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JP2004305135A - 芝生管理作業方法、及び芝生管理作業機 - Google Patents

芝生管理作業方法、及び芝生管理作業機 Download PDF

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JP2004305135A
JP2004305135A JP2003104786A JP2003104786A JP2004305135A JP 2004305135 A JP2004305135 A JP 2004305135A JP 2003104786 A JP2003104786 A JP 2003104786A JP 2003104786 A JP2003104786 A JP 2003104786A JP 2004305135 A JP2004305135 A JP 2004305135A
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tine
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slice blade
root
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JP2003104786A
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Tsutomu Kimura
勉 木村
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Kyoeisha Co Ltd
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Kyoeisha Co Ltd
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Abstract

【課題】芝生面の略同一位置に、タインによる通気孔明け作業とスライス刃による根切り作業とを一連の作業中に連続して行って、全体としての作業能率を高めると共に、通気孔の通気効果、及び芝生の根切り効果の双方を高めることである。
【解決手段】通気孔明け用のタインTと根切り用のスライス刃Sとが進行中において芝生面に対して昇降して、孔明け作業と根切り作業とを一連の作業中に連続して行って芝生を管理する作業機であって、前記タインTと前記スライス刃Sとは、その進行方向Qに沿って、芝生面Fに連続形成される通気孔H及び根切り用突刺跡VのピッチPと略同一間隔Dをおいて同一の装着ブロック(被装着体)5に装着された構成とする。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、芝生面に対して通気孔明け作業と芝生の根切り作業とを一連の作業中に連続して行って、芝生を管理する作業方法、及び芝生管理作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフ場等の芝生を管理する方法として、芝生面に対して通気孔を明けて通気性を高めたり、或いは芝生の根部の一部を切断して再生を促したりすることが行われている。これらの管理作業は、動力車の後部に作業機を一体に連結した専用の管理機により行うことが多い。従来の管理機では、通気孔を明ける場合には、作業機に通気孔用のタインを装着して行い(例えば、特許文献1)、根切り作業を行う場合には、作業機に、タインに替えて根切り用のスライス刃を装着し直して行っていた。即ち、従来の芝生管理機による通気孔の孔明け作業と芝生の根切り作業とは、別々に行われていた。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−61404号公報
【0004】
ここで、略円筒状のタインを芝生面に突刺させて通気孔を明ける際には、芝生の根部の一部は同時に切断されると共に、厚板状のスライス刃を芝生面に突刺させて芝生の根部を切る際には、芝生面には厚板状のスライス刃に対応した孔が明けられる。このように、タインによる通気孔の孔明け作業と、スライス刃による根切り作業とは、その作業内容が相互に一部において僅かに重複していると言える。
【0005】
