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JP2005050609A - 密閉形蓄電池 - Google Patents

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崇正 小原
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Abstract

【課題】過電流や過熱によってPTC素子の温度が上昇すると、PTC素子が容易に膨張できるような組み付け構造の封口体とすることにより、短絡時の大電流発生を防止するとともにPTC素子による極度の温度上昇を防止して、安全性が向上した密閉形蓄電池を提供する。
【解決手段】本発明の封口体10は、正極キャップ12のフランジ部12aと底板11の外周部11cに形成された折り返し部11dとの間でPTC素子リング16が弾性的に固定されているので、温度上昇したPTC素子リング16は容易に膨張することが可能となる。これにより、PTC素子リング16が所定の温度になると所定の抵抗値となって、大電流をトリップすることが可能となり、安全性が向上した密閉形蓄電池を提供することができるようになる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はニッケル−水素蓄電池、ニッケル−カドミウム蓄電池、リチウムイオン電池などの密閉形蓄電池に係り、特に、端子を兼ねるキャップ部と外装缶の開口部を封止する底板とで形成された弁室内に圧力弁を有する封口体を備えるとともに、過電流や過熱によって膨張して所定の温度以上になるとその抵抗値が急激に上昇する性質を有するPTC(Positive Temperature Coefficient)素子が前記封口体の一部に固定された密閉形蓄電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ニッケル−水素蓄電池、ニッケル−カドミウム蓄電池などの密閉形蓄電池は、放電時の作動電圧が約1.2Vであることから、いわゆるAAサイズやAAAサイズのものにおいては、マンガン乾電池やアルカリ一次電池(アルカリ乾電池)などの単3形や単4形の互換用として使用されることがある。ところが、電池が外部短絡や逆挿入などの誤使用を受けた場合、マンガン乾電池やアルカリ乾電池は出力特性が低いために、それほどの大電流は流れない。しかしながら、上述のような密閉形蓄電池は、大電流放電が可能なために短絡電流も大きく、発熱や大電流による焼損を発生するという問題点があった。
【0003】
この種の発熱や大電流による焼損を防止するために、リチウムイオン電池においては温度が上昇すると抵抗値が増大して大電流を抑制するPTC(Positive Temperature Coefficient)素子や、あるいは大電流を遮断するブレーカーを内蔵させることが行われている。例えば、特許文献1においては、正極端子を兼ねる外装缶の底部にPTC素子を配置することが提案されている。ところが、PTC素子を封口体以外の場所に配置すると、弁室内の温度監視精度が低いという問題を生じた。そこで、弁体を備えた封口体内にPTC素子を配置することが、例えば、特許文献2において提案されるようになった。
【0004】
このようなPTC素子を内蔵する封口体は図3に示すような構造となっている。即ち、図3に示す封口体は、キャップ状に形成された正極キャップ31と、皿状に形成された底板34とから構成される。正極キャップ31は、電池外部に向けて膨出する凸部32と、この凸部32の底辺部を構成する平板状のフランジ部33とからなり、凸部32の角部には複数のガス抜き孔32aが設けられている。一方、底板34は、電池内部に向けて膨出する凹部35と、この凹部35の底辺部を構成する平板状のフランジ部36とからなり、凹部35の角部にはガス抜き孔35aが設けられている。
【0005】
これらの正極キャップ31と底板34との内部には、電池内部のガス圧が上昇して所定の圧力以上になると変形する電力導出板37が収容されている。この電力導出板37は凹部37aとフランジ部37bとからなり、アルミニウム箔から構成されている。凹部37aの最低部は底板34の凹部35の上表面に接触して配設されており、フランジ部37bは正極キャップ31のフランジ部33と底板34のフランジ部36との間に狭持されている。なお、正極キャップ31と底板34とは絶縁ガスケット39により液密に封口されている。
