JP2004299806A - エレベータのドアハンガーの高さ調節装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】かごドアの上下方向の位置の調節を安全且つ効率良く行えるようにしたエレベータのドアハンガーの高さ調節装置を提供する。
【解決手段】バックアングル2の上部に上下方向に移動可能に固定されたドアハンガーレールブラケット3を備えている。ドアハンガーレールブラケットの上方において、バックアングル上部に支持ブラケット11が固定されている。支持ブラケットには、ドアハンガーレールブラケットを貫通するジャッキボルト14が垂直下方に突出するように固定されている。ジャッキボルトには、ドアハンガーレールブラケットを受け止め支持する位置調節用ナット17が螺合されている。
【選択図】 図2
【解決手段】バックアングル2の上部に上下方向に移動可能に固定されたドアハンガーレールブラケット3を備えている。ドアハンガーレールブラケットの上方において、バックアングル上部に支持ブラケット11が固定されている。支持ブラケットには、ドアハンガーレールブラケットを貫通するジャッキボルト14が垂直下方に突出するように固定されている。ジャッキボルトには、ドアハンガーレールブラケットを受け止め支持する位置調節用ナット17が螺合されている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータのドアハンガーの高さ調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は従来のエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図、図12はその要部拡大図である。
【0003】
図11に示すように、水平且つ平行に配された一対のかご腕101の先端部からそれぞれかご下方用品との間に向かってバックアングル102が延びており、その上部にドアハンガーレールブラケット103が水平方向に延びるように締結固定されている。
【0004】
このドアハンガーレールブラケット103は、かごドアのパネル104を吊り下げ支持するドアハンガー105の案内ローラ106が係合するハンガーレール107をかごに取り付けるためのものである。
【0005】
図12に示すように、ドアハンガーレールブラケット103をバックアングル102に締結固定するための孔108は長孔となっており、かごドアの上下方向の位置を調節する際には、この孔108に通した締結部材でドアハンガーレールブラケット103を上下に移動可能に仮固定し、ドアハンガーレールブラケット103を持ち上げることにより調節している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、かごドアの上下方向の位置を調節するためには、ドアハンガーレールブラケット103を持ち上げて上下方向の位置を調節する必要があり、その際、ドアハンガー105にかごドアが吊り下げられていると、持ち上げ時の重量が大きくなるため、かごドアの位置の調整が困難になり、また、落下等の危険も懸念されるという問題点が有った。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、かごドアの上下方向の位置の調節を安全且つ効率良く行えるようにしたエレベータのドアハンガーの高さ調節装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のエレベータのドアハンガーの高さ調節装置は、かごドア又は乗場ドアを吊り下げ支持する枠体の上部に上下方向に移動可能に取り付けられたドアハンガーレールブラケットと、このドアハンガーレールブラケットの上方又は下方に配され前記枠体の上部に固定された支持ブラケットと、この支持ブラケットに固定され前記ドアハンガーレールブラケットを貫通すると共に外周部にネジが形成された軸と、この軸に螺合すると共に前記ドアハンガーレールブラケットを受け止め支持する位置調節用部材とを備えたことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。図1は本発明の第1の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図、図2は図1の要部拡大図である。
【0010】
図1に示すように、水平且つ平行に配された一対のかご腕1の先端部からそれぞれかご下方用品との間に向かってバックアングル2が延びており、その上部にドアハンガーレールブラケット3が水平方向に延びるように締結固定されている。なお、かご腕1及びバックアングル2は、枠体としてのかご枠の一部を構成している。
【0011】
このドアハンガーレールブラケット3は、かごドアのパネル4を吊り下げ支持するドアハンガー5の案内ローラ6(図2参照)が係合するハンガーレール7をかごに取り付けるためのものである。
【0012】
ドアハンガーレールブラケット3は細長い矩形状の板材により形成され、垂直壁8と、その上端辺から水平に突出する突出壁9とから成っている。垂直壁8の端部には一対の孔8a(一方のみ図示)が上下に間隔をおいて設けられており、これらの孔8aにボルト10を貫通させてドアハンガーレールブラケット3をバックアングル2に上下方向に移動可能に取り付けることができる。
