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JP2005101581A - 半導体装置 - Google Patents

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JP2005101581A
JP2005101581A JP2004247664A JP2004247664A JP2005101581A JP 2005101581 A JP2005101581 A JP 2005101581A JP 2004247664 A JP2004247664 A JP 2004247664A JP 2004247664 A JP2004247664 A JP 2004247664A JP 2005101581 A JP2005101581 A JP 2005101581A
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Abstract

【課題】 横型IGBTを備えた半導体装置において、高集積化、低オン抵抗化、スイッチングロスの低減および高速化を実現すること。また、IGBT同士、あるいはIGBTとCMOSデバイス等を一体化させたときに、ラッチアップなどの誤動作を防ぐこと。
【解決手段】 支持基板102、酸化膜103およびplang=EN-US>-半導体層101よりなるSOI基板100に、分離溝106内面に形成された絶縁膜107を備えたトレンチ分離領域105によって、島状の素子形成領域104を設ける。この素子形成領域104内において、トレンチ202を形成し、そのトレンチ202内にゲート絶縁膜203を介してゲート電極204を形成する。トレンチ202の底面にコレクタ領域209を設けるとともに、トレンチ202の外側にエミッタ領域211を設ける。
【選択図】 図1
lang=EN-US>

Description

本発明は、半導体装置に関し、特にスイッチング電源用IC、自動車パワー系駆動用IC、プラズマディスプレーパネルドライバ用ICなど、高耐圧で大電流を制御するICに用いられる低オン抵抗の絶縁ゲート型半導体装置に関する。
近年、携帯情報機器の急速な普及や通信技術の高度化などに伴い、パワーMOSFETを内蔵したパワーICの重要性が高まっている。横型パワーMOSFETと制御回路とを一体化したパワーICでは、従来のパワーMOSFET単体と制御駆動回路とを組み合わせてなる構成に対して、小型化、低消費電力化、高信頼性化および低コスト化などが期待される。そこで、CMOSプロセスをベースにした高性能横型パワーMOSFETの開発が活発におこなわれている。
最近では、従来のプレーナ型の横型パワーMOSFETと比較して、さらなる低オン抵抗化と、パワーICに集積する際の高集積化が可能であることから、トレンチ横型パワーMOSFET(以下、TLPMとする)の開発が活発におこなわれている。TLPMには、トレンチ底面にドレインコンタクトを設けるタイプ(以下、TLPM/Dとする)と、トレンチ底面にソースコンタクトを設けるタイプ(以下、TLPM/Sとする)がある(たとえば、特許文献1、非特許文献1および非特許文献2参照。)。
従来のTLPM/DおよびTLPM/Sの構成について説明する。図36は、従来のTLPM/Dの構成を示す断面図である。図36に示すように、plang=EN-US>-半導体基板1にトレンチ2が形成されている。トレンチ2内は、外側から中心に向かって順に設けられたゲート絶縁膜3、ゲート電極4、層間絶縁膜5および埋め込み電極6により埋められている。トレンチ2の下半部には、耐圧を確保するためにゲート絶縁膜3よりも厚い絶縁膜7が設けられている。
トレンチ2の下半部は、nlang=EN-US>-拡張ドレイン領域8により囲まれている。n+ドレイン領域9は、nlang=EN-US>-拡張ドレイン領域8においてトレンチ2の底面の下側に設けられている。前記埋め込み電極6は、トレンチ2の底面において、nlang=EN-US>+ドレイン領域9に電気的に接続している。トレンチ2の上半部の外側は、pベース領域10となっている。
lang=EN-US>+ソース領域11は、pベース領域10においてトレンチ2のすぐ外側に設けられている。plang=EN-US>+プラグ領域12は、pベース領域10内に設けられている。ドレイン電極13は、前記埋め込み電極6の上端に電気的に接続している。また、ソース電極14は、基板表面の層間絶縁膜15を貫通して、nlang=EN-US>+ソース領域11とp+プラグ領域12の両方に電気的に接続している。
図37は、従来のTLPM/Sの構成を示す断面図である。図37に示すように、plang=EN-US>-半導体基板1に形成されたトレンチ2内は、外側から中心に向かって順に設けられたゲート絶縁膜3、ゲート電極4、層間絶縁膜5および埋め込み電極6により埋められている。トレンチ2の上半部のすぐ外側には、耐圧を確保するためにゲート絶縁膜3よりも厚い絶縁膜7が設けられている。
トレンチ2の下半部は、pベース領域10により囲まれている。nlang=EN-US>+ソース領域11は、pベース領域10においてトレンチ2の底面の下側に設けられている。前記埋め込み電極6は、トレンチ2の底面において、nlang=EN-US>+ソース領域11に電気的に接続している。トレンチ2の上半部の外側は、nlang=EN-US>-拡張ドレイン領域8となっている。
lang=EN-US>+ドレイン領域9は、n-拡張ドレイン領域8内に設けられている。ドレイン電極13は、基板表面の層間絶縁膜15およびその上の層間絶縁膜16を貫通して、nlang=EN-US>+ドレイン領域9に電気的に接続している。また、ソース電極14は、層間絶縁膜16を貫通して、前記埋め込み電極6の上端に電気的に接続している。
一般にMOSFETにおいては、単位面積あたりのオン抵抗が低い方が望ましい。単位面積あたりのチャネル幅(以下、チャネル密度とする)は、単位面積あたりのオン抵抗を決める重要なパラメータの一つであり、MOSFETのデバイスピッチに反比例する。図36または図37に示すTLPMでは、トレンチ2の側壁にトランジスタが形成されているので、デバイスピッチが従来のプレーナ型パワーMOSFETの半分程度になる。したがって、従来のプレーナ型パワーMOSFETと比べて、TLPMではチャネル密度がおおよそ2倍となり、オン抵抗が半減する。
しかしながら、MOSFETは、多数キャリアによって動作するモノポーラ・デバイスであり、電流はデバイス表面で流れるだけである。したがって、単位面積あたりのオン抵抗の低減化にはいまだ改善の余地が残されている。また、MOSFETをパワーICに搭載する際には、接合分離技術によって素子同士を分離することになる。したがって、TLPMと、これを制御するためのCMOSデバイスとを一体化させると、トランジスタ同士の相互作用によりラッチアッブが発生するおそれがある。
そこで、MOSFETの代わりに絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、IGBTとする)を用い、誘電体分離技術により素子同士を分離する構成が提案されている。IGBTは、バイポーラ・デバイスであるため、伝導度変調を利用してオン抵抗を下げることができるという利点を有する。本出願人は、SOI(シリコン・オン・インシュレータ)技術を適用したプレーナ型の横型IGBTについて先に出願している(たとえば、特許文献2参照。)。
図38は、従来のプレーナ型の横型IGBTの構成を示す断面図である。図38に示すように、n型単結晶シリコン半導体層21が、支持基板22の表面に設けられた酸化膜23上に積層されている。素子形成領域24は、トレンチ分離領域25によって、シリコン半導体層21に島状に分離されて形成されている。トレンチ分離領域25は、シリコン半導体層21を貫通して酸化膜23に達する分離溝26と、この分離溝26の内面に設けられた誘電体膜27と、誘電体膜27の内側を埋めるポリシリコン28により構成されている。
素子形成領域24において、シリコン半導体層21の表面層には、nlang=EN-US>-ドリフト領域29が設けられている。p+コレクタ領域30は、nlang=EN-US>-ドリフト領域29内に設けられている。また、素子形成領域24において、シリコン半導体層21の表面層には、pベース領域31がnlang=EN-US>-ドリフト領域29から離れて設けられている。pベース領域31内には、nlang=EN-US>+エミッタ領域32およびp+ベース領域33が設けられている。
lang=EN-US>+エミッタ領域32とn-ドリフト領域29との間のシリコン半導体層21の表面上には、ゲート絶縁膜34を介してゲート電極35が設けられている。コレクタ電極36は、plang=EN-US>+コレクタ領域30に電気的に接続されている。エミッタ電極37は、n+エミッタ領域32とplang=EN-US>+ベース領域33の両方に電気的に接続されている。
図38に示すプレーナ型の横型IGBTのオン抵抗は、同じデバイスサイズのプレーナ型の横型MOSFETの4分の1になるので、図36または図37に示すTLPMの2分の1に低減されることになる。また、SOI構造により支持基板22と素子とが分離されているため、基板電流を防ぐことができるので、スイッチングロスの低減と高速化を図ることができる。さらに、誘電体分離技術の採用により、IGBT同士、またはIGBTとCMOSデバイスとを一体化させた際に、IGBTとトランジスタ間の相互作用を解消することができるので、寄生サイリスタのラッチアップを解消することができる。
