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JP2005104341A - 車両のロールオーバ抑制制御装置 - Google Patents

車両のロールオーバ抑制制御装置 Download PDF

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JP2005104341A
JP2005104341A JP2003341503A JP2003341503A JP2005104341A JP 2005104341 A JP2005104341 A JP 2005104341A JP 2003341503 A JP2003341503 A JP 2003341503A JP 2003341503 A JP2003341503 A JP 2003341503A JP 2005104341 A JP2005104341 A JP 2005104341A
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JP2003341503A
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Kunio Sakata
邦夫 坂田
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Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
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Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60T2230/00Monitoring, detecting special vehicle behaviour; Counteracting thereof
    • B60T2230/03Overturn, rollover

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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は車両のロールオーバ抑制制御装置に関し、ドライバの制動要求を考慮しながら、制動制御によって車両の横転を抑制できるようにする。
【解決手段】 車両の左右輪を個々に制動しうる制動機構と、制動機構を制御する制動制御手段3と、車両のロール状態を検出するロール状態検出手段13と、制動制御手段3の機能要素として設けられ、車両の旋回時にロール状態検出手段13によって車両が過剰なロール状態であると検出されたら、旋回外輪への制動力を付与させるように制動機構を制御することによりロールオーバ抑制制御を行うロールオーバ抑制制御手段34とを備え、制動制御手段34では、ロールオーバ抑制制御時にドライバによる制動操作があった場合、ドライバの制動要求を反映させるように、各車輪の制動力値を加算補正する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の運動状態に応じた制動制御と運転者による制動操作とを両立させながら車両の安定性を確保する、車両のロールオーバ抑制制御装置に関する。
一般的な旋回時や、車線変更時等のハンドルの切り戻しを伴う旋回時において、車両にはその走行速度や操舵状況によって、車体にロール方向のモーメントが発生するが、これが増大するとロールオーバ(横転)に至るおそれがある。そこで、車両にロールオーバのおそれが生じた時にこれを運転者に報知したり、車両がロールオーバに至る前に制動措置を講じてロールオーバを抑制する制御装置が、従来から種々提案されている。
例えば、特許文献1には、車両に備えられたロールレイトセンサにより検出されたロールレイトθrd、あるいは横加速度Gyに基づいて車両のロール角θrを演算し、車両の目標ロール角θrtを設定して、車両のロール角θrを目標ロール角θrtにするためのフィードフォワード制御の目標モーメントNt1とフィードバック制御の目標モーメントNt2との和に基づいて車両の目標減速度Gxtを演算して、制動輪の制動圧を制御するように構成された技術が開示されている。この技術によれば、ロールレイトθrd、あるいは横加速度Gyの大きさに応じた目標減速度Gxtの正確な演算により、適切な制動輪への制御を行うことができるようになっている。
特開2002−114140号公報
