JP2004352711A - 粒状農薬組成物、その製造方法及び使用方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 農薬成分の種類及び/又は溶出挙動が異なる2種以上の粒状固形剤からなる粒状農薬組成物であって、以下の(1)〜(3)で規定される均一散布可能な粒状農薬組成物。
(1)粒状固形剤及び粒状農薬組成物の安息角が35゜〜45゜で、各粒状固形剤の安息角はその最小値/最大値が0.85以上である。(2)粒状固形剤及び粒状農薬組成物が、90重量%以上が0.3〜2.8mmの粒度である固形粒子の集合体からなり、各粒状固形剤のMD50はその最小値/最大値が0.7以上、粒状固形剤のDV値(粒度分布指数)が45〜70、粒状農薬組成物のDV値(粒度分布指数)が50〜70である。(3)粒状固形剤が密度0.5〜5.0g/cm3の固形粒子で、各粒状固形剤の密度は最小値/最大値が0.8以上である。
【選択図】 なし
Description
特許文献1参照。)、殺菌、殺虫及び除草の3種類の成分を配合した組成物による水田有害生物の同時防除技術(例えば、特許文献2及び3参照。)等が開示されている。しかしながら、これらの技術では一つの粒核に複数の成分が、特に本来の使用時期が異なる除草剤と殺菌剤や殺虫剤とが配合されており、それぞれの薬剤に求められる溶出挙動を適切に発揮させることは困難であり、有害生物の防除効果は満足できるものではない。さらに、製造場面において、当該混合剤と同じ設備で殺虫剤や殺菌剤を別途製造する場合には、除草活性成分の混入を防止するため精度の高い工程洗浄が必須となって、生産効率の著しい低下が避けられなくなる。
固形剤が分級されて、本田散布と同じような不均一施用の問題がある。
上記公知の技術では、これらの各成分の均一施用に係わる散布挙動の問題を解決できず、新しい技術の開発が強く望まれている。
そのために、配合された2種以上の粒状固形剤が散布作業中に相互に分級されることを防止する技術を見出すことが、本発明の課題である。
られることを見出し、本発明を完成させたものである。
即ち本発明は、農薬成分の種類及び/又は溶出挙動が異なる2種以上の粒状固形剤からなる粒状農薬組成物であって、以下の(1)〜(3)で規定されることを特徴とする粒状農薬組成物に関する。
(2)粒状固形剤及び粒状農薬組成物が、90重量%以上が最小0.3mm、最大2.8mm程度の粒度である固形粒子の集合体からなり、各粒状固形剤のMD50はその「最小値/最大値」が0.7以上である範囲内にあり、粒状固形剤のDV値(粒度分布指数)が最小値45、最大値70程度であり、粒状農薬組成物のDV値(粒度分布指数)が最小値50、最大値70程度である。
DV値は、次の計算式より求められる値を表す。
[数式1]
DV=[(MD90−MD10)/MD50]×100
MD90 : 累積90%の粒径(mm)
MD10 : 累積10%の粒径(mm)
MD50 : 累積50%の粒径(mm)
MD値は、『ふるい分け法』で得られた各篩上の重量%値で移動平均の近似曲線を求め、そのグラフからの読み取り値。
(3)粒状固形剤が、密度最小値0.5g/cm3、最大値5.0g/cm3程度の固形粒子の集合体であり、各粒状固形剤の密度はその「最小値/最大値」が0.8以上である範囲内である。
密度は、水の代わりに充填密度が既知の0.3mm径ガラスビーズを用いて測定した値を表す。
最小値/最大値」が0.85以上である範囲内である。即ち、該安息角が35゜未満の組成物では動力散布機のタンク内や散布孔付き農薬包装容器内で散布中に起きる偏析や流出時に発生する分級によって薬剤散布状態が不均一となり、45゜を超えた組成物ではタンク内でブリッジを形成して散布作業に支障をきたす。また、組成物を構成する各粒状固形剤間の安息角の差異がその「最小値/最大値」が0.85以下になった場合にも、粒状固形剤ごとの散布に偏りが生じる等の不具合が発生する。
本発明において、粒状固形剤の形状は一般に農薬粒剤として使用されている形状であり、例えば押出し造粒物の形状、破砕粒核を用いた被覆又は含浸造粒物の形状等を挙げることができる。
A.有機リン系殺虫剤
(A-1).モノクロトホス(一般名、以下化合物(A−1)という)、
