JP2005045755A - 撮像装置及び該撮像装置を備えた携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮像装置の薄型化、特に高画質化に対応した撮像光学系の複数枚化やマクロ撮影に対応して撮像光学系の移動が可能とされた撮像装置の、光軸方向の厚みの増大を抑え、薄型化可能な撮像装置及びこれを備えた携帯端末を得る。
【解決手段】 基板と、基板に実装された撮像素子と、撮像素子に当接する脚部が形成されると共に撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、撮像光学系を付勢する弾性部材と、撮像光学系を変位させるカム部材と、を有する撮像装置において、撮像光学系の少なくとも1つの面に赤外光カットコーティングを施した撮像装置、もしくは光学部材を、赤外光を透過させない材料を用いて形成した撮像装置、とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 基板と、基板に実装された撮像素子と、撮像素子に当接する脚部が形成されると共に撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、撮像光学系を付勢する弾性部材と、撮像光学系を変位させるカム部材と、を有する撮像装置において、撮像光学系の少なくとも1つの面に赤外光カットコーティングを施した撮像装置、もしくは光学部材を、赤外光を透過させない材料を用いて形成した撮像装置、とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は撮像装置、特に携帯端末に内蔵される小型薄型の撮像装置に関するものである。
従来より小型で薄型の撮像装置が、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の小型、薄型の電子機器である携帯端末に搭載されるようになり、これにより遠隔地へ音声情報だけでなく画像情報も相互に伝送することが可能となっている。
これらの撮像装置に使用される撮像素子としては、CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサやCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の固体撮像素子が使用されている。
これらの固体撮像素子は、そのままでは赤外光領域まで分光感度を有するため、被写体光が撮像素子に到達する前に、赤外光領域を遮断(赤外光カット、とも称す)することがおこなわれている。
この赤外光のカットに関して、撮像光学系の前方に赤外光カットフィルタを配置したものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、これらの撮像装置は、より機能の充実を目指し、撮像光学系を固定して深い被写界深度を利用したパンフォーカス撮影のみならず、撮像光学系を移動させマクロ撮影を可能としたものも市販されるようになっている。
これら、マクロ撮影を可能とした撮像装置として、撮影レンズと筒状のホルダーに、突起と傾斜溝を相互に形成し、撮影レンズを回動させることにより撮影レンズを光軸方向に移動させ、組み立て時のピント調整をおこない、さらにこの傾斜溝を利用して近接撮影を可能とするものが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−37758号公報
特開2002−82271号公報
これら携帯端末に内蔵される撮像装置は、搭載する機器の薄型化に伴い極力薄くすることが求められている。
一方で、携帯端末等に搭載される撮像装置も、普及率の増大に伴い高画質化・多機能化が要望され、高画素数の撮像素子の搭載や近接撮影(マクロ撮影)の可能な撮像装置が要望されている。
上述の高画質化に関しては、より細かいピッチで受光画素が配置された高画素数の撮像素子を用いることになり、これに対応して撮像光学系をより高解像力とするために光学部材が複数枚化され、更に、マクロ撮影に関しても、撮像光学系を撮像素子から離間させる方向に移動させることでおこなわれるため、撮像光学系の移動のための空間を確保する必要があり、撮像装置の厚みである光軸方向の寸法が増大してしまう問題がある。
これに対し、上述の特許文献1に記載された撮像装置は、撮像光学系の前方に赤外光カットフィルタを配置しており、撮像光学系の全長に、赤外光カットフィルタ及びクリアランスが付加され、撮像装置の厚みが増大してしまう問題がある。更に、このような構成で、光学部材の複数枚化やマクロ撮影のため撮像光学系を移動させるようにすると、撮像光学系前方の赤外光カットフィルタの内側に、撮像光学系の移動のための空間が必要となり、撮像装置は更に厚くなるという問題がある。
また、特許文献2に記載された撮像装置は、赤外光をカットする方法に関する記載が無く、どのような手段で赤外光を遮断するのか不明である。
本発明は上記問題に鑑み、撮像装置の薄型化、特に高画質化に対応した撮像光学系の複数枚化やマクロ撮影に対応して撮像光学系の移動が可能とされた撮像装置の、光軸方向の厚みの増大を抑え、薄型化可能な撮像装置及びこれを備えた携帯端末を得ることを目的とするものである。
