JP2004363005A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】天面にトッププレート3を有し、内部に複数の加熱部、該加熱部の出力等をそれぞれ制御する制御部等が設けられ、外部に制御部を個別に制御する複数のメニュースイッチ10等を有する操作部8が設けられて、流し台70等に載置又は組込まれる加熱調理器において、制御部の少なくとも1つに、調理物の沸騰後に保温に移行する保温モード回路を設け、操作部8に保温モード回路を制御するスイッチを設けると共に、複数のメニュースイッチ10を同時に操作しうるようにした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁誘導加熱を利用した加熱調理器に係り、さらに詳しくは、1台の加熱調理器で炊飯と煮物等の他の調理を同時に行うことのできる加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の誘導加熱調理器に、電磁誘導加熱装置と炊飯器本体とを分離可能とし、炊飯器の加熱装置として使用する場合は、電磁誘導加熱装置の上に炊飯器本体を位置させ、その突起に炊飯器本体に設けた嵌合凹部を嵌合して載置し、誘導加熱コイルに通電して炊飯器本体を加熱することにより炊飯し、煮物等の他の加熱装置として利用する場合は、電磁誘導加熱装置から炊飯器本体を取外して電気的接続を遮断し、電磁誘導加熱装置の上に別の調理を目的とする鍋等を載置して調理を行うようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、加熱調理器のプレートの前部側下部に独立した2つの加熱コイルからなる誘導加熱部を設けると共に、後部側下面にヒータ加熱部を設け、プレート上に複数の調理鍋等を載置して電磁誘導加熱又はヒータ加熱により調理するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
実公平6−24154号公報(第2頁、第1図−第2図)
【特許文献2】
特開平6−338384号公報(第4頁−第5頁、図4−図5)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載の炊飯器は、炊飯器本体を電磁誘導加熱装置に載置する際に、その嵌合凹部を突起に嵌合するようにしているが、嵌合凹部が炊飯器本体の底面に設けられているためわかりにくく、位置決めが面倒である。また、電磁誘導加熱装置には誘導加熱コイルが1つしか設けられていないため、炊飯と他の調理を同時に行うことができない。さらに、炊飯以外の他の食材の調理を行う場合は、その都度電磁誘導加熱装置から炊飯用鍋を取外すと共に電気的接続を取外し、他の食材が入れられた汎用の鍋等を電磁誘導加熱装置上に載置しなければならないので、きわめて面倒であった。
【0006】
また、特許文献2に記載の加熱調理器は、食材が入れられた複数の調理鍋等を同時にプレート上に載置して調理を行うことができるが、誘導加熱部には保温付きの炊飯モード回路が設けられていないので、この加熱調理器で自動的に炊飯を行うことができない。このため、別に設けた炊飯器により炊飯及び保温を行わなければならなかった。
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、1台の加熱調理器に複数の加熱部を有し、少なくともその1つに調理物が沸騰後自動的に所定温度に保温される保温モード回路を設けることにより、炊飯と煮物その他の調理を同時に行うことができ、かつ保温性を向上することのできる加熱調理器を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る加熱調理器は、天面にトッププレートを有し、内部に複数の加熱部、該加熱部の出力等をそれぞれ制御する制御部等が設けられ、外部に前記制御部を個別に制御する複数のメニュースイッチ等を有する操作部が設けられて、流し台等に載置又は組込まれる加熱調理器において、前記制御部の少なくとも1つに、調理物の沸騰後に保温に移行する保温モード回路を設け、前記操作部に前記保温モード回路を制御するスイッチを設けると共に、前記複数のメニュースイッチを同時に操作しうるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は加熱調理器を流し台に組込んで調理器等を載置した状態を示す本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図、図2は図1の加熱調理器の斜視図、図3は図1の調理器部分の断面図、図4は図1の調理鍋部分の断面図である。
