JP2004288440A - 電子機器用スイッチ、電子機器及び電子機器の製造装置 - Google Patents
電子機器用スイッチ、電子機器及び電子機器の製造装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】機器操作面側に配置可能される操作ボタン50と、この操作ボタン50の正面押圧面50Pの中心部を挟んで互いに対向する複数位置を押圧することでそれぞれ接触可能とされる複数のスイッチ本体51,52とを備え、これらのスイッチ本体51,52が配列される配列平面Pに対して操作ボタン50の正面押圧面50Pを傾斜して設ける。電子機器1の機器操作面側の厚み寸法を小さくしても、操作ボタン50の平面形状を小さくしなくても済むので、操作ボタン50の押圧操作がしやすくなる。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器用スイッチ、電子機器及び電子機器の製造装置に関する。
【0002】
【従来技術】
DVD(Digital Versatile Disc)を用いた装置、ビデオデッキ、ゲーム機器、その他の電子機器においては、機器本体の機器操作面側にディスク挿入口や電子機器用スイッチ等が設けられる。
この電子機器用スイッチには、機器操作面側に配置される円形の押圧面を有する操作ボタンと、この操作ボタンの押圧面を押圧することで接触可能とされるスイッチ本体とを備えたタクトスイッチが知られている。
【0003】
タクトスイッチには、正面押圧面の中心部を挟んで対向配置された複数の位置が押圧可能とされた操作ボタンを備え、この操作ボタンの押圧可能箇所の1つを押圧することで複数のスイッチ本体のうち1つを接触させるものがある。
このタイプのタクトスイッチの従来例として、複数のスイッチ本体が平板状の電子基板に沿って配列され、このスイッチ本体が配列される配列平面に対して操作ボタンの正面押圧面が平行に配置されたものがある(特許文献1)。
通常、電子機器は、板厚の平板状のケーシングを備えている。このケーシングの底面が機器接地面とされ、板厚部分の正面が機器操作面とされており、その機器操作面が機器接地面に対して垂直に形成されている。タクトスイッチは、その正面押圧面が機器操作面に対して平行になるように電子機器に取り付けられている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−143557号公報(図11参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
最近では、電子機器の小型化の要請が大きく、電子機器によっては、ケーシングの正面厚み(高さ)寸法を小さくする要請があるものがある。ケーシングの正面高さ寸法を小さくすることにより機器操作面の高さ寸法も小さくなり、その結果、操作ボタンも小さくせざるを得ない。
しかしながら、1つの操作ボタンで複数の異なる位置を押圧可能とされたタクトスイッチでは、操作ボタンの押圧面の大きさを小さくすると、操作性が悪くなるため、その操作ボタンの小型化にも限界がある。
【0006】
本発明の目的は、機器操作面側の厚み寸法を小さくした電子機器に取り付ける場合でも、操作ボタンの押圧操作がしやすい電子機器用スイッチ、電子機器及び電子機器の製造装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、電子機器の機器操作面側に配置可能される操作ボタンと、この操作ボタンの正面押圧面の中心部を挟んで互いに対向する少なくとも2位置を押圧することでそれぞれ接触可能とされる複数のスイッチ本体とを備えた電子機器用スイッチであって、前記複数のスイッチ本体が配列される配列平面に対して前記操作ボタンの正面押圧面が傾斜して設けられることを特徴とする電子機器用スイッチである。
【0008】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載された電子機器用スイッチと、この電子機器用スイッチを機器操作面側に配置した機器本体とを備えたことを特徴とする電子機器である。
【0009】