ところで、上述のような車両のロールオーバを抑制する制御装置の動作と、ドライバによる制動操作とが共に行われることも考えられる。このような場合、一般的な制御ロジックでは、ロールオーバ抑制制御による制動とドライバの操作による制御との干渉や制動力の急変を避けて、先に実施されている制御を優先することになる。つまり、上述のような制御装置によって制動機構を用いたロールオーバ抑制制御が実施されていれば、たとえこの制御実施中にドライバが制動操作を行ったとしても、ロールオーバ抑制制御が終わるまでは、この制動操作を無視することになる。一方、ドライバが制動操作を行って、制動機構によりドライバの操作に応じて制動が実施されている際にロールオーバ抑制制御が必要になったとしても、ドライバの制動操作が終わるまでは、ロールオーバ抑制制御のための制動は行わないことになる。
しかし、ロールオーバ抑制制御のための制動力付与と、ドライバの制動操作に応じた制動力付与とのうち、先に実施している方のみを続行する方法では、例えば、ドライバの制動操作にかかる制動制御が実施されている場合には、ロールオーバを抑制する制動制御が必要になってもこれが行われず、車両が横転してしまうおそれを抑制できない。また、ロールオーバを抑制する制動制御が先に実施されている場合には、ドライバの減速意思が制動制御に反映されず、ドライバが車両の動作に不安感を抱き、ドライバのフィーリングを著しく損ねてしまうおそれがある。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、ドライバの制動要求を考慮しながら、制動制御によって車両の横転を抑制できるようにした、車両のロールオーバ抑制制御装置を提供することを目的とする。
上記目標を達成するため、本発明の車両のロールオーバ抑制制御装置(請求項1)は、車両の左右輪を個々に制動しうる制動機構と、該制動機構を制御する制動制御手段と、該車両のロール状態を検出するロール状態検出手段と、該制動制御手段の機能要素として設けられ、該車両の旋回時に該ロール状態検出手段によって該車両が過剰なロール状態であると検出されたら、旋回外輪への制動力を付与させるように該制動機構を制御することによりロールオーバ抑制制御を行うロールオーバ抑制制御手段とを備え、該制動制御手段では、該ロールオーバ抑制制御時にドライバによる制動操作があった場合、上記のドライバの制動要求を反映させるように、各車輪の制動力値を加算補正することを特徴としている。
該制動力値の加算補正値は、ドライバの制動操作による制動制御量に予め設定された1以下のゲインを乗算したものであることが好ましく(請求項2)、該制動制御量は、ドライバによる制動操作量の時間微分値であることが好ましく(請求項3)、該ゲインは、ドライバによる制動操作量が増大するのに伴って増大するように設定されていることが好ましい(請求項4)。
また、該ゲインは、該制動操作量が第1所定値未満の時には1よりも小さい一定値となり、該制動操作量が該第1所定値以上で且つ該第1所定値よりも大きい第2所定値未満の時には該制動操作量の増大に応じて増大し、該制動制御量が該第2所定値以上の時には1となるように設定されていることが好ましく(請求項5)、該ゲインは、該制動操作量が該第1所定値未満の時には0となるように設定されていることが好ましい(請求項6)。
本発明の車両のロールオーバ抑制制御装置(請求項1)によれば、ロールオーバ抑制制御時においてもドライバの制動要求に則した制動を行うことができ、良好な制動フィーリングを確保しながらロールオーバの抑制を行うことができる。
また、本発明の車両のロールオーバ抑制制御装置(請求項2)によれば、制動力値が過大になることを防止して、良好な制動フィーリングを確保しながら、ロールオーバの抑制を行うことができる。
また、本発明の車両のロールオーバ抑制制御装置(請求項3)によれば、ドライバによる制動操作が緩慢な場合には制動制御量を小さく、制動操作が急激な場合には制動制御量を大きくすることができ、ドライバの制動操作の緊急度に応じた制動制御を行うことができる。
また、本発明の車両のロールオーバ抑制制御装置(請求項4)によれば、ドライバの制動操作量が小さい場合にはゲインを小さく、制動操作量が大きい場合にはゲインを大きくすることができ、ドライバの制動要求を反映させた制動制御を行うことができる。
また、本発明の車両のロールオーバ抑制制御装置(請求項5)によれば、ドライバの制動要求の強さに応じた制動制御を行うことができる。
また、本発明の車両のロールオーバ抑制制御装置(請求項6)によれば、ドライバの制動要求があまりない場合に、ドライバの制動操作による制動力を0にすることができ、ドライバの制動操作にあそびを設けることができ、誤操作による減速を防止することができる。
