JP2004230234A - 自動車用塗膜 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中塗り塗膜1上に、蒸着アルミニウム及び着色アルミニウムを含有する第1ベース層2と、着色剤を含有する第2ベース層3と、クリヤ層4,5が形成されている。
【選択図】 図1
Description
【技術分野】
本発明は、自動車の車体塗装やバンパ塗装に用いられる自動車用塗膜に関し、特に高彩度塗色に適用して好ましい自動車用塗膜に関する。
【0002】
【背景技術】
一般的な自動車の車体塗装系は、下塗り塗膜(電着塗膜)と、中塗り塗膜と、上塗り塗膜の3層で構成されている。上塗り塗膜には、アルミニウムやマイカといった光輝性顔料を含有しないソリッド塗膜と、これらの光輝性顔料を含有するメタリック塗膜があり、後者の塗装系は、光輝性顔料と着色顔料を含有するベースコート塗膜と、透明なクリヤ塗膜の2層で構成される。
【0003】
従来のメタリック塗装系では、生産性などの観点からベースコート塗膜は15μm〜20μmの膜厚で塗装されていたので、高彩度塗色の塗膜を形成しようとすると、下地の隠蔽性に問題があった。
【0004】
【発明の開示】
本発明は、膜厚を増加させることなく下地隠蔽性を高めることができる自動車用塗膜を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本発明によれば、下側に蒸着アルミニウムが面状または層状に配向され、上側に着色剤が含有された自動車用ベースコート塗膜が提供される。具体的には、蒸着アルミニウムを含有する第1ベース層と、着色剤を含有する第2ベース層とを有し、第1ベース層は着色アルミニウムをさらに含有する自動車用塗膜が提供される。
【0006】
本発明では、塗膜の下側に蒸着アルミニウムが面状または層状に配向しているので、これが下地隠蔽性を向上させることになる。また、塗膜の色彩は上側に含まれる着色剤によって呈されることになる。したがって、塗膜の膜厚を増加させることなく、下地隠蔽性を高めることができ、高彩度塗色を含むあらゆる塗色に適用することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る自動車用塗膜の実施形態を示す断面図である。以下、本実施形態の塗装方法について説明する。
【0008】
鋼板または樹脂からなる車体に、下地塗装として電着塗装及び中塗り塗装を施し、電着塗膜及び中塗り塗膜を形成する。図1(A)〜(D)は中塗り塗膜1以降を示す。電着塗膜は、電着塗装を施したのちこれを焼き付けることで形成され、中塗り塗膜1は、電着塗膜上に中塗り塗料を吹き付けたのちこれを焼き付けることで形成される。特に限定されないが、電着塗膜の膜厚は15μm〜20μm、中塗り塗膜の膜厚は25μm〜35μmであることが好ましい。
【0009】
次いで、同図(A)に示すように、中塗り塗膜1の表面に、第1ベース層2を構成する第1ベース塗料を吹き付ける。特に限定されないが、第1ベース層2の膜厚は10μm〜20μmであることが好ましい。
【0010】
この第1ベース塗料は、蒸着アルミニウムを顔料重量濃度(以下、PWCともいう。)で4〜12%含むとともに着色アルミニウムをPWCで2〜10%含む。
【0011】
蒸着アルミニウムの含有量がPWCで4%未満であると、充分な下地隠蔽性が発揮されず、下地色が発現して彩度が低い塗膜となる。また、蒸着アルミニウムの含有量がPWCで12%を超えると塗膜の密着性が低下する。
【0012】
また、着色アルミニウムの含有量がPWCで2%未満であると、充分な彩度を得ることができず、10%を超えると塗膜の密着性が低下する。
【0013】
なお、蒸着アルミニウムとは、アルミニウムの蒸着膜を粉砕して得られるアルミニウム粉であり、その平均粒径または相当直径は10〜15μm、厚さは0.05〜0.2μmであることが好ましい。蒸着アルミニウムの平均粒径または相当直径が10μm未満、厚さが0.05μm未満であると、充分な下地隠蔽性が発揮されず、また平均粒径または相当直径が15μm超、厚さが0.2μmを超えるとスプレー塗装性が著しく低下する。
【0014】
