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JP2004252172A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2004252172A
JP2004252172A JP2003042629A JP2003042629A JP2004252172A JP 2004252172 A JP2004252172 A JP 2004252172A JP 2003042629 A JP2003042629 A JP 2003042629A JP 2003042629 A JP2003042629 A JP 2003042629A JP 2004252172 A JP2004252172 A JP 2004252172A
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Tetsukazu Sugiyama
哲一 杉山
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Canon Inc
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Abstract

【課題】複数の画像形成手段及び補正制御手段を有するカラー画像形成装置において、高精度の画像の画質を維持しながら、連続プリント中のキャリブレーション(補正)によるダウンタイムを低減させる。
【解決手段】感光ドラム101a、101b、101c、101d上を各々のレーザスキャナ102a、102b、102c、102dにより露光して各色の静電潜像を形成し、その画像を無端状の搬送ベルト103により搬送されたプリント用紙に転写する。また、搬送ベルト103に設けられた1対の光センサ106a、106b及び光センサ107と不図示の光センサにより該搬送ベルト103上に形成された色ずれ検出用パターン及び濃度検出用パターンと色度検出用パターンを検出し、その検出結果から各補正制御手段1a、1b、1cにより各色の色ずれ、濃度、色度を補正する。その際、各補正を実行する予め決まった条件での実行タイミングとは異なるタイミングで、各補正制御手段1a、1b、1cの補正を同時に実行する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラープリンタ、カラー複写機等、特に複数の画像形成手段を有する電子写真方式の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子写真方式のカラー画像形成装置においては、高速化のために複数の画像形成部を有し、中間転写ベルト上に順次異なる色の像を転写してプリント用紙上に一括転写する方式や、搬送ベルト上に保持されたプリント用紙上に順次異なる色の像を転写する方式が各種提案されている。
【0003】
これらのカラー画像形成装置において、例えば各色の濃度を正確に合わせ、所望の色味の画像を得るために、濃度補正制御が行われている。この濃度補正制御は、具体的には、各色の最大濃度を適正化するDmax制御と、入力画像データとハーフトーン画像濃度が良好な直線性を持つようにルックアップテーブルを変更するDhalf制御が実行されるものである。
【0004】
また、上記の色ずれ補正制御、濃度補正制御、色度補正制御等の補正制御(キャリブレーションという)は、連続プリント中、定期的にプリントを中断して実行するものである。これは、連続プリントを続けていくと、色ずれ、濃度、色度の機内昇温など種々の要因による悪化が発生し、高精度な画質の画像が得られなくなるためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような補正制御を行う従来の画像形成装置にあっては、次のような問題点があった。
【0006】
連続プリント中、上記キャリブレーションを必要とする頻度は各々の補正制御で異なる。例えば、濃度、色度は連続プリント中、一定頻度で実行する必要がある。一方、色ずれは機内昇温が激しいときは悪化するので、色ずれ補正制御の頻度は高いものの、機内昇温が飽和すると大きな色ずれは発生しなくなるため、色ずれ補正制御の頻度を低くしてダウンタイムを低減している。したがって、上記各キャリブレーションを実行するタイミングは必ずしも一致しない。このため、補正制御を実行する条件によっては、数ページプリントする度に上記何れかのキャリブレーションが実行される場合も考えられ、ダウンタイムが大きくなってしまう場合がある。
【0007】
