
さらに、前膨出部65及び左右の膨出部66,66とで、膨出部を、平面視でコ字状に形成することで、取付け部77・・・を側面からも見えぬようにすることができるとともに、荷物の積載量をさらに増やすことができる。
Furthermore, the
バスケット61の開口面63を覆うロールスクリーン62を説明する。
ロールスクリーン62は、バスケット61の開口面63を覆う部材であり、バスケット61に取付けた支持ブラケット85と、この支持ブラケット85に固定した巻取りロール86と、この巻取りロール86に取出し自在に一端を巻付けたスクリーン87と、このスクリーン87の他端に取付けたスクリーンホルダ88と、これらの巻取りロール86及び巻取りロール86に巻いた状態のスクリーン87を覆うカバー体89と、からなる。
The
The
スクリーンホルダ88は、スクリーン87を引出す弾性変形可能な樹脂で形成したホルダ本体91と、このホルダ本体91にスクリーン87の他端を押えるために弾性変形可能な樹脂で形成した押えホルダ92と、この押えホルダ92を介してホルダ本体91にねじ込む止めねじ93・・・(1個のみ示す)と、からなる。ホルダ本体91は、バスケット61の横長の貫通孔79に掛ける突起部94を備える。
The
カバー体89は、前端に巻取りロール86を隠すひさし95を形成し、このひさし95をスクリーン87の略上面まで延ばすとともに、後端をハンドルカバー37の下方に潜り込ませる延出部96を形成した部材である。
The
巻取りロール86は、バスケット61とフロントカバー41との間に設けるとともに、巻取りロール86の軸115を、フロントカバー41の上端41aよりも高い位置且つハンドルカバー37側に寄せて設定した部材であり、以下、その詳細を説明する。
The take-
図7は図2の7−7線断面図であり、支持ブラケット85、巻取りロール86及びスクリーン87の断面図である。
支持ブラケット85は、左端部101に形成することで巻取りロール86の軸115を支持する支持孔102と、右端部103に形成することで巻取りロール86の軸115を支持するU字溝104と、を備えた部材であり、右端部103に係止板105をねじ106及びナット107で取付けることで、軸115の抜け止め及び廻り止めをした部材である。
7 is a cross-sectional view taken along line 7-7 in FIG. 2, and is a cross-sectional view of the
The
巻取りロール86は、ロール本体111と、このロール本体111の左右の端部に嵌めた左・右カラー113,114と、これらの左・右カラー113,114に回転自在に貫通させるとともに支持ブラケット85に固定する軸115と、この軸115に一端を支持するとともに他端を右カラー114に支持させた復帰ばね116と、からなり、スクリーン87を引出し可能及び巻取り可能に保持する部材である。
スクリーン87は、布、不織布、樹脂フィルム若しくはこれらの混合物で形成した巻取り自在の部品である。
The take-
The
図8は本発明に係る車両のバスケット構造に採用したロールスクリーンの巻取りロールの断面図であり、巻取りロール86は、支持ブラケット85に軸115を固定し、この軸115に左・右カラー113,114を介してロール本体111を回転自在に取付け、軸115及びロール本体111の間に復帰ばね116を介在させることで、引出したスクリーン87を自動的に巻取ることができる。
FIG. 8 is a cross-sectional view of a winding roll of a roll screen employed in the basket structure of a vehicle according to the present invention. The winding
図9は図2の9−9線断面図であり、ロールスクリーン62の側面断面を示す。
車両のバスケット構造60は、ヘッドパイプ12(図1参照)にハンドルポスト36を回転自在に取付け、このハンドルポスト36にハンドル15を取付け、このハンドル15をハンドルカバー37で覆うとともにハンドルポスト36廻りを車体カバー24で覆い、この車体カバー24の前方に荷物を積載するバスケット61を配置し、このバスケット61の開口面63を塞ぐロールスクリーン62を設けた自動二輪車(車両)10において、ロールスクリーン62を、バスケット61の開口面63を覆うスクリーン87と、このスクリーン87を巻取る巻取りロール86と、この巻取りロール86を覆うカバー体89と、から構成し、巻取りロールを、バスケット61とフロントカバー41(車体カバー24)との間に設けるとともに、巻取りロール86の軸115を、フロントカバー41の上端よりも高い位置且つハンドルカバー37側に寄せて(若しくは、ハンドルカバー37の前端近傍に)設定したものでもある。
FIG. 9 is a cross-sectional view taken along line 9-9 in FIG.
In the
例えば、十分な量の荷物を積載することができることは、バスケットの有用性の向上を図ることができるので好ましいことである。 For example, it is preferable that a sufficient amount of luggage can be loaded because the usefulness of the basket can be improved.
