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JP2005039667A - データ送受信システム、データ受信装置、データ送信装置及びデータ送受信方法 - Google Patents

データ送受信システム、データ受信装置、データ送信装置及びデータ送受信方法 Download PDF

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京 寺沢
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豪 加納
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Abstract

【課題】複数のコンテンツデータからなる複合データを種類毎にパッケージデータに分離して順次送信するシステムにおいて受信側における再生パッケージデータの選択の自由度を向上する。
【解決手段】放送システム1における受信端末3は、端末プロファイルとデータIDとの対応表を作成することで受信端末3にて受信可能なコンテンツデータを選別する。例えば、音声データが選択されていれば、音声復号回路41に送られて復号され、スピーカ44L、44Rから出力される。また、動画及び静止画のうち動画像データが選択されていれば、他の映像コンテンツに関するパッケージデータは破棄されて、動画復号回路36にて復号されて表示部41に表示される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、動画データ、静止画データ、音声データ、テキストデータを含む各種データを送受信するデータ送受信方法及びデータ送受信システムと、このシステムにて使用されるデータ受信装置及びデータ送信装置に関する。
従来のアナログ信号を送信するラジオ放送では、FM文字多重放送のように文字データを送信できる場合もあるが、放送波の周波数帯域が狭いため、送信できるデータは主として音声信号にとどまっていた。これに対して、近年、デジタル信号を送信する送信システムが登場し、周波数帯域を拡げなくとも音声データや文字データのほかに動画データや静止画データを送信することができるようになってきた。ただし、ここでの動画データとは、デジタルテレビ放送で放送されるような動画データではなく、テレビ放送ほどの画質を求めない比較的容量の小さいデータを指す。
このように複数データで構成されたマルチメディアコンテンツを番組として放送する場合には、例えば、BML(Broadcast Markup Language)やその他のデータ放送専用記述言語等を用いてデータの表示形式等を記述して放送している。このとき、受信したマルチメディアコンテンツに含まれる複数データのデータ形式に対応した受信端末であれば、提供側で制作した番組の内容が再生できることになる。しかし、受信端末全てを所定のデータ形式に対応させるようにし、また各受信端末にある程度統一された機能を備えることが必要になり、この場合、受信端末の仕様の多様化やデータ形式の追加変更が困難になることが予想される。
そこで、全ての受信端末の仕様が統一されていなくてもよく、受信端末毎に受信したマルチメディアコンテンツに含まれる複数データのうち使用するデータをそうでないデータとの設定を変更可能とすることで、受信端末毎にデータの表示方法を変更できるようにした放送システムが提案されている(特許文献1参照。)。この特許文献1に記載の技術では、番組をデータの種類に応じて複数のパッケージデータに分割し再生するパッケージデータと破棄するパッケージデータとが選別されるようになっている。
特開2002−330110号公報
上記特許文献1に記載されたシステムは、コンテンツをパッケージ化して提供し、受信端末に予め設定されたフィルタ制御テーブルに応じてパッケージデータが選別されるため、受信端末の機能をある程度統一化しなくとも受信端末によらないコンテンツの再生ができるという利点があるが、パッケージデータとして纏められたコンテンツは、異なる種類のものばかりではなく、例えば、同じ音楽コンテンツであるが圧縮形式が異なるため、別パッケージとして送信されることがある。このような場合、同じ音楽コンテンツをどのデータ形式で受け取ることができるかは、受信端末がこれらの形式に対応しているか否かによるものであって受信端末の機能差ということになるが、実際にはパッケージ毎の選別が主体となっていた。すなわち、従来のシステムでは、受信端末の性能(仕様)差を完全に考慮しているとは言えなかった。