特開2002−353447号公報 特開平6−151576号公報 エヌ・フジシマ(lang=EN-US>N. Fujishima)、外5名、「ア ロー オン・レジスタンス トレンチ ラテラル パワー MOSFET イン ア 0.6μm スマート パワー テクノロジー フォー 20−30V アプリケーションズ(lang=EN-US>A Low On−resistance Trench Lateral Power MOSFET in a 0.6μm Smart lang=EN-US>Power Technology for 20−30 V Applications)」、アイ・トリプル・イー アイ・イー・ディー・エム(IEEE IEDM)、(米国)、2002年、テクニカル・ダイジェスト、p.455−458 エイ・スギ(lang=EN-US>A. Sugi)、外6名、「ア 30V クラス イクストリームリ ロー オン・レジスタンス メッシュト トレンチ ラテラル パワー MOSFET(A 30V Class Extremely Low On−resistance Meshed Trench lang=EN-US>Lateral Power MOSFET)」、アイ・トリプル・イー アイ・イー・ディー・エム(IEEE IEDM)、(米国)、2002年、テクニカル・ダイジェスト、p.297−300
しかしながら、従来のプレーナ型の横型IGBTでは、ドリフト領域が横方向、すなわち素子の厚さ方向に直交する方向に形成されているので、耐圧を上げようとするとドリフト領域を横方向に延ばさなければならない。そのため、高集積化の妨げとなるという問題点がある。また、ドリフト領域を横方向に延ばすことによるデバイスピッチの増大により、オン抵抗が増大するという問題点もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、デバイスピッチが小さく、高集積化が可能なトレンチ横型IGBT(以下、TL−IGBTとする)を備えた半導体装置を提供することを目的とする。また、本発明は、TL−IGBTを備えた半導体装置において、TL−IGBTの基板電流を解消してスイッチングロスの低減と高速化を実現することを目的とする。
さらに、本発明は、TL−IGBTを備えた半導体装置において、TLPMやプレーナ型の横型IGBTよりもオン抵抗を低くすることを目的とする。さらにまた、本発明は、TL−IGBT同士を一体化させた半導体装置においてラッチアップを防ぐこと、あるいはTL−IGBTとCMOSデバイス等を一体化させた半導体装置においてトランジスタ間の相互作用による誤動作を防ぐことを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明にかかる半導体装置は、半導体層に形成されたトレンチの底面の下側に設けられた第1導電型のコレクタ領域と、前記半導体層の表面層において前記トレンチの外側に設けられた第2導電型のエミッタ領域と、前記エミッタ領域と前記コレクタ領域との間に設けられた第1導電型のベース領域と、前記ベース領域と前記コレクタ領域との間に設けられた第2導電型のドリフト領域と、前記トレンチの内側に設けられたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の内側に設けられたゲート電極と、前記ゲート電極の内側に設けられた層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜の内側に設けられ、前記トレンチの底面で前記コレクタ領域に電気的に接続する埋め込み電極と、前記埋め込み電極に電気的に接続するコレクタ電極と、前記エミッタ領域と前記ベース領域の両方に電気的に接続するエミッタ電極と、を具備することを特徴とする。
第1の発明において、さらに、前記トレンチの下半部に前記ゲート絶縁膜よりも厚い絶縁膜を有していたり、前記コレクタ領域を囲む第2導電型のバッファ領域を有する構成であってもよい。また、半導体装置が、前記半導体層を貫通する分離溝内面に絶縁膜が形成されたトレンチ分離領域によって周囲から絶縁された素子形成領域内に形成されていてもよいし、前記半導体層は、絶縁層上に積層されたシリコン半導体でできていてもよい。
第1の発明によれば、半導体基板に形成されたトレンチ内にゲート電極を有し、トレンチの側壁または底面の付近に電流経路を有するTL−IGBTを備えた半導体装置が得られる。また、SOI基板上にTL−IGBTが形成された半導体装置が得られる。
また、上記目的を達成するため、第2の発明にかかる半導体装置は、半導体層に形成されたトレンチの底面の下側に設けられた第2導電型のエミッタ領域と、前記半導体層の表面層において前記トレンチの外側に設けられた第1導電型のコレクタ領域と、前記エミッタ領域と前記コレクタ領域との間に設けられた第1導電型のベース領域と、前記ベース領域と前記コレクタ領域との間に設けられた第2導電型のドリフト領域と、前記トレンチの内側に設けられたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の内側に設けられたゲート電極と、前記ゲート電極の内側に設けられた層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜の内側に設けられ、前記トレンチの底面で前記エミッタ領域に電気的に接続する埋め込み電極と、前記埋め込み電極に電気的に接続するエミッタ電極と、前記コレクタ領域に電気的に接続するコレクタ電極と、を具備することを特徴とする。
第2の発明において、さらに、前記トレンチの上半部に前記ゲート絶縁膜よりも厚い絶縁膜を有していたり、前記コレクタ領域を囲む第2導電型のバッファ領域を有する構成であってもよい。また、半導体装置が、前記半導体層を貫通する分離溝内面に絶縁膜が形成されたトレンチ分離領域によって周囲から絶縁された素子形成領域内に形成されていてもよいし、前記半導体層は、絶縁層上に積層されたシリコン半導体でできていてもよい。
第2の発明によれば、半導体基板に形成されたトレンチ内にゲート電極を有し、トレンチの側壁または底面の付近に電流経路を有するTL−IGBTを備えた半導体装置が得られる。また、SOI基板上にTL−IGBTが形成された半導体装置が得られる。
また、上記目的を達成するため、第3の発明にかかる半導体装置は、絶縁層上に積層されたシリコン半導体層が、前記半導体層を貫通する分離溝内面に絶縁膜が形成されたトレンチ分離領域による誘電体分離によって複数の素子形成領域に分割されており、前記複数の素子形成領域のうちの第1の素子形成領域には、前記第1の発明にかかる半導体装置が形成され、前記複数の素子形成領域のうちの第2の素子形成領域には、前記第1の発明にかかる半導体装置で、かつ前記第1の素子形成領域に形成された半導体装置とは導電型が異なる半導体装置が形成されていることを特徴とする。あるいは、誘電体分離されている第1の素子形成領域および第2の素子形成領域には、それぞれ前記第1の発明にかかる半導体装置および前記第2の発明にかかる半導体装置が形成されていてもよいし、第1の素子形成領域および第2の素子形成領域に形成されている半導体装置が前記第2の発明にかかる半導体装置であり、かつ導電型が異なるもの同士であってもよい。
第3の発明によれば、TL−IGBT同士が、誘電体分離技術により素子分離された状態で一体化された構成の半導体装置が得られる。
また、上記目的を達成するため、第4の発明にかかる半導体装置は、絶縁層上に積層されたシリコン半導体層が、前記半導体層を貫通する分離溝内面に絶縁膜が形成されたトレンチ分離領域によって複数の素子形成領域に誘電体分離されており、第1の素子形成領域には、前記第1または前記第2の発明にかかる半導体装置が形成され、第2の素子形成領域には、前記第1の素子形成領域に形成された半導体装置を制御するプレーナ型のpチャネルMOSFETおよびnチャネルMOSFETの一方または両方が形成されていることを特徴とする。第4の発明において、pチャネルMOSFETとnチャネルMOSFETとが、誘電体分離された異なる素子形成領域に形成されていてもよい。
第4の発明によれば、TL−IGBTとCMOSデバイス等とが、誘電体分離技術により素子分離された状態で一体化された構成の半導体装置が得られる。
本発明によれば、半導体基板に形成されたトレンチ内にゲート電極を有し、トレンチの側壁または底面の付近に電流経路を有するTL−IGBTを備えた半導体装置が得られる。したがって、高集積化することができるとともに、TLPMやプレーナ型の横型IGBTよりもオン抵抗を低くすることができる。
また、SOI基板上にTL−IGBTが形成されることにより、TL−IGBTの基板電流を解消してスイッチングロスの低減と高速化を実現することができる。また、TL−IGBT同士が誘電体分離技術により素子分離されることにより、ラッチアップを防ぐことができる。また、TL−IGBTとCMOSデバイス等とが誘電体分離技術により素子分離されることにより、トランジスタ間の相互作用による誤動作を防ぐことができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。実施の形態1の半導体装置は、トレンチ底面にコレクタコンタクトを設けたTL−IGBT(以下、TL−IGBT/Cとする)である。図1に示すように、このTL−IGBT/C200は、plang=EN-US>-型単結晶シリコン半導体層(以下、p-半導体層とする)101を、半導体支持基板(以下、支持基板とする)102の表面に絶縁層として設けられた酸化膜103上に積層した構成のSOI基板100に形成されている。