【0013】
ドアハンガーレールブラケット3の上方において、支持ブラケット11が水平且つドアハンガーレールブラケット3と直交するようにバックアングル2に溶接等により固定されている。この支持ブラケット11は、水平壁12と、その一側辺から垂直上方に延びる垂直壁13とから成っている。水平壁12には軸としてのジャッキボルト14が固定されている。
【0014】
このジャッキボルト14は、頭部15と直軸部16とから成っており、頭部15が水平壁12の上面に接すると共に直軸部16が水平壁12を貫通して垂直下方に延びるように水平壁12に固定されている。直軸部16はドアハンガーレールブラケット3の突出壁9を貫通して下方に突出しており、突出壁9の下方において位置調節用部材としての位置調節用ナット17が螺合され、水平壁12と突出壁9の間においてロックナット18が螺合されている。
【0015】
次に、本実施形態のドアハンガー高さ調節装置を用いてかごドアの上下方向の位置を調節する方法について説明する。ここでは、かごドアを上方に移動させる場合について説明する。まず、ロックナット18を回転させて所望の位置に移動させる。次いで、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をバックアングル2に固定しているボルト10を緩める。位置調節用ナット17をスパナ等で上方に移動する方向に回転させると、ドアハンガーレールブラケット3が位置調節用ナット17と共に上昇する。
【0016】
そして、ドアハンガーレールブラケット3の突出壁9の上面がロックナット18に突き当たると、位置調節用ナット17の回転を停止する。最後に、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をボルト10でバックアングル2に固定すると調節が終了する。なお、かごドアを下方に移動させる場合には、まず、位置調節用ナット17を回転させてドアハンガーレールブラケット3の位置を調節した後、ロックナット18を回転させて突出壁9の上面に当接させることになる。
【0017】
このように、位置調節用ナット17を回転させることでかごドアの上下方向の位置を調節することができるため、作業者がかごドアを持ち上げる必要がなく、落下の危険性も無いため、容易且つ安全に作業を行うことができる。
【0018】
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。図3は本発明の第2の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図、図4は図3の要部拡大図である。なお、以下の各実施形態において、第1の実施形態と同一又は類似の部分には同一の符号を用いており、同一の部分については説明を省略してある。
【0019】
本実施形態では、支持ブラケット11がドアハンガーレールブラケット3の下方に配されており、水平壁12と、その一側辺から垂直下方に延びる垂直壁13とから成っている。そして、ドアハンガーレールブラケット3は下端側に突出壁19を有している。
【0020】
ジャッキボルト14は、頭部(図示せず)が支持ブラケット11の水平壁12の下面に接すると共に直軸部16が水平壁12を貫通して垂直上方に延びるようにナット20を介して水平壁12に固定されている。直軸部16はドアハンガーレールブラケット3の突出壁19を貫通して上方に突出しており、突出壁19の下方において位置調節用ナット17が螺合され、突出壁19の上方においてロックナット18が螺合されている。
【0021】
かごドアを上方に移動させる場合には、まず、ロックナット18を回転させて所望の位置に移動させる。次いで、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をバックアングル2、2に固定しているボルト10を緩める。位置調節用ナット17をスパナ等で上方に移動する方向に回転させると、ドアハンガーレールブラケット3が位置調節用ナット17と共に上昇する。
【0022】
そして、ドアハンガーレールブラケット3の突出壁19の上面がロックナット18に突き当たると、位置調節用ナット17の回転を停止する。最後に、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をボルト10でバックアングル2に固定すると調節が終了する。なお、かごドアを下方に移動させる場合には、まず、位置調節用ナット17を回転させてドアハンガーレールブラケット3の位置を調節した後、ロックナット18を回転させて突出壁19の上面に当接させることになる。
【0023】
第1の実施形態と同様に、位置調節用ナット17を回転させることでかごドアの上下方向の位置を調節することができるため、作業者がかごドアを持ち上げる必要がなく、落下の危険性も無いため、容易且つ安全に作業を行うことができる。
【0024】
また、本実施形態では、支持ブラケット11がドアハンガーレールブラケット3の下方に配されているため、ボルト10を緩めすぎたり、ボルト10が折損したりしてドアハンガーレールブラケット3が落下しても、支持ブラケット11に当たって停止するため、安全である。
【0025】
