JP2004253871A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】データ転送先のファイルサーバ等をURIによって一意に指定可能とし、転送後、指定された配布先にデータの場所や保持期限等を自動的に通知し、更に保持期限が過ぎたデータはファイルサーバ上から自動的に削除することができる画像形成装置を提供すること。
【構成】ユーザID、パスワードを入力するための転送先情報入力手段と、画像読み取り手段と、データ転送手段と、該データ転送手段により転送するデータの保持期限を入力する保持期限入力手段と、該保持期限入力手段により入力された保持期限がくると該情報処理装置に該データ転送手段により転送したデータを削除するデータ削除手段と、データの受取人に転送したデータのURIや保持期限を通知するために通知先を入力する通知先入力手段と、該通知先入力手段により入力された通知先に対してURI情報や保持期限情報等を通知する情報通知手段とを含んで画像形成装置を構成する。
【選択図】 図1
【構成】ユーザID、パスワードを入力するための転送先情報入力手段と、画像読み取り手段と、データ転送手段と、該データ転送手段により転送するデータの保持期限を入力する保持期限入力手段と、該保持期限入力手段により入力された保持期限がくると該情報処理装置に該データ転送手段により転送したデータを削除するデータ削除手段と、データの受取人に転送したデータのURIや保持期限を通知するために通知先を入力する通知先入力手段と、該通知先入力手段により入力された通知先に対してURI情報や保持期限情報等を通知する情報通知手段とを含んで画像形成装置を構成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット又はイントラネット上で電子データの配布を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置ではスキャナ等により読み取った画像をファイルサーバ等の宛先を指定することにより、ネットワークを介して直接転送可能となっている。又、転送プロトコルとしては、FTP、SMB、IPX等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来データ転送先ファイルサーバを指定する場合、プロトコル毎に転送先の指定方法が異なっていたり、インターネット上のファイルサーバを一意に指定することができなかった。
【0004】
又、読み取った画像データや書類データを複数人配布したい場合、ファイルサーバに転送後、ユーザが口頭、電話又は電子メール等の通知手段でデータの場所等を1人1人に通知しなければならなかった。
【0005】
更に、ファイルサーバに転送したデータの削除は、ユーザが手動で行わなければならず、削除し忘れたデータが長期間残ることもあり、ファイルサーバのメモリ(ディスク)の浪費の原因となっていた。
【0006】
又、書類データを受け取るべき人全てが受け取ったかどうかを確認するには、送信者がそれぞれに確認を取らなければならなかった。
【0007】
そこで、本発明は上記欠点を除去するために成されたもので、先ず、データ転送先のファイルサーバ等をURIによって一意に指定可能とし、転送後、指定された配布先にデータの場所や保持期限等を自動的に通知し、更に保持期限が過ぎたデータはファイルサーバ上から自動的に削除することができる画像形成装置を提供することにある。
【0008】
又、全ての配布先がデータを受け取ったことが確認できたら自動的にデータを削除することを可能としている。
【0009】
更に、本発明においてHTTP、FTP、SMTP等のインターネット標準プロトコルを用いることにより、インターネットを介したデータの配布が容易にできるようになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、はネットワークに接続し様々なデータをネットワーク経由で送受信可能であって、データ転送先の情報処理装置を特定するためのURIやデータ転送先へアクセスするために必要なユーザID、パスワードを入力するための転送先情報入力手段と、書類等を電子データとして読み取るための画像読み取り手段と、該画像読み取り手段により取得したデータを、該転送先情報入力手段により入力されたURI、ユーザID、パスワード等を用いてネットワーク上の情報処理装置に転送するデータ転送手段と、該データ転送手段により転送するデータの保持期限を入力する保持期限入力手段と、該保持期限入力手段により入力された保持期限がくると該情報処理装置に該データ転送手段により転送したデータを削除するデータ削除手段と、データの受取人に転送したデータのURIや保持期限を通知するために通知先を入力する通知先入力手段と、該通知先入力手段により入力された通知先に対してURI情報や保持期限情報等を通知する情報通知手段とを有するものしたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は本発明に係る画像形成装置が接続されるネットワーク構成の例を示す図である。
【0013】
図1において、画像形成装置102は、本発明における画像形成装置であり、メールサーバ111と共にローカルエリアネットワーク(以下、LAN)106に接続されている。又、LAN106は、ファイアウォール109を介してインターネット107に接続されている。ファイルサーバ103は、HTTPサーバ及びFTPサーバが稼動しており、インターネットからアクセス可能な設定となっている。
【0014】