請求項9に記載の発明は請求項8に記載された電子機器を製造する装置であって、前記金型内に材料を射出して前記ケーシングを製造するケーシング製造装置を備え、前記金型は、前記ケーシングの外面を形成する固定型と、この固定型に対して近接離隔し前記ケーシングの内面を形成する可動型とを備え、前記固定型は前記開口部を形成するための第1成型部を備え、前記可動型は前記第1成型部と当接可能とされ前記開口部を形成するための第2成型部を備え、前記第1成型部は前記機器操作面の法線方向に略沿って形成され、前記第2成型部は前記ケーシングの接地面に略沿って形成されていることを特徴とする電子機器の製造装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態にかかる電子機器1の全体構成を示すもので、(A)は電子機器1の正面図、(B)は電子機器1の一部を示す側面図、(C)は(B)のC−C線に沿う矢視図である。
図1において、電子機器1は、DVD装置であって、薄い箱状の機器本体2と、この機器本体2の正面側にそれぞれ設けられた電子機器用スイッチ3及び操作用スイッチ群4とを備えている。
【0011】
図1(A)(C)に示される通り、機器本体2は、ケーシング20の内部に電子機器類が収納された構造であり、その正面の上部には機器操作面20Aが形成されている。機器操作面20Aの中央にはディスク挿入口21が形成され、このディスク挿入口21に隣接して表示部22が設けられ、この表示部22に隣接して電子機器用スイッチ3が配置されている。操作用スイッチ群4は機器操作面20Aの下方に配置されている。
ケーシング20はプラスチックの射出成形品であり、図1(B)に示される正面部と、図示しない本体部とから構成される。
電子機器用スイッチ3は、第1スイッチ5と、この第1スイッチ5の中心部に設けられたキースイッチ6と、第1スイッチ5の周囲に設けられた4個の第2スイッチ7とを備えている。
【0012】
第1スイッチ5は操作ボタン50を備えたタクトスイッチであり、この操作ボタン50の正面押圧面50Pには押圧位置に対応して4つの矢印50A,50B,50C,50Dが示されている。これらの矢印50A,50B,50C,50Dは正面押圧面50Pの径方向に向いて表示され、互いに90度の間隔とされている。
第2スイッチ7は、ボタン部70を備えたタクトスイッチであり、キースイッチ6はキーボタン60を備えたタクトスイッチである。
【0013】
図1(B)に示される通り、ケーシング20の接地面20B及び天板面20Cに対して機器操作面20Aがそれぞれ角度θをもって上向きに傾斜して設けられており、機器操作面20A側に電子機器用スイッチ3が配置されている。
操作ボタン50は、その正面押圧面50Pが機器操作面20Aと略平行になるようにケーシング20に設けられており、キーボタン60は、その正面押圧面60Pが機器操作面20Aと略平行になるようにケーシング20に設けられている(図3参照)。
【0014】
電子機器用スイッチ3の詳細な構造が図2及び図3に示されている。
図2は電子機器用スイッチ3の要部の正面図であり、図3は電子機器用スイッチ3の要部の断面図である。
図2及び図3において、第1スイッチ5は、操作ボタン50の他に、操作ボタン50の正面押圧面50Pを押圧することで接触可能とされる4個のスイッチ本体51〜54と、これらのスイッチ本体51〜54と操作ボタン50とを連結する連結部材55と、この連結部材55にヒンジ56を介して連結され操作ボタン50を反押圧方向に付勢する弾性部材57を備えている。この弾性部材57はフレーム30と結合されており、このフレーム30は電子基板23に取り付けられており、この電子基板23はケーシング20の接地面20Bに対して垂直に取り付けられている。
【0015】
操作ボタン50は、正面押圧面50Pが形成される略リング状の板状部501と、この板状部501の外周部に形成され内周部で連結部材55が係止される筒状部502とを備えてキャップ状に形成されている。操作ボタン50の一部はケーシング20に形成された開口部20Dから外部に露出されている。
筒状部502の外周縁部とヒンジ56の配置位置とは正面押圧面50Pの法線V上で略一致する。なお、図2は、電子機器用スイッチ3を連結部材55の正面から見ている図であるため、筒状部502の外周縁部とヒンジ56の配置位置とがずれて見える箇所がある。
図4(A)(B)に示される通り、筒状部502の開口端縁には鍔部502Aが形成され、この鍔部502Aの矢印50C,50Dと対応する部分には係止用突起部502Bが形成され、これらの係止用突起部502Bには係止用孔部502Cが形成されている。
【0016】