(A-2).プロパホス(一般名、以下化合物(A−2)という)、
(A-3).フェンチオン(一般名、以下化合物(A−3)という)、
(A-4).フェニトロチオン(一般名、以下化合物(A−4)という)、
(A-5).フェントエート(一般名、以下化合物(A−5)という)、
(A-6).ダイアジノン(一般名、以下化合物(A−6)という)、
(A-7).ジスルホトン(一般名、以下化合物(A−7)という)、
(A-8).ジメトエート(一般名、以下化合物(A−8)という)、
(A-9).クロルピリホス・メチル(一般名、以下化合物(A−9)という)、
(A-10).ピリダフェンチオン(一般名、以下化合物(A−10)という)、
(A-11).ジメチルビンホス(一般名、以下化合物(A−11)という)、
(B-1).シクロプロトリン(一般名、以下化合物(B−1)という)、
(B-2).エトフェンプロックス(一般名、以下化合物(B−2)という)、
(B-3).シラフルオフェン(一般名、以下化合物(B−3)という)、
C.ネライストキシン系殺虫剤
(C-1).カルタップ(一般名、以下化合物(C−1)という)、
(C-2).ベンスルタップ(一般名、以下化合物(C−2)という)、
(C-3).チオシクラム(一般名、以下化合物(C−3)という)、
D.カーバメート系殺虫剤
(D-1).フェノブカルブ(一般名、以下化合物(D−1)という)、
(D-2).カルボフラン(一般名、以下化合物(D−2)という)、
(D-3).カルボスルファン(一般名、以下化合物(D−3)という)、
(D-4).フラチオカルブ(一般名、以下化合物(D−4)という)、
(D-5).ベンフラカルブ(一般名、以下化合物(D−5)という)、
(D-6).プロポクスル(一般名、以下化合物(D−6)という)、
(D-7).カルバリル(一般名、以下化合物(D−7)という)、
(D-8).イソプロカルブ(一般名、以下化合物(D−8)という)
(E-1).イミダクロプリド(一般名、以下化合物(E−1)という)、
(E-2).ニテンピラム(一般名、以下化合物(E−2)という)、
(E-3).アセタミプリド(一般名、以下化合物(E−3)という)、
(E-4).チアクロプリド(一般名、以下化合物(E−4)という)、
(E-5).チアメトキサム(一般名、以下化合物(E−5)という)、
(E-6).クロチアニジン(一般名、以下化合物(E−6)という)、
(E-7).ジノテフラン(一般名、以下化合物(E−7)という)、
F.チアジアジン系昆虫生育制御剤
(F-1).ブプロフェジン(一般名、以下化合物(F−1)という)、
(G-1).アザディラクチン(一般名、以下化合物(G−1)という)、
(G-2).テブフェノジド(一般名、以下化合物(G−2)という)、
(G-3).メトキシフェノジド(一般名、以下化合物(G−3)という)、
(G-4).クロマフェノジド(一般名、以下化合物(G−4)という)、
(G-5).ハロフェノジド(一般名、以下化合物(G−5)という)、
H.天然物マクロライド系殺虫剤
(H-1).アバメクチン(一般名、以下化合物(H−1)という)、
(H-2).エマメクチン安息香酸塩(一般名、以下化合物(H−2)という)、
(H-3).スピノサド(一般名、以下化合物(H−3)という)、
I.フェニルアゾール系殺虫剤
(I-1).フィプロニル(一般名、以下化合物(I−1)という)。
Manual,1997,p.1272 )、(I−1)はザ・ペスティサイド・マニュアル( The Pesticide Manual,1997,p.545 )等にそれぞれ記載の公知化合物である。
(a).チアジニル(一般名、以下化合物(a)という)、
(b).イソプロチオラン(一般名、以下化合物(b)という)、
(c).トリシクラゾール(一般名、以下化合物(c)という)、
(d).アゾキシストロビン(一般名、以下化合物(d)という)、
(e).メトミノストロビン(一般名、以下化合物(e)という)、
(f).カルプロパミド(一般名、以下化合物(f)という)、
(g).ジクロシメット(一般名、以下化合物(g)という)、
(h).ピロキロン(一般名、以下化合物(h)という)、
(i).プロベナゾール(一般名、以下化合物(i)という)、
