JP2004513829A - ワイヤステアリング式操舵装置のためのクラッチ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両のためのワイヤステアリング式操舵装置であって、ステアリングコラムに相対回動不能に結合された舵取り握り及び、ステアリングコラムに作用するハンドルアクチュエータを備えており、この場合、ハンドルアクチュエータがステアリングコラムに相対回動不能に結合されたロータとステータとを有している形式のものに関する。
【0002】
ワイヤステアリング式操舵装置とは、通常運転時にはハンドルと舵取り可能な車輪(操舵輪)との間を機械的に直接に結合するものではない操舵装置(ステアリングシステム)を意味する。即ち、運転者のステアリング動作がステアリングコラムの回転角センサーによって検出され、かつ制御装置によって処理されて、該制御装置が相応の制御信号を、車両の舵取り可能な車輪に作用するステアリング作動部へ送るようになっている。
【0003】
ワイヤステアリング式操舵装置の場合には、ハンドルアクチュエータが運転者にモーメントを介して路面接触をシミュレーションするようになっている。このために、比較的低いモーメントレベルが用いられる(ほぼ5Nm)。このような理由から、付加的な変速伝動装置なしの電動モータが直接駆動部としてアクチュエータ内に組み込まれる。これによって、モーメント変動の小さくかつ騒音発生の少ない極めて良好なステアリング感覚が可能である。
【0004】
運転者に、例えばステアリングストッパ若しくは縁石(Bordstein)と車輪との接触に起因する高いモーメントをシミュレーション(simulieren)したい場合、このことは伝動装置なしの電動モータでは不可能である。従来のワイヤステアリング式操舵装置において操舵伝動装置内に設けられたステアリングストッパは、ハンドルの回転運動の制限を行うことができないので、ハンドル若しくはステアリングコラムのための別個のステアリングストッパを設ける必要がある。従って、例えばクラクションの操作、エアバッグのレリーズ及び/又は自動変速装置の操作のためにステアリングコラム内に設けられた巻掛けばねを許容できないほどに大きく回動させることが避けられねばならない。巻掛けばねを許容できないほどに大きく回動させると、巻掛けばねが損傷してしまうことになる。縁石エッジとの接触もステアリングコラムの回転角制限によってシミュレーションされる。
【0005】
さらに、いわゆる復帰段を備えたワイヤステアリング式操舵装置がある。復帰段は、本明細書ではハンドルとステアリング作動部との間の慣用の機械的な結合部を意味しており、該結合部がワイヤステアリング式操舵装置の故障に際して機能せしめられるようになっている。該ワイヤステアリング式操舵装置においては、ハンドルとステアリング作動部との間の機械的な結合部が、解離可能なクラッチによって分離されており、復帰段の機能のためにクラッチが閉じられる。
【0006】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4330658A1号明細書により、自動車のためのスプラグを備えたハンドルロックが公知である。
【0007】
本発明の課題は、ワイヤステアリング式操舵装置のためのブレーキ装置を提供して、該ブレーキ装置がコンパクトな構造で安価に製造可能であり、かつワイヤステアリング運転時にわずかなエネルギーしか受容しないようにしたい。さらに、ブレーキ装置が簡単かつ確実に制御可能であるようにしたい。
【0008】
本明細書で、クラッチとブレーキ装置とは、クラッチが回転運動及びトルクを伝達するのに対して、ブレーキ装置がブレーキ装置の一部分を車両に相対回動不能に結合してあることに基づきトルクのみしか伝達しないことによって異なっている。
【0009】
前記課題を解決するために本発明に基づき、車両のためのワイヤステアリング式操舵装置であって、ステアリングコラムに相対回動不能に結合された舵取り握り及び、ステアリングコラムに作用するハンドルアクチュエータを備えており、この場合、ハンドルアクチュエータがステアリングコラムに相対回動不能に結合されたロータとステータとを有している形式のものにおいて、ステアリングコラムに作用するブレーキ装置を設けてあり、該ブレーキ装置が、ステータから車両に伝達されるトルクに依存して作動されるようになっている。
【0010】
