JP2005025171A - トナー、並びに、現像剤、トナー入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 少なくとも発泡剤、結着樹脂、及び着色剤を含有するトナー原料組成物から製造され、該着色剤が少なくとも黒色金属化合物を含有し、前記発泡剤の体積平均粒径が2〜50μmであり、かつ前記トナー原料組成物を溶融混練時に該発泡剤が発泡してポーラス状混練物を形成すると共に、該ポーラス状混練物を粉砕し、分級して得られるトナーにおける真密度が1.0〜1.3g/cm3であることを特徴とするトナーである。該発泡剤のトナーにおける添加量が2〜20質量%である態様、該黒色金属化合物のトナーにおける添加量が10〜50質量%である態様が好ましい。
【選択図】 なし
Description
更に、金属酸化物顔料を使用する場合、有機感光体(Organic Photo−conductor;OPC)の地肌部分へのトナー付着量が多いため、トナー消費量が比較的多くなってしまうという課題がある。
<1> 少なくとも発泡剤、結着樹脂、及び着色剤を含有するトナー原料組成物から製造され、該着色剤が少なくとも黒色金属化合物を含有し、前記発泡剤の体積平均粒径が2〜50μmであり、かつ前記トナー原料組成物を溶融混練時に該発泡剤が発泡してポーラス状混練物を形成すると共に、該ポーラス状混練物を粉砕し、分級して得られるトナーにおける真密度が1.0〜1.3g/cm3であることを特徴とするトナーである。該<1>に記載のトナーにおいては、着色剤として人体に無害な黒色金属酸化物を用いて、所定の体積平均粒径の発泡剤を内添させ、該発泡剤を溶融混練時に発泡させて混練物を粉砕し分級して、真密度を1.0〜1.3g/cm3のトナーとしたことから、カーボンブラック使用トナーと同等のトナー真密度を有し、そのため、市場機におけるトナーの置き換えをトナー濃度センサの制御値の変更などを行うことなく容易に行え、人体や環境への安全性を懸念することなく、効率よく画像形成を行うことができる。
<3> 黒色金属化合物のトナーにおける添加量が10〜50質量%である前記<1>から<2>のいずれかに記載のトナーである。該<3>に記載のトナーにおいては、黒色金属酸化物を10〜50質量%含有することから、黒色度が十分で、かつ、気泡体積の過剰によるトナー粉体の脆さを招かず、キャリア汚染や現像スリーブへのトナー付着など発生させない。
<4> 黒色金属化合物の飽和磁化が10Am2/kg以下である前記<1>から<3>のいずれかに記載のトナーである。該<4>に記載のトナーにおいては、黒色金属酸化物の飽和磁化が10Am2/kg以下であることから、二成分プロセスにおける現像特性を変えずにトナーの置換えが可能な静電荷像現像用トナーを得ることができる。
<5> 黒色金属化合物の個数平均粒径が0.02〜0.3μmである前記<1>から<4>のいずれかに記載のトナーである。該<5>に記載のトナーにおいては、黒色金属酸化物の個数平均粒径が0.02〜0.3μmであることから、黒色金属酸化物の良好な分散が得られ、画像かぶり等の問題がなく、かつ、黒色度が不足することがない。
<6> 結着樹脂の平均粒径が2mm以下である前記<1>から<5>のいずれかに記載のトナーである。該<6>に記載のトナーにおいては、結着樹脂として、その粒子のサイズが2mm以下のものを用いることにより、結着樹脂と発泡剤との混合が均一となり、トナー真密度のばらつきが生じない。
<7> トナーにおける誘電体損が3×10−3〜15×10−3である前記<1>から<6>のいずれかに記載のトナーである。該<7>に記載のトナーにおいては、トナーにおける誘電体損が3×10−3〜15×10−3であることから、電荷の減衰速度が丁度良く、帯電量の上昇や低下がなく、画像濃度低下や画像かぶり等を発生させない。
<8> 少なくとも発泡剤、結着樹脂、及び着色剤として黒色金属化合物を含有し、溶融混練により該発泡剤を発泡させる溶融混練工程と、得られたポーラス状混練物を粉砕し、分級する粉砕分級工程とを含むことを特徴とするトナーの製造方法である。
<9> ポーラス状混練物における気泡の大きさが0.2〜20μmである前記<8>に記載のトナーの製造方法である。
<10> ポーラス状混練物における気泡体積率が10〜30体積%である前記<8>から<9>のいずれかに記載のトナーの製造方法である。
<12> 一成分現像剤及び二成分現像剤のいずれかである前記<11>に記載の現像剤である。
本発明のトナーは、少なくとも発泡剤、結着樹脂、及び着色剤を含有するトナー原料組成物から製造され、更に必要に応じて適宜選択した、離型剤、帯電制御剤等のその他の成分を含む。
前記着色剤としては、少なくとも黒色金属化合物を含有し、必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記黒色金属化合物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、Al、Si、Ti、V、Mn、Fe、Co、Cu、Nb、Mo、及びSnから選択される金属の酸化物を1種以上含む黒色金属化合物が好ましい。該黒色金属化合物としては、例えば、マグネタイト、ヘマタイト構造を有するMn含有酸化鉄顔料、Fe2O3−Mn2O3、酸化チタン焼結体、MnFeフェライト、TiFeフェライト、Fe2TiO5とFe2O3−FeTiO3固溶体との混合組成を有する多結晶粒子からなる黒色顔料粒子粉末、コバルトと鉄とクロムからなる複合酸化物黒色顔料、等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
処方倍率=ρM/ρCB
ただし、前記数式1中、ρMは、黒色金属化合物の真比重を表す。ρCBは、カーボンブラックの真比重を表す。
サンプル量1gを直径20mmの錠剤成型器にて加圧力400kgf/cm2で5分加圧後、成型器よりサンプルを取出し、除圧後10分後にサンプルの直径、高さよりサンプル体積(V)を求め、またサンプル重量(W)を精秤して、下記の数式2より真密度を求めることができる。
<数式2>
真密度(ρt)=W/V
前記磁性キャリアを使用した場合の代表的なトナー濃度コントロール方式である透磁率センサを使用した場合、トナー真密度が高くなると、トナー濃度が高くなり、帯電量の低下による画像濃度過多、地肌汚れ、トナー消費量過多が発生する。
