JP2004244321A - 水系美爪料 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い光輝感と光沢感を有し、塗り易く、且つ爪に優しい水系美爪料を提供する。
【解決手段】(A)ガラスフレークに少なくとも1種の着色剤を単一層で被覆した、平均粒径が1〜300μm、平均厚さが0.1〜3μm及びアスペクト比が10〜500である光輝性真珠光沢顔料、及び、(B)水性ポリマーエマルジョンを含有する水系美爪料。
【選択図】 なし
【解決手段】(A)ガラスフレークに少なくとも1種の着色剤を単一層で被覆した、平均粒径が1〜300μm、平均厚さが0.1〜3μm及びアスペクト比が10〜500である光輝性真珠光沢顔料、及び、(B)水性ポリマーエマルジョンを含有する水系美爪料。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高い光輝感と光沢感を有し、塗り易く、且つ爪に優しい水系美爪料に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な美爪料は、その目的や特徴から有機溶剤系と水系に大別される。有機溶剤系の美爪料は、配合の手軽さや使用性・即乾性において有用である。その反面、有機溶剤を用いるため爪や皮膚が荒れ、その結果、爪の光沢の消失、黄変、二枚爪等の障害を生じる恐れがあり、また使用時には使用者が有機溶剤を吸入する等の問題もある。それに対し、水系の美爪料は、有機溶剤系美爪料に比べ、爪に対する身体的影響が少なく、爪に優しい特性を持っている反面、粒径の大きなパール剤を配合すると沈降しやすい等の配合上に制約がある。例えば、特許文献1は、重合可能な二重結合を有する単量体の1種又は2種以上を可塑剤又は成膜助剤の存在下に重合してなる水性ポリマーエマルジョンに関し、実施例4〜6には赤色顔料を用いた水系ネイルエナメルが記載されている。しかし、特許文献1には、真珠光沢感に優れた水系美爪料については、記載されていない。
【0003】
一方、美爪料には、きらきらとした真珠様光輝感(パール感)を付与することで、実際に爪に塗布した際の美しさを増し、製品を魅力的に見せるために、真珠光沢顔料(パール顔料)が配合されている。例えば、パール顔料の代表的なものとして、酸化チタン被覆雲母(雲母チタン)がある。近年、さらに光輝感を高く(強く)するために、粒径の大きなパール顔料、例えば、大粒径の雲母チタンやラメ等も多く用いられるようになった。しかし、粒径が著しく大きなパール顔料を含有する美爪料は、その大粒径のために塗布作業自体が難しく、また乾燥後の塗布膜に大粒径パール顔料由来の凹凸が生じ、ざらつき感の発生や塗布膜表面の光沢感低下等の問題があった。
【0004】
また、特許文献2には、母材がシリカ(SiO2)を45〜75重量%含有し、平均厚さが0.1〜2.5μm、平均粒径が1〜300μm、アスペクト比が10〜500である真珠光沢顔料に関し、実施例11には、ガラスフレークにチタニア被膜を設けた真珠光沢顔料を含有する有機溶剤系ネイルエナメルが記載されている。
【特許文献1】
特開平6−80537号公報
【特許文献2】
特開2001−11340号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、光輝感の高いパール顔料及び水性ポリマーエマルジョンを含有することにより、美しく魅力的なパール感及び光沢感を有し、塗り易く、且つ爪に優しい水系美爪料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、著しく大きな粒径でなくても強い光輝感を演出するのに有利なパール顔料として、表面が平滑なガラスフレークをその母材にすることに着目し、これに着色剤を被覆した着色剤被覆ガラスフレークと特定の水性ポリマーエマルジョンを組み合わせて用いることにより、光輝性の高いパール感を有し塗布膜自体の光沢感も損うことなく、塗布し易く、且つ爪に優しい水性美爪料組成物が得られることを見出した。
【0007】
本発明は、(A)ガラスフレークに少なくとも1種の着色剤を単一層で被覆した、平均粒径が1〜300μm、平均厚さが0.1〜3μm及びアスペクト比が10〜500である光輝性真珠光沢顔料、及び(B)水性ポリマーエマルジョンを含有する水系美爪料を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の水系美爪料に含まれる(A)光輝性真珠光沢顔料(以下、光輝性顔料とする)は、母材であるガラスフレークに少なくとも1種の着色剤を単一層で被覆したものである。この光輝性顔料(A)は、母材であるガラスフレークの表面が平滑であることから、粒径を著しく大きくしなくても強い光輝感が得られる。
さらに、光輝性顔料(A)が大きすぎないことから、塗布が容易で使用性が良く、乾燥後の美爪料塗布膜は、光輝性顔料(A)による優れた光輝感に加え、塗布膜表面に凹凸やざらつき感がない美しい仕上がりとなる。具体的には、その平均粒径は1〜300μm、平均厚さは0.1〜3μm、及びアスペクト比が10〜500である。ここで、平均粒径とは顔料(粉体)の長径方向の粒子径の平均値であり、平均厚さとは粉体の厚み方向の平均値であり、アスペクト比とは平均厚さを平均粒径で割った値である。
【0009】
光輝性顔料(A)は、乾燥後の爪上の美爪料塗布膜に凹凸感を少なくする点から平均粒径を300μm以下とし、更に平均厚さを3μm以下とする。また、充分な光輝感を得る点から、平均粒径は1μm以上とする。さらに、水系美爪料への配合時に光輝性顔料が破砕されにくくする点から、平均厚さは0.1μm以上とする。さらにまた、美爪料の爪上でののびを良くする点から、アスペクト比を10以上とし、過度のぎらつき感がない美しい光輝感を得る点から、アスペクト比を500以下とする。
【0010】
光輝性顔料(A)の母材であるガラスフレークは、公知の技術、例えば、特公昭41−17148号公報、特公昭45−3541号公報に記載の方法で製造することができる。具体的には、溶融したガラスを円型スリットから押し出し、それを中空状の円筒に膨らませ、平均厚さ0.1〜3μmのガラスフィルムとし、それを粉砕分級することにより製造することができる。
【0011】
