JP2004264898A - コンテンツ処理端末、著作権管理システム、及びこれ等の方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】二次利用コンテンツの著作権を確実に保護する。
【解決手段】二次利用されるコンテンツ13の著作権情報を含むメタデータ12と暗号化されたコンテンツ13とが組込まれたパッケージ9を記憶するパッケージメモリ48を設け、新規作成メモリ61に操作入力される新規データ11aを順次書込み、コンテンツに対する二次利用要求に応じて、二次利用されるコンテンツ13のメタデータ12を新規作成メモリ61に書込む。
また、有償で入力された鍵10を用いて暗号化されたコンテンツ13を復号し、復号したコンテンツ13aを新規データ11a内に挿入し、コンテンツが挿入された新規データ11を表示出力する。
【選択図】 図5
【解決手段】二次利用されるコンテンツ13の著作権情報を含むメタデータ12と暗号化されたコンテンツ13とが組込まれたパッケージ9を記憶するパッケージメモリ48を設け、新規作成メモリ61に操作入力される新規データ11aを順次書込み、コンテンツに対する二次利用要求に応じて、二次利用されるコンテンツ13のメタデータ12を新規作成メモリ61に書込む。
また、有償で入力された鍵10を用いて暗号化されたコンテンツ13を復号し、復号したコンテンツ13aを新規データ11a内に挿入し、コンテンツが挿入された新規データ11を表示出力する。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、既に著作権を有するコンテンツを二次利用して、文書、図形、映像等の新規のコンテンツを作成し表示するコンテンツ処理端末、このコンテンツ処理端末が組込まれた著作権管理システム、コンテンツ処理方法、及び著作権管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
文書、図形、映像等の新規のコンテンツを作成して、有償又は無償で不特定多数の人に配布する場合、この作成されたコンテンツに対して著作権が生じるので、この著作権を保護する必要がある。
【0003】
また、文書、図形、映像等の新規のコンテンツを作成する場合に、この文書、図形、映像等の自己が作成した新規データの途中に、他人が作成し既に著作権が登録されたコンテンツを挿入するコンテンツの二次利用を行う場合が多々ある。
【0004】
このような場合においては、二次利用のコンテンツを含む新規に作成したコンテンツに対する著作権を保護することは勿論のこと、この新規のコンテンツに二次利用されたコンテンツに対する著作権も保護する必要がある。
【0005】
コンテンツの二次利用に対する許諾の取得方法、及び二次利用されたコンテンツの二次利用著作権の管理手法は既に提案されている(例えば特許文献1)。
【0006】
この特許文献1に記載された手法においては、新規にコンテンツを作成する者は、コンテンツの二次利用に先だって、著作権管理サーバに二次利用ライセンス(著作権)の発行要求を送り、二次利用の許諾を得た時点で、このコンテンツと自己が作成したコンテンツとを新らたなカプセルに組込み、この新らたなカプセルに組込まれたコンテンツの二次利用を著作権管理サーバに登録する。
【0007】
【特許文献1】
特開2001―325387号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この特許文献1に記載された手法においては、新規にコンテンツを作成する者は、二次利用の許諾を得た時点で、このコンテンツと自己が作成したコンテンツとを新らたなカプセルに書込むようにしている。すなわち、この新らたなカプセルには自己が作成した文書や画像等のコンテンツ自体と、既に著作権を有する文書や画像等の二次利用のコンテンツ自体が含まれる。
【0009】
このように、新規にコンテンツを作成する者が作成した新らたなカプセルに書込まれた新規のコンテンツには、自己が作成した作成データと二次利用のコンテンツのデータとが組込まれるので、この新らたなカプセルを入手した第3者は簡単にこの二次利用のコンテンツが組込まれた新規のコンテンツの内容を複写でき、二次利用のコンテンツの著作権の安全性が低下する。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、新規に作成されるコンテンツに組込まれる二次利用のコンテンツの著作権を確実に保護でき、かつ、この二次利用のコンテンツが組込まれた新規のコンテンツが有償で配布された場合においては、この新規のコンテンツにおける新規データに対する著作権の使用料と、この新規のコンテンツにおける二次利用のコンテンツの著作権の使用料とを確実に区別して徴収可能とするコンテンツ処理端末、このコンテンツ処理端末が組込まれた著作権管理システム、コンテンツ処理方法、及び著作権管理方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解消するために、本発明のコンテンツ処理端末においては、新規データに対して著作権を有するコンテンツを二次利用して新規のコンテンツを作成し表示するコンテンツ処理端末において、二次利用されるコンテンツの著作権情報を含むメタデータと暗号化されたコンテンツとが組込まれたパッケージを一時記憶するパッケージメモリと、順次操作入力される新規データを新規作成メモリに書込む新規データ書込手段と、コンテンツに対する二次利用要求に応じて、この二次利用のコンテンツのメタデータを新規作成メモリに書込むメタデータ書込手段と、新規作成メモリに記憶された新規データ及びメタデータを新規コンテンツとして読出す新規コンテンツ読出手段と、外部から有償で入力された鍵を用いて暗号化されたコンテンツを復号し、復号したコンテンツを新規データ内に挿入し、コンテンツが挿入された新規データを表示出力する新規コンテンツ表示手段とを備えている。
【0012】
このように構成されたコンテンツ処理端末においては、新規作成メモリ内にはこのコンテンツ処理端末の操作者が操作入力された新規データと、二次利用のコンテンツの著作権情報を含むメタデータとが含まれる。すなわち、この新規作成メモリ内には二次利用されるコンテンツの文書、画像等の内容(データ)自体は全く含まれないので、新規作成メモリに記憶された新規データ及びメタデータのからなる新規コンテンツにおける二次利用されるコンテンツを複写できないので、この二次利用されるコンテンツの著作権は確実に保護される。
【0013】
なお、二次利用されるコンテンツの鍵があれば、二次利用されるコンテンツの内容を閲覧できるので、このコンテンツ処理端末の操作者は、二次利用されるコンテンツが挿入された新規データを確認できる。
【0014】
また別の発明は、上述した発明のコンテンツ処理端末において、メタデータは対応するコンテンツに対する二次利用を許諾するか否の許諾可否情報を含む。そして、この許諾可否情報が許諾否のとき、コンテンツに対する二次利用を禁止する。
【0015】
このように、パッケージメモリに記憶されたコンテンツのメタデータに該当コンテンツに対する二次利用を許諾するか否の許諾可否情報が含まれるので、各コンテンツの著作権をより綿密に管理可能である。
【0016】
また別の発明は、上述した発明のコンテンツ処理端末において、新規作成メモリから読出した新規コンテンツ及びパッケージを送信する送信手段と、外部から新規コンテンツ及びパッケージを受信する受信手段と、外部から入力された鍵を用いて受信したパッケージのコンテンツを復号し、復号したコンテンツを受信した新規コンテンツの新規データ内に挿入し、コンテンツが挿入された新規データを表示出力する新規コンテンツ表示手段とを備えている。
【0017】
このように構成されたコンテンツ処理端末において、自己が作成した新規コンテンツを、他人が操作する他のコンテンツ処理端末へ送信した場合においては、送信先のコンテンツ処理端末は、自己が二次利用されるコンテンツのパッケージ及び二次利用されるコンテンツの鍵を有する時のみ、受信した新規コンテンツの実際の内容を表示画面上で閲覧可能である。
【0018】
また、別の発明は、上述した発明のコンテンツ処理端末において、著作権登録要求に応じて、コンテンツが挿入された新規データ及び対応するメタデータを著作権管理装置へ送出する送信手段を備えている。
【0019】
このように構成されたコンテンツ処理端末においては、新規コンテンツを著作権登録するときのみ、コンテンツが挿入された新規データ及び対応するメタデータを著作権管理装置へ送出する。
【0020】
また別の発明の著作権管理システムは、上記のコンテンツ処理端末と、このコンテンツ処理端末で作成された新規コンテンツに対する著作権を管理する著作権管理装置とを備えたたものである。
【0021】
そして、著作権管理装置は、各コンテンツ毎に、該当コンテンツの著作権情報、暗号化されたコンテンツを復号するための鍵、売上情報を記憶する著作権データベースと、コンテンツ処理端末から受信したコンテンツが挿入された新規データを新たなコンテンツとして、著作権情報、及び新規データとコンテンツを特定する特定情報を含む鍵を著作権データベースに登録する著作権登録手段と、新規データとコンテンツの各著作権情報を含むメタデータ、及び鍵で再度暗号化された新たなコンテンツを組込んだパッケージを出力するパッケージ作成手段と、コンテンツ処理端末へ有償で提供した鍵に含まれる各特定情報の指定する各売上情報を加算する著作権売上管理手段とを有する。
【0022】
このように構成された著作権管理システムにおいては、著作権管理装置において、コンテンツ処理端末から受信したコンテンツが挿入された新規データを新たなコンテンツとして著作権データベースに登録される。この場合、新規データとコンテンツを特定する特定情報を含む鍵も著作権データベースに登録される。したがって、コンテンツ処理端末へ有償で提供した鍵には、新規データと二次利用されるコンテンツを特定できる情報が含まれるので、新規データ及び二次利用されるコンテンツの各著作権を個別に管理可能となる。
