JP2004505211A - 機械読取可能な情報記憶部を有する固定要素 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、請求項1の前提部分に記載した固定要素、そのような種類の固定要素を取り付けるための装置、並びに、そのような種類の固定要素から情報を読み出すための装置に関する。
【0002】
例えばドイツ特許出願公開第19828700号公報(DE19828700A1)からスクリューの形式である前記種類の固定要素が知られている。前記種類の固定要素において、情報記憶部は、全面的にスクリュー材料自体によって包囲されているか又は追加的なプラスチック材料内に埋設されていることにより保護されて配置されていて、また場合によっては更にスクリュー内深へと通じる穴内に配置されている。これらの固定要素は比較的費用のかかる書込/読取装置を必要とし、これらの装置を用いて各スクリューのために固有データが情報記憶部内に読み込まれ得て、それは例えば捩込式接続を形成する場合のスクリュープレストレスのような特性である。
【0003】
前記種類の固定要素は、実施されたスクリュー締めのドキュメント化を可能とし、特に、例えば航空技術および宇宙飛行技術にて使用されるような特に高質で且つそれにより高価であるスクリューのために設けられている。更に、不完全なスクリュー締めが存在する場合、これはドキュメント化されるだけであって前もって防止されることはない。
【0004】
他の種類の固定要素は例えばスクリューヘッド内に刻印または封印された英数字情報を有するスクリューとして知られていて、この際、これらの情報は、例えばスクリューの強度を表すが、高い形成コストが原因で例えばサイズとネジ形状により決定されているスクリュータイプの識別のような他の個別化情報の再生のためには設けられていない。他の種類のこれらの固定要素は比較的低コストで製造可能である。
【0005】
本発明の基礎を成す課題は、使用目的に応じて適合されていて出来るだけ低コストで広範囲に渡る個別化が固定要素に成され得て、この固定要素が出来るだけ完全なドキュメント化を可能として場合によっては低コストで出来るだけ誤りのない自動式の処理を支援するように、当初に掲げた種類の固定要素を改善することである。
【0006】
本発明の基礎を成すこの課題は、請求項1または請求項4に記載した特徴を有する固定要素、並びに、請求項13または請求項15に記載した特徴を有する装置によって解決される。
【0007】
換言すると本発明は、光学式の情報記憶部を設けることを提案する。このような情報記憶部は例えばバーコード支持体を含み得る。情報が線上に即ち1次元で相前後して配置されて設けられている所謂「1次元の」バーコードに対して、2次元の2Dバーコードは情報を重複して含むことが可能で、様々な読取角度ないしは読取方向から読取可能であり、または、3次元の多層の3Dバーコードは最も小さな空間で大量の情報を含むことが可能である。
【0008】
この際、保護されて装着されている情報記憶部を有する比較的高価な当初に掲げた種類の固定要素、または、刻印されている情報を有する比較的安価な他の種類の固定要素から知られているように、情報が永久的に読取可能である必要はないという意外な考えが本発明の基礎を成している。更に、外見上は類似するが異なる複数の固定要素が広範囲に渡って個別に識別されている場合、これらの固定要素の自動式の分類および使用を容易にしようということから本発明は出発している。
【0009】
つまり、同じスパナ幅、同じシャフト長、及び同じ強度を有するが、異なるネジ長さを有するスクリューは、既述のバーコードにより識別されて互いに区別され得る。この識別は比較的低コストであり、その理由は、固定要素が1つ1つ個別的にではなく、単にタイプ毎に個別化されればよく、その結果として予め製造される多数のバーコード支持体が使用され得るためである。
【0010】
処理工具、例えばモータ駆動式のスクリュードライバーは、場合によっては読取ユニットを有し得て、この読取ユニットはスクリューの所定の識別に対して設定されている。それにより、スクリュードライバーが他のスクリュータイプに設定変更されない限りは所定のスクリュータイプだけが処理され得るということが保証されている。この設定変更は、プロセス制御、場合によっては次のスクリューのためのプロセス制御によって行われ得るので、同じスクリュードライバーにより処理され得る同じスパナ幅を有するスクリューにおいて、例えば自動車の計器盤領域にて異なる長さの複数のスクリューを固定する際には、異なるスクリュータイプが相前後して処理され得る。