この第1ベース層2に着色剤を含有しても良い。たとえば、平均粒径が10〜15μm、厚さが0.3〜0.5μmの着色マイカなどの着色剤を挙げることができる。第1ベース層2に含有される着色剤は、PWCで2〜10%であることが好ましい。第1ベース層2に含有される着色剤の含有量がPWCで2%未満であると下地隠蔽性が充分に発揮されず彩度が低い塗膜となる。また、着色剤の含有量がPWCで10%を超えると塗膜の密着性が著しく低下する。
【0015】
次いで、同図(B)に示すように、第1ベース層2の表面に、第2ベース層3を構成する第2ベース塗料をウェットオンウェットで吹き付ける。特に限定されないが、第2ベース層3の膜厚は10μm〜20μmであることが好ましい。
【0016】
この第2ベース塗料は着色剤を含み、第2ベース層3に含まれる着色剤としては、着色マイカ、着色樹脂顔料、染料を挙げることができる。
【0017】
第2ベース層3に着色剤として着色マイカを含有させる場合は、平均粒径または相当直径が5〜10μm、厚さが0.05〜0.2μmの着色マイカを用いることが好ましい。平均粒径または相当直径が5μm未満、厚さが0.05μm未満であると、充分な下地隠蔽性が発揮されず、また平均粒径または相当直径が10μm超、厚さが0.2μmを超えるとスプレー塗装性が著しく低下するとともに塗膜仕上がり性も低下する。
【0018】
また、第2ベース層3に着色マイカを含有させる場合の含有量は、PWCで1〜5%であることが好ましい。着色マイカの含有量がPWCで1%未満であると充分な彩度が得られず、5%を超えると塗膜密着性が著しく低下する。
【0019】
第2ベース層3に着色剤として着色樹脂を含有させる場合は、平均粒径が20〜150μmの着色樹脂を用いることが好ましい。平均粒径または相当直径が20μm未満であると、充分な下地隠蔽性が発揮されず、また平均粒径または相当直径が150μmを超えるとスプレー塗装性が著しく低下するとともに塗膜仕上がり性も低下する。
【0020】
また、第2ベース層3に着色樹脂を含有させる場合の含有量は、PWCで1〜5%であることが好ましい。着色樹脂の含有量がPWCで1%未満であると充分な彩度が得られず、5%を超えると塗膜密着性が著しく低下する。
【0021】
ちなみに、第2ベース層3に着色剤として染料を含有させると、上述した着色マイカや着色樹脂などの顔料に比べて、さらに塗膜の彩度を高めることができる。
【0022】
これら第2ベース層3に含有させる着色剤としての着色マイカ、着色樹脂及び染料は、単一で用いても良く、何れかの組み合わせで用いても良い。
【0023】
次いで、同図(C)に示すように、第2ベース層3の表面に、第1クリヤ層4を構成する第1クリヤ塗料をウェットオンウェットで吹き付ける。この第1クリヤ塗料は顔料や染料を含有しない透明の塗料である。特に限定されないが、第1クリヤ層4の膜厚は25μm〜40μmであることが好ましい。
【0024】
さらに、同図(D)に示すように、第1クリヤ層4の表面に、第2クリヤ層5を構成する第2クリヤ塗料をウェットオンウェットで吹き付ける。この第2クリヤ塗料は顔料や染料を含有しない透明の塗料であり、上述した第1クリヤ塗料と同じ塗料を用いることができる。特に限定されないが、第2クリヤ層5の膜厚は30μm〜45μmであることが好ましい。
【0025】
以上、中塗り塗膜1の表面に、第1ベース層2、第2ベース層3、第1クリヤ層4及び第2クリヤ層5をそれぞれウェットオンウェットで形成したら、数分間のセッティング(静置)を経て、これらを同時に焼き付ける。焼き付け条件は特に限定されないが、たとえば140℃で20分保持である。
【0026】
このようにして本実施形態に係る自動車用塗膜が得られるが、この自動車用塗膜に合っては、第1ベース層2に蒸着アルミニウムが面状または層状に配向することになるので、これが下地隠蔽性を向上させることになる一方で、塗膜の色彩は第2ベース層3に含まれる着色剤によって呈されることになる。したがって、塗膜の膜厚を増加させることなく、下地隠蔽性を高めることができ、高彩度塗色を含むあらゆる塗色に適用することが可能となる。
【0027】
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【0028】
