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JP2005052214A - 連係発車玩具 - Google Patents

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JP2005052214A
JP2005052214A JP2003206097A JP2003206097A JP2005052214A JP 2005052214 A JP2005052214 A JP 2005052214A JP 2003206097 A JP2003206097 A JP 2003206097A JP 2003206097 A JP2003206097 A JP 2003206097A JP 2005052214 A JP2005052214 A JP 2005052214A
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JP
Japan
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rail
vehicle
stopper
cam
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Application number
JP2003206097A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Masuda
好宏 増田
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MARUSHO KK
Original Assignee
MARUSHO KK
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Publication date
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Abstract

【課題】この発明は、交通機関を乗り継いで旅行をする体験を感得できる連係発車玩具の提供にある。
【解決手段】溝レール板を無端連結した環状レールセットを、溝レールに案内輪を誘導されて走行する走行車両とからなる走行玩具において、車両の発車と停止を前後に自動的に作動する連係発車器盤を配備してなる連係発車玩具。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、交通機関を乗り継いで旅行をする体験を感得できる連係発車玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、クランク軸の先端に自動車、電車等を取付け、そのクランク軸の回転でパノラマ盤上を動くラウンド玩具がある。また、両サイドが起立した枠型のレール上を搭載する電池により走行する走行玩具が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のレール玩具は、両サイドが起立する枠型レールの上をぐるぐると走行車が回るだけであり、レールに沿って、駅舎、信号灯、踏切等のアクセサリーを置いて組み合わせることも提案されているが、ただそれらを静置するだけで面白味に欠けるものであった。
【0004】
この発明は、かかる欠点を改善して複数走行車を同時に走行させると共に相互に動的関連性を持たせ、しかも、それらを走らせる走行条件とレールレイアウトを自由に創作できる独創性に溢れる連係発車玩具の提供を目的にするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
溝レール板を無端連結した環状レールセットを、溝レールに案内輪を誘導されて走行する走行車両とからなる走行玩具において、車両の発車と停止を前後に自動的に作動する連係発車器盤を配備してなる連係発車玩具にある。
【0006】
