JP2005040602A - 被検体の周期的な運動を行なう部位の検査方法およびこの方法を実施するためのct装置 - Google Patents
被検体の周期的な運動を行なう部位の検査方法およびこの方法を実施するためのct装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】改善された空間分解能と共に、その都度の実際の心拍数に合わせられた当該心拍数にとって十分な時間的分解能を達成する。
【解決手段】電子計算装置31により、検出された放射線に対応し測定データとして利用される検出器システム2の出力データから、少なくとも周期的な運動を行なう被検体部位9の画像を求める。個数n≧1の相前後する運動サイクルから周期的な運動の同じ時相に関係するデータインターバルが取出され、データインターバルの長さは全体として1つの画像を求めるのに十分な少なくとも1つの再構成インターバルを生じる。検査実施中に、再構成インターバルのデータインターバルが取出される運動サイクルの個数nmaxが変えられる。周期的な運動の周波数が高い場合、低い周波数の場合よりも、再構成インターバルのデータインターバルが取出される運動サイクルの個数nmaxは大きく、再構成に使用されるデータインターバルの長さは短い。
【選択図】図5
【解決手段】電子計算装置31により、検出された放射線に対応し測定データとして利用される検出器システム2の出力データから、少なくとも周期的な運動を行なう被検体部位9の画像を求める。個数n≧1の相前後する運動サイクルから周期的な運動の同じ時相に関係するデータインターバルが取出され、データインターバルの長さは全体として1つの画像を求めるのに十分な少なくとも1つの再構成インターバルを生じる。検査実施中に、再構成インターバルのデータインターバルが取出される運動サイクルの個数nmaxが変えられる。周期的な運動の周波数が高い場合、低い周波数の場合よりも、再構成インターバルのデータインターバルが取出される運動サイクルの個数nmaxは大きく、再構成に使用されるデータインターバルの長さは短い。
【選択図】図5
Description
本発明は、種々の投影角で被検体を透過する放射線を発生する放射線源と、放射線源から出る放射線に対する検出器システムとを備える診断装置を用いた、周期的な運動の時相を含む一連の運動サイクルの形で周期的な運動を行なう被検体部位の検査方法であって、電子計算装置により、検出された放射線に対応する測定データとして利用される検出器システムの出力データから、少なくとも周期的な運動を行なう被検体部位の画像(例えば心臓の画像)を求める被検体の周期的な運動を行なう部位の検査方法に関する。
更に、本発明はこのような方法を実施するためのCT装置に関し、特に、周期的な運動を行なう部位を有する被検体を種々の投影角で透過する放射線を発生する放射線源と、放射線源から出る放射線に対する検出器システムと、検出器システムの出力データから断層像の制御、測定データ収集、測定データ処理および再構成を行うための電子計算装置と、個数n≧1の好ましくは相前後する運動サイクルから、周期的な運動の同じ時相に関係しかつ全体として1つの画像を求めるのに十分な少なくとも1つの再構成インターバルを生じる長さを有するデータインターバルを取出すプログラム手段とを備えたCT装置に関する。
更に、本発明はこのような方法を実施するためのCT装置に関し、特に、周期的な運動を行なう部位を有する被検体を種々の投影角で透過する放射線を発生する放射線源と、放射線源から出る放射線に対する検出器システムと、検出器システムの出力データから断層像の制御、測定データ収集、測定データ処理および再構成を行うための電子計算装置と、個数n≧1の好ましくは相前後する運動サイクルから、周期的な運動の同じ時相に関係しかつ全体として1つの画像を求めるのに十分な少なくとも1つの再構成インターバルを生じる長さを有するデータインターバルを取出すプログラム手段とを備えたCT装置に関する。