図2及び図3において、4個のスイッチ本体51〜54は電子基板23に並んで配置されており、この電子基板23の平面がスイッチ本体の配列平面Pを構成する。配列平面Pの法線方向では操作ボタン50の4つの矢印50A,50B,50C,50Dの位置にスイッチ本体51〜54がそれぞれ対応しており、操作ボタン50の矢印50A,50B,50C,50Dのいずれかの位置を押圧することで、これと対応するスイッチ本体51〜54のみが接触する構造となっている。なお、図3では4個のスイッチ本体51〜54のうち3つのスイッチ本体51〜53のみ示す。
【0017】
スイッチ本体51は、連結部材55の裏面に形成された当接部55Aと当接可能とされる接触部58と、この接触部58を出没自在に支持するとともに電子基板23に固定されたスイッチボックス59とを備えており、この接触部58が没入した際に接触信号が発信される構成である。
他のスイッチ本体51〜54は、それぞれスイッチ本体51と同じ構造である。
ここで、フレーム30、弾性部材57、ヒンジ56及び連結部材55はABS樹脂等の弾性を有するプラスチックから一体に形成されており、弾性部材57の弾性力により、連結部材55がスイッチ本体51〜54から離隔する方向(操作ボタンの反押圧方向)に付勢されるものであり、操作ボタン50を押圧することで、当該弾性力に抗して連結部材55がスイッチ本体51〜54に当接する。本実施形態では、操作ボタン50の矢印50A,50B,50C,50Dのいずれの位置を押圧しても、その押圧力(弾性力)が等しくなるように、弾性部材57は、一端部がヒンジ56に結合され他端部がフレーム30と結合され、かつ、連結部材55の外周縁に沿って略円弧状に形成されている。
【0018】
連結部材55は、配列平面Pと略平行に配置される円板部550と、この円板部550から操作ボタン50側に向けてそれぞれ立設されるとともに高さ寸法の異なる高腕部551、低腕部552及び中腕部553,554と、電子基板23側に向けて立設される支持部555とを備えている。高腕部551はスイッチ本体51に対応するものであり、低腕部552はスイッチ本体52に対応するものであり、これらの高腕部551と低腕部552は支持部555を挟んで対向配置されている。一方の中腕部553はスイッチ本体53に対応するものであり、他方の中腕部554はスイッチ本体54に対応するものであって、これらの中腕部553,554は支持部555を挟んで対向配置されている。
【0019】
高腕部551は、円板部550の径方向に沿って断面が細長く形成されており、その先端部には操作ボタン50の端部を位置決めする位置決め部551Aが形成されている。この位置決め部551Aより円板部550の中心側は操作ボタン50の筒状部502の内周に係合する係合突起とされている。
低腕部552は、円板部550の周方向に沿って形成されており、その先端部は操作ボタン50の筒状部502の内周側に係合されている。
中腕部553,554は、それぞれ円板部550の周方向に沿って形成されており、その先端部は操作ボタン50の係止用孔部502Cに係合される楔部とされる。
支持部555は、その先端部が電子基板23と当接しており、この支持部555を中心に円板部550が揺動自在とされる。
【0020】
第2スイッチ7は、ボタン部70の他に、スイッチ本体71を備えて構成されている。スイッチ本体71はスイッチ本体51と同様な構造である。
ボタン部70はフレーム30と一体に形成されており、その正面押圧面70Aが操作ボタン50の正面押圧面50Pと平行とされている(図1参照)。
ボタン部70とフレーム30との接続部分は弾性部材として機能するもので、ボタン部70は常時スイッチ本体71から離隔する方向に付勢され、ボタン部70は、その正面押圧面70Aが押圧されると、弾性力に抗してスイッチ本体71に接触する。
【0021】
キーボタン60は、略有底円筒状に形成されており、操作ボタン50の正面押圧面50Pの中心円形部から出没自在に配置されている。
キーボタン60はキー用連結部61を介してキースイッチ本体62に連結されている。
キー用連結部61は、円板部550と略平行であって円板部550より操作ボタン50側に配置される板部610と、この板部610からキーボタン60側に向けて立設されるキー用腕部611と、板部610から電子基板23側に向けて立設される支持部612とを備えている。
【0022】
板部610はキー用フレーム31に設けられており、このキー用フレーム31はフレーム30に取り付けられている。キー用連結部61及びキー用フレーム31はプラスチックにより一体に形成されている。
板部610は、それ自体弾性を有するものであり、常時、キー用連結部61をキースイッチ本体62から離隔する方向に付勢する。キーボタン60は、その正面押圧面60Pが押圧されると、弾性力に抗してスイッチ本体62に接触する。
