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JP2005098773A - 半導体基板のクラックの有無を検査する表面検査装置 - Google Patents

半導体基板のクラックの有無を検査する表面検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 基板の加工処理装置の複数をインライン化した複合半導体製造装置において、どの加工処理装置で加工トラブルが生じたか検出できる基板の表面検出装置を提供する。
【解決手段】 半導体基板を載置する仮置台2、光源3より照射された光をコリメ−タレンズ4で平行に拡散し、ビ−ムスプリッタ7で屈折させて前記半導体基板の裏面側に平行光線を向け、この平行光線を可変焦点レンズとシリコンレンズとを備えるシュリ−レン顕微鏡11を介して半導体基板面上に集光させ、半導体基板面を反射した光を前記ビ−ムスプリッタ7を通過させてカメラ12に結像させる撮影部15に取得された画像の濃淡分布デ−タを微分したときの不連続部分の有無を検出する検出部19、検出された不連続部分をその大きさからクラックか汚れかを判別する画像分類部18、撮像した画像を表示器20に出力するデ−タ処理部16とを備えるシュリ−レン法表面検査装置1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表面にプリント配線が施され、裏面が平坦な半導体基板の半導体基板を仮置台上に裏面側を上向きにして載置し、シュリ−レン撮像(Schlieren Photograph)方法により撮像した画像よりこの半導体基板にクラックが存在するか否か検査する表面検査装置に関する。
半導体製造装置においては、基板の前工程および後工程において複数の処理が行なわれる。例えば、表面にプリント配線が施され、裏面が平坦な半導体基板の裏面を研削する工程、半導体基板の裏面研削された面を研磨して鏡面とする工程、裏面研削された半導体基板をフレ−ムに粘着テ−プを用いてマウントする工程、ダイシングテ−プを引き剥がす工程、ダイシング工程等である。従来、これらの各処理はバッチ処理されていたが、これら処理をする複数のチャンバをインラインで接続したマルチチャンバ方式の半導体製造装置を半導体基板製造メ−カ−が要求し、実用化されている。例えば、半導体基板の裏面を研削する工程、半導体基板の裏面研削された面を研磨して鏡面とする工程、裏面研削された半導体基板をフレ−ムに粘着テ−プを用いてマウントする工程を行うチャンバをインライン化した前処理工程の装置である(例えば、特許文献1参照。)。
マルチチャンバ方式の半導体製造装置においては、半導体基板の一部に生じた傷(クラック)や割れを確実に検知し、その傷や割れに起因する半導体製造装置の被害を最小に留めるために各チャンバで処理された半導体基板を次ぎの処理のチャンバ−に移動する前に半導体基板全体の画像を撮影し、画像を謙称して正常か異常か判別することが好ましい。
従来のバッチ式製造装置では、処理された半導体基板の目視では判別できない傷の有無を光学顕微鏡で基板面を拡大して作業者が検証していたが、基板が鏡面であるため作業者の目が疲れ易いので、最近では、半導体基板の検査面に所定のパタ−ンを投影し、前記パタ−ンが投影された前記検査面の画像を取得し、少なくとも取得された前記画像の濃淡分布デ−タを用いて半導体基板のクラックを検出することが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、異なる焦点位置で同一箇所の撮像が可能な光学系と、この光学系より得られた画像を撮像する画像入力部と、該入力画像を所定量だけ移動しかつ濃淡に関して関して基準を適用した参照画像を生成し、画像入力部より出力された画像デ−タをメモリ−に格納することなくデ−タフロ−型プロセッサを用いたパイプライン処理により演算処理し、ダスト、異物、形状欠陥の検出を行う画像処理部とから構成される検査装置も提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
