JP2004265570A - データの記録方法、記録装置、再生方法、再生装置および記録メディア - Google Patents
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Abstract
【課題】 CD−Rへの不正なコピーを抑止する。
【解決手段】 CD−Rにデータの記録がされていない場合には、識別情報と、データとをCD−Rに記録する(ステップ104、114)とともに、この記録に使用した機器に識別情報を保存する(ステップ115)。CD−Rにデータの記録がされている場合には、CD−Rから識別情報を読み出し、読み出した識別情報が機器に保存されているときには、データのCD−Rへの記録を許可し(ステップ122)、読み出した識別情報が機器に保存されていないときには、データのCD−Rへの記録を禁止する(ステップ122)。
【選択図】 図3
【解決手段】 CD−Rにデータの記録がされていない場合には、識別情報と、データとをCD−Rに記録する(ステップ104、114)とともに、この記録に使用した機器に識別情報を保存する(ステップ115)。CD−Rにデータの記録がされている場合には、CD−Rから識別情報を読み出し、読み出した識別情報が機器に保存されているときには、データのCD−Rへの記録を許可し(ステップ122)、読み出した識別情報が機器に保存されていないときには、データのCD−Rへの記録を禁止する(ステップ122)。
【選択図】 図3
Description
この発明は、不正コピーを抑止できるデータの記録方法、記録装置、再生方法、再生装置および記録メディアに関する。
CD−R(Compact Disc Recordable)は、パーソナルコンピュータを使用することによりデジタルデータを簡単に書き込むことができる。また、CD−Rは、デジタルデータの書き込みが一度だけできるライトワンス型の記録メディアであるが、適切な書き込みソフトウェアを使用することにより、CD−Rの未記録領域には、後からデジタルデータを追加して書き込むことができ、CD−Rは追記録型の記録メディアとして使用することができる。
このため、CD−Rは、デジタルデータの記録メディアとして、音楽、画像、テキストを始めとする各種の情報の記録に広く利用されている。
なお、先行技術文献として例えば以下のものがある。
特開2000−311114号公報
ところが、CD−Rは、そのCD−Rを特定するための固有のID(IDentification;識別子)を持たないので、不正なコピーや不正に近いコピーにも使用されている。例えば、アルバム(音楽CD)から一部の曲だけを取り出してCD−Rにコピーしたり、複数のCDの曲を1枚のCD−Rにまとめて焼いたりなどに使用されている。あるいは、インターネットを通じて曲を収集してCD−Rに保存したり、さらには入手した曲をCD−Rに焼いて友人に配布したりなどにも使用されている。
この発明は、上述のような点にかんがみ、アルバムの場合であれば、曲単位でのコンテンツの流通を抑制し、その結果、曲の交換が意味を持たないようにするものである。
この発明においては、
記録装置により記録メディアにデータを記録する場合に、
上記記録メディアからこの記録メディアを識別する識別情報を読み出し、
上記記録装置が上記読み出された識別情報を保存しているとき、上記データを上記記録メディアに記録する
ことを特徴とする記録方法
とするものである。
また、この発明においては、
記録装置により記録メディアにデータを記録する場合に、
上記記録メディアにこの記録メディアを識別する識別情報が記録されていないとき、上記識別情報を作成し、
この作成した識別情報と、上記データとを上記記録メディアに記録するとともに、
上記作成した識別情報を上記記録装置に保存する
ことを特徴とする記録方法
とするものである。
さらに、この発明においては、
記録装置により記録メディアにデータを記録する場合に、
上記記録メディアにこの記録メディアを識別する識別情報が記録されているかどうかを判別し、
この判別の結果、上記記録メディアに上記識別情報が記録されていないとき、上記識別情報を作成し、
この作成した識別情報と、上記データとを上記記録メディアに記録するとともに、
上記作成した識別情報を上記記録装置に保存し、
上記判別の結果、上記記録メディアに上記識別情報が記録されているとき、上記記録メディアから上記識別情報を読み出し、
上記記録装置が上記読み出された識別情報を保存しているとき、上記データを上記記録メディアに記録する
ことを特徴とする記録方法
とするものである。