【0010】
流し台70に組込まれた加熱調理器1の本体ケース2の上面には、例えば板ガラスの如き非磁性材からなるトッププレート3が支持枠4により周囲が支持されて取付けられており、トッププレート3の上面には、後述の調理器30(以下の説明では炊飯器という)を載置するリング状の載置部5a及び磁性材からなり通常の調理を行う鍋やフライパンなど60a,60b(以下の説明では調理鍋という)を載置するリング状の載置部5b,5cが印刷されている。そして、各載置部5a〜5cの近傍には、後述の加熱部20a,20b,20cの火力を表示し、また、必要に応じて炊飯や調理のスタート時刻や残り時間を表示する予約タイマーの表示部6a,6b,6cが設けられている。
【0011】
図には、載置部5a〜5cを3個設けた場合を示したが2個以上であればよく、その配置も図示のものに限定するものではない。また、炊飯器30の載置部5aをトッププレート3の後部側(奥側)に設けた場合を示したが、これに限定するものではなく、トッププレート3の前部側(手前側)に設けてもよい。しかし、調味料を入れたり、調理物をかき混ぜたりする通常の調理鍋60a,60bの載置部5b,5cは、手前側に設けた方が使い勝手がよく、便利である。
【0012】
7はハンドル7aを有し、本体ケース2の前面側の一方の側に設けた引出し式のロースタである。8はロースタ7に隣接して設けられた主操作部で、電源を開閉するメインスイッチ9、各加熱部20a〜20cやロースタ7等へ通電するための炊飯スイッチ10a、煮物スイッチ10b、調理スイッチ10c、10d、ロータスイッチ10e等のメニュースイッチ群10及び表示部11等が設けられている。
また、支持枠4の前面側には、各載置部5a〜5cに対応して、例えば火力(大、中、小等)の選択スイッチや予約タイマースイッチ等を有する補助操作部12が設けられている。なお、これら主操作部8及び補助操作部12の各スイッチ等の配置は一例を示すもので、適宜変更することができる。13a,13bは支持枠4の後面側に設けられた吸気口である。なお、吸気口13a,13bの一方を排気口にしてもよい。
【0013】
14は吸気口13a,13bの間(炊飯器30の載置部5aの近傍)に設けられて炊飯器30を位置決めするガイド部で、所定の間隔で立設された一対のガイド壁15a,15bと、ガイド壁15a,15bの間に設けられた開口部16とからなっている。なお、図にはガイド部14のガイド壁15a,15bの前端部がトッププレート3上に突出した場合を示してあるが、支持枠4上のみに設けてもよく、その位置も図示の位置に限定するものではなく、炊飯器30の載置部の近傍であればよい。
【0014】
トッププレート3に設けた炊飯器30及び調理鍋60a,60bの載置部5a〜5cの下には、トッププレート3の下面側において、コイル台21に渦巻状に巻かれた誘導加熱コイル22が設置された炊飯器30の加熱部20a、調理鍋60a,60bの加熱部20a,20bがそれぞれ設けられており、各加熱部20a〜20cの中心部には、トッププレート3の下面に当接して、その上に載置された炊飯器30の内鍋34や調理鍋60a,60bの温度を検出する温度センサ23が設けられている。なお、炊飯器30の加熱部20a以外の加熱部20b,20cは、その全部又は一部を誘導加熱コイル22に代えてヒータを設けてもよい。
【0015】
25aは炊飯器30の加熱部20aの制御回路やタイマー回路26(図8参照)等が設けられた制御部、25b,25cは調理鍋60a,60bの加熱部20b,20cの制御回路路やタイマー回路26等が設けられた制御部で、炊飯用の制御部25aには、米又はその他の調理物を沸騰させたのち所定の温度状態に保つ保温モード回路である保温付き炊飯モード回路及び必要に応じて保温付き煮物モード回路が設けられている。なお、図には各加熱部20a〜20cごとにそれぞれ制御部25a〜25cを設けた場合を示したが、1枚のプリント基板に、炊飯用、煮物用及び調理用の各制御回路等をそれぞれ設けた1台の制御部で構成してもよい。28は加熱部20a〜20c、制御部25a〜25c等を冷却する冷却用の送風機で、吸気口13a,13bから外気を吸引し、本体ケース2の外壁に設けた排気口(図示せず)から排出する。
【0016】
