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JP2005026847A - 圧電振動素子の製造方法 - Google Patents

圧電振動素子の製造方法 Download PDF

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JP2005026847A
JP2005026847A JP2003188196A JP2003188196A JP2005026847A JP 2005026847 A JP2005026847 A JP 2005026847A JP 2003188196 A JP2003188196 A JP 2003188196A JP 2003188196 A JP2003188196 A JP 2003188196A JP 2005026847 A JP2005026847 A JP 2005026847A
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Kenji Sato
健二 佐藤
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

【課題】小型化(薄型化)に対応し、且つ、歩留まりを向上させる圧電振動素子の製造方法を提供する。
【解決手段】圧電基板の周縁よりも中央部分の厚みを大きくして該圧肉部分を振動部とした圧電振動素子の製造方法であって、大型の圧電基板の前記圧電振動素子に相当する素子領域と、該素子領域と第1の間隙を隔てて配置した支持部領域と、該支持部領域と第2の間隙を隔てて配置した枠部領域と、を保護膜で覆い、圧電基板の前記間隙にエッチングを施す第1のエッチング工程と、前記振動部に相当する振動領域と前記支持部領域と前記枠部領域とを保護膜で覆い、圧電基板にエッチングを施す第2のエッチング工程と、を有し、前記第1及び第2のエッチング工程により前記素子領域と前記支持部領域とを繋ぐ細幅の連結部を残して前記第1の間隙を貫通した後、前記連結部を折り割ることにより個片の圧電振動素子を得ることを特徴とする圧電振動素子の製造方法。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、振動子やフィルタ等に使用される圧電振動素子の製造方法に関し、特に薄板化した圧電振動素子の電極形成工程に発生する種々の不具合を解決した圧電振動素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機等の移動体通信機器の普及に伴う低価格化および小型化の急激な進展により、これらの通信機器に使用される水晶振動子に対しても低価格化、小型化の要求が高まっており、水晶振動子の高周波化、即ち水晶振動素子の薄板化の傾向を辿っている。
【0003】
以下、従来の水晶振動子(水晶振動素子)について説明する。
従来の水晶振動子には、例えば特開平8−330883号公報で開示されたようなものがあり、図16はその構成を示す斜視図である。
水晶基板101の両主面に形成した励振電極102と該励振電極102から延出する引き出し電極103とをエッチング用マスクと見立てて、励振電極102及び引き出し電極103の非形成部位104(表面に水晶の露出している部位)をウエットエッチングにより厚みを薄く成形した水晶振動素子100である。
【0004】
前記水晶振動子100の製造方法は、所望の共振周波数に対応した厚みに加工した前記水晶基板101の両主面の中央部に相対面して蒸着(CVD及びPVD)により前記励振電極102を形成し、該励振電極102夫々から互いに反対方向の端縁部へ延出した前記引き出し電極103を形成している。そして、このまま水晶基板101をエッチング液に浸漬する。この種の目的に用いるエッチング液としてはフッ化水素、フッ化アンモニウム等の飽和水溶液が知られている。このようにすれば励振電極102及び引き出し電極103はマスクとなりエッチング液に浸してもこれらの電極部分はエッチングされない。したがって、前記非形成部位104のみがエッチングされて該非形成部位104の厚みは薄くなり電極の形成部位との間に段差を生じると共に、エッチングによって(厚み加工時に形成された)加工変質層は取り除かれ、それによって良好な振動特性を得ることができる。
【0005】