心臓のECG(心電図)制御されるCT多数行スパイラル撮影を行なうことは知られている。多数行スパイラルデータセットの取得中に、患者のECG信号が一緒に記録される。ECG信号は、後でCT画像を再構成する際に、使用者により選択可能な定められた心周期の時相において取得された測定データのみが各画像に寄与するように測定データを選択するために使用される。例えば、運動アーチファクトによって乱されない冠動脈画像を得るために、心拡張期の休止相における画像を再構成することが要求される。ECG信号における簡単な基準点としてR波の時間的位置を利用することができる。各CT画像については、先行するR波からの定められた相対的間隔(例えば、ECG信号におけるRRインターバルの継続時間の%で測定される。)を有する特定の時間ウィンドウにおいて取得されたデータだけを使用すべきである。
これに属する多数行スパイラル画像再構成をともなうこの種の撮影技術は公知である(例えば、特許文献1参照)。
撮像すべき被検体を有意義に再構成し得るためには、パラレルジオメトリにおいて少なくとも180°の再構成インターバルにわたる相前後する投影角αでの測定データセットが必要である(再構成インターバル[αmin,αmax]≧180°)。画像における所望の時間的分解能に依存して、全再構成インターバル[αmin,αmax]は、図1に示されているように、相前後する心周期においてその都度同じ心時相で撮影されたn個のデータインターバルからなる(図1において、ECGは心電図)。
CTスキャナの回転時間Trotが例えば500msecである場合に個別画像において50msecの時間的分解能を達成するためには、最善の場合、n=5個の相前後する心周期からなる36°毎に少なくともn=5個のデータインターバルが必要である。この場合に、スパイラル撮影中のz方向(z方向は患者の縦軸線の方向である。)へのテーブル送り速度vは、多数行検出器がn個の相前後する心周期の期間内に高々検出器全幅だけ先へ移動するように非常に小さく選ばれる。すなわち、その場合にのみ、再構成に必要なn個の心周期の期間内に被検体の各z位置が照射され、図2から明らかなように各z位置において画像再構成に必要な全ての測定データを取得することができる。
少ない心拍数の場合、これは非常に小さいテーブル送り速度を生じるので、患者の呼吸停止時間により与えられているスパイラル撮影のための通常の最大時間内に、z方向(スライス厚)における要求される分解能では不十分な被検体長しかカバーすることができない。70拍/分の心拍数の場合、n=5個の相前後する心周期は約4.3sec続く。z方向に1mmずつカバーする4個の検出器行(スライス厚1mm、検出器全幅D=4mm)を備えた多数行検出器を有するものとすると、検出器は、当然4.3secの時間内にちょうど4mm先へ移動する。従って、通常35secの呼吸停止相においては高々32mmをカバーすることができ、これは心臓の撮像のためには遥かに少なすぎる。呼吸停止相中にカバーすることのできる被検体長を大きくするためには、大きなスライス厚(検出器全幅D=4×1mm=4mmの代わりに、例えばスライス厚2.5mm、検出器全幅D=4×2.5mm=10mm)を選ぶか、または被検体の各z位置がn個(この場合n=5)の全ての心周期の期間中に照射されなければならないという条件を課せられる。定められたz位置において必要な測定データは、所謂よく知られたスパイラル補間法により画像平面から離れたところにある測定データから発生されなければならない。両者(大きなスライス厚、もしくは大きなピッチのスパイラル補間)においても、例えば冠動脈のような微細な被検体構造物の撮像にとって願わしくないz方向の鮮明度損失が生じる。良好な時間的分解能を有する画像が得られるが、しかし空間分解能の不十分である。
独国特許出願公開第19842238号明細書
本発明の課題は、改善された空間分解能が得られるように冒頭に述べた方法を構成し、かつこのような方法を実施するためのCT装置を提供することにある。