連係発車器盤は、車両の進行側の溝レールに臨むカム兼ストッパーのカムを走行車両の案内輪の押しのける操作力で、カム兼ストッパーを側方の待避開口部へ回動し、このカム兼ストッパーと連係し、進行側に離隔して形成され、進行側の溝レールに臨むカム兼ストッパーを同じく、その側方の待避開口部へ回動し、カム兼ストッパーのストッパーにより進行を停止されている車両を開放発車させ、進行方向前後のカム兼ストッパーとカム兼ストッパーの間には、同じく走行車両の案内輪の押しのける操作力で回動する復帰前後カムを所要に離隔して設けて溝レールに臨ませると共に側方に連通した待避開口に復帰回動し、前記前後のカム兼ストッパーをそれぞれ溝レールに臨ませ、進行方向のカム兼ストッパーのストッパーに進行車両の案内輪を衝突して停車し、車両の発車と停止を前後に自動的に作動させてもよいものである。
【0007】
溝レール板を無端連結した環状レールセットを複線に構成し、請求項2の連係発車器盤をそれぞれに配備すると共に、それぞれの連係発車器盤を横方向に連係杆を介して相互に連係する複線型連係発車器盤を構成し、複線上の走行車両を交互に停止と発車を作動させてもよいものである。
【0008】
溝レール板を無端連結した環状レールセットの複線に、溝レール板を無端連結した環状レールセットの単線を、前記連係杆を介して相互に連係する複線型連係発車器盤により相互に連係し、複線上の走行車両と単線上の走行車両を交互に停止と発車を作動させてもよいものである。
【0009】
連係発車器盤は、表面にレール溝が設けられ、そのレール溝の直下の空隙部に、中間が支軸により回動自在に支承され、その支軸を中心に前後の両外端にストッパー兼解除前後カムが隆設され、その内側前後に復帰前後カムが隆設される連係作動杆を内設してもよいものである。
【0010】
連係発車器盤は、レール溝を中断して開口された外側前後開口に前記連係作動杆のストッパー兼解除前後カムを下方から嵌合し、また、同じく、レール溝を中断して開口された内側前後開口に復帰前後カムを嵌合してもよいものである。
【0011】
ストッパー兼解除前後カムは、レール溝と横断方向の前後隆起ストッパー面と、レール溝と斜め横断方向の前後斜め隆起作動面を形成してもよいものである。
【0012】
復帰前後カムに形成する前後斜め隆起作動面は、ストッパー兼解除前後カムの前後斜め隆起作動面とは、レール溝と斜め横断方向を反対方向に形成してもよいものである。
【0013】
連係発車器盤おいて、復帰前後カムの中間表面に、車両の停車時に所要の回転抵抗を付与する左右車輪受け部を設けても良いものである。
【0014】
走行車両は、案内輪と駆動車輪を有してなるものから構成してもよいものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
溝レール板を無端連結した環状レールセットを、溝レールに案内輪を誘導されて走行する走行車両とからなる走行玩具において、車両の発車と停止を前後に自動的に作動する連係発車器盤は、車両の進行側の溝レールに臨むカム兼ストッパーのカムを走行車両の案内輪の押しのける操作力で、カム兼ストッパーを側方の待避開口部へ回動し、このカム兼ストッパーと連係し、進行側に離隔して形成され、進行側の溝レールに臨むカム兼ストッパーを同じく、その側方の待避開口部へ回動し、カム兼ストッパーのストッパーにより進行を停止されている車両を開放発車させ、進行方向前後のカム兼ストッパーとカム兼ストッパーの間には、同じく走行車両の案内輪の押しのける操作力で回動する復帰前後カムを所要に離隔して設けて溝レールに臨ませると共に側方に連通した待避開口に復帰回動し、前記前後のカム兼ストッパーをそれぞれ溝レールに臨ませ、進行方向のカム兼ストッパーのストッパーに進行車両の案内輪を衝突して停車し、車両の発車と停止を前後に自動的に作動させ、前記連係発車器盤は、表面にレール溝が設けられ、そのレール溝の直下の空隙部に、中間が支軸により回動自在に支承され、その支軸を中心に前後の両外端にストッパー兼解除前後カムが隆設され、その内側前後に復帰前後カムが隆設される連係作動杆を内設し、前記連係発車器盤は、レール溝を中断して開口された外側前後開口に前記連係作動杆のストッパー兼解除前後カムを下方から嵌合し、また、同じく、レール溝を中断して開口された内側前後開口に復帰前後カムを嵌合し、ストッパー兼解除前後カムは、レール溝と横断方向の前後隆起ストッパー面と、レール溝と斜め横断方向の前後斜め隆起作動面を形成し、復帰前後カムに形成する前後斜め隆起作動面は、ストッパー兼解除前後カムの前後斜め隆起作動面とは、レール溝と斜め横断方向を反対方向に形成し、連係発車器盤おいて、復帰前後カムの中間表面に、車両の停車時に所要の回転抵抗を付与する左右車輪受け部を設けてなる連係発車玩具にある。
