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JP2005102834A - 遊技機 - Google Patents

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JP2005102834A
JP2005102834A JP2003338113A JP2003338113A JP2005102834A JP 2005102834 A JP2005102834 A JP 2005102834A JP 2003338113 A JP2003338113 A JP 2003338113A JP 2003338113 A JP2003338113 A JP 2003338113A JP 2005102834 A JP2005102834 A JP 2005102834A
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JP2003338113A
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Katsushi Matsui
勝史 松井
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Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

【課題】 封止機構が破壊されたことを外観上容易に認識できる。
【解決手段】 現在封止状態にある第1被封止部51及び第2被封止部81のうち第2被封止部81の周囲に設けられた3箇所の切取部85,85,85をニッパで切り取る。これらの切取部85をニッパで切り取ったときには圧縮による切断力が働いて切断される。各切取部85は、粘性の高いABS樹脂製のため、その切断面は押し潰された形状に塑性変形すると同時に白化することから、切断されたことが外観上容易に認識できる。このように切取部85を切り取った後、封止状態にあった第1被封止部51及び第2被封止部81はそのまま封止状態が維持されることになるが、第2被封止部81の周囲が切断されることから、ケース蓋体70はケース本体40から離脱する方向へスライドさせて開けるることが可能となる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、遊技機に関し、詳しくは、透明な第1ケース構成体と透明な第2ケース構成体とからなり遊技機の制御基板を収容可能な基板ケースを備えた遊技機に関する。
従来より、遊技機の基板ケースは、遊技機で行われる遊技に関わる種々の制御を司る制御基板を収容した状態で複数の封止機構のいずれかを利用して封止するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の基板ケースは、監督官庁等の検査機関による検査の際に現在封止されている封止機構を破壊して開封し、検査後に未使用の封止機構を用いて再度封止する。そして、検査回数を履歴として残すようにし、検査回数と破壊された封止機構の数とを照合することにより、不正行為によって封止機構が破壊されたことがあるか否かを判定する。なお、不正行為は、正規な制御プログラムが格納されているROMを不正な制御プログラムが格納されているROMに交換すること等を目的としてなされる。
特開2000−300720号公報
しかしながら、封止機構は基板ケースと同様、ポリカーボネート等で形成されているため、悪意のある者が封止機構を破壊し開封して不正なROMに交換した後破壊した箇所を接着剤等で丁寧にくっつけることにより、外観上破壊されていないかの如く見えることがある。
本発明はこのような課題に鑑みなされたものであり、基板ケースの封止機構が破壊されたことを外観上容易に認識できる遊技機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための有効な手段を以下に示す。なお、必要に応じてその作用等についても説明する。
手段1.第1ケース構成体と第2ケース構成体とによって制御基板を収容可能な収容空間を形成する基板ケースを備えた遊技機であって、
前記基板ケースは、
前記第1ケース構成体に設けられた複数の第1被封止部と、
前記第2ケース構成体に設けられた複数の第2被封止部と、
前記第1ケース構成体と前記第2ケース構成体とを組み付けて前記収容空間を形成した状態で所定の第1被封止部と該所定の第1被封止部に整合する第2被封止部とを不可逆的に封止する封止部材と、
前記第2ケース構成体と前記第2被封止部とを切り離すために各第2被封止部の周囲に設けられ圧縮又は剪断による切断力が加えられると視認可能な痕跡が残る材料で形成された切取部と、
を備えた遊技機。
