JP2004183649A - ファンモータ、電子または電気機器の筐体、及び電子または電気機器 - Google Patents
ファンモータ、電子または電気機器の筐体、及び電子または電気機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004183649A JP2004183649A JP2003380457A JP2003380457A JP2004183649A JP 2004183649 A JP2004183649 A JP 2004183649A JP 2003380457 A JP2003380457 A JP 2003380457A JP 2003380457 A JP2003380457 A JP 2003380457A JP 2004183649 A JP2004183649 A JP 2004183649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan motor
- guard plate
- ribs
- rib
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
【課題】 電子又は電気機器の筐体から排気される風量の増大を図ることにある。また、電子又は電気機器の筐体から排気される排気流の低騒音化を図ることにある。
【解決手段】 電子又は電気機器に使用される筐体2において、隣接して配置されるファンモータ10によって筐体内外に空気が流通する開口部2aを有し、かつその開口部2aにはそのファンモータ10に対して指や異物等の侵入を阻止するフィンガーガード5を有する筐体2であって、そのフィンガーガード部5は、左右方向に直線状にのびる第1リブ群51と、上下方向に直線状にのびる第2リブ群52とを有し、各リブ51、52は、ファンモータ10から排気される空気の流通方向に沿って開口部2aの内側又は外側に面する傾斜面5cとを有する。
【選択図】 図4
【解決手段】 電子又は電気機器に使用される筐体2において、隣接して配置されるファンモータ10によって筐体内外に空気が流通する開口部2aを有し、かつその開口部2aにはそのファンモータ10に対して指や異物等の侵入を阻止するフィンガーガード5を有する筐体2であって、そのフィンガーガード部5は、左右方向に直線状にのびる第1リブ群51と、上下方向に直線状にのびる第2リブ群52とを有し、各リブ51、52は、ファンモータ10から排気される空気の流通方向に沿って開口部2aの内側又は外側に面する傾斜面5cとを有する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、パソコン、コンピュータゲーム機、プリンタ等の筐体内に冷却用ファンを搭載している電子又は電気機器、これに使用される筐体、及びこれらに使用されるファンに関する。
パソコン、コンピュータゲーム機、プリンタ等の電子又は電気機器は、筐体内に種々の機構部品が収容されている。それら機構部品から発生する熱によって筐体内が高温になるため、冷却用ファンが筐体内に設置されるている。このファンは、通常筐体側壁面に設けられた開口(排気口)の近傍に設置される。この開口を通じて筐体の内部の空気を外部に排出するようにして、筐体内を冷却する。
この開口には、一般的に、指や異物などが筐体内部に侵入して、ファンが停止したり、人体に損傷を加えないように、いわゆるフィンガーガードと呼ばれる網目状のガードが設けられている。このフィンガーガードは、例えば、図13(A)に示す通り、環状リブと放射状リブとを合わせたもの(特許文献1の図9参照)や、図13(B)に示す通り、複数のリブを格子状に配したもの(特許文献2の図5や特許文献3の図1参照)がある。
しかし、冷却ファンの排気口であるこの開口に、網目状のフィンガーガードがあると、排気流がこのフィンガーガードに衝突して、円滑に排気されない課題があった。また、排気流がフィンガーガードに衝突して、大きな騒音を発生するという課題もあった。
これに対しこれまで知られているフィンガーガードは、網を形成するリブの角部を曲面にすることによって空気抵抗を小さくしたものが知られている(特許文献2の図2、特許文献3の図3参照)。しかしこれらはリブの表面を曲面にしただけであり、しかも曲面は通過する空気流の方向を十分に考慮したものではなく上記課題は改善されていなかった。
近年、電子又は電気機器の高性能化や小型化等に伴って、より一層の冷却性能や静粛性が求められている。しかしこれまでのフィンガーガードは、そのような要求を十分満足することができなかった。
本発明の目的は、フィンガーガード付き開口から高効率且つ低騒音に吸排気されるファンモータ付き電子又は電気機器用の筐体を提供する。また本発明の他の目的は、高効率且つ低騒音に吸排気するフィンガーガード付きファンモータを提供する。
本発明は、冷却用ファンの流路に設けられたフィンガーガードのリブの断面形状に特徴がある。この発明に係る一つのフィンガーガードは、左右方向に直線状にのびる複数の第1のリブと、上下方向に直線状にのびる複数の第2のリブとを備えている。そして第1及び第2のリブは、ファンモータから螺旋状に回転しながら吸排出される空気の流れ方向にほぼ平行なまたはその方向に沿った傾斜面を備えている。また本発明に関する他のフィンガーガードの格子状あるいは網目状に形成されたリブは、ファンモータから螺旋状に回転しながら吸排出される空気の流れに対してほぼ平行なまたはその方向に沿った、少なくとも一つの傾斜面を有する。
