JP2004357651A

JP2004357651A - Seeding machine with fertilizer applicator

Info

Publication number: JP2004357651A
Application number: JP2003163310A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Oishi; 廣昭大石; Hirobumi Sugimoto; 博文杉本; Kohei Shimamoto; 講平島本
Original assignee: Agritecno Yazaki Co Ltd
Current assignee: Agritecno Yazaki Co Ltd
Priority date: 2003-06-09
Filing date: 2003-06-09
Publication date: 2004-12-24
Anticipated expiration: 2023-06-09
Also published as: JP4072619B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a seeding machine with a fertilizer applicator capable of performing the application of fertilizer and the seeding at the same time, and effective for solving the problems comprising remarkably large volume of fertilizer compared with the seed volume to necessitate frequent replenishing of the fertilizer and the difficulty of handling for the movement, adjustment, or the like, especially in the case of using a number of fertilizing seeders parallelly attached to a working vehicle. <P>SOLUTION: This seeding machine 10 with the fertilizer applicator has a plurality of seeder fertilizers 13 having either one or both of fertilizing function and seeding function and is connected to the working vehicle to perform the fertilizing and seeding work. The machine is provided with a unit 12 connected with a prescribed number of the seeder fertilizers 13, a driving source 47 is provided for each unit 12 and the driving states of these driving sources 47 are made to be independently adjustable. A box as an auxiliary hopper 50 for increasing the capacity of a main hopper is placed on either one or both of a hopper 49 for holding the fertilizer and a hopper 48 for holding the seeds for each unit 12. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、施肥播種機の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、トラクタや歩行式耕耘機の後部に付設して、施肥及び播種を同時に行う施肥播種機は公知である。
例えば、特許文献１及び特許文献２に示される施肥播種機は、施肥機能と播種機能とを備えたものである。この施肥播種機を複数並列配置した状態で作業車両の後部に装着し、作業車両を走行させることによって、播種するための溝を形成し、この溝に適量の種子及び肥料を播種すると同時に施肥したのち、該溝を土で埋めて、盛った土を鎮圧して均平する工程を、連続して行うことができる。
【０００３】
この施肥播種機において、種子及び肥料は、それぞれ別のホッパに充填され、該ホッパの下方に配置された繰出装置にて適量ずつ繰り出され、搬送導管にて溝のある位置まで搬送され、播種又は施肥される。施肥播種機に具備される複数の施肥播種装置に備えられた繰出装置は、その全てが一つの駆動源により駆動するように構成されている。
そして、種子及び肥料を充填するためのホッパは、例えば、特許文献２に示されるように、二個の独立して形成された肥料ホッパと種子ホッパを一体的に取り扱うことのできるように連結したものが採用され、それぞれのホッパに肥料と種子とを独立して保持できるようにしている。
【０００４】
【特許文献１】
実公平５−１４７２６号公報
【特許文献２】
実公平５−１３１２９号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
施肥播種機では、播種と同時に施肥を行うが、野菜の種類や肥料の種類等によっては従来のホッパでまかなうことができるが、通常、播く種子の体積に対し、施す肥料の体積は遙かに大きい。従って、特許文献１及び特許文献２に記載されている従来のホッパにおいても、肥料ホッパと種子ホッパでは、肥料ホッパの方がその容積が大きくなるように構成されているが、それであっても、実際には足りないことが多い。すなわち、種子ホッパへの種子の補充に対して、肥料ホッパへの肥料の補充を頻繁に行わなければならず、補充のために施肥播種作業が中断され、作業効率の低下に繋がるという不都合が生じている。
また、一度に作動させる施肥播種機の数が多くなれば、一度に施肥及び播種することのできる面積が増大して、作業効率が高まるが、特に、作業車両の後部に装着する形式の施肥播種機においては、施肥播種機が自走式でないために、作業車両に連結される施肥播種機の数が多くなれば、作業車両の油圧の力や、前後バランスの問題や、移動等においてその取扱性が低下するという不具合がある。また、着脱の面においても取り扱いが不便となる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【０００７】
即ち、請求項１においては、施肥機能、播種機能のいずれか一方、あるいは両方を備えた施肥播種機を、所定数連結してユニットとし、ユニットごとに駆動源を備え、これらの駆動源の駆動状態をそれぞれ独立して操作可能としたものである。
【０００８】
請求項２においては、全動力の入切操作手段を全ユニットに対して一つ備え、施肥播種機への動力伝達入切操作手段及び施肥播種量調整手段を各ユニットに対して備えたものである。
【０００９】
請求項３においては、前記施肥播種機を作業車両に連結するためのヒッチを、各ユニットに対して複数設けたものである。
【００１０】
請求項４においては、施肥機能、播種機能のいずれか一方、あるいは両方を備えた施肥播種機において、施肥播種機の地面に対する上下方向高さ位置を調節するための操作具を、該操作具に対して着脱可能な工具で操作可能としたものである。
【００１１】