この遊技機に装着される基板ケースは、収容空間に制御基板を収容した状態で第1ケース構成体と第2ケース構成体とが組み付けられ、所定の第1被封止部とその第1被封止部に整合する第2被封止部とが封止部材によって不可逆的に封止される。そして、開封する必要が生じたときには、第2被封止部の周囲に形成された切取部を切り取る。すると、第2ケース構成体は、第2被封止部から切り離されるため、第1ケース構成体から離間可能となる。このため、収容空間に収容された制御基板等を検査することができる。さて、開封後に再度封止するには、収容空間に制御基板を収容した状態で先ほどとは別の第1被封止部とその第1被封止部に整合する第2被封止部とを封止部材により不可逆的に封止する。ここで、切取部は、圧縮による切断力(例えばニッパ等による切断力)や剪断による切断力(例えばハサミ等による切断力)が加えられると視認可能な痕跡が残る材料で形成されている。このため、悪意のある者が切取部を切断し開封したあと接着剤等によりくっつけたとしても、切取部には視認可能な痕跡が残るので、封止機構が破壊されたことを外観上容易に認識することができる。また、例えば検査回数の履歴と痕跡の数とを照合することにより不正行為があったことを容易に認識できる。
手段2.第1ケース構成体と第2ケース構成体とによって制御基板を収容可能な収容空間を形成する基板ケースを備えた遊技機であって、
前記基板ケースは、
前記第1ケース構成体に装着・離脱可能に設けられ複数の第1被封止部が形成された第1取付部材と、
前記第2ケース構成体に装着・離脱可能に設けられ複数の第2被封止部が形成されると共に該第2被封止部の周囲に該第2被封止部を切り離すための切取部が形成された第2取付部材と、
前記第1ケース構成体と前記第2ケース構成体とを組み付けて前記収容空間を形成した状態で前記第1取付部材のうち所定の第1被封止部と前記第2取付部材のうち前記所定の第1被封止部に整合する第2被封止部とを不可逆的に封止する封止部材と、
を備え、
前記切取部は、圧縮又は剪断による切断力が加えられると視認可能な痕跡が残る材料で形成されている、遊技機。
この遊技機に装着される基板ケースは、手段1と同様、封止機構が破壊されたことを外観上容易に認識することができる。また、第1取付部材の複数の第1被封止部と第2取付部材の複数の第2被封止部とをすべて利用したあとに、その第1及び第2取付部材をそれぞれ第1及び第2ケース構成体から離脱させ、新品の第1及び第2取付部材をそれぞれ第1及び第2ケース構成体に装着することにより、基板ケースを再生することができる。
手段3.手段1又は2に記載の遊技機であって、前記切取部は、圧縮又は剪断による切断力が加えられると白化する材料によって形成されている、遊技機。こうすれば、切取部を切断し開封したあと接着剤等によりくっつけて元に戻したとしても、切取部には白くなった部分が残るので、封止機構が破壊されたことを外観上容易に認識することができる。このとき、切取部は、白色以外の材料で形成されている必要があり、特に白色と区別のつきやすい色(例えば黒、紺、紫、青、赤、橙、茶、緑など)が好ましい。
手段4.手段1〜3のいずれかに記載の遊技機であって、前記切取部は、圧縮又は剪断による切断力が加えられると押し潰された形状に塑性変形する材料によって形成されている、遊技機。こうすれば、切取部を切断し開封したあと接着剤等によりくっつけて元に戻したとしても、切取部の切断面は押し潰された形状になるので、封止機構が破壊されたことを外観上容易に認識することができる。
手段5.手段1〜4のいずれかに記載の遊技機であって、前記切取部は、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン系)樹脂を含む材料によって形成されている、遊技機。ABS樹脂は粘性が高いため、圧縮又は剪断による切断力が加えられると白化したり押し潰された形状に塑性変形したりしやすい。なお、例えばスチロール樹脂、AS(アクリロニトリル−スチレン系)樹脂等も粘性が高いが、耐熱性や強度の点を考慮するとABS樹脂が好ましい。
手段6.手段1又は2に記載の遊技機であって、前記切取部は、圧縮又は剪断による切断力が加えられると脆性破壊が起きる材料によって形成されている、遊技機。こうすれば、切取部を切断し開封したあと接着剤等によりくっつけて元に戻したとしても、切取部には脆性破壊による亀裂が入っているので、封止機構が破壊されたことを外観上容易に認識することができる。
手段7.手段1,2又は6に記載の遊技機であって、前記切取部は、アクリル樹脂又はPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂を含む材料によって形成されている、遊技機。アクリル樹脂やPET樹脂は硬度が高いため、圧縮又は剪断による切断力が加えられると割れて亀裂が入りやすい。
手段8.手段2又は手段2の構成を備えた手段3〜7のいずれかに記載の遊技機であって、前記第1取付部材及び/又は前記第2取付部材は、有色材料によって形成されている、遊技機。こうすれば、封止機構が破壊されたことを外観上容易に認識できるという効果のほかに、遊技機の機種に応じて基板ケースの色を決めておくことができ、それにより遊技機の機種と制御基板との対応関係を容易に認識できる。