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、高精度の画像の画質を維持しながら、連続プリント中のキャリブレーションによるダウンタイムを低減した画像形成装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像形成装置は、次のような構成によって、上記目的を達成しようとするものである。
【0009】
(1)各々の光学部と潜像形成媒体を有する複数の画像形成手段と、前記潜像形成媒体に形成された各画像を記録材上に転写する転写手段と、前記形成された画像の画質を向上させるための複数の補正制御手段を有し、前記複数の補正制御手段の各補正を実行する予め決まった条件での実行タイミングとは異なるタイミングで、前記複数の補正制御手段の補正を同時に実行するようにした。
【0010】
(2)前記(1)において、複数の画像形成手段を順次通過する無端状ベルト上に画像を転写する複数の転写手段を有しているようにした。
【0011】
(3)前記(1)において、複数の画像形成手段を順次通過する無端状ベルト上に保持されつつ搬送される記録材上に画像を転写する複数の転写手段を有しているようにした。
【0012】
(4)前記(3)において、複数の補正制御手段には、前記無端状ベルト上に色ずれ検出用パターンを形成するパターン形成手段と、形成された色ずれ検出用パターンを検出する色ずれ検出手段と、該色ずれ検出用パターンの検出結果から各色の色ずれを補正する色ずれ補正制御手段を含むようにした。
【0013】
(5)前記(3)において、複数の補正制御手段には、前記無端状ベルト上に濃度検出用パターンを形成するパターン形成手段と、形成された濃度検出用パターンを検出する濃度検出手段と、該濃度検出用パターンの検出結果から各色の濃度を補正する濃度補正制御手段を含むようにした。
【0014】
(6)前記(3)において、複数の補正制御手段には、前記無端上ベルト上に色度検出用パターンを形成するパターン形成手段と、形成された色度検出用パターンを検出する色度検出手段と、該色度検出用パターンの検出結果から各色の色度を補正して最適化する色度補正制御手段を含むようにした。
【0015】
(7)前記(1)ないし(6)何れかにおいて、補正制御手段の補正を実行するタイミングは、前後任意ページ以内に別の補正制御がある場合にのみ、予め決まった条件と異なるタイミングで前記複数の補正制御手段の補正制御を同時に実行するようにした。
【0016】
(8)前記(1)ないし(7)何れかにおいて、予め決まった条件と異なるタイミングは、別の補正制御手段の補正制御の実行タイミングであるようにした。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】
(第1の実施例)
図1は本発明の実施例による画像形成装置の全体構成を模式的に示す斜視図であり、ここでは4色、すなわち、ブラック(Black)K、シアン(Cyan)C、マゼンタ(Magenta)M、イエロー(Yellow)Yの各画像形成手段を備えた電子写真方式のカラー画像形成装置の概略構成を示している。
【0019】
同図において、1aは各色の色ずれを補正する色ずれ補正制御手段、1bは各色の濃度を補正する濃度補正制御手段、1cは各色の色度を補正して最適化する色度補正制御手段で、これらの複数の補正制御手段1a、1b、1cは、形成された画像の画質を向上させるために設けられ、各補正を実行する予め決まった条件での実行タイミングとは異なるタイミングで、各補正制御手段1a、1b、1cの補正を実行するようになっている。
【0020】
101a、101b、101c、101dは静電潜像が形成される感光ドラム(潜像形成媒体)で、感光ドラム101aはブラックK、感光ドラム101bはシアンC、感光ドラム101cはマゼンタM、感光ドラム101dはイエローYにそれぞれ対応している。
【0021】
102a、102b、102c、102dは画像データに基づいて各々の感光ドラム101a、101b、101c、101d上を露光して静電潜像を形成するレーザスキャナ(光学部)で、感光ドラム101a、101b、101c、101dと共にそれぞれ画像形成部(画像形成手段)を構成している。
【0022】
103はプリント用紙(記録材)を各色の画像形成部に順次搬送する無端状の搬送ベルトで、転写ベルトを兼ねている。104は不図示のモータやギアなどから構成された駆動手段と接続されて搬送ベルト103を駆動する駆動ローラ、105は搬送ベルト103の移動に伴って回転する従動ローラで、搬送ベルト103に一定の張力を付与している。
【0023】