そこで本発明は、上述した従来の実情に鑑みて提案されたものであり、複数のコンテンツデータからなる複合データを種類毎にパッケージデータに分離して、このパッケージデータを順次送信するシステムにおいて、受信側における再生パッケージデータの選択の自由度を向上するデータ送受信システム、このデータ送受信システムに適用されるデータ受信装置及びデータ送信装置を提供することを目的とする。
そのため、本発明に係るデータ送受信システムは、コンテンツデータを区別する情報を付加して複合データをデータの種類毎に分割してパッケージデータを生成するパッケージデータ生成手段と、生成されたパッケージデータを送信するパッケージデータ送信手段とを備えるデータ送信装置によって、複数のコンテンツデータからなる一連の複合データをデータの種類毎に分割して送信し、パッケージデータを受信するパッケージデータ受信手段と、自身が受信可能なデータに関する情報のリストを記憶した記憶手段と、パッケージデータ受信手段にて受信したパッケージデータから記憶手段に記憶された受信可能なデータを選択し抽出する受信データ選択制御手段と、選択して受信したコンテンツデータを再生する再生手段とを備えるデータ受信装置によって、分割されたデータを受信側にて選別して受信するようにした。
また、本発明に係るデータ送受信方法は、データ送信側にて各コンテンツデータを区別する情報を付加して複合データをデータの種類毎に分割してパッケージデータを生成し、データ受信側にてパッケージデータ受信工程にて受信したパッケージデータから自身が受信可能なデータに関する情報のリストを記憶した記憶手段に記憶された受信可能なデータを選択し抽出するようにした。
特に、データ受信装置は、選択して受信したコンテンツデータのうち再生手段にて再生するコンテンツデータをさらに選択する再生コンテンツ選択手段を備え、受信データ選択制御手段は、再生コンテンツ選択手段にて選択されたコンテンツデータに基づいて記憶手段に記憶されたリストを更新し、該リストに含まれたコンテンツデータを選択し抽出することが好ましい。
また、データ受信装置における再生手段として動画及び静止画データを表示する表示手段と、音声データを出力する音声出力手段とを用意し、再生コンテンツ選択手段にて表示手段におけるコンテンツデータの表示割り当て、或いは音声出力手段における音声出力の割り当てを選択するようにもできる。
このとき、データ送信装置にて付加される各コンテンツデータを区別する情報、及びデータ受信装置にて記憶された受信可能なデータに関する情報に、コンテンツ名又はコンテンツデータの符号化復号化形式を含ませるとよい。
本発明に係る放送システムによれば、送信側にて、複合データをデータの種類毎に分割してコンテンツデータを区別する情報を付加しパッケージデータとして送信し、受信側にて、受信したパッケージデータから記憶手段に記憶された受信可能なデータに関する情報のリストに対応するデータを選択し抽出するようにしたことにより、受信側における再生パッケージデータの選択の自由度が向上できる。これにより、データ受信装置の仕様が多岐に亘ってもデータ送信装置側では、その仕様を配慮することなく複合データを編成できるため、複合データの編成に要するコストを削減できるという利点も生じる。
本発明の具体例として示すデータ送受信システムは、送信側にて複数のコンテンツデータから番組データを構成して、さらに番組データをデータの種類毎に分割して送信し、送信されたデータを受信側にて選別して受信・再生するようにした放送システムである。
ここでは、特に番組コンテンツデータをディジタル信号として送信するディジタルラジオ放送の場合であって、データ送信装置としての放送局では、この番組データを構成する各コンテンツデータを区別する情報としてデータIDを付加してパッケージデータに分割している。
一方、データ受信装置としての受信端末は、音楽データや映像データを再生する機能を備えており、自身が受信可能なデータに関する情報のリストを記憶している点が特徴である。受信端末は、受信したパッケージデータからリストに基づいて受信可能なデータを選択し抽出し、抽出したコンテンツデータのうち再生するコンテンツデータがユーザによって選択可能になっている。受信端末は、再生を指示されたコンテンツデータに基づいてリストを更新することにより、抽出するコンテンツデータを選別できる。