手段9.手段2又は手段2の構成を備えた手段3〜8のいずれかに記載の遊技機であって、前記封止部材によって前記第1取付部材のうち所定の第1被封止部と前記第2取付部材のうち前記所定の第1被封止部に整合する第2被封止部とが不可逆的に封止された状態では、前記第1取付部材は前記第1ケース構成体から離脱する方向に移動するのを前記第2ケース構成体、前記第2取付部材又は前記制御基板によって阻止され、前記第2取付部材は前記第2ケース構成体から離脱する方向に移動するのを前記第1ケース構成体、前記第1取付部材又は前記制御基板によって阻止されている、遊技機。こうすれば、封止状態において各構成体や各部材を分解することができない。
手段10.手段9に記載の遊技機であって、前記第1取付部材と前記第1ケース構成体、前記第2取付部材と前記第2ケース構成体、前記第1ケース構成体と前記第2ケース構成体は、それぞれ接着・螺合することなく装着・離脱可能に嵌め合わされている、遊技機。こうすれば、基板ケースを再生する際に接着・螺合を外す作業が不要となり、分解・組立が容易になる。
手段11.手段10に記載の遊技機であって、前記第1取付部材と前記第1ケース構成体、前記第2取付部材と前記第2ケース構成体、前記第1ケース構成体と前記第2ケース構成体は、それぞれ接着・螺合することなく装着・離脱可能にスライド機構により嵌め合わされている、遊技機。こうすれば、基板ケースの分解・組立が一層容易になる。
手段12.手段1〜手段11のいずれかに記載の遊技機であって、前記封止部材は第1封止具と第2封止具からなり、前記第1封止具は前記第2被封止部に整合する位置に配置される前の前記第1被封止部に離脱不能に差し込まれ、前記第2封止具は前記第1封止具が差し込まれた前記第1被封止部と前記第2被封止部とを整合した状態で前記第2被封止部に差し込まれることにより前記第2被封止部に引っ掛かった状態で前記第1封止具と離脱不能に噛み合う、遊技機。こうすれば、一旦封止部材によって封止した後は封止部材による封止を解くことができないので、封止を解くには切取部を切断することになる。
手段13.前記遊技機はパチンコ機である、手段1〜12のいずれかに記載の遊技機。こうすれば、パチンコ機において、手段1〜12の作用効果が得られる。ここで、パチンコ機は、いわゆる第1種、第2種、第3種と称される機種であってもよいが、これら以外の機種であってもよい。
手段14.前記遊技機はスロットマシンである、手段1〜12のいずれかの遊技機。こうすれば、スロットマシンにおいて、手段1〜12の作用効果が得られる。ここで、スロットマシンには、例えばAタイプ(ビッグボーナスゲームが小役ゲーム30回とJACゲーム3回のセットで構成されるタイプ)、Bタイプ(ビッグボーナスゲームが小役ゲーム30回とJACゲーム2回のセットで構成されるタイプ)、Cタイプ(シングルボーナスが頻繁に揃うタイプ)、AタイプとCタイプの複合機、BタイプとCタイプの複合機などがあるが、いずれのスロットマシンであってもよいし、これらのタイプ以外のスロットマシンであってもよい。
手段15.前記遊技機はパチンコ機とスロットマシンとを融合させてなる融合機である、手段1〜12のいずれかの遊技機。こうすれば、パチンコ機とスロットマシンとを融合させてなる融合機において、手段1〜12の作用効果が得られる。ここで、融合機としては、例えば遊技媒体としてメダルの代わりに遊技球を用いるスロットマシンなどが挙げられる。
なお、本発明の遊技機は、この他、種々の遊技機(例えばゲームセンタに設置されるゲーム機など)に適用することもできる。また、本発明は、基板ケースに係る発明と見ることもできる。例えば、第1ケース構成体と第2ケース構成体とによって制御基板を収容可能な収容空間を形成する基板ケースであって、前記第1ケース構成体に設けられた複数の第1被封止部と、前記第2ケース構成体に設けられた複数の第2被封止部と、前記第1ケース構成体と前記第2ケース構成体とを組み付けて前記収容空間を形成した状態で所定の第1被封止部と該所定の第1被封止部に整合する第2被封止部とを不可逆的に封止する封止部材と、前記第2ケース構成体と前記第2被封止部とを切り離すために各第2被封止部の周囲に設けられ圧縮又は剪断による切断力が加えられると視認可能な痕跡が残る材料で形成された切取部と、を備えたものとして捉えることもできる。この基板ケースは、上述した手段1〜15のいずれかの構成を採用したものであってもよい。
次に、本発明を実施するための最良の実施形態を説明する。図1は本実施形態のパチンコ機20を裏面から見た外観図であり、図2はメイン制御基板ケース30を一方から見たときの斜視図、図3はメイン制御基板ケース30を他方から見たときの斜視図である。なお、図2にはメイン制御基板を図示したが、それ以外の図面にはメイン制御基板を省略した。