方法に関する課題は、本発明によれば、個数n≧1の好ましくは相前後する運動サイクルから、周期的な運動の同じ時相に関係するデータインターバルが取出され、データインターバルの長さは全体として、1つの画像を求めるのに十分な少なくとも1つの再構成インターバルを生じ、検査実施中に、再構成インターバルのデータインターバルが取出される運動サイクルの個数nmaxが変えられ、周期的な運動の周波数が高い場合、低い周波数の場合よりも、再構成インターバルのデータインターバルが取出される運動サイクルの個数nmaxは大きく、再構成に使用されるデータインターバルの長さは短いことによって解決される。
本発明は、例えば心臓の休止相において冠動脈を撮像するためには、あらゆる心拍数において無条件に常に最大限の時間分解能を得ることが必要であるというわけではなく、寧ろ画像再構成に使用できる比較的少ない心臓運動の時間ウィンドウが心拍数に依存する、すなわち低い心拍数に対しては大きくなり高い心拍数に対しては小さくなるという考えに基づいている。
本発明は、データインターバルすなわち運動サイクルの個数と、データインターバルの継続時間との適応性のある選定によって時間ウィンドウを考慮する。運動サイクルの個数およびデータインターバルの長さは周期的な運動の周波数に、再構成インターバルのデータインターバルの基をなす運動サイクルの個数が周期的な運動の周波数の上昇にともなって増加しかつデータインターバルの長さが周期的な運動の周波数の上昇にともなって短縮されるように整合させられる。とりわけ、運動サイクルの個数とデータインターバルの長さとの積は少なくともほぼ一定である。従って、定められた最大時間内、例えば呼吸停止時間内に十分な被検体長(例えば心臓)を、所望の良好な空間分解能および十分な時間的分解能で撮像することができる。それゆえ、全ての画像において微細構造物の撮像のために必要な空間分解能が生じ、それにもかかわらず、各画像は、その都度の局部的な心拍数、すなわちその都度の実際の心拍数に合わせられ当該心拍数にとって十分である時間的分解能を持つ。
上記パラメータの上述の如き適応性のある選定に関しては、心臓検査の場合、固定のテーブル送り速度vによるスパイラル撮影中に、従来のように各画像に対して固定の個数n(例えば常にn=5)の心周期が画像再構成に利用されるのではなく、寧ろデータインターバルの個数nmax、つまり画像再構成に利用される心周期の個数nmaxがスパイラル撮影中における心拍数に関連させられる。低い心拍数に対しては少ない個数のデータインターバルが使用され、心拍数が増大すると、より多数のデータインターバルが使用される。従って、本発明の場合に画像において達成可能な時間的分解能は心拍数に依存する。
本発明の変形によれば、局部的な運動周波数、つまり例えば局部的な心拍数が考慮される。局部的な心拍数とは、その都度観察される検査インターバルにおいて実際に存在する心拍数と解すべきである。
本発明の実施態様によれば、送り速度は一定である。この送り速度は、スパイラル撮影中に定められた時間の期間内に、例えば呼吸停止相の期間内に所望の空間分解能で関心ボリュームを走査することができるように選ばれる。送りは、本発明の変形によれば、nmax個の相前後する心周期の期間内に検出器が高々定められた距離だけ、最大で検出器全幅Dだけ先へ移動されるように選ばれる。
簡単に運動周波数、特に局部的な運動周波数を考慮することができるようにするためには、本発明の変形によれば、周期的な運動の周波数および/または時相を求めるために周期的な運動に相当する信号が取得され評価される。この信号は心臓検査の場合には検査される生体の心電図信号であってよい。
CT装置に関する課題は、本発明によれば、再構成インターバルのデータインターバルが取出される運動サイクルの個数nmaxを動作時の検査実施中に変えるプログラム手段が設けられ、周期的な運動の周波数が高い場合、低い周波数の場合よりも、再構成インターバルのデータインターバルが取出される運動サイクルの個数nmaxが大きく選らばれかつ再構成に使用されるデータインターバルの長さが短く選ばれることによって解決される。