【0023】
板部610は高腕部551を貫通する貫通孔610Aが形成されており、この貫通孔610Aは高腕部551の正面形状に沿って長孔に形成される。
キー用腕部611はキーボタン60の開口端部に係合されるもので、先端部に正面略「十字」状の係合部を備えている。
支持部612は、その先端部側が円板部550の中心部に形成された挿通孔550Aを挿通している。
キースイッチ本体62はスイッチ本体51と同様の構造である。
図2に示される通り、互いに対向した2個のスイッチ本体53,54を結び支持部555を通過する線分Cを間に挟んで2個のスイッチ本体51,52が対向配置され、これらのスイッチ本体51,52の中間点は線分Cから離れたキースイッチ本体62の位置にある。換言すれば、スイッチ本体53,54はキースイッチ本体62の上方にオフセットされて配置されている。線分C上、スイッチ本体53,54は支持部555との寸法が同じであり、この線分Cと直交するようにスイッチ本体51,52が配置され、これらのスイッチ本体51,52を結ぶ線分は支持部555を通過する。スイッチ本体51と支持部555との寸法はスイッチ本体52と支持部555との寸法に対して短い。
【0024】
次に、電子機器1を製造する装置について説明する。
まず、ケーシング20をケーシング製造装置により製造する。図5及び図6にはケーシング製造装置で使用される射出成形用の金型100が示されている。
図5において、金型100は、ケーシング20の外面を形成する固定型101と、この固定型101に対して近接離隔しケーシング20の内面を形成する可動型102とを備えており、これらの固定型101と可動型102との間に形成されたキャビティに溶融樹脂を射出することでケーシング20が射出成形されるものである。
【0025】
図6は図5のケーシング20の開口部20Dを中心に拡大した金型の詳細な構造を示す断面図である。
図6において、固定型101は、その先端部に開口部20Dを形成するための第1成型部101Aを備え、この第1成型部101Aは、その先端面Lが開口部20Dの厚さ方向の中心部に達するもので、機器操作面20Aの法線V方向に略沿って形成されている。具体的には、第1成型部101Aは法線Vに対して角度αだけ先細った形状とされている。
【0026】
可動型102は第1成型部101Aと当接可能とされ開口部20Dを形成するための第2成型部102Aを備え、この第2成型部102Aは、その先端面Lが開口部20Dの厚さ方向の中心部に達するもので、ケーシング20の接地面20Bと平行な平面Bに略沿って形成されている。具体的には、第2成型部102Aは、平面Bと平行な部位と平面Bに対して角度βだけ先細った部位とを有する。
このようにケーシング製造装置で製造されたケーシング20に別途製造された電子機器用スイッチ3や内部電子部品を組み込み、電子機器1を製造する。
【0027】
従って、本実施形態では、次の効果を奏することができる。
(1)電子機器1の機器操作面側に配置可能される操作ボタン50と、この操作ボタン50の正面押圧面50Pの中心部を挟んで互いに対向する4位置を押圧することでそれぞれ接触可能とされる4個のスイッチ本体51〜54とを備えて第1スイッチ5を構成し、これらのスイッチ本体51〜54が配列される配列平面Pに対して操作ボタン50の正面押圧面50Pが傾斜して設けられるので、電子機器1の機器操作面側の厚み寸法(高さ寸法)を小さくしても、操作ボタン50の平面形状を小さくしなくても済むので、操作ボタン50の押圧操作をしやすくできる。また、操作ボタン50が電子機器1の正面に対して傾斜して設けられていることで、操作ボタン50を電子機器1の正面だけでなく上方や側方からも操作することができる。
【0028】
(2)第1スイッチ5は、操作ボタン50とスイッチ本体51〜54とを連結する連結部材55と、この連結部材55にヒンジ56を介して連結され操作ボタン50を反押圧方向に付勢する弾性部材57とを備えて構成されるので、弾性部材57によって、常時、スイッチ本体51〜54から連結部材55が離隔され、操作ボタン50の押圧時に連結部材55がスイッチ本体51〜54に接触することになるので、第1スイッチ5を接触良好なタクトスイッチとすることができる。