ここで、データIDには、コンテンツ名やコンテンツデータの符号化復号化形式に関する情報が含まれている。また、データIDにて区別されるコンテンツデータの種類に応じて、動画及び静止画データ等を表示する表示部や音声出力部の表示設定、出力設定を変更することもできる。例えば、表示部を区切って動画データ用のパッケージデータと静止画データ用のパッケージデータとを両方表示したり、右スピーカにて主音声(日本語)用のパッケージデータ、左スピーカにて副音声(英語)用のパッケージデータを出力したりできる。
以下、本発明の具体例として示す放送システム1について、図面を参照して詳細に説明する。
放送システム1は、図1に示すように、放送局におけるデータ送信装置2と受信端末3とを備え、データ送信装置2からディジタル信号として配信される番組データが受信端末3にて受信されるようになっている。図1には、受信端末3が1つ示されているのみであるが、実際には、受信端末は複数存在している。受信端末には様々なタイプがあり、据置型のステレオセットに組み込まれるタイプ3a、車載ステレオ組込型3b、携帯型専用端末3c等があげられる。受信端末は、少なくとも図2にて説明する基本構成を備えている必要があるが、再生可能なデータ種類は、この受信端末の性能によって決定される。
本具体例は、データ送信装置2より送信されたコンテンツデータのなかから受信するコンテンツデータ、或いは受信したデータのなかからさらに再生するコンテンツデータを受信端末の性能によって選択できるようにした点を特徴としている。
続いて、図2に放送局のデータ送信装置2と受信端末3の具体的な構成を説明する。データ送信装置2は、番組素材10が蓄積される素材蓄積部21と、素材を編成して番組を構成する番組編成部22と、番組編成部22にて制作された番組を送信用のパッケージデータに分割するパッケージデータ生成部23と、パッケージデータに対してデータを区別するためのデータIDを記述するデータID記録部24と、パッケージデータを送信する送信部25とを備えている。
素材蓄積部21は、番組を構成するコンテンツデータのもとになる素材が蓄積されている。番組素材10とは、動画や静止画等の画像、音声や音楽、文字等である。これら番組素材10は、番組編成部22においてコンテンツデータとして用いられて1つの番組として編成される。そのためデータ送信装置2は、図示しないが番組素材10を入力し番組蓄積部21に蓄積するための構成を備える。また、これら各構成の動作は、図示しない制御部によって統括制御されている。
番組編成部22は、番組蓄積部21から番組素材10を抽出し、放送用番組を編成している。したがって、ここで番組データは、各素材から制作した複数のコンテンツデータを複合して構成されたものになる。
パッケージデータ生成部23は、上述した番組データをデータの種類毎に分割してパッケージデータを生成しており、このとき、データID記録部24によって各パッケージデータにコンテンツデータを区別するための情報としてのデータIDが付加される。例えば、動画データ、静止画データ、音声データ、文字(テキスト)データ、プログラムデータをそれぞれ1つのパッケージとして分割する。したがって、データIDとは、後段にて詳説するが、そのコンテンツデータ或いは番組素材の種類を示すIDであって、このIDにて区別されるデータの圧縮符号化情報に対応している。また、このほかにコンテンツデータの名称等のようにコンテンツの分類をユーザに直接知らしめる情報が含まれてもよい。
このように、データ送信装置2は、送信部25に対して番組データを送る際、1データとしてではなく複数のパッケージデータに分割し、一連のパッケージデータ群として送っている。送信部25では、これらパッケージデータ群を伝送用のパケットデータに変換して送信している。
ここで、データ送信装置2より送信される送信データについて、図3を用いて説明する。生成されたパッケージデータは、送信部25にて、ヘッダを含めた所定のデータ長を有する伝送用パケットデータP、P、・・・に変換され、所定の周期Tにて外部に送信される。伝送用パケットデータは、ヘッダHに続いてパッケージデータ領域D、D、D、・・・が所定サイズにて設けられている。
送信パケットのヘッダHには、伝送用パケットデータPのサイズ、時間情報等が記述されている。また、パッケージデータ領域は、さらにこのパッケージデータの圧縮符号化情報(コーデック情報)、コンテンツ名称等のコンテンツ情報記述領域、実データ記述領域等を備えている。データ記述領域は可変長であるが、1コンテンツデータが1パケットデータにて完結しない場合には、複数のパケットデータに分割された複数のパッケージデータに亘って記述される。ただし、ここでデータID、コーデック情報、コンテンツ情報等は、予め定義しておくもの、若しくはヘッダに記述されているものとし、ここに記述される情報とそれが意味するところは、受信端末においても既知であるとする。
