JP2004192394A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004192394A JP2004192394A JP2002360342A JP2002360342A JP2004192394A JP 2004192394 A JP2004192394 A JP 2004192394A JP 2002360342 A JP2002360342 A JP 2002360342A JP 2002360342 A JP2002360342 A JP 2002360342A JP 2004192394 A JP2004192394 A JP 2004192394A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- preview
- attribute
- display
- displayed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 65
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims abstract description 9
- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims description 28
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 19
- 230000006870 function Effects 0.000 description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 238000009877 rendering Methods 0.000 description 6
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
【課題】ユーザが選択した描画データの属性に基づき、オブジェクト別にプレビュー表示する状態を自在に変更可能とし、描画データ中の各オブジェクトを簡易表示したり、通常表示もしくは表示を省略させたりすることである。
【解決手段】表示装置209に対してプレビュー表示する描画データの属性を表示方法選択部205より選択し、該選択された属性のプレビュー表示の方法を属性指定部204により指示した後、入力した描画データから選択された属性と一致する属性の描画データを描画データ選択抽出部206が抽出し、該抽出された描画データを指示されたプレビュー表示方法に従って表示装置209にプレビュー表示する構成を特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】表示装置209に対してプレビュー表示する描画データの属性を表示方法選択部205より選択し、該選択された属性のプレビュー表示の方法を属性指定部204により指示した後、入力した描画データから選択された属性と一致する属性の描画データを描画データ選択抽出部206が抽出し、該抽出された描画データを指示されたプレビュー表示方法に従って表示装置209にプレビュー表示する構成を特徴とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力される描画データに基づく描画処理を行い表示装置にプレビュー表示を行う情報処理装置の描画制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、データ処理装置にインストールされるプリンタドライバにおいては、アプリケーションから印刷しようとするデータ内容を、印刷に先立って画面に視覚的に表示させる「プレビュー」という手法が用いられている。この利点は、アプリケーション側にプレビュー表示機能が備わっていなくとも、プリンタドライバ側のプレビュー表示機能によって画面表示が可能となることである。
【0003】
一方、プリンタドライバは、例えばMicrosoft社のWindows(登録商標)98(商品名)などで代表されるオペレーティングシステム(OS)の備わったホストコンピュータ(PC)上で、OSの機能の一部であるグラフィック・デバイス・インタフェース(GDI:Graphc Device Interface)を通して印刷データを受け取る。
【0004】
この際、受け取るデータは文字やイメージ、或いはグラフィックスなどの描画命令に分類される。また、プリンタドライバは受け取った描画命令に最適な色処理(例えば、カラーマッチング、色補正)などを施したり、最適な二値化処理を施して最終的にプリンタにラスタデータを送信したりするものである。
【0005】
なお、上述した色処理内容や二値化処理は、ユーザがプリンタドライバの処理設定をモニタに表示したユーザインタフェース画面を通して指定できるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、文字やイメージ、或いはグラフィックスなどの描画命令の種別はGDIからプリンタドライバに渡される時点で最終的に決定されるもので、ユーザがモニタ画面上でアプリケーションのデータ内容を観察してもそれは最終的な描画命令になっているわけではない。
【0007】
図11は、この種の情報処理装置のアプリケーションソフトウエアにより作成されるパターン例を説明する図である。
【0008】
例えば、図11に示すようなパターンが施された矩形を印刷する際に、ユーザはGDIからプリンタドライバに渡される時点で、以下の描画オブジェクト(1),(2)のどちらの描画命令になっているのか判らないという問題があった。
【0009】
(1)イメージ
(2)グラフィックス、つまり、矩形塗りつぶし
一方、プリンタドライバでは、上述したように、描画オブジェクトに最適な色処理、二値化処理などを施してプリンタへラスタデータを送信している。すると、図11に示すようなケースでは、ユーザが印刷結果を手にとって見なければ、これがイメージとして最適な処理を施されたのか、グラフィックスとして最適な処理を施されたのかが判らないといった問題があった。
【0010】
従って、ユーザが予めプリンタドライバの処理設定でオブジェクト別の色処理、二値化処理を設定したとしても、思った通りの印刷物が得られないことになり、また印刷用紙やインク等に無駄が生じてしまう。
【0011】
更に、印刷する際に、プリンタドライバ側のプレビュー機能を使ったとしても、プレビュー画面では、二値化処理までは施していないため、やはりユーザにとっては上記(1),(2)のどちらの描画オブジェクトとしてプリンタドライバに描画命令が渡され処理されているのかが判らないという問題が残されたままであった。
【0012】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、入力される描画データに基づく描画処理を行い表示装置にプレビュー表示を行う情報処理装置において、表示装置に対してプレビュー表示する描画データの属性を選択し、該選択された属性のプレビュー表示の方法を指示した後、入力した描画データから選択された属性と一致する属性の描画データを抽出し、該抽出された描画データを指示されたプレビュー表示方法に従って前記表示装置にプレビュー表示することにより、ユーザが選択した描画データの属性に基づき、オブジェクト別にプレビュー表示する状態を自在に変更可能とし、描画データ中の各オブジェクトを簡易表示したり、通常表示もしくは表示を省略させたりして、各オブジェクトの描画状態をユーザが指定したプレビュー表示方法で簡単に確認させることが可能な利便性に優れたプレビュー表示処理環境を自在に構築することができる情報処理装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のデータ処理装置は以下に示す構成を備える。
【0014】
本発明は、入力される描画データに基づく描画処理を行い表示装置にプレビュー表示を行う情報処理装置であって、前記表示装置に対してプレビュー表示する描画データの属性を選択するための選択手段(例えば図2に示す表示方法選択部205)と、前記選択手段により選択された属性のプレビュー表示の方法を指示する指示手段(例えば図2に示す属性指定部204)と、入力した描画データから前記選択手段により選択された属性と一致する属性の描画データを抽出する抽出手段(例えば図2に示す描画データ選択抽出部206)と、前記抽出手段により抽出された描画データを前記指示手段により指示されたプレビュー表示方法に従って前記表示装置にプレビュー表示するプレビュー制御手段(例えば図2に示すデータ処理部207,表示制御部208)とを有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態を示す情報処理装置(ホストコンピュータ)の構成を示すブロック図である。