さらに、レザ−ビ−ムより照射された光を第1コリメ−タレンズで平行に拡散し、半導体基板を通過させた光を第2コリメ−タレンズで集光して結象させ、これをCCDカメラで撮像するシュリ−レン撮像方法も提案されている。このシュリ−レン撮像方法では、レザ−ビ−ムより照射された光と、第2コリメ−タレンズで集光された光の半分はそれぞれナイフエッジで遮光される。(特許文献4参照。)。シュリ−レン撮像方法は、シリコン基板のような鏡面を有する基板のクラック検査に適している。
特開2002−151450号公報 特開2003−185590号公報 特開2000−180377号公報 米国特許第6181416号公報
本発明が解決しようとする問題点は、処理された半導体基板を一々、チャンバ外へ取り出し、チャンバ外に設置されている検査台に載置して基板のクラックの有無を検査するのではなく、インライン化された半導体製造装置のライン内で表面検査を行える表面検査装置を提供することにある。前記米国特許に記載されるシュリ−レン撮影法を用いるには、半導体製造装置に使用されているチャンバ内の仮置台やライン間に設けられた仮置台は基板を載せるステ−ジ部が不透明部材で形成されているため、ステ−ジ部を透明部材で製造したものに置き換え、ステ−ジ部の下面にカメラを設ける構造とする必要がある。本発明は、ステ−ジの上方にシュリ−レン撮像機を設置できるようになすものである。
請求項1の発明は、表面にプリントがなされ、裏面が平坦な半導体基板を裏面を上向きにして載置する仮置台、赤外線照射光源より照射された光をコリメ−タレンズで平行に拡散し、ビ−ムスプリッタで屈折させて前記半導体基板の裏面側に平行光線を向け、この平行光線を可変焦点レンズとシリコンレンズとを備えるシュリ−レン顕微鏡介して半導体基板面上に集光させ、半導体基板面を反射した光を前記ビ−ムスプリッタを通過させてカメラに結像させる撮影部であって、前記コリメ−タレンズの半分とカメラのレンズの半分を通過する光はナイフエッジで遮られる構造の撮像部、該撮影部に取得された画像の濃淡分布デ−タを微分したときの不連続部分の有無を検出する検出部、検出された不連続部分をその大きさからクラックか汚れかを判別する画像分類部、撮像した画像を表示器に出力するデ−タ処理部とを備えるシュリ−レン法表面検査装置を提供するものである。
本発明のシュリ−レン法を利用する表面検査装置では、仮置台の上方側に光源とカメラを含む撮像部を設置できるので、既存の半導体装置の構造を大幅に変える必要はない。
(実施例1)
図1は本発明の表面検査装置の側面図、図2はシュリ−レン撮像法により表示器画面上に映し出された基板の画像、図3は複数のチャンバがインライン化された半導体製造装置の一例を示す平面図、図4は別の態様を示す複数のチャンバがインライン化された半導体製造装置の一例を示す平面図である。
図1に示されるシュリ−レン撮像法を利用する表面検査装置1において、wは半導体基板でその表面側aにはプリントがなされ、保護テ−プcで被覆され、裏面bが平坦な半導体基板である。2は半導体基板の裏面を上向きにして基板を載置する仮置台、3は赤外線照射光源、4は第1コリメ−タレンズ、5はナイフエッジでこれらで光源照射機構6を構成する。7はビ−ムスプリッタ、8は複合レンズ、9は可変集光レンズ、10はシリコンレンズで、これらでシュリ−レン顕微鏡11を構成する。12はカメラで前記シュリ−レン顕微鏡11に接続されている。カメラのレンズ前にはナイフエッジ13が置かれる。14はシュリ−レン顕微鏡の外筒である。これら光源照射機構6、シュリ−レン顕微鏡11、ナイフエッジ13およびカメラ12で撮影部15構成する。16はデ−タ処理部、17は画像記憶部、18は画像分類部、19は入出力部、20は表示器(CRT)、21はマウス、22はキ−ボ−ドである。
表面検査装置1の外筒14は支持部材23に固定され、支持部材23の前面に上下に設けられたレ−ル24上をスライダ25が左右方向(x方向)に移動するように構成される。言いかえるとスライダ25の左右方向の移動により、表面検査装置1のシュリ−レン顕微鏡11も左右方向に移動可能である。前記支持部材23は、サ−ボモ−タ27の回転駆動を受けて回転するボ−ルネジ(図示されていない)に裏面を螺合された上下方向摺動板26の前面に固定されている。即ち、サ−ボモ−タ27の回転駆動を受けて上下方向摺動板26が固定板28の前面に設けられた案内レ−ル(図示されていない)上を移動することによりシュリ−レン顕微鏡11も上下方向(y方向)に移動可能である。