ところが、上記したように、タインによる通気孔明け作業と、スライス刃による根切り作業とは、作業機に対してタイン又はスライス刃を相互に取り替えて、別々に行っていたので、全体としての作業能率が悪いのにに加え、芝生面における通気孔形成位置と根切り位置とは異なっていて、各作用は、個別に奏されるために、十分とは言えなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、芝生面の略同一位置に、タインによる通気孔明け作業とスライス刃による根切り作業とを一連の作業中に連続して行って、全体としての作業能率を高めると共に、通気孔の通気効果、及び芝生の根切り効果の双方を高めることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1の発明は、芝生面に対して通気孔明け作業と芝生の根切り作業とを一連の作業中に連続して行って、芝生を管理する作業方法であって、前記通気孔明け位置と根切り位置とが少なくとも一部において重複し得るように、芝生面の略同一位置において前記孔明けと根切りとの異なる作業を相前後して行うことを特徴としている。
【0008】
請求項1の発明によれば、通気孔明け位置と根切り位置とが少なくとも一部において重複し得るように、芝生面の略同一位置において前記通気孔明けと根切りとの異なる作業を相前後して行うので、芝生面の略同一位置に通気孔の孔明けと根切りとが行われる。この結果、通気孔明け作業と根切り作業とをそれぞれ単独で行う場合に比較して、芝生面に対する通気作用、及び根切り作用の双方が高まる。
【0009】
また、請求項2の発明は、通気孔明け用のタインと根切り用のスライス刃とが進行中において芝生面に対して昇降して、孔明け作業と根切り作業とを一連の作業中に連続して行って芝生を管理する作業装置であって、前記タインと前記スライス刃とは、その進行方向に沿って芝生面に連続形成される通気孔及び根切り用突刺跡のピッチと略同一間隔をおいて同一の被装着体に装着されていることを特徴としている。
【0010】
請求項2の発明によれば、タインとスライス刃とは、その進行方向に沿って、芝生面に所定ピッチで連続形成される通気孔及び根切り用突刺跡のピッチと略同一間隔をおいて同一の被装着体に装着されているので、芝生面には、通気孔と根切り用突刺跡とが相前後して設計ピッチをおいて同時に形成され、芝生面の略同一位置には、時間的に前後して通気孔と根切り用突刺跡とが重複して形成される。この結果、請求項1の芝生管理作業方法を容易に実施できる。
【0011】
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記タインは、進行方向に沿ってスライス刃の前方に配置されていることを特徴としている。
【0012】
請求項3の発明によれば、未突刺の比較的固い芝生面に対して最初にタインが突刺されるため、コア(土芯)の排出がスムーズとなって、通気孔を形成し易い利点がある。
【0013】
また、請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において、前記被装着体は、上端部と中間部の2箇所が、同期回転を行う異なるクランクの各クランクピンに連結された孔明け具取付ホルダーの下端部に一体に取付けられ、各クランクの回転運動を前記ホルダーの昇降運動に変換する構成であることを特徴としている。
【0014】
請求項4の発明によれば、同期回転する2つのクランクの回転運動を孔明け具取付ホルダーの昇降運動に変換しているので、芝生面に対する孔明け具取付ホルダーの昇降軌跡、ひいては前記ホルダーの下端部の被装着体に装着されたタイン及びスライス刃の移動軌跡が正確に定められて、芝生面の正しい位置に通気孔と根切り用突刺跡とが正確に形成される。このため、芝生面に形成される通気孔と根切り用突刺跡とが、常に同一の状態で重複するため、本発明の作用効果が最大限に奏される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る芝生管理作業機の側面図であり、図2は、芝生管理作業機の後部の作業機Aの全体斜視図であり、図3は、その背面図であり、図4は、その側面図であり、図5は、作業機Aの特定の孔明け具取付ホルダー4の下端部に装着されたタインT及びスライス刃Sの斜視図であり、図6は、同じく分解斜視図である。図1ないし図6において、エンジンEを搭載した動力車Bの後部に、芝生面に対して孔明けを行うための作業機Aが装着されている。この作業機Aは、動力車Bの車体1の後部に左右一対の油圧シリンダ2の作用により支点軸3を中心にして斜上下方向に回動可能に装着されている。
【0016】