続いて、受信端末3について説明する。図2に示す受信端末3は、データ送信装置2にて送信されたパッケージデータを受信するための構成として、アンテナ31、チューナ回路32、伝送路復号回路33を備えている。また、受信端末3は、自身が受信可能なデータに関する情報のリストを記憶するリスト記憶部34と、ここに記憶されたリストと送信されたパッケージデータのデータIDとを対応付けた対応テーブルを記憶する対応テーブル記憶部35とを備えており、リスト記憶部34に記憶されたリストと送信されたパッケージデータのデータIDとを対応付けた対応テーブルに基づいて受信可能なデータを抽出するパッケージフィルタ36を備えている。受信端末3は、さらに上記パッケージフィルタ35によって取り出されたコンテンツデータの再生手段として、それぞれのデータを復号するための動画復号回路37、静止画復号回路38、テキスト復号回路39、表示部41、表示部41を駆動する表示ドライバ40を備えている。音声データを出力するための構成としては、音声復号回路42、D/A変換回路43、アンプ44L(44R)、スピーカ45L(45R)を備えている。これらは、CPU、CPUにて実行されるプログラムが記憶されたROM、作業領域としてのRAMからなる制御部46によって統括管理されている。また、表示部41に表示されるGUI等にしたがって、この受信端末3に対してユーザが選択操作可能な操作入力部47が設けられている。
ところで、受信端末3は、図1に示したように、表示できるデータ形式(コーデック)の種類、サイズ等といった表示能力やスピーカ性能が各端末の性能によって異なっているのが一般的である。例えば、表示部41の設定として、図4に示すように、予め半面を動画像データ及び静止画データを表示する領域とし、半面をテキストデータを表示する領域とするといったように決められているため、動画像データと静止画像データとは同時に表示できないといった再生デバイスの設定上の制約が与えられている場合もある。
そこで、本具体例における受信端末3は、対応しているデータ形式やコーデック情報、つまり自身の性能をコンテンツデータに対応付けてリストとしてリスト記憶部34に記憶している。以下、このリストを端末プロファイルと記す。
端末プロファイルは、この放送システム1において送信される複数のコンテンツデータ(パッケージデータ)に対して、この受信端末3が対応しているか否かを示したものであって、例えば、画像データであれば、動画像データを復号し表示できるか、静止画データを復号し表示できるか、また、テキストデータを復号し表示できるかということを表している。これは、表示部における表示のしかた、つまりこの受信端末3の表示性能にも関連する。
図5に受信端末3の端末プロファイルを示す。ここでは、スピーカ45、表示部41等の再生デバイスに対して再生できるデータ種類が対応付けて示されている。すなわち、受信端末3では、MPEG動画及びJPEG静止画を表示できる表示部であること、また一画面として表示可能であること、テキストデータは、ASCIIテキスト形式にのみ対応していること、スピーカは、AAC対応であって1音源のみを再生可能であるという端末プロファイルになっている。
一方、この放送システム1において、データ送信装置2にて送信されている番組データのパッケージデータリストは、図6に示すようになっている。このパッケージデータのコーデック情報、及びこのパッケージデータに格納されているコンテンツデータの名称等がデータ種類毎に予め決められたデータIDに対応している。ここには、受信端末3では受信できないデータも含まれている。
受信端末3におけるパッケージフィルタ36は、制御部46に制御されて、例えば、最初に放送波を受信した際、図5に示した端末プロファイルと図6に示した番組データのパッケージデータリストとを対応付けて対応テーブルを作成し、対応テーブル記憶部35に記憶する。
