[go: up one dir, main page]

JP2004322276A - ダイヤモンドドレッサー - Google Patents

ダイヤモンドドレッサー Download PDF

Info

Publication number
JP2004322276A
JP2004322276A JP2003123086A JP2003123086A JP2004322276A JP 2004322276 A JP2004322276 A JP 2004322276A JP 2003123086 A JP2003123086 A JP 2003123086A JP 2003123086 A JP2003123086 A JP 2003123086A JP 2004322276 A JP2004322276 A JP 2004322276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diamond
dress
dresser
tip
joined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003123086A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetsugu Morita
英嗣 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOTO DIAMOND KOGYO KK
Original Assignee
KYOTO DIAMOND KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYOTO DIAMOND KOGYO KK filed Critical KYOTO DIAMOND KOGYO KK
Priority to JP2003123086A priority Critical patent/JP2004322276A/ja
Publication of JP2004322276A publication Critical patent/JP2004322276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】摩耗が促進しても大きな割れや欠けが現れず、先端の形状の変化のないダイヤモンドドレッサの提供。
【解決手段】角柱状の金属バインダー相の無いダイヤモンド多結晶体からなるダイヤモンド1の縦長の一面と、金属製のドレスチップ母材2を接合してドレスチップ4とし、接合面と反対側のダイヤモンド1の縦長方向をドレス作業側3とし、このドレスチップ4をシャンク5に接合していることを特徴とするドレッサー。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は研削盤に付属する、砥石のドレス(目詰り除去)やツルーイング(振れ取り)を主目的にするダイヤモンドドレッサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のドレッサーは図4に示す天然ダイヤモンドの頂点を使った単石ドレッサーがよく用いられている。また柱状ダイヤモンドを利用してのドレッサーとしてはたとえば特許第3035486号、特開平7−24729号、特開平8−243919号、、特開平8−229818号および特開2001−246562号では図7の矢印で示す磨耗方向に平行にダイヤモンドを複数本並べる構造が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】
図4で示した従来の天然ダイヤモンドを使った単石ドレッサー、は天然ダイヤモンドの8面体(図5)や12面体(図6)の頂点をドレス作業点として使用しるため、磨耗が始まると、頂点は面になり、鋭利な部分を失うため、切れ味が鈍化する。また天然のダイヤモンドを使うため、品質の安定が一定でなく性能が不安定であり、価格も輸入品につき市況の影響を受けやすく、高価であり変動も大きい。このことを改善するために、図7で示した提案のドレッサーでは、性能の安定と長寿命が得られるが、単結晶ダイヤモンドを利用するため、急激な衝撃や熱変動時に、単結晶ダイヤモンドに割れやひびが入り脱落や折損を起こし、結果として安定を欠くこととなる。また単結晶ダイヤモンドを複数使用しているため、高価である。本発明は以上のような問題を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のドレッサー(以下本発明1という)は角柱状の金属バインダー相の無いダイヤモンド多結晶体からなるダイヤモンド1の縦長の一面と、金属製のドレスチップ母材2を接合してドレスチップ4とし、接合面と反対側のダイヤモンド1の縦長方向をドレス作業側3とし、このドレスチップ4をシャンク5に接合していることを特徴とする。
【0005】
請求項2記載のドレッサー(以下本発明2という)は、上記ドレスチップ母材2の一端に縦長のV字状の溝6もしくはコの字上の溝7を設けてその溝に角柱状の金属バインダー相の無いダイヤモンド多結晶体からなるダイヤモンド1の2面または3面が接合されていることを特徴とする。
【0006】
本発明で言う角柱状金属バインダー相の無いダイヤモンド多結晶体とは、たとえばCVD(化学的蒸着法)で作られたダイヤモンドのことである。
【0007】
本発明で言う角柱状とはドレッサーの機能や寿命を延ばすためのものであり、角柱状であることが必要である。角柱状としては、3角柱、4角柱、6角柱など挙げられるが、4角柱が最も望ましい。本発明ではこの角柱状ダイヤモンドの縦長方向をドレス作業側となるように用いる。
【0008】
本発明で言う金属製のドレスチップ母材は、たとえば、超硬合金や金属モリブデンまたはタングステンを主成分とした高比重合金(ヘビーメタル)または粉末金属により焼結された金属が挙げられる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を図8を用いて説明する。
CVD(化学的蒸着)法で作られた角柱状の縦横1mm、長さ4mmの正四角柱状のダイヤモンド1を超硬合金製のV字の溝を設けたドレスチップ母材2に、正四角柱の2面にて接合しドレスチップ4を作り、径11mmの鋼製のシャンク5にロー付けしてダイヤモンドドレッサー100を製作した。この場合正四角柱の一稜線がドレス作業側となる。
そしてダイヤモンド1は先端90度の角度になるように研磨した。
図9に示すようにこのダイヤモンドドレッサー100を円筒研削盤のドレッサー支持部に搭載し、砥石6(WA80I8VF)大きさ(外径405mm、幅38mm)を分速1800mで切込み0.100mmにて15度のダウンカットの角度7を与えてドレスした。ドレスの結果は目詰まりをよく落とし、縦長4mmの間先端の形状が変わることなく使用でき長寿命であった。
また、CVD法のダイヤモンドは微細破壊のみの摩耗で推移し、割れや欠けなく使用できた。
【0010】
【発明の効果】
本発明1は角柱状の金属バインダー相の無い多結晶体ダイヤモンドが用いられており、磨耗が促進しても、微細なダイヤモンドの結晶一粒ごと破砕するため、大きな割れや欠けは現れない。また、ドレス作用側は砥石と角度を持って接触させるため、磨耗が促進しても先端の形状は変化しない。従って先端形状が維持できる。本発明1の効果の状況を図10にて説明する。図10はドレッサー100の先端部の部分の拡大図である。目詰り除去するために、ドレス作業側が磨耗すれば小片8が磨耗してゆく。小片8が磨耗脱落した後の形状9は先端部10を常に鋭角のままの形状を保ち、決して変化しない。従って、長時間安定したドレス作業が可能である。またダイヤモンドの縦長方向を作業側として使えるので、先端の形状を変化させずに縦長の4mm分の寿命を使え、長い寿命を達成した。使用しているダイヤモンドは一本のため価格は安価である。
【0011】
本発明2は、上述の本発明1の効果が全て発現すると共に、ダイヤモンド1が2面または3面で接合されておるので、接合強度が強く耐久性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明1の実施形態の一例を示す説明図
【図2】本発明2の実施形態の一例を示す部分拡大図
【図3】本発明2の実施形態の一例を示す部分拡大図
【図4】従来のダイヤモンドドレッサーを示す説明図
【図5】従来のダイヤモンドドレッサーに用いられているダイヤモンドの形状を示す説明図
【図6】従来のダイヤモンドドレッサーに用いられているダイヤモンドの形状を示す説明図
【図7】従来のダイヤモンドドレッサーを示す説明図
【図8】本発明1の実施形態の一例を示す説明図
【図9】本発明1を実際の研削盤に使用している状態を示す説明図
【図10】本発明2を使用している状態を示す部分拡大図

