JP2005086867A - 充電制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】バイパス回路の発熱やエネルギーロスのないセルバランス動作を行うと共に低コストの充電制御システムを提供する。
【解決手段】マイコン6により、電圧測定時に、対象単電池に接続されたスイッチ7−1〜7−4のいずれかがオン状態とされることでコンデンサ11が充電され、スイッチ9がオン状態とされることでコンデンサ11とマイコン6とが接続されてマイコン6による測定対象単電池の電圧測定が許容される。充電時に、スイッチ8がオン状態とされると共に、スイッチ7−1〜7−4のうち充電対象の単電池に接続されたスイッチがオン状態に制御され、各単電池は同一の充電用電源12が切り替えられて定電圧充電される。単電池1個について25msで電圧測定及び充電を行う。
【選択図】図1
【解決手段】マイコン6により、電圧測定時に、対象単電池に接続されたスイッチ7−1〜7−4のいずれかがオン状態とされることでコンデンサ11が充電され、スイッチ9がオン状態とされることでコンデンサ11とマイコン6とが接続されてマイコン6による測定対象単電池の電圧測定が許容される。充電時に、スイッチ8がオン状態とされると共に、スイッチ7−1〜7−4のうち充電対象の単電池に接続されたスイッチがオン状態に制御され、各単電池は同一の充電用電源12が切り替えられて定電圧充電される。単電池1個について25msで電圧測定及び充電を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は充電制御システムに係り、特に、複数個の二次電池が直列に接続された組電池を充電する充電制御システムに関する。
従来、複数個の二次電池が直列接続された組電池を充電するには、各二次電池の電圧を測定しかつセルバランスをとって充電する充電制御システムが用いられてきた。特に、エネルギー密度が高く過充電に配慮を要するリチウムイオン電池では、安全性を確保するために各二次電池の電圧検出が不可欠である。また、リチウムイオン電池は、ニッケル水素電池のように過充電によりセルバランスをとることができないため、二次電池間の充電状態が異なってくると、組電池として充放電可能な容量が少なくなると共に、二次電池の劣化状態が異なる結果、組電池としての寿命も短くなるので、二次電池間の充電状態を揃えるセルバランス機能が不可欠である。
このため、リチウムイオン電池の充電では、単電池と並列にバイパス抵抗を接続してバイパス放電を行って充電状態を揃える、つまりセルバランス動作を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、例えば、図5に示すように、4直列の電池でバイパス放電を行って充電状態を行い、単電池1にバイパス抵抗2及びスイッチング素子3を接続する構成となっている。また、単電池1の電圧は差動増幅器4を用いて組電池の−端子をグランドとする電圧に変換され、変換出力はマルチプレクサ5を通じてマイコン6のA/Dコンバータ入力に接続される。マイコン6のポート出力はマルチプレクサの入力チャンネルすなわち単電池を選択すると共に、スイッチング素子3の制御出力にもなっている。マイコン6は、システム起動時に単電池1の開放電圧をマルチプレクサを制御しながら切り替えてA/Dコンバータで測定し、単電池1の開放電圧から計算される残存容量を計算し、4個の単電池の最少の残存容量との差分の容量のみスイッチング素子3を制御してバイパス放電動作を行う。
また、組電池では単電池が直列に接続されているので、A/Dコンバータの電源を絶縁して測定入力を切り替えない限り、A/Dコンバータで単セル電圧を直接高精度に測定することができないため、A/Dコンバータのグランド端子を組電池の最下位単電池の−端子と接続し、単電池の電圧をグランド端子レベルに変換する電圧検出回路が用いられてきた(例えば、特許文献2参照)。このような電圧検出回路は、分圧回路と差動増幅回路とが組み合わされている。
しかしながら、特許文献1の技術では、バイパス放電を行うため、充電エネルギーが熱としてエネルギーロスが生じると共に、バイパス抵抗に比較的大電流を流すため部品が大型化し、また、単電池電圧の測定回路が複雑となりコスト高となる、という問題がある。