ドライバの制動要求を考慮しながら、制動制御によって車両の横転を抑制できるようにするという目的を、ロールオーバ抑制制御時にドライバによる制動操作があった場合、ドライバの制動要求を反映させるように、制動制御手段が各車輪の制動力値を加算補正することで実現した。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図6は本発明の一実施形態にかかる車両のロールオーバ抑制制御装置を示すものであり、図1はその抑制制御にかかる制御ブロック図、図2は本装置を備えた車両の制動システムの全体構成を示すシステム構成図、図3は本装置を備えた車両における旋回方向と制動力との関係を示す模式図、図4は本装置による制御における制動制御量の補正特性を示す図、図5,図6は本装置による制御を説明するフローチャートである。
本車両のロールオーバ抑制制御装置には、図2に示すような車両の制動システムが利用される。つまり、この車両の制動システムは、図2に示すように、ブレーキぺダル1と、ブレーキぺダル1の踏込みに連動して作動するマスタシリンダ2と、マスタシリンダ2の状態に応じて、あるいは制動用コントローラ(ブレーキECU)3からの指令に応じてブレーキ液リザーバ4から各制動輪(前輪の左右輪及び後輪の左右輪)5FL,5FR,5RL,5RRのホイールブレーキ(以下、ブレーキという)10のホイールシリンダに供給するブレーキ液圧を制御するハイドロリックユニット6とをそなえている。なお、ここでは、マスタシリンダ2,ハイドロリックユニット6等の液圧調整系と各制動輪のホイールブレーキ10等から制動機構が構成されるものとする。
本実施形態においては、車両の挙動を安定させる挙動制御のひとつとして、ロールオーバ抑制に関する制御を行うようになっている。また、このようなロールオーバ抑制に関する制御(ロールオーバ抑制制御)とブレーキペダル1の踏込み量に応じた制動制御(ドライバ制御)との両方の制動制御を統合した制動制御を行うことができるようになっている。
図2に示すように(図2には前輪の左右輪ブレーキについてのみ示す)、ハイドロリックユニット6にはロールオーバ抑制制御時、差圧弁68の上流と下流とで所定の圧力差が生じるように差圧弁68が作動する。車両の挙動制御モードでブレーキペダル1が踏み込まれていない時には、インライン吸入弁61が閉鎖され、アウトライン吸入弁62が開放されるため、ブレーキ液リザーバ4内のブレーキ液がアウトライン64,アウトライン吸入弁62及びポンプ65を通じて導入され、ポンプ65により加圧されるとともに液圧保持弁66及び減圧弁67により圧力調整されて各輪のブレーキ10に供給される。車両の挙動制御モードでありブレーキペダル1が踏み込まれている時には、インライン吸入弁61が開放され、アウトライン吸入弁62が閉鎖されるため、マスタシリンダ2内のブレーキ液がインライン63,インライン吸入弁61及びポンプ65を通じて導入され、ポンプ65により加圧されるとともに液圧保持弁66及び減圧弁67により圧力調整されて各輪のブレーキ10に供給される。
なお、この車両の挙動制御時にドライバによる制動制御(ドライバ制御)がなされた場合には、液圧センサ14で検知されたマスタシリンダ内のブレーキ液の圧力情報に基づいて、液圧保持弁66及び減圧弁67の圧力調整がなされるようになっている。また、インライン63とアウトライン64とはインライン吸入弁61及びアウトライン吸入弁62の下流で合流しており、この合流部分の下流にポンプ65が配置され、ポンプ65の下流には、各制動輪5FL,5FR,5RL,5RR毎に液圧保持弁66及び減圧弁67が装備されている。
通常制動時には、インライン吸入弁61及びアウトライン吸入弁62は閉鎖されて、差圧弁68,液圧保持弁66は開放されて、減圧弁67は閉鎖される。これにより、マスタシリンダ2内の圧力(即ち、ブレーキ踏力)に応じたブレーキ液圧がインライン63,差圧弁68,液圧保持弁66を通じて各輪のブレーキ10に供給される。また、ABS(アンチロックブレーキシステム又はアンチスキッドブレーキシステム)の作動時には、液圧保持弁66及び減圧弁67を通じてブレーキ踏力に応じたブレーキ液圧が車輪のロックを生じないように適宜調整される。
このようなハイドロリックユニット6のインライン吸入弁61,アウトライン吸入弁62,ポンプ65,及び各制動輪の液圧保持弁66,減圧弁67,差圧弁68は、ブレーキECU3により制御される。