上記の課題は、以下のようにすることで解決される。
1) 基板と、該基板に実装された撮像素子と、該撮像素子に当接する脚部が形成されると共に該撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系を前記撮像素子方向に付勢する弾性部材と、該弾性部材に抗して前記撮像光学系を光軸方向に変位させるカム部材と、を有する撮像装置において、前記撮像光学系を構成する少なくとも1つの面に赤外光カットコーティングを施したことを特徴とする撮像装置。
2) 前記赤外光カットコーティングを、前記撮像光学系を構成する光学部材のうち、前記撮像素子に最も近い光学部材に施した1)の撮像装置。
3) 被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系を前記撮像素子方向に付勢する弾性部材と、該弾性部材に抗して前記撮像光学系を光軸方向に変位させるカム部材と、を有する撮像装置において、前記撮像光学系を構成する光学部材の一部を、赤外光を透過させない材料を用いて形成したことを特徴とする撮像装置。
4) 前記撮像光学系は、光学有効面以外の部位で前記撮像素子に当接する第1の当接部と、前記カム部材に当接する第2の当接部を有する1)〜3)のいずれかの撮像装置。
5) 前記第2の当接部が前記カム部材と当接していないときは、前記第1の当接部が前記撮像素子に当接している4)の撮像装置。
6) 前記第2の当接部と前記カム部材が当接し、前記第1の当接部が前記撮像素子に当接していないときは、前記撮像光学系は近接撮影の設定位置となる4)又は5)の撮像装置。
7) 前記撮像光学系と前記弾性部材を内包する外枠部材を有し、前記カム部材は前記外枠部材の外側に配置されている1)〜6)のいずれかの撮像装置。
8) 被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子に当接する脚部が形成されると共に被写体光透過部が形成された台座と、該台座に当接する当接部が形成され前記撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、を有し、前記台座の被写体光透過部に赤外光カットコーティングを施したことを特徴とする撮像装置。
9) 被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子に当接する脚部が形成されると共に被写体光透過部が形成された台座と、該台座に当接する当接部が形成され前記撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、を有し、前記台座を、赤外光を透過させない材料を用いて形成したことを特徴とする撮像装置。
10) 前記台座は、カム面が形成され、該カム面に前記撮像光学系の当接部が当接している8)又は9)の撮像装置。
11) 前記被写体光透過部の少なくとも一方の面が曲面である8)〜10)のいずれかの撮像装置。
12) 前記撮像光学系は複数の光学部材で構成され、該光学部材は相互に当接している1)〜11)のいずれかの撮像装置。
13) 1)〜12)のいずれかの撮像装置を備えた携帯端末。
本発明の、基板と、基板に実装された撮像素子と、撮像素子に当接する脚部が形成されると共に撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、撮像光学系を撮像素子方向に付勢する弾性部材と、弾性部材に抗して撮像光学系を光軸方向に変位させるカム部材と、を有する撮像装置において、撮像光学系を構成する少なくとも1つの面に赤外光カットコーティングを施した撮像装置、とすることにより、撮像光学系の前方に配置されていた赤外光カットフィルタを不要とでき、これにより薄型化、特に高画質化に対応した撮像光学系の複数枚化やマクロ撮影に対応して撮像光学系の移動を可能とした携帯端末に内蔵される撮像装置の、光軸方向の厚みの増大を抑えた薄型の撮像装置を得ることが可能となる。
また、この赤外光カットコーティングは、撮像光学系を構成する光学部材のうち、撮像素子に最も近い光学部材に施すことが好ましく、赤外光カットコーティングによる分光透過率を像高によらず、ほぼ均等にすることができる。
本発明の、被写体光を光電変換する撮像素子と、撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、撮像光学系を撮像素子方向に付勢する弾性部材と、弾性部材に抗して撮像光学系を光軸方向に変位させるカム部材と、を有する撮像装置において、撮像光学系を構成する光学部材の一部を、赤外光を透過させない材料を用いて形成した撮像装置、とすることにより、撮像光学系の前方に配置されていた赤外光カットフィルタを不要とでき、これにより薄型化、特に高画質化に対応した撮像光学系の複数枚化やマクロ撮影に対応して撮像光学系の移動を可能とした携帯端末に内蔵される撮像装置の、光軸方向の厚みの増大を抑えた薄型の撮像装置を得ることが可能となる。
