JP2005031384A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドラムヒータを使用せず、アモルファスシリコン感光体表面を摺擦研磨するリフレッシュモードを備えた画像形成装置において、トナー消費量を抑えた経済的な画像形成装置を提供する。
【解決手段】供給される用紙の幅を検知する用紙幅検知手段と、画像形成されて出力された用紙の枚数を用紙幅毎にカウントする用紙枚数計測手段とを備えていて、画像形成工程中に転写された用紙幅毎の用紙枚数を計測して、最大転写枚数用紙幅が最大用紙幅より小さい場合、前記最大転写枚数の用紙幅の外部領域に前記リフレッシュモード用のトナーを現像することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図2
【解決手段】供給される用紙の幅を検知する用紙幅検知手段と、画像形成されて出力された用紙の枚数を用紙幅毎にカウントする用紙枚数計測手段とを備えていて、画像形成工程中に転写された用紙幅毎の用紙枚数を計測して、最大転写枚数用紙幅が最大用紙幅より小さい場合、前記最大転写枚数の用紙幅の外部領域に前記リフレッシュモード用のトナーを現像することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特にアモルファスシリコン(以下「a−Si」と略記する場合がある)感光体を用いた、画像流れを抑制することが可能な画像形成装置に関するものである。
【従来の技術】
画像形成装置においては、帯電器で帯電を行う際の放電でオゾンが発生し、このオゾンによって空気中の水分が分解されて窒素酸化物やアンモニウム塩等のイオン生成物が生成される。このイオン生成物は水溶性のため、感光体ドラム表面に付着し、特に高温高湿度の環境下において大気中の水分を取り込み、感光体ドラム表面の抵抗が低下する。これにより、感光体ドラム表面に形成された静電潜像のエッジ部で電位の横流れが起こり、その結果、画像流れ現象が生じる。
また、感光体ドラムにおける耐久性の向上とフリーメンテナンス化を図るため、a−Si感光体を有する感光体ドラムが使われているが、a−Siは有機感光体に比較して吸湿性が高く、前記画像流れはa−Si感光体を使用した画像形成装置に多く発生しやすい。
こういった横流れ現象を防ぐには、感光体ドラムの表面抵抗を低下せしめている水分を除去する必要があり、そのため従来では、感光体ドラムの内面にドラムヒーターを入れて温め、イオン生成物が取り込んだ水分を蒸発させて高湿環境下における感光体ドラムの表面の抵抗低下を押さえることが行われている。
しかしながら、このようなヒーターを用いたシステムは、熱制御手段などが必要になり、その分、構成が複雑になると共に、ヒーターに電源を供給する摺導接点の摩耗に関する耐久性などが問題になり、また電源容量が大きくなりコストアップにつながる。更には、感光体ドラム表面が一定温度まで上昇するのに時間がかかり、プリントするまでの時間が長くなると共に消費電力が増大する。
そのため特開平11−3014号公報に示されているように、通常の印字モードとは別に感光体ドラムに現像動作を行って多量の研磨剤入りトナーを付着させ、そのトナーで感光体ドラム表面を摺擦研磨してリフレッシュするモードを設け、ヒーターを使用しない画像形成装置が提案されている。
具体的には、例えば図1に示すように、クリーニングブレード6aの前に、感光体ドラム1の表面を現像されたトナーの研磨剤で摺擦研磨する弾性ローラ(クリーニングローラ6b)を設置し、感光体ドラム1の表面の抵抗低下を発生させる成分そのものを除去する。
【特許文献1】
特開平11−3014号
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般の画像形成装置は、数種の大きさの用紙に適用し得る仕様となっているが、実際の使用においては、ある特定の大きさの用紙が選択されて画像形成される一方、これとは異なる大きさの用紙はほとんど選択されない場合がある。具体的には、例えば、許容の最大幅の用紙(以下「大サイズ用紙」と略記する場合がある)がA2サイズである複写機において、この大サイズ用紙の選択回数が少なく、大サイズ用紙よりも幅の狭い用紙(以下「小サイズ用紙」と略記する場合がある)がA4サイズであって、この小サイズ用紙の方が多く選択される場合である。
このような場合、小サイズ用紙が多く選択され画像形成が繰返し行われた場合、a−Si感光体の表面には、その小サイズ用紙に対応した静電潜像、トナー像が形成されることになる。そして、a−Si感光体の表面のおける少なくともその小サイズ用紙の外部領域、すなわちa−Si感光体の表面の両端部においては、現像器からのトナーの付着がほとんど無い。