ガラスフレークを被覆する着色剤は、化粧料に一般的に用いられる着色剤、例えば、金属、金属酸化物、及びそれ以外の無機顔料、有機顔料、及び天然色素等が含まれ、これらのなかから1種のみ又は2種以上を組み合わせて用いることができる。金属としては、金、銀及びニッケル等;金属酸化物としては、酸化チタン、酸化亜鉛、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、酸化クロム、水酸化クロム等;その他の無機粉体としては、マンガンバイオレット、チタン酸コバルト、紺青、群青、カーボンブラック等が挙げられる。また、有機顔料としては、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、タール系色素、レーキ顔料等が挙げられる。このうち、効率良く高い光輝性を得るために、金属では特に金、銀及びニッケル、金属酸化物では特に酸化チタン、酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化ケイ素、その他の無機粉体では紺青が好ましく、特に金、銀、ニッケル、酸化チタン、酸化鉄、及び紺青が好ましい。
【0012】
ガラスフレークへの着色剤層の被覆は、例えば、特公昭43−25644号公報、特開昭47−34529号公報等に記載されている方法で行うことができる。具体的には、例えば、硫酸チタニル溶液又は四塩化チタン溶液にガラスフレークを懸濁させ、この溶液を昇温することにより酸化チタンを析出させ、ガラスフレーク表面に被覆することができる。更に、ガラスフレーク上の着色剤被膜の厚さ(例えば、酸化チタン被膜の光学的膜厚)を制御することにより、干渉による任意の色調を発現させることができる。この被膜の厚さは、好適な光輝性の発現の点から、20〜250nmが好ましい。優れた光輝感が得られる点から20nm以上とし、一方、製造のコスト面から250nm以下とする。
【0013】
ガラスフレークに着色剤を単一層で被覆した光輝性顔料の市販品としては、例えば、着色剤に金、銀又はニッケルを使用しているものとして、メタシャイン:MC2080PS、ME2040PS、ME2025PS、ME2015PS、MC1040NB、MC1020NB等(以上、日本板硝子(株))が挙げられる。
【0014】
また、着色剤として酸化チタンを被覆しているものとしては、メタシャイン:MC1120RS、MC1080RS、MC1040RS、MC1020RS、MC1120RY、MC1080RY、MC1040RY、MC1020RY、MC1120RR、MC1080RR、MC1040RR、MC1020RR、MC1080RB、MC1040RB、MC1020RB、MC1080RG、MC1040RG、MC1020RG等(以上、日本板硝子(株))が挙げられ、それぞれ好適に使用することができる。
【0015】
水系美爪料に対する光輝性顔料(A)の含有量は、0.01〜20重量%、特に0.1〜10重量%であることが、パール感及び使用性の点から好ましい。すなわち、美爪料塗布膜に充分な真珠光沢感を付与する点から、光輝性顔料(A)の含有量は0.01重量%以上とすることが好ましく、水系美爪料の粘度を適度な範囲として爪への塗布を容易にする点から、20重量%以下とすることが好ましい。
【0016】
本発明において、成分(B)水性ポリマーエマルジョンとは、水を主とする溶剤にポリマーを分散させてなるエマルジョンをいう。この水性ポリマーエマルジョンに含まれるポリマーの種類としては、例えば、アクリル樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、スチレン/ブタジエン樹脂系、スチレン/アクリル樹脂系、塩化ビニル樹脂及び塩化ビニリデン樹脂系、オレフィン樹脂系、アルキッド樹脂系、ポリウレタン系、合成ゴム系等が挙げられる。これらのポリマーは、特に乳化重合により製造されたものが好ましい。
【0017】
水性ポリマーエマルジョン(B)の分散媒としては、水のみ、又は水を主体としエマルジョンの形成又は安定性を阻害しない範囲でエタノール、イソプロパノール、1,3−ブチレングリコール等の水溶性溶剤を1種のみ又は2種以上を混合した水性溶剤を用いる。
【0018】
水性ポリマーエマルジョン(B)中のポリマー含有量は、水性ポリマーエマルジョンの調製の容易さや安定性の点からは、固型分で、1〜60重量%程度とする。
【0019】
さらに、水性ポリマーエマルジョンを美爪料に配合した際に、適切な皮膜形成能を発揮し得るように、水系美爪料に対して、ポリマー濃度が好ましくは5〜50重量%、特に好ましくは10〜40重量%、更にまた15〜35重量%となるように調節される。すなわち、塗布後の乾燥性、得られる美爪料塗布膜の強度、爪に対する密着性、塗布膜自体の光沢感等の点からは、美爪料中の最終的なポリマー濃度は5重量%以上とすることが好ましい。また、美爪料中の光輝性顔料(A)の充分な濃度、塗布の容易さ、塗膜の適度な薄さ等の点からは、50重量%以下とすることが好ましい。
【0020】
水性ポリマーエマルジョンとしては、例えば、アクリル樹脂系ポリマーを含むエマルジョンとして、プライマル(ロームアンドハース社)、アロンA(東亜合成化学社)、ピナクリルR(大日本インキ化学工業社)、ダウラテックス(ダウケミカル社)、ハイカー(B.F.グッドリッチ社)、ポリコA(デュポン社)、ポリゾールA(高分子化学工業社)、ダイヤナール(三菱レイヨン社)、SF−500(住友化学社)等が市販されている。
【0021】
酢酸ビニル樹脂系ポリマーを含むエマルジョンとしては、ウォールポール、プライアミユール(以上、大日本インキ化学工業社)、ポリコ(ボーデンケミカル社)、セラニーズC1(セラニーズ社)、エルバセット(デュポン社)、ヨドゾール(日本NSC社)、ビニゾール(大同化学工業社)等が市販されている。
【0022】
スチレン/ブタジエン樹脂系ポリマーを含むエマルジョンとしては、ダウラテックス512K(ダウケミカル社)、ブタプレンBL(フアイアーストーンシンセティックラバーアンドラテックス社)、プリオライトラテックス(グッドイエアータイヤアンドラバー社)、ブタコン(インペリアルケミカルインダストリーズ社)、ポロイコ(ボーデンケミカル社)等が市販されている。
【0023】