106a、106bは搬送ベルト103の主走査方向両端に設けられた1対の光センサ(色ずれ検出手段)で、不図示のパターン形成手段により搬送ベルト103上に形成された色ずれ検出用パターンを検出するためのものである。107は搬送ベルト103の主走査方向中央に設けられた光センサ(濃度検出手段)で、不図示のパターン形成手段により搬送ベルト103上に形成された濃度検出用パターンを検出するためのものである。
【0024】
なお図示していないが、上記搬送ベルト103には、該搬送ベルト103上にパターン形成手段により形成された色度検出用パターンを検出するための光センサ(色度検出手段)も設けられている。そして、各補正制御手段1a、1b、1cは、各々の検出用パターンの検出結果から各色の色ずれ、濃度、色度を補正するようになっている。
【0025】
また、各補正制御手段1a、1b、1cの補正を実行するタイミングは、前後任意ページ以内に別の補正制御がある場合にのみ、予め決まった条件と異なるタイミングで該複数の補正制御手段1a、1b、1cの補正制御を実行するようにしており、予め決まった条件と異なるタイミングは、別の補正制御手段の補正制御の実行タイミングとしている。
【0026】
また、各画像形成部を順次通過する無端状の搬送ベルト103上あるいは該無端状の搬送ベルト103上に保持されつつ搬送されるプリント用紙上に画像を転写する複数の転写手段が設けられている。
【0027】
図4は濃度検出用パターンの一例を示す図である。同図中、103及び107は図1に示す搬送ベルト及び光センサである。
【0028】
401Y、402Y、403Y、404Yはそれぞれ画像パターンが同一で現像バイアスを変更することにより濃度差を付けたイエロートナーのパッチ画像、401M、402M、403M、404M、401C、402C、403C、404C、401K、402K、403K、404Kも同様に、それぞれ画像パターンが同一で現像バイアスを変更することにより濃度差を付けたマゼンタ、シアン、ブラックのパッチ画像である。そして、これらのパッチ画像により濃度検出用パターン405が構成されている。また、図中の矢印は搬送ベルト103の移動方向を示している。
【0029】
まず、前述のDmax制御時には、同一の画像データ(最大濃度検出用パターン)で現像バイアスを切替えながら画像形成を行う。そして、濃度センサ107によって反射濃度を検出し、適正な現像バイアス値を求める。
【0030】
次に、Dhalf制御時には、現像バイアスをDmax制御後に適正化された値に固定して、複数の画像データ(ハーフトーン濃度検出用パターン)で画像形成を行う。そして、濃度センサ107によって反射濃度を検出し、所望のハーフトーン濃度が得られるハーフトーンパターンを選択する。
【0031】
また、複数の画像形成部での各色毎の機械精度等の原因(相違)により、複数の感光ドラム及び搬送ベルトの移動むらや、各画像形成部の転写位置での感光ドラム外周面と搬送ベルトの移動量の関係等が各色毎にバラバラに発生し、画像を重ね合わせたときに一致せず、色ずれ(位置ずれ)を生じることが挙げられる。特に、レーザスキャナと感光ドラムを備えた複数の画像形成部を有する装置では、各画像形成部でレーザスキャナと感光ドラム間の距離に誤差があり、この誤差が各画像形成部間で異なると、感光ドラム上でのレーザの走査幅に違いが発生し、色ずれが発生する。
【0032】
上記の色ずれの例を図2に示す。同図中、201は本来の画像位置を示し、202a〜dは色ずれが発生している場合の画像位置を示す。また、(a)、(b)、(c)、(d)は走査方向に色ずれがある場合であるが、説明の簡略化のため、ここでは二つの線を搬送方向に離して描いてある。
【0033】
図2の(a)は走査線の傾きずれを示している。これは光学部と感光ドラム間に傾きがある場合等に発生するもので、例えば、光学部及び感光ドラムの位置やレンズの位置を調整することによって、矢印方向に修正する。(b)は走査線幅のバラツキによる色ずれを示している。これは光学部と感光ドラム間の距離の違い等によって発生し、特に光学部がレーザスキャナの場合に発生し易く、例えば、画像周波数を微調整(走査幅が長い場合は周波数を速くする)して、走査線の長さ変えることよって、矢印方向に修正する。(c)は走査方向の書出し位置誤差を示しており、例えば光学部がレーザスキャナであれば、ビーム検出位置からの書出しタイミングを調整することによって、矢印方向に修正する。(d)は用紙搬送方向の書出し位置誤差を示しており、例えば、用紙先端検出からの各色の書出しタイミングを調整することによって、矢印方向に修正する。
【0034】