【0011】
スクリュー締めの締付トルクに関するドキュメント化は同様にプロセス制御を介して行われるので、その都度に正確なスクリュータイプだけが備え付けられたという確実性と関連して良好な誤り防止が達成され、その都度の正しいスクリュータイプの使用に関するマッチングはドキュメント化可能な追加的な情報を可能とする。
【0012】
正確な取付後に、情報記憶部は、例えば、気象状況に影響され、傷を付けられ、またはラッカー塗装などのように被覆塗装されて、判読不能にされ得る。
【0013】
ホログラムとして形成されている情報記憶部を固定要素に設けることは技術的に比較的手間と費用がかかるので、それにより技術的に更に要求の高い2Dバーコード、特に3Dバーコードなどによっても改ざん防止が改善される。情報記憶部は特に暗号によってコード化されている情報を含み得るので、そのために設けられている読取装置を適応することによってのみ正確な情報が情報記憶部から読出可能である。それによっても、固定要素の製造が改ざんに対して更に安全になるので、安全上重要な構成グループにおいて、固定要素の粗悪な盗作の使用が困難とされ又は除外され得る。
【0014】
固定要素の使用目的に応じて、光学式の情報記憶部と比べて高価であり安全性とドキュメント可能性に関するそれぞれの要求に適合され且つそれに対応して使用に関して低コストの個別化が考慮され得る。
【0015】
つまり、例えば、固定要素のカラーの被覆塗装が自動車または飛行機のボディ領域に投入される場合、情報記憶部としてバーコード支持体を使用する際には、この被覆塗装がこの情報記憶部の読出を困難または不可能なものにし、それに対して情報記憶部としてマイクロチップを使用する際には、コンタクトが場合によっては針形状の電極を介して行われ、これらの電極はそのような塗装層を貫くので、後になっての情報の読出が可能である。従って、備え付けられた固定要素を後になって管理することが可能である。
【0016】
この種のマイクロチップを使用することにより、特に、固有のプロセッサーを有するチップを使用することが考慮され得るので、情報記憶部内に含まれるデータのための特に複雑なコード化方法が可能である。一方では固定要素の適切なサイズ、及び、他方ではマイクロチップに付設されているエネルギー蓄積部の適切なサイズにより、エネルギー蓄積部を同様に固定要素内に配置することが考慮され得る。エネルギー蓄積部として固定要素内に配置されているバッテリーにより、読取ないしは書込装置により操作される活動化回路が設けられているという方式で長期間使用可能性が保証され得るので、情報伝達のためにマイクロチップにアクセスが行われる場合にだけ、バッテリーによりマイクロチップのエネルギー供給が行われる。
【0017】
更に、マイクロチップは、固定要素表面におけるコンタクト面を用いて、またはマイクロチップ内の電圧を生成するための容量結合により、または類似する方式でエネルギー源と接続可能であり、このエネルギー源は、固定要素以外、例えば、工具内または読取装置内に格納され得る。
【0018】
有利には、情報記憶部は読出のためだけに設けられるのではなく、書込読取記憶部としても形成されて情報が書き込まれ得る。つまり、固定要素製造時に作業側の情報だけが固定要素内に保管されるのではなく、可能な限り完全なバックトレーシングのために固定要素には後になっても情報が設けられ得る。例えば、何時、何処で、どのような形式で固定要素が取り付けられたか、並びに場合によってはどの加工品に固定要素が取り付けられたかである。
【0019】
更に、必ずしも加工品自体に自動式で読取可能な材料識別が設けられているのではなく例えばいずれにせよ情報記憶部と共に形成されている固定要素によって、固定要素を使って取り付けられる加工品の材料に関する情報が後になって取外時に種類に忠実なリサイクルを支援することが可能である。
【0020】