【0023】
さらに、別の発明は、新規データに対して著作権を有する暗号化されたコンテンツを二次利用して新規のコンテンツを作成し表示するコンテンツ処理方法において、操作入力される新規データと、この新規データに二次利用されるコンテンツの著作権情報を含むメタデータとを新規コンテンツとして新規作成メモリに書込み、外部から有償で入力された鍵を用いて暗号化されたコンテンツを復号し、復号したコンテンツを新規データ内に挿入し、復号したコンテンツが挿入された新規データを表示出力する。
【0024】
このように構成されたコンテンツ処理方法においても、先の発明のコンテンツ処理端末とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0025】
さらに、別の発明の著作権管理方法においては、著作権を有するコンテンツが二次利用された状態の新規データ、及びこの二次利用されたコンテンツの著作権情報を含むメタデータを入力し、各コンテンツ毎に、該当コンテンツの著作権情報、暗号化されたコンテンツを復号するための鍵、売上情報を記憶する著作権データベースに対して、入力した新規データを新たなコンテンツとして、著作権情報、及び新規データとコンテンツを特定する特定情報を含む鍵を登録し、著作権データベース内における、有償で提供した鍵に含まれる各特定情報の指定する各売上情報を加算する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
【0027】
図1は本発明の一実施形態に係るコンテンツ処理方法及び著作権管理方法が適用され、コンテンツ処理端末及び著作権管理システムが組込まれたコンテンツ販売システムの概略構成を示す模式図である。
【0028】
このコンテンツ販売システムにおいて、コンテンツ作成・管理装置1は、顧客に対して販売するコンテンツを作成し、コンテンツが組込まれたパッケージ9を管理する。著作権管理装置2はコンテンツ作成・管理装置1で作成されたコンテンツ8、及びコンテンツ処理端末としての顧客端末6から受信した二次利用のコンテンツが挿入された状態の新規データ11に対して著作権登録を実施するとともに、これ等のコンテンツ8及び新規データ11を暗号化してパッケージ9に組込み、暗号化したコンテンツ13を復号するための鍵10を販売店装置4及び顧客端末6へ有償で提供する。
【0029】
したがって、コンテンツ処理端末としての顧客端末6と著作権管理装置2とは著作権管理システムを構成する。
【0030】
コンテンツ配布装置3は、コンテンツ作成・管理装置1から配信されたパッケージ9をネットワーク5を介して顧客端末6へ配布するとともに販売店装置4へ配布する。販売店装置4は、例えば書店やソフトウエア販売店に設置され、コンテンツ配布装置3から配布されたパッケージ9を記録したメモリカード等の記録媒体を顧客に配布するとともに、著作権管理装置2から取寄せたコンテンツを指定した鍵10をメモリカード等の記録媒体に書込んで有償で顧客に販売する。
【0031】
顧客が有する例えばPCからなる顧客端末6は、コンテンツ配布装置3からネットワーク5を介して無償でパッケージ9を取込むとともに、著作権管理装置2からネットワーク7を介して有償で鍵10を取込む。また、顧客は販売店装置4で購入した鍵10が書込まれメモリカードを自己の顧客端末6に装着する。顧客端末6は、パッケージ9に組込まれた暗号化されたコンテンツ13を鍵10で復号し、展開ソフトで展開して表示器に表示する。
【0032】
ソフトモジュールで構成されたパッケージ9内には、図2に示すように、コンテンツの著作権情報を含む該当コンテンツの属性を示すメタデータ12、暗号化されたコンテンツ13、展開用ソフト更新/追加データ14、配布経路15が組込まれている。なお、配布経路15はこのパッケージ9が、コンテンツ配布装置3から顧客端末6や販売店装置4へ配布される時点で書込まれる。
【0033】
メタデータ12内には、このパッケージ9に含まれる全体のコンテンツのID12a、全体のコンテンツに対する二次利用の許諾フラグ12b、全体のコンテンツに対する著作権情報としての著作権番号12cが組込まれている。さらに、この全体のコンテンツ内に二次利用のコンテンツが含まれている場合には、二次利用コンテンツのID12d、二次利用コンテンツに対する二次利用の許諾フラグ12e、二次利用コンテンツに対する著作権情報としての著作権番号12fが組込まれる。
【0034】
展開用ソフト更新/追加データ14は、このパッケージ9に組込まれた暗号化されたコンテンツ13を鍵10で復号したのち、復号されたコンテンツを展開するための展開用ソフトの更新データ又は追加データである。顧客端末6は自己が有する展開用ソフトをパッケージ9に組込まれた展開用ソフト更新/追加データ14で更新又は追加することによって、パッケージ9に組込まれたコンテンツを展開して表示することが可能となる。
【0035】
図3は、コンテンツ販売システムにおけるコンテンツ作成・管理装置1、著作権管理装置2、コンテンツ配布装置3、販売店装置4の詳細構成を示すブロック図である。
【0036】
コンテンツ作成・管理装置1内において、コンテンツ作成部16は、文書、図形、映像等のオリジナルのコンテンツ8を作成して、コンテンツファイル17へ格納する。パッケージ化依頼部18は、コンテンツファイル17のコンテンツ8を著作権管理装置2へ送付するとともに、著作権管理装置2から受領したパッケージ9をパッケージファイル19へ格納する。パッケージ配信部20は、パッケージファイル19の各パッケージ9をコンテンツ配布装置3へ配信すると共に、各パッケージ9の配信記録をパッケージ配信ファイル21へ登録する。
【0037】
著作権管理装置2内において、パッケージ作成部22は、コンテンツ作成・管理装置1から入力されたコンテンツ8、又は顧客端末6からネットワーク7を介して入力された二次利用のコンテンツが挿入された状態の新規データ11に基づいて図2に示すパッケージ9を作成してコンテンツ作成・管理装置1へ送信する。
【0038】
著作権データベース(DB)23内には、図4に示すように、この著作権管理装置2で管理する著作権毎に、著作権番号、著作権者名、利用単価、二次利用許諾フラグ、鍵ID、コンテンツID、売上金額が記憶されている。なお、著作権データベース(DB)23内で記憶される項目に関しては、本実施形態では、著作権番号、著作権者名、利用単価、二次利用許諾フラグ、鍵ID、コンテンツID及び売上金額を取上げているが、必要に応じて新たな項目を追加、一部の項目を削除又は変更してもよい。
【0039】
著作権登録部24は、コンテンツ作成・管理装置1から入力されたコンテンツ8、又は顧客端末6から入力された二次利用のコンテンツが挿入された状態の新規データ11を、図4に示した著作権データベース(DB)23内に新規登録すると共に、該当コンテンツ8単独、又は新規データ11とこの新規データ11に組込まれた二次利用コンテンツとの両方を特定する特定情報を含む鍵10の発行依頼を鍵管理部25へ送信する。そして、得られた鍵10の鍵IDを著作権データベース(DB)23に登録する。
【0040】
鍵管理部25は、発行依頼に基づいて鍵10を作成して、コンテンツ暗号化部26へ送出するとともに、鍵DB(データベース)27へ登録する。さらに鍵管理部25は、鍵配信部28からのコンテンツを指定した鍵10の要求に応じて鍵DB(データベース)27から該当鍵10を読出して鍵配信部28に返信する。コンテンツ暗号化部26は、入力されたコンテンツ8又は新規データ11を入力された鍵10で復号できる条件で暗号化して暗号化したコンテンツ13をパッケージ作成部22へ送出する。
【0041】
メタデータ作成部29は、入力されたコンテンツ8又は新規データ11に対する図2に示したメタデータ12を作成してパッケージ作成部22へ送出するとともに、作成したメタデータ12をメタデータファイル30へ格納する。
【0042】
鍵配信部28は、顧客端末6又は販売店装置4からのコンテンツを指定した鍵10の送信要求に応じて、該当コンテンツに対応する鍵10を鍵管理部25へ要求し、鍵管理部25から受領した鍵10を有償で要求元の顧客端末6又は販売店装置4へ送信する。さらに、鍵配信部28は、鍵10の配信記録を課金部31及び著作権売上管理部33へ通知する。課金部31は、配信記録に基づいてコンテンツ売上登録ファイル32のコンテンツ売上金額を更新する。
【0043】
著作権売上管理部33は、著作権データベース(DB)23内の、有償で配布した鍵10に含まれる特定情報の指定するコンテンツの売上金額を利用単価だけ増額する。この場合、鍵10に含まれる特定情報が新規データ11とこの新規データ11に組込まれた二次利用コンテンツとの両方を特定する特定情報の場合、新規データ11とこの新規データ11に組込まれた二次利用コンテンツとの両方の売上金額を予め定められた分配率に従って増額する。
【0044】
コンテンツ配布装置3内において、パッケージ配布部35は、コンテンツ作成・管理装置1からパッケージ入荷部34に配信されてきたパッケージ9に自己のコンテンツ配布装置3及びWeb配信部37の配布経路15を付加して、Web配布部37を介して配布要求があった顧客端末6へ配布する。また、パッケージ配布部35は、配信されてきたパッケージ9に自己のコンテンツ配布装置3及び配布先の販売店装置4の配布経路15を付加して販売店配布部38へ配布する。さらに、パッケージ配布部35はパッケージ9の配布記録をパッケージ配布ファイル36へ登録する。販売店配布部38は、入力したパッケージ9を例えばSD(secure digital)メモリカード等の小型のメモリカードに書込んで書店やソフトウエア販売店に設置された販売店装置4へ配布する。
【0045】