【0017】
図1において、100はホストコンピュータであり、例えばインクジェットプリンタなどのプリンタ105とCRTやLCDのモニタ106が接続されている。
【0018】
このホストコンピュータ100において、101は例えばワードプロセッサや表計算或いはインターネットブラウザなどのアプリケーションソフトウエアであり、後述するハードディスクに格納されている。
【0019】
102はオペレーティングシステム(OS)であり、後述するハードディスクに格納されており、電源が投入されると後述するRAMに読み込まれ、実行可能となり、その動作を開始する。また、オペレーティングシステム(OS)102はアプリケーションソフトウエア101から発行される出力画像を示す各種描画処理命令群(イメージ描画命令、文字描画命令及びグラフィックス描画命令)を後述するモニタドライバに渡すと共に、印刷が指示されるとそれら描画命令群を後述するプリンタドライバにも渡す。
【0020】
103はプリンタドライバであり、アプリケーションソフトウエア101からの印刷データをオペレーティングシステム(OS)102を介して描画命令群として受け取り、最適な色処理(例えば、カラーマッチング、色補正処理)などを施したり、最適な二値化処理を施してプリンタ105へ送出するソフトウエアである。
【0021】
104はモニタドライバであり、表示データをオペレーティングシステム(OS)102を介して描画命令群として受け取り、モニタ106に画像を表示させるソフトウエアである。
【0022】
なお、上述の色処理(例えばカラーマッチング、色補正処理)及び二値化処理は、例えばカラーマッチングモジュール111にてオペレーティングシステム(OS)102からの描画命令群に対して行われる。
【0023】
更に、ホストコンピュータ100は、上述のソフトウエアを格納し機能させるために、ハードディスク(HD)107、CPU108、RAM109、ROM110などのハードウェアを備える。
【0024】
なお、図1に示すホストコンピュータ100として、一般に普及しているIBM AT互換機のパーソナルコンピュータを使用し、オペレーティングシステム(OS)102としてMicrosoft社の Windows(登録商標)98(商品名)を使用しても良い。
【0025】
また、このようなパーソナルコンピュータに印刷機能を有する任意のアプリケーションソフトウエアをインストールしておき、プリンタ105及びモニタ106を接続した形態でも良い。
【0026】
上述のホストコンピュータ100において、モニタ106に表示された画像に基づき、ユーザがアプリケーションソフトウエア101により文字に分類される文字データ、円・直線・多角形などのグラフィックスデータや、写真画像などに分類されるイメージデータなどを用いて出力画像データを作成する。また、出力画像データに基づく画像の印刷が指定されると、アプリケーションソフトウエア101はオペレーティングシステム(OS)102に印刷出力要求を行い、文字データ部は文字描画命令、グラフィックスデータ部分はグラフィックス描画命令、イメージデータ部分はイメージ描画命令で構成される、描画命令群をオペレーティングシステム(OS)102に発行する。
【0027】
オペレーティングシステム(OS)102は、アプリケーションソフトウエア101から印刷出力要求を受けると、接続されているプリンタ105に対応するプリンタドライバ103に描画命令群を渡す。プリンタドライバ103はオペレーティングシステム(OS)102から渡される印刷出力要求及び描画命令群を処理し、ハードディスク107にデータをスプールデータとして一時保存する。
その後、スプールデータを取り出し(デスプール)、オペレーティングシステム(OS)102を通じてモニタドライバ104に描画データを送ることにより、モニタ106にアプリケーションにより作成した画像がプレビュー表示される。
【0028】
また、プリンタドライバ103はプリンタ105が印刷処理可能な印刷データを作成し、その印刷データをプリンタ105に送る。
【0029】
例えばプリンタ105がラスタ型のプリンタであれば、プリンタドライバ103は描画命令群を順次、例えばRGBそれぞれ24ビットの深さを持つバンドメモリにラスタライズする。
【0030】
次に、全ての描画命令をラスタライズした後、ページメモリの内容をプリンタ105が印刷可能なデータ形式、例えばCMYKデータに変換してプリンタ105に送る。なお、バンドメモリは、例えばRAM109に割り当てられても良い。
【0031】
図2は、図1に示したプリンタドライバ103でのプレビュー表示機能を説明するためのブロック図である。
【0032】
図2において、印刷出力要求を受けると、プリンタドライバ103のデータ受信部201に描画データが渡される。受信した描画データは保存制御部202によって記憶装置203に一時的に記憶保存される。この記憶装置203は、代表的なものとしてハードディスク(図1のHD107)を使用する。209は表示装置である。
【0033】
また、保存制御部202は、描画データが文字データ、グラフィックスデータ、イメージデータの何れであるかを示す属性を記憶装置203に記憶保存する。
【0034】
210は色処理部で、データ処理部207からの指示に従い所定の色処理を行う。211は2値化処理部で、データ処理部207からの指示に従い所定の2値化処理を行う。212はプリンタである。
【0035】
図3は、図1に示したアプリケーションソフトウエア101により作成されるページデータの一例を示す図である。
【0036】
図3に示すようなページを印刷する場合において、部分301の描画データはイメージデータとなり、部分302の描画データは文字データとなり、部分303及び部分304に示す部分の描画データはグラフィックスデータとしてデータ受信部201に渡されるので、それぞれの描画データの文字、グラフィックス、イメージデータの何れかを示す属性を記憶装置203に保存することになる。
【0037】
また、図11に示すようなページを印刷する場合には、プリンタドライバ103のデータ受信部201にイメージデータとして渡されることも、グラフィックスデータとして渡されることもある。
【0038】
これはアプリケーションソフトウエア101やオペレーティングシステム(OS)102が、図11に示すようなページをどのような描画命令で記述するかに依存しているためである。あるアプリケーションではグラフィックスデータとして扱われ、別のアプリケーションではイメージデータとして扱われることが考えられる。
【0039】
このような場合、ユーザはデータ受信部201にどのようなデータとして渡されたのかを知ることができない。
【0040】
一方、ユーザは属性別の表示方法選択部205により、文字・グラフィックス・イメージの各々の属性別にプレビュー表示の方法を指示入力することができる。この指示入力の方法は、図1に示したモニタ106に選択指示のダイアログ画面を表示し、図示しないマウスやキーボードなどの入力手段を用いて選択指示するものである。これは、図2における属性指定部204の機能に相当する。属性指定部204は、描画データ選択抽出部206に対して属性指定を指示する。
【0041】
図4は、図1に示したモニタ106にダイアログボックスとして表示される属性別のプレビュー表示方法選択画面の一例を示す図である。
【0042】
図4において、601〜603は排他的な選択ボタンであるラジオボタンであって、文字属性については簡易プレビュー表示、グラフィックス属性とイメージ属性については精細プレビュー表示を指示している状況である。これにより、ダイアログ画面のラジオボタン601〜603により、文字・グラフィックス・イメージの属性別に、どのような方法でプレビュー表示させるかをユーザが排他的に選択して指示することができる。現在、ラジオボタン601〜603の選択指示状態から、プレビュー表示方法は、文字が簡易で、グラフィックスとイメージとが精細が選択指示された状態である。
【0043】
このため、プレビュー表示時には文字データは簡易的にプレビュー表示され、グラフィックスとイメージデータは通常にプレビュー表示されることになる。
【0044】
なお、上述の属性選択は、ユーザがアプリケーションソフトウエア101から印刷を指示する前に行われ、プレビュー表示させた後、更に別のプレビュー表示させたい描画データの種別を属性として選択入力することも可能である。
【0045】
また、全ての描画データをプレビュー表示した後、属性選択を行っても良く、プレビュー表示及び属性選択を繰り返し行うことも可能である。
【0046】
ここで、図2に戻り、記憶装置203に保存されたデータ(スプールデータ)は、描画データ選択抽出部206によって抽出される。