情報記憶部は接触接着ないしは挿入接着され得て、縁を形成すること、リベットで固定すること、埋設すること、挟み込むこと、差し込むこと、またはローラーでならすこと、または他の方式で、固定要素に接して、ないしは固定要素内に、形状拘束的すなわち形状で互いに拘束し合うように及び/又は力拘束的すなわち力で互いに拘束し合うように、出来る限り解除されないように固定され得る。この際、固定方法は、固定要素、スクリュー締め工具、及び情報記憶部におけるサイズと特性に適合して選択され得る。
【0021】
固定要素内に又は固定要素に接して設けられた追加的な構成部材であるこのような情報記憶部から離れて、材料内在式の情報記憶部も設けられ得て、この情報記憶部は、つまり固定要素材料自体によって形成されている。例えば、固定要素の硬質磁気領域であり、この領域は磁気情報を記録するための情報記憶部として機能する。望まれない損傷または消去に対する保管情報の安全性は、この種の硬質磁気領域では驚くべきほど大きい。
【0022】
この種の材料内在式の情報記憶部は、バーコードの例で説明したことに類似して、特に、情報が固定要素の取付後において気象状況に影響されてもよい場所に設けられ得る。特に、実見による監視の際に見ることのできない識別が可能とされ、このことは、第1に改ざんを困難なものとし、第2に汚れや被覆塗装にも係らず、例えば生産最終管理の枠内における後になっての新たな読取可能性を可能とする。記憶密度は光学式または電子式の情報記憶部と比べて少ないが、例えば、単なるタイプ毎の個別化にとっては多くの場合十分である。
【0023】
有利には、情報記憶部には固定要素の製造者の側で予め設定されている情報が保管され得て、これらの情報には、例えば、製造者自体、使用されている材料種類、使用されている原材料のバッチ、または固定要素製造の時期ないしはシフトなども該当する。これらの情報を可能とするために特にバーコードやホログラムのような光学式の情報記憶部は固定要素の製造者により製造され得る。
【0024】
この種の識別が固定要素の取付時に例えばスクリュードライバーに配置されている読取装置により自動式で検知されると、完全なバックトレーシングが可能である。例えば、自動車分野のリコールアクション時には、車両において品質的に憂慮すべき固定要素が備え付けられた車両所有者に的を絞って書面が送られ得る。
【0025】
第1情報記憶部に追加して異なる第2情報記憶部を使用することが考慮され得る。これらの両方の情報記憶部は、それらの情報および/またはそれらの物理的な特性に関して区別され得る。つまり、第1情報記憶部として、例えば貼付可能なバーコード支持体のような低コストの大量生産品が使用され得て、それに対して第2情報記憶部は固定要素の製造者により書き込まれ得て、例えば、バッチ番号、製造日付、または可能な限り改ざん防止されている製造者コードを含む金属スクリューの磁気領域である。
【0026】
このようにして、固定要素の製造時における生産速度が減少されすぎることなく、場合によっては寧ろ各固定要素の1つ1つの個々の個別化が行われ得る。即ち、多数の情報は第1情報記憶部に既に含まれ、第2情報記憶部は所望の補足分を含むだけである。更に第2情報記憶部の使用は、固定要素の異なる2つの位置に情報を格納することを可能にするので、例えば第1情報記憶部は、固定要素の取付にとって最適なアクセス性を有し、例えばスクリューのヘッドに設けられ、それに対して第2情報記憶部は、例えば定期的な整備作業の証明のような後の管理または後の追加的なデータの入力にとって最適なアクセス性を有し得て、例えば同じスクリューのシャフト端部に設けられる。
【0027】
更に情報記憶部は固定要素の運用性に関する情報を含み得て、これらの情報は同様に固定要素製造者によって保管されたものである。このことは例えば固定要素の所定の強度値に該当するので、それにより固定要素の使用目的が予め設定または限定され得る。更に、固定要素を固定するための予め書き込まれた締付トルク、または、所定の加工品ないしは加工材料の分類が情報記憶部内に保管され得る。
【0028】
それにより、有利には対応的に形成されている工具と共同作用しながら、この工具によって加えられるべき取付力を固定要素により自動式で制御することが特に考慮され得て、例えば、スクリューの締付トルクを固定要素により自動式で制御することがスクリュードライバーにおいて考慮され得る。スクリュードライバーは、正確なドキュメント化に有利になるように、加えられた締付トルクのための電子評価装置をいずれにせよ有する。スクリューの情報記憶部から前もって提供される、加えるべき締付トルクの目標値により、スクリュードライバーがスクリュー内に保管されているこの締付トルクの到達時に自動式でスイッチオフされるようにスクリュードライバーの影響が行われ得る。