パチンコ機20は、図1に示すように、外枠2にヒンジ3を介して開閉自在に取り付けられた前枠4と、外枠2の裏側上部に取り付けられ遊技球を貯留可能なタンク6と、遊技球をタンク6から遊技球払出装置8へと導くタンクレール10と、遊技球払出装置8を制御する払出制御基板を収容する払出制御基板ケース12と、外枠2の裏面中央に開閉自在に取り付けられ特別図柄表示装置としての液晶ディスプレイの表示制御を司る表示制御基板を収容する表示制御基板ケースや各種ランプの表示制御を司るランプ制御基板を収容するランプ制御基板ケースやスピーカからの発生音の制御を司る音声制御基板を収容する音声制御基板ケースなどを内包する大型カバー14と、遊技盤の各種入賞口への遊技球の入賞に応じて各種制御基板へ制御信号を出力するメイン制御基板を収容するメイン制御基板ケース30と、遊技球を遊技盤へ発射させるステップモータ16とを備える。
メイン制御基板ケース30は、図2及び図3に示すように、第1取付部材50を取り付けたケース本体40に第2取付部材80を取り付けたケース蓋体70をスライドして一体化したあと、第1取付部材50に設けられた第1被封止部51と第2取付部材80に設けられた第2被封止部81とを整合させた状態で不可逆的に封止したものであり、ケース本体40とケース蓋体70とによって形成される収容空間にメイン制御基板を収容するものである。
ケース本体40は、透明なPC(ポリカーボネート樹脂)により成形されたものであり、矩形状の本体底面部41と、この本体底面部41の各長辺に沿って立設した一対の本体長壁部42,42とを備えている。両本体長壁部42,42の内側には、ケース蓋体70をスライドさせるためのメインレール溝43,43が長辺に沿って形成されている。また、一方の本体長壁部42の外面には、パチンコ機20の裏面にメイン制御基板ケース30を引っかけるための引っ掛け部44,44が設けられている。また、ケース本体40には、メインレール溝43,43をスライドしていくケース蓋体70をメインレール溝43,43の終端にてストップさせるストッパ壁43a,43aが形成されている。これら二つのストッパ壁43a,43aは、本体底面部41の一方の短辺の両端に立設されており、両ストッパ壁43a,43aの間の空間には、第1取付部材50が嵌め込まれている。具体的には、両ストッパ壁43a,43aの近傍には、第1取付部材50をスライドさせるためのガイド45,45が立設され、第1取付部材50の両端に設けたサブレール溝54,54とこのガイド45,45を用いて第1取付部材50を本体底面部41に向かって略垂直にスライドさせることにより、第1取付部材50は装着・離脱可能な状態でケース本体40に嵌め込まれる。また、ケース本体40には、第1取付部材50が取り付けられる側とは反対側に、パチンコ機20の裏面にビス止めするためのビス止め穴46,46が設けられている。
第1取付部材50は、透明なPCにより形成されており、ケース本体40の両ストッパ壁43a,43aの間の空間を閉鎖する板状部材59(図3参照)と、この板状部材59の両端に設けられたサブレール溝54,54と、板状部材59の外面に形成された5つの第1被封止部51,51,…と、その両側に形成された2つのポケット部58,58とを備えている。このうち、板状部材59には、サブレール溝54,54と所定の隙間を持って庇部59a,59aが形成されている。また、第1被封止部51には、第1封止金具60が離脱不能な状態で嵌め込まれている。具体的には、図4に示すように、第1被封止部51は、内部に空洞が形成され、その空洞には直立壁52とこの直立壁52に対向する位置に並んで立設された二つの対向壁53,53とが設けられ、直立壁52と二つの対向壁53,53との間には第1封止金具60を挿入するためのスリットS1が形成されている。また、二つの対向壁53,53の奥側端部は架橋壁55によって架け渡され、この架橋壁55の奥には空間56が形成されている。更に、直立壁52のうちスリットS1の入口近くには突堤57が形成されている。なお、ポケット部58は、内部に空洞が形成され、この空洞に予備の第2封止金具90を保管しておくためのものである。
第1封止金具60は、金属薄板を加工したものである。この第1封止金具60は、図4に示すように、第1被封止部51の突堤57に引っ掛かる手前側フック61と、第1被封止部51のスリットS1に挿入されてそのスリットS1の奥に設けられた架橋壁55の下側に引っ掛かる奥側フック62,62とを備え、手前側フック61と奥側フック62,62とは互いに逆向きに屈曲している。また、第1封止金具60の中央やや奥寄りには板バネ部63,63が設けられ、この板バネ部63,63は奥側フック62,62と反対側に突出している。この第1封止金具60は、第1被封止部51のスリットS1に挿入されると、奥側フック62,62と板バネ部63,63とが扁平に弾性変形した状態でスリットS1の奥へと進み、奥側フック62,62が架橋壁55の奥の空間56に達すると弾性により元のフック形状に復帰し、また板バネ部63,63が第1封止金具60の全体を対向壁53,53及び架橋壁55へ押しつけるように付勢するため、第1封止金具60をスリットS1から抜き取ることはできなくなる。このとき、手前側フック61は突堤57に引っ掛かった状態となり、これ以上第1封止金具60がスリットS1の奥へ進むのを阻止している。また、第1封止金具60のうち中央やや手前寄りには傾斜突起64,64が設けられている。この傾斜突起64,64は、後述する第2封止金具90と離脱不能な状態で係合し合うものである。