(k).フェノキサニル(一般名、以下化合物(k)という)、
(l).IBP(一般名、以下化合物(l)という)、
(m).フルトラニル(一般名、以下化合物(m)という)、
(n).フラメトピル(一般名、以下化合物(n)という)、
(o).チフルザミド(一般名、以下化合物(o)という)、
(p).フェリムゾン(一般名、以下化合物(p)という)
(q).オリサストリビン(一般名、以下化合物(q)という)
Pesticide Manual,1997, p.1239 )、(d)はヨーロッパ特許EP382375号公報及びザ・ペスティサイド・マニュアル(The Pesticide Manual,1994, p.579 )、(e)は特開平3−246268号公報、(f)はザ・ペスティサイド・マニュアル( The Pesticide Manual,1997, p.744 )及び農薬要覧,1999年,546頁 、(g)は特開平2−76846号公報、(h)はザ・ペスティサイド・マニュアル( The Pesticide Manual,1997, p.1075 )及び英国特許GB1394373公報、(i)はザ・ペスティサイド・マニュアル( The Pesticide Manual,1997, p.999 )、(j)は特開昭64−90176号公報、(k)は特開昭63−132867号公報、(l)は農薬要覧,1998年,505頁 、(m)は特開昭56−167606号公報、(n)は特開平2−131481号公報、(o)は米国特許第5045554号公報、(p)はザ・ペスティサイド・マニュアル( The Pesticide Manual,1997, p.543-547 )、(p)は国際公開第99/56540号パンフレット等にそれぞれ記載の公知化合物である。
(1).ベンスルフロンメチル(一般名、以下化合物(1)という。)、
(2).アジムスルフロン(一般名、以下化合物(2)という。)、
(3).イマゾスルフロン(一般名、以下化合物(3)という。)、
(4).ピラゾスルフロンエチル(一般名、以下化合物(4)という。)、
(5).シノスルフロン(一般名、以下化合物(5)という。)、
(6).エトキシスルフロン(一般名、以下化合物(6)という。)、
(7).シクロスルファムロン(一般名、以下化合物(7)という。)、
(8).ピリミノバックメチル(一般名、以下化合物(8)という。)、
(9).ピリフタリド(一般名、以下化合物(9)という。)、
(10).ダイムロン(一般名、以下化合物(10)という。)、
(12).カフェンストロール(一般名、以下化合物(12)という。)、
(13).クロメプロップ(一般名、以下化合物(13)という。)、
(14).ビフェノックス(一般名、以下化合物(14)という。)、
(15).エスプロカルブ(一般名、以下化合物(15という。)、
(16).ベンチオカーブ(一般名、以下化合物(16)という。)、
(17).ピリブチカルブ(一般名、以下化合物(17)という。)、
(18).ブロモブチド(一般名、以下化合物(18)という。)、
(19).ブタクロール(一般名、以下化合物(19)という。)、
(20).プレチラクロール(一般名、以下化合物(20)という。)、
(22).エトベンザニド(一般名、以下化合物(22)という。)、
(23).ベンゾフェナップ(一般名、以下化合物(23)という。)、
(24).シハロホップブチル(一般名、以下化合物(24)という。)、
(25).メフェナセット(一般名、以下化合物(25)という。)、
(26).フェントラザミド(一般名、以下化合物(26)という。)、
(27).アニロフォス(一般名、以下化合物(27)という。)、
(28).オキサジアゾン(一般名、以下化合物(28)という。)、
(29).ペントキサゾン(一般名、以下化合物(29)という。)、
(30).ナプロアニリド(一般名、以下化合物(30)という。)、
(32).オキサジクロメホン(一般名、以下化合物(32)という。)、
(33).シメトリン(一般名、以下化合物(33)という。)、
(34).ジメタメトリン(一般名、以下化合物(34)という。)、
(35).ピラゾレート(一般名、以下化合物(35)という。)、
(36).ベンフレセート(一般名、以下化合物(36)という。)、