これら色ずれを修正するために、搬送ベルト103上に各色毎に色ずれ検出用パターンを形成し、これを搬送ベルト下流部の両サイドに設けられた1対の光センサで検出し、その色ずれ量を検出して色ずれ補正制御を行う。
【0035】
図3は色ずれ検出用パターンの一例を模式的に示す図である。同図中、103及び106a、106bは図1に示す搬送ベルト及び1対の光センサである。
【0036】
309a〜3020gは用紙搬送方向及び走査方向の色ずれ量を検出するためのパターンであり、309a〜3012gのパターンをパターン1、3013a〜3016gのパターンをパターン2、3017a〜3020gのパターンをパターン3とする。ここで、a、c、e、gは基準色であるブラック(K)を表しており、b、d、fはそれぞれ検出色であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)を表している。
【0037】
taf1〜taf7、tar1〜tar7、tbf1〜tbf7、tbr1〜tbr7、tcf1〜tcf7、tcr1〜tcr7、tdf1〜tdf7、tdr1〜tdr7は各パターンの検出タイミングを示しており、矢印は搬送ベルト103の移動方向を示している。搬送ベルト103の移動速度をv[mm/s]、Kを基準色とすると、パターン1における搬送方向の各色の色ずれ量δep1は、それぞれ次式で表される。
【0038】
δep1Y=v*[{(taf2−taf1)−(taf3−taf2)+(tbf2−tbf1)−(tbf3−tbf2)}/4+{(tar2−tar1)−(tar3−tar2)+(tbr2−tbr1)−(tbr3−tbr2)}/4]/2 〔式1〕
δep1M=v*[{(taf4−taf3)−(taf5−taf4)+(tbf4−tbf3)−(tbf5−tbf4)}/4+{(tar4−tar3)−(tar5−tar4)+(tbr4−tbr3)−(tbr5−tbr4)}/4]/2 〔式2〕
δep1C=v*[{(taf6−taf5)−(taf7−taf6)+(tbf6−tbf5)−(tbf7−tbf6)}/4+{(tar6−tar5)−(tar7−tar6)+(tbr6−tbr5)−(tbr7−tbr6)}/4]/2 〔式3〕
同様に、パターン2における搬送方向の各色の色ずれ量δep2、パターン3における搬送方向の各色の色ずれ量δep3を算出すると、各色の色ずれ量δepは次式で表され、この計算結果の正負からずれ方向が判断できる。
【0039】
δepY=(δep1Y+δep2Y+δep3Y)/3 〔式4〕
δepM=(δep1M+δep2M+δep3M)/3 〔式5〕
δepC=(δep1C+δep2C+δep3C)/3 〔式6〕
次に、走査方向の色ずれ量算出方法について述べる。パターン1における走査方向の左右の各色の色ずれ量δesf1、δesr1は、次式で表される。
【0040】
δesf1Y=v*{(taf2−taf1)−(taf3−taf2)−(tbf2−tbf1)+(tbf3−tbf2)}/4 〔式7〕
δesf1M=v*{(taf4−taf3)−(taf5−taf4)−(tbf4−tbf3)+(tbf5−tbf4)}/4 〔式8〕
δesf1C=v*{(taf6−taf5)−(taf7−taf6)−(tbf6−tbf5)+(tbf7−tbf6)}/4 〔式9〕
δesr1Y=v*{(tar2−tar1)−(tar3−tar2)−(tbr2−tbr1)+(tbr3−tbr2)}/4 〔式10〕
δesr1M=v*{(tar4−tar3)−(tar5−tar4)−(tbr4−tbr3)+(tbr5−tbr4)}/4 〔式11〕
δesr1C=v*{(tar6−tar5)−(tar7−tar6)−(tbr6−tbr5)+(tbr7−tbr6)}/4 〔式12〕
同様に、パターン2における走査方向の各色の色ずれ量δes2、パターン3における走査方向の各色の色ずれ量δes3を算出すると、各色の色ずれ量δesは次式で表され、この計算結果の正負からずれ方向が判断できる。
【0041】
δesY=(δesf1Y+δesf2Y+δesf3Y+δesr1Y+δesr2Y+δesr3Y)/6 〔式13〕
δesM=(δesf1M+δesf2M+δesf3M+δesr1M+δesr2M+δesr3M)/6 〔式14〕
δesC=(δesf1C+δesf2C+δesf3C+δesr1C+δesr2C+δesr3C)/6 〔式15〕
また、走査幅に対する各色の色ずれ量δepは、それぞれ次式で表される。
【0042】
δepY=(δesr1Y−δesf1Y+δesr2Y−δesf2Y+δesr3Y−δesf3Y)/3 〔式16〕