【特許文献】特開平8−330883号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一般的な水晶振動素子の製造方法、特に前記励振電極及び前記引き出し電極の形成方法は、図17に示すように、前記水晶基板101とほぼ同一の厚みを有する中板111が備える水晶基板101の平面外形と略一致する複数の貫通孔に水晶基板101を挿入し、水晶基板101の一方主面に形成する前記励振電極パターン及び前記引き出し電極パターンに相当する開口を有する上板112と水晶基板101の他方主面に形成する前記励振電極パターン及び前記引き出し電極パターンに相当する開口を有する下板113とを中板111を挟んで対向配置した上で、中板111と上板112と下板113との位置決め治具である枠板114に固定し、蒸着により前記励振電極102及び前記引き出し電極103を形成する。しかしながら、薄板の水晶基板101は機械的強度が低くため、水晶基板101の把持及び前記貫通孔への挿入時に水晶基板101を破損する虞があり、その取り扱いは極めて困難である。
また、水晶基板101の厚み(共振周波数)毎にそれに対応する前記中板111を用意する必要がある。
【0007】
生産効率を鑑みバッチ処理にて実施するために大型水晶基板を採用し、該大型水晶基板に区画形成した水晶振動素子を分割、個片化することで複数の水晶振動素子を得る製造方法がある。しかし、大型水晶基板を所望の共振周波数に対応するために、例えば100MHz〜208MHzの共振周波数を得るためには前記水晶基板101の厚みを16.7〜8.03μm(0.0167〜0.0080mm)に加工すると共に、発振波形を安定させるために大型水晶基板の両主面の平行度を限りなく0(バラツキ無し)に近く制御することが極めて困難である。
また、薄板の前記大型水晶基板は機械的強度が低く、前記電極を形成するための大型水晶基板用の大型上板、大型下板及び大型枠板(大型中板は不要となる。)を取り付け又は取り外しする時や前記エッチング液に浸漬させる時の大型水晶基板のハンドリングで破損する虞があり、薄板の大型水晶基板の取り扱いは極めて困難である。
さらに、前記非形成部位104に更なる加工、例えばフォトリソプロセスで段差を施す場合など、レジストをスピンナーでコーティングする際、該スピンナーによる吸引固定によって大型水晶基板に反りが発生しレジスト膜厚が不均一になり、所望の加工が実施できない虞がある。
【0008】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、小型化(薄型化)に対応し、且つ、歩留まりを向上させる圧電振動素子の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係わる請求項1記載の発明は、圧電基板の周縁よりも中央部分の厚みを大きくして該圧肉部分を振動部とした圧電振動素子の製造方法であって、大型の圧電基板の前記圧電振動素子に相当する素子領域と、該素子領域と第1の間隙を隔てて配置した支持部領域と、該支持部領域と第2の間隙を隔てて配置した枠部領域と、を保護膜で覆い、圧電基板の前記間隙にエッチングを施す第1のエッチング工程と、前記振動部に相当する振動領域と前記支持部領域と前記枠部領域とを保護膜で覆い、圧電基板にエッチングを施す第2のエッチング工程と、を有し、前記第1及び第2のエッチング工程により前記素子領域と前記支持部領域とを繋ぐ細幅の連結部を残して前記第1の間隙を貫通した後、前記連結部を折り割ることにより個片の圧電振動素子を得ることを特徴とする。
【0010】
また請求項2記載の発明は、請求項1において、前記枠部領域の一方の面を保護膜で覆い、圧電基板にエッチングを施す第3のエッチング工程と、第3のエッチング工程にて保護膜で覆った前記枠部領域を位置合わせの基準として電極用マスクを圧電基板に装着する工程と、電極用マスクを介して電極膜を成膜する成膜工程と、を含むことを特徴とする。
【0011】
また請求項3記載の発明は、請求項1において、前記保護膜として金属膜を用い、該金属膜を前記振動領域に主電極として残して他の金属膜を除去する工程と、引き出し電極用マスクを用いて前記主電極から前記素子領域の端部まで延びる引き出し電極を蒸着若しくはスパッタリングにて成膜する工程と、を含むことを特徴とする。
【0012】
また請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記素子領域に開口を有する折り割り用マスクを、前記素子領域と前記連結部との接続部に開口端部が位置するように圧電基板に装着して前記連結部を折り割ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図示した本発明の実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
