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JP2005071316A - 板状枠体付きuimとその製造方法 - Google Patents

板状枠体付きuimとその製造方法 Download PDF

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JP2005071316A JP2003355215A JP2003355215A JP2005071316A JP 2005071316 A JP2005071316 A JP 2005071316A JP 2003355215 A JP2003355215 A JP 2003355215A JP 2003355215 A JP2003355215 A JP 2003355215A JP 2005071316 A JP2005071316 A JP 2005071316A
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Abstract

【課題】 従来のUIMをさらに小型化したミニサイズUIMと規格準拠のUIMが一体のカード基板に形成された板状枠体付きUIMとその製造方法を提供する。
【解決手段】 本板状枠体付きUIM10は、同一の札入れサイズカード基板3内に、ICカード用ICモジュールの接触端子板外形6とほぼ同等の平面外形形状からなるICモジュールを装着したミニサイズUIM1と、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠9構造を有する通常サイズUIM2と、双方の形状が周縁スリット1S,2Sにより折り取り可能に形成されていることを特徴とする。本製造方法は、上記の板状枠体付きUIMの製造方法において、カード基板のミニサイズUIM位置にICモジュールを装着する工程と、ミニサイズUIMと、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIMの外形形状を周縁スリットにより形成する工程と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、板状枠体付きUIMとその製造方法に関する。
詳しくは、従来のUIMカードを一層小型にした、ミニサイズUIMと当該ミニサイズUIMを内枠内に嵌め込みできる通常サイズのUIMと、その双方の形状を札入れサイズのカード基板内に一体にして形成した板状枠体付きUIMとその製造方法に関する。
各種ICカードの内、接触型ICカードと呼ばれるものには、ISOまたはJISで規定する53.98mm×85.60mm(ID−1型)の札入れサイズのものと、これより一回り小さいサイズに折り取りできる加工が施されていて、使用時にこれを折り取って、携帯端末やその他の機器に差し込んで使用するUIM(Universal/User Identity Module)カードまたはSIM(Subscriber Identity Module)カードと呼ばれるカードがある。
UIMカードまたはSIMカードには、GSM(Global System for Mobile Communication)規格、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格があり、形状・位置、使用時の電気的特性等を定めるものとして良く知られている。
ところで、従来のUIMカードまたはSIMカードは、図18に図示するように、通常、ISO7816/2規格に準拠した上記札入れサイズに製造したカード50内に、折り取り可能なブリッジ部(接続部)を残してUIMまたはSIMカード外形のスリット(溝)等を設け、使用直前に、GSM、3GPP規格準拠のUIM領域40を当該ブリッジ部から折り取りして、機器に装着して使用する、という使い方が一般的である。
このような形態にするのは、UIMカードが、通常の接触式ICカードの製造工程を流用して製造され、また、機器に挿入して使用する前に行う発行処理(UIMと機器がデータ送受信を行い、正常に機能させるために必要なプログラムのインストール、個人情報や初期データのローディング処理をいう。)も、接触式ICカード用発行処理機を使用するのが、製造コスト、機器コストを低減できるという事情によるものである。
従って、UIMカードは、板状の枠体を加えた外形が、通常の接触式ICカードの形状に形成され、かつ、内部のUIM領域が、後から容易に折り取れるように、UIM外周部に沿って、折り取り容易な加工が施されていることが一般的である。
この折り取り容易な加工には、前記したスリットとブリッジ部の他に、ハーフカット加工、ミシン目加工、抜き加工、ザグリ加工、およびこれらの組み合わせ加工法、等によりなされる。このような加工に関しては、下記のように多くの先行技術が存在する。
特許文献1には、溝とブリッジによりチップカードをカード本体から取り外しできるように、カード基板にプレカット輪郭を設けることが記載されている。
特許文献2には、開口部を有する板状枠体の一方の面に粘着剤層を有し、板状枠体の開口部内に当該粘着剤層により固定されて保持されるICキャリアについて提案している。 特許文献3は、板状枠体に開口部を設け、当該開口部の底面に残存するオーバーシートに融着阻害層等を介してICキャリアを保持することが記載されている。
その他にも各種の先行技術が存在する。
特開平6−24188号公報 特開平7−276870号公報 特開2000−90218号公報
UIMの使用用途としては、携帯電話機への組み込み等が主流であるが、年々携帯電話機の小型化が進んでいることに伴い、UIM自体の、規格にとらわれないより小型サイズ化のニーズが高まっている。
これに関する先行技術としては、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7があり、これらは、札入れサイズのカード外形から小型のICカード領域を折り取る場合に、通常の規格準拠UIMサイズと、さらに小型のミニサイズUIMのいずれかを選択できるUIM折り取り形状について提案している。
例えば、特許文献5には、図19のような、UIMが図示されている。この場合は、カード本体50から矩形状のプラグイン(UIM)を周囲のフリーパンチ30から切り離して使用するか、より小さい正方形状のプラグイン(UIM)として切り離すか、いずれかにより使用しようとする考えである。
特表2002−535783号公報 特表2002−537609号公報 特表2002−537610号公報 特願2003−119216号
しかし、上記特許文献4、特許文献5、特許文献6のようにして、規格準拠のUIMを折り取りすると、規格準拠の従来型UIMとして使用しようとして折り取った際にも、折り取り時の力の入れ具合等により、ミニサイズUIMが折り取りされてしまう場合が生じる。また、一旦、ミニサイズUIMとして使用開始後に再度規格準拠UIMサイズとして使用したい場合に、当該サイズに戻す手段がないという問題もある。
