JP2004212570A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】像担持体への突き当て部材の当接部に付着するトナーを除去して、現像部材と像担持体とのギャップを保証し、画像ブレの無い良好な画像を安定して得ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体15と;現像部材5と;突き当て部材6と;トナー除去手段7と;端部シール3と;可撓性部材1と;を有する画像形成装置において、端部シール3は、像担持体15の長手方向における幅が、突き当て部材6の同方向の幅よりも広く、且つ、像担持体15の長手方向における位置が、突き当て部材6の同方向における像担持体15への当接位置を含むように配置され;可撓性部材1は、像担持体15上の長手方向における位置が、突き当て部材6の同方向における位置と重ならないように配置される構成とする。
【選択図】 図4
【解決手段】像担持体15と;現像部材5と;突き当て部材6と;トナー除去手段7と;端部シール3と;可撓性部材1と;を有する画像形成装置において、端部シール3は、像担持体15の長手方向における幅が、突き当て部材6の同方向の幅よりも広く、且つ、像担持体15の長手方向における位置が、突き当て部材6の同方向における像担持体15への当接位置を含むように配置され;可撓性部材1は、像担持体15上の長手方向における位置が、突き当て部材6の同方向における位置と重ならないように配置される構成とする。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式、静電記録方式を用いた画像形成装置に関するものであり、より詳細には、像担持体に現像剤を供給するための現像部材の長手方向端部において、該現像部材と像担持体との距離を規制するために像担持体への突き当て部材を備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の静電記録装置、電子写真装置等の画像形成装置においては、感光体等の像担持体上に現像剤による画像(以下「トナー像」という。)を形成し、このトナー像を転写材に転写して記録画像を形成する。そして、像担持体上から転写材にトナー像を転写した後、像担持体上の残留トナーをクリーニング装置が備えるトナー除去手段としてのクリーニングブレードで掻き取ってクリーニングする。
【0003】
クリーニングブレードは、一般にゴム、金属等の成形品であり、像担持体表面に接触してその表面に付着したトナーを物理的に清掃除去する。又、クリーニングブレードで掻き取ったトナーがクリーニング装置からこぼれ落ちないように、クリーニングブレード下に可撓性部材(以下「すくいシート」という。)を像担持体に接触させている。更に、クリーニングブレードとすくいシートの端部には、フェルトなどの端部シールを配置し、これを像担持体と接触させてクリーニング装置からのトナー漏れを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クリーニングブレードは像担持体の長手方向全域に当接させるのではなく、像担持体にトナー像を形成する領域内のみに当接させているため、クリーニングブレードの長さは像担持体よりも長手方向に短くなる。これにより、像担持体にクリーニングブレードが当接していない領域においては、画像形成装置本体内に浮遊している飛散トナー、或いはクリーニングブレードによって像担持体から除去した廃トナーであってクリーニングブレードの長手方向端面及びすくいシートから少しずつ漏れたトナーが、像担持体の端部に付着するという問題があった。
【0005】
一方、像担持体の端部には、現像装置が備える像担持体へ現像剤を供給するための現像部材と像担持体との間隔(ギャップ)を保証するために、突き当て部材たる突き当てコロが当接している。このため、上述のようにして像担持体の端部に付着したトナーが突き当てコロによって押し潰されてしまい、像担持体に凹凸状の突起が発生してしまうことがある。このため、現像部材と像担持体とのギャップが保証できなくなり、画像ブレが発生するという問題があった。
【0006】
これらの問題に対処するため、従来、クリーナ容器(クリーニング装置本体)の端部、且つ、像担持体の長手方向において突き当てコロと同じ位置に端部シールを配置している。
【0007】
しかし、上記の措置を施しても、トナー粒子の小径化やトナー飛散及び漏れが悪化した場合、端部シールがあるにもかかわらず、シール自体からトナーがすり抜け、すり抜けたトナーが突き当てコロに押し潰されてしまい、画像ブレが発生してしまうことがある。
【0008】
図5は、従来の画像形成装置における像担持体115、現像部材105、突き当てコロ106、クリーニングブレード107、すくいシート101、端部シール103の配置関係を示す。図示するように、従来、端部シール103自体からすり抜けたトナーが、像担持体115上を汚染し(図中斜線部T’)、この汚染トナーが突き当てコロによって押し潰される。
【0009】
本発明は上記問題に鑑みてなされてものであり、その目的とする処は、像担持体への突き当て部材の当接部に付着するトナーを除去して、現像部材と像担持体とのギャップを保証し、画像ブレの無い良好な画像を安定して得ることができる画像形成装置を提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は、クリーニング装置の端部シールからトナーがすり抜けた場合でも、突き当て部材が像担持体上のトナーを押し潰すことなく、画像ブレの無い良好な画像を安定して得ることができる画像形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、下記の構成を特徴とする。
【0012】
(1) 像担持体と、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上にトナーを供給する現像部材と、
前記現像部材の長手方向端部近傍に配置され、前記像担持体に接触して前記像担持体と前記現像部材との間隔を規制する突き当て部材と、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上のトナーを除去するトナー除去手段と、
前記トナー除去手段の長手方向端部に位置する端部シールと、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記トナー除去手段により前記像担持体から除去したトナーを受ける可撓性部材と、
を有する画像形成装置において、
前記端部シールは、前記像担持体の長手方向における幅が、前記突き当て部材の同方向の幅よりも広く、且つ、前記像担持体の長手方向における位置が、前記突き当て部材の同方向における前記像担持体への当接位置を含むように配置され、
前記可撓性部材は、前記像担持体上の長手方向における位置が、前記突き当て部材の同方向における位置と重ならないように配置されることを特徴とする画像形成装置。
【0013】
(2) 像担持体と、