(37).KUH021(開発コード、以下化合物(37)という。)
Crop Protection Conference, Weeds(publ.British Crop Protection Council)p.73-74、(33)はザ・ペスティサイド・マニュアル( The Pesticide Manual,1997, p.1108
)、(34)はザ・ペスティサイド・マニュアル( The Pesticide Manual,1997, p.407
)、(35)はザ・ペスティサイド・マニュアル( The Pesticide Manual,1997, p.1049 )、(36)はザ・ペスティサイド・マニュアル( The Pesticide Manual,1997, p.98
)、(37)は特開2000−63360号公報等にそれぞれ記載の公知化合物である
。
粒状固形剤に用いることができる担体としては、一般的に農薬用粒剤の担体として使用される無機或いは有機の担体を配合することができる。無機の担体は、例えば、硅石、陶土、カオリナイト若しくはパイロフィライトを主成分とする粘土鉱物、炭酸カルシウム、ベントナイト、合成シリカ等の鉱物質担体、塩化カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウム等の無機塩類、尿素等を挙げることができる。有機の担体は、例えば、木粉、籾殻粉、ケナフ粉、セルロース粉末、有機酸塩類、糖類、デンプン、フスマ、米ヌカ等を挙げることができる。
粒状固形剤に用いることができる結合剤としては、一般的に農薬用粒剤の結合剤として使用される無機或いは有機の結合剤を配合することができる。
農薬活性成分、担体、結合剤、他の成分を、必要に応じて粉砕・混合し、これに適量の水を加えて混練し、湿式造粒する。この際、農薬活性成分をロウ状物質との複合体化する等の徐放化処理をして配合したり、水溶性基剤との固溶体化や超微粉砕処理するなどの溶出促進処理を施して配合することもできる。次いで、得られた湿粒を、適当な乾燥機を用いて乾燥させ、必要に応じて整粒(解砕、篩分)して粒状固形剤を得る。この際、得られる乾粒に、液状若しくは液状化させた農薬活性成分又はその他の成分を含浸させることも可能である。さらに、微粉砕された農薬活性成分の懸濁液を必要に応じてその他の補助成分と共に乾粒に被覆せしめ、必要ならばさらに乾燥することも可能である。
さらに、農薬活性成分、担体、結合剤、他の成分を、必要に応じて粉砕・混合し、これに溶融したロウ状物資等を加えて混練、造粒後、冷却して調製することも可能である。
また、適当な粒度に調整した粒核(破砕粒核、造粒粒核等)に農薬活性成分を水溶性或いは水不溶若しくは難溶性高分子類、有機溶剤、界面活性剤等の補助成分と共に、含浸、接着若しくは被覆して粒状固形剤を得ることも可能である。
本発明の粒状農薬組成物は、かくして得られる粒状固形剤を混合することによって得ら
れる。2種以上の粒状固形剤の混合において、その安息角が最小35゜程度、より好ましくは最小38゜程度、最大45゜程度、より好ましくは最大43゜程度であり、DV値(粒度分布指数)が最小値45程度、より好ましくは最小値50程度、最大値70程度、より好ましくは最大値65程度で示される範囲内の粒度分布であることが好ましい。
粒状固形剤の混合方法に特に制限はなく、通常の混合設備で行うことが可能である。例えば、リボンミキサー、ナウターミキサー、コンクリートミキサー、カスケードミキサー、ドラムミキサー、V型ミキサー等の混合機が使用できる。
粒状固形剤の混合割合は使用目的、農薬活性成分の種類、含有率等に応じて、任意の割合で混合することが可能である。2種以上の各粒状固形剤を同じ割合で混合することが好ましいが、いずれかを多く用いることもできる。
化合物(1):ベンスルフロンメチル、化合物(2):アジムスルフロン、化合物(11):インダノファン、化合物(13):クロメプロップ、化合物(a):チアジニル、化合物(F−1):ブプロフェジン
製造例1 粒状固形剤1の製造