たとえば、上述した実施形態ではベース層を蒸着アルミニウムを含有する第1ベース層2と着色剤を含有する第2ベース層3の2層で構成したが、これを1層で構成することもできる。ベース層を1層で構成する場合には、そのベース層の下側に蒸着アルミニウムを面状または層状に配向させ、そのベース層の上側に着色剤を含有させればよい。こうした塗膜層を形成するには、たとえば塗装ガンに供給する塗料配管を2系統にし、塗装開始時は蒸着アルミニウムリッチな塗料を供給するとともに塗装途中から着色剤リッチな塗料を供給すればよい。このことは、上述した第1ベース層と第2ベース層との間のセッティング時間を短くするのとほぼ等価である。
【0029】
また、上述した実施形態では、第1ベース層2と第2ベース層3とをウェットオンウェットで吹き付けて構成したが、第1ベース層2を焼き付けたのち第2ベース層3を形成しても良い。同様に、第2ベース層3と第1クリヤ層4とをウェットオンウェットで吹き付けて構成したが、第2ベース層3を焼き付けたのち第1クリヤ層4を形成しても良い。同様に、第1クリヤ層4と第2クリヤ層5とをウェットオンウェットで吹き付けて構成したが、第1クリヤ層4を焼き付けたのち第2クリヤ層5を形成しても良い。
【0030】
さらに、上述した実施形態では、塗膜保護の観点から第2ベース層3の表面に第1クリヤ層4と第2クリヤ層5を形成したが、これを全て省略してベース層2,3のみとすることもできる。また、クリヤ層を1層で構成することもできる。
【0031】
【実施例】
以下、本発明をさらに具体化した実施例を説明する。
実施例1
鋼板に電着塗膜及び中塗り塗膜を形成したテストピースを用意し、この中塗り塗膜の表面に、第1ベース層を構成する第1ベース塗料を膜厚15μmで吹き付け、ウェットオンウェットで第2ベース層を構成する第2ベース塗料を膜厚15μmで吹き付けた。
【0032】
実施例1で用いた第1ベース塗料は、平均粒径が12μm、厚さが0.1μmの蒸着アルミニウムをPWCで8%含むとともに、平均粒径が12μm、厚さが0.3μmの着色アルミニウムをPWCで5%含む。
【0033】
また、実施例1で用いた第2ベース塗料は、平均粒径が12μm、厚さが0.1μmの着色マイカをPWCで8%、平均粒径が60μmの着色樹脂をPWCで3%、染料を3重量%含む。
【0034】
さらに、ウェットオンウェットで日本ペイント社製O−80クリヤを35μmの膜厚で塗装した。
【0035】
これを140℃で20分間焼き付けた。得られた塗膜につき、塗装外観、彩度、下地隠蔽性、膜厚変動色差、耐候性を評価した。
【0036】
塗装外観は、目視により塗膜の仕上がり性を評価し、良好のものは◎、普通のものは○、不良のものは△とした。塗膜の彩度は目視により評価し、非常に彩度が高いものを◎、彩度が高いものを○、普通のものを△とした。下地隠蔽性は、工程隠蔽膜厚で評価し、下地を隠蔽するのに必要な膜厚が15〜20μmのものを◎、20〜25μmのものを○、25μ以上のものを△とした。膜厚変動色差は第1ベース層と第2ベース層の膜厚を9μm〜21μmに変動させたときの色差を色差計で測定し、色差がきわめて小さいものを◎、問題のないレベルのものを○、色差がきわめて大きいものを△とした。耐候性はXENOM試験の耐候性評価で実施し、変色が殆ど観察されないものを◎、色差はあるが変色までには至っていないものを○、明らかに変色しているものを△とした。
【0037】
実施例1の結果を表1に示す。
実施例2
第2ベース層を構成する第2ベース塗料に、着色剤として、平均粒径が12μm、厚さが0.1μmの着色マイカのみをPWCで8%含むこと以外は実施例1と同じ条件で塗装し、塗膜を得た。実施例2の評価結果を表1に示す。
比較例1
実施例1及び2と同様にベース層として第1ベース層と第2ベース層を形成したが、第1ベース層を構成する第1ベース塗料には蒸着アルミニウム及び着色アルミニウムの何れも含まれない。これ以外は実施例2と同じ条件で塗装し、塗膜を得た。比較例1の評価結果を表1に示す。
比較例2
実施例1及び2と同様にベース層として第1ベース層と第2ベース層を形成したが、第1ベース層を構成する第1ベース塗料には蒸着アルミニウムは含まれず、平均粒径が12μm、厚さが0.3μmの着色アルミニウムのみをPWCで5%含む。また、第2ベース層を構成する第2ベース塗料には、着色マイカは含まれず、平均粒径が60μmの着色樹脂をPWCで3%、及び染料を3重量%含む。これ以外は実施例1と同じ条件で塗装し、塗膜を得た。比較例2の評価結果を表1に示す。