本発明は、このようなフィンガーガードを、ファンモータ設置場所近傍の開口部に設けた電子機器筐体に適用される。また本発明は、このようなフィンガーガードを、ファンモータ自体の外枠部に設けることで、実現される。その際このフィンガーガードは、電子機器筐体またはファンモータ外枠に一体的に形成されていてもよい。またそのフィンガーガードに支持部材を設けて電子機器筐体やファンモータ外枠に取り付けたり、ファン専用の取付部材を介して取り付けることもできる。
本発明のファンモータ、電子または電気機器の筐体、及び電子または電気機器は、上記フィンガーガードを備えることにより、リブに当たる吸排気流の流れを妨げず、乱気流発生を防止する。その結果冷却効率を向上させ、且つ騒音の発生も抑える。
―第1実施形態―
この発明の第1の実施形態について図1〜4を用いて説明する。図1は、電子又は電気機器の内部構造を模式的に示す平面図である。図2は、その機器に搭載されたファンモータを示す要部断面図である。図3は、図4の線Y−Yで切断したときの要部断面図である。図4は、図1の電子又は電気機器筐体の開口部を内側から外側に向かって見たときの要部平面図である。
この発明の第1の実施形態について図1〜4を用いて説明する。図1は、電子又は電気機器の内部構造を模式的に示す平面図である。図2は、その機器に搭載されたファンモータを示す要部断面図である。図3は、図4の線Y−Yで切断したときの要部断面図である。図4は、図1の電子又は電気機器筐体の開口部を内側から外側に向かって見たときの要部平面図である。
電子又は電気機器
図1に示す第1実施形態の電子又は電気機器1は、例えばデスクトップ型パソコンの本体であり、冷却用のファンモータ10が筐体2内に設置されている。ファンモータ10は、筐体側壁面に設けられた開口部2aの内側の近傍に設置され、この開口部2aを介して内部の空気を外部に排気して筐体2内を冷却する。開口部2aには、図2に示すフィンガーガード5(ガード板に相当)が一体に形成されている。この開口部2aを構成する側壁面は、筐体2とは別部材(以下、サブパネル4という)として形成されている。サブパネル4は、合成樹脂製であって、その開口部2aに形成されたフィンガーガード5に加えて、ファンモータ10を取り囲む筒部6が一体に形成されている。本形態では、サブパネル4がファンモータ10の外枠を形成するフレームに相当する。フィンガーガード5はサブパネル4に形成されるが、サブパネル4は筐体2の一部を構成するためフィンガーガード5は筐体2に固定されたのと同等である。
図1に示す第1実施形態の電子又は電気機器1は、例えばデスクトップ型パソコンの本体であり、冷却用のファンモータ10が筐体2内に設置されている。ファンモータ10は、筐体側壁面に設けられた開口部2aの内側の近傍に設置され、この開口部2aを介して内部の空気を外部に排気して筐体2内を冷却する。開口部2aには、図2に示すフィンガーガード5(ガード板に相当)が一体に形成されている。この開口部2aを構成する側壁面は、筐体2とは別部材(以下、サブパネル4という)として形成されている。サブパネル4は、合成樹脂製であって、その開口部2aに形成されたフィンガーガード5に加えて、ファンモータ10を取り囲む筒部6が一体に形成されている。本形態では、サブパネル4がファンモータ10の外枠を形成するフレームに相当する。フィンガーガード5はサブパネル4に形成されるが、サブパネル4は筐体2の一部を構成するためフィンガーガード5は筐体2に固定されたのと同等である。
フィンガーガードの構成
フィンガーガード5は、図4に示す通り、2つの方向に延びるリブ(第1リブ群51及び第2リブ群52)により網目格子が形成されてなる。第1リブ群51は、開口部2aにおいて図4の紙面左右の辺をそれぞれほぼ七等分したときに現れる6点を直線で結ぶ位置に設けた6本のリブ51a〜51fにより構成される。第2リブ群52は、開口部2a側において図4の紙面の上下辺をそれぞれほぼ四等分したときに現れる3点を直線で結ぶ位置に設けた3本のリブ52a〜52cにより構成される。以降、第1リブ群51がのびる方向を左右方向、第2リブ群52がのびる方向を上下方向ということとする。
フィンガーガード5は、図4に示す通り、2つの方向に延びるリブ(第1リブ群51及び第2リブ群52)により網目格子が形成されてなる。第1リブ群51は、開口部2aにおいて図4の紙面左右の辺をそれぞれほぼ七等分したときに現れる6点を直線で結ぶ位置に設けた6本のリブ51a〜51fにより構成される。第2リブ群52は、開口部2a側において図4の紙面の上下辺をそれぞれほぼ四等分したときに現れる3点を直線で結ぶ位置に設けた3本のリブ52a〜52cにより構成される。以降、第1リブ群51がのびる方向を左右方向、第2リブ群52がのびる方向を上下方向ということとする。
両リブ群51、52の肉厚は、サブパネル4とほぼ同じである。両リブ群51、52のリブ端部は、開口部2aの周縁に一体に連結されている。両リブ群51、52の途中部分は、互いに直交して一体に連結されている。