【0006】
フランジ部37bの上部には、PTC(Positive Temperature Coefficient)素子38が配設され、電池内に過電流が流れて異常な発熱現象を生じると、このPTC素子38の抵抗値が増大して過電流を減少させる。そして、電池内部のガス圧が上昇して所定の圧力以上になると電力導出板37の凹部37aは変形するため、電力導出板37と底板34の凹部35との接触が遮断されて過電流あるいは短絡電流が遮断されるようになる。
【0007】
ところで、PTC素子を内蔵しない封口体を用いたアルカリ二次電池においては、図4に示すように、封口体40の外周部(絶縁ガスケット46を介して外装缶47にかしめられる部分)の厚みを薄くして、極力電池内容積を増大させて放電容量を大きくするようになされている。即ち、図4に示す封口体40においては、キャップ状に形成された正極キャップ41と、皿状に形成された底板42とから構成され、これらが溶接により一体化されている。
【0008】
底板42の中心部には排気口42aが形成されているとともに、底板42の外周部にフランジ部42bが形成されている。これらの正極キャップ41と底板42で形成される空間部には弁板43とスプリング45からなる圧力弁が配置されている。なお、弁板43とスプリング45との間にはニッケルメッキ鋼板44が配置されている。そして、底板42のフランジ部42bは絶縁ガスケット46により狭持され、この絶縁ガスケット46は外装缶47の上部に形成された絞り部47aの上に配置され、外装缶47の上部47bをかしめることにより液密に封口されている。
【特許文献1】
特開平2−20745号公報
【特許文献2】
特許第3143176号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図3に示すように、封口体30にPTC素子38を内蔵させた場合、底板34のフランジ部36と絶縁ガスケット39とPTC素子38と正極キャップ31のフランジ部33と底板34のかしめ部36aが積層される構造となる。このため、封口体30の外周部(絶縁ガスケットを介して外装缶にかしめられる部分)の厚みが厚くなる。この結果、電極群が収容される容積が減少するため、PTC素子を内蔵させた封口体を用いた場合には、電池容量を犠牲にしなければならないという問題を生じた。
【0010】
また、アルカリ二次電池ではリチウム系電池とは異なり、非破壊の復帰式ガス排出弁を設けているため、封口体の内部にPTC素子などの機能部品を配置すると、日常使用で微小排出されるアルカリミストによってPTC素子が劣化する恐れがあり、PTC素子の一体化は困難であった。
【0011】
そこで、本発明者等は、先に、特願2003−61164号にて、外装缶内の容積を減少させることなく、アルカリ二次電池に適した形で封口体にPTC素子を備えるようにして、短絡時の大電流発生を防止して、安全性が向上した密閉形蓄電池を提案した。この特願2003−61164号においては、図5に示すように、正極キャップ52のフランジ部52aの上面にPTC素子56が配置されているので、PTC素子56を弁室52の外部に隔離することが可能となる。これにより、PTC素子56に電解液が付着することが防止できるようになるので、PTC素子56の劣化が未然に防止できるようになる。また、弁室52に隣接してPTC素子56が配置されることとなるので、弁室52内の温度監視を精度良く行えるようになる。
【0012】
そして、底板51の外周部に形成されたかしめ部51eにより正極キャップ52のフランジ部52aの上面にPTC素子56をかしめ付けるようにしているので、PTC素子56を底板51の最外周部に配置する必要がなくなる。この結果、この封口体50を外装缶58の開口部に装着した際のかしめ部の厚みを薄くすることが可能となる。これにより、外装缶58内の容積を減少させることはなく、PTC素子56を備えた封口体50を装着することが可能となって、短絡時の大電流発生を防止して、安全性が向上した密閉形蓄電池を提供することができるようになる。
【0013】
しかしながら、上述のような封口体に使用されるPTC素子においては、過電流や過熱によってPTC素子が温度上昇すると、ポリマーの熱膨張によりポリマー内に分散されたカーボンによる導電経路が切断されて、その抵抗値が急激に上昇する性質を有している。このため、上述のように、底板51の外周部に形成されたかしめ部51eにより正極キャップ52のフランジ部52aの上面にPTC素子56をかしめ付けるようにすると、PTC素子56が容易に膨張できなくなる。これにより、PTC素子56が所定の温度になっても、所定の抵抗値に上昇できなくなって、大電流をトリップできないという問題を生じた。