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。図5は本発明の第3の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図、図6は図5の要部拡大図である。
【0026】
本実施形態では、支持ブラケット11が、水平壁12と、その一側辺から垂直下方に延びる垂直壁13とから成っており、垂直壁13が、ドアハンガーレールブラケット3とバックアングル2との間に挟み込まれた状態で、ボルト10によりドアハンガーレールブラケット3と共にバックアングル2に共締め固定されている。
【0027】
ジャッキボルト14は、頭部(図示せず)が支持ブラケット11の水平壁12の上面に当接し、直軸部16が水平壁12、ドアハンガーレールブラケット3の突出壁9を貫通して垂直下方に延びており、突出壁9の下方において位置調節用ナット17が螺合され、突出壁9と水平壁12の間においてロックナット18が螺合されている。
【0028】
かごドアを上方に移動させる場合には、まず、ロックナット18を回転させて所望の位置に移動させる。次いで、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をバックアングル2に固定しているボルト10を緩める。位置調節用ナット17をスパナ等で上方に移動する方向に回転させると、ドアハンガーレールブラケット3が位置調節用ナット17と共に上昇する。
【0029】
そして、ドアハンガーレールブラケット3の突出壁9の上面がロックナット18に突き当たると、位置調節用ナット17の回転を停止する。最後に、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をボルト10でバックアングル2に固定すると調節が終了する。なお、かごドアを下方に移動させる場合には、まず、位置調節用ナット17を回転させてドアハンガーレールブラケット3の位置を調節した後、ロックナット18を回転させて突出壁9の上面に当接させることになる。
【0030】
第1の実施形態と同様に、位置調節用ナット17を回転させることでかごドアの上下方向の位置を調節することができるため、作業者がかごドアを持ち上げる必要がなく、落下の危険性も無いため、容易且つ安全に作業を行うことができる。
【0031】
また、本実施形態では、ドアハンガーレールブラケット3を固定するボルト10によって支持ブラケット11を共締め固定しているため、支持ブラケット11をバックアングル2に固定するための溶接等の加工を施す必要が無く、製造が容易になるという利点が有る。
【0032】
次に、本発明の第4の実施形態を説明する。図7は本発明の第4の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図、図8は図7の要部拡大図、図9は図8の要部縦断面図である。
【0033】
本実施形態では、支持ブラケット11が、水平壁12と、その一側辺から垂直上方に延びる垂直壁13とから成っており、垂直壁13は、その上端部から水平壁12と背反する方向に突出する爪部13aを有しており、その先端部は上方に屈曲している。バックアングル2の内側面には、爪部13aを挿入係合する複数のブラケット支持部としてのスリット21が上下に所定間隔をおいて形成されている。なお、爪部13aは、図10に示すように、下方に突出していてもよい。
【0034】
ジャッキボルト14は、頭部15が支持ブラケット11の水平壁12の上面に当接し、直軸部16が水平壁12、ドアハンガーレールブラケット3の突出壁9を貫通して垂直下方に延びており、突出壁9の下方において位置調節用ナット(図示せず)が螺合され、突出壁9と水平壁12の間においてロックナット18が螺合されている。
【0035】
かごドアを上方に移動させる場合には、まず、ロックナット18を回転させて所望の位置に移動させる。次いで、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をバックアングル2に固定しているボルト10を緩める。位置調節用ナットをスパナ等で上方に移動する方向に回転させると、ドアハンガーレールブラケット3が位置調節用ナットと共に上昇する。
【0036】
そして、ドアハンガーレールブラケット3の突出壁9の上面がロックナット18に突き当たると、位置調節用ナットの回転を停止する。最後に、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をボルト10でバックアングル2に固定すると調節が終了する。なお、かごドアを下方に移動させる場合には、まず、位置調節用ナットを回転させてドアハンガーレールブラケット3の位置を調節した後、ロックナット18を回転させて突出壁9の上面に当接させることになる。
【0037】
第1の実施形態と同様に、位置調節用ナットを回転させることでかごドアの上下方向の位置を調節することができるため、作業者がかごドアを持ち上げる必要がなく、落下の危険性も無いため、容易且つ安全に作業を行うことができる。
【0038】
また、本実施形態では、支持ブラケット11がバックアングル2に着脱可能であるため、ドアハンガーレールブラケット3の位置調節の終了後に支持ブラケット11を取り外して他のエレベータで使用することができる。
【0039】