一方、パーソナルコンピュータ(以下、PC)101,104は、メールサーバ110と共にLAN105に接続されている。更に、LAN105は、ファイアウォール108を介してインターネット107に接続されている。
【0015】
画像形成装置102は、スキャナにより読み取ったデータをHTTPプロトコル又はFTPプロトコルを用いてネットワーク上のファイルサーバ103に送信する。又、ファイルサーバ103上のデータをHTTP或はFTPを用いて削除することも可能である。更に、画像形成装置102は、SMTP及びPOPを用いてメールサーバ111に対して電子メールを送受信することが可能である。メールサーバ111は、SMTPに従って電子メールをLAN106内或はインターネット107へ配信する他、POPクライアントへ電子メールを配信する。
【0016】
PC101及びPC104は、メールサーバ110より電子メールを受信し、画面上に表示することが可能であり、同様にSMTPを用いて電子メールを送信することも可能である。
【0017】
図2は本実施の形態における画像形成装置102のソフトウェアブロック図である。
【0018】
アプリケーション部201は、本発明の本実施の形態における動作全体を制御するモジュールである。UI制御部202は、アプリケーション部201からの指示により、データ送信先のURIや認証のためのユーザID、パスワード、更にはデータ保持期限値、配布通知先の電子メールアドレスをユーザに入力させて取得する。UI制御部202により取得した情報は、アプリケーション部201が記憶部204に記憶する。
【0019】
スキャナ制御部203は、スキャナを制御し、データを読み取りアプリケーション部201に渡す。タイマ監視部205は、データ保持期限をタイマにより監視し、保持期限が過ぎた場合にアプリケーション部201に通知する。HTTP制御部207は、HTTPプロトコルを制御する部分であり、ネットワーク送受信制御部208を介してHTTPプロトコルに従ったデータの送受信を行う。SMTP制御部206は、SMTPプロトコルを処理する部分であり、ネットワーク送受信制御部208を介してSMTPプロトコルに従ったデータの送受信を制御する。POPプロトコル制御部209は、POPプロトコルを処理する部分であり、ネットワーク送受信制御部208を介してPOPプロトコルに従ったデータの送受信を制御する。
【0020】
図3、図4及び図5は本実施の形態における画像形成装置102のUI上に表示される画面である。
【0021】
図3はスキャナにより読み取ったデータを転送する際の転送先サーバ(本実施の形態ではファイルサーバ103を指す)のURI301及び転送先サーバにアクセス許可を得るための認証情報(ユーザID302、パスワード303)等を入力する画面である。
【0022】
図4は図3の通知先設定ボタン305を押下したときに表示される画面であり、データの配布先を電子メールアドレス指定する画面である。電子メールアドレスは複数指定可能となっている。
【0023】
図5は図3において保持期限設定ボタン304を押下したときに表示される画面であり、転送先サーバに保持される期間を設定する画面である。
【0024】
図6は本実施の形態における画像形成装置102が生成する電子メールの一例を示す図、図7は記憶部204に一時的に保持されるデータの内容を示す図、図8は書類(スキャナで読み取ったデータ)をファイルサーバ103に送信する場合の動作を示すフローチャートである。
【0025】
以下、本実施の形態における画像形成装置102の書類送信動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
【0026】
画像形成装置102において、書類送信動作が行われる場合、先ず、S801において、UI制御部202は、図3の画面をUIに表示する。ユーザは、URIテキストボックス301、ユーザIDテキストボックス302、パスワードテキストボックス303にそれぞれ入力することが可能である。又、本画面では、データ保持期限は初期値1週間となっており、ユーザが変更しなければ保持期間が1週間となる。
【0027】
図3の画面において、ユーザがデータ保持期限を変更したい場合は、保持期限設定ボタン304を押下する。保持期限設定ボタン304が押下された場合は、図5に示す画面に切り替わる。図5の画面においては、1日間ボタン501、1週間ボタン502、1箇月ボタン503、無期限ボタン504、日付指定ボタン及び入力エリア505が用意されており、ユーザが自由に保持期限を設定可能となっている。図5の例では、1日間が反転表示されており、ユーザが1日間を選択したことを示している。変更を確定する場合は、OKボタン506、変更をキャンセルする場合はキャンセルボタン507を押下することにより図3の画面に戻ることができる。
【0028】
又、図3において、ユーザが通知宛先を設定したい場合は、通知先設定ボタン304を押下する。通知先設定ボタン304が押下された場合は、図4の画面に切り替わる。図4に示す画面においては、通知先リストエリア401,406に登録された通知先電子メールアドレスが表示されている。図4の例では、tanaka@cbc.co.jpとsuzuki@abc.co.jpという2つの電子メールアドレスが設定されている状態である。
【0029】
通知先を追加したい場合は、追加ボタン403を押下し、不図示の追加画面にて電子メールアドレスを入力する。又、画像形成装置102が持つ不図示のアドレス帳を参照したい場合は、アドレス帳ボタン402を押下し、アドレス帳に予め登録されている電子メールアドレスを選択して追加することも可能である。