販売店装置4内において、パッケージ配布部40はコンテンツ配布装置3からパッケージ入荷部39へ入荷したパッケージ9が記録されたメモリカードを係員(店員)が無償で希望する顧客に配布する。鍵販売部42は、顧客からのコンテンツを指定した鍵購入要求が入力すると、この鍵購入要求を鍵管理部41へ送信する。鍵管理部41は、コンテンツを指定した鍵送信要求を著作権管理装置2へ送信し、著作権管理装置2から対応する鍵10が入力すると、この鍵10をパッケージ9とは別のメモリカードに書込んで鍵販売部42へ配布(搬送)する。鍵販売部42は、この鍵10が書込まれたメモリカードを顧客に代金と引替えに渡す。鍵管理部41は、鍵10の売上を鍵売上ファイル43へ登録する。
【0046】
顧客が有する例えばPCからなるコンテンツ処理端末としての顧客端末6は、例えば、図5に示すように構成されている。
【0047】
この顧客端末6内には、ネットワーク5、7を介して、コンテンツ配布装置3、著作権管理装置2、又は他の顧客端末と情報交換を行うWebブラウザ45、販売店装置4で無償配布された又は購入したパッケージ9又は鍵10が記憶されたメモリカード44の記憶データを読取るカード読取部46、Webブラウザ45又はカード読取部46を介してパッケージ9を取込むとともに、取込んだパッケージ9をパッケージメモリ48へ一時記憶する受信部47、Webブラウザ45又はカード読取部46を介して対応するパッケージ9の鍵10を料金を支払って取込むとともに、取込んだ鍵10を鍵メモリ49へ書込む鍵取得部50が設けられている。なお、受信部47は、ネットワーク5、7を介して他の顧客端末から受信した新規コンテンツを受信データメモリ51に書込む。
【0048】
さらに、この顧客端末6内には、鍵10を用いてパッケージ9の暗号化されたコンテンツ13を復号してコンテンツメモリ53へ書込むコンテンツ復号部52、自己の展開用ソフトを記憶する展開用ソフトメモリ54、パッケージ9の展開用ソフト更新/追加データ14に基づいて、展開用ソフトメモリ54に記憶されている自己の展開用ソフトを更新/追加して、更新/追加済みの展開用ソフトとして更新/追加済み展開用ソフトメモリ55へ書込む展開用ソフト更新/追加部56が設けられている。
【0049】
さらに、この顧客端末6内には、更新/追加済みの展開用ソフトを用いてコンテンツメモリ53の復号されたコンテンツを展開して表示器57に表示するコンテンツ展開部58が設けられている。
【0050】
さらに、この顧客端末6内には、この顧客端末6の操作者が、コンテンツ作成ソフト59を用いて、新規作成メモリ61内に新規のコンテンツを作成するコンテンツ作成部60が設けられている。新規作成メモリ61内には、この顧客端末6の操作者が新規に書込んだ文書等の新規データ11a、この新規データ11aに挿入すべき二次利用コンテンツのメタデータ12が記憶される。
【0051】
さらに、この顧客端末6内には、パッケージメモリ48に記憶されているパッケージ9のコンテンツ13の二次利用の許諾をメタデータ12内の二次利用許諾フラグ12b(12e)で判断するに二次利用許諾判定部62、及び許諾された二次利用コンテンツのメタデータ12を新規作成メモリ61内に書込むコンテンツリンク情報生成部63が設けられている。また、送信部64は、操作者の指示に基づいて新規作成メモリ61内に書込まれた新規データ11a及びメタデータからなる新規コンテンツやパッケージメモリ48に記憶されたパッケージ9を他の顧客端末へ送信したり、著作権管理装置2へ著作権登録要求を送信する。
【0052】
図6(a)〜(d)は、この顧客端末6の表示器57における新規コンテンツの作成及び二次利用コンテンツ65の表示画面57aの変遷を示す図である。
【0053】
そして、この顧客端末6は、図7、図8、図9の流れ図に従って、新規コンテンツの作成処理、他の顧客端末6から受信した新規コンテンツの表示処理、及び作成した新規コンテンツの著作権管理装置2に対する著作権登録要求処理を実行する。
【0054】
顧客の操作にて、コンテンツ配布装置3のURLが入力すると(S1)、Webブラウザ45が起動して、コンテンツ配布装置3のホームページ(HP)を検索する(S2)。ホームページが自己の表示器57に表示され、このホームページ上で希望するコンテンツが顧客の操作にて指定されると(S3)、コンテンツ配布装置3からパッケージ9が送信されてくる。パッケージ9を受信すると(S4)、受信部47がこのパッケージ9をパッケージメモリ48へ書込む(S5)。
【0055】
鍵10のメモリカード44が入力されると(S6)、カード読取部46で鍵10を読取り(S7)、鍵メモリ49へ書込む(S8)。
【0056】
顧客の操作によって、新規コンテンツの作成指示が入力すると(S9)、コンテンツ作成ソフト59を起動する(S10)。そして、キーボードから顧客の操作によって、例えば文書等の新規データ11aが入力されると(S11)、この入力された新規データ11aを、新規作成メモリ61へ書込むとともに、図6(a)に示すように、表示器57の表示画面57aに表示出力する(S12)。
【0057】
顧客の操作によって、コンテンツを二次利用するために、パッケージメモリ48に記憶されたパッケージ9のコンテンツ13の読出指示が入力されると(S13)、鍵メモリ49に該当コンテンツ13の鍵10が記憶されていることを確認する(S14)。鍵10が記憶されていれば、この暗号化されたコンテンツ13を復号し(S15)、復号したコンテンツ13aを図6(a)に示すように表示画面57aの一部にウインドウ表示する(S16)。
【0058】
顧客の操作によって、ウインドウ表示されたコンテンツ13aの新規データ11aに対する組込み指示(二次利用指示)が入力されると(S17)、二次利用許諾判定部62が起動して、パッケージメモリ48に記憶されたパッケージ9のメタデータ12の該当コンテンツ13の二次利用許諾フラグ12bの状態を調べる。「1」の場合は(S18)、該当コンテンツ13の二次利用が可能であるので、図6(b)に示すように、ウインドウ表示されたコンテンツ13aを作成中の新規データ11a内に組込んで表示する(S19)。同時に、該当コンテンツ13(13a)のメタデータ12を新規作成メモリ61へ書込む(S20)。すなわち、新規作成メモリ61内には、二次利用されるコンテンツ13a(13)自体は書込まれない。
【0059】
なお、鍵メモリ49に該当コンテンツ13の鍵10が記憶されていない場合は(S14)、表示器57に「鍵無し」表示を行い、鍵取得を促す(S21)。さらに、該当コンテンツ13の二次利用許諾フラグ12bが「0」の場合は(S18)、該当コンテンツ13の二次利用が不可能であるので、表示器57に「二次利用不許可」を表示する(S22)。
【0060】
新規データ11aの作成が終了すると(S23)、図6(c)に示すように、表示器57の表示画面57aには、新規データ11aに二次利用されるコンテンツ13aが挿入された状態の新規データ11が表示される。さらに、この状態においては、新規作成メモリ61内には、新規データ11aと二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12とからなる新規コンテンツが記憶されている。
【0061】
顧客の操作によって、作成した新規のコンテンツ(新規データ11)に対する著作権登録指示が入力されると(S24)、新規データ11a、二次利用されるコンテンツ13a、二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12とをネットワーク7を介して著作権管理装置2へ送信する(S25)。なお、実際には、新規データ11aに二次利用されるコンテンツ13aが挿入された状態の新規データ11及びメタデータ12が送信される。
【0062】
また、図9のS26にて、作成した新規コンテンツの他の顧客端末への送信指示が入力され、二次利用コンテンツの送信指令が続いて操作入力されると(S27)、新規作成メモリ61内に記憶された新規データ11aと二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12とからなる新規コンテンツと、パッケージメモリ48の二次利用されるコンテンツ(13)のパッケージ9とを、ネットワーク5、7を介して、指定された他の顧客端末へ送信する(S28)。
【0063】
なお、二次利用コンテンツの送信指令が操作入力されないと(S27)、新規作成メモリ61内に記憶された新規データ11aと二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12とからなる新規コンテンツのみを指定された他の顧客端末へ送信する(S29)。
【0064】
さらに、S30にて、他の顧客端末から、ネットワーク5、7を介して新規データ11aと二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12とからなる新規コンテンツを受信すると、この受信した新規コンテンツを受信データメモリ51へ書込む(S31)。続いて該当顧客端末から二次利用されるコンテンツ(13)のパッケージ9を受信すると(S32)、パッケージメモリ48へ書込む(S33)。
【0065】
そして、受信データメモリ51に書込んだ新規コンテンツの新規データ11aのみを図6(d)に示すように表示器57の表示画面57aに表示出力する(S34)。この状態においては、二次利用コンテンツ13aは表示されない。
【0066】