とりわけ、CT装置は多数行検出器を有するスパイラルCT装置として構成され、このCT装置は周期的な運動の周波数および/または時相を検出する装置を有する。この装置は心臓検査の場合には心電図装置であってよい。
上述から、心臓のECG制御されるCT多数行スパイラル撮影に対する適応技術が得られる。画像再構成に利用される心周期の個数は局部的な心拍数に依存し、心拍数の上昇にともなって増加するので、このようにして予め与えられた最大時間にて所望のボリュームを一様に良好な空間分解能で、かつ心拍数の上昇にともなってますます改善される時間的分解能で撮像することができる。
以下において、添付の図面を参照しながら、本発明を更に詳細に説明する。
図1および図2は従来技術による方法を示すタイムチャート、
図3は本発明による方法を実施するために用いられるCT装置の概略図、
図4は図3によるCT装置の検出器ユニットの概略図、
図5は本発明による方法の動作態様を示すタイムチャートである。
図1および図2は従来技術による方法を示すタイムチャート、
図3は本発明による方法を実施するために用いられるCT装置の概略図、
図4は図3によるCT装置の検出器ユニットの概略図、
図5は本発明による方法の動作態様を示すタイムチャートである。
図3および図4には、診断装置、すなわち本発明による方法を実施するためのCT装置が示されている。
CT装置は、X線束18を送出するX線源1と検出器ユニット2とからなる測定ユニットを有する。検出器ユニット2は、システム軸線とも呼ばれる回転軸線6の方向に相前後する多数行の個別検出器EDからなり、各行はそれぞれ、例えば512個の個別検出器を有する。X線束18が出るX線源1の焦点は24で示されている。図示の実施例では人間の患者8である被検体は寝台用テーブル20上にあり、このテーブル20は環状ホルダ(所謂ガントリ)7の測定開口21を通して延びている。
検出器ユニット2は、図4によれば、最初の検出器行L1および最後の検出器行L4を有する。最初の検出器行L1と最後の検出器行L4との間には、図示のように1つ又は複数の別の検出器行L2〜L3を配置することができる。しかしながら、最初の検出器行L1と最後の検出器行L4だけが存在するのもよい(図示されていない)。
検出器行L1〜L4は、z方向に対して直角に、すなわち図4に鎖線で示されているシステム軸線6に対して直角に延びている。システム軸線の方向においてシステム軸線6に対して平行に見た検出器ユニット2の幅は、Dで示された検出器全幅である。
ホルダ7には、X線源1から出たX線束18が検出器ユニット2に当たるように、X線源1と検出器ユニット2とが互いに向かい合わされて取付けられている。ホルダ7は、システム軸線をなすCT装置のシステム軸線6の周りを回転可能に支持され、患者8の走査のためにシステム軸線6の周りを回転数uで回転する。高電圧発生装置22により駆動されるX線源1から出るX線束18が円形横断面の測定フィールド23を捕捉する。X線源1の焦点24は、システム軸線6上にある回転中心の周りに円形に湾曲させられた焦点軌道25上を移動する。
X線束18は患者8を透過し、検出器ユニット2に到着するX線が回転中に多数の投影角αにおいて検出され、検出器行L1〜L4毎の個別検出器の出力データが、その都度の投影角αに属するそれぞれ1つの投影にまとめられる。従って、各投影角αには検出器行L1〜L4の個数に相当する個数の投影が付属する。
更に説明するように複数のデータインターバルを含み得る再構成インターバルの期間内に撮影されて検出器ユニット2から電子計算装置31に達する投影を利用して、電子計算装置31が公知のアルゴリズムに基づいて被検体の断層像を再構成する。被検体、すなわち患者8の断層像を有意義に再構成し得るために、パラレルビームジオメトリにおいて少なくとも180°(π)に等しくかつファンビームジオメトリにおいて180°+βに等しくなければならない再構成インターバルにわたって広がっている相前後する投影角αにおける投影を撮影することが必要である。但し、βは図3示されファン角とも呼ばれるX線束18の開き角度である。