【0014】
そこで、本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、過電流や過熱によってPTC素子の温度が上昇すると、PTC素子が容易に膨張できるような組み付け構造の封口体とすることにより、短絡時の大電流発生を防止するとともにPTC素子による極度の温度上昇を防止して、安全性が向上した密閉形蓄電池を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の密閉形蓄電池は、端子を兼ねるキャップ部と外装缶の開口部を封止する底板とで形成された弁室内に圧力弁を有する封口体を備えるとともに、過電流や過熱によって膨張して所定の温度以上になるとその抵抗値が急激に上昇する性質を有するPTC(Positive Temperature Coefficient)素子が封口体の一部に固定されている。そして、PTC素子はキャップ部に形成されたフランジ部と底板の外周部に形成された折り返し部との間で弾性的に固定されていることを特徴とする。
【0016】
このように、キャップ部に形成されたフランジ部と底板の外周部に形成された折り返し部との間でPTC素子が弾性的に固定されていると、温度上昇したPTC素子は容易に膨張することが可能となる。これにより、PTC素子が所定の温度になると所定の抵抗値となって、大電流をトリップすることが可能となる。そして、底板の外周部に形成された折り返し部にバネ性を付与せしめてかしめることにより、キャップ部に形成されたフランジ部とこの折り返し部との間でPTC素子を弾性的に固定することができるようになる。
【0017】
この場合、底板とキャップ部に形成されたフランジ部との間に立ち上がり部を備えた絶縁リングが配設されていて、この立ち上がり部はフランジ部の外周端部に沿って立ち上がっているとともに、この立ち上がり部の先端部はPTC素子の上面まで延出していると、絶縁リングの延出部が緩衝材の作用をするため、封口体の組み付け時のかしめの圧力によりPTC素子が損傷することが未然に防止できるようになる。
【0018】
さらに、底板と正極キャップのフランジ部との間に配置される絶縁リングの厚みを、PTC素子の厚みに対して50%以上となるようにすると、この絶縁リングの厚みによりPTC素子の厚み方向の膨張を吸収できるようになる。これにより、PTC素子の厚み方向の膨張を妨げることが防止できるようになる。また、キャップ部に形成されたフランジ部にPTC素子に向けて突出するリング状の突起部(微小突起部)を備えるとともにこの突起部によりPTC素子を固定(固定保持)するようにすると、この上にPTC素子が配置された際に、PTC素子はフランジ部に対して半宙吊り状(線接触)になり、厚み方向への自由度が発生する。これにより、PTC素子は水平方向にも膨張することが可能となる。
【0019】
なお、PTC素子を単独で用いて短絡電流に相当する電流が流れた場合に、発熱して素子温度が80℃を超さないように設定されたPTC素子を用いるようにすると、このような封口体を用いた電池に短絡が生じても、電池温度が80℃を超さないように設定することが可能となる。このことから、PTC素子のトリップ温度を80℃以下に設定するのが望ましい。更に、PTC素子を単独で用いて短絡電流に相当する電流が流れた場合に、発熱して素子温度が70℃を超さないように設定されたPTC素子を用いるようにすると、電池温度が70℃を超さないように設定することが可能となる。このことから、PTC素子のトリップ温度を70℃以下に設定するのがより望ましい。また、PTC素子の内周端面にオレフィン系樹脂の保護膜が形成されていると、このPTC素子の内周端面に電解液が付着しても、電解液によるPTC素子の劣化を防止することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明をニッケル−水素蓄電池に適用した場合の実施の形態を図1および図2に基づいて説明するが、本発明は以下の実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施することが可能である。なお、図1は本発明の封口体を外装缶の開口部に装着した状態の要部を模式的に示す断面図である。図2は図1の封口体の部品を模式的に示す断面図である。
