JP2004215154A - 自動検針無線計測装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動検針を無線で行う自動検針無線機に対して無線通信不良が発生した場合、通信不良の原因を解析し、対処できるようにしたものである。
【解決手段】複数の周波数帯域における電波の有無を検出する電波検出部8と、電波強度を測定する電波強度測定部11と、電波強度を表示する電波強度表示部14と、複数の周波数帯域から第1と第2の周波数帯域における通信内容を解析する電文解析部15,16と、通信内容を送信する電文通信部17,18と、第1と第2の周波数帯域を選択する周波数選択部23,24と、現在時刻を計数する時刻計数部19と、電文通信部17,18から受信した内容を記憶する記憶部20の内容を電文表示部21に表示させる制御部22からなり、電文表示部21に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示を行うようにしたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の周波数帯域における電波の有無を検出する電波検出部8と、電波強度を測定する電波強度測定部11と、電波強度を表示する電波強度表示部14と、複数の周波数帯域から第1と第2の周波数帯域における通信内容を解析する電文解析部15,16と、通信内容を送信する電文通信部17,18と、第1と第2の周波数帯域を選択する周波数選択部23,24と、現在時刻を計数する時刻計数部19と、電文通信部17,18から受信した内容を記憶する記憶部20の内容を電文表示部21に表示させる制御部22からなり、電文表示部21に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示を行うようにしたものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はガス、水道、電気等の使用量の検針を行う際の自動検針無線機の計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭やオフィスあるいは工場などのガス、水道、電気等を使用するところにはその使用量を測定するためのメータが設置されている。このメータはガス、水道、電気等の使用量のデータを記録しておき、従来は検針員がそのデータを回収していた。
【0003】
最近になって、メータに記録されたデータを電話等の通信回線を介して隔測検針装置であるセンタに回収する自動検針システムが普及し始めている。
【0004】
この自動検針システムは、たとえば、各需要家に設置されている電話用の回線とメータとを通信線で接続し、電話回線を介してセンタとメータとで通信を行うものである。
【0005】
ところで、このような自動検針システムの場合、電話用の回線とメータとを通信線で接続する必要があるため、需要家の屋内外に通信線を引き回し配線する手間と費用が必要であった。
【0006】
特に、電話用の回線とメータとが離れている場合にはこの配線作業はかなりの負担であり、既設の家屋の場合には配線が無理な場合さえあった。
【0007】
そこで、各需要家の電話用の回線に端末網制御装置(以下「T−NCU」という)を介して無線親機を接続するとともにメータに無線子機を接続し、無線親機と無線子機との間で無線で通信を行うようにすることによって屋内外の配線を不要とする自動検針システムについて提案されている(特許文献1)。
【0008】
【特許文献1】
特開平6−85938号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこうしたシステムでは、無線親機と無線子機の登録作業は、無線子機とメータの接続後、所定の操作、例えば、無線子機と無線親機の起動用スイッチ等を同時に入力することによって無線子機がメータからメータ管理IDを取得し、この取得したメータ管理IDを無線送信により無線親機に送信し、無線親機は無線子機からメータ管理IDを取得すると、次に親機の持っている無線通信に必要な通信情報を無線子機に送信する。
【0010】
これにより、無線親機と無線子機の登録作業が完了し、以降隔測検針装置であるセンタからメータまでの通信が可能となる。
【0011】
ところが、これらの登録作業後、隔測検針装置であるセンタからの通信が可能となるわけであるが、無線親機と無線子機の登録ミスや、有線通信においては無線子機とメータ間の通信線の断線や接触不良などがあり、無線通信においては通信周波数帯域における各種妨害波または他システムとの通信衝突等の原因により通信不良が発生することがしばしばある。
【0012】
また、無線通信においては第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信が使用中の場合、第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)に切り替えて通信することもある。
【0013】
しかし、有線通信における原因か無線通信における原因かを容易に検出ことが作業現場では困難であり、正常に完了するまでかなりの時間がかかってしまうという問題がある。特に無線通信における原因を究明するのは非常に困難である。
【0014】
また、複数の周波数帯域の中からメインチャンネルや、サブチャンネル以外のチャンネルで通信している場合、隣のチャンネルが通信中でもメインチャンネルや、サブチャンネルに影響される場合もあり、メインチャンネルや、サブチャンネル以外の電波状況も監視する必要がある。
【0015】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、自動検針無線機の無線通信時における通信不良となる原因を容易に識別することができ、自動検針システムのメンテナンス性を高めることができる自動検針無線機の計測装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を達成するために、回線を介して隔測検針装置と接続される無線親機とメータに接続される無線子機との間で第1の周波数帯域で無線による通信を行い、前記第1の周波数帯域が使用中の場合、第2の周波数帯域に切り替えて無線による通信を行い、前記メータと隔測検針装置との間を通信可能として前記メータの検針を行う自動検針システムの自動検針無線機に対して無線の通信状態を計測する自動検針無線計測装置において、前記自動検針無線計測装置は、複数の周波数帯域における電波の有無を検出する複数の電波検出部と、複数の周波数帯域における電波強度を測定する複数の電波強度測定部と、複数の周波数帯域における電波強度を表示する複数の電波強度表示部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部と、第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第1の電文通信部と、第2の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第2の電文通信部と、現在時刻を計数する時刻計数部と、前記第1の電文通信部および第2の電文通信部から受信した内容を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された内容を電文表示部に表示させる制御部とからなり、前記制御部は前記第1の電文通信部から通信内容を受信したとき、前記時刻計数部から入力した時刻と通信内容を前期記憶部に記憶し、前記第2の電文通信部から通信内容を受信したとき、前記時刻計数部から入力した時刻と通信内容を前期記憶部に記憶するとともに、前記表示部に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示を行うように制御するようにしたものである。
【0017】