また、特許文献2の技術では、±50mV程度の電圧検出精度を確保するためには高精度の抵抗及び低オフセット電圧のオペアンプが必要なため、回路構成的に複雑になると共にコスト高の要因となっていた。
本発明は上記事案に鑑み、バイパス回路の発熱やエネルギーロスのないセルバランス動作を行うと共に低コストの充電制御システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、複数個の二次電池が直列に接続された組電池を充電する充電制御システムにおいて、前記各二次電池を二次電池毎に定電圧充電するための第1電源と、一端が前記各二次電池の+端子に接続され、他端が前記第1電源の+端子に接続された第1スイッチ素子群と、一端が前記各二次電池の−端子に接続され、他端が前記第1電源の−端子に接続された第2スイッチ素子群と、前記各二次電池を充電対象の二次電池毎に前記第1電源に接続して充電するように前記第1及び第2スイッチ素子群のうちそれぞれ1のスイッチ素子を順次オン状態に制御する制御手段と、を備える。
第1の態様では、制御手段により第1及び第2スイッチ素子群のうち充電対象の二次電池に接続されたそれぞれ1のスイッチ素子が順次オン状態に制御されるため、各二次電池は同一の第1電源が切り替えられて定電圧充電されるので、バイパス放電を行わずにセルバランスをとることができる。従って、バイパス回路の発熱やエネルギーロスのないセルバランス動作を実現できる。
また、上記課題を解決するために、本発明の第2の態様は、複数個の二次電池が直列に接続された組電池を充電する充電制御システムにおいて、前記各二次電池を二次電池毎に定電圧充電するための第1電源と、前記各二次電池の電池電圧を検出するためのコンデンサと、前記各二次電池の電池電圧を測定するための電圧測定回路と、一端が前記各二次電池の+端子に接続され、他端が前記コンデンサの一端に接続された第1スイッチ素子群と、一端が前記各二次電池の−端子に接続され、他端が前記コンデンサの他端に接続された第2スイッチ素子群と、一端が前記コンデンサの一端に接続され他端が前記充電用電源の+端子に接続されたスイッチ素子と、一端が前記コンデンサの他端に接続され他端が前記充電用電源の−端子に接続されたスイッチ素子とを有する第3スイッチ素子と、一端が前記コンデンサの一端に接続され他端が前記電圧測定回路の一端に接続されたスイッチ素子と、一端が前記コンデンサの他端に接続され他端が前記電圧測定回路の他端に接続されたスイッチ素子とを有する第4スイッチ素子と、前記各二次電池の電圧測定時に、前記第1及び第2スイッチ素子群のうち測定対象の二次電池に接続されたそれぞれ1のスイッチ素子をオン状態として該測定対象の二次電池の電池電圧で前記コンデンサを充電した後前記それぞれ1のスイッチ素子をオフ状態としてから前記第4スイッチ素子をオン状態とし前記電圧測定回路による前記各二次電池の電池電圧の測定を許容し、前記各二次電池の充電時に、前記第3スイッチ素子をオン状態とすると共に、前記各二次電池を充電対象の二次電池毎に前記第1電源に接続して充電するように前記第1及び第2スイッチ素子群のうちそれぞれ1のスイッチ素子をオン状態に制御する制御手段と、を備える。
第2の態様では、制御手段により、電圧測定時には、第1及び第2スイッチ素子群のうち測定対象の二次電池に接続されたそれぞれ1のスイッチ素子がオン状態とされることでコンデンサが充電され、第4スイッチ素子がオン状態とされることで電圧測定回路とコンデンサとが接続されて電圧測定回路による各二次電池の電池電圧の測定が許容されるので、組電池の−端子をグランドとする1個の電圧測定回路及びコンデンサで各二次電池の電池電圧を測定でき、マルチプレクサ等のコスト高となる部品が不要なため、充電制御システムの低コスト化を図ることができると共に、充電時には、第3スイッチ素子がオン状態とされ、第1及び第2スイッチ素子群のうち充電対象の二次電池に接続されたそれぞれ1のスイッチ素子がオン状態に制御されるため、各二次電池は同一の第1電源が切り替えられて定電圧充電されるので、バイパス放電を行わずにセルバランスをとることができる。このとき、制御手段は、各二次電池を二次電池毎に電圧測定と充電とを切り替えて順次充電するようにしてもよい。