さらに前記課題を解決するために本発明に基づき、車両のためのワイヤステアリング式操舵装置であって、ステアリングコラムに結合された舵取り握り、特にハンドル、ステアリングコラムの第1の区分と第2の区分との間の連結のためのクラッチ及び、ステアリングコラムに作用するハンドルアクチュエータを備えており、この場合、ハンドルアクチュエータがステアリングコラムに相対回動不能に結合されたロータとステータとを有している形式のものにおいて、クラッチが、ステータからステアリングコラムに伝達されるトルクに依存して作動されるようになっている。
【0011】
発明の利点
ステータから車両に伝達されるトルクに依存して作動されてステアリングコラムに作用するブレーキ装置を用いることによって、必要の際に大きなトルクもステアリングコラムからハンドルを介して車両の運転者に簡単かつ確実に伝えられる。このことは、ワイヤステアリング式操舵装置のステアリングストッパが達成された場合、若しくは車両の舵取りされた車輪が縁石エッジに向かって走行した場合などである。このような状態では、大きなブレーキモーメントをステアリングコラムに作用させることで十分であり、回転運動をハンドルアクチュエータ若しくはブレーキ装置によって生ぜしめる必要がない。これによって、ハンドルアクチュエータ内への減速伝動装置の組み込みが省略され、従ってモーメント変動の小さいかつ騒音発生の少ない著しく良好な操舵性が得られる。
【0012】
請求項2に記載の操舵装置においてはクラッチを閉じることで十分であり、これによって機械的な復帰段が機能せしめられ、ハンドルが重くなり、運転者にハンドルの回転角制限若しくはストッパの感覚が与えられる。
【0013】
請求項2に基づくクラッチは本発明の意味でのブレーキ装置である。このことは、クラッチの出力軸が車両に相対回動不能に結合されていることを意味している。
【0014】
本発明の実施態様では、ブレーキ装置が切換可能なフリーホイールを有しており、フリーホイールが第1の切換状態でステアリングコラムの両方の回転方向に自由回転を生ぜしめ、かつ第2の切換状態で両方の回転方向にとってステアリングコラムと車両との間の相対回動不能な結合を生ぜしめるようになっており、フリーホイールが車両に相対回動不能に結合された外側リングを備えており、外側リングがステアリングコラムに対して同軸的に配置されており、外側リングとステアリングコラムとの互いに向き合わされた周面の内の第1の周面が円筒形に形成されているのに対して、第2の周面が、周方向で増大してかつ減少する直径を有しており、外側リングとステアリングコラムとの間にスプラグが配置されており、かつ作動装置を設けてあり、該作動装置によってスプラグが第2の周面に対して相対的に周方向でロック可能若しくは回動可能である。
【0015】
ブレーキ装置を切換可能なフリーホイールとして形成することによって、最小のスペースで大きなブレーキモーメントがステアリングコラムに伝達できる。スプラグがそれぞれステアリングコラムに線状に係合しており、さらに複数のスプラグがステアリングコラムの周囲にわたって分配されており、従ってブレーキ装置の作動に際してステアリングコラムに不当に高い負荷が生じることはない。ノッチ効果も問題にならない。さらにフリーホイールは著しく安価に製造可能である。
【0016】
本発明の別の実施態様では、スプラグが保持器内に案内されていてかつ、保持器内に組み込まれたばね部材によって、若しくは保持器自体によって第1の周面から押し離されており、ステータが揺動可能に支承されており、保持器とステータとが互いに相対回動不能に結合されており、ハンドルアクチュエータのロータが第1の周面に相対回動不能に結合されており、外側リングに対するステータの相対回動が、ステータ及び外側リングに作用する少なくとも1つのばね部材によって解除モーメントの達成されるまで阻止されるようになっている。該実施態様においては、ハンドルアクチュエータがブレーキ装置内に組み込まれており、ハンドルアクチュエータからステアリングコラムに伝達されるトルクが、直接に本発明に基づくブレーキ装置の作動のために用いられる。このような純粋に機械的な手段は、頑丈でかつ、制御装置の故障若しくは車両の電流供給部の故障に左右されるものではない。
【0017】
少なくとも1つのばね部材が第1の端部でステータと外側リングのストッパとに支えられ、かつ第2の端部で外側リングに支えられていると特に確実である。
【0018】