化合物(1)0.60部、化合物(2)0.12部、化合物(11)2.80部、化合物(13)7.0部、ソーダ灰0.5部、プラスチック中空体(マツモトマイクロスフェア−F−30E、水分90%、松本油脂製薬(株)製)5.0部、塩化カリウム84.0部及びポリアクリル酸ソーダ(片山化学社製)1.0部の混合物に、界面活性剤(オルフィンE1010、日信化学工業社製)3.0部、ポリビニルアルコール(ゴーセノールGL05、日本合成社製)0.5部を水15部に溶解して練合し、1.2mmのスクリーンを装着したバスケット造粒機(RG−5型、菊水製作所(株)製)で押し出し造粒し、70〜80℃の熱風を吹き込んで乾燥、篩い分け整粒して0.3〜2.8mm(篩目開き)の範囲にある粒状固形剤−1を得た。該固形剤の活性成分は、水中で速やかに溶出した。
粒状固形剤1の物理的性状を測定した結果、以下の値が得られた。
安息角 : 40.1° 粒度(MD50): 1.24mm
DV値 : 50.8 密度 : 1.05g/cm3
。
密度は、200ml容量のメスフラスコ−1(重さ、WF1)に粒径0.3mmのガラスビーズを標線まで入れる。その際、軽くタッピングしてガラスビーズ面が下がらないことを確認して、重量を測定する(WG1)。もう一つの200ml容量のメスフラスコ−2(重さ、WF2)に粒状固形剤−1を約3分の1容入れて、精秤する(WS)。次いで、フラスコ−1のガラスビーズをフラスコ−2の標線まで入れる。その際も、軽くタッピングしてガラスビーズ面が下がらないことを確認して、ガラスビーズが残ったフラスコ−1の重量を測定する(WG2)。粒状固形剤の密度を、次の式より求める。
[数式2]
密度 = [WS−WF2]/[WG2−WF1]/[WG1−WF1]/200
化合物(1)0.20部、化合物(2)0.04部、化合物(11)0.95部、化合物(13)2.34部、ソーダ灰0.5部、プラスチック中空体(マツモトマイクロスフェア−F−30E、水分90%)1.0部、塩化カリウム91.4部及びポリアクリル酸ソーダ(片山化学社製)1.0部の混合物に、界面活性剤(オルフィンE1010、日信化学工業社製)3.0部、ポリビニルアルコール(ゴーセノールGL05、日本合成社製)0.5部を水15部に溶解して練合し、1.0mmのスクリーンを装着したバスケット造粒機(RG−5型、菊水製作所(株)製)で押し出し造粒し、70〜80℃の熱風を吹き込んで乾燥、篩い分け整粒して0.3〜2.8mm(篩目開き)の範囲にある粒状固形剤−2を得た。該固形剤の活性成分は、水中で速やかに溶出した。
粒状固形剤2の物理的性状を測定した結果、以下の値が得られた。
安息角 : 40.3° 粒度(MD50): 0.95mm
DV値 : 54.7 密度 : 1.25g/cm3
化合物(a)36部、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル アンモニウムサルフェート0.5部、ポリビニルアルコール(ゴーセノールGH−20、日本合成社製)0.5部、ホワイトカーボン10部、クレー53部の混合物に水を加えて練合し、1.2mmのスクリーンを装着したバスケット造粒機(RG−5型、菊水製作所(株)製)で押し出し造粒し、70〜80℃の熱風を吹き込んで乾燥、篩い分け整粒して0.3〜2.8mm(篩目開き)の範囲にある粒状固形剤−3を得た。該固形剤の活性成分は、水中での溶出が抑制されていた。
粒状固形剤3の物理的性状を測定した結果、以下の値が得られた。
安息角 : 41.6° 粒度(MD50): 1.29mm
DV値 : 55.8 密度 : 1.05g/cm3
化合物(a)12部、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル アンモニウムサルフェート0.5部、ポリビニルアルコール(ゴーセノールGH−20、日本合成社製)0.5部、ホワイトカーボン10部、クレー77部の混合物に水を加えて練合し、0.9mmのスクリーンを装着したバスケット造粒機(RG−5型、菊水製作所(株)製)で押し出し造粒し、70〜80℃の熱風を吹き込んで乾燥、篩い分け整粒して0.3〜2.8mm(篩目開き)の範囲にある粒状固形剤−4を得た。該固形剤の活性成分は、水中での溶出が抑制されていた。
粒状固形剤4の物理的性状を測定した結果、以下の値が得られた。
安息角 : 41.0° 粒度(MD50): 0.96mm
DV値 : 53.7 密度 : 1.24g/cm3