受信データメモリ51内に二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12が書込まれていた場合は(S35)、この二次利用されるコンテンツ13a(13)のパッケージ9がパッケージメモリ48に書込まれており(S36)、さらに、鍵メモリ49に、二次利用されるコンテンツ13の鍵10が記憶されていることを確認する(S37)。そして、この鍵10で二次利用されるコンテンツ13を復号し(S38)、復号した二次利用されるコンテンツ13aを、表示器57の表示画面57aに表示されている新規データ11aの指定位置に挿入して表示する(S39)。また、復号した二次利用されるコンテンツ13aを表示画面57aにウインドウ表示する。この状態においては、図6(c)に示すように、表示画面57aに新規データ11aに二次利用されるコンテンツ13aが挿入された状態の新規データ11が表示される。
【0067】
コンテンツ販売システムの著作権管理装置2は、図10に示す流れ図に従って入力されたコンテンツ8、又はメタデータ12が添付された新規データ11に対する著作権管理処理を実施する。
【0068】
コンテンツ作成・管理装置1からのコンテンツ8、又は顧客端末6からのメタデータ12が添付された新規データ11が入力されると(Q1)、この新規データ11も一つのコンテンツと見なして、この入力されたコンテンツに対して、鍵10を発行する(Q2)。なお、この鍵10には、前述したように、該当コンテンツ8単独、又は新規データ11とこの新規データ11に組込まれた二次利用コンテンツ13a(13)との両方を特定する特定情報を含む。
【0069】
そして、該当コンテンツを著作権データベース23へ新規に登録する(Q3)。そして、該当コンテンツの図2に示すメタデータ12に、全体コンテンツID12a、全体コンテンツの二次利用許諾フラグ12b、全体コンテンツの著作権番号12cを書込む(Q4)。該当コンテンツに二次利用のコンテンツ13aが含まれる場合は(Q5)、該当コンテンツの図2に示すメタデータ12に、二次利用のコンテンツID12d、二次利用コンテンツ13aの二次利用許諾フラグ12e、二次利用コンテンツ13aの著作権番号12fを書込む(Q6)。
【0070】
その後、該当コンテンツを鍵10を用いて暗号化し(Q7)、暗号化したコンテンツ13、作成したメタデータ12、展開用ソフト更新/追加データ14等を組込んだパッケージ9を作成して(Q8)、コンテンツ作成・管理装置1へ送出する(Q9)。
【0071】
また、鍵配信部28にて、顧客端末6に対して鍵10を販売すると(Q10)、課金部31でコンテンツ売上登録ファイル32のコンテンツ売上金額を更新する(Q11)。さらに、著作権売上管理部33は、著作権データベース(DB)23内の、有償で配布した鍵10に含まれる特定情報の指定するコンテンツの売上金額を利用単価だけ増額する。この場合、前述したように、鍵10に含まれる特定情報が新規データ11とこの新規データ11に組込まれた二次利用コンテンツ13aとの両方を特定する特定情報の場合、新規データ11とこの新規データ11に組込まれた二次利用コンテンツ13aとの両方の売上金額を予め定められた分配率に従って増額する(Q12)。
【0072】
このように構成されたコンテンツ処理処端末としての顧客端末6及び著作権管理システムが組込まれたコンテンツ販売システムにおいては、コンテンツ配布装置3からネットワーク5又は販売店装置4を介してPC等の顧客端末6に配布されるパッケージ9には、図2に示すように、暗号化されたコンテンツ13の他にメタデータ12等が組込まれている。メタデータ12には、コンテンツ13の二次利用許諾フラグ12b及び著作権情報としての著作権番号12cが書込まれている。
【0073】
そして、このパッケージ9を受領した顧客端末6は、このパッケージ9の暗号化されたコンテンツ13を表示画面57aに表示するには、このコンテンツ13の鍵10を有償で購入する必要がある。
【0074】
顧客が自己の顧客端末6を用いて新規にコンテンツを作成する場合、新規データ11aを順次入力していくと、新規データ11aは新規作成メモリ61に順次書込まれていくと同時に、図6(a)に示すように、表示画面57aに順次表示されていく。
【0075】
そして、自己が作成した新規データ11aにパッケージメモリ48に記憶されたコンテンツ13を二次利用する場合、二次利用コンテンツ13の鍵10があり、かつ該当コンテンツ13の二次利用許諾フラグ12bが「1」の条件の下に、該当コンテンツ13の二次利用が可能となる。
【0076】
この場合、表示画面57aには、図6(c)に示すように、復号された二次利用コンテンツ13aが挿入された状態の新規データ11が表示される。しかし、新規作成メモリ61内には、二次利用されるコンテンツ13a(13)自体は書込まれなく、新規データ11aと二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12のみからなる新規コンテンツが記憶されているのみである。
【0077】
したがって、顧客が顧客端末6で自己が作成した新規コンテンツを、他人が操作する他の顧客端末6へ送信した場合においては、送信先の顧客端末6は、二次利用されるコンテンツ13のパッケージ9及び二次利用されるコンテンツ13の鍵10を有する時のみ、受信した新規コンテンツの実際の内容を表示画面上で閲覧可能である。
【0078】
すなわち、顧客端末6相互間で送受信される新規コンテンツ自体には著作権を有する二次利用されるコンテンツ13a(13)自体は存在しないので、たとえこの新規コンテンツを複写したとしても、二次利用されるコンテンツ13a(13)の著作権は十分保護される。
【0079】
この場合、コンテンツ13a(13)が二次利用可能か否の情報は予めメタデータ12に書込まれているので、コンテンツ13a(13)の二次利用に際して、その都度、二次利用可能か否を著作権管理装置2へ問合わせる必要がないので、顧客端末6の処理負担を軽減できる。
【0080】
また、著作権管理装置2において、顧客端末6から受信したコンテンツ13aが挿入された新規データ11が、コンテンツ作成・管理装置1で作成されたコンテンツ8と同等に、新たなコンテンツとして著作権データベース23に登録される。この場合、新規データ11aとコンテンツ13aを特定する特定情報を含む鍵10も著作権データベース23に登録される。
【0081】
したがって、著作権管理装置2から顧客端末6へ有償で提供した鍵10には、新規データ11aと二次利用されるコンテンツ13aを特定できる情報が含まれるので、新規データ11a及び二次利用されるコンテンツ13aの各著作権を、著作権データベース23の個別の売上として管理可能となる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のコンテンツ処理端末、著作権管理システム、コンテンツ処理方法及び著作権管理方法においては、新規に作成されるコンテンツに組込まれる二次利用のコンテンツの著作権を確実に保護でき、かつ、この二次利用のコンテンツが組込まれた新規のコンテンツが有償で配布された場合においては、この新規のコンテンツにおける新規データに対する著作権の使用料と、この新規のコンテンツにおける二次利用のコンテンツの著作権の使用料とを確実に区別して徴収可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンテンツ処理方法及び著作権管理方法が適用され、コンテンツ処理端末及び著作権管理システムが組込まれたコンテンツ販売システムの概略構成を示す模式図
【図2】同実施形態コンテンツ販売システムにおいて配布されるパッケージの構成を示す図
【図3】同実施形態コンテンツ販売システムの詳細構成を示すブロック図
【図4】同実施形態コンテンツ販売システムに組込まれた著作権管理装置内に形成された著作権データベースの記憶内容を示す図
【図5】同実施形態コンテンツ販売システムに組込まれた顧客端末の構成を示すブロック図
【図6】同顧客端末における表示器の表示内容を示す図
【図7】同顧客端末の動作を示す流れ図
【図8】同じく同顧客端末の動作を示す流れ図
【図9】同じく同顧客端末の動作を示す流れ図
【図10】同実施形態コンテンツ販売システムに組込まれた著作権管理装置の動作を示す流れ図
【符号の説明】
1…コンテンツ作成・管理装置、2…著作権管理装置、3…コンテンツ配布装置、4…販売店装置、5、7…ネットワーク、6…顧客端末、8,13,13aコンテンツ、9…パッケージ、10…鍵、11,11a…新規データ、12…メタデータ、23…著作権データベース、24…著作権登録部、25…鍵管理部、33…著作権売上管理部、48…パッケージメモリ、49…鍵メモリ、51…受信データメモリ、57…表示器、59…コンテンツ作成ソフト、60…コンテンツ作成部、61…新規作成メモリ、62…二次利用許諾判定部
【発明の属する技術分野】
本発明は、既に著作権を有するコンテンツを二次利用して、文書、図形、映像等の新規のコンテンツを作成し表示するコンテンツ処理端末、このコンテンツ処理端末が組込まれた著作権管理システム、コンテンツ処理方法、及び著作権管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
文書、図形、映像等の新規のコンテンツを作成して、有償又は無償で不特定多数の人に配布する場合、この作成されたコンテンツに対して著作権が生じるので、この著作権を保護する必要がある。
【0003】
また、文書、図形、映像等の新規のコンテンツを作成する場合に、この文書、図形、映像等の自己が作成した新規データの途中に、他人が作成し既に著作権が登録されたコンテンツを挿入するコンテンツの二次利用を行う場合が多々ある。
【0004】
このような場合においては、二次利用のコンテンツを含む新規に作成したコンテンツに対する著作権を保護することは勿論のこと、この新規のコンテンツに二次利用されたコンテンツに対する著作権も保護する必要がある。
【0005】
コンテンツの二次利用に対する許諾の取得方法、及び二次利用されたコンテンツの二次利用著作権の管理手法は既に提案されている(例えば特許文献1)。
【0006】