調理器である炊飯器30は、図3、図5に示すように、非磁性材からなり、上下が開口したほぼ筒状の内壁32及び空間部を介して内壁32の外周を囲繞する外壁33とからなる調理容器31と、磁性材からなり、上端部外周にフランジ34aを有する有底筒状の内鍋34とを有し、内鍋34は調理容器31内に挿脱自在に収納されてそのフランジ34aが調理容器31の上端部32aに係止し、その底面34bは調理容器31の下端部から露出してトッププレート3との間にすき間gを形成する。
【0017】
調理容器31の内壁32の下部外周には、補助加熱体である誘導加熱コイルからなる底側面加熱体35が積層して設けられており、また、上部には補助加熱体であるヒータからなる上側面加熱体36が設けられている。なお、内鍋34の温度を検出するために、その底面34bに対応してトッププレート3の下面に当接する温度センサ23を設けた場合を示したが、図3に破線で示すように、内鍋34の側壁に当接する温度センサ23aをバネ等23bにより出没自在に付勢させて調理容器31に設けてもよく、これにより内鍋34の温度を直接検知することができるので、より確実に内鍋34の温度を検出することができる。
【0018】
37は調理容器31の下部において、内壁32と外壁33との間に設けられた非磁性材からなるほぼ筒状のスカート部材で、炊飯器30をトッププレート3上に載置したときに、その先端部がトッププレート3に当接するように形成し、調理容器31の下端部から露出した内鍋34の底面34bがトッププレート34に確実に当接すると共に、このすき間gを遮蔽して内鍋34を外気から遮断するようにしたものである。
【0019】
このスカート部材37は、例えば図6(a)に示すように、シリコンゴムの如き軟質材からなり、上部が調理容器31に固定されて常時はその先端部が内鍋34の底面34bより下方に位置している。炊飯器30をトッププレート3上に載置すると、最初にスカート部材37の先端部がトッププレート3に当接し、炊飯器30の荷重により弾性変形するが、調理容器31の下端部とトッププレート3との間にすき間gを形成した状態で調理容器31を保持する。このとき、内鍋34の底面34bはトッププレート3に当接し、スカート部材37は内鍋34の外周を遮蔽する。
これにより、内鍋34の底面34bをトッププレート3に確実に当接させて効率よく発熱させることができると共に、外部からの空気や塵埃の侵入を防止し、また熱が外部に逃げるのを防止することができる。
【0020】
また、図6(b)のスカート部材37は、非磁性金属からなり、調理容器31の下部に上下動可能に設けたもので、常時は自重により垂下してその先端部が内鍋34の底面34bよりg1だけ下方に位置している(図7(b)参照)。炊飯器30をトッププレート3上に載置すると、最初にスカート部材37の先端部がトッププレート3に当接するが、炊飯器30の荷重により上方に移動し、その自重により先端部が常にトッププレート3に当接する。このとき、内鍋34の底面34bはトッププレート3に当接し、その外周はスカート部材37により遮蔽され、また、スカート部材37の上部は補助加熱体である底側面加熱体35の外周に位置する。なお、内鍋34の底面34bがトッププレート3に載置された状態で、スカート部材37の先端部もトッププレート3に当接するが、このとき、スカート部材37がストッパー37aに当接することにより、内鍋34を調理容器31より取り除いたときの調理容器31の脚として使用できる。
図6(b)のスカート部材37は、図6(a)のスカート部材37の機能、効果に加えて、誘導加熱コイルからなり底側面加熱体35より発生する磁気を遮蔽し、外部への磁束漏れを防止することができる。
【0021】
再び図3、図5において、38は調理容器31の上部開口部を開閉する蓋体で、とっ手40を有する上蓋39、上蓋39に取付けられた下蓋41、下蓋41に着脱可能に装着された内蓋42からなり、蓋体38の中心部には内鍋34内に連通する蒸気抜き弁43が設けられている。44は下蓋41に設けた蓋ヒータである。そして、この蓋体38は、一端に設けたヒンジ45により調理容器31に開閉自在に装着されており、閉じたときはラッチ46によりロックされる。なお、この蓋体38は、ヒンジ45を設けることなく、調理容器31に着脱自在に装着するようにしてもよい。
【0022】
図7は炊飯器30の他の例を示すもので、調理容器31の外壁33の背面側(加熱調理器1のガイド部14側)に、ガイド部14に嵌合する嵌合部47を突設したものである。
この嵌合部47は、その幅がガイド部14のガイド壁15a,15bの内側間隔とほぼ等しく、先端部が下方に突出して係合部48が設けられて側面ほぼ逆L字状に形成されている。このガイド部14は、ガイド壁15a,15bが上方に突出して形成されるため使用者に見え易く、かつわかり易い位置に設けられているため、ガイド壁15a,15bの間に嵌合部47を嵌入して係合部48を開口部16に係合させることにより、炊飯器30はトッププレート3の載置部5a上に確実に位置するので、位置ずれ等により加熱効率が低下することがなく、また、炊飯器30に外力が加えられても移動することもない。