δepM=(δesr1M−δesf1M+δesr2M−δesf2M+δesr3M−δesf3M)/3 〔式17〕
δepC=(δesr1C−δesf1C+δesr2C−δesf2C+δesr3C−δesf3C)/3 〔式18〕
なお、主走査幅に誤差がある場合は、主走査書出し位置はδemfだけではなく、主走査幅補正に伴って変更した画像クロック周波数の変化量も考慮して算出する。
【0043】
また、前述の濃度補正制御は、パッチを中間転写体やドラム等の上に形成し検知するもので、その後に行われる搬送ベルト103への転写及び定着による画像のカラーバランスの変化については制御していない。そこで、搬送ベルト103上のパッチの色を検知し、所望のカラーバランスに設定する色度補正制御が行われる。
【0044】
図5に搬送ベルト103上に形成する定着後の濃度‐階調特性制御用パッチパターンの一例を示す。この濃度‐階調特性制御用パッチパターン505は、ブラック(K)によるグレー階調パッチ501と、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)を混色したプロセスグレー階調パッチ502とで構成されており、パッチ501aと502a、パッチ501bと502b、パッチ501cと502cといったように、標準のカラー画像形成装置において色度が近いKによるグレー階調パッチ501とC、M、Yのプロセスグレー階調パッチ502が対をなして並んでいる。
【0045】
定着後に両パッチの色を相対比較することにより、プロセスグレーパッチが無彩色となるC、M、Yの混合比率を光センサで検知し、検知した結果を画像形成部の露光量やプロセス条件、画像処理部のR、G、B信号をカラー画像形成装置の色再現域へ変換するカラーマッチングテーブルやR、G、B信号をC、M、Y、K信号へ変換する色分解テーブル、濃度‐階調特性を補正するためのキャリブレーションテーブルなどへフィードバックすることで、搬送ベルト103上に形成した最終出力画像の濃度あるいは色度制御を行うことができる。
【0046】
次に、上記構成に基づく本実施例の動作について説明する。
【0047】
図6及び図7は本実施例の動作タイミングを示す図であり、カラー画像形成装置が連続プリント動作中に、色ずれ補正制御、濃度補正制御、色度補正制御等のキャリブレーションを実行するタイミングを示している。
【0048】
同図中、Sは閾値(ページ数)、N1〜N6はキャリブレーション間隔のページ数(但し、S>N1、S<=N2、S<=N3、S>N4、S>N5、S>N6)、Lは必要ページ枚数(但し、L>S)である。
【0049】
印刷ページが増加していくと、各キャリブレーションにおける実行条件が成立する。条件が成立すると、プリント動作を一時中断してキャリブレーションを実行する。ここでは、説明を簡単化するため、4種のキャリブレーション(図中のキャリブレーション1〜4)が存在する場合の、連続プリント動作中の実行タイミングの一例を示している。
【0050】
前述のように、キャリブレーションを実行する条件は各々異なり、図6の例では、必要とするページ枚数Lを高精度な画質で得るためには合計10回プリント動作を一時中断してキャリブレーションを行わなければならない。このため、ダウンタイムが大幅に増加してしまう。
【0051】
そこで、図7に示すように、複数のキャリブレーションを実行する予め決まった条件での実行タイミングとは異なるタイミングで、該複数のキャリブレーションを同時に実行する。図7は図6と同じ種類のキャリブレーション、必要ページ枚数で実施した場合を示している。
【0052】
図8は本実施例の制御方法を示すフローチャートである。このフローチャートに示す制御処理は、図1の画像形成装置の有するCPU(図示せず)により、あらかじめ記憶されたプログラムに従って実行されるものである。
【0053】
まず、あらかじめ閾値Sを設定しておく。そして、連続プリント中に図6の▲1▼に示すタイミングでキャリブレーション1の実行条件が成立したとする(S1)。このとき、タイミング▲1▼から残りのキャリブレーション2〜4までの印刷ページ数Nと閾値Sを比較し、N<Sとなるキャリブレーションがあるかを判断する(S2)。そして、必要な印刷ページ数Nが閾値S未満であれば、本来実行するタイミングではなく、タイミング▲1▼で同時に実行する(S3)。また、必要な印刷ページ数Nが閾値Sを越えていれば、上記条件が成立したキャリブレーションを実行する(S4)。
【0054】
図6では、タイミング▲1▼からキャリブレーション4を実行するまでの印刷ページ数N1がS>N1であるので、タイミング▲1▼でキャリブレーション4をキャリブレーション1と同時に実行する。