【0030】
通知先リストに設定した電子メールアドレスを削除したい場合は、リスト上の電子メールアドレスを選択し、削除ボタン404を押下する。通知先リストの設定が完了したらOKボタンを押下することにより図3の画面に戻ることができる。
【0031】
図3〜図5の画面を用いて全ての設定が終了すると、ユーザはスタートボタン306を押下することにより書類送信動作を開始することができる。書類送信動作をキャンセルする場合は、キャンセルボタン307を押下する。
【0032】
図3においてスタートボタン306が押下された場合、UI制御部202は、S802〜S804において全ての情報を取得しアプリケーション部201に渡す。アプリケーション部201は、記憶部204に一時的にこれらの情報を記憶した後、S805へ進み、スキャナ制御部203を使用してスキャナから書類データを読み込む。S805において書類データを読み込みが終了すると、S806へ進み、書類データをHTML形式のデータとして整形し、S807の書類データ送信動作に進む。尚、書類データ送信動作S807の詳細については後述する。
【0033】
S807の動作が終了するとS808へ進み、電子メール送信動作を行う。電子メール送信動作S808の詳細については後述する。電子メール送信動作が終了すると、S809へ進み、図7に示すファイルサーバ上の書類データを削除するときに必要となる情報や通知先メールアドレスと返信メール受信フラグ等を記憶部204に記憶し、S810ではタイマ監視部205に保持期限タイマのスタートを指示した後動作を終了する。図7におけるDIDは、書類データを識別するために付けられたユニークなIDを表す。
【0034】
図9は図8におけるS807の書類データ送信動作の詳細を示すフローチャートである。
【0035】
S901では、指定されたURIから送信先(本実施の形態ではファイルサーバ103を指す)を特定し、S902で特定した送信先にTCP/IPで接続する。S903では、HTTP制御部207を用いてHTTPのPUTメソッドを使用することにより、スキャナで読み取った書類データを送信する。但し、ここでBasic 認証、或はDigest認証が必要である判断した場合は、S802で取得したユーザID、パスワードを用いて所定の認証動作も行う。S903で書類データの送信が完了すると、S904でTCPコネクションを切断する。
【0036】
図10は図8のS808における電子メール送信動作の詳細を示すフローチャートである。
【0037】
S1001では、S803で取得した電子メールアドレスを宛先として、図6に例として示した電子メールを作成する。電子メールの内容としては、Subject ヘッダにDID番号を付加し、更に書類データのURIとS804で取得した保持期間(例では1日間)と現在の日付を基に計算したデータ保持期限日時(図6では6月1日から1日間で保持期限は6月2日となる)等の情報を本文に付加している。又、書類を受け取った後に、メールを返信する旨の指示文を付加している。
【0038】
S1001において電子メールを作成すると、S1002においてSMTP制御部206を用いてSMTPサーバに接続する。図1のネットワーク構成例では、SMTPサーバは、メールサーバ111である。S1003では、SMTPプロトコルを用いて電子メールを送信し、S1004でコネクションを切断し、送信動作を終了する。
【0039】
S808で送信した電子メールは、例えば図1のネットワーク構成図のPC101に到達し、画面に図6の電子メールが表示される。この電子メールを見たユーザは、電子メール中のURIに対し保持期限までにアクセスし、書類データを取得、或は閲覧することが可能となる。更に、ユーザが書類データを取得後にメールを返信することにより、後述する受け取り通知によるデータの自動削除が可能となる。
【0040】
図11は保持期間が経過したファイルサーバ上の書類データを自動的に削除するため画像形成装置102のデータ削除動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、通知先からの返信メールが全て届く前に保持期間が経過した場合の動作を示すものである。
【0041】
タイマ監視部205で図8のS810によって開始されたタイマがタイムアップした場合、アプリケーション部201にイベントとして通知されるため、S101においては、タイムアップのイベント待ち状態となっている。タイムアップのイベントが通知された場合、S1102へ進み、S809において記憶部204に保持しておいた図7に示す情報を参照し、削除する書類を決定し、該当するサーバ(本実施の形態の図1ではファイルサーバ103に相当)に接続する。
【0042】
更に、S1103では、HTTP制御部207を用いて、HTTPのDELETEメソッドを使用して該当書類データの削除を行う。但し、ここでBasic 認証、或はDigest認証が必要である判断した場合は、図7の例のように記憶部204に保持しておいたユーザID、パスワードを用いて所定の認証動作も行う。S1103においてデータの削除が完了すると、S1104においてTCPコネクションを切断し動作を終了する。
【0043】
図12は通知先からの返信メールを受信した場合の画像形成装置102の動作を示すフローチャートである。
【0044】