【0023】
次に、上記のように構成した加熱調理器の電気系統の一例について説明する。図8において、電源65には、各加熱装置20a〜20cの誘導加熱コイル22と、スイッチ素子27a〜27cからなる複数の直列回路が並列接続されて、メインスイッチ9を介して直列に接続されており、また、上記回路の入力側には、メニュースイッチ群10、予約タイマー26を有する制御部25が接続され、予約タイマー26はそれぞれスイッチ素子27a〜27cを制御する。
【0024】
したがって、メインスイッチ9を投入してメニュースイッチ群10の炊飯スイッチ10aをONすれば、炊飯用の制御部25a、スイッチ素子27aを介して加熱部20aの誘導加熱コイル22に通電され、調理スイッチ10b又は10cをONすれば、調理用の制御部25b(25c)、スイッチ素子27b(27c)を介して加熱部20b(20c)の誘導加熱コイル22に通電される。なお、必要に応じて予約タイマー26を発動させれば、所定の時刻になったときはスイッチ素子27a(又は27b,27c)をONし、あるいは所定の時間経過したときは、スイッチ素子27a(又は27b,27c)をOFFする。
【0025】
図9は電気系統の他の例を示すもので、本例においては、加熱調理器1のガイド部14のガイド壁15a,15bの対向面の一方に、電源65と加熱部20aの誘導加熱コイル22の一端との間に接続された給電端子17を設けると共に、他方の対向面に誘導加熱コイル22の他端と電源65との間に接続された給電端子18を設け(図13参照)、また、炊飯器30の嵌合部47の係合部48の一方の側面に、補助加熱体35,36及び蓋ヒータ44の一端に接続され、給電端子17に接続される受電端子49を設けると共に、他方の側面に、補助加熱体35,36及び蓋ヒータ44の他端に接続され、給電端子18に接続される受電端子50を設けたものである(図18参照)。
【0026】
本例によれば、炊飯器30をトッププレート3の載置部5a上に載置して嵌合部47をガイド部14に嵌入すると、係合部48に設けた受電端子49,50が給電端子17,18に自動的に接続されて、補助加熱体36,37及び蓋ヒータ44が電源65に接続され、炊飯又は調理中、さらには保温中に補助加熱体35,36及び蓋ヒータ44に通電される。なお、電源65には商用電源をもちいてもよいが、高電圧の200V電源を使用すれば、同時に複数の加熱部20a〜20cを使用する場合にも高出力が得られるので、調理時間を短縮することができる(以下の実施の形態においても同様である)。
【0027】
次に、本実施の形態に係る加熱調理器の使用の一例について説明する。
前述のように、炊飯用の制御部25aには、保温モード回路である保温付き炊飯モード回路及び必要に応じて保温付き煮物モード回路が設けられている。保温付き炊飯モード回路による炊飯用制御パターンは、図10に示すように、誘導加熱コイル22に通電して米、水が入れられた炊飯器30の内鍋34を発熱させて加熱し、内鍋34の温度が100℃近傍に達したとき(これは温度センサ23又は温度センサ23aで検出される)は、連続的又は断続的にその温度を維持し、時間Tを経過して炊飯が終了したときは、その温度を低下させてほぼ73℃程度で保温する。
【0028】
また、保温付き煮物モード回路は、図11に示すように、誘導加熱コイル22に通電して、煮物、水、調味料等が入れられた炊飯器30の内鍋34を発熱させて加熱し、内鍋34の温度が100℃近傍に達したときは、連続的又は断続的にその温度を維持し、時間t(この時間tは、一般的にt<Tである)経過したときは煮込み工程が終了し、以後例えば80℃〜85℃で保温(低温加熱)する。
【0029】
炊飯器30により米を炊飯する場合は、所要量の米と水が入れられた内鍋34を調理容器31内に収納して蓋体38を閉じ、加熱調理器1のトッププレート3の炊飯器用の載置部5a上に載置する。このとき、調理容器31はスカート部材37によりその下端部がトッププレート3とすき間gを隔てて位置し、内鍋34の底面34bはトッププレート3に確実に当接する。また、調理容器31に嵌合部47を設けた場合は、炊飯器30をトッププレート3上の所定の位置(載置部5a上)に載置するだけで、嵌合部47がガイド部14のガイド壁15a,15bの間に嵌入し、係合部48が開口部16に係合して容易かつ確実に位置決めされる。さらに、ガイド部14に給電端子17,18を設け、炊飯器30の嵌合部47に受電端子49,50を設けた場合は、補助加熱体35,36及び蓋ヒータ44が自動的に電源65に接続される。