したがって、無線親機および無線子機間における無線通信において、複数の周波数帯域における電波の有無を検出しそれぞれの周波数帯域に無線親機および無線子機間における無線通信において、複数の周波数帯域における電波の有無を検出しそれぞれの周波数帯域における電波強度を測定して電波強度を表示する複数の電波強度表示部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)における通信の両方を監視し、電波があれば通信内容を解析して記憶部に記憶し、表示部に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示も行うよう制御する。
【0018】
【発明の実施の形態】
上記目的を達成するために本発明は、回線を介して隔測検針装置と接続される無線親機とメータに接続される無線子機との間で第1の周波数帯域で無線による通信を行い、前記第1の周波数帯域が使用中の場合、第2の周波数帯域に切り替えて無線による通信を行い、前記メータと隔測検針装置との間を通信可能として前記メータの検針を行う自動検針システムの自動検針無線機に対して無線の通信状態を計測する自動検針無線計測装置において、前記自動検針無線計測装置は、複数の周波数帯域における電波の有無を検出する複数の電波検出部と、複数の周波数帯域における電波強度を測定する複数の電波強度測定部と、複数の周波数帯域における電波強度を表示する複数の電波強度表示部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部と、第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第1の電文通信部と、第2の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第2の電文通信部と、現在時刻を計数する時刻計数部と、前記第1の電文通信部および第2の電文通信部から受信した内容を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された内容を電文表示部に表示させる制御部とからなり、前記制御部は前記第1の電文通信部から通信内容を受信したとき、前記時刻計数部から入力した時刻と通信内容を前期記憶部に記憶し、前記第2の電文通信部から通信内容を受信したとき、前記時刻計数部から入力した時刻と通信内容を前期記憶部に記憶するとともに、前記表示部に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示を行うように制御するようにしたものである。
【0019】
また、第1の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部と、第2の周波数帯域を選択する第2の周波数選択部とを備えている。
【0020】
さらに、第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部において、電波を検出すると第1の音色で電波受信を知らせる第1の音色発生部と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部において、電波を検出すると第2の音色で電波受信を知らせる第2の音色発生部を有するものである。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0022】
(実施例1)
以下本発明を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1において、1は隔測検針装置であり、回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4と接続される。自動検針無線機3の無線子機5は前記無線親機4に対向して設けられ需要家のメータ6に接続される。
【0024】
7は自動検針無線計測装置、8は第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部9と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部10を含む複数の電波検出部である。
【0025】
11は第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部12と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部13を含む複数の電波強度測定部である。
【0026】
14は複数の周波数帯域における電波強度を表示する複数の電波強度表示部、15は第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部、16は第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部、17は第1の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第1の電文通信部である。
【0027】
18は第2の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第2の電文通信部、19は現在時刻を計数する時刻計数部、20は第1の電文通信部17および第2の電文通信部18から受信した内容を記憶する記憶部、22は記憶部に記憶された内容を電文表示部21に表示させる制御部である。
【0028】
センターからの自動検針の場合、隔測検針装置1から回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4に対して、メータの検針要求を送信し、無線親機4から無線子機5に対してメータの検針要求を無線送信して、無線子機5が需要家のメータ6に対して検針要求を送信する。
【0029】
無線子機5はメータ6からの検針応答を受信すると、無線親機4対して検針応答を無線送信し、無線親機4からT−NCU2を介して隔測検針装置1に検針応答を送信する。こうして、メータ6の検針値をセンターで集中検針できる。
【0030】
無線通信の解析および表示は、無線親機4〜無線子機5間における相互の無線通信を監視し、第1の電波検出部9で第1の周波数帯域における電波を検出すると第1の電文解析部15で第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、第1の電文通信部17から通信内容を制御部22に送信する。
【0031】
このとき制御部22は時刻計数部19から現在時刻を同時に読み取り、記憶部20に通信内容および現在時刻を記憶させる。
【0032】
また、第2の電波検出部10で第2の周波数帯域における電波を検出すると第2の電文解析部16で第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、第2の電文通信部18から通信内容を制御部22に送信する。
【0033】
このとき制御部22は時刻計数部19から現在時刻を同時に読み取り、記憶部20に通信内容および現在時刻を記憶させる。
【0034】
このときの無線通信内容は送信元アドレス、送信先アドレス、データ種別、データ本文等であり、どこからどこへどのような通信が行われたかが判断できるものである。
【0035】
制御部22は記憶部20に記憶された通信内容および通信時刻等を電文表示部21に表示させる。
【0036】
また、第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部9と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部10を含む複数の電波検出部8から、第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部12と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部13を含む複数の電波強度測定部11を介して制御部22へ測定された複数の電波強度を複数の電波強度表示部14で表示する。
【0037】
この複数の電波強度表示部14により、第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)以外の電波状況も確認できる。
【0038】
(実施例2)
本発明の他の実施例について図2を用いて説明する。なお、図2において、図1と同一部分には同一の番号を付した。
【0039】