また、バックアングル2は、上下方向に間隔をおいて設けられた複数のスリット21を有しているため、かごドアの高さが異なる複数種類のエレベータで共通して用いることができるという利点がある。
【0040】
なお、支持ブラケット11をバックアングル2に着脱可能に取り付ける構造は、爪部13aとスリット21以外の構造、例えばボルトとナット等であってもよい。
【0041】
なお、上記各実施形態では、かごドアのドアハンガーの高さ調節装置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は乗場ドアのドアハンガーの高さ調節装置に適用することもできる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、位置調節用部材を回転させることで、かごドアの上下方向の位置の調節を安全且つ効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】本発明の第2の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図。
【図4】図3の要部拡大図。
【図5】本発明の第3の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図。
【図6】図5の要部拡大図。
【図7】本発明の第4の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図。
【図8】図7の要部拡大図。
【図9】図8の要部縦断面図。
【図10】図8の要部縦断面図。
【図11】従来のエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図。
【図12】図10の要部拡大図。
【符号の説明】
2 バックアングル(枠体)
3 ドアハンガーレールブラケット
11 支持ブラケット
14 ジャッキボルト(軸)
17 位置調節用ナット(位置調節用部材)
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータのドアハンガーの高さ調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は従来のエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図、図12はその要部拡大図である。
【0003】
図11に示すように、水平且つ平行に配された一対のかご腕101の先端部からそれぞれかご下方用品との間に向かってバックアングル102が延びており、その上部にドアハンガーレールブラケット103が水平方向に延びるように締結固定されている。
【0004】
このドアハンガーレールブラケット103は、かごドアのパネル104を吊り下げ支持するドアハンガー105の案内ローラ106が係合するハンガーレール107をかごに取り付けるためのものである。
【0005】
図12に示すように、ドアハンガーレールブラケット103をバックアングル102に締結固定するための孔108は長孔となっており、かごドアの上下方向の位置を調節する際には、この孔108に通した締結部材でドアハンガーレールブラケット103を上下に移動可能に仮固定し、ドアハンガーレールブラケット103を持ち上げることにより調節している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、かごドアの上下方向の位置を調節するためには、ドアハンガーレールブラケット103を持ち上げて上下方向の位置を調節する必要があり、その際、ドアハンガー105にかごドアが吊り下げられていると、持ち上げ時の重量が大きくなるため、かごドアの位置の調整が困難になり、また、落下等の危険も懸念されるという問題点が有った。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、かごドアの上下方向の位置の調節を安全且つ効率良く行えるようにしたエレベータのドアハンガーの高さ調節装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のエレベータのドアハンガーの高さ調節装置は、かごドア又は乗場ドアを吊り下げ支持する枠体の上部に上下方向に移動可能に取り付けられたドアハンガーレールブラケットと、このドアハンガーレールブラケットの上方又は下方に配され前記枠体の上部に固定された支持ブラケットと、この支持ブラケットに固定され前記ドアハンガーレールブラケットを貫通すると共に外周部にネジが形成された軸と、この軸に螺合すると共に前記ドアハンガーレールブラケットを受け止め支持する位置調節用部材とを備えたことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。図1は本発明の第1の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図、図2は図1の要部拡大図である。
【0010】
図1に示すように、水平且つ平行に配された一対のかご腕1の先端部からそれぞれかご下方用品との間に向かってバックアングル2が延びており、その上部にドアハンガーレールブラケット3が水平方向に延びるように締結固定されている。なお、かご腕1及びバックアングル2は、枠体としてのかご枠の一部を構成している。