ホルダ7に付設された駆動装置26は、既に言及したように、ホルダ7を連続的に回転させるのに適している。更に、図3および図4に示されていない他の駆動装置が設けられている。この駆動装置は、一方では寝台用テーブル20、従って患者8と、他方で測定ユニット1,2を備えたホルダ7とを、システム軸線6の方向にテーブル送り速度vで相対的に移動させることを可能にする。
従って、公知のように、測定ユニット1,2を備えたホルダ7を連続的に回転させると同時に、システム軸線6の方向にテーブル送り速度vで寝台用テーブル20とホルダ7とを相対的に移動させることによって、スパイラル撮影の形で患者8の3次元範囲を走査することができる。
心臓の検査または心臓動作のリズムで運動させられる患者8の心臓近くにおける部位の検査を行なうために、CT装置は図3によれば更に公知の心電図(ECG)装置27を有し、この心電図装置27は、図3に1つだけ示され28の符号を付された電極を介して患者8に接続することができ、CT装置による患者8の検査に並行して患者8のECG信号を検出するのに役立つ。ECG信号に相当するとりわけディジタルデータが電子計算装置31に導かれる。
心電図装置27の電極は、この電極ができるだけ患者8の検査に影響を及ぼさないように患者8の体に取付けられている。
電子計算装置31には、CT装置の操作を可能にするキーボード29およびマウス30が接続されている。
動きを止めた患者8の部位が撮影されるべきである限り、投影の撮影にとって重要な問題は発生しない。これに対して、問題は、患者8の内部において例えば周期的に運動する部位の投影の撮影である。この種の周期的に運動する部位の例は図3に概略的に示されている人間の心臓9である。
人間の心臓9はよく知られているようにほぼ周期的に運動する。周期的な運動は一連の心周期を有し、これらの心周期のそれぞれは、運動相もしくは拍動相と、これに続く休止相もしくは弛緩相からなる。弛緩相は通常500〜800msの継続時間を持ち、拍動相は200〜250msの継続時間を有する。
ホルダ7の回転数uは通常毎分45〜120回転の範囲にある。従って、回転数uと心臓9の弛緩相の継続時間との比較によって、ホルダ7が心臓9の弛緩相において、135°(毎分45回転の際に500ms)と576°(毎分120回転の際に800ms)との間の範囲にある回転角γだけ回転することが容易に認められる。
回転数uが十分に高く選ばれるならば、ホルダ7は、心周期のその都度撮影すべき時相の期間中に、例えば休止相期間中に、必要な再構成インターバルよりも大きい角度だけ回転する。従って、心周期のその都度撮影すべき時相の期間中に、心臓の被撮影範囲の断層像を再構成するのに必要な投影を撮影することができる。
1つの完全な再構成インターバルに付属する投影を唯一の心周期の期間中に撮影することができないほど、心拍数が高すぎるかまたは心周期の撮影すべき時相が短すぎる場合、これは、多数の相前後する心周期のその都度撮影すべき時相の期間中に行われる。再構成インターバルは、異なる心周期に属する多数のデータインターバルから構成される。
既に述べたように、人間の心臓9の心電図が、スパイラル走査中に、心電図から人間の心臓9の心周期のその都度撮影すべき時相、例えば休止相13を求め得るために記録される。
次に、空間分解能を損なうことなしに画像のその都度の時間的分解能を心拍数の増大にともない必要なように高め得るために、本発明の場合、ECG信号が利用されることについて説明する。このために、電子計算装置は、一方ではECG信号を評価し、他方では相応の測定データからの評価結果に基づいて1つの心周期またはとりわけ複数の相前後する心周期から、周期的な運動の同じ時相に関係するデータインターバルを取出す。これらのデータインターバルの長さは全体として、1つの画像を求めるのに十分な少なくとも1つの再構成インターバルを生じる。しかも、電子計算装置は、心周期の個数nmaxおよびデータインターバルの長さを心拍数に、心周期の個数nmaxとデータインターバルの長さとの積がほぼ心拍数に依存しないように、つまり少なくともほぼ一定であるように整合させる。