1は隔測検針装置であり回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4と接続される。
【0040】
自動検針無線機3の無線子機5は前記無線親機4に対向して設けられ需要家のメータ6に接続される。
【0041】
7は自動検針無線計測装置、8は第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部9と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部10を含む複数の電波検出部である。
【0042】
11は第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部12と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部13を含む複数の電波強度測定部である。
【0043】
14は複数の周波数帯域における電波強度を表示する複数の電波強度表示部、15は第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部、16は第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部である。
【0044】
17は第1の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第1の電文通信部、18は第2の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第2の電文通信部、19は現在時刻を計数する時刻計数部である。
【0045】
20は第1の電文通信部17および第2の電文通信部18から受信した内容を記憶する記憶部、23は第1の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部、24は第2の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部、22は記憶部に記憶された内容を電文表示部21に表示させる制御部である。
【0046】
センターからの自動検針の場合、隔測検針装置1から回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4に対して、メータの検針要求を送信し、無線親機4から無線子機5に対してメータの検針要求を無線送信して、無線子機5が需要家のメータ6に対して検針要求を送信する。
【0047】
無線子機5はメータ6からの検針応答を受信すると、無線親機4対して検針応答を無線送信し、無線親機4からT−NCU2を介して隔測検針装置1に検針応答を送信する。こうして、メータ6の検針値をセンターで集中検針できる。
【0048】
無線通信の解析および表示は、無線親機4〜無線子機5間における相互の無線通信を監視し、第1の電波検出部9で第1の周波数帯域における電波を検出すると第1の電文解析部15で第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、第1の電文通信部17から通信内容を制御部22に送信する。
【0049】
このとき制御部22は時刻計数部19から現在時刻を同時に読み取り、記憶部20に通信内容および現在時刻を記憶させる。
【0050】
また、第2の電波検出部10で第2の周波数帯域における電波を検出すると第2の電文解析部16で第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、第2の電文通信部18から通信内容を制御部22に送信する。
【0051】
このとき制御部22は時刻計数部19から現在時刻を同時に読み取り、記憶部20に通信内容および現在時刻を記憶させる。このときの無線通信内容は送信元アドレス、送信先アドレス、データ種別、データ本文等であり、どこからどこへどのような通信が行われたかが判断できるものである。
【0052】
制御部22は記憶部20に記憶された通信内容および通信時刻等を電文表示部21に表示させる。
【0053】
第1の周波数選択部23は第1の周波数帯域(メインチャンネル)たとえば1チャンネルから6チャンネルのなかからを希望のチャンネルを選択する。第2の周波数選択部24は第2の周波数帯域(サブチャンネル)たとえば1チャンネルから6チャンネルのなかからを希望のチャンネルを選択する。
【0054】
第1の周波数選択部23からのチャンネル選択により制御部22は、第1の電波検出部9および第1の電文解析部15に対してチャンネルの変更を行う。
【0055】
第2の周波数選択部24からのチャンネル選択により制御部22は、第2の電波検出部10および第2の電文解析部16に対してチャンネルの変更を行う。
【0056】
このように、システム毎に通信チャンネルが競合しないように、設定変更して通信する場合にも対応できる。
【0057】
また、第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部9と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部10を含む複数の電波検出部8から、第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部12と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部13を含む複数の電波強度測定部11を介して制御部22へ測定された複数の電波強度を複数の電波強度表示部14で表示する。
【0058】
この複数の電波強度表示部14により、第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)以外の電波状況も確認できる。
【0059】
(実施例3)
本発明の他の実施例について図3を用いて説明する。なお、図1と同一部分には同一の番号を付してある。
【0060】
1は隔測検針装置であり、回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4と接続される。
【0061】
自動検針無線機3の無線子機5は前記無線親機4に対向して設けられ需要家のメータ6に接続される。
【0062】
7は自動検針無線計測装置、8は第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部9と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部10を含む複数の電波検出部である。
【0063】
11は第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部12と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部13を含む複数の電波強度測定部である。
【0064】
14は複数の周波数帯域における電波強度を表示する複数の電波強度表示部、15は第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部、16は第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部である。
【0065】
17は第1の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第1の電文通信部、18は第2の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第2の電文通信部、19は現在時刻を計数する時刻計数部である。
【0066】
20は第1の電文通信部17および第2の電文通信部18から受信した内容を記憶する記憶部、23は第1の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部、24は第2の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部、22は記憶部に記憶された内容を電文表示部21に表示させる制御部である。
【0067】