【0011】
このドアハンガーレールブラケット3は、かごドアのパネル4を吊り下げ支持するドアハンガー5の案内ローラ6(図2参照)が係合するハンガーレール7をかごに取り付けるためのものである。
【0012】
ドアハンガーレールブラケット3は細長い矩形状の板材により形成され、垂直壁8と、その上端辺から水平に突出する突出壁9とから成っている。垂直壁8の端部には一対の孔8a(一方のみ図示)が上下に間隔をおいて設けられており、これらの孔8aにボルト10を貫通させてドアハンガーレールブラケット3をバックアングル2に上下方向に移動可能に取り付けることができる。
【0013】
ドアハンガーレールブラケット3の上方において、支持ブラケット11が水平且つドアハンガーレールブラケット3と直交するようにバックアングル2に溶接等により固定されている。この支持ブラケット11は、水平壁12と、その一側辺から垂直上方に延びる垂直壁13とから成っている。水平壁12には軸としてのジャッキボルト14が固定されている。
【0014】
このジャッキボルト14は、頭部15と直軸部16とから成っており、頭部15が水平壁12の上面に接すると共に直軸部16が水平壁12を貫通して垂直下方に延びるように水平壁12に固定されている。直軸部16はドアハンガーレールブラケット3の突出壁9を貫通して下方に突出しており、突出壁9の下方において位置調節用部材としての位置調節用ナット17が螺合され、水平壁12と突出壁9の間においてロックナット18が螺合されている。
【0015】
次に、本実施形態のドアハンガー高さ調節装置を用いてかごドアの上下方向の位置を調節する方法について説明する。ここでは、かごドアを上方に移動させる場合について説明する。まず、ロックナット18を回転させて所望の位置に移動させる。次いで、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をバックアングル2に固定しているボルト10を緩める。位置調節用ナット17をスパナ等で上方に移動する方向に回転させると、ドアハンガーレールブラケット3が位置調節用ナット17と共に上昇する。
【0016】
そして、ドアハンガーレールブラケット3の突出壁9の上面がロックナット18に突き当たると、位置調節用ナット17の回転を停止する。最後に、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をボルト10でバックアングル2に固定すると調節が終了する。なお、かごドアを下方に移動させる場合には、まず、位置調節用ナット17を回転させてドアハンガーレールブラケット3の位置を調節した後、ロックナット18を回転させて突出壁9の上面に当接させることになる。
【0017】
このように、位置調節用ナット17を回転させることでかごドアの上下方向の位置を調節することができるため、作業者がかごドアを持ち上げる必要がなく、落下の危険性も無いため、容易且つ安全に作業を行うことができる。
【0018】
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。図3は本発明の第2の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図、図4は図3の要部拡大図である。なお、以下の各実施形態において、第1の実施形態と同一又は類似の部分には同一の符号を用いており、同一の部分については説明を省略してある。
【0019】
本実施形態では、支持ブラケット11がドアハンガーレールブラケット3の下方に配されており、水平壁12と、その一側辺から垂直下方に延びる垂直壁13とから成っている。そして、ドアハンガーレールブラケット3は下端側に突出壁19を有している。
【0020】
ジャッキボルト14は、頭部(図示せず)が支持ブラケット11の水平壁12の下面に接すると共に直軸部16が水平壁12を貫通して垂直上方に延びるようにナット20を介して水平壁12に固定されている。直軸部16はドアハンガーレールブラケット3の突出壁19を貫通して上方に突出しており、突出壁19の下方において位置調節用ナット17が螺合され、突出壁19の上方においてロックナット18が螺合されている。
【0021】
かごドアを上方に移動させる場合には、まず、ロックナット18を回転させて所望の位置に移動させる。次いで、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をバックアングル2、2に固定しているボルト10を緩める。位置調節用ナット17をスパナ等で上方に移動する方向に回転させると、ドアハンガーレールブラケット3が位置調節用ナット17と共に上昇する。
【0022】
そして、ドアハンガーレールブラケット3の突出壁19の上面がロックナット18に突き当たると、位置調節用ナット17の回転を停止する。最後に、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をボルト10でバックアングル2に固定すると調節が終了する。なお、かごドアを下方に移動させる場合には、まず、位置調節用ナット17を回転させてドアハンガーレールブラケット3の位置を調節した後、ロックナット18を回転させて突出壁19の上面に当接させることになる。
【0023】