スチレン/アクリル樹脂系ポリマーを含むエマルジョンとしては、レジン12K(ナショナルスターチプロダクツ社)、ゼオン450×3(B.F.グッドリッチ社)、WC−140(ユニオンカーバイドアンドカーボン社)、ピナクリル4130(大日本インキ化学工業社)、フレックスポンド(コルトン社)等が市販されている。
【0024】
塩化ビニル樹脂及び塩化ビニリデン樹脂系を含むエマルジョンとしては、サランラテックス(旭ダウ社)、クレハロンラテックス(呉羽化学工業社)、アロンL(東亜合成化学社)、ゼオン151(B.F.グッドリッチ社)等が市販されている。
【0025】
オレフィン樹脂系を含むエマルジョンとしては、ピコペールエマルジョン(エッソS.A.F社)等;アルキッド樹脂系を含むエマルジョンとしては、ミンセミュール1505(大日本インキ化学工業社)等;ポリウレタン系を含むエマルジョンとしては、アデカボンタイターHUX−260(旭電化工業社)、スーパーフレックス100、128、410(第一工業製薬社)、ハイドランAP−30(大日本インキ化学工業社)等が市販されている。
【0026】
以上、いずれのポリマーエマルジョンを用いても良いが、アクリル樹脂系ポリマー含有エマルジョンが、水性ポリマーエマルジョン製造時、及び美爪料配合時における作業性が良いために好ましい。
【0027】
本発明においては、特に特開平6−80537号公報に記載のポリマーエマルジョンを使用することが特に好ましい。すなわち本発明においては、重合可能な二重結合を有する単量体の1種又は2種以上を可塑剤又は成膜助剤の存在下に重合してなる水性ポリマーエマルジョン、特にポリマーを固形分換算で1〜60重量%含有するものが好ましく用いられる。この方法により得られる水性ポリマーエマルジョンの重合平均分子量は200,000以下が好ましく、10,000〜100,000がさらに好ましい。
【0028】
この乳化重合で得られるポリマーエマルジョンの合成に用いる可塑剤又は成膜助剤としては、例えば、セロソルブ、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロソルブ類;カルビトール、ジメチルカルビトール、ジエチルカルビトール、ブチルカルビトール、ジブチルカルビトール等のカルビトール類;エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等のカーボネート類;セロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、ブチルカルビトールアセテート、スクロースアセテート等のアセテート類;ヘキサノール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール等のアルコール類;ヘキシレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール等のジオール類;フタル酸ジエステル類、アジピン酸ジエステル類、コハク酸ジエステル類、セバシン酸ジエステル類、アビエチン酸エステル類、カプリル酸エステル、カプロン酸エステル、酢酸エステル、エナント酸エステル、ミリスチン酸エステル、クエン酸エステル等のエステル類;スクロースベンゾエート等の安息香酸エステル;ジエチルベンゼン等が挙げられる。
【0029】
上記可塑剤又は成膜助剤の添加量は、重合安定性、貯蔵安定性及び塗膜の耐水性、耐久性などの点で単量体100重量部に対し1〜50重量部が好ましく、5〜30重量部が更に好ましい。
【0030】
本発明の水系美爪料には、必要に応じて、通常の美爪料に配合される成分、例えば顔料、分散補助剤としての界面活性剤、上記光輝性顔料(A)以外の顔料、消泡剤、防腐剤、増粘剤、可塑剤、有機溶剤、香料、油分、保湿剤等を本発明の効果を損なわない範囲内で配合することができ、これらは通常の方法に従って水系美爪料に添加することができる。
【0031】
界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両イオン性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤が用いられ、これらの1種又は2種以上を使用することができる。
【0032】
陰イオン性界面活性剤としては、例えば、石けん素地、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、パルミチン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、セチル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシンエチレンラウリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、大豆リン脂質等が挙げられる。
【0033】
陽イオン性界面活性剤としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム、臭化アルキルイソキノリニウム、臭化ドミフェン等が挙げられる。
【0034】
両イオン性界面活性剤としては、β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。
【0035】
非イオン性界面活性剤としては、モノステアリン酸グリセリン、モノオレイン酸グリセライド、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、モノラウリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、ショ糖脂肪酸エステル、ウンデシレン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリン酸アミド、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ヘキサステアリン酸ポリオキシエチレンソルビット、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、ポリオキシエチレンソルビットミツロウ、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリン等が挙げられる。