25は第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部において、電波を検出すると第1の音色で電波受信を知らせる第1の音色発生部、26は第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部において、電波を検出すると第2の音色で電波受信を知らせる第2の音色発生部である。
【0068】
センターからの自動検針の場合、隔測検針装置1から回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4に対して、メータの検針要求を送信し、無線親機4から無線子機5に対してメータの検針要求を無線送信して、無線子機5が需要家のメータ6に対して検針要求を送信する。
【0069】
無線子機5はメータ6からの検針応答を受信すると、無線親機4対して検針応答を無線送信し、無線親機4からT−NCU2を介して隔測検針装置1に検針応答を送信する。こうして、メータ6の検針値をセンターで集中検針できる。
【0070】
無線通信の解析および表示は、無線親機4〜無線子機5間における相互の無線通信を監視し、第1の電波検出部9で第1の周波数帯域における電波を検出すると第1の電文解析部15で第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、第1の電文通信部17から通信内容を制御部22に送信する。
【0071】
このとき制御部22は時刻計数部19から現在時刻を同時に読み取り、記憶部20に通信内容および現在時刻を記憶させる。
【0072】
また、第2の電波検出部10で第2の周波数帯域における電波を検出すると第2の電文解析部16で第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、第2の電文通信部18から通信内容を制御部22に送信する。
【0073】
このとき制御部22は時刻計数部19から現在時刻を同時に読み取り、記憶部20に通信内容および現在時刻を記憶させる。このときの無線通信内容は送信元アドレス、送信先アドレス、データ種別、データ本文等であり、どこからどこへどのような通信が行われたかが判断できるものである。
【0074】
制御部22は記憶部20に記憶された通信内容および通信時刻等を電文表示部21に表示させる。
【0075】
第1の周波数選択部23は第1の周波数帯域(メインチャンネル)たとえば1チャンネルから6チャンネルのなかからを希望のチャンネルを選択する。第2の周波数選択部24は第2の周波数帯域(サブチャンネル)例えば、1チャンネルから6チャンネルのなかからを希望のチャンネルを選択する。
【0076】
第1の周波数選択部23からのチャンネル選択により制御部22は、第1の電波検出部9および第1の電文解析部15に対してチャンネルの変更を行う。
【0077】
第2の周波数選択部24からのチャンネル選択により制御部22は、第2の電波検出部10および第2の電文解析部16に対してチャンネルの変更を行う。
【0078】
このように、システム毎に通信チャンネルが競合しないように、設定変更して通信する場合にも対応できる。
【0079】
また、第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部9と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部10を含む複数の電波検出部8から、第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部12と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部13を含む複数の電波強度測定部11を介して制御部22へ測定された複数の電波強度を複数の電波強度表示部14で表示する。
【0080】
この複数の電波強度表示部14により、第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)以外の電波状況も確認できる。
【0081】
第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部において、電波を検出すると第1の音色発生部25は第1の音色で電波受信を知らせる。
【0082】
第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部において、電波を検出すると第2の音色発生部26は第2の音色で電波受信を知らせる。
【0083】
この場合、第1の音色と第2の音色はブザー音などで発振周波数を変えれば容易に聞き分けできる。
【0084】
以上説明したように、これら実施例に拠れば、無線親機および無線子機間における無線通信において、複数の周波数帯域における電波の有無を検出しそれぞれの周波数帯域における電波強度を測定して電波強度を表示する複数の電波強度表示部を設けるとともに、第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)における通信の両方を監視し、電波があれば通信内容を解析して記憶部に記憶し、表示部に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示も行うよう制御する。
【0085】
また、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域を選択できるようにして、システム毎に異なるチャンネルでも受信できるようにする。
【0086】
また、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域のどちらで受信したか音色で聞き分けできるようにする。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、自動検針無線機の無線通信時における通信不良となる原因を容易に識別することができ、自動検針システムのメンテナンス性を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動検針無線機を含む自動検針システムおよび自動検針無線計測装置のブロック図
【図2】本発明の他の実施例についての自動検針無線機を含む自動検針システムおよび自動検針無線計測装置のブロック図
【図3】本発明の他の実施例についての自動検針無線機を含む自動検針システムおよび自動検針無線計測装置のブロック図
【符号の説明】
1 隔測検針装置
2 T−NCU
3 自動検針無線機
4 無線親機
5 無線子機
6 メータ
7 自動検針無線計測装置
8 複数の電波検出部
9 第1の電波検出部
10 第2の電波検出部
11 複数の電波強度検出部
12 第1の電波強度検出部
13 第2の電波強度検出部
14 複数の電波強度表示部
15 第1の電文解析部
16 第2の電文解析部
17 第1の電文通信部
18 第2の電文通信部
19 時刻計数部
20 記憶部
21 電文表示部
22 制御部
23 第1の周波数選択部
24 第2の周波数選択部
25 第1の音色発生部
26 第2の音色発生部
【発明の属する技術分野】
本発明はガス、水道、電気等の使用量の検針を行う際の自動検針無線機の計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭やオフィスあるいは工場などのガス、水道、電気等を使用するところにはその使用量を測定するためのメータが設置されている。このメータはガス、水道、電気等の使用量のデータを記録しておき、従来は検針員がそのデータを回収していた。
【0003】
最近になって、メータに記録されたデータを電話等の通信回線を介して隔測検針装置であるセンタに回収する自動検針システムが普及し始めている。
【0004】
この自動検針システムは、たとえば、各需要家に設置されている電話用の回線とメータとを通信線で接続し、電話回線を介してセンタとメータとで通信を行うものである。
【0005】
ところで、このような自動検針システムの場合、電話用の回線とメータとを通信線で接続する必要があるため、需要家の屋内外に通信線を引き回し配線する手間と費用が必要であった。
