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JP2005111073A - 内視鏡の管路洗浄装置及び管路洗浄方法 - Google Patents

内視鏡の管路洗浄装置及び管路洗浄方法 Download PDF

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JP2005111073A JP2003351098A JP2003351098A JP2005111073A JP 2005111073 A JP2005111073 A JP 2005111073A JP 2003351098 A JP2003351098 A JP 2003351098A JP 2003351098 A JP2003351098 A JP 2003351098A JP 2005111073 A JP2005111073 A JP 2005111073A
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JP2003351098A
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Shunichi Ito
俊一 伊藤
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Pentax Corp
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/12Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements
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Abstract

【課題】 管路内を容易かつ確実にブラッシング洗浄可能で、さらにブラッシング作業を衛生的に行える内視鏡の管路洗浄装置及び管路洗浄方法を提供する。
【解決手段】 可撓軸の一端側にブラシ部を備えた、内視鏡管路に挿脱可能な可撓ブラシ線条体と、該可撓ブラシ線条体を挿入する入口開口と、排出する出口開口と、該入口開口から挿入された可撓ブラシ線条体を出口開口に送り出す駆動源とを有する排出型自動巻上器と、該排出型自動巻上器から排出された前記可撓ブラシ線条体を収容する収容装置と、を備えたことを特徴とする内視鏡の管路洗浄装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、可撓ブラシ線条体を用いる内視鏡の管路洗浄装置及び管路洗浄方法に関する。
内視鏡内部には、処置具挿通チャンネルや吸引管路等の管路が設けられている。各種管路は、被検者の体液や薬液等により汚染されるため、内視鏡使用後にブラッシング洗浄を行ない、清潔に保つ必要がある。従来のブラッシング洗浄では、洗浄ブラシを管路の一端部から他端部に挿通させた後、挿入方向に対して逆方向に手で引き抜く作業を何度も繰り返すことで、管路内壁を何回も洗浄ブラシで擦って汚物を除去している。また最近では、洗浄ブラシの挿通回数を減らすため、従来の洗浄ブラシに替えて、図13に示すような可撓ブラシ線条体200を用いることが提案されている。この可撓ブラシ線条体200は、可撓軸210と、該可撓軸210の一端側に間隔をあけて設けた複数のブラシ部220とを備えている(特許文献1参照)。
特開2002−563号公報
しかしながら、可撓ブラシ線条体200は管路全長よりも長くなければならず、一般的にその長さ寸法は1m以上となっていることから、手動では可撓ブラシ線条体200を引き抜きづらく、ブラッシング洗浄に時間及び手間が掛かっていた。
そこで本出願人は、この課題を解決すべく、電動力を利用して可撓ブラシ線条体を巻き取ることができる洗浄装置を提案し、既に特許出願している(特願2003―041045号)が、この発明にも未だ改善の余地がある。
本発明の目的は、管路内を容易かつ確実にブラッシング洗浄可能で、さらにブラッシング作業を衛生的に行える内視鏡の管路洗浄装置及び管路洗浄方法を提供することにある。
本発明の内視鏡の管路洗浄装置は、可撓軸の一端側にブラシ部を備えた、内視鏡管路に挿脱可能な可撓ブラシ線条体と、該可撓ブラシ線条体を挿入する入口開口と、排出する出口開口と、該入口開口から挿入された可撓ブラシ線条体を出口開口に送り出す駆動源とを有する排出型自動巻上器と、該排出型自動巻上器から排出された前記可撓ブラシ線条体を収容する収容装置と、を備えたことを特徴としている。
前記収容装置は、例えば、その内部に可撓ブラシ線条体を収納する可撓性材料からなる筒状体を備えるものとすることができる。
前記可撓性筒状体は、常時はその軸線方向に蛇腹状に折り畳まれており、前記排出型自動巻上器から排出された前記可撓ブラシ線条体の他端部がその先端部内面を押圧すると、該可撓ブラシ線条体の該排出型自動巻上器からの排出量に応じて伸張するのが好ましい。