さらに別の実施態様では、作動装置の作動部材がばねの力によって第1の周面に向けて運動させられるようになっており、かつ作動部材が行程マグネットの力によって逆の方向に作動可能である。該実施例においては、ハンドルアクチュエータの電動モータをブレーキ装置内に組み込む必要がなく、電動モータが別の箇所でステアリングコラムに作用するようになっていてよい。多くの形式の電動モータにおいては、電動モータを通る電流が、電動モータによって生ぜしめられるモーメントに比例しているので、ステアリングコラムに作用させるべきトルクをハンドルアクチュエータによってのみでは生ぜしめることができない場合に、モーメント測定なしに、行程マグネットの制御によって作動装置を機能させることができる。
【0019】
本発明の有利な実施例が図面に示してある。この場合、
図1は、機械的な復帰段を備えたワイヤステアリング式操舵装置の概略図であり、
図2は、機械的な復帰段を備えることのないワイヤステアリング式操舵装置の概略図であり、
図3aは、本発明に基づくクラッチの第1の実施例の縦断面図であり、
図3bは、図3aの線I−Iに沿った横断面図であり、
図3cは、本発明に基づくクラッチの線II−IIに沿った横断面図であり、
図4aは、本発明に基づくクラッチの第2の実施例の縦断面図であり、
図4bは、図4aの線II−IIに沿った横断面図であり、
図4cは、線I−Iに沿った横断面図である。
【0020】
実施例の説明
図1に示には、機械的な復帰段を備えたワイヤステアリング式操舵装置が概略的に示してある。操舵装置の役割は、ハンドル(ステアリングホイール)1の回転によって表現されたステアリング動作を図1には示してない車両の舵取り可能な車輪に伝達することである。従来の機械的、液圧的若しくは電気的なステアリングにおいては、伝達が、複数の構成部分3a,3b,3c,3dから成るステアリングコラム(ステアリングシャフト)3及び、一般的にステアリングギヤボックスとして形成されたステアリング作動部5を介して行われ、ステアリング作動部がステアリングコラム3の回転運動を直線運動に変換する。
【0021】
ワイヤステアリング式操舵装置においては、ステアリングコラム3がクラッチ7によって複数の構成部分3a,3bに分割してある。もちろんクラッチ7は別の構成部分3c,3dに配置されていてよい。
【0022】
ワイヤステアリング運転時には、即ちクラッチ7の開かれた状態では、運転者のステアリング動作がステアリングコラムの、ハンドル1に直接に結合された構成部分3aでハンドル回転角センサー(図示せず)によって検出されて、制御装置(同じく図示せず)に送られる。制御装置がステアリング作動部5を制御し、ステアリング作動部が車両の舵取り可能な車輪に作用するようになっている。
【0023】
ワイヤステアリング運転時には、車道から舵取り可能な車輪への逆作用がハンドルアクチュエータ9を介してハンドル1に伝達される。ワイヤステアリング式操舵装置においてエラーが検出された場合には、クラッチ7が閉じられ、ハンドル1から舵取り可能な車輪へのステアリング動作の伝達が、慣用の形式でステアリングコラム3及びステアリング作動部5を介して行われる。
【0024】
図2に概略的に示すワイヤステアリング式操舵装置には、機械的な復帰段は設けられていない。この場合にはステアリング作動部5が、図1のワイヤステアリング運転と同じに制御される。
【0025】
ハンドル回転角を制限するために、ステアリングコラム3の端部に本発明に基づくブレーキ装置10を設けてある。ブレーキ装置10が車両に相対回動不能に結合されている。ブレーキ装置10は、ステアリングストッパとしてかつハンドル1のロックのために役立つ。ハンドル1が1つの方向に複数回の回転を行った場合に、ブレーキ装置10が作動せしめられ、ひいてはハンドル1のさらなる回転が防止される。これによって、ステアリングコラム3内の渦巻ばね若しくはスパイラルばねが損傷に対して効果的に保護されている。ハンドル1のロックは、車両の操舵された車輪が縁石エッジに沿って走行していて、かつハンドルアクチュエータ9が相応に大きなトルクを生ぜしめ得ない場合にも必要とされてよい。ハンドル1のロックは、車両が運転されていない場合にも掛けられ、その結果、ハンドル1が乗り降りの際に運転者に対して支えとして役立つ。さらにハンドル1のロックは、車両の停止時に盗難防止の機能をも果たす。ブレーキ装置10が無電流の状態で閉じられていると有利である。
【0026】
ブレーキ装置10は、ハンドルアクチュエータ9からステアリングコラム3に生ぜしめられるトルクに関連して作動される。多くのモータ形式のハンドルアクチュエータ9においては、該ハンドルアクチュエータによって生ぜしめられるトルクが、モータ内を流れる電流に依存しており、従って電流測定を介してトルクが規定される。