S1201は返信メール待ち状態であり、POPプロトコルを使用して返信メールを受信した場合、S1202へ進む。S1202では、返信メールのSubject のDID番号と記憶部204に記憶した図7に示す情報テーブルのDIDと一致するテーブルを検索する。一致するテーブルがない場合には、返信メールを破棄してS1201に戻る。一致するテーブルがある場合には、S1203へ進む。
【0045】
S1203では、返信メールのFrom行の電子メールアドレスと一致するテーブル内の通知先メールアドレスを検索する。一致する通知先メールアドレスがない場合には、返信メールを破棄し、S1201へ戻る。一致する通知先メールアドレスがあった場合には、S1204へ進む。S1204では、S1203で一致した通知先アドレスの「返信通知受信フラグ」を1に設定し、S1205へ進む。S1205では、テーブル内の「返信通知受信フラグ」が全て1になったか否かを判定する。
【0046】
全て1ではないと判定した場合には、S1201へ戻り、次の受信待ち状態となる。全て1と判断した場合には、S1206へ進み、テーブル内に記憶したURLやユーザID、パスワードを使用して該当サーバに接続する。更に、S1207では、HTTPのDELETEメソッドを使用して該当する書類データを削除し、S1208でコネクションを切断する。S1209では、テーブル内に記憶したタイマIDを使用して該当する保持期限タイマをキャンセルし、テーブル情報全体を削除し、S1201へ戻る。
【0047】
尚、以上の実施の形態では、画像形成装置102とファイルサーバ103間の通信プロトコルとしてHTTPを使用しているが、FTP等の他のプロトコルを使用しても良い。又、書類データの場所を示すURIを通知する手段として、SMTPを利用した電子メールを送信しているが、それに代わるプロトコルでも良い。又、返信通知を受け取る手段としてPOPプロトコルを使用しているが、それに代わるプロトコルでも良い。
【0048】
図1におけるファイルサーバ103は、インターネット上のどこに設置されていても良く、書類データの転送や引取りをネットワーク上で行う際に機密保護のためにTLS等の暗号化通信と組み合わせても良い。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、画像形成装置がスキャナ等により読み取った書類を電子データとして調節配布する場合、データ転送先のファイルサーバ等をURIによって一意に指定可能とし、転送後、指定された配布先にデータの場所や保持期限等を自動的に通知することにより、ユーザの配布作業を簡潔にし、インターネットを介した書類の配布が自動化される効果がある。
【0050】
又、本発明の画像形成装置にとってデータ転送先は1箇所であり、複数人に配布したい場合であっても複数箇所にデータを転送する必要がなく画像形成装置の通信負荷を削減することができる。
【0051】
又、配布先全てから返信通知を受け取るとファイルサーバ上のデータを自動的に削除することにより、ファイルサーバのハードディスク使用量の無駄を削減する効果がある。
【0052】
更に、配布先から返信通知を全て受信しない場合でも保持期限が過ぎたデータは、ファイルサーバ上から自動的に削除することにより、より効果的にファイルサーバのハードディスク使用量の無駄を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるネットワーク構成の例を示す模式図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置のUIパネル上に表示されるデータ転送先を指定する画面を示す図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置のUIパネル上に表示される通知先を指定する画面を示す図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置のUIパネル上に表示されるデータ保持期限を指定する画面を示す図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置が生成する通知先に送信する電子メールの内容例を示す図である。
【図7】本発明に係る画像形成装置が保持する書類データ毎の情報を示すテーブルである。
【図8】本発明に係る画像形成装置の書類送信動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る画像形成装置のデータ送信動作を表すフローチャートである。
【図10】本発明に係る画像形成装置の電子メール送信動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る画像形成装置の保持期限切れ時のデータ削除動作を示すすフローチャートである。
【図12】本発明に係る画像形成装置の返信メール受信動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 PC
102 画像形成装置
103 ファイルサーバ
104 PC
106 LAN
107 インターネット
109 ファイアウォール
110 メールサーバ
111 メールサーバ
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット又はイントラネット上で電子データの配布を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置ではスキャナ等により読み取った画像をファイルサーバ等の宛先を指定することにより、ネットワークを介して直接転送可能となっている。又、転送プロトコルとしては、FTP、SMB、IPX等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来データ転送先ファイルサーバを指定する場合、プロトコル毎に転送先の指定方法が異なっていたり、インターネット上のファイルサーバを一意に指定することができなかった。