【0036】
光輝性顔料(A)以外の顔料としては、通常の美爪料に用いられるものは有機顔料及び無機顔料のいずれも使用可能である。有機顔料の例としては、アゾ顔料、フタロシアニン顔料等が挙げられ、レーキ顔料も用いることができる。
【0037】
有機顔料としては、例えば、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色225号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、青色1号、青色404号、黄色205号、黄色401号、黄色405号等が挙げられる。また、無機顔料としては、酸化鉄、酸化チタン、群青、紺青等が挙げられる。
【0038】
消泡剤としては、通常の化粧料に用いられるものはいずれも使用可能であるが、シリコーン系の消泡剤が好ましく、例えば、ジメチルシリコーンオイル、シリコーンオイルコンパウンド、シリコーンエマルジョン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、フロロシリコーンオイル等を用いることができる。
【0039】
防腐剤としては、通常の化粧料に用いられるもの、例えば、フェノール、パラクロロフェノール、パラクロロメタクレゾール、パラクロロメタキシレノール、イソプロピルメチルフェノール、レゾルシン、レゾルシンモノアセテート、オルトフェニルフェノール、パラキオシ安息香酸エステル(パラベン)類、フエノキシエタノール、チモール、クレゾール、ヒノキチオール、ヒドロキシベンゾサチオール等のフェノール類;安息香酸、安息香酸塩類、サリチル酸、サリチル酸塩類、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸塩類、ソルビン酸、ソルビン酸塩類等の酸類;ヘキサクロロフェン、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル(トリクロサン)等のハロゲン化ビスフェノール類;3,4,4’−トリクロロカルバニリド(TCC)、3−トリフルオロメチル−4,4’−ジクロロカルバニリド(ハロカルバン)等のアミド類;塩化ベンザルコニウム、臭化アルキルイソキノリニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化デカリニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム等の4級アンモニウム化合物;塩酸アルキルアミノエチルグリシン、塩化ステアリルヒドロキシエチルベタインナトリウム等の両イオン性界面活性剤;その他、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジン、テトラメチルチウラムジサルファイド(チラム)、感光素201、感光素101、1−ハイドロキシピリジン−2−チオン(ジンクピリチオン)、イミダゾイルウレア化合物(イミダゾリジニルウレア)、N−トリクロロメチル・メルカプト−4−シクロヘキセン−2−ジカルボキシイミド、塩化リゾチーム、クロルフェネシン、クロロブタノール、2−ブロム−2−ニトロ−1,3−プロパンジオール、6−アセトキシ−2,4−ジメチル−m−ジオキサン等が挙げられる。
【0040】
増粘剤としては、通常の水系美爪料に用いられるもの、例えば、粘土鉱物等が挙げられる。粘土鉱物は、天然のものでも合成されたものでもよく、例えば、ベントナイト系粘土鉱物等が用いられる。ベントナイト系粘土鉱物としては、スメクタイト系粘土鉱物が好ましく、例えば、モンモリロナイト、ソーコナイト、バイデライト、ヘクトライト、サポナイト等が挙げられる。
【0041】
具体的には、Ben−gel、Ben−gel HV、Ben−gel FW、Ben−gel 15、Ben−gel 23、Ben−gel 31、ベントナイト−S、ベントナイト−W(以上、日本有機粘土(株));クニピア・F、クニピア・G、クニピア・K、スメクトンSA(以上、クニミネ工業(株));ルーセンタイトSwn、ルーセンタイトSWF(以上、コープケミカル(株));ラポナイトB、ラポナイトS、ラポナイトRD、ラポナイトRDS、ラポナイトXLG、ラポナイトXLS等(以上、ラポルテ社)として市販されている。
【0042】
【実施例】
(実施例1〜3、比較例1〜3)
(製造方法)
下記表1に示す組成の水系美爪料を製造した。なお、以下の実施例では、組成はいずれも重量%で表示した。
【0043】
顔料(9)及び(10)を界面活性剤(11)を用いて精製水(15)に分散させ、これらの混合物と残りの成分を均一に撹拌混合し、最後に脱気して水系美爪料を製造する。
【0044】
(評価方法)
専門パネル10名が爪上に、実施例1〜3及び比較例1〜3の美爪料を実際に塗布し、下記の評価項目について「良好」、「やや良好」、「どちらとも言えない」、「あまり良くない」、「良くない」の5段階で自己評価し、集計した。
【0045】
<評価項目>
・美爪料の塗布のし易さ
・乾燥後の美爪料塗布膜中のパール顔料の光輝感
・乾燥後の美爪料塗布膜表面の光沢感
・乾燥後の美爪料塗布膜表面のざらつき感
<評価基準>
各評価項目ともに、以下の評価基準に基づいて集計し評価結果とした。評価結果を組成とともに表1に示す。
【0046】
◎;10名中9名以上が良好と回答した
○;10名中7〜8名が良好と回答した
△;10名中4〜6名が良好と回答した
×;10名中3名以下が良好と回答した
【0047】
【表1】
これらの結果から、光輝性顔料(A)と水性ポリマーエマルジョン(B)を含有する本発明の水系美爪料は、塗布のし易さ、乾燥後における塗布膜中のパール顔料の光輝感、塗布膜表面の光沢感、及び塗布膜表面のざらつき感のいずれにおいても優れるものであることが明らかである。
【0048】
【発明の効果】
本発明に係る水系美爪料は、ガラスフレークに着色剤を単一層で被覆した特定の大きさを有する光輝性顔料(A)と水性ポリマーエマルジョン(B)を含有することにより、水系溶剤を用いているにもかかわらず塗布時には爪に塗りやすく、乾燥後には塗布膜に光輝性が高いパール感を付与して美しく且つ魅力的な仕上がりが得られる。更には、塗布時には水系溶剤を用いることから爪にやさしく、塗布後には爪の乾燥を防ぎ、爪に柔軟性を付与して爪の光沢消失、二枚爪等の障害の発生をも防止することができる。
