JP2004201422A - 励磁制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】同期機21の出力端子電圧VGおよび出力電流IGを検出して、該出力電流IGの有効電流IP、無効電流IQをそれぞれ演算し、この有効、無効電流IP、IQと、変圧器高圧側の目標電圧VHrefと、変圧器22のリアクタンスXtとから、同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを設定して、変圧器22における位相角変化に応じた変圧器22での電圧降下を補償するように同期機21を励磁制御する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電力系統における電圧の安定化を図る励磁制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
送電系統に変圧器を介して接続される同期機を励磁制御する従来の励磁制御装置は、同期機の出力端子電圧を検出すると共に、同期機が出力する無効電流を検出して、その無効電流IQと変圧器の高圧側の目標電圧VHrefから同期機の出力端子の目標電圧VGrefを、VGref=VHref+Xt・IQ(Xtは変圧器のリアクタンスである)となるように電圧設定器により設定し、この目標電圧と検出された同期機の出力端子電圧の偏差に基づいて同期機の励磁系を制御していた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−308397号公報(第3−第4頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の励磁制御装置では、変圧器の高圧側電圧VHを、同期機の出力端子電圧VG、無効電流IQ、および変圧器のリアクタンスXtを用いて、
VH=VG−Xt・IQ
で推定し、これより同期機の出力端子電圧VGを
VG=VH+Xt・IQ ・・・・(1)
で表して、目標電圧VGrefを、変圧器高圧側の目標電圧VHrefに対して変圧器での電圧降下分を補償するように
VGref=VHref+Xt・IQ ・・・・(2)
と設定するものである。
しかしながら、変圧器での電圧変化分は変圧器における位相角変化Δδによっても変動するもので、同期機の出力端子電圧VGの大きさは、実際には、
VG=VH・cosΔδ+Xt・IQ ・・・・(3)
となり、(1)式で示される値とは異なったものとなる。従って、(2)式で演算される同期機の出力端子の目標電圧VGrefについても、上記位相角変化が考慮されていないため目標電圧VGrefが正確に設定できず、変圧器における位相角変化Δδが大きいほど、その誤差は顕著になる。このため、変圧器の高圧側電圧VH、即ち送電母線の電圧を信頼性良く目標電圧VHrefに維持することは困難であった。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解消するために成されたものであって、同期機の出力端子の目標電圧VGrefを、変圧器の位相角変化を考慮して正確に設定することにより、変圧器の高圧側電圧VH、即ち送電母線の電圧を信頼性良く維持して送電系統全体の電圧安定性をより向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る励磁制御装置は、送電系統に変圧器を介して接続された同期機の出力端子電圧を検出する電圧検出手段と、上記同期機が出力する出力電流を検出する電流検出手段と、該電流検出手段により検出された出力電流、上記変圧器のリアクタンス、および上記変圧器の高圧側目標電圧に基づいて上記同期機の出力端子の目標電圧を設定する電圧設定手段とを備えて、上記電圧設定手段により設定された目標電圧と上記電圧検出手段により検出された出力端子電圧との偏差に基づいて上記同期機の励磁系を制御するものであって、上記電流検出手段により検出された出力電流と上記電圧検出手段により検出された出力端子電圧とから上記出力電流の有効電流、無効電流をそれぞれ演算し、上記変圧器における高圧側・低圧側間の電圧位相差である位相角変化に応じた上記変圧器での電圧降下を補償するように、上記電圧設定手段により上記同期機の出力端子の目標電圧を演算して設定するものてある。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図について説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による励磁制御装置を示す構成図である。図に示すように、送電系統に変圧器22を介して同期機21が接続され、この同期機21の界磁巻線32に界磁電流を供給する励磁機31を制御する。この励磁制御装置は、同期機21の出力端子電圧VGを検出する計器用変圧器であるPT(電圧検出手段)26、同期機21が出力する電流IGを検出する計器用変成器であるCT(電流検出手段)27、同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを設定する電圧設定器(電圧設定手段)28、減算器29および励磁機31の整流タイミングを制御する自動電圧調整装置であるAVR30で構成される。なお、23は遮断器、24は送電線、25は発電所の送電母線である。
【0008】
このような励磁制御装置の動作について図2のフローチャートに基づいて以下に説明する。
まず、PT26が同期機21の出力端子電圧VGを検出するとともに(ステップST11)、CT27が同期機21の出力電流IGを検出する(ステップST12)。