【0021】
1.封口体
本発明の封口体10は、図1および図2に示すように、外装缶18の開口部を封止する底板11と、正極端子になるとともにその内部に圧力弁を収容する空間部(弁室)を形成する正極キャップ12と、絶縁リング13と、上面にニッケルメッキ鋼板14aを備えた弾性弁14と、スプリング15と、正極キャップ12のフランジ部12aの上に配置されたPTC素子リング16とで構成され、この封口体10の外周部に絶縁ガスケット17が装着されて、外装缶18の開口部を封止するようになされている。
【0022】
底板11はニッケルメッキ鋼板により皿状に形成されており、皿状の中心部には排気口11aが形成されているとともに、この排気口11aの周辺には、弾性弁14を所定の位置に配置するための4つの位置決め用の突起11bが形成されている。また、底板11の皿状の端部より外周部11c(図2参照)はDI加工が施されていて、底板11の皿状部の厚みの半分の厚みになるように薄肉化されている。そして、DI加工が施されて薄肉化された部分の約1/3位のところで折り返されて折り返し部11dが形成され、さらに、この折り返し部11dの内周側に、後述するPTC素子リング16を正極キャップ12のフランジ部12aの上面に弾性的にかしめ付ける断面形状が略くの字状の屈曲部11fを備えたかしめ部11eが形成されている。これにより、略くの字状の屈曲部11fによりバネ性が付与されて、PTC素子リング16はフランジ部12aとかしめ部11eとの間で弾性的に固定されることとなり、PTC素子リング16は上下方向に膨張することが可能となる。
【0023】
正極キャップ12はニッケルメッキ鋼板により形成されており、中央部がキャップ状に膨出していて、その底辺部となる外周部にフランジ部12aが形成されている。このフランジ部12aにはプレス加工によりリング状突起部(例えば、高さが3/100〜8/100mmのもの)12bが形成されており、この上にPTC素子リング16が配置された際に、PTC素子リング16はフランジ部12aに対して半宙吊り状に固定保持されるようになされている。これにより、PTC素子リング16は水平方向にも膨張することが可能となる。なお、正極キャップ12のフランジ部12aの直径は底板11の皿状の端部よりは若干短くなるように形成されている。また、正極キャップ12の側壁には、図示しない排気口が形成されている。
【0024】
絶縁リング13はポリプロピレン(PP)またはナイロンによりリング状に形成されていて、底板11の皿状の端部間に配置される直径を有し、かつ底板11に形成された4つの位置決め用の突起11bで形成される円形よりは若干大きい直径の開口が形成されている。また、絶縁リング13の端部周縁には立ち上がり部13aが形成されており、この立ち上がり部13aの高さは、正極キャップ12のフランジ部12aの厚みとPTC素子リング16の厚みとの和よりも若干大きく形成されていて、立ち上がり部13aの先端部の一部がPTC素子リング16の上面の一部を被覆するようになされている。
【0025】
これにより、底板11のかしめ部11eを略くの字状に屈曲させて、この内周側に配置されたPTC素子リング16の上面を正極キャップ12のフランジ部12a側にかしめ付けた際に、PTC素子リング16の角部は立ち上がり部13aの先端部に保護されることとなるので、この角部が破損することが未然に防止できるようになる。この場合、底板11と正極キャップ12のフランジ部12aとの間に配置される絶縁リング13の厚みを、PTC素子リング16の厚みに対して50%以上となるようにすると、この絶縁リング13の厚みによりPTC素子リング16の膨張を吸収できるようになるので、PTC素子リング16の厚み方向の膨張の妨げをさらに防止できるようになる。
【0026】
そして、このような絶縁リング13が配設されることにより、この絶縁リング13上に正極キャップ12の外周部に形成されたフランジ部12aが配置されても、このフランジ部12と底板11に形成された折り返し部11dが接触することが防止できるようになる。この結果、後に、正極キャップ12のフランジ部12の上にPTC素子リング16が配置されると、底板11に形成された折り返し部11d、かしめ部11e、PTC素子リング16およびフランジ部12aを通して正極キャップ12に放電電流が流れるようになる。
【0027】