この特許文献1に記載された手法においては、新規にコンテンツを作成する者は、コンテンツの二次利用に先だって、著作権管理サーバに二次利用ライセンス(著作権)の発行要求を送り、二次利用の許諾を得た時点で、このコンテンツと自己が作成したコンテンツとを新らたなカプセルに組込み、この新らたなカプセルに組込まれたコンテンツの二次利用を著作権管理サーバに登録する。
【0007】
【特許文献1】
特開2001―325387号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この特許文献1に記載された手法においては、新規にコンテンツを作成する者は、二次利用の許諾を得た時点で、このコンテンツと自己が作成したコンテンツとを新らたなカプセルに書込むようにしている。すなわち、この新らたなカプセルには自己が作成した文書や画像等のコンテンツ自体と、既に著作権を有する文書や画像等の二次利用のコンテンツ自体が含まれる。
【0009】
このように、新規にコンテンツを作成する者が作成した新らたなカプセルに書込まれた新規のコンテンツには、自己が作成した作成データと二次利用のコンテンツのデータとが組込まれるので、この新らたなカプセルを入手した第3者は簡単にこの二次利用のコンテンツが組込まれた新規のコンテンツの内容を複写でき、二次利用のコンテンツの著作権の安全性が低下する。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、新規に作成されるコンテンツに組込まれる二次利用のコンテンツの著作権を確実に保護でき、かつ、この二次利用のコンテンツが組込まれた新規のコンテンツが有償で配布された場合においては、この新規のコンテンツにおける新規データに対する著作権の使用料と、この新規のコンテンツにおける二次利用のコンテンツの著作権の使用料とを確実に区別して徴収可能とするコンテンツ処理端末、このコンテンツ処理端末が組込まれた著作権管理システム、コンテンツ処理方法、及び著作権管理方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解消するために、本発明のコンテンツ処理端末においては、新規データに対して著作権を有するコンテンツを二次利用して新規のコンテンツを作成し表示するコンテンツ処理端末において、二次利用されるコンテンツの著作権情報を含むメタデータと暗号化されたコンテンツとが組込まれたパッケージを一時記憶するパッケージメモリと、順次操作入力される新規データを新規作成メモリに書込む新規データ書込手段と、コンテンツに対する二次利用要求に応じて、この二次利用のコンテンツのメタデータを新規作成メモリに書込むメタデータ書込手段と、新規作成メモリに記憶された新規データ及びメタデータを新規コンテンツとして読出す新規コンテンツ読出手段と、外部から有償で入力された鍵を用いて暗号化されたコンテンツを復号し、復号したコンテンツを新規データ内に挿入し、コンテンツが挿入された新規データを表示出力する新規コンテンツ表示手段とを備えている。
【0012】
このように構成されたコンテンツ処理端末においては、新規作成メモリ内にはこのコンテンツ処理端末の操作者が操作入力された新規データと、二次利用のコンテンツの著作権情報を含むメタデータとが含まれる。すなわち、この新規作成メモリ内には二次利用されるコンテンツの文書、画像等の内容(データ)自体は全く含まれないので、新規作成メモリに記憶された新規データ及びメタデータのからなる新規コンテンツにおける二次利用されるコンテンツを複写できないので、この二次利用されるコンテンツの著作権は確実に保護される。
【0013】
なお、二次利用されるコンテンツの鍵があれば、二次利用されるコンテンツの内容を閲覧できるので、このコンテンツ処理端末の操作者は、二次利用されるコンテンツが挿入された新規データを確認できる。
【0014】
また別の発明は、上述した発明のコンテンツ処理端末において、メタデータは対応するコンテンツに対する二次利用を許諾するか否の許諾可否情報を含む。そして、この許諾可否情報が許諾否のとき、コンテンツに対する二次利用を禁止する。
【0015】
このように、パッケージメモリに記憶されたコンテンツのメタデータに該当コンテンツに対する二次利用を許諾するか否の許諾可否情報が含まれるので、各コンテンツの著作権をより綿密に管理可能である。
【0016】
また別の発明は、上述した発明のコンテンツ処理端末において、新規作成メモリから読出した新規コンテンツ及びパッケージを送信する送信手段と、外部から新規コンテンツ及びパッケージを受信する受信手段と、外部から入力された鍵を用いて受信したパッケージのコンテンツを復号し、復号したコンテンツを受信した新規コンテンツの新規データ内に挿入し、コンテンツが挿入された新規データを表示出力する新規コンテンツ表示手段とを備えている。
【0017】
このように構成されたコンテンツ処理端末において、自己が作成した新規コンテンツを、他人が操作する他のコンテンツ処理端末へ送信した場合においては、送信先のコンテンツ処理端末は、自己が二次利用されるコンテンツのパッケージ及び二次利用されるコンテンツの鍵を有する時のみ、受信した新規コンテンツの実際の内容を表示画面上で閲覧可能である。
【0018】
また、別の発明は、上述した発明のコンテンツ処理端末において、著作権登録要求に応じて、コンテンツが挿入された新規データ及び対応するメタデータを著作権管理装置へ送出する送信手段を備えている。
【0019】
このように構成されたコンテンツ処理端末においては、新規コンテンツを著作権登録するときのみ、コンテンツが挿入された新規データ及び対応するメタデータを著作権管理装置へ送出する。
【0020】
また別の発明の著作権管理システムは、上記のコンテンツ処理端末と、このコンテンツ処理端末で作成された新規コンテンツに対する著作権を管理する著作権管理装置とを備えたたものである。
【0021】
そして、著作権管理装置は、各コンテンツ毎に、該当コンテンツの著作権情報、暗号化されたコンテンツを復号するための鍵、売上情報を記憶する著作権データベースと、コンテンツ処理端末から受信したコンテンツが挿入された新規データを新たなコンテンツとして、著作権情報、及び新規データとコンテンツを特定する特定情報を含む鍵を著作権データベースに登録する著作権登録手段と、新規データとコンテンツの各著作権情報を含むメタデータ、及び鍵で再度暗号化された新たなコンテンツを組込んだパッケージを出力するパッケージ作成手段と、コンテンツ処理端末へ有償で提供した鍵に含まれる各特定情報の指定する各売上情報を加算する著作権売上管理手段とを有する。
【0022】
このように構成された著作権管理システムにおいては、著作権管理装置において、コンテンツ処理端末から受信したコンテンツが挿入された新規データを新たなコンテンツとして著作権データベースに登録される。この場合、新規データとコンテンツを特定する特定情報を含む鍵も著作権データベースに登録される。したがって、コンテンツ処理端末へ有償で提供した鍵には、新規データと二次利用されるコンテンツを特定できる情報が含まれるので、新規データ及び二次利用されるコンテンツの各著作権を個別に管理可能となる。
【0023】
さらに、別の発明は、新規データに対して著作権を有する暗号化されたコンテンツを二次利用して新規のコンテンツを作成し表示するコンテンツ処理方法において、操作入力される新規データと、この新規データに二次利用されるコンテンツの著作権情報を含むメタデータとを新規コンテンツとして新規作成メモリに書込み、外部から有償で入力された鍵を用いて暗号化されたコンテンツを復号し、復号したコンテンツを新規データ内に挿入し、復号したコンテンツが挿入された新規データを表示出力する。
【0024】
このように構成されたコンテンツ処理方法においても、先の発明のコンテンツ処理端末とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0025】
さらに、別の発明の著作権管理方法においては、著作権を有するコンテンツが二次利用された状態の新規データ、及びこの二次利用されたコンテンツの著作権情報を含むメタデータを入力し、各コンテンツ毎に、該当コンテンツの著作権情報、暗号化されたコンテンツを復号するための鍵、売上情報を記憶する著作権データベースに対して、入力した新規データを新たなコンテンツとして、著作権情報、及び新規データとコンテンツを特定する特定情報を含む鍵を登録し、著作権データベース内における、有償で提供した鍵に含まれる各特定情報の指定する各売上情報を加算する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
【0027】
図1は本発明の一実施形態に係るコンテンツ処理方法及び著作権管理方法が適用され、コンテンツ処理端末及び著作権管理システムが組込まれたコンテンツ販売システムの概略構成を示す模式図である。
【0028】
このコンテンツ販売システムにおいて、コンテンツ作成・管理装置1は、顧客に対して販売するコンテンツを作成し、コンテンツが組込まれたパッケージ9を管理する。著作権管理装置2はコンテンツ作成・管理装置1で作成されたコンテンツ8、及びコンテンツ処理端末としての顧客端末6から受信した二次利用のコンテンツが挿入された状態の新規データ11に対して著作権登録を実施するとともに、これ等のコンテンツ8及び新規データ11を暗号化してパッケージ9に組込み、暗号化したコンテンツ13を復号するための鍵10を販売店装置4及び顧客端末6へ有償で提供する。
【0029】
したがって、コンテンツ処理端末としての顧客端末6と著作権管理装置2とは著作権管理システムを構成する。
【0030】
コンテンツ配布装置3は、コンテンツ作成・管理装置1から配信されたパッケージ9をネットワーク5を介して顧客端末6へ配布するとともに販売店装置4へ配布する。販売店装置4は、例えば書店やソフトウエア販売店に設置され、コンテンツ配布装置3から配布されたパッケージ9を記録したメモリカード等の記録媒体を顧客に配布するとともに、著作権管理装置2から取寄せたコンテンツを指定した鍵10をメモリカード等の記録媒体に書込んで有償で顧客に販売する。