記録装置により記録メディアにデータを記録する場合に、
上記記録メディアからこの記録メディアを識別する識別情報を読み出し、
上記記録装置が上記読み出された識別情報を保存しているとき、上記データを上記記録メディアに記録する
ことを特徴とする記録方法
とするものである。
また、この発明においては、
記録装置により記録メディアにデータを記録する場合に、
上記記録メディアにこの記録メディアを識別する識別情報が記録されていないとき、上記識別情報を作成し、
この作成した識別情報と、上記データとを上記記録メディアに記録するとともに、
上記作成した識別情報を上記記録装置に保存する
ことを特徴とする記録方法
とするものである。
さらに、この発明においては、
記録装置により記録メディアにデータを記録する場合に、
上記記録メディアにこの記録メディアを識別する識別情報が記録されているかどうかを判別し、
この判別の結果、上記記録メディアに上記識別情報が記録されていないとき、上記識別情報を作成し、
この作成した識別情報と、上記データとを上記記録メディアに記録するとともに、
上記作成した識別情報を上記記録装置に保存し、
上記判別の結果、上記記録メディアに上記識別情報が記録されているとき、上記記録メディアから上記識別情報を読み出し、
上記記録装置が上記読み出された識別情報を保存しているとき、上記データを上記記録メディアに記録する
ことを特徴とする記録方法
とするものである。
この発明によれば、同じディスクに異なるパーソナルコンピュータを使用して曲をコピーするができないので、曲が不法にコピーされて流通することが抑止される。
1.構成例
図1において、符号10は、この発明を適用したパーソナルコンピュータを示し、符号20は、パーソナルコンピュータ10によりコピーを行ったCD−Rを示す。また、以下の説明においては、コピーの対象となるコンテンツが音楽の場合であり、このため、符号30は、専用のCDプレーヤを示す。
図1において、符号10は、この発明を適用したパーソナルコンピュータを示し、符号20は、パーソナルコンピュータ10によりコピーを行ったCD−Rを示す。また、以下の説明においては、コピーの対象となるコンテンツが音楽の場合であり、このため、符号30は、専用のCDプレーヤを示す。
そして、パーソナルコンピュータ10は、一般的な構成の本体部11を有するとともに、この発明に関わるものとして、ハードディスク装置12と、エンコーダ回路13と、記録回路14と、CD−Rドライブ装置15と、コピールーチン100とを有する。この場合、本体部11は、図示はしないが、CPU(Central Processing Unit)、ハードディスク装置、メモリ、入出力インターフェイス、ユーザインターフェイスなどから構成され、一般的なパーソナルコンピュータのコア部分に対応している。
また、ハードディスク装置12には、図2Aに示すように、コピーの許可されている複数の曲(曲1〜曲N)が、所定のフォーマットのファイルの状態で蓄積されている。なお、この例においては、ハードディスク装置12に蓄積されている曲1〜曲Nは、そのデジタルオーディオデータが、例えばATRAC3(登録商標)(Adaptive TRansform Acoustic Coding 3 (Trade Mark))方式によりデータ圧縮がされているものとする。
さらに、ハードディスク装置12には、図2Aにも示すように、データベースDTBSが用意される。このデータベースDTBSには、後述するようにCD−R20を識別するためのディスクIDと、そのCD−R20に記録されている曲の数と、その曲の全データ量(バイト数)とが一覧表形式で保存される。
なお、ハードディスク装置12は、本体部11のものであってもよく、すなわち、このパーソナルコンピュータ10のOS(Operating System)やアプリケーションなどがインストールされているハードディスク装置の一部であってもよい。また、エンコーダ回路13は、ハードディスク12の曲をCD−R20にコピーするとき、その曲のオーディオデータを暗号化するためのものである。なお、その暗号化の種類は任意である。
さらに、記録回路14は、記録時(書き込み時)、その記録されるデータにエラー訂正ためのエンコード処理を行うとともに、記録用の変調処理を行うものである。また、CD−Rドライブ装置15は、記録回路14から出力される記録信号をCD−R20に光学記録するものである。
また、コピールーチン100は、その詳細については後述するが、例えば図3に示すような内容とされ、曲をCD−R20にコピーするとき、適正なコピーだけを実行するものである。なお、コピールーチン100は、記憶手段(図示せず)に記憶されているものであるが、その記憶手段はハードディスク装置12であってもよい。