この場合、前記黒色金属化合物を顔料として使用した場合は、カーボンブラック含有トナーとの差異を減らすために、トナーの真密度を低くすることが必要であり、真密度1.0〜1.3g/cm3の範囲とすることが必要である。
ここで、前記飽和磁化は、例えば、多試料回転式磁化測定装置(東英工業株式会社製、MODEL REM−1−10型)を用いて、測定磁場796m2/kg値で測定することができる。
ここで、前記個数平均粒径は、例えば、動的光散乱による粒度分布測定装置により測定可能であるが、粒子の二次凝集を解離することが難しいため、透過型電子顕微鏡により得られる写真より求めることが好ましい。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記発泡剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、60〜300℃で気化又は分散により気体を発生してポーラス状混練物を形成できる物質であれば無機物であっても有機物であってもよい。前記無機の発泡剤としては、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属の炭酸水素塩、例えば水銀、カドミウム等の重金属の炭酸水素塩、炭酸水素アンモニウム、炭酸アンモニウム、硝酸アンモニウム等が挙げられる。前記有機の発泡剤としては、例えば、ニトロソ系化合物、アゾ系化合物、スルホヒドラジド系化合物、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾビスイソブチロニトリル、アゾジカルボンアミド、ジフェニルスルフォン−3,3’−ジスルホヒドラジン、4,4’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、アリルビス(スルホヒドラジド)、5−モルホリン−N,N’−ジメチル−N,N’−ジニトロテレフタルアミド、ジアミノベンゼン、フロン11、フロン12、フロン114等が挙げられる。これら発泡剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記結着樹脂としては、特に制限はなく、従来からトナー用結着樹脂として使用されてきたものの全てを使用することができる。具体的には、ポリスチレン樹脂、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体などのスチレン系樹脂;飽和ポリエテル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、マレイン酸樹脂、クマロン酸樹脂、塩素化パラフィン樹脂、キシレン樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記離型剤は、特に制限はなく、目的に応じて公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、ワックス類、などが好適に挙げられる。
前記ワックス類としては、例えば、カルボニル基含有ワックス、ポリオレフィンワックス、長鎖炭化水素、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、カルボニル基含有ワックスが好ましい。
前記カルボニル基含有ワックスとしては、例えば、ポリアルカン酸エステル、ポリアルカノールエステル、ポリアルカン酸アミド、ポリアルキルアミド、ジアルキルケトン、などが挙げられる。前記ポリアルカン酸エステルとしては、例えば、カルナバワックス、モンタンワックス、トリメチロールプロパントリベヘネート、ペンタエリスリトールテトラベヘネート、ペンタエリスリトールジアセテートジベヘネート、グリセリントリベヘネート、1,18−オクタデカンジオールジステアレート等が挙げられる。前記ポリアルカノールエステルとしては、例えば、トリメリット酸トリステアリル、ジステアリルマレエート等が挙げられる。前記ポリアルカン酸アミドとしては、例えば、ジベヘニルアミド等が挙げられる。前記ポリアルキルアミドとしては、例えば、トリメリット酸トリステアリルアミド等が挙げられる。前記ジアルキルケトンとしては、例えば、ジステアリルケトン等が挙げられる。これらカルボニル基含有ワックスの中でも、ポリアルカン酸エステルが特に好ましい。
前記ポリオレフィンワックスとしては、例えば、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス等が挙げられる。
前記長鎖炭化水素としては、例えば、パラフィンワックス、サゾールワックス等が挙げられる。
前記クリーニング性向上剤は、感光体や一次転写媒体に残存する転写後の現像剤を除去するために前記トナーに添加され、例えば、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸等の脂肪酸金属塩、などが挙げられる。
前記磁性材料としては、特に制限はなく、目的に応じて公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、鉄粉、マグネタイト、フェライト、などが挙げられる。これらの中でも、色調の点で白色のものが好ましい。
前記平均円形度は、例えば、トナー粒子を含む懸濁液を平板上の撮像部検知帯に通過させ、CCDカメラで光学的に粒子画像を検知し、解析する光学的検知帯の手法などにより計測することができ、例えば、フロー式粒子像分析装置FPIA−2100(東亜医用電子株式会社製)等を用いて計測することができる。
前記体積平均粒径が、4μm未満であると、二成分現像剤では現像装置における長期の攪拌においてキャリアの表面にトナーが融着し、キャリアの帯電能力を低下を招いたり、一成分現像剤として用いた場合には、現像ローラへのトナーのフィルミングや、トナーを薄層化する為のブレード等の部材へのトナーの融着を発生させやすくなる一方、8μmを超えると、高解像で高画質の画像を得ることが難しくなる。
<数式3>
tanδ=G/(2π×f×C)
ただし、前記数式3中、Gは、トナーのキャパシタンスを表す。fは、周波数を表す。Cは、トナーのコンダクタンスを表す。
本発明のトナーの製造方法は、本発明の前記トナーを製造する方法であって、溶融混練工程と、粉砕分級工程を少なくとも含み、更に必要に応じて適宜選択したその他の工程を含む。