また、撮像光学系は、光学有効面以外の部位で撮像素子に当接する第1の当接部と、カム部材に当接する第2の当接部を有し、第2の当接部がカム部材と当接していないときは、第1の当接部を撮像素子に当接するよう構成することで、撮像素子と撮像光学系との光軸方向の位置決めを介在部品を使用せずにおこなうことができ、遠距離側の焦点合わせ位置の誤差や個体差を極小に抑えることができる。一方、第2の当接部とカム部材が当接し、第1の当接部が撮像素子に当接していないときは、撮像光学系は近接撮影の設定位置とすることで、近接撮影を可能とすることができる。
また、撮像光学系と弾性部材を内包する外枠部材を有し、カム部材は外枠部材の外側に配置されるよう構成することで、光軸方向に移動可能な撮像光学系と外枠部材を嵌合させることができ、撮像光学系と外枠部材との間を通過して外部の塵埃が撮像素子のある空間へ侵入することを防止することができるようになる。
本発明の、被写体光を光電変換する撮像素子と、撮像素子に当接する脚部が形成されると共に被写体光透過部が形成された台座と、台座に当接する当接部が形成され撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、を有し、台座の被写体光透過部に赤外光カットコーティングを施した撮像装置、とすることにより、撮像光学系の前方に配置されていた赤外光カットフィルタを不要とでき、これにより薄型化、特に高画質化に対応した撮像光学系の複数枚化に対応した携帯端末に内蔵される撮像装置の、光軸方向の厚みの増大を抑えた薄型の撮像装置を得ることが可能となる。
本発明の、被写体光を光電変換する撮像素子と、撮像素子に当接する脚部が形成されると共に被写体光透過部が形成された台座と、台座に当接する当接部が形成され撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、を有し、台座を、赤外光を透過させない材料を用いて形成した撮像装置、とすることにより、撮像光学系の前方に配置されていた赤外光カットフィルタ等の部材を不要とでき、これにより薄型化、特に高画質化に対応した撮像光学系の複数枚化に対応した携帯端末に内蔵される撮像装置の、光軸方向の厚みの増大を抑えた薄型の撮像装置を得ることが可能となる。
また、上記の台座は、カム面が形成され、カム面に撮像光学系の当接部が当接するよう構成し、一部品に赤外光カット機能とカムによる撮像光学系移動機能とを受け持たせることにより、特に高画質化に対応した撮像光学系の複数枚化やマクロ撮影に対応して撮像光学系の移動を可能とした携帯端末に内蔵される撮像装置の、光軸方向の厚みの増大を抑え、低コストで、小型化、薄型化した撮像装置を得ることが可能となる。
また、台座に形成された被写体光透過部の少なくとも一方の面を曲面とし、撮像光学系の屈折力の一部を受け持たせ、撮像光学系の光学部材の一部とすることにより、台座を赤外光カット機能とレンズ機能とを受け持たせることにより、特に高画質化に対応した撮像光学系の複数枚化やマクロ撮影に対応して撮像光学系の移動を可能とした携帯端末に内蔵される撮像装置の、光軸方向の厚みの増大を抑え、低コストで、小型化、薄型化した撮像装置を得ることが可能となる。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の撮像装置を備えた携帯端末の一例である携帯電話機Tの外観図である。
同図に示す携帯電話機Tは、表示画面Dを備えたケースとしての上筐体71と、操作ボタンPを備えた下筐体72とがヒンジ73を介して連結されている。撮像装置Sは、上筐体71内の表示画面Dの下方に内蔵されており、撮像装置Sが上筐体71の外表面側から光を取り込めるよう配置されている。
上筐体71の表示画面Dの下方には、円弧状の開口部74とこの開口部74から操作部材15が露出するよう配置されている。この操作部材15を開口部74内で図示上方へ移動させることによりマクロ撮影時のピント位置に設定される。
なお、この撮像装置の位置は上筐体71内の表示画面Dの上方や側面に配置してもよいし、操作部材15の位置に関しても同様である。また携帯電話機は折りたたみ式に限るものではないのは、勿論である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図2は、本発明に係る撮像装置100の斜視図である。この撮像装置100が図1に示す撮像装置Sに相当する。
同図に示すように、撮像装置100の外表面は、撮像素子の実装されたプリント基板11と、携帯端末の他の制御基板に接続のためのコネクト基板17、このプリント基板11とコネクト基板17を接続するフレキシブルプリントFPC、外枠部材12、この外枠部材12の上面に組み込まれる蓋部材13、外枠部材12の円筒部外周に組み込まれたカム部材14、外枠部材12に一体的に形成されたボス12b上に回動可能に組み付けられた操作部材15、操作部材15を回動可能に固定する段付きネジ16で構成されている。この操作部材15が、図1に示す携帯端末Tの開口部74から露出した、操作部材15であり、使用者により操作される部位である。
図3は、撮像装置100を図2に示すF−F線で切断した断面図である。