その上、操作ボタン50は、正面押圧面50Pが形成される板状部501と、この板状部501の外周部に形成され内周部で連結部材55が係止される筒状部502とを備えてキャップ状に形成されており、ヒンジ56の配置位置と操作ボタン50の外周縁部とは正面押圧面Pの法線V上で略一致する構成としたので、ヒンジ56を操作ボタン50の外周縁の内側にもってくることができるため、操作ボタン50自体の正面の大きさを大きなものにできる。つまり、操作ボタンと連結部材とを一体化して構成することも考えられるが、この構造では、レイアウト上、連結部材の中心部に連結部材より小さな操作ボタンを一体形成しなければならない。この場合、連結部材を大きくすれば操作ボタンも大きくなるが、それでは、電子機器の小型化の要請を満たさないことになる。これに対して、本実施形態のように、操作ボタン50をキャップ形状とすれば、操作ボタン50の筒状部502の周縁部で連結部材55を押圧することができるので、筒状部502を連結部材55と略同一の大きさにできるため、連結部材55を大きくしなくても、操作ボタン50自体を大きくできる。
【0029】
(3)連結部材55は配列平面Pと略平行に配置される円板部550と、この円板部550にそれぞれ立設されるとともに高さ寸法の異なる高腕部551及び低腕部552とを備え、高腕部551の先端部には筒状部502の端部を位置決めする位置決め部551Aが形成されているので、電子機器1の組み立てのために、操作ボタン50を連結部材55に嵌め込む際に高腕部551に力がかかっても、この高腕部551に位置決め部551Aが形成されていることで、この位置決め部551Aに当たるまで操作ボタン50を押しつければよく、操作ボタン50の装着作業が容易となる。
【0030】
(4)操作ボタン50の正面押圧面50Pの中心部にはキーボタン60が出没自在に配置され、このキーボタン60はキー用連結部61を介してキースイッチ本体62に連結されているので、4方向切換可能な操作ボタン50の中心に配置されるキーボタン60をエンターキーとして使用することで、方向の切換操作と、実行操作とを瞬時に行える。
しかも、キー用連結部61には高腕部551を貫通する貫通孔610Aが形成されているので、キーボタン60と操作ボタン50とが互いに干渉しないで狭いスペース内でレイアウト可能となる。
【0031】
(5)高腕部551は連結部材55の径方向に沿って細長く形成され、貫通孔610Aは高腕部551に沿って長孔とされるので、操作ボタン50の装着時に大きな力のかかる高腕部551の強度を大きなものにできる。
【0032】
(6)スイッチ本体51〜54は、互いに対向した2個のスイッチ本体53,54と、これらのスイッチ本体53,54同士を結ぶ線分Cを挟んで互いに対向配置され中間点であるキースイッチ本体62の配置位置が線分Cから離れた位置にあるスイッチ本体51,52とを備えて構成されたので、キースイッチ本体62に対してスイッチ本体53,54が所定方向にオフセットされることになり、操作ボタンの押しにくい部位を押圧しても、その部位に対応するスイッチ本体を確実に接触作動させることができる。つまり、本実施形態では、配列平面Pに対して操作ボタン50の正面押圧面50Pが上方に向けて傾斜配置されており、操作ボタン50の下方の矢印50Aに対応する部位が押圧しにくい構成となっているが、スイッチ本体51と支持部555との寸法がスイッチ本体52と支持部555との寸法に対して長く形成されていることになるので、弱い力で矢印50Aの部位を押圧しても、その押圧力がスイッチ本体51に確実に伝わることになり、スイッチの接触動作を確実にすることができる。
(7)前述の構成の電子機器用スイッチ3と、電子機器用スイッチ3を機器操作面側に配置した機器本体2を備えて電子機器1を構成したので、前述の(1)〜(6)の効果を奏する電子機器1を提供することができる。
【0033】
(8)機器本体1は、機器操作面20A側に操作ボタン50を挿通するための開口部20Dが形成されたケーシング20を備え、このケーシング20の接地面20Bに対して機器操作面20Aが傾斜して設けられ、機器操作面20Aと操作ボタン50の正面押圧面50Pとが略平行となるようにしたので、機器操作面20Aと操作ボタン50の正面押圧面50Pとが平行となり、電子機器1の外観が良好となる。
【0034】
(9)金型100内に樹脂を射出してケーシング20を製造するケーシング製造装置を備えたので、ケーシング20の製造を容易に行える。
金型100は、ケーシング20の外面を形成する固定型101と、この固定型101に対して近接離隔しケーシング20の内面を形成する可動型102とを備え、固定型101は開口部20Dを形成するための第1成型部101Aを備え、可動型102は第1成型部101Aと当接可能とされ開口部20Dを形成するための第2成型部102Aを備え、第1成型部101は機器操作面の法線方向に略沿って形成され、第2成型部102はケーシング20の接地面20Bに略沿って形成されているので、法線V方向から見て円形の開口部20Dを有するケーシング20を容易に射出成形することができる。
