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JP2004352273A - 包装箱 - Google Patents

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JP2004352273A
JP2004352273A JP2003150260A JP2003150260A JP2004352273A JP 2004352273 A JP2004352273 A JP 2004352273A JP 2003150260 A JP2003150260 A JP 2003150260A JP 2003150260 A JP2003150260 A JP 2003150260A JP 2004352273 A JP2004352273 A JP 2004352273A
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wall
packaging box
slit
locking piece
opening
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JP2003150260A
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Tsutomu Shiura
勉 志浦
Takashi Ono
高志 小野
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TOOIN KK
Shiseido Co Ltd
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TOOIN KK
Shiseido Co Ltd
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Abstract

【課題】頂壁の係止片と胴部との係合を容易に解除でき、しかも係止片を繰り返し利用して頂部側の開口部を何回でも開閉できる包装箱を提供すること。
【解決手段】包装箱1は、前後壁2,3と側壁4,5とからなる胴部6の一端側開口部8を頂壁9とフラップ17とにより開閉可能な六面体である。頂壁9の自由端縁14に設けられた係止片15は、前壁2に連接するフラップ17に形成したスリット18から包装箱内に挿入されて包装箱1に係合される。フラップ17と前壁2とには、スリットの両側部から前壁2の上端縁16を越えて前壁2を上下方向へ延びる切り離し可能なU字状の線条19により画成された切り取り可能域20が形成され、スリット18から挿入された係止片15は、切り取り可能域20を線条19で切り離した後の窓33から取り出し可能である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装箱に関し、さらに詳しくは頂壁の閉鎖状態を維持するための開放阻止手段を備えていながら、頂壁の開放操作が簡単な包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
可撓性を有する6つの壁が実質的に直交する六面体からなり、それら壁に囲繞された収納空間に商品を収納して使用する包装箱は公知である(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された包装箱は、例えばポリ塩化ビニル、ポリエチレン(PET)、或いはポリプロピレン(PP)などの合成樹脂材料から形成されているもので、この包装箱は、相対向する前壁及び後壁と、これら前壁と後壁の両側縁部に縦方向の折曲げ線を介して連接された一対の相対向する側壁とからなる胴部を備え、この胴部の後壁における両端縁には、胴部の両端開口部を開閉可能な主フラップが連接され、また胴部の各側壁における両端縁には、サイドフラップが連接されている。
【0003】
この包装箱では、主フラップに差し込み片が連接され、主フラップと差し込み片との連接部における両側部には横L字形の切込み部が入れられている。主フラップが胴部の開口部を閉鎖するように連接部で折曲されたとき、切込み部にはサイドフラップに設けられた突出片が挿入して主フラップが簡単に開かないように係止する。すなわち、主フラップと差し込み片との連接部に設けられた横L字形の切込み部と、サイドフラップに設けられた突出片とが開放阻止手段を構成している。これと同様な構造によって主フラップの開放阻止機能を与えるようにした包装箱は、例えば特許文献2にも開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−133275号公報