前記溶融混練時に発泡剤を発泡させるには該発泡剤の発泡温度を超える温度で行えばよく、通常50〜200℃で行うことが好ましい。例えば、混合物を混練機に仕込んで溶融混練する。溶融混練機としては、一軸、二軸の連続混練機や、ロールミルによるバッチ式混練機を用いることができる。例えば、神戸製鋼所社製KTK型2軸押出機、東芝機械社製TEM型押出機、ケイ・シー・ケイ社製2軸押出機、池貝鉄工所社製PCM型2軸押出機、ブス社製コニーダー等が好適に用いられる。この溶融混練は、バインダーレジンの分子鎖の切断を招来しないような適正な条件で行うことが重要である。具体的には、溶融混練温度はバインダーレジンの軟化点を参考に行うべきであり、軟化点より低温過ぎると切断が激しく、高温過ぎると分散が進まない。
前記気泡の大きさは、例えば、混練品の断面を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察することにより測定することができる。
前記ポーラス状混練物における気泡体積比率は、10〜30体積%が好ましい。前記気泡体積比率が10体積%未満であると、トナーの真密度が1.3g/cm3以下になりにくくなることがあり、30体積%を超えると、トナーが脆くなることによる現像器内ストレスによるキャリア汚染が顕著になり、使用できないことがある。
この粉砕工程においては、まず、粗粉砕し、次いで、微粉砕することが好ましい。この際、ジェット気流中で衝突板に衝突させて粉砕したり、ジェット気流中で粒子同士を衝突させて粉砕したり、機械的に回転するローターとステーターの狭いギャップで粉砕する方式が好ましく用いられる。この粉砕工程が終了した後に、粉砕物を遠心力などにより気流中で分級し、例えば、体積平均粒径が4〜8μmのトナーを調製できる。
本発明の現像剤は、本発明のトナーを少なくとも含有してなり、キャリア等の適宜選択したその他の成分を含有してなる。該現像剤としては、一成分現像剤であってもよいし、二成分現像剤であってもよいが、近年の情報処理速度の向上に対応した高速プリンタ等に使用する場合には、寿命向上等の点で前記二成分現像剤が好ましい。
本発明の前記トナーを用いた前記一成分現像剤の場合、トナーの収支が行われても、トナーの粒子径の変動が少なく、現像ローラへのトナーのフィルミングや、トナーを薄層化する為のブレード等の部材へのトナーの融着がなく、現像装置の長期の使用(撹拌)においても、良好で安定した現像性及び画像が得られる。また、本発明の前記トナーを用いた前記二成分現像剤の場合、長期にわたるトナーの収支が行われても、現像剤中のトナー粒子径の変動が少なく、現像装置における長期の撹拌においても、良好で安定した現像性が得られる。
前記平均粒径(体積平均粒径(D50))が、10μm未満であると、キャリア粒子の分布において、微粉系が多くなり、1粒子当たりの磁化が低くなってキャリア飛散を生じることがあり、150μmを超えると、比表面積が低下し、トナーの飛散が生じることがあり、ベタ部分の多いフルカラーでは、特にベタ部の再現が悪くなることがある。
前記溶剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、セルソルブチルアセテート、などが挙げられる。
前記焼付としては、特に制限はなく、外部加熱方式であってもよいし、内部加熱方式であってもよく、例えば、固定式電気炉、流動式電気炉、ロータリー式電気炉、バーナー炉等を用いる方法、マイクロウエーブを用いる方法、などが挙げられる。
前記量が、0.01質量%未満であると、前記芯材の表面に均一な前記樹脂層を形成することができないことがあり、5.0質量%を超えると、前記樹脂層が厚くなり過ぎてキャリア同士の造粒が発生し、均一なキャリア粒子が得られないことがある。
二成分系現像剤のトナーとキャリアの混合割合は、一般にキャリア100質量部に対しトナー0.5〜20.0質量部が好ましい。
本発明の現像剤は、磁性一成分現像方法、非磁性一成分現像方法、二成分現像方法等の公知の各種電子写真法による画像形成に好適に用いることができ、以下の本発明のトナー入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法に特に好適に用いることができる。
本発明のトナー入り容器は、本発明の前記トナー乃至前記現像剤を容器中に収容してなる。
前記容器としては、特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、トナー容器本体とキャップとを有してなるもの、などが好適に挙げられる。
前記トナー容器本体としては、その大きさ、形状、構造、材質などについては特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記形状としては、円筒状などが好ましく、内周面にスパイラル状の凹凸が形成され、回転させることにより内容物であるトナーが排出口側に移行可能であり、かつ該スパイラル部の一部又は全部が蛇腹機能を有しているもの、などが特に好ましい。
前記トナー容器本体の材質としては、特に制限はなく、寸法精度が良いものが好ましく、例えば、樹脂が好適に挙げられ、その中でも、例えば、ポリエステル樹脂,ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアクリル酸、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール樹脂、などが好適に挙げられる。
本発明のトナー入り容器は、保存、搬送等が容易であり、取扱性に優れ、後述する本発明のプロセスカートリッジ、画像形成装置等に、着脱可能に取り付けてトナーの補給に好適に使用することができる。
本発明のプロセスカートリッジは、静電潜像を担持する静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に担持された静電潜像を、現像剤を用いて現像し可視像を形成する現像手段とを、少なくとも有してなり、更に必要に応じて適宜選択したその他の手段を有してなる。
前記現像手段としては、本発明の前記トナー乃至前記現像剤を収容する現像剤収容器と、該現像剤収容器内に収容されたトナー乃至現像剤を担持しかつ搬送する静電潜像担持体とを、少なくとも有してなり、更に、担持させるトナー層厚を規制するための層厚規制部材等を有していてもよい。