第1の実施形態と同様に、位置調節用ナット17を回転させることでかごドアの上下方向の位置を調節することができるため、作業者がかごドアを持ち上げる必要がなく、落下の危険性も無いため、容易且つ安全に作業を行うことができる。
【0024】
また、本実施形態では、支持ブラケット11がドアハンガーレールブラケット3の下方に配されているため、ボルト10を緩めすぎたり、ボルト10が折損したりしてドアハンガーレールブラケット3が落下しても、支持ブラケット11に当たって停止するため、安全である。
【0025】
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。図5は本発明の第3の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図、図6は図5の要部拡大図である。
【0026】
本実施形態では、支持ブラケット11が、水平壁12と、その一側辺から垂直下方に延びる垂直壁13とから成っており、垂直壁13が、ドアハンガーレールブラケット3とバックアングル2との間に挟み込まれた状態で、ボルト10によりドアハンガーレールブラケット3と共にバックアングル2に共締め固定されている。
【0027】
ジャッキボルト14は、頭部(図示せず)が支持ブラケット11の水平壁12の上面に当接し、直軸部16が水平壁12、ドアハンガーレールブラケット3の突出壁9を貫通して垂直下方に延びており、突出壁9の下方において位置調節用ナット17が螺合され、突出壁9と水平壁12の間においてロックナット18が螺合されている。
【0028】
かごドアを上方に移動させる場合には、まず、ロックナット18を回転させて所望の位置に移動させる。次いで、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をバックアングル2に固定しているボルト10を緩める。位置調節用ナット17をスパナ等で上方に移動する方向に回転させると、ドアハンガーレールブラケット3が位置調節用ナット17と共に上昇する。
【0029】
そして、ドアハンガーレールブラケット3の突出壁9の上面がロックナット18に突き当たると、位置調節用ナット17の回転を停止する。最後に、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をボルト10でバックアングル2に固定すると調節が終了する。なお、かごドアを下方に移動させる場合には、まず、位置調節用ナット17を回転させてドアハンガーレールブラケット3の位置を調節した後、ロックナット18を回転させて突出壁9の上面に当接させることになる。
【0030】
第1の実施形態と同様に、位置調節用ナット17を回転させることでかごドアの上下方向の位置を調節することができるため、作業者がかごドアを持ち上げる必要がなく、落下の危険性も無いため、容易且つ安全に作業を行うことができる。
【0031】
また、本実施形態では、ドアハンガーレールブラケット3を固定するボルト10によって支持ブラケット11を共締め固定しているため、支持ブラケット11をバックアングル2に固定するための溶接等の加工を施す必要が無く、製造が容易になるという利点が有る。
【0032】
次に、本発明の第4の実施形態を説明する。図7は本発明の第4の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図、図8は図7の要部拡大図、図9は図8の要部縦断面図である。
【0033】
本実施形態では、支持ブラケット11が、水平壁12と、その一側辺から垂直上方に延びる垂直壁13とから成っており、垂直壁13は、その上端部から水平壁12と背反する方向に突出する爪部13aを有しており、その先端部は上方に屈曲している。バックアングル2の内側面には、爪部13aを挿入係合する複数のブラケット支持部としてのスリット21が上下に所定間隔をおいて形成されている。なお、爪部13aは、図10に示すように、下方に突出していてもよい。
【0034】
ジャッキボルト14は、頭部15が支持ブラケット11の水平壁12の上面に当接し、直軸部16が水平壁12、ドアハンガーレールブラケット3の突出壁9を貫通して垂直下方に延びており、突出壁9の下方において位置調節用ナット(図示せず)が螺合され、突出壁9と水平壁12の間においてロックナット18が螺合されている。
【0035】
かごドアを上方に移動させる場合には、まず、ロックナット18を回転させて所望の位置に移動させる。次いで、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をバックアングル2に固定しているボルト10を緩める。位置調節用ナットをスパナ等で上方に移動する方向に回転させると、ドアハンガーレールブラケット3が位置調節用ナットと共に上昇する。
【0036】
そして、ドアハンガーレールブラケット3の突出壁9の上面がロックナット18に突き当たると、位置調節用ナットの回転を停止する。最後に、ドアハンガーレールブラケット3の両端部をボルト10でバックアングル2に固定すると調節が終了する。なお、かごドアを下方に移動させる場合には、まず、位置調節用ナットを回転させてドアハンガーレールブラケット3の位置を調節した後、ロックナット18を回転させて突出壁9の上面に当接させることになる。
