JP2005085210A - 画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の印刷ジョブを連結した連結ジョブの作成及び、作成した連結ジョブに対する円滑な印刷処理を可能とする。
【解決手段】 クライアントPCでは、ジョブ連結を行うときに、ジョブ連結用のダイアログ(ユーザーインターフェイス)を表示して、このダイアログを用いて印刷ジョブの登録等の編集及び印刷設定を行い、編集が終了すると、連結ジョブの印刷設定の確認を行う(ステップ100〜106)。このときに、不適正な印刷設定があると、アラートを表示して、連結ジョブの再編集を促す(ステップ110、112)。また、印刷設定が適切であれば、連結ログを保存し、印刷設定、印刷ジョブの順でプリントサーバへ連結ジョブを送信する(ステップ114〜118)。
【選択図】 図3
【解決手段】 クライアントPCでは、ジョブ連結を行うときに、ジョブ連結用のダイアログ(ユーザーインターフェイス)を表示して、このダイアログを用いて印刷ジョブの登録等の編集及び印刷設定を行い、編集が終了すると、連結ジョブの印刷設定の確認を行う(ステップ100〜106)。このときに、不適正な印刷設定があると、アラートを表示して、連結ジョブの再編集を促す(ステップ110、112)。また、印刷設定が適切であれば、連結ログを保存し、印刷設定、印刷ジョブの順でプリントサーバへ連結ジョブを送信する(ステップ114〜118)。
【選択図】 図3
Description
本発明は、画像処理端末から出力されるPDF、EPS、TIFFなどの画像データやPostScriptなどの描画命令に基づいた印刷ジョブを実行(画像処理)する画像処理装置に係り、詳細には、複数の印刷ジョブを連結した連結ジョブを形成する画像処理方法に関する。
IOTなどの印刷出力装置に接続している画像処理装置(例えばプリントサーバなど)では、印刷ジョブに対して、所定の画像処理を施して、印刷出力装置へ出力する。これにより、印刷出力装置から、印刷ジョブに応じた印刷出力(印刷物)が得られる。
このような画像処理装置には、例えばプリントサーバとしてネットワークを介してでは、パーソナルコンピュータやワークステーション等の複数の画像処理端末に接続されるものがある。画像処理端末のそれぞれでは、各種のアプリケーションを用いて画像の作成、加工、編集等を行うことによりページレイアウトや文書等(データファイル)を作成する。
画像処理装置では、このようなデータファイルに対して印刷設定を行って印刷ジョブとして送信されると、この印刷ジョブに基づいた印刷処理を実行する。
例えば、DTP(Desktop Publishing)では、パーソナルコンピュータやワークステーション等の処理装置上で、各種のアプリケーションを用いて画像の作成、加工、編集等を行うことによりページレイアウトを作成し、このページレイアウトに基づいて印刷版を露光するためのフィルムの作成を行ったり(CEPS)、印刷版に直接書き込んで印刷用の刷版を作成する(CTP:Computer to Plate)。
このようなDTPにおいては、実際の刷版を用いた印刷に先立って、校正を行うことがあり、このときには、印刷出力装置に接続しているプリントサーバなどの画像処理装置上で、DTP用アプリケーションやRIP(Raster Image Processor)と呼ばれる画像データ又は描画命令をビットマップデータに変換する機能を用いて、CMYKの各色に色分解を行って、印刷出力する。
ところで、画像処理装置では、印刷ジョブをスプールして保持する機能を備えたものがある。これにより、スプールしている複数の印刷ジョブを、所望のタイミングで印刷出力することが可能となる。
このような画像処理装置では、このスプール機能を用いて、スプールしている複数の印刷ジョブを、装置上で結合して一つの印刷ジョブを生成し、印刷出力する頁に通し番号を付与する提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、プリントサーバなどの画像処理装置上で複数のジョブの連結を行う場合、プリントサーバを利用するユーザーが、プリントサーバ上でキー操作などによって連結処理を行う必要がある。