【0004】
又、読み取った画像データや書類データを複数人配布したい場合、ファイルサーバに転送後、ユーザが口頭、電話又は電子メール等の通知手段でデータの場所等を1人1人に通知しなければならなかった。
【0005】
更に、ファイルサーバに転送したデータの削除は、ユーザが手動で行わなければならず、削除し忘れたデータが長期間残ることもあり、ファイルサーバのメモリ(ディスク)の浪費の原因となっていた。
【0006】
又、書類データを受け取るべき人全てが受け取ったかどうかを確認するには、送信者がそれぞれに確認を取らなければならなかった。
【0007】
そこで、本発明は上記欠点を除去するために成されたもので、先ず、データ転送先のファイルサーバ等をURIによって一意に指定可能とし、転送後、指定された配布先にデータの場所や保持期限等を自動的に通知し、更に保持期限が過ぎたデータはファイルサーバ上から自動的に削除することができる画像形成装置を提供することにある。
【0008】
又、全ての配布先がデータを受け取ったことが確認できたら自動的にデータを削除することを可能としている。
【0009】
更に、本発明においてHTTP、FTP、SMTP等のインターネット標準プロトコルを用いることにより、インターネットを介したデータの配布が容易にできるようになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、はネットワークに接続し様々なデータをネットワーク経由で送受信可能であって、データ転送先の情報処理装置を特定するためのURIやデータ転送先へアクセスするために必要なユーザID、パスワードを入力するための転送先情報入力手段と、書類等を電子データとして読み取るための画像読み取り手段と、該画像読み取り手段により取得したデータを、該転送先情報入力手段により入力されたURI、ユーザID、パスワード等を用いてネットワーク上の情報処理装置に転送するデータ転送手段と、該データ転送手段により転送するデータの保持期限を入力する保持期限入力手段と、該保持期限入力手段により入力された保持期限がくると該情報処理装置に該データ転送手段により転送したデータを削除するデータ削除手段と、データの受取人に転送したデータのURIや保持期限を通知するために通知先を入力する通知先入力手段と、該通知先入力手段により入力された通知先に対してURI情報や保持期限情報等を通知する情報通知手段とを有するものしたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は本発明に係る画像形成装置が接続されるネットワーク構成の例を示す図である。
【0013】
図1において、画像形成装置102は、本発明における画像形成装置であり、メールサーバ111と共にローカルエリアネットワーク(以下、LAN)106に接続されている。又、LAN106は、ファイアウォール109を介してインターネット107に接続されている。ファイルサーバ103は、HTTPサーバ及びFTPサーバが稼動しており、インターネットからアクセス可能な設定となっている。
【0014】
一方、パーソナルコンピュータ(以下、PC)101,104は、メールサーバ110と共にLAN105に接続されている。更に、LAN105は、ファイアウォール108を介してインターネット107に接続されている。
【0015】
画像形成装置102は、スキャナにより読み取ったデータをHTTPプロトコル又はFTPプロトコルを用いてネットワーク上のファイルサーバ103に送信する。又、ファイルサーバ103上のデータをHTTP或はFTPを用いて削除することも可能である。更に、画像形成装置102は、SMTP及びPOPを用いてメールサーバ111に対して電子メールを送受信することが可能である。メールサーバ111は、SMTPに従って電子メールをLAN106内或はインターネット107へ配信する他、POPクライアントへ電子メールを配信する。
【0016】
PC101及びPC104は、メールサーバ110より電子メールを受信し、画面上に表示することが可能であり、同様にSMTPを用いて電子メールを送信することも可能である。
【0017】
図2は本実施の形態における画像形成装置102のソフトウェアブロック図である。
【0018】
アプリケーション部201は、本発明の本実施の形態における動作全体を制御するモジュールである。UI制御部202は、アプリケーション部201からの指示により、データ送信先のURIや認証のためのユーザID、パスワード、更にはデータ保持期限値、配布通知先の電子メールアドレスをユーザに入力させて取得する。UI制御部202により取得した情報は、アプリケーション部201が記憶部204に記憶する。
【0019】
スキャナ制御部203は、スキャナを制御し、データを読み取りアプリケーション部201に渡す。タイマ監視部205は、データ保持期限をタイマにより監視し、保持期限が過ぎた場合にアプリケーション部201に通知する。HTTP制御部207は、HTTPプロトコルを制御する部分であり、ネットワーク送受信制御部208を介してHTTPプロトコルに従ったデータの送受信を行う。SMTP制御部206は、SMTPプロトコルを処理する部分であり、ネットワーク送受信制御部208を介してSMTPプロトコルに従ったデータの送受信を制御する。POPプロトコル制御部209は、POPプロトコルを処理する部分であり、ネットワーク送受信制御部208を介してPOPプロトコルに従ったデータの送受信を制御する。