一成分現像剤を用いる一成分現像器であって、前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上にトナーを供給する現像部材と、前記現像部材の長手方向端部近傍に配置され、前記像担持体に接触して前記像担持体と前記現像部材との間隔を規制する突き当て部材と、を具備する一成分現像器と、
トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を用いて、前記像担持体上にトナーを供給する二成分現像器と、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上のトナーを除去するトナー除去手段と、
前記トナー除去手段の長手方向端部に位置する端部シールと、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記トナー除去手段により前記像担持体から除去したトナーを受ける可撓性部材と、
を有する画像形成装置において、
前記端部シールは、前記像担持体の長手方向における幅が、前記突き当て部材の同方向の幅よりも広く、且つ、前記像担持体の長手方向におけるその位置が、前記突き当て部材の同方向における前記像担持体への当接位置を含むように配置され、
前記可撓性部材は、前記像担持体上の長手方向における位置が、前記突き当て部材の同方向における位置と重ならないように配置され、
前記一成分現像器は、前記二成分現像器よりも前記像担持体の表面移動方向において上流に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
【0014】
(3) 像担持体と、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上にトナーを供給する現像部材と、前記現像部材の長手方向端部近傍に配置され、前記像担持体に接触して前記像担持体と前記現像部材との間隔を規制する突き当て部材と、を具備し、装置本体に固定された第1の現像器と、
前記像担持体上に前記第1の現像器とは異なる色のトナーを供給する第2の現像器と、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上のトナーを除去するトナー除去手段と、
前記トナー除去手段の長手方向端部に位置する端部シールと、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記トナー除去手段により前記像担持体から除去したトナーを受ける可撓性部材と、
を有する画像形成装置において、
前記端部シールは、前記像担持体の長手方向における幅が、前記突き当て部材の同方向の幅よりも広く、且つ、前記像担持体の長手方向におけるその位置が、前記突き当て部材の同方向における前記像担持体への当接位置を含むように配置され、
前記可撓性部材は、前記像担持体上の長手方向における位置が、前記突き当て部材の同方向における位置と重ならないように配置され、
前記第1の現像器は、前記第2の現像器よりも前記像担持体の表面移動方向において上流に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
【0015】
(4)前記可撓性部材の長手方向端部は、前記像担持体の長手方向において、前記像担持体上の画像形成領域外に位置することを特徴とする上記(1)、(2)又は(3)の画像形成装置。
【0016】
(5)前記可撓性部材の端部は、前記端部シールと接触して配置されていることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の画像形成装置。
【0017】
(6)前記可撓性部材は、着脱可能に支持されていることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の画像形成装置。
【0018】
(7)前記突き当て部材は、前記現像部材の長手方向両端部近傍に設けられ、前記端部シールは、前記トナー除去手段の長手方向両端部に設けられることを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれかに記載の画像形成装置。
【0019】
(8)前記端部シール及び前記突き当て部材は、前記像担持体の長手方向中心に対して対称に配置されていることを特徴とする上記(7)の画像形成装置。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0021】
実施例1
先ず、本実施例の画像形成装置の全体構成・動作について説明する。図1は本実施例の画像形成装置100の全体構成を示す。本実施例の画像形成装置100は、感光体からなる像担持体上に静電潜像を形成し、この潜像を現像してシートに転写することでフルカラー画像を形成し得る電子写真方式のカラー画像形成装置である。特に、本実施例では、画像形成装置100は、読み取った原稿画像情報に応じて転写材に記録画像を形成する電子写真複写機であるとして説明するが、本発明はこれに限定されるものでなく、静電記録方式、電子写真方式の画像形成装置に広く適用し得るものである。
【0022】
画像形成装置100は、装置本体の上部に画像読取部100Bを有し、原稿台ガラス30の上に載置した原稿Sを露光ランプ31によって露光走査することにより、原稿からの反射光像をミラー12a、12b、12c、レンズ13によりフルカラーセンサ14に集光し、カラー色分解画像信号を得る。カラー色分解画像信号は増幅回路(図示せず)を経てビデオ処理ユニットにて処理を施され、画像形成部100Aに送出される。
【0023】
画像形成部100Aにおいては、画像形成開始の信号が入力されると、先ず像担持体であるドラム型の感光体(以下「感光ドラム」という。)15が、駆動手段(図示せず)により図中矢印A方向に回転駆動される。感光体15の周囲には前露光ランプ16、帯電手段であるコロナ帯電器17、露光手段であるレーザ露光光学系18、電位センサ19、クリーニング装置24、固定のブラック現像器21K及び回転可能なイエロー、マゼンタ、シアンの各色用の3つのカラー現像器20Y、20M、20C、中間転写体9等が配置されている。本実施例では、カラー現像器20Y、20M、20Cは現像剤に非磁性トナーを用いるものであり、ブラック現像器21Kは磁性トナーを用いるものである。
【0024】
レーザ露光光学系18において、画像読取部100Bからの画像信号は、レーザ出力部(図示せず)にて光信号に変換され、変換されたレーザ光が回転多面鏡18aで反射され、レンズ18b及びミラー18cを介して感光ドラム15の円筒面に投影される。画像形成時には、感光ドラム15を図中矢印A方向に回転させ、前露光ランプ16で除電した後の感光ドラム15を、コロナ帯電器17により一様に帯電させて、各分解色ごとに光像を照射し、静電潜像を形成する。
【0025】
3個のカラー現像器20Y、20M、20Cは、回動軸22を中心として回転する現像器支持体(装着手段)たる現像ロータリ23に夫々着脱可能に保持される。そして、画像形成に際しては、各現像器が現像ロータリ23に保持された状態で回動軸22を中心に回転移動し、所定の現像器が感光ドラム15に対向した位置に止り、更に、後述するように現像部材が感光ドラム15に対し微小間隔をもって対向するように位置決めされた後、感光ドラム15の静電潜像に対応して可視像を形成する。
【0026】