素子形成領域104は、トレンチ分離領域105によって、plang=EN-US>-半導体層101に島状に形成されている。トレンチ分離領域105は、plang=EN-US>-半導体層101を貫通して酸化膜103に達する分離溝106と、この分離溝106の内面に設けられた絶縁膜107と、絶縁膜107の内側を埋める導電体としてのポリシリコン108により構成されている。分離溝106は、絶縁膜107のみで埋めてもよい。実施の形態2以降においても同様に分離溝106は、絶縁膜107のみで埋めてもよい。
TL−IGBT/C200は、素子形成領域104に形成されている。TL−IGBT/C200は、ゲート絶縁膜203、ゲート電極204、第1の層間絶縁膜205、埋め込み電極206、第2の層間絶縁膜207、nlang=EN-US>-ドリフト領域208、n+バッファ領域215、plang=EN-US>+コレクタ領域209、pベース領域210、n+エミッタ領域211、plang=EN-US>+プラグ領域212、コレクタ電極213、エミッタ電極214、第3の層間絶縁膜109およびパッシベーション膜110を備えている。
素子形成領域104において、plang=EN-US>-半導体層101にはトレンチ202が形成されている。ゲート絶縁膜203は、トレンチ202の側壁の上半部に設けられている。ゲート電極204は、ゲート絶縁膜203の内側に設けられている。トレンチ202の下半部には、耐圧を確保するためにゲート絶縁膜203よりも厚い第2の層間絶縁膜207が設けられている。
ゲート電極204および第2の層間絶縁膜207の内側には、第1の層間絶縁膜205が設けられている。埋め込み電極206は、第1の層間絶縁膜205の内側に設けられている。トレンチ202は、これらゲート絶縁膜203、ゲート電極204、第2の層間絶縁膜207、第1の層間絶縁膜205および埋め込み電極206により埋められている。
トレンチ202の下半部は、nlang=EN-US>-ドリフト領域208により囲まれている。n+バッファ領域215は、nlang=EN-US>-ドリフト領域208においてトレンチ202の底面の下側に設けられている。plang=EN-US>+コレクタ領域209は、n+バッファ領域215においてトレンチ202の底面に沿って設けられている。前記埋め込み電極206は、トレンチ202の底面において、plang=EN-US>+コレクタ領域209に電気的に接続している。
トレンチ202の上半部の外側は、pベース領域210となっている。nlang=EN-US>+エミッタ領域211は、pベース領域210においてトレンチ202のすぐ外側に設けられている。つまり、pベース領域210は、nlang=EN-US>+エミッタ領域211とn-ドリフト領域208との間に設けられている。plang=EN-US>+プラグ領域212は、pベース領域210内において、n+エミッタ領域211の外側に設けられている。
コレクタ電極213は、第3の層間絶縁膜109を貫通して前記埋め込み電極206の上端に電気的に接続している。また、エミッタ電極214は、第3の層間絶縁膜109およびSOI基板100表面の酸化膜111を貫通して、nlang=EN-US>+エミッタ領域211とp+プラグ領域212の両方に電気的に接続している。これら電極213,214はパッシベーション膜110により被覆されている。
つぎに、上述した構成のTL−IGBT/C200の製造プロセスについて説明する。図2〜図4は、TL−IGBT/C200の製造途中の状態を示す断面図である。
まず、図2に示すように、SOI基板100の酸化膜103をエッチングストッパーとしてエッチングをおこない、SOI基板100に、plang=EN-US>-半導体層101を貫通して酸化膜103に達する分離溝106を形成する。そして、その分離溝106の内面に酸化膜よりなる絶縁膜107を形成し、さらにその内側にポリシリコン108を堆積して、分離溝106を埋める。その後、エッチバックして、SOI基板100表面を平坦化する。分離溝106は絶縁膜107のみで埋めてもよい。実施の形態2以降も同様に分離溝106を絶縁膜107のみで埋めてもよい。
ついで、1回目のトレンチエッチングをおこない、素子形成領域104に1段目のトレンチ221を形成する。そして、1段目のトレンチ221の内壁を酸化して、1段目のトレンチ221の内壁にゲート絶縁膜203を形成する。ついで、窒化膜121を積層し、この窒化膜121を、1段目のトレンチ221の側壁部分のゲート絶縁膜203の表面にのみ残す。
残った窒化膜121をマスクとして2回目のトレンチエッチングをおこない、1段目のトレンチ221の底面を掘り下げて2段目のトレンチ222を形成する。つづいて、2段目のトレンチ222からn型不純物を導入し、nlang=EN-US>-ドリフト領域208をトレンチ202の下半部を囲むように形成する。その後、2段目のトレンチ222の内壁に生成した酸化膜を除去する。ここまでの状態が図2に示されている。
ついで、図3に示すように、1段目のトレンチ221の側壁に窒化膜121を残したまま2段目のトレンチ222の内壁を酸化し、トレンチ202の下半部に第2の層間絶縁膜207を形成する。窒化膜121を除去した後、ポリシリコンよりなるゲート電極204を形成する。その後、2段目のトレンチ222の底面からn型不純物を導入し、nlang=EN-US>+バッファ領域215を形成する。SOI基板100表面全面に酸化膜を堆積し、異方性ドライエッチングにより堆積された酸化膜をエッチングすることにより、2段目のトレンチ222の底面に開口部を形成し、2段目のトレンチ222の側壁に第1の層間絶縁膜205を形成し、SOI基板100表面上に酸化膜111を形成する。酸化膜を堆積する際には、2段目のトレンチ222の底面に形成される酸化膜の厚さよりも、トレンチ221、222形成領域以外のSOI基板100表面上に形成される酸化膜の方が厚く形成されるため、異方性ドライエッチングにより2段目のトレンチ222の底面に開口部を形成すると酸化膜111が残る。その後、2段目のトレンチ222の底面開口部からp型不純物を導入し、plang=EN-US>+コレクタ領域209を形成する。
なお、nlang=EN-US>+バッファ領域215、第1の層間絶縁膜205およびp+コレクタ領域209の形成順序は、適宜変更可能である。たとえば、nlang=EN-US>+バッファ領域215の形成後、p+コレクタ領域209を形成してから第1の層間絶縁膜205を形成してもよい。この場合には、nlang=EN-US>+バッファ領域215を浅く形成することができるので、n+バッファ領域215が比較的高濃度であっても、キャリア注入効率を下げることなく、高耐圧で、かつ低オン抵抗であるという特性が得られる。
ついで、トレンチ202内を埋め込み電極206で埋め、エッチバックしてSOI基板100の表面を平坦化する。ここまでの状態が図3に示されている。ここで、埋め込み電極206を、タングステンなどの金属材料を用いて形成してもよいし、p型不純物を含むドープトポリシリコンを用いて形成してもよい。ドープトポリシリコンを用いる場合には、ポリシリコンから2段目のトレンチ222の底面を介してnlang=EN-US>+バッファ領域215内へp型不純物が拡散する。したがって、p型不純物のイオン注入をおこなわなくても、plang=EN-US>+コレクタ領域209を形成することができるので、工程が簡略化される。
ついで、図4に示すように、第3の層間絶縁膜109を積層し、第3の層間絶縁膜109にコンタクトホールを開口し、素子形成領域104のトレンチ202の外側領域の基板表面と埋め込み電極206の表面を露出させる。ついで、トレンチ202の外側領域にpベース領域210、nlang=EN-US>+エミッタ領域211およびp+プラグ領域212を形成する。ここまでの状態が図4に示されている。ついで、コレクタ電極213およびエミッタ電極214を形成する。最後に、パッシベーション膜110を積層することによって、図1に示す構成のTL−IGBT/C200が完成する。
上述した実施の形態1によれば、TL−IGBT/C200が、トレンチ202内にゲート電極204を有し、トレンチ202の側壁または底面の付近に電流経路を有するので、高集積化することができるとともに、TLPMやプレーナ型の横型IGBTよりもオン抵抗を低くすることができる。たとえば、集積度が同じであれば、オン抵抗をTLPMの4分の1にすることができる。また、実施の形態1によれば、TL−IGBT/C200がSOI基板100上に形成されているので、基板電流を解消してスイッチングロスの低減と高速化を実現することができる。
なお、図5に断面図を示すTL−IGBT/C230のように、nlang=EN-US>+バッファ領域の形成工程を省略して、トレンチ202の底面にn+バッファ領域215を設けない構成としてもよい。この場合には、製造工程を簡略化することができるだけでなく、nlang=EN-US>-ドリフト領域208の不純物濃度を最適化することによって、高いキャリア注入効率が得られるので、高耐圧で、かつ低オン抵抗であるという特性が得られる。
実施の形態2.