収容装置が前記筒状体を備えるものである場合には、前記収容装置には、前記排出型自動巻上器の出口開口に水密状態で接続される接続用開口を形成するのが好ましい。
収容装置を、その両側縁部が接着して筒状形状となることにより、前記排出型自動巻上器から排出された前記可撓ブラシ線条体を包み込む粘着テープを備えるものとすることが可能である。
前記収容装置をいずれの態様とする場合も、収容装置を前記排出型自動巻上器に対して着脱可能とするのが好ましい。
前記収容装置をいずれの態様とする場合も、前記排出型自動巻上器の前記入口開口を、前記内視鏡管路の出口に水密状態で着脱可能として接続すれば、ブラッシング洗浄中に、内視鏡管路内の汚物等が、内視鏡管路の出口から周囲に飛散しなくなるので、より衛生的にブラッシング洗浄を行える。
前記ブラシ部を、前記可撓軸の軸線方向に間隔をあけて複数設ければ、1回のブラッシング洗浄で、ブラシの数だけ洗浄したのと同じ効果が得られる。
前記駆動源は、例えば電動モータとするのが実際的である。
前記駆動源を、ゼンマイとすることも可能である。
本発明の内視鏡の管路洗浄方法は、可撓軸の一端側にブラシ部を備えた、内視鏡管路に挿脱可能な可撓ブラシ線条体と、該可撓ブラシ線条体を挿入する入口開口と、排出する出口開口と、該入口開口から挿入された可撓ブラシ線条体を出口開口に送り出す駆動源とを有する排出型自動巻上器と、該排出型自動巻上器から排出された前記可撓ブラシ線条体を収容する収容装置と、を備えた内視鏡の管路洗浄装置を用いた管路洗浄方法であって、前記可撓ブラシ線条体を前記可撓軸の一端部側から前記内視鏡管路の一端部に挿入し、該内視鏡管路の他端部から外方に突出させる挿入ステップ、前記可撓ブラシ線条体を、前記自動排出機構によって、前記出口開口から前記排出型自動巻上器の外部に排出することにより、前記内視鏡管路から引き抜く洗浄ステップ、及び外部に排出された可撓ブラシ線条体を、前記収容装置に収容する収容ステップ、を有することを特徴としている。
本管路洗浄方法は、前記収容装置を、例えば、その内部に可撓ブラシ線条体を収納する可撓性材料からなる筒状体を備えるものとして実施可能である。
前記収容装置をこのようなものとして実施する場合は、前記接続ステップを、前記収容装置に形成した接続用開口を、前記排出型自動巻上器の出口開口に水密状態で接続するステップ、とするのが好ましい。
本管路洗浄方法は、前記収容装置を、少なくとも長手方向の両側縁に粘着部を有する長尺テープを有し、この長尺テープの両側縁を接着して長尺袋状とした収容部内に前記排出型自動巻上器から排出された前記可撓ブラシ線条体を包み込むものとしても実施可能である。
前記接続ステップの前に、前記排出型自動巻上器の前記入口開口を、前記内視鏡管路の出口に水密状態で着脱可能として接続するステップ、を有するのが好ましく、このようにすれば、ブラッシング洗浄中に、内視鏡管路内の汚物等が、内視鏡管路の出口から周囲に飛散しなくなるので、より衛生的にブラッシング洗浄を行える。
前記収容装置を前記排出型自動巻上器に着脱可能とし、前記収容ステップの後に、前記収容装置を前記排出型自動巻上器から取り外す接続解除ステップ、及び前記収容装置から前記可撓ブラシ線条体を取り出す取出ステップ、を有するのが実際的である。
本発明によると、自動巻上器によって可撓ブラシ線条体を内視鏡管路から引き抜くので、ブラシ引抜作業にかかる手間及び時間が大幅に削減され、内視鏡管路内を容易かつ確実にブラッシング洗浄することができる。しかも、自動巻上器によって自動巻上器の外部に排出された可撓ブラシ線条体は、収容装置に収容されるので、可撓ブラシ線条体の内視鏡管路からの引き抜き作業時に、内視鏡管路に付着していた汚物等が周囲に飛び散ることはなく、引き抜き作業を衛生的に行なえる。
図1及び図2は、本発明を適用した内視鏡管路の管路洗浄装置10の第1の実施形態を示している。この管路洗浄装置10は、可撓ブラシ線条体20と、可撓ブラシ線条体20とは別体の電動巻上器(排出型自動巻上器)30とから構成され、内視鏡管路内に挿入した可撓ブラシ線条体20を電動巻上器30の電動力により引き抜くことで内視鏡管路をブラッシング洗浄する装置である。
可撓ブラシ線条体20は、細長い可撓軸21と、可撓軸21の一端部側に間隔をおいて複数(図示例では3つ)が備えられたブラシ部22と、該可撓ブラシ線条体20を使用者が手で保持できるようにブラシ部22に取り付けられたグリップ部23とを有し、ブラシ部22にて最も大径となっている。可撓ブラシ線条体20を内視鏡管路内に挿入したとき、各ブラシ部22が管路内壁に当てつくので、良好なブラッシング洗浄が可能である。ブラシ部22の径は、使用対象となる内視鏡管路に応じて適宜設定されている。
可撓軸21は、複数のブラシ部22の間は短い可撓軸21Sによって構成され、残部は長い可撓軸21Lによって構成されている。この可撓軸21(21S、21L)は、例えば、ステンレス鋼線を一定の径で螺旋状に密着巻きして形成されたコイルパイプまたは合成樹脂製チューブ等によって形成することが可能であり、可撓軸21Sと可撓軸21Lの素材は同一であっても異なっていてもよい。