すると、クリーニングローラ6bの両端部へのトナー供給が不足する状況となり、クリーニングローラ6bによるa−Si感光体表面の研磨が均一に行われず、クリーニングローラ6b両端部に対応するa−Si感光体表面の両端部の研磨が著しく不十分となり、放電生成物が残留したままの状態となる。この際に大サイズ用紙に対する画像形成が行われると画像流れが発生してしまう。
特開平11−3014号公報に示された方法では、リフレッシュモードにおいて、最悪条件に合わせて常に一定量のトナーを、感光体ドラム軸方向に、感光体ドラム両端部も含めて現像し摺擦研磨動作を行っているために、上記のような不具合は発生しないが、不必要にトナーが消費され非経済的であるという問題があった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、ドラムヒータを使用せず、アモルファスシリコン感光体表面を摺擦研磨するリフレッシュモードを備えた画像形成装置において、トナー消費量を抑えた経済的な画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の画像形成装置は、感光体表面に形成した静電潜像に、現像手段によりトナーを現像して形成されたトナー像を用紙に転写する画像形成工程を有し、前記画像形成工程を実施していない時に、現像手段により感光体表面にトナーを現像しクリーニングすることにより、トナーに含まれる研磨剤で前記感光体表面を摺擦研磨するリフレッシュモードを備えた画像形成装置において、供給される用紙の幅を検知する用紙幅検知手段と、画像形成されて出力された用紙の枚数を用紙幅毎にカウントする用紙枚数計測手段とを備えていて、画像形成工程中に転写された用紙幅毎の用紙枚数を計測して、最大転写枚数用紙幅が最大用紙幅より小さい場合、前記最大転写枚数の用紙幅の外部領域に前記リフレッシュモード用のトナーを現像することを特徴とする。
好適には、前記感光体はアモルファスシリコン系感光体であることを特徴とする。
【本発明の作用】
請求項1記載の発明によれば、画像形成工程を実施していない時に、現像手段により感光体表面にトナーを現像しクリーニングすることにより、トナーに含まれる研磨剤で前記感光体表面を摺擦研磨するリフレッシュモードを備えた画像形成装置において、供給される用紙の幅を検知する用紙幅検知手段と、画像形成されて出力された用紙の枚数を用紙幅毎にカウントする用紙枚数計測手段とを備えていて、画像形成工程中に転写された用紙幅毎の用紙枚数を計測して、最大転写枚数用紙幅が最大用紙幅より小さい場合、前記最大転写枚数の用紙幅の外部領域に前記リフレッシュモード用のトナーを現像しているために、従来のように常時一定量のトナーを使用するのではなく、不必要なトナー消費を抑えることが可能である。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の構成で感光体としてa−Si系感光体を使用した場合に、多数の小サイズ用紙の画像形成を行った後に大サイズ用紙の画像形成を行っても、小ザイス用紙幅の外部領域に画像流れが発生することが無い。
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を例示して説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、本発明の範囲を限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の画像形成装置要部の一例を示す概略断面図である。本発明の画像形成装置は、軸回転駆動されるa−Si感光体ドラム1と、この感光体ドラム1の表面を一様に所定電位に帯電させる帯電器2と、この帯電器2により帯電された感光体ドラム1の表面を露光して画像情報に基づく静電潜像を形成する露光器3と、この露光器3により形成された静電潜像にトナーを現像させてトナー像を形成するための現像器4と、この現像器4により形成されたトナー像を用紙Pに転写させる転写ローラよりなる転写器5と、転写後の感光体ドラム1の表面に残存するトナーを除去するとともに、感光体ドラム1の表面を研磨するためのクリーニング器6と、用紙P上に転写されたトナー像を加熱・加圧して定着させる一対のローラよりなる定着器7とを備えている。
感光体ドラム1は、表面層を元素比率組成式(a−Si1−xCx:H)として表した場合、xが0.95≦x<1であって、且つ最表面の動的押込み硬さが2.94×109N/m2以下であり、最表面側より光導電層側の奥側の硬度が大きく、好ましくは奥側に進むに連れて徐々に硬度が大きくなるように構成すると、イオン生成物のみでなく最表面層も削られ、徐々にその削れ量が少なくなり、高寿命及び高耐久性を維持する事が可能となる。
露光器3は、帯電されたa−Si感光体ドラム1の表面を露光して、主として、用紙への画像形成の対象である画像情報に基づく静電潜像を形成するものである。a−Si感光体ドラム1表面の電位は、露光前が均一に約240Vで、露光後が約10Vである。