例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色フルカラー画像形成時には、中間転写体9の1回転毎に現像ロータリ23が回転し、マゼンタ現像器20M、イエロー現像器20Y、シアン現像器20C、次いでブラック現像器21Kの順で現像工程がなされる。
【0027】
中間転写体9は、カラー画像形成動作時には各現像器により可視化された感光ドラム15上のトナー画像を4回(M、Y、C、Kの4色の各画像)にわたり多重転写を受けるため、感光ドラム15の外周速度と同期して図中矢印B方向に回転する。又、多重転写を受けた中間転写体9は、電圧を印加された転写手段たる転写ローラ10とによって転写材11を挾み込み搬送することにより、転写材11に中間転写体9上の各色トナー像を同時に転写する。その後、トナー像が転写された転写材11は、次工程である定着器に向けて送られる。
【0028】
トナー像を保持した転写材11は、定着ローラ26と加圧ローラ27とにより搬送されると共に熱及び圧力を加えられることにより、トナーが転写材11に定着される。
【0029】
尚、転写材11に転写し切れなかったトナーは、クリーニング装置24内のクリーニングブレード7によって感光ドラム15上から除去される。そして、感光ドラム15上の電位は前露光ランプ16によって均一された後、コロナ帯電器17により再度帯電され、次の画像形成に供される。
【0030】
次に、本実施例の画像形成装置100が備える現像器21について更に説明する。
【0031】
先ず、ブラック現像器21Kは、現像剤として磁性トナーを用いる磁性一成分現像器である。つまり、図2(a)を参照して、ブラック現像器21Kは、現像容器(現像器本体)21a内に、現像剤として磁性一成分現像剤たるブラックのトナーを収容する。現像容器21aは、現像部材として、磁界発生手段たる固定マグネットロール21bを内蔵する現像スリーブ5を、現像容器21aの感光ドラム15に対向する開口部から一部露出するようにして回転可能に支持している。又、現像容器21aには、現像スリーブ5に当接して配置された現像剤規制部材21c、トナーを撹拌・搬送して現像スリーブ5に供給する撹拌翼21d等が設けられている。更に、詳しくは後述するように、感光ドラム15と現像スリーブ5との間隔を規制するために、現像スリーブ5と同軸上にて、その両端部に突き当て部材たる突き当てコロ6が設けられている。
【0032】
現像動作時には、撹拌翼21dによって現像スリーブ5に向かって搬送されたトナーは、マグネットロール21bの発生する磁界により現像スリーブ5上に供給される。現像スリーブ5に供給されたトナーは、現像スリーブ5の図中矢印方向の回転に伴って搬送されると共に、現像剤規制部材21cと現像スリーブ5との当接部において摩擦帯電電荷を付与されると共に、所定の層厚に規制されて、感光ドラム15との対向部である現像領域に送られる。そして、現像時に現像スリーブ5に印加される現像バイアス電圧(通常、AC電圧にDC電圧を重畳した電圧)の作用により、感光ドラム15に形成された静電潜像に応じて現像スリーブ5上から感光ドラム15上にトナーが転移し、感光ドラム15上にトナー像が形成される。本実施例では、感光ドラム15の帯電極性と同じ帯電極性のトナーを用いて反転現像により感光ドラム15に形成された静電潜像を現像する。
【0033】
一方、カラー現像器20Y、20M、20Cは、現像剤として非磁性トナーを用いる二成分現像器である。つまり、イエロー用の現像器20Yを例に説明すると、図2(b)を参照して、現像器20Yは、現像容器20a内に、現像剤として、イエローの非磁性トナーと磁性キャリアとを主に含む二成分現像剤を収容する。現像容器20aは、現像部材として、磁界発生手段たる固定マグネットロール20cを内蔵する現像スリーブ20bを、現像位置に配置された際に感光ドラム15に対向する開口部から一部露出するようにして回転可能に支持している。又、現像容器20aには、現像スリーブ20bに所定の間隔をもって対向配置された現像剤規制部材20e、現像スリーブ20bと略平行に互いに逆方向に現像剤を撹拌しながら循環搬送して現像スリーブ20bに供給する搬送スクリュー20d、20dが設けられている。
【0034】
現像動作時には、搬送スクリュー20d、20dによって現像スリーブ20b側に搬送された現像剤は、マグネットロール20cの発生する磁界により現像スリーブ20b上に供給される。現像スリーブ20b上に供給された現像剤は、現像スリーブ20bの図中矢印方向への回転に伴って搬送されると共に、現像剤規制部材20eと現像スリーブ20bとの対向部に形成された磁界によって所定の層厚に規制されて感光ドラム15との対向部である現像領域に送られる。現像スリーブ20b上の現像剤は、現像領域に形成される磁界により穂立ちして、感光ドラム15の表面に接触(或いは所定の間隙をもって対向)する。そして、現像時に現像スリーブ20bに印加される現像バイアス電圧(通常、AC電圧にDC電圧を重畳した電圧)の作用により、感光ドラム15に形成された静電潜像に応じて現像スリーブ20b上から感光ドラム15上に現像剤中のトナーが転移し、感光ドラム15上にトナー像が形成される。本実施例では、感光ドラム15の帯電極性と同じ帯電極性のトナーを用いて反転現像により感光ドラム15に形成された静電潜像を現像する。
【0035】
次に、本実施例のクリーニング装置24について更に説明する。図3をも参照して、本実施例のクリーニング装置24は、トナー除去手段としてのクリーニングブレード7を有する。クリーニングブレード7は、感光ドラム15の表面に接触して、その表面に付着したトナー(その他、紙粉、外添剤等の他の付着物をも含む。)を物理的に清掃除去するように、クリーナ容器(クリーニング装置本体)24aに取り付けられている。クリーニングブレード7によって感光ドラム15の表面から掻き取ったトナーは、クリーナ容器24a内に収容される。本実施例では、クリーニングブレードは、ゴムの成形品である。
【0036】
又、クリーニングブレード7で掻き取ったトナーがクリーニング装置24からこぼれ落ちないように、クリーニングブレード7の下に、可撓性部材であるすくいシート1が感光ドラム15に接触するように設けられている。尚、すくいシート1が耐久劣化した場合、中間転写体9を画像形成装置本体より引き出すことにより、これをクリーニング装置24から単独で脱着でき、容易に交換することができるように構成されている。
【0037】
更に、上記クリーニングブレード7とすくいシート1とで画成されるクリーニング装置24の開口部において、その長手方向両端部には、端部シール3が設けられている。本実施例では、端部シール3はフェルトにて形成される。端部シール3の感光ドラム15側の表面は、図3に示す如く、感光ドラム15の表面に接している。
【0038】
さて、本実施例にて特徴的な、クリーニングブレード7、すくいシート1等の配置について、ブラック現像器21Kが備える突き当てコロ6との関係を説明する。
【0039】
図4は、端部シール3、突き当てコロ6、すくいシート1、感光ドラム15の関係を示す平面図である。尚、簡単のため、感光ドラム15、クリーニングブレード7、すくいシート1、現像スリーブ5等の長手方向一端部のみ図示するが、他端側も、それぞれの長手方向中心に対して対称になっている。