同図において、外枠部材12及び蓋部材13の内部は、被写体側より第1レンズ1、撮像光学系の開口F値を決める開口絞り4、第2レンズ2、不要光遮断のための固定絞り5、第3レンズ3、で構成された撮像光学系50と、プリント基板11上に実装された撮像素子8、弾性部材である圧縮コイルバネ9、で構成されている。また外部には、図2で説明したように、カム部材14、操作部材15、段付きネジ16で構成されている。また、外枠部材12とプリント基板11は接着剤Bによりその周囲が封止されている。
撮像光学系50は、図示のように第1レンズ1、第2レンズ2、第3レンズ3を、光学有効面以外のフランジ部で相互に当接させ、接着剤等で互いに固着することでユニット化されており、他の部材を介さず構成することで、相互のレンズ間隔を誤差無く組み立てることができるようになっている。
この撮像光学系を構成する第3レンズ3の撮像素子側の面3aには、赤外光カットコーティングが施されている。この赤外光カットコーティングにより、被写体光に含まれている赤外光領域の光は、撮像素子8に到達する前に遮断される。この赤外光カットコーティングには、例えば誘電体多層膜のコーティング等が適用可能である。
この赤外光カットコーティングは、撮像光学系50のうち撮像素子8に最も近い光学部材に施すことが望ましい。これは、撮像素子上に形成されたマイクロレンズへの入射角に制約があり、撮像光学系最終面から射出する光束は光軸と比較的平行に近い角度で射出するように設計されており、このため撮像光学系を構成する光学部材のうち、撮像素子に最も近い光学部材に赤外光カットコーティングを施すことで、分光透過率を像高によらず均等にすることができるからである。また、赤外光カットコーティングは、マスキングにより光学有効面のみに施すことが望ましい。
或いは、この第3レンズ3を赤外光を透過させない材料を用いて形成し、この第3レンズにより赤外光を遮断するよう構成してもよい。この赤外光を透過させない材料として例えば、ルミクルUCF−MS(呉羽化学工業(株))等が適用可能であり、成形により形成される。
更に、同図において、撮像光学系50を構成する第3レンズ3には、撮像素子8に当接する当接部3dが形成されている。また、図示のように側面にも腕部3sが一体で形成され、この腕部3sには、カム部材14と当接する当接部3tが形成されている。この腕部3s及び当接部3tは略120度間隔で形成されている。なお図示のように、当接部3dが撮像素子8に当接しているときは、腕部3sの当接部3tはカム部材14とは離間しているよう設定されている。
この当接部3dが撮像素子8に当接した状態では、撮像光学系50は無限遠もしくは過焦点距離等の遠距離側にピントが合った状態となるよう当接部3dの高さが設定されている。
即ち、本発明に係る第1の当接部は上記の当接部3dが相当し、第2の当接部は上記の当接部3tに相当するものである。
また、第3レンズ3の外周3rとこれに対応する外枠部材12の内周12rは嵌合され、この外周3rと内周12rには潤滑油が薄く塗布され、第3レンズ3の撮像素子8側の空間は略密閉された状態とされている。
更に、第3レンズ3には気体流路としての穴部3pを有し、この穴部3pには防塵フィルタ3gが配置され、撮像光学系50の光軸方向の移動による密閉された撮像素子8側の空間の容積の変化に対応して、穴部3pを通して撮像素子8側へ気体の流出入が可能とされている。このような穴部3pが、第3レンズ3に、少なくとも1個形成されている。
このように構成された撮像光学系50は、圧縮コイルバネ9により撮像素子8方向に付勢され、この付勢力により当接部3dを撮像素子8に当接させている。
一方、外枠部材12の円筒部外周に配置されたカム部材14は、外枠部材12の円筒部外周に沿って回動可能とされている。このカム部材14の外周の少なくとも一部に歯車部14gが形成され、操作部材15に形成された歯車部15gと噛み合わされている。
カム部材14は、第3レンズ3の腕部3sの当接部3tに対応する位置にカム形状を有し、当接部3tとカム部材14とが離間した図示の状態から外枠部材12の円筒部外周に沿って回動し、当接部3tに当接し弾性部材9の付勢力に抗して、撮像光学系50を撮像素子8から離間する方向に移動させるよう構成されている。
図4は、撮像装置100に使用される、カム部材14の形状を示す斜視図である。
同図に示すように、カム部材14は、外周の一部に操作部材15の歯車部15g(図3参照)と噛み合う歯車部14gが形成され、高さの低い3箇所の平坦部Aと、高さの高い3箇所の平坦部Mと、この平坦部AとMを滑らかに繋ぐ3箇所の傾斜部Bが、それぞれ略120度間隔で形成されている。
これらのカム形状のうち、高さの低い平坦部Aは、撮像装置100に組み込まれたとき、第3レンズ3の腕部3sの当接部3tと当接しない高さに設定され、高さの高い平坦部Mは、当接部3tと当接し、弾性部材9の付勢力に抗して当接部3tを移動させる高さに設定されている。
この、平坦部Mの高さは、当接部3tを移動させることにより撮像光学系50が所望の近接撮影を可能とする光軸上の位置となるように設定されるものである。
図3に戻り、以上のように構成された撮像装置100は、操作部材15を操作することにより、操作部材15は段付きネジ16を中心に回動し、歯車部15gと14gで噛み合ったカム部材14を回動させる。この時、まずカム部材14の傾斜部Bと当接部3tが当接し、この傾斜部Bに沿って当接部3tを弾性部材9の付勢力に抗して光軸方向に移動させ、カム部材14の高さの高い平坦部M(図4参照)と当接部3tとが当接することになる。これにより第3レンズ3と一体的に構成された撮像光学系50は、光軸方向に撮像素子8から離間する方向に移動することができる。