【発明の属する技術分野】
本発明は、高い光輝感と光沢感を有し、塗り易く、且つ爪に優しい水系美爪料に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な美爪料は、その目的や特徴から有機溶剤系と水系に大別される。有機溶剤系の美爪料は、配合の手軽さや使用性・即乾性において有用である。その反面、有機溶剤を用いるため爪や皮膚が荒れ、その結果、爪の光沢の消失、黄変、二枚爪等の障害を生じる恐れがあり、また使用時には使用者が有機溶剤を吸入する等の問題もある。それに対し、水系の美爪料は、有機溶剤系美爪料に比べ、爪に対する身体的影響が少なく、爪に優しい特性を持っている反面、粒径の大きなパール剤を配合すると沈降しやすい等の配合上に制約がある。例えば、特許文献1は、重合可能な二重結合を有する単量体の1種又は2種以上を可塑剤又は成膜助剤の存在下に重合してなる水性ポリマーエマルジョンに関し、実施例4〜6には赤色顔料を用いた水系ネイルエナメルが記載されている。しかし、特許文献1には、真珠光沢感に優れた水系美爪料については、記載されていない。
【0003】
一方、美爪料には、きらきらとした真珠様光輝感(パール感)を付与することで、実際に爪に塗布した際の美しさを増し、製品を魅力的に見せるために、真珠光沢顔料(パール顔料)が配合されている。例えば、パール顔料の代表的なものとして、酸化チタン被覆雲母(雲母チタン)がある。近年、さらに光輝感を高く(強く)するために、粒径の大きなパール顔料、例えば、大粒径の雲母チタンやラメ等も多く用いられるようになった。しかし、粒径が著しく大きなパール顔料を含有する美爪料は、その大粒径のために塗布作業自体が難しく、また乾燥後の塗布膜に大粒径パール顔料由来の凹凸が生じ、ざらつき感の発生や塗布膜表面の光沢感低下等の問題があった。
【0004】
また、特許文献2には、母材がシリカ(SiO2)を45〜75重量%含有し、平均厚さが0.1〜2.5μm、平均粒径が1〜300μm、アスペクト比が10〜500である真珠光沢顔料に関し、実施例11には、ガラスフレークにチタニア被膜を設けた真珠光沢顔料を含有する有機溶剤系ネイルエナメルが記載されている。
【特許文献1】
特開平6−80537号公報
【特許文献2】
特開2001−11340号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、光輝感の高いパール顔料及び水性ポリマーエマルジョンを含有することにより、美しく魅力的なパール感及び光沢感を有し、塗り易く、且つ爪に優しい水系美爪料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、著しく大きな粒径でなくても強い光輝感を演出するのに有利なパール顔料として、表面が平滑なガラスフレークをその母材にすることに着目し、これに着色剤を被覆した着色剤被覆ガラスフレークと特定の水性ポリマーエマルジョンを組み合わせて用いることにより、光輝性の高いパール感を有し塗布膜自体の光沢感も損うことなく、塗布し易く、且つ爪に優しい水性美爪料組成物が得られることを見出した。
【0007】
本発明は、(A)ガラスフレークに少なくとも1種の着色剤を単一層で被覆した、平均粒径が1〜300μm、平均厚さが0.1〜3μm及びアスペクト比が10〜500である光輝性真珠光沢顔料、及び(B)水性ポリマーエマルジョンを含有する水系美爪料を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の水系美爪料に含まれる(A)光輝性真珠光沢顔料(以下、光輝性顔料とする)は、母材であるガラスフレークに少なくとも1種の着色剤を単一層で被覆したものである。この光輝性顔料(A)は、母材であるガラスフレークの表面が平滑であることから、粒径を著しく大きくしなくても強い光輝感が得られる。
さらに、光輝性顔料(A)が大きすぎないことから、塗布が容易で使用性が良く、乾燥後の美爪料塗布膜は、光輝性顔料(A)による優れた光輝感に加え、塗布膜表面に凹凸やざらつき感がない美しい仕上がりとなる。具体的には、その平均粒径は1〜300μm、平均厚さは0.1〜3μm、及びアスペクト比が10〜500である。ここで、平均粒径とは顔料(粉体)の長径方向の粒子径の平均値であり、平均厚さとは粉体の厚み方向の平均値であり、アスペクト比とは平均厚さを平均粒径で割った値である。
【0009】
光輝性顔料(A)は、乾燥後の爪上の美爪料塗布膜に凹凸感を少なくする点から平均粒径を300μm以下とし、更に平均厚さを3μm以下とする。また、充分な光輝感を得る点から、平均粒径は1μm以上とする。さらに、水系美爪料への配合時に光輝性顔料が破砕されにくくする点から、平均厚さは0.1μm以上とする。さらにまた、美爪料の爪上でののびを良くする点から、アスペクト比を10以上とし、過度のぎらつき感がない美しい光輝感を得る点から、アスペクト比を500以下とする。
【0010】
光輝性顔料(A)の母材であるガラスフレークは、公知の技術、例えば、特公昭41−17148号公報、特公昭45−3541号公報に記載の方法で製造することができる。具体的には、溶融したガラスを円型スリットから押し出し、それを中空状の円筒に膨らませ、平均厚さ0.1〜3μmのガラスフィルムとし、それを粉砕分級することにより製造することができる。
【0011】
ガラスフレークを被覆する着色剤は、化粧料に一般的に用いられる着色剤、例えば、金属、金属酸化物、及びそれ以外の無機顔料、有機顔料、及び天然色素等が含まれ、これらのなかから1種のみ又は2種以上を組み合わせて用いることができる。金属としては、金、銀及びニッケル等;金属酸化物としては、酸化チタン、酸化亜鉛、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、酸化クロム、水酸化クロム等;その他の無機粉体としては、マンガンバイオレット、チタン酸コバルト、紺青、群青、カーボンブラック等が挙げられる。また、有機顔料としては、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、タール系色素、レーキ顔料等が挙げられる。このうち、効率良く高い光輝性を得るために、金属では特に金、銀及びニッケル、金属酸化物では特に酸化チタン、酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化ケイ素、その他の無機粉体では紺青が好ましく、特に金、銀、ニッケル、酸化チタン、酸化鉄、及び紺青が好ましい。