【0030】
ついで主操作部8のメインスイッチ9を投入し、炊飯スイッチ10aをONすれば、炊飯用の制御部25aを介して加熱部20aの誘導加熱コイル22に通電される。このとき、予約タイマー26が発動し、表示部11に炊飯の残り時間が表示される。これにより、図10の炊飯用制御パターンにしたがって炊飯され、保温される。なお、予約タイマー26を使用せず、直接誘導加熱コイル22に通電してもよい。
【0031】
また、調理用の載置部5b,5cの両方又はいずれか一方に、例えば煮物、水、調味料等が入れられた調理鍋60a(60b)を載置し、調理スイッチ10c(10c)をONすれば、炊飯と同時に1個又は2個の調理鍋60a(60b)により調理を行うことができる。なお、煮物等の調理にあたっては、補助操作部12により火力を調整することができ、その調整出力は表示部6b(6c)に表示される。また、予約タイマー26を使用した場合は、その発動時刻又は残り時間が表示部11に表示される。
【0032】
上記の説明では、炊飯器30により米を炊飯する場合について述べたが、同様にして炊飯器30により米以外の煮物の調理を行うこともできる。
この場合は、調理容器31に煮物、水、調味料等が入れられた内鍋34を収容して炊飯器30を炊飯器用の載置部5a上に載置し、煮物スイッチ10bをONすれば、図11の煮物用制御パターンにしたがって調理され、保温(低温加熱)される。このとき、必要に応じて蓋体38を開放し、煮物をかき混ぜたり、調味料等を入れたりすることができる。なお、内鍋34を炊飯用と煮物用に分ければ、臭が残らないので便利である。
【0033】
上記の説明では、トッププレート3の載置部5a上に載置した炊飯器30により炊飯する場合を示したが、磁性材からなる通常の調理鍋でも炊飯を行うことができる。
すなわち、図12に示すように、トッププレート3の載置部5a(又は5b,5b)上に米と水が入れられた調理鍋60cを載置し、主操作部8のメインスイッチ9を投入して炊飯スイッチ10aをONすれば、図10の炊飯用制御パターンにしたがって炊飯され、保温される(以下の実施の形態においても同様である)。
【0034】
上記のように構成した本実施の形態によれば、1台の加熱調理器1で炊飯器30を含む複数の調理器により炊飯とその他の調理を同時に行うことができるため、料理のレパートリーが広がると共に、別に炊飯器を購入する必要がなく、また台所の省スペース化を図ることができる。
また、予約タイマー26を設けたので、煮物等の他の調理の合間に炊飯用の準備をして炊飯器30を載置部5a上に載置することができる。
さらに、炊飯器30の内鍋31の周囲に補助加熱体35,36を設けたので、炊飯器30により炊飯や煮物等の一般の調理を行う場合に、内鍋34がほぼ全体から加熱されるため加熱ムラがなく、効率よく調理することができ、また、保温性(低温加熱)を向上することができるので、いつでも暖かいご飯や料理を食べることができる。
【0035】
[実施の形態2]
図13は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の要部の斜視図、図14はその電気系統図である。なお、以下の図面では実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態においては、ガイド部14の一方のガイド壁(例えば、15b)の内側(他方のガイド壁15aと対向する側)にスイッチ素子27aを介して電源65に接続された給電端子17を設けると共に、他方のガイド壁15aの内側に加熱器20aの誘導加熱コイル22の一端に接続された給電端子18が設けられている。また、開口部16のトッププレート3側には載置スイッチ19が設けられており、この載置スイッチ19は、給電端子17に接続された固定接点19a、給電端子18に接続された固定接点19b及び両固定接点19a,19b間を開閉する可動片19cとからなっており、可動片19cは常時は両固定接点19a,19b間を開放している。16aは開口部16を開閉する開閉蓋で、不使用時には開口部16を閉止してゴミや水の侵入を防止する。
【0036】
このように構成した本実施の形態において、図7に示すような嵌合部47をガイド壁15a,15b間に嵌入し、係合部48を開口部16に係合させることにより炊飯器30は載置部5a上に載置され、位置決めされる。同時に、載置スイッチ19の可動片19cが嵌合部47に圧下されて両固定接点19a,19b間を閉成し、電源65と加熱部20aの誘導加熱コイル22とが導通状態になる。