【0016】
【実施例】
以下、この発明の連係発車玩具を図面に示す実施例により説明すると、先ず、図1〜図3に示すこの発明の第1の実施例の単線型連係発車玩具1は、溝レール板2と単線型連係発車器盤3と走行車両4、5を用いて構成するものである。
【0017】
前記溝レール板2は、この実施例では、周縁形状を同一の組形状に形成してユニット化して、相互に連結自在であると共に、図に示すように、中途に配置する複線の平行溝レール板2aと、クロス溝レール板2bと、端部に配置する単純タイプのUターン溝レール板2cと、バリエーションタイプのUターン溝レール板2dとが用意さている。
【0018】
前記単線型連係発車器盤3は、溝レール板2の単線部分に構成するから、1/2の大きさで足り、残り部分を単線溝レール板2eと組み合わせて、溝レール板2と同一のユニット形状としている。
【0019】
前記単線型連係発車器盤3は、表面にレール溝6が設けられる表面板3aと底板3bから構成し、そのレール溝6の直下の表面板3aと底板3bの間に構成された空隙部7に、中間が支軸8により回動自在に支承され、その支軸8を中心に前後の両外端にストッパー兼解除前後カム9a、9bが隆設され、その内側前後に復帰前後カム10a、10bが隆設される単線型連係作動杆11を内設している。そして、単線型連係発車器盤3のレール溝6を中断して開口された外側前後開口12a、12bに前記単線型連係作動杆11のストッパー兼解除前後カム9a、9bを下方から嵌合し、また、同じく、レール溝6を中断して開口された内側前後開口13a、13bに復帰前後カム10a、10bを下方から嵌合している。
【0020】
前記ストッパー兼解除前後カム9a、9bは、レール溝6と横断方向の前後隆起ストッパー面9a1、9b1と、レール溝6と斜め横断方向の前後斜め隆起作動面9a2、9b2が形成される。
【0021】
前記復帰前後カム10a、10bに形成される前後斜め隆起作動面10a1、10b1は、前記ストッパー兼解除前後カム9a、9bの前後斜め隆起作動面9a2、9b2とは、レール溝6と斜め横断方向が反対方向に形成される。
【0022】
前記外側前後開口12a、12bは、一方側にストッパー兼解除前後カム待避開口12a1、12b1が連通して設けられる。
【0023】
前記内側前後開口13a、13bは、同じく、前記外側前後開口12a、12bのストッパー兼解除前後カム待避開口12a1、12b1とは他方側に復帰前後カム待避開口13a1、13b1が連通して設けられる。
【0024】
前記単線型連係発車器盤3の前後の中間表面に、左右車輪受け部14a、14bを設けるため、表面板3aに左右中間開口部15a、15bが設けられ、底板3bの内底面に設けた左右軸受16a、16bに、所要の回転抵抗が付与されて軸受される左右ローラー群17a、17bが配備される。
【0025】
前記走行車両4、5は、案内輪18と駆動車輪19を有し、駆動車輪19は、搭載する電池により作動するモーターによって走行する。前記案内輪18は、図9に示すように、枢軸18aで支持される自在輪とすると、よりスムーズに走行する。駆動源は、図示しないが、ゼンマイ動力によってもよいものである。
【0026】
この発明の第1の実施例の単線型連係発車玩具1の実施例は、前述のように構成されるから、前記溝レール板2と単線型連係発車器盤3と組み合わせて環状の溝レール6を構成し、この溝レール6に走行車両4、5を図示の順に載置して走行させると、先頭の走行車両4は、単線型連係発車器盤3において、案内輪18を、図1および図2に示すように、ストッパー兼解除前カム9aの前隆起ストッパー面9a1に衝突し、また、駆動車輪19を左右車輪受け部14a、14bに載せている。その左右車輪受け部14a、14bは、左右ローラー群17a、17bが所要の回転抵抗を付与して軸受されているから、適当に回転し、そのため、駆動車輪19による駆動力が半減して進行できない状態を持続する。そこで、あたかも、走行車両が駅に停車している外観を呈する。