次に、電圧設定器28は、PT26にて検出された同期機21の出力端子電圧VGと、CT27にて検出された出力電流IGとから、該出力電流IGの有効電流IPおよび無効電流IQをそれぞれ演算し、この有効電流IP、無効電流IQと、予め設定された変圧器高圧側の目標電圧VHrefと、既知の値である変圧器22のリアクタンスXtとから、同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを後述する所定の演算により算出して設定する(ステップST13)。
次に、減算器29は、電圧設定器28により設定された目標電圧VGrefからPT26により検出された出力端子電圧VGを減算して、その偏差信号を出力し(ステップST14)、この減算器29が出力する偏差信号を入力条件にして、AVR30は、励磁機31の整流タイミングを制御し(ステップST14)、このタイミング信号に従って、励磁機31は同期機21の界磁巻線32に界磁電流を供給する(ステップST15)。
これにより、同期機21の出力端子電圧VGが目標電圧VGrefと一致するように制御されると共に、変圧器22の高圧側電圧VHが目標電圧VHrefと一致するように制御される。
【0009】
ステップST13において、電圧設定器28が設定する同期機21の出力端子の目標電圧VGrefについて、以下に説明する。
同期機21の出力端子電圧VGと変圧器22の高圧側電圧VHとは、変圧器22における高圧側・低圧側間の電圧位相差である位相角変化Δδも考慮すると、上述したように、無効電流IQ、および変圧器のリアクトルXtを用いて、上記(3)式で表されるが、有効電流IPとの関係は以下の関係式で示される。
VH・sinΔδ=Xt・IP ・・・・(4)
このため、上記(3)式および(4)式により、変圧器高圧側電圧VHは、
VH=√{(Xt・IP)2+(VG−Xt・IQ)2} ・・・・(5)
また、同期機21の出力端子電圧VGは、
VG=√{VH 2−(Xt・IP)2}+Xt・IQ ・・・・(6)
となり、これにより、同期機21の出力端子の目標電圧VGrefは、有効電流IP、無効電流IQと、変圧器高圧側の目標電圧VHrefと、変圧器22のリアクタンスXtとを用いて、以下の(7)式により演算できる。
VGref=√{VHref 2−(Xt・IP)2}+Xt・IQ ・・・・(7)
【0010】
この実施の形態では、PT26にて検出された同期機21の出力端子電圧VGと、CT27にて検出された出力電流IGとから、該出力電流IGの有効電流IPおよび無効電流IQをそれぞれ演算し、この有効電流IP、無効電流IQと、予め設定された変圧器高圧側の目標電圧VHrefと、既知の値である変圧器22のリアクタンスXtとから、同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを設定して、変圧器22における位相角変化に応じた変圧器22での電圧降下を補償するようにしたため、変圧器の高圧側電圧VH、即ち送電母線の電圧を目標電圧VHrefに信頼性良く維持することができ、送電系統全体の電圧安定性を向上させることができる。
【0011】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、図3に示すように、同期機21が送電系統に1台のみ接続されているものとして、変圧器22のリアクタンスXtによる電圧変化を100%補償するようにしたが、例えば図4のように複数の同期機21、41が送電系統に繋がっている場合、変圧器22のリアクタンスXtをそれぞれ100%補償すると、他の同期機との間のリアクタンスがほぼゼロとなるため、同期機21、41間での出力端子電圧VGの電圧差および電圧変化時の応答差によって、横流が発生し、同期機21、41の負荷バランスが崩れて、一方の同期機(21または41)が過負荷となる可能性がある。なお、XLは送電線24のリアクタンスである。
そこで、この実施の形態2では、電圧設定器28にて設定する同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを、以下の式(8)に示すように、変圧器22のリアクタンスXtからその横流抑制分に対応するリアクタンスXDRを減じた値で演算する。なお、リアクタンスXDRは、同期機および送電系統の条件等により経験的に設定され、例えば、同期機の容量に基づいて数%の値に設定する。
VGref=√{VHref 2−[(Xt−XDR)・IP]2}+(Xt−XDR)・IQ ・・・・(8)
このとき、図5に示すように、同期機21の出力電流IG(有効電流IP、無効電流IQ)の各成分が大きくなるほど、変圧器の高圧側電圧VHは、リアクタンスXDRの影響により目標電圧VHrefよりも低くなるものであるが、リアクタンスXDRは数%の値であるため、変圧器22の高圧側電圧VHは、目標電圧VHrefにほぼ制御されているので問題ない。
【0012】
この実施の形態では、電圧設定器28にて設定する同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを、上記の式(8)により演算して設定したため、上記実施の形態1と同様に、変圧器22における位相角変化に応じた変圧器22での電圧降下を補償して送電母線の電圧を信頼性良く維持することができるとともに、送電系統に接続される複数の同期機21、41間で横流が発生するのを抑制でき、同期機21、41が過負荷となるのが防止でき信頼性が向上する。
【0013】
なお、横流抑制分に対応する上記リアクタンスXDRを、送電系統に接続される複数の同期機に対して全て同一の値に設定することにより、送電系統に接続される複数の同期機に同一のリアクタンス値(設定するXDR)の変圧器が接続されていることと模擬的に同じになるため、電力系統運用時、それぞれ異なる変圧器のリアクタンスを考慮する必要がなくなり、運用が容易になるという効果がある。
【0014】
実施の形態3.