【0006】
特に、電話用の回線とメータとが離れている場合にはこの配線作業はかなりの負担であり、既設の家屋の場合には配線が無理な場合さえあった。
【0007】
そこで、各需要家の電話用の回線に端末網制御装置(以下「T−NCU」という)を介して無線親機を接続するとともにメータに無線子機を接続し、無線親機と無線子機との間で無線で通信を行うようにすることによって屋内外の配線を不要とする自動検針システムについて提案されている(特許文献1)。
【0008】
【特許文献1】
特開平6−85938号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこうしたシステムでは、無線親機と無線子機の登録作業は、無線子機とメータの接続後、所定の操作、例えば、無線子機と無線親機の起動用スイッチ等を同時に入力することによって無線子機がメータからメータ管理IDを取得し、この取得したメータ管理IDを無線送信により無線親機に送信し、無線親機は無線子機からメータ管理IDを取得すると、次に親機の持っている無線通信に必要な通信情報を無線子機に送信する。
【0010】
これにより、無線親機と無線子機の登録作業が完了し、以降隔測検針装置であるセンタからメータまでの通信が可能となる。
【0011】
ところが、これらの登録作業後、隔測検針装置であるセンタからの通信が可能となるわけであるが、無線親機と無線子機の登録ミスや、有線通信においては無線子機とメータ間の通信線の断線や接触不良などがあり、無線通信においては通信周波数帯域における各種妨害波または他システムとの通信衝突等の原因により通信不良が発生することがしばしばある。
【0012】
また、無線通信においては第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信が使用中の場合、第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)に切り替えて通信することもある。
【0013】
しかし、有線通信における原因か無線通信における原因かを容易に検出ことが作業現場では困難であり、正常に完了するまでかなりの時間がかかってしまうという問題がある。特に無線通信における原因を究明するのは非常に困難である。
【0014】
また、複数の周波数帯域の中からメインチャンネルや、サブチャンネル以外のチャンネルで通信している場合、隣のチャンネルが通信中でもメインチャンネルや、サブチャンネルに影響される場合もあり、メインチャンネルや、サブチャンネル以外の電波状況も監視する必要がある。
【0015】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、自動検針無線機の無線通信時における通信不良となる原因を容易に識別することができ、自動検針システムのメンテナンス性を高めることができる自動検針無線機の計測装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を達成するために、回線を介して隔測検針装置と接続される無線親機とメータに接続される無線子機との間で第1の周波数帯域で無線による通信を行い、前記第1の周波数帯域が使用中の場合、第2の周波数帯域に切り替えて無線による通信を行い、前記メータと隔測検針装置との間を通信可能として前記メータの検針を行う自動検針システムの自動検針無線機に対して無線の通信状態を計測する自動検針無線計測装置において、前記自動検針無線計測装置は、複数の周波数帯域における電波の有無を検出する複数の電波検出部と、複数の周波数帯域における電波強度を測定する複数の電波強度測定部と、複数の周波数帯域における電波強度を表示する複数の電波強度表示部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部と、第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第1の電文通信部と、第2の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第2の電文通信部と、現在時刻を計数する時刻計数部と、前記第1の電文通信部および第2の電文通信部から受信した内容を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された内容を電文表示部に表示させる制御部とからなり、前記制御部は前記第1の電文通信部から通信内容を受信したとき、前記時刻計数部から入力した時刻と通信内容を前期記憶部に記憶し、前記第2の電文通信部から通信内容を受信したとき、前記時刻計数部から入力した時刻と通信内容を前期記憶部に記憶するとともに、前記表示部に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示を行うように制御するようにしたものである。
【0017】
したがって、無線親機および無線子機間における無線通信において、複数の周波数帯域における電波の有無を検出しそれぞれの周波数帯域に無線親機および無線子機間における無線通信において、複数の周波数帯域における電波の有無を検出しそれぞれの周波数帯域における電波強度を測定して電波強度を表示する複数の電波強度表示部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)における通信の両方を監視し、電波があれば通信内容を解析して記憶部に記憶し、表示部に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示も行うよう制御する。
【0018】
【発明の実施の形態】
上記目的を達成するために本発明は、回線を介して隔測検針装置と接続される無線親機とメータに接続される無線子機との間で第1の周波数帯域で無線による通信を行い、前記第1の周波数帯域が使用中の場合、第2の周波数帯域に切り替えて無線による通信を行い、前記メータと隔測検針装置との間を通信可能として前記メータの検針を行う自動検針システムの自動検針無線機に対して無線の通信状態を計測する自動検針無線計測装置において、前記自動検針無線計測装置は、複数の周波数帯域における電波の有無を検出する複数の電波検出部と、複数の周波数帯域における電波強度を測定する複数の電波強度測定部と、複数の周波数帯域における電波強度を表示する複数の電波強度表示部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部と、第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第1の電文通信部と、第2の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第2の電文通信部と、現在時刻を計数する時刻計数部と、前記第1の電文通信部および第2の電文通信部から受信した内容を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された内容を電文表示部に表示させる制御部とからなり、前記制御部は前記第1の電文通信部から通信内容を受信したとき、前記時刻計数部から入力した時刻と通信内容を前期記憶部に記憶し、前記第2の電文通信部から通信内容を受信したとき、前記時刻計数部から入力した時刻と通信内容を前期記憶部に記憶するとともに、前記表示部に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示を行うように制御するようにしたものである。
【0019】
また、第1の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部と、第2の周波数帯域を選択する第2の周波数選択部とを備えている。
【0020】
さらに、第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部において、電波を検出すると第1の音色で電波受信を知らせる第1の音色発生部と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部において、電波を検出すると第2の音色で電波受信を知らせる第2の音色発生部を有するものである。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0022】