【0027】
次に、走行車両5が単線型連係発車器盤3に入線すると、その走行車両5の案内輪18が、図2に示すように、溝レール6に沿ってストッパー兼解除後カム9bを押しのけて進行するで、支軸8を中心に単線型連係作動杆11を回動し、外側後開口12bからストッパー兼解除後カム待避開口12b1へ移動する。同時にストッパー兼解除前カム9aを外側前開口12aからストッパー兼解除前カム待避開口12a1へ移動する。そこで、前隆起ストッパー面9a1により進行を阻止されていた走行車両4は、停止を解除され、左右車輪受け部14a、14bに対する駆動車輪19の回転作用で発車し、溝レール6に沿って案内輪18を誘導されて接続する溝レール板2へと進行する。前記単線型連係作動杆11は、支軸8を中心とする回動で、復帰後カム待避開口13b1にあった復帰後カム10bを溝レール6の内側後開口13b移動する。そこで、前進する走行車両5の案内輪18は、溝レール6の内側後開口13b内を進行するとき、復帰後カム10bを押し戻して、前記単線型連係作動杆11を、支軸8を中心に回動し、復帰後カム10bを復帰後カム待避開口13b1へ戻し、同時にストッパー兼解除前カム9aをストッパー兼解除前カム待避開口12a1から外側前開口12aへ移動する。そこで、進行する走行車両5の案内輪18は、ストッパー兼解除前カム9aの前隆起ストッパー面9a1に衝突し、また、走行車両5の駆動車輪19を左右車輪受け部14a、14bに載せるので、走行車両4と同様に進行を阻止されて停止する。かくして、後続の列車が単線型連係発車器盤3である駅に入線すると、停車している列車が自動的に発車し、到着した列車は、自動的にその駅に停車するものである。なお、走行車両4、5の進行方向は、単線型連係発車器盤3の単線型連係作動杆11が前後に対称の形状に構成されるものであるから、前後どちらの方向にも進行できる。
【0028】
前記左右車輪受け部14a、14bは、図示しないが、回転しないローラー型凹凸面またはその他の凹凸面でも、また、それらは前記表面板3aと同一部材で形成しても、また、例えば、表装紙を貼着して適度な摩擦面としてもよいものである。
【0029】
また、前記左右車輪受け部14a、14bの両側には、図示しないが、突条ガイドを設けて車両が進行を阻止される停車時に、駆動車輪19a、19bによる車両の横ずれを防止してもよいものである。
【0030】
図10は、外形を飛行機型とした飛行機型走行車両20で、前記走行車両4、5と同様に案内輪18と駆動車輪19を有している。
【0031】
次に、この発明の第2の実施例の複線型連係発車玩具21を、レールセットに複線型連係発車器盤22を組立てて構成した実施例の図11、図12および図13により説明すると、レールセットは、前記この発明の単線型連係発車玩具1の実施例で説明した複線の平行溝レール板2aと、クロス溝レール板2bと、端部に配置する単純タイプのUターン溝レール板2cと、バリエーションタイプのUターン溝レール板2dとを用い、図11に示すように組立ている。
【0032】
前記複線型連係発車器盤22は、並列する溝レール板2の隣り合う単線部分に接続する。残り部分を単線溝レール板2eと組み合わせて、溝レール板2と同一のユニット形状としている。勿論、単線溝レール板2eの部分を複線型連係発車器盤22の一体部分として構成してもよいものである。
【0033】
前記複線型連係発車器盤22は、盤面に溝レール6、6が設けられ、前記単線型連係作動杆11と同様に、中間が支軸23より回動自在に支承され、その支軸23を中心に前後の両外端にストッパー兼解除前後カム24a、24bが、その内側前後に復帰前後カム25a、25bがそれぞれ隆設され、かつその前後端の一側に連係レバー26a、26bが延設されて複線型連係作動杆27が設けられ、この複線型連係作動杆27が互いに連係レバー26a、26bの先端を連接して複線型連係発車器盤22の盤面下の空隙部(図示しない)に配備され、複線型連係発車器盤22の盤面の溝レール6、6に互いに連通して開口される外側前後開口28a、28bとストッパー兼解除前後カム待避開口28a1、28b1に前記複線型連係作動杆27のストッパー兼解除前後カム24a、24bが嵌合され、また、同じく、前記外側前後開口28a、28bの内側で、溝レール6、6に互いに連通して開口される内側前後開口29a、29bと復帰前後カム待避開口29a1、29b1に前記複線型連係作動杆27の復帰前後カム25a、25bが嵌合される。復帰前後カム25a、25bの中間の盤面上には、左右車輪受け部30a、30bが設けられてなるものである。