本発明による方法に基づく検査を実施するために、スパイラル撮影中における寝台用テーブル20の一定のテーブル送り速度vは、z方向における所望の空間分解能(例えば、スライス厚1mm,4行検出器での検出器全幅D=4mm)にて呼吸停止相にある関心ボリュームをカバーし得るように選ばれる。例えばテーブル送り速度vがv=2mm/secであるならば、35秒間に70mmの区間をカバーでき、それにより冠動脈の重要範囲をカバーできる。
その場合に、nmax個の相前後する心周期の期間内に、高々定められた最大距離だけ、例えば検出器全幅Dだけ、検出器が先へ移動すべきであるという既述の条件が守られる。そのことから、テーブル送り速度vが固定であるので、各心拍数について、与えられた局部的な心拍数において画像再構成に利用することのできる相前後する心周期の最大個数nmaxが算定される。本例では、60(拍/分)以下の心拍数についてはnmax=1、60〜90(拍/分)の心拍数についてはnmax=2、90〜120(拍/分)の心拍数についてはnmax=3などが当てはまる。
従って、再構成されるべき各画像に対して、まず、一緒に記録されたECG信号から局部的心拍数が求められるように画像再構成が実施される。なお、局部的心拍数とは、データ取得時に、再構成されるべき画像のz位置のための測定データが取得された個所において、測定データ中に実際に存在した心拍数のことである。
本例において局部的な心拍数が60(拍/分)以下である場合、1つの心周期からの1つのデータセグメントのみが画像再構成に利用される。
ホルダ7の回転時間Trotが500msecである場合、この画像における時間的分解能は250msecである。これは、僅かな心拍数のおかげで、拡張相における撮像にとって十分である。
60〜90(拍/分)の心拍数の場合、この時間的分解能は十分でない。しかしながら、空間分解能の低下なしに2つの相前後する心周期を画像再構成に利用し、最善の場合には125msecの時間的分解能を得ることなどが可能である。
従って、本発明による画像再構成技術により、一様に良好な空間分解能と心拍数の上昇と共にますますより一層改善される時間的分解能とを有する画像が作成されることが明らかである。
本発明による動作態様が図5に示されている。図5によるタイムチャートにおいて、横軸に時間tが、縦軸に検出器行L1〜L4によって通過されるz位置が表示され、さらにECG信号が曲線で表わされている。
個々の検出器行L1〜L4に属するz位置の時間tに関する直線状の経過に基づいて明らかとなるように、テーブル送り速度vは一定である。更にECG信号のR波間の時間間隔T1〜T3に基づいて明らかとなるように、図示の例の場合には、55bpm(1分間当たりの心拍数、拍/分)から79bpmまで心拍数の上昇が起きている。
図5における最初の心周期の期間には前に説明したようにnmax=1が当てはまり、従って1つの画像の再構成に必要な全再構成インターバルRI1は、周期T1を有する心周期の期間内に全体として獲得され得る唯一のデータインターバルDIAのみを含むのに対して、これは次の心周期についてはもはや不可能である。
ここでは心拍数の上昇のためnmax=2が当てはまり、これは、次の画像の再構成インターバルRI2が2つのデータインターバルDIB,DICを含み、これらのうち一方は周期T1を有する第1の心周期の期間内に取得され、他方は図5に示された周期T2を有する第2の心周期の期間内に取得されたものである。
同様なことは再構成インターバルRI3を基礎にする次の画像に対しても当てはまる。この再構成インターバルRI3は2つのデータインターバルDIC,DIDを含み、第1のデータインターバルDICは周期T2を有する第2の心周期の期間内に取得され、第2のデータインターバルDIDは図5に示された周期T3を有する第3の心周期の期間内に取得されている。
心拍数が今後更に速まって、90bpmを超えるとすると、図示されていないやり方でnmax=3への移行が行なわれ、その結果、画像の再構成インターバルの基礎をなしているデータインターバルは3つの相前後する心周期に由来する。