作業機Aは、複数基(実施形態では6基)の孔明け具ユニットUが所定間隔をおいて横方向に配置された構成である。孔明け具ユニットUは、孔明け具取付ホルダー4の下端部の装着ブロック5(図4及び図5参照)に、複数本(実施形態では3本)のスライス刃Sと同数のタインTとが装着された構成であって、各孔明け具取付ホルダー4の上端部と中間部は、同期回転を行う2個のクランク6,7のクランクピン6a,7aに連結されている。これにより、各クランク6,7の回転運動は、孔明け具取付ホルダー4の昇降運動に変換される。即ち、孔明け具取付ホルダー4の上端部は、上方のクランク6のクランクピン6aに直接に連結されていると共に、その中間部は、スプリング箱8を介して斜前下方のクランク7のクランクピン7aに連結されていて、その下端部に装着されたスライス刃S及びタインTが芝面に突刺されている間における前後方向の緩衝作用を果たしている。各孔明け具ユニットUの各クランク6は、その相隣接する2つのクランクが共通のクランク軸31に取付けられ、同様に各クランク7は、その相隣接する2つのクランクが共通のクランク軸32に取付けられているが、クランクピン6a,7aの回転方向に沿った位相が順次ずれているために、図3に示されているように、孔明け具取付ホルダー4の昇降の位相は、これに対応して順次ずれている。これにより、複数基の孔明け具ユニットUのタインT及びスライス刃Sは、位相がずれて順次芝生面に突刺する構成となっている。本実施形態では、孔明け具ユニットUは6基であるので、前記各クランク軸31,32は、それぞれ3本ずつ有していて、3本のクランク軸31及び3本のクランク軸32は、それぞれ同一軸心となっていて、それぞれクランクケース33内に配置支持されている。
【0017】
また、図1ないし図3に示されるように、エンジンEの側の駆動軸34の動力は、鎖歯車機構35を介して前記支点軸3と同心に取付けられた鎖歯車軸36に伝達され、鎖歯車軸36の回転力は、別の鎖歯車機構37を介して作業機側駆動軸38に伝達される。この鎖歯車機構37は、鎖歯車軸36に取付けられた鎖歯車39と、作業機側駆動軸38に取付けられた鎖歯車41と、両歯車39,41の間に掛装された鎖42とで構成される。作業機側駆動軸38は、各クランクケース33に亘って支持されていて、各クランクケース33内に配置された前記各クランク軸31,32に動力を伝達する。図4に示されるように、各クランクケース33内には、各クランク軸31,32に取付けられた各鎖歯車43,44と、前記作業機側駆動軸38に取付けられた鎖歯車45と、張力調整用の鎖歯車46が配設されていて、これらの各鎖歯車43〜46の間に鎖47が掛装されている。これにより、作業機側駆動軸38の回転力(動力)は、3つのクランクケース33内に配設された各クランク軸31,32に伝達されて、各クランクケース33の両側にそれぞれ配設された孔明け具取付ホルダー4が昇降運動を行う。
【0018】
また、各孔明け具ユニットUを構成する各クランク軸31,32には、動力車BのエンジンEの動力が前記各鎖歯車機構35,37を介して伝達されて駆動回転され、動力車Bの走行速度と各クランク軸31,32の回転速度とは比例しているため、動力車Bの走行速度とは無関係に、芝生面には、設定ピッチP(図9参照)でタインTによる通気孔H及びスライス刃Sによる根切り用突刺跡V(図9参照)がそれぞれ形成される。この設定ピッチPは、エンジンEの動力が伝動機構を介して動力車Bの駆動輪である後輪W及び前記各クランク軸31,32に伝達される際の各減速比によって定められる。なお、図1においてWは、従動輪である前輪を示す。
【0019】
また、図5ないし図7に示されるように、各孔明け具ユニットUに取付けられる複数枚(実施形態では3枚)のスライス刃Sは、横方向(車体1の幅方向)に沿って配置されて、それらの間にスライス刃取付ブロック9を介在させてボルト11及びナット12により一体に連結されている。また、各スライス刃Sの直前方に配置される複数本のタインTは、その頭部が一対のタイン取付ブロック13に挟まれる形態となって、該一対のタイン取付ブロック13に取付けられる。また、後方のタイン取付ブロック13とスライス刃取付ブロック9との間には、筒状のスペーサ15が配置されて、前後一対のタイン取付ブロック13、スペーサ15及びスライス刃取付ブロック9を貫通した2本のボルト16の先端が装着ブロック5に螺合されることにより、前記装着ブロック5に、複数本のタインTと同数のスライス刃Sとが装着される。筒状のスペーサ15は、タインTと、その直後方に配置されるスライス刃Sとの間隔Dを定めるための部材であって、前記スペーサの長さの調整により、前記間隔Dを調整できる。
【0020】
複数本のタインT及び同数のスライス刃Sは、いずれも横方向に所定間隔をおいて配置されていると共に、各タインTの直後方には、設定間隔Dをおいてそれぞれスライス刃Sが配置されている。そして、タインTと、その直後方のスライス刃Sとの間隔D(図7参照)は、タインT及びスライス刃Sにより芝生面に形成される通気孔H及び根切り用突刺跡Vの各ピッチPと同一にしてある。タインTは、略筒状であって、コア(土芯)の排出孔10が背面側に位置するように配置される。スライス刃Sは、その下端部が突刺を容易にするために三角形状に形成されていて、その板面が作業機Aの進行方向Qに沿うように配置されている。