ブラシ部22は、可撓性のある多数の細い合成樹脂繊維を軸線周りに放射状に配置して形成するか、あるいはスポンジ状ブラシ材などの各種ブラシ材を用いて形成することができる。本実施形態においてブラシ部22は、1〜5cm程度の間隔をあけて3ヶ所に設けられているが、使用対象となる内視鏡の種類等に合わせた適宜の間隔で例えば2〜10ヶ所程度に設けることが好ましい。
電動巻上器30は、可撓ブラシ線条体20を巻上げると共に、巻上げた可撓ブラシ線条体20を該電動巻上器30の外方へ送り出す排出型電動巻上器である。この電動巻上器30は、図3(a)に示すように本体ケース310を有し、この本体ケース310から外方に突出した状態で巻上スイッチ320が設けられている。巻上スイッチ320は、図3(a)の突出位置と本体ケース310内に押し込まれた押込位置とに変位可能であり、本実施形態では突出位置でオフ状態、押込位置でオン状態に切り替わる。
本体ケース310は、電動モータ(駆動源)331、モータドライバ332及びバッテリ333等の電子部品を収納する固定ケース311と、枢着軸313により固定ケース311に対して開閉自在に取り付けられた開閉ケース312とから構成され(図3(b)参照)、この固定ケース311と開閉ケース312との間に生じる空間に、一対のローラ(第1ローラ340、第2ローラ350)を収納している。本実施形態では、前記電動モータ331、モータドライバ332、バッテリ333及び一対のローラ340、350によって電動排出機構(自動排出機構)が構成される。
固定ケース311には、電動モータ331の回転駆動軸331aを挿通させる軸穴311aと、可撓ブラシ線条体20を挿通させるブラシ挿通路314とが設けられている。ブラシ挿通路314は、その両端が可撓ブラシ線条体20を挿入する入口開口314aと、可撓ブラシ線条体20を送り出す出口開口314bとなっており、固定ケース311を前後方向(図3(a)、図4の右側を前、左側を「後方」とする。以下、同様。)に貫通している。このブラシ挿通路314は、開閉ケース312を開けたとき露出し、開閉ケース312を閉じたとき該開閉ケース312によって覆われる。本実施形態では、可撓ブラシ線条体20をすべて巻上げることができるように、ブラシ挿通路314の径を、可撓軸21とブラシ部22の両方を挿通可能な大きさに設定してある。
一対のローラは、電動モータ331によって回動される大径の第1ローラ340と、第1ローラ340よりも小径の第2ローラ350とからなる。第2ローラ350は、その回転中心軸351によって、固定ケース311の内面に揺動自在に枢着された回転支持部材352の一端部に回転自在に支持されており、回転支持部材352の他端部にはローラ回動用つまみ353が設けられている。第1ローラ340と第2ローラ350は共に、その一部が図3(a)及び図4の上下方向からブラシ挿通路314内にそれぞれ進入している。第2ローラ350は、ローラ回動用つまみ353を図3(a)及び図4の上下方向に移動させることにより、図4(a)に示すフリー位置と図3(a)に示すロック位置とに移動可能で、かつ、それぞれの位置に保持可能である。第2ローラ350がローラ回動用つまみ353及び回転中心軸351とほぼ一直線上に並ぶフリー位置にあるとき、該第2ローラ350は第1ローラ340に接触せず、ブラシ挿通路341に可撓ブラシ線条体20を挿通自在である。一方、ブラシ挿通路341に可撓ブラシ線条体20を挿通させない状態で、第2ローラ350をロック位置に移動させると、該第2ローラ350は、第1ローラ340に当て付き(図3(a)参照)、図4(b)に示すように、ブラシ挿通路341に可撓ブラシ線条体20を挿通させた状態で、第2ローラ350をロック位置に移動させると、第1ローラ340と第2ローラ350が可撓ブラシ線条体20を進退可能に挟持する。この状態で第1ローラ340を回転させると、第1ローラ340の回転力が可撓ブラシ線条体20を介して第2ローラ350に伝わり、第2ローラ350は第1ローラ340とは逆方向に回転する。
モータドライバ332は、バッテリ333からの電力供給を受けて動作し、巻上スイッチ320のオン状態で電動モータ331を回転させ、巻上スイッチ320のオフ状態で電動モータ331の駆動を停止させる。バッテリ333は、固定ケース311に対して着脱可能である。本実施形態では、ブラシ挿通路314の入口開口314aから出口開口314bに可撓ブラシ線条体20を送り出す際の一対のローラ340、350の回動方向を「正転」ということにする。第1ローラ340と第2ローラ350の間に可撓ブラシ線条体20が進退可能に挟持されている状態で電動モータ331が第1ローラ340及び第2ローラ350を正転させると、該ローラ回転により、可撓ブラシ線条体20が可撓軸21L側から引っ張られて入口開口314aに挿入され、ブラシ挿通路314を通って出口開口314bから外方へ送り出される。すなわち、可撓ブラシ線条体20が図4(b)の左方向に送り出されていく。