化合物(a)12部、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル アンモニウムサルフェート0.5部、ポリビニルアルコール(ゴーセノールGL−05、日本合成社製)0.5部、ホワイトカーボン10部、クレー77部の混合物に水を加えて練合し、1.2mmのスクリーンを装着したバスケット造粒機(RG−5型、菊水製作所(株)製)で押し出し造粒し、70〜80℃の熱風を吹き込んで乾燥、篩い分け整粒して0.3〜2.8mm(篩目開き)の範囲にある粒状固形剤−5を得た。該固形剤の活性成分は、水中での溶出抑制が製剤例−4の固形剤より軽度であった。
粒状固形剤5の物理的性状を測定した結果、以下の値が得られた。
安息角 : 42.5° 粒度(MD50): 1.17mm
DV値 : 65.0 密度 : 1.21g/cm3
化合物(F−1)を30%含有する固体パラフィン粉末13.5部、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル アンモニウムサルフェート0.5部、ポリビニルアルコール(ゴーセノールGL−05、日本合成社製)0.5部、ベントナイト40部、炭酸カルシウム45.5部の混合物に水を加えて練合し、0.9mmのスクリーンを装着したバスケット造粒機(RG−5型、菊水製作所(株)製)で押し出し造粒し、60℃以下の熱風を吹き込んで乾燥、篩い分け整粒して0.3〜2.8mm(篩目開き)の範囲にある粒状固形剤−5を得た。該固形剤の活性成分は、水中での溶出が抑制されていた。
粒状固形剤6の物理的性状を測定した結果、以下の値が得られた。
安息角 : 42.7° 粒度(MD50): 0.93mm
DV値 : 65.6 密度 : 1.00g/cm3
化合物(1)0.60部、化合物(2)0.12部、化合物(11)2.80部、化合物(13)7.0部、ソーダ灰0.5部、プラスチック中空体(マツモトマイクロスフェア−F−30E、水分90%、松本油脂製薬(株)製)1.0部、塩化カリウム84.4部及びポリアクリル酸ソーダ(片山化学社製)1.0部の混合物に、界面活性剤(オルフィンE1010、日信化学工業社製)3.0部、ポリビニルアルコール(ゴーセノールGL05、日本合成社製)0.5部を水15部に溶解して練合し、1.2mmのスクリーンを装着したバスケット造粒機(RG−5型、菊水製作所(株)製)で押し出し造粒し、マルメライザーにて整粒後、70〜80℃の熱風を吹き込んで乾燥、篩い分け整粒して0.3〜2.8mm(篩目開き)の範囲にある粒状固形剤−Aを得た。
粒状固形剤Aの物理的性状を測定した結果、以下の値が得られた。
安息角 : 33.0° 粒度(MD50): 1.45mm
DV値 : 41.4 密度 : 1.25g/cm3
化合物(1)0.20部、化合物(2)0.04部、化合物(11)0.95部、化合物(13)2.34部、ソーダ灰0.5部、プラスチック中空体(マツモトマイクロスフェア−F−30E、水分90%、松本油脂製薬(株)製)5.0部、塩化カリウム90部及びポリアクリル酸ソーダ(片山化学社製)1.0部の混合物に、界面活性剤(オルフィンE1010、日信化学工業社製)3.0部、ポリビニルアルコール(ゴーセノールGL05、日本合成社製)0.5部を水15部に溶解して練合し、0.8mmのスクリーンを装着したバスケット造粒機(RG−5型、菊水製作所(株)製)で押し出し造粒し、マルメライザーにて整粒後、70〜80℃の熱風を吹き込んで乾燥、篩い分け整粒して0.3〜2.8mm(篩目開き)の範囲にある粒状固形剤−Bを得た。
粒状固形剤Bの物理的性状を測定した結果、以下の値が得られた。
安息角 : 32.3° 粒度(MD50): 0.86mm
DV値 : 38.4 密度 : 1.35g/cm3
化合物(a)36部、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル アンモニウムサルフェート0.5部、ポリビニルアルコール(ゴーセノールGH−20、日本合成社製)0.5部、ホワイトカーボン10部、クレー53部の混合物に水を加えて練合し、1.2mmのスクリーンを装着したバスケット造粒機(RG−5型、菊水製作所(株)製)で押し出し造粒し、マルメライザーにて整粒後、70〜80℃の熱風を吹き込んで乾燥、篩い分け整粒して0.3〜2.8mm(篩目開き)の範囲にある粒状固形剤−Cを得た。該固形剤の活性成分は、水中での溶出が抑制されていた。