Claims (2)

  1. 角柱状の金属バインダー相の無いダイヤモンド多結晶体からなるダイヤモンド(1)の縦長の1面と、金属製のドレスチップ母材(2)を接合してドレスチップ(4)とし、接合面と反対側のダイヤモンド(1)の縦長方向をドレス作業側(3)とし、このドレスチップ(4)をシャンク(5)に接合していることを特徴とするドレッサー。
  2. 上記ドレスチップ母材(2)の一端に縦長のV字状の溝(6)もしくはコの字上の溝(7)を設けてその溝に角柱状の金属バインダー相の無いダイヤモンド多結晶体からなるダイヤモンド(1)の2面または3面が接合されていることを特徴とする請求項1記載のドレッサー。
JP2003123086A 2003-04-28 2003-04-28 ダイヤモンドドレッサー Pending JP2004322276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003123086A JP2004322276A (ja) 2003-04-28 2003-04-28 ダイヤモンドドレッサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003123086A JP2004322276A (ja) 2003-04-28 2003-04-28 ダイヤモンドドレッサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004322276A true JP2004322276A (ja) 2004-11-18

Family

ID=33501067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003123086A Pending JP2004322276A (ja) 2003-04-28 2003-04-28 ダイヤモンドドレッサー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004322276A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104136171A (zh) * 2011-12-16 2014-11-05 六号元素技术有限公司 使用多晶体cvd合成金刚石修整机来修整磨轮的方法以及制造它的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104136171A (zh) * 2011-12-16 2014-11-05 六号元素技术有限公司 使用多晶体cvd合成金刚石修整机来修整磨轮的方法以及制造它的方法
JP2015504786A (ja) * 2011-12-16 2015-02-16 エレメント シックス テクノロジーズ リミテッド 多結晶cvd合成ダイヤモンドホイールドレッサを用いた研磨用ホイールのドレッシング方法及び多結晶cvd合成ダイヤモンドホイールドレッサの製作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9701043B2 (en) Dicing blade
KR102022754B1 (ko) 다이싱 장치 및 다이싱 방법
CN100486788C (zh) 齿轮型机加工顶端和其上安装有该顶端的工具
JPH11267902A (ja) 超微細切刃付き工具及び超微細切刃付き加工具
EP1711310B1 (en) Method for cutting a granite block
JP2007031200A (ja) カッターホイール
KR100414006B1 (ko) 가공팁 및 이를 포함하는 절삭휠, 연마휠, 천공휠
US5785039A (en) Single-crystalline diamond tip for dresser and dresser employing the same
JP5575653B2 (ja) ダイヤモンドを機械的に加工するための方法及びデバイス
CN101394977B (zh) 框锯的切削刀片和具有该切削刀片的框锯
JP2004322276A (ja) ダイヤモンドドレッサー
JP2014205225A (ja) 高硬度脆性材料の研削用砥石
JPH07136936A (ja) ダイヤモンド砥石
JP2008229764A (ja) 回転工具及び加工方法
JP2003205479A (ja) 押込加工用工具
US7021307B1 (en) Rotary cutting saw
JP2006247753A (ja) ダイヤモンドろう付け工具
JP2001341073A (ja) 柱状ダイヤモンドを用いたフォームドレッサ
JP2006281376A (ja) 切削工具の製造方法
US20050076755A1 (en) Method and apparatus for machining fiber cement
JP2001038506A (ja) 単結晶ダイヤモンドバイトおよびその製造方法。
RU2808089C2 (ru) Режущий инструмент с асимметричными зубьями, имеющими режущие частицы
RU2399497C1 (ru) Устройство для нанесения изображения на поверхности твердых материалов методом ударного или ударно-вращательного гравирования (варианты)
JP2006035359A (ja) ダイヤモンドバイト及びその製造方法
KR100764911B1 (ko) 절삭공구