このような煩雑さを無くすために、グループIDなどによってグループジョブの設定を行って画像処理端末から画像処理装置にジョブが入力されたときに、画像処理装置上で同一のグループジョブに設定されている複数の印刷ジョブを結合して連結ジョブを作成する印刷ジョブの処理方法の提案がなされている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、プリントサーバ上で複数の印刷ジョブの間の印刷パラメータの確認を行うと、印刷処理が実行されるまでに時間がかかってしまうことがある。また、連結する複数の印刷ジョブの間の印刷設定に不具合が生じたときには、新たに、印刷ジョブを送信しなおすか、プリントサーバ上で印刷設定の修正を行う必要がある。
特開2001−84122号公報
特開2000−222157号公報
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、画像処理端末で作成された複数の印刷ジョブを連結して生成した連結ジョブに応じた印刷出力を得るときに、画像処理端末を操作するユーザが、プリントサーバなどの画像処理装置まで移動して操作を行うことなく、所望の印刷設定に応じた連結ジョブの印刷出力を得ることができる画像処理方法を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、画像処理端末から画像データ又は描画データ及び印刷設定を含む印刷ジョブを画像処理装置へ送信し、画像処理装置によって画像処理して印刷出力装置へ出力することにより印刷設定に応じた印刷出力を得る画像処理方法であって、前記画像処理端末上で複数の前記印刷ジョブを連結した連結ジョブと該連結ジョブに対する印刷設定を行うと共に、該連結ジョブに対する印刷設定の適否の確認を行って該印刷設定と共に連結ジョブを前記画像処理装置へ送信し、前記印刷出力装置から前記連結ジョブに対する前記印刷設定に応じた連結ジョブの印刷出力を得ることを特徴とする。
この発明によれば、複数の印刷ジョブを連結して一つの連結ジョブを形成し、この連結ジョブに対する印刷処理を行うときに、個々のユーザーが使用する画像処理端末上で、連結ジョブを形成する。このとき、連結ジョブに対する印刷設定を合わせて行うと共に、この印刷設定に対する適否の確認も画像処理端末上で行う。
これにより、画像処理装置上で、複数の印刷ジョブを連結のための操作は勿論、連結ジョブに対する印刷設定の適否の確認を行う必要が無くなるので、画像処理装置での画像処理を妨げてしまうことがない。
また、連結ジョブに対する印刷設定を画像処理端末で行うので、ユーザーの作業性を向上させることができると共に、所望の印刷設定を行うことができる。
このような本発明においては、前記画像処理端末で前記連結ジョブに対する前記印刷設定が適切であったときに、前記印刷設定と共に前記連結ジョブを形成する前記印刷ジョブを前記画像処理装置へ送信することが好ましい。
これにより、印刷設定が不適切であったときにも、画像処理装置上でエラーなどが発生したり、再度の印刷設定を行わなければならなくなるのを確実に防止することができる。
また、本発明は、前記画像処理端末が前記連結ジョブの印刷設定を送信した後、前記連結ジョブを形成する各印刷ジョブを送信することを特徴とする。
これにより、画像処理装置では、順に受信する印刷ジョブのそれぞれに対して、最初に受信する印刷設定に基づいて画像処理を行うことができる。
さらに、本発明では、前記画像処理端末が、前記連結ジョブの印刷設定に基づいて、前記連結ジョブを形成する複数の前記印刷ジョブを連続して処理することが好ましい。
このような本発明では、画像処理端末上で連結ジョブの作成、編集を行う任意のユーザーインターフェイスを用いることができる。また、印刷設定も任意のユーザーインターフェイスを用いることができる。
以上説明したように本発明によれば、ユーザが使用する画像処理端末で、ジョブ連結を行うと共に印刷設定及び印刷設定の確認を行って、この連結ジョブを画像処理装置へ送信するので、画像処理装置では、連結ジョブの設定確認が不要となり、連結ジョブを含めた印刷ジョブの円滑な処理が可能となるという優れた効果が得られえる。
以下に図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
図1には、本実施の形態に適用したネットワーク(プリントネットワーク)10の概略構成を示している。このネットワーク10には、画像処理装置としてプリントサーバ12が設けられている。また、ネットワーク10には、画像処理端末として複数のクライアントPC14が設けられている。