図5は、撮像装置100のカム部材14と撮像光学系50の位置関係を示す断面図である。同図は光軸Oを境として、右側を遠距離にピントを合わせた状態を示し、左側が近接撮影時の状態を示している。
同図右側の遠距離にピントを合わせた状態のときは、当接部3dが撮像素子8と当接し、当接部3tはカム部材14の低い平坦部Aと離間している。一方、カム部材14を回動させ、高い平坦部Mと当接部3tが当接すると、当接部3dは撮像素子8と離間する。これにより、撮像装置100の撮像光学系は物体側へ移動し近接撮影の設定位置となり、近接撮影が可能となる。
このように、撮像光学系を構成する少なくとも1つの面に赤外光カットコーティングを施すか、もしくは、撮像光学系を構成する光学部材の一部を、赤外光を透過させない材料を用いて形成することで、赤外光カットのための部材を不要とし、これにより薄型化、特に高画質化に対応した撮像光学系の複数枚化やマクロ撮影に対応して撮像光学系の移動を可能とした携帯端末に内蔵される撮像装置の、光軸方向の厚みの増大を抑え、薄型化した撮像装置を得ることが可能となる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図6は、本発明に係る第2の実施の形態の撮像装置200の斜視図である。この撮像装置200が図1に示す撮像装置Sに相当するが、本形態の場合には、図1に示す携帯端末Tの開口部74及び操作部材15の無いものである。以下、説明の簡略化のため、同機能部材には同符号を付与して説明する。
同図に示すように撮像装置200の外表面は、撮像素子の実装されたプリント基板11と、携帯端末の他の制御基板に接続のためのコネクト基板17、このプリント基板11とコネクト基板17を接続するフレキシブルプリント基板FPC、外枠部材12、この外枠部材12の上面に組み込まれる蓋部材13で構成されている。
図7は、撮像装置200を図6に示すG−G線で切断した断面図である。
同図において、外枠部材12の内部は、図3と同様にして組み立てられた撮像光学系50と、台座6、プリント基板11上に実装された撮像素子8、弾性部材である圧縮コイルバネ9、蓋部材13で構成されている。同図に示すように、台座6は、像面側には撮像素子8に当接する脚部6dが少なくとも3箇所に形成されている。また、撮像光学系50を構成する第3レンズ3のフランジ部の像面側には、台座6との当接部3bが少なくとも3箇所に形成されている。
第3レンズ3のフランジ部の被写体側には圧縮コイルバネ9が、蓋部材13と第3レンズ3のフランジ部の間に組み込まれている。この圧縮コイルバネ9により撮像光学系50と台座6は当接しつつ撮像素子8方向に付勢されている。
更に、台座6は透光性の材料を用いて形成されており、被写体光透過部として平行平面6a、6bが一体で形成されている。
この被写体光透過部の平面6a、6bのいずれかに、赤外光カットコーティングが施されている。この赤外光カットコーティングにより、被写体光に含まれている赤外光領域の光は、撮像素子8に到達する前に遮断される。この赤外光カットコーティングには、前述と同様に誘電体多層膜のコーティング等が適用可能である。また、片面でなく、両面を利用して、赤外光カットコーティングをおこなってもよい。この赤外光カットコーティングは、マスキングにより被写体光透過部のみに施すことが望ましい。
或いは、この台座6を赤外光を透過させない材料を用いて形成することにより、赤外光を遮断するよう構成してもよい。この赤外光を透過させない材料として例えば、前述のルミクルUCF−MS(呉羽化学工業(株))等が適用可能であり、成形により形成される。
この台座6は、図示しない位置決め部で光軸周りの位置決めがなされた状態で、外枠部材12に嵌合して組み込まれる。この後、図示のように、接着部である鍔部6jと外枠部材12の内周面は接着剤A(例えば、紫外線硬化型の接着剤)により、接着と封止がされる。更に外枠部材12は、その外周でプリント基板11とまず接着剤Aで接着と封止がされ、この後、接着剤B(例えば、ゴム系の接着剤)により接着され固定される。なおこの場合、接着剤Bは補強用であり、省略しても良い。
このように、撮像光学系50と撮像素子8の間に台座6を配置し、この台座6に被写体光透過部を形成し、この被写体光透過部に赤外光カットコーティングを施すか、もしくはこの台座6を、赤外光を透過させない材料を用いて成形することで、赤外光カットのための部材を不要とし、これにより薄型化、特に高画質化に対応した撮像光学系の複数枚化に対応した携帯端末に内蔵される撮像装置の、光軸方向の厚みの増大を抑え、薄型化した撮像装置を得ることが可能となる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図8は、本発明に係る第3の実施の形態の撮像装置300の斜視図である。この撮像装置300が図1に示す撮像装置Sに相当する。以下、説明の簡略化のため、同機能部材には同符号を付与して説明する。