【0040】
本実施例では、感光ドラム15と現像スリーブ5との間のギャップを50μに確保するために、現像スリーブ5の外径がφ30mmであるのに対して、突き当てコロ6の外径をφ30.05mmとする。そして、現像スリーブ5と同軸上に設けられた該突き当てコロ6を加圧手段(図示せず)によって感光ドラム15に当接させることで、感光ドラム15と現像スリーブ5との距離を所定の値に保つ。
【0041】
ここで、突き当てコロ6、すくいシート1、端部シール3の画像形成領域長手方向の関係について説明する。
【0042】
図示の例では、クリーニングブレード7は、長手方向両端において現像スリーブ5より長い。つまり、感光ドラム15上にトナー像を形成する領域(画像形成領域)よりは長い。一方、その長さは、感光ドラム15の長手全域よりも短い。クリーニングブレード7の長手長さは、現像スリーブ5の同方向の長さと実質的に同一(つまり、感光ドラム15上の画像形成領域の同方向の長さと実質的に同一)に設定してもよい。
【0043】
端部シール3は、クリーニングブレード7の両端で、且つ、突き当てコロ6と長手方向に同じ位置関係で突き当てコロ6よりも広い領域において感光ドラム15に当接している。
【0044】
すくいシート1の端部は、端部シール3と隣接して、好ましくは密接して配置されている。そして、すくいシート1は、感光ドラム15上の長手方向位置が、突き当てコロ6の同方向位置と重ならないように配置されている。つまり、突き当てコロ6の内側から感光ドラム15の長手方向に所定の間隔Dを隔ててすくいシート1の端部稜線が位置している。又、すくいシート1は、長手方向両端においてクリーニングブレード7より長い。
【0045】
より具体的には、一例として、感光ドラム15、現像スリーブ5、クリーニングブレード7、すくいシート1の長手長さを、それぞれ、381mm、340mm、340mm、350mmに設定し、各々の長手中心は同一線上にあるようにした。又、突き当てコロ6、端部シール3の感光ドラム15の長手方向における幅を、それぞれ5mm、13mmとした。そして、上記所定の間隔Dは、約5.5mmとした。
【0046】
上記位置関係に設定することによって、現像スリーブ5が回転することにより発生する飛散トナー、又はクリーニングブレード7の端部より飛散する廃トナーが感光ドラム15上の端部(非画像形成域)に付着しても、端部シール3の著しく汚染される範囲が突き当てコロ6から十分離れているため、端部シール3からすり抜けたトナーが突き当てコロ6にかからず、突き当てコロ6により感光ドラム15上のトナーを押し潰して感光ドラム15上に融着することはない。
【0047】
更に説明すると、感光ドラム15から除去した廃トナーがクリーニングブレード7の長手方向端部及びすくいシート1の端部から漏れることにより、クリーニングブレード7の端部及びすくいシート1の端部近傍において、最も感光ドラム15の表面がトナーで汚染され易い。
【0048】
従来は、図5に示したように、この最もトナーで汚染されやすいトナー汚染領域(図中斜線部)T’と突き当てコロ106とが、感光ドラム115の長手方向の位置関係において重なってしまっていた。
【0049】
これに対して、本実施例では、図4に示すように、上記配置関係とすることによって、トナー汚染領域T(図中斜線部)から突き当てコロ6を遠ざけることができる。
【0050】
又、装置本体に対して固定配置されたブラック現像器(一成分現像器)21Kを、カラー現像器(二成分現像器)20Y、20M、20Cを備えた現像ロータリ23よりも、感光ドラム15の図中矢印Aにて示す回転方向において上流に配置することにより、ブラック現像器21Kの突き当てコロ6が、現像ロータリ23からクリーニング装置24を介さずにブラック現像器21Kまで感光ドラム15上を搬送されてきたカラー現像器20Y、20M、20Cから飛散したトナーを、直接押し潰すことはない。
【0051】
このように、本実施例によれば、突き当てコロ6を感光ドラム15上のトナー汚染領域から遠ざけ、突き当てコロ6が汚染トナーを押し潰すことを防止することで、現像スリーブ5と感光ドラム15のギャップが保証され、画像ブレの無い良好な画像が安定して得ることができる。
【0052】
尚、このときトナーがすり抜けた部分(トナー汚染領域T)は、非画像領域であり、機能上全く問題はない。
【0053】
以上、本実施例によれば、端部シール3がトナーで汚れる範囲を突き当てコロ6から遠ざけることにより、端部シール3からトナーがすり抜けた場合でも、突き当てコロ6が感光ドラム15上のトナーを押し潰すことがなくなるため、現像スリーブ5と感光ドラム15のギャップが保証され、画像ブレの無い良好な画像が安定して得ることができる。
【0054】
尚、上記実施例では突き当て部材は現像部材の長手両端部に設けられているものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一端部に設けられている場合にも本発明が有効であることは、上記説明から明らかである。
【0055】
以上、実施例を通して本発明を具体的に説明したが、上記実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、像担持体への突き当て部材の当接部に付着するトナーを除去して、現像部材と像担持体とのギャップを保証し、画像ブレの無い良好な画像を安定して得ることができる。クリーニング装置の端部シールからトナーがすり抜けた場合でも、突き当て部材が像担持体上のトナーを押し潰すことなく、画像ブレの無い良好な画像を安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例の全体構成図である。
【図2】現像器の概略構成図である。
【図3】クリーニング装置の拡大断面図である。
【図4】本発明に従う端部シールと突き当て部材と感光ドラムの配置関係を示す図である。
【図5】従来の端部シールと突き当て部材と感光ドラムの関係を示す図である。
【符号の説明】
1 すくいシート
3 端部シール
5 現像スリーブ
6 突き当てコロ
7 クリーニングブレード
15 感光ドラム
20Y イエロー現像器
20M マゼンダ現像器
20C シアン現像器
21K ブラック現像器
24 クリーニング装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式、静電記録方式を用いた画像形成装置に関するものであり、より詳細には、像担持体に現像剤を供給するための現像部材の長手方向端部において、該現像部材と像担持体との距離を規制するために像担持体への突き当て部材を備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の静電記録装置、電子写真装置等の画像形成装置においては、感光体等の像担持体上に現像剤による画像(以下「トナー像」という。)を形成し、このトナー像を転写材に転写して記録画像を形成する。そして、像担持体上から転写材にトナー像を転写した後、像担持体上の残留トナーをクリーニング装置が備えるトナー除去手段としてのクリーニングブレードで掻き取ってクリーニングする。
【0003】