(実施例1)
以下本発明を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1において、1は隔測検針装置であり、回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4と接続される。自動検針無線機3の無線子機5は前記無線親機4に対向して設けられ需要家のメータ6に接続される。
【0024】
7は自動検針無線計測装置、8は第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部9と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部10を含む複数の電波検出部である。
【0025】
11は第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部12と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部13を含む複数の電波強度測定部である。
【0026】
14は複数の周波数帯域における電波強度を表示する複数の電波強度表示部、15は第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部、16は第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部、17は第1の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第1の電文通信部である。
【0027】
18は第2の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第2の電文通信部、19は現在時刻を計数する時刻計数部、20は第1の電文通信部17および第2の電文通信部18から受信した内容を記憶する記憶部、22は記憶部に記憶された内容を電文表示部21に表示させる制御部である。
【0028】
センターからの自動検針の場合、隔測検針装置1から回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4に対して、メータの検針要求を送信し、無線親機4から無線子機5に対してメータの検針要求を無線送信して、無線子機5が需要家のメータ6に対して検針要求を送信する。
【0029】
無線子機5はメータ6からの検針応答を受信すると、無線親機4対して検針応答を無線送信し、無線親機4からT−NCU2を介して隔測検針装置1に検針応答を送信する。こうして、メータ6の検針値をセンターで集中検針できる。
【0030】
無線通信の解析および表示は、無線親機4〜無線子機5間における相互の無線通信を監視し、第1の電波検出部9で第1の周波数帯域における電波を検出すると第1の電文解析部15で第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、第1の電文通信部17から通信内容を制御部22に送信する。
【0031】
このとき制御部22は時刻計数部19から現在時刻を同時に読み取り、記憶部20に通信内容および現在時刻を記憶させる。
【0032】
また、第2の電波検出部10で第2の周波数帯域における電波を検出すると第2の電文解析部16で第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、第2の電文通信部18から通信内容を制御部22に送信する。
【0033】
このとき制御部22は時刻計数部19から現在時刻を同時に読み取り、記憶部20に通信内容および現在時刻を記憶させる。
【0034】
このときの無線通信内容は送信元アドレス、送信先アドレス、データ種別、データ本文等であり、どこからどこへどのような通信が行われたかが判断できるものである。
【0035】
制御部22は記憶部20に記憶された通信内容および通信時刻等を電文表示部21に表示させる。
【0036】
また、第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部9と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部10を含む複数の電波検出部8から、第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部12と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部13を含む複数の電波強度測定部11を介して制御部22へ測定された複数の電波強度を複数の電波強度表示部14で表示する。
【0037】
この複数の電波強度表示部14により、第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)以外の電波状況も確認できる。
【0038】
(実施例2)
本発明の他の実施例について図2を用いて説明する。なお、図2において、図1と同一部分には同一の番号を付した。
【0039】
1は隔測検針装置であり回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4と接続される。
【0040】
自動検針無線機3の無線子機5は前記無線親機4に対向して設けられ需要家のメータ6に接続される。
【0041】
7は自動検針無線計測装置、8は第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部9と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部10を含む複数の電波検出部である。
【0042】
11は第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部12と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部13を含む複数の電波強度測定部である。
【0043】
14は複数の周波数帯域における電波強度を表示する複数の電波強度表示部、15は第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部、16は第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部である。
【0044】
17は第1の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第1の電文通信部、18は第2の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第2の電文通信部、19は現在時刻を計数する時刻計数部である。
【0045】
20は第1の電文通信部17および第2の電文通信部18から受信した内容を記憶する記憶部、23は第1の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部、24は第2の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部、22は記憶部に記憶された内容を電文表示部21に表示させる制御部である。
【0046】
センターからの自動検針の場合、隔測検針装置1から回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4に対して、メータの検針要求を送信し、無線親機4から無線子機5に対してメータの検針要求を無線送信して、無線子機5が需要家のメータ6に対して検針要求を送信する。
【0047】
無線子機5はメータ6からの検針応答を受信すると、無線親機4対して検針応答を無線送信し、無線親機4からT−NCU2を介して隔測検針装置1に検針応答を送信する。こうして、メータ6の検針値をセンターで集中検針できる。
【0048】