【0014】
図1(a)は本発明の実施形態に係わる圧電振動素子としての水晶振動素子の平面図、図1(b)はその側面図であって、図2(a)は本発明の実施形態の製造方法の折り割り(個片化)工程前の大型圧電基板としての大型水晶基板の一部を示す上面図、図2(b)はそのA−A縦断面図である。
本発明実施例に係わる水晶振動素子10は、振動部1aと該振動部1aの外端面の略中央を囲繞する薄肉の段差部1bとを備える略矩形状の水晶振動素子本体、例えばATカット水晶基板1と、該振動部1aの略中央に配設する励振電極2と、該励振電極2夫々から長手方向の一方端部に延在するリード電極3と、を備えたメサ型水晶振動素子である。
複数の前記水晶振動素子10を区画形成した大型水晶基板21(一部のみ図示)は、水晶振動素子10と、該水晶振動素子10の対向する短辺端部の略中央から外方向へ延出する連結部22と、該連結部22と機械的に接続する枠部23と、該枠部23の一部、例えば大型水晶基板21が略矩形状であれば対角に配置し且つ互いに反対の主面に形成した突起部23aと、各連結部22の略中央に形成すると共に水晶振動素子10の短辺とほぼ同一の長さを有する支持部24と、水晶振動素子10と隣接するその他の水晶振動素子(不図示)との間隙(両主面間を貫通する。)25と、を備えたものである。振動部1a、支持部24及び突起部23aを除く枠部23は同一の厚さを有すると共に、連結部22は段差部1bより更に薄くなっている。図2(b)中右側の前記突起部23aの一方主面(上面)は上方に厚く(下面は支持部24の下面と略一致する。)なると共に、左側の突起部23aの他方主面(下面)は下方に厚く(上面は支持部24の上面と略一致する。)なっている。
【0015】
以下、図1及び2を参照しつつ図3乃至図15に基づいて、本発明の実施形態の水晶振動子の製造方法を説明する。
図3に示すように、ポリッシュ加工した大型水晶基板31の両主面に対して金/クロムの金属膜を真空蒸着により付着する。該金属膜のそれぞれに対してフォトリソプロセスを用いて、前記水晶振動素子10になる部分(素子領域10z)にエッチング用のマスクパターン32aと前記枠部23になる部分(枠部領域23z)にエッチング用のマスクパターン32bと前記突起部23aになる部分(突起部領域23az)にエッチング用のマスクパターン32cと前記支持部24になる部分(支持部領域24z)にエッチング用のマスクパターン32dとを形成する、即ち前記連結部22及び前記間隙(不図示)になる部分(連結部領域22z及び間隙領域)の金属膜を除去する。
次に、両主面の前記段差部1bになる部分(段差部領域1bz)の前記マスクパターン32a、同図中右側の一方主面(上面)側の前記マスクパターン32c及び同図中左側の他方主面(下面)側の前記マスクパターン32cにスピンナー等でコーティングした第1のフォトレジスト(感光性樹脂)33を被着する。さらに、両主面夫々に露出する前記振動部1aになる部分(振動部領域1az)の前記マスクパターン32a及び前記マスクパターン32b乃至dに、スピンナー等でコーティングした第2のフォトレジスト(感光性樹脂)34を被着する(保護膜形成工程)、即ち両主面の前記段差部領域1bzに被着した第1のフォトレジスト33と前記連結部領域22z及び前記間隙領域の水晶面とが露出した大型水晶基板となる。
【0016】
図4に示すように、両主面に露出する水晶面、即ち前記連結部領域22z及び前記間隙領域(不図示)にエッチングを施す(第1の水晶エッチング工程)。
図5に示すように、両主面に露出する(前記段差部領域1bzに被着した)前記第1のフォトレジスト33を剥離する(第1のフォトレジスト剥離工程)。
図6に示すように、第1のフォトレジスト33を剥離したことで両主面に露出した部分のマスクパターン(前記マスクパターン32aの一部)にエッチングを施す(第1のマスクパターンのエッチング工程)ことで、両主面の前記連結部領域22z、前記段差部領域1bz及び前記間隙領域(不図示)の水晶面が露出した大型水晶基板となる。
【0017】
図7に示すように、両主面に露出する水晶面(前記連結部領域22z、前記段差部領域1bz及び前記間隙領域)に更なるエッチングを施す(第2の水晶エッチング工程)。