請求項５においては、前記施肥播種機に、施肥するための肥料を充填するホッパ又は播種するための種子を充填するホッパのいずれか一方、あるいは両方を備え、ユニットに具備される複数のホッパにわたる大きさであって、各ホッパの上部開口と連通する下部開口を形成した箱体を、ホッパの上方に着脱可能に配設したものである。
【００１２】
請求項６においては、施肥機能、播種機能のいずれか一方、あるいは両方を備えた施肥播種機であって、施肥するための肥料を充填するホッパ又は播種するための種子を充填するホッパのいずれか一方、あるいは両方を設けたものにおいて、ホッパの上方に、該ホッパの上部開口に連通する下部開口を形成した箱体を着脱可能に配設したものである。
【００１３】
請求項７においては、前記箱体を支持するフレームを設け、該フレームと箱体とをワンタッチ取付具にて固定したものである。
【００１４】
請求項８においては、前記箱体の側面と、ホッパの蓋とに、互いに係止可能な係止部材を設けたものである。
【００１５】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図１は施肥播種作業機の全体平面図、図２は施肥播種作業機の全体背面図、図３は施肥播種作業機の全体側面図、図４は施肥播種作業機のスイッチの連結構成を示す図、図５はヒッチを示す平面図である。
図６は補助ホッパを示す側面図、図７は補助ホッパを示す背面図、図８は種子ホッパの蓋を開放したときの様子を示す側面図である。
【００１６】
まず、本実施例に係る施肥播種作業機１０の全体構成から説明する。
図１乃至図３に示す如く、施肥播種作業機１０は施肥播種ユニット１２・１２を、施肥及び播種しようとする条数に応じて、進行方向左右に複数並設したものである。本実施例においては、施肥播種作業機１０は略同構成の右側のユニット１２及び左側のユニット１２から成り、各ユニット１２・１２はそれぞれ七つの施肥播種機１３・１３・・・を並設して構成されている。但し、施肥播種作業機１０を構成する施肥播種ユニット１２・１２の数、また、施肥播種ユニット１２・１２を構成する施肥播種機１３・１３・・・の数は本実施例に限定されるものではない。
上述の如く施肥播種作業機１０に具備される複数の施肥播種機１３・１３・・・を、ユニット１２・１２にまとめて分割し、ユニット１２・１２を単位として扱うことができるようにして、施肥播種作業機１０の着脱・調整等の取扱性の向上が図られている。
【００１７】
また、前記ユニット１２・１２は、それぞれに駆動源としての駆動モータ４７・４７が備えられており、駆動モータ４７・４７にて各ユニット１２・１２に具備される施肥播種機１３・１３・・・を同様に駆動するものとされている。
そして、図４に示す如く、施肥播種作業機１０には、該施肥播種作業機１０の全動力を入り切り可能な全動力入切操作手段６５を備えた一つのメインスイッチ６０と、施肥播種作業機１０を構成する各ユニット１２・１２のそれぞれに対して、動力伝達入切操作手段６４及び施肥播種調整手段６３を備えたコントロールボックス６１Ｌ・６１Ｒが設けられている。メインスイッチ６０及びコントロールボックス６１Ｌ・６１Ｒは作業車両の運転席の近傍に配置され、操縦者は作業車両を運転しながら施肥播種作業機１０を操作することができる。
【００１８】
前記コントロールボックス６１Ｌ・６１Ｒの操作によって駆動モータ４７・４７が制御され、各ユニット１２・１２のそれぞれにおいて、播種及び施肥量の調整、運転及び停止を独立して操作することができるように構成されている。
上述の如く施肥播種作業機１０をユニット１２・１２ごとに独立して操作することができるようにしているため、運転調整や、条止めの操作をユニット１２を単位として行うことができる。
【００１９】
また、前記コントロールボックス６１Ｌ・６１Ｒに備えられた動力伝達入切操作手段６４を、三段切換式とし、動力伝達の入り切りの操作に加え、駆動モータ４７の最大回転数を操作可能とすることもできる。この場合、動力伝達入切操作手段６４が「入」の操作位置にあるとき、施肥播種調整手段６３により駆動モータ４７の回転数を調整する。この構成により、施肥播種調整手段６３を操作せずに、動力伝達入切操作手段６４にて駆動モータ４７の回転数を最大回転数とし、後述する肥料繰出装置４４や種子繰出装置４３等に残った肥料や種子を素早く排出することができる。
【００２０】
前記施肥播種作業機１０は、トラクタや耕耘機等の作業車両の後部に作業機として取り付けられるものである。作業車両の後部には、走行方向左右に伸延する作業機取付用の作業機支持ビーム１４が設けられ、該作業機支持ビーム１４に作業機である施肥播種作業機１０が複数のヒッチ１１・１１・・・を介して取り付けられる。
【００２１】
前記施肥播種作業機１０において、ヒッチ１１・１１・・・は、各ユニット１２・１２それぞれに二組ずつ備えられており、作業機支持ビーム１４により施肥播種作業機１０が安定して支持されるとともに、良好なバランスを維持した状態で施肥播種作業を行うことができるものとされている。但し、施肥播種作業機１０の大きさや重量に応じてヒッチ１１・１１・・・の数を変更することができる。
【００２２】
図３及び図５に示す如く、各ヒッチ１１は、枢支ピン２０により互いに回動可能に枢結された取付フレーム１６と回動フレーム１７とで構成されており、作業車両と作業機である施肥播種作業機１０とを位置調節可能に連結するだけでなく、ヒッチ１１に備えられた水平度調節機構と上下調節機構とにより、施肥播種作業機１０の姿勢（角度や高さ等）を調節する機能を有している。
【００２３】
前記取付フレーム１６の下部には、角形鋼である作業機支持ビーム１４を挟み込む状態に保持するコ字状金具１５が一体的に固設されている。コ字状金具１５は、後方より作業機支持ビーム１４を挿入して、上下に貫通するピン１９ａ・１９ａや後方より挿入されたボルト１９ｂ・１９ｂにより、作業機支持ビーム１４に固定される。なお、コ字状金具１５と作業機支持ビーム１４との間には、がたつきの低減のためにコ字状の当板１８が介装されている。
【００２４】
前記回動フレーム１７は、取付フレーム１６の後部に配設され、回動フレーム１７と取付フレーム１６とのそれぞれにおいて、フレーム１６・１７上部の左右を連結する状態に丸棒状の連結体１６ａ・１７ａが貫設され、該連結体１６ａ・１７ａには回動調節ネジ２３を螺入する螺孔が形成されている。回動調節ネジ２３は、回動フレーム１７と取付フレーム１６の両方に設けられた連結体１６ａ・１７ａに螺入され、その前端部には回動調節ネジ２３を操作するためのハンドル２４が備えられている。
これらの、回動フレーム１７と、取付フレーム１６と、回動調節ネジ２３とによって、水平度調節機構が構成されている。
【００２５】
水平度調節機構では、ハンドル２４にて回動調節ネジ２３を回動操作することにより、連結体１６ａと連結体１７ａとの離間距離が操作され、回動フレーム１７と取付フレーム１６とを枢結する枢支ピン２０を中心に、回動フレーム１７の後部に連結された施肥播種作業機１０全体が上下に回動して、施肥播種作業機１０と土壌面との水平状態を調節し、播種深さを調節することができる。
【００２６】
また、前記回動フレーム１７の後部には、施肥播種作業機１０の角度を保持した状態で垂直方向上下に移動させて、施肥播種作業機１０の地面に対する位置調節機構が設けられている。
上下調節機構は、回動フレーム１７の後部に固設された上下方向のロッド２５・２５と、該ロッド２５・２５を摺動可能に挿通するガイド筒２１・２１を左右に一体的に備えた昇降フレーム２２と、該昇降フレーム２２に形成された雌ねじと回動フレーム１７の後部左右を連結する連結体１７ｂとに螺入されている調節ネジ２６とで、構成されている。
昇降フレーム２２の後部には、施肥播種機１３を取り付けるユニット支持ビーム３６が、ブラケット２２ａ・２２ａを介して固設されている。ユニット支持ビーム３６は、各ユニット１２・１２の左右幅と略等しい左右幅を持つ角形鋼である。