弾性弁14はエチレンプロピレンゴム(EPDM)により形成されており、この弾性弁14が底板11の皿状の中心部に形成された排気口11aを塞ぐように配置されている。この弾性弁14の上面には、ニッケルメッキ鋼板14aが配置され、このニッケルメッキ鋼板14aに加圧力を付与するためのスプリング15がニッケルメッキ鋼板14aの上に配置されている。これにより、電池内が所定の圧力以上に加圧されると、スプリング15の押圧力に抗して弾性弁14が押し上げられ、正極キャップ12の排気口(図示せず)よりガスが排出されて電池内の圧力が低下するようになされている。
【0028】
PTC素子リング16は、過電流や過熱によって素子が膨張して、所定の温度以上になるとその抵抗値が急激に上昇する性質を有する導電性ポリマー材料からなるPTC(Positive Temperature Coefficient)素子で、「ポリスイッチ」(レイケム社製)という商品名で市販されている素子である。この場合、PTC素子を単独で用いて、10Aの電流が流れた場合に、発熱して素子温度が100℃になる素子P1(中耐圧一般品)と、素子温度が70℃になる素子P2(低温作動仕様)とを用いた。
【0029】
なお、このPTC素子リング(P1,P2)16の内周壁面にはオレフィン系樹脂皮膜16aが形成されていて、この樹脂皮膜16aによりアルカリミストなどの付着による劣化を防止するようにしている。そして、このPTC素子リング(P1,P2)16の中心部には、正極キャップ12の膨出部の直径よりも若干径が大きい開口が形成されており、正極キャップ12のフランジ部12aの上面に配置されている。これにより、底板11に形成された折り返し部11d、かしめ部11e、PTC素子リング(P1,P2)16およびフランジ部12aを通して正極キャップ12に放電電流が流れるようになる。
【0030】
2.封口体の組み付け
ついで、上述のように構成される封口体10の組み付け法を以下に説明する。まず、皿状の中心部に排気口11aが形成されて、この排気口11aの周辺に4つの位置決め用の突起11bが形成された底板11を用意する。ついで、この底板11の皿状の端部より外周部11c側にDI加工を施して、底板11の皿状部の厚みの半分の厚みになるように薄肉化する。その後、この封口体が所定の直径になるようにDI加工部をL字状に折り曲げて折り曲げ部11c(図2の点線を参照)を形成した。
【0031】
ついで、底板11の皿状部内に端部周縁に立ち上がり部13aが形成された絶縁リング13を配置した後、底板11の皿状の中心部に形成された排気口11aを塞ぐように弾性弁14を配置した。ついで、弾性弁14の上面に配置されたニッケルメッキ鋼板14aの上にスプリング15を配置した後、絶縁リング13の上に正極キャップ12のフランジ部12aを配置した。ついで、このフランジ部12aの上にPTC素子リング16を配置し、底板11の折り曲げ部11cを内側に折り重ねて折り返し部11dを形成した。
【0032】
この後、折り曲げ部11cの先端部を正極キャップ12のフランジ部12a側に略くの字状に屈曲させて、略くの字状の屈曲部11fを形成するようにして、PTC素子リング(P1,P2)16を正極キャップ12のフランジ部12aの上面に弾性的にかしめ付けた。この際、PTC素子リング(P1,P2)16の角部は絶縁リング13の立ち上がり部13aの先端部に保護されることとなるので、この角部が破損することが未然に防止できるようになる。これにより、弾性弁14はスプリング15により加圧力が付与されて、排気口11aが弾性弁14により塞がれ、封口体10が形成されることとなる。
【0033】
3.ニッケル−水素蓄電池の作製
ついで、上述のように作製された封口体10を用いて、ニッケル−水素蓄電池を作製する例を以下に説明する。まず、パンチングメタルからなる極板芯体の表面にニッケル焼結多孔体を形成した後、化学含浸法により水酸化ニッケルを主体とする活物質をニッケル焼結多孔体内に充填してニッケル正極板を作製した。一方、発泡ニッケルからなる極板芯体の表面に水素吸蔵合金からなるペースト状負極活物質を充填し、乾燥させた後、所定の厚みになるまで圧延して水素吸蔵合金負極板を作製した。
【0034】
これらのニッケル正極板と水素吸蔵合金負極板との間にセパレータを介在させて渦巻状に巻回して渦巻状電極群を作製した。この渦巻状電極群の上端面には、ニッケル正極板の極板芯体の端部が露出し、また、下端面には水素吸蔵合金負極板の極板芯体の端部が露出している。そして、この渦巻状電極群の上端面に露出する芯体と正極集電体とを溶接するとともに、下端面に露出する芯体と負極集電体を溶接した。なお、正極集電体の端部から延出して正極リードが設けられており、この正極リードの端部は絶縁ガスケットを嵌着させた後、封口体の下端面に溶接される。