【0012】
ガラスフレークへの着色剤層の被覆は、例えば、特公昭43−25644号公報、特開昭47−34529号公報等に記載されている方法で行うことができる。具体的には、例えば、硫酸チタニル溶液又は四塩化チタン溶液にガラスフレークを懸濁させ、この溶液を昇温することにより酸化チタンを析出させ、ガラスフレーク表面に被覆することができる。更に、ガラスフレーク上の着色剤被膜の厚さ(例えば、酸化チタン被膜の光学的膜厚)を制御することにより、干渉による任意の色調を発現させることができる。この被膜の厚さは、好適な光輝性の発現の点から、20〜250nmが好ましい。優れた光輝感が得られる点から20nm以上とし、一方、製造のコスト面から250nm以下とする。
【0013】
ガラスフレークに着色剤を単一層で被覆した光輝性顔料の市販品としては、例えば、着色剤に金、銀又はニッケルを使用しているものとして、メタシャイン:MC2080PS、ME2040PS、ME2025PS、ME2015PS、MC1040NB、MC1020NB等(以上、日本板硝子(株))が挙げられる。
【0014】
また、着色剤として酸化チタンを被覆しているものとしては、メタシャイン:MC1120RS、MC1080RS、MC1040RS、MC1020RS、MC1120RY、MC1080RY、MC1040RY、MC1020RY、MC1120RR、MC1080RR、MC1040RR、MC1020RR、MC1080RB、MC1040RB、MC1020RB、MC1080RG、MC1040RG、MC1020RG等(以上、日本板硝子(株))が挙げられ、それぞれ好適に使用することができる。
【0015】
水系美爪料に対する光輝性顔料(A)の含有量は、0.01〜20重量%、特に0.1〜10重量%であることが、パール感及び使用性の点から好ましい。すなわち、美爪料塗布膜に充分な真珠光沢感を付与する点から、光輝性顔料(A)の含有量は0.01重量%以上とすることが好ましく、水系美爪料の粘度を適度な範囲として爪への塗布を容易にする点から、20重量%以下とすることが好ましい。
【0016】
本発明において、成分(B)水性ポリマーエマルジョンとは、水を主とする溶剤にポリマーを分散させてなるエマルジョンをいう。この水性ポリマーエマルジョンに含まれるポリマーの種類としては、例えば、アクリル樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、スチレン/ブタジエン樹脂系、スチレン/アクリル樹脂系、塩化ビニル樹脂及び塩化ビニリデン樹脂系、オレフィン樹脂系、アルキッド樹脂系、ポリウレタン系、合成ゴム系等が挙げられる。これらのポリマーは、特に乳化重合により製造されたものが好ましい。
【0017】
水性ポリマーエマルジョン(B)の分散媒としては、水のみ、又は水を主体としエマルジョンの形成又は安定性を阻害しない範囲でエタノール、イソプロパノール、1,3−ブチレングリコール等の水溶性溶剤を1種のみ又は2種以上を混合した水性溶剤を用いる。
【0018】
水性ポリマーエマルジョン(B)中のポリマー含有量は、水性ポリマーエマルジョンの調製の容易さや安定性の点からは、固型分で、1〜60重量%程度とする。
【0019】
さらに、水性ポリマーエマルジョンを美爪料に配合した際に、適切な皮膜形成能を発揮し得るように、水系美爪料に対して、ポリマー濃度が好ましくは5〜50重量%、特に好ましくは10〜40重量%、更にまた15〜35重量%となるように調節される。すなわち、塗布後の乾燥性、得られる美爪料塗布膜の強度、爪に対する密着性、塗布膜自体の光沢感等の点からは、美爪料中の最終的なポリマー濃度は5重量%以上とすることが好ましい。また、美爪料中の光輝性顔料(A)の充分な濃度、塗布の容易さ、塗膜の適度な薄さ等の点からは、50重量%以下とすることが好ましい。
【0020】
水性ポリマーエマルジョンとしては、例えば、アクリル樹脂系ポリマーを含むエマルジョンとして、プライマル(ロームアンドハース社)、アロンA(東亜合成化学社)、ピナクリルR(大日本インキ化学工業社)、ダウラテックス(ダウケミカル社)、ハイカー(B.F.グッドリッチ社)、ポリコA(デュポン社)、ポリゾールA(高分子化学工業社)、ダイヤナール(三菱レイヨン社)、SF−500(住友化学社)等が市販されている。
【0021】
酢酸ビニル樹脂系ポリマーを含むエマルジョンとしては、ウォールポール、プライアミユール(以上、大日本インキ化学工業社)、ポリコ(ボーデンケミカル社)、セラニーズC1(セラニーズ社)、エルバセット(デュポン社)、ヨドゾール(日本NSC社)、ビニゾール(大同化学工業社)等が市販されている。
【0022】
スチレン/ブタジエン樹脂系ポリマーを含むエマルジョンとしては、ダウラテックス512K(ダウケミカル社)、ブタプレンBL(フアイアーストーンシンセティックラバーアンドラテックス社)、プリオライトラテックス(グッドイエアータイヤアンドラバー社)、ブタコン(インペリアルケミカルインダストリーズ社)、ポロイコ(ボーデンケミカル社)等が市販されている。
【0023】
スチレン/アクリル樹脂系ポリマーを含むエマルジョンとしては、レジン12K(ナショナルスターチプロダクツ社)、ゼオン450×3(B.F.グッドリッチ社)、WC−140(ユニオンカーバイドアンドカーボン社)、ピナクリル4130(大日本インキ化学工業社)、フレックスポンド(コルトン社)等が市販されている。
【0024】
塩化ビニル樹脂及び塩化ビニリデン樹脂系を含むエマルジョンとしては、サランラテックス(旭ダウ社)、クレハロンラテックス(呉羽化学工業社)、アロンL(東亜合成化学社)、ゼオン151(B.F.グッドリッチ社)等が市販されている。
【0025】
オレフィン樹脂系を含むエマルジョンとしては、ピコペールエマルジョン(エッソS.A.F社)等;アルキッド樹脂系を含むエマルジョンとしては、ミンセミュール1505(大日本インキ化学工業社)等;ポリウレタン系を含むエマルジョンとしては、アデカボンタイターHUX−260(旭電化工業社)、スーパーフレックス100、128、410(第一工業製薬社)、ハイドランAP−30(大日本インキ化学工業社)等が市販されている。