このとき作成される対応テーブルを図7に示す。対応テーブルには、この受信端末3が対応しているデータ形式等に応じて、番組データのうち受信可能なデータがデータIDにて対応付けられている。すなわち、この受信端末3は、表示部41にてMPEG動画及びJPEG静止画を表示できるので配信される番組データのうち対応するパッケージデータのデータIDは、ID1、ID5、ID7であり、スピーカは、AAC対応であって1音源のみを再生可能であるので対応するパッケージデータのデータIDは、ID2とID6であり、テキストデータは、ASCIIテキスト形式にのみ対応しているので対応するパッケージデータのデータIDは、ID4である。なお、データID3のパッケージデータ(主動画)と、ID8のパッケージデータ(アルバム曲)は再生できないデータとして分類されている。このように、本具体例として示す放送システム1における受信端末3は、端末プロファイルとデータIDとの対応表を作成することで、データIDに対応するパッケージデータの再生可能不可能が選択される。
したがって、放送システム1では、データ送信装置2より送信された放送波は、アンテナ31、チューナ32、伝送路復号回路33を経て、デジタル信号化されたデジタル信号データは、後述するパッケージフィルタ35を経由し、このとき端末プロファイルとの対応によって、受信可能なコンテンツデータが選別される。例えば、音声データが選択されていれば、音声復号回路41に送られて復号され、スピーカ44L、44Rから出力される。また、動画及び静止画のうち動画像データが選択されていれば、他の映像コンテンツに関するパッケージデータは破棄されて、動画復号回路36にて復号されて表示部41に表示される。このとき受信端末3が動画データとテキストデータ等の複数の画像要素を表示できる場合、表示ドライバにて、例えばOSD(On Screen Display)技術といった画像合成手法を用いて、これら複数の画像データが合成される。
本具体例の放送システム1では、上述したように受信端末3の機能に応じて受信可能なパッケージデータを対応テーブルとして記憶する処理と、この対応テーブルに記録された受信可能なパッケージデータのうち、さらに実際にパッケージフィルタ36にて抽出し再生するパッケージデータを選択する処理とがある。
ユーザは、図7に示した対応テーブルからさらに番組によって異なるデータ種類やコンテンツ名に応じて、再生するパッケージデータを選択することができる。例えば、ある番組にて配信されるパッケージデータであって、受信端末3にて受信可能なパッケージデータのうちデータID1のパッケージデータによってスタジオ風景が配信され、データID5のパッケージデータによってアーティスト紹介の映像が配信され、データID7のパッケージデータによってアルバムジャケットの映像が配信されている場合について説明する。
この場合、操作入力部47におけるユーザからの操作入力で表示部41に表示される画面(GUI)によって、図8に示す番組データを受信した際に再生デバイスを設定するモードが表示できる。この画面にて、その番組データ特有の再生デバイスの設定が選択できる。ユーザは、この画面においてパッケージデータ群として配信される番組データのなかから、図9に示す実際に再生するパッケージデータのテーブル(フィルタテーブルと記す。)を決定することができる。なお、ここでは、受信端末が対応していても、ユーザの設定によりパッケージデータを敢えて再生しないようにもできる。
以下、図10を用いて、受信端末3におけるパッケージデータのフィルタリング処理を説明する。
受信端末3は、前処理(ステップS1)として、最初に放送波を受信した際に、図5に示した端末プロファイルと図6に示した番組データのパッケージデータリストとを対応付けて対応テーブルを作成し、対応テーブル記憶部35に記憶する。ここで、例えば、ユーザによる再生デバイスを設定するモードへの切換操作等により、フィルタテーブルの設定方法としては、受信端末3は、対応テーブルを利用して上述したように図8に示すデータIDの設定画面を表示する。このとき、データIDを表示するのではなく、データID対応テーブルに定義されたコンテンツ名称、コーデック情報等を利用してもよい。ユーザがこの画面にてデータIDを選択するとフィルタテーブルが作成される。
次に、ステップS2として、番組データを受信する毎に伝送用パケットデータのヘッダを受信し、さらにステップS3としてパッケージデータからデータIDを取得する。この受信端末3は、ステップS4において、このデータIDがフィルタテーブルにあるか否かを判別する。
続くステップS5において、フィルタテーブルにあげられたパッケージデータを取得する。ステップS6にて抽出したパッケージデータの再生処理を行う。ステップS7では、伝送用パケットデータを全て受信したか否か判別し、受信できた場合は、ステップS2に戻って、次のパケットデータについて同様の処理を行う。