【0035】
ついで、渦巻状電極群を鉄にニッケルメッキを施した有底筒状の外装缶(底面の外面は負極外部端子となる)18内に収納した後、負極集電体を外装缶18の内底面にスポット溶接した。この後、外装缶18の上部外周面に溝入れ加工18aを施した後、正極集電体から延出した正極リードを垂直に折り曲げた後、この正極リードの端部を封口体10の底板11に抵抗溶接した。ついで、外装缶18内に30質量%の水酸化カリウム(KOH)水溶液からなるアルカリ電解液を注入した。
【0036】
ついで、封口体10のフランジ部となる底板11の折り返し部11dにポリプロピレン(PP)製の絶縁ガスケット17を装着した後、正極リードを折り曲げて封口体10を外装缶の開口部に配置した。この後、外装缶18の開口端縁18bを内方にカシメ付けて開口部を密封して封口した。これにより、公称容量1.7Ahのニッケル−水素蓄電池A1,A2を作製した。なお、PTC素子リング16として素子P1を用いて作製した封口体10を備えたニッケル−水素蓄電池を電池A1とし、PTC素子リング16として素子P2を用いて作製した封口体10を備えたニッケル−水素蓄電池を電池A2とした。
【0037】
4.短絡試験
一方、上述と同様なPTC素子リング(P1,P2)16を用いて、図5に示すような構造なるように組み付けた封口体50を用いて、ニッケル−水素蓄電池(公称容量1.7Ah)X1(素子P1を用いた),X2(素子P2を用いた)を作製した。そして、 上述のようにして作製したニッケル−水素蓄電池A1,A2と、これらのニッケル−水素蓄電池X1,X2とをそれぞれ3個ずつ用いて短絡試験を行った。この短絡試験において、正極と負極を導電線で接続して、これらの各電池A1,A2およびX1,X2を外部短絡させて、各PTC素子リング(P1,P2)16を作動させた。
【0038】
そして、これらの各PTC素子リング(P1,P2)16による電流遮断時の各PTC素子リング(P1,P2)16の自己発熱による各電池A1,A2およびX1,X2の正極キャップ12(52)の温度(Tp温度)(℃)と、電池本体の温度(Tc温度)(℃)とを測定したところ、下記の表1に示すような結果が得られた。
【0039】
【表1】
Figure 2005050609
【0040】
上記表1の結果から明らかなように、中耐圧一般品素子P1(10A作動時に素子温度が100℃になる)からなるPTC素子リング16を用いた場合、電池A1においては、正極キャップ12の温度(Tp温度)は82,77,79(℃)(平均では79.3℃となる)で、電池本体の温度(Tc温度)は61,54,58(℃)(平均では57.7℃となる)であって、発熱が中であるのに対して、電池X1においては、正極キャップ52の温度(Tp温度)は118,135,129(℃)(平均では127.3℃となる)で、電池本体の温度(Tc温度)は86,95,92(℃)(平均では91.0℃となる)であって、発熱が大であることが分かる。
【0041】
一方、低温作動仕様の素子P2(10A作動時に素子温度が70℃になる)からなるPTC素子リング16を用いた場合、電池A2においては、正極キャップ12の温度(Tp温度)は66,63,64(℃)(平均では64.3℃となる)で、電池本体の温度(Tc温度)は49,52,51(℃)(平均では50.7℃となる)であって、発熱が小であるのに対して、電池X2においては、正極キャップ52の温度(Tp温度)は70,91,95(℃)(平均では85.3℃となる)で、電池本体の温度(Tc温度)は53,69,74(℃)(平均では65.3℃となる)であって、発熱が中で、特性が不安定になることが分かる。
【0042】
これは、低温作動仕様の素子P2を用いることで、より簡単に発熱量を低下させることが可能であることを示している。しかしながら、低温作動仕様の素子P2は樹脂(一般的にはEBA樹脂が用いられている)が柔らかいために、図5に示すようなかしめ構造の封口体50に組み付けると、PTC素子リング(P2)16が軟化して潰れて、所定の特性が発揮できなかったためと考えられる。一方、低温作動仕様の素子P2を用いても、図1に示すようなかしめ構造の封口体10に組み付けると、温度上昇によりPTC素子リング(P2)16が容易に膨張できるので、温度上昇により軟化して潰れることはない。