【0035】
(10)第2スイッチ7を第1スイッチ5の周囲に配置したので、スイッチ類が所定箇所に集中することになり、電子機器1の操作が容易となる。
(11)第1スイッチ5の連結部材55、ヒンジ56及び弾性部材57と、第2スイッチ7のボタン部70とはフレーム30とともに射出成形で一体に成形されているので、第1スイッチ5及び第2スイッチ7の製造を容易に行うことができる。
【0036】
(12)第1スイッチ5の連結部材55は、4個のスイッチ本体51〜54のそれぞれに当接する4カ所の当接部を円板部550の支持部555を中心として配列し、この支持部555の先端を電子基板23に当接する構成としたから、支持部555を中心とした円板部550の揺動を円滑に行うことができるので、4個のスイッチ本体51〜54のいずれかの接触操作を簡易な構成で達成することができる。
(13)電子機器1の上に電子機器1の画像情報を表示する表示装置を配置した場合、表示装置が操作者の正面に位置するため、操作者は斜め下に位置する操作ボタン50を操作することになるが、本実施形態では、操作ボタン50を上向きに傾斜して形成したので、操作ボタン50の操作がし易くなる。
【0037】
なお、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、スイッチ本体51〜54を4個設けるとともに操作ボタン50を4位置切換可能な構成としたが、本発明では、スイッチ本体の数や操作ボタンの切換可能箇所は4個に限定されるものではなく、2個、3個、5個、6個以上であってもよい。例えば、スイッチ本体の数や操作ボタンの切換可能箇所を2個にしてもよく、この場合、2個のスイッチ本体51,52を設け、操作ボタン50を矢印50A,50Bの2位置切換可能な構成とすることができる。
さらに、本発明に適用される電子機器1はゲーム機器、ビデオデッキ、その他の電子機器であってもよい。
【0038】
また、ケーシング20をプラスチックから形成したが、ケーシング20の材質は制限されるものではなく、例えば、アルミニウム等の金属材料から形成することも可能である。アルミニウム等の金属材料からケーシング20を形成する場合には、ダイカスト装置を用いることができ、この場合、金型100はダイカスト専用のものを利用する。
【0039】
前記実施形態では、操作ボタン50をキャップ状に形成し、連結部材55に着脱自在の構造としたが、本発明では、連結部材55に操作ボタン50を一体に形成したものでもよい。
また、キースイッチ6や第2スイッチ7を必ずしも設けることを要せず、第1スイッチ5のみ設ける構造でもよい。
【0040】
前記実施形態では弾性部材57を連結部材55に一体に形成されたプラスチックから形成したが、本発明では、連結部材55と電子基板23との間に介装されたばねから弾性部材を構成するものでもよい。
操作ボタン50の正面押圧面50Pの傾斜方向は上向きに限定されるものではなく、下向き、横向きであってもよい。ケーシング20の機器操作面20Aの傾斜方向も操作ボタン50の傾斜方向に合わせて下向き、横向きにしてもよく、あるいは、操作ボタン50の傾斜方向に関係なく角度を設定してもよい。例えば、機器操作面20Aを設置面20Bと垂直に形成するものでもよい。
【0041】
さらに、前記実施形態では、互いに対向した2個のスイッチ本体53,54を結ぶ線分Cからスイッチ本体51,52の中間点にあるキースイッチ本体62が下方に離れて配置され、換言すれば、スイッチ本体53,54は上側にオフセットされて配置された構成であったが、本発明では、オフセットすることなくスイッチ本体53,54とキースイッチ本体62とが一直線上に配置されるものでもよい。仮に、スイッチ本体53,54がオフセットされる構成であっても、前記実施形態のように上側にオフセットされるものでなくてもよく、下側にオフセットされるものでもよい。さらに、スイッチ本体51,52が右側又は左側にオフセットする構成であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる電子機器を示すもので、(A)は全体を示す正面図、(B)は一部を示す側面図、(C)は(B)のC−C線に沿う矢視図である。
【図2】電子機器用スイッチの要部の正面図である。