【0047】
図5は、図2に示した記憶装置203に保存されたスプールデータの一例を示す図である。
【0048】
図5に示すようにスプールデータは、描画データの属性タグ(例えば、文字・グラフィックス・イメージの種別)501と、描画情報(例えば、色情報、サイズ情報、位置情報)502とから構成されている。ここで、予め属性別の表示方法選択部205で「表示しない」と指示されている属性を持つデータはプレビュー表示しないので抽出されない。
【0049】
このように例えば図1に示すように構成された情報処理装置において、アプリケーションソフトウエア101より作成された各オブジェクトを多値で描画するバンドメモリ(例えばRAM109上に確保される)と、1ビットのフラグ専用バンドメモリ(例えばRAM109上に確保される)を有し、オブジェクトの種類をCPU108が判別して、前記フラグ専用バンドメモリの内容を更新し、前記フラグ専用バンドメモリのフラグ内容を参照し、該参照の結果、前記バンドメモリに展開された多値のオブジェクトの二値化処理を変更することにより、イメージや非イメージが混在する文書のオブジェクト別の二値化処理を簡易に行い、出力した際の品位の向上を行うことが出来るようになる。
【0050】
図6は、本発明に係る情報処理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図2に示す表示制御部208等による描画データのプレビュー表示処理手順に対応する。なお、S701〜S705は各ステップを示す。
【0051】
まず、ステップS701において、描画データ選択抽出部206が記憶装置203に記憶されているスプールファイルを読み込み、ファイルの終端か否か(読み込むデータがもうないか)を判断して、終端であると判断した場合は、以後の処理を行うことなく、処理を終了する。
【0052】
一方、ステップS701において、データが存在していると判断した場合は、ステップS702へ進み、スプールデータを読み込む。なお、読み込まれたデータの内容は、図5に示すように、文字データかグラフィックスデータかイメージデータの何れかを分類するタグ501を持っており、ステップS703でこのタグ501を調べて、属性別の表示方法選択部205で指示された表示方法に従ったプレビュー表示処理を行うため、簡易プレビューが指示されているか否かを判断して、図2に示した属性別の表示方法選択部205で簡易表示が指示されていると判断した場合は、ステップS704に進み、属性別の表示方法選択部205で精細表示(簡易でない通常の表示)が指示されていると判断した場合は、ステップS705に進む。そして、スプールデータの続きを読み込むためにステップS701に戻る。
【0053】
なお、ステップS704およびステップS705では、データ処理部207及び表示制御部208が描画データをプレビュー表示するための処理を行う。
【0054】
具体的には、描画情報に基づき画面のデバイスコンテキスト(DC)に対して描画命令をコールする。この仕組みはオペレーティングシステム(OS)102に付帯されているGDIが用意している描画関数をプリンタドライバ103側がコールすることに相当する。
【0055】
これにより、プリンタドライバ103からオペレーティングシステム(OS)102を介してモニタドライバ104に描画データが渡され、モニタ106にプレビュー表示される。
【0056】
そこで、ステップS704における簡易プレビュー表示処理で、文字属性のデータを簡易プレビュー表示する場合は、文字の縦横のサイズに該当する矩形を、文字の簡易表示として用いる。
【0057】
また、イメージ属性のデータを簡易プレビュー表示する場合は、イメージの縦横のサイズに該当する塗りつぶし矩形を、イメージの簡易表示として用いる。
【0058】
さらに、グラフィックスの簡易プレビューを表示する場合は、折れ線は開始点と終了点を結んだ直線で簡易表示し、線の太さは無視する。
【0059】
なお、このような簡易処理は、通常の表示処理に比べて高速な処理になる。
【0060】
以上の処理を行うことにより、ユーザによって属性別に指示されたプレビューの表示方法にしたがってプレビュー表示される。例えば、ユーザが予め図6の属性別の表示方法選択部205において文字データを簡易プレビューに指定して、図3に示すようなページをプレビュー表示させた場合、モニタ106には図7に示すように文字データは矩形で簡略表現されている。
【0061】
図7〜図9は、図1に示したモニタ106に表示されるプレビュー表示例を説明する図であり、図7は文字データ802を簡易プレビューに指定して、図3に示すようなページをプレビュー表示させた場合に対応し、図8は、文字データをプレビュー表示しないと指定して、イメージ801とグラフィックス804を精細表示として選択した場合に対応し、図9は、イメージ801が簡略表示され、文字データ802とグラフィックス803、804は通常にプレビュー表示として選択した場合に対応する、
一方、ステップS703で、簡易プレビュー表示しないと判断した場合は、ステップS705において、精細処理を行い、ステップS701へ戻る。
【0062】
なお、属性別の表示方法選択部205において、文字データをプレビュー表示しないと指定して、イメージとグラフィックスを精細表示として選択した場合は、図8のようになり、イメージデータ801とグラフィックスデータ803、804がプレビュー表示されることになる。
【0063】
また、属性別の表示方法選択部205において、イメージデータを簡易表示に指定して、文字とグラフィックスを精細表示として選択した場合は、図9に示すようになり、イメージ801が簡略表示され、文字802とグラフィックス803、804は通常にプレビュー表示されることになる。
【0064】
なお、精細表示の場合は、色処理部210で受け取った描画命令に最適な色処理(例えば、カラーマッチング、色補正処理)などが施され、二値化処理部211で最適な二値化処理が施されて最終的にプリンタ212で印刷が行われる。
【0065】
また、簡略表示の場合は色処理を簡略化してもよい。
【0066】
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザがプレビュー表示させるべき描画データのプレビュー表示方法を属性別に予め指示しておき、アプリケーションから渡される描画データの属性が何であるのかを印刷に先立ってユーザがプレビュー表示された画面で確認することにより、判断することが可能になる。
【0067】
また、全ての描画レコードを表示するのに比較して、簡易表示あるいは表示しないと指示された場合は、簡略処理もしくは処理のスキップをすることにより、部分的な描画データだけを処理するので、高速にプレビュー表示を行うことができる。
【0068】
なお、上記実施形態では、ユーザが図4に示すダイアログ画面で、プレビュー表示方法を選択する場合について説明したが、該選択指示をアプリケーションと対応付けするテーブルを設けて、アプリケーションからの描画データ処理時に、該ユーザによる選択操作を自動化するように制御してもよい。
【0069】
以下、図10に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0070】
図10は、本発明に係る情報処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0071】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0072】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0073】
本実施形態における図6に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0074】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0075】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0076】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0077】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0078】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0079】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0080】
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。以下、その実施態様1〜9について説明する。
【0081】