ブレーキECU3には、ステアリングホイール(ハンドル)に付設されたハンドル角センサ11からハンドル角信号が、車体に設置されたヨーレイトセンサ12から車体のヨーレイト信号が、車体に設置されたロールレイトセンサ13から車体のロールレイト信号が、マスタシリンダ液圧センサ14からマスタシリンダ液圧信号が、各輪の車輪速センサ15から車輪速信号が、ブレーキスイッチ16からブレーキぺダル踏込信号が、車体に設置された前後・横加速度センサ17から前後加速度信号,横加速度信号が、それぞれ入力されるようになっている。
ブレーキECU3は、図1に示すような各機能要素、つまり、ドライバの運転状態を判定又は推定するドライバ運転状態判定手段25と、車両の理論上の運動状態を計算する車両運動状態演算手段26と、ロールオーバ抑制制御手段34とを備えている。なお、ブレーキECU3には、車両の挙動を安定させるその他の制御手段として、自動減速制御手段やヨーモーメント制御手段(ともに図示せず)等が併せて備えられているが、ここではその他の制御手段については説明を省略する。
ドライバ運転状態判定手段25では、ブレーキスイッチ16からのブレーキペダル踏込信号によってブレーキペダル1が踏み込まれているか否かを判定する。また、ドライバによるブレーキペダル1の踏込み量PRDRが、マスタシリンダ液圧センサ14から入力されるマスタシリンダ液圧情報に基づいて算出されるようになっている。
車両運動状態演算手段26では、ロールレイトセンサ13からのロールレイト信号によって車体に発生する実ロールレイトRr、前後・横加速度センサ17から入力される横加速度信号によって車体に発生する実横加速度Gy、ハンドル角センサ11から入力されるハンドル角情報によってハンドル角θh、ヨーレイトセンサ12からのヨーレイト信号によって車体に発生する実ヨーレイトYrを、それぞれ認識するようになっている。また、ここでは、車体速Vbが算出されるようになっている。車体速Vbは、通常は車輪速センサ15からの車輪速信号に基づいて算出されるが、車輪にスリップが生じたら、それまで得られた車輪速信号に基づく車体速に、前後加速度センサ17から得られる前後加速度の時間積分値が加算されて算出される(この場合、推定車体速となる)。
ロールオーバ抑制制御手段34は、ロールオーバ抑制制御量設定手段34bとドライバ操作対応制御量設定手段34cとロールオーバ抑制統合制御量設定手段34aとを備えて構成されている。
なお、ロールオーバ抑制制御手段34は、ロールオーバ抑制制御が必要な状態にあるか否かを判定して、制動制御を行うようになっている。ロールオーバ抑制制御が必要であると判定されたときには、ロールオーバ抑制制御量設定手段34bにおいて、旋回外輪に付与される、ロールオーバの危険度に応じた制動力が設定される。また、ロールオーバ抑制制御時にドライバの制動操作があると、ドライバ操作対応制御量設定手段34cにおいてロールオーバ抑制制御時のドライバの操作対応の制動力(これは、四輪に与えられる)が設定され、ロールオーバ抑制統合制御量設定手段34aにおいて、ロールオーバ抑制制御量設定手段34bで設定された制動力とドライバ操作対応制御量設定手段34cで設定された制動力とが統合され、ロールオーバ抑制統合制御が行われるようになっている。
具体的には、ロールオーバ抑制制御量設定手段34bでは、ロールレイトに着目した所定の開始条件が成立すると、ロールレイトRrの大きさに応じた制御量を旋回外輪へ付与する制御(この制御にかかる制御量のことを、以下、ロールオーバ抑制制御量という)を行い、また、所定の終了条件が成立すると、この制御を終了するようになっている。また、この制御にかかる、ロールレイトRrの大きさに応じた制御量は、ロールオーバ抑制制御量設定手段34b内で演算されるようになっている。
なお、ここでは、制御量として制動力自体(絶対的な制動力の大きさ)ではなく、制御力増減値が設定されるようになっている。これは、本制御が所定の周期で行われるものなので、前回の制御周期での制御力に対して制動力をどれだけ増減させるかを設定するものである。また、ここでは、制動力としてブレーキ液圧に換えて増減圧勾配(制御用増減圧量)PRとして設定する。
このロールオーバ抑制制御の開始条件とは、(1)車体速Vbが基準値(予め設定された低速値)V1以上であること、(2)横加速度Gyが基準値(予め設定された値)Gy1以上であること、(3)ロールレイトRrが基準値(予め設定された制御開始閾値)Rr1以上であること、であり、これらの各条件が全て成立すると、ロールオーバ抑制制御を開始する。