図2に示すように、プリントサーバ12及びクライアントPC14のそれぞれには、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)16が設けられており、このネットワークI/F16のそれぞれが通信回線18に接続している。
これにより、ネットワーク10では、プリントサーバ12とクライアントPC14の間及びクライアントPC14の間で、各種のデータの送受信が可能となっている。なお、ネットワーク10では、従来公知の任意の通信プロトコル又はネットワークプロトコルを適用することができる。
プリントサーバ12は、クライアントPC14から送信される印刷ジョブを受信する。プリントサーバ12は、この受信した印刷ジョブに対して所定の画像処理を実行する。
このプリントサーバ12には、双方向インターフェイス(双方向I/F)20が設けられており、この双方向I/F20を介して、印刷出力装置であるIOT22が接続している。なお、プリントサーバ12は、複数のIOT22が接続されるものであってもよいが、本実施の形態では、一例として1台のIOT22を示している。
プリントサーバ12には、キーボード、マウス等の入力デバイス及び、CRT、液晶ディスプレイ等の表示デバイス(何れも図示省略)が設けられており、各種の動作状況やユーザーインターフェイスの表示及び表示に基づいた各種の情報の入力操作が可能となっている。また、プリントサーバ12は、表示デバイスに表示した画像に対する処理、及び表示画像を印刷出力するWYSIWYG機能を備えることができる。
このようなプリントサーバ12としては、パーソナルコンピュータ(PC)に所定の機能を備えたPCIボードを装着することにより構成することができる。
このプリントサーバ12には、プリントサーバ12自体の作動を制御すると共に、IOT22の作動を制御するプリントコントローラ24及び、各種の画像処理と共に画像データや描画命令からラスタデータを作成するRIP処理を行う画像処理部26が設けられている。また、プリントサーバ12には、クライアントPC14から入力される印刷ジョブ中の印刷設定などの処理指示に基づいて各種の処理設定等を行う処理設定部28及び、各所のプログラム、画像処理、印刷処理を実行するための各種のデータと共に、クライアントPC14から入力される印刷ジョブ等を一時的に格納可能な記憶媒体としてHDD30が設けられている。
一方、クライアントPC14には、各種のアプリケーション32が設けられている。また、図1に示すように、クライアントPC14は、キーボード34やポインティングデバイス(図示省略)などの入力デバイス及び、CRTや液晶ディスプレイなどの表示デバイス(以下、「モニタ36」とする)を備えている。
クライアントPC14では、アプリケーション32を用いて、モニタ36に画像を表示しながら、キーボード34やポインティングデバイスを用いて、画像の作成、加工、編集等の画像処理や文書作成等が行われる。なお、このようなクライアントPC14は、従来公知の一般的構成のパーソナルコンピュータを適用でき、本実施の形態では、クライアントPC14の詳細な構成の説明を省略する。
図2に示すように、クライアントPC14には、プリンタドライバ38及びHDD40が設けられている。HDD40には、各種のプログラムと共に、アプリケーション32によって作成された画像データファイルや文書ファイルが格納されるようになっている。
また、クライアントPC14では、アプリケーション32によって作成されたページレイアウトや文書をジョブ(印刷ジョブ)としてプリントサーバ12へ送信可能となっている。このときに、プリンタドライバ38では、例えば、印刷ジョブを特定するジョブIDを付与する。また、クライアントPC14では、プリントサーバ12に備えた各種の処理機能に対する指示(以下「印刷設定」という)を、プリンタドライバ28を用いて設定可能となっている。
プリントサーバ12は、クライアントPC14から送信された印刷ジョブを受信すると、この印刷ジョブに基づいた画像処理を実行して、IOT22から印刷出力する。このとき、プリントサーバ12では、プリンタドライバ38によって設定された処理機能(印刷機能)に基づいた画像処理及び印刷処理を実行する。