図6および図7は、本発明の実施の形態2にかかる半導体装置の構成を示す断面図であり、トレンチの長手方向の異なる位置での断面構成を示している。実施の形態2の半導体装置は、トレンチ底面にエミッタコンタクトを設けたTL−IGBT(以下、TL−IGBT/Eとする)である。
図6および図7に示すように、このTL−IGBT/E300は、実施の形態1のTL−IGBT/C200と同様に、支持基板102、酸化膜103およびplang=EN-US>-半導体層101よりなるSOI基板100の素子形成領域114に形成されている。素子形成領域114は、実施の形態1と同様に、分離溝106、絶縁膜107およびポリシリコン108よりなるトレンチ分離領域105によって、plang=EN-US>-半導体層101に島状に形成されている。
TL−IGBT/E300は、ゲート絶縁膜303、ゲート電極304、第1の層間絶縁膜305、埋め込み電極306、第2の層間絶縁膜307、nlang=EN-US>-ドリフト領域308、n+バッファ領域315、plang=EN-US>+コレクタ領域309、pベース領域310、n+エミッタ領域311、plang=EN-US>+プラグ領域312、コレクタ電極313、エミッタ電極314、第3の層間絶縁膜109およびパッシベーション膜110を備えている。
素子形成領域114において、plang=EN-US>-半導体層101にはトレンチ302が形成されている。ゲート絶縁膜303は、トレンチ302の側壁の下半部に設けられている。トレンチ302の上半部には、耐圧を確保するためにゲート絶縁膜303よりも厚い第2の層間絶縁膜307が設けられている。ゲート電極304は、ゲート絶縁膜303および第2の層間絶縁膜307の内側に設けられている。
ゲート電極304の内側には、第1の層間絶縁膜305が設けられている。この第1の層間絶縁膜305はSOI基板100表面まで伸びている。埋め込み電極306は、第1の層間絶縁膜305の内側に設けられている。トレンチ302は、これらゲート絶縁膜303、ゲート電極304、第2の層間絶縁膜307、第1の層間絶縁膜305および埋め込み電極306により埋められている。
pベース領域310は、トレンチ302の底面の下側に設けられており、後述するように、nlang=EN-US>+エミッタ領域311とn-ドリフト領域308との間に設けられている。nlang=EN-US>+エミッタ領域311は、pベース領域310においてトレンチ302の底面に沿って設けられている(図6参照)。また、別の断面においては、plang=EN-US>+プラグ領域312が、pベース領域310においてトレンチ302の底面に沿って設けられている(図7参照)。
前記埋め込み電極306は、トレンチ302の底面において、nlang=EN-US>+エミッタ領域311に電気的に接続している。また、埋め込み電極306は、plang=EN-US>+プラグ領域312にも電気的に接続している。これは、埋め込み電極306とplang=EN-US>-半導体層101とを電気的に接続することによってフローティングを防ぎ、大電流素子であっても耐圧を確保するためである。
lang=EN-US>-ドリフト領域308は、トレンチ302の上半部の外側に設けられている。nlang=EN-US>+バッファ領域315は、n-ドリフト領域308の表面領域に設けられている。plang=EN-US>+コレクタ領域309は、n+バッファ領域315の表面領域に設けられている。
エミッタ電極314は、第3の層間絶縁膜109を貫通して前記埋め込み電極306の上端に電気的に接続している。また、コレクタ電極313は、第3の層間絶縁膜109、第1の層間絶縁膜305および基板表面の酸化膜111を貫通してplang=EN-US>+コレクタ領域309に電気的に接続している。これら電極313,314はパッシベーション膜110により被覆されている。
つぎに、上述した構成のTL−IGBT/E300の製造プロセスについて説明する。図8〜図12は、TL−IGBT/E300の製造途中の状態を示す断面図である。ただし、図8に示す断面構成は、図6の断面位置と図7の断面位置とで共通である。また、図9と図10は、同じタイミングにおける断面構成を示しており、図9は図6と同じ断面位置の構成であり、図10は図7と同じ断面位置の構成である。図11および図12も同様であり、図11は図6と同じ断面位置の構成であり、図12は図7と同じ断面位置の構成である。
まず、図8に示すように、SOI基板100の表面に酸化膜(マスク酸化膜)111を形成する。そして、SOI基板100の酸化膜103をエッチングストッパーとしてエッチングをおこない、SOI基板100に、plang=EN-US>-半導体層101を貫通して酸化膜103に達する分離溝106を形成する。その分離溝106の内面に酸化膜よりなる絶縁膜107を形成し、さらにその内側にポリシリコン108を堆積して、分離溝106を埋める。その後、エッチバックして、SOI基板100表面を平坦化する。
ついで、1回目のトレンチエッチングをおこない、素子形成領域114に1段目のトレンチ321を形成する。そして、1段目のトレンチ321の側壁からn型不純物を導入し、nlang=EN-US>-ドリフト領域308をトレンチ302の外側に形成する。その後、1段目のトレンチ321の側壁を酸化して、第2の層間絶縁膜307を形成する。
ついで、第2の層間絶縁膜307をマスクとして2回目のトレンチエッチングをおこない、1段目のトレンチ321の底面を掘り下げて2段目のトレンチ322を形成する。その後、2段目のトレンチ322の内壁に生成した酸化膜を除去する。ここまでの状態が図8に示されている。
ついで、図9および図10に示すように、第2の層間絶縁膜307の内側および2段目のトレンチ322の内壁にゲート絶縁膜303を形成し、さらにその内側にポリシリコンよりなるゲート電極304を形成する。ついで、2段目のトレンチ322の底面からp型不純物を導入してpベース領域310を形成する。また、図9に示す領域では、n型不純物を導入してnlang=EN-US>+エミッタ領域311を形成し、図10に示す領域では、p型不純物を導入してplang=EN-US>+プラグ領域312を形成する。
ついで、トレンチ302の側壁に第1の層間絶縁膜305を形成する。その後、トレンチ302内を埋め込み電極306で埋め、エッチバックしてSOI基板100表面を平坦化する。ここまでの状態が図9および図10に示されている。ついで、図11および図12に示すように、第3の層間絶縁膜109を積層し、第3の層間絶縁膜109にコンタクトホールを開口し、素子形成領域114のトレンチ302の外側領域の基板表面と埋め込み電極306の表面を露出させる。
そして、トレンチ302の外側領域にnlang=EN-US>+バッファ領域315とp+コレクタ領域309を順に形成する。ここまでの状態が図11および図12に示されている。ついで、コレクタ電極313およびエミッタ電極314を形成する。最後に、パッシベーション膜110を積層することによって、図6および図7に示す構成のTL−IGBT/E300が完成する。
上述した実施の形態2によれば、TL−IGBT/E300が、トレンチ302内にゲート電極304を有し、トレンチ302の側壁または底面の付近に電流経路を有するので、高集積化することができるとともに、TLPMやプレーナ型の横型IGBTよりもオン抵抗を低くすることができる。また、実施の形態2によれば、TL−IGBT/E300がSOI基板100上に形成されているので、基板電流を解消してスイッチングロスの低減と高速化を実現することができる。さらに、実施の形態2によれば、実施の形態1の半導体装置よりもゲート−コレクタ間の寄生容量が小さくなるので、より優れたスイッチング特性が得られる。
なお、図13および図14に示すTL−IGBT/E330のように、nlang=EN-US>+バッファ領域315の形成工程を省略して、トレンチ302の外側領域にnlang=EN-US>+バッファ領域315を設けない構成としてもよい。この場合には、製造工程を簡略化することができるだけでなく、nlang=EN-US>-ドリフト領域308の不純物濃度を最適化することによって、高いキャリア注入効率が得られるので、高耐圧で、かつ低オン抵抗であるという特性が得られる。なお、図13は図6に相当する断面位置の構成であり、図14は図7に相当する断面位置の構成である。
実施の形態3.