ロールオーバ抑制制御では、ロールオーバ抑制制御手段34が旋回外輪へ制動力を付加する。この時付加される制動力の大きさは、ロールオーバの危険度を示すパラメータであるロールレイトRrの大きさに応じた値として、予め設定された対応マップに基づいて設定されるようになっている。なお、本実施形態においては、ハイドロリックユニット6によって制御されるブレーキ液圧の増減圧勾配PRRRが、ロールレイトRrの大きさに応じた値の制動制御力として設定されるようになっている。
また、ロールレイト制御の終了条件とは、(1)車体速Vbが基準値(予め設定された低速値)V2(ただし、V2<V1)未満であること、(2)旋回方向が切り替わること、(3)ロールレイトRrが基準値(予め設定された制御終了閾値)Rr2(ただし、Rr2<Rr1)未満であること、であり、これらの各条件が一つでも成立すると、ロールオーバ抑制制御を終了する。なお、上記旋回方向の切り換わりは、ヨーレイトYrの符号が反転したとき旋回方向が切り換わったと判定される。
ドライバ操作対応制御量設定手段34cでは、ロールオーバ抑制制御中にドライバによってブレーキペダル1が踏込まれたときに、その踏込み量に対応した制動力を全輪へ付加する制御量(このような制御量のことを、以下、ドライバ操作対応制御量という)を設定する。この制御に係る制動力(制動量)の大きさは、ドライバによるブレーキペダル1の踏込み操作に応じた値として設定されるようになっている。なお、本実施形態においては、マスタシリンダ液圧センサ14で検出されたブレーキ液圧、すなわち、ドライバ踏込み圧PRDRの変化率(時間微分値)MCDRをドライバの減速意思に対応したパラメータとして採用しており、このドライバ踏込み圧PRDRの時間微分値MCDRの大きさに応じた制動力を設定するようになっている。
ロールオーバ抑制統合制御量設定手段34aは、ロールオーバ抑制制御量設定手段34bとドライバ操作対応制御量設定手段34cとによる制御を統合する機能を有している。つまり、ロールオーバ抑制制御量設定手段34bによるロールオーバ抑制制御と、ドライバ操作対応制御量設定手段34cによるドライバ制御との両方の制御が実施される場合に、それぞれの制御手段で演算された制動力を統合する演算を行うようになっている。
すなわち、ロールレイト制御手段34bで設定された増減圧勾配PRRR(ロールオーバ抑制制御量)と、ドライバ操作対応制御量設定手段34cで設定された制動制御力MCDRにゲインKDRを乗じたもの(ドライバ操作対応制御量)との和を、制御用増減圧勾配PRropとして設定し制御を行うようになっている。ここで、ゲインKDRは、ドライバ踏込み圧PRDRの関数として与えられている。
ゲインKDRは、図4(a)に示すように、ドライバ踏込み圧PRDRが、所定値PRDR1(第1所定値)未満の時には、一定の値KDR0であり、ドライバ踏込み圧PRDRが所定値PRDR1以上で所定値PRDR2(第2所定値)未満の時には、ドライバ踏込み圧PRDRの増大に応じて増大し、ドライバ踏込み圧PRDRが所定値PRDR2以上の時には、1に設定されるようになっている(ただし、PRDR1<PRDR2)。
つまり、ロールオーバ抑制統合制御量設定手段34aでは、ロールオーバ抑制制御における制動制御量とドライバ制御における制動制御量との統合制御にあたり、ドライバ踏込み圧PRDRが所定値PRDR2以上の時には、ドライバの減速意思が強いものとしてゲインKDRを1に設定することで、ドライバ制御による制動制御量を大きくする。そして、制御量増減圧勾配PRropが結果として、ロールオーバ抑制制御を確実に行うことのでき、かつ、ドライバの減速意思が反映された制御が実施される。
また、ドライバ踏込み圧PRDRが所定値PRDR1以上で所定値PRDR2未満の時には、ドライバによるブレーキペダルの踏込み圧PRDRの大きさにドライバの減速意思が反映するものとして、ゲインKDRをドライバ踏込み圧PRDRの増大に応じて増大する1より小さい値に設定することで、制御用増減圧勾配PRropがドライバの減速意思に応じ、且つ過大にならない程度の大きさになるようにする。
さらに、ドライバ踏込み圧PRDRが所定値PRDR1未満の時には、ドライバの減速意思が弱いものとして、ゲインKDRを一定値KDR0に設定することで、ドライバ制御による制動制御量を抑えるようにする。
本発明の一実施形態にかかる車両のロールオーバ抑制制御装置は上述のように構成されているので、例えば図5〜図6に示すように、制御が実施される。
まず、本ロールオーバ抑制制御装置では、ロールオーバ抑制制御手段34のロールオーバ抑制制御量設定手段34bにおいて、ロールオーバ抑制制御を実施するか否かが、図5に示すフローに従って判定される。このフローは、ロールレイトに応じたロールオーバ抑制制御の開始条件や終了条件を判定し、ロールオーバ抑制制御を行うためのフローである。