なお、このようなプリントサーバ12は、従来公知の一般的構成を備えたものであればよく、本実施の形態では、プリントサーバ12の一般的処理の説明を省略する。
ところで、クライアントPC14では、複数の印刷ジョブを連結するジョブ連結が可能となっており、ジョブ連結によって作成したジョブ(連結ジョブ)をプリントサーバ12へ送信可能となっている。
このとき、クライアントPC14では、複数の印刷ジョブを連結した連結ジョブに対する印刷設定が可能となっている。また、クライアントPC14では、プリントサーバ12への連結ジョブの送信に先立って、印刷設定が適切か否かを確認し、連結ジョブに対する印刷設定が適切であると判断されたときに、連結ジョブをプリントサーバ12へ送信するようになっている。
プリントサーバ12では、クライアントPC14で作成された連結ジョブを受信すると、この連結ジョブに対する画像処理及び印刷処理を行う。このとき、プリントサーバ12では、プリンタドライバ38の設定に基づいた画像処理ないし印刷処理を実行する。
また、プリントサーバ12では、連結ジョブに対する印刷処理を開始すると、該当する連結ジョブの各印刷ジョブに対する処理を連続して行うようになっている。すなわち、プリントサーバ12では、複数の印刷ジョブを連結して形成した連結ジョブを一つの印刷ジョブとして処理するようにしている。
ここで本実施の形態の作用として、クライアントPC14上でのジョブ連結を説明する。
クライアントPC14では、アプリケーション32を用いてページレイアウトや文書などのデータの作成、編集や加工などの処理が可能となっており、これにより作成された画像データ、描画命令や文書データなどのファイルは、HDD40に格納されて保存される。
クライアントPC14では、例えば、HDD40に格納しているファイルに対して、印刷設定を施して印刷ジョブとしてプリントサーバ12へ送信する。また、クライアントPC14では、複数の印刷ジョブを連結するジョブ連結が可能となっており、ジョブ連結を行うときに、連結ジョブに対する印刷設定が可能となっている。
図3には、クライアントPC14で実行されるジョブ連結の概略を示している。このフローチャートは、ジョブ連結用のプログラムが起動されることにより実行され、最初のステップ100では、クライアントPC14のモニタ36に、ジョブ連結用のユーザーインターフェイスを表示し、次のステップ102では、このユーザーインターフェイスを用いた連結ジョブの編集を行う。
図4には、ジョブ連結用のユーザーインターフェイスの一例とするジョブ連結用のダイアログ50を示している。
このダイアログ50には、連結ジョブのジョブIDであるジョブ連結IDを入力するボックス52、連結するジョブを表示するリストボックス54が設けられている。また、ダイアログ50には、ジョブの追加を行う追加ボタン56、ジョブの削除を行う削除ボタン58、各ジョブの設定(印刷設定)を確認する設定確認ボタン60及び、ジョブ連結の設定である連結ジョブの印刷設定を行う設定ボタン62が設けられている。さらに、ダイアログ50には、アップボタン64A及びダウンボタン64B、キャンセルボタン66及び送信ボタン68が設けられている。
ダイアログ50のボックス52には、連結ジョブを識別するためのジョブIDが入力される。プリントサーバ12では、このジョブIDによって連結ジョブの特定が可能となっている。
リストボックス54には、連結ジョブに登録されたジョブが、連結する順序で表示される。この連結ジョブへのジョブの登録は、図示しないカーソルをジョブの追加ボタン56に合わせて、追加ボタン56を操作(クリック)することにより行われる。
クライアントPC14では、ダイアログ50上で追加ボタン56が操作されると、HDD40に格納している印刷ジョブのリストを表示する。なお、HDD40に格納しているジョブリストの表示は、従来公知の任意の方法を用いることができる。
ここから、例えば、連結ジョブに登録する印刷ジョブを選択し、選択した印刷ジョブをダイアログ50のリストボックス54へドラッグ・アンド・ドロップする。なお、連結ジョブへの印刷ジョブの登録は、これに限らず、任意の方法を適用することができる。
このようにして印刷ジョブを登録することにより、リストボックス54には、登録された印刷ジョブが、連結順に表示される。
また、登録した印刷ジョブの削除の必要が生じたときには、例えば、アップボタン64A及びダウンボタン64Bの操作によって該当する印刷ジョブを選択し、削除ボタン58を操作する。