図8に示すように、前記第2のフォトレジスト34を剥離する(第2のフォトレジスト剥離工程)ことで、前記マスクパターン32aの一部と前記マスクパターン32bと前記マスクパターン32dと同図中右側の下面側の前記マスクパターン32cと同図中左側の上面側の前記マスクパターン32cと両主面の前記連結部領域22z、前記間隙領域及び前記段差部領域1bzの水晶面と前記マスクパターン32cに被着した前記第1のフォトレジスト33と前記マスクパターン32c及び32dとが露出した大型水晶基板となる。
【0018】
図9に示すように、両主面に露出した前記マスクパターンにエッチングを施す(第2のマスクパターンのエッチング工程)、換言すれば前記突起部領域23azに被着させた前記マスクパターン32c及び前記第1のフォトレジスト33のみを残す。
図10に示すように、前工程により露出した水晶面に更なるエッチングを施す(第3の水晶エッチング工程)ことで前記振動領域1azを所望の共振周波数に対応した厚みに加工すると共に、前記間隙領域(不図示)の水晶を除去する。
図11に示すように、前記第1のフォトレジスト33を剥離する(第3のフォトレジスト剥離工程)。
図12に示すように、前記マスクパターン32cにエッチングを施す(第3のマスクパターンのエッチング工程)ことで前記突起部23aが形成され、図2(a)に示す前記大型水晶基板と同一形状であって前記励振電極及び前記リード電極が未形成の大型水晶基板(40)が完成する。
【0019】
図13に示すように、前記大型水晶基板40に区画形成した複数の前記水晶基板41(前記励振電極及び前記リード電極が未形成状態の前記水晶振動素子10)に対応する位置に前記励振電極パターン及びリード電極パターンに相当する開口を有する大型蒸着マスク45を該大型水晶基板40の両主面に載置すると共に、平面方向は前記突起部23aを基準とし厚み方向は前記支持部24を基準とし位置決めする。大型蒸着マスク45同士の固定は、任意の前記間隙に磁石(不図示)を挿入する(該磁石を挟んで大型蒸着マスク45の内側主面同士を固定する。)か若しくは任意の前記支持部24の近傍に位置する大型蒸着マスク45の外主面に磁石46を載置する(支持部を挟んで大型蒸着マスク45の内側主面同士を固定する。)ことで可能となる(蒸着マスク装着工程)。
図14に示すように、前記大型蒸着マスク45から露出した大型水晶基板40の両主面(水晶面)に対して両面同時に又は各主面を個別に蒸着により金属薄膜43を被着する(電極形成工程)ことで、各水晶基板41の両主面に前記励振電極及びリード電極が形成した、即ち連設する複数の前記水晶振動素子10(を含む大型水晶基板40)が形成される。
【0020】
図15(a)に示すように、前記大型蒸着マスクを取り外し、前記水晶基板に含む複数の前記水晶振動素子の短手方向に一列に並ぶ任意の該水晶振動素子群51の各水晶振動子の長手方向の端部と該端部のそれぞれと機械的に接続する前記連結部22との境界に合せて折り割り用マスク50を載置し、図15(b)に示すように、該境界を折る作業(折り割り工程)を繰り返すことで複数の前記水晶振動素子10が得られる。
【0021】
前記大型蒸着マスク45を介して前記励振電極及び前記リード電極を同時に形成する方法では、メサ型水晶振動素子の振動特性に影響を及ぼす励振電極同士の位置誤差が、前記大型蒸着マスクの加工精度や大型水晶基板への取付け精度に依存してしまい、製造バラツキが大きくなる(歩留りを悪化させる)虞がある。そこで、大型水晶基板を挟んで前記大型水晶基板40に区画形成した複数の前記水晶基板41に対応する位置に少なくとも前記励振電極パターンに相当する開口を有する大型フォトマスクを載置し、両面同時に又は各主面を個別にフォトリソプロセスを実施し前記励振電極を形成することで励振電極の製造バラツキ(位置誤差)を抑止し、振動特性に影響を及ぼさないリード電極は蒸着で形成することで生産性を向上させることが可能となる。
【0022】
ATカットの水晶振動素子(水晶基板)を用いて本発明を説明したが、本発明はATカットに限定するものではなくBTカット、CTカット、DTカット、SCカット、GTカット等のカットアングルの水晶基板に適用できることは云うまでもない。
【0023】
また本発明は、水晶振動素子(水晶基板)のみに限定するものではなくランガサイト、四方酸リチウム、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の圧電振動素子に適用できることは云うまでもない。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、小型化(薄型化)に対応し、且つ、歩留まりを向上させる圧電振動素子の製造方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる水晶振動素子の構成図。