上記実施の形態2では、横流抑制分に対応するリアクタンスXDRを変圧器22のリアクタンスXtから減じているが、横流の要因となるのは、同期機21の出力電流IG(有効電流IP、無効電流IQ)の中の無効電流IQのみであるため、この実施の形態3では、電圧設定器28にて設定する同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを、以下の式(9)により演算する。
VGref=√{VHref 2−(Xt・IP)2}+(Xt−XDR)・IQ ・・・・(9)
このように、横流の要因にならない有効電流分には変圧器22のリアクタンスXtをそのまま用い、横流の要因となる無効電流分のみ横流抑制の為のリアクタンスXDRを変圧器22のリアクタンスXtから減じたため、横流を効果的に抑制しつつ、変圧器の高圧側電圧VHを目標電圧VHrefに制御する制御性が向上する。
このとき、変圧器の高圧側電圧VHは、図6に示すように、同期機21の出力電流IGの無効電流IQが大きくなるほど、目標電圧VHrefよりも低くなるが、有効電流IPにはほとんど影響されない。
【0015】
実施の形態4.
上記実施の形態2では、横流抑制分に対応するリアクタンスXDRを設け、図5に示すように、変圧器の高圧側電圧VHは、同期機21の出力電流IG(有効電流IP、無効電流IQ)の各成分が0のとき目標電圧VHrefに一致し、該各成分が大きくなるほど、目標電圧VHrefよりも低くなるものであったが、この実施の形態4では、図7に示すように、同期機21の出力電流IG(有効電流IP、無効電流IQ)が例えば、定格運転値等の基準電流値I0(有効電流IP0、無効電流IQ0)に一致したときに、変圧器22の高圧側電圧VHが、目標電圧VHrefに一致するように補正する。
この場合、電圧設定器28にて設定する同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを、以下の式(10)により演算する。
VGref=√{VHref 2−[(Xt−XDR)・IP+XDR・IP0]2}+(Xt−XDR)・IQ+XDR・IQ0 ・・・・(10)
【0016】
これにより、同期機21が基準電流値I0(有効電流値IP0、無効電流値IQ0)を出力しているときに、変圧器22の高圧側電圧VHが目標電圧VHrefに一致するように制御できるため、上記実施の形態2の場合よりも精度良く、変圧器22の高圧側電圧VHを目標電圧VHrefに一致するように制御できる。このため、送電系統に接続される複数の同期機間で横流が発生するのを抑制しつつ、送電母線の電圧を目標電圧に信頼性良く維持することができ、送電系統全体の電圧安定性をさらに向上させることができる。
【0017】
実施の形態5.