またさらに、規格準拠UIMサイズからミニサイズUIMを折り取るためには、ミニサイズUIM外周にある程度のマージンを設ける必要があり(少なくとも1.5mm以上)、マージンが少ないとミニサイズUIMの折り取り時に外周領域が破損する等して、いわゆるバリ(不規則な微小凹凸形状)が発生し、ミニサイズUIMが規定サイズに折り取りできないおそれもあり、ミニサイズUIMのサイズが制限される問題もあった。
そこで本願発明者は、規格準拠の従来型UIMサイズとミニサイズUIMを円滑に折り取り可能にすると共に、相互に互換性を持たせられる形態を研究して本発明の完成に至ったものである。
上記課題を解決するための本発明の要旨の第1は請求項1記載の発明であって、同一の札入れサイズカード基板内に、ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなるICモジュールを装着したミニサイズUIMと、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIMと、双方の形状が周縁スリットにより折り取り可能に形成されていることを特徴とする板状枠体付きUIM、にある。
上記課題を解決するための本発明の要旨の第2は請求項2記載の発明であって、同一の札入れサイズカード基板内に、2つの通常サイズUIMの形状が周縁スリットにより折り取り可能に形成されており、当該通常サイズUIMのうち、1の通常サイズUIMには、ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなるICモジュールを装着したミニサイズUIMが折り取り可能にされており、他方の通常サイズUIMは、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有することを特徴とする板状枠体付きUIM、にある。
上記において、板状枠体付きUIMにおける前記嵌合して保持する内枠構造が、
(1)ミニサイズUIMの接触端子板とは反対側下面の四辺のうち少なくとも二辺以上の各辺に各1箇所に形成された凹溝と、通常サイズUIMの内枠に形成された当該凹溝に嵌め込みする突起部の構造とすることができ、(2)ミニサイズUIMの接触端子板側面の対面する二辺に各1箇所に形成された凹溝と接触端子板とは反対側下面の他の対面する二辺に各1箇所に形成された凹溝と、通常サイズUIMの外形形状の内枠に形成された当該凹溝に嵌め込みする突起部の構造とすることができ、(3)ミニサイズUIMの接触端子板とは反対側面の四周囲または三周囲に連続して形成された段差部と、通常サイズUIMの外形形状の内枠に形成された当該段差部に嵌合する構造の段差部からなる、ようにすることもできる。
上記において、板状枠体付きUIMにおける前記嵌合して保持する内枠構造が、
(4)ミニサイズUIMの対面する二辺の側面に形成されたくさび型嵌め込み形状と、通常サイズUIMの外形形状の内枠に形成された当該くさび型嵌め込み形状に係合する嵌め込み形状の構造とすることができ、(5)ミニサイズUIMの対面する側面に対する通常サイズUIMの内枠に形成された狭幅域部の構造とすることができ、(6)通常サイズUIMの外形形状のミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造部には、ミニサイズUIMを保持した際に、当該ミニサイズUIMを対向側辺に押圧する押圧機構部が形成されている、ようにすることもできる。
上記課題を解決するための本発明の要旨の第3は請求項9記載の発明であって、ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなりICモジュールを装着したミニサイズUIMと、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIMと、双方の形状が周縁スリットにより同一の札入れサイズカード基板内に折り取り可能に形成され、通常サイズUIMの内枠底面には前記ミニサイズUIMを貼着して固定する粘着性シールを有することを特徴とする板状枠体付きUIM、にある。
上記課題を解決するための本発明の要旨の第4は請求項14記載の発明であって、札入れサイズカード基板に、ミニサイズUIMと、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIMと、双方の形状を周縁スリットにより形成した板状枠体付きUIMの製造方法において、薄板状のカード基板のミニサイズUIM位置にICモジュールを装着する工程と、ミニサイズUIMと、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIMの外形形状を周縁スリットにより形成する工程と、を備えたことを特徴とする板状枠体付きUIMの製造方法、にある。
本発明の板状枠体付きUIMでは、次のような効果が得られる。
(1)同一カード内に、ミニサイズUIMを折り取りできる領域と、これとは異なる領域に規格準拠の通常サイズUIMの形状として折り取りでき、かつミニサイズUIMを嵌め込んで一体化した規格準拠UIMとして使用できるアダプターとなるUIMを折り取り容易化加工をした板状枠体付きUIMを用いることにより、ミニサイズUIMのみを折り取る際には、規格準拠のUIMの折り取り領域とは離れた場所に力を加えるので、確実にミニサイズUIMのみを折り取りすることができる。
(2)一旦、ミニサイズUIMを通常サイズUIMに嵌め込みして使用した後も、取り外してミニサイズUIMとして使用できるので、相互の互換性が常時得られ、UIM装着機器への適用範囲を広げることができる。
(3)ミニサイズUIMがカード基板のISOで規定する位置に装着されているので、発行処理を通常のICカードの発行処理と同一の発行処理機器を使用して同一の工程で行うことができる。
(4)本発明の板状枠体付きUIMの製造方法は、通常の接触型ICカードの製造工程と同一の製造・検査工程で板状枠体付きUIMを製造でき、工程上の利点が大きい。
本発明は、規格サイズのUIMおよびそれをさらに縮小したミニサイズUIMとして利用できる板状枠体付きUIMとその製造方法に関する。
ここに、UIMとは、携帯電話会社が発行する契約者情報を記録した小型のICカードであって、本来は携帯電話機に組み込んで利用者の識別に使用するものである。
これは、同様の機能を持つSIMから機能拡張が行われたもので、契約者情報以外に電話帳などのプライベート情報やクレジット決済用の個人識別情報などを暗号化して登録することが可能となっている。SIMをベースとしていることからUSIM(Universal SIM)と呼ばれることもある。
SIMはGSM携帯電話サービスの利用を目的とするが、UIMは、例えば、アメリカのcdma2000携帯電話機に差し込んで国際ローミングサービスを受けるといった使用方法が考えられている。今後は、このようなミニサイズICカードが携帯電話機に限らず各種の用途に利用されることになると考えられる。
本発明でいう、UIMは、上記のSIMおよびUSIMを包含する概念とする。