図5に示すように、電動巻上器30の出口開口314bが形成された部分には、後方に向かうにつれて3段階で縮径する環状段部315が設けられている。環状段部315の最大径部315aの外周面には雄ねじ316が形成されている。
この環状段部315には、以下のような構成の収容装置360を着脱可能かつ水密状態で取り付けることができる。
図5に示すように、この収容装置360は、ブラシ挿通路314と連通可能な内部通路361を有し、その出口362の開口径が内部通路361の径より小さく、さらに内部通路361の入口(接続用開口)に前記雄ねじ316と螺合可能な雌ねじ363が形成された筒状のケース364と、伸縮可能なビニール製筒状体(筒状体)365とから構成されている。図5に示すように、このビニール製筒状体365は、その前端のみが開口し、該基端部は環状段部315の中間部315bに嵌合可能な取付部365aとなっている。ビニール製筒状体365の先端部365bと取付部365aを除く中間部は、常時はその軸線方向に伸縮自在に折り畳まれている。ビニール製筒状体365が完全に伸張したときの長手方向寸法は、可撓ブラシ線条体20の全長より長く設定されており、その内部空間が可撓ブラシ線条体20を収容するための収容空間となっている。
収容装置360は、ビニール製筒状体365の取付部365aを環状段部315の中間部315bに嵌合した後に、ケース364をビニール製筒状体365の外側から環状段部315に被せて、雌ねじ363と雄ねじ316を螺合することにより、環状段部315に固定される。このように収容装置360を環状段部315に固定すると、図5(b)に示すように、ビニール製筒状体365の取付部365aが、環状段部315の中間部315bとケース364の内部通路361の間に挟持され、ビニール製筒状体365の折り畳まれた中間部が、環状段部315の最小径部315cとケース364の内部通路361の間の空間に位置し、先端部365bがケース364の出口362から外部に突出する。
図6は、管路洗浄装置10を用いて内視鏡管路をブラッシング洗浄している状態を示している。図6に示す内視鏡40は、患者の体内に挿入される挿入部41と、挿入部41の基端に連結された操作部42と、操作部42から延設されたユニバーサルチューブ43と、ユニバーサルチューブ43の先端に設けたコネクタ部44を具備しており、コネクタ部44に、内視鏡内部の吸引管路45に連通する吸引口金46を設けてある。吸引管路45は、挿入部先端41aに開口する第1吸引管路45aと、吸引口金46に開口する第2吸引管路45bと、この第1吸引管路45aと第2吸引管路45bを中継する吸引シリンダ45cとからなる。吸引シリンダ45cは、常時は吸引ボタン(不図示)により塞がれている。不図示であるが、内視鏡40に設けられた内視鏡管路としては、副送水管路や処置具挿通チャンネル等もある。
次に、吸引管路45の洗浄方法について説明する。
先ず、可撓ブラシ線条体20を電動巻上器30に取り付ける。具体的には、電動巻上器30の開閉ケース312を開けてブラシ挿通路314を露出させ、ローラ回動用つまみ353により第2ローラ350をフリー位置(図4(a)の位置)に保持した状態でブラシ挿通路314に可撓ブラシ線条体20を基端側(ブラシ部22と反対側)から挿通し、図1に示すようにブラシ挿通路314の入口開口314aから可撓ブラシ線条体20を十分な長さだけ引き出しておく。そして、ローラ回動用つまみ353により第2ローラ350をロック位置に移動させ、一対のローラ340、350の間で可撓ブラシ線条体20(可撓軸21L)の基端部を進退可能に挟持する(図4(b)参照)。
次に、内視鏡40の吸引シリンダ45cの開口部から吸引ボタンを取り外して、可撓ブラシ線条体20の挿通口となる該開口部を露出させる。続いて、可撓ブラシ線条体20の先端側(ブラシ22側)を挿入部先端41aの吸引口から第1吸引管路45aに挿入していき、全ブラシ部22を吸引シリンダ45cの開口部から外方へ突出させる(図6の状態)。あるいは、可撓ブラシ線条体20を吸引シリンダ45cの開口部から第1吸引管路45aに挿入していき、全ブラシ部22を挿入部先端41aの吸引口から外方へ突出させる(不図示)。
そして、電動巻上器30の巻上スイッチ320をオンする。すると、モータドライバ332によって電動モータ331が駆動され、一対のローラ340、350が正転し始める。一対のローラ340、350が正転すると、該回転力により、可撓ブラシ線条体20がその基端側から引っ張られ、第1吸引管路45aから引き抜かれていく(図6の矢印方向は可撓ブラシ線条体20の引抜方向である)。引き抜かれた可撓ブラシ線条体20は、ブラシ挿通路314の入口開口314aに引き込まれ、ブラシ挿通路314を通って出口開口314bから排出され、収容装置360に向かう。