上記実施の形態3では、横流抑制分に対応するリアクタンスXDRを横流の要因となる無効電流分のみに設け、図6に示すように、変圧器の高圧側電圧VHは、同期機21の出力電流IGの無効電流IQが0のとき目標電圧VHrefに一致し、無効電流IQが大きくなるほど、目標電圧VHrefよりも低くなるものであったが、この実施の形態5では、図8に示すように、同期機21の出力電流IGの無効電流IQが例えば、定格運転値等の基準の無効電流値IQ0に一致したときに、変圧器22の高圧側電圧VHが、目標電圧VHrefに一致するように補正する。
この場合、電圧設定器28にて設定する同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを、以下の式(11)により演算する。
VGref=√{VHref 2−(Xt・IP)2}+(Xt−XDR)・IQ+XDR・IQ0 ・・・・(11)
【0018】
これにより、同期機21が基準の無効電流値IQ0を出力しているときに、変圧器22の高圧側電圧VHが目標電圧VHrefに一致するように制御でき、上記実施の形態3の場合よりも精度良く、変圧器22の高圧側電圧VHを目標電圧VHrefに一致するように制御できる。このため、送電系統に接続される複数の同期機間で横流が発生するのを抑制しつつ、送電母線の電圧を目標電圧に信頼性良く維持することができ、送電系統全体の電圧安定性をさらに向上させることができる。
【0019】
実施の形態6.
上記実施の形態4、5では、基準の有効電流値IP0、無効電流値IQ0の時に、変圧器22の高圧側電圧VHが目標電圧VHrefに一致するようにしたが、同期機21の運転状態により有効電流IPが、また目標電圧VHrefを変化させることで、無効電流IQが変化する。このため、この実施の形態では、同期機21の運転状態、および変圧器22の高圧側の目標電圧VHrefに応じて、基準の有効電流値IP0、基準の無効電流値IQ0を設定する。図9に示すように、例えば、変圧器高圧側の目標電圧VHref0のとき、基準電流値I0(有効電流IP0、無効電流IQ0)と設定し、変圧器高圧側の目標電圧VHref1のとき、基準電流値I1(有効電流IP1、無効電流IQ1)と設定する。これにより、変圧器高圧側の目標電圧VHrefが変更されても、変圧器22の高圧側電圧VHをその変更された目標電圧設定値VHrefに制御することが出来る。
これにより、送電母線の電圧を目標電圧に維持する制御の信頼性がさらに向上し、より大きな電力系統電圧の維持および電圧安定度の向上効果が得られる。
【0020】
実施の形態7.
上記実施の形態1〜6では、電圧設定器28での演算において、変圧器22のリアクタンスに横流抑制分だけ減じた値を用いたが、この実施の形態では、有効電流IPの変化に拘わらず無効電流IQの変化によってのみ変圧器の高圧側電圧VHが変化するように、同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを設定する。
ここでは、変圧器の高圧側電圧VHの目標電圧VHrefに対する無効電流IQに係る垂下率XDを所定の値に設定して、変圧器高圧側電圧VHを以下の式(12)で表し、
VH=VHref−XD・IQ ・・・・(12)
この式(12)と、同期機出力端子電圧VGおよび有効電流IP、無効電流IQで変圧器高圧側電圧VHを表した上記式(5)とから、電圧設定器28にて設定する同期機21の出力端子目標電圧VGrefを、以下の式(13)により演算する。
VGref=√{(VHref−XD・IQ)2−(Xt・IP)2}+Xt・IQ ・・・・(13)
【0021】
なお、垂下率XDは、同期機および送電系統の条件等により経験的に設定され、例えば、同期機21の容量に基づき数%の値に設定する。
このとき、同期機21の出力電流IGの無効電流IQが大きくなるほど、変圧器の高圧側電圧VHは、目標電圧VHrefよりも低くなるものであるが、垂下率XDは数%の値であるため、変圧器22の高圧側電圧VHは、目標電圧VHrefにほぼ制御されているとして問題ない。
【0022】
この実施の形態では、有効電流IPの変化に係わらず無効電流IQの変化によってのみ変圧器の高圧側電圧VHが変化するように、同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを設定したため、通常運転時の負荷変化、即ち有効電力の変化では変圧器高圧側電圧VHが変化せず、同期機の信頼性の高い制御運転が容易に行えると共に、送電系統に接続される複数の同期機間で横流が発生するのを効果的に抑制でき、同期機21が過負荷となるのが防止できる。また、同期機出力端子電圧VGと有効電流IP、無効電流IQとで変圧器高圧側電圧VHを表した上記式(5)を用いた式(13)により同期機出力端子の目標電圧VGrefを演算したため、上記実施の形態1と同様に、変圧器22における位相角変化に応じた変圧器22での電圧降下を補償して送電母線の電圧を信頼性良く維持することができる。
【0023】
実施の形態8.