〔実施態様1〕
入力される描画データに基づく描画処理を行い表示装置にプレビュー表示を行う情報処理装置であって、前記表示装置に対してプレビュー表示する描画データの属性を選択するための選択手段(例えば図2に示す表示方法選択部205)と、前記選択手段により選択された属性のプレビュー表示の方法を指示する指示手段(例えば図2に示す属性指定部204)と、入力した描画データから前記選択手段により選択された属性と一致する属性の描画データを抽出する抽出手段(例えば図2に示す描画データ選択抽出部206)と、前記抽出手段により抽出された描画データを前記指示手段により指示されたプレビュー表示方法に従って前記表示装置にプレビュー表示するプレビュー制御手段(例えば図2に示すデータ処理部207,表示制御部208)とを有することを特徴とする情報処理装置。
【0082】
〔実施態様2〕
前記描画データは、アプリケーションからプリンタドライバに入力され、該プリンタドライバで描画処理されてプレビュー表示されることを特徴とする実施態様1記載の情報処理装置。
【0083】
〔実施態様3〕
前記表示方法の選択は、ユーザがアプリケーションから印刷を指示する前に行われることを特徴とする実施態様2記載の情報処理装置。
【0084】
〔実施態様4〕
前記表示方法の選択は、ユーザがプレビュー表示を指示する前に行われることを特徴とする実施態様2記載の情報処理装置。
【0085】
〔実施態様5〕
前記表示方法の選択は、全ての描画データをプレビュー表示した時に行われることを特徴とする実施態様2記載の情報処理装置。
【0086】
〔実施態様6〕
前記表示方法の選択は、繰り返し行われることを特徴とする実施態様2記載の情報処理装置。
【0087】
〔実施態様7〕
入力される描画データに基づく描画処理を行い表示装置にプレビュー表示を行う情報処理装置の表示方法であって、前記表示装置に対してプレビュー表示する描画データの属性を選択するための選択ステップ(図示しない)と、前記選択ステップにより選択された属性のプレビュー表示の方法を指示する指示ステップ(図示しない)と、入力した描画データから前記選択ステップにより選択された属性と一致する属性の描画データを抽出する抽出ステップ(図示しない)と、前記抽出ステップにより抽出された描画データを前記指示ステップにより指示されたプレビュー表示方法に従って前記表示装置にプレビュー表示するプレビュー制御ステップ(図6に示すステップS703〜S705)とを有することを特徴とする情報処理装置の表示方法。
【0088】
〔実施態様8〕
実施態様7記載の情報処理装置の表示方法を実現するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
【0089】
〔実施態様9〕
実施態様7記載の情報処理装置の表示方法を実現することを特徴とするプログラム。
【0090】
上記のように、各実施態様によれば、ユーザが選択した描画データの属性に基づき、プリンタドライバによりプレビュー表示された画面において該当データの簡易表示もしくは通常表示もしくは表示を省略させることを可能とし、簡単に確認できる。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、入力される描画データに基づく描画処理を行い表示装置にプレビュー表示を行う情報処理装置において、表示装置に対してプレビュー表示する描画データの属性を選択し、該選択された属性のプレビュー表示の方法を指示した後、入力した描画データから選択された属性と一致する属性の描画データを抽出し、該抽出された描画データを指示されたプレビュー表示方法に従って前記表示装置にプレビュー表示するので、ユーザが選択した描画データの属性に基づき、オブジェクト別にプレビュー表示する状態を自在に変更可能とし、描画データ中の各オブジェクトを簡易表示したり、通常表示もしくは表示を省略させたりして、各オブジェクトの描画状態をユーザが指定したプレビュー表示方法で簡単に確認させることが可能な利便性に優れたプレビュー表示処理環境を自在に構築することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す情報処理装置(ホストコンピュータ)の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したプリンタドライバでのプレビュー表示機能を説明するためのブロック図である。
【図3】図1に示したアプリケーションソフトウエアにより作成されるページデータの一例を示す図である。
【図4】図1に示したモニタにダイアログボックスとして表示される属性別のプレビュー表示方法選択画面の一例を示す図である。
【図5】図2に示した記憶装置に保存されたスプールデータの一例を示す図である。
【図6】本発明に係る情報処理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】図1に示したモニタに表示されるプレビュー表示例を説明する図である。
【図8】図1に示したモニタに表示されるプレビュー表示例を説明する図である。
【図9】図1に示したモニタに表示されるプレビュー表示例を説明する図である。
【図10】本発明に係る情報処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【図11】この種の情報処理装置のアプリケーションソフトウエアにより作成されるパターン例を説明する図である。
【符号の説明】
103 プリンタドライバ
104 モニタドライバ
105 プリンタ
106 モニタ
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力される描画データに基づく描画処理を行い表示装置にプレビュー表示を行う情報処理装置の描画制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、データ処理装置にインストールされるプリンタドライバにおいては、アプリケーションから印刷しようとするデータ内容を、印刷に先立って画面に視覚的に表示させる「プレビュー」という手法が用いられている。この利点は、アプリケーション側にプレビュー表示機能が備わっていなくとも、プリンタドライバ側のプレビュー表示機能によって画面表示が可能となることである。
【0003】
一方、プリンタドライバは、例えばMicrosoft社のWindows(登録商標)98(商品名)などで代表されるオペレーティングシステム(OS)の備わったホストコンピュータ(PC)上で、OSの機能の一部であるグラフィック・デバイス・インタフェース(GDI:Graphc Device Interface)を通して印刷データを受け取る。
【0004】
この際、受け取るデータは文字やイメージ、或いはグラフィックスなどの描画命令に分類される。また、プリンタドライバは受け取った描画命令に最適な色処理(例えば、カラーマッチング、色補正)などを施したり、最適な二値化処理を施して最終的にプリンタにラスタデータを送信したりするものである。
【0005】
なお、上述した色処理内容や二値化処理は、ユーザがプリンタドライバの処理設定をモニタに表示したユーザインタフェース画面を通して指定できるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、文字やイメージ、或いはグラフィックスなどの描画命令の種別はGDIからプリンタドライバに渡される時点で最終的に決定されるもので、ユーザがモニタ画面上でアプリケーションのデータ内容を観察してもそれは最終的な描画命令になっているわけではない。
【0007】
図11は、この種の情報処理装置のアプリケーションソフトウエアにより作成されるパターン例を説明する図である。
【0008】
例えば、図11に示すようなパターンが施された矩形を印刷する際に、ユーザはGDIからプリンタドライバに渡される時点で、以下の描画オブジェクト(1),(2)のどちらの描画命令になっているのか判らないという問題があった。
【0009】
(1)イメージ
(2)グラフィックス、つまり、矩形塗りつぶし
一方、プリンタドライバでは、上述したように、描画オブジェクトに最適な色処理、二値化処理などを施してプリンタへラスタデータを送信している。すると、図11に示すようなケースでは、ユーザが印刷結果を手にとって見なければ、これがイメージとして最適な処理を施されたのか、グラフィックスとして最適な処理を施されたのかが判らないといった問題があった。
【0010】
従って、ユーザが予めプリンタドライバの処理設定でオブジェクト別の色処理、二値化処理を設定したとしても、思った通りの印刷物が得られないことになり、また印刷用紙やインク等に無駄が生じてしまう。
【0011】