粒状固形剤Cの物理的性状を測定した結果、以下の値が得られた。
安息角 : 33.8° 粒度(MD50): 1.23mm
DV値 : 41.6 密度 : 1.26g/cm3
化合物(a)12部、ポリビニルアルコール(ゴーセノールGH−20、日本合成社製)0.5部、ホワイトカーボン10部、クレー77.5部の混合物に水を加えて練合し、1.2mmのスクリーンを装着したバスケット造粒機(RG−5型、菊水製作所(株)製)で押し出し造粒し、70〜80℃の熱風を吹き込んで乾燥、篩い分け整粒して0.3〜2.8mm(篩目開き)の範囲にある粒状固形剤−Dを得た。該固形剤の活性成分は、水中での溶出が抑制されていた。
粒状固形剤Dの物理的性状を測定した結果、以下の値が得られた。
安息角 49.3° 粒度(MD50): 1.11mm
DV値 : 74.0 密度 : 1.24g/cm3
実施例1
粒状固形剤1(第一の粒状固形剤)と粒状固形剤3(第二粒状固形剤)をそれぞれ500gを3リットル容量の三角フラスコに入れ、軽く振り混ぜて均一に混合して、粒状農薬組成物を得た。
得られた粒状農薬組成物の物理的性状を測定した結果、以下の値が得られた。
安息角 : 40.7° 粒度(MD50): 1.27mm
DV値 : 52.6 密度 : 1.05g/cm3
実施例1と同様に、各粒状固形剤を均一に混合した。得られた粒状農薬組成物の物性値を、実施例1の結果と併せて第1表に示す。
実施例1と同様に、各粒状固形剤を均一に混合した。得られた粒状農薬組成物の物性値を、第2表に示す。
図1に示すように、短管噴頭を装着した背負式動力散布機(M:丸山製作所製MD−J60G)を一端に配置し、該散布機から一定距離ずつ離してプラスチックコンテナ(A〜C)(45cm×30cm×25cm)を配置し、A列及びC列のコンテナは引き剥がし用の紐のついた蓋で覆った。なお、コンテナは、噴頭の先端から、2.5m、5.0m、7.5m、10.0m、12.5m、及び15.0m離れた位置にそれぞれ設置した。
散布機のタンクに実施例1で得られた粒状農薬組成物を3.0kg投入し、シャッター開度7・スロットル全開の散布条件で散布した。散布開始後、1分後にA列の蓋を、2分後にC列の蓋を、引き剥がし用の紐を引っ張って外した。約3分で全量の粒状農薬組成物の散布が終了した。
散布終了後、各コンテナ内に捕集された粒剤の重量比と農薬活性成分の構成比を測定した。その結果を第3表に示す。
試験例1と同様に、比較例1の粒状農薬組成物の散布性を試験した。ただし、約2分半で全量の散布が終了した。結果を、第4表に示す。
試験例1と同様に、実施例及び比較例で得られた粒状農薬組成物の散布性を試験し、その結果の概要を第5表に示す。なお、試験例1及び2の結果も合わせて示す。
図2に示すように粒剤捕集用コンテナ(45cm×30cm×25cm)を、縦に2m間隔で5個づつ、横に5m間隔で4列配置し、短管噴頭を装着した背負式動力散布機(M:丸山製作所製MD−J60G)を使用して、該動力散布機を12.5m/分の速度で移動しながら粒状農薬組成物を散布した。
散布終了後、各コンテナに捕集された粒剤の重量比と農薬活性成分の構成比を測定した。その結果を第6表に示す。
試験例4と同じように粒剤捕集用のコンテナを配置し、20mホースを装着した背負式動力散布機(M:丸山製作所製MD−J60G)を使用して、12.5m/分の速度で移動しながら粒状農薬組成物を散布した。
散布終了後、各コンテナに捕集された粒剤の重量比と農薬活性成分の構成比を測定した。その結果を第7表に示す。
Claims (9)
- 農薬成分の種類及び/又は溶出挙動が異なる2種以上の粒状固形剤からなる粒状農薬組成物であって、以下の(1)〜(3)で規定されることを特徴とする均一散布可能な粒状農薬組成物。
(1)粒状固形剤及び粒状農薬組成物の安息角が「35゜〜45゜」であり、各粒状固形剤の安息角はその「最小値/最大値」が0.85以上である範囲内である。