上記第1及び第2の態様において、組電池を充電するための第2電源を更に備え、制御回路が、第2電源で充電末期又は充電末期近傍まで充電された組電池について更に満充電となるまで、各二次電池を充電対象の二次電池毎に第1電源に接続して充電するように第1及び第2スイッチ素子群のうちそれぞれ1のスイッチ素子をオン状態に制御すれば、第2電源で組電池全体を同時に充電できるので、充電時間を短縮することができると共に、充電末期又は充電末期近傍から満充電までの間に各二次電池のセルバランスをとればよいので、第1電源の小容量化及び低コスト化を図ることができる。
本発明の第1の態様によれば、制御手段により第1及び第2スイッチ素子群のうち充電対象の二次電池に接続されたそれぞれ1のスイッチ素子が順次オン状態に制御されるため、各二次電池は同一の第1電源が切り替えられて定電圧充電されるので、バイパス放電を行わずにセルバランスをとることができる、という効果を得ることができる。
本発明の第2の態様によれば、制御手段により、電圧測定時には、第1及び第2スイッチ素子群のうち測定対象の二次電池に接続されたそれぞれ1のスイッチ素子がオン状態とされることでコンデンサが充電され、第4スイッチ素子がオン状態とされることで電圧測定回路とコンデンサとが接続されて電圧測定回路による各二次電池の電池電圧の測定が許容されるので、組電池の−端子をグランドとする1個の電圧測定回路及びコンデンサで各二次電池の電池電圧を測定でき、マルチプレクサ等のコスト高となる部品が不要なため、充電制御システムの低コスト化を図ることができると共に、充電時には、第3スイッチ素子がオン状態とされ、第1及び第2スイッチ素子群のうち充電対象の二次電池に接続されたそれぞれ1のスイッチ素子がオン状態に制御されるため、各二次電池は同一の第1電源が切り替えられて定電圧充電されるので、バイパス放電を行わずにセルバランスをとることができる、という効果を得ることができる。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、本発明を充放電制御システムに適用した第1の実施の形態について説明する。
以下、図面を参照して、本発明を充放電制御システムに適用した第1の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の充放電制御システム20は、充放電制御システム20全体を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコンという。)6と、直列に接続され組電池1を構成する二次電池(以下、単電池という。)1−1、1−2、1−3、1−4を単電池毎に定電圧で充電するための充電用回路12(第1電源)と、各単電池の電池電圧を検出するためのコンデンサ11と、FET等で構成された複数のスイッチ素子とを有して構成されている。
単電池1−1の正極端子にはスイッチ素子の一端が接続されており、スイッチ素子の他端はコンデンサ11の一端に接続されている。また、単電池1−1の負極端子には別のスイッチ素子の一端が接続されており、このスイッチ素子の他端はコンデンサ11の他端に接続されている。これら2つのスイッチ素子は、スイッチ7−1を構成している。同様に、単電池1−2及びコンデンサ11の間、単電池1−3及びコンデンサ11の間、及び、単電池1−4及びコンデンサ11の間にも、それぞれスイッチ7−2、7−3、7−4が接続されている。これらスイッチ7−1〜7−4は、一端が各単電池の正極端子に接続され他端がコンデンサ11の一端に接続されたスイッチ素子群(第1スイッチ素子群)と、一端が各単電池の負極端子に接続され他端がコンデンサ11の他端に接続されたスイッチ素子群(第2スイッチ素子群)とを構成しており、各単電池に対応して一対の連動スイッチとして機能する。
また、コンデンサ11の一端は他端が充電用電源12の+端子に接続されたスイッチ素子の一端に接続されており、コンデンサ11の他端は他端が充電用電源12の−端子に接続された別のスイッチ素子の一端に接続されている。これら2つのスイッチ素子は、連動する一対のスイッチ8(第3スイッチ素子)を構成している。
更に、コンデンサ11の一端は他端がマイコン6に接続されたスイッチ素子の一端に接続されており、コンデンサ11の他端は他端が組電池1のグランド(単電池1−4の負極端子)に接続された別のスイッチ素子の一端に接続されている。これら2つのスイッチ素子は、連動する一対のスイッチ9(第4スイッチ素子)を構成している。