図8に示すように撮像装置300の外表面は、撮像素子の実装されたプリント基板11と、携帯端末の他の制御基板に接続のためのコネクト基板17、このプリント基板11とコネクト基板17を接続するフレキシブルプリントFPC、外枠部材12、この外枠部材12の上面に組み込まれる蓋部材13、外枠部材12に一体的に形成されたボス12b上に回動可能に取り付けられる操作部材15、操作部材15を回動可能に固定する段付きネジ16で構成されている。操作部材15にはボス15bが形成され、このボス15bは外枠部材12から突出した撮像光学系に形成された二股部3fと係合している。この操作部材15が、図1に示す携帯端末Tの開口部74から露出した、操作部材15であり、使用者により操作される部位である。
図9は、撮像装置300を図8に示すF−F線で切断した断面図である。
同図において、外枠部材12の内部は、第1レンズ1、開口絞り4、第2レンズ2、固定絞り5a、5b、第3レンズ3、で構成され図3と同様に組み立てられた撮像光学系50と、台座6、プリント基板11上に実装された撮像素子8、弾性部材である圧縮コイルバネ9、蓋部材13で構成されている。台座6は、像面側には撮像素子8に当接する脚部6dが少なくとも3箇所に形成され、被写体光透過部として平行平面6a、6bが一体で形成されている。
図10は、撮像装置300に使用する台座6の形状を示す斜視図である。同図は、撮像光学系50側から見た図である。
図10に示すように、台座6は透光性の材料により形成され、撮像光学系50側に、高さの低い水平面Dと、高さの高い水平面Eと、この水平面を連続的に繋ぐ傾斜面Fが略120°間隔で形成されている(以下カム面と称す)。更に、被写体光透過部の平面6a(図9参照)と、四角形の箱状に形成された枠部6hで構成されている。
この被写体光透過部の平面6a、6b(図9参照)のいずれかに、赤外光カットコーティングが施されている。この赤外光カットコーティングにより、被写体光に含まれている赤外光領域の光は、撮像素子8に到達する前に遮断される。この赤外光カットコーティングには、前述と同様に誘電体多層膜のコーティング等が適用可能である。また、片面でなく、両面を利用して、赤外光カットコーティングをおこなってもよい。この赤外光カットコーティングは、マスキングにより被写体光透過部のみに施すことが望ましい。
或いは、この台座6を赤外光を透過させない材料を用いて形成することにより、赤外光を遮断するよう構成してもよい。この赤外光を透過させない材料として例えば、前述のルミクルUCF−MS(呉羽化学工業(株))等が適用可能であり、成形により形成される。
図9に戻り、この台座6は、枠部6hで撮像素子8の周囲を取り囲むように組み込まれ、図示のように、脚部6dが撮像素子8に当接した状態で、脚部6dとは異なる位置の接着部である枠部6hとプリント基板11とが接着剤A(例えば、紫外線硬化型の接着剤)により接着、封止される。即ち、この台座6により、撮像素子8の光電変換面側の空間Cは封止されて、隔絶された空間となり、この空間への外部からの塵の侵入を防止できるようになる。
また、脚部6dと枠部6hの接着部とは異なる面となっているので接着剤Aが脚部6dの下に入り込むことが無く、撮像光学系の光軸方向のズレが生じることが無い。
更に、外枠部材12は、その外周でプリント基板11と接着剤B(例えば、ゴム系の接着剤)により接着固定される。
撮像光学系50を構成する第3レンズ3の撮像面側には、突起3bが略120°間隔で形成され、台座6に形成されたカム面に対応して配置されており、この突起3bにより台座6のカム面と当接している。更に、第3レンズ3のフランジ部の被写体側には、圧縮コイルバネ9が蓋部材13と第3レンズ3のフランジ部の間に組み込まれている。この圧縮コイルバネ9により撮像光学系50と、台座6は撮像素子8方向に付勢されている。
このように構成された、撮像装置300は、操作部材15の回動操作により、ボス15bに係合する第3レンズ3に形成された二股部3fも回動させられ、第3レンズ3に形成された突起3bは、台座6に形成されたカム面の低い水平面Dから傾斜面Fを経由して高い水平面E(図10参照)へ移動し、これにより撮像光学系50は光軸に沿って、被写体側に移動することになる。これにより、遠距離撮影と近距離撮影を切り替えることができるようになる。
図11は、本発明に係る第3の実施の形態のその他の例である撮像装置350の断面図である。撮像装置350の斜視図は図8と同様であるので省略する。図11に示す断面は、撮像装置350を図8に示すF−F線で切断したものである。
同図において、外枠部材12の内部は、図9と同様の撮像光学系50と、台座6、プリント基板11上に実装された撮像素子8、弾性部材である圧縮コイルバネ9、蓋部材13で構成されている。同図に示すように、台座6は、像面側には撮像素子8に当接する脚部6dが少なくとも3箇所に形成され、被写体光透過部として平行平面6a、6bが一体で形成されている。
図12は、撮像装置350に使用する台座6の形状を示す斜視図である。同図は、撮像光学系50側から見た図である。
図12に示すように、台座6は透光性の材料により形成され、図10と同様に撮像光学系50側に高さの低い水平面D、と高さの高い水平面Eと、この水平面を連続的に繋ぐ傾斜面Fが略120°間隔で形成されている(以下カム面と称す)。更に、被写体光透過部である平行平面6a、6b(図11参照)と、鍔部6jと、位置決め用突起6kで構成されている。