本発明において、露光器3は、用紙への画像形成の対象である画像情報に基づく静電潜像の他に、補助潜像を形成する役割も備えている。この補助潜像とは、リフレッシュモードを実施するためだけに、a−Si感光体表面の所定領域を露光して、補助的に形成された静電潜像のことを指す。すなわち補助潜像は通常の画像形成を実施していない時にリフレッシュモード用に形成された補助的な静電潜像である。
現像器4は、現像剤であるトナーを貯留しており、このトナーの表面には少なくとも研磨剤が付着している。現像トナーは粒径が5〜15μm程度であって、研磨剤は粒径が0.1〜2.0μm、電気的抵抗値が1×105〜1×1010Ωcmの酸化チタンであり、トナー重量に対して1〜3wt%添加されている。研磨剤としては他にアルミナ、シリカ、ジルコニア等を使用することができる。また、現像器4は、このような研磨剤含有のトナーを攪拌するための攪拌ローラ(不図示)や、a−Si感光体1に対向配置されこれにトナーを直接的に供給する現像スリーブ4aや、現像スリーブ4a上のトナーの厚さを均一に調整するための穂切板4b等を備えている。
現像に際しては、現像スリーブ4aにバイアスが印加され、これによりa−Si感光体1上の、露光器3により形成された前記の静電潜像または補助潜像にトナーが付着し、それぞれトナー像または補助トナー像が現像される。すなわち、補助トナー像とは、通常の画像形成を実施していない時にリフレッシュモード用に形成された補助的なトナー像である。
転写器5は、転写に際し負極性のバイアスが印加され、これによりa−Si感光体1との間に供給された用紙P上にトナー像を転写させるものである。
クリーニング器6は、少なくとも、ブレード6aと、クリーニングローラ6bとよりなる。具体的には、ブレード6aは、a−Si感光体1に対し幅方向に延在しつつ接触状態で固定されており、転写後の感光体ドラム1の表面に残存するトナーを掻き取って除去するものである。なお、ブレード6aとしては、例えばJIS Aによるゴム硬度が60〜80°のウレタンゴムが好適に使用される。クリーニングローラ6bは、アスカーC硬度が20〜60°の発砲ウレタンゴム等の多孔質弾性材であって、転写器5とブレード6aとの間で、且つブレード6aの下方でa−Si感光体1に対し接触状態で対向配置されている。
従って、通常の画像形成中にa−Si感光体1上に形成されたトナー像が転写器5により用紙に転写された後の転写残トナー、またはリフレッシュモード用に形成された補助トナー像が、ブレード6aで掻き取られてそのままクリーニングローラ6b上に落とされ、その結果、クリーニングローラ6bに捕捉(供給)されていく。そして、このクリーニングローラ6bでa−Si感光体の表面が研磨されるようになっている。なお、a−Si感光体1の表面を効果的に研磨できるように、クリーニングローラ6bの回転方向はa−Si感光体1の回転方向と逆方向であり、その回転速度は、a−Si感光体1の1.2倍程度とすることが好ましい。
次に、このような画像形成装置における画像形成の動作について説明する。図2は本発明の画像形成装置における画像形成動作の一例を説明するフローチャートである。図2に示すように、使用者の入力操作によって画像形成が開始されると、制御部は、ステップ#1でこれから画像形成される画像に対応して供給される用紙Pの幅(以下「用紙幅WP」と記すことがある)の情報を受け取る。これと同時に、ステップ#2で用紙幅WP毎の出力枚数Nの情報を受け取る。
続いて、ステップ♯3で画像形成動作が終了し、省エネルギーモードに入った場合、ステップ#4で用紙幅毎の出力枚数Nの合計枚数(すなわち全出力枚数NA)が規定枚数NB(例えば50枚)に達しているか否かを判別する。全出力枚数NAが規定枚数NBに達していないと判定された場合はそのまま省エネルギーモードが継続され、全出力枚数NAが規定枚数NBに達していると判定された場合には、ステップ#5に進み、出力枚数Nが最大であった用紙幅WP1が、画像形成装置の最大複写サイズ(以下「最大用紙幅WPmax」と記する場合がある)よりも狭いか否かを判別する。
出力枚数Nが最大であった用紙幅WP1が最大用紙幅WPmaxより狭くないと判定された場合には、そのまま省エネルギーモードが継続され、出力枚数Nが最大であった用紙幅WPが最大用紙幅WPmaxより狭いと判定された場合には、ステップ#6で出力枚数Nをリセットして0(ゼロ)にした後、#7〜#9のリフレッシュモードに進む。
図3は、本発明の画像形成装置における、リフレッシュモード用に形成された補助潜像または補助トナー像の領域を示す感光体ドラムの展開図である。
#7で形成される補助トナー潜像は、図3に示すように、出力枚数Nが最大であった用紙幅WP1の外部領域、すなわち、WP1における両側Aの延長線の各外方と、最大用紙幅WPmaxにおける両側Bの延長線の各内方とで形成される所定領域を露光器3により露光して補助潜像Yを形成する。なお、補助潜像の領域面積については適宣設定される。