また、CDプレーヤ30は、この例においては、ポータブルタイプに構成されているもので、CDドライブ装置31と、再生回路32と、デコーダ回路33と、アンプ34とを有する。この場合、CDドライブ装置31は、CD−Rから信号を光学再生するものであり、再生回路32は、その再生信号に対して復調処理およびエラー訂正のデコード処理を行ってもとのオーディオデータを出力するものである。
さらに、デコーダ回路33は、暗号化されているオーディオデータの復号化処理およびデータ圧縮されているオーディオデータのデータ伸長処理を行うものである。なお、符号35は、ヘッドホンを示す。
このような構成において、ハードディスク装置12に蓄積されている曲をCD−R20にコピーするとき、パーソナルコンピュータ10においてコピールーチン100が以下のように実行される。
2.一般的なコピー
これは、ハードディスク装置12に用意されている曲1〜曲Nのうち、任意の曲をCD−R20にコピーする場合である。
これは、ハードディスク装置12に用意されている曲1〜曲Nのうち、任意の曲をCD−R20にコピーする場合である。
この場合には、CD−Rドライブ装置15に未記録(未使用)のCD−R20をセットし、次にコピールーチン100を実行する。すると、コピールーチン100の処理がステップ101からスタートし、次にステップ102において、CD−Rドライブ装置15にセットされているCD−R20が未記録であるかどうかがチェックされる。
ここで、「未記録のCD−R」とは、この発明の記録方法による記録の行われていないCD−Rを示すものとする。すなわち、未記録のCD−Rとは、後述する「ディスクID」が所定の記録エリアに記録されていないCD−Rを示し、この発明の記録方法によらない方法でデータなどが記録されているCD−Rであっても、有効な未記録領域があれば、「未記録のCD−R」に含むものとする。
そして、未記録のCD−Rのときには、処理はステップ102からステップ103に進み、このステップ103において、ディスクIDが形成される。このディスクIDは、CD−R20に固有の識別コードであり、この例においては、パーソナルコンピュータ10のハードウェアの情報を種に使用して所定のビット長の乱数を生成し、この乱数を処理して形成するものである。
続いて、ステップ104において、図2Bに示すように、ステップ103により形成したディスクIDがCD−R20の所定の記録エリアに記録される。なお、ステップ102における未記録のCD−Rのチェックは、この記録されたディスクIDを使用して行われる。
その後、処理はステップ111に進み、このステップ111において、ハードディスク装置12に用意されている曲1〜曲Nのうち、CD−R20にコピーする曲の指定待ちとなる。そこで、コピーする曲(単数あるいは複数の曲)を指定すると、処理はステップ111からステップ112に進み、このステップ112において、暗号化用のメインの鍵データが用意される。すなわち、ステップ103により形成されたディスクIDを使用してサブの鍵データが形成され、このサブの鍵データによりメインの鍵データが暗号化される。なお、ステップ111により指定された曲が複数ある場合には、暗号化後のメインの鍵データは曲ごとに異なるものとされる。
続いて、処理はステップ113に進み、このステップ113において、ハードディスク装置12に用意されている曲1〜曲Nのうち、ステップ111により指定された曲のファイルが暗号化される。この暗号化には、ステップ112により用意されたメインの鍵データが使用される。そして、このステップ113の暗号化が終了すると、処理はステップ114に進み、このステップ114において、図2Bに示すように、ステップ113により処理された曲のファイルがCD−R20に記録される。
そして、このコピーが終了すると、処理はステップ115に進み、このステップ115において、ハードディスク装置12におけるデータベースDTBSが更新される。つまり、今の場合は、未記録のCD−R20に曲をコピーしたので、ステップ103により形成したディスクIDと、CD−R20にコピーした曲の数と、その曲の全データ量(バイト数)とが、これらを1組としてデータベースDTBSに書き込まれる。
なお、このとき、データベースDTBSに書き込まれたディスクIDは、ステップ103により形成されたものであるが、ステップ104によりCD−R20に書き込まれたディスクIDでもある。そして、処理はステップ116に進み、CD−R20への曲のコピーを終了する。