図15は、本発明の実施の形態3にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。実施の形態3の半導体装置は、SOI基板に、トレンチ底面にコレクタコンタクトを設けたnチャネルTL−IGBT/C(以下、n−TL−IGBT/Cとする)と、トレンチ底面にコレクタコンタクトを設けたpチャネルTL−IGBT/C(以下、p−TL−IGBT/Cとする)を集積したものである。
図15に示すように、支持基板102、酸化膜103およびplang=EN-US>-半導体層101よりなる実施の形態1と同様のSOI基板100は、分離溝106、絶縁膜107およびポリシリコン108よりなる実施の形態1と同様のトレンチ分離領域105によって、複数の島状の第1および第2の素子形成領域124,134に分割されている。第1の素子形成領域124には、たとえば実施の形態1のn−TL−IGBT/C200が形成されている。
一方、第2の素子形成領域134には、たとえば実施の形態1のTL−IGBT/C200と同様の構成のp−TL−IGBT/C240が形成されている。第2の素子形成領域134では、plang=EN-US>-半導体層101にn-ウェル領域135が形成されている。図示例では、p−TL−IGBT/C240は、このnlang=EN-US>-ウェル領域135内に形成されている。
p−TL−IGBT/C240は、nlang=EN-US>-ウェル領域135に形成されたトレンチ242、ゲート絶縁膜243、ゲート電極244、第1の層間絶縁膜245、埋め込み電極246、第2の層間絶縁膜247、plang=EN-US>-ドリフト領域248、p+バッファ領域255、nlang=EN-US>+コレクタ領域249、nベース領域250、p+エミッタ領域251、nlang=EN-US>+プラグ領域252、コレクタ電極253、エミッタ電極254、第3の層間絶縁膜109およびパッシベーション膜110を備えている。
p−TL−IGBT/C240の構成についての説明は、実施の形態1のTL−IGBT/C200の説明において、構成要素を次のように読み替えるものとする。すなわち、トレンチ202、ゲート絶縁膜203、ゲート電極204、第1の層間絶縁膜205、埋め込み電極206、第2の層間絶縁膜207、nlang=EN-US>-ドリフト領域208、n+バッファ領域215、plang=EN-US>+コレクタ領域209、pベース領域210、n+エミッタ領域211、plang=EN-US>+プラグ領域212、コレクタ電極213およびエミッタ電極214を、それぞれとレンチ242、ゲート絶縁膜243、ゲート電極244、第1の層間絶縁膜245、埋め込み電極246、第2の層間絶縁膜247、plang=EN-US>-ドリフト領域248、p+バッファ領域255、nlang=EN-US>+コレクタ領域249、nベース領域250、p+エミッタ領域251、nlang=EN-US>+プラグ領域252、コレクタ電極253およびエミッタ電極254と読み替えるものとする。また、plang=EN-US>-半導体層101をn-ウェル領域135と読み替えるものとする。
n−TL−IGBT/C200の構成は、実施の形態1の構成について説明したとおりであるので、ここでは省略する。なお、基板表面の酸化膜111、第3の層間絶縁膜109およびパッシベーション膜110は、p−TL−IGBT/C240とn−TL−IGBT/C200とで共通である。
つぎに、上述した構成のn−TL−IGBT/C200とp−TL−IGBT/C240を集積した半導体装置の製造プロセスについて説明する。まず、SOI基板100に実施の形態1と同様にしてトレンチ分離領域105を形成し、SOI基板100に複数の第1および第2の素子形成領域124,134を設ける。ついで、第2の素子形成領域134にnlang=EN-US>-ウェル領域135を形成する。n-ウェル領域135を設ける理由は、p−TL−IGBT/C240でのパンチスルーを防止するためである。
しかる後、第1の素子形成領域124においては、n−TL−IGBT/C200を形成する。n−TL−IGBT/C200を形成するプロセスについては、実施の形態1で説明したとおりであるので、ここでは省略する。第2の素子形成領域134では、実施の形態1のTL−IGBT/C200を形成するプロセスと同様のプロセスにしたがって、p−TL−IGBT/C240を形成する。ただし、p−TL−IGBT/C240の製造プロセスについては、実施の形態1のTL−IGBT/C200の製造プロセスの説明を、各構成要素を上述したように読み替え、さらに導電型のpをnに、またnをpに入れ替えて読むものとする。
n−TL−IGBT/C200とp−TL−IGBT/C240を製造するにあたって、両IGBTのゲート絶縁膜203,243を同時に形成することができる。また、両IGBTの第2の層間絶縁膜207,247も同時に形成することができる。また、両IGBTのゲート電極204,244も同時に形成することができる。また、両IGBTの第1の層間絶縁膜205,245も同時に形成することができる。
上述した実施の形態3によれば、n−TL−IGBT/C200およびp−TL−IGBT/C240が、それぞれトレンチ202,242内にゲート電極204,244を有し、トレンチ202,242の側壁または底面の付近に電流経路を有するので、高集積化することができるとともに、TLPMやプレーナ型の横型IGBTよりもオン抵抗を低くすることができる。また、実施の形態3によれば、n−TL−IGBT/C200およびp−TL−IGBT/C240がSOI基板100上に形成されているので、基板電流を解消してスイッチングロスの低減と高速化を実現することができる。さらに、実施の形態3によれば、n−TL−IGBT/C200とp−TL−IGBT/C240とがトレンチ分離領域105により誘電体分離されているので、両IGBTの相互作用によるラッチアップを防止することができる。
なお、p−TL−IGBT/C240の素子形成領域134にnlang=EN-US>-ウェル領域135を設けない構成としてもよい。その場合には、nベース領域250の不純物濃度を最適化することによって、パンチスルーを防ぐことができる。また、トレンチ202,242の底面にnlang=EN-US>+バッファ領域215およびp+バッファ領域255の両方を設けない、トレンチ202の底面にnlang=EN-US>+バッファ領域215を設けない、またはトレンチ242の底面にp+バッファ領域255を設けない構成としてもよい。その場合には、製造工程を簡略化することができるだけでなく、バッファ領域のない素子のnlang=EN-US>-ドリフト領域208またはp-ドリフト領域248の不純物濃度を最適化することによって、高いキャリア注入効率が得られるので、高耐圧で、かつ低オン抵抗であるという特性が得られる。
実施の形態4.
図16および図17は、本発明の実施の形態4にかかる半導体装置の構成を示す断面図であり、トレンチの長手方向の異なる位置での断面構成を示している。実施の形態4の半導体装置は、SOI基板に、トレンチ底面にエミッタコンタクトを設けたnチャネルTL−IGBT/E(以下、n−TL−IGBT/Eとする)と、トレンチ底面にエミッタコンタクトを設けたpチャネルTL−IGBT/E(以下、p−TL−IGBT/Eとする)を集積したものである。
図16および図17に示すように、SOI基板100がトレンチ分離領域105によって複数の島状の第1および第2の素子形成領域124,134に分割されているのは、実施の形態3と同様である。実施の形態4では、第1の素子形成領域124には、たとえば実施の形態2のTL−IGBT/E(n−TL−IGBT/E)300が形成されている。一方、第2の素子形成領域134では、plang=EN-US>-半導体層101にn-ウェル領域135が形成されており、このnlang=EN-US>-ウェル領域135内にたとえば実施の形態2のn−TL−IGBT/Eと同様の構成のp−TL−IGBT/E340が形成されている。
p−TL−IGBT/E340は、nlang=EN-US>-ウェル領域135に形成されたトレンチ342、ゲート絶縁膜343、ゲート電極344、第1の層間絶縁膜345、埋め込み電極346、第2の層間絶縁膜347、plang=EN-US>-ドリフト領域348、p+バッファ領域355、nlang=EN-US>+コレクタ領域349、nベース領域350、p+エミッタ領域351、nlang=EN-US>+プラグ領域352、コレクタ電極353、エミッタ電極354、第3の層間絶縁膜109およびパッシベーション膜110を備えている。
p−TL−IGBT/E340の構成についての説明は、実施の形態2のTL−IGBT/E300の説明において、構成要件を次のように読み替えるものとする。すなわち、トレンチ302、ゲート絶縁膜303、ゲート電極304、第1の層間絶縁膜305、埋め込み電極306、第2の層間絶縁膜307、nlang=EN-US>-ドリフト領域308、n+バッファ領域315、plang=EN-US>+コレクタ領域309、pベース領域310、n+エミッタ領域311、plang=EN-US>+プラグ領域312、コレクタ電極313およびエミッタ電極314を、それぞれとレンチ342、ゲート絶縁膜343、ゲート電極344、第1の層間絶縁膜345、埋め込み電極346、第2の層間絶縁膜347、plang=EN-US>-ドリフト領域348、p+バッファ領域355、nlang=EN-US>+コレクタ領域349、nベース領域350、p+エミッタ領域351、nlang=EN-US>+プラグ領域352、コレクタ電極353およびエミッタ電極354と読み替えるものとする。また、plang=EN-US>-半導体層101をn-ウェル領域135と読み替えるものとする。
n−TL−IGBT/E300の構成については、実施の形態2で説明したとおりであるので、ここでは省略する。なお、基板表面の酸化膜111、第3の層間絶縁膜109およびパッシベーション膜110は、p−TL−IGBT/E340とn−TL−IGBT/E300とで共通である。
つぎに、上述した構成のn−TL−IGBT/E300とp−TL−IGBT/E340を集積した半導体装置の製造プロセスについて説明する。まず、SOI基板100にトレンチ分離領域105を形成して複数の第1および第2の素子形成領域124,134を設け、第2の素子形成領域134にnlang=EN-US>-ウェル領域135を形成するのは、実施の形態3と同様である。n-ウェル領域135を設ける理由は、p−TL−IGBT/E340でのパンチスルーを防止するためである。
しかる後、第1の素子形成領域124においては、n−TL−IGBT/E300を形成する。n−TL−IGBT/E300を形成するプロセスについては、実施の形態2で説明したとおりであるので、ここでは省略する。第2の素子形成領域134では、実施の形態2のTL−IGBT/E300を形成するプロセスと同様のプロセスにしたがって、p−TL−IGBT/E340を形成する。ただし、p−TL−IGBT/E340の製造プロセスについては、実施の形態2のTL−IGBT/E300の製造プロセスの説明を、各構成要素を上述したように読み替え、さらに導電型のpをnに、またnをpに入れ替えて読むものとする。
n−TL−IGBT/E300とp−TL−IGBT/E340を製造するにあたって、両IGBTのゲート絶縁膜303,343を同時に形成することができる。また、両IGBTの第2の層間絶縁膜307,347も同時に形成することができる。また、両IGBTのゲート電極304,344も同時に形成することができる。また、両IGBTの第1の層間絶縁膜305,345も同時に形成することができる。
上述した実施の形態4によれば、n−TL−IGBT/E300およびp−TL−IGBT/E340が、それぞれトレンチ302,342内にゲート電極304,344を有し、トレンチ302,342の側壁または底面の付近に電流経路を有するので、高集積化することができるとともに、TLPMやプレーナ型の横型IGBTよりもオン抵抗を低くすることができる。また、実施の形態4によれば、n−TL−IGBT/E300およびp−TL−IGBT/E340がSOI基板100上に形成されているので、基板電流を解消してスイッチングロスの低減と高速化を実現することができる。
さらに、実施の形態4によれば、n−TL−IGBT/E300とp−TL−IGBT/E340とがトレンチ分離領域105により誘電体分離されているので、両IGBTの相互作用によるラッチアップを防止することができる。さらにまた、実施の形態4によれば、実施の形態2の半導体装置よりもゲート−コレクタ間の寄生容量が小さくなるので、より優れたスイッチング特性が得られる。
なお、p−TL−IGBT/E340の素子形成領域134にnlang=EN-US>-ウェル領域135を設けない構成としてもよい。その場合には、nベース領域350の不純物濃度を最適化することによって、パンチスルーを防ぐことができる。また、トレンチ302,342の外側にnlang=EN-US>+バッファ領域315およびp+バッファ領域355の両方を設けない、トレンチ302の外側にnlang=EN-US>+バッファ領域315を設けない、またはトレンチ342の外側にp+バッファ領域355を設けない構成としてもよい。その場合には、製造工程を簡略化することができるだけでなく、バッファ領域のない素子のnlang=EN-US>-ドリフト領域308またはp-ドリフト領域348の不純物濃度を最適化することによって、高いキャリア注入効率が得られるので、高耐圧で、かつ低オン抵抗であるという特性が得られる。
実施の形態5.