クリーニングブレードは、一般にゴム、金属等の成形品であり、像担持体表面に接触してその表面に付着したトナーを物理的に清掃除去する。又、クリーニングブレードで掻き取ったトナーがクリーニング装置からこぼれ落ちないように、クリーニングブレード下に可撓性部材(以下「すくいシート」という。)を像担持体に接触させている。更に、クリーニングブレードとすくいシートの端部には、フェルトなどの端部シールを配置し、これを像担持体と接触させてクリーニング装置からのトナー漏れを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クリーニングブレードは像担持体の長手方向全域に当接させるのではなく、像担持体にトナー像を形成する領域内のみに当接させているため、クリーニングブレードの長さは像担持体よりも長手方向に短くなる。これにより、像担持体にクリーニングブレードが当接していない領域においては、画像形成装置本体内に浮遊している飛散トナー、或いはクリーニングブレードによって像担持体から除去した廃トナーであってクリーニングブレードの長手方向端面及びすくいシートから少しずつ漏れたトナーが、像担持体の端部に付着するという問題があった。
【0005】
一方、像担持体の端部には、現像装置が備える像担持体へ現像剤を供給するための現像部材と像担持体との間隔(ギャップ)を保証するために、突き当て部材たる突き当てコロが当接している。このため、上述のようにして像担持体の端部に付着したトナーが突き当てコロによって押し潰されてしまい、像担持体に凹凸状の突起が発生してしまうことがある。このため、現像部材と像担持体とのギャップが保証できなくなり、画像ブレが発生するという問題があった。
【0006】
これらの問題に対処するため、従来、クリーナ容器(クリーニング装置本体)の端部、且つ、像担持体の長手方向において突き当てコロと同じ位置に端部シールを配置している。
【0007】
しかし、上記の措置を施しても、トナー粒子の小径化やトナー飛散及び漏れが悪化した場合、端部シールがあるにもかかわらず、シール自体からトナーがすり抜け、すり抜けたトナーが突き当てコロに押し潰されてしまい、画像ブレが発生してしまうことがある。
【0008】
図5は、従来の画像形成装置における像担持体115、現像部材105、突き当てコロ106、クリーニングブレード107、すくいシート101、端部シール103の配置関係を示す。図示するように、従来、端部シール103自体からすり抜けたトナーが、像担持体115上を汚染し(図中斜線部T’)、この汚染トナーが突き当てコロによって押し潰される。
【0009】
本発明は上記問題に鑑みてなされてものであり、その目的とする処は、像担持体への突き当て部材の当接部に付着するトナーを除去して、現像部材と像担持体とのギャップを保証し、画像ブレの無い良好な画像を安定して得ることができる画像形成装置を提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は、クリーニング装置の端部シールからトナーがすり抜けた場合でも、突き当て部材が像担持体上のトナーを押し潰すことなく、画像ブレの無い良好な画像を安定して得ることができる画像形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、下記の構成を特徴とする。
【0012】
(1) 像担持体と、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上にトナーを供給する現像部材と、
前記現像部材の長手方向端部近傍に配置され、前記像担持体に接触して前記像担持体と前記現像部材との間隔を規制する突き当て部材と、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上のトナーを除去するトナー除去手段と、
前記トナー除去手段の長手方向端部に位置する端部シールと、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記トナー除去手段により前記像担持体から除去したトナーを受ける可撓性部材と、
を有する画像形成装置において、
前記端部シールは、前記像担持体の長手方向における幅が、前記突き当て部材の同方向の幅よりも広く、且つ、前記像担持体の長手方向における位置が、前記突き当て部材の同方向における前記像担持体への当接位置を含むように配置され、
前記可撓性部材は、前記像担持体上の長手方向における位置が、前記突き当て部材の同方向における位置と重ならないように配置されることを特徴とする画像形成装置。
【0013】
(2) 像担持体と、
一成分現像剤を用いる一成分現像器であって、前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上にトナーを供給する現像部材と、前記現像部材の長手方向端部近傍に配置され、前記像担持体に接触して前記像担持体と前記現像部材との間隔を規制する突き当て部材と、を具備する一成分現像器と、
トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を用いて、前記像担持体上にトナーを供給する二成分現像器と、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上のトナーを除去するトナー除去手段と、
前記トナー除去手段の長手方向端部に位置する端部シールと、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記トナー除去手段により前記像担持体から除去したトナーを受ける可撓性部材と、
を有する画像形成装置において、
前記端部シールは、前記像担持体の長手方向における幅が、前記突き当て部材の同方向の幅よりも広く、且つ、前記像担持体の長手方向におけるその位置が、前記突き当て部材の同方向における前記像担持体への当接位置を含むように配置され、
前記可撓性部材は、前記像担持体上の長手方向における位置が、前記突き当て部材の同方向における位置と重ならないように配置され、
前記一成分現像器は、前記二成分現像器よりも前記像担持体の表面移動方向において上流に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
【0014】
(3) 像担持体と、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上にトナーを供給する現像部材と、前記現像部材の長手方向端部近傍に配置され、前記像担持体に接触して前記像担持体と前記現像部材との間隔を規制する突き当て部材と、を具備し、装置本体に固定された第1の現像器と、
前記像担持体上に前記第1の現像器とは異なる色のトナーを供給する第2の現像器と、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上のトナーを除去するトナー除去手段と、
前記トナー除去手段の長手方向端部に位置する端部シールと、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記トナー除去手段により前記像担持体から除去したトナーを受ける可撓性部材と、
を有する画像形成装置において、