ステップ#8に進み、現像器4により補助潜像Yに研磨剤含有のトナーを付着させて補助トナー像Y’を形成する。
その後、ステップ#9で、ブレード6a、クリーニングローラ6bにより掻き取られつつ、一部のトナーはクリーニングローラ6bに捕捉され、そのままこのクリーニングローラ6bでa−Si感光体1の表面が研磨される。その際、クリーニングローラ6bには、a−Si感光体表面の小サイズ用紙の外部領域、すなわちa−Si感光体表面両端部のトナーの付着がほとんど無い領域に研磨剤含有のトナーが供給される。
以上のように、本発明によれば、リフレッシュモードにおいて研磨剤含有トナーをクリーニング器6に対して必要最低限度の供給を行っているためにトナーを不必要に消費することが無く経済的である。
そして、小サイズ用紙に比べて大サイズ用紙の使用頻度が著しく少ない場合においても、本発明により、リフレッシュモードにおいて小サイズ用紙の外部領域に研磨剤含有のトナーを供給してa−Si感光体表面の研磨を行うことで、大サイズ用紙に対する画像形成を行っても小サイズ用紙の外部領域部分において画像流れが発生することが無い。
以上の実施例では、感光体としてa−Si感光体を使用した場合について述べたが、本発明は有機感光体(以下「OPC」と略記する場合がある)にも適用可能である。OPCはa−Si感光体に比べて摩耗し易いため、OPCを用いた画像形成装置のクリーニング器6はクリーニングローラ6bを備えずブレード6aのみを備えている場合が多い。OPCの場合、小サイズ用紙の外部領域におけるトナー供給が少ない場合、その部分の感光層の摩耗量が著しく減少し、小粒径トナーやトナー表面から離脱した研磨剤がブレード6aをすり抜けてOPC表面に強固に付着、堆積して残留異物となるために、大サイズ用紙の画像形成を行った場合、残留異物が付着した部分は露光されずに電位減衰が行われない。このため出力画像に異常が発生する。
以上の実施例では、本発明のリフレッシュモードが開始されるタイミングが、省エネルギーモードに入った時について述べたが、これに限定されず省エネルギーモードから復帰した時であっても良いし、他にも、画像形成装置の電源をONした時やOFFした時、または何らかの理由で画像流れ等の画像異常が発生してそれが判明した時に随時実施することもできる。
以上の実施例では、用紙幅WP毎の出力枚数Nの合計枚数(すなわち全出力枚数NA)が規定枚数NB(例えば50枚)に達しているか否かを判別するステップを設けたが、このステップは無くても良い。また、前回のリフレッシュモードからの画像出力枚数または経過時間のみを管理して、次のリフレッシュモードを行うようにしても良い。
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明の画像形成装置によれば、リフレッシュモードにおいて小サイズ用紙の外部領域に研磨剤含有のトナーが供給されて感光体表面の研磨を行うことで、小サイズ用紙に比べて大サイズ用紙の使用頻度が著しく少ない場合であっても、大サイズ用紙に対する画像形成を行った際、小サイズ用紙の外部領域部分において画像流れ等の画像異常が発生せず、且つ、研磨剤含有のトナーを不必要に消費することが無く経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置要部の一例示す概略断面図である。
【図2】本発明の画像形成装置における画像形成動作の一例を説明するフローチャートである。
【図3】本発明の画像形成装置における、リフレッシュモード用に形成された補助潜像または補助トナー像の領域を示す感光体ドラムの展開図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム
2 帯電器
3 露光器
4 現像器
4a 現像スリーブ
4b 穂切板
5 転写器
6 クリーニング器
6a ブレード
6b クリーニングローラ
7 定着器
P 用紙
Y 補助潜像
Y’ 補助トナー像
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特にアモルファスシリコン(以下「a−Si」と略記する場合がある)感光体を用いた、画像流れを抑制することが可能な画像形成装置に関するものである。
【従来の技術】
画像形成装置においては、帯電器で帯電を行う際の放電でオゾンが発生し、このオゾンによって空気中の水分が分解されて窒素酸化物やアンモニウム塩等のイオン生成物が生成される。このイオン生成物は水溶性のため、感光体ドラム表面に付着し、特に高温高湿度の環境下において大気中の水分を取り込み、感光体ドラム表面の抵抗が低下する。これにより、感光体ドラム表面に形成された静電潜像のエッジ部で電位の横流れが起こり、その結果、画像流れ現象が生じる。
また、感光体ドラムにおける耐久性の向上とフリーメンテナンス化を図るため、a−Si感光体を有する感光体ドラムが使われているが、a−Siは有機感光体に比較して吸湿性が高く、前記画像流れはa−Si感光体を使用した画像形成装置に多く発生しやすい。