【００２７】
上下調節機構の操作具である調節ネジ２６は、施肥播種作業機１０の上下を調節する際に、その上端にラチェットレンチ等の工具を装着して回動することによって操作する。調節ネジ２６が回転することにより、昇降フレーム２２と、回動フレーム１７の連結体１７ｂとの離間距離が操作され、ロッド２５・２５上をガイド筒２１・２１が摺動することにより昇降フレーム２２がその姿勢を保持した状態で上下動される。これにより、施肥播種作業機１０の上下方向位置を調節することができる。そして、左右方向に並設された施肥播種ユニット１２・１２が所定の高さとなるように調節する。
上述の如く昇降フレーム２２の位置が決定されると、ガイド筒２１・２１の周囲からロッド２５・２５を円周方向より押圧する状態にボルト５７・５７を挿入して、ロッド２５・２５とガイド筒２１・２１の相対位置を強固に固定する。
【００２８】
調節ネジ２６を操作するための工具は、上下調節機構により施肥播種作業機１０の上下方向位置を調節する際にのみ、調節ネジ２６に嵌装する。すなわち、施肥播種作業機１０の上下方向位置の調節は作業開始時に一度設定しておくと、その後殆ど調節する必要がないため、調節ネジ２６を長尺ボルトで構成し、ラチェットレンチ等の工具を用いて操作することにより、従来取り付けていたハンドルを省くことができ、調節時以外では、工具は外しておくことができ、調節ネジ２６の操作のためのハンドル等の操作部材は不要である。従って、部品点数の削減にも寄与することができる。また、上下調節機構のための操作部をコンパクトに構成することができ、その空間をホッパのために利用することができるため、補助ホッパ５０・５０の位置を前方に設定して、作業車両の油圧力やバランスを良好にすることができ、さらに、補助ホッパ５０・５０の高さを低くすることができる。
【００２９】
なお、水平度調節機構及び上下調節機構の調節は、従来は施肥播種作業機１０の左右を往復移動しながら徐々に調節をしなければならず作業が煩雑であった。しかし、本実施例に係る施肥播種作業機１０はユニット１２・１２に分割され、各ユニット１２において左右均等となるように調節すれば足りる。これに加え、一つのユニット１２に設けられた複数のヒッチ１１・１１は手を伸ばして届く範囲に配置されているため、左右往復移動せずとも調節作業を行うことができ、作業が容易となる。
【００３０】
前述の如く、ヒッチ１１・１１を介して作業機支持ビーム１４に支持されているユニット支持ビーム３６には、一組のユニット１２を構成する七つの施肥播種機１３・１３・・・が支持されている。各施肥播種機１３・１３・・・の間隔が略同様となるように配置されて、機体がバランスよく構成されている。
【００３１】
施肥播種機１３は、肥料ホッパ４９・肥料繰出装置４４・搬送導管４０等にて実現される施肥機能と、種子ホッパ４８・種子繰出装置４３・搬送導管３９・作溝ディスク２７・覆土ディスク２８・鎮圧ローラ２９等にて実現される播種機能とを有し、播種とともに施肥を行うことができるように構成されている。
施肥播種作業機１０に具備される各施肥播種機１３・１３・・・の構成は略同様であり、次に、その一つを用いて該施肥播種機１３の構成について説明する。
【００３２】
図３に示す如く、前記ユニット支持ビーム３６には、施肥播種機１３の前部に位置する基部フレーム３２がユニット支持ビーム３６上で位置調整可能且つ着脱可能に取り付けられている。
該基部フレーム３２の後部に肥料繰出装置４４が固設され、該肥料繰出装置４４の後部に種子繰出装置４３が着脱可能に取り付けられ、該肥料繰出装置４４と種子繰出装置４３の上部にそれぞれ肥料ホッパ４９と種子ホッパ４８とが脱着可能に設けられている。肥料ホッパ４９の上方には後述する補助ホッパ５０が配設されている。
【００３３】
前記基部フレーム３２の下部には平行リンク３３・３４が枢支され、該平行リンク３３・３４の他端はローラフレーム３７に枢支されている。該ローラフレーム３７の前部には支持杆３０が固設され、該支持杆３０の下端に二枚の作溝ディスク２７・２７が平面視Ｖ字状に配置され、回転自在に軸支されている。
また、前記作溝ディスク２７・２７の後方には、覆土ディスク２８が配設され、該覆土ディスク２８は、ローラフレーム３７側部より下後方に突設したアーム３１の下端に支承されている。
さらに、覆土ディスク２８の後方には、鎮圧ローラ２９が配設され、該鎮圧ローラ２９はローラフレーム３７の後部に延設したフレーム３８に支承されている。
【００３４】
そして、前記基部フレーム３２とローラフレーム３７との間に介装されたバネ３５によって、ローラフレーム３７が下方へ回動するように付勢され、作溝ディスク２７・２７、覆土ディスク２８及び鎮圧ローラ２９が地表の凹凸に追随できるものとされている。
【００３５】
また、前記ローラフレーム３７内には、種子繰出装置４３の下部に連結された搬送導管３９と、肥料繰出装置４４の下部に連結された搬送導管４０とが配設され、該搬送導管４０の先端はローラフレーム３７側面に穿設した開口部より側方に突出して作溝ディスク２７の側方に配置され、搬送導管３９先端はＶ字状に配置された作溝ディスク２７・２７間に挿入されている。
【００３６】
上述の如く構成した施肥播種作業機１０を、作業車両後部に連結して該作業車両を前進走行させると、作溝ディスク２７・２７により圃場には断面Ｖ字状の溝が形成され、種子ホッパ４８から種子繰出装置４３、ガイドロート４５、搬送導管３９を経て種子が該溝に投下される。
一方、肥料ホッパ４９から肥料繰出装置４４、ガイドロート４６、搬送導管４０を経て肥料が作溝ディスク２７外側に投下される。
そして、覆土ディスク２８により種子及び肥料が覆土され、この土が鎮圧ローラ２９によって鎮圧される。
【００３７】
次に、前記補助ホッパ５０の構成について説明する。
図１乃至図３に示す如く、施肥播種作業機１０には、肥料ホッパ４９・４９・・・の容積を増量するために補助ホッパ５０が設けられている。補助ホッパ５０は、ユニット１２・１２に一つずつ設けられており、本実施例においては、七つの施肥播種機１３に対して一つの補助ホッパ５０が備えられている。
このようにして、着脱頻度が高くなることが予想される補助ホッパ５０の取扱性を良好なものとするとともに、着脱容易な構成としている。また、特に本実施例に示されるように、複数の施肥播種機１３・１３・・・を備えた施肥播種作業機１０においては、各ユニット１２・１２にそれぞれ設けられている補助ホッパ５０・５０に肥料の補給を行えば、各肥料ホッパ４９・４９・・・に肥料の補給を行う必要がなく、作業効率が高まり、都合が良い。
【００３８】
補助ホッパ５０は、ステンレス等の変形・変質しない素材で構成された箱体である本体５０ａと、該本体５０ａの一辺を回動軸として回動可能に取り付けられた蓋５０ｂとで構成されている。
補助ホッパ５０は、ユニット１２・１２の左右幅と略同様の左右幅を有し、その内部は、一続きとすることも、若しくは、間仕切りによって複数に仕切ることもできる。
【００３９】
また、補助ホッパ５０は、肥料ホッパ４９・４９・・・の上方に配設されており、補助ホッパ５０の本体５０ａの底面には、肥料ホッパ４９・４９・・・の上部開口に連通する下部開口が形成され、肥料ホッパ４９・４９・・・の上部開口と補助ホッパ５０の本体５０ａの下部開口とが、パッキン等のシール部材５１を介して接続されている。従って、補助ホッパ５０に充填されている肥料は、肥料ホッパ４９内の肥料の減少に伴って肥料ホッパ４９内へ移動する。
このように、補助ホッパ５０によって、肥料ホッパ４９・４９・・・の内容量が増大されて、肥料ホッパ４９・４９・・・の内容量よりも多くの肥料を施肥播種機に充填させることができるようにしている。
【００４０】