マイコン6は、演算処理を行うCPU、制御プログラムや後述するテーブル等を格納したROM、CPUのワークエリアとして働くRAM、及び、アナログ電圧をデジタル変換する電圧測定回路の一部としてのA/Dコンバータを含んで構成されている。スイッチ9を構成する2つのスイッチ素子の他端は、それぞれ、マイコン6のA/Dコンバータの入力側となるA/D入力及びグランドに接続されている。また、マイコン6は、上述したスイッチ7−1〜7−4、8、9を構成するスイッチ素子にハイレベル信号を出力しこれらのスイッチをオン状態とするための出力ポートを有している。
また、各単電池には、負極活物質に非晶質炭素材、正極活物質にマンガン含有複酸化物を用いたリチウムイオン電池が用いられており、各単電池の定格電圧は3.6V、定格容量は1000mAhである。また、充電用電源12には4.2V、4A制限のものが用いられている。
次に、本実施形態の充放電制御システム20の充電動作についてマイコン6のCPUを主体として説明する。なお、初期状態では、上述したスイッチ素子は全てオフ状態とされている。
CPUは、スイッチ7−1に接続された出力ポートに所定時間(例えば、1ms)ハイレベル信号を出力し、スイッチ7−1をオン状態とした後、スイッチ7−1に接続された出力ポートの出力信号をローレベルとしスイッチ7−1をオフ状態とする。これにより、コンデンサ11には単電池1−1の電池電圧(開放電圧)が印加(充電)される。
次に、スイッチ9に接続された出力ポートにハイレベル信号を出力してスイッチ9をオン状態とし、A/Dコンバータでデジタル電圧に変換されたコンデンサ11の両端電圧を単電池1−1の電池電圧として取り込み、スイッチ9に接続された出力ポートの出力信号をローレベルとしスイッチ9をオフ状態とする。初期状態でRAMには単電池の開放電圧(OCV)と充電状態(SOC)との関係テーブル(又は関係式)が展開されており、取得した電池電圧により単電池1−1の充電状態を演算し、電圧測定対象の単電池(単電池1−1)が満充電状態か否かを判断する。この間の動作時間も1msに設定されている。なお、コンデンサ11はA/Dコンバータの作動により残存電荷が小さくなるように容量が設定されている。
単電池1−1が満充電状態でないときは、出力ポートを介してスイッチ7−1、8をオン状態とし、単電池1−1と充電用電源12とを接続する。これにより、単電池1−1は充電用電源12により定電圧充電される。充電時間は約23msに設定されている。充電時間が経過すると、スイッチ7−1、8をオフ状態とし、スイッチ9をオン状態としてコンデンサ11に充電された電荷をマイコン6内でA/D入力からグランドに逃がした後、スイッチ9をオフ状態とし、同様に、単電池1−2、1−3、1−4について電圧測定及び充電を行い、単電池1−4の充電が終了すると、再度単電池1−1から同じ動作を実行する。なお、CPUは、単電池1個について25msで電圧測定及び充電を終了し、次の(下位の)単電池の電圧測定及び充電を実行する。
一方、対象単電池(例えば、単電池1−1)が満充電状態のときは、過充電に対する安全性を確保するため対象単電池については充電を行わず、次の対象単電池(例えば、単電池1−2)について電圧測定乃至充電を実行する。CPUは、組電池1を構成する全単電池が満充電状態となったときに、以上の充電ルーチンを終了する。なお、下表1はCPUが制御するスイッチの動作を表している。
次に、本実施形態の充放電制御システム20について行った充電試験の結果について説明する。本試験では、意図的に単電池1−1〜1−4の充電容量を異ならせた組電池1を用意して上述した充電ルーチンを実行した。
図2に、試験結果として、充電時の各単電池の平均電圧及び平均電流の特性線図を示す。図2に示すように、全単電池は、充電末期には全て定電圧状態となっており、電圧が全て揃った状態で充電が終了することが確認された。