ケース蓋体70は、図2及び図3に示すように、透明なPC(ポリカーボネート樹脂)により成形されたものであり、矩形状の蓋体底面部71と、この蓋体底面部71の各長辺に沿って立設した一対の蓋体長壁部72,72とを備えている。このうち、蓋体底面部71には、メイン制御基板の熱を外部へ放出するための多数の放熱孔71aが穿設されると共に、メイン制御基板の検査回数を履歴として残すための履歴シールを貼り付けるシール貼付箇所71bが設けられている。また、両蓋体長壁部72,72には、ケース本体40のメインレール溝43,43に嵌め込んでスライドさせるための鍔部73,73(図には片側のみ示す)が形成されている。この鍔部73には、メイン制御基板に接続されたコネクタやハーネスを露出させるための複数の窓部73aが設けられている。また、ケース蓋体70の一方の短辺の両端には短壁部74,74が設けられ、両短壁部74,74の間の空間には、第2取付部材80が嵌め込まれている。具体的には、両短壁部74,74の近傍には、第2取付部材80をスライドさせるためのサブレール溝75,75が形成され、第2取付部材80の両端に設けたガイド84,84とこのサブレール溝75,75を用いて第2取付部材80を蓋体底面部71に向かって略垂直にスライドさせることにより、第2取付部材80は装着・離脱可能な状態でケース蓋体70に嵌め込まれる。また、ケース蓋体70には、第2取付部材80が取り付けられる側とは反対側に、ケース本体40と共にパチンコ機20の裏面にビス止めするためのビス止め穴76,76が設けられている。
第2取付部材80は、図2,図3及び図5に示すように、黒色のABS樹脂で成形されており、ケース蓋体70の両短壁部74,74の間の空間を閉鎖する板状部材89と、この板状部材89の両端に設けられたガイド84,84と、板状部材89の外面に形成された5つの第2被封止部81,81,…と、それらの両側に形成された2つのポケットカバー88,88と、各第2被封止部81の周囲に形成された切取部85,85,…とを備えている。このうち、第2被封止部81には、第2封止金具90が挿入可能である。具体的には、図4に示すように、第2被封止部81は、手前から奥へと貫通する矩形孔S2とこの矩形孔S2の奥にて一部を架橋する架橋部83とを備え、第1封止金具60が嵌め込まれた第1被封止部51に整合する位置に配置されたときには、架橋部83によって仕切られた矩形孔S2の幅広側S2aが第1被封止部51の二つの対向壁53,53の隙間に連通し、幅狭側S2bが第1被封止部51の空洞を突堤57で仕切った空間のうちスリットS1と反対側に連通する。また、切取部85は、図5に示すように、各第2被封止部81につき周囲3箇所ずつ形成されている。即ち、5つの第2被封止部81,81,…のうち両側の2つについては、隣りの第2被封止部81と連結する箇所、隣りのポケットカバー88と連結する箇所、板状部材89と連結する箇所の合計3箇所であり、5つの第2被封止部81,81,…のうち中3つについては、両隣の第2被封止部81,81と連結する箇所、板状部材89と連結する箇所の合計3箇所である。これらの切取部85は、切断しやすいように他の箇所に比べてやや幅が狭く形成されている。また、これらの切取部85は、ABS樹脂製であるため、ニッパ等の圧縮による切断力が加わったりハサミ等の剪断による切断力が加わると、その部分が白化するし、また切断面は押しつぶされた形状に塑性変形する。なお、ポケットカバー88は、第2被封止部81が第1被封止部51に整合する位置に配置されたときポケット部58の開口を覆うように形成されている。
第2封止金具90は、金属板材を略J字状に加工したものである。この第2封止金具90は、図4に示すように、第2被封止部81のうち架橋部83によって仕切られた矩形孔S2の幅広側S2aに挿入される長足部91と、矩形孔S2の幅狭側S2bに挿入される短足部95と、長足部91と短足部95とを繋いでいる連繋部97とを備え、長足部91の内側には長手方向に沿って三角突起92,92が並設されている。この第2封止金具90は、第1封止金具60が嵌め込まれた第1被封止部51と第2被封止部81とが整合する位置に配置されたときに矩形孔S2へ挿入されると、長足部91が第1被封止部51の対向壁53,53の隙間に進入しつつ、第1封止金具60の傾斜突起64,64を第2封止金具90の三角突起92,92が弾性変形させながら奥へと進み、連繋部97が第2被封止部81の架橋部83に引っ掛かると傾斜突起64,64と三角突起92,92とが係合し、第2封止金具90を矩形孔S2から抜こうとしてももはや抜き取ることはできなくなる。