本発明のプロセスカートリッジは、各種電子写真装置に着脱自在に備えさせることができ、後述する本発明の電子写真装置に着脱自在に備えさせるのが好ましい。
前記感光体101は、支持体と、該支持体上に電荷発生層、電荷輸送層、及び架橋型電荷輸送層を少なくともこの順に含む感光層を有する。帯電部材102には、前述のように公知の帯電部材が用いられ、高精細な画像形成を行う際には感光体の電界強度が30V/μm以上(60V/μm以下、好ましくは50V/μm以下)になるようにコロナ放電を与える。
露光手段103には、高解像度で書き込みが行うことのできる光源が用いられる。帯電手段102には、任意の帯電部材(好ましくはスコロトロン帯電)が用いられる。
本発明においては、感光体2、帯電装置手段3、現像手段4及びクリーニング手段5等の構成要素のうち、少なくとも現像手段4を含む複数のものをプロセスカートリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジを複写機やプリンタ等の画像形成装置本体に対して着脱可能に構成することができる。
本発明の画像形成装置は、静電潜像担持体と、静電潜像形成手段と、現像手段と、転写手段と、定着手段とを少なくとも有してなり、更に必要に応じて適宜選択したその他の手段、例えば、除電手段、クリーニング手段、リサイクル手段、制御手段等を有してなる。
本発明の画像形成方法は、静電潜像形成工程と、現像工程と、転写工程と、定着工程とを少なくとも含み、更に必要に応じて適宜選択したその他の工程、例えば除電工程、クリーニング工程、リサイクル工程、制御工程等を含む。
なお、本発明の画像形成装置においては、前記潜像保持体上の潜像を現像する工程において、交互電界を印加する手段を設けることが好ましい。
該交互電界を印加する手段を設けることにより、潜像を現像剤で現像する時に、直流電圧に交流電圧を重畳した振動バイアス電圧が印加されるので、ざらつきのない高精細な画像を得ることができる。
前記静電潜像形成工程は、静電潜像担持体上に静電潜像を形成する工程である。
前記静電潜像担持体(「光導電性絶縁体」、「感光体」と称することがある)としては、その材質、形状、構造、大きさ、等について特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができるが、その形状としてはドラム状が好適に挙げられ、その材質としては、例えばアモルファスシリコン、セレン等の無機感光体、ポリシラン、フタロポリメチン等の有機感光体、などが挙げられる。これらの中でも、長寿命性の点でアモルファスシリコン等が好ましい。
前記静電潜像形成手段は、例えば、前記静電潜像担持体の表面を一様に帯電させる帯電器と、前記静電潜像担持体の表面を像様に露光する露光器とを少なくとも備える。
前記帯電器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、導電性又は半導電性のロール、ブラシ、フィルム、ゴムブレード等を備えたそれ自体公知の接触帯電器、コロトロン、スコロトロン等のコロナ放電を利用した非接触帯電器、などが挙げられる。
前記露光器としては、前記帯電器により帯電された前記静電潜像担持体の表面に、形成すべき像様に露光を行うことができる限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、複写光学系、ロッドレンズアレイ系、レーザー光学系、液晶シャッタ光学系、などの各種露光器が挙げられる。
なお、本発明においては、前記静電潜像担持体の裏面側から像様に露光を行う光背面方式を採用してもよい。
前記現像工程は、前記静電潜像を、本発明の前記トナー乃至前記現像剤を用いて現像して可視像を形成する工程である。
前記可視像の形成は、例えば、前記静電潜像を本発明の前記トナー乃至前記現像剤を用いて現像することにより行うことができ、前記現像手段により行うことができる。
前記現像手段は、例えば、本発明の前記トナー乃至前記現像剤を用いて現像することができる限り、特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、本発明の前記トナー乃至現像剤を収容し、前記静電潜像に該トナー乃至該現像剤を接触又は非接触的に付与可能な現像器を少なくとも有するものが好適に挙げられ、本発明の前記トナー入り容器を備えた現像器などがより好ましい。
前記転写工程は、前記可視像を記録媒体に転写する工程であるが、中間転写体を用い、該中間転写体上に可視像を一次転写した後、該可視像を前記記録媒体上に二次転写する態様が好ましく、前記トナーとして二色以上、好ましくはフルカラートナーを用い、可視像を中間転写体上に転写して複合転写像を形成する第一次転写工程と、該複合転写像を記録媒体上に転写する第二次転写工程とを含む態様がより好ましい。
前記転写は、例えば、前記可視像を転写帯電器を用いて前記静電潜像担持体(感光体)を帯電することにより行うことができ、前記転写手段により行うことができる。前記転写手段としては、可視像を中間転写体上に転写して複合転写像を形成する第一次転写手段と、該複合転写像を記録媒体上に転写する第二次転写手段とを有する態様が好ましい。
なお、前記中間転写体としては、特に制限はなく、目的に応じて公知の転写体の中から適宜選択することができ、例えば、転写ベルト等が好適に挙げられる。
前記転写器としては、コロナ放電によるコロナ転写器、転写ベルト、転写ローラ、圧力転写ローラ、粘着転写器、などが挙げられる。
なお、前記記録媒体としては、特に制限はなく、公知の記録媒体(記録紙)の中から適宜選択することができる。
前記定着装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、公知の加熱加圧手段が好適である。前記加熱加圧手段としては、加熱ローラと加圧ローラとの組み合わせ、加熱ローラと加圧ローラと無端ベルトとの組み合わせ、などが挙げられる。
前記加熱加圧手段における加熱は、通常、80〜200℃が好ましい。
なお、本発明においては、目的に応じて、前記定着工程及び定着手段と共にあるいはこれらに代えて、例えば、公知の光定着器を用いてもよい。
前記除電手段としては、特に制限はなく、前記静電潜像担持体に対し除電バイアスを印加することができればよく、公知の除電器の中から適宜選択することができ、例えば、除電ランプ等が好適に挙げられる。