更に、印刷する際に、プリンタドライバ側のプレビュー機能を使ったとしても、プレビュー画面では、二値化処理までは施していないため、やはりユーザにとっては上記(1),(2)のどちらの描画オブジェクトとしてプリンタドライバに描画命令が渡され処理されているのかが判らないという問題が残されたままであった。
【0012】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、入力される描画データに基づく描画処理を行い表示装置にプレビュー表示を行う情報処理装置において、表示装置に対してプレビュー表示する描画データの属性を選択し、該選択された属性のプレビュー表示の方法を指示した後、入力した描画データから選択された属性と一致する属性の描画データを抽出し、該抽出された描画データを指示されたプレビュー表示方法に従って前記表示装置にプレビュー表示することにより、ユーザが選択した描画データの属性に基づき、オブジェクト別にプレビュー表示する状態を自在に変更可能とし、描画データ中の各オブジェクトを簡易表示したり、通常表示もしくは表示を省略させたりして、各オブジェクトの描画状態をユーザが指定したプレビュー表示方法で簡単に確認させることが可能な利便性に優れたプレビュー表示処理環境を自在に構築することができる情報処理装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のデータ処理装置は以下に示す構成を備える。
【0014】
本発明は、入力される描画データに基づく描画処理を行い表示装置にプレビュー表示を行う情報処理装置であって、前記表示装置に対してプレビュー表示する描画データの属性を選択するための選択手段(例えば図2に示す表示方法選択部205)と、前記選択手段により選択された属性のプレビュー表示の方法を指示する指示手段(例えば図2に示す属性指定部204)と、入力した描画データから前記選択手段により選択された属性と一致する属性の描画データを抽出する抽出手段(例えば図2に示す描画データ選択抽出部206)と、前記抽出手段により抽出された描画データを前記指示手段により指示されたプレビュー表示方法に従って前記表示装置にプレビュー表示するプレビュー制御手段(例えば図2に示すデータ処理部207,表示制御部208)とを有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態を示す情報処理装置(ホストコンピュータ)の構成を示すブロック図である。
【0017】
図1において、100はホストコンピュータであり、例えばインクジェットプリンタなどのプリンタ105とCRTやLCDのモニタ106が接続されている。
【0018】
このホストコンピュータ100において、101は例えばワードプロセッサや表計算或いはインターネットブラウザなどのアプリケーションソフトウエアであり、後述するハードディスクに格納されている。
【0019】
102はオペレーティングシステム(OS)であり、後述するハードディスクに格納されており、電源が投入されると後述するRAMに読み込まれ、実行可能となり、その動作を開始する。また、オペレーティングシステム(OS)102はアプリケーションソフトウエア101から発行される出力画像を示す各種描画処理命令群(イメージ描画命令、文字描画命令及びグラフィックス描画命令)を後述するモニタドライバに渡すと共に、印刷が指示されるとそれら描画命令群を後述するプリンタドライバにも渡す。
【0020】
103はプリンタドライバであり、アプリケーションソフトウエア101からの印刷データをオペレーティングシステム(OS)102を介して描画命令群として受け取り、最適な色処理(例えば、カラーマッチング、色補正処理)などを施したり、最適な二値化処理を施してプリンタ105へ送出するソフトウエアである。
【0021】
104はモニタドライバであり、表示データをオペレーティングシステム(OS)102を介して描画命令群として受け取り、モニタ106に画像を表示させるソフトウエアである。
【0022】
なお、上述の色処理(例えばカラーマッチング、色補正処理)及び二値化処理は、例えばカラーマッチングモジュール111にてオペレーティングシステム(OS)102からの描画命令群に対して行われる。
【0023】
更に、ホストコンピュータ100は、上述のソフトウエアを格納し機能させるために、ハードディスク(HD)107、CPU108、RAM109、ROM110などのハードウェアを備える。
【0024】
なお、図1に示すホストコンピュータ100として、一般に普及しているIBM AT互換機のパーソナルコンピュータを使用し、オペレーティングシステム(OS)102としてMicrosoft社の Windows(登録商標)98(商品名)を使用しても良い。
【0025】
また、このようなパーソナルコンピュータに印刷機能を有する任意のアプリケーションソフトウエアをインストールしておき、プリンタ105及びモニタ106を接続した形態でも良い。
【0026】
上述のホストコンピュータ100において、モニタ106に表示された画像に基づき、ユーザがアプリケーションソフトウエア101により文字に分類される文字データ、円・直線・多角形などのグラフィックスデータや、写真画像などに分類されるイメージデータなどを用いて出力画像データを作成する。また、出力画像データに基づく画像の印刷が指定されると、アプリケーションソフトウエア101はオペレーティングシステム(OS)102に印刷出力要求を行い、文字データ部は文字描画命令、グラフィックスデータ部分はグラフィックス描画命令、イメージデータ部分はイメージ描画命令で構成される、描画命令群をオペレーティングシステム(OS)102に発行する。
【0027】
オペレーティングシステム(OS)102は、アプリケーションソフトウエア101から印刷出力要求を受けると、接続されているプリンタ105に対応するプリンタドライバ103に描画命令群を渡す。プリンタドライバ103はオペレーティングシステム(OS)102から渡される印刷出力要求及び描画命令群を処理し、ハードディスク107にデータをスプールデータとして一時保存する。
その後、スプールデータを取り出し(デスプール)、オペレーティングシステム(OS)102を通じてモニタドライバ104に描画データを送ることにより、モニタ106にアプリケーションにより作成した画像がプレビュー表示される。
【0028】
また、プリンタドライバ103はプリンタ105が印刷処理可能な印刷データを作成し、その印刷データをプリンタ105に送る。
【0029】
例えばプリンタ105がラスタ型のプリンタであれば、プリンタドライバ103は描画命令群を順次、例えばRGBそれぞれ24ビットの深さを持つバンドメモリにラスタライズする。
【0030】
次に、全ての描画命令をラスタライズした後、ページメモリの内容をプリンタ105が印刷可能なデータ形式、例えばCMYKデータに変換してプリンタ105に送る。なお、バンドメモリは、例えばRAM109に割り当てられても良い。
【0031】
図2は、図1に示したプリンタドライバ103でのプレビュー表示機能を説明するためのブロック図である。
【0032】
図2において、印刷出力要求を受けると、プリンタドライバ103のデータ受信部201に描画データが渡される。受信した描画データは保存制御部202によって記憶装置203に一時的に記憶保存される。この記憶装置203は、代表的なものとしてハードディスク(図1のHD107)を使用する。209は表示装置である。
【0033】
また、保存制御部202は、描画データが文字データ、グラフィックスデータ、イメージデータの何れであるかを示す属性を記憶装置203に記憶保存する。
【0034】
210は色処理部で、データ処理部207からの指示に従い所定の色処理を行う。211は2値化処理部で、データ処理部207からの指示に従い所定の2値化処理を行う。212はプリンタである。
【0035】
図3は、図1に示したアプリケーションソフトウエア101により作成されるページデータの一例を示す図である。
【0036】
図3に示すようなページを印刷する場合において、部分301の描画データはイメージデータとなり、部分302の描画データは文字データとなり、部分303及び部分304に示す部分の描画データはグラフィックスデータとしてデータ受信部201に渡されるので、それぞれの描画データの文字、グラフィックス、イメージデータの何れかを示す属性を記憶装置203に保存することになる。
【0037】
また、図11に示すようなページを印刷する場合には、プリンタドライバ103のデータ受信部201にイメージデータとして渡されることも、グラフィックスデータとして渡されることもある。
【0038】
これはアプリケーションソフトウエア101やオペレーティングシステム(OS)102が、図11に示すようなページをどのような描画命令で記述するかに依存しているためである。あるアプリケーションではグラフィックスデータとして扱われ、別のアプリケーションではイメージデータとして扱われることが考えられる。