したがって、ステップ101〜104、111〜116によれば、未記録のCD−R20を用意した場合には、ハードディスク装置12に用意されている曲がCD−R20にコピーされる。そして、そのとき、そのCD−R20には、固有のディスクIDが付与されるとともに、そのディスクIDはデータベースDTBSにも登録されていることになる。なお、CD−R20の再生については、後述する。
3.同一機による追加コピー
これは、上記2項により作成したCD−R20に、そのCD−R20を作成したパーソナルコンピュータを使用して、曲を新たに追加コピーする場合である。この追加コピーは許可される。
これは、上記2項により作成したCD−R20に、そのCD−R20を作成したパーソナルコンピュータを使用して、曲を新たに追加コピーする場合である。この追加コピーは許可される。
すなわち、上記2項により作成したCD−R20をCD−Rドライブ装置15にセットしてコピールーチン100を実行する。すると、ステップ102において、CD−Rドライブ装置15にセットされたCD−R20が未記録のCD−Rではないので、処理はステップ102からステップ121に進む。
そして、このステップ121において、CD−R20からディスクIDが読み出され、次にステップ122において、ステップ121により読み出されたディスクIDが、データベースDTBSに含まれているかどうかが判別される。今の場合、CD−R20は、以前にパーソナルコンピュータ10により作成しているので、CD−R20から読み出したディスクIDは、データベースDTBSに存在する。
このため、処理はステップ122からステップ111に進む。したがって、以後、上記2項の場合と同様にステップ111以降の処理が実行されるので、上述のように、CD−R20に曲をコピーできることになる。つまり、追加コピーできることになる。
こうして、CD−R20は、そのCD−R20を作成したパーソナルコンピュータを使用すれば、ハードディスク装置12の曲を新たに追加コピーすることができる。
4.他機による追加コピー
これは、パーソナルコンピュータ10と同等の機能を有する別のパーソナルコンピュータをパーソナルコンピュータ10Xとするとき、パーソナルコンピュータ10により作成したCD−R20に、パーソナルコンピュータ10Xにより曲を追加コピーをする場合である。しかし、この追加コピーは禁止される。
これは、パーソナルコンピュータ10と同等の機能を有する別のパーソナルコンピュータをパーソナルコンピュータ10Xとするとき、パーソナルコンピュータ10により作成したCD−R20に、パーソナルコンピュータ10Xにより曲を追加コピーをする場合である。しかし、この追加コピーは禁止される。
すなわち、パーソナルコンピュータ10Xにおいて、追加コピーのためコピールーチン100を実行すると、上記3項で説明したように、ステップ121において、CD−R20からディスクIDが読み出され、次にステップ122において、ステップ121により読み出されたディスクIDが、データベースDTBSに含まれているかどうかが判別される。
しかし、今の場合、CD−R20はパーソナルコンピュータ10で作成しているので、パーソナルコンピュータ10Xのハードディスク装置12のデータベースDTBSには、CD−R20から読み出したディスクIDと等しいディスクIDは存在しない。このため、処理は、ステップ122からステップ116に進み、このコピールーチン100を終了する。
したがって、パーソナルコンピュータ10Xが、パーソナルコンピュータ10と同等の機能を有するパーソナルコンピュータであっても、パーソナルコンピュータ10により作成したCD−R20に、パーソナルコンピュータ10Xにより曲を追加コピーをすることはできず、禁止されたことになる。
このことは、パーソナルコンピュータ10でCD−R20に曲のコピーをしたら、そのCD−R20には、パーソナルコンピュータ10と同等の機能を有するパーソナルコンピュータを用意しても曲の追加コピーをできないことを示している。つまり、同じCD−R20は、異なるパーソナルコンピュータを使用して曲をコピーすることはできない。
したがって、CD−R20は、パーソナルコンピュータ10以外のパーソナルコンピュータから見れば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)と等価であり、しかも、記録されている曲は暗号化されている。したがって、CD−R20は、不法な流通にとって不便であり、コピーの広がることを抑止することができる。