登録した印刷ジョブの連結順序を入れ替える時には、該当する印刷ジョブをリストボックス54内でドラッグ・アンド・ドロップするようにしても良く、また、該当する印刷ジョブを選択した状態(例えば表示を反転させる)で、アップボタン64Aないしダウンボタン64Bを操作するようにしてもよい。
このように、クライアントPC14では、ジョブ連結を行うときに、印刷ジョブの登録、削除及び連結順序の変更等の編集を任意に行うことができる。
また、ダイアログ50には、設定確認ボタン60及び設定ボタン62が設けられており、アップボタン64Aないしダウンボタン64Bを操作するなどして、リストボックス54内で登録されている印刷ジョブの何れかを選択した状態で、設定確認ボタン60を操作することにより、選択されている印刷ジョブの印刷設定が表示される。
プリントサーバ12では、印刷機能(プリントオプション)として、例えば、印刷部数。ページ範囲、用紙サイズ/イメージサイズ、用紙トレイ、用紙種類、ソート、両面印刷、オフセット印刷、排出先、最終ページから印刷、ステープラー、小冊子作成、スプールオプション、RIP済みデータの保存、TIFFファイルで保存、差込印刷、メモ書きなどに加え、カラーモード、白黒反転、RGB色補正、RGBホワイトポイント、RGBガンマ補正、RGB出力プロファイル、RGB出力インテント、CMYK補正、CMYKシミュレーション、ユーザー調整、コンポジット特色補正、色分版の合成、スムージング、Kオーバープリント、RGB黒をKに置換、RGBグレーをKに置換、原稿タイプ、グレースケールの自動検出、画質モード、RGB画像警告、ヘアライン警告、オーバープリント警告、2色印刷シミュレーション、トラッピングの自動処理、Image Enhancement、プリント方向などの従来公知の一般的機能を備えている。なお、各印刷機能に関する説明は省略する。
クライアントPC14では、プリンタドライバ28を用いて、印刷ジョブごとにこれらの印刷機能の設定が可能となっており、設定確認ボタン60を操作することにより、ジョブごとの各印刷機能の設定状態を確認することができるようになっている。
一方、クライアントPC14では、ダイアログ50の設定ボタン62が操作されることにより、連結ジョブに対する印刷機能の設定(印刷設定)が可能となっている。
クライアントPC14では、ダイアログ50の設定ボタン62が操作されると、プリントサーバ12を用いて連結ジョブに対する印刷処理を行うときの印刷設定用のダイアログを表示する。
図5には、クライアントPC14で用いるユーザーインターフェイスの一例とする連結ジョブ用の印刷設定ダイアログ70を示している。この連結ジョブ用の印刷設定ダイアログ70には、ページタブ72、カラータブ74、排出指定タブ76及び出力指定タブ78が設けられており、印刷機能がそれぞれのタブに分けられている。印刷設定用ダイアログ70では、それぞれのタブ上で、画像処理機能や印刷処理機能、印刷出力機能などの印刷機能の設定(印刷設定)が可能となっている。
なお、図5では、一例としてページタブ72を示している。また、連結ジョブの印刷設定に用いるユーザーインターフェイスの構成は、これに限るものではなく、所定の印刷設定が可能であれば、任意の構成を適用することができる。
この印刷設定ダイアログ70のページタブ72には、例えば、印刷出力する部数を設定するボックス80、用紙トレイを設定するボックス82、用紙種類を設定するボックス84、用紙サイズを設定するボックス86が設けられており、これにより、印刷部数、用紙の種類及び用紙サイズの設定や使用する用紙トレイの設定が可能となっている。なお、ボックス82〜86は、プルダウンメニューによって選択可能な項目を表示するようにしている(図示省略)。
また、印刷設定ダイアログ70のページタブ72では、個々のジョブの設定に関わらず用紙サイズを強制的に変更するか否かの設定が可能となっている。この用紙サイズの強制変更は、チェックボックス88をマークするか否かによって選択されるようになっている。
ここで、用紙サイズに対して個々の印刷ジョブの印刷せずにボックス86の設定を適用するときには、チェックボックス88をマークする。これにより、ボックス90には、「変更しない」が表示され、チェックボックス92A、92Bのマークが可能となる。