【特許文献2】
実開昭63−154420号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1,2に開示された包装箱では、主フラップを折り曲げて胴部の開口部を閉鎖したとき、前述の開放阻止手段が作用して該主フラップが簡単に開かなくなるが、逆に、胴部の開口部を閉鎖している主フラップを開こうとすると開放阻止手段が作用して容易に開かず、包装箱内部に収納した商品などの物品を簡単に取り出すことができない、という問題があった。
【0006】
本発明の目的は、頂壁に形成した係止片と胴部との係合を容易に解除することができ、しかも係止片を繰り返し利用して胴部における頂部側の開口部を何回でも開閉することができる包装箱を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の前提は、互いに並行して上下方向へ延びる一対の前後壁および一対の側壁からなる胴部と、前記後壁の上端縁に連接されて前記胴部における一端の開口部を開閉可能な頂壁と、前記前後壁のいずれかの下端縁に連接されて前記胴部における他端の開口部を開閉可能な底壁とを備え、前記胴部、前記頂壁および前記底壁が可撓性材料で形成され、前記各開口部が矩形を呈する六面体の包装箱である。
【0008】
かかる前提における本発明の特徴は、前記前壁の上端縁に連接されたフラップと、前記フラップに形成されてその幅方向へ延び、中央部で前記上端縁とは反対側の方向へ突出した中央突出部を有するスリットと、該スリットの両側部から前記前壁の前記上端縁を越えて前記前壁を前記上下方向へ延出する切り離し可能な線条により画成された切り取り可能域と、前記頂壁が連接する前記後壁の前記上端縁とは反対側の自由端縁に連接され、前記スリットを通過可能な係止片とを備え、前記係止片が、前記スリットの前記中央突出部の幅寸法と同じかそれより小さな幅を有する基端部と、該基端部に連接され、最大幅が前記スリットの幅寸法にほぼ等しいか僅かに小さい先端係止部とを備え、前記係止片を前記頂壁の前記自由端縁で折曲して前記スリットに挿入すると、前記スリットの前記中央突出部に前記基端部が進入し、前記先端係止部が前記中央突出部の両側の前記フラップ内面に係合し、前記係止片を前記スリットから外すときには、前記線条を切り離して前記切り取り可能域を前記フラップと前記前壁とから除去し、前記係止片取り出し用の窓を形成することにある。
【0009】
本発明の実施の形態の一例としては、前記頂壁の前記自由端縁における横方向中央部に凹所が形成され、前記係止片の前記基端部が、前記凹所を画成している前記自由端縁に連接している。
【0010】
本発明の実施の形態の他の一例としては、前記係止片の前記先端係止部が、前記基端部の両側縁に対してほぼ直角に横方向外側に延びる肩部形成縁と、前記各肩部形成縁の端部どうしをむすぶ曲線とで形成された半円形状を呈している。
【0011】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照し、本発明にかかる包装箱の詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0012】
図1,2は、いずれも包装箱1の斜視図であり、図1は、内部に物品を収納して頂壁9を閉じた状態を示し、図2は、頂壁9を閉じる前の状態を示している。図1,2では、上下方向を矢印X、横方向を矢印Yで示し、前後方向を矢印Zで示す。包装箱1は、互いに並行して上下方向へ延びる一対の前後壁2,3および一対の側壁4,5からなる胴部6と、後壁3の上端縁7に連接され、胴部6における一端(頂部側)の開口部8を開閉可能な頂壁9と、後壁3の下端縁10に連接され、胴部6における他端(底部側)の開口部11を開閉可能な底壁12とを備え、胴部6、頂壁9および底壁12が可撓性材料で形成され、胴部6の両端開口部8,11が矩形を呈する六面体であり、上下に長い直方体を呈している。
【0013】