こういった横流れ現象を防ぐには、感光体ドラムの表面抵抗を低下せしめている水分を除去する必要があり、そのため従来では、感光体ドラムの内面にドラムヒーターを入れて温め、イオン生成物が取り込んだ水分を蒸発させて高湿環境下における感光体ドラムの表面の抵抗低下を押さえることが行われている。
しかしながら、このようなヒーターを用いたシステムは、熱制御手段などが必要になり、その分、構成が複雑になると共に、ヒーターに電源を供給する摺導接点の摩耗に関する耐久性などが問題になり、また電源容量が大きくなりコストアップにつながる。更には、感光体ドラム表面が一定温度まで上昇するのに時間がかかり、プリントするまでの時間が長くなると共に消費電力が増大する。
そのため特開平11−3014号公報に示されているように、通常の印字モードとは別に感光体ドラムに現像動作を行って多量の研磨剤入りトナーを付着させ、そのトナーで感光体ドラム表面を摺擦研磨してリフレッシュするモードを設け、ヒーターを使用しない画像形成装置が提案されている。
具体的には、例えば図1に示すように、クリーニングブレード6aの前に、感光体ドラム1の表面を現像されたトナーの研磨剤で摺擦研磨する弾性ローラ(クリーニングローラ6b)を設置し、感光体ドラム1の表面の抵抗低下を発生させる成分そのものを除去する。
【特許文献1】
特開平11−3014号
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般の画像形成装置は、数種の大きさの用紙に適用し得る仕様となっているが、実際の使用においては、ある特定の大きさの用紙が選択されて画像形成される一方、これとは異なる大きさの用紙はほとんど選択されない場合がある。具体的には、例えば、許容の最大幅の用紙(以下「大サイズ用紙」と略記する場合がある)がA2サイズである複写機において、この大サイズ用紙の選択回数が少なく、大サイズ用紙よりも幅の狭い用紙(以下「小サイズ用紙」と略記する場合がある)がA4サイズであって、この小サイズ用紙の方が多く選択される場合である。
このような場合、小サイズ用紙が多く選択され画像形成が繰返し行われた場合、a−Si感光体の表面には、その小サイズ用紙に対応した静電潜像、トナー像が形成されることになる。そして、a−Si感光体の表面のおける少なくともその小サイズ用紙の外部領域、すなわちa−Si感光体の表面の両端部においては、現像器からのトナーの付着がほとんど無い。
すると、クリーニングローラ6bの両端部へのトナー供給が不足する状況となり、クリーニングローラ6bによるa−Si感光体表面の研磨が均一に行われず、クリーニングローラ6b両端部に対応するa−Si感光体表面の両端部の研磨が著しく不十分となり、放電生成物が残留したままの状態となる。この際に大サイズ用紙に対する画像形成が行われると画像流れが発生してしまう。
特開平11−3014号公報に示された方法では、リフレッシュモードにおいて、最悪条件に合わせて常に一定量のトナーを、感光体ドラム軸方向に、感光体ドラム両端部も含めて現像し摺擦研磨動作を行っているために、上記のような不具合は発生しないが、不必要にトナーが消費され非経済的であるという問題があった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、ドラムヒータを使用せず、アモルファスシリコン感光体表面を摺擦研磨するリフレッシュモードを備えた画像形成装置において、トナー消費量を抑えた経済的な画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の画像形成装置は、感光体表面に形成した静電潜像に、現像手段によりトナーを現像して形成されたトナー像を用紙に転写する画像形成工程を有し、前記画像形成工程を実施していない時に、現像手段により感光体表面にトナーを現像しクリーニングすることにより、トナーに含まれる研磨剤で前記感光体表面を摺擦研磨するリフレッシュモードを備えた画像形成装置において、供給される用紙の幅を検知する用紙幅検知手段と、画像形成されて出力された用紙の枚数を用紙幅毎にカウントする用紙枚数計測手段とを備えていて、画像形成工程中に転写された用紙幅毎の用紙枚数を計測して、最大転写枚数用紙幅が最大用紙幅より小さい場合、前記最大転写枚数の用紙幅の外部領域に前記リフレッシュモード用のトナーを現像することを特徴とする。
好適には、前記感光体はアモルファスシリコン系感光体であることを特徴とする。
【本発明の作用】