収容装置360に向かった可撓ブラシ線条体20の他端部は、ケース364内において折り畳まれているビニール製筒状体365の内部に入り込み、ビニール製筒状体365の先端部365bの内面を押圧しながら、ビニール製筒状体365とともに出口362からケース364の後方に突出する(図2、図4(b)参照)。可撓ブラシ線条体20の出口開口314bからの排出量と、ビニール製筒状体365のケース364からの突出量はほぼ比例するので、図2に示すように、可撓ブラシ線条体20の排出量が大きくなると、ビニール製筒状体365のケース364からの突出量も大きくなる。
そして、このように可撓ブラシ線条体20を第1吸引管路45aから引き抜くと、複数のブラシ部22が順番に第1吸引管路45aを通過して、第1吸引管路45aの内壁がブラッシング洗浄され、第1吸引管路45aの内壁に付着した汚物が除去される。可撓ブラシ線条体20にはブラシ部22が3ヶ所設けられているので、可撓ブラシ線条体20を1回挿通させると、3回ブラッシング洗浄を行なった場合と同様の洗浄効果が得られる。可撓ブラシ線条体20がすべて電動巻上器30から排出されたら、電動巻上器30の巻上スイッチ320をオフする。この排出完了状態では、可撓ブラシ線条体20全体がビニール製筒状体365内に収容され、可撓ブラシ線条体20と電動巻上器30は別体となる。
続いて、第2吸引管路45bのブラッシング洗浄を行なう。
まず、ケース364の雌ねじ363と雄ねじ316の螺合を解除して、ケース364とビニール製筒状体365を電動巻上器30から取り外して、ビニール製筒状体365から可撓ブラシ線条体20を取り出し、可撓ブラシ線条体20を洗浄する。可撓ブラシ線条体20の洗浄が完了したら、収容装置30と可撓ブラシ線条体20を電動巻上器30に再び取り付ける。そして、この可撓ブラシ線条体20を吸引シリンダ45cの開口部から第2吸引管路45bに挿入していき、全ブラシ部22をコネクタ部44の吸引口金46から外方へ突出させる(図6の状態)。あるいは、可撓ブラシ線条体20をコネクタ部44の吸引口金46から第2吸引管路45bに挿入していき、全ブラシ部22を吸引シリンダ45cの開口部から外方へ突出させる(不図示)。そして、電動巻上器30の巻上スイッチ320をオンする。すると、可撓ブラシ線条体20は引き抜かれながら電動巻上器30の外方に排出され、ビニール製筒状体365に収容される。そして、この引き抜き作業中に第2吸引管路45b内を通過する複数のブラシ部22が第2吸引管路45bの内壁に付着した汚物を除去する。
なお、前記第2吸引管路45bと第1吸引管路45aの洗浄順は逆であっても差し支えない。
以上のように本実施形態では、電動巻上器30によって可撓ブラシ線条体20が巻上げられるので、使用者は電動巻上器30の巻上スイッチ320をオンするだけで可撓ブラシ線条体20を内視鏡管路(本実施形態では吸引管路45)から容易に引き抜くことができ、可撓ブラシ線条体20の引抜作業にかかる手間及び時間が大幅に削減される。
しかも、電動巻上器30によって内視鏡管路から引き抜かれた可撓ブラシ線条体20は、電動巻上器30を通り抜けると、ビニール製筒状体365に包まれるので、可撓ブラシ線条体20に付着した汚物等が周囲に飛び散ることがなく衛生的である。
また、本実施形態では、電動巻上器30を、内視鏡管路から引き抜いた可撓ブラシ線条体20を、本体ケース310の内部に巻き取って収納せずに、本体ケース310の外方へ排出する排出型としたので、引き抜いた可撓ブラシ線条体20を本体ケース(筐体)310内に収納する収納型よりも、本体ケース310(電動巻上器30)を小型化することができる。さらに本実施形態では、複数のブラシ部22を備えた可撓ブラシ線条体20を用いるので、1回のブラシ挿脱作業でブラシ部22の数に等しい回数のブラッシング洗浄を行った場合と同じ洗浄効果が得られる。
本実施形態では、電動巻上器30の本体ケース310内にブラシ挿通路314を設け、このブラシ挿通路314に一部突出させた状態で一対のローラ340、350を配置しているが、一対のローラ340、350全体をブラシ挿通路314内に設ける構成としてもよい。
また、ビニール以外の可撓性材料によって形成した筒状体を、ビニール製筒状体365の代わりに用いてもよい。
以上の実施形態では、第1吸引管路45aと第2吸引管路45bをそれぞれ1回ずつブラッシング洗浄したが、第1吸引管路45a及び第2吸引管路45bを複数回ブラッシング洗浄してもよく、このようにすれば、両吸引管路45a、45bの内壁に付着した汚物をより確実に除去できる。このように複数回洗浄する場合は、引抜作業が1回終了する度に、収容装置360を電動巻上器30から取り外して、ビニール製筒状体365から可撓ブラシ線条体20を取り出し、可撓ブラシ線条体20を洗浄する。そして、収容装置360と可撓ブラシ線条体20を電動巻上器30に再度取り付けて、可撓ブラシ線条体20を第1吸引管路45aまたは第2吸引管路45bに挿入し、電動巻上器30により可撓ブラシ線条体20を第1吸引管路45aまたは第2吸引管路45bから引き抜く。