【0034】
複線型連係発車玩具21は、複線型連係発車器盤22を接続して左右に独立の2つのレールセットが無端に構成されるものであるから、走行車両4と飛行機型走行車両20を載せると、図11に示すように、左側のレールセットでは、飛行機型走行車両20が停車しているとき、右側のレールセットで走行車両4が複線型連係発車器盤22に入線すると、前記単線型連係作動杆11と同様の作動で飛行機型走行車両20は、停車を解除されて発車し、入線した走行車両4は、停止するものである。次に、飛行機型走行車両20が複線型連係発車器盤22戻ると、停車中の走行車両4が発車し、戻った飛行機型走行車両20は停車するものである。このように、隣り合うホーム、乗り場に入線すると、停車中の列車が自動的に発車するという作動が自動的に繰り返されるものである。
【0035】
次に、図14に示すこの発明の第3の実施例は、前記図11のこの発明の第2の実施例の複線型連係発車器盤22を接続する二つのレールセットにおいて、一つのレールセットに単線型連係発車器盤3を接続した複合レイアウトレールセットであり、隣り合うホームにおける連係発車と、ホームにおける前後の連係発車とを行い、常に走行車両を途切れなく走行するように構成し、臨場感にあふれるものとしたものである。
【0036】
すなわち、複線型連係発車器盤22を中心に左側レールセットにおいて、バリエーションタイプのUターン溝レール板2dを外し、その代わりに、例えば、クロス溝レール板2bを結合し、単線型連係発車器盤3を結合し、それに平行溝レール板2aと、単純タイプのUターン溝レール板2c結合し、無端レールを構成するものである。
【0037】
図15は、クロス渡り溝レール板31の実施例を示すもので、前記第3の複合レイアウトレールセットの二つを連絡するものである。同じく、図16は、平行渡り溝レール板32の実施例を示すものである。
【0038】
次に、図17に示すこの発明の第4の実施例は、前記図14に示すこの発明の第3の実施例の複合レイアウトレールセットを前記クロス渡り溝レール板31により連結してなるものである。すなわち、横向きに方向転換する横向き変換溝レール板2fとラウンドタイプ溝レール板2gを別に設けて用意し、左側の複合レイアウトレールセット33では、バリエーションタイプのUターン溝レール板2dを外して前記横向き変換溝レール板2fを接続し、右側の複合レイアウトレールセット34では、同じく、バリエーションタイプのUターン溝レール板2dを外して前記ラウンドタイプ溝レール板2gを接続し、その横向き変換溝レール板2fとラウンドタイプ溝レール板2gに前記クロス渡り溝レール板31を差し渡し、両レールセットを連結してなるものである。
【0039】
なお、溝レール板2の種別を代えることにより平行渡り溝レール板32を左側の複合レイアウトレールセット33と右側の複合レイアウトレールセット34に差し渡し連結をすることは勿論である。
【0040】
この発明の第4の実施例では、前記のように構成されるから、三つの独立のレールセットが結合し、それぞれが前後の連係発車と、左右横の連係発車を相互に関連して複雑な運行走行を行うことができ、都会から電車を乗り換え、ケーブルを乗り継いで山上に達する実感、飛行機に乗り継ぎ海外旅行というように異種の乗り物を乗り継ぐ実感を味わうことができるのである。
【0041】
前記各部の構成は、一例であるから、前記の構造に限定されるものではない。
【0042】
【発明の効果】
この発明の連係発車玩具は、以上のように、ユニット型の溝レール板が基本となっているからレイアウトが自由であり、組立てを楽しむことができ、その組立てたレールに車両を走行させて創作を楽しむと共に、走行車を相互に連係発車するので、走行に情景が発生し、旅行の実感または旅行の期待感が生まれるものである。