各リブ51a〜51f、52a〜52c同士、及びこれらリブと開口部2aの周縁で囲まれる一つの矩形状開口50は、指先等が入らない程度の大きさである。リブ51b、リブ51e、リブ52a及びリブ52cによって囲まれる開口には、これを閉塞する円板部11が一体に形成されている。この円板部は、後述するモータ支持部11である。
各リブ51a〜51f、52a〜52cは、同じ幅で直線状にのびており、その直交断面は直角三角形である。詳細を、リブ52a〜52cを例に図3を用いて説明する。本実施形態では、それら直角三角形の底辺に対応する底辺面5aは、全て筐体2の2a外側面と面一である。一方、直角三角形の高さに対応する側面5bは、ファンモータ10の回転軸16と平行で、ファンモータ10の回転により生じる空気流に対して上流側に位置する。さらに、それら直角三角形の斜辺に対応する傾斜面5cは、インペラ17から排出される空気流の方向(矢印F2)とほぼ平行またはその方向に沿う方向である。フィンガーガードのリブ断面について、少なくとも一つの面を、ファンモータ10から排出される空気流に対してほぼ平行にまたはその方向に沿った傾斜面にすることにより、乱気流を防止し、高効率の冷却性能と低騒音を実現している。
次に、リブ52a〜52cの他の部位、及び各リブ51a〜51fについて説明する。第1リブ群51では、開口部2aの中心を上下方向に通る直線(リブ52b)によってリブ51a〜51fを二分したとき、リブ52bの左側に位置する第1リブ群51の傾斜面5cが、図4の下側を向く。また、同様に、リブ52bの右側に位置する第1リブ群51の傾斜面5cが、図4の上側を向く。リブの傾斜面を、ファンモータから螺旋状に回転しながら排出される空気流に対してほぼ平行にまたはその方向に沿わせることで、乱気流を防止している。これによりフィンガーガード5を通過する空気の流れをスムーズにし、リブに気流が当たることによるロスを最小限にするとともに、騒音を少なくしている。
同様に、第2リブ群52では、開口部2aの中心を左右方向に通る直線Lによってリブ52a〜52cを二分したとき、その直線Lの上側に位置する第2リブ群52の傾斜面5cは左側を向く。また、同様に、直線Lの下側に位置する第2リブ群52の傾斜面5cは右側を向く。なお、直線L上にあるリブ52a上のリブ51cとリブ51dに挟まれたリブ辺、およびリブ52c上のリブ51cとリブ51dに挟まれたリブ辺は、それぞれの傾斜面がファンモータから螺旋状に回転しながら排出される空気流に対してほぼ平行にまたはその方向に沿う方向に、その傾斜面が設定される。
ファンモータの構成
ファンモータ10は、図2に示すように、モータにインペラ17を備える。ファンモータ10は、前述のモータ支持部11に軸受手段12、電機子14、回路基板15が備えられている。軸受手段12は、インペラ17に連結された回転軸16を回転自在に支持する。インペラ17は、カップ状の本体の外周面に複数のブレードが形成され、その本体の内周面にヨーク18を介してマグネット19が備えられている。電機子14に電流が流れると、電機子14とマグネット19との磁気作用によってマグネット19に回転力が発生し、インペラ17が回転する。これにより上記複数のブレードが回転し、矢印F1の方向の気流を生じさせる。
ファンモータ10は、図2に示すように、モータにインペラ17を備える。ファンモータ10は、前述のモータ支持部11に軸受手段12、電機子14、回路基板15が備えられている。軸受手段12は、インペラ17に連結された回転軸16を回転自在に支持する。インペラ17は、カップ状の本体の外周面に複数のブレードが形成され、その本体の内周面にヨーク18を介してマグネット19が備えられている。電機子14に電流が流れると、電機子14とマグネット19との磁気作用によってマグネット19に回転力が発生し、インペラ17が回転する。これにより上記複数のブレードが回転し、矢印F1の方向の気流を生じさせる。
本発明を実施した電子又は電気機器の特徴
次に、電子又は電気機器1の特徴について説明する。
次に、電子又は電気機器1の特徴について説明する。
第一の特徴として、フィンガーガード5によって、開口部2aの内側に取り付けられたファンモータ10に開口部2aの外側から指や異物(例えば、コイン)等が侵入して、ファンモータ10に対する不具合を防ぐことができる。
第二の特徴として、第1及び第2リブ群51、52には上記の通り傾斜面5cが形成されていることから、ファンモータ10から排出される空気がフィンガーガード5を円滑に通る。したがって、電子又は電気機器1は、筐体2の内部がファンモータ10によって効率良く冷却される。
この理由をより具体的に図3を用いて説明する。インペラ17から排出される空気は、巨視的にはモータの軸線方向にそって流れる。ところが、1枚のブレードから排出される空気流の方向は、インペラ17の回転方向成分と軸線方向成分とを合算した、軸線方向から傾いた方向、即ち軸線に対して螺旋状をなす方向である(図3の矢印F2)。
このとき、図3に示すリブ52a〜52cを例にとると、ブレードから排出された空気の方向(矢印F2)と傾斜面5cの面方向とがほぼ平行な位置関係にあることから、ブレードから排出された空気は、傾斜面5cに沿って開口50を通過する。この場合排気流は、開口50の矢印F2に直交する間隙面s1を通る。