【0055】
このように、何れかのキャリブレーションの条件が成立する毎に閾値との比較を順次行う。その結果、図7に示すように、必要とする印刷ページ枚数Lを高精度な画質で得るためのプリント動作一時中断回数を減らすことが可能となり、キャリブレーションによるダウンタイムを低減することができる。
【0056】
(第2の実施例)
次に、本発明の第2の実施例を説明する。ここでは、第1の実施例と異なる点についてのみ説明する。
【0057】
第1の実施例においては、キャリブレーションを同時に行うか否かの判断をするための閾値Sは固定されていたが、本実施例では、必要とする印刷ページ数によって閾値Sを変化させるようにしている。
【0058】
表1に本実施例の必要とする印刷ページ数Lと閾値Sの関係を示す。但し、閾値は、S1≠S2≠S3≠S4≠S5である。
【0059】
【表1】
Figure 2004252172
【0060】
必要とする印刷ページ数が500ページ以下の場合は閾値をS1、501ページ以上1000ページ以下の場合は閾値をS2、1001ページ以上1500ページ以下の場合は閾値をS3、1501ページ以上2000ページ以下の場合は閾値をS4、2001ページ以上の場合は閾値をS5というように閾値を設定する(S1>S2>S3>S4>S5)。
【0061】
図9及び図10は本実施例の動作タイミングを示す図であり、カラー画像形成装置が連続プリント中に、印刷ページ数L2が0<L2<500ページのときのキャリブレーションを実行するタイミングを示している。
【0062】
同図中、S1は閾値(ページ数)、N21〜N28はキャリブレーション間隔のページ数(但し、S1>N21、S1>N22、S1<=N23、S1>N25、S1>N26、S1>N27、S1>N28)、L2は必要ページ枚数(但し、0<S1<L2<500)である。
【0063】
表1より、必要とする印刷ページ数が0〜500ページなので、閾値はS1に設定される。第1の実施例と同様に、ここでは説明を簡略化するため、図9は4種のキャリブレーション(図中のキャリブレーション1〜4)が存在したときの、連続プリント動作中の実行タイミングの一例を示している。
【0064】
図9の例では、たとえ必要とする印刷ページ数L2が少なくても、必要とするページ枚数L2を高精度な画質の画像にするためには、合計10回プリント動作を一時中断してキャリブレーションを行わなければならない。このため、ダウンタイムが大幅に増加してしまい、少ない印刷ページ枚数を必要とするユーザにとって待ち時間の不満を招く可能性が十分にある。
【0065】
そこで、図10に示すように、複数のキャリブレーションを実行する予め決まった条件での実行タイミングとは異なるタイミングで、該複数のキャリブレーションを同時に実行する。図10は図9と同じ種類のキャリブレーション、必要ページ枚数で実施した場合を示している。
【0066】
本実施例の制御方法は、図8に示すフローチャートの閾値をS1に設定したものである。仮に、連続プリント中にキャリブレーション1の実行条件が成立したとする(図10の▲1▼のタイミング)。このとき、タイミング▲1▼から残りのキャリブレーション2〜4までの印刷ページ数と閾値S1をそれぞれ比較し、必要な印刷ページ数が閾値S1未満であれば本来実行するタイミングではなくタイミング▲1▼で同時に実行する。
【0067】
図10において、タイミング▲1▼からキャリブレーション4を実行するまでの印刷ページ数N21はS>N21であるので、タイミング▲1▼でキャリブレーション4をキャリブレーション1と同時に実行する。そして、何れかのキャリブレーションの条件が成立する毎に閾値との比較を順次行う。その結果、同図に示すように、必要とする印刷ページ枚数Lを高精度な画質で得るためのプリント動作の一時中断回数を大幅に減らすことが可能となり、キャリブレーションによるダウンタイムを大幅に低減することができる。
【0068】
このように、必要とする印刷ページ枚数が少ない場合は閾値を大きく設定することで、キャリブレーションによるダウンタイムを大幅に低減できるため、ユーザの待ち時間の不満を招く可能性もなくなり、高精度な画質の画像を得ることができる。
【0069】
(第3の実施例)
次に、本発明の第3の実施例を説明する。ここでは、第1及び第2の実施例と異なる点についてのみ説明する。
【0070】
第2の実施例では、閾値を必要とする印刷ページ数に応じて変化させていたが、本実施例では、キャリブレーションによるダウンタイムをより低減する「高速印刷モード」と、より高精度な画質の画像をプリントする「高画質モード」を用意し、ユーザにどちらのモードで印刷するか選択させて閾値を決定するようにしている。