【0027】
図3aに本発明に基づくブレーキ装置の第1の実施例が縦断面して示してある。ステアリングコラム3に対して同軸的に外側リング40を配置してあり、外側リングが車両(図示せず)に相対回動不能に結合されている。ステアリングコラム3が円筒形の外周面19を有している。外側リング40の内周面21と円筒形の外周面19との間にスプラグ45が配置されている。スプラグ45は保持器44内に保持されている。
【0028】
外側リング40内に作動装置29を配置してある。作動装置29が作動部材31を有しており、作動部材が円筒形のピンとして形成されている。作動部材31をステアリングコラム3の円筒形の外周面19に向けて運動させると、該操作部材が保持器44の区分27をステアリングコラム3の円筒形の外周面19へ押圧し、その結果、保持器44がステアリングコラム3の回転運動を引き受ける。保持器44が外側リング40に対して相対的に回動し、ひいてはスプラグ45が同じく外側リング40に対して相対的に回動するようになり、これによってブレーキ装置10が作動せしめられる。ブレーキ装置10の作動は、線I−Iに沿った断面図である図3bを用いて説明する。
【0029】
図3bから明らかなように、ステアリングコラム3が円筒形の外周面19を有しているのに対して、外側リング40の内周面21は円筒形に形成されていない。内周面21は異なる複数の半径を有している。図3bでは、スプラグ45は内周面21の直径の最大の箇所に位置している。該位置では、スプラグ45はステアリングコラムの外周面19に接触しておらず、従って、外側リング40とステアリングコラム3との間でのモーメントの伝達は行われない。スプラグ45は保持器44によって図示の位置に保たれる。この場合、保持器44は、該保持器自体によってスプラグ45を半径方向外側へ押圧するように弾性的に形成されているか若しくは、付加的なばね部材(図示せず)を有しており、該ばね部材がスプラグ45を半径方向外側へ押圧するようになっている。
【0030】
いま、すでに図3aに関連して述べてあるように、保持器44をステアリングコラム3によって連行すると、保持器44がスプラグ45を図3bに示す位置から移動させて、スプラグ45が外側リング40の内周面21に沿って転動して、ステアリングコラム3の円筒形の外周面19に近づき、かつ最終的に該外周面に接触する。外側リング40とステアリングコラム3とをさらに互いに相対的に回動させると、スプラグ45が外側リング40とステアリングコラム3とを締め付ける。外側リング40とステアリングコラム3との間の相対回動不能な結合が生じる。この状態(該状態は図3bには示されていない)で、ブレーキ装置10が作動されていて、ハンドル1がロックされている。
【0031】
外側リング40の内周面21の直径が、直径の最大の箇所から両側へ対称的に減少しているので、ブレーキ装置10は、作動部材31によって保持器44の区分27をステアリングコラム3に圧着すると、外側リング40とステアリングコラム3との間の相対回動のいずれの回動方向でも掛かる。
【0032】
作動装置29の機能を図3cに基づき述べる。図3cは図3a及び図3bに対して拡大して示してある。該図面から、外側リング40の内周面21の形状がより明確に見て取れるであろう。ステアリングコラム3の外周面19と外側リング40の内周面21との間の異なる間隔に基づき、ステアリングコラム3と外側リング40との間でのスプラグ45の締め付けが、スプラグ45を図3b及び図3cに示す位置から外側リング40に対して相対的に移動させると直ちに生じる。
【0033】
作動装置29の作動部材31がばね33によって保持器44に圧着される。ばね33が一方では外側リング40に支えられかつ、他方では作動部材31のつば35に支えられている。作動部材31の上側の端部が行程マグネット37内に入り込んでおり、行程マグネットが電磁石として形成されている。
【0034】
ブレーキ装置10を開いておきたい場合には、行程マグネット37が制御装置(図示せず)によって作動制御されて、ばね33の力と逆向きでかつばねの力よりも大きな力を作動部材31に生ぜしめる。その結果、作動部材31が保持器44から持ち上げられて、入力軸11と出力軸15とが互いに相対的に回動できるようになる。
【0035】