【0021】
作業機Aのフレーム17には、横方向に一定間隔をおいて前後方向に沿った多数の長孔18aを備えた熊手状の芝押え板18が取付けられていて、相前後するタインT及びスライス刃Sは、共通の長孔18aに入り込むようになっている。また、図2及び図3に示されるように、各孔明け具ユニットUの下端部は、それぞれ仕切り板19で仕切られて独立した空間が形成されていると共に、タインT及びスライス刃Sの上方は、これと一体となって昇降するカバー21で覆われている。
【0022】
そして、動力車Bにより作業機Aが矢印Qの方向に所定速度で進行すると、各孔明け具ユニットUのホルダー4は、順次位相がずれた状態で昇降運動を行う。即ち、図8(イ)及び(ロ)に示されるように、クランク6,7の各クランクピン6a,7aが作業機Aに対して相対的に後退する方向に達すると、スライス刃S及びタインTが一体となって芝生面に対して突刺を開始すると共に、同(ハ)に示されるように、作業機Aに対する各クランクピン6a,7aの相対的後退速度が最大となる時点で、スライス刃S及びタインTは、芝生面に対して最大に突刺される。そして、同(ニ)及び(ホ)に示されるように、上記した相対的後退速度が小さくなるに従って、ホルダー4の上昇速度が大きくなって、スライス刃S及びタインTは、急激に芝生面から抜かれ、相対的後退速度が零となる直前において、スライス刃S及びタインTは、芝生面から完全に抜き去られる。なお、図8において、Fは、芝生面を示す。
【0023】
このように、孔明け具取付ホルダー4の下端部の装着ブロック5には、タインT及びスライス刃Sとが、芝生面に形成される通気孔H及びスライス刃Sによる根切り用突刺跡Vの各ピッチPと同一の間隔Dをおいて取付けられているので、図9(イ)に示されるように、通気孔H及び根切り用突刺跡Vがほぼ同時に形成された後には、同(ロ)に示されるように、根切り用突刺跡Vは、直前に形成された通気孔Hと同一位置に重複して形成される。この繰り返しにより、同(ハ)に示されるように、芝生面の同一位置には、時間的に相前後して、タインTによる通気孔Hとスライス刃Sによる根切り用突刺跡Vとが形成される。
【0024】
このため、芝生面の略同一位置に、タインTによる通気孔Hと、スライス刃Sによる根切り用突刺跡Vとが形成されて、両者が部分的に連続するために、通気孔Hの大きさが実質的に大きくなると共に、タインTによっても、スライス刃Sによる根切り位置において芝生の根切りが行われるために、スライス刃Sを主体とする芝生の根切り作用も高められる。
【0025】
特に、上記実施形態では、タインTの後方にスライス刃Sが配置されているため、先に形成された通気孔Hに対してスライス刃Sが突刺されて根切りが行われる。このため、タインTは、未突刺の比較的固い芝生面に対して最初にタインTが突刺されるため、コア(土芯)の排出がスムーズとなって、通気孔を形成し易い利点がある。
【0026】
また、図10に示されるように、スライス刃Sの突刺深さEは、通気孔Hの深さEとほぼ等しいことが望ましいが、これよりも浅くてもよい〔図1で、突刺深さが(E)の場合〕。なお、図10において、Lは、芝生を示し、Laは、その根部を示す。
【0027】
また、図11に示される別の実施形態は、上記実施形態において、タインTとスライス刃Sとの前後位置を逆にして、スライス刃Sの後方にタインTを配置した例である。即ち、前側のタイン取付ブロック13とスライス刃取付ブロック9との間にスペーサ15を介装させると共に、装着ブロック5とスライス刃取付ブロック9との間に別のスペーサ14を介装させ、複数枚のスライス刃Sと同数のタインTとを複数本のボルト16を介して装着ブロック5に一体に取付けたものである。これにより、上記実施形態とは逆に、芝生の根切りが行われて根切り用突刺跡Vが形成された部分に、タインTによる通気孔Hが形成されることになる。
【0028】
また、上記実施形態では、同期回転する2つのクランク6,7の回転運動を孔明け具取付ホルダー4の昇降運動に変換していて、芝生面に対する孔明け具取付ホルダー4の昇降軌跡、ひいては前記ホルダー4の下端部の装着ブロック5に装着されたタインT及びスライス刃Sの移動軌跡が正確に定められて、芝生面の正しい位置に通気孔と根切り用突刺跡とが正確に形成されるので、芝生面に形成される通気孔Hと根切り用突刺跡Vとが、常に同一の状態で重複するため、本発明の作用効果(通気孔Hの大きさが実質的に大きくなると共に、タインTによっても、スライス刃Sによる根切り位置において芝生の根切りが行われるために、スライス刃Sを主体とする芝生の根切り作用も高められる)が最大限に奏される。しかし、本発明を実施するための作業機は、上記構成のものに限られず、動力車の走行中において、タイン及びスライス刃が前方に移動することなく、そのままの位置で昇降する構成の作業機であれば、いかなるものであってもよい。