これに対して、リブ52a〜52cに図3の仮想線で示す部分を加えた断面が矩形となる従来のリブ55であると、ブレードから排出された空気は符号s2で示される斜め開口間隙面s2を通過する。この間隙面s2は狭い為、排気流の多くがリブ55に衝突して乱流が発生することになる。
これらリブ52a〜52cと傾斜面のない従来リブ55とを比較すると、両者とも開口50を正面視したときの開口面積は符号s3で示されるように同じ大きさである。ところが、矢印F2のような特定の方向から斜視したときの開口面積は、符号s1、s2で示されるように相違する(s1>s2)。開口50を通る空気は、その流れ方向に向かう面の開口面積が大きい方が、空気抵抗が少ない。したがって、リブ52a〜52cによって形成される開口50には、空気がリブに衝突する量が少なく空気が円滑に流れる。また、リブに空気が衝突したときに発生する乱流も減り、騒音が低下する。
そして第三の特徴は、フィンガーガード5は、両リブ群51、52が格子状に交差するため、剛性が高い。
更に第四の特徴は、フィンガーガード5は、格子状であるため、各開口50の大きさを調節しやすい。つまり、各リブ間の距離により、各開口50の大きさが変るため、フィンガーガード5の保護効果を設定しやすい。
そして第五の特徴は、フィンガーガード5を構成するサブパネル4は、ファンモータ10の支持部材としての機能と、筐体2の構成部材としての機能とを兼ね備える。筐体2とファンモータ10との部品の共通化と組立の簡略化が図られている。
本実施形態のフィンガーガード5の変形例の一つは、図5(A)に示すようにリブの傾斜面5cが開口部2aの外側に面し、側面5bがファンモータ10の回転により生じる気流の下流側に位置する構成を有する。また別の変形例としては、図5(B)に示すようにリブ断面を長方形とし、その長辺に対応する面がファンモータから螺旋状に回転しながら排出される空気流に対してほぼ平行またはこれに沿った方向に傾斜し、一つのリブに二つの傾斜面5cを備える構成である。
なお、以上の構成はファンモータが筐体内部から外側への排気流を生じさせる場合を例に説明した。しかしファンモータが吸気流、即ち外部から筐体内部に向かう気流を生じさせた場合は、リブの傾斜面は変わる。この場合も、ファンモータが生じさせる螺旋状に回転しながら排出される空気流に対してほぼ平行になる方向に傾斜させる点は、同一である。
―第2実施形態―
第1実施形態では、ファンモータ10を取り囲む筒部6がサブパネル4に一体に形成されていたが、第2の実施形態では、図6に示す通りその筒部6をサブパネル4とは別部材(以下、筒部材61という)で形成するところが相違する。筒部材61は、図6に示す通り、上記筒部6と類似するが、開口部2a側の内周端部が開口部2a側に拡径するような傾斜面41aを備えている。筒部材61は、サブパネル4にネジ止めされている。このような傾斜面41aを設けることにより、ファンモータ10から開口部2aに向かう空気が円滑に流れるため、送風特性が一層高まる。
第1実施形態では、ファンモータ10を取り囲む筒部6がサブパネル4に一体に形成されていたが、第2の実施形態では、図6に示す通りその筒部6をサブパネル4とは別部材(以下、筒部材61という)で形成するところが相違する。筒部材61は、図6に示す通り、上記筒部6と類似するが、開口部2a側の内周端部が開口部2a側に拡径するような傾斜面41aを備えている。筒部材61は、サブパネル4にネジ止めされている。このような傾斜面41aを設けることにより、ファンモータ10から開口部2aに向かう空気が円滑に流れるため、送風特性が一層高まる。
この傾斜面41aは、本実施形態のように筒部材61としてサブパネル4と別部材にして構成することで、第1実施形態に比べて容易に形成することができる
―第3実施形態―
第1、2実施形態では、何れもファンモータ10は、フィンガーガード5にあるモータ支持部11に支持された構成であるが、第3実施形態では、ファンモータ10の支持する構成が相違する。即ち、第3実施形態のファンモータ10は、図7に示す通り、公知であるハウジング70(フレームに相当)に支持されている。ハウジング70は、円筒部の内部に放射状にのびるリブ83によってモータ支持部72を構成している。筐体2の側壁部には、図8に示すように、第1、2実施形態と同様のフィンガーガード75を備えた開口部2aがある。つまり、ファンモータ10の外面はフィンガーガード75によって覆われている。図8のフィンガーガード75のモータ支持部を除くリブの構成は第1、2実施形態と同じである(図8の中央の円は銘板を貼るためのみの部位である)。
―第3実施形態―
第1、2実施形態では、何れもファンモータ10は、フィンガーガード5にあるモータ支持部11に支持された構成であるが、第3実施形態では、ファンモータ10の支持する構成が相違する。即ち、第3実施形態のファンモータ10は、図7に示す通り、公知であるハウジング70(フレームに相当)に支持されている。ハウジング70は、円筒部の内部に放射状にのびるリブ83によってモータ支持部72を構成している。筐体2の側壁部には、図8に示すように、第1、2実施形態と同様のフィンガーガード75を備えた開口部2aがある。つまり、ファンモータ10の外面はフィンガーガード75によって覆われている。図8のフィンガーガード75のモータ支持部を除くリブの構成は第1、2実施形態と同じである(図8の中央の円は銘板を貼るためのみの部位である)。