無線通信の解析および表示は、無線親機4〜無線子機5間における相互の無線通信を監視し、第1の電波検出部9で第1の周波数帯域における電波を検出すると第1の電文解析部15で第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、第1の電文通信部17から通信内容を制御部22に送信する。
【0049】
このとき制御部22は時刻計数部19から現在時刻を同時に読み取り、記憶部20に通信内容および現在時刻を記憶させる。
【0050】
また、第2の電波検出部10で第2の周波数帯域における電波を検出すると第2の電文解析部16で第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、第2の電文通信部18から通信内容を制御部22に送信する。
【0051】
このとき制御部22は時刻計数部19から現在時刻を同時に読み取り、記憶部20に通信内容および現在時刻を記憶させる。このときの無線通信内容は送信元アドレス、送信先アドレス、データ種別、データ本文等であり、どこからどこへどのような通信が行われたかが判断できるものである。
【0052】
制御部22は記憶部20に記憶された通信内容および通信時刻等を電文表示部21に表示させる。
【0053】
第1の周波数選択部23は第1の周波数帯域(メインチャンネル)たとえば1チャンネルから6チャンネルのなかからを希望のチャンネルを選択する。第2の周波数選択部24は第2の周波数帯域(サブチャンネル)たとえば1チャンネルから6チャンネルのなかからを希望のチャンネルを選択する。
【0054】
第1の周波数選択部23からのチャンネル選択により制御部22は、第1の電波検出部9および第1の電文解析部15に対してチャンネルの変更を行う。
【0055】
第2の周波数選択部24からのチャンネル選択により制御部22は、第2の電波検出部10および第2の電文解析部16に対してチャンネルの変更を行う。
【0056】
このように、システム毎に通信チャンネルが競合しないように、設定変更して通信する場合にも対応できる。
【0057】
また、第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部9と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部10を含む複数の電波検出部8から、第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部12と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部13を含む複数の電波強度測定部11を介して制御部22へ測定された複数の電波強度を複数の電波強度表示部14で表示する。
【0058】
この複数の電波強度表示部14により、第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)以外の電波状況も確認できる。
【0059】
(実施例3)
本発明の他の実施例について図3を用いて説明する。なお、図1と同一部分には同一の番号を付してある。
【0060】
1は隔測検針装置であり、回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4と接続される。
【0061】
自動検針無線機3の無線子機5は前記無線親機4に対向して設けられ需要家のメータ6に接続される。
【0062】
7は自動検針無線計測装置、8は第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部9と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部10を含む複数の電波検出部である。
【0063】
11は第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部12と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部13を含む複数の電波強度測定部である。
【0064】
14は複数の周波数帯域における電波強度を表示する複数の電波強度表示部、15は第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部、16は第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部である。
【0065】
17は第1の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第1の電文通信部、18は第2の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第2の電文通信部、19は現在時刻を計数する時刻計数部である。
【0066】
20は第1の電文通信部17および第2の電文通信部18から受信した内容を記憶する記憶部、23は第1の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部、24は第2の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部、22は記憶部に記憶された内容を電文表示部21に表示させる制御部である。
【0067】
25は第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部において、電波を検出すると第1の音色で電波受信を知らせる第1の音色発生部、26は第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部において、電波を検出すると第2の音色で電波受信を知らせる第2の音色発生部である。
【0068】
センターからの自動検針の場合、隔測検針装置1から回線およびT−NCU2を介して自動検針無線機3の無線親機4に対して、メータの検針要求を送信し、無線親機4から無線子機5に対してメータの検針要求を無線送信して、無線子機5が需要家のメータ6に対して検針要求を送信する。
【0069】
無線子機5はメータ6からの検針応答を受信すると、無線親機4対して検針応答を無線送信し、無線親機4からT−NCU2を介して隔測検針装置1に検針応答を送信する。こうして、メータ6の検針値をセンターで集中検針できる。
【0070】
無線通信の解析および表示は、無線親機4〜無線子機5間における相互の無線通信を監視し、第1の電波検出部9で第1の周波数帯域における電波を検出すると第1の電文解析部15で第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、第1の電文通信部17から通信内容を制御部22に送信する。
【0071】
このとき制御部22は時刻計数部19から現在時刻を同時に読み取り、記憶部20に通信内容および現在時刻を記憶させる。
【0072】
また、第2の電波検出部10で第2の周波数帯域における電波を検出すると第2の電文解析部16で第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析し、第2の電文通信部18から通信内容を制御部22に送信する。
【0073】
このとき制御部22は時刻計数部19から現在時刻を同時に読み取り、記憶部20に通信内容および現在時刻を記憶させる。このときの無線通信内容は送信元アドレス、送信先アドレス、データ種別、データ本文等であり、どこからどこへどのような通信が行われたかが判断できるものである。
【0074】
制御部22は記憶部20に記憶された通信内容および通信時刻等を電文表示部21に表示させる。
【0075】
第1の周波数選択部23は第1の周波数帯域(メインチャンネル)たとえば1チャンネルから6チャンネルのなかからを希望のチャンネルを選択する。第2の周波数選択部24は第2の周波数帯域(サブチャンネル)例えば、1チャンネルから6チャンネルのなかからを希望のチャンネルを選択する。
【0076】
第1の周波数選択部23からのチャンネル選択により制御部22は、第1の電波検出部9および第1の電文解析部15に対してチャンネルの変更を行う。
【0077】
第2の周波数選択部24からのチャンネル選択により制御部22は、第2の電波検出部10および第2の電文解析部16に対してチャンネルの変更を行う。
【0078】