前記端部シールは、前記像担持体の長手方向における幅が、前記突き当て部材の同方向の幅よりも広く、且つ、前記像担持体の長手方向におけるその位置が、前記突き当て部材の同方向における前記像担持体への当接位置を含むように配置され、
前記可撓性部材は、前記像担持体上の長手方向における位置が、前記突き当て部材の同方向における位置と重ならないように配置され、
前記第1の現像器は、前記第2の現像器よりも前記像担持体の表面移動方向において上流に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
【0015】
(4)前記可撓性部材の長手方向端部は、前記像担持体の長手方向において、前記像担持体上の画像形成領域外に位置することを特徴とする上記(1)、(2)又は(3)の画像形成装置。
【0016】
(5)前記可撓性部材の端部は、前記端部シールと接触して配置されていることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の画像形成装置。
【0017】
(6)前記可撓性部材は、着脱可能に支持されていることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の画像形成装置。
【0018】
(7)前記突き当て部材は、前記現像部材の長手方向両端部近傍に設けられ、前記端部シールは、前記トナー除去手段の長手方向両端部に設けられることを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれかに記載の画像形成装置。
【0019】
(8)前記端部シール及び前記突き当て部材は、前記像担持体の長手方向中心に対して対称に配置されていることを特徴とする上記(7)の画像形成装置。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0021】
実施例1
先ず、本実施例の画像形成装置の全体構成・動作について説明する。図1は本実施例の画像形成装置100の全体構成を示す。本実施例の画像形成装置100は、感光体からなる像担持体上に静電潜像を形成し、この潜像を現像してシートに転写することでフルカラー画像を形成し得る電子写真方式のカラー画像形成装置である。特に、本実施例では、画像形成装置100は、読み取った原稿画像情報に応じて転写材に記録画像を形成する電子写真複写機であるとして説明するが、本発明はこれに限定されるものでなく、静電記録方式、電子写真方式の画像形成装置に広く適用し得るものである。
【0022】
画像形成装置100は、装置本体の上部に画像読取部100Bを有し、原稿台ガラス30の上に載置した原稿Sを露光ランプ31によって露光走査することにより、原稿からの反射光像をミラー12a、12b、12c、レンズ13によりフルカラーセンサ14に集光し、カラー色分解画像信号を得る。カラー色分解画像信号は増幅回路(図示せず)を経てビデオ処理ユニットにて処理を施され、画像形成部100Aに送出される。
【0023】
画像形成部100Aにおいては、画像形成開始の信号が入力されると、先ず像担持体であるドラム型の感光体(以下「感光ドラム」という。)15が、駆動手段(図示せず)により図中矢印A方向に回転駆動される。感光体15の周囲には前露光ランプ16、帯電手段であるコロナ帯電器17、露光手段であるレーザ露光光学系18、電位センサ19、クリーニング装置24、固定のブラック現像器21K及び回転可能なイエロー、マゼンタ、シアンの各色用の3つのカラー現像器20Y、20M、20C、中間転写体9等が配置されている。本実施例では、カラー現像器20Y、20M、20Cは現像剤に非磁性トナーを用いるものであり、ブラック現像器21Kは磁性トナーを用いるものである。
【0024】
レーザ露光光学系18において、画像読取部100Bからの画像信号は、レーザ出力部(図示せず)にて光信号に変換され、変換されたレーザ光が回転多面鏡18aで反射され、レンズ18b及びミラー18cを介して感光ドラム15の円筒面に投影される。画像形成時には、感光ドラム15を図中矢印A方向に回転させ、前露光ランプ16で除電した後の感光ドラム15を、コロナ帯電器17により一様に帯電させて、各分解色ごとに光像を照射し、静電潜像を形成する。
【0025】
3個のカラー現像器20Y、20M、20Cは、回動軸22を中心として回転する現像器支持体(装着手段)たる現像ロータリ23に夫々着脱可能に保持される。そして、画像形成に際しては、各現像器が現像ロータリ23に保持された状態で回動軸22を中心に回転移動し、所定の現像器が感光ドラム15に対向した位置に止り、更に、後述するように現像部材が感光ドラム15に対し微小間隔をもって対向するように位置決めされた後、感光ドラム15の静電潜像に対応して可視像を形成する。
【0026】
例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色フルカラー画像形成時には、中間転写体9の1回転毎に現像ロータリ23が回転し、マゼンタ現像器20M、イエロー現像器20Y、シアン現像器20C、次いでブラック現像器21Kの順で現像工程がなされる。
【0027】
中間転写体9は、カラー画像形成動作時には各現像器により可視化された感光ドラム15上のトナー画像を4回(M、Y、C、Kの4色の各画像)にわたり多重転写を受けるため、感光ドラム15の外周速度と同期して図中矢印B方向に回転する。又、多重転写を受けた中間転写体9は、電圧を印加された転写手段たる転写ローラ10とによって転写材11を挾み込み搬送することにより、転写材11に中間転写体9上の各色トナー像を同時に転写する。その後、トナー像が転写された転写材11は、次工程である定着器に向けて送られる。
【0028】
トナー像を保持した転写材11は、定着ローラ26と加圧ローラ27とにより搬送されると共に熱及び圧力を加えられることにより、トナーが転写材11に定着される。
【0029】
尚、転写材11に転写し切れなかったトナーは、クリーニング装置24内のクリーニングブレード7によって感光ドラム15上から除去される。そして、感光ドラム15上の電位は前露光ランプ16によって均一された後、コロナ帯電器17により再度帯電され、次の画像形成に供される。
【0030】
次に、本実施例の画像形成装置100が備える現像器21について更に説明する。
【0031】
先ず、ブラック現像器21Kは、現像剤として磁性トナーを用いる磁性一成分現像器である。つまり、図2(a)を参照して、ブラック現像器21Kは、現像容器(現像器本体)21a内に、現像剤として磁性一成分現像剤たるブラックのトナーを収容する。現像容器21aは、現像部材として、磁界発生手段たる固定マグネットロール21bを内蔵する現像スリーブ5を、現像容器21aの感光ドラム15に対向する開口部から一部露出するようにして回転可能に支持している。又、現像容器21aには、現像スリーブ5に当接して配置された現像剤規制部材21c、トナーを撹拌・搬送して現像スリーブ5に供給する撹拌翼21d等が設けられている。更に、詳しくは後述するように、感光ドラム15と現像スリーブ5との間隔を規制するために、現像スリーブ5と同軸上にて、その両端部に突き当て部材たる突き当てコロ6が設けられている。
【0032】