―比較実験について―
上記にて第1〜3実施形態の作用効果について説明したが、これに対応する発明者が行った実験結果について以下に説明する。
上記にて第1〜3実施形態の作用効果について説明したが、これに対応する発明者が行った実験結果について以下に説明する。
その実験では、第1〜3実施形態の電子又は電気機器と、通常の電子又は電気機器(比較例)とを用意し、筐体から排出される風量および騒音を測定した。通常の電子又は電気機器とは、第3実施形態のフィンガーガード75のリブ断面が矩形である以外は同じ構成の電子又は電気機器である。ファンモータの回転数、筐体や開口部2aの大きさなどの実験条件は同じとした。
以上の4形態に対応した風量および騒音の測定データを図9に示す。図9より、第1〜3実施形態の何れともが比較例に対して、風量及び騒音とも良好となっていることが明らかである。これにより、発明者はフィンガーガード5、75の効果を確信した。第1〜3実施形態において、第1、2実施形態ではファンモータ10から排出された空気がフィンガーガード5のみを通るが、第3実施形態ではフィンガーガード75とリブ83の二箇所を通る。したがって、発明者は、第3実施形態が第1、2実施形態よりも劣る理由は、第3実施形態では、リブ83によって空気抵抗が大きくなったこと、リブ83とフィンガーガード75と間の隙間に空気が巻き込まれたこと、に関係すると考えた。さらに、発明者は、第2実施形態が第1実施形態よりも良好である理由は、第2実施形態の筒部材61における傾斜面61aの効果が関係すると考えた。
―第4の実施形態―
第4の実施形態は、図10に示す通り、ファンモータ10が専用のハウジング80(フレームに相当)によって支持されている。ハウジング80は、フィンガーガード82を有し、第1実施形態のサブパネル4とほぼ同様の構成で、筐体2に接合される筒部6の外周のフランジ部分を削除したような構成で、フィンガーガード82の中央にあるモータ支持部11にファンモータ10が支持されている。このファンモータ10は、ファン自体にフィンガーガードを必要とする各種の電子又は電気機器に取り付けることができる。しかも、このファンフィンガーガード82は、第1実施形態と同じであるため、風量や騒音の特性が良好である。
第4の実施形態は、図10に示す通り、ファンモータ10が専用のハウジング80(フレームに相当)によって支持されている。ハウジング80は、フィンガーガード82を有し、第1実施形態のサブパネル4とほぼ同様の構成で、筐体2に接合される筒部6の外周のフランジ部分を削除したような構成で、フィンガーガード82の中央にあるモータ支持部11にファンモータ10が支持されている。このファンモータ10は、ファン自体にフィンガーガードを必要とする各種の電子又は電気機器に取り付けることができる。しかも、このファンフィンガーガード82は、第1実施形態と同じであるため、風量や騒音の特性が良好である。
―第5の実施形態―
第5の実施形態では、図11に示すように、このフィンガーガード91がファンモータの回転軸に対してほぼ同心円状のリブ群と、これらに直交するその回転軸を中心として放射状に延びるリブ群とにより網目格子を形成する。ここでは、第3実施形態のように筐体のフィンガーガードとは別にファンモータが支持される形態を例示する。図11は、その筐体の一部を示すもので、筐体の内側から外側を見た正面図である。
第5の実施形態では、図11に示すように、このフィンガーガード91がファンモータの回転軸に対してほぼ同心円状のリブ群と、これらに直交するその回転軸を中心として放射状に延びるリブ群とにより網目格子を形成する。ここでは、第3実施形態のように筐体のフィンガーガードとは別にファンモータが支持される形態を例示する。図11は、その筐体の一部を示すもので、筐体の内側から外側を見た正面図である。
即ち、図11に示す通り、本実施形態の筐体は、その一部を構成するパネル9に開口部9aを有し、ここにフィンガーガード91が一体に設けられている。フィンガーガード91は、開口部9aの中心と同心となる位置に円環状で互いに等間隔に設けた4条のリブ92a〜92dから構成される第1リブ群92と、リブ92aと開口部9aの周縁を直線で結ぶ位置に周方向等間隔に設けた6本のリブ93a〜93fから構成される第2リブ群93と、リブ92bと開口部9aの周縁を直線で結び第2リブ群93のリブ間の中間点毎を結ぶ位置に周方向等間隔に設けた6本のリブ94a〜94fから構成される第3リブ群94と、さらにリブ92dと開口部9aの周縁を直線で結び第2リブ群93と第3リブ群94との中間点毎を結ぶ位置に周方向等間隔に設けた12本のリブ95a〜95lから構成される第4リブ群95とからなる。第1〜4リブ群92、93、94、95は、開口部9aの周縁またはリブ同士でそれぞれ一体に交差および連結されている。
第1〜4リブ群92、93、94、95は上記実施形態のリブと同様に断面が直角三角形である。特に第1リブ群92は、開口部9aの内側から外側に向けて拡径する面(上記傾斜面5cに相当)と、内径側の高さ面と、開口部9aの外側に底辺面とを有する。