次に本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同じ部材には同じ符号を付すに止めて、その詳細な説明は省略する。
図7から図11に示すように、本実施形態の電動巻上器50の基本構造は第1の実施形態の電動巻上器30とほぼ同じであるが、その一方の側面から後面(図7及び図8の左側の面)にかけて開口51が形成されており、開口51の背後には取付用突部52が形成されている。図7、図10等に示すように、取付用突部52の上面には左右方向(図7の紙面に垂直な方向。以下、同様。)に並べて一対の支持軸53が同じ傾斜角度で突設されており、両支持軸53にはそれぞれ、弾性材料からなる円筒状の接着用ローラ54が回転自在に取り付けられており、両接着用ローラ54の間には、可撓ブラシ線条体20の可撓軸21の断面径とほぼ同寸法の隙間が形成されている。固定ケース500には図示を省略した開閉ケースが取り付けられており、この開閉ケースを開放すると、図11に示すように、第1ローラ340、第2ローラ350、回転中心軸351、回転支持部材352、及びローラ回動用つまみ353等が露出する。
図8及び図11に示すように、固定ケース500の内部には、左右方向を向く円筒状のリール60を有する支持部材61が着脱可能に取り付けられており、リール60には粘着テープ(長尺テープ)62が巻き付けられている。この粘着テープ62は、その外周面が接着面(接着部)62aとなっている。そして、上述の支持軸53、接着用ローラ54、支持部材61、粘着テープ62により収容装置510が構成されている。また、図11に示すように、固定ケース500の前面には入口開口500aが形成されている。
さらに、固定ケース500には前記開口51の側部を開閉する開閉板70が、枢着軸71によって枢着されている。この開閉板70を図8に示す全開位置に移動させると、電動巻上保持器50を側方から見たときに、支持部材61や粘着テープ62が露出する。一方、開閉板70を図7に示す全閉位置に移動させると、電動巻上保持器50を側方から見たときは固定ケース500の内部は隠れるが、背後側(図7の左側)から見ると、開閉板70と開口51の間には、粘着テープ62及び可撓ブラシ線条体20が挿通可能な隙間である出口開口500b(図11参照)が形成される。
次に、電動巻上器50を用いた吸引管路45の洗浄方法について説明する。
先ず、第1の実施形態と同じ要領で、電動巻上器50の内部に入口開口500aから可撓ブラシ線条体20を挿通し、可撓ブラシ線条体20を第1ローラ340と第2ローラ350とで挟持し、可撓ブラシ線条体20の先端部を挿入部先端41aの吸引口から第1吸引管路45aに挿入していき、全ブラシ部22を吸引シリンダ45cの開口部から外方へ突出させる。
さらに、開閉板70を全開位置に移動させた後、リール60に巻き付けられた粘着テープ62を所定距離だけ引き出し、この引き出した部分の内周側を手で摘んで、接着面62aの両側縁部を互いに接着させる。すると、この部分が筒状の収容部となり、その内部空間が収容空間となる。そして、粘着テープ62の先端部を左右両側から内向きに折って接着面62aの右半部と左半部を接着させて該先端部を塞ぎ(図10参照)、該先端部を左右の接着用ローラ54の間に挿入する。
開閉板70を全閉位置に戻して、粘着テープ62を出口開口500b内に位置させた後、電動巻上器50の巻上スイッチ320をオンして、一対のローラ340、350を正転させ、該回転力により、可撓ブラシ線条体20を第1吸引管路45aから引き抜き、引き抜いた可撓ブラシ線条体20を、入口開口500aから電動巻上器50の内部に引き込む。すると、可撓ブラシ線条体20の基端部が、粘着テープ62の収容部内に導かれ、左右の接着用ローラ54の間に到達すると、粘着テープ62の左右両側部が、可撓軸21と左右の接着用ローラ54によって挟まれ、その結果、可撓軸21の左右両側部に粘着テープ62の接着面62aが接着する。このように可撓ブラシ線条体20に粘着テープ62が接着すると、可撓ブラシ線条体20の接着用ローラ54から後方への排出量に応じて粘着テープ62がリール60から引き出されていき、粘着ローラ62の引き出された部分は、接着面62aの両側縁部が互いに接着して順次筒状をなし、左右の接着用ローラ54の間を通過する際に、その接着面62aが可撓ブラシ線条体20の左右両側部に接着し、可撓ブラシ線条体20を包み込む。
可撓ブラシ線条体20のグリップ部23が、一対のローラ340、350の後方に排出されたら、巻上スイッチ320をオフにし、かつ、手で粘着テープ62を後方に所定距離だけ引き出して、グリップ部23を左右の接着用ローラ54の後方まで移動させ、グリップ部23に粘着テープ62を接着させる。そして、粘着テープ62のグリップ部23が位置する箇所の直前部分をはさみ等で切断し、この切断部分を接着面62aを利用して塞ぐ。