【0039】
このような場合、ユーザはデータ受信部201にどのようなデータとして渡されたのかを知ることができない。
【0040】
一方、ユーザは属性別の表示方法選択部205により、文字・グラフィックス・イメージの各々の属性別にプレビュー表示の方法を指示入力することができる。この指示入力の方法は、図1に示したモニタ106に選択指示のダイアログ画面を表示し、図示しないマウスやキーボードなどの入力手段を用いて選択指示するものである。これは、図2における属性指定部204の機能に相当する。属性指定部204は、描画データ選択抽出部206に対して属性指定を指示する。
【0041】
図4は、図1に示したモニタ106にダイアログボックスとして表示される属性別のプレビュー表示方法選択画面の一例を示す図である。
【0042】
図4において、601〜603は排他的な選択ボタンであるラジオボタンであって、文字属性については簡易プレビュー表示、グラフィックス属性とイメージ属性については精細プレビュー表示を指示している状況である。これにより、ダイアログ画面のラジオボタン601〜603により、文字・グラフィックス・イメージの属性別に、どのような方法でプレビュー表示させるかをユーザが排他的に選択して指示することができる。現在、ラジオボタン601〜603の選択指示状態から、プレビュー表示方法は、文字が簡易で、グラフィックスとイメージとが精細が選択指示された状態である。
【0043】
このため、プレビュー表示時には文字データは簡易的にプレビュー表示され、グラフィックスとイメージデータは通常にプレビュー表示されることになる。
【0044】
なお、上述の属性選択は、ユーザがアプリケーションソフトウエア101から印刷を指示する前に行われ、プレビュー表示させた後、更に別のプレビュー表示させたい描画データの種別を属性として選択入力することも可能である。
【0045】
また、全ての描画データをプレビュー表示した後、属性選択を行っても良く、プレビュー表示及び属性選択を繰り返し行うことも可能である。
【0046】
ここで、図2に戻り、記憶装置203に保存されたデータ(スプールデータ)は、描画データ選択抽出部206によって抽出される。
【0047】
図5は、図2に示した記憶装置203に保存されたスプールデータの一例を示す図である。
【0048】
図5に示すようにスプールデータは、描画データの属性タグ(例えば、文字・グラフィックス・イメージの種別)501と、描画情報(例えば、色情報、サイズ情報、位置情報)502とから構成されている。ここで、予め属性別の表示方法選択部205で「表示しない」と指示されている属性を持つデータはプレビュー表示しないので抽出されない。
【0049】
このように例えば図1に示すように構成された情報処理装置において、アプリケーションソフトウエア101より作成された各オブジェクトを多値で描画するバンドメモリ(例えばRAM109上に確保される)と、1ビットのフラグ専用バンドメモリ(例えばRAM109上に確保される)を有し、オブジェクトの種類をCPU108が判別して、前記フラグ専用バンドメモリの内容を更新し、前記フラグ専用バンドメモリのフラグ内容を参照し、該参照の結果、前記バンドメモリに展開された多値のオブジェクトの二値化処理を変更することにより、イメージや非イメージが混在する文書のオブジェクト別の二値化処理を簡易に行い、出力した際の品位の向上を行うことが出来るようになる。
【0050】
図6は、本発明に係る情報処理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図2に示す表示制御部208等による描画データのプレビュー表示処理手順に対応する。なお、S701〜S705は各ステップを示す。
【0051】
まず、ステップS701において、描画データ選択抽出部206が記憶装置203に記憶されているスプールファイルを読み込み、ファイルの終端か否か(読み込むデータがもうないか)を判断して、終端であると判断した場合は、以後の処理を行うことなく、処理を終了する。
【0052】
一方、ステップS701において、データが存在していると判断した場合は、ステップS702へ進み、スプールデータを読み込む。なお、読み込まれたデータの内容は、図5に示すように、文字データかグラフィックスデータかイメージデータの何れかを分類するタグ501を持っており、ステップS703でこのタグ501を調べて、属性別の表示方法選択部205で指示された表示方法に従ったプレビュー表示処理を行うため、簡易プレビューが指示されているか否かを判断して、図2に示した属性別の表示方法選択部205で簡易表示が指示されていると判断した場合は、ステップS704に進み、属性別の表示方法選択部205で精細表示(簡易でない通常の表示)が指示されていると判断した場合は、ステップS705に進む。そして、スプールデータの続きを読み込むためにステップS701に戻る。
【0053】
なお、ステップS704およびステップS705では、データ処理部207及び表示制御部208が描画データをプレビュー表示するための処理を行う。
【0054】
具体的には、描画情報に基づき画面のデバイスコンテキスト(DC)に対して描画命令をコールする。この仕組みはオペレーティングシステム(OS)102に付帯されているGDIが用意している描画関数をプリンタドライバ103側がコールすることに相当する。
【0055】
これにより、プリンタドライバ103からオペレーティングシステム(OS)102を介してモニタドライバ104に描画データが渡され、モニタ106にプレビュー表示される。
【0056】
そこで、ステップS704における簡易プレビュー表示処理で、文字属性のデータを簡易プレビュー表示する場合は、文字の縦横のサイズに該当する矩形を、文字の簡易表示として用いる。
【0057】
また、イメージ属性のデータを簡易プレビュー表示する場合は、イメージの縦横のサイズに該当する塗りつぶし矩形を、イメージの簡易表示として用いる。
【0058】
さらに、グラフィックスの簡易プレビューを表示する場合は、折れ線は開始点と終了点を結んだ直線で簡易表示し、線の太さは無視する。
【0059】
なお、このような簡易処理は、通常の表示処理に比べて高速な処理になる。
【0060】
以上の処理を行うことにより、ユーザによって属性別に指示されたプレビューの表示方法にしたがってプレビュー表示される。例えば、ユーザが予め図6の属性別の表示方法選択部205において文字データを簡易プレビューに指定して、図3に示すようなページをプレビュー表示させた場合、モニタ106には図7に示すように文字データは矩形で簡略表現されている。
【0061】
図7〜図9は、図1に示したモニタ106に表示されるプレビュー表示例を説明する図であり、図7は文字データ802を簡易プレビューに指定して、図3に示すようなページをプレビュー表示させた場合に対応し、図8は、文字データをプレビュー表示しないと指定して、イメージ801とグラフィックス804を精細表示として選択した場合に対応し、図9は、イメージ801が簡略表示され、文字データ802とグラフィックス803、804は通常にプレビュー表示として選択した場合に対応する、
一方、ステップS703で、簡易プレビュー表示しないと判断した場合は、ステップS705において、精細処理を行い、ステップS701へ戻る。
【0062】
なお、属性別の表示方法選択部205において、文字データをプレビュー表示しないと指定して、イメージとグラフィックスを精細表示として選択した場合は、図8のようになり、イメージデータ801とグラフィックスデータ803、804がプレビュー表示されることになる。
【0063】
また、属性別の表示方法選択部205において、イメージデータを簡易表示に指定して、文字とグラフィックスを精細表示として選択した場合は、図9に示すようになり、イメージ801が簡略表示され、文字802とグラフィックス803、804は通常にプレビュー表示されることになる。
【0064】
なお、精細表示の場合は、色処理部210で受け取った描画命令に最適な色処理(例えば、カラーマッチング、色補正処理)などが施され、二値化処理部211で最適な二値化処理が施されて最終的にプリンタ212で印刷が行われる。
【0065】
また、簡略表示の場合は色処理を簡略化してもよい。
【0066】
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザがプレビュー表示させるべき描画データのプレビュー表示方法を属性別に予め指示しておき、アプリケーションから渡される描画データの属性が何であるのかを印刷に先立ってユーザがプレビュー表示された画面で確認することにより、判断することが可能になる。