本発明の板状枠体付きUIMの第1形態は、請求項1記載のように、「ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなりICモジュールを装着したミニサイズUIM」と、「当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIM」と、の双方の形状が、「同一の札入れサイズカード基板内に折り取り可能に形成されていることを特徴とする板状枠体付きUIM」に関する。
「ミニサイズUIM」は、ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなる。ほぼ同等とは、接触端子板外形と実質的に同一の大きさか、これに、僅かな周縁部を付加した程度の大きさを意味する。できるかぎり小サイズにすることが機器の小型化に寄与するからである。「通常サイズUIM」は、一般にGSM規格または3GPP規格に準拠した大きさのものである。
「通常サイズUIM」は、「ミニサイズUIM」を嵌合して保持する内枠構造を有していて、嵌め込みした状態でUIMとして使用できる。すなわち、「通常サイズUIM」は「ミニサイズUIM」のアダプターの役割をするものである。したがって、以下、通常サイズUIMを「アダプター」と表現する場合もある。
本発明の板状枠体付きUIMの第2形態は、請求項2記載のものであるが、上記第1の形態の板状枠体付きUIMのミニサイズUIMの周囲に、さらに通常サイズUIMの外形を折り取り可能に付加した形態に該当する。
本発明の板状枠体付きUIMは、この「ミニサイズUIM」と「通常サイズUIM」の形状が、札入れサイズのカードの板状枠体内に折り取り容易化加工を施して折り取りできるようにされている。この折り取り容易化加工には、ハーフカット加工、ミシン目加工、溝打ち抜き加工、ザグリ加工、およびそれらの組み合わせがある。
これらの加工によりできる溝を周縁スリットと表現することとする。周縁スリット1Sの幅は加工法により異なるが、0.1〜5.0mm程度の範囲内とすることができる。
5.0mm以上であると、外観上問題があり、0.1mm以下とするのは加工工程が困難となるからである。
図1は、板状枠体付きUIMの第1形態を示す平面図、図2は、板状枠体付きUIMの使用状態を示す図、図3は、板状枠体付きUIMの第2形態を示す平面図、である。
図1のように、札入れサイズのカード基板(以下、「カード基板」と表現する。)3には、ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2の双方の形状が周縁スリット1S,2Sにより形成されている。
カード基板3は、均一な薄板状プラスチック基板であり、ISOで規定する厚みからなり、0.76±0.08mmのものである。サイズは、前記のID−1型である。
ミニサイズUIM1の周囲には、周縁スリット1Sが形成されているが、全周スリットすると脱落し易い場合は、2〜3の箇所をブリッジ部1bで連結する。ただし、簡単に抜け落ちしない場合は必須ではない。
ミニサイズUIM1の平面外観は、殆どが金属箔からなるICモジュール接触端子板6によって占められるが、周囲にカード基板3による周縁部1rを残すことができる。
ICモジュール接触端子板6の8個の端子のカード基板3に対する位置は、後述するようにISOで一定の範囲に規定されているので(ISO7816/2)、ミニサイズUIM1の接触端子板6のカード基板3に対する位置も当該規定を満たすようにする。前記のように発行処理等をカード基板の状態で行う目的からである。
一方、接触端子板6自体の大きさは当該ISOの条件を満たす限り変更可能であるが、通常12mm×11mm程度の大きさのものを使用することが多い。
僅かな周縁部1rの幅は、0.5〜2mm程度にできるが無くてもよく、0.5〜1mm程度もあれば十分である。この部分と端子板にかかる部分に、通常サイズUIM2の内枠9との嵌合構造を設ける必要がある。
ミニサイズUIM1自体が携帯電話機に装着して使用できる必要があり、CPUやメモリ及び電極などを一体化したICモジュールを搭載し、接触型ICカードの機能と所定のUIMの機能を備えるものである。
なお、ICモジュールは接触型に限らず、接触・非接触兼用型であってもよい。通常、ミニサイズUIMはアンテナを備えないが、機器に装着した際、当該機器の有するアンテナまたは非接触通信機能を利用する場合があるからである。
通常サイズUIM2の周囲にも周縁スリット2Sが形成されているが、同様に、2〜3の箇所をブリッジ2bで連結する。ブリッジ2b部分も折り取り容易性を高める目的と折り取った面を平滑にする目的で、ハーフカット2hが入れられるのが通常である。
図1では、通常サイズUIM2の長辺がカード基板3の短辺に平行するように配置されているが、長辺に平行する向きであってもよい。また、平行に配置しなければならない理由も特にはない。通常サイズUIM2は、前記のようにGSMおよび3GPP規格準拠の寸法を有し、幅15mm、長さ25mmの大きさからなる。1の角部には対象機器への装着時の位置決めとなる切り欠き部8が設けられている。
同様の切り欠き部4をミニサイズUIM1に設けることが好ましい。ミニサイズUIM1に切り欠き部4を設ける場合は、内枠9も当該形状に合わせる。
通常サイズUIM2には、ミニサイズUIM1を嵌め込みするための内枠9が形成されている。内枠9内の部材は、ブリッジ部を作らずに完全に切り取りして良い。
通常サイズUIM(アダプタ)2は、カード基板に1個であることに限らず、2個以上設けてもよい。以下の板状枠体付きUIM第2形態の場合も同様である。
板状枠体付きUIM10を使用する場合は、図2(A)のように、ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2をカード基板3から折り取りする。
ミニサイズUIM1は、折り取りした状態でただちにUIMとして使用することができる。通常サイズUIM2はICモジュールを備えていないので、折り取りした状態ではただちには使用できない。通常サイズUIM2を使用する場合は、その内枠9内に、ミニサイズUIM1を嵌め込みして使用する(図2(B))。
嵌め込みしたミニサイズUIM1を再度取り外しして、ミニサイズUIM1単独で再使用できることも本発明の利点の一つである。
板状枠体付きUIMの第2形態は、図3図示のようになる。
第2形態では、上記第1の形態の板状枠体付きUIMのミニサイズUIMの周囲に、さらに通常サイズUIMの外形14を折り取り可能に付加した形態である。通常サイズUIMの外形14の周囲にも周縁スリット14Sが形成されていて、カード基板3から折り取り可能にされている。必要なブリッジ部14bも設けられる。
第2形態の使用状態は、図示していないが、ミニサイズUIM1を有する通常サイズUIMの外形14を折り取りすれば、ただちに通常サイズUIMとして使用できる。
ミニサイズUIM1単体で使用する場合は、通常サイズUIMの外形14から折り取りして使用する。折り取りしたミニサイズUIM1を再度、通常サイズUIMとして使用する場合は、内枠9のある通常サイズUIM2に嵌め込みして使用する。通常サイズUIMの外形14には嵌合構造が無いので、再度、通常サイズUIMとして使用することはできない。
本発明の板状枠体付きUIM10は、嵌合構造により各種の実施形態があるので、以下、具体的実施形態に基づき順次説明することとする。