包装箱1では、頂壁9と底壁12とで両端開口部8,11が閉鎖された胴部6内に収納部13が形成される。包装箱1は、頂部側の開口部8から収納部13に物品(図示せず)を収納した後、この開口部8を閉じ、それを棚や展示ケース等に陳列する。包装箱1は、その形状を直方体に限定するものではなく、立方体であってもよい。また、包装箱1は、その大きさに特に限定はなく、収納する物品に合わせてその大きさを適宜決定することができる。
【0014】
この包装箱1において、頂壁9は、後壁3の上端縁7の反対側に位置して該上端縁7に平行な自由端縁14を有し、自由端縁14の中央部には、凹所14aが形成され、前壁2から後方へわずかに離間している。凹所14aを画成している自由端縁14には、包装箱1の内側に係合可能な係止片15が連接されている。
【0015】
係止片15は、自由端縁14の側に位置する基端部15aと、基端部15aの前方に位置する先端係止部15bとを有する。先端係止部15bは、基端部15aの両側縁に対してほぼ直角に横方向外側に延びる肩部形成縁15cと、各肩部形成縁15cの端部どうしをむすぶ曲線15dとで形成された半円形状を呈している。したがって、各肩部形成縁15cの外端部間距離が、基端部15aの幅方向寸法よりも大きく、先端係止部15bにおける横方向最大寸法L1となる。
【0016】
前壁2の上端縁16には、フラップ17が連接されている。フラップ17には、係止片15を包装箱1の内側へ挿入可能なスリット18が横方向へ延びて形成されている。スリット18は、その中央部で前壁2の上端縁16とは反対側の方向へ突出した中央突出部18aを有する。スリット18は、頂壁9を上端縁7で折曲して開口部8を閉じるとき、係止片15が該スリット18に挿入可能な位置に形成されている。したがって、図3に示すようにフラップ17が前壁2の上端縁16で折曲されて開口部8を閉じる位置にあるとき、中央突出部18aと後壁3の上端縁7との前後方向距離L1が、頂壁9の凹所14a内における自由端縁14と上端縁7との前後方向距離L2にほぼ等しい。
【0017】
また、係止片15とスリット18との関係において、係止片15の先端係止部15bの横方向最大寸法W1は、スリット18の幅寸法(横方向の寸法)W2に等しいか僅かに小さく、係止片15における基端部15aの幅寸法W3は、スリット18における中央突出部18aの幅寸法(横方向の寸法)W4にほぼ等しいか僅かに小さい。さらに、スリット18における中央突出部18aの突出長さ(前後方向の長さ寸法)Sは、係止片15における基端部15aの厚み寸法にほぼ等しいか僅かに大きい。
【0018】
フラップ17と前壁2とには、スリット18の両側部から前壁2の上端縁16を越えて前壁2を上下方向へ延びる切り離し可能なU字状の線条19が設けられており、この線条19とスリット18とにより切り取り可能域20が画成されている。線条19は、切り取り可能域20をフラップ17および前壁2にミシン目のように間欠的に連接している。前壁2には、側縁21を介して接合代22が連接されている。接合代22は、左方の側壁4の内側に重なった状態で、側壁4に接着剤(図示せず)を介して固着されている。
【0019】
底壁12は、後壁3の下端縁10の反対側に位置して該下端縁10に平行な自由端縁23と、自由端縁23に連接された差し込み片24とを有する。差し込み片24は、自由端縁23において略直角に折曲されて前壁2の内側に挿入されている。差し込み片24は、前壁2の内側に重なった状態で、前壁2に接着剤(図示せず)を介して固着されている。底壁12は、後壁3に連接されることなく、前壁2と左右の側壁4,5とのうちのいずれかに連接されていてもよい。左方の側壁4の上端縁25と下端縁26とには、それぞれフラップ27,28が連接されている。右方の側壁5の上端縁29と下端縁30とにも同様に、それぞれフラップ31,32が連接されている。
【0020】
包装箱1では、図1に示すように、係止片15がフラップ17に形成されたスリット18から包装箱1の内側に挿入されており、係止片15の基端部15aがスリット18の中央突出部18aに進入するとともに、係止片15の先端係止部15bが包装箱1の内側で中央突出部18aの両側のフラップ17内面に係合している。包装箱1では、頂壁9が係止片15によりフラップ17に係合することで、頂壁9の開放が阻止されるので、胴部6の開口部8が不用意に開いてしまうことを防ぐことができる。