図18および図19は、本発明の実施の形態5にかかる半導体装置の構成を示す断面図であり、トレンチの長手方向の異なる位置での断面構成を示している。実施の形態5の半導体装置は、SOI基板に、トレンチ底面にコレクタコンタクトを設けたn−TL−IGBT/Cと、トレンチ底面にエミッタコンタクトを設けたp−TL−IGBT/Eを集積したものである。
図18および図19に示すように、SOI基板100がトレンチ分離領域105によって複数の島状の第1および第2の素子形成領域124,134に分割されているのは、実施の形態3と同様である。実施の形態5では、第1の素子形成領域124には、たとえば実施の形態1のTL−IGBT/C200(n−TL−IGBT/C)200が形成されている。一方、第2の素子形成領域134では、plang=EN-US>-半導体層101に設けられたn-ウェル領域135内にたとえば実施の形態4のp−TL−IGBT/E340が形成されている。基板表面の酸化膜111、第3の層間絶縁膜109およびパッシベーション膜110は、n−TL−IGBT/C200とp−TL−IGBT/E340とで共通である。
n−TL−IGBT/C200の構成および製造プロセスについては、実施の形態1で説明したとおりであるので、ここでは省略する。また、p−TL−IGBT/E340の構成および製造プロセスについては、実施の形態4において説明したように、実施の形態2のTL−IGBT/E300に関する説明において構成要素を読み替えたとおりであるので、ここでは省略する。
上述した実施の形態5によれば、n−TL−IGBT/C200およびp−TL−IGBT/E340が、それぞれトレンチ内にゲート電極を有し、トレンチの側壁または底面の付近に電流経路を有するので、高集積化することができるとともに、TLPMやプレーナ型の横型IGBTよりもオン抵抗を低くすることができる。また、実施の形態5によれば、n−TL−IGBT/C200およびp−TL−IGBT/E340がSOI基板100上に形成されているので、基板電流を解消してスイッチングロスの低減と高速化を実現することができる。
さらに、実施の形態5によれば、n−TL−IGBT/C200とp−TL−IGBT/E340とがトレンチ分離領域105により誘電体分離されているので、両IGBTの相互作用によるラッチアップを防止することができる。さらにまた、実施の形態5によれば、相対的に低速スイッチング特性を有するn−TL−IGBT/C200と、相対的に高速スイッチング特性を有するp−TL−IGBT/E340が集積されているので、ワイヤボンディングを施さずに低速と高速の両方の用途に合ったパワーICを作製することができる。したがって、部品点数を削減することができ、信頼性が向上する。
なお、p−TL−IGBT/E340の素子形成領域134にnlang=EN-US>-ウェル領域135を設けない構成としてもよい。その場合には、nベース領域350の不純物濃度を最適化することによって、パンチスルーを防ぐことができる。また、nlang=EN-US>+バッファ領域215およびp+バッファ領域355の一方または両方を設けない構成としてもよい。その場合には、製造工程を簡略化することができるだけでなく、バッファ領域のない素子のnlang=EN-US>-ドリフト領域またはp-ドリフト領域の不純物濃度を最適化することによって、高いキャリア注入効率が得られるので、高耐圧で、かつ低オン抵抗であるという特性が得られる。
また、p−TL−IGBT/Cとn−TL−IGBT/Eを集積してもよいし、n−TL−IGBT/Cとn−TL−IGBT/E、あるいはp−TL−IGBT/Cとp−TL−IGBT/Eを集積してもよい。
実施の形態6.
図20は、本発明の実施の形態6にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。実施の形態6の半導体装置は、SOI基板に、トレンチ底面にコレクタコンタクトを設けたTL−IGBT/Cと、このTL−IGBT/Cを制御するCMOSデバイスを集積したものである。
図20に示すように、SOI基板100がトレンチ分離領域105によって複数の島状の第1および第2の素子形成領域144,154に分割されているのは、実施の形態3と同様である。実施の形態6では、第1の素子形成領域144には、たとえば実施の形態1のTL−IGBT/C200が形成されている。一方、第2の素子形成領域154では、CMOSデバイスとしてプレーナ型のpチャネルMOSFET(以下、PMOSとする)400およびnチャネルMOSFET(以下、NMOSとする)500が形成されている。
基板表面の酸化膜111、第3の層間絶縁膜109およびパッシベーション膜110は、TL−IGBT/C200、PMOS400およびNMOS500で共通である。第2の素子形成領域154において、PMOS400とNMOS500はLOCOS(lang=EN-US>local oxidation of silicon)によって設けられた選択酸化膜160により素子分離されている。
PMOS400は、plang=EN-US>-半導体層101に設けられたn-ウェル領域155内に形成されている。plang=EN-US>+ソース領域401およびp+ドレイン領域402は、nlang=EN-US>-ウェル領域155の表面層において、チャネルが形成される領域(以下、チャネル領域とする)を挟んで離れて形成されている。
チャネル領域上には、ゲート絶縁膜403を介してゲート電極404が形成されている。ソース電極405は、第3の層間絶縁膜109および基板表面の酸化膜111を貫通してplang=EN-US>+ソース領域401に電気的に接続している。ドレイン電極406は、第3の層間絶縁膜109および基板表面の酸化膜111を貫通してplang=EN-US>+ドレイン領域402に電気的に接続している。
NMOS500は、plang=EN-US>-半導体層101に設けられたp-ウェル領域156内に形成されている。nlang=EN-US>+ソース領域501およびn+ドレイン領域502は、plang=EN-US>-ウェル領域156の表面層において、チャネル領域を挟んで離れて形成されている。
チャネル領域上には、ゲート絶縁膜503を介してゲート電極504が形成されている。ソース電極505は、第3の層間絶縁膜109および基板表面の酸化膜111を貫通してnlang=EN-US>+ソース領域501に電気的に接続している。ドレイン電極506は、第3の層間絶縁膜109および基板表面の酸化膜111を貫通してnlang=EN-US>+ドレイン領域502に電気的に接続している。TL−IGBT/C200の構成については、実施の形態1で説明したとおりであるので、ここでは省略する。
つぎに、上述した構成のTL−IGBT/C200とPMOS400とNMOS500を集積した半導体装置の製造プロセスについて説明する。図21〜図24は、この半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。まず、図21に示すように、SOI基板100にトレンチ分離領域105を形成して複数の第1および第2の素子形成領域144,154を設ける。ついで、第2の素子形成領域154にnlang=EN-US>-ウェル領域155とp-ウェル領域156を形成する。
ついで、実施の形態1と同様にして、第1の素子形成領域144において、1段目のトレンチの形成、窒化膜121による2段目トレンチエッチング用マスクの形成、2段目トレンチの形成によるトレンチ202の形成、nlang=EN-US>-ドリフト領域208の形成、および2段目トレンチ内壁の酸化膜除去を順次おこなう。ここまでの状態が図21に示されている。
ついで、図22に示すように、トレンチ202の下半部に第2の層間絶縁膜207を形成し、第2の素子形成領域154に選択酸化膜160を形成する。そして、窒化膜121およびトレンチ202の側壁の薄い酸化膜を除去した後、ゲート酸化をおこない、TL−IGBT/C200のゲート絶縁膜203、PMOS400のゲート絶縁膜403およびNMOS500のゲート絶縁膜503を形成する。ここまでの状態が図22に示されている。
ついで、図23に示すように、TL−IGBT/C200のゲート電極204、PMOS400のゲート電極404およびNMOS500のゲート電極504を形成する。そして、TL−IGBT/C200のpベース領域210、nlang=EN-US>+エミッタ領域211およびp+プラグ領域212を形成する。その後、トレンチ202の内側に第1の層間絶縁膜205を形成する。
ついで、トレンチ202の底面から不純物を導入してnlang=EN-US>+バッファ領域215およびp+コレクタ領域209を形成する。また、PMOS400のplang=EN-US>+ソース領域401およびp+ドレイン領域402を形成し、NMOS500のnlang=EN-US>+ソース領域501およびn+ドレイン領域502を形成する。ここまでの状態が図23に示されている。
ついで、図24に示すように、トレンチ202内を埋め込み電極206で埋め、エッチバックしてSOI基板100の表面を平坦化する。そして、第3の層間絶縁膜109を積層する。ここまでの状態が図24に示されている。ついで、第3の層間絶縁膜109にコンタクトホールを開口し、TL−IGBT/C200のコレクタ電極213とエミッタ電極214、PMOS400のソース電極405とドレイン電極406、およびNMOS500のソース電極505とドレイン電極506をそれぞれ形成する。最後に、パッシベーション膜110を積層し、図20に示す構成の半導体装置が完成する。
上述した実施の形態6によれば、TL−IGBT/C200が、トレンチ202内にゲート電極204を有し、トレンチ202の側壁または底面の付近に電流経路を有するので、高集積化することができるとともに、TLPMやプレーナ型の横型IGBTよりもオン抵抗を低くすることができる。また、実施の形態6によれば、TL−IGBT/C200がSOI基板100上に形成されているので、基板電流を解消してスイッチングロスの低減と高速化を実現することができる。さらに、実施の形態6によれば、TL−IGBT/C200とCMOSデバイスとがトレンチ分離領域105により誘電体分離されているので、TL−IGBT/C200とCMOSデバイスとの相互作用によるラッチアップを防止することができる。