すなわち、ロールスクリーン62の巻取りロールを、バスケット61とフロントカバー41(車体カバー24)との間に設けるとともに、巻取りロール86の軸115を、フロントカバー41の上端よりも高い位置且つフロントカバー41との距離よりもハンドルカバー37との距離より近接させて設定したので、バスケットの高さ及びバスケットの前後長さを十分に稼ぐようことができる。バスケット61の体積を増加することができ、十分な量の荷物を積載することができる。
That is, the winding roll of the
また、車両のバスケット構造60は、カバー体89の後端に形成した延出部96を、ハンドルカバー37の下方に潜り込ませたものとも言える。
カバー体89の後端に形成した延出部96を、ハンドルカバー37の下方に潜り込ませることで、バスケット61とハンドルカバー37との間の隙間を隠すことができる。この結果、バスケット61やハンドルカバー37廻りの意匠の向上を図ることができる。
It can also be said that the
By extending the
さらに、車両のバスケット構造60は、カバー体89の前端に、巻取りロール86の前部を覆うひさし95を形成し、このひさし95をスクリーン87の略上面まで延ばしたものとも言える。
カバー体89の前端に、巻取りロール86の前部を覆うひさし95を形成し、このひさし95をスクリーン87の略上面まで延ばすことで、スクリーン87をバスケット61に引出したときに、前方から巻取りロール86を見えないようにすることができる。この結果、ロールスクリーン62の見栄えの向上を図ることができる。
Further, it can be said that the
At the front end of the
車両のバスケット構造60は、バスケット61にスクリーン87を係止する突起部94をスクリン87側に設け、突起部94を弾性変形可能な樹脂にて形成したので、バスケット61側に緩衝性をもたせて係止することができる。
Since the
図10(a)〜(c)は本発明に係る車両のバスケット構造のロールスクリーンの作用説明図であり、ロールスクリーンの動きを示す。
(a)において、巻取りロール86にスクリーン87を巻付けた状態の車両のバスケット構造60を示し、巻取りロール86からスクリーン87を矢印a1の如く引出して使用する。
(b)において、スクリーンホルダ88を引くことで、スクリーン87を矢印a2の如く引出し、このスクリーン87でバスケット61の開口面63を徐々に覆う。
10 (a) to 10 (c) are explanatory views of the action of the roll screen having the basket structure of the vehicle according to the present invention, and show the movement of the roll screen.
In (a), the
In (b), by pulling the
(c)において、スクリーンホルダ88を矢印a3の如く回転させ、(b)に示したバスケット61の横長の貫通孔79に突起部94を引っ掛ける。なお、貫通孔79から突起部94を外せば、復帰ばね116(図8参照)に蓄えられた弾発力でスクリーン87は巻取りロール86に自動的に巻取られる。
In (c), the
尚、本発明に係る車両のバスケット構造60は、図1に示すように、スクータ型の自動二輪車10に採用したが、これに限るものではなく、車両は、二輪車、三輪車若しくは四輪車であってもよい。
Although the
本発明に係る車両のバスケット構造は、スクータ型車両に採用するのに好適である。 The vehicle basket structure according to the present invention is suitable for use in a scooter type vehicle.
10…車両(自動二輪車)、12…ヘッドパイプ、15…ハンドル、24…車体カバー、36…ハンドルポスト、37…ハンドルカバー、52…ヘッドライト、53…バルブ、60…車両のバスケット構造、61…バスケット、62…ロールスクリーン、63…開口面、64…底部、65…膨出部(前膨出部)、66…膨出部(左右の膨出部)、67…壁部(前壁部)、68…壁部(左右の壁部)、71…網面部(前網面部)、72…網面部(左右の網面部)、74…上縁、75…金属製の補強部材、76…前面、77…取付け部、86…巻取りロール、87…スクリーン、89…カバー体、95…ひさし、96…延出部、115…軸。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記ロールスクリーンは、前記バスケットの開口面を覆うスクリーンと、このスクリーンを巻取る巻取りロールと、この巻取りロールを覆うカバー体と、から構成し、
前記巻取りロールの軸を、前記車体カバーの上端よりも高い位置で且つ前記ハンドルカバー側の前端近傍に設定したことを特徴とする車両のバスケット構造。 A handle post is rotatably attached to the head pipe, a handle is attached to the handle post, the handle is covered with a handle cover, and the area around the handle post is covered with a vehicle body cover, and a basket for loading luggage is arranged in front of the vehicle body cover. In a vehicle provided with a roll screen that closes the opening surface of the basket,
The roll screen is composed of a screen that covers the opening surface of the basket, a winding roll that winds up the screen, and a cover that covers the winding roll,
A basket structure for a vehicle, wherein an axis of the winding roll is set at a position higher than an upper end of the vehicle body cover and near a front end on the handle cover side.
4. A basket for a vehicle according to claim 1, wherein a protrusion for locking the screen is provided on the screen side of the basket, and the protrusion is formed of an elastically deformable resin. Construction.
Priority Applications (1)
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JP2003350150A JP2005112209A (en) | 2003-10-08 | 2003-10-08 | Vehicle basket structure |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011063068A (en) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Honda Motor Co Ltd | Front structure in saddle riding type vehicle |
WO2011125340A1 (en) * | 2010-04-09 | 2011-10-13 | 株式会社ニフコ | Seat cover device for two-wheeled vehicle |
-
2003
- 2003-10-08 JP JP2003350150A patent/JP2005112209A/en active Pending
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