【0029】
それに対して、スクリュードライバーと固定要素との間の情報のマッチング時、例えば加工品の固有値または加工材料の固有値のマッチング時にエラーが確認されると、スクリュードライバーは遮断され得るので、この位置において間違った固定要素は取り付けられ得ない。
【0030】
しかし、そのためには、動力操作されるスクリュードライバーだけが問題となる訳ではない。実際には、ハンドヘルド式でもあり手動式でもあり且つ締付トルクの電子評価部を有するスクリュードライバーが知られている。現在の締付トルクの表示はLCD領域を用いて行われ、音響信号が目標締付トルクの到達時に鳴り響く。この種のスクリュードライバーにてこの場合に設けられている電気エネルギー供給部はスクリュー内の情報記憶部の読出ないしは書込をも可能とする。
【0031】
また、固定要素の情報記憶部には、例えば、2段式のスクリュー締めが行われるべきであるかどうか、どの締付トルクを用いてこの2段式のスクリュー締めが行われるべきであるかに関する情報も保管され得る。このようにしてスクリュードライバーの特に簡単な操作が訓練を受けていない人物のためにも可能であり、その理由は、場合によっては必要な実際のスパナ工具、例えばソケットの交換は別として、スクリュードライバーにおいて調節または設定変更が必要ではなく、極めて異なる固定要素のための異なる締付トルクが確実に守られるためである。
【0032】
工具自体に情報記憶部が設けられていて、この情報記憶部が、スクリュードライバーを用いて固定されるべき加工品または加工材料に関する情報を含むことによって、工具は作業場に関係して形成され得る。一方の固定要素と他方のスクリュードライバーとの間の対応的な情報のマッチングにより、固定要素が間違った場所で使用されることが防止される。このことは、比較的大きな構成グループの対応的な加工品を種類に忠実に分解するために、場合によっては取外工具が対応的な識別を有する固定要素を検索するという引き続く完全自動化リサイクルにとって特に有利である。つまり、例えば加工品識別が設けられ得て、例えば「プッシュロッド」または「フェンダー」であり、または、例えば、プラスチック等の合成物質のための「PE」、「PP」または「PVC」、ないしは金属構成部材のための「St」、「Mg」または「Al」のような対応的な加工材料識別が設けられ得る。
【0033】
書込可能な情報記憶部において、改ざん及び誤魔化し操作に対する安全性の理由から、有利には、新たに情報記憶部に書き込まれる情報が旧情報に重なり得ないこと又は置換され得ないことが考慮されている。つまり、情報記憶部内にて既に使用された記憶部領域に新たに書き込むことは許されず、情報記憶部内への情報の各新記入は、安全上の理由から、自由に使用可能である新たな記憶部領域に対してのみ行われる。
【0034】
いずれにせよ、固定要素の取付中、例えばスクリュー締めの間に重要なデータが検知されると、これらのデータは場合によっては直接的に固定要素にて表示され得るので、電子読取装置を用いることなく取付の管理が可能である。例えば、マイクロチップの配置は、スクリューに接して、ないしはスクリュー内にて可能であり、この際、例えばLEDを有するマイクロチップが備えられていて、例えば所定の締付トルクの到達時にはこのLEDが操作回路により活性化される。それにより、工具を取り外した後には光学的な管理が行われ得る。この種の表示のエネルギー供給のために固定要素内には固有のエネルギー蓄積部が設けられ得るが、外部から供給されるエネルギーのための例えばフォトセルの形式のエネルギー変換部も設けられ得るので、固定要素の点灯時には、スクリュー締めが正確に行われた場合に限り、LEDのために稼動電圧を発生させるフォトセルがLEDを光らせ、そして操作回路がLEDを「ディスコネクト」する。
【0035】
場合によっては複数のカラーで光るLEDが使用され得て、例えば、市販のものであり選択的に赤または緑に光るLEDである。この際、表示の基本的な機能スタンバイは、例えば、固定要素の使用以前、または後の管理時のような各ケースにおいて、LEDを光らせることによって認識可能である。操作回路が、予め設定された締付トルクの到達時に初めて、色提供を決定する対応的なLEDのコンタクト間を切り換えることによって、例えば予め設定された締付トルクがスクリュー締め時に到達されたかどうかという、色調に基づいて異なるメッセージが追加的に可能である。