【0037】
本実施の形態によれば、炊飯器30をトッププレート3上に載置したときのみ制御部25aの保温付き炊飯モード回路が接続される。なお、一般の調理鍋等(60a,60b)をトッププレート3上に載置したときに通常の調理が行えるようにしてもよい。
【0038】
[実施の形態3]
図15は本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の電気系統図である。なお、以下の図面では実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態において、加熱調理器1には、図13で示したように、ガイド部14の一方のガイド壁15aには電源に接続された給電端子17が設けられ、他方のガイド壁15bには給電端子18が設けられている。また、開口部16のトッププレート側には載置スイッチ19が設けられており、この載置スイッチ19は、給電端子17に接続された共通端子19a、スイッチ素子27aを介して炊飯用の加熱部20aの誘導加熱コイル22に接続された固定接点19b、後述の炊飯器制御部52が接続される固定接点19c、及び固定接点19b,19cを切換える可動片19dからなっている。なお、この可動片19dは常時は一方の固定接点19bに接続されている。
【0039】
一方、炊飯器30には、図16〜図19に示すように、嵌合部47の係合部48の一方の側面には、載置スイッチ19の固定接点19bに接続される受電端子49が設けられており、他方の側面には、給電端子52を介して載置スイッチ19の固定接点19cに接続される受電端子50が設けられている。
【0040】
また、炊飯器30の蓋体38の上蓋39と下蓋40との間には、保温モード回路である保温付き炊飯モード回路、必要に応じて保温付き煮物モード回路やタイマー回路が設けられた炊飯器(調理器)制御部52が設けられており、この炊飯器制御部52は、嵌合部47の係合部48に設けた受電端子49,50間に接続されている。そして、炊飯器制御回路52はスイッチ素子55を介して補助加熱体35,36及び蓋ヒータ44の一端に接続され、補助加熱体35,36及び蓋ヒータ44の他端は嵌合部47の受電端子49に接続されている。
さらに、上蓋38の上面の炊飯器制御部52上には、炊飯スイッチ53a、煮物スイッチ53b、表示部53c等を有し、炊飯器制御部52を制御する炊飯器(調理器)操作部53が設けられている。なお、以下の説明では、炊飯器制御部52と炊飯器操作部53を合わせて、炊飯器制御装置51という。また、上記の説明では、炊飯器制御装置51を蓋体38に設けた場合を示したが、調理容器31に設けてもよい。
【0041】
次に、本実施の形態に係る加熱調理器により、米を炊飯する場合について説明する。適量の米と水を入れた内鍋34を調理容器31内に収納した炊飯器30をトッププレート3の炊飯器の載置部5a上に位置させて、その嵌合部47をガイド部14に嵌入する。このとき、載置スイッチ19が嵌合部47に圧下されてその可動片19dが破線で示すように固定接点19cに接続され、また、嵌合部47の受電端子49が載置スイッチ19の固定接点19bに、受電端子50が給電端子18を介して固定接点19cにそれぞれ接続されて、炊飯器制御装置51の回路が閉成される。このときの状態を図19に示す。
【0042】
ついで、メインスイッチ9を投入して炊飯器操作部53の炊飯スイッチ53aをONすれば、炊飯器制御部52の保温付きモード回路、補助加熱体35,36及び蓋ヒータ44を経て、加熱部20aの誘導加熱コイル22に通電され、図10の炊飯用制御パターンにしたがって炊飯され、保温される。このとき予約タイマー55により炊飯器操作部53の表示部53cに炊飯の開始時刻や残り時間が表示される。勿論この場合においても、他の加熱部20b,20cにより同時に調理を行うことができる。
【0043】
また、この炊飯器30により米以外の煮物等を調理する場合は、煮物等が入れられた内鍋34を炊飯器30に収容して載置部5aに載置し、炊飯器操作部53の煮物スイッチ53bをONすれば、前記の炊飯の場合に準じて調理され保温(低温加熱)することができる。
さらに、嵌合部47や炊飯器制御装置51のない炊飯器30で炊飯や煮物を調理する場合は、炊飯器30を載置部5aに載置しても載置スイッチ19は作動しないので、可動片19dは固定接点19bに接続されたままであり、これにより、実施の形態1の場合とほぼ同様に炊飯され、調理して保温することができる。なお、同様にして載置部5aに調理鍋60a(60b)を載置して、通常の調理を行うこともできる。