まずステップA10では、ロールオーバ抑制制御の開始又は終了を判定するために必要なパラメータが入力される。具体的には、車両運動状態演算手段26から車速Vb,横加速度Gy,ハンドル角θh,ロールレイトRrが入力される。
次にステップA20では、前述のロールオーバ抑制制御の開始条件に従って、ロールオーバ抑制制御が行われているか否かが判定される。この判定にかかるフラグFropRRは、ロールオーバ抑制制御が行われている状態か否かを示すフラグ(ロールオーバ抑制制御実施フラグ)であり、初期値が0として設定されている。ここで、FropRR=0の場合には、ロールオーバ抑制制御が開始されていないので、ステップA30へ進んでロールオーバ抑制制御の開始条件が判定される。また、FropRR=1の場合には、ロールオーバ抑制制御が開始されているので、ステップA60へ進み、前述のロールオーバ抑制制御終了条件に従って、ロールオーバ抑制制御の終了条件が判定される。
ステップA30では、ステップA10で入力されたパラメータに基づいて、ロールオーバ抑制制御の開始条件が成立するか否かが判定される。この条件が成立する場合には、ステップA40へ進んでフラグFropRRを1(オン)に設定し、ステップA50でロールオーバ抑制制御を開始し、このフローを終了する。また、この条件が成立しない場合には、フラグや制御を変更することなくこのフローを終了する。
一方、ステップA20での判定がFropRR=1の場合、ステップA60ではステップA10で入力されたパラメータに基づいて、ロールオーバ抑制制御の終了条件が成立するか否かが判定される。この条件が成立する場合には、ステップA70へ進んでフラグFropRRを0に設定し、ステップA80でロールオーバ抑制制御を終了し、このフローを終了する。また、この条件が成立しない場合には、フラグや制御を変更することなくこのフローを終了する。
ロールオーバ抑制統合制御量設定手段34aにおいては、上記のロールオーバ抑制制御量設定手段34bで設定されたフラグFropRRに基づいて、ロールオーバ抑制制御とドライバ制御との統合制御を行うか否かが、図6に示すフローに従って判定される。なお、このフローは、図5に示すフローにおけるステップA50のロールオーバ抑制制御の処理の要部である。
まずステップB10で、本フローの判定に必要なパラメータが入力される。具体的には、前フローで設定されたフラグFropRR情報,ブレーキペダル踏込み量MCDRが入力される。
次にステップB30では、ロールレイトRrの大きさに応じてロールオーバ抑制制御量PRRRが算出され、次のステップへ進む。
ステップB40ではドライバによるブレーキ操作が行われているか否かが判定される。ここで、ブレーキ操作が行われていると判定されると、ロールオーバ抑制制御とドライバ制御との統合制御を行うステップB50以下のフローへ進み、また、ブレーキ操作が行われていないと判定された時には、ステップB80へ進む。
ステップB40でドライバによるブレーキ操作が行われていると判定された場合、ステップB50ではドライバのブレーキ踏込み圧PRDRの時間微分値MCDRが算出される。次にステップB60では、ドライバのブレーキ踏込み圧PRDRの大きさに応じたゲインKDRが設定される。そして、ステップB70で、以下の(式1)に従って、ロールオーバ抑制制御とドライバ制御との統合制御としての制御用増減圧勾配PRropが車両の各輪について演算される。
PRrop=PRRR+KDR・MCDR ・・・ (式1)
PRRR:ロールオーバ抑制制御の増減圧勾配(制動制御量)
(ただし、旋回内輪の値は0)
DR:ゲイン(ただし、0≦KDR≦1)
MCDR:ブレーキ踏込み圧の時間微分値(制動制御量)
そして、ステップB90で、ステップB70で演算された制御用増減圧勾配PRropの大きさに基づいた制動制御が行われ(つまり、ブレーキ液圧が制御用増減圧勾配PRropだけ増圧又は減圧制御されて)、このフローを終了する。
また、ステップB40においてドライバによるブレーキ操作が行われていないと判定された場合、ステップB80で以下の(式2)に従って制御用増減圧勾配PRropが演算され、ステップB90で制動制御が行われ(つまり、ブレーキ液圧が制御用増減圧勾配PRropだけ増圧又は減圧制御されて)、このフローを終了する。
PRrop=PRRR ・・・ (式2)
このように本装置では、ロールオーバ抑制制御とドライバ制御との両制御が作動した場合には、ロールオーバ抑制制御の制動制御量と、ドライバ制御の制動制御量にゲインを乗じたものと、を加算した制御量を用いてロールオーバ抑制制御が行われる。