(2)粒状固形剤及び粒状農薬組成物が、90重量%以上が「0.3〜2.8mm」の粒度である固形粒子の集合体からなり、各粒状固形剤のMD50はその「最小値/最大値」が0.7以上である範囲内にあり、粒状固形剤のDV値(粒度分布指数)が「45〜70」であり、粒状農薬組成物のDV値(粒度分布指数)が「50〜70」である。
但し、DV値は、次の計算式より求められる値を表す。
[数式1]
DV=[(MD90−MD10)/MD50]×100
MD90 : 累積90%の粒径(mm)
MD10 : 累積10%の粒径(mm)
MD50 : 累積50%の粒径(mm)
MD値は『ふるい分け法』で得られた各篩上の重量%値で移動平均の近似曲線を求め、そのグラフからの読み取り値。
(3)粒状固形剤が密度「0.5〜5.0g/cm3」の固形粒子の集合体であり、各粒状固形剤の密度はその「最小値/最大値」が0.8以上である範囲内である。 - 農薬成分が、除草活性成分、殺虫活性成分及び殺菌活性成分から選ばれ、除草活性成分のみを含有する粒状固形剤を必須構成成分とする請求項1記載の粒状農薬組成物。
- 農薬成分が、除草活性成分、殺虫活性成分及び殺菌活性成分から選ばれ、殺虫活性成分を含有する粒状固形剤を必須構成成分とする請求項1記載の粒状農薬組成物。
- 農薬成分が、除草活性成分、殺虫活性成分及び殺菌活性成分から選ばれ、殺菌活性成分を含有する粒状固形剤を必須構成成分とする請求項1記載の粒状農薬組成物。
- 除草活性成分が、ベンスルフロンメチル、アジムスルフロン、イマゾスルフロン、ピラゾスルフロンエチル、シノスルフロン、エトキシスルフロン、シクロスルファムロン、ピリミノバックメチル、ピリフタリド、ダイムロン、インダノファン、カフェンストロール、クロメプロップ、ビフェノックス、エスプロカルブ、ベンチオカーブ、ピリブチカルブ、ブロモブチド、ブタクロール、プレチラクロール、テニルクロール、エトベンザニド、ベンゾフェナップ、シハロホップブチル、メフェナセット、フェントラザミド、アニロフォス、オキサジクロフェン、ペントキサゾン、ナプロアニリド、ベンゾビシクロン、オキサジクロメホン、シメトリン、ジメタメトリン、ピラゾレート及びベンフレセートから選択される1種又は2種以上の化合物であり、
殺虫活性成分が、モノクロトホス、プロパホス、フェンチオン、フェニトロチオン、フェントエート、ダイアジノン、ジスルホトン、ジメトエート、クロルピリホスメチル、ピリダフェンチオン、ジメチルビンホス、シクロプロトリン、エトフェンプロックス、シラフルオフェン、カルタップ、ベンスルタップ、チオシクラム、フェノブカルブ、カルボフラン、カルボスルファン、フラチオカルブ、ベンフラカルブ、プロポクスル、カルバリル、イソプロカルブ、イミダクロプリド、ニテンピラム、アセタミプリド、チアクロプリド、チアメトキサム、クロチアニジン、ジノテフラン、ブプロフェジン、アザディラクチン、テブフェノジド、メトキシフェノジド、クロマフェノジド、アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、スピノサド及びフィプロニルから選択される1種又は2種以上の化合物であり、
殺菌活性成分が、チアジニル、イソプロチオラン、トリシクラゾール、アゾキシストロビン、メトミノストロビン、オリサストロビン、カルプロパミド、ジクロシメット、ピロキロン、プロベナゾール、アシベンゾラルSメチル、フェノキサニル、IBP、フルトラニル、フラメトピル及びチフルザミドから選択される1種又は2種以上の化合物である請求項1乃至4いずれか1項記載の粒状農薬組成物。 - 農薬成分の溶出が促進及び/又は遅延された粒状固形製剤が1種以上含まれる請求項1乃至5いずれか1項記載の粒状農薬組成物。
- 農薬成分の種類及び溶出挙動が異なる2種以上の粒状固形製剤を均一に混合することによる、請求項1乃至6いずれか1項記載の粒状農薬組成物の製造方法。
- 請求項1乃至6いずれか1項記載の粒状農薬組成物を10アール当り100g〜10kgの施用量で、水田に処理する使用方法。
- 請求項1乃至6いずれか1項記載の粒状農薬組成物を1箱当り1g〜100gの施用量で、稲育苗箱に処理する使用方法。
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