以上のように、本実施形態の充放電制御システム20では、単電池1−1〜1−4の電圧測定時に、マイコン6により、測定対象の単電池に接続されたスイッチ7−1〜7−4のいずれかがオン状態とされることでコンデンサ11が充電され、スイッチ9がオン状態とされることでコンデンサ11とマイコン6とが接続されてマイコン6による測定対象単電池の電圧測定が許容される。このため、組電池1の−端子をグランドとするマイコン6内の1個の電圧測定回路とコンデンサ11とで各単電池の電圧測定ができ、マルチプレクサ等のコスト高となる部品が不要なため、充放電制御システムの低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態の充放電制御システム20では、単電池1−1〜1−4の充電時に、スイッチ8がオン状態とされると共に、スイッチ7−1〜7−4のうち充電対象の単電池に接続されたスイッチがオン状態に制御され、各単電池は同一の充電用電源12が切り替えられて定電圧充電される。このため、従来技術のようにバイパス放電を行わずにセルバランスをとることができるので、バイパス回路が不要となり、バイパス回路の発熱やエネルギーロスを生ずることもない。しかも、試験結果(図3)に示したように、全単電池の電圧が全て揃った状態で充電を終了させることができる。
更に、本実施形態の充放電制御システム20では、単電池当たり25msの短時間で電圧測定及び充電を行っている。このため、組電池1が突然放電状態となっても各単電池の電圧はほぼ揃っており、単電池間の充電状態が異なることに起因する組電池1全体の容量低下や劣化の問題を生ずることもない。
(第2実施形態)
次に、本発明を充放電制御システムに適用した第2の実施の形態について説明する。なお、本実施形態以下の実施形態において、第1実施形態と同一構成には同一符号を付してその説明を省略し、異なる箇所のみ説明する。
次に、本発明を充放電制御システムに適用した第2の実施の形態について説明する。なお、本実施形態以下の実施形態において、第1実施形態と同一構成には同一符号を付してその説明を省略し、異なる箇所のみ説明する。
図3に示すように、本実施形態の充放電制御システムでは、組電池1の+端子(単電池1−1の正極端子)と端子Aとの間にFET等で構成されたスイッチ10が挿入されている。スイッチ10は、通常はオン状態であり、マイコン6の出力ポートからのハイレベル信号の出力によりオフ状態となる。端子A、Bの間には、組電池1を定電圧充電するための組電池充電用電源(第2電源)が接続される。
本実施形態では、端子A、B間に組電池充電用電源が接続されると、CPUは、組電池充電用電源で組電池1を構成する各単電池を充電末期近傍(例えば、4.0V)まで充電した後、スイッチ10をオフ状態とし、その後、第1実施形態で説明したように、単電池毎に電圧測定及び充電用電源12による充電を行い、満充電まで充電する。CPUによる組電池1の充電末期近傍まで充電されたか否かの判断は、例えば、組電池充電用電源接続前に各単電池の充電状態を演算しておき、組電池充電用電源が接続されたときに、各単電池の充電状態により組電池1の充電末期近傍までの推定充電時間を演算してその間スイッチ10をオン状態としておくようにしてもよいし、所定時間毎にスイッチ10をオフ状態として各単電池の開放電圧を測定して組電池1の充電状態を把握するようにしてもよい。
本実施形態の充放電制御システムでは、上述した第1実施形態の充放電システム20の作用効果に加え、組電池充電用電源により組電池1を構成する各単電池が同時に充電末期近傍まで充電されるので、単電池全体に対する充電時間を短くすることができる。また、本実施形態の充放電制御システムでは、充電末期から満充電の間のみ各単電池のセルバランスをとればよいので、充電用電源12の小容量化及び低コスト化を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明を充放電制御システムに適用した第3の実施の形態について説明する。なお、本実施形態は第1実施形態の組電池1が複数個直列に接続されたときの充放電制御システムの例である。
次に、本発明を充放電制御システムに適用した第3の実施の形態について説明する。なお、本実施形態は第1実施形態の組電池1が複数個直列に接続されたときの充放電制御システムの例である。
図4に示すように、本実施形態の充放電制御システムは、複数個の充放電制御システム20と、各充放電制御システム20を制御する上位制御ユニット30とを有している。