【0031】
顧客が有する例えばPCからなる顧客端末6は、コンテンツ配布装置3からネットワーク5を介して無償でパッケージ9を取込むとともに、著作権管理装置2からネットワーク7を介して有償で鍵10を取込む。また、顧客は販売店装置4で購入した鍵10が書込まれメモリカードを自己の顧客端末6に装着する。顧客端末6は、パッケージ9に組込まれた暗号化されたコンテンツ13を鍵10で復号し、展開ソフトで展開して表示器に表示する。
【0032】
ソフトモジュールで構成されたパッケージ9内には、図2に示すように、コンテンツの著作権情報を含む該当コンテンツの属性を示すメタデータ12、暗号化されたコンテンツ13、展開用ソフト更新/追加データ14、配布経路15が組込まれている。なお、配布経路15はこのパッケージ9が、コンテンツ配布装置3から顧客端末6や販売店装置4へ配布される時点で書込まれる。
【0033】
メタデータ12内には、このパッケージ9に含まれる全体のコンテンツのID12a、全体のコンテンツに対する二次利用の許諾フラグ12b、全体のコンテンツに対する著作権情報としての著作権番号12cが組込まれている。さらに、この全体のコンテンツ内に二次利用のコンテンツが含まれている場合には、二次利用コンテンツのID12d、二次利用コンテンツに対する二次利用の許諾フラグ12e、二次利用コンテンツに対する著作権情報としての著作権番号12fが組込まれる。
【0034】
展開用ソフト更新/追加データ14は、このパッケージ9に組込まれた暗号化されたコンテンツ13を鍵10で復号したのち、復号されたコンテンツを展開するための展開用ソフトの更新データ又は追加データである。顧客端末6は自己が有する展開用ソフトをパッケージ9に組込まれた展開用ソフト更新/追加データ14で更新又は追加することによって、パッケージ9に組込まれたコンテンツを展開して表示することが可能となる。
【0035】
図3は、コンテンツ販売システムにおけるコンテンツ作成・管理装置1、著作権管理装置2、コンテンツ配布装置3、販売店装置4の詳細構成を示すブロック図である。
【0036】
コンテンツ作成・管理装置1内において、コンテンツ作成部16は、文書、図形、映像等のオリジナルのコンテンツ8を作成して、コンテンツファイル17へ格納する。パッケージ化依頼部18は、コンテンツファイル17のコンテンツ8を著作権管理装置2へ送付するとともに、著作権管理装置2から受領したパッケージ9をパッケージファイル19へ格納する。パッケージ配信部20は、パッケージファイル19の各パッケージ9をコンテンツ配布装置3へ配信すると共に、各パッケージ9の配信記録をパッケージ配信ファイル21へ登録する。
【0037】
著作権管理装置2内において、パッケージ作成部22は、コンテンツ作成・管理装置1から入力されたコンテンツ8、又は顧客端末6からネットワーク7を介して入力された二次利用のコンテンツが挿入された状態の新規データ11に基づいて図2に示すパッケージ9を作成してコンテンツ作成・管理装置1へ送信する。
【0038】
著作権データベース(DB)23内には、図4に示すように、この著作権管理装置2で管理する著作権毎に、著作権番号、著作権者名、利用単価、二次利用許諾フラグ、鍵ID、コンテンツID、売上金額が記憶されている。なお、著作権データベース(DB)23内で記憶される項目に関しては、本実施形態では、著作権番号、著作権者名、利用単価、二次利用許諾フラグ、鍵ID、コンテンツID及び売上金額を取上げているが、必要に応じて新たな項目を追加、一部の項目を削除又は変更してもよい。
【0039】
著作権登録部24は、コンテンツ作成・管理装置1から入力されたコンテンツ8、又は顧客端末6から入力された二次利用のコンテンツが挿入された状態の新規データ11を、図4に示した著作権データベース(DB)23内に新規登録すると共に、該当コンテンツ8単独、又は新規データ11とこの新規データ11に組込まれた二次利用コンテンツとの両方を特定する特定情報を含む鍵10の発行依頼を鍵管理部25へ送信する。そして、得られた鍵10の鍵IDを著作権データベース(DB)23に登録する。
【0040】
鍵管理部25は、発行依頼に基づいて鍵10を作成して、コンテンツ暗号化部26へ送出するとともに、鍵DB(データベース)27へ登録する。さらに鍵管理部25は、鍵配信部28からのコンテンツを指定した鍵10の要求に応じて鍵DB(データベース)27から該当鍵10を読出して鍵配信部28に返信する。コンテンツ暗号化部26は、入力されたコンテンツ8又は新規データ11を入力された鍵10で復号できる条件で暗号化して暗号化したコンテンツ13をパッケージ作成部22へ送出する。
【0041】
メタデータ作成部29は、入力されたコンテンツ8又は新規データ11に対する図2に示したメタデータ12を作成してパッケージ作成部22へ送出するとともに、作成したメタデータ12をメタデータファイル30へ格納する。
【0042】
鍵配信部28は、顧客端末6又は販売店装置4からのコンテンツを指定した鍵10の送信要求に応じて、該当コンテンツに対応する鍵10を鍵管理部25へ要求し、鍵管理部25から受領した鍵10を有償で要求元の顧客端末6又は販売店装置4へ送信する。さらに、鍵配信部28は、鍵10の配信記録を課金部31及び著作権売上管理部33へ通知する。課金部31は、配信記録に基づいてコンテンツ売上登録ファイル32のコンテンツ売上金額を更新する。
【0043】
著作権売上管理部33は、著作権データベース(DB)23内の、有償で配布した鍵10に含まれる特定情報の指定するコンテンツの売上金額を利用単価だけ増額する。この場合、鍵10に含まれる特定情報が新規データ11とこの新規データ11に組込まれた二次利用コンテンツとの両方を特定する特定情報の場合、新規データ11とこの新規データ11に組込まれた二次利用コンテンツとの両方の売上金額を予め定められた分配率に従って増額する。
【0044】
コンテンツ配布装置3内において、パッケージ配布部35は、コンテンツ作成・管理装置1からパッケージ入荷部34に配信されてきたパッケージ9に自己のコンテンツ配布装置3及びWeb配信部37の配布経路15を付加して、Web配布部37を介して配布要求があった顧客端末6へ配布する。また、パッケージ配布部35は、配信されてきたパッケージ9に自己のコンテンツ配布装置3及び配布先の販売店装置4の配布経路15を付加して販売店配布部38へ配布する。さらに、パッケージ配布部35はパッケージ9の配布記録をパッケージ配布ファイル36へ登録する。販売店配布部38は、入力したパッケージ9を例えばSD(secure digital)メモリカード等の小型のメモリカードに書込んで書店やソフトウエア販売店に設置された販売店装置4へ配布する。
【0045】
販売店装置4内において、パッケージ配布部40はコンテンツ配布装置3からパッケージ入荷部39へ入荷したパッケージ9が記録されたメモリカードを係員(店員)が無償で希望する顧客に配布する。鍵販売部42は、顧客からのコンテンツを指定した鍵購入要求が入力すると、この鍵購入要求を鍵管理部41へ送信する。鍵管理部41は、コンテンツを指定した鍵送信要求を著作権管理装置2へ送信し、著作権管理装置2から対応する鍵10が入力すると、この鍵10をパッケージ9とは別のメモリカードに書込んで鍵販売部42へ配布(搬送)する。鍵販売部42は、この鍵10が書込まれたメモリカードを顧客に代金と引替えに渡す。鍵管理部41は、鍵10の売上を鍵売上ファイル43へ登録する。
【0046】
顧客が有する例えばPCからなるコンテンツ処理端末としての顧客端末6は、例えば、図5に示すように構成されている。
【0047】
この顧客端末6内には、ネットワーク5、7を介して、コンテンツ配布装置3、著作権管理装置2、又は他の顧客端末と情報交換を行うWebブラウザ45、販売店装置4で無償配布された又は購入したパッケージ9又は鍵10が記憶されたメモリカード44の記憶データを読取るカード読取部46、Webブラウザ45又はカード読取部46を介してパッケージ9を取込むとともに、取込んだパッケージ9をパッケージメモリ48へ一時記憶する受信部47、Webブラウザ45又はカード読取部46を介して対応するパッケージ9の鍵10を料金を支払って取込むとともに、取込んだ鍵10を鍵メモリ49へ書込む鍵取得部50が設けられている。なお、受信部47は、ネットワーク5、7を介して他の顧客端末から受信した新規コンテンツを受信データメモリ51に書込む。
【0048】
さらに、この顧客端末6内には、鍵10を用いてパッケージ9の暗号化されたコンテンツ13を復号してコンテンツメモリ53へ書込むコンテンツ復号部52、自己の展開用ソフトを記憶する展開用ソフトメモリ54、パッケージ9の展開用ソフト更新/追加データ14に基づいて、展開用ソフトメモリ54に記憶されている自己の展開用ソフトを更新/追加して、更新/追加済みの展開用ソフトとして更新/追加済み展開用ソフトメモリ55へ書込む展開用ソフト更新/追加部56が設けられている。
【0049】
さらに、この顧客端末6内には、更新/追加済みの展開用ソフトを用いてコンテンツメモリ53の復号されたコンテンツを展開して表示器57に表示するコンテンツ展開部58が設けられている。
【0050】
さらに、この顧客端末6内には、この顧客端末6の操作者が、コンテンツ作成ソフト59を用いて、新規作成メモリ61内に新規のコンテンツを作成するコンテンツ作成部60が設けられている。新規作成メモリ61内には、この顧客端末6の操作者が新規に書込んだ文書等の新規データ11a、この新規データ11aに挿入すべき二次利用コンテンツのメタデータ12が記憶される。
【0051】