【0036】
例えばスクリュードライバーのような既に存在する工具を低コストで追加装備するためにはアダプターが設けられ得て、このアダプターは、一方のスクリュードライバーの従動軸と、他方のソケットまたはそれに匹敵可能なスパナ工具との間に備えられる。このアダプターは、例えば、強固な外側のケーシング構成部材、並びに、内部を通過するように案内されているスクリュードライバーの従動軸の延長部を有する。
【0037】
情報記憶部への信号接続を可能にするこのアダプターから、継続処理電子装置への信号伝達ないしはデータ伝達が行われ、この電子装置は、アダプター自体内に格納されるか、または、スクリュードライバーケーシングに追加的に固定され得るか、または、中央の評価電子装置内に格納されている。この継続処理電子装置は、場合によっては、スクリュードライバーの電線接続式のデータラインまたは無線式のデータラインと接続されていて、このデータラインは、実施されたスクリュー締めのプロトコル化のためにスクリュードライバー内に既に設けられている。
【0038】
次に、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0039】
図1にはスクリューの形式の固定要素1が示されていて、このスクリューは、スクリュー、ナット、リベット、プレスピースなどのような様々な形式で形成される固定要素の代表的な一例である。このスクリューは、六角形として形成されているスクリューヘッド2、並びにスクリューシャフト3を有する。スクリューヘッド2には、図式的に示唆されているだけの情報記憶部4が配置されていて、この際、この情報記憶部4は、例えば、硬質磁気領域、バーコード支持体、または、マイクロチップ、更に場合によっては固有のプロセッサーを有するマイクロチップであり、この際、この種のマイクロチップのためには固有のエネルギー蓄積部が使用可能とされ、このエネルギー蓄積部は同様にスクリューヘッド2内に格納されている。
【0040】
図2には、スクリューヘッド2が工具操作のためには設けられていないスクリュー1が示されている。更にこのスクリューはスクリューヘッド2の下側に回転防止部5を有し、この回転防止部5を用いてこのスクリューは、挟みつけられるように又は形状拘束的すなわち互いの形状で互いに拘束し合うように例えば金属プレートに取り付けられ得る。スクリュー1の実際の固定はシャフト端部から行われる。
【0041】
このスクリューもスクリューヘッド2内に情報記憶部を有し得るが、図2に示されている実施形態では、このスクリューが後になって比較的大きな構成グループの取付後にスクリューヘッド2の方からは最早アクセス不能であることが考慮されている。そのことが原因で情報記憶部4はスクリューシャフト3の端部に設けられている。
【0042】
このシャフト端部が後に取り付けるべきナットからどのくらい突出するかに応じて、スクリュー締めの質を損なうことなく、情報記憶部4を受け入れるための止り穴がこのシャフト端部に問題なく形成され得る。この種のスクリュー締めでは、選択的に、情報記憶部4をスクリュー1自体に設けるのではなく、付属のナットに設けることが考慮され得る。このようにしてスクリュー横断面が止り穴の形成によって弱体化されないことが保証され得る。
【0043】
図3には、スクリュー締め工具、所謂「スクリュードライバー(Schrauber:シュラウバー)」6が図示されている。このスクリュードライバー6はモーター駆動式であり工業使用のために設けられている。それにより、このスクリュードライバー6は、場合によるその気体駆動方式または電気駆動方式に依存しないで、スクリューに加えられている締付トルクを測定するためのセンサを有するので、スクリュー締めがプロトコル化され且つドキュメント化され得る。図示されている実施形態では、スクリュードライバーモーターにエネルギー供給するための圧縮空気接続ライン7または電気接続ライン7がスクリュードライバー6に設けられているが、モーター駆動式ではなく駆動されるスクリュードライバーも本発明に従い使用可能である。追加的にデータケーブル8が設けられていて、このデータケーブル8は、有利には、図示されている実施形態とは異なって、データケーブル8並びに接続ライン7を共通に包囲する被覆物内に配置され得る。