【0071】
これは、たとえ待ち時間が長くなっても高精度な画質の画像を必要とするユーザもいれば、画質よりも印刷するまでの待ち時間の短縮化を必要とするユーザもおり、各ユーザにとって最適な画像及び待ち時間を提供する必要があるためである。
【0072】
表2に本実施例の印刷モードと閾値Sの関係を示す。但し、閾値は、S7≪S≪S6である。
【0073】
【表2】
Figure 2004252172
【0074】
「高速印刷モード」では、キャリブレーションによるダウンタイムをより低減するため、第1の実施例での閾値Sよりも大きな値S6を設定する(S6>>S)。「高画質モード」では、より高精度な画質の画像を出力するため、第1の実施例での閾値Sよりも小さな値S7を設定し、より必要なタイミングでキャリブレーションを実行する(S7<<S)。
【0075】
本実施例における「高画質モード」は、上記のように、たとえ待ち時間が長くなっても高精度な画質の画像を必要とするユーザに対して提供するモードである。
【0076】
図11及び図12は本実施例の動作タイミングを示す図であり、図11は「高画質モード」を設定したとき、図12は「高速印刷モード」を設定したときの、それぞれの連続プリント中に実行されるキャリブレーションのタイミングを示している。
【0077】
図11では、第1及び第2の実施例同様に、説明を簡略化するために、4種のキャリブレーション(図中のキャリブレーション1〜4)が存在したときの、連続プリント動作中の実行タイミングの一例を示している。
【0078】
この「高画質モード」では、図8に示すフローチャートにおいて、閾値を通常よりも小さい値S7(S7<<S)に設定する。これにより、各キャリブレーションは必要とするタイミングで実行されるため、高精度な画質の画像を得ることができる。
【0079】
このように、連続プリント中に予め必要とするタイミングでキャリブレーションを実行することにより、高精度な画質の画像を出力することが可能となる。
【0080】
また、図12の「高速印刷モード」は、画質よりも印刷するまでの待ち時間の短縮化を必要とするユーザに対して提供するモードである。図12は、図11と同じ種類のキャリブレーション、必要ページ枚数で「高速印刷モード」を設定したときの連続プリント中に実行されるキャリブレーションのタイミングを示している。
【0081】
この「高速印刷モード」では、図8に示すフローチャートにおいて、閾値を通常よりも大きい値S6(S6>>S)に設定する。仮に、連続プリント中にキャリブレーション1の実行条件が成立したとすると(図11の▲1▼のタイミング)、このとき、タイミング▲1▼から残りのキャリブレーション2〜4までの印刷ページ数と閾値S6をそれぞれ比較し、必要な印刷ページ数が閾値S6未満であれば本来実行するタイミングではなくタイミング▲1▼で同時に実行する。図11において、タイミング▲1▼からキャリブレーション4を実行するまでの印刷ページ数N31がS>N31であるので、タイミング▲1▼でキャリブレーション4をキャリブレーション1と同時に実行する。
【0082】
そして、何れかのキャリブレーションの条件が成立する毎に閾値との比較を順次行う。その結果、図12に示すように、必要とする印刷ページ枚数Lを高精度な画質で得るためのプリント動作の一時中断回数を大幅に減らすことが可能となり、キャリブレーションによるダウンタイムを大幅に低減することができる。
【0083】
このように、図8に示すフローチャートの閾値Sを通常よりも大きな値に設定することで、キャリブレーションによるダウンタイムを大幅に低減ことが可能となる。
【0084】
本実施例により、ユーザが必要とする画像の画質及び印刷するまでの時間に応じたキャリブレーションを実行するタイミングを得ることができる。
【0085】
なお、上述の各実施例では、キャリブレーションとして、色ずれ補正制御、濃度補正制御、色度補正制御を挙げたが、連続プリント中に実行される複数の補正制御であれば、上記色ずれ補正制御、濃度補正制御、色度補正制御である必要はなく、他の補正制御であっても良い。また、補正制御の数も問わない。
【0086】
また、潜像形成媒体を感光ドラムとしているが、ベルト状の感光体を懸架し、これを駆動ローラにて駆動するようにしても良い。
【0087】
また、制御対象(カウント、閾値)をページ数で判断しているが、印字枚数やプリントした紙長の累積で判断するようにしても良い。さらに、各色毎のピクセルカウントを対象として各色毎にキャリブレーションを実行するタイミングを決定するようにしても良い。
【0088】