前記補助ホッパ５０の本体５０ａの後面と、種子ホッパ４８の蓋４８ａとには、それぞれ一組の係止部材としての面ファスナを構成する雄部材５５と雌部材５５とが設けられている。なお、補助ホッパ５０の本体５０ａと、種子ホッパ４８の蓋４８ａとのいずれに面ファスナの雄部材を付けても構わない。
この面ファスナにより、図８に示す如く、種子ホッパ４８の蓋４８ａがその回動軸を中心として回動し、補助ホッパ５０の後面と種子ホッパ４８の蓋が当接したときに、面ファスナの雄部材５５と雌部材５５とが係止することによって、種子ホッパ４８の蓋４８ａを開放した状態に保持することができる。このようにして、簡易且つ安価な構成により、種子ホッパ４８に種子を供給する際に、種子ホッパ４８の蓋４８ａを開放した状態に保持させることができるため、作業が簡易となる。
なお、前記係止部材としての面ファスナは、これに代えて、磁石やフック等を採用することができる。
【００４１】
図２、図６及び図７に示す如く、補助ホッパ５０は、前記ユニット支持ビーム３６より立設されたホッパフレーム５４に固定されている。ホッパフレーム５４は、隣接する施肥播種機１３・１３の間であって、施肥播種作業機１０の適宜位置に複数設けられている。
【００４２】
ホッパフレーム５４は、側面視略Ｔ字状に組まれており、互いに直交方向に固設された横フレーム５４ｂと縦フレーム５４ａとで構成されている。縦フレーム５４ａの下部には、ハット型の金具５４ｃが固設されており、該ハット型の金具５４ｃと、プレート状の金具５６とを、角形鋼であるユニット支持ビーム３６を包囲した状態で、螺結することによって、ユニット支持ビーム３６に対してホッパフレーム５４が固定されている。
【００４３】
また、ホッパフレーム５４を構成する横フレーム５４ｂの上には、補助ホッパ５０が載置され、該横フレーム５４ｂの前後それぞれにおいて、補助ホッパ５０と横フレーム５４ｂとの間にはワンタッチ取付具５３・５２が設けられており、該ワンタッチ取付具５３・５２にて、補助ホッパ５０とホッパフレーム５４とが着脱可能に固定されている。
このように、工具等を用いることなく簡単な動作によって、補助ホッパ５０をホッパフレーム５４に固定して、施肥播種機１３の肥料ホッパ４９に補助ホッパ５０を備えることができる。さらに、補助ホッパ５０とホッパフレーム５４とを固定するためにネジやボルト等を用いないので、着脱に際する部品の損失が発生せず、また、清掃等のメンテナンスを簡単なものとすることができる。
【００４４】
また、前記補助ホッパ５０は、着脱可能であって、必要に応じて備えることができる。すなわち、肥料の種類や施肥量に応じて必要のないときや、収納時には、補助ホッパ５０を備える必要はなく、取り外すことができる。従って、施肥播種作業機１０そのものの取扱性を低下させることなく、必要に応じて肥料ホッパ４９の容量を増大させることができる。
【００４５】
なお、前記補助ホッパは、本実施例においては肥料ホッパ４９の上方に配設し、該肥料ホッパの容量を増大させるために設けられているが、種子ホッパの上方に補助ホッパを配設して種子ホッパの容量を増大させることもできる。また、種子ホッパ又は肥料ホッパのいずれか一方を備えた施肥播種機においても、備えられたホッパの上方に補助ホッパを配設して、当該ホッパの容量を増大させることができる。
【００４６】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【００４７】
即ち、請求項１に示す如く、施肥機能、播種機能のいずれか一方、あるいは両方を備えた施肥播種機を、所定数連結してユニットとし、ユニットごとに駆動源を備え、これらの駆動源の駆動状態をそれぞれ独立して操作可能としたので、
各ユニットとして取り扱うことができるため取扱性が良好であり、また、肥料又は種子の繰出量、播種深さ、鎮圧力等の施肥及び播種の具合を各ユニットで調節することができ、さらに、条止めが容易になる。
【００４８】
請求項２に示す如く、全動力の入切操作手段を全ユニットに対して一つ備え、施肥播種機への動力伝達入切操作手段及び施肥播種量調整手段を各ユニットに対して備えたので、
運転席において条止めの操作を行うことができるため、圃場の大きさに合わせて重複することなく播種及び施肥を行うことができ、無駄を省くことができる。
【００４９】
請求項３に示す如く、前記施肥播種機を作業車両に連結するためのヒッチを、各ユニットに対して複数設けたので、
施肥播種機をバランスよく走行車両に連結することができ、作業時のぐらつきが低減されて播種深さや鎮圧力の安定性を向上させることができ、また、作業車両と施肥播種機との連結部位において十分な強度を保持させることができる。
【００５０】
請求項４に示す如く、施肥機能、播種機能のいずれか一方、あるいは両方を備えた施肥播種機において、施肥播種機の地面に対する上下方向高さ位置を調節するための操作具を、該操作具に対して着脱可能な工具で操作可能としたので、
部品点数の削減に寄与し、また、操作具をコンパクトに構成することができるため、その空間をホッパのために利用することができる。
【００５１】
請求項５に示す如く、前記施肥播種機に、施肥するための肥料を充填するホッパ又は播種するための種子を充填するホッパのいずれか一方、あるいは両方を備え、ユニットに具備される複数のホッパにわたる大きさであって、各ホッパの上部開口と連通する下部開口を形成した箱体を、ホッパの上方に着脱可能に配設したので、
ホッパの容量を増大させることができる。また、そのための構造を簡易且つ安価な構造とすることができる。
【００５２】
請求項６に示す如く、施肥機能、播種機能のいずれか一方、あるいは両方を備えた施肥播種機であって、施肥するための肥料を充填するホッパ又は播種するための種子を充填するホッパのいずれか一方、あるいは両方を設けたものにおいて、ホッパの上方に、該ホッパの上部開口に連通する下部開口を形成した箱体を着脱可能に配設したので、
ホッパの容量を増大させることができる。また、着脱可能であるので必要に応じてホッパの容量を増大させることができる。
【００５３】
請求項７に示す如く、前記箱体を支持するフレームを設け、該フレームと箱体とをワンタッチ取付具にて固定したので、
着脱が可能となり、また、メンテナンスも容易である。
【００５４】
請求項８に示す如く、前記箱体の側面と、ホッパの蓋とに、互いに係止可能な係止部材を設けたので、
ホッパの蓋を箱体の側面に係止させて、ホッパの蓋を開放した状態に保持させることができ、補充作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】施肥播種作業機の全体平面図。
【図２】施肥播種作業機の全体背面図。
【図３】施肥播種作業機の全体側面図。
【図４】施肥播種作業機のスイッチの連結構成を示す図。
【図５】ヒッチを示す平面図。
【図６】補助ホッパを示す側面図。
【図７】補助ホッパを示す背面図。
【図８】種子ホッパの蓋を開放したときの様子を示す側面図。
【符号の説明】
１０施肥播種作業機
１１ヒッチ
１２施肥播種ユニット
１３施肥播種機
４３種子繰出装置
４４肥料繰出装置
４７駆動モータ
４８種子ホッパ
４９肥料ホッパ
５０補助ホッパ
５４ホッパフレーム[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a configuration of a fertilizer sowing machine.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a fertilizer sowing machine that is attached to a rear part of a tractor or a walking tiller and performs fertilization and sowing simultaneously is known.