従って、本発明による方法の場合、時間的分解能は好ましいことに心拍数の上昇にともなって同様に増大する。なぜならば、心拍数にnmaxを向きを付けて適応させる整合の過程において、画像の再構成の基礎をなしているデータインターバルがますます短くなるからである。前述の実施例から、作成された画像の空間分解能は影響を受けないことが明らかである。
図5に示されているように、心周期の特定相(例えば拡張期すなわち休止相)における3D画像の再構成のために、各心周期中にこの特定相に相当する時間間隔において撮影されたこの時相の投影のみが再構成に利用される。その時間間隔はECGの最後のR波から定められた遅れ時間Ddで始まる。
電子計算装置31が遅れ時間Ddおよび上記時間間隔の最大許容継続時間を次によって遡及的に求める。すなわち、電子計算装置31はRRインターバルTRRの継続時間の平均値を予め選択可能な個数の先行RRインターバルから算出し、これから遅れ時間Ddおよび上記時間間隔の継続時間をこの平均値の予め選択可能なパーセント率または一部分として求める。代替として、遅れ時間Ddおよび上記時間間隔の継続時間は、例えばミリ秒(msec)での時間長として選択することもできる。
電子計算装置31は、予め選択可能な個数の先行RRインターバルから求められるRRインターバルTRRの継続時間の平均値を考慮しながら、テーブル送り速度vを、再構成インターバルRIもしくはデータインターバルDIの期間中に行なわれるシステム軸線6方向への寝台用テーブル20の移動、すなわちシステム軸線6方向への測定ユニット1,2と患者8との相対的な相互移動が検出器全幅D(図4参照)を上回らないように調整する。従って、相前後する再構成インターバルRIもしくはデータインターバルDIによってカバーされる患者8の範囲はシステム軸線6の方向にカバーされ、特別な場合にはすき間なく互いに隣接する。従って、患者8のシステム軸線方向に走査されるボリューム全体はすき間なく断層像によってカバーされる。
ECG信号の代わりに、心周期のその都度存在する時相に関する情報、例えば心壁運動または聴診器の心拍動解析を与える他の生理学的なパラメータもしくは信号を使用することもできる。
本発明は以上においては心臓の検査の例で説明されている。しかしながら、周期的に運動する他の身体部位も本発明による方法により検査することができる。
本発明の以上の説明に関連して、第3世代のCT装置、すなわちX線源および検出器ユニットが画像作成中に共通にシステム軸線の周りを移動させられるCT装置が使用される。しかしながら、本発明は、他の世代のCT装置、例えばX線源のみがシステム軸線の周りを移動させられ固定のリング状検出器と協動する第4世代のCT装置に関連しても使用することができる。
本発明は、コンピュータ断層撮影法のほかに、透過する放射線で動作する他の画像形成法に使用することもできる。
本発明は以上においては医療用途に基づいて説明された。しかしながら、本発明は医療用途以外にも応用することができる。
1 X線源
2 検出器ユニット
3,4,5 検出器行
6 システム軸線、回転軸線
7 ホルダ
8 患者
9 心臓
18 X線束
20 患者テーブル
21 測定開口
23 測定フィールド
24 焦点
25 焦点軌道
26 駆動装置
27 心電図
28 電極
29 キーボード
30 マウス
31 電子計算装置
α 投影角
β ファン角
D 検出器全幅
ED 個別検出器
2 検出器ユニット
3,4,5 検出器行
6 システム軸線、回転軸線
7 ホルダ
8 患者
9 心臓
18 X線束
20 患者テーブル
21 測定開口
23 測定フィールド
24 焦点
25 焦点軌道
26 駆動装置
27 心電図
28 電極
29 キーボード
30 マウス
31 電子計算装置
α 投影角
β ファン角
D 検出器全幅
ED 個別検出器
Claims (11)
- 種々の投影角で被検体を透過する放射線を発生する放射線源と、放射線源から出る放射線に対する検出器システムとを備える診断装置を用いた、周期的な運動の時相を含む一連の運動サイクルの形で周期的な運動を行なう被検体部位の検査方法であって、