【0020】
図3、図4及び図5は本実施の形態における画像形成装置102のUI上に表示される画面である。
【0021】
図3はスキャナにより読み取ったデータを転送する際の転送先サーバ(本実施の形態ではファイルサーバ103を指す)のURI301及び転送先サーバにアクセス許可を得るための認証情報(ユーザID302、パスワード303)等を入力する画面である。
【0022】
図4は図3の通知先設定ボタン305を押下したときに表示される画面であり、データの配布先を電子メールアドレス指定する画面である。電子メールアドレスは複数指定可能となっている。
【0023】
図5は図3において保持期限設定ボタン304を押下したときに表示される画面であり、転送先サーバに保持される期間を設定する画面である。
【0024】
図6は本実施の形態における画像形成装置102が生成する電子メールの一例を示す図、図7は記憶部204に一時的に保持されるデータの内容を示す図、図8は書類(スキャナで読み取ったデータ)をファイルサーバ103に送信する場合の動作を示すフローチャートである。
【0025】
以下、本実施の形態における画像形成装置102の書類送信動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
【0026】
画像形成装置102において、書類送信動作が行われる場合、先ず、S801において、UI制御部202は、図3の画面をUIに表示する。ユーザは、URIテキストボックス301、ユーザIDテキストボックス302、パスワードテキストボックス303にそれぞれ入力することが可能である。又、本画面では、データ保持期限は初期値1週間となっており、ユーザが変更しなければ保持期間が1週間となる。
【0027】
図3の画面において、ユーザがデータ保持期限を変更したい場合は、保持期限設定ボタン304を押下する。保持期限設定ボタン304が押下された場合は、図5に示す画面に切り替わる。図5の画面においては、1日間ボタン501、1週間ボタン502、1箇月ボタン503、無期限ボタン504、日付指定ボタン及び入力エリア505が用意されており、ユーザが自由に保持期限を設定可能となっている。図5の例では、1日間が反転表示されており、ユーザが1日間を選択したことを示している。変更を確定する場合は、OKボタン506、変更をキャンセルする場合はキャンセルボタン507を押下することにより図3の画面に戻ることができる。
【0028】
又、図3において、ユーザが通知宛先を設定したい場合は、通知先設定ボタン304を押下する。通知先設定ボタン304が押下された場合は、図4の画面に切り替わる。図4に示す画面においては、通知先リストエリア401,406に登録された通知先電子メールアドレスが表示されている。図4の例では、tanaka@cbc.co.jpとsuzuki@abc.co.jpという2つの電子メールアドレスが設定されている状態である。
【0029】
通知先を追加したい場合は、追加ボタン403を押下し、不図示の追加画面にて電子メールアドレスを入力する。又、画像形成装置102が持つ不図示のアドレス帳を参照したい場合は、アドレス帳ボタン402を押下し、アドレス帳に予め登録されている電子メールアドレスを選択して追加することも可能である。
【0030】
通知先リストに設定した電子メールアドレスを削除したい場合は、リスト上の電子メールアドレスを選択し、削除ボタン404を押下する。通知先リストの設定が完了したらOKボタンを押下することにより図3の画面に戻ることができる。
【0031】
図3〜図5の画面を用いて全ての設定が終了すると、ユーザはスタートボタン306を押下することにより書類送信動作を開始することができる。書類送信動作をキャンセルする場合は、キャンセルボタン307を押下する。
【0032】
図3においてスタートボタン306が押下された場合、UI制御部202は、S802〜S804において全ての情報を取得しアプリケーション部201に渡す。アプリケーション部201は、記憶部204に一時的にこれらの情報を記憶した後、S805へ進み、スキャナ制御部203を使用してスキャナから書類データを読み込む。S805において書類データを読み込みが終了すると、S806へ進み、書類データをHTML形式のデータとして整形し、S807の書類データ送信動作に進む。尚、書類データ送信動作S807の詳細については後述する。
【0033】
S807の動作が終了するとS808へ進み、電子メール送信動作を行う。電子メール送信動作S808の詳細については後述する。電子メール送信動作が終了すると、S809へ進み、図7に示すファイルサーバ上の書類データを削除するときに必要となる情報や通知先メールアドレスと返信メール受信フラグ等を記憶部204に記憶し、S810ではタイマ監視部205に保持期限タイマのスタートを指示した後動作を終了する。図7におけるDIDは、書類データを識別するために付けられたユニークなIDを表す。
【0034】
図9は図8におけるS807の書類データ送信動作の詳細を示すフローチャートである。
【0035】
S901では、指定されたURIから送信先(本実施の形態ではファイルサーバ103を指す)を特定し、S902で特定した送信先にTCP/IPで接続する。S903では、HTTP制御部207を用いてHTTPのPUTメソッドを使用することにより、スキャナで読み取った書類データを送信する。但し、ここでBasic 認証、或はDigest認証が必要である判断した場合は、S802で取得したユーザID、パスワードを用いて所定の認証動作も行う。S903で書類データの送信が完了すると、S904でTCPコネクションを切断する。