5.CD−R20の再生
上記2項あるいは上記3項により作成されたCD−R20は、CDプレーヤ30により再生することができる。すなわち、CDプレーヤ30においては、CDドライブ装置31によりCD−R20から信号が再生され、この再生信号が再生回路32に供給されて復調およびエラー訂正処理がされ、再生回路32からは、ディスクIDと、暗号化された曲の信号とが取り出される。
上記2項あるいは上記3項により作成されたCD−R20は、CDプレーヤ30により再生することができる。すなわち、CDプレーヤ30においては、CDドライブ装置31によりCD−R20から信号が再生され、この再生信号が再生回路32に供給されて復調およびエラー訂正処理がされ、再生回路32からは、ディスクIDと、暗号化された曲の信号とが取り出される。
そして、これら信号がデコーダ回路33に供給され、取り出されたディスクIDを使用して復号化用の鍵データが形成されるとともに、この鍵データにより暗号化された曲の信号が復号され、この復号された曲の信号がアンプ34を通じてヘッドホン35に供給される。したがって、CD−R20に記録されている曲を聴くことができる。
6.その他
上述においては、記録メディアがCD−R20の場合であるが、DVD−R(DVD Recordable)などの追記録の可能な記録メディア、CD−RW(Compact Disc ReWritable)やDVD−RW(DVD ReWritable)などの繰り返しデータの書き換えができる、いわゆる書き換え型の記録メディア、さらには磁気ディスク、光磁気ディスクや半導体メモリなど記録可能なメディアであれば、この発明を適用することができる。
上述においては、記録メディアがCD−R20の場合であるが、DVD−R(DVD Recordable)などの追記録の可能な記録メディア、CD−RW(Compact Disc ReWritable)やDVD−RW(DVD ReWritable)などの繰り返しデータの書き換えができる、いわゆる書き換え型の記録メディア、さらには磁気ディスク、光磁気ディスクや半導体メモリなど記録可能なメディアであれば、この発明を適用することができる。
また、記録される情報も、曲(音楽)に限るものではなく、静止画や動画などの画像、文章などのテキスト、各種のデータベースのデータ、プログラムなどであってもよく、電子ファイルであればよい。
さらに、上述においては、ハードディスク装置12に蓄積されている曲のオーディオデータがデータ圧縮されているとしたが、ハードディスク12では無圧縮であり、CD−R20にコピーするときに、暗号化に先だってデータ圧縮するものであってもよい。
また、ハードディスク装置12に蓄積されている曲のオーディオデータが、データ圧縮されているとともに、暗号化されていてもよく、その場合には、エンコーダ回路13は不要である。さらに、エンコーダ回路13は、本体部11に余裕があるときには、本体部11のソフトウェア処理により実現することもできる。
10…パーソナルコンピュータ、11…本体部、12…ハードディスク装置、13…エンコーダ回路、14…記録回路、15…CD−Rドライブ装置、20…CD−R、30…CDプレーヤ、31…CDドライブ装置、32…再生回路、33…デコーダ回路、35…ヘッドホン、100…コピールーチン
Claims (13)
- 記録装置により記録メディアにデータを記録する場合に、
上記記録メディアからこの記録メディアを識別する識別情報を読み出し、
上記記録装置が上記読み出された識別情報を保存しているとき、上記データを上記記録メディアに記録する
ことを特徴とする記録方法。 - 記録装置により記録メディアにデータを記録する場合に、
上記記録メディアにこの記録メディアを識別する識別情報が記録されていないとき、上記識別情報を作成し、
この作成した識別情報と、上記データとを上記記録メディアに記録するとともに、
上記作成した識別情報を上記記録装置に保存する
ことを特徴とする記録方法。 - 記録装置により記録メディアにデータを記録する場合に、
上記記録メディアにこの記録メディアを識別する識別情報が記録されているかどうかを判別し、
この判別の結果、上記記録メディアに上記識別情報が記録されていないとき、上記識別情報を作成し、
この作成した識別情報と、上記データとを上記記録メディアに記録するとともに、
上記作成した識別情報を上記記録装置に保存し、
上記判別の結果、上記記録メディアに上記識別情報が記録されているとき、上記記録メディアから上記識別情報を読み出し、