請求項1記載の発明によれば、画像形成工程を実施していない時に、現像手段により感光体表面にトナーを現像しクリーニングすることにより、トナーに含まれる研磨剤で前記感光体表面を摺擦研磨するリフレッシュモードを備えた画像形成装置において、供給される用紙の幅を検知する用紙幅検知手段と、画像形成されて出力された用紙の枚数を用紙幅毎にカウントする用紙枚数計測手段とを備えていて、画像形成工程中に転写された用紙幅毎の用紙枚数を計測して、最大転写枚数用紙幅が最大用紙幅より小さい場合、前記最大転写枚数の用紙幅の外部領域に前記リフレッシュモード用のトナーを現像しているために、従来のように常時一定量のトナーを使用するのではなく、不必要なトナー消費を抑えることが可能である。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の構成で感光体としてa−Si系感光体を使用した場合に、多数の小サイズ用紙の画像形成を行った後に大サイズ用紙の画像形成を行っても、小ザイス用紙幅の外部領域に画像流れが発生することが無い。
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を例示して説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、本発明の範囲を限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の画像形成装置要部の一例を示す概略断面図である。本発明の画像形成装置は、軸回転駆動されるa−Si感光体ドラム1と、この感光体ドラム1の表面を一様に所定電位に帯電させる帯電器2と、この帯電器2により帯電された感光体ドラム1の表面を露光して画像情報に基づく静電潜像を形成する露光器3と、この露光器3により形成された静電潜像にトナーを現像させてトナー像を形成するための現像器4と、この現像器4により形成されたトナー像を用紙Pに転写させる転写ローラよりなる転写器5と、転写後の感光体ドラム1の表面に残存するトナーを除去するとともに、感光体ドラム1の表面を研磨するためのクリーニング器6と、用紙P上に転写されたトナー像を加熱・加圧して定着させる一対のローラよりなる定着器7とを備えている。
感光体ドラム1は、表面層を元素比率組成式(a−Si1−xCx:H)として表した場合、xが0.95≦x<1であって、且つ最表面の動的押込み硬さが2.94×109N/m2以下であり、最表面側より光導電層側の奥側の硬度が大きく、好ましくは奥側に進むに連れて徐々に硬度が大きくなるように構成すると、イオン生成物のみでなく最表面層も削られ、徐々にその削れ量が少なくなり、高寿命及び高耐久性を維持する事が可能となる。
露光器3は、帯電されたa−Si感光体ドラム1の表面を露光して、主として、用紙への画像形成の対象である画像情報に基づく静電潜像を形成するものである。a−Si感光体ドラム1表面の電位は、露光前が均一に約240Vで、露光後が約10Vである。
本発明において、露光器3は、用紙への画像形成の対象である画像情報に基づく静電潜像の他に、補助潜像を形成する役割も備えている。この補助潜像とは、リフレッシュモードを実施するためだけに、a−Si感光体表面の所定領域を露光して、補助的に形成された静電潜像のことを指す。すなわち補助潜像は通常の画像形成を実施していない時にリフレッシュモード用に形成された補助的な静電潜像である。
現像器4は、現像剤であるトナーを貯留しており、このトナーの表面には少なくとも研磨剤が付着している。現像トナーは粒径が5〜15μm程度であって、研磨剤は粒径が0.1〜2.0μm、電気的抵抗値が1×105〜1×1010Ωcmの酸化チタンであり、トナー重量に対して1〜3wt%添加されている。研磨剤としては他にアルミナ、シリカ、ジルコニア等を使用することができる。また、現像器4は、このような研磨剤含有のトナーを攪拌するための攪拌ローラ(不図示)や、a−Si感光体1に対向配置されこれにトナーを直接的に供給する現像スリーブ4aや、現像スリーブ4a上のトナーの厚さを均一に調整するための穂切板4b等を備えている。
現像に際しては、現像スリーブ4aにバイアスが印加され、これによりa−Si感光体1上の、露光器3により形成された前記の静電潜像または補助潜像にトナーが付着し、それぞれトナー像または補助トナー像が現像される。すなわち、補助トナー像とは、通常の画像形成を実施していない時にリフレッシュモード用に形成された補助的なトナー像である。
転写器5は、転写に際し負極性のバイアスが印加され、これによりa−Si感光体1との間に供給された用紙P上にトナー像を転写させるものである。
クリーニング器6は、少なくとも、ブレード6aと、クリーニングローラ6bとよりなる。具体的には、ブレード6aは、a−Si感光体1に対し幅方向に延在しつつ接触状態で固定されており、転写後の感光体ドラム1の表面に残存するトナーを掻き取って除去するものである。なお、ブレード6aとしては、例えばJIS Aによるゴム硬度が60〜80°のウレタンゴムが好適に使用される。クリーニングローラ6bは、アスカーC硬度が20〜60°の発砲ウレタンゴム等の多孔質弾性材であって、転写器5とブレード6aとの間で、且つブレード6aの下方でa−Si感光体1に対し接触状態で対向配置されている。