For example, the fertilizer-seeding machines disclosed in Patent Literature 1 and Patent Literature 2 have a fertilizing function and a sowing function. A plurality of the fertilizer sowing machines were attached to the rear of the work vehicle in a state of being arranged in parallel, and by running the work vehicle, a groove for sowing was formed, and an appropriate amount of seeds and fertilizer were sowed and fertilized in the groove at the same time. Thereafter, the step of filling the trench with soil and repressing the embankment to level and equalize it can be performed continuously.
[0003]
In this fertilizer sowing machine, seeds and fertilizer are filled in separate hoppers, respectively, are fed out by a feeding device arranged below the hopper, and are fed to a grooved position by a feeding conduit, sowing or seeding. Fertilized. The feeding devices provided in the plurality of fertilizer / seeding apparatuses provided in the fertilizer / seeder are all configured to be driven by one drive source.
The hopper for filling the seed and the fertilizer is connected, for example, as shown in Patent Document 2, so that the two independently formed fertilizer hoppers and the seed hopper can be integrally handled. The fertilizers and seeds can be held independently in each hopper.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 5-14726
[Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 5-13129
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
With a fertilizer sowing machine, fertilization is performed at the same time as seeding.However, depending on the type of vegetables and the type of fertilizer, a conventional hopper can cover the fertilizer. large. Therefore, in the conventional hoppers described in Patent Literature 1 and Patent Literature 2, the fertilizer hopper and the seed hopper are configured such that the fertilizer hopper has a larger volume. In fact, it is often not enough. In other words, for the replenishment of seeds to the seed hopper, fertilizer must be frequently replenished to the fertilizer hopper, and fertilization and seeding work is interrupted for the replenishment, resulting in a disadvantage that the work efficiency is reduced. ing.
In addition, if the number of fertilizer-seeding machines operated at a time increases, the area that can be fertilized and sowed at one time increases, and the work efficiency increases. Since the fertilizer-seeding machine is not self-propelled, if the number of fertilizer-seeding machines connected to the work vehicle increases, handling of the hydraulic power of the work vehicle, problems of front-rear balance, movement, etc. There is a problem that the performance is reduced. Also, handling becomes inconvenient in terms of attachment and detachment.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
[0007]
That is, in claim 1, a predetermined number of fertilizer-seeding machines having one or both of a fertilizing function and a sowing function are connected to form a unit, and a drive source is provided for each unit. The states can be operated independently of each other.
[0008]
In claim 2, one on / off operation means for all power is provided for all units, and on / off operation means for power transmission to the fertilizer sowing machine and means for adjusting fertilization sowing amount are provided for each unit. is there.
[0009]
In claim 3, a plurality of hitches for connecting the fertilizer sowing machine to the work vehicle are provided for each unit.
[0010]
In claim 4, in a fertilizer sowing machine equipped with one or both of a fertilizing function and a sowing function, an operating tool for adjusting a vertical height position of the fertilizing sowing machine with respect to the ground is included in the operating tool. On the other hand, it can be operated with a detachable tool.
[0011]
In claim 5, the fertilizer sowing machine includes one or both of a hopper for filling with fertilizer for fertilizing and a hopper for filling seed for sowing, and a plurality of hoppers provided in the unit. A box having a size and having a lower opening communicating with an upper opening of each hopper is detachably disposed above the hopper.
[0012]
In claim 6, a fertilizer / seeding machine provided with one or both of a fertilizing function and a sowing function, wherein either a hopper for filling with fertilizer for fertilizing or a hopper for filling seed for sowing. In the case where one or both are provided, a box body having a lower opening communicating with the upper opening of the hopper is detachably disposed above the hopper.
[0013]
In a seventh aspect, a frame for supporting the box is provided, and the frame and the box are fixed with a one-touch attachment.
[0014]
According to claim 8, a locking member that can be locked to each other is provided on a side surface of the box and a lid of the hopper.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, an embodiment of the invention will be described.
1 is an overall plan view of the fertilizer / seeding work machine, FIG. 2 is an overall rear view of the fertilizer / seeding work machine, FIG. 3 is an overall side view of the fertilizer / seeding work machine, and FIG. FIG. 5 is a plan view showing the hitch.
6 is a side view showing the auxiliary hopper, FIG. 7 is a rear view showing the auxiliary hopper, and FIG. 8 is a side view showing a state when the lid of the seed hopper is opened.
[0016]
First, the overall configuration of the fertilizer / seeding working machine 10 according to the present embodiment will be described.
As shown in FIGS. 1 to 3, the fertilizing / seeding work machine 10 has a plurality of fertilizing / seeding units 12 arranged in the left and right directions in the advancing direction according to the number of rows to be fertilized and sowed. In this embodiment, the fertilizer sowing machine 10 is composed of a right unit 12 and a left unit 12 having substantially the same configuration, and each unit 12 includes seven fertilizer sowing machines 13, 13. It is configured. However, the number of fertilizer sowing units 12 constituting the fertilizer sowing machine 10 and the number of fertilizer sowing machines 13 constituting the fertilizer sowing unit 12 are limited to those of the present embodiment. is not.
As described above, the plurality of fertilizer sowing machines 13 provided in the fertilizing sowing machine 10 are collectively divided into units 12 so that the units 12 can be handled as a unit. Improvements in handleability such as attachment / detachment / adjustment of the fertilizer / seeding work machine 10 are achieved.
[0017]
Each of the units 12 is provided with a drive motor 47 as a drive source, and the fertilizer-seeding machines 13 provided in each unit 12 by the drive motors 47. Is driven similarly.
As shown in FIG. 4, the fertilizer sowing machine 10 includes one main switch 60 provided with a full power on / off operation unit 65 capable of turning on and off all the power of the fertilizer sowing machine 10. Control boxes 61L and 61R each having a power transmission on / off operating means 64 and a fertilizer sowing / adjusting means 63 are provided for each of the units 12 constituting the unit 10. The main switch 60 and the control boxes 61L and 61R are arranged in the vicinity of the driver's seat of the work vehicle, and the operator can operate the fertilizer sowing work machine 10 while driving the work vehicle.
[0018]
The drive motors 47 are controlled by the operation of the control boxes 61L and 61R, and in each of the units 12 and 12, the adjustment, operation, and stop of the sowing and fertilization amount can be independently operated. ing.
As described above, since the fertilizer sowing machine 10 can be operated independently for each of the units 12, it is possible to perform the operation adjustment and the operation of the streak in units of the unit 12.