上記記録装置が上記読み出された識別情報を保存しているとき、上記データを上記記録メディアに記録する
ことを特徴とする記録方法。 - 請求項1、請求項2あるいは請求項3に記載の記録方法において、
上記データの記録の工程は、
上記識別情報を使用して形成された鍵データにより上記データを暗号化し、
この暗号化されたデータを上記記録メディアに記録する
内容である
ことを特徴とする記録方法。 - 請求項2または請求項3に記載の記録方法において、
上記識別情報の作成は、上記記録装置に固有の情報に基づいて行う
ことを特徴とする記録方法。 - 記録メディアにデータを記録する記録装置において、
上記記録メディアからこの記録メディアを識別する識別情報を読み出す読み出し手段と、
上記識別情報を保存する保存手段と、
上記読み出し手段により読み出した識別情報が、上記保存手段に保存しているかどうかを判別する判別手段と
を有し、
上記判別手段が、上記読み出し手段により読み出した識別情報が上記保存手段に保存されていると判別したとき、上記データを上記記録メディアに記録する
ことを特徴とする記録装置。 - 記録メディアにデータを記録する記録装置において、
上記記録メディアにこの記録メディアを識別する識別情報が記録されているかどうかを判別する判別手段と、
上記識別情報を作成する作成手段と、
上記識別情報を保存する保存手段と
を有し、
上記判別手段が、上記記録メディアに上記識別情報が記録されていないと判別したとき、上記作成手段が識別情報を作成し、
この作成された識別情報と上記データとを上記記録メディアに記録し、
上記作成された識別情報を上記保存手段に保存する
ことを特徴とする記録装置。 - 記録メディアにデータを記録する記録装置であって、
上記記録メディアからこの記録メディアを識別する識別情報を読み出す読み出し手段と、
上記識別情報を作成する作成手段と、
上記識別情報を保存する保存手段と
を有し、
上記読み出し手段が、上記記録メディアに上記識別情報が記録されていないと判別した場合、上記作成手段が識別情報を作成し、
この作成された識別情報と上記データとを上記記録メディアに記録し、
上記作成された識別情報を上記保存手段に保存し、
上記読み出し手段が、上記記録メディアに上記識別情報が記録されていると判別した場合に、上記読み出し手段により読み出された識別情報が、上記保存手段に保存してあるとき、上記データを上記記録メディアに記録する
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項5、請求項6あるいは請求項7に記載の記録装置において、
上記データを、上記識別情報を使用して形成された鍵データにより暗号化して上記記録メディアに記録する
ことを特徴とする記録装置。 - 請求項6あるいは請求項7に記載の記録装置において、
上記作成手段は、上記記録装置に固有の情報に基づいて上記識別情報を作成する
ことを特徴とする記録装置。 - 識別情報およびこの識別情報に基づいて暗号化されたデータが記録された記録メディアから、上記識別情報および上記データを読み出し、
この読み出した上記識別情報に基づいて上記読み出したデータを再生データに復号化し、
この再生データから再生を行う
ことを特徴とする再生方法。 - 識別情報およびこの識別情報に基づいて暗号化されたデータが記録された記録メディアから、上記識別情報および上記データを読み出す読み出し手段と、
この読み出し手段により読み出された上記識別情報に基づいて上記読み出したデータを再生データに復号化する復号手段と、
この復号手段により得られた上記再生データを再生する再生手段と
を有する
ことを特徴とする再生装置。 - データが記録されているとともに、
上記データの記録に使用した機器に保存した当該記録メディアに固有の識別情報が記録されている
ことを特徴とする記録メディア。
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---|---|---|---|---|
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WO2010001863A1 (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-07 | 株式会社ニコン | 記録制御装置 |
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2003
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