図4は、第1実施形態の例を説明する図、図5は、第1実施形態のミニサイズUIMと通常サイズUIMの斜視図、図6は、第2実施形態の例を説明する図、図7は、第2実施形態のミニサイズUIMと通常サイズUIMの斜視図、図8は、第3実施形態の例を説明する図、図9は、第3実施形態のミニサイズUIMと通常サイズUIMの斜視図、図10は、第4実施形態の例を説明する平面図、図11は、第5実施形態の例を説明する平面図、図12は、第6実施形態の例を説明する図、図13は、第7実施形態の例を説明する図、である。
なお、図4〜図13は、板状枠体付きUIMの第1形態(図1図示)のものを図示しているが、第2形態(図3図示)のものであってももちろん構わない。
図4は、板状枠体付きUIM10の第1実施形態の例を示すが、図4(A)は平面図、図4(B)は、図4(A)のA−A線断面を示している。
板状枠体付きUIM10の第1実施形態の特徴は、ミニサイズUIM1に形成された凹溝11と通常サイズUIM2の内枠に形成された突起部21とにより、両者の嵌合構造が構成されていることにある。
図4の例では、ミニサイズUIM1の四辺下面に、凹溝11が各1個形成され、通常サイズUIM2の内枠9の四周下辺側から内側に向かって、凹溝の大きさに相当する突起部21が各1個形成されている。凹溝11と突起部21は、軽い押圧により嵌合し、軽い押し出し圧により脱着できる程度に嵌合し、簡単には脱落しない構造に形成する。
凹溝11や突起部21は、図4のように立方体形状に限らず、断面台形状や半円柱状等のものであってもよい。
通常、ミニサイズUIMと内枠は同一寸法であるか、または同一寸法に対して、0.1mm程度広くした内枠サイズの場合に好ましい嵌合構造が得られる。
嵌合構造は板ばね等の金属材料を使用してもできるが、本発明のようにカード基板と同質のプラスチック材料のみで構成することで、部材の脱落による故障の防止や製造工程の簡易化を図ることができる。
図5の斜視図のように、ミニサイズUIM1の各辺の凹溝11は、ICモジュール接触端子板とは反対側の下面側に設けられる。凹溝11に嵌合する通常サイズのUIM2側突起部21も内枠9の下辺側に設けられている。
このミニサイズUIM1の各凹溝11a〜11dと通常サイズUIM2の内枠9の各突起部21a〜21dが、それぞれ嵌合することによりミニサイズUIM1が通常サイズUIM2の内枠内に固定される。この構造により、ミニサイズUIM1が通常サイズUIMの内枠から下面方向に抜け落ちしない構造が得られる。
この嵌合構造の突起部21の突出幅は0.1mm〜2.0mm程度のものでよい。
なお、図4、図5では四辺下面に凹溝11を形成し、対応する内枠9の各辺に突起部を設けた例を図示しているが、凹溝11や突起部21は四辺のうち少なくとも二辺以上、特に対向する二辺を含む二辺、または三辺に設けるものであっても良い。
図6は、板状枠体付きUIM10の第2実施形態を示すが、図6(A)は平面図、図6(B)は、図6(A)のA−A線断面を示している。
第2実施形態の基本的形態は第1実施形態と同様であるが、第2実施形態の特徴は、ミニサイズUIM1の対向する2辺の接触端子板側に凹溝11b,11dを設け、接触端子板とは反対の下面側に凹溝11a,11cを設けることにある。また、通常サイズUIM2の内枠9には、これと嵌合する突起部21a〜21dが設けられ、これにより両者の嵌合構造が構成されていることにある。
第2実施形態のミニサイズUIM1と通常サイズUIM2の斜視図は、図7に示されるが、このミニサイズUIM1の各凹溝11a〜11dと通常サイズUIM2の内枠9の各突起部21a〜21dが、それぞれ嵌合することによりミニサイズUIM1が通常サイズUIM2の内枠内に固定される。第1実施形態と異なり、ミニサイズUIM1が、接触端子板の上方方向にも簡単には抜け落ちしない構造が得られる。
第2実施形態では、ミニサイズUIM1の嵌め込みが、第1実施形態に比較してやや困難かもしれないが、突起部21が大き過ぎないかぎり、プラスチック材料の弾性変形により嵌め込みが容易になされる。
図8は、板状枠体付きUIM10の第3実施形態を示すが、図8(A)は平面図、図8(B)は、図8(A)のA−A線断面を示している。
第3実施形態の基本的形態は第1実施形態とやや類似しているが、第3実施形態の特徴は、ミニサイズUIM1の下面側周縁に形成された凹状段差部12と通常サイズUIM2の内枠下辺側に形成され凸状段差部22とが係合することにより、両者の嵌合構造が構成されていることにある。
第3実施形態のミニサイズUIMと通常サイズUIMの斜視図は、図9に示されるが、このミニサイズUIM1の凹状段差部12と通常サイズUIM2の内枠9内面の凸状段差部22とが嵌合することによりミニサイズUIM1が、通常サイズUIM2の内枠内に固定される。この構造により、ミニサイズUIM1が通常サイズUIM2の内枠から下面方向に抜け落ちしない構造が得られる。
凹状段差部12と凸状段差部22は、全周囲に形成しないで、共通する二周囲または三周囲に形成するものであってもよい。
図10は、板状枠体付きUIM10の第4実施形態の平面図を示す。ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2部分のみを図示し、カード基板の図示を省略している。
第4実施形態の特徴は、ミニサイズUIM1の対面する二辺の側面にくさび型嵌め込み形状13が形成され、当該くさび型嵌め込み形状13が通常サイズUIM2の内枠の対応する側辺に形成されたくさび型嵌め込み形状23とが係合することにより、両者の嵌合構造が構成されることにある。
図10では、ミニサイズUIM1側のくさび型嵌め込み形状13が凹形状にされ、通常サイズUIM2のくさび型嵌め込み形状23が凸形状にされているが、その逆であってもよい。なお、図10では、くさび型嵌め込み形状を誇張して大きく図示しているが、くさび型の突出高さΔ1は、0.1mm〜1.0mm程度でよいので、端子板の領域に入らないような小さな形状にもできる。
図11は、板状枠体付きUIM10の第5実施形態の平面図を示す。同様にカード基板の図示を省略している。
第5実施形態の特徴は、ミニサイズUIM1には特別の構造を設けないが、通常サイズUIM2の内枠の各辺または対向する長辺に狭幅域部24a,24b,24c,24d,24e,24fが形成されていることにある。狭幅域部24を作る幅Δ2は、0.05mm〜0.5mm程度のものであってよい。
狭幅域部24の数は、図示のように6個設けることに限定されない。狭幅域部24の一部、例えば、図11において24c,24fを内枠の下面側に設けて、ミニサイズUIM1に設けた凹溝と係合するようにしてもよい。
これにより、ミニサイズUIM1が下側に抜けない構造にすることができる。この場合は、第1実施形態を併用した形態になる。
図12は、板状枠体付きUIM10の第6実施形態の平面図を示す。
第6実施形態の特徴は、ミニサイズUIM1には特別の構造を設けないが、通常サイズUIM2の内枠9にミニサイズUIM1を内枠の対向側面に押し付けする押圧機構部25を設けることにある。
押圧機構部25は各種の構造が考えられるが、カード基板3を切削して図12のように、2本の弾性部材251,252を形成することを、一例として挙げることができる。