【0044】
スクリュードライバー6は六角形ヘッド式スクリューを取り付けるために設けられていて、それによりソケット9が備え付けられている。ソケット9は、通常は四角形として形成されているスクリュードライバー6の軸に直接的に差し込まれるのではなく、アダプター10に設けられ、このアダプター10の方は、スクリュードライバー6に固定されていて、その軸を延長している。
【0045】
更に、アダプター10は、スクリュー1の情報記憶部4にアクセスするための読取ないしは書込装置を有する。伝達ケーブル11はアダプター10から電子回路12へと延びていて、この電子回路12の方はスクリュードライバー6の電子装置と接続され、それによりデータケーブル8と接続されている。
【0046】
それによりスクリュー1の情報記憶部4から読み出されたデータは、アダプター10、電子回路12、並びにデータケーブル8を介して、周知の方式でスクリュー締めのプロトコル化およびドキュメント化のために使用される。それに加えて、例えば、スクリュー1の情報記憶部4内にドキュメント化されている要求締付トルクをスクリュードライバー6が施し終えた場合にスクリュードライバー6のスイッチオフが作動されることによって、スクリュードライバー6の制御が直接的にスクリュー1によって可能である。
【0047】
例えば、実際に加えられた駆動モーメント、スクリューを識別するための情報、作業場を識別するための情報、日付と時間の情報などの情報が反対にスクリュードライバー6からスクリュー1の情報記憶部4内に書き込まれ得る。
【0048】
図4には、携帯可能なハンドヘルドの読取装置14が示されていて、この読取装置14はその正面にてオンオフスイッチ15及び表示フィールド16を有する。読取装置14を使ってスクリュー1の管理が行われ、この際、これらのスクリュー1の情報記憶部4が読み出される。このようにして、特にスクリュー締めが既に完了されている場合には、品質管理が実施され、または、適切なスクリュータイプが設けられているかどうかが苦情時に確認され得て、ないしは、情報記憶部が書込可能な記憶部であり且つこれらの取付データを含む場合には取付が正確に行われたかどうかが確認され得る。
【0049】
この実施形態の補足として、所定の固有値のための入力可能性を読取装置に形成することが考慮され得る。この場合、例えば、所定のスクリュータイプの識別番号が入力され、読取装置を使って、対応するスクリューないしは多数のこれらのスクリューが検索され得る。このことは、未だ取り付けられていないスクリューまたは取り外されたスクリューにおいて、同様の外観を有するスクリューを区別するために使用され得る。またこのことは、取り付けられたスクリューにおいて、目に見える領域(例えばヘッド)が同じに見えてしまうが極めて異なるスクリューを区別するため、または、不完全なバッチから由来するスクリューを発見するため、または、予め設定されている整備期間ないしは管理期間が超過されて例えばその締り嵌めが管理される必要のあるスクリューを発見するために使用され得る。未分類のスクリューにおいて、読取装置を形成するというこの種の可能性は、スクリューを検索ないしは分類する際の助けとなる。
【0050】
図示されている実施形態では情報記憶部4として例えばトランスポンダーが設けられている。これらのトランスポンダーは本発明に従いスクリュー用の情報記憶部として特に有利であり且つ適している。これらのトランスポンダーは、固有のエネルギー源を有するマイクロチップと比べて固有のエネルギー源を必要としない。それにより極めて長期に渡っても情報が情報記憶部内に留まり且つ問題なく読み出され得ることが保証され得る。更にこれらのトランスポンダーは極めて小さなサイズを有する。スクリューがラッカー塗装などのように被覆塗装されている場合または汚れている場合にも可読性が損なわれることは全くない。更に、読取だけが可能な情報記憶部に対して書込読取トランスポンダーが使用され得るので、既述した方式でデータがトランスポンダーに書き込まれ得て、それによりスクリュー製造者の情報だけがスクリュー内に保存されているとは限らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
固定要素を示す図である。
【図2】
他の固定要素を示す図である。