比較例3
実施例1及び2と同様にベース層として第1ベース層と第2ベース層を形成したが、第1ベース層を構成する第1ベース塗料には蒸着アルミニウムは含まれず、平均粒径が12μm、厚さが0.3μmの着色アルミニウムのみをPWCで5%含む。また、第2ベース層を構成する第2ベース塗料には、着色樹脂は含まれず、平均粒径が12μm、厚さが0.1μmの着色マイカをPWCで8%、染料を3重量%含む。これ以外は実施例1と同じ条件で塗装し、塗膜を得た。比較例2の評価結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
考察
表1の結果に示すように、本発明に係る実施例1及び実施例2の何れの塗膜も、塗装外観、彩度、下地隠蔽性、膜厚変動色差及び耐候性の点で問題はなく、特に実施例1の塗膜は塗装外観、彩度、下地隠蔽性及び膜厚変動色差の評価に優れている。
【0039】
これに対して、比較例1の塗膜は彩度を呈するものが着色マイカしか存在しないので、塗装外観及び彩度の点で問題がある。
【0040】
比較例2の塗膜は着色アルミニウムの存在で彩度を高めることはできるものの、その他には着色樹脂及び染料しか存在しないので下地隠蔽性及び膜厚変動色差の点で問題があり、また染料が存在するので耐候性もやや劣る。
【0041】
比較例3の塗膜は着色アルミニウムの存在により彩度を高めることができるが着色樹脂が存在しないので比較例2ほど向上せず、塗装外観、彩度及び膜厚変動色差の点で問題がある。また、染料及び着色マイカが存在するので耐候性もやや劣る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用塗膜の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…中塗り塗膜
2…第1ベース層
3…第2ベース層
4…第1クリヤ層
5…第2クリヤ層
Claims (12)
- 下側に蒸着アルミニウムが面状または層状に配向され、上側に着色剤が含有された自動車用ベースコート塗膜。
- 前記蒸着アルミニウムを含有する第1ベース層と、前記着色剤を含有する第2ベース層とを有し、前記第1ベース層は着色アルミニウムをさらに含有する請求項1記載の自動車用ベースコート塗膜。
- 前記蒸着アルミニウムの顔料重量濃度(PWC)が4〜12%である請求項1または2記載の自動車用ベースコート塗膜。
- 前記蒸着アルミニウムの平均粒径が10〜15μm、厚さが0.05〜0.2μmである請求項1〜3の何れかに記載の自動車用ベースコート塗膜。
- 前記着色アルミニウムの顔料重量濃度(PWC)が2〜10%、平均粒径が10〜15μm、厚さが0.1〜0.5μmである請求項2〜4の何れかに記載の自動車用ベースコート塗膜。
- 前記第1ベース層は着色剤を含有する請求項2記載の自動車用ベースコート塗膜。
- 前記第1ベース層に含有される着色剤は、顔料重量濃度(PWC)が2〜10%、平均粒径が10〜15μm、厚さが0.3〜0.5μmの着色マイカを含む請求項6記載の自動車用ベースコート塗膜。
- 前記第2ベース層に含有される着色剤は、顔料重量濃度(PWC)が1〜5%、平均粒径が5〜10μm、厚さが0.05〜0.2μmの着色マイカを含む請求項2〜7の何れかに記載の自動車用ベースコート塗膜。
- 前記第2ベース層に含有される着色剤は、顔料重量濃度(PWC)が1〜5%、平均粒径が20〜150μmの着色樹脂顔料を含む請求項2〜7の何れかに記載の自動車用ベースコート塗膜。
- 前記第2ベース層に含有される着色剤は、染料を含む請求項2〜7の何れかに記載の自動車用ベースコート塗膜。
- 請求項1〜10の何れかに記載の自動車用ベースコート塗膜と、このベースコート塗膜上に形成されたクリヤ塗膜とを有する自動車用上塗り塗膜。
- 前記クリヤ塗膜は2層以上のクリヤ層で構成される請求項11記載の自動車用上塗り塗膜。
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2003
- 2003-01-28 JP JP2003019294A patent/JP2004230234A/ja active Pending
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