電子計算装置により、検出された放射線に対応し測定データとして利用される検出器システムの出力データから、少なくとも周期的な運動を行なう被検体部位の画像を求める被検体の周期的な運動を行なう部位の検査方法において、
個数n≧1の好ましくは相前後する運動サイクルから、周期的な運動の同じ時相に関係するデータインターバルが取出され、データインターバルの長さは1つの画像を求めるのに十分な少なくとも1つの再構成インターバルを生じ、
検査実施中に、再構成インターバルのデータインターバルが取出される運動サイクルの個数nmaxが変えられ、
周期的な運動の周波数が高い場合、低い周波数の場合よりも、再構成インターバルのデータインターバルが取出される運動サイクルの個数nmaxは大きく、再構成に使用されるデータインターバルの長さは短いことを特徴とする被検体の周期的な運動を行なう部位の検査方法。 - 運動サイクルの個数nmaxおよびデータインターバルの長さは周期的な運動の周波数に、運動サイクルの個数nmaxとデータインターバルの長さとの積が少なくともほぼ一定であるように整合させられることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 放射線源は測定データを取得するためにシステム軸線の周りを回転可能であり、データインターバルの長さは180°以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
- 放射線源は測定データを取得するためにシステム軸線の周りを回転可能であり、再構成インターバルの長さは180°以上であることを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載の方法。
- 個数nmaxを求めるために、運動の実際の周波数が利用されることを特徴とする請求項1乃至4の1つに記載の方法。
- 測定データの取得中に、一方では放射線源および検出器システムと他方では被検体との間でシステム軸線の方向への送りが生じさせられ、送りが行なわれる送り速度は一定であることを特徴とする請求項1乃至5の1つに記載の方法。
- 測定データの取得中に、一方では放射線源および検出器システムと他方では被検体との間でシステム軸線の方向への送りが生じさせられ、運動サイクルの前記個数の間における送りはシステム軸線の方向への検出器システムの幅に高々等しいことを特徴とする請求項1乃至6の1つに記載の方法。
- 周期的な運動の周波数および/または時相を求めるために周期的な運動に相当する信号が取得され評価されることを特徴とする請求項1乃至7の1つに記載の方法。
- 生体の心臓が検査され、心臓の周期的な運動に相当する信号として生体の心電図が用いられていることを特徴とする請求項1乃至8の1つに記載の方法。
- 周期的な運動を行なう部位を有する被検体を種々の投影角で透過する放射線を発生する放射線源と、放射線源から出る放射線に対する検出器システムと、検出器システムの出力データから断層像の制御、測定データ収集、測定データ処理および再構成を行うための電子計算装置と、個数n≧1の好ましくは相前後する運動サイクルから、周期的な運動の同じ時相に関係しかつ1つの画像を求めるのに十分な少なくとも1つの再構成インターバルを生じる長さを有するデータインターバルを取出すプログラム手段とを備えたCT装置において、
再構成インターバルのデータインターバルが取出される運動サイクルの個数nmaxを検査実施中に変える別のプログラム手段が設けられ、周期的な運動の周波数が高い場合、低い周波数の場合よりも、再構成インターバルのデータインターバルが取出される運動サイクルの個数nmaxは大きく選ばれ、再構成に使用されるデータインターバルの長さは短く選ばれることを特徴とするCT装置。 - 請求項2乃至9の1つに記載の方法を実施するプログラム手段が設けられていることを特徴とする請求項10記載のCT装置。
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