【0029】
更に、上記実施形態では、タインTにより形成される通気孔Hと、スライス刃Sにより形成される根切り用突刺跡Vとが完全に重複しているが、その一部が部分的に重複するように、タインT及びスライス刃Sを装着ブロック5に装着してもよい。これは、前記スペーサ15の長さの調整により、相前後するタインTとスライス刃Sとの間隔Dを変更させることにより、容易に実施できる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、芝生面の略同一位置に、タインによる通気孔明け作業とスライス刃による根切り作業とを一連の作業中に連続して行えるので、全体としての作業能率が高められると共に、通気孔の通気効果、及び芝生の根切り効果の双方が高められる。特に、タインTにより通気孔を先に形成しておいて、その後に通気孔の位置にスライス刃を突刺させて根切りを行うと、通気孔の形成時にコア(土芯)が排出され易くなって、通気孔の形成が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る芝生管理作業機の側面図である。
【図2】芝生管理作業機の後部の作業機Aの全体斜視図である。
【図3】同じく背面図である。
【図4】同じく側面図である。
【図5】作業機Aの特定の孔明け具取付ホルダー4の下端部に装着されたタインT及びスライス刃Sの斜視図である。
【図6】同じく分解斜視図である。
【図7】同じく側面図である。
【図8】(イ)ないし(ホ)は、タインT及びスライス刃Sの動きを説明するための図である。
【図9】(イ)ないし(ハ)は、タインTによる通気孔Hと、スライス刃Sによる根切り用突刺跡Vとが重複することを示す図である。
【図10】タインTにより形成される通気孔Hの深さEとスライス刃Sの突刺深さE(E)との関係を示す断面図である。
【図11】スライス刃Sの後方にタインTを配置した例の側面図である。
【符号の説明】
A:作業機
D:タインとスライス刃の間隔
F:芝生面
H:通気孔
P:通気孔及びスライス刃の突刺跡のピッチ
Q:作業機の進行方向
S:スライス刃
V:根切り用突刺跡
4:孔明け具取付ホルダー
5:装着ブロック(被装着体)
6,7:クランク
6a,7a:クランクピン
15:スペーサ

Claims (4)

  1. 芝生面に対して通気孔明け作業と芝生の根切り作業とを一連の作業中に連続して行って、芝生を管理する作業方法であって、
    前記通気孔明け位置と根切り位置とが少なくとも一部において重複し得るように、芝生面の略同一位置において前記通気孔明けと根切りとの異なる作業を時間的に相前後して行うことを特徴とする芝生管理作業方法。
  2. 通気孔明け用のタインと根切り用のスライス刃とが進行中において芝生面に対して昇降して、孔明け作業と根切り作業とを一連の作業中に連続して行って芝生を管理する芝生管理作業機であって、
    前記タインと前記スライス刃とは、その進行方向に沿って芝生面に連続形成される通気孔又は根切り用突刺跡のピッチと略同一間隔をおいて同一の被装着体に装着されていることを特徴とする芝生管理作業機。
  3. 前記タインは、進行方向に沿ってスライス刃の前方に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の芝生管理作業機。
  4. 前記被装着体は、上端部と中間部の2箇所が、同期回転を行う異なるクランクの各クランクピンに連結された孔明け具取付ホルダーの下端部に一体に取付けられ、各クランクの回転運動を前記ホルダーの昇降運動に変換する構成であることを特徴とする請求項2又は3に記載の芝生管理作業機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006262738A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 S・Gコーポレーション株式会社 芝生穿孔機
JP2013036955A (ja) * 2011-08-11 2013-02-21 Ito En Ltd 土壌特性測定装置
JP2018514223A (ja) * 2015-02-09 2018-06-07 広西五豊機械有限公司Guangxi Wufeng Machinery Co,.Ltd. エクステンション型耕作・破砕・畝立機および耕作・破砕・畝立機

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