[0019]
Further, the power transmission on / off operation means 64 provided in the control boxes 61L and 61R may be a three-stage switching type so that the maximum rotation speed of the drive motor 47 can be operated in addition to the operation for turning on / off the power transmission. it can. In this case, when the power transmission on / off operation means 64 is in the “on” operation position, the rotation speed of the drive motor 47 is adjusted by the fertilizer / seeding adjustment means 63. With this configuration, the power transmission on / off operation unit 64 sets the rotation speed of the drive motor 47 to the maximum rotation speed without operating the fertilization / seeding adjustment unit 63 and remains in the fertilizer feeding device 44 and the seed feeding device 43 described below. Fertilizer and seeds can be discharged quickly.
[0020]
The fertilizer / seeding work machine 10 is attached as a work machine to a rear part of a work vehicle such as a tractor or a cultivator. At the rear of the work vehicle, there is provided a work machine support beam 14 extending to the left and right in the traveling direction for mounting the work machine, and the work machine support beam 14 is provided with a plurality of hitches 11 and 11 with a fertilizer and seeding work machine 10 as a work machine. Is attached via.
[0021]
In the fertilizer sowing machine 10, two sets of hitches 11, 11,... Are provided for each of the units 12, 12, and the fertilizer sowing machine 10 is stably supported by the working machine support beam 14. At the same time, it is said that fertilization and sowing work can be performed while maintaining a good balance. However, the number of hitches 11, 11,... Can be changed according to the size and weight of the fertilizer sowing machine 10.
[0022]
As shown in FIGS. 3 and 5, each hitch 11 includes a mounting frame 16 and a rotating frame 17 that are pivotally connected to each other by a pivot pin 20, and is a work vehicle and a work machine. Not only is the position of the fertilizer / seeding work machine 10 adjustable, but also the attitude (angle, height, etc.) of the fertilizer / seeding work machine 10 is adjusted by the levelness adjustment mechanism and the up / down adjustment mechanism provided on the hitch 11. It has the function to do.
[0023]
At the lower part of the mounting frame 16, a U-shaped bracket 15 for holding the work machine support beam 14, which is a square steel, sandwiched therebetween is integrally fixed. The U-shaped bracket 15 is fixed to the work machine support beam 14 by inserting the work machine support beam 14 from the rear and by pins 19a, 19a penetrating vertically and bolts 19b, 19b inserted from the rear. In addition, a U-shaped contact plate 18 is interposed between the U-shaped bracket 15 and the work machine support beam 14 to reduce rattling.
[0024]
The rotating frame 17 is disposed at a rear portion of the mounting frame 16, and in each of the rotating frame 17 and the mounting frame 16, a round bar-shaped connecting body 16 a is connected to the upper part of the frame 16. The connecting bodies 16a and 17a are formed with screw holes into which the rotation adjusting screws 23 are screwed. The rotation adjusting screw 23 is screwed into connecting bodies 16a, 17a provided on both the rotating frame 17 and the mounting frame 16, and a handle 24 for operating the rotation adjusting screw 23 is provided at a front end thereof. Have been.
The rotation frame 17, the mounting frame 16, and the rotation adjustment screw 23 constitute a levelness adjustment mechanism.
[0025]
In the horizontality adjusting mechanism, the turning distance between the connecting body 16a and the connecting body 17a is operated by turning the turning adjusting screw 23 with the handle 24, and the turning frame 17 and the mounting frame 16 are pivotally connected. The entire fertilizing and sowing machine 10 connected to the rear part of the rotating frame 17 rotates up and down around the pivot pin 20 to be adjusted, so that the horizontal state between the fertilizing and sowing machine 10 and the soil surface is adjusted, and sowing is performed. The depth can be adjusted.
[0026]
At the rear of the rotating frame 17, there is provided a mechanism for adjusting the position of the fertilizing and sowing work machine 10 with respect to the ground by vertically moving the fertilizing and sowing work machine 10 while maintaining the angle.
The vertical adjustment mechanism integrally includes left and right rods 25, 25 fixed to the rear portion of the rotating frame 17, and guide cylinders 21, 21 through which the rods 25, 25 are slidably inserted. The lifting frame 22 includes an adjusting screw 26 that is screwed into a female screw formed in the lifting frame 22 and a connecting body 17 b that connects the left and right rear portions of the rotating frame 17.
At the rear of the lifting frame 22, a unit support beam 36 for mounting the fertilizer sowing machine 13 is fixed via brackets 22a. The unit supporting beam 36 is a square steel having a lateral width substantially equal to the lateral width of each unit 12.
[0027]
The adjusting screw 26, which is an operating tool of the up-down adjusting mechanism, is operated by mounting a tool such as a ratchet wrench on the upper end thereof and rotating when adjusting the up-and-down operation of the fertilizer application machine 10. When the adjusting screw 26 is rotated, the distance between the lifting frame 22 and the connecting body 17b of the rotating frame 17 is operated, and the guide cylinders 21 slide on the rods 25, so that the lifting frame 22 is moved. Is moved up and down while maintaining that posture. Thus, the vertical position of the fertilizer / seeding working machine 10 can be adjusted. Then, the fertilizer sowing units 12 arranged side by side in the left-right direction are adjusted to have a predetermined height.
When the position of the elevating frame 22 is determined as described above, the bolts 57, 57 are inserted from the periphery of the guide cylinders 21, 21 in a state of pressing the rods 25, 25 in the circumferential direction. The relative positions of the cylinders 21 are firmly fixed.
[0028]
A tool for operating the adjusting screw 26 is fitted to the adjusting screw 26 only when the vertical position of the fertilizer sowing machine 10 is adjusted by the up-down adjusting mechanism. That is, if the adjustment of the vertical position of the fertilizer sowing machine 10 is set once at the start of the operation, there is almost no need to adjust the position thereafter. Therefore, the adjusting screw 26 is constituted by a long bolt, and a tool such as a ratchet wrench is used. By using the handle, the handle conventionally attached can be omitted, and the tool can be removed except at the time of adjustment, and an operating member such as a handle for operating the adjustment screw 26 is unnecessary. Therefore, it is possible to contribute to a reduction in the number of parts. In addition, since the operation unit for the vertical adjustment mechanism can be made compact and its space can be used for the hopper, the positions of the auxiliary hoppers 50 are set forward, and Hydraulic pressure and balance can be improved, and the height of the auxiliary hoppers 50 can be reduced.
[0029]
Conventionally, the adjustment of the horizontality adjustment mechanism and the vertical adjustment mechanism had to be gradually adjusted while reciprocating between the left and right sides of the fertilizer / seeding work machine 10, and the operation was complicated. However, the fertilizer application machine 10 according to the present embodiment is divided into the units 12, and it suffices to adjust the units 12 so that the right and left sides are equal. In addition, since the plurality of hitches 11 provided in one unit 12 are arranged within reach of the hand, the adjustment work can be performed without reciprocating left and right, which facilitates the work. Become.
[0030]
As described above, the unit support beam 36 supported by the work equipment support beam 14 via the hitch 11 supports seven fertilizer sowing machines 13 constituting a set of units 12. ing. Are arranged so that the intervals between the fertilizer sowing machines 13, 13... Are substantially the same, and the body is configured in a well-balanced manner.