【図3】電子機器用スイッチの要部の断面図である。
【図4】操作ボタンを示すもので、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図5】ケーシングを製造する金型の概略を示す断面図である。
【図6】図5の金型の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 電子機器
2 機器本体
3 電子機器用スイッチ
5 第1スイッチ
6 キースイッチ
20 ケーシング
20A 機器操作面
20B 接地面
20D 開口部
23 電子基板
50 操作ボタン
50P 正面押圧面
51〜54 スイッチ本体
55 連結部材
56 ヒンジ
57 弾性部材
60 キーボタン
100 金型
101 固定型
102 可動型
101A 第1成型部
102A 第2成型部
501 板状部
502 筒状部
551 高腕部
551A 位置決め部
552 低腕部
610A 貫通孔
Claims (9)
- 電子機器の機器操作面側に配置可能される操作ボタンと、この操作ボタンの正面押圧面の中心部を挟んで互いに対向する少なくとも2位置を押圧することでそれぞれ接触可能とされる複数のスイッチ本体とを備えた電子機器用スイッチであって、
前記複数のスイッチ本体が配列される配列平面に対して前記操作ボタンの正面押圧面が傾斜して設けられることを特徴とする電子機器用スイッチ。 - 請求項1に記載の電子機器用スイッチにおいて、
前記操作ボタンと前記スイッチ本体とを連結する連結部材と、この連結部材にヒンジを介して連結され前記操作ボタンを反押圧方向に付勢する弾性部材とを備え、
前記操作ボタンは、前記正面押圧面が形成される板状部と、この板状部の外周部に形成され内周部で前記連結部材が係止される筒状部とを備えたキャップ状に形成され、
前記ヒンジの配置位置と前記操作ボタンの外周縁部とは前記正面押圧面の法線上で略一致することを特徴とする電子機器用スイッチ。 - 請求項2に記載の電子機器用スイッチにおいて、
前記連結部材は前記配列平面と略平行に配置される円板部と、この円板部にそれぞれ立設されるとともに高さ寸法の異なる高腕部及び低腕部とを備え、前記高腕部の先端部には前記筒状部の端部を位置決めする位置決め部が形成されていることを特徴とする電子機器用スイッチ。 - 請求項3に記載の電子機器用スイッチにおいて、
前記操作ボタンの正面押圧面の中心部にはキーボタンが出没自在に配置され、このキーボタンはキー用連結部を介してキースイッチ本体に連結され、前記キー用連結部には前記高腕部を貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする電子機器用スイッチ。 - 請求項4に記載の電子機器用スイッチにおいて、
前記高腕部は前記連結部材の径方向に沿って細長く形成され、前記貫通孔は前記高腕部に沿って長孔とされることを特徴とする電子機器用スイッチ。 - 請求項4又は5に記載の電子機器用スイッチにおいて、
前記スイッチ本体は、互いに対向した2個のスイッチ本体と、これらのスイッチ本体同士を結ぶ線分を挟んで互いに対向配置され中間点が前記線分から離れた位置にある2個のスイッチ本体とを備えた特徴とする電子機器用スイッチ。 - 請求項1〜6のいずれかに記載された電子機器用スイッチと、この電子機器用スイッチを機器操作面側に配置した機器本体とを備えたことを特徴とする電子機器。
- 請求項7に記載の電子機器において、
前記機器本体は、前記機器操作面側に前記操作ボタンを挿通するための開口部が形成されたケーシングを備え、このケーシングの接地面に対して前記機器操作面が傾斜して設けられ、前記機器操作面と前記正面押圧面が略平行となるように前記電子機器用スイッチを前記ケーシングに取り付けたことを特徴とする電子機器。 - 請求項8に記載された電子機器を製造する装置であって、
前記金型内に材料を射出して前記ケーシングを製造するケーシング製造装置を備え、前記金型は、前記ケーシングの外面を形成する固定型と、この固定型に対して近接離隔し前記ケーシングの内面を形成する可動型とを備え、前記固定型は前記開口部を形成するための第1成型部を備え、前記可動型は前記第1成型部と当接可能とされ前記開口部を形成するための第2成型部を備え、前記第1成型部は前記機器操作面の法線方向に略沿って形成され、前記第2成型部は前記ケーシングの接地面に沿って形成されていることを特徴とする電子機器の製造装置。
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