前記クリーニング手段としては、特に制限はなく、前記静電潜像担持体上に残留する前記電子写真トナーを除去することができればよく、公知のクリーナの中から適宜選択することができ、例えば、磁気ブラシクリーナ、静電ブラシクリーナ、磁気ローラクリーナ、ブレードクリーナ、ブラシクリーナ、ウエブクリーナ等が好適に挙げられる。
前記リサイクル手段としては、特に制限はなく、公知の搬送手段等が挙げられる。
前記制御手段としては、前記各手段の動きを制御することができる限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シークエンサー、コンピュータ等の機器が挙げられる。
複写装置本体150には、無端ベルト状の中間転写体50が中央部に設けられている。そして、中間転写体50は、支持ローラ14、15及び16に張架され、図5中、時計回りに回転可能とされている。支持ローラ15の近傍には、中間転写体50上の残留トナーを除去するための中間転写体クリーニング装置17が配置されている。支持ローラ14と支持ローラ15とにより張架された中間転写体50には、その搬送方向に沿って、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの画像形成手段18が対向して並置されたタンデム型現像器120が配置されている。タンデム型現像器120の近傍には、露光装置21が配置されている。中間転写体50における、タンデム型現像器120が配置された側とは反対側には、二次転写装置22が配置されている。二次転写装置22においては、無端ベルトである二次転写ベルト24が一対のローラ23に張架されており、二次転写ベルト24上を搬送される転写紙と中間転写体50とは互いに接触可能である。二次転写装置22の近傍には定着装置25が配置されている。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26と、これに押圧されて配置された加圧ローラ27とを備えている。
なお、前記タンデム画像形成装置においては、二次転写装置22及び定着装置25の近傍に、転写紙の両面に画像形成を行うために該転写紙を反転させるためのシート反転装置28が配置されている。
そして、中間転写体50上に合成された合成カラー画像(カラー転写像)にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転させ、中間転写体50と二次転写装置22との間にシート(記録紙)を送出させ、二次転写装置22により該合成カラー画像(カラー転写像)を該シート(記録紙)上に転写(二次転写)することにより、該シート(記録紙)上にカラー画像が転写され形成される。なお、画像転写後の中間転写体50上の残留トナーは、中間転写体クリーニング装置17によりクリーニングされる。
下記実施例におけるトナーの物性、得られた画像評価の測定方法、及びトナーの真密度の測定方法は、以下に示すとおりである。
(1)画像濃度は、転写紙上トナーの付着量を1.0mg/cm2に合わせ、画像形成装置(株式会社リコー製、imagioMF2230)で定着したものをX−Rite938の表色系DEN、レスポンスAで計測した。
(2)色再現性は、付着量を調整し、定着後の画像濃度が0.8での色相であり、X−Rite938で、表色系:L*a*b*、光源種類:D50、視野角:2°で計測した。
(3)トナー体積平均粒径は、コールターカウンター社製マルチサイザーIIeを使用し、100μmアパーチャーチューブを使用して計測した。
(4)誘電体損tanδは、トナーサンプルを480kgf/cm2の圧力で成形し、SE−70形固体用電極(安藤電気株式会社製)にセットし、その後、TR−10C型誘電体損測定器(安藤電気株式会社製)にて周波数1kHzでトナーのキャパシタンス、コンダクタンスを測定した。
白ベタコピー時において、現像領域通過後の静電潜像担持体(感光体)の地肌部分に付着するトナーをテープで剥がし取り、該テープを白紙に貼り付け、そのテープの濃度(IDg)からトナー付着の無いテープを白紙に貼り付けた時のテープの濃度(ID0)を引いた濃度差(ΔID)で表した。
各トナー原料組成物の混練品の断面を走査型電子顕微鏡(SEM)にて観察し、気泡断面の個々の長径を測定した。
トナーの真密度は、サンプル量1gを直径20mmの錠剤成型器にて加圧力400kgf/cm2で5分加圧後、成型器よりサンプルを取出し、除圧後10分後にサンプルの直径、高さよりサンプル体積(V)を求め、またサンプル重量(W)を精秤して、下記数式2より求めた。
<数式2>
真密度(ρt)=W/V
−トナーの調製−
ポリエステル樹脂(目開き2mm篩 全量パス品)46質量部、ポリエチレンワックス5質量部、MnFeフェライト(個数平均粒径:0.2μm、飽和磁化:0.2Am2/kg)40質量部、負荷電制御剤1質量部、及び発泡剤としての体積平均粒径5μmのアゾジカルボンアミド8質量部をヘンシェルミキサーにてプレ混合後、2軸混練機にて溶融混練すると共に、発泡剤を発泡させて、スポンジ状の混練物を得た。得られた混練物には、0.2〜20μmの気泡が20体積%存在していた。この混練物を粉砕し、分級して体積平均粒径が7.0μmであり、誘電体損tanδが10×10−3のトナーを作製した。このトナーの真密度は1.30g/cm3であった。
次に、得られたトナー100質量部に対し、疎水性シリカ0.6質量部を添加混合して電子写真用トナーを調製した。
得られた電子写真用トナーを画像形成装置(株式会社リコー製、imagioMF2230)に搭載し、画像出しを行ったところ、画像濃度1.40であり、色再現性a*=−0.1、b*=−0.5となり、カーボンブラックを着色剤として含む電子写真用トナーと比較して遜色の無い品質であった。
また、ランニングによるトナー消費量、キャリア寿命についても、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと遜色のない結果が得られた。また、OPC地肌濃度は、0.02であった。
−トナーの調製−