なお、上述した他の実施形態と同様に、TL−IGBT/C200にnlang=EN-US>+バッファ領域215を設けない構成としてもよい。また、図25に示す半導体装置のように、PMOS400とNMOS500とを、接合分離ではなく、トレンチ分離領域105によって誘電体分離した構成としてもよい。そうすれば、CMOS部の寄生サイリスタによるラッチアップを防ぐことができる。
また、p−TL−IGBT/C、n−TL−IGBT/Eまたはp−TL−IGBT/EをCMOSデバイスと集積してもよいし、n−TL−IGBT/C、p−TL−IGBT/C、n−TL−IGBT/Eおよびp−TL−IGBT/Eのうちの2以上のデバイスとCMOSデバイスを集積してもよい。また、これらのIGBTデバイスを、CMOSデバイスに限らず、PMOSのみ、またはNMOSのみと集積してもよい。
実施の形態7.
図26および図27は、本発明の実施の形態7にかかる半導体装置の構成を示す断面図であり、トレンチの長手方向の異なる位置での断面構成を示している。実施の形態7の半導体装置は、SOI基板に、トレンチ底面にエミッタコンタクトを設けたTL−IGBT/Eと、このTL−IGBT/Eを制御するCMOSデバイスを集積したものである。
図26および図27に示すように、SOI基板100がトレンチ分離領域105によって複数の島状の第1および第2の素子形成領域144,154に分割されているのは、実施の形態3と同様である。実施の形態7では、第1の素子形成領域144には、たとえば実施の形態2のTL−IGBT/E300が形成されている。一方、第2の素子形成領域154では、CMOSデバイスとしてPMOS400およびNMOS500が形成されている。
基板表面の酸化膜111、第3の層間絶縁膜109およびパッシベーション膜110は、TL−IGBT/E300、PMOS400およびNMOS500で共通である。第2の素子形成領域154において、PMOS400とNMOS500は選択酸化膜160により素子分離されている。
TL−IGBT/E300の構成については、実施の形態2で説明したとおりである。また、PMOS400およびNMOS500の構成については、実施の形態6で説明したとおりである。したがって、これらの構成については、説明を省略する。
つぎに、上述した構成のTL−IGBT/E300とPMOS400とNMOS500を集積した半導体装置の製造プロセスについて説明する。図28〜図33は、この半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。ただし、図28と図29に示す断面構成は、図26の断面位置と図27の断面位置とで共通である。また、図30と図31は、同じタイミングにおける断面構成を示しており、図30は図26と同じ断面位置の構成であり、図31は図27と同じ断面位置の構成である。図32および図33も同様であり、図32は図26と同じ断面位置の構成であり、図33は図27と同じ断面位置の構成である。
まず、図28に示すように、SOI基板100にトレンチ分離領域105を形成して複数の第1および第2の素子形成領域144,154を設ける。ついで、第2の素子形成領域154にnlang=EN-US>-ウェル領域155とp-ウェル領域156を形成する。ついで、実施の形態2と同様にして、第1の素子形成領域144において、1段目のトレンチの形成、nlang=EN-US>-ドリフト領域308の形成、第2の層間絶縁膜307の形成、2段目トレンチの形成によるトレンチ302の形成、および2段目トレンチ内壁の酸化膜除去を順次おこなう。ここまでの状態が図28に示されている。
ついで、図29に示すように、第2の素子形成領域154に選択酸化膜160を形成する。そして、ゲート酸化をおこない、TL−IGBT/E300のゲート絶縁膜303、PMOS400のゲート絶縁膜403およびNMOS500のゲート絶縁膜503を形成する。ここまでの状態が図29に示されている。ついで、図30および図31に示すように、TL−IGBT/E300のゲート電極304、PMOS400のゲート電極404およびNMOS500のゲート電極504を形成する。
そして、TL−IGBT/E300のpベース領域310、nlang=EN-US>+エミッタ領域311およびp+プラグ領域312を形成する。その後、トレンチ302の内側に第1の層間絶縁膜305を形成する。ついで、PMOS400のplang=EN-US>+ソース領域401およびp+ドレイン領域402を形成し、NMOS500のnlang=EN-US>+ソース領域501およびn+ドレイン領域502を形成する。ここまでの状態が図30および図31に示されている。
ついで、図32および図33に示すように、トレンチ302内を埋め込み電極306で埋め、エッチバックしてSOI基板100の表面を平坦化する。そして、第3の層間絶縁膜109を積層する。ここまでの状態が図32および図33に示されている。ついで、第3の層間絶縁膜109にコンタクトホールを開口し、TL−IGBT/E300のnlang=EN-US>+バッファ領域315とp+コレクタ領域309を順に形成する。
その後、TL−IGBT/E300のコレクタ電極313とエミッタ電極314、PMOS400のソース電極405とドレイン電極406、およびNMOS500のソース電極505とドレイン電極506をそれぞれ形成する。最後に、パッシベーション膜110を積層し、図26および図27に示す構成の半導体装置が完成する。
上述した実施の形態7によれば、TL−IGBT/E300が、トレンチ302内にゲート電極304を有し、トレンチ302の側壁または底面の付近に電流経路を有するので、高集積化することができるとともに、TLPMやプレーナ型の横型IGBTよりもオン抵抗を低くすることができる。また、実施の形態7によれば、TL−IGBT/E300がSOI基板100上に形成されているので、基板電流を解消してスイッチングロスの低減と高速化を実現することができる。さらに、実施の形態7によれば、TL−IGBT/E300とCMOSデバイスとがトレンチ分離領域105により誘電体分離されているので、TL−IGBT/E300とCMOSデバイスとの相互作用によるラッチアップを防止することができる。
なお、上述した他の実施形態と同様に、TL−IGBT/E300にnlang=EN-US>+バッファ領域315を設けない構成としてもよい。また、図34および図35に示す半導体装置のように、PMOS400とNMOS500とを、接合分離ではなく、トレンチ分離領域105によって誘電体分離した構成としてもよい。そうすれば、CMOS部の寄生サイリスタによるラッチアップを防ぐことができる。なお、図34は図26に相当する断面位置の構成であり、図35は図27に相当する断面位置の構成である。
以上において本発明は、上述した各実施の形態に限らず、種々変更可能である。たとえば、上述した各実施の形態では、第1導電型をp型とし、第2導電型をn型としたが、本発明はその逆の導電型でも成り立つ。
本発明の実施の形態1にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる半導体装置の他の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる半導体装置の他の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる半導体装置の他の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態4にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態4にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態5にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態5にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態6にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態6にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態6にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態6にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態6にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態6にかかる半導体装置の他の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態7にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態7にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態7にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態7にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態7にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態7にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態7にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態7にかかる半導体装置の製造途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態7にかかる半導体装置の他の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態7にかかる半導体装置の他の構成を示す断面図である。 従来のTLPM/Dの構成を示す断面図である。 従来のTLPM/Sの構成を示す断面図である。 従来のプレーナ型の横型IGBTの構成を示す断面図である。