(a)平面図。
(b)側面図。
【図2】本発明の実施形態に係わる大型水晶基板の構成図。
(a)平面図。
(b)A−A縦断面図。
【図3】本発明の製造方法に係わる保護膜形成工程の説明図。
【図4】本発明の製造方法に係わる第1の水晶エッチング工程の説明図。
【図5】本発明の製造方法に係わる第1のフォトレジスト剥離工程の説明図。
【図6】本発明の製造方法に係わる第1のマスクパターンのエッチング工程の説明図。
【図7】本発明の製造方法に係わる第2の水晶エッチング工程の説明図。
【図8】本発明の製造方法に係わる第2のフォトレジスト剥離工程の説明図。
【図9】本発明の製造方法に係わる第2のマスクパターンのエッチング工程の説明図。
【図10】本発明の製造方法に係わる第3の水晶エッチング工程の説明図。
【図11】本発明の製造方法に係わる第3のフォトレジスト剥離工程の説明図。
【図12】本発明の製造方法に係わる第3のマスクパターンのエッチング工程の説明図。
【図13】本発明の製造方法に係わる蒸着マスク装着工程の説明図。
【図14】本発明の製造方法に係わる電極形成工程の説明図。
【図15】本発明の製造方法に係わる折り割り工程の説明図。
(a)折り割りマスク載置作業。
(b)折り割り作業。
【図16】従来の水晶振動素子の斜視図。
【図17】従来の電極形成工程を説明するための縦断面図。
【符号の説明】
1…水晶基板 1a…振動部 1b…段差部 2…励振電極
3…リード電極 10…水晶振動素子
21…大型水晶基板 22…連結部 23…枠部 23a…突起部
24…支持部 25…間隙
31…大型水晶基板 32a〜32d…マスクパターン
33…第1のフォトレジスト 34…第2のフォトレジスト
40…大型水晶基板 43…金属薄膜 45…大型蒸着マスク
46…磁石 50…折り割り用マスク
100…水晶振動素子 101…水晶基板 102…励振電極
103…引き出し電極 104…非形成部位
111…中板 112…上板 113…下板 114…枠板

Claims (4)

  1. 圧電基板の周縁よりも中央部分の厚みを大きくして該厚肉部分を振動部とした圧電振動素子の製造方法であって、
    大型の圧電基板の前記圧電振動素子に相当する素子領域と、該素子領域と第1の間隙を隔てて配置した支持部領域と、該支持部領域と第2の間隙を隔てて配置した枠部領域と、を保護膜で覆い、圧電基板の前記間隙にエッチングを施す第1のエッチング工程と、
    前記振動部に相当する振動領域と前記支持部領域と前記枠部領域とを保護膜で覆い、圧電基板にエッチングを施す第2のエッチング工程と、
    を有し、
    前記第1及び第2のエッチング工程により前記素子領域と前記支持部領域とを繋ぐ細幅の連結部を残して前記第1の間隙を貫通した後、前記連結部を折り割ることにより個片の圧電振動素子を得ることを特徴とする圧電振動素子の製造方法。
  2. 前記枠部領域の一方の面を保護膜で覆い、圧電基板にエッチングを施す第3のエッチング工程と、
    第3のエッチング工程にて保護膜で覆った前記枠部領域を位置合わせの基準として電極用マスクを圧電基板に装着する工程と、
    電極用マスクを介して電極膜を成膜する成膜工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の圧電振動素子の製造方法。
  3. 前記保護膜として金属膜を用い、該金属膜を前記振動領域に主電極として残して他の金属膜を除去する工程と、
    引き出し電極用マスクを用いて前記主電極から前記素子領域の端部まで延びる引き出し電極を蒸着若しくはスパッタリングにて成膜する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の圧電振動素子の製造方法。
  4. 前記素子領域に開口を有する折り割り用マスクを、前記素子領域と前記連結部との接続部に開口端部が位置するように圧電基板に装着して前記連結部を折り割ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の圧電振動素子の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2019075735A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 株式会社村田製作所 圧電振動素子の製造方法及び集合基板
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