【0043】
このことは、中耐圧一般品素子P1(10A作動時に素子温度が100℃になる)からなるPTC素子リング16を用いた場合であっても、あるいは低温作動仕様の素子P2(10A作動時に素子温度が70℃になる)からなるPTC素子リング16を用いた場合であっても、図1に示すようなかしめ構造の封口体10に組み付けることにより、温度上昇によりPTC素子リング(P2)16が容易に膨張できて、その特性を十分に発揮することができるようになるということができる。
【0044】
【発明の効果】
上述したように、本発明においては、正極キャップ12のフランジ部12aと底板11の外周部11cに形成された折り返し部11dとの間でPTC素子リング16が弾性的に固定されているので、温度上昇したPTC素子リング16は容易に膨張することが可能となる。これにより、PTC素子リング16が所定の温度になると所定の抵抗値となって、大電流をトリップすることが可能となり、安全性が向上した密閉形蓄電池を提供することができるようになる。
【0045】
なお、上述した実施の形態においては、本発明をニッケル−水素蓄電池に適用する例について説明したが、本発明はニッケル−水素蓄電池に限らず、ニッケル−カドミウム蓄電池、リチウムイオン電池等の他の密閉形の蓄電池にも適用できることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の封口体を外装缶の開口部に装着した状態の要部を模式的に示す断面図である。
【図2】図1の封口体の部品を模式的に示す断面図である。
【図3】従来例のPTC素子を備えた封口体を模式的に示す断面図である。
【図4】従来例のPTC素子を備えない封口体を模式的に示す断面図である。
【図5】従来例のPTC素子を備えた他の封口体を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
10…封口体、11…底板、11a…排気口、11b…突起、11c…DI加工部(薄肉部)、11d…折り返し部、11e…かしめ部、11f…略くの字状の屈曲部、12…正極キャップ、12a…フランジ部、12b…リング状突起部、13…絶縁リング、13a…立ち上がり部、14 弾性弁、14a…ニッケルメッキ鋼板、15…スプリング、16…PTC素子リング、16a…樹脂被膜、17…絶縁ガスケット、18…外装缶

Claims (6)

  1. 端子を兼ねるキャップ部と外装缶の開口部を封止する底板とで形成された弁室内に圧力弁を有する封口体を備えるとともに、過電流や過熱によって膨張して所定の温度以上になるとその抵抗値が急激に上昇する性質を有するPTC(Positive Temperature Coefficient)素子が前記封口体の一部に固定された密閉形蓄電池であって、
    前記PTC素子は前記キャップ部に形成されたフランジ部と前記底板の外周部に形成された折り返し部との間で弾性的に固定されていることを特徴とする密閉形蓄電池。
  2. 前記折り返し部にバネ性を付与せしめてかしめることにより前記PTC素子を前記フランジ部と前記折り返し部との間で弾性的に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の密閉形蓄電池。
  3. 前記底板と前記フランジ部との間に立ち上がり部を備えた絶縁リングが配設されていて、該立ち上がり部は前記フランジ部の外周端部に沿って立ち上がっているとともに、当該立ち上がり部の先端部は前記PTC素子の上面に延出していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の密閉形蓄電池。
  4. 前記底板と前記フランジ部との間に配設される前記絶縁リングの厚みは前記PTC素子の厚みの50%以上であることを特徴とする請求項3に記載の密閉形蓄電池。
  5. 前記フランジ部に前記PTC素子に向けて突出するリング状の突起部を備えるとともに、該突起部により前記PTC素子は固定されるようになされていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の密閉形蓄電池。
  6. 前記PTC素子のトリップ温度は80℃以下であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の密閉形蓄電池。
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