[0031]
The fertilizer sowing machine 13 has a fertilizer application function realized by a fertilizer hopper 49, a fertilizer feeding device 44, a transport conduit 40, and the like, and a seed hopper 48, a seed transport device 43, a transport conduit 39, a groove disk 27, a soil cover disk 28, It has a sowing function realized by the pressure-reducing roller 29 and the like, and is configured so that fertilization can be performed together with sowing.
The configuration of each fertilizer sowing machine 13 provided in the fertilizer sowing machine 10 is substantially the same. Next, the configuration of the fertilizer sowing machine 13 will be described using one of them.
[0032]
As shown in FIG. 3, a base frame 32 located in front of the fertilizer sowing machine 13 is attached to the unit support beam 36 so as to be position-adjustable and detachable on the unit support beam 36.
A fertilizer feeding device 44 is fixed to a rear portion of the base frame 32, and a seed feeding device 43 is detachably attached to a rear portion of the fertilizer feeding device 44, and a fertilizer is provided above the fertilizer feeding device 44 and the seed feeding device 43, respectively. A hopper 49 and a seed hopper 48 are detachably provided. Above the fertilizer hopper 49, an auxiliary hopper 50 described later is provided.
[0033]
Parallel links 33 and 34 are pivotally supported below the base frame 32, and the other ends of the parallel links 33 and 34 are pivotally supported by a roller frame 37. A support rod 30 is fixed to the front of the roller frame 37, and two grooved disks 27 are arranged at the lower end of the support rod 30 in a V-shape in a plan view. I have.
A soil cover disk 28 is disposed behind the grooved disks 27, 27, and the soil cover disk 28 is supported by the lower end of an arm 31 projecting downward and rearward from the roller frame 37 side.
Further, a pressure-reducing roller 29 is disposed behind the covering disk 28, and the pressure-reducing roller 29 is supported by a frame 38 extending to the rear of the roller frame 37.
[0034]
The roller frame 37 is urged to rotate downward by a spring 35 interposed between the base frame 32 and the roller frame 37, and the grooved disks 27, 27, the cover disk 28, and the pressure reduction roller 29 can follow the unevenness of the ground surface.
[0035]
In the roller frame 37, a transport conduit 39 connected to a lower portion of the seed feeding device 43 and a transport conduit 40 connected to a lower portion of the fertilizer feed device 44 are provided. Is disposed on the side of the grooved disk 27 so as to protrude laterally from an opening formed in the side surface of the roller frame 37, and the leading end of the conveying conduit 39 is inserted between the grooved disks 27 arranged in a V-shape. ing.
[0036]
When the fertilizer-seeding work machine 10 configured as described above is connected to the rear of the work vehicle and the work vehicle is caused to travel forward, a groove having a V-shaped cross section is formed in the field by the groove forming disks 27, 27, and the seed hopper is formed. From 48, the seed is dropped into the groove via the seed feeding device 43, the guide funnel 45, and the transport conduit 39.
On the other hand, the fertilizer is dropped from the fertilizer hopper 49 through the fertilizer feeding device 44, the guide funnel 46, and the transport conduit 40 to the outside of the grooved disk 27.
Then, seeds and fertilizer are covered with the covering disc 28, and the soil is crushed by the crushing roller 29.
[0037]
Next, the configuration of the auxiliary hopper 50 will be described.
As shown in FIGS. 1 to 3, the fertilizer / seeding working machine 10 is provided with an auxiliary hopper 50 for increasing the volume of the fertilizer hoppers 49. The auxiliary hoppers 50 are provided one by one in the units 12. In the present embodiment, one auxiliary hopper 50 is provided for the seven fertilizer / seeders 13.
In this way, the auxiliary hopper 50, which is expected to be frequently attached and detached, is made easy to handle and easy to attach and detach. Further, as particularly shown in the present embodiment, in the fertilizer / seeding working machine 10 including the plurality of fertilizer / seeders 13, 13,..., The auxiliary hoppers 50, 50 provided in the respective units 12, 12, respectively. , It is not necessary to supply the fertilizer to each of the fertilizer hoppers 49, 49, 49, and the working efficiency is increased, which is convenient.
[0038]
The auxiliary hopper 50 includes a main body 50a, which is a box made of a material such as stainless steel that does not deform or deteriorate, and a lid 50b rotatably mounted around one side of the main body 50a as a rotation axis. .
The auxiliary hopper 50 has a left-right width substantially similar to the left-right width of the units 12, 12, and the inside thereof can be continuous or divided into a plurality of partitions by a partition.
[0039]
Also, the auxiliary hopper 50 is disposed above the fertilizer hoppers 49, 49,..., And the lower surface communicating with the upper opening of the fertilizer hoppers 49, 49,. An opening is formed, and an upper opening of the fertilizer hoppers 49 is connected to a lower opening of the main body 50a of the auxiliary hopper 50 via a seal member 51 such as a packing. Therefore, the fertilizer filled in the auxiliary hopper 50 moves into the fertilizer hopper 49 as the fertilizer in the fertilizer hopper 49 decreases.
Thus, the content of the fertilizer hoppers 49 is increased by the auxiliary hopper 50, and the fertilizer sowing machine can be filled with more fertilizer than the content of the fertilizer hoppers 49, 49,. I can do it.
[0040]
A male member 55 and a female member 55 constituting a pair of hook-and-loop fasteners are provided on the rear surface of the main body 50a of the auxiliary hopper 50 and the lid 48a of the seed hopper 48, respectively. The male member of the hook-and-loop fastener may be attached to either the main body 50a of the auxiliary hopper 50 or the lid 48a of the seed hopper 48.
As shown in FIG. 8, the lid 48a of the seed hopper 48 is rotated about its rotation axis by this hook-and-loop fastener, and when the rear surface of the auxiliary hopper 50 and the lid of the seed hopper 48 come into contact with each other, the hook-and-loop fastener of the seed hopper 48 By locking the male member 55 and the female member 55, the lid 48a of the seed hopper 48 can be kept open. In this manner, with a simple and inexpensive configuration, the lid 48a of the seed hopper 48 can be kept open when seeds are supplied to the seed hopper 48, thereby simplifying the operation.
In addition, a magnet, a hook, or the like can be adopted as the hook-and-loop fastener as the locking member instead.
[0041]
As shown in FIGS. 2, 6, and 7, the auxiliary hopper 50 is fixed to a hopper frame 54 that is erected from the unit support beam 36. The plurality of hopper frames 54 are provided between the adjacent fertilizer / seeding machines 13 and 13 at appropriate positions of the fertilizer / seeding working machine 10.
[0042]
The hopper frame 54 is assembled in a substantially T-shape when viewed from the side, and includes a horizontal frame 54b and a vertical frame 54a fixed to each other in a direction orthogonal to each other. A hat-shaped metal fitting 54c is fixed to the lower part of the vertical frame 54a, and the hat-shaped metal fitting 54c and the plate-shaped metal fitting 56 are surrounded by the unit supporting beam 36 made of square steel. The hopper frame 54 is fixed to the unit support beam 36 by being screwed.