ポリエステル樹脂(目開き2mm篩 全量パス品)31質量部、カルナウバワックス3質量部、TiFe複合酸化物(個数平均粒径:0.12μm、飽和磁化:0.5Am2/kg)50質量部、サリチル酸系金属塩3質量部、発泡剤としての体積平均粒径5μmのアゾジカルボンアミド12質量部、及びステアリン酸1質量部をヘンシェルミキサーにてプレ混合し、2軸混練機にて溶融混練と共に発泡剤を発泡させ、スポンジ状の混練物を得た。得られた混練物には、0.2〜20μmの気泡が30体積%存在した。この混練物を、粉砕し、分級して体積平均粒径が9.0μmであり、誘電体損tanδが3×10−3であるトナーを作製した。このトナーの真密度は、1.27g/cm3であった。
次に、得られたトナー100質量部に対し、疎水性シリカ0.5質量部を添加混合して電子写真用トナーを調製した。
得られた電子写真用トナーを画像形成装置(株式会社リコー製、imagioMF2230)に搭載し、画像出しを行ったところ、画像濃度1.42で、色再現性a*=−0.0、b*=−0.2となり、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと比較して遜色の無い品質であった。
また、ランニングによるトナー消費量、キャリア寿命についても、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと遜色の無い結果が得られた。また、OPC地肌濃度は、0.0であった。
−トナーの調製−
ポリエステル樹脂(目開き2mm篩 全量パス品)73質量部、ポリエチレンワックス5質量部、Fe2O3−Mn2O3(個数平均粒径:0.25μm、飽和磁化:2.0Am2/kg)10質量部、負荷電制御剤1質量部、発泡剤としての体積平均粒径5μmのアゾジカルボンアミド2質量部をヘンシェルミキサーにてプレ混合し、2軸混練機にて溶融混練と共に発泡剤を発泡させて、混練物を得た。得られた混練物には、0.2〜20μmの気泡が10体積%存在した。この混練物を粉砕し、分級して体積平均粒径が11.5μmであり、誘電体損tanδが4×10−3であるトナーを作製した。このトナーの真密度は、1.1g/cm3であった。
次に、得られたトナー100質量部に対し、疎水性シリカ0.4質量部を添加混合して電子写真用トナーを調製した。
得られた電子写真用トナーを画像形成装置(株式会社リコー製、imagioMF2230)に搭載し、画像出しを行ったところ、画像濃度1.35で、色再現性a*=−0.1、b*=−0.3となり、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと比較して遜色の無い品質であった。
また、ランニングによるトナー消費量、キャリア寿命についても、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと遜色の無い結果が得られた。また、OPC地肌濃度は、0.0であった。
−トナーの調製−
スチレン−アクリル樹脂(目開き2mm篩 全量パス品)78.5質量部、低分子量ポリプロピレン5質量部、TiFe複合酸化物(個数平均粒径:0.3μm、飽和磁化:3.0Am2/kg)10質量部、負荷電制御剤1質量部、発泡剤としての体積平均粒径5μmのアゾジカルボンアミド5質量部、及び尿素0.5質量部をヘンシェルミキサーにてプレ混合し、2軸混練機にて溶融混練と共に発泡剤を発泡させて、混練物を得た。
得られた混練物には、0.2〜20μmの気泡が15体積%存在した。この混練物を粉砕し、分級して体積平均粒径が9.0μmであり、誘電体損tanδが3×10−3であるトナーを作製した。このトナーの真密度は、1.01g/cm3であった。
次に、得られたトナー100質量部に対し、疎水性シリカ0.9質量部を添加混合して電子写真用トナーを調製した。
得られた電子写真用トナーを画像形成装置(株式会社リコー製、imagioMF2230)に搭載し、画像出しを行ったところ、画像濃度1.42で、色再現性a*=−0.2、b*=−0.3となり、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと比較して遜色の無い品質であった。
また、ランニングによるトナー消費量、キャリア寿命についても、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと遜色の無い結果が得られた。また、OPC地肌濃度は、0.0であった。
−トナーの調製−
ポリエステル樹脂(目開き2mm篩 全量パス品)58.5質量部、カルナウバワックス5質量部、TiFeフェライト(個数平均粒径:0.15μm、飽和磁化:0.5Am2/kg)30質量部、負荷電制御剤1質量部、発泡剤としての体積平均粒径5μmのアゾジカルボンアミド5質量部、及びステアリン酸0.5質量部をヘンシェルミキサーにてプレ混合し、2軸混練機にて溶融混練と共に発泡剤を発泡させて、混練物を得た。得られた混練物には、0.2〜20μmの気泡が15体積%存在した。この混練物を粉砕し、分級して体積平均粒径が5.5μmであり、誘電体損tanδが13×10−3であるトナーを作製した。このトナーの真密度は1.22g/cm3であった。
次に、得られたトナー100質量部に対し、疎水性シリカ0.6質量部を添加混合して電子写真用トナーを調製した。
得られた電子写真用トナーを画像形成装置(株式会社リコー製、imagioMF2230)に搭載し、画像出しを行ったところ、画像濃度1.42で、色再現性a*=0.1、b*=0.0となり、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと比較して遜色の無い品質であった。
また、ランニングによるトナー消費量、キャリア寿命についても、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと遜色の無い結果が得られた。また、OPC地肌濃度は、0.03であった。
−トナーの調製−
ポリエステル樹脂(目開き2mm篩 全量パス品)43質量部、カルナウバワックス5部、酸化チタン焼結体(個数平均粒径:0.05μm、飽和磁化:0.5Am2/kg)40質量部、負荷電制御剤1質量部、発泡剤としての体積平均粒径5μmのアゾジカルボンアミド10質量部、及びステアリン酸1質量部をヘンシェルミキサーにてプレ混合し、2軸混練機にて溶融混練と共に発泡剤を発泡させて、混練物を得た。得られた混練物には、0.2〜20μmの気泡が25体積%存在した。この混練物を粉砕し、分級して体積平均粒径が7.0μmであり、誘電体損tanδが10×10−3であるトナーを作製した。このトナーの真密度は1.22g/cm3であった。