弾性部材251,252のミニサイズUIM1に接する部分251s,252sは、ミニサイズUIMの側面に対して僅かに斜行する角度に切削されている。この弾性部材の251s,252s面がミニサイズUIM1を嵌め込みし、これに接触して平行平面になった場合は、弾性部材の根本部分251n,252nが変形して屈曲することになる。
弾性部材の根本部分251n,252nは細幅に切削されているので、弾性部材251,252をミニサイズUIM1に押しつけて根本部分251n,252nが屈曲した場合には、復元力が働いて、ミニサイズUIM1を対向辺側に押圧する力が作用する。
このような押圧機構部25の形状は細径のエンドミルを用いて切削するか、打ち抜き加工により形成することができる。
第6実施形態の単独でもミニサイズUIM1を抜け落ち難くして保持できるが、第6実施形態はミニサイズUIM1の上下方向位置規制をしないので、第5実施形態も同様であるが、他の実施形態と併用して用いるのが好ましいと考えられる。
例えば、上方向および/または下方向位置規制をする、第1、第2、第3実施形態との併用をすることができる。
図13は、板状枠体付きUIM10の第7実施形態を示すが、図13(A)は平面図、図13(B),(C)は、図13(A)のA−A線断面を示している。
第7実施形態の特徴は、ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2は、通常のように嵌合する構造に形成するが、通常サイズUIM2側の底面全体に、粘着剤層を有する粘着性シール26を設けることにある。
粘着性シール26は、図13(B)のように、カード基板3の下面と同一平面に貼着してもよいが、アダプター2の厚みが増加して支障が生じる場合は、図13(C)のように、アダプター2をあらかじめ粘着性シール26分の厚みだけ切削しておいて、当該切削面部分に粘着性シール26を貼着してもよい。この場合は、携帯電話機への出し入れにより粘着性シール26が剥離するような問題を回避することができる。
粘着性シール26を、カード基板3の下面と同一平面に貼着する場合は、周縁スリット等の加工をする前に粘着性シールを貼着し、その後に仕上げ加工を行うことができる。
その場合、内枠9の形状を切り取りした矩形状の材料9rは、粘着性シール26面に残しておくことができる。粘着性シール26と他の部分との無用の粘着を防止するためである。アダプターをあらかじめ粘着性シール分の厚みだけ切削する場合は、当然のことであるが、切削後に粘着性シール26を貼着する。
第7実施形態は、ミニサイズUIM1が粘着性シール26に貼着するので、上下位置規制をし、かつ脱落を防止をすることができる。
粘着性シール26は、弱い粘着力であっても良いが、半永久的な粘着性を有しUIMの粘着および剥離作用を多数回行うことができるようにするのが好ましい。粘着性シール26がカード基板と異なる色彩を有すれば、周縁スリット1Sを切削する際に、周縁スリットの位置を確認するためには便利となる。
粘着性シール26の厚みは80〜200μm、好ましくは100μm程度である。粘着剤層自体の厚みは20〜23μm程度が好ましい。
次に、板状枠体付きUIMの製造方法について説明する。
図14は、板状枠体付きUIMの製造工程を示すフローチャート、図15は、ISO/JISで規定する端子位置を示す図、図16は、ミニサイズUIM装着部を示す配置図、図17は、ミニサイズUIMのICモジュール装着部を示す断面図、である。
まず、通常の接触型ICカードと同様に、ICモジュール搭載前のカード基板を製造する。この工程は、多面付けの印刷済みコアシート層2層と、必要があればあらかじめ磁気テープを熱転写した透明オーバーシート層を積層して熱圧をかけて基材を融着・一体化した後、カードサイズへの打ち抜きを行う。必要に応じてサインパネル、ホログラムラベル等の転写を行う。
その後の板状枠体付きUIMの製造は、図14(A)または(B)の工程で行う。
製造工程の1は、図14(A)のフローチャートにより行う。
まず、通常の接触型ICカードの製造を行う。この工程は、カード基板の製造を行った後(ステップ101)、ザグリ機を用いてICモジュールの装着用凹部の掘削を行う(ステップ102)。次いで、その装着用凹部に接着剤を塗布するかICモジュールに貼着した熱接着シートを介して、ICモジュールを装填して、圧着するためのモジュールシール工程を行う(ステップ103)。モジュールシールは接触端子板6面をヒーターブロックで熱圧をかけることにより行う。
ICモジュール装着後、ICチップの特性等の検査工程(ステップ104)を行う。
そして、ミニサイズUIMの用途に応じて、データを書き込みする発行処理工程を行う(ステップ105)。以上の各工程は、通常のICカードの製造方法と同一である。
次に、周縁スリット1S,2Sや嵌合構造の形成、ブリッジの形成、等の仕上げ加工を行う(ステップ106)。これらの加工には前記のように、ハーフカット加工、ミシン目加工、溝打ち抜き加工、ザグリ加工、およびそれらの組み合わせがある。
そして、仕上げ加工後の第2次ICチップ特性検査工程(ステップ107)を行う。
なお、仕上げ加工時に、ICチップへのダメージが無い場合は、この工程は省略できる。最後に、板状枠体付きUIMの梱包・出荷工程を行う(ステップ108)。
このように、板状枠体付きUIMは、従来のICカードの製造設備を使用するので、ミニサイズUIM1の単体ではしずらい、発行処理や各種の検査工程、梱包・出荷工程を従来装置を使用して行うことができる利点がある。
なお、図14(A)に示す製造工程の1に代えて、図14(B)に示す製造工程の2のフローチャートにより製造することもできる。
すなわち、図14(B)に図示すように、発行処理工程(S207)をICチップの特性等検査工程(S204)の後から、第2次ICチップ等特性等検査工程(S206)の後へ移動させてもよい。
なお、第7実施形態のように、通常サイズUIM2の内枠9下面に粘着性シールを貼着する場合は、前記のように当該工程を仕上げ加工後に行う場合と仕上げ加工前に行う場合とが生じる。
ISO7816/JISX6303で規定する端子位置は図15のようになる。C1〜C8の8個の端子について各端子位置のカード上端または左端からの最大および最小寸法値が規定されている。
当該規定値に基づいて、ミニサイズUIM1の端子位置を決定すると、接触端子板6の中心位置Cは、カード基板の上端から23.89mm、カード基板の左端から15.06mmの位置となる(図16参照)。なお、各端子板中の矩形状の枠は、上記規格に適合する範囲を示すものである。
ミニサイズUIM1を横寸法13.0mm、縦寸法12.0mmとした場合に、位置合わせ用切り欠き部4は、縦1.5mm、横1.5mmの斜辺の長さ(略2.1mm)程度とすることが適切である。
ミニサイズUIM1のICモジュール5の装着部断面は、図17のようになる。
カード基板3にICモジュール装着用凹部20を掘削し、その浅く切削した第1凹部部分に液状接着剤19を塗布するか、またはICモジュールに接着テープ19を貼着して、ICモジュール5を装着用凹部20内に熱圧をかけて装填する。