このときに、用紙サイズの設定が異なる印刷ジョブに対して、画像を用紙サイズの中心に合わせるときには、チェックボックス92Aをマークし、用紙の中心にプリント(印刷)するときには、チェックボックス92Bをマークする。
この印刷設定用ダイアログ70では、OKボタン94を操作することにより、連結ジョブに対する設定(印刷設定)が終了し、キャンセルボタン96を操作することにより、入力した設定をキャンセルして、印刷設定を終了する。
なお、この連結ジョブ用の印刷設定ダイアログ70は、連結ジョブを形成する複数の印刷ジョブの間で、少なくとも印刷設定を統一する必要がある項目に対して設定可能であれば良い。
一方、図3に示すフローチャートでは、ステップ104でジョブ連結(連結ジョブの編集)が終了したか否かを確認する。
クライアントPC14でのジョブ連結は、図4に示すダイアログ50上の送信ボタン68を操作(クリック)することにより、ジョブ連結処理ないし連結ジョブの編集処理を終了し、連結ジョブをプリントサーバ12へ送信するようになっている。
図3に示すフローチャートでは、ダイアログ50の送信ボタン68(図4参照)が操作されることにより、連結ジョブの設定(編集)が終了したと判断し、ステップ104で肯定判定して、ステップ106へ移行する。このステップ106では、連結ジョブの設定確認(印刷設定の確認)を行う。
連結ジョブでは、各印刷ジョブの印刷設定が適用可能であり、また、連結ジョブの印刷設定で設定された印刷機能が、連結ジョブを形成する全ての印刷ジョブに対して適用される。
一方、印刷機能には、複数のジョブを連結して一つのジョブ(連結ジョブ)としたときに不具合が生じるものがある。例えば、ステープルや両面印刷、複数部を印刷するときのソート機能などでは、複数のジョブを連結して、一つの連結ジョブとしたときに不具合が生じる。
ここで、ステップ106では、各印刷ジョブの印刷設定と、連結ジョブとしての印刷設定を確認し、次のステップ108では、各印刷ジョブの印刷設定を適用して連結ジョブとして印刷出力するときに、不具合を生じさせる印刷設定があるか否かを判定する。
なお、印刷設定の確認は、確認する印刷機能の設定を定めておいて、その項目について、全ての印刷ジョブ上で統一が取れているか否かを判断するようにしてもよい。このような印刷機能としては、前記した印刷機能の中で、ステープル、両面印刷、複数部を印刷するときのソート機能に加え、カラーモード、プリンタモード、ユーザー調整、オフセット印刷、排出先、排出方法、最終ページから印刷、小冊子作成、スプールオプション、RIP済みデータの保存、TIFFファイルで保存、差込印刷、原稿タイプ、グレースケールの自動検出、画質モードなどを挙げることができ、これらの設定確認を行うことが好ましい。
ここで、例えば、ステープルが設定されている印刷ジョブと、設定されていない印刷ジョブがあるときなどは、ステップ108で否定判定される。
このフローチャートでは、ステップ108で否定判定されるとステップ110へ移行し、印刷設定に不具合があるとして、クライアントPC14のモニタ36上にアラートを表示し、連結ジョブの再編集を促す。また、クライアントPC14では、アラートと共に、連結ジョブに対する再編集を行うか否かを確認するダイアログ(図示省略)を表示する。なお、アラート及び再編集を選択するダイアログ(ユーザーインターフェイス)は、任意の構成を適用することができる。
ここで、連結ジョブの再編集が選択されると、ステップ112で肯定判定して、ステップ100へ移行し、ジョブ連結を行うためのダイアログ50を表示する。このとき、ダイアログ50上では、先の編集状態(送信ボタン68を操作する直前の状態)が表示され、連結ジョブの再編集が可能となる。
なお、アラートを表示する時には、該当する印刷機能を合わせて表示し、再編集が選択されたときには、該当する機能を連結ジョブの印刷機能として設定するように印刷設定ダイアログ70の該当する項目(タブ)を表示するようにしてもよい。
一方、ステップ108で肯定判定されると、ステップ114へ移行する。このステップ114では、連結ジョブを作成したときのログ(連結ログ)をHDD40に保存し、この後に、連結ジョブをプリントサーバ12へ送信する。このとき、先ず、ステップ116では、連結設定(印刷設定)をプリントサーバ12へ送信し、これに続いてステップ118では、連結ジョブを形成する印刷ジョブのメンバーリストに基づいて連結ジョブに登録している各印刷ジョブを順にプリントサーバ12へ送信する。