制御装置(図示せず)が行程マグネット37への電流を遮断すると、作動部材31がばね33の力に基づき保持器44に向かって降下して、本発明に基づくブレーキ装置10の作動を惹起する。
【0036】
ブレーキ装置10は、例えばハンドルアクチュエータ9が必要なトルクを生ぜしめない場合、若しくはハンドル1が別の理由で回転されようとする場合には常に作動される。すでに述べてあるように、ハンドルアクチュエータ9の電動モータへの電流が、ステアリングコラムに作用するトルクの規定のために用いられる。
【0037】
もちろん、外側リング40の内周面21を円筒形に形成し、かつステアリングコラム3に相応の締め付け面を設けることも可能である。このような実施態様も、幾何学形状を逆にするだけでよいのであり、本発明によって保護されるものである。
【0038】
図4aに、本発明に基づくブレーキ装置の第2の実施例が縦断面して示してある。該実施例においても、外側リング40が車両(図示せず)に相対回動不能に結合されている。外側リング40が締め付け面41を有している。外側リング40内に、ハンドルアクチュエータ9のステータ42が回転可能若しくは揺動可能に支承されている。電動モータのロータ43がステアリングコラム3に相対回動不能に結合されている。スプラグ45の保持器44がステータ42内に突入していて、ステータに相対回動不能に結合されている。
【0039】
ステータ42が、図4bから明らかなように、付加部47及び制限力ばね46a,46bを介してケーシング40に保持されている。保持器44が例えば突起部48を介してステータ42に結合されている。
【0040】
ハンドルアクチュエータがステアリングモーメント(かじ取り力)を生ぜしめると、反作用モーメントがステータ42で受け止められる。反作用モーメントに基づく力が制限力ばね46a,46bの初応力(プレストレス)を上回ると、ステータ42がケーシング40に対して相対的に運動する。制限力ばね46a,46bが一方の端部でステータ42の付加部47及び外側リング40のストッパ49に支えられ、かつ他方の端部で外側リング40に支えられている。
【0041】
ステータ42が回転すると、保持器44が同じく回動して、スプラグ45が、図4cから明らかなように締め付け位置に係合させられ、即ち移動させられる。該実施例ではブレーキ装置10が、電動モータによって生ぜしめられたモーメントに依存して切り換えられる。例えばステアリングストッパをシミュレーションしたい場合には、電動モータは、反作用モーメントに基づく力が制限力ばね46a,46bの初応力を克服するように制御されて、ステアリングコラム3がロックされる。
【0042】
ブレーキ装置10の、回転角制限機構として機能するクラッチ7の接続を所定の反作用モーメントで行うのではなく、例えば制御装置によって生ぜしめたい場合には、ステータ42がケーシング40に相対回動不能に結合されていてよい(図示せず)。スプラグ45がばね弾性的に締め付け面41内に押圧される。クラッチの作動及び噛み合いは、図3cで述べてあるように行われる。
【0043】
図面及び明細書に記載のすべての構成は、個別にも、また互いに任意に組み合わせて用いられてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】
機械的な復帰段を備えたワイヤステアリング式操舵装置の概略図。
【図2】
機械的な復帰段を備えないワイヤステアリング式操舵装置の概略図。
【図3a】
本発明に基づくクラッチの第1の実施例の縦断面図。
【図3b】
図3aの線I−Iに沿った横断面図。
【図3c】
本発明に基づくクラッチの線II−IIに沿った横断面図。
【図4a】
本発明に基づくクラッチの第2の実施例の縦断面図。
【図4b】
図4aの線II−IIに沿った横断面図。
【図4c】
線I−Iに沿った横断面図。
【符号の説明】
1 ハンドル、 3 ステアリングコラム、 3a,3b 区分、 5 ステアリング作動部、 7 クラッチ、 9 ハンドルアクチュエータ、 19 円筒形の外周面、 21 内周面、 27 区分、 29 作動装置、 31 作動部材、 33 ばね、35 つば、 37 行程マグネット、 40 外側リング、 41 締め付け面、 42 ステータ、 43 ロータ、 44 保持器、 45 スプラグ、 46 制限力ばね、 47 付加部、 48 突起部、 49 ストッパ
Claims (12)