前記固定板28はコラム29前面に固定され、コラム29は水平方向に張り巡りされた案内レ−ル31,31を滑る滑走体30の下部に固定される。この滑走体30は図示されていないサ−ボモ−タとボ−ルネジおよび螺合体の駆動により前後方向(z方向)に移動できる。言いかえると、滑走体30の前後方向の移動により表面検査装置1のシュリ−レン顕微鏡11も前後方向に移動可能である。
基板w裏面の撮像は、半導体基板wの裏面を上向きにして仮置台2上に載置し、赤外線照射光源3より照射された光の半分をナイフエッジ5で遮光し、第1コリメ−タレンズ4で平行に拡散し、ビ−ムスプリッタ7で屈折させて前記半導体基板wの裏面側に平行光線を向け、シュリ−レン顕微鏡11を介してこの平行光線を半導体基板面上に集光させ、半導体基板面を反射した光は前記ビ−ムスプリッタ7を通過し、その通過光の半分をナイフエッジ13て遮光された後、カメラ12に結像させる。
画像記憶部17は、撮影部15のカメラ12より送信されてきた画像信号を受け、検出部19で画像信号の濃淡分布デ−タを微分し、不連続部分の有無を検出する。画像分類部18は検出部19で検出された不連続部分の出力信号をその大きさ(長さを含む)からクラックか汚れかを判別する。撮像部15で撮像した画像は、デ−タ処理部16より発信される出力信号により表示器20に半導体基板wの画像を表示する(図3参照)。必要によりこの表示器20にクラック、汚れの有無を表示する信号を出力部19より発信し、表示器20画面上に基板の画像と一緒に表示させてもよい。
図2に示す表示器に映し出された基板表面の画像において、半導体基板の平坦面は濃度が明るい灰色に、クラック500、研磨屑600は濃度が濃い黒色となって表示される。クラックと研磨屑の区別は、研磨屑はミクロ的なもので、その大きさが数ミクロンから数十ミクロンの大きさで、不連続なドット状であり、クラックはマクロ的なもので、長さがmm単位で、連続した直線もしくは曲線状のものであることからデ−タ処理部で区別される。
この基板表面検査装置1は、複数の基板加工処理装置を室内に備えた複数のチャンバをインラインで接続したマルチ(複合)チャンバ方式の半導体製造装置において、各チャンバで加工処理された半導体基板の外観を各チャンバ内で検査あるいは、次ぎの工程への受け渡しの仮置台上で半導体基板の外観を検査するのに使用される。
図3に示すインライン化された基板加工装置100は、特許文献1(特開2002−151450号公報)に開示された半導体基板の裏面を研削する研削装置101、半導体基板の裏面研削された面をエッチング処理して鏡面とするエッチング処理機120、および裏面研削・エッチング処理された半導体基板をフレ−ムに粘着テ−プを用いてマウントする工程を行うマウンタ装置200の各チャンバをインライン化した前処理工程の装置を示す。
図3に示す裏面研削装置とエッチング装置とマウンタ装置をインライン化した基板加工装置100において、101は裏面研削装置、120はエッチング装置、200はマウンタ装置、300はインライン化ウエハ搬送装置である。
裏面研削装置101は、左右にカセット117を対として前列に配置し、基台の上に左側のカセットの後部に基板用仮置台106を、右側のカセットの後部に洗浄機構113を対として次列に配置し、仮置台106と洗浄機構113後部の基台の中央部を刳り抜いた箇所にインデックスタ−ンテ−ブル108を設け、かつ、このインデックスタ−ンテ−ブルに該テ−ブルの軸心を中心に3基の基板チャック機構107を等間隔に回転自在に設けるとともに基板ロ−ディング/基板アンロ−ディングゾ−ン、粗研削ゾ−ンおよび仕上研削ゾ−ンにテ−ブルを区分けし、インデックスタ−ンテ−ブル108の後列には基台より起立させた枠体111に各研削ゾ−ンに適した砥石をスピンドル軸111a、111cに軸承させた研削機構を各研削ゾ−ンに位置する基板チャック機構に対応して設けている。
前記1対のカセット117の列と前記仮置台106と洗浄機構113の列の間の基台略中央に多関節型搬送ロボット115を立設し、前記仮置台106上のデバイスウエハをインデックスタ−ンテ−ブルの基板ロ−ディング/基板アンロ−ディングゾ−ンのチャック機構に移送可能としている。
インデックスタ−ンテ−ブルを設けた基台の略中央部の左右に設けた1対の軸に回転可能に取り付けられた柄に設けられた吸着パッド112は、それぞれ仮置台のデバイスウエハを基板ロ−ディング/基板アンロ−ディングゾ−ンのチャック機構117上に、また、基板ロ−ディング/基板アンロ−ディングゾ−ンのチャック機構上の裏面研削されたデバイスウエハを洗浄機構113のスピナ上に搬送する。