【0036】
図10は図8のS808における電子メール送信動作の詳細を示すフローチャートである。
【0037】
S1001では、S803で取得した電子メールアドレスを宛先として、図6に例として示した電子メールを作成する。電子メールの内容としては、Subject ヘッダにDID番号を付加し、更に書類データのURIとS804で取得した保持期間(例では1日間)と現在の日付を基に計算したデータ保持期限日時(図6では6月1日から1日間で保持期限は6月2日となる)等の情報を本文に付加している。又、書類を受け取った後に、メールを返信する旨の指示文を付加している。
【0038】
S1001において電子メールを作成すると、S1002においてSMTP制御部206を用いてSMTPサーバに接続する。図1のネットワーク構成例では、SMTPサーバは、メールサーバ111である。S1003では、SMTPプロトコルを用いて電子メールを送信し、S1004でコネクションを切断し、送信動作を終了する。
【0039】
S808で送信した電子メールは、例えば図1のネットワーク構成図のPC101に到達し、画面に図6の電子メールが表示される。この電子メールを見たユーザは、電子メール中のURIに対し保持期限までにアクセスし、書類データを取得、或は閲覧することが可能となる。更に、ユーザが書類データを取得後にメールを返信することにより、後述する受け取り通知によるデータの自動削除が可能となる。
【0040】
図11は保持期間が経過したファイルサーバ上の書類データを自動的に削除するため画像形成装置102のデータ削除動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、通知先からの返信メールが全て届く前に保持期間が経過した場合の動作を示すものである。
【0041】
タイマ監視部205で図8のS810によって開始されたタイマがタイムアップした場合、アプリケーション部201にイベントとして通知されるため、S101においては、タイムアップのイベント待ち状態となっている。タイムアップのイベントが通知された場合、S1102へ進み、S809において記憶部204に保持しておいた図7に示す情報を参照し、削除する書類を決定し、該当するサーバ(本実施の形態の図1ではファイルサーバ103に相当)に接続する。
【0042】
更に、S1103では、HTTP制御部207を用いて、HTTPのDELETEメソッドを使用して該当書類データの削除を行う。但し、ここでBasic 認証、或はDigest認証が必要である判断した場合は、図7の例のように記憶部204に保持しておいたユーザID、パスワードを用いて所定の認証動作も行う。S1103においてデータの削除が完了すると、S1104においてTCPコネクションを切断し動作を終了する。
【0043】
図12は通知先からの返信メールを受信した場合の画像形成装置102の動作を示すフローチャートである。
【0044】
S1201は返信メール待ち状態であり、POPプロトコルを使用して返信メールを受信した場合、S1202へ進む。S1202では、返信メールのSubject のDID番号と記憶部204に記憶した図7に示す情報テーブルのDIDと一致するテーブルを検索する。一致するテーブルがない場合には、返信メールを破棄してS1201に戻る。一致するテーブルがある場合には、S1203へ進む。
【0045】
S1203では、返信メールのFrom行の電子メールアドレスと一致するテーブル内の通知先メールアドレスを検索する。一致する通知先メールアドレスがない場合には、返信メールを破棄し、S1201へ戻る。一致する通知先メールアドレスがあった場合には、S1204へ進む。S1204では、S1203で一致した通知先アドレスの「返信通知受信フラグ」を1に設定し、S1205へ進む。S1205では、テーブル内の「返信通知受信フラグ」が全て1になったか否かを判定する。
【0046】
全て1ではないと判定した場合には、S1201へ戻り、次の受信待ち状態となる。全て1と判断した場合には、S1206へ進み、テーブル内に記憶したURLやユーザID、パスワードを使用して該当サーバに接続する。更に、S1207では、HTTPのDELETEメソッドを使用して該当する書類データを削除し、S1208でコネクションを切断する。S1209では、テーブル内に記憶したタイマIDを使用して該当する保持期限タイマをキャンセルし、テーブル情報全体を削除し、S1201へ戻る。
【0047】
尚、以上の実施の形態では、画像形成装置102とファイルサーバ103間の通信プロトコルとしてHTTPを使用しているが、FTP等の他のプロトコルを使用しても良い。又、書類データの場所を示すURIを通知する手段として、SMTPを利用した電子メールを送信しているが、それに代わるプロトコルでも良い。又、返信通知を受け取る手段としてPOPプロトコルを使用しているが、それに代わるプロトコルでも良い。
【0048】
図1におけるファイルサーバ103は、インターネット上のどこに設置されていても良く、書類データの転送や引取りをネットワーク上で行う際に機密保護のためにTLS等の暗号化通信と組み合わせても良い。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、画像形成装置がスキャナ等により読み取った書類を電子データとして調節配布する場合、データ転送先のファイルサーバ等をURIによって一意に指定可能とし、転送後、指定された配布先にデータの場所や保持期限等を自動的に通知することにより、ユーザの配布作業を簡潔にし、インターネットを介した書類の配布が自動化される効果がある。