次に、メイン制御基板ケース30にメイン制御基板を収容して封止する手順について説明する。まず、図2及び図3に示すように、ケース本体40に第1取付部材50を嵌め込み、第1取付部材50の各第1被封止部51に第1封止金具60を差し込む。具体的には、ケース本体40の両ストッパ壁43a,43aの近傍に立設されたガイド45,45に第1取付部材50のサブレール溝54,54が嵌るように位置合わせしたあと、ガイド45,45に沿って第1取付部材50をスライドさせる。このようにスライドさせた後には、ケース本体40の内部から見た斜視図である図6に示すように、ガイド45及びサブレール溝54の端面と板状部材59に設けられた庇部59aとの間に、ケース蓋体70の鍔部先端73b(図2参照)が入り込む隙間102が形成される。この隙間102の間隔W2はメインレール溝43の溝幅W1と略同じである。続いて、第1取付部材50の各第1被封止部51のスリットS1に第1封止金具60を差し込む。すると、第1封止金具60はスリットS1から離脱不能な状態となるが、この点は既に説明したため省略する。
これと共に、図2及び図3に示すように、ケース蓋体70に第2取付部材80を嵌め込む。具体的には、ケース蓋体70の両短壁部74,74の近傍に立設されたサブレール溝75,75に第2取付部材80のガイド84,84が嵌るように位置合わせしたあと、サブレール溝75,75に沿って第2取付部材80をスライドさせる。このようにスライドさせた後には、ケース蓋体70の内部から見た斜視図である図7に示すように、ガイド84及びサブレール溝75の両端面は、短壁部74の内側に設けられた段差74cや鍔部73の段差73cと面一となる。ここで、短壁部74の内側の段差74cや鍔部73の段差73cは、メイン制御基板の厚さW3と略同じ高さに形成されている。この段差73c,74cによって形成される凹部はメイン制御基板を嵌め込むための空間であり、この凹部にメイン制御基板を嵌め込んでネジでネジ孔77に固定することにより、メイン制御基板はガイド84とサブレール溝75とが離脱する方向に移動するのを阻止する。
続いて、第2取付部材80及びメイン制御基板が取り付けられたケース蓋体70を、第1取付部材50が取り付けられたケース本体40に嵌め込み、各第1被封止部51と各第2被封止部81とを整合させる。具体的には、図2及び図3に示すように、ケース本体40のメインレール溝43,43にケース蓋体70の両鍔部73,73が嵌るように位置合わせしたあと、図8に示すように、ケース蓋体70の鍔部先端73bがケース本体40のストッパ壁43aに突き当たるまで、メインレール溝43,43に沿ってケース蓋体70をスライドさせていく。このようにスライドさせていく途中でケース本体40側の第1被封止部51にケース蓋体70側の第2被封止部81が乗り上げ、その後は乗り上げた状態で第1被封止部51に第2被封止部81が摺動していく。そして、スライド完了後、鍔部先端73bがケース本体40側の隙間102(図6参照)に入り込むため、鍔部先端73bはケース本体40のガイド45,45と第1取付部材50のサブレール溝54,54とが離脱する方向に移動するのを阻止する。なお、図9はスライド完了後の斜視図である。
最後に、5つの第2被封止部81,81,…のうち未使用のものを一つ選択し、選択した第2被封止部81の矩形孔S2(図4参照)に第2封止金具90を差し込む。すると、第2封止金具90は、長足部91が第1被封止部51の対向壁53,53の隙間に進入しつつ、第1封止金具60の傾斜突起64,64を第2封止金具90の三角突起92,92が弾性変形させながら奥へと進み、連繋部97が第2被封止部81の架橋部83に引っ掛かると傾斜突起64,64と三角突起92,92とが係合し、第2封止金具90を矩形孔S2から抜こうとしてももはや抜き取ることはできなくなる。これにより、メイン制御基板ケース30の不可逆的な封止が完了する。このときの様子を図10及び図11に示す。図10は、封止状態にあるメイン制御基板ケース30の平面図、図11は図10のA−A断面図である。
次に、メイン制御基板の検査を行う際に、封止状態にあるメイン制御基板ケース30を開ける手順について説明する。まず、図11に示すように、現在封止状態にある第1被封止部51及び第2被封止部81のうち第2被封止部81の周囲に設けられた3箇所の切取部85,85,85をニッパ又はハサミで切り取る。これらの切取部85をニッパで切り取ったときには圧縮による切断力が働いて切断され、ハサミで切り取ったときには剪断による切断力が働いて切断される。各切取部85は、粘性の高いABS樹脂製のため、その切断面は押し潰された形状に塑性変形すると同時に白化する。このように切取部85を切り取った後、封止状態にあった第1被封止部51及び第2被封止部81はそのまま封止状態が維持されることになるが、第2被封止部81の周囲が切断されることから、第2被封止部81は第2取付部材80から離間可能となっており、その結果、ケース蓋体70はケース本体40から離脱する方向へスライド可能となる。