【図3】
スクリュードライバーを示す図である。
【図4】
固定要素の情報記憶部から読み出された情報を表示するための光学的な表示部を有する読取装置を示す図である。
Claims (15)
- スクリュー、ワッシャー、ナット、リベットのような固定要素であって、この固定要素が外部から読取可能な情報記憶部を有し、この情報記憶部が機械読取可能に形成されている前記固定要素において、情報記憶部(4)が光学的に読取可能な情報を含むことを特徴とする固定要素。
- 情報記憶部(4)が2次元の2Dバーコードまたは3次元の3Dバーコードを含むことを特徴とする、請求項1に記載の固定要素。
- 情報記憶部(4)がホログラムとして形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の固定要素。
- 外部から読取可能な情報記憶部を有し、この情報記憶部が機械読取可能に形成されている固定要素において、マイクロチップが情報記憶部(4)として設けられていることを特徴とする固定要素。
- マイクロチップが、実施プログラムを含み、マイクロチップのエネルギー供給のためのエネルギー蓄積部と接続されている又は接続可能であることを特徴とする、請求項4に記載の固定要素。
- マイクロチップのエネルギー供給のためのエネルギー蓄積部が、同様に、固定要素に接して、ないしは固定要素内に設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の固定要素。
- 外部から読取可能な情報記憶部を有し、この情報記憶部が機械読取可能に形成されている固定要素において、硬質磁気領域が情報記憶部(4)として設けられていることを特徴とする固定要素。
- 情報記憶部(4)が新たな情報を記録するために読取可能でもあり書込可能でもあることを特徴とする、請求項4〜7のいずれか一項に記載の固定要素。
- 情報記憶部(4)が、既に存在する情報の上書きを阻止するように、書き込まれていない記憶部領域だけに新たな情報が記録されるように形成されていることを特徴とする、請求項8に記載の固定要素。
- 固定要素(1)にて固定後に目に見えて残る固定要素(1)の領域に配置されている光学式の表示要素を設けたこと、並びに、スクリューにおける目標締付トルクのような予め設定されているパラメーターを守ることでその表示を活性化する操作回路を設けたことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の固定要素。
- 異なる2つの情報記憶部(4)を設けたことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の固定要素。
- 一方の情報記憶部(4)では読取だけが可能であり、他方の情報記憶部(4)では読取と書込が可能であることを特徴とする、請求項11に記載の固定要素。
- 請求項1〜12のいずれか一項に記載の固定要素を取り付けるための装置において、情報記憶部(4)内に含まれる情報を記録するための読取装置(14)が設けられていること、並びに、この種の情報を取り入れながら、スクリューにおける予め書き込まれた締付トルクのような取付パラメーターを制御する付設の電子回路が設けられていることを特徴とする装置。
- 第1端部にて、スクリュードライバー(6)のような固定工具と連結可能であり、第2端部にて、スクリューのような固定要素を操作するためのソケット(9)のような操作要素と連結可能であるアダプター(10)が設けられていて、このアダプター(10)が、その第2端部にて、固定要素(1)の情報記憶部(4)とアダプター(10)との間のデータ伝達を可能にする読取装置または書込/読取装置を有し、更にこのアダプター(10)がデータラインを介して評価電子装置と接続可能であることを特徴とする、請求項13に記載の装置。
- 取外装置に対するデータ伝達のための接続手段を有する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の固定要素(1)の情報記憶部(4)から情報を読み出すための装置において、この読出装置が、取外装置に対して、固定要素(1)のポジションとタイプに関して情報伝達するために形成されていることを特徴とする装置。
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