このように、システム毎に通信チャンネルが競合しないように、設定変更して通信する場合にも対応できる。
【0079】
また、第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部9と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部10を含む複数の電波検出部8から、第1の周波数帯域における電波強度を測定する第1の電波強度測定部12と、第2の周波数帯域における電波強度を測定する第2の電波強度測定部13を含む複数の電波強度測定部11を介して制御部22へ測定された複数の電波強度を複数の電波強度表示部14で表示する。
【0080】
この複数の電波強度表示部14により、第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)以外の電波状況も確認できる。
【0081】
第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部において、電波を検出すると第1の音色発生部25は第1の音色で電波受信を知らせる。
【0082】
第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部において、電波を検出すると第2の音色発生部26は第2の音色で電波受信を知らせる。
【0083】
この場合、第1の音色と第2の音色はブザー音などで発振周波数を変えれば容易に聞き分けできる。
【0084】
以上説明したように、これら実施例に拠れば、無線親機および無線子機間における無線通信において、複数の周波数帯域における電波の有無を検出しそれぞれの周波数帯域における電波強度を測定して電波強度を表示する複数の電波強度表示部を設けるとともに、第1の周波数帯域(いわゆるメインチャンネル)における通信と第2の周波数帯域(いわゆるサブチャンネル)における通信の両方を監視し、電波があれば通信内容を解析して記憶部に記憶し、表示部に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示も行うよう制御する。
【0085】
また、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域を選択できるようにして、システム毎に異なるチャンネルでも受信できるようにする。
【0086】
また、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域のどちらで受信したか音色で聞き分けできるようにする。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、自動検針無線機の無線通信時における通信不良となる原因を容易に識別することができ、自動検針システムのメンテナンス性を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動検針無線機を含む自動検針システムおよび自動検針無線計測装置のブロック図
【図2】本発明の他の実施例についての自動検針無線機を含む自動検針システムおよび自動検針無線計測装置のブロック図
【図3】本発明の他の実施例についての自動検針無線機を含む自動検針システムおよび自動検針無線計測装置のブロック図
【符号の説明】
1 隔測検針装置
2 T−NCU
3 自動検針無線機
4 無線親機
5 無線子機
6 メータ
7 自動検針無線計測装置
8 複数の電波検出部
9 第1の電波検出部
10 第2の電波検出部
11 複数の電波強度検出部
12 第1の電波強度検出部
13 第2の電波強度検出部
14 複数の電波強度表示部
15 第1の電文解析部
16 第2の電文解析部
17 第1の電文通信部
18 第2の電文通信部
19 時刻計数部
20 記憶部
21 電文表示部
22 制御部
23 第1の周波数選択部
24 第2の周波数選択部
25 第1の音色発生部
26 第2の音色発生部
Claims (3)
- 回線を介して隔測検針装置と接続される無線親機とメータに接続される無線子機との間で第1の周波数帯域で無線による通信を行い、前記第1の周波数帯域が使用中の場合、第2の周波数帯域に切り替えて無線による通信を行い、前記メータと隔測検針装置との間を通信可能として前記メータの検針を行う自動検針システムの自動検針無線機に対して無線の通信状態を計測する自動検針無線計測装置において、前記自動検針無線計測装置は、複数の周波数帯域における電波の有無を検出する複数の電波検出部と、複数の周波数帯域における電波強度を測定する複数の電波強度測定部と、複数の周波数帯域における電波強度を表示する複数の電波強度表示部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第1の電文解析部と、第2の周波数帯域における電波から通信内容を解析する第2の電文解析部と、複数の周波数帯域の中の第1の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第1の電文通信部と、第2の周波数帯域における電波から解析した通信内容を送信する第2の電文通信部と、現在時刻を計数する時刻計数部と、前記第1の電文通信部および第2の電文通信部から受信した内容を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された内容を電文表示部に表示させる制御部とからなり、前記制御部は前記第1の電文通信部から通信内容を受信したとき、前記時刻計数部から入力した時刻と通信内容を前期記憶部に記憶し、前記第2の電文通信部から通信内容を受信したとき、前記時刻計数部から入力した時刻と通信内容を前期記憶部に記憶するとともに、前記表示部に対しそれぞれ受信時刻順に受信内容の表示を行うように制御することを特徴とする自動検針無線計測装置。
- 第1の周波数帯域を選択する第1の周波数選択部と、第2の周波数帯域を選択する第2の周波数選択部とからなる請求項1記載の自動検針無線計測装置。
- 第1の周波数帯域における電波の有無を検出する第1の電波検出部において、電波を検出すると第1の音色で電波受信を知らせる第1の音色発生部と、第2の周波数帯域における電波の有無を検出する第2の電波検出部において、電波を検出すると第2の音色で電波受信を知らせる第2の音色発生部とからなる請求項1記載の自動検針無線計測装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003002069A JP2004215154A (ja) | 2003-01-08 | 2003-01-08 | 自動検針無線計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003002069A JP2004215154A (ja) | 2003-01-08 | 2003-01-08 | 自動検針無線計測装置 |
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JP2004215154A true JP2004215154A (ja) | 2004-07-29 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008107956A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 計測メータ装置 |
JP2009077201A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Sharp Corp | 自動無線検針装置 |
CN111307194A (zh) * | 2020-01-21 | 2020-06-19 | 中南民族大学 | 基于北斗的环境设备检测方法、装置、设备及存储介质 |
-
2003
- 2003-01-08 JP JP2003002069A patent/JP2004215154A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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