上述したように、この放送システム1では、放送局にて配信される番組データのうちユーザが再生を希望するパッケージデータが受信端末の制約の許す範囲内で自由に選択できる。
本発明は、ディジタルラジオ放送に限らず、送信側にて複数形式のデータを複合して多重化して送信するような放送システムであれば適用することができる。例えば、ラジオ放送、テレビ放送、またいわゆるインターネットを用いたコンテンツ配信のような広義のデータ送受信システムのほか、ホームネットワークシステムのような狭義のシステムに対しても適用できる。
このとき送信側では、各データにデータを区別するためのデータIDを含ませる。また、受信側では送信されるデータのうち自身の機能に対応するデータ形式をリストとして保持しておく。そして、受信側にて、このリストと受信データとの対応関係に基づいて再生可能なデータを選別すればよい。選別されたデータのなかからさらに受信端末の性能とユーザの趣向に応じて受信するデータのリストを更新できるようにすれば、送信されるコンテンツデータの選択の自由度がより向上する。
本発明の具体例として示す放送システムの概略を説明する図である。 上記放送システムにおけるデータ送信装置及び受信端末を説明する構成図である。 上記放送システムにて伝送される伝送用パケットデータのデータ構成を説明する模式図である。 上記放送システムにおける受信端末の表示部の表示割り当てを説明する模式図である。 受信端末の端末プロファイルを説明する図である。 データ送信装置にて送信されている番組データのパッケージデータリストを説明する図である。 図5に示す端末プロファイルと図6に示す番組データのパッケージデータリストとから作成される対応テーブルを説明する図である。 番組データを受信した際に表示部に表示される画面(GUI)を説明する模式図である。 実際に再生するパッケージデータのテーブル(フィルタテーブル)を説明する図である。 受信端末におけるパッケージデータのフィルタリング処理を説明する図である。
符号の説明
1 放送システム、 2 放送局、 3 受信端末、
10 番組素材、 21 素材蓄積部、 22 番組編成部、
23 パッケージデータ生成部、 24 データID記録部、25 送信部
31 アンテナ、 32 チューナ回路、 33 伝送路復号回路、
34 リスト記憶部、 35 パッケージフィルタ、 36 動画復号回路、
37 静止画復号回路、 38 テキスト復号回路、 39 表示ドライバ、
40 表示部、 41 音声復号回路、 42 D/A変換回路、
43 アンプ、 44 スピーカ

Claims (14)

  1. 送信側にて複数のコンテンツデータからなる一連の複合データをデータの種類毎に分割して送信し分割されたデータを受信側にて選別して受信するデータ送受信システムにおいて、
    各コンテンツデータを区別する情報を付加して上記複合データをデータの種類毎に分割してパッケージデータを生成するパッケージデータ生成手段と、
    上記生成されたパッケージデータを送信するパッケージデータ送信手段とを備えるデータ送信装置と、
    上記パッケージデータを受信するパッケージデータ受信手段と、
    自身が受信可能なデータに関する情報のリストを記憶した記憶手段と、
    上記パッケージデータ受信手段にて受信したパッケージデータから上記記憶手段に記憶された受信可能なデータを選択し抽出する受信データ選択制御手段と、
    上記選択して受信したコンテンツデータを再生する再生手段とを備えるデータ受信装置と
    からなることを特徴とするデータ送受信システム。
  2. 上記データ受信装置は、上記選択して受信したコンテンツデータのうち再生手段にて再生するコンテンツデータをさらに選択する再生コンテンツ選択手段を備え、
    上記受信データ選択制御手段は、上記再生コンテンツ選択手段にて選択されたコンテンツデータに基づいて上記記憶手段に記憶されたリストを更新し、該リストに含まれたコンテンツデータを選択し抽出することを特徴とする請求項1記載のデータ送受信システム。
  3. 上記データ受信装置における上記再生手段は、動画及び静止画データを表示する表示手段と、音声データを出力する音声出力手段とを有し、