現像動作時には、撹拌翼21dによって現像スリーブ5に向かって搬送されたトナーは、マグネットロール21bの発生する磁界により現像スリーブ5上に供給される。現像スリーブ5に供給されたトナーは、現像スリーブ5の図中矢印方向の回転に伴って搬送されると共に、現像剤規制部材21cと現像スリーブ5との当接部において摩擦帯電電荷を付与されると共に、所定の層厚に規制されて、感光ドラム15との対向部である現像領域に送られる。そして、現像時に現像スリーブ5に印加される現像バイアス電圧(通常、AC電圧にDC電圧を重畳した電圧)の作用により、感光ドラム15に形成された静電潜像に応じて現像スリーブ5上から感光ドラム15上にトナーが転移し、感光ドラム15上にトナー像が形成される。本実施例では、感光ドラム15の帯電極性と同じ帯電極性のトナーを用いて反転現像により感光ドラム15に形成された静電潜像を現像する。
【0033】
一方、カラー現像器20Y、20M、20Cは、現像剤として非磁性トナーを用いる二成分現像器である。つまり、イエロー用の現像器20Yを例に説明すると、図2(b)を参照して、現像器20Yは、現像容器20a内に、現像剤として、イエローの非磁性トナーと磁性キャリアとを主に含む二成分現像剤を収容する。現像容器20aは、現像部材として、磁界発生手段たる固定マグネットロール20cを内蔵する現像スリーブ20bを、現像位置に配置された際に感光ドラム15に対向する開口部から一部露出するようにして回転可能に支持している。又、現像容器20aには、現像スリーブ20bに所定の間隔をもって対向配置された現像剤規制部材20e、現像スリーブ20bと略平行に互いに逆方向に現像剤を撹拌しながら循環搬送して現像スリーブ20bに供給する搬送スクリュー20d、20dが設けられている。
【0034】
現像動作時には、搬送スクリュー20d、20dによって現像スリーブ20b側に搬送された現像剤は、マグネットロール20cの発生する磁界により現像スリーブ20b上に供給される。現像スリーブ20b上に供給された現像剤は、現像スリーブ20bの図中矢印方向への回転に伴って搬送されると共に、現像剤規制部材20eと現像スリーブ20bとの対向部に形成された磁界によって所定の層厚に規制されて感光ドラム15との対向部である現像領域に送られる。現像スリーブ20b上の現像剤は、現像領域に形成される磁界により穂立ちして、感光ドラム15の表面に接触(或いは所定の間隙をもって対向)する。そして、現像時に現像スリーブ20bに印加される現像バイアス電圧(通常、AC電圧にDC電圧を重畳した電圧)の作用により、感光ドラム15に形成された静電潜像に応じて現像スリーブ20b上から感光ドラム15上に現像剤中のトナーが転移し、感光ドラム15上にトナー像が形成される。本実施例では、感光ドラム15の帯電極性と同じ帯電極性のトナーを用いて反転現像により感光ドラム15に形成された静電潜像を現像する。
【0035】
次に、本実施例のクリーニング装置24について更に説明する。図3をも参照して、本実施例のクリーニング装置24は、トナー除去手段としてのクリーニングブレード7を有する。クリーニングブレード7は、感光ドラム15の表面に接触して、その表面に付着したトナー(その他、紙粉、外添剤等の他の付着物をも含む。)を物理的に清掃除去するように、クリーナ容器(クリーニング装置本体)24aに取り付けられている。クリーニングブレード7によって感光ドラム15の表面から掻き取ったトナーは、クリーナ容器24a内に収容される。本実施例では、クリーニングブレードは、ゴムの成形品である。
【0036】
又、クリーニングブレード7で掻き取ったトナーがクリーニング装置24からこぼれ落ちないように、クリーニングブレード7の下に、可撓性部材であるすくいシート1が感光ドラム15に接触するように設けられている。尚、すくいシート1が耐久劣化した場合、中間転写体9を画像形成装置本体より引き出すことにより、これをクリーニング装置24から単独で脱着でき、容易に交換することができるように構成されている。
【0037】
更に、上記クリーニングブレード7とすくいシート1とで画成されるクリーニング装置24の開口部において、その長手方向両端部には、端部シール3が設けられている。本実施例では、端部シール3はフェルトにて形成される。端部シール3の感光ドラム15側の表面は、図3に示す如く、感光ドラム15の表面に接している。
【0038】
さて、本実施例にて特徴的な、クリーニングブレード7、すくいシート1等の配置について、ブラック現像器21Kが備える突き当てコロ6との関係を説明する。
【0039】
図4は、端部シール3、突き当てコロ6、すくいシート1、感光ドラム15の関係を示す平面図である。尚、簡単のため、感光ドラム15、クリーニングブレード7、すくいシート1、現像スリーブ5等の長手方向一端部のみ図示するが、他端側も、それぞれの長手方向中心に対して対称になっている。
【0040】
本実施例では、感光ドラム15と現像スリーブ5との間のギャップを50μに確保するために、現像スリーブ5の外径がφ30mmであるのに対して、突き当てコロ6の外径をφ30.05mmとする。そして、現像スリーブ5と同軸上に設けられた該突き当てコロ6を加圧手段(図示せず)によって感光ドラム15に当接させることで、感光ドラム15と現像スリーブ5との距離を所定の値に保つ。
【0041】
ここで、突き当てコロ6、すくいシート1、端部シール3の画像形成領域長手方向の関係について説明する。
【0042】
図示の例では、クリーニングブレード7は、長手方向両端において現像スリーブ5より長い。つまり、感光ドラム15上にトナー像を形成する領域(画像形成領域)よりは長い。一方、その長さは、感光ドラム15の長手全域よりも短い。クリーニングブレード7の長手長さは、現像スリーブ5の同方向の長さと実質的に同一(つまり、感光ドラム15上の画像形成領域の同方向の長さと実質的に同一)に設定してもよい。
【0043】
端部シール3は、クリーニングブレード7の両端で、且つ、突き当てコロ6と長手方向に同じ位置関係で突き当てコロ6よりも広い領域において感光ドラム15に当接している。
【0044】
すくいシート1の端部は、端部シール3と隣接して、好ましくは密接して配置されている。そして、すくいシート1は、感光ドラム15上の長手方向位置が、突き当てコロ6の同方向位置と重ならないように配置されている。つまり、突き当てコロ6の内側から感光ドラム15の長手方向に所定の間隔Dを隔ててすくいシート1の端部稜線が位置している。又、すくいシート1は、長手方向両端においてクリーニングブレード7より長い。
【0045】
より具体的には、一例として、感光ドラム15、現像スリーブ5、クリーニングブレード7、すくいシート1の長手長さを、それぞれ、381mm、340mm、340mm、350mmに設定し、各々の長手中心は同一線上にあるようにした。又、突き当てコロ6、端部シール3の感光ドラム15の長手方向における幅を、それぞれ5mm、13mmとした。そして、上記所定の間隔Dは、約5.5mmとした。
【0046】
上記位置関係に設定することによって、現像スリーブ5が回転することにより発生する飛散トナー、又はクリーニングブレード7の端部より飛散する廃トナーが感光ドラム15上の端部(非画像形成域)に付着しても、端部シール3の著しく汚染される範囲が突き当てコロ6から十分離れているため、端部シール3からすり抜けたトナーが突き当てコロ6にかからず、突き当てコロ6により感光ドラム15上のトナーを押し潰して感光ドラム15上に融着することはない。