従って、通常の画像形成中にa−Si感光体1上に形成されたトナー像が転写器5により用紙に転写された後の転写残トナー、またはリフレッシュモード用に形成された補助トナー像が、ブレード6aで掻き取られてそのままクリーニングローラ6b上に落とされ、その結果、クリーニングローラ6bに捕捉(供給)されていく。そして、このクリーニングローラ6bでa−Si感光体の表面が研磨されるようになっている。なお、a−Si感光体1の表面を効果的に研磨できるように、クリーニングローラ6bの回転方向はa−Si感光体1の回転方向と逆方向であり、その回転速度は、a−Si感光体1の1.2倍程度とすることが好ましい。
次に、このような画像形成装置における画像形成の動作について説明する。図2は本発明の画像形成装置における画像形成動作の一例を説明するフローチャートである。図2に示すように、使用者の入力操作によって画像形成が開始されると、制御部は、ステップ#1でこれから画像形成される画像に対応して供給される用紙Pの幅(以下「用紙幅WP」と記すことがある)の情報を受け取る。これと同時に、ステップ#2で用紙幅WP毎の出力枚数Nの情報を受け取る。
続いて、ステップ♯3で画像形成動作が終了し、省エネルギーモードに入った場合、ステップ#4で用紙幅毎の出力枚数Nの合計枚数(すなわち全出力枚数NA)が規定枚数NB(例えば50枚)に達しているか否かを判別する。全出力枚数NAが規定枚数NBに達していないと判定された場合はそのまま省エネルギーモードが継続され、全出力枚数NAが規定枚数NBに達していると判定された場合には、ステップ#5に進み、出力枚数Nが最大であった用紙幅WP1が、画像形成装置の最大複写サイズ(以下「最大用紙幅WPmax」と記する場合がある)よりも狭いか否かを判別する。
出力枚数Nが最大であった用紙幅WP1が最大用紙幅WPmaxより狭くないと判定された場合には、そのまま省エネルギーモードが継続され、出力枚数Nが最大であった用紙幅WPが最大用紙幅WPmaxより狭いと判定された場合には、ステップ#6で出力枚数Nをリセットして0(ゼロ)にした後、#7〜#9のリフレッシュモードに進む。
図3は、本発明の画像形成装置における、リフレッシュモード用に形成された補助潜像または補助トナー像の領域を示す感光体ドラムの展開図である。
#7で形成される補助トナー潜像は、図3に示すように、出力枚数Nが最大であった用紙幅WP1の外部領域、すなわち、WP1における両側Aの延長線の各外方と、最大用紙幅WPmaxにおける両側Bの延長線の各内方とで形成される所定領域を露光器3により露光して補助潜像Yを形成する。なお、補助潜像の領域面積については適宣設定される。
ステップ#8に進み、現像器4により補助潜像Yに研磨剤含有のトナーを付着させて補助トナー像Y’を形成する。
その後、ステップ#9で、ブレード6a、クリーニングローラ6bにより掻き取られつつ、一部のトナーはクリーニングローラ6bに捕捉され、そのままこのクリーニングローラ6bでa−Si感光体1の表面が研磨される。その際、クリーニングローラ6bには、a−Si感光体表面の小サイズ用紙の外部領域、すなわちa−Si感光体表面両端部のトナーの付着がほとんど無い領域に研磨剤含有のトナーが供給される。
以上のように、本発明によれば、リフレッシュモードにおいて研磨剤含有トナーをクリーニング器6に対して必要最低限度の供給を行っているためにトナーを不必要に消費することが無く経済的である。
そして、小サイズ用紙に比べて大サイズ用紙の使用頻度が著しく少ない場合においても、本発明により、リフレッシュモードにおいて小サイズ用紙の外部領域に研磨剤含有のトナーを供給してa−Si感光体表面の研磨を行うことで、大サイズ用紙に対する画像形成を行っても小サイズ用紙の外部領域部分において画像流れが発生することが無い。
以上の実施例では、感光体としてa−Si感光体を使用した場合について述べたが、本発明は有機感光体(以下「OPC」と略記する場合がある)にも適用可能である。OPCはa−Si感光体に比べて摩耗し易いため、OPCを用いた画像形成装置のクリーニング器6はクリーニングローラ6bを備えずブレード6aのみを備えている場合が多い。OPCの場合、小サイズ用紙の外部領域におけるトナー供給が少ない場合、その部分の感光層の摩耗量が著しく減少し、小粒径トナーやトナー表面から離脱した研磨剤がブレード6aをすり抜けてOPC表面に強固に付着、堆積して残留異物となるために、大サイズ用紙の画像形成を行った場合、残留異物が付着した部分は露光されずに電位減衰が行われない。このため出力画像に異常が発生する。
以上の実施例では、本発明のリフレッシュモードが開始されるタイミングが、省エネルギーモードに入った時について述べたが、これに限定されず省エネルギーモードから復帰した時であっても良いし、他にも、画像形成装置の電源をONした時やOFFした時、または何らかの理由で画像流れ等の画像異常が発生してそれが判明した時に随時実施することもできる。