上位制御ユニット30は、高速で演算処理を行うCPU、制御プログラムやテーブル等を格納したROM、CPUのワークエリアとして働くRAM、及び、各充放電制御システム20のマイコン6と通信線33を介して情報の授受を行うための通信ポートを有している。これに対応して、各充放電システム20のマイコン6にも通信ポートが設けられている。
最上位の組電池1の+端子は、組電池1全体が放電状態、充電状態、休止状態のいずれの状態にあるかを検出するためのホール素子31の一端に接続されており、ホール素子31の他端はFET等で構成されたスイッチ32の一端に接続されている。また、ホール素子31の出力側は上位制御ユニット30に接続されている。スイッチ32の他端は組電池1全体の正極端子となる端子Aに接続されている。スイッチ32は、上位制御ユニット30の出力ポートに接続されており、上位制御ユニット30のCPUによりオン状態又はオフ状態に制御される。なおスイッチ32は、通常はオン状態であり、上位制御ユニット30の出力ポートからのハイレベル信号の出力によりオフ状態となる。また、最下位の組電池1の−端子は、組電池1全体の負極端子となる端子Bに接続されている。
各充放電制御システム20のマイコン6は、第1実施形態の場合と異なり、組電池1を構成する各単電池の電圧測定及び充電を行うが、測定した電圧から各単電池の充電状態の演算は行わず、通信線33を介して測定した各単電池の電圧を上位制御ユニット30に報知し、上位制御ユニット30が各組電池1を構成する各単電池の充電状態を演算する構成が採られている。
上位制御ユニット30は、ホール素子31の出力を監視しており、端子A、B間に組電池1全体を充電する充電用電源が接続されると、組電池1全体が充電状態となったことを把握し、組電池1が満充電状態か否かを判断する。肯定判断のときは過充電を防止するためにスイッチ32をオフ状態し、否定判断のときは、スイッチ32をオン状態のまま維持する。
上位制御ユニット30は、上述したように、各組電池1を構成する各単電池の充電状態を把握しているので、充電用電源により各組電池1が充電末期近傍まで充電される推定充電時間を演算して、当該時間が経過するとスイッチ32をオフ状態とする。これにより、組電池1全体は充放電休止状態となる。上位制御ユニット30は、通信線33を介して各充放電制御ユニット20のマイコン6に各単電池の電圧測定及び充電を指示する。これにより、第1実施形態と同様に、各組電池1を構成する各単電池は満充電まで充電される。
なお、第3実施形態の充放電制御システムは、上述した第2実施形態の充放電制御システムと同様の作用効果を奏する。また、第2実施形態に示した組電池1が充電末期近傍にあるかの判断及びスイッチ10のオンオフ制御は、必ずしもマイコン6で行う必要はなく、第3実施形態に示したように、上位制御ユニット30等マイコン6の外部で行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、マイコン6のCPUが各単電池の電圧を全てデジタル値として取得することができるので、マイコン6又は上位制御ユニット30は電圧測定結果を各単電池の異常判定や組電池1に対する充電停止判定に用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、各単電池について電圧測定と充電とを続けて行う例を示したが、全単電池の電圧測定を行った後、単電池毎に充電を行うようにしてもよい。
更に、上記実施形態では、単電池に過充電に注意を要するリチウムイオン電池を例示し、充放電制御システム20にスイッチ8、9、コンデンサ11を設けた例を示したが、過充電に配慮のいらない二次電池では、スイッチ8、9やコンデンサ11を欠く構成を採るようにしてもよい。
本発明の充電制御システムは、バイパス回路の発熱やエネルギーロスのないセルバランス動作を行うと共に低コストのため、製造、販売等に寄与し、産業上利用することができる。
1 組電池
1−1、1−2、1−3、1−4 単電池(二次電池)
6 マイクロコンピュータ(制御手段、電圧測定回路)
7−1、7−2、7−3、7−4 スイッチ(第1スイッチ群、第2スイッチ群)
8 スイッチ(第3スイッチ素子)
9 スイッチ(第4スイッチ素子)
11 コンデンサ
12 充電用電源(第1電源)
20 充放電制御システム
1−1、1−2、1−3、1−4 単電池(二次電池)