ICモジュール5のモールド樹脂部17は、装着用凹部の一段と深く切削した第2凹部内に嵌合するようにする。
ミニサイズUIM1は、ICカードが形成された後、接触端子板6の周囲に僅かな周縁部1rが残るようにして周縁スリット1Sにより切断される。
前述した第1実施形態のように凹溝11を形成する場合は破線を付した当該部分をエンドミル等で切削して除去する。なお、カード基板3は、コアシート31,32を中心層とし、これにオーバーシート33,34を積層した形態にされることが多い。
カード基板の材料には、塩化ビニルシートやポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート、酢酸セルロース、ナイロン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、ポリビニルブチラール、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂、アクリル、ポリカーボネート、PET−G樹脂、等のシートを使用することができる。PET−G樹脂は、一般的には芳香族ジカルボン酸とジオールとの脱水縮合体であって、共重合ポリエステルの中でも特に結晶性が低く、実質的に非結晶性の芳香族ポリエステル樹脂からなるものをいう。
以下、先の図を適宜参照して本発明の実施例を説明する。
(ICモジュールの準備)
ICモジュール5用のプリント基板7として、厚み100μmのガラスエポキシ材料に厚み35μmの表面側銅箔と、厚み35μmの背面側銅箔を積層したものを使用した。
このプリント基板7に対して表面側接触端子板6と、背面側回路をフォトエッチング工程で形成し、エッチング後、表裏の銅箔に対してニッケルめっき、金めっきを施した。
このプリント基板7に接触型ICチップをダイボンディングし、ICチップと端子間の必要なワイヤボンディングを行ってから、ICチップ、ワイヤボンディング部を樹脂モールドした(図17参照)。
ICモジュール接触端子板6の大きさは、12.0mm×11.0mmとし、モールド樹脂部17は大きさ、8.0mm×8.0mm、基板厚みを含めないモールド樹脂部17の高さは、440μmとなった。これによりICモジュール5を完成した。
(ICカード基板<PET基材>の製造)
カード基板3のコアシート31,32として、表面印刷済みの二軸延伸白色PET−Gシート(厚み360μm)と、同様に表面印刷済みの白色PET−Gシート(厚み360μm)を使用し、その上下面にオーバーシート33,34として、厚み50μmの二軸延伸透明PET−Gシート2枚を使用し、プレス機による熱圧融着してプレスラミネートしたカード基板3を準備した。
プレス工程の条件は(150°C、2.0MPa、成形(加熱)時間30分)とした。積層後は、多少の収縮のため、カードは総厚800μmとなった。
先に準備したICモジュール5と、上記PET基材からなるICカード基板3を使用して、第1実施形態の板状枠体付きUIM10を製造した。
まず、ICモジュール装着用凹部20をNC切削によるザグリ加工により形成した。ICモジュールプリント基板(厚み160μm)7と接着テープ(厚み50μm)19の厚みの合計厚さに相当する深さ、210μmに第1凹部を切削した。その中心部にICモジュールのモールド樹脂部17を納めるようにさらに切削して合計深さが600μmになるように第2凹部を切削した。
第1凹部開口の大きさは、12.1mm×11.1mmとし、第2凹部は、8.0mm×8.0mmの大きさとした。
このICモジュール装着用凹部20に先に準備したICモジュール5を装着して、ICモジュール実装済みICカード基板3を完成した(図17参照)。
このICカード基板3のICモジュール5の周囲に端子基板の大きさに、幅0.5mmの周縁部1rを形成するようにして周縁スリット1Sを切削し、ミニサイズUIM1の形状を形成した。ミニサイズUIM1は、13.0mm×12.0mmの大きさとなるようにした。切り欠き部4もミニサイズUIM1の辺に対して45°の角度になるように、縦横1.5mmからなる斜辺に形成した(図1参照)。
なお、周縁スリット1Sは、エンドミルの切削により、端子板6の周囲に幅1.5mmとなるようにし、ブリッジ部1bを2箇所設け、当該ブリッジ部1bにはミニサイズUIM1の外周に沿ってカード基板3の上下面からハーフカット線1hを打ち抜き刃により、表裏から0.2mmの深さで入れ、中心層が、約0.4mm厚程度残るよにうした。
通常サイズUIM2は、カード基板3に対して、図4のように配置した。大きさは、幅15mm、長さ25mmの規定サイズとし、切り欠き部8も設けた。
周縁スリット2Sは、エンドミルの切削により、幅1.5mmとなるようにし、ブリッジ部2bを2箇所設け、当該ブリッジ部には基板3の上下面からハーフカット線を打ち抜き刃により入れ、中心層が0.4mm厚程度残るよにうした。
内枠9の大きさは、13.1mm×12.1mmの大きさとし、その内面の底面側に突出する突起部21a〜21dを、図5のようにして形成した。突起部21a〜21dは、高さが、ICカード基板3の約半分の厚み(400μm)となるようにし、幅と内面側への突出厚みは、1.2mmとなるようにした。
ミニサイズUIM1の下面側にも当該突起部21a〜21dが嵌め込みされる凹溝11a〜11dを各面にそれぞれ形成した(図5参照。)。
カード基板3から、ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2の双方を折り取りして、ミニサイズUIM1を通常サイズUIM2の内枠9に嵌め込みすると、具合よく嵌め込みすることができ、携帯電話機用UIMとして使用できることが確認できた。
実施例1と同様にして、PET基材からなるICカード基板3を使用して、第2実施形態の板状枠体付きUIM10を製造した。なお、ICモジュール5も実施例1で準備したものと同一のものを使用した。
ICモジュール5の装着と周縁スリット1S,2Sの切削、ブリッジ部1b,2bの形成を実施例1と同一の条件で行った後、通常サイズUIM2の内枠9内面底面側に突出する突起部21a〜21dを、図6、図7のようにして形成した。
突起部21a〜21dは、高さが、ICカード基板3の約半分の厚み(400μm)となるようにし、幅は1.2mm、内面側への突出厚みは、21b,21dが、0.5mm、21a,21cが、1.2mmとなるようにした。
ミニサイズUIM1の接触端子板6面側に、当該突起部21b,21dが嵌め込みされる凹溝11b,11dを0.5mmの深さと、厚み400μmで形成し、突起部21a,21cが嵌め込みされる凹溝11a,11cをミニサイズUIM1の下面側に、1.2mmの深さと、厚み400μmで形成した。
カード基板3から、ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2の双方を折り取りして、ミニサイズUIM1を通常サイズUIM2の内枠9に嵌め込みすると、具合よく嵌め込みすることができ、携帯電話機用UIMとして使用できることが確認できた。
(ICカード基板<塩ビ基材>の製造)