上記実施の形態1〜7では、電圧設定器28にて、同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを、変圧器22での電圧降下を補償するように設定したが、図10に示すように、同期機21から変圧器22および送電母線25までの間には抵抗R33が存在するもので、同期機21から送電母線25までの間の送電線長が長い場合などは、この抵抗R33を考慮する必要がある。
この実施の形態では、電圧設定器28にて設定する目標電圧VGrefを、変圧器22でのリアクタンス分電圧降下を補償するだけでなく、同期機21の出力電流IGの有効電流IPと抵抗R33とによる電圧降下も補償するように設定する。これにより、送電母線の電圧を目標電圧に維持する制御の信頼性がさらに向上し、より大きな電力系統電圧の維持および電圧安定度の向上効果が得られる。
【0024】
実施の形態9.
上記実施の形態1〜8では、変圧器22のリアクタンスXtは固定としたが、図11に示すように、タップ切換制御機能を備えた変圧器22Aを用いても良い。この場合、変圧器22Aのタップ切換制御時に変化するタップ比に応じて、電圧設定器28にて、同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを設定する。タップ切換制御は、変圧器22A高圧側巻線のタップ位置を切り換えるもので、この場合、タップ比nのとき、高圧側巻線が定格巻線数に対し1/nとなる。
タップ比nのとき、上記実施の形態1の式(6)で示した同期機21の出力端子電圧VGは、
VG=√{(VH/n)2−(n・Xt・IP)2}+n・Xt・IQ ・・・・(14)
となり、式(7)で示した同期機21の出力端子の目標電圧VGrefは、
VGref=√{(VHref/n)2−(n・Xt・IP)2}+n・Xt・IQ ・・・・(15)
となる。
このように、同期機21の出力端子の目標電圧VGrefは、有効電流IP、無効電流IQと、変圧器高圧側の目標電圧VHrefと、変圧器22Aのタップ比nおよびリアクタンスXtとを用いて、上記式(15)により演算して設定される。このため、変圧器22Aのタップ位置によらず、変圧器の高圧側電圧VH、即ち送電母線の電圧を目標電圧VHrefに信頼性良く維持することができ、送電系統全体の電圧安定性を向上させることができる。
【0025】
なお、この実施の形態では、タップ切換制御機能を備えた変圧器22Aを上記実施の形態1での制御に適用したが、上記実施の形態2〜9による制御についても同様に適用できる。
【0026】
実施の形態10.
上記実施の形態9では、タップ比nとしたが、実際の変圧器では、電圧変換に関する電圧比ngと、リアクタンス変化に関するリアクタンス比nrは必ずしも一致していない。
このため、この実施の形態では、上記式(15)のタップ比nに電圧比ngとリアクタンス比nrとをそれぞれ適用し、
VGref=√{(VHref/ng)2−(nr・Xt・IP)2}+nr・Xt・IQ ・・・・(16)
で表される目標電圧VGrefを用いる。
このように、変圧器22Aのタップ切換制御時に変化するタップ比に応じた電圧比ngとリアクタンス比nrとを用いて、同期機21の出力端子の目標電圧VGrefを設定する。このため、変圧器22Aのタップ位置によらず、変圧器の高圧側電圧VH、即ち送電母線の電圧を目標電圧VHrefに維持するように、さらに精度良く制御でき、送電系統全体の電圧安定性を向上させることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上のようにこの発明に係る励磁制御装置は、送電系統に変圧器を介して接続された同期機の出力端子電圧を検出する電圧検出手段と、上記同期機が出力する出力電流を検出する電流検出手段と、該電流検出手段により検出された出力電流、上記変圧器のリアクタンス、および上記変圧器の高圧側目標電圧に基づいて上記同期機の出力端子の目標電圧を設定する電圧設定手段とを備えて、上記電圧設定手段により設定された目標電圧と上記電圧検出手段により検出された出力端子電圧との偏差に基づいて上記同期機の励磁系を制御するものであって、上記電流検出手段により検出された出力電流と上記電圧検出手段により検出された出力端子電圧とから上記出力電流の有効電流、無効電流をそれぞれ演算し、上記変圧器における高圧側・低圧側間の電圧位相差である位相角変化に応じた上記変圧器での電圧降下を補償するように、上記電圧設定手段により上記同期機の出力端子の目標電圧を演算して設定するものてあるため、変圧器の高圧側電圧を高圧側目標電圧に信頼性良く維持することができ、送電系統全体の電圧安定性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による励磁制御装置を示す構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1による励磁制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施の形態1による電力系統の構成図である。