したがって、ケース蓋体70をケース本体40から離脱方向へスライドさせれば、メイン制御基板ケース30を開くことができ、内部に収容されているメイン制御基板の検査が可能となる。この検査の際には、シール貼付箇所71bに貼り付けられた履歴シールにメイン制御基板の検査を行った日付を記入する。このように検査履歴を残すことにより、不正行為によってメイン制御基板ケース30が開けられていなければ、切取部85が切断されている第2被封止部81の数と検査回数とが一致する。一方、切取部85が切断された第2被封止部81の数が検査回数よりも多ければ、検査以外に開けられたことになり、悪意のある者が不正行為を働いた可能性が高いといえる。なお、再度封止するには、ケース本体40及びケース蓋体70によって形成される収容空間にメイン制御基板を収容した状態で先ほどとは別の第1被封止部51とその第1被封止部51に整合する第2被封止部81とを第1及び第2封止金具60,90により不可逆的に封止する。
以上詳述した本実施形態によれば、切取部85は、圧縮・剪断による切断力が加えられると視認可能な痕跡が残るABS樹脂で形成されているため、悪意のある者が切取部85を切断し開けたあと接着剤等によりくっつけたとしても、切断後の切取部85には視認可能な痕跡が残るので、封止が破壊されたことを外観上容易に認識することができる。このため、悪意ある者が3箇所の切取部85のうちの1つめを不正に切断したときにその痕跡が残ることがわかるので、不正行為を断念することが期待される。また、検査回数の履歴と痕跡の数とを照合することにより不正行為があったことを容易に認識できる。
また、第1取付部材50の複数の第1被封止部51,51,…と第2取付部材80の複数の第2被封止部81,81,…とをすべて利用したあと、ケース蓋体70をケース本体40から離脱する方向へスライドして外し更にメイン制御基板を外した状態で、第1取付部材50をケース本体40から離脱させると共に第2取付部材80をケース蓋体70から離脱させ、新品の第1及び第2取付部材50,80をそれぞれケース本体40及びケース蓋体70に装着し直すことにより、メイン制御基板ケース30を再生することができる。
更に、第2取付部材80は有色のABS樹脂によって形成されているため、パチンコ機20の機種に応じてメイン制御基板ケース30の色を決めておくことができ、それによりパチンコ機20の機種とメイン制御基板との対応関係を容易に認識できる。
更にまた、第1封止金具60及び第2封止金具90によって第1取付部材50のうち所定の第1被封止部51と第2取付部材80のうちその第1被封止部51に整合する第2被封止部81とが封止された状態では、第1取付部材50はケース本体40から離脱する方向に移動するのをケース蓋体70の鍔部先端73bによって阻止され、第2取付部材80はケース蓋体70から離脱する方向に移動するのをメイン制御基板によって阻止されているため、封止状態においてケース本体40や第1取付部材50、ケース蓋体70、第2取付部材80を分解することができない。
そしてまた、第1取付部材50とケース本体40、第2取付部材80とケース蓋体70、ケース本体40とケース蓋体70は、それぞれ接着・螺合することなくスライド機構により装着・離脱可能に嵌め合わされているため、メイン制御基板ケース30を再生する際に接着・螺合を外す作業が不要となり、分解・組立が容易になる。
そして更に、封止部材として第1封止金具60と第2封止金具90を採用しており、第1封止金具60は第2被封止部81に整合する位置に配置される前の第1被封止部51のスリットS1に離脱不能に差し込まれ、第2封止金具90は第1封止金具60が差し込まれた第1被封止部51と第2被封止部81とを整合した状態で第2被封止部81の矩形孔S2に差し込まれることにより第2被封止部81の架橋部83に引っ掛かった状態で第1封止金具60と離脱不能に噛み合うため、一旦封止した後はこれらの封止を解くことができないので、封止を解くには切取部85を切断することになる。したがって、本発明の効果が有効に発揮されることになる。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、本発明の遊技機の基板ケースの一例としてメイン制御基板ケースを示したが、メイン制御基板以外の基板ケース、例えば払出制御基板を収容する払出制御基板ケース、表示制御基板を収容する表示制御基板ケース、ランプ制御基板を収容するランプ制御基板ケース、又は音声制御基板を収容する音声制御基板ケースなどを例示してもよい。これらの場合も上述した実施形態と同様の効果が得られる。
また、上述した実施形態では、切取部85をABS樹脂製としたが、ABSと同等の粘性を持つ樹脂(例えばスチロール樹脂やAS樹脂等)で製造してもよい。この場合もABS樹脂と同様、切断後の切取部85は押し潰された形状になったり白化したりするため、封止が破壊されたことを外観上容易に認識できる。また、切取部85をアクリル樹脂製やPET樹脂製としてもよい。こうすれば、切取部85を切断し開けたあと接着剤等によりくっつけて元に戻したとしても、切断後の切取部85には脆性破壊による亀裂が入っているので、封止が破壊されたことを外観上容易に認識することができる。