【0026】
以上、いずれのポリマーエマルジョンを用いても良いが、アクリル樹脂系ポリマー含有エマルジョンが、水性ポリマーエマルジョン製造時、及び美爪料配合時における作業性が良いために好ましい。
【0027】
本発明においては、特に特開平6−80537号公報に記載のポリマーエマルジョンを使用することが特に好ましい。すなわち本発明においては、重合可能な二重結合を有する単量体の1種又は2種以上を可塑剤又は成膜助剤の存在下に重合してなる水性ポリマーエマルジョン、特にポリマーを固形分換算で1〜60重量%含有するものが好ましく用いられる。この方法により得られる水性ポリマーエマルジョンの重合平均分子量は200,000以下が好ましく、10,000〜100,000がさらに好ましい。
【0028】
この乳化重合で得られるポリマーエマルジョンの合成に用いる可塑剤又は成膜助剤としては、例えば、セロソルブ、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロソルブ類;カルビトール、ジメチルカルビトール、ジエチルカルビトール、ブチルカルビトール、ジブチルカルビトール等のカルビトール類;エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等のカーボネート類;セロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、ブチルカルビトールアセテート、スクロースアセテート等のアセテート類;ヘキサノール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール等のアルコール類;ヘキシレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール等のジオール類;フタル酸ジエステル類、アジピン酸ジエステル類、コハク酸ジエステル類、セバシン酸ジエステル類、アビエチン酸エステル類、カプリル酸エステル、カプロン酸エステル、酢酸エステル、エナント酸エステル、ミリスチン酸エステル、クエン酸エステル等のエステル類;スクロースベンゾエート等の安息香酸エステル;ジエチルベンゼン等が挙げられる。
【0029】
上記可塑剤又は成膜助剤の添加量は、重合安定性、貯蔵安定性及び塗膜の耐水性、耐久性などの点で単量体100重量部に対し1〜50重量部が好ましく、5〜30重量部が更に好ましい。
【0030】
本発明の水系美爪料には、必要に応じて、通常の美爪料に配合される成分、例えば顔料、分散補助剤としての界面活性剤、上記光輝性顔料(A)以外の顔料、消泡剤、防腐剤、増粘剤、可塑剤、有機溶剤、香料、油分、保湿剤等を本発明の効果を損なわない範囲内で配合することができ、これらは通常の方法に従って水系美爪料に添加することができる。
【0031】
界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両イオン性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤が用いられ、これらの1種又は2種以上を使用することができる。
【0032】
陰イオン性界面活性剤としては、例えば、石けん素地、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、パルミチン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、セチル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシンエチレンラウリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、大豆リン脂質等が挙げられる。
【0033】
陽イオン性界面活性剤としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム、臭化アルキルイソキノリニウム、臭化ドミフェン等が挙げられる。
【0034】
両イオン性界面活性剤としては、β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。
【0035】
非イオン性界面活性剤としては、モノステアリン酸グリセリン、モノオレイン酸グリセライド、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、モノラウリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、ショ糖脂肪酸エステル、ウンデシレン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリン酸アミド、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ヘキサステアリン酸ポリオキシエチレンソルビット、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、ポリオキシエチレンソルビットミツロウ、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリン等が挙げられる。
【0036】
光輝性顔料(A)以外の顔料としては、通常の美爪料に用いられるものは有機顔料及び無機顔料のいずれも使用可能である。有機顔料の例としては、アゾ顔料、フタロシアニン顔料等が挙げられ、レーキ顔料も用いることができる。
【0037】
有機顔料としては、例えば、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色225号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、青色1号、青色404号、黄色205号、黄色401号、黄色405号等が挙げられる。また、無機顔料としては、酸化鉄、酸化チタン、群青、紺青等が挙げられる。
【0038】