さらに、この顧客端末6内には、パッケージメモリ48に記憶されているパッケージ9のコンテンツ13の二次利用の許諾をメタデータ12内の二次利用許諾フラグ12b(12e)で判断するに二次利用許諾判定部62、及び許諾された二次利用コンテンツのメタデータ12を新規作成メモリ61内に書込むコンテンツリンク情報生成部63が設けられている。また、送信部64は、操作者の指示に基づいて新規作成メモリ61内に書込まれた新規データ11a及びメタデータからなる新規コンテンツやパッケージメモリ48に記憶されたパッケージ9を他の顧客端末へ送信したり、著作権管理装置2へ著作権登録要求を送信する。
【0052】
図6(a)〜(d)は、この顧客端末6の表示器57における新規コンテンツの作成及び二次利用コンテンツ65の表示画面57aの変遷を示す図である。
【0053】
そして、この顧客端末6は、図7、図8、図9の流れ図に従って、新規コンテンツの作成処理、他の顧客端末6から受信した新規コンテンツの表示処理、及び作成した新規コンテンツの著作権管理装置2に対する著作権登録要求処理を実行する。
【0054】
顧客の操作にて、コンテンツ配布装置3のURLが入力すると(S1)、Webブラウザ45が起動して、コンテンツ配布装置3のホームページ(HP)を検索する(S2)。ホームページが自己の表示器57に表示され、このホームページ上で希望するコンテンツが顧客の操作にて指定されると(S3)、コンテンツ配布装置3からパッケージ9が送信されてくる。パッケージ9を受信すると(S4)、受信部47がこのパッケージ9をパッケージメモリ48へ書込む(S5)。
【0055】
鍵10のメモリカード44が入力されると(S6)、カード読取部46で鍵10を読取り(S7)、鍵メモリ49へ書込む(S8)。
【0056】
顧客の操作によって、新規コンテンツの作成指示が入力すると(S9)、コンテンツ作成ソフト59を起動する(S10)。そして、キーボードから顧客の操作によって、例えば文書等の新規データ11aが入力されると(S11)、この入力された新規データ11aを、新規作成メモリ61へ書込むとともに、図6(a)に示すように、表示器57の表示画面57aに表示出力する(S12)。
【0057】
顧客の操作によって、コンテンツを二次利用するために、パッケージメモリ48に記憶されたパッケージ9のコンテンツ13の読出指示が入力されると(S13)、鍵メモリ49に該当コンテンツ13の鍵10が記憶されていることを確認する(S14)。鍵10が記憶されていれば、この暗号化されたコンテンツ13を復号し(S15)、復号したコンテンツ13aを図6(a)に示すように表示画面57aの一部にウインドウ表示する(S16)。
【0058】
顧客の操作によって、ウインドウ表示されたコンテンツ13aの新規データ11aに対する組込み指示(二次利用指示)が入力されると(S17)、二次利用許諾判定部62が起動して、パッケージメモリ48に記憶されたパッケージ9のメタデータ12の該当コンテンツ13の二次利用許諾フラグ12bの状態を調べる。「1」の場合は(S18)、該当コンテンツ13の二次利用が可能であるので、図6(b)に示すように、ウインドウ表示されたコンテンツ13aを作成中の新規データ11a内に組込んで表示する(S19)。同時に、該当コンテンツ13(13a)のメタデータ12を新規作成メモリ61へ書込む(S20)。すなわち、新規作成メモリ61内には、二次利用されるコンテンツ13a(13)自体は書込まれない。
【0059】
なお、鍵メモリ49に該当コンテンツ13の鍵10が記憶されていない場合は(S14)、表示器57に「鍵無し」表示を行い、鍵取得を促す(S21)。さらに、該当コンテンツ13の二次利用許諾フラグ12bが「0」の場合は(S18)、該当コンテンツ13の二次利用が不可能であるので、表示器57に「二次利用不許可」を表示する(S22)。
【0060】
新規データ11aの作成が終了すると(S23)、図6(c)に示すように、表示器57の表示画面57aには、新規データ11aに二次利用されるコンテンツ13aが挿入された状態の新規データ11が表示される。さらに、この状態においては、新規作成メモリ61内には、新規データ11aと二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12とからなる新規コンテンツが記憶されている。
【0061】
顧客の操作によって、作成した新規のコンテンツ(新規データ11)に対する著作権登録指示が入力されると(S24)、新規データ11a、二次利用されるコンテンツ13a、二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12とをネットワーク7を介して著作権管理装置2へ送信する(S25)。なお、実際には、新規データ11aに二次利用されるコンテンツ13aが挿入された状態の新規データ11及びメタデータ12が送信される。
【0062】
また、図9のS26にて、作成した新規コンテンツの他の顧客端末への送信指示が入力され、二次利用コンテンツの送信指令が続いて操作入力されると(S27)、新規作成メモリ61内に記憶された新規データ11aと二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12とからなる新規コンテンツと、パッケージメモリ48の二次利用されるコンテンツ(13)のパッケージ9とを、ネットワーク5、7を介して、指定された他の顧客端末へ送信する(S28)。
【0063】
なお、二次利用コンテンツの送信指令が操作入力されないと(S27)、新規作成メモリ61内に記憶された新規データ11aと二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12とからなる新規コンテンツのみを指定された他の顧客端末へ送信する(S29)。
【0064】
さらに、S30にて、他の顧客端末から、ネットワーク5、7を介して新規データ11aと二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12とからなる新規コンテンツを受信すると、この受信した新規コンテンツを受信データメモリ51へ書込む(S31)。続いて該当顧客端末から二次利用されるコンテンツ(13)のパッケージ9を受信すると(S32)、パッケージメモリ48へ書込む(S33)。
【0065】
そして、受信データメモリ51に書込んだ新規コンテンツの新規データ11aのみを図6(d)に示すように表示器57の表示画面57aに表示出力する(S34)。この状態においては、二次利用コンテンツ13aは表示されない。
【0066】
受信データメモリ51内に二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12が書込まれていた場合は(S35)、この二次利用されるコンテンツ13a(13)のパッケージ9がパッケージメモリ48に書込まれており(S36)、さらに、鍵メモリ49に、二次利用されるコンテンツ13の鍵10が記憶されていることを確認する(S37)。そして、この鍵10で二次利用されるコンテンツ13を復号し(S38)、復号した二次利用されるコンテンツ13aを、表示器57の表示画面57aに表示されている新規データ11aの指定位置に挿入して表示する(S39)。また、復号した二次利用されるコンテンツ13aを表示画面57aにウインドウ表示する。この状態においては、図6(c)に示すように、表示画面57aに新規データ11aに二次利用されるコンテンツ13aが挿入された状態の新規データ11が表示される。
【0067】
コンテンツ販売システムの著作権管理装置2は、図10に示す流れ図に従って入力されたコンテンツ8、又はメタデータ12が添付された新規データ11に対する著作権管理処理を実施する。
【0068】
コンテンツ作成・管理装置1からのコンテンツ8、又は顧客端末6からのメタデータ12が添付された新規データ11が入力されると(Q1)、この新規データ11も一つのコンテンツと見なして、この入力されたコンテンツに対して、鍵10を発行する(Q2)。なお、この鍵10には、前述したように、該当コンテンツ8単独、又は新規データ11とこの新規データ11に組込まれた二次利用コンテンツ13a(13)との両方を特定する特定情報を含む。
【0069】
そして、該当コンテンツを著作権データベース23へ新規に登録する(Q3)。そして、該当コンテンツの図2に示すメタデータ12に、全体コンテンツID12a、全体コンテンツの二次利用許諾フラグ12b、全体コンテンツの著作権番号12cを書込む(Q4)。該当コンテンツに二次利用のコンテンツ13aが含まれる場合は(Q5)、該当コンテンツの図2に示すメタデータ12に、二次利用のコンテンツID12d、二次利用コンテンツ13aの二次利用許諾フラグ12e、二次利用コンテンツ13aの著作権番号12fを書込む(Q6)。
【0070】
その後、該当コンテンツを鍵10を用いて暗号化し(Q7)、暗号化したコンテンツ13、作成したメタデータ12、展開用ソフト更新/追加データ14等を組込んだパッケージ9を作成して(Q8)、コンテンツ作成・管理装置1へ送出する(Q9)。
【0071】
また、鍵配信部28にて、顧客端末6に対して鍵10を販売すると(Q10)、課金部31でコンテンツ売上登録ファイル32のコンテンツ売上金額を更新する(Q11)。さらに、著作権売上管理部33は、著作権データベース(DB)23内の、有償で配布した鍵10に含まれる特定情報の指定するコンテンツの売上金額を利用単価だけ増額する。この場合、前述したように、鍵10に含まれる特定情報が新規データ11とこの新規データ11に組込まれた二次利用コンテンツ13aとの両方を特定する特定情報の場合、新規データ11とこの新規データ11に組込まれた二次利用コンテンツ13aとの両方の売上金額を予め定められた分配率に従って増額する(Q12)。
【0072】