【0043】
また、この発明の連係発車玩具は、走行車両の発車を相互に関連することにより、平面的走行の楽しみから、停止と進行で走行に変化が生じ、想像力を動的に刺激し、面白味を倍加させるものである。
【0044】
また、走行経路を幾通りにも簡単に増やすことができ、しかも、それらレイアウトレールセットに単線型または複線型連係発車器盤を接続するだけでよいから、極めて簡単に組立てを行うことができ、幼児から児童まで広く遊ぶことができる。
【0045】
よって、この発明の連係発車玩具は、鉄道レイアウト走行玩具に画期的遊技効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の連係発車玩具の単線型連係発車器盤をレールセットに組立てた単線型レールセットの一例を示す平面図である。
【図2】同じく、その単線型連係発車器盤単体の平面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】同じく、単線型連係発車器盤を構成する表面板の一例を示す平面図である。
【図5】同じく、単線型連係作動杆単体の平面図である。
【図6】同じく、単線型連係作動杆単体の側面図である。
【図7】レール上を走行する電車型走行車両の一例を示す側面図である。
【図8】同じく、底面図である。
【図9】同じく、その前部底面に配備される案内輪の一例を示す斜視図である。
【図10】同じく、レール上を走行する飛行機型走行車両の一例を示す側面図である。
【図11】この発明の第2の実施例の連係発車玩具を示すもので、複線型連係発車器盤をレールセットに組立てた複線型レールセットの平面図である。
【図12】同じく、その複線型連係発車器盤単体の平面図である。
【図13】同じく、複線型連係発車器盤に配備される複線型連係作動杆単体の平面図である。
【図14】この発明の第3の実施例の連係発車玩具を示すもので、連係発車玩具の単線型連係発車器盤と複線型連係発車器盤をレールセットに組み合わせたものの平面図である。
【図15】単複総合レールセットのゾーンを、レールをクロスして連絡するクロス渡り溝レール板の実施例を示す平面図である。
【図16】同じく、単複総合レールセットのゾーンを、レールを平行に連絡する平行渡り溝レール板の実施例を示す平面図である。
【図17】この発明の第4の実施例の連係発車玩具を示すもので、レールセットのゾーンをクロス渡りレールにより連絡したより複雑なものの平面図である。
【符号の説明】
1 単線型連係発車玩具
2 溝レール板
2a 平行溝レール板
2b クロス溝レール板
2c 単純タイプのUターン溝レール板
2d バリエーションタイプのUターン溝レール板
2e 単線溝レール板
2f 横向き変換溝レール板
2g ラウンドタイプ溝レール板
3 単線型連係発車器盤
3a 表面板
3b 底板
4 走行車両
5 走行車両
6 レール溝
7 空隙部
8 支軸
9a ストッパー兼解除前カム
9a1 前隆起ストッパー面
9a2 前斜め隆起作動面
9b ストッパー兼解除後カム
9b1 後隆起ストッパー面
9b2 後斜め隆起作動面
10a 復帰前カム
10a1 前斜め隆起作動面
10b 復帰後カム
10b1 後斜め隆起作動面
11 単線型連係作動杆
12a 外側前開口
12a1 ストッパー兼解除前カム待避開口
12b 外側後開口
12b1 ストッパー兼解除後カム待避開口
13a 内側前開口
13a1 復帰前カム待避開口
13b 内側後開口
13b1 復帰後カム待避開口
14a 左車輪受け部
14b 右車輪受け部
15a 左中間開口部
15b 右中間開口部
16a 左軸受
16b 右軸受
17a 左ローラー群
17b 右ローラー群
18 案内輪
18a 枢軸
19a 駆動車輪
19b 駆動車輪
20 飛行機型走行車両
21 複線型連係発車玩具
22 複線型連係発車器盤
23 支軸
24a ストッパー兼解除前カム
24b ストッパー兼解除後カム
25a 復帰前カム
25b 復帰後カム
26a 連係レバー
26b 連係レバー
27 複線型連係作動杆
28a 外側前開口
28b 外側後開口
28a1 ストッパー兼解除前カム待避開口