この被写体光透過部の平面6a、6bのいずれかに、赤外光カットコーティングが施される。この赤外光カットコーティングにより、被写体光に含まれている赤外光領域の光は、撮像素子8に到達する前に遮断される。この赤外光カットコーティングには、前述と同様に誘電体多層膜のコーティング等が適用可能である。また、片面でなく、両面を利用して、赤外光カットコーティングをおこなってもよい。この赤外光カットコーティングは、マスキングにより被写体光透過部のみに施すことが望ましい。
或いは、この台座6を赤外光を透過させない材料を用いて形成することにより、赤外光を遮断するよう構成してもよい。この赤外光を透過させない材料として例えば、前述のルミクルUCF−MS(呉羽化学工業(株))等が適用可能であり、成形により形成される。
図11に戻り、この台座6は、外枠部材12に形成された図示しない切り欠き部と位置決め用突起部6kが位置合わせされて組み込まれ、図示のように、接着部である鍔部6j及び位置決め用突起6kと外枠部材12の内接面は接着剤A(例えば、紫外線硬化型の接着剤)により、接着と封止がされる。更に外枠部材12は、その外周でプリント基板11とまず接着剤Aで接着と封止がされ、この後、接着剤B(例えば、ゴム系の接着剤)により接着され固定される。なおこの場合、接着剤Bは補強用であり、省略しても良い。
このように構成された、撮像装置350は、図9で説明したものと同様の動作で撮像光学系50は光軸に沿って、被写体側に移動することができ、遠距離撮影と近距離撮影を切り替えることができる。
このように、撮像光学系50と撮像素子8の間に台座6を配置し、この台座6に被写体光透過部を形成し、この被写体光透過部に赤外光カットコーティングを施すか、もしくはこの台座6を、赤外光を透過させない材料を用いて形成することで、赤外光カットのための部材を不要とし、更に、この台座6にカム面を一体に形成することで、一部品に赤外光カット機能とカムによる撮像光学系移動機能を受け持たせることにより、特に高画質化に対応した撮像光学系の複数枚化やマクロ撮影に対応して撮像光学系の移動を可能とした携帯端末に内蔵される撮像装置の、光軸方向の厚みの増大を抑え、低コスト化、小型化、薄型化した撮像装置を得ることが可能となる。
なお、台座6に形成された被写体光透過部が平行平面とした構成で説明したが、この被写体光透過部の少なくとも一方の面を曲面に形成し、撮像光学系の屈折力の一部を受け持つような構成としてもよいのは勿論である。
また、弾性部材として、圧縮コイルバネを用いたもので説明したが、板バネ、スポンジ状の部材等でもよいのは勿論である。
1 第1レンズ
2 第2レンズ
3 第3レンズ
6 台座
8 撮像素子
9 弾性部材
11 プリント基板
12 外枠部材
13 蓋部材
14 カム部材
15 操作部材
16 段付きネジ
17 コネクト基板
50 撮像光学系
100 撮像装置(第1の実施の形態)
200 撮像装置(第2の実施の形態)
300 撮像装置(第3の実施の形態)
350 撮像装置(第3の実施の形態)
FPC フレキシブルプリント基板
2 第2レンズ
3 第3レンズ
6 台座
8 撮像素子
9 弾性部材
11 プリント基板
12 外枠部材
13 蓋部材
14 カム部材
15 操作部材
16 段付きネジ
17 コネクト基板
50 撮像光学系
100 撮像装置(第1の実施の形態)
200 撮像装置(第2の実施の形態)
300 撮像装置(第3の実施の形態)
350 撮像装置(第3の実施の形態)
FPC フレキシブルプリント基板
Claims (13)
- 基板と、該基板に実装された撮像素子と、該撮像素子に当接する脚部が形成されると共に該撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系を前記撮像素子方向に付勢する弾性部材と、該弾性部材に抗して前記撮像光学系を光軸方向に変位させるカム部材と、を有する撮像装置において、
前記撮像光学系を構成する少なくとも1つの面に赤外光カットコーティングを施したことを特徴とする撮像装置。 - 前記赤外光カットコーティングを、前記撮像光学系を構成する光学部材のうち、前記撮像素子に最も近い光学部材に施したことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系を前記撮像素子方向に付勢する弾性部材と、該弾性部材に抗して前記撮像光学系を光軸方向に変位させるカム部材と、を有する撮像装置において、
前記撮像光学系を構成する光学部材の一部を、赤外光を透過させない材料を用いて形成したことを特徴とする撮像装置。 - 前記撮像光学系は、光学有効面以外の部位で前記撮像素子に当接する第1の当接部と、前記カム部材に当接する第2の当接部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第2の当接部が前記カム部材と当接していないときは、前記第1の当接部が前記撮像素子に当接していることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 前記第2の当接部と前記カム部材が当接し、前記第1の当接部が前記撮像素子に当接していないときは、前記撮像光学系は近接撮影の設定位置となることを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置。