このように構成されたコンテンツ処理処端末としての顧客端末6及び著作権管理システムが組込まれたコンテンツ販売システムにおいては、コンテンツ配布装置3からネットワーク5又は販売店装置4を介してPC等の顧客端末6に配布されるパッケージ9には、図2に示すように、暗号化されたコンテンツ13の他にメタデータ12等が組込まれている。メタデータ12には、コンテンツ13の二次利用許諾フラグ12b及び著作権情報としての著作権番号12cが書込まれている。
【0073】
そして、このパッケージ9を受領した顧客端末6は、このパッケージ9の暗号化されたコンテンツ13を表示画面57aに表示するには、このコンテンツ13の鍵10を有償で購入する必要がある。
【0074】
顧客が自己の顧客端末6を用いて新規にコンテンツを作成する場合、新規データ11aを順次入力していくと、新規データ11aは新規作成メモリ61に順次書込まれていくと同時に、図6(a)に示すように、表示画面57aに順次表示されていく。
【0075】
そして、自己が作成した新規データ11aにパッケージメモリ48に記憶されたコンテンツ13を二次利用する場合、二次利用コンテンツ13の鍵10があり、かつ該当コンテンツ13の二次利用許諾フラグ12bが「1」の条件の下に、該当コンテンツ13の二次利用が可能となる。
【0076】
この場合、表示画面57aには、図6(c)に示すように、復号された二次利用コンテンツ13aが挿入された状態の新規データ11が表示される。しかし、新規作成メモリ61内には、二次利用されるコンテンツ13a(13)自体は書込まれなく、新規データ11aと二次利用されるコンテンツ13a(13)のメタデータ12のみからなる新規コンテンツが記憶されているのみである。
【0077】
したがって、顧客が顧客端末6で自己が作成した新規コンテンツを、他人が操作する他の顧客端末6へ送信した場合においては、送信先の顧客端末6は、二次利用されるコンテンツ13のパッケージ9及び二次利用されるコンテンツ13の鍵10を有する時のみ、受信した新規コンテンツの実際の内容を表示画面上で閲覧可能である。
【0078】
すなわち、顧客端末6相互間で送受信される新規コンテンツ自体には著作権を有する二次利用されるコンテンツ13a(13)自体は存在しないので、たとえこの新規コンテンツを複写したとしても、二次利用されるコンテンツ13a(13)の著作権は十分保護される。
【0079】
この場合、コンテンツ13a(13)が二次利用可能か否の情報は予めメタデータ12に書込まれているので、コンテンツ13a(13)の二次利用に際して、その都度、二次利用可能か否を著作権管理装置2へ問合わせる必要がないので、顧客端末6の処理負担を軽減できる。
【0080】
また、著作権管理装置2において、顧客端末6から受信したコンテンツ13aが挿入された新規データ11が、コンテンツ作成・管理装置1で作成されたコンテンツ8と同等に、新たなコンテンツとして著作権データベース23に登録される。この場合、新規データ11aとコンテンツ13aを特定する特定情報を含む鍵10も著作権データベース23に登録される。
【0081】
したがって、著作権管理装置2から顧客端末6へ有償で提供した鍵10には、新規データ11aと二次利用されるコンテンツ13aを特定できる情報が含まれるので、新規データ11a及び二次利用されるコンテンツ13aの各著作権を、著作権データベース23の個別の売上として管理可能となる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のコンテンツ処理端末、著作権管理システム、コンテンツ処理方法及び著作権管理方法においては、新規に作成されるコンテンツに組込まれる二次利用のコンテンツの著作権を確実に保護でき、かつ、この二次利用のコンテンツが組込まれた新規のコンテンツが有償で配布された場合においては、この新規のコンテンツにおける新規データに対する著作権の使用料と、この新規のコンテンツにおける二次利用のコンテンツの著作権の使用料とを確実に区別して徴収可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンテンツ処理方法及び著作権管理方法が適用され、コンテンツ処理端末及び著作権管理システムが組込まれたコンテンツ販売システムの概略構成を示す模式図
【図2】同実施形態コンテンツ販売システムにおいて配布されるパッケージの構成を示す図
【図3】同実施形態コンテンツ販売システムの詳細構成を示すブロック図
【図4】同実施形態コンテンツ販売システムに組込まれた著作権管理装置内に形成された著作権データベースの記憶内容を示す図
【図5】同実施形態コンテンツ販売システムに組込まれた顧客端末の構成を示すブロック図
【図6】同顧客端末における表示器の表示内容を示す図
【図7】同顧客端末の動作を示す流れ図
【図8】同じく同顧客端末の動作を示す流れ図
【図9】同じく同顧客端末の動作を示す流れ図
【図10】同実施形態コンテンツ販売システムに組込まれた著作権管理装置の動作を示す流れ図
【符号の説明】
1…コンテンツ作成・管理装置、2…著作権管理装置、3…コンテンツ配布装置、4…販売店装置、5、7…ネットワーク、6…顧客端末、8,13,13aコンテンツ、9…パッケージ、10…鍵、11,11a…新規データ、12…メタデータ、23…著作権データベース、24…著作権登録部、25…鍵管理部、33…著作権売上管理部、48…パッケージメモリ、49…鍵メモリ、51…受信データメモリ、57…表示器、59…コンテンツ作成ソフト、60…コンテンツ作成部、61…新規作成メモリ、62…二次利用許諾判定部
Claims (7)
- 新規データに対して著作権を有するコンテンツを二次利用して新規のコンテンツを作成し表示するコンテンツ処理端末において、
前記二次利用されるコンテンツの著作権情報を含むメタデータと暗号化されたコンテンツとが組込まれたパッケージを一時記憶するパッケージメモリと、
順次操作入力される新規データを新規作成メモリに書込む新規データ書込手段と、
コンテンツに対する二次利用要求に応じて、この二次利用のコンテンツのメタデータを前記新規作成メモリに書込むメタデータ書込手段と、
前記新規作成メモリに記憶された新規データ及びメタデータを新規コンテンツとして読出す新規コンテンツ読出手段と、
外部から有償で入力された鍵を用いて前記暗号化されたコンテンツを復号し、復号したコンテンツを前記新規データ内に挿入し、コンテンツが挿入された新規データを表示出力する新規コンテンツ表示手段と
を備えたことを特徴とするコンテンツ処理端末。 - 前記メタデータは対応するコンテンツに対する二次利用を許諾するか否の許諾可否情報を含み、
この許諾可否情報が許諾否のとき、前記コンテンツに対する二次利用を禁止する
ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ処理端末。 - 前記新規作成メモリから読出した新規コンテンツ及び前記パッケージを送信する送信手段と、
外部から新規コンテンツ及びパッケージを受信する受信手段と、
外部から入力された鍵を用いて受信したパッケージのコンテンツを復号し、復号したコンテンツを前記受信した新規コンテンツの新規データ内に挿入し、コンテンツが挿入された新規データを表示出力する新規コンテンツ表示手段と
を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のコンテンツ処理端末。 - 著作権登録要求に応じて、前記コンテンツが挿入された新規データ及び対応するメタデータを著作権管理装置へ送出する送信手段を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のコンテンツ処理端末。
- 請求項4記載のコンテンツ処理端末と、このコンテンツ処理端末で作成された新規コンテンツに対する著作権を管理する著作権管理装置とを備えた著作権管理システムにおいて、
前記著作権管理装置は、
各コンテンツ毎に、該当コンテンツの著作権情報、暗号化されたコンテンツを復号するための鍵、売上情報を記憶する著作権データベースと、
前記コンテンツ処理端末から受信した前記コンテンツが挿入された新規データを新たなコンテンツとして、著作権情報、及び新規データと前記コンテンツを特定する特定情報を含む鍵を前記著作権データベースに登録する著作権登録手段と、
前記新規データと前記コンテンツの各著作権情報を含むメタデータ、及び前記鍵で再度暗号化された前記新たなコンテンツを組込んだパッケージを出力するパッケージ作成手段と、
前記コンテンツ処理端末へ有償で提供した鍵に含まれる各特定情報の指定する各売上情報を加算する著作権売上管理手段とを有する
ことを特徴とする著作権管理システム。 - 新規データに対して著作権を有する暗号化されたコンテンツを二次利用して新規のコンテンツを作成し表示するコンテンツ処理方法において、
操作入力される新規データと、この新規データに前記二次利用されるコンテンツの著作権情報を含むメタデータとを新規コンテンツとして新規作成メモリに書込み、
外部から有償で入力された鍵を用いて前記暗号化されたコンテンツを復号し、復号したコンテンツを前記新規データ内に挿入し、復号したコンテンツが挿入された新規データを表示出力する
ことを特徴とするコンテンツ処理方法。 - 著作権を有するコンテンツが二次利用された状態の新規データ、及びこの二次利用されたコンテンツの著作権情報を含むメタデータを入力し、
各コンテンツ毎に、該当コンテンツの著作権情報、暗号化されたコンテンツを復号するための鍵、売上情報を記憶する著作権データベースに対して、前記入力した新規データを新たなコンテンツとして、著作権情報、及び新規データと前記コンテンツを特定する特定情報を含む鍵を登録し、
前記著作権データベース内における、有償で提供した鍵に含まれる各特定情報の指定する各売上情報を加算する
ことを特徴とする著作権管理方法。
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