一方、プリントサーバ12では、クライアントPC14から送信される印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブをスプールしながら印刷設定に基づいて処理設定を行い、この処理設定に基づいて画像処理(RIP処理を含む)を実行し、IOT22へ出力する。これにより、印刷ジョブに基づいた印刷出力が得られる。
クライアントPC14は、連結ジョブを作成すると、先ず、連結ジョブの印刷設定を送信し、この後に、各印刷ジョブを順に送信する。これにより、プリントサーバ12は、連結ジョブの印刷設定を受信した後に、各印刷ジョブを順に受信する。
プリントサーバ12では、連結ジョブの印刷設定を受信すると、この印刷設定に基づいて処理設定を行う。また、プリントサーバ12は、連結ジョブの印刷設定に続いて、連結ジョブを形成する印刷ジョブを順に受信することになる。
ここから、プリントサーバ12では、受信した印刷ジョブに対して、既に設定している処理設定に基づいて画像処理を施し、画像処理によって生成したラスタデータをスプールしながら、所定のタイミングでIOT22へ送り出す。これにより、IOT22から、連結ジョブの設定に応じた印刷出力が得られる。
このとき、プリントサーバ12では、連結ジョブとして印刷設定に続いて受信する一連の印刷ジョブを、一つの印刷ジョブとして処理する。これにより、連結ジョブを形成する印刷ジョブに対する印刷出力の間に、他の印刷ジョブの印刷出力が混じってしまうのを確実に防止することができるようにしている。
一方、プリントサーバ12で、連結ジョブに対する印刷処理を行うときに、連結ジョブの印刷設定を行ったり印刷設定の適否を確認するようにした場合、連結ジョブの設定の適否の確認がプリントサーバ12の負荷となってしまうことがある。また、不適切な印刷設定があるとエラーが生じたり、印刷設定の修正等を行う必要がある。
このような時には、連結ジョブに対する処理が中断してしまうのは勿論、他の印刷ジョブに対する処理の中断まで生じてしまったり、また、不適切な印刷設定を修正する必要が生じてしまう。
これに対して、本実施の形態に適用したプリントサーバ12が受信する連結ジョブは、クライアントPC14上で印刷設定及び印刷設定の確認が既に行われている。これにより、プリントサーバ12では、連結ジョブに対する印刷設定は勿論、印刷設定の適否の確認も不要となっている。
したがって、連結ジョブに対する印刷処理を行うときに、連結ジョブの設定確認がプリントサーバ12の負荷となってしまうことがない。
また、既に印刷設定の確認が行われていることにより、プリントサーバ12では、連結ジョブに対する処理を実行中に、印刷設定の誤りが起因するエラー等が生じることがない。これにより、プリントサーバ12では、連結ジョブや他の印刷ジョブに対する円滑な画像処理、印刷処理が可能となっている。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、ネットワーク(プリントネットワーク)10に設けたプリントサーバ12とクライアントPC14を例に説明したが、画像処理装置は、プリントサーバ12に限らず、スキャナ機能やファクシミリ機能を備えた所謂複合機を形成するものであってもよい。
10 ネットワーク
12 プリントサーバ(画像処理装置)
14 クライアントPC(画像処理端末)
22 IOT(印刷出力装置)
24 プリントコントローラ
26 画像処理部
28 処理設定部
32 アプリケーション
38 プリンタドライバ
50 ダイアログ
70 印刷設定ダイアログ
12 プリントサーバ(画像処理装置)
14 クライアントPC(画像処理端末)
22 IOT(印刷出力装置)
24 プリントコントローラ
26 画像処理部
28 処理設定部
32 アプリケーション
38 プリンタドライバ
50 ダイアログ
70 印刷設定ダイアログ
Claims (4)
- 画像処理端末から画像データ又は描画データ及び印刷設定を含む印刷ジョブを画像処理装置へ送信し、画像処理装置によって画像処理して印刷出力装置へ出力することにより印刷設定に応じた印刷出力を得る画像処理方法であって、
前記画像処理端末上で複数の前記印刷ジョブを連結した連結ジョブと該連結ジョブに対する印刷設定を行うと共に、該連結ジョブに対する印刷設定の適否の確認を行って該印刷設定と共に連結ジョブを前記画像処理装置へ送信し、