【0067】
また、全ての描画レコードを表示するのに比較して、簡易表示あるいは表示しないと指示された場合は、簡略処理もしくは処理のスキップをすることにより、部分的な描画データだけを処理するので、高速にプレビュー表示を行うことができる。
【0068】
なお、上記実施形態では、ユーザが図4に示すダイアログ画面で、プレビュー表示方法を選択する場合について説明したが、該選択指示をアプリケーションと対応付けするテーブルを設けて、アプリケーションからの描画データ処理時に、該ユーザによる選択操作を自動化するように制御してもよい。
【0069】
以下、図10に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0070】
図10は、本発明に係る情報処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0071】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0072】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0073】
本実施形態における図6に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0074】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0075】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0076】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0077】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0078】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0079】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0080】
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。以下、その実施態様1〜9について説明する。
【0081】
〔実施態様1〕
入力される描画データに基づく描画処理を行い表示装置にプレビュー表示を行う情報処理装置であって、前記表示装置に対してプレビュー表示する描画データの属性を選択するための選択手段(例えば図2に示す表示方法選択部205)と、前記選択手段により選択された属性のプレビュー表示の方法を指示する指示手段(例えば図2に示す属性指定部204)と、入力した描画データから前記選択手段により選択された属性と一致する属性の描画データを抽出する抽出手段(例えば図2に示す描画データ選択抽出部206)と、前記抽出手段により抽出された描画データを前記指示手段により指示されたプレビュー表示方法に従って前記表示装置にプレビュー表示するプレビュー制御手段(例えば図2に示すデータ処理部207,表示制御部208)とを有することを特徴とする情報処理装置。
【0082】
〔実施態様2〕
前記描画データは、アプリケーションからプリンタドライバに入力され、該プリンタドライバで描画処理されてプレビュー表示されることを特徴とする実施態様1記載の情報処理装置。
【0083】
〔実施態様3〕
前記表示方法の選択は、ユーザがアプリケーションから印刷を指示する前に行われることを特徴とする実施態様2記載の情報処理装置。
【0084】
〔実施態様4〕
前記表示方法の選択は、ユーザがプレビュー表示を指示する前に行われることを特徴とする実施態様2記載の情報処理装置。
【0085】
〔実施態様5〕
前記表示方法の選択は、全ての描画データをプレビュー表示した時に行われることを特徴とする実施態様2記載の情報処理装置。
【0086】
〔実施態様6〕
前記表示方法の選択は、繰り返し行われることを特徴とする実施態様2記載の情報処理装置。
【0087】
〔実施態様7〕
入力される描画データに基づく描画処理を行い表示装置にプレビュー表示を行う情報処理装置の表示方法であって、前記表示装置に対してプレビュー表示する描画データの属性を選択するための選択ステップ(図示しない)と、前記選択ステップにより選択された属性のプレビュー表示の方法を指示する指示ステップ(図示しない)と、入力した描画データから前記選択ステップにより選択された属性と一致する属性の描画データを抽出する抽出ステップ(図示しない)と、前記抽出ステップにより抽出された描画データを前記指示ステップにより指示されたプレビュー表示方法に従って前記表示装置にプレビュー表示するプレビュー制御ステップ(図6に示すステップS703〜S705)とを有することを特徴とする情報処理装置の表示方法。
【0088】
〔実施態様8〕
実施態様7記載の情報処理装置の表示方法を実現するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
【0089】
〔実施態様9〕
実施態様7記載の情報処理装置の表示方法を実現することを特徴とするプログラム。
【0090】
上記のように、各実施態様によれば、ユーザが選択した描画データの属性に基づき、プリンタドライバによりプレビュー表示された画面において該当データの簡易表示もしくは通常表示もしくは表示を省略させることを可能とし、簡単に確認できる。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、入力される描画データに基づく描画処理を行い表示装置にプレビュー表示を行う情報処理装置において、表示装置に対してプレビュー表示する描画データの属性を選択し、該選択された属性のプレビュー表示の方法を指示した後、入力した描画データから選択された属性と一致する属性の描画データを抽出し、該抽出された描画データを指示されたプレビュー表示方法に従って前記表示装置にプレビュー表示するので、ユーザが選択した描画データの属性に基づき、オブジェクト別にプレビュー表示する状態を自在に変更可能とし、描画データ中の各オブジェクトを簡易表示したり、通常表示もしくは表示を省略させたりして、各オブジェクトの描画状態をユーザが指定したプレビュー表示方法で簡単に確認させることが可能な利便性に優れたプレビュー表示処理環境を自在に構築することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す情報処理装置(ホストコンピュータ)の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したプリンタドライバでのプレビュー表示機能を説明するためのブロック図である。
【図3】図1に示したアプリケーションソフトウエアにより作成されるページデータの一例を示す図である。
【図4】図1に示したモニタにダイアログボックスとして表示される属性別のプレビュー表示方法選択画面の一例を示す図である。
【図5】図2に示した記憶装置に保存されたスプールデータの一例を示す図である。
【図6】本発明に係る情報処理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】図1に示したモニタに表示されるプレビュー表示例を説明する図である。
【図8】図1に示したモニタに表示されるプレビュー表示例を説明する図である。
【図9】図1に示したモニタに表示されるプレビュー表示例を説明する図である。
【図10】本発明に係る情報処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【図11】この種の情報処理装置のアプリケーションソフトウエアにより作成されるパターン例を説明する図である。
【符号の説明】
103 プリンタドライバ
104 モニタドライバ
105 プリンタ
106 モニタ
Claims (1)
- 入力される描画データに基づく描画処理を行い表示装置にプレビュー表示を行う情報処理装置であって、
前記表示装置に対してプレビュー表示する描画データの属性を選択するための選択手段と、
前記選択手段により選択された属性のプレビュー表示の方法を指示する指示手段と、