【0037】
第1の実施形態と同様に、位置調節用ナットを回転させることでかごドアの上下方向の位置を調節することができるため、作業者がかごドアを持ち上げる必要がなく、落下の危険性も無いため、容易且つ安全に作業を行うことができる。
【0038】
また、本実施形態では、支持ブラケット11がバックアングル2に着脱可能であるため、ドアハンガーレールブラケット3の位置調節の終了後に支持ブラケット11を取り外して他のエレベータで使用することができる。
【0039】
また、バックアングル2は、上下方向に間隔をおいて設けられた複数のスリット21を有しているため、かごドアの高さが異なる複数種類のエレベータで共通して用いることができるという利点がある。
【0040】
なお、支持ブラケット11をバックアングル2に着脱可能に取り付ける構造は、爪部13aとスリット21以外の構造、例えばボルトとナット等であってもよい。
【0041】
なお、上記各実施形態では、かごドアのドアハンガーの高さ調節装置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は乗場ドアのドアハンガーの高さ調節装置に適用することもできる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、位置調節用部材を回転させることで、かごドアの上下方向の位置の調節を安全且つ効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】本発明の第2の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図。
【図4】図3の要部拡大図。
【図5】本発明の第3の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図。
【図6】図5の要部拡大図。
【図7】本発明の第4の実施形態の高さ調節装置を備えたエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図。
【図8】図7の要部拡大図。
【図9】図8の要部縦断面図。
【図10】図8の要部縦断面図。
【図11】従来のエレベータのかごドア部の構造を示す斜視図。
【図12】図10の要部拡大図。
【符号の説明】
2 バックアングル(枠体)
3 ドアハンガーレールブラケット
11 支持ブラケット
14 ジャッキボルト(軸)
17 位置調節用ナット(位置調節用部材)
Claims (5)
- かごドア又は乗場ドアを吊り下げ支持する枠体の上部に上下方向に移動可能に取り付けられたドアハンガーレールブラケットと、このドアハンガーレールブラケットの上方又は下方に配され前記枠体の上部に固定された支持ブラケットと、この支持ブラケットに固定され前記ドアハンガーレールブラケットを貫通すると共に外周部にネジが形成された軸と、この軸に螺合すると共に前記ドアハンガーレールブラケットを受け止め支持する位置調節用部材とを備えたことを特徴とするエレベータのドアハンガーの高さ調節装置。
- 前記支持ブラケットが前記ドアハンガーレールブラケットの下方に配されたことを特徴とする請求項1記載のエレベータのドアハンガーの高さ調節装置。
- 前記支持ブラケットと前記ドアハンガーレールブラケットが前記枠体に共締め固定されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータのドアハンガーの高さ調節装置。
- 前記支持ブラケットが前記枠体に着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載のエレベータのドアハンガーの高さ調節装置。
- 前記枠体に前記支持ブラケットを着脱可能に支持するブラケット支持部が上下方向に間隔をおいて複数個設けられたことを特徴とする請求項4記載のエレベータのドアハンガーの高さ調節装置。
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012206850A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのカゴドア装置 |
CN107337070A (zh) * | 2017-09-06 | 2017-11-10 | 高亚贵 | 一种垂直电梯用电梯门 |
WO2019239593A1 (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-19 | 三菱電機株式会社 | エレベータのドア支持装置 |
CN112654576A (zh) * | 2018-09-04 | 2021-04-13 | 因温特奥股份公司 | 用于将横梁紧固在电梯设备中的装置 |
WO2024121883A1 (ja) * | 2022-12-05 | 2024-06-13 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかごドア装置 |
-
2003
- 2003-03-28 JP JP2003091989A patent/JP2004299806A/ja active Pending
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