また、本実施形態においてはロールオーバ抑制制御時のブレーキ制御に際し、ロールオーバ抑制制御の制動制御力は旋回外輪へ付与されるのに対し、ドライバ制御の制動制御力は全輪へ付与される。
例えば図3(a),(b)に示すように、車両が左方向への旋回中には、旋回外輪である右前輪5FRと右後輪5RRとには、ロールオーバ抑制制御の制動制御量とドライバ制御の制動制御量にゲインを乗じたものとを加算した制動力が付与され、旋回内輪である左前輪5FLと左後輪5RLとには、ドライバ制御の制動制御量にゲインを乗じたもののみが付与される。
また、車両が右方向への旋回中には、旋回外輪である左前輪5FLと左後輪5RLとには、ロールオーバ抑制制御の制動制御量とドライバ制御の制動制御量にゲインを乗じたものとを加算した制動力が付与され、旋回内輪である右前輪5FRと右後輪5RRとには、ドライバ制御の制動制御量にゲインを乗じたもののみが付与される。
車両の左方向への旋回時にロールオーバ抑制制御とドライバ制御とが実施される場合、図3(a)に示すように、ロールオーバ抑制制御によって車両の旋回外輪へ付加される制動力とドライバ制御によって車両の全輪へ付加される制動力とが加算されて制動制御される。このとき、右前輪5FRと右後輪5RRとに付与される制動力が大きいため、車両に全体として右回転方向へのヨーモーメントが発生する。このような右回転方向へのヨーモーメントが、車両の左方向への旋回半径を大きくする(すなわち、走行経路が旋回外側に膨らむように、車両のステア特性にアンダーステアの傾向を与える)ように働き、車両に発生する右転倒方向へのロール角度を抑えることができる。
また、ドライバの減速意思を反映した形で全輪に制動力が与えられて、ドライバのフィーリングに則した車速Vbの減速を図ることができる。
また、車両の左方向への旋回時には、旋回内輪である左前輪5FL及び左後輪5RLの接地圧が減少し、特にロールオーバ抑制制御が必要な状況ではタイヤが接地していないこともある一方で、旋回外輪である右前輪5FR及び右後輪5RRの接地圧は増大する傾向にあるため、この右前輪5FR及び右後輪5RRへ制動力を付与することで効果的に車速Vbの減速を図ることができ、車両の右転倒方向へのロールを効果的に抑制することができる。
同様に、車両の右方向への旋回時にロールオーバ抑制制御とドライバ制御とが実施される場合、図3(b)に示すように、ロールオーバ抑制制御によって車両の旋回外輪へ付加される制動力とドライバ制御によって車両の全輪へ付加される制動力とが加算されて制動制御される。このとき、左前輪5FLと左後輪5RLとに付与される制動力が大きいため、車両に全体として左回転方向へのヨーモーメントを発生し、車両の右方向への旋回半径を大きくする(すなわち、走行経路が旋回外側に膨らむように、車両のステア特性にアンダーステアの傾向を与える)ように働き、車両に発生する左転倒方向へのロール角度を抑えることができる。また、ドライバの減速意思を反映した形で全輪へ制動力が与えられて、フィーリング良く車速Vbの減速を図ることができ、旋回外輪である左前輪5FL及び左後輪5RLへ制動力を付与することで効果的に車速Vbの減速を図ることができ、車両の左転倒方向へのロールを効果的に抑制することができる。
このように、本ロールオーバ抑制制御装置によれば、ロールオーバ抑制制御において、ロールオーバ抑制制御とドライバ制御との両方の制御が実施される場合には、ロールオーバ抑制制御に必要な制御量を確保しながら、ドライバの減速意思に見合った制動制御を行うことができる。また、ドライバの減速意思に応じたゲインを設定することによって、制動制御量が過大にならず、ロールオーバ抑制制御とドライバ制御との両方の制御を効果的に実施することができ、車両の安定性を確保することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述の実施形態においては、ロールオーバ抑制制御の制動力について詳述したが、ヨーモーメント制御や自動減速制御等、その他の車両挙動制御が同時に実行されるように構成されることも考えられる。この場合、各々の制御量の算出過程においては独立した演算を行い、制動制御を行う時点で各々の制御量を加算して制御を行うように構成してもよいし、各々の制御量の和を算出するにあたって重み付け加算(例えば、各々の制御量に所定の係数を乗じた後に加算するといった演算)行うように構成してもよい。
また、上述の実施形態において、増減圧勾配PRRRが、各々ロールレートRrに応じた値として、予め設定された対応マップに基づいて設定されるようになっているが、例えばPID制御によって設定されるように構成してもよく、あるいは別のロジックによって設定されるように構成してもよい。