前記印刷出力装置から前記連結ジョブに対する前記印刷設定に応じた連結ジョブの印刷出力を得ることを特徴とする画像処理方法。 - 前記画像処理端末で前記連結ジョブに対する前記印刷設定が適切であったときに、前記印刷設定と共に前記連結ジョブを形成する前記印刷ジョブを前記画像処理装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
- 前記画像処理端末が前記連結ジョブの印刷設定を送信した後、前記連結ジョブを形成する各印刷ジョブを送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理方法。
- 前記画像処理端末が、前記連結ジョブの印刷設定に基づいて前記連結ジョブを形成する複数の前記印刷ジョブを連続して処理することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の画像処理方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003319682A JP2005085210A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 画像処理方法 |
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JP2003319682A JP2005085210A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 画像処理方法 |
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JP2005085210A5 JP2005085210A5 (ja) | 2006-10-19 |
Family
ID=34418565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003319682A Withdrawn JP2005085210A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 画像処理方法 |
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JP (1) | JP2005085210A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008158957A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、印刷方法、印刷プログラム、印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム、及び記録媒体 |
US8736879B2 (en) | 2011-02-22 | 2014-05-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Managing settings for image processing job options |
US10230857B2 (en) | 2016-05-30 | 2019-03-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having controlled conveyance speed, image forming method, and storage medium |
-
2003
- 2003-09-11 JP JP2003319682A patent/JP2005085210A/ja not_active Withdrawn
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JP2008158957A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、印刷方法、印刷プログラム、印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム、及び記録媒体 |
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