第2〜4リブ群93、94、95では、傾斜面が図11において開口部9aの中心の周りに反時計回りの方向に向いて形成され、高さ面はその傾斜面の反対側に形成され、底辺面は開口部9aの外側に形成されている。
本実施形態においても、本来のフィンガーガードの保護機能に加えて、フィンガーガード91のリブ断面は少なくとも一つの面を、ファンモータから排出される空気流に対してほぼ平行にまたはその方向に沿った傾斜面にすることにより、乱気流を防止し、高効率の冷却性能と低騒音を実現している。
また、フィンガーガード91が、開口部9aの中心を基点とした回転対称形状となっていることから、それ自体の剛性が高いこと、通過する空気の流通性が一層良好である。
さらに、各リブ同士、及びこれらリブと開口部9aの周縁で囲まれる開口は、リブ92aとリブ92bとの間に6個、リブ92bとリブ92cとの間及びリブ92cとリブ92dとの間にそれぞれ12個、リブ92dと開口部9aの周縁との間に24個が形成されている。つまり、各開口は径方向幅が同じで内径側の開口の数が外形側の開口の数よりも少ない。これにより、フィンガーガード91全域の開口面積がほぼ同等になり、空気の流通性と保護機能との兼ね備えた最適な配置を実現している。
なお、第5実施形態では、第2〜4リブ群93、94、95が直線状であるが、図12に示す通り曲線状であってもよく、空気抵抗を一層低減することができる。また、第5実施形態及びこの変形例は、ともに図7に示す第3実施形態に限らず、図2に示す第1実施形態のようにフィンガーガード91にモータ支持部や筒部をその周辺に一体に設けた構成や、図6に示す第2実施形態のような筒部を別部材として設ける構成、さらに図10に示す第4実施形態のような構成にも適用することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はそれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨に逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態において、フィンガーガード5、75、82は、空気が矢印F2の方向に流通する場合に対応した構成であって、矢印F2が変わる場合はそれに応じて傾斜面5cの角度も変更するとよい。また、フィンガーガード5、75、82は、開口部を形成するサブパネルや筐体に一体的に設けられているが、フィンガーガード5、75、82をそれらの部品とは別部品として構成してもよい。また、ファンモータのインペラ形状は、他の形状のものであっても良い。さらに、電子又は電気機器は、上記以外にコンピュータゲーム機、プリンタ等のその筐体内部にフィンガーガードと共にファンモータが配置される多岐に渡る用途に適用できる。
2 筐体
4 サブパネル
5、75、82、91 フィンガーガード
5a 底辺面
5b 側面
5c 傾斜面
10 ファンモータ
14 電機子
17 インペラ
19 ロータマグネット
51、92 第1リブ群
52、93 第2リブ群
94 第3リブ群
95 第5リブ群
51a〜51f、52a〜52c、92a〜92d、93a〜93f、94a〜94f、95a〜95l リブ
4 サブパネル
5、75、82、91 フィンガーガード
5a 底辺面
5b 側面
5c 傾斜面
10 ファンモータ
14 電機子
17 インペラ
19 ロータマグネット
51、92 第1リブ群
52、93 第2リブ群
94 第3リブ群
95 第5リブ群
51a〜51f、52a〜52c、92a〜92d、93a〜93f、94a〜94f、95a〜95l リブ
Claims (13)
- マグネットを有するロータと、該ロータに固着されたインペラ翼と、前記ロータマグネットに対向する位置に固定されたステータと、該ステータを固定保持し且つ該ファンモータの外枠を形成するフレームとを有する冷却用ファンモータにおいて、
前記フレームの外面を覆い且つ前記フレームに固定されたガード板を有し、
該ガード板には、少なくとも2つの方向に延びるリブにより網目格子が形成され、該リブの交差部分は相互に固着され、且つ該リブはリブが延びる方向に垂直な断面の形状について少なくとも一つの傾斜辺を有し、該傾斜辺はファンモータのインペラ翼の回転により該リブの位置に生じる気流の方向にほぼ平行あるいはこれに沿った方向に傾斜しているガード板を有することを特徴とするファンモータ。 - 請求項1に記載したファンモータのガード板において、
少なくとも2つの方向に延びる前記リブにより形成される前記網目格子は、少なくとも人間の指が入らない大きさであることを特徴とするファンモータ。 - 請求項1または2の何れかに記載したファンモータのガード板において、
前記ガード板は、相互にほぼ直交する2つの方向に延びるリブ群により形成されていることを特徴とするファンモータ。 - 請求項1乃至3の何れかに記載したファンモータのガード板において、
前記ガード板は、ファンモータの回転軸に対してほぼ同心円状の複数のリブ群と、これらにほぼ直交する前記回転軸を中心として放射状に延びる複数のリブにより形成されていることを特徴とするファンモータ。 - 請求項1乃至4の何れかに記載したファンモータのガード板において、