本発明の一実施形態にかかる車両のロールオーバ抑制制御装置における制御ブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる車両のロールオーバ抑制制御装置を備えた車両の制動システムの全体構成を示すシステム構成図である。 本発明の車両のロールオーバ抑制制御装置を備えた車両において、旋回方向と制動力との関係を模式的に示した模式図であり、(a)は左方向への旋回時に車両へ付与される力を示し、(b)は右方向への旋回時に車両へ付与される力を示す。 本発明の一実施形態にかかる車両のロールオーバ抑制制御装置によるロールレイト制御と横加速度制御との統合制御における、制動制御量の補正特性を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる車両のロールオーバ抑制制御装置による、ロールオーバ抑制制御の開始及び終了判定を説明する制御フロー図である。 本発明の一実施形態にかかる車両のロールオーバ抑制制御装置による、ロールオーバ抑制制御とドライバ制御との統合制御を説明する制御フロー図である。
符号の説明
1 ブレーキぺダル
2 マスタシリンダ
3 制動用コントローラ(ブレーキECU)
4 ブレーキ液リザーバ
5FL,5FR,5RL,5RR 制動輪
6 ハイドロリックユニット
10 ホイールブレーキ
11 ハンドル角センサ
12 ヨーレイトセンサ
13 ロールレイトセンサ
14 マスタシリンダ液圧センサ
15 車輪速センサ
16 ブレーキスイッチ
17 前後・横加速度センサ
25 ドライバ運転状態判定手段
26 車両運動状態演算手段
34 ロールオーバ抑制制御手段
34a ロールオーバ抑制統合制御量設定手段
34b ロールオーバ抑制制御量設定手段
34c ドライバ操作対応制御量設定手段

Claims (6)

  1. 車両の左右輪を個々に制動しうる制動機構と、
    該制動機構を制御する制動制御手段と、
    該車両のロール状態を検出するロール状態検出手段と、
    該制動制御手段の機能要素として設けられ、該車両の旋回時に該ロール状態検出手段によって該車両が過剰なロール状態であると検出されたら、旋回外輪への制動力を付与させるように該制動機構を制御することによりロールオーバ抑制制御を行うロールオーバ抑制制御手段とを備え、
    該制動制御手段では、該ロールオーバ抑制制御時にドライバによる制動操作があった場合、上記のドライバの制動要求を反映させるように、各車輪の制動力値を加算補正する
    ことを特徴とする、車両のロールオーバ抑制制御装置。
  2. 該制動力値の加算補正値は、ドライバの制動操作による制動制御量に予め設定された1以下のゲインを乗算したものである
    ことを特徴とする、請求項1記載の車両のロールオーバ抑制制御装置。
  3. 該制動制御量は、ドライバによる制動操作量の時間微分値である
    ことを特徴とする、請求項2記載の車両のロールオーバ抑制制御装置。
  4. 該ゲインは、ドライバによる制動操作量が増大するのに伴って増大するように設定されている
    ことを特徴とする、請求項2又は3記載の車両のロールオーバ抑制制御装置。
  5. 該ゲインは、該制動操作量が第1所定値未満の時には1よりも小さい一定値となり、該制動操作量が該第1所定値以上で且つ該第1所定値よりも大きい第2所定値未満の時には該制動操作量の増大に応じて増大し、該制動制御量が該第2所定値以上の時には1となるように設定されている
    ことを特徴とする、請求項4記載の車両のロールオーバ抑制制御装置。
  6. 該ゲインは、該制動操作量が該第1所定値未満の時には0となるように設定されている
    ことを特徴とする、請求項5記載の車両のロールオーバ抑制制御装置。
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Cited By (3)

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WO2023189731A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 三菱自動車工業株式会社 車両の姿勢制御装置
JP7712606B2 (ja) 2022-03-30 2025-07-24 三菱自動車工業株式会社 車両の姿勢制御装置

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