次に、得られたトナー100質量部に対し、疎水性シリカ0.6質量部を添加混合して電子写真用トナーを調製した。
得られた電子写真用トナーを画像形成装置(株式会社リコー製、imagioMF2230)に搭載し、画像出しを行ったところ、画像濃度1.45で、色再現性a*=0.1、b*=0.0となり、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと比較して遜色の無い品質であった。
また、ランニングによるトナー消費量、キャリア寿命についても、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと遜色の無い結果が得られた。また、OPC地肌濃度は、0.02であった。
−トナーの調製−
ポリエステル樹脂(目開き2mm篩 全量パス品)26質量部、ポリエチレンワックス3質量部、TiFeフェライト(個数平均粒径:0.15μm、飽和磁化:0.5Am2/kg)55質量部、負荷電制御剤1質量部、発泡剤としての体積平均粒径5μmのアゾジカルボンアミド14質量部、及びステアリン酸1質量部をヘンシェルミキサーにてプレ混合し、2軸混練機にて溶融混練と共に発泡剤を発泡させて、混練物を得た。得られた混練物には、0.2〜20μmの気泡が35体積%存在した。この混練物を粉砕し、分級して体積平均粒径が7.0μmであり、誘電体損tanδが10×10−3であるトナーを作製した。このトナーの真密度は1.25g/cm3であった。
次に、得られたトナー100質量部に対し、疎水性シリカ0.6質量部を添加混合して電子写真用トナーを調製した。
得られた電子写真用トナーを画像形成装置(株式会社リコー製、imagioMF2230)に搭載し、画像出しを行ったところ、画像濃度1.42で、色再現性a*=0.3、b*=−0.6となり、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと比較して遜色の無い品質であった。
但し、ランニングによるキャリア寿命が通常のカーボンブラックを着色剤として含むトナーに比較し、60%と短い結果であった。また、OPC地肌濃度は、0.03であった。
−トナーの調製−
ポリエステル樹脂(目開き2mm篩 全量パス品)71質量部、ポリエチレンワックス5質量部、MnFeフェライト(個数平均粒径:0.2μm、飽和磁化:0.2Am2/kg)10質量部、負荷電制御剤1質量部、発泡剤としての体積平均粒径5μmのアゾジカルボンアミド12質量部、及びステアリン酸1質量部をヘンシェルミキサーにてプレ混合し、2軸混練機にて溶融混練と共に発泡剤を発泡させて、混練物を得た。得られた混練物には、0.2〜20μmの気泡が30体積%存在した。この混練物を粉砕し、分級して体積平均粒径が7.0μmであり、誘電体損tanδが12×10−3であるトナーを作製した。このトナーの真密度は0.84g/cm3であった。
次に、得られたトナー100質量部に対し、疎水性シリカ0.6質量部を添加混合して電子写真用トナーを調製した。
得られた電子写真用トナーを画像形成装置(株式会社リコー製、imagioMF2230)に搭載し、画像出しを行ったところ、画像濃度1.20と画像濃度の低いものであった。また、OPC地肌濃度は0.03であった。
−トナーの調製−
ポリエステル樹脂(目開き2mm篩 全量パス品)35質量部、ポリエチレンワックス3質量部、MnFeフェライト(個数平均粒径:0.2μm、飽和磁化:0.2Am2/kg)50質量部、負荷電制御剤1質量部、発泡剤としての体積平均粒径5μmのアゾジカルボンアミド10質量部、及びステアリン酸1質量部をヘンシェルミキサーにてプレ混合し、2軸混練機にて溶融混練と共に発泡剤を発泡させて、混練物を得た。得られた混練物には、0.2〜20μmの気泡が25体積%存在した。この混練物を粉砕し、分級して体積平均粒径が7.0μmであり、誘電体損tanδが6×10−3であるトナーを作製した。このトナーの真密度は1.37g/cm3であった。
次に、得られたトナー100質量部に対し、疎水性シリカ0.6質量部を添加混合して電子写真用トナーを調製した。
得られた電子写真用トナーを画像形成装置(株式会社リコー製、imagioMF2230)に搭載し、画像出しを行ったところ、画像濃度1.45と画像濃度が高いが、トナー濃度が高いため、トナー消費量が標準に比べて1.2倍多いものであった。また、OPC地肌濃度は、0.01であった。
−トナーの調製−
スチレン−アクリル樹脂(目開き2mm篩 全量パス品)84.0質量部、低分子量ポリプロピレン5質量部、TiFe複合酸化物(個数平均粒径:0.3μm、飽和磁化:3.0Am2/kg)10質量部、負荷電制御剤1質量部、発泡剤としての体積平均粒径5μmのジカルボンアミド5質量部、及び尿素0.5質量部をヘンシェルミキサーにてプレ混合し、2軸混練機にて溶融混練して、混練物を得た。但し、混練装置の脱気装置を使用し、混練物には、気泡を含まない状態にした。この混練物を粉砕し、分級して体積平均粒径が9.0μmであり、誘電体損tanδが3×10−3であるトナーを作製した。このトナーの真密度は1.25g/cm3であった。
次に、得られたトナー100質量部に対し、疎水性シリカ0.9質量部を添加混合して電子写真用トナーを調製した。
得られた電子写真用トナーを画像形成装置(株式会社リコー製、imagioMF2230)に搭載し、画像出しを行ったところ、画像濃度1.43で、色再現性a*=−0.2、b*=−0.3となり、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと比較して遜色の無い品質であった。
また、キャリア寿命についても、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと遜色の無い結果が得られた。しかし、OPC地肌濃度は0.15であり、トナー消費量が標準に比べて1.3倍多いものであった。
−トナーの調製−
ポリエステル樹脂(目開き2mm篩 全量パス品)31質量部、カルナウバワックス3質量部、TiFe複合酸化物(個数平均粒径:0.12μm、飽和磁化:0.5Am2/kg)50質量部、サリチル酸系金属塩3質量部、発泡剤としての体積平均粒径60μmのアゾジカルボンアミド12質量部、及びステアリン酸1質量部をヘンシェルミキサーにてプレ混合し、2軸混練機にて溶融混練と共に発泡剤を発泡させ、スポンジ状の混練物を得た。得られた混練物には、気泡が30体積%存在したが、気泡の大きさが0.2〜100μmでバラツキの大きいものであった。この混練物を、粉砕し、分級して体積平均粒径が9.0μmであり、誘電体損tanδが3×10−3であるトナーを作製した。このトナーの真密度は1.27g/cm3であった。