エッチング装置120は側壁121で囲まれ、エッチャ−126は更に内仕切壁122により囲繞されている。125は搬送ロボット、133はシャッタ−機構である。
該研削装置101において、ロ−ディング用カセット117より多関節型ロボット115により仮置台106上に搬送された基板wは搬送パッド112に吸着され、搬送パッドを回動させてインデックステ−ブル118のロ−ディング/アンロ−ディングゾ−ンのチャック機構107に載せられ、インデックステ−ブルを120度時計廻り方向に回転させ、チャック機構107は第1研削ゾ−ンに移動する。
そこで、第1スピンドル軸111aに軸承された粗研削砥石でウエハwは粗研削され、ついで粗研削されたウエハはインデックステ−ブル118を120度回動させることにより仕上研削ゾ−ンに送られる。そこで、第2スピンドル軸111cに軸承された仕上研削砥石で仕上げ研削され、ついで、インデックステ−ブル118を120度回動させることにより仕上研削された基板はロ−ディング/アンロ−ディングゾ−ンに移送される。
仕上研削された基板は、右側の搬送パッド112により吸着され、洗浄機構113に移送され、洗浄機構で洗浄、スピン乾燥された後、エッチング装置120内の搬送ロボット125により仕切壁の開口部を経て、エッチャ−126に移送され、そこで基板はエッチング、洗浄、スピン乾燥され、仮置台301上に多関節型ロボット125により移送される。
なお、第2スピンドル軸に軸承された仕上研削砥石で基板が仕上げ研削されている間に、新たな基板が、ロ−ディング用カセット117より多関節型ロボット115により仮置台106上に搬送され、そこで基板は搬送パッド112に吸着され、インデックステ−ブル118を120度回動させて粗研削用チャック機構107に載せられ、第1スピンドル軸に軸承された粗研削砥石で基板は粗研削される。このようにウエハの粗研削と仕上研削が同時に行われるのでウエハの研削装置のスル−プット時間を短縮することができる。
エッチング装置120の正面壁にはインライン化ウエハ搬送装置300が設けられる。インラインウエハ搬送装置300は、仮置台301、仮置台の回転機構、仮置台の左右方向往復移動機構および透明なド−ムよりなる。仮置台301は回転機構により仮置台の支持ア−ム302が90度回転され仮想線に示す位置に仮置台301を移動する。仮想線で示された仮置台301は、ベルト315駆動で、マウンタ装置200の正面壁201a側(右方向)へ移動され、センサ313が仮置台を構成するロ−タリ−テ−ブル支持台の存在をキャッチ(仮置台は図1で仮想線に示す位置)すると制御装置に信号が伝達され、制御装置より減速機付きモ−タ−に駆動停止の指令がなされ、減速機付きモ−タ−の駆動が停止し、ベルトの移動も停止する。
マウンタ装置200は、周囲を側壁201a,201b,201c,201dで囲まれ、正面壁201aにはインライン化ウエハ搬送装置300の仮置台301が出入り可能な開口部202を有する。上面は天井203で覆われて側壁と天井で部室204を形成する。
部室204内には、ア−ム205がベ−ス206上に支持軸207で支えられ、ア−ム205の側面には下方にウエハ吸着板210を長尺状竿211で固定し、長尺状竿211をシリンダ212で昇降可能とし、シリンダ212をレ−ル213上を左右方向に移動可能に設置し、レ−ル213をスライダ−214で受け、スライダ−214は溝215を前後に往復移動できる。スライダ−214の往復駆動機構は図面からは省略されている。
吸着板210の中空部は、図示されていない真空ポンプに連結されており、該中空部を減圧することにより基板吸着板210はデバイスウエハwの保護テ−プで被覆されたデバイス面を吸着できる。
基板吸着板210の上方には基板位置合わせ確認用の認識カメラが設けられており、仮置台301に載せられ移送されてきたデバイスウエハwのセンタリング調整に寄与する。即ち、仮置台301の中心点とデバイスウエハwの中心点が鉛直方向で一致しているか認識カメラで確認する。中心点の一致は、デバイスウエハwの中心点が仮置台301の中心点と一致するようにシリンダ212をレ−ル213上で左右方向に移動およびレ−ル213を受けるスライダ−214を溝215で前後移動して決める。なお、仮置台301の中心点とチャンバ−部219のフレ−ム中心点は同一線m上にあるように後述するインラインウエハ搬送装置300のセンサ据え付け位置により決められる。