入力した描画データから前記選択手段により選択された属性と一致する属性の描画データを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された描画データを前記指示手段により指示されたプレビュー表示方法に従って前記表示装置にプレビュー表示するプレビュー制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002360342A JP2004192394A (ja) | 2002-12-12 | 2002-12-12 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002360342A JP2004192394A (ja) | 2002-12-12 | 2002-12-12 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004192394A true JP2004192394A (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=32759442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002360342A Pending JP2004192394A (ja) | 2002-12-12 | 2002-12-12 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004192394A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007048214A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Canon Inc | 印刷プレビュー表示方法及び印刷システム |
JP2009282853A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム |
JP2011054061A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法 |
JP2013150156A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Konica Minolta Inc | 画像処理システム、画像形成装置、画像処理プログラム、および画像処理方法 |
WO2020174944A1 (ja) * | 2019-02-26 | 2020-09-03 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 表示装置 |
-
2002
- 2002-12-12 JP JP2002360342A patent/JP2004192394A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007048214A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Canon Inc | 印刷プレビュー表示方法及び印刷システム |
JP2009282853A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム |
US8861022B2 (en) | 2008-05-23 | 2014-10-14 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image processing apparatus with preview display function, image processing method, and image processing program |
JP2011054061A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法 |
JP2013150156A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Konica Minolta Inc | 画像処理システム、画像形成装置、画像処理プログラム、および画像処理方法 |
WO2020174944A1 (ja) * | 2019-02-26 | 2020-09-03 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 表示装置 |
JPWO2020174944A1 (ja) * | 2019-02-26 | 2021-12-23 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 表示装置 |
JP7160175B2 (ja) | 2019-02-26 | 2022-10-25 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 表示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7965402B2 (en) | Printing system and printing processing method | |
US8233164B2 (en) | Rendering apparatus, rendering method, and computer-readable storage medium | |
US8045198B2 (en) | System and method for processing a change history of a PDF file | |
JP4960900B2 (ja) | 情報処理装置および画像形成装置 | |
JP2004102618A (ja) | 印刷制御装置及び方法、コンピュータプログラム、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、プレビュー装置及び方法、プリンタドライバ及びそのプレビュー方法 | |
JP2000083161A (ja) | 画像処理装置及びその方法、及び画像処理システム | |
US8576440B2 (en) | Image processing system, apparatus, method, and computer readable recording medium recorded with image processing program for forming an image of a structured document without losing a moving image included in the structured document | |
US20070127085A1 (en) | Printing system, printing method and program thereof | |
JP2010055582A (ja) | 印刷システム、この印刷システムを構成する印刷装置及び端末装置 | |
JP2004192394A (ja) | 情報処理装置 | |
JP2002268837A (ja) | 印刷制御プログラム、印刷制御プログラムを記録した媒体、印刷制御装置および印刷制御方法 | |
US20040051901A1 (en) | Information processsing apparatus, a function extension program, computer readable storage medium storing the program, and information processing method | |
EP2284689B1 (en) | PDL data processing device | |
JP5171973B2 (ja) | 情報処理装置及びその制御方法 | |
JP3833107B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP4506371B2 (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
EP2293180B1 (en) | PDL data processing device and PDL data creating device | |
JP2003177908A (ja) | 情報処理装置及びその表示方法 | |
JP3833106B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP2009289121A (ja) | 情報処理装置、出力装置、出力処理方法、及びプログラム | |
JP4323885B2 (ja) | 印刷装置および印刷制御方法および記憶媒体およびプログラム | |
JP6939303B2 (ja) | 制御プログラム | |
JP4325339B2 (ja) | 印刷システム、ホストコンピュータ及びプリンタドライバ | |
JP3862460B2 (ja) | 情報処理方法及び装置と記憶媒体 | |
JP2007152580A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 |