このようにすると、一対のローラ340、350の回転中、及び手動による可撓ブラシ線条体20の引き出し中において、可撓ブラシ線条体20の出口開口500bから後方に排出された部分が粘着テープ62によって完全に覆われるので、可撓ブラシ線条体20に付着した汚物が周囲に飛散することはなく、第1の実施形態と同様に衛生的にブラッシング洗浄を行うことができる。
粘着テープ62を全て使い切ってしまった場合は、開閉板70を全開にして、支持部材61を本体ケース500から取り外し、リール60に新しい粘着テープ62を巻き付けた後に、支持部材61を再度本体ケース500に取り付ければよい。
以上の両実施形態では、電動巻上器30、50を用いて可撓ブラシ線条体20を内視鏡管路から引き抜くようにしているが、ゼンマイ式巻上器(排出型自動巻上器)(不図示)によって可撓ブラシ線条体20を内視鏡管路から引き抜くことも可能である。ゼンマイ式巻上器の構成としては、例えば、電動巻上器30、50から巻上スイッチ320、電動モータ331、モータドライバ332、及びバッテリ333を取り外し、代わりに、巻き上げ状態から解放状態に移行するときに発生する力により第1ローラ340に回転力を付与するゼンマイ(駆動源)と、このゼンマイを巻き上げる手動式巻上機構と、巻き上げたゼンマイを解放状態に移行させる解放スイッチを備えたものが考えられ、このようなゼンマイ式巻上器を用いても、電動巻上器30、50を用いる場合と同様の効果が得られる。この態様では、ゼンマイと一対のローラ340、350によって自動排出機構が構成される。
また、図12に示すように、吸引管路45をブラッシング洗浄する際に、電動巻上器30やゼンマイ式巻上器の入口開口314a、500aを(図12では電動巻上器30を用いた例を示している)、内視鏡40の挿入部先端41aの吸引口や吸引シリンダ45cの開口部に水密状態で接続すれば(図12では、挿入部先端41aの吸引口に接続した例のみ示している)、吸引管路45内の汚物が、該吸引口や開口部から周囲に飛散しなくなるので、ブラッシング洗浄をより衛生的に行うことが可能となる。
以上では、吸引管路45をブラッシング洗浄する実施形態について説明したが、本管路洗浄装置10は、処置具挿通チャンネルや副送水管路など内視鏡内部に設けられた各種管路に対して使用することができる。
本発明による管路洗浄装置の第1の実施形態の、可撓ブラシ線条体と電動巻上器の側面図である。 可撓ブラシ線条体の一部がビニール製筒状体に収容される様子を示す側面図である。 (a)電動巻上器の縦断側面図である。 (b)電動巻上器の横断正面図である。 (a)可撓ブラシ線条体をブラシ挿通路に挿通させずに、第2ローラをフリー位置に移動させた際の電動巻上器の上部の縦断側面図である。 (b)可撓ブラシ線条体をブラシ挿通路に挿通した上で、第2ローラをロック位置に移動させた際の電動巻上器の上部の縦断側面図である。 (a)電動巻上器と収容装置を分解して示す拡大縦断側面図である。 (b)電動巻上器に収容装置を装着した状態を示す拡大縦断側面図である。 管路洗浄装置を用いて内視鏡管路をブラッシング洗浄している状態を示す側面図である。 本発明による第2の実施形態の電動巻上器と収容装置の、開閉蓋を全開位置に移動させたときの側面図である。 電動巻上器と収容装置の、開閉蓋を全開位置に移動させたときの側面図である。 収容装置の側面図である。 図9を上方から見た収容装置の平面図である。 電動巻上器と収容装置の縦断側面図である。 管路洗浄装置を用いた別の使用態様により、内視鏡管路をブラッシング洗浄している状態を示す側面図である。 従来の管路洗浄装置を用いて内視鏡管路をブラッシング洗浄している状態を示す側面図である。
符号の説明
10 管路洗浄装置
20 可撓ブラシ線条体
21 可撓軸
21S 可撓軸(短い可撓軸)
21L 可撓軸(長い可撓軸)
22 ブラシ部
23 グリップ部
30 電動巻上器(排出型自動巻上器)
310 本体ケース
311 固定ケース
312 開閉ケース
313 枢着軸
314 ブラシ挿通路
314a 入口開口
314b 出口開口
315 環状段部
316 雄ねじ
320 巻上スイッチ
331 電動モータ(駆動源)
332 モータドライバ
333 バッテリ
340 第1ローラ
350 第2ローラ
360 収容装置
361 内部通路
362 出口
363 雌ねじ
364 ケース
365 ビニール製筒状体(筒状体)
40 内視鏡
45 吸引管路
50 電動巻上器(排出型自動巻上器)
51 開口
52 取付用突部
53 支持軸
54 接着用ローラ
500 固定ケース
500a 入口開口
500b 出口開口
510 収容装置
60 リール
61 支持部材
62 粘着テープ(長尺テープ)
62a 接着面(粘着部)
70 開閉板
71 枢着軸

Claims (16)

  1. 可撓軸の一端側にブラシ部を備えた、内視鏡管路に挿脱可能な可撓ブラシ線条体と、
    該可撓ブラシ線条体を挿入する入口開口と、排出する出口開口と、該入口開口から挿入された可撓ブラシ線条体を出口開口に送り出す駆動源とを有する排出型自動巻上器と、