消泡剤としては、通常の化粧料に用いられるものはいずれも使用可能であるが、シリコーン系の消泡剤が好ましく、例えば、ジメチルシリコーンオイル、シリコーンオイルコンパウンド、シリコーンエマルジョン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、フロロシリコーンオイル等を用いることができる。
【0039】
防腐剤としては、通常の化粧料に用いられるもの、例えば、フェノール、パラクロロフェノール、パラクロロメタクレゾール、パラクロロメタキシレノール、イソプロピルメチルフェノール、レゾルシン、レゾルシンモノアセテート、オルトフェニルフェノール、パラキオシ安息香酸エステル(パラベン)類、フエノキシエタノール、チモール、クレゾール、ヒノキチオール、ヒドロキシベンゾサチオール等のフェノール類;安息香酸、安息香酸塩類、サリチル酸、サリチル酸塩類、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸塩類、ソルビン酸、ソルビン酸塩類等の酸類;ヘキサクロロフェン、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル(トリクロサン)等のハロゲン化ビスフェノール類;3,4,4’−トリクロロカルバニリド(TCC)、3−トリフルオロメチル−4,4’−ジクロロカルバニリド(ハロカルバン)等のアミド類;塩化ベンザルコニウム、臭化アルキルイソキノリニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化デカリニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム等の4級アンモニウム化合物;塩酸アルキルアミノエチルグリシン、塩化ステアリルヒドロキシエチルベタインナトリウム等の両イオン性界面活性剤;その他、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジン、テトラメチルチウラムジサルファイド(チラム)、感光素201、感光素101、1−ハイドロキシピリジン−2−チオン(ジンクピリチオン)、イミダゾイルウレア化合物(イミダゾリジニルウレア)、N−トリクロロメチル・メルカプト−4−シクロヘキセン−2−ジカルボキシイミド、塩化リゾチーム、クロルフェネシン、クロロブタノール、2−ブロム−2−ニトロ−1,3−プロパンジオール、6−アセトキシ−2,4−ジメチル−m−ジオキサン等が挙げられる。
【0040】
増粘剤としては、通常の水系美爪料に用いられるもの、例えば、粘土鉱物等が挙げられる。粘土鉱物は、天然のものでも合成されたものでもよく、例えば、ベントナイト系粘土鉱物等が用いられる。ベントナイト系粘土鉱物としては、スメクタイト系粘土鉱物が好ましく、例えば、モンモリロナイト、ソーコナイト、バイデライト、ヘクトライト、サポナイト等が挙げられる。
【0041】
具体的には、Ben−gel、Ben−gel HV、Ben−gel FW、Ben−gel 15、Ben−gel 23、Ben−gel 31、ベントナイト−S、ベントナイト−W(以上、日本有機粘土(株));クニピア・F、クニピア・G、クニピア・K、スメクトンSA(以上、クニミネ工業(株));ルーセンタイトSwn、ルーセンタイトSWF(以上、コープケミカル(株));ラポナイトB、ラポナイトS、ラポナイトRD、ラポナイトRDS、ラポナイトXLG、ラポナイトXLS等(以上、ラポルテ社)として市販されている。
【0042】
【実施例】
(実施例1〜3、比較例1〜3)
(製造方法)
下記表1に示す組成の水系美爪料を製造した。なお、以下の実施例では、組成はいずれも重量%で表示した。
【0043】
顔料(9)及び(10)を界面活性剤(11)を用いて精製水(15)に分散させ、これらの混合物と残りの成分を均一に撹拌混合し、最後に脱気して水系美爪料を製造する。
【0044】
(評価方法)
専門パネル10名が爪上に、実施例1〜3及び比較例1〜3の美爪料を実際に塗布し、下記の評価項目について「良好」、「やや良好」、「どちらとも言えない」、「あまり良くない」、「良くない」の5段階で自己評価し、集計した。
【0045】
<評価項目>
・美爪料の塗布のし易さ
・乾燥後の美爪料塗布膜中のパール顔料の光輝感
・乾燥後の美爪料塗布膜表面の光沢感
・乾燥後の美爪料塗布膜表面のざらつき感
<評価基準>
各評価項目ともに、以下の評価基準に基づいて集計し評価結果とした。評価結果を組成とともに表1に示す。
【0046】
◎;10名中9名以上が良好と回答した
○;10名中7〜8名が良好と回答した
△;10名中4〜6名が良好と回答した
×;10名中3名以下が良好と回答した
【0047】
【表1】
これらの結果から、光輝性顔料(A)と水性ポリマーエマルジョン(B)を含有する本発明の水系美爪料は、塗布のし易さ、乾燥後における塗布膜中のパール顔料の光輝感、塗布膜表面の光沢感、及び塗布膜表面のざらつき感のいずれにおいても優れるものであることが明らかである。
【0048】
【発明の効果】
本発明に係る水系美爪料は、ガラスフレークに着色剤を単一層で被覆した特定の大きさを有する光輝性顔料(A)と水性ポリマーエマルジョン(B)を含有することにより、水系溶剤を用いているにもかかわらず塗布時には爪に塗りやすく、乾燥後には塗布膜に光輝性が高いパール感を付与して美しく且つ魅力的な仕上がりが得られる。更には、塗布時には水系溶剤を用いることから爪にやさしく、塗布後には爪の乾燥を防ぎ、爪に柔軟性を付与して爪の光沢消失、二枚爪等の障害の発生をも防止することができる。
Claims (3)
- (A)ガラスフレークに少なくとも1種の着色剤を単一層で被覆した、平均粒径が1〜300μm、平均厚さが0.1〜3μm及びアスペクト比が10〜500の光輝性真珠光沢顔料、及び
(B)水性ポリマーエマルジョンを含有する水系美爪料。 - 前記着色剤が金、銀、ニッケル、紺青、酸化チタン、及び酸化鉄よりなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1に記載の水系美爪料。
- 前記水性ポリマーエマルジョンがアクリル樹脂系ポリマー含有エマルジョンである請求項1又は2に記載の水系美爪料。
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