- 前記撮像光学系と前記弾性部材を内包する外枠部材を有し、前記カム部材は前記外枠部材の外側に配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子に当接する脚部が形成されると共に被写体光透過部が形成された台座と、該台座に当接する当接部が形成され前記撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、を有し、
前記台座の被写体光透過部に赤外光カットコーティングを施したことを特徴とする撮像装置。 - 被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子に当接する脚部が形成されると共に被写体光透過部が形成された台座と、該台座に当接する当接部が形成され前記撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、を有し、
前記台座を、赤外光を透過させない材料を用いて形成したことを特徴とする撮像装置。 - 前記台座は、カム面が形成され、該カム面に前記撮像光学系の当接部が当接していることを特徴とする請求項8又は9に記載の撮像装置。
- 前記被写体光透過部の少なくとも一方の面が曲面であることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記撮像光学系は複数の光学部材で構成され、該光学部材は相互に当接していることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載の撮像装置を備えたことを特徴とする携帯端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003398829A JP2005045755A (ja) | 2003-05-30 | 2003-11-28 | 撮像装置及び該撮像装置を備えた携帯端末 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003154233 | 2003-05-30 | ||
JP2003192808 | 2003-07-07 | ||
JP2003193509 | 2003-07-08 | ||
JP2003398829A JP2005045755A (ja) | 2003-05-30 | 2003-11-28 | 撮像装置及び該撮像装置を備えた携帯端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005045755A true JP2005045755A (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=34279960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003398829A Pending JP2005045755A (ja) | 2003-05-30 | 2003-11-28 | 撮像装置及び該撮像装置を備えた携帯端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005045755A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007274453A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 撮像装置 |
JP2018106000A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | キヤノン株式会社 | 画像表示装置 |
JP2022021360A (ja) * | 2020-07-22 | 2022-02-03 | 大王製紙株式会社 | 衛生用薄葉紙収納容器 |
-
2003
- 2003-11-28 JP JP2003398829A patent/JP2005045755A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007274453A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 撮像装置 |
JP2018106000A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | キヤノン株式会社 | 画像表示装置 |
JP2022021360A (ja) * | 2020-07-22 | 2022-02-03 | 大王製紙株式会社 | 衛生用薄葉紙収納容器 |
JP7488144B2 (ja) | 2020-07-22 | 2024-05-21 | 大王製紙株式会社 | 衛生用薄葉紙収納容器 |
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