以上の実施例では、用紙幅WP毎の出力枚数Nの合計枚数(すなわち全出力枚数NA)が規定枚数NB(例えば50枚)に達しているか否かを判別するステップを設けたが、このステップは無くても良い。また、前回のリフレッシュモードからの画像出力枚数または経過時間のみを管理して、次のリフレッシュモードを行うようにしても良い。
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明の画像形成装置によれば、リフレッシュモードにおいて小サイズ用紙の外部領域に研磨剤含有のトナーが供給されて感光体表面の研磨を行うことで、小サイズ用紙に比べて大サイズ用紙の使用頻度が著しく少ない場合であっても、大サイズ用紙に対する画像形成を行った際、小サイズ用紙の外部領域部分において画像流れ等の画像異常が発生せず、且つ、研磨剤含有のトナーを不必要に消費することが無く経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置要部の一例示す概略断面図である。
【図2】本発明の画像形成装置における画像形成動作の一例を説明するフローチャートである。
【図3】本発明の画像形成装置における、リフレッシュモード用に形成された補助潜像または補助トナー像の領域を示す感光体ドラムの展開図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム
2 帯電器
3 露光器
4 現像器
4a 現像スリーブ
4b 穂切板
5 転写器
6 クリーニング器
6a ブレード
6b クリーニングローラ
7 定着器
P 用紙
Y 補助潜像
Y’ 補助トナー像
Claims (2)
- 感光体表面に形成した静電潜像に、現像手段によりトナーを現像して形成されたトナー像を用紙に転写する画像形成工程を有し、
前記画像形成工程を実施していない時に、現像手段により感光体表面にトナーを現像しクリーニングすることにより、トナーに含まれる研磨剤で前記感光体表面を摺擦研磨するリフレッシュモードを備えた画像形成装置において、
供給される用紙の幅を検知する用紙幅検知手段と、画像形成されて出力された用紙の枚数を用紙幅毎にカウントする用紙枚数計測手段とを備えていて、
画像形成工程中に転写された用紙幅毎の用紙枚数を計測して、最大転写枚数用紙幅が最大用紙幅より小さい場合、前記最大転写枚数の用紙幅の外部領域に前記リフレッシュモード用のトナーを現像することを特徴とする画像形成装置。 - 前記感光体はアモルファスシリコン系感光体であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003196105A JP2005031384A (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003196105A JP2005031384A (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | 画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005031384A true JP2005031384A (ja) | 2005-02-03 |
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ID=34206741
Family Applications (1)
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JP2003196105A Pending JP2005031384A (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | 画像形成装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011007905A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2011215549A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-10-27 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2014215598A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | キヤノンファインテック株式会社 | 画像形成装置 |
-
2003
- 2003-07-11 JP JP2003196105A patent/JP2005031384A/ja active Pending
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