以上、本発明の実施例について述べたが、本発明は次のように構成することができる。
【0089】
(1)各々の光学部と潜像形成媒体を有する複数の画像形成手段と、前記潜像形成媒体に形成された各画像を記録材上に転写する転写手段と、前記形成された画像の画質を向上させるための複数の補正制御手段を有し、前記複数の補正制御手段の各補正を実行する予め決まった条件での実行タイミングとは異なるタイミングで、前記複数の補正制御手段の補正を同時に実行する。
【0090】
(2)前記(1)において、複数の画像形成手段の各画像形成部を順次通過する無端状ベルト上に画像を転写する複数の転写手段を有しているようにする。
【0091】
(3)前記(1)において、複数の画像形成手段の各画像形成部を順次通過する無端状ベルト上に保持されつつ搬送される記録材上に画像を転写する複数の転写手段を有しているようにする。
【0092】
(4)前記(3)において、複数の補正制御手段には、前記無端状ベルト上に色ずれ検出用パターンを形成するパターン形成手段と、形成された色ずれ検出用パターンを検出する色ずれ検出手段と、該色ずれ検出用パターンの検出結果から各色の色ずれを補正する色ずれ補正制御手段を含むようにする。
【0093】
(5)前記(3)において、複数の補正制御手段には、前記無端状ベルト上に濃度検出用パターンを形成するパターン形成手段と、形成された濃度検出用パターンを検出する濃度検出手段と、該濃度検出用パターンの検出結果から各色の濃度を補正する濃度補正制御手段を含むようにする。
【0094】
(6)前記(3)において、複数の補正制御手段には、前記無端上ベルト上に色度検出用パターンを形成するパターン形成手段と、形成された色度検出用パターンを検出する色度検出手段と、該色度検出用パターンの検出結果から各色の色度を補正して最適化する色度補正制御手段を含むようにする。
【0095】
(7)前記(1)ないし(6)何れかにおいて、補正制御手段の補正を実行するタイミングは、前後任意ページ以内に別の補正制御がある場合にのみ、予め決まった条件と異なるタイミングで前記複数の補正制御手段の補正制御を同時に実行するようにする。
【0096】
(8)前記(1)ないし(7)何れかにおいて、予め決まった条件と異なるタイミングは、別の補正制御手段の補正制御の実行タイミングであるようにする。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、連続プリント中にキャリブレーションを実行する際、複数の補正制御手段の各補正を実行する予め決まった条件での実行タイミングとは異なるタイミングで、該複数の補正制御手段の補正を同時に実行することで、高精度な画質の画像を維持しながら、連続プリント中のキャリブレーションによるダウンタイムを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による画像形成装置の全体構成を示す斜視図
【図2】色ずれの例を示す説明図
【図3】色ずれ検出用パターンの一例を示す説明図
【図4】濃度検出パターンの一例を示す説明図
【図5】濃度‐階調特性制御用パッチパターンの一例を示す説明図
【図6】第1の実施例の動作タイミングを示すタイミング図
【図7】第1の実施例の動作タイミングを示すタイミング図
【図8】第1の実施例の制御方法を示すフローチャート
【図9】第2の実施例の動作タイミングを示すタイミング図
【図10】第2の実施例の動作タイミングを示すタイミング図
【図11】第3の実施例の動作タイミングを示すタイミング図
【図12】第3の実施例の動作タイミングを示すタイミング図
【符号の説明】
1a 色ずれ補正制御手段
1b 濃度補正制御手段
1c 色度補正制御手段
101a 感光ドラム
101b 感光ドラム
101c 感光ドラム
101d 感光ドラム
102a レーザスキャナ
102b レーザスキャナ
102c レーザスキャナ
102d レーザスキャナ
103 搬送ベルト
104 ベルト駆動ローラ
105 ベルト従動ローラ
106a 光センサ
106b 光センサ
107 濃度センサ

Claims (1)

  1. 各々の光学部と潜像形成媒体を有する複数の画像形成手段と、前記潜像形成媒体に形成された各画像を記録材上に転写する転写手段と、前記形成された画像の画質を向上させるための複数の補正制御手段を有し、
    前記複数の補正制御手段の各補正を実行する予め決まった条件での実行タイミングとは異なるタイミングで、前記複数の補正制御手段の補正を同時に実行することを特徴とする画像形成装置。
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