[0043]
An auxiliary hopper 50 is placed on the horizontal frame 54b constituting the hopper frame 54, and a one-touch fitting 53 is provided between the auxiliary hopper 50 and the horizontal frame 54b before and after the horizontal frame 54b. The auxiliary hopper 50 and the hopper frame 54 are detachably fixed by the one-touch fittings 53 and 52.
In this way, the auxiliary hopper 50 can be fixed to the hopper frame 54 by a simple operation without using a tool or the like, and the fertilizer hopper 49 of the fertilizer sowing machine 13 can be provided with the auxiliary hopper 50. Further, since screws and bolts are not used to fix the auxiliary hopper 50 and the hopper frame 54, no loss of parts occurs at the time of attachment and detachment, and maintenance such as cleaning can be simplified. it can.
[0044]
The auxiliary hopper 50 is detachable and can be provided as needed. That is, when it is not necessary according to the type of fertilizer or the amount of fertilizer, or at the time of storage, there is no need to provide the auxiliary hopper 50, and it can be removed. Therefore, the capacity of the fertilizer hopper 49 can be increased as necessary without reducing the handleability of the fertilizer sowing machine 10 itself.
[0045]
In this embodiment, the auxiliary hopper is provided above the fertilizer hopper 49 and provided to increase the capacity of the fertilizer hopper. However, the auxiliary hopper is provided above the seed hopper. The capacity of the seed hopper can also be increased. In addition, in a fertilizer sowing machine provided with either a seed hopper or a fertilizer hopper, an auxiliary hopper can be disposed above the provided hopper, so that the capacity of the hopper can be increased.
[0046]
【The invention's effect】
The present invention is configured as described above, and has the following effects.
[0047]
That is, as shown in claim 1, a fertilizing and sowing machine having one or both of a fertilizing function and a sowing function is connected as a unit by a predetermined number, and a drive source is provided for each unit. Since each drive state can be operated independently,
Since it can be handled as each unit, handleability is good, and the amount of fertilizer or seed dispensed, sowing depth, fertilization such as suppression pressure and sowing condition can be adjusted in each unit, and furthermore, Stopping is easy.
[0048]
As set forth in claim 2, one on / off operation means for all power is provided for all units, and on / off operation means for power transmission to the fertilizer sowing machine and means for adjusting the amount of fertilized sowing are provided for each unit. ,
Since the operation of the locking can be performed in the driver's seat, sowing and fertilization can be performed without overlapping according to the size of the field, and waste can be reduced.
[0049]
As shown in claim 3, a plurality of hitches for connecting the fertilizer sowing machine to the work vehicle is provided for each unit.
The fertilizer sowing machine can be connected to the traveling vehicle in a well-balanced manner, wobbling during work can be reduced, sowing stability and stability of repelling pressure can be improved, and the connection part between the work vehicle and the fertilizer sowing machine In this case, sufficient strength can be maintained.
[0050]
As set forth in claim 4, in a fertilizer / seeding machine having one or both of a fertilizing function and a sowing function, an operating tool for adjusting a vertical position of the fertilizing / seeding machine with respect to the ground is provided. It can be operated with a removable tool for
Since this contributes to a reduction in the number of parts and the operating tool can be made compact, the space can be used for a hopper.
[0051]
As shown in claim 5, the fertilizer sowing machine includes one or both of a hopper for filling with fertilizer for fertilizing and a hopper for filling seed for sowing, and a plurality of hoppers provided in the unit. Since the box body having a lower opening communicating with the upper opening of each hopper is detachably disposed above the hopper,
The capacity of the hopper can be increased. In addition, a simple and inexpensive structure can be used for this purpose.
[0052]
As shown in claim 6, a fertilizer / seeding machine provided with one or both of a fertilizing function and a sowing function, wherein either a hopper for filling with fertilizer for fertilizing or a hopper for filling seed for sowing. In the case where one or both are provided, since a box body having a lower opening communicating with the upper opening of the hopper is detachably disposed above the hopper,
The capacity of the hopper can be increased. Further, since the hopper is detachable, the capacity of the hopper can be increased as required.
[0053]
As shown in claim 7, a frame for supporting the box is provided, and the frame and the box are fixed with a one-touch fitting.
It is removable and maintenance is easy.
[0054]
As described in claim 8, the locking members that can be locked to each other are provided on the side surface of the box body and the lid of the hopper.
The lid of the hopper is locked to the side surface of the box so that the lid of the hopper can be kept open, which facilitates the refilling operation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall plan view of a fertilizer sowing machine.
FIG. 2 is an overall rear view of the fertilizer / seeding work machine.
FIG. 3 is an overall side view of the fertilizer application work machine.
FIG. 4 is a diagram showing a connection configuration of switches of the fertilizer sowing machine.
FIG. 5 is a plan view showing a hitch.
FIG. 6 is a side view showing an auxiliary hopper.
FIG. 7 is a rear view showing the auxiliary hopper.
FIG. 8 is a side view showing a state when a lid of a seed hopper is opened.
[Explanation of symbols]
10 Fertilizer application machine
11 hitch
12 Fertilizer seeding unit
13 Fertilizer seeder
43 Seed feeding device
44 Fertilizer feeding device
47 Drive motor
48 Seed Hopper
49 Fertilizer hopper
50 Auxiliary hopper
54 Hopper frame

Claims

A certain number of fertilizer / seeding machines equipped with fertilizer application function, sowing function or both are connected as a unit, and each unit has a drive source, and the drive state of these drive sources can be operated independently Fertilizer and seeder, characterized in that:

2. The fertilizer application according to claim 1, wherein one on / off operation means for all power is provided for all units, and a power transmission on / off operation means for the fertilizer sowing machine and a means for adjusting the amount of fertilized seed are provided for each unit. Seeding machine.

3. The fertilizer / seeding machine according to claim 1, wherein a plurality of hitches for connecting the fertilizer / seeding machine to a work vehicle are provided for each unit. 4.

In a fertilizer sowing machine equipped with one or both of a fertilizing function and a sowing function, a tool that can be attached to and detached from the operating tool for adjusting the vertical position of the fertilizer sowing machine with respect to the ground. A fertilizer and seeder that can be operated with

The fertilizer sowing machine includes one or both of a hopper for filling with fertilizer for fertilizing or a hopper for filling seeds for sowing, and a size covering a plurality of hoppers provided in the unit, The fertilizer-seeder according to any one of claims 1 to 4, wherein a box body having a lower opening communicating with an upper opening of each hopper is detachably disposed above the hopper.

Fertilizer application function, one of the sowing function, or a fertilizer sowing machine equipped with both, provided either a hopper for filling fertilizer for fertilization or a hopper for filling seeds for sowing, or both. In what
A fertilizer sowing machine characterized in that a box body having a lower opening communicating with an upper opening of the hopper is detachably disposed above the hopper.

The fertilizer sowing machine according to claim 5 or 6, wherein a frame supporting the box body is provided, and the frame and the box body are fixed with a one-touch attachment.

The fertilizer sowing machine according to any one of claims 5 to 7, wherein a locking member that can be locked to each other is provided on a side surface of the box and a lid of the hopper.