6 マイクロコンピュータ(制御手段、電圧測定回路)
7−1、7−2、7−3、7−4 スイッチ(第1スイッチ群、第2スイッチ群)
8 スイッチ(第3スイッチ素子)
9 スイッチ(第4スイッチ素子)
11 コンデンサ
12 充電用電源(第1電源)
20 充放電制御システム
Claims (4)
- 複数個の二次電池が直列に接続された組電池を充電する充電制御システムにおいて、
前記各二次電池を二次電池毎に定電圧充電するための第1電源と、
一端が前記各二次電池の+端子に接続され、他端が前記第1電源の+端子に接続された第1スイッチ素子群と、
一端が前記各二次電池の−端子に接続され、他端が前記第1電源の−端子に接続された第2スイッチ素子群と、
前記各二次電池を充電対象の二次電池毎に前記第1電源に接続して充電するように前記第1及び第2スイッチ素子群のうちそれぞれ1のスイッチ素子を順次オン状態に制御する制御手段と、
を備えた充電制御システム。 - 複数個の二次電池が直列に接続された組電池を充電する充電制御システムにおいて、
前記各二次電池を二次電池毎に定電圧充電するための第1電源と、
前記各二次電池の電池電圧を検出するためのコンデンサと、
前記各二次電池の電池電圧を測定するための電圧測定回路と、
一端が前記各二次電池の+端子に接続され、他端が前記コンデンサの一端に接続された第1スイッチ素子群と、
一端が前記各二次電池の−端子に接続され、他端が前記コンデンサの他端に接続された第2スイッチ素子群と、
一端が前記コンデンサの一端に接続され他端が前記充電用電源の+端子に接続されたスイッチ素子と、一端が前記コンデンサの他端に接続され他端が前記充電用電源の−端子に接続されたスイッチ素子とを有する第3スイッチ素子と、
一端が前記コンデンサの一端に接続され他端が前記電圧測定回路の一端に接続されたスイッチ素子と、一端が前記コンデンサの他端に接続され他端が前記電圧測定回路の他端に接続されたスイッチ素子とを有する第4スイッチ素子と、
前記各二次電池の電圧測定時に、前記第1及び第2スイッチ素子群のうち測定対象の二次電池に接続されたそれぞれ1のスイッチ素子をオン状態として該測定対象の二次電池の電池電圧で前記コンデンサを充電した後前記それぞれ1のスイッチ素子をオフ状態としてから前記第4スイッチ素子をオン状態とし前記電圧測定回路による前記各二次電池の電池電圧の測定を許容し、前記各二次電池の充電時に、前記第3スイッチ素子をオン状態とすると共に、前記各二次電池を充電対象の二次電池毎に前記第1電源に接続して充電するように前記第1及び第2スイッチ素子群のうちそれぞれ1のスイッチ素子をオン状態に制御する制御手段と、
を備えた充電制御システム。 - 前記制御手段は、前記各二次電池を二次電池毎に前記電圧測定と前記充電とを切り替えて順次充電することを特徴とする請求項2に記載の充電システム。
- 前記組電池を充電するための第2電源を更に備え、前記制御回路は、前記第2電源で充電末期又は充電末期近傍まで充電された組電池について更に満充電となるまで、前記各二次電池を充電対象の二次電池毎に前記第1電源に接続して充電するように前記第1及び第2スイッチ素子群のうちそれぞれ1のスイッチ素子をオン状態に制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の充電制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003314011A JP2005086867A (ja) | 2003-09-05 | 2003-09-05 | 充電制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003314011A Abandoned JP2005086867A (ja) | 2003-09-05 | 2003-09-05 | 充電制御システム |
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- 2003-09-05 JP JP2003314011A patent/JP2005086867A/ja not_active Abandoned
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