216はフレ−ムホルダ−で、下面に粘着テ−プTを貼着したフレ−ムFを多段積みし、下方よりシリンダにより底板をフレ−ム1枚分の高さづつ上昇できるようになっている。217はフレ−ムホルダ−216より送り出された最上段の下面に粘着テ−プを貼着したフレ−ムM1枚を左右方向に往復移動可能な軸218に取り付けられた吸引治具218aで吸引し、左方向に移動させベルト218b上でセンタリング終了後、吸引治具の減圧を止めてフレ−ムMを開放し、ついで、ベルト218bを間歇的に回転駆動させて左方向に位置するチャンバ−機構219へ移送するアライメント兼用移送機構である。
ついで、前述の基板吸着板210に吸着されたデバイスウエハwを後方向に前進させ、シリンダを下降させ、チャンバ−機構219上のフレ−ムに貼付された粘着テ−プ面に粘着させ、ついで、ウエハ吸着板210の減圧を止め、ウエハ吸着板210を上昇させ、前方向に後退させることによりフレ−ムに貼付された粘着テ−プ上にデバイスウエハがマウントされる。
チャンバ−機構219の後部にはフレ−ム搬送・回転機構220が備え付けられている。フレ−ム搬送・回転機構220は、治具221に係合しているア−ム222をモ−タ223で回転軸224を180度回転させることによりチャンバ−機構219からフレ−ムを反転して搬送ア−ム225側端にフレ−ム一端を接触させ、図示されていない搬送機構でフレ−ムMを矢印で示す後方向に前進させて収納搬送路226に移動させ、そこでフレ−ムを90度回転させたカセット227へフレ−ムMを移動させて収納する。
本発明の表面検査装置1は、このインライン化された基板加工装置100のエッチング装置120の仮置台301上に離間して設ける。
図4は、別の態様を示すインライン化された基板加工装置100で、裏面研削装置101、エッチング装置に代えてポリッシング装置120’、UV照射/DAF貼り機(マウンタ装置)200およびダイシングテ−プ貼り機/グラインダテ−プ剥がし機400をインライン化したものである。本発明の表面検査装置1は、このインライン化された基板加工装置100のUV照射/DAF貼り機(マウンタ装置)200の仮置台301上およびマウントされた基板の搬送機構226上に離間して設ける。図4ではクラック検出と仮想矢印で示された円内の位置に表面検査装置1設けられる。
複数の基板加工処理装置をインライン化した半導体製造装置において、基板にクラックやゴミの付着が検出されたらどの加工処理チャンバで基板の加工処理が不充分であったか判別できる。
表面検査装置の側面図である。(実施例1) シュリ−レン撮像法により表示器画面上に映し出された基板の画像である。 複数のチャンバがインライン化された半導体製造装置の平面図である。(公知) 別の態様を示す複数のチャンバがインライン化された半導体製造装置の一例を示す平面図である。
符号の説明
1 表面検査装置
w 半導体基板
2 仮置台
3 光源
4 第1コリメ−タレンズ
5 ナイフエッジ
6 光源照射機構
7 ビ−ムスプリッタ
8 複合レンズ
9 可変集光レンズ
10 シリコンレンズ
11 シュリ−レン顕微鏡
12 カメラ(検出器)
13 ナイフエッジ
15 撮影部
16 デ−タ処理部

Claims (1)

  1. 表面にプリントがなされ、裏面が平坦な半導体基板を裏面を上向きにして載置する仮置台、赤外線照射光源より照射された光をコリメ−タレンズで平行に拡散し、ビ−ムスプリッタで屈折させて前記半導体基板の裏面側に平行光線を向け、この平行光線を可変焦点レンズとシリコンレンズとを備えるシュリ−レン顕微鏡介して半導体基板面上に集光させ、半導体基板面を反射した光を前記ビ−ムスプリッタを通過させてカメラに結像させる撮影部であって、前記コリメ−タレンズの半分とカメラのレンズの半分を通過する光はナイフエッジで遮られる構造の撮像部、該撮影部に取得された画像の濃淡分布デ−タを微分したときの不連続部分の有無を検出する検出部、検出された不連続部分をその大きさからクラックか汚れかを判別する画像分類部、撮像した画像を表示器に出力するデ−タ処理部とを備えるシュリ−レン法表面検査装置。
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