28b1 ストッパー兼解除後カム待避開口
29a 内側前開口
29b 内側後開口
29a1復帰前カム待避開口
29b1 復帰後カム待避開口
30a 左車輪受け部
30b 右車輪受け部
31 クロス渡り溝レール板
32 平行渡り溝レール板
33 左側の複合レイアウトレールセット
34 右側の複合レイアウトレールセット

Claims (10)

  1. 溝レール板を無端連結した環状レールセットを、溝レールに案内輪を誘導されて走行する走行車両とからなる走行玩具において、車両の発車と停止を前後に自動的に作動する連係発車器盤を配備してなる連係発車玩具。
  2. 連係発車器盤は、車両の進行側の溝レールに臨むカム兼ストッパーのカムを走行車両の案内輪の押しのける操作力で、カム兼ストッパーを側方の待避開口部へ回動し、このカム兼ストッパーと連係し、進行側に離隔して形成され、進行側の溝レールに臨むカム兼ストッパーを同じく、その側方の待避開口部へ回動し、カム兼ストッパーのストッパーにより進行を停止されている車両を開放発車させ、進行方向前後のカム兼ストッパーとカム兼ストッパーの間には、同じく走行車両の案内輪の押しのける操作力で回動する復帰前後カムを所要に離隔して設けて溝レールに臨ませると共に側方に連通した待避開口に復帰回動し、前記前後のカム兼ストッパーをそれぞれ溝レールに臨ませ、進行方向のカム兼ストッパーのストッパーに進行車両の案内輪を衝突して停車し、車両の発車と停止を前後に自動的に作動する請求項1の連係発車玩具。
  3. 溝レール板を無端連結した環状レールセットを複線に構成し、請求項2の連係発車器盤をそれぞれに配備すると共に、それぞれの連係発車器盤を横方向に連係杆を介して相互に連係する複線型連係発車器盤を構成し、複線上の走行車両を交互に停止と発車を作動させる連係発車玩具。
  4. 溝レール板を無端連結した環状レールセットの複線に、溝レール板を無端連結した環状レールセットの単線を、前記連係杆を介して相互に連係する複線型連係発車器盤により相互に連係し、複線上の走行車両と単線上の走行車両を交互に停止と発車を作動させる複合型の連係発車玩具。
  5. 連係発車器盤は、表面にレール溝が設けられ、そのレール溝の直下の空隙部に、中間が支軸により回動自在に支承され、その支軸を中心に前後の両外端にストッパー兼解除前後カムが隆設され、その内側前後に復帰前後カムが隆設される連係作動杆を内設してなる請求項1、請求項2、請求項3または請求項4の連係発車玩具。
  6. 連係発車器盤は、レール溝を中断して開口された外側前後開口に前記連係作動杆のストッパー兼解除前後カムを下方から嵌合し、また、同じく、レール溝を中断して開口された内側前後開口に復帰前後カムを嵌合してなる請求項1、請求項2、請求項3または請求項4の連係発車玩具。
  7. ストッパー兼解除前後カムは、レール溝と横断方向の前後隆起ストッパー面と、レール溝と斜め横断方向の前後斜め隆起作動面を形成してなる、請求項5の連係発車玩具。
  8. 復帰前後カムに形成する前後斜め隆起作動面は、ストッパー兼解除前後カムの前後斜め隆起作動面とは、レール溝と斜め横断方向を反対方向に形成してなる請求項5の連係発車玩具。
  9. 連係発車器盤おいて、復帰前後カムの中間表面に、車両の停車時に所要の回転抵抗を付与する左右車輪受け部を設けてなる請求項5の連係発車玩具。
  10. 走行車両は、案内輪と駆動車輪を有してなる請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8または請求項9の連係発車玩具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007190051A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Marusho:Kk レール走行玩具の連係発車装置
US7685948B2 (en) 2007-01-22 2010-03-30 Tomy Company, Ltd. Track traveling toy
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