    該排出型自動巻上器から排出された前記可撓ブラシ線条体を収容する収容装置と、
    を備えたことを特徴とする内視鏡の管路洗浄装置。
  2. 請求項1記載の内視鏡の管路洗浄装置において、前記収容装置が、その内部に可撓ブラシ線条体を収納する可撓性材料からなる筒状体を備えている内視鏡の管路洗浄装置。
  3. 請求項2記載の内視鏡の管路洗浄装置において、前記可撓性筒状体は、常時はその軸線方向に蛇腹状に折り畳まれており、前記排出型自動巻上器から排出された前記可撓ブラシ線条体の他端部がその先端部内面を押圧すると、該可撓ブラシ線条体の該排出型自動巻上器からの排出量に応じて伸張する内視鏡の管路洗浄装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の内視鏡の管路洗浄装置において、前記収容装置には、前記排出型自動巻上器の出口開口に水密状態で接続される接続用開口が形成されている内視鏡の管路洗浄装置。
  5. 請求項1項記載の内視鏡の管路洗浄装置において、前記収容装置が、少なくとも長手方向の両側縁に粘着部を有する長尺テープを有し、この長尺テープの両側縁を接着して長尺袋状とした収容部内に前記排出型自動巻上器から排出された前記可撓ブラシ線条体を包み込む内視鏡の管路洗浄装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載の内視鏡の管路洗浄装置において、
    前記収容装置が、前記排出型自動巻上器に対して着脱可能である内視鏡の管路洗浄装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項記載の内視鏡の管路洗浄装置において、前記排出型自動巻上器の前記入口開口を、前記内視鏡管路の出口に水密状態で着脱可能として接続した内視鏡の管路洗浄装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の内視鏡の管路洗浄装置において、前記ブラシ部は、前記可撓軸の軸線方向に間隔をあけて複数設けられている内視鏡の管路洗浄装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の内視鏡の管路洗浄装置において、前記駆動源が電動モータである内視鏡の管路洗浄装置。
  10. 請求項1から8のいずれか一項に記載の内視鏡の管路洗浄装置において、前記駆動源がゼンマイである内視鏡の管路洗浄装置。
  11. 可撓軸の一端側にブラシ部を備えた、内視鏡管路に挿脱可能な可撓ブラシ線条体と、
    該可撓ブラシ線条体を挿入する入口開口と、排出する出口開口と、該入口開口から挿入された可撓ブラシ線条体を出口開口に送り出す駆動源とを有する排出型自動巻上器と、
    該排出型自動巻上器から排出された前記可撓ブラシ線条体を収容する収容装置と、
    を備えた内視鏡の管路洗浄装置を用いた管路洗浄方法であって、
    前記可撓ブラシ線条体を前記可撓軸の一端部側から前記内視鏡管路の一端部に挿入し、該内視鏡管路の他端部から外方に突出させる挿入ステップ、
    前記可撓ブラシ線条体を、前記自動排出機構によって、前記出口開口から前記排出型自動巻上器の外部に排出することにより、前記内視鏡管路から引き抜く洗浄ステップ、及び
    外部に排出された可撓ブラシ線条体を、前記収容装置に収容する収容ステップ、
    を有することを特徴とする内視鏡の管路洗浄方法。
  12. 請求項11記載の内視鏡の管路洗浄方法において、前記収容装置が、その内部に可撓ブラシ線条体を収納する可撓性材料からなる筒状体を備えている内視鏡の管路洗浄方法。
  13. 請求項12記載の内視鏡の管路洗浄方法において、前記接続ステップが、前記収容装置に形成した接続用開口を、前記排出型自動巻上器の出口開口に水密状態で接続するステップである内視鏡の管路洗浄方法。
  14. 請求項11記載の内視鏡の管路洗浄方法において、前記収容装置が、少なくとも長手方向の両側縁に粘着部を有する長尺テープを有し、この長尺テープの両側縁を接着して長尺袋状とした収容部内に前記排出型自動巻上器から排出された前記可撓ブラシ線条体を包み込む内視鏡の管路洗浄方法。
  15. 請求項11から14のいずれか1項記載の内視鏡の管路洗浄方法において、前記接続ステップの前に、前記排出型自動巻上器の前記入口開口を、前記内視鏡管路の出口に水密状態で着脱可能として接続するステップ、を有する内視鏡の管路洗浄方法。
  16. 請求項11から15のいずれか1項記載の内視鏡の管路洗浄方法において、前記収容装置が前記排出型自動巻上器に着脱可能であり、
    前記収容ステップの後に、前記収容装置を前記排出型自動巻上器から取り外す接続解除ステップ、及び
    前記収容装置から前記可撓ブラシ線条体を取り出す取出ステップ、を有する内視鏡の管路洗浄方法。

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