【0021】
包装箱1では、U字状の線条19とスリット18とで囲繞された切り取り可能域20を指で押すと、線条19が切り離され、包装箱1の前壁2とフラップ17とに、スリット18から前壁2の下方へ向かって延びる窓33が形成される。この窓33から係止片15を包装箱1の外側に引き出すことで、包装箱1と係止片15との係合を解除することができ、頂壁9とフラップ17,27,31とを包装箱1の上方へ旋回させて胴部6の開口部8を開けることができる。
【0022】
包装箱1における胴部6の開口部8を再び閉じるには、フラップ27,31を閉じ、次いでフラップ17を閉じ、最後に頂壁9を閉じ、係止片15を再び窓33から包装箱1の内側に挿入し、肩部形成縁15cを、窓33の一部となった中央突出部18aの両側におけるフラップ17の内側に係合させればよい。このようにして、この包装箱1では、その内側に対する係止片15の係合と解除とを繰り返すことができ、頂壁9によって胴部6の開口部8を何回でも開閉することができる。包装箱1では、フラップ17と係止片15との係合を解除するときに、係止片15を無理に包装箱1の外側へ引き出す必要はなく、係止片15が破損してしまうことはない。ゆえに、包装箱1では、従来の包装箱と比較し、胴部6の開口部8の開閉に支障を来たすことはない。
【0023】
包装箱1では、包装箱1と係止片15との係合を解除する場合には、スリット18とU字状の線条19とで囲繞される切り取り可能域20をフラップ17と前壁2とから切り取って窓33を形成しなければならないので、窓33が形成されていれば、包装箱1における胴部6の開口部8が少なくとも1回開けられたことが分かり、したがってスリット18から包装箱1の内部に差し込まれた係止片15を取り出すための切り離し可能なU字状の線条19とこの線条19で囲繞された切り取り可能域20とでバージンシール手段が構成されることになる。
【0024】
図5は、図1の包装箱1の展開平面図である。図5では、図の左方から右方へ向かって、左方の側壁4、後壁3、右方の側壁5、前壁2の順で並んでいる。前壁2には、側縁21を介して糊代となる接合代22が連接されている。前壁2と右方の側壁5とは、側縁34を介して連接され、右方の側壁5と後壁3とは、側縁35を介して連接され、後壁3と左方の側壁4とは、側縁36を介して連接されている。
【0025】
図5の展開平面図から包装箱1を組み立てる手順は、以下のとおりである。接合代22、前後壁2,3、各側壁4,5が、隣接する各壁に対して直交するように各側縁21,34,35,36において折曲される。次に、それら接合代22と、前後壁2,3及び各側壁4,5とを折曲した後は、互いに重なり合う左方の側壁4と接合代22とを接着剤などで固着する。
【0026】
さらに、各フラップ27,28が左方の側壁4に対して直交するように上端縁25と下端縁26とにおいて折曲され、各フラップ31,32が右方の側壁5に対して直交するように上端縁29と下端縁30とにおいて折曲される。次に、底壁12が後壁2に対して直交するように下端縁10において折曲され、差し込み片24が底壁12に対して直交するように自由端縁23において折曲される。差し込み片24を折曲した後は、これを前壁2の内側に挿入し、前壁2と差し込み片24とを固着して底部側の開口部を閉じる。
【0027】
その後、頂壁9が後壁3に対して直交するように上端縁7において折曲され、係止片15が頂壁9に対して直交するように自由端縁14において折曲されるとともに、係止片15がスリット18から包装箱1の内側に挿入され、頂部側の開口部8が閉じられる。
【0028】
包装箱1の材質としては、クラフト紙やグラシン紙等の紙、ポリプロピレンやポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂から形成されたプラスチックシート、または、紙とプラスチックシートとをラミネートした複合シートのいずれかを使用することができる。
【0029】
左方の側壁4と接合代22との固着や前壁2と差し込み片24との固着には、接着剤の他に、ヒートシールや超音波接合等の熱による溶着手段を利用することができる。図示の包装箱1では、係止片15を包装箱1内から取り出すとき、切り取り可能域20を完全に除去するようにしたものであったが、U字状の線条19におけるスリット18の中央突出部18aとは反対側に位置する部分を切り取り不能にしておき、切り取り可能域20を扉のように開閉可能にしておくこともできる。