次に、得られたトナー100質量部に対し、疎水性シリカ0.5質量部を添加混合して電子写真用トナーを調製した。
得られた電子写真用トナーを画像形成装置(株式会社リコー製、imagioMF2230)に搭載し、画像出しを行ったところ、画像濃度1.42で、色再現性a*=−0.0、b*=−0.2となり、カーボンブラックを着色剤として含むトナーと比較して遜色の無い品質であった。また、OPC地肌濃度は、0.0であった。
しかし、ランニングを10000枚実施したところ、OPC地肌濃度が0.15であり、平均トナー消費量が標準に比べて1.2倍と多いものであった。また、10000枚後の画像にボソツキが見られた。
2 感光体(感光体ドラム)
3 帯電手段
4 現像手段
5 クリーニング手段
10 感光体(感光体ドラム)
10K ブラック用感光体
10Y イエロー用感光体
10M マゼンタ用感光体
10C シアン用感光体
14 支持ローラ
15 支持ローラ
16 支持ローラ
17 中間転写クリーニング装置
18 画像形成手段
20 帯電ローラ
21 露光装置
22 二次転写装置
23 ローラ
24 二次転写ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ベルト
28 シート反転装置
30 露光装置
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
36 読取りセンサ
40 現像装置
41 現像ベルト
42K 現像剤収容部
42Y 現像剤収容部
42M 現像剤収容部
42C 現像剤収容部
43K 現像剤供給ローラ
43Y 現像剤供給ローラ
43M 現像剤供給ローラ
43C 現像剤供給ローラ
44K 現像ローラ
44Y 現像ローラ
44M 現像ローラ
44C 現像ローラ
45K ブラック用現像器
45Y イエロー用現像器
45M マゼンタ用現像器
45C シアン用現像器
49 レジストローラ
50 中間転写体
51 ローラ
52 分離ローラ
53 定電流源
55 切換爪
56 排出ローラ
57 排出トレイ
58 コロナ帯電器
60 クリーニング装置
61 現像器
62 転写帯電器
63 感光体クリーニング装置
64 除電器
70 除電ランプ
71 クリーニングブレード
72 支持部材
80 転写ローラ
90 クリーニング装置
95 転写紙
100 画像形成装置
101 感光体
102 帯電手段
103 露光
104 現像手段
105 転写体
106 転写手段
107 クリーニング手段
120 タンデム型現像器
130 原稿台
142 給紙ローラ
143 ペーパーバンク
144 給紙カセット
145 分離ローラ
146 給紙路
147 搬送ローラ
148 給紙路
150 複写装置本体
200 給紙テーブル
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置(ADF)
Claims (16)
- 少なくとも発泡剤、結着樹脂、及び着色剤を含有するトナー原料組成物から製造され、該着色剤が少なくとも黒色金属化合物を含有し、前記発泡剤の体積平均粒径が2〜50μmであり、かつ前記トナー原料組成物を溶融混練時に該発泡剤が発泡してポーラス状混練物を形成すると共に、該ポーラス状混練物を粉砕し、分級して得られるトナーにおける真密度が1.0〜1.3g/cm3であることを特徴とするトナー。
- 発泡剤のトナー原料組成物における添加量が2〜20質量%である請求項1に記載のトナー。
- 黒色金属化合物のトナーにおける添加量が10〜50質量%である請求項1から2のいずれかに記載のトナー。
- 黒色金属化合物の飽和磁化が10Am2/kg以下である請求項1から3のいずれかに記載のトナー。
- 黒色金属化合物の個数平均粒径が0.02〜0.3μmである請求項1から4のいずれかに記載のトナー。
- 結着樹脂の平均粒径が2mm以下である請求項1から5のいずれかに記載のトナー。
- トナーにおける誘電体損が3×10−3〜15×10−3である請求項1から6のいずれかに記載のトナー。
- 少なくとも発泡剤、結着樹脂、及び着色剤として黒色金属化合物を含有し、溶融混練により該発泡剤を発泡させる溶融混練工程と、得られたポーラス状混練物を粉砕し、分級する粉砕分級工程とを含むことを特徴とするトナーの製造方法。
- ポーラス状混練物における気泡の大きさが0.2〜20μmである請求項8に記載のトナーの製造方法。
- ポーラス状混練物における気泡体積率が10〜30体積%である請求項8から9のいずれかに記載のトナーの製造方法。
- 請求項1から7のいずれかに記載のトナーを含むことを特徴とする現像剤。
- 一成分現像剤及び二成分現像剤のいずれかである請求項11に記載の現像剤。
- 請求項1から7のいずれかに記載のトナーを容器中に収容してなることを特徴とするトナー入り容器。
- 静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に形成した静電潜像を請求項1から7のいずれかに記載のトナーを用いて現像し可視像を形成する現像手段とを少なくとも有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、該静電潜像を請求項1から7のいずれかに記載のトナーを用いて現像して可視像を形成する現像手段と、該可視像を記録媒体に転写する転写手段と、記録媒体に転写された転写像を定着させる定着手段とを少なくとも有することを特徴とする画像形成装置。
- 静電潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成工程と、前記静電潜像を請求項1から7のいずれかに記載のトナーを用いて現像して可視像を形成する現像工程と、前記可視像を記録媒体に転写する転写工程と、記録媒体に転写された転写像を定着させる定着工程とを少なくとも含むことを特徴とする画像形成方法。
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