【0050】
又、本発明の画像形成装置にとってデータ転送先は1箇所であり、複数人に配布したい場合であっても複数箇所にデータを転送する必要がなく画像形成装置の通信負荷を削減することができる。
【0051】
又、配布先全てから返信通知を受け取るとファイルサーバ上のデータを自動的に削除することにより、ファイルサーバのハードディスク使用量の無駄を削減する効果がある。
【0052】
更に、配布先から返信通知を全て受信しない場合でも保持期限が過ぎたデータは、ファイルサーバ上から自動的に削除することにより、より効果的にファイルサーバのハードディスク使用量の無駄を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるネットワーク構成の例を示す模式図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置のUIパネル上に表示されるデータ転送先を指定する画面を示す図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置のUIパネル上に表示される通知先を指定する画面を示す図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置のUIパネル上に表示されるデータ保持期限を指定する画面を示す図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置が生成する通知先に送信する電子メールの内容例を示す図である。
【図7】本発明に係る画像形成装置が保持する書類データ毎の情報を示すテーブルである。
【図8】本発明に係る画像形成装置の書類送信動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る画像形成装置のデータ送信動作を表すフローチャートである。
【図10】本発明に係る画像形成装置の電子メール送信動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る画像形成装置の保持期限切れ時のデータ削除動作を示すすフローチャートである。
【図12】本発明に係る画像形成装置の返信メール受信動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 PC
102 画像形成装置
103 ファイルサーバ
104 PC
106 LAN
107 インターネット
109 ファイアウォール
110 メールサーバ
111 メールサーバ
Claims (3)
- ネットワークに接続し様々なデータをネットワーク経由で送受信可能な画像形成装置であって、
データ転送先の情報処理装置を特定するためのURIやデータ転送先へアクセスするために必要なユーザID、パスワードを入力するための転送先情報入力手段と、書類等を電子データとして読み取るための画像読み取り手段と、該画像読み取り手段により取得したデータを、該転送先情報入力手段により入力されたURI、ユーザID、パスワード等を用いてネットワーク上の情報処理装置に転送するデータ転送手段と、該データ転送手段により転送するデータの保持期限を入力する保持期限入力手段と、該保持期限入力手段により入力された保持期限がくると該情報処理装置に該データ転送手段により転送したデータを削除するデータ削除手段と、データの受取人に転送したデータのURIや保持期限を通知するために通知先を入力する通知先入力手段と、該通知先入力手段により入力された通知先に対してURI情報や保持期限情報等を通知する情報通知手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 転送先情報入力手段により入力されたURI、ユーザID、パスワード等の情報や該保持期限入力手段により入力された保持期限や該通知先入力手段により入力された通知先情報を記憶する情報記憶手段と、該通知先がデータを受け取った後に通知情報をそのまま返信することによる返信通知を受信する返信通知受信手段を有し、該保持期限が切れる前に全ての通知先から返信通知を受け取ると、該データ転送手段により転送したデータを該データ削除手段により削除することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 画像読み取り手段により取得した電子データにユニークな識別子を割り当てる識別子割り当て手段を持ち、該識別子割り当て手段により割り当てた識別子を該情報記憶手段により記憶する情報と共に記憶し、情報通知手段により通知する情報に該識別子を付加することにより、返信通知受信手段により受信した返信通知情報の中の識別子と該情報記憶手段により記憶したIDを比較することにより、電子データを特定することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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2003
- 2003-02-18 JP JP2003039527A patent/JP2004253871A/ja not_active Withdrawn
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