【0030】
【発明の効果】
本発明に係る包装箱によれば、係止片を差し込むスリットの両端からU字状の線条を設けて切り取り可能域を形成したので、フラップのスリットから前壁の下方へ向かって延びる窓が形成されるので、窓を利用して係止片を包装箱の内側から外側へ引き出すことができ、係止片と包装箱との係合を容易に解除することができる。
【0031】
この包装箱では、頂部側の開口部を閉じるときに、係止片を窓から包装箱の内部に挿入し、係止片を包装箱の内部に係合させればよく、包装箱の内側に対する係止片の係合と解除とを繰り返すことができ、頂壁によって頂部側の開口部を何回でも開閉することができる。ゆえに、この包装箱では、頂部側の開口の開閉に支障を来たすことはない。
【0032】
この包装箱では、係止片と包装箱との係合を解除するときに、切り取り可能域を前壁とフラップから切り離さなければならないので、切り取り可能域が前壁とフラップとから切り離されていれば、包装箱における頂部側の開口部が少なくとも1回開けられたことがわかる、バージンシール機能を与えることにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装箱の斜視図。
【図2】頂壁とフラップとを頂部側の開口部から開いた状態で示す包装箱の斜視図。
【図3】前壁に連接するフラップを閉じ、他のフラップと頂壁を開いた状態で示す包装箱の上面図。
【図4】包装箱の上部を拡大して示す部分的な斜視図。
【図5】図1に示す包装箱の展開平面図。
【符号の説明】
1 包装箱
2 前壁
3 後壁
4,5 側壁
6 胴部
7 後壁の上端縁
8 一端の開口部
9 頂壁
10 後壁の下端縁
11 他端の開口部
12 底壁
13 収納部
14 自由端縁
14a 凹所
15 係止片
15a 基端部
15b 先端係止部
15c 肩部形成縁
15d 曲線
16 前壁の上端縁
17 フラップ
18 スリット
18a 中央突出部
19 切り離し可能なU字状の線条
20 切り取り可能域
33 窓

Claims (3)

  1. 互いに並行して上下方向へ延びる一対の前後壁および一対の側壁からなる胴部と、前記後壁の上端縁に連接されて前記胴部における一端の開口部を開閉可能な頂壁と、前記前後壁のいずれかの下端縁に連接されて前記胴部における他端の開口部を開閉可能な底壁とを備え、前記胴部、前記頂壁および前記底壁が可撓性材料で形成され、前記各開口部が矩形を呈する六面体の包装箱において、
    前記前壁の上端縁に連接されたフラップと、前記フラップに形成されてその幅方向へ延び、中央部で前記上端縁とは反対側の方向へ突出した中央突出部を有するスリットと、該スリットの両側部から前記前壁の前記上端縁を越えて前記前壁を前記上下方向へ延出する切り離し可能な線条により画成された切り取り可能域と、前記頂壁が連接する前記後壁の前記上端縁とは反対側の自由端縁に連接され、前記スリットを通過可能な係止片とを備え、
    前記係止片が、前記スリットの前記中央突出部の幅寸法と同じかそれより小さな幅を有する基端部と、該基端部に連接され、最大幅が前記スリットの幅寸法にほぼ等しいか僅かに小さい先端係止部とを備え、
    前記係止片を前記頂壁の前記自由端縁で折曲して前記スリットに挿入すると、前記スリットの前記中央突出部に前記基端部が進入し、前記先端係止部が前記中央突出部の両側の前記フラップ内面に係合し、
    前記係止片を前記スリットから外すときには、前記線条を切り離して前記切り取り可能域を前記フラップと前記前壁とから除去し、前記係止片取り出し用の窓を形成することを特徴とする包装箱。
  2. 前記頂壁の前記自由端縁における横方向中央部に凹所が形成され、前記係止片の前記基端部が、前記凹所を画成している前記自由端縁に連接している請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記係止片の前記先端係止部が、前記基端部の両側縁に対してほぼ直角に横方向外側に延びる肩部形成縁と、前記各肩部形成縁の端部どうしをむすぶ曲線とで形成された半円形状を呈している請求項1又は請求項2に記載の包装箱。
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