【0047】
更に説明すると、感光ドラム15から除去した廃トナーがクリーニングブレード7の長手方向端部及びすくいシート1の端部から漏れることにより、クリーニングブレード7の端部及びすくいシート1の端部近傍において、最も感光ドラム15の表面がトナーで汚染され易い。
【0048】
従来は、図5に示したように、この最もトナーで汚染されやすいトナー汚染領域(図中斜線部)T’と突き当てコロ106とが、感光ドラム115の長手方向の位置関係において重なってしまっていた。
【0049】
これに対して、本実施例では、図4に示すように、上記配置関係とすることによって、トナー汚染領域T(図中斜線部)から突き当てコロ6を遠ざけることができる。
【0050】
又、装置本体に対して固定配置されたブラック現像器(一成分現像器)21Kを、カラー現像器(二成分現像器)20Y、20M、20Cを備えた現像ロータリ23よりも、感光ドラム15の図中矢印Aにて示す回転方向において上流に配置することにより、ブラック現像器21Kの突き当てコロ6が、現像ロータリ23からクリーニング装置24を介さずにブラック現像器21Kまで感光ドラム15上を搬送されてきたカラー現像器20Y、20M、20Cから飛散したトナーを、直接押し潰すことはない。
【0051】
このように、本実施例によれば、突き当てコロ6を感光ドラム15上のトナー汚染領域から遠ざけ、突き当てコロ6が汚染トナーを押し潰すことを防止することで、現像スリーブ5と感光ドラム15のギャップが保証され、画像ブレの無い良好な画像が安定して得ることができる。
【0052】
尚、このときトナーがすり抜けた部分(トナー汚染領域T)は、非画像領域であり、機能上全く問題はない。
【0053】
以上、本実施例によれば、端部シール3がトナーで汚れる範囲を突き当てコロ6から遠ざけることにより、端部シール3からトナーがすり抜けた場合でも、突き当てコロ6が感光ドラム15上のトナーを押し潰すことがなくなるため、現像スリーブ5と感光ドラム15のギャップが保証され、画像ブレの無い良好な画像が安定して得ることができる。
【0054】
尚、上記実施例では突き当て部材は現像部材の長手両端部に設けられているものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一端部に設けられている場合にも本発明が有効であることは、上記説明から明らかである。
【0055】
以上、実施例を通して本発明を具体的に説明したが、上記実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、像担持体への突き当て部材の当接部に付着するトナーを除去して、現像部材と像担持体とのギャップを保証し、画像ブレの無い良好な画像を安定して得ることができる。クリーニング装置の端部シールからトナーがすり抜けた場合でも、突き当て部材が像担持体上のトナーを押し潰すことなく、画像ブレの無い良好な画像を安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例の全体構成図である。
【図2】現像器の概略構成図である。
【図3】クリーニング装置の拡大断面図である。
【図4】本発明に従う端部シールと突き当て部材と感光ドラムの配置関係を示す図である。
【図5】従来の端部シールと突き当て部材と感光ドラムの関係を示す図である。
【符号の説明】
1 すくいシート
3 端部シール
5 現像スリーブ
6 突き当てコロ
7 クリーニングブレード
15 感光ドラム
20Y イエロー現像器
20M マゼンダ現像器
20C シアン現像器
21K ブラック現像器
24 クリーニング装置
Claims (1)
- 像担持体と、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上にトナーを供給する現像部材と、
前記現像部材の長手方向端部近傍に配置され、前記像担持体に接触して前記像担持体と前記現像部材との間隔を規制する突き当て部材と、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記像担持体上のトナーを除去するトナー除去手段と、
前記トナー除去手段の長手方向端部に位置する端部シールと、
前記像担持体の長手方向に沿って延在し、前記トナー除去手段により前記像担持体から除去したトナーを受ける可撓性部材と、
を有する画像形成装置において、
前記端部シールは、前記像担持体の長手方向における幅が、前記突き当て部材の同方向の幅よりも広く、且つ、前記像担持体の長手方向における位置が、前記突き当て部材の同方向における前記像担持体への当接位置を含むように配置され、
前記可撓性部材は、前記像担持体上の長手方向における位置が、前記突き当て部材の同方向における位置と重ならないように配置されることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002381098A JP2004212570A (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | 画像形成装置 |
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JP2004212570A true JP2004212570A (ja) | 2004-07-29 |
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ID=32817134
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004212570A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006221132A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-08-24 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP2009265299A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2013029857A (ja) * | 2008-08-28 | 2013-02-07 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置および画像形成ユニット |
JP2015158529A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-09-03 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2002
- 2002-12-27 JP JP2002381098A patent/JP2004212570A/ja active Pending
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