- 車両のためのワイヤステアリング式操舵装置であって、ステアリングコラム(3)に結合された舵取り握り、特にハンドル(1)及び、ステアリングコラム(3)に作用するハンドルアクチュエータ(9)を備えており、ハンドルアクチュエータ(9)がステアリングコラム(3)に相対回動不能に結合されたロータ(43)とステータ(42)とを有している形式のものにおいて、ステアリングコラム(3)に作用するブレーキ装置を設けてあり、該ブレーキ装置が、ステータ(42)からステアリングコラム(3)に伝達されるトルクに依存して作動されるようになっていることを特徴とする、ワイヤステアリング式操舵装置のためのクラッチ。
- 車両のためのワイヤステアリング式操舵装置であって、ステアリングコラム(3)に結合された舵取り握り、特にハンドル(1)、ステアリングコラム(3)の第1の区分(3a)と第2の区分(3b)との間の連結のためのクラッチ(7)及び、ステアリングコラム(3)に作用するハンドルアクチュエータ(9)を備えており、ハンドルアクチュエータ(9)がステアリングコラム(3)に相対回動不能に結合されたロータ(43)とステータ(42)とを有している形式のものにおいて、クラッチ(7)が、ステータ(42)からステアリングコラム(3)に伝達されるトルクに依存して作動されるようになっていることを特徴とする、ワイヤステアリング式操舵装置のためのクラッチ。
- クラッチ(7)の出力軸が車両に相対回動不能に結合されている請求項2記載のクラッチ。
- ブレーキ装置(10)がクラッチである請求項2又は3記載のクラッチ。
- ブレーキ装置(10)が切換可能なフリーホイールを有しており、フリーホイールがステアリングコラム(3)の両方の回転方向にとって第1の切換状態で自由回転を生ぜしめ、かつ第2の切換状態でステアリングコラム(3)と車両との間の相対回動不能な結合を生ぜしめるようになっており、フリーホイールが車両に相対回動不能に結合された外側リング(40)を備えており、外側リング(40)がステアリングコラム(3)に対して同軸的に配置されており、外側リング(40)とステアリングコラム(3)との互いに向き合わされた周面(19,21)の内の第1の周面(19)が円筒形に形成されているのに対して、第2の周面(21)が周方向で増大してかつ減少する直径を有しており、外側リング(40)とステアリングコラム(3)との間にスプラグ(45)が配置されており、かつ作動装置(29,42)を設けてあり、該作動装置によってスプラグ(45)が第2の周面(21)に対して相対的に周方向でロック可能若しくは回動可能である請求項1から4のいずれか1項記載のクラッチ。
- スプラグ(45)が保持器(44)内に案内されていてかつ、保持器(44)内に組み込まれたばね部材によって、若しくは保持器(44)自体によって第1の周面(19)から押し離されており、ステータ(42)が揺動可能に支承されており、保持器(44)とステータ(42)とが互いに相対回動不能に結合されており、ハンドルアクチュエータ(9)のロータ(43)が第1の周面(19)に相対回動不能に結合されており、外側リング(40)に対するステータ(42)の相対回動が、ステータ(42)及び外側リング(40)に作用する少なくとも1つのばね部材(46a,46b)によって解除モーメントの達成されるまで阻止されるようになっている請求項5記載のクラッチ。
- 少なくとも1つのばね部材(46a,46b)が第1の端部でステータ(42)と外側リング(40)のストッパ(49)とに支えられ、かつ第2の端部で外側リング(40)に支えられている請求項4記載のクラッチ。
- 作動装置(29)の作動部材(31)がばね(33)の力によって第1の周面(19)に向けて運動させられるようになっており、作動部材(31)が行程マグネット(37)の力によって逆の方向に作動可能である請求項2から7のいずれか1項記載のクラッチ。
- 行程マグネット(37)が電磁石である請求項8記載のクラッチ。
- ブレーキが、ハンドル(1)を1つの方向に複数回回転させた場合に作動させられるようになっている請求項1から9のいずれか1項記載のクラッチ。
- ブレーキが、車両を停止した場合にハンドル(1)のロックのために用いられるようになっている請求項1から10のいずれか1項記載のクラッチ。
- ブレーキが、ハンドル(1)のロックに基づき、ハンドル(1)においてステアリング角の、縁石に起因する制限をシミュレーションするために用いられるようになっている請求項1から11のいずれか1項記載のクラッチ。
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