カード基板3のコアシート31,32として、表面印刷済みの白色硬質塩化ビニールシート(厚み310μm)と、同様に表面印刷済みの白色硬質塩化ビニールシート(厚み310μm)を使用し、その上下面にオーバーシート33,34として、厚み100μmの透明塩化ビニールシート2枚を使用し、プレス機による熱圧融着してプレスラミネートしカード基板3を準備した。
プレス工程の条件は(150°C、2.0MPa、成形(加熱)時間30分)とした。積層後は、多少の収縮のため、カードは総厚800μmとなった。
上記塩ビ基材からなるICカード基板3を使用して、第3実施形態と第6実施形態併用の板状枠体付きUIM10を製造した。なお、ICモジュール5は実施例1で準備したものと同一のものを使用した。
ICモジュール5の装着と周縁スリット1S,2Sの切削を実施例1と同一の条件で行った後、通常サイズUIM2の内枠9の内面に、図12図示の押圧機構部25の切削と、図8、図9図示の凸状段差部22の形成を行った。凸状段差部22は押圧機構部25を形成しない三周囲にのみ、厚み1.2mm、高さ400μmに形成した。
押圧機構部25の切削は、径0.5mmのエンドミルで行い、面251s,252sは3.0mmの長さとなるようにし、ミニサイズUIM1の側面に対して、面251sが、+15°、面252sが−15°の角度(ミニサイズUIM1を押圧しない状態で)で接するようにした。根本部251n,252nは、幅1.5mmとなるようにした。
ミニサイズUIM1の接触端子板6とは反対側面に、凸状段差部22が嵌め込みされる凹状段差部12を押圧機構部25を形成しない三周囲のみに、1.2mmの深さと、高さ400μmで形成した。
カード基板3から、ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2の双方を折り取りして、ミニサイズUIM1を通常サイズUIM2の内枠9に嵌め込みすると、具合よく嵌め込みすることができ、携帯電話機用UIMとして使用できることが確認できた。
実施例3と同様にして、塩ビ基材からなるICカード基板3を使用して、第4実施形態の板状枠体付きUIMを製造した。なお、ICモジュール5は実施例1で準備したものと同一のものを使用した。
ICモジュール5の装着と周縁スリット1S,2Sの切削を実施例1と同一の条件で行った後、通常サイズUIMの内枠9の内面に、図10図示のくさび型嵌め込み形状23を内枠9の長辺側の対向する2辺に設けた。くさび型嵌め込み形状23の内枠9の内側への突出高さΔ1は、0.3mmとなるようにした。
ミニサイズUIM1のくさび型嵌め込み形状23と接触する側面に、当該嵌め込み形状23が嵌め込みされる凹状の嵌め込み形状13を、同一の深さ(0.3mm)に形成した。くさび型嵌め込み形状13,23の切削は径0.5mmのエンドミルで行った。
カード基板3から、ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2の双方を折り取りして、ミニサイズUIM1を通常サイズUIM2の内枠9に嵌め込みすると、具合よく嵌め込みすることができ、携帯電話機用UIMとして使用できることが確認できた。
実施例3と同様にして、塩ビ基材からなるICカード基板3を使用して、第7実施形態の板状枠体付きUIMを製造した(図13参照)。なお、ICモジュール5は実施例1で準備したものと同一のものを使用した。
ICモジュール5の装着を実施例1と同一の条件で行った後、通常サイズUIM2配置部の背面を、厚み100μmに一様に切削した(図13(C))。当該切削面に、厚み、100μmの片面粘着性シール26を粘着剤(アクリル系粘着材料)面がミニサイズUIMが当接する面になるように貼着した後、周辺スリット1S,2S、の切削と内枠9の切り取りを実施例1と同様の条件で行った。
カード基板3から、ミニサイズUIM1と通常サイズUIM2の双方を折り取りして、ミニサイズUIM1を通常サイズUIM2の内枠9に嵌め込みして粘着剤面に貼着すると、ミニサイズUIM1が内枠9内に保持され、携帯電話機用UIMとして使用でき、ミニサイズUIM1を粘着剤面から剥離して再使用できることも確認できた。
板状枠体付きUIMの第1形態を示す平面図である。 板状枠体付きUIMの使用状態を示す図である。 板状枠体付きUIMの第2形態を示す平面図である。 第1実施形態の例を説明する図である。 第1実施形態のミニサイズUIMと通常サイズUIMの斜視図である。 第2実施形態の例を説明する図である。 第2実施形態のミニサイズUIMと通常サイズUIMの斜視図である。 第3実施形態の例を説明する図である。 第3実施形態のミニサイズUIMと通常サイズUIMの斜視図である。 第4実施形態の例を説明する平面図である。 第5実施形態の例を説明する平面図である。 第6実施形態の例を説明する平面図である。 第7実施形態の例を説明する図である。 板状枠体付きUIMの製造工程を示すフローチャートである。 ISO/JISで規定する端子位置を示す図である。 ミニサイズUIM装着部を示す配置図である。 ミニサイズUIMのICモジュール装着部を示す断面図である。 従来のUIMを示す図である。 特許文献5に図示されるUIMを示す。
符号の説明
1 ミニサイズUIM
2 通常サイズUIM、アダプター
3 札入れサイズカード基板、カード基板
4 切り欠き部
5 ICモジュール
6 ICモジュール接触端子板
7 プリント基板
8 切り欠き部
9 内枠
10 板状枠体付きUIM
11,11a,11b,11c,11d 凹溝
12 凹状段差部
13 くさび型嵌め込み形状
14 通常サイズUIMの外形
17 モールド樹脂部
19 接着剤または接着テープ
20 ICモジュール装着用凹部
21,21a,21b,21c,21d 突起部
22 凸状段差部
23 くさび型嵌め込み形状
24,24a,24b,24c,24d,24e,24f 狭幅域部
25 押圧機構部
26 粘着性シール



Claims (22)

  1. 同一の札入れサイズカード基板内に、ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなるICモジュールを装着したミニサイズUIMと、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIMと、双方の形状が周縁スリットにより折り取り可能に形成されていることを特徴とする板状枠体付きUIM。
  2. 同一の札入れサイズカード基板内に、2つの通常サイズUIMの形状が周縁スリットにより折り取り可能に形成されており、当該通常サイズUIMのうち、1の通常サイズUIMには、ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなるICモジュールを装着したミニサイズUIMが折り取り可能にされており、他方の通常サイズUIMは、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有することを特徴とする板状枠体付きUIM。
  3. 前記嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの接触端子板とは反対側下面の四辺のうち少なくとも二辺以上の各辺に各1箇所に形成された凹溝と、通常サイズUIMの内枠に形成された当該凹溝に嵌め込みする突起部の構造からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の板状枠体付きUIM。