    上記再生コンテンツ選択手段は、上記表示手段における上記コンテンツデータの表示割り当て或いは音声出力手段における音声出力の割り当てを選択することを特徴とする請求項2記載のデータ送受信システム。
  4. 上記データ送信装置にて付加される各コンテンツデータを区別する情報、及び上記データ受信装置にて記憶された受信可能なデータに関する情報には、コンテンツ名が含まれることを特徴とする請求項1記載のデータ送受信システム。
  5. 上記データ送信装置にて付加される各コンテンツデータを区別する情報、及び上記データ受信装置にて記憶された受信可能なデータに関する情報には、コンテンツデータの符号化復号化形式が含まれることを特徴とする請求項1記載のデータ送受信システム。
  6. 複数のコンテンツデータからなる一連の複合データをデータの種類毎に分割して受信機器に送信するデータ送信装置において、
    各コンテンツデータを区別する情報を付加して上記複合データをデータの種類毎に分割してパッケージデータを生成するパッケージデータ生成手段と、
    上記生成されたパッケージデータを送信するパッケージデータ送信手段と
    を備えることを特徴とするデータ送信装置。
  7. 上記付加される各コンテンツデータを区別する情報には、コンテンツ名が含まれることを特徴とする請求項6記載のデータ送信装置。
  8. 上記付加される各コンテンツデータを区別する情報には、コンテンツデータの符号化復号化形式が含まれることを特徴とする請求項6記載のデータ送信装置。
  9. 複数のコンテンツデータからなる一連の複合データが各コンテンツデータを区別する情報を付加してデータの種類毎にパッケージデータとして分割されたデータを受信するデータ受信装置において、
    上記パッケージデータを受信するパッケージデータ受信手段と、
    自身が受信可能なデータに関する情報のリストを記憶した記憶手段と、
    上記パッケージデータ受信手段にて受信したパッケージデータから上記記憶手段に記憶された受信可能なデータを選択し抽出する受信データ選択制御手段と、
    上記選択して受信したコンテンツデータを再生する再生手段とを備えることを特徴とするデータ受信装置。
  10. 上記データ受信装置は、上記選択して受信したコンテンツデータのうち再生手段にて再生するコンテンツデータをさらに選択する再生コンテンツ選択手段を備え、
    上記受信データ選択制御手段は、上記再生コンテンツ選択手段にて選択されたコンテンツデータに基づいて上記記憶手段に記憶されたリストを更新し、該リストに含まれたコンテンツデータを選択し抽出することを特徴とする請求項9記載のデータ受信装置。
  11. 上記データ受信装置における上記再生手段は、動画及び静止画データを表示する表示手段と、音声データを出力する音声出力手段とを有し、
    上記再生コンテンツ選択手段は、上記表示手段における上記コンテンツデータの表示割り当て或いは音声出力手段における音声出力の割り当てを選択することを特徴とする請求項10記載のデータ受信装置。
  12. 上記各コンテンツデータを区別する情報、及び上記記憶手段に記憶された受信可能なデータに関する情報には、コンテンツ名が含まれることを特徴とする請求項9記載のデータ受信装置。
  13. 上記各コンテンツデータを区別する情報、及び上記記憶手段に記憶された受信可能なデータに関する情報には、コンテンツデータの符号化復号化形式が含まれることを特徴とする請求項9記載のデータ受信装置。
  14. 送信側にて複数のコンテンツデータからなる一連の複合データをデータの種類毎に分割して送信し分割されたデータを受信側にて選別して受信するデータ送受信方法において、
    データ送信側にて、
    各コンテンツデータを区別する情報を付加して上記複合データをデータの種類毎に分割してパッケージデータを生成するパッケージデータ生成工程と、
    上記生成されたパッケージデータを送信するパッケージデータ送信工程と、
    データ受信側にて、
    上記パッケージデータを受信するパッケージデータ受信工程と、
    上記パッケージデータ受信工程にて受信したパッケージデータから、自身が受信可能なデータに関する情報のリストを記憶した記憶手段に記憶された受信可能なデータを選択し抽出する受信データ選択制御工程と、
    上記選択して受信したコンテンツデータを再生する再生工程と
    を有することを特徴とするデータ送受信方法。
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