前記リブの前記断面の形状は直角三角形であり、その斜辺がファンモータの回転により生じる気流の方向にほぼ平行あるいはこれに沿った方向に傾斜していることを特徴とするファンモータ。 - 請求項1乃至5の何れかに記載したファンモータのガード板において、
前記リブの前記断面の形状は長方形であり、該長方形の2つの長辺が共にファンモータの回転により生じる気流の方向にほぼ平行あるいはこれに沿った方向に傾斜していることを特徴とするファンモータ。 - マグネットを有するロータと、該ロータに固着されたインペラ翼と、前記ロータマグネットに対向する位置に固定されたステータと、該ステータを固定保持し且つ該ファンモータの外枠を形成するフレームとを有する冷却用ファンモータを内蔵する電子または電気機器、の筐体において、
前記冷却用ファンモータの外面を覆い且つ前記筐体に固定されたガード板を有し、
該ガード板には、少なくとも2つの方向に延びるリブにより網目格子が形成され、該リブの交差部分は相互に固着され、且つ該リブはリブが延びる方向に垂直な断面の形状について少なくとも一つの傾斜辺を有し、該傾斜辺はファンモータのインペラ翼の回転により該リブの位置に生じる気流の方向にほぼ平行あるいはこれに沿った方向に傾斜しているガード板を有することを特徴とする筐体。 - 請求項7に記載の、前記筐体に設けられたファンモータ用の前記ガード板において、
少なくとも2つの方向に延びる前記リブにより形成される前記網目格子は、少なくとも人間の指が入らない大きさであるガード板を有することを特徴とする筐体。 - 請求項7または8に記載の、前記筐体に設けられたファンモータ用の前記ガード板において、
前記ガード板は、相互にほぼ直交する2つの方向に延びるリブ群により形成されているガード板を有することを特徴とする筐体。 - 請求項7乃至9の何れかに記載の、前記筐体に設けられたファンモータ用の前記ガード板において、
前記ガード板は、ファンモータの回転軸に対してほぼ同心円状の複数のリブ群と、これらにほぼ直交する前記回転軸を中心として放射状に延びる複数のリブにより形成されているガード板を有することを特徴とする筐体。 - 請求項7乃至10の何れかに記載の、前記筐体に設けられたファンモータ用の前記ガード板において、
前記リブの前記断面の形状は直角三角形であり、その斜辺がファンモータの回転により生じる気流の方向にほぼ平行あるいはこれに沿った方向に傾斜しているガード板を有することを特徴とする筐体。 - 請求項7乃至11の何れかに記載の、前記筐体に設けられたファンモータ用の前記ガード板において、
前記リブの前記断面の形状は長方形であり、該長方形の2つの長辺が共にファンモータの回転により生じる気流の方向にほぼ平行あるいはこれに沿った方向に傾斜しているガード板を有することを特徴とする筐体。 - 請求項7乃至12の何れかに記載の前記筐体内の所定位置に、冷却用ファンモータが設置されたことを特徴とする電子または電気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003380457A JP2004183649A (ja) | 2002-11-22 | 2003-11-10 | ファンモータ、電子または電気機器の筐体、及び電子または電気機器 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002338693 | 2002-11-22 | ||
JP2003380457A JP2004183649A (ja) | 2002-11-22 | 2003-11-10 | ファンモータ、電子または電気機器の筐体、及び電子または電気機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004183649A true JP2004183649A (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=32774687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003380457A Withdrawn JP2004183649A (ja) | 2002-11-22 | 2003-11-10 | ファンモータ、電子または電気機器の筐体、及び電子または電気機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004183649A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006215218A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 平面型表示装置 |
JP2008122063A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レンジフード |
JP2016176668A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 富士通株式会社 | ファン装置 |