【図4】この発明の実施の形態2による電力系統の構成図である。
【図5】この発明の実施の形態2による変圧器の高圧側電圧と目標電圧との関係を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態3による変圧器の高圧側電圧と目標電圧との関係を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態4による変圧器の高圧側電圧と目標電圧との関係を示す図である。
【図8】この発明の実施の形態5による変圧器の高圧側電圧と目標電圧との関係を示す図である。
【図9】この発明の実施の形態6による変圧器の高圧側電圧と目標電圧との関係を示す図である。
【図10】この発明の実施の形態8による励磁制御装置を示す構成図である。
【図11】この発明の実施の形態9による励磁制御装置を示す構成図である。
【符号の説明】
21 同期機、22,22A 変圧器、24 送電線、25 送電母線、
26 PT(電圧検出手段)、27 CT(電流検出手段)、
28 電圧設定器、29 減算器、30 AVR、31 励磁機、
32 界磁巻線、33 抵抗。
Claims (8)
- 送電系統に変圧器を介して接続された同期機の出力端子電圧を検出する電圧検出手段と、上記同期機が出力する出力電流を検出する電流検出手段と、該電流検出手段により検出された出力電流、上記変圧器のリアクタンス、および上記変圧器の高圧側目標電圧に基づいて上記同期機の出力端子の目標電圧を設定する電圧設定手段とを備えて、上記電圧設定手段により設定された目標電圧と上記電圧検出手段により検出された出力端子電圧との偏差に基づいて上記同期機の励磁系を制御する励磁制御装置において、上記電流検出手段により検出された出力電流と上記電圧検出手段により検出された出力端子電圧とから上記出力電流の有効電流、無効電流をそれぞれ演算し、上記変圧器における高圧側・低圧側間の電圧位相差である位相角変化に応じた上記変圧器での電圧降下を補償するように、上記電圧設定手段により上記同期機の出力端子の目標電圧を演算して設定することを特徴とする励磁制御装置。
- 複数の上記同期機がそれぞれ変圧器を介して上記送電系統と接続され、上記電圧設定手段により上記同期機の出力端子の目標電圧を設定する際、上記変圧器の高圧側電圧の上記目標電圧に対する上記無効電流に係る垂下率を所定の値に設定し、上記有効電流の変化に拘わらず上記無効電流の変化によってのみ上記変圧器の高圧側電圧が変化するように上記同期機の出力端子の目標電圧を設定して、上記複数の同期機間の横流を抑制させることを特徴とする請求項1記載の励磁制御装置。
- 複数の上記同期機がそれぞれ変圧器を介して上記送電系統と接続され、上記電圧設定手段により上記同期機の出力端子の目標電圧を設定する際、上記変圧器のリアクタンスを所定分減じた値に置き換えて演算することにより、上記複数の同期機間の横流を抑制させることを特徴とする請求項1記載の励磁制御装置。
- 上記電圧設定手段により、上記無効電流の値に乗じられる上記変圧器のリアクタンスのみを所定分減じた値に置き換えて演算することにより、上記同期機の出力端子の目標電圧が、上記有効電流、無効電流の各電流の増大により減少されることを特徴とする請求項3記載の励磁制御装置。
- 上記電圧設定手段は、上記電流検出手段により検出された有効電流、無効電流が予め設定された基準値と一致するとき、上記変圧器の高圧側電圧が上記高圧側目標電圧と一致するように上記同期機の出力端子の目標電圧を設定することを特徴とする請求項3または4記載の励磁制御装置。
- 上記電圧設定手段は、上記変圧器の高圧側目標電圧に応じて上記有効電流、無効電流の上記基準値を予め設定することを特徴とする請求項5記載の励磁制御装置。
- 上記変圧器にタップ切換制御機能を備え、上記電圧設定手段は、上記変圧器のタップ切換制御時に変化するタップ比に応じて上記同期機の出力端子の目標電圧を設定することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の励磁制御装置。
- 上記電圧設定手段は、上記変圧器のタップ比に応じた電圧比、リアクタンス比を用いて上記同期機の出力端子の目標電圧を設定することを特徴とする請求項8記載の励磁制御装置。
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