【0044】
上記のように構成した本実施の形態によれば、炊飯器30自体に保温付き炊飯モード回路等を有する炊飯器制御部52を設けたので、加熱調理器11には炊飯のための制御部25aを設けなくてもよい。また、炊飯器30の載置部5aにより調理鍋60a,60bによって通常の調理を行うこともできる。さらに、炊飯器30には炊飯器操作部53のみを設け、加熱調理器1に設けた炊飯用の制御部25aにより炊飯や調理を制御するようにしてもよい。
【0045】
本実施の形態によれば、実施の形態1の効果に加えて、トップフレート3の所定の位置に炊飯器30を載置するだけで、炊飯器制御部57が通電状態になるので、きわめて便利である。また、炊飯器30自体に炊飯器操作部53を設けたので、炊飯器30の操作の際に他の調理鍋60a,60bの操作と間違うことがない。
【0046】
[実施の形態4]
図20は本発明の実施の形態4に係る加熱調理器の斜視図、図21は同じ他の例の斜視図である。なお、実施の形態1と同じ部分はこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1では、加熱調理器1を流し台70に組込んだ場合を示したが、本実施の形態においては、加熱調理器1を流し台70等の上に載置するようにしたものである。
【0047】
本実施の形態に係る加熱調理器1、炊飯器30、調理鍋60の構成は、実施の形態1,2の場合とほぼ同様であるが、図20の加熱調理器1は、トッププレート3に2つの載置部5a,5bを横方向に並べて設け、その下面にこれに対応してそれぞれ加熱部20a,20bを設けると共に、加熱部20a,20bの制御部25a,25bを設けたものである。そして、両載置部5a,5bの近傍にそれぞれ設けたガイド部14a,14bの両者又は一方のガイド部(例えば、14a)に、図13で説明した載置スイッチ19及び給電端子17,18を設けたものである。13cは給気口である。なお、加熱部及びこれに対応する載置部は、3つ以上設けてもよい。
【0048】
図21の例は、載置部5a及びこれに対応する加熱部20aを、トッププレート3の後部側の一方の隅部の近傍に設けると共に、載置部5b及びこれに対応する加熱部20bを、上記隅部に対向する前面側の隅部の近傍に設け、載置部5aの近傍に、載置スイッチ19、給電端子17,18を有するガイド部14を設けたもので、その他の構成は、実施の形態1の場合とほぼ同様である。
【0049】
本実施の形態によれば、実施の形態1,2とほぼ同様の作用により、ほぼ同様の効果を得ることができる。
上記の各実施の形態1〜4はこれに限定するものではなく、これらを適宜組合せて実施することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明に係る加熱調理器は、1台の加熱調理器により、炊飯と煮物などの調理を同時に行うことができ、かつ保温性を向上できるので、別に炊飯器を購入する必要がなく、きわめて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る加熱調理器を流し台に組込んだ状態の斜視図である。
【図2】図1の加熱調理器部分の斜視図である。
【図3】図1の炊飯器部分の断面図である。
【図4】図1の調理鍋部分の断面図である。
【図5】図3の炊飯器の斜視図である。
【図6】図3の下部の説明図である。
【図7】炊飯器の他の例の斜視図及びその要部の側面図である。
【図8】実施の形態1の電気系統図である。
【図9】実施の形態1の他の例の電気系統図である。
【図10】炊飯用制御パターンの説明図である。
【図11】煮物用制御パターンの説明図である。
【図12】実施の形態1により調理鍋で炊飯を行う場合の斜視図及び断面図である。
【図13】本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の要部の斜視図である。
【図14】実施の形態2の電気系統図である。
【図15】本発明の実施の形態3の電気系統図である。
【図16】実施の形態3の炊飯器の断面図である。
【図17】図16の炊飯器の斜視図である。
【図18】図17の要部の側面図及び斜視図である。
【図19】実施の形態3のトッププレートに炊飯器を載置した状態を示す平面図である。
【図20】本発明の実施の形態4に係る加熱調理器の斜視図である。