更に、上述した実施形態では、第1取付部材50をケース本体40と装着・離脱可能としたが、両者を一体成形してもよい。また、第2取付部材80をケース蓋体70と装着・離脱可能としたが、両者を一体成形してもよい。
更にまた、上述した実施形態では、パチンコ機20を例にとって説明したが、本発明が適用可能な遊技機はパチンコ機に限定されるものではなく、遊技球の入球に伴って当否判定を行う全ての遊技機、例えばパチンコ機とスロットマシンとを融合させた遊技機などにも適用することができるのは勿論である。このパチンコ機とスロットマシンとを融合させた遊技機の基本構成の一例としては、遊技状態に応じてその遊技状態を識別させるための複数の図柄からなる図柄列を変動表示した後に図柄を確定表示する表示手段を備え、始動用操作手投(例えば操作レバー)の操作に起因して図柄の変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因してあるいは所定時間経過することにより図柄の変動が停止され、その停止時の確定図柄が特定図柄であることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、遊技媒体として遊技球を使用すると共に図柄の変動開始に際しては所定数の遊技球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの遊技球が払い出されるよう構成されてなる遊技機を挙げることができる。こうした遊技機には、少なくとも多数個の遊技球を取得できる遊技者に有利な状態である特別遊技状態(大当り状態)と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である通常遊技状態とが存在するものとすることもできる。あるいは、スロットマシンに適用することも可能である。
本実施形態のパチンコ機20を裏面から見た外観図である。 メイン制御基板ケース30を一方から見たときの斜視図である。 メイン制御基板ケース30を他方から見たときの斜視図である。 封止機構の説明図である。 第2取付部材80の平面図である。 第1取付部材50付きのケース本体40を内部から見た斜視図である。 第2取付部材80付きのケース蓋体70を内部から見た斜視図である。 スライド途中のケース本体40とケース蓋体70を表す斜視図である。 スライド完了後のケース本体40とケース蓋体70を表す斜視図である。 封止状態にあるメイン制御基板ケース30の平面図である。 図10のA−A断面図である。
符号の説明
1 外枠、3 ヒンジ、4 前枠、6 タンク、8 遊技球払出装置、10 タンクレール、12 払出制御基板ケース、14 大型カバー、16 ステップモータ、20 パチンコ機、30 メイン制御基板ケース、40 ケース本体、41 本体底面部、42 本体長壁部、43 メインレール溝、43a ストッパ壁、44 引っ掛け部、45 ガイド、46 ビス止め穴、50 第1取付部材、51 第1被封止部、52 直立壁、53 対向壁、54 サブレール溝、55 架橋壁、56 空間、57 突堤、58 ポケット部、59 板状部材、59a 庇部、60 第1封止金具、61 手前側フック、62 奥側フック、63 板バネ部、64 傾斜突起、70 ケース蓋体、71 蓋体底面部、71a 放熱孔、71b シール貼付箇所、72 蓋体長壁部、73 鍔部、73a 窓部、73b 鍔部先端、73c 段差、74 短壁部、74c 段差、75 サブレール溝、76 ビス止め穴、77 ネジ孔、80 第2取付部材、81 第2被封止部、83 架橋部、84 ガイド、85 切取部、88 ポケットカバー、89 板状部材、90 第2封止金具、91 長足部、92 三角突起、95 短足部、97 連繋部、S1 スリット、S2 矩形孔。

Claims (1)

  1. 第1ケース構成体と第2ケース構成体とによって制御基板を収容可能な収容空間を形成する基板ケースを備えた遊技機であって、
    前記基板ケースは、
    前記第1ケース構成体に設けられた複数の第1被封止部と、
    前記第2ケース構成体に設けられた複数の第2被封止部と、
    前記第1ケース構成体と前記第2ケース構成体とを組み付けて前記収容空間を形成した状態で所定の第1被封止部と該所定の第1被封止部に整合する第2被封止部とを不可逆的に封止する封止部材と、
    前記第2ケース構成体と前記第2被封止部とを切り離すために各第2被封止部の周囲に設けられ圧縮又は剪断による切断力が加えられると視認可能な痕跡が残る材料で形成された切取部と、
    を備えた遊技機。
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