符号の説明
101 単結晶シリコン半導体層
103 絶縁層(酸化膜)
104,114,124,144,134,154 素子形成領域
105 トレンチ分離領域
106 分離溝
107 絶縁膜
108 導電体(ポリシリコン)
200,230,240 半導体装置(TL−IGBT/C)
202,242,302,342 トレンチ
203,243,303,343 ゲート絶縁膜
204,244,304,344 ゲート電極
205,245,305,345 第1の層間絶縁膜
206,246,306,346 埋め込み電極
207,247,307,347 第2の層間絶縁膜
208,248,308,348 ドリフト領域
209,249,309,349 コレクタ領域
210,250,310,350 ベース領域
211,251,311,351 エミッタ領域
213,253,313,353 コレクタ電極
214,254,314,354 エミッタ電極
215,255,315,355 バッファ領域
300,330,340 半導体装置(TL−IGBT/E)
400 pチャネルMOSFET
500 nチャネルMOSFET

Claims (17)

  1. 半導体層に形成されたトレンチの底面の下側に設けられた第1導電型のコレクタ領域と、
    前記半導体層の表面層において前記トレンチの外側に設けられた第2導電型のエミッタ領域と、
    前記エミッタ領域と前記コレクタ領域との間に設けられた第1導電型のベース領域と、
    前記ベース領域と前記コレクタ領域との間に設けられた第2導電型のドリフト領域と、
    前記トレンチの内側に設けられたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜の内側に設けられたゲート電極と、
    前記ゲート電極の内側に設けられた層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜の内側に設けられ、前記トレンチの底面で前記コレクタ領域に電気的に接続する埋め込み電極と、
    前記埋め込み電極に電気的に接続するコレクタ電極と、
    前記エミッタ領域と前記ベース領域の両方に電気的に接続するエミッタ電極と、
    を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. さらに、前記トレンチの下半部に前記ゲート絶縁膜よりも厚い絶縁膜を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. さらに、前記コレクタ領域を囲む第2導電型のバッファ領域を有することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記半導体層を貫通する分離溝内面に絶縁膜が形成されたトレンチ分離領域によって周囲から絶縁された素子形成領域内に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の半導体装置。
  5. 前記半導体層は、絶縁層上に積層されたシリコン半導体でできていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の半導体装置。
  6. 半導体層に形成されたトレンチの底面の下側に設けられた第2導電型のエミッタ領域と、
    前記半導体層の表面層において前記トレンチの外側に設けられた第1導電型のコレクタ領域と、
    前記エミッタ領域と前記コレクタ領域との間に設けられた第1導電型のベース領域と、
    前記ベース領域と前記コレクタ領域との間に設けられた第2導電型のドリフト領域と、
    前記トレンチの内側に設けられたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜の内側に設けられたゲート電極と、
    前記ゲート電極の内側に設けられた層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜の内側に設けられ、前記トレンチの底面で前記エミッタ領域に電気的に接続する埋め込み電極と、
    前記埋め込み電極に電気的に接続するエミッタ電極と、
    前記コレクタ領域に電気的に接続するコレクタ電極と、
    を具備することを特徴とする半導体装置。
  7. さらに、前記トレンチの上半部に前記ゲート絶縁膜よりも厚い絶縁膜を有することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. さらに、前記コレクタ領域を囲む第2導電型のバッファ領域を有することを特徴とする請求項6または7に記載の半導体装置。
  9. 前記半導体層を貫通する分離溝内面に絶縁膜が形成されたトレンチ分離領域によって周囲から絶縁された素子形成領域内に形成されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一つに記載の半導体装置。
  10. 前記半導体層は、絶縁層上に積層されたシリコン半導体でできていることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一つに記載の半導体装置。
  11. 絶縁層上に積層されたシリコン半導体層が、前記半導体層を貫通する分離溝内面に絶縁膜が形成されたトレンチ分離領域による誘電体分離によって複数の素子形成領域に分割されており、
    前記複数の素子形成領域のうちの第1の素子形成領域には、前記請求項1〜3のいずれか一つに記載の半導体装置が形成され、
    前記複数の素子形成領域のうちの第2の素子形成領域には、前記請求項1〜3のいずれか一つに記載の半導体装置で、かつ前記第1の素子形成領域に形成された半導体装置とは導電型が異なる半導体装置が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  12. 絶縁層上に積層されたシリコン半導体層が、前記半導体層を貫通する分離溝内面に絶縁膜が形成されたトレンチ分離領域によって複数の素子形成領域に誘電体分離されており、
    第1の素子形成領域には、前記請求項1〜3のいずれか一つに記載の半導体装置が形成され、
    第2の素子形成領域には、前記請求項6〜8のいずれか一つに記載の半導体装置で、かつ前記第1の素子形成領域に形成された半導体装置と同じ導電型の半導体装置が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  13. 絶縁層上に積層されたシリコン半導体層が、前記半導体層を貫通する分離溝内面に絶縁膜が形成されたトレンチ分離領域によって複数の素子形成領域に誘電体分離されており、
    第1の素子形成領域には、前記請求項1〜3のいずれか一つに記載の半導体装置が形成され、
    第2の素子形成領域には、前記請求項6〜8のいずれか一つに記載の半導体装置で、かつ前記第1の素子形成領域に形成された半導体装置とは導電型が異なる半導体装置が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  14. 絶縁層上に積層されたシリコン半導体層が、前記半導体層を貫通する分離溝内面に絶縁膜が形成されたトレンチ分離領域によって複数の素子形成領域に誘電体分離されており、
    第1の素子形成領域には、前記請求項6〜8のいずれか一つに記載の半導体装置が形成され、
    第2の素子形成領域には、前記請求項6〜8のいずれか一つに記載の半導体装置で、かつ前記第1の素子形成領域に形成された半導体装置とは導電型が異なる半導体装置が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  15. 絶縁層上に積層されたシリコン半導体層が、前記半導体層を貫通する分離溝内面に絶縁膜が形成されたトレンチ分離領域によって複数の素子形成領域に誘電体分離されており、
    第1の素子形成領域には、前記請求項1〜3のいずれか一つ、および前記請求項6〜8のいずれか一つに記載の半導体装置のいずれか一つが形成され、
    第2の素子形成領域には、前記第1の素子形成領域に形成された半導体装置を制御するプレーナ型のpチャネルMOSFETおよびnチャネルMOSFETの一方が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  16. 絶縁層上に積層されたシリコン半導体層が、前記半導体層を貫通する分離溝内面に絶縁膜が形成されたトレンチ分離領域によって複数の素子形成領域に誘電体分離されており、
    第1の素子形成領域には、前記請求項1〜3のいずれか一つ、および前記請求項6〜8のいずれか一つに記載の半導体装置のいずれか一つが形成され、
    第2の素子形成領域には、前記第1の素子形成領域に形成された半導体装置を制御するプレーナ型のpチャネルMOSFETおよびnチャネルMOSFETが形成されていることを特徴とする半導体装置。
  17. 絶縁層上に積層されたシリコン半導体層が、前記半導体層を貫通する分離溝内面に絶縁膜が形成されたトレンチ分離領域によって複数の素子形成領域に誘電体分離されており、
    第1の素子形成領域には、前記請求項1〜3のいずれか一つ、または前記請求項6〜8のいずれか一つに記載の半導体装置が形成され、
    第2の素子形成領域には、前記第1の素子形成領域に形成された半導体装置を制御するプレーナ型のpチャネルMOSFETが形成され、
    第3の素子形成領域には、前記第1の素子形成領域に形成された半導体装置を制御するプレーナ型のnチャネルMOSFETが形成されていることを特徴とする半導体装置。
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