【図21】実施の形態4の加熱調理器の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 加熱調理器、3 トッププレート、4 支持枠、5a〜5c 載置部、8主操作部、9 メインスイッチ、10 メニュースイッチ群、11 表示部、12 補助操作部、13 吸気口、14 ガイド部、16 開口部、16a 開閉蓋、17,18 給電端子、19 載置スイッチ、20a〜20c 加熱部、22 誘導加熱コイル、25a〜25b 制御部、26 予約タイマー、27 スイッチ素子、30 炊飯器(調理器)、31 調理容器、34 内鍋、35,36 補助加熱体、37 スカート部材、38 蓋体、44 蓋ヒータ、47 嵌合部、49,50 受電端子、51 炊飯器制御装置、52 炊飯器制御部、53 炊飯器操作部、60a,60b 調理鍋、65 電源。
Claims (16)
- 天面にトッププレートを有し、内部に複数の加熱部、該加熱部の出力等をそれぞれ制御する制御部等が設けられ、外部に前記制御部を個別に制御する複数のメニュースイッチ等を有する操作部が設けられて、流し台等に載置又は組込まれる加熱調理器において、
前記制御部の少なくとも1つに、調理物の沸騰後に保温に移行する保温モード回路を設け、前記操作部に前記保温モード回路を制御するスイッチを設けると共に、前記複数のメニュースイッチを同時に操作しうるようにしたことを特徴とする加熱調理器。 - 前記操作部に、保温モード回路を所定時間後に通電状態とする予約タイマースイッチを設けたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 前記加熱部をトッププレートの前面側と後面側にそれぞれ配設し、後面側の加熱部が前記保温モード回路により制御されることを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理器。
- 磁性材からなる内鍋と、非磁性材からなり前記内鍋が底面を露出して挿脱自在に収納される調理容器と、該調理容器の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体とからなる調理器を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいすれかに記載の加熱調理器。
- 前記調理器をトッププレート上に載置したときに、内鍋を収納する調理容器の下端部を前記トッププレートの上面と非接触状態としたことを特徴とする請求項4記載の加熱調理器。
- 前記調理器の調理容器の下部に、該調理容器内に下部を露出して収納された内鍋の下方外周を覆うように非磁性材からなるスカート部材を設けたことを特徴とする請求項5記載の加熱調理器。
- 前記スカート部材を、調理容器に上下に可動自在に設けたことを特徴とする請求項6記載の加熱調理器。
- 前記トッププレートの周囲を支持する支持枠に、調理器をトッププレート上の所定の位置に案内するガイド部を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の加熱調理器。
- 前記ガイド部の近傍に、調理器に設けた受電端子が接続される給電端子を設けたことを特徴とする請求項8記載の加熱調理器。
- 前記調理器の調理容器の下部外面に、前記ガイド部に嵌合する嵌合部を設けたことを特徴とする請求項8又は9のいずれかに記載の加熱調理器。
- 前記加熱調理器の上面に給電端子を設けると共に、調理器の下部に受電端子を設け、該調理器を前記加熱調理器上に載置した状態で前記給電端子と受電端子が電気的に接続されることを特徴とする請求項4〜10のいずれかに記載の加熱調理器。
- 前記調理器の外面に、制御部の保温モード回路を操作する調理器操作部を設けたことを特徴とする請求項11記載の加熱調理器。
- 前記調理器の内面に、保温モード回路を有する調理器制御部を設けると共に、外面に前記調理器制御部を制御する調理器操作部を設けたことを特徴とする請求項12記載の加熱調理器。
- 前記調理器操作部に、炊飯以外の調理を行うメニュースイッチを設けたことを特徴とする請求項13記載の加熱調理器。
- 前記調理器の調理容器に、該調理器の保温時又は調理時に内鍋を加熱する補助加熱体を設けたことを特徴とする請求項4〜14のいずれかに記載の加熱調理器。
- 前記加熱調理器の外表面に、該加熱調理器上に調理器を載置した際に電源と給電端子とを通電状態にする載置スイッチを設けたことを特徴とする請求項4〜15のいずれかに記載の加熱調理器。
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