  4. 前記嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの接触端子板側面の対面する二辺に各1箇所に形成された凹溝と接触端子板とは反対側下面の他の対面する二辺に各1箇所に形成された凹溝と、通常サイズUIMの外形形状の内枠に形成された当該凹溝に嵌め込みする突起部の構造からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の板状枠体付きUIM。
  5. 前記嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの接触端子板とは反対側面の四周囲または三周囲に連続して形成された段差部と、通常サイズUIMの外形形状の内枠に形成された当該段差部に嵌合する構造の段差部からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の板状枠体付きUIM。
  6. 前記嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの対面する二辺の側面に形成されたくさび型嵌め込み形状と、通常サイズUIMの外形形状の内枠に形成された当該くさび型嵌め込み形状に係合する嵌め込み形状の構造からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の板状枠体付きUIM。
  7. 前記嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの対面する側面に対する通常サイズUIMの内枠に形成された狭幅域部の構造からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の板状枠体付きUIM。
  8. 通常サイズUIMの外形形状のミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造部には、ミニサイズUIMを保持した際に、当該ミニサイズUIMを対向側辺に押圧する押圧機構部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1の請求項に記載の板状枠体付きUIM。
  9. ICカード用ICモジュールの接触端子板外形とほぼ同等の平面外形形状からなりICモジュールを装着したミニサイズUIMと、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIMと、双方の形状が周縁スリットにより同一の札入れサイズカード基板内に折り取り可能に形成され、通常サイズUIMの内枠底面には前記ミニサイズUIMを貼着して固定する粘着性シールを有することを特徴とする板状枠体付きUIM。
  10. ミニサイズUIMの接触端子板が、札入れサイズカードにおいて、ISO7816で規定する所定位置に有り、通常サイズUIMの外形形状の長辺が札入れサイズカードの短辺に平行するようにされていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1の請求項に記載の板状枠体付きUIM。
  11. ミニサイズUIMの接触端子板が、札入れサイズカードにおいて、ISO7816で規定する所定位置に有り、通常サイズUIMの外形形状の長辺が札入れサイズカードの長辺に平行するようにされていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1の請求項に記載の板状枠体付きUIM。
  12. ミニサイズUIMには、機器に装着する際、または通常サイズUIMの内枠に嵌め込みする際の位置を規定する切り欠き部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1の請求項に記載の板状枠体付きUIM。
  13. 通常サイズUIMの外形形状がGSM規格、3GPP規格に準拠した形状であることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1の請求項に記載の板状枠体付きUIM。
  14. 札入れサイズカード基板に、ミニサイズUIMと、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIMと、双方の形状を周縁スリットにより形成した板状枠体付きUIMの製造方法において、
    薄板状のカード基板のミニサイズUIM位置にICモジュールを装着する工程と、
    ミニサイズUIMと、当該ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造を有する通常サイズUIMの外形形状を周縁スリットにより形成する工程と、
    を備えたことを特徴とする板状枠体付きUIMの製造方法。
  15. ミニサイズUIMの発行処理を行う工程、をさらに備えたことを特徴とする請求項14記載の板状枠体付きUIMの製造方法。
  16. 前記ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの底面の嵌合用凹溝と通常サイズUIM内枠の嵌合用突起部からなることを特徴とする請求項14記載の板状枠体付きUIMの製造方法。
  17. 前記ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの底面の嵌合用段差部と通常サイズUIM内枠の嵌合用段差部からなることを特徴とする請求項14記載の板状枠体付きUIMの製造方法。
  18. 前記ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMの対向する2辺の側面と通常サイズUIM内枠の側面のくさび型嵌め込み形状構造からなることを特徴とする請求項14記載の板状枠体付きUIMの製造方法。
  19. 前記ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造が、ミニサイズUIMまたは通常サイズUIMの内枠の狭幅域部の構造からなることを特徴とする請求項14記載の板状枠体付きUIMの製造方法。
  20. 前記ミニサイズUIMを嵌合して保持する内枠構造が、通常サイズUIMの内枠に形成されたミニサイズUIM押圧機構部からなることを特徴とする請求項14記載の板状枠体付きUIMの製造方法。
  21. 周縁スリットを形成する際、カード基板とミニサイズUIMまたは通常サイズUIMを連結するブリッジ部を残しておき、当該ブリッジ部にハーフカット加工を施すことを特徴とする請求項14記載の板状枠体付きUIMの製造方法。
  22. 折り取り容易化加工が、ハーフカット加工、ミシン目加工、溝打ち抜き加工、ザグリ加工のいずれかにより、またはその組み合わせによりなされることを特徴とする請求項14記載の板状枠体付きUIMの製造方法。
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