WO2018131183A1 (ja) * | 2017-01-10 | 2018-07-19 | 三菱電機株式会社 | 送風機及び空気調和装置 |
JP2019150961A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-12 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
JPWO2021132353A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | ||
US11215191B2 (en) | 2018-12-28 | 2022-01-04 | Nidec Corporation | Blower |
-
2003
- 2003-11-10 JP JP2003380457A patent/JP2004183649A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006215218A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 平面型表示装置 |
JP2008122063A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レンジフード |
JP2016176668A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 富士通株式会社 | ファン装置 |
WO2018131183A1 (ja) * | 2017-01-10 | 2018-07-19 | 三菱電機株式会社 | 送風機及び空気調和装置 |
JPWO2018131183A1 (ja) * | 2017-01-10 | 2019-11-07 | 三菱電機株式会社 | 送風機及び空気調和装置 |
JP2019150961A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-12 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
JP7039329B2 (ja) | 2018-02-28 | 2022-03-22 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
US11215191B2 (en) | 2018-12-28 | 2022-01-04 | Nidec Corporation | Blower |
JPWO2021132353A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | ||
WO2021132353A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 京セラインダストリアルツールズ株式会社 | 衣服用ファン装置及びファン付き衣服 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7118333B2 (en) | Electric cooling fan and case of electronic or electric device | |
US7946804B2 (en) | Axial fan unit having reduced noise generation | |
JP5286689B2 (ja) | 冷却ファンユニット | |
US7946805B2 (en) | Fan unit including tapered airflow passage | |
JP5769978B2 (ja) | 遠心式ファン | |
JP5375099B2 (ja) | 直列式軸流ファン | |
US20060222491A1 (en) | Centrifugal fan | |
JP2008261280A (ja) | 軸流ファン | |
JP2008106705A (ja) | 直列式軸流ファン | |
JP2013047483A (ja) | 遠心式ファン | |
JP4499647B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2007040299A (ja) | 受動式ファンアセンブリ | |
JP2008175158A (ja) | 軸流ファン | |
JP2008082328A (ja) | 遠心ファン | |
JP2004183649A (ja) | ファンモータ、電子または電気機器の筐体、及び電子または電気機器 | |
US20070264123A1 (en) | Counter-rotating fan | |
JPWO2007043119A1 (ja) | ファン装置 | |
CN109904971B (zh) | 马达以及具有该马达的送风装置 | |
JP4682787B2 (ja) | ファンモータ | |
JP6588999B2 (ja) | 遠心式ファン | |
JP2011047387A (ja) | 遠心ファン | |
KR102689961B1 (ko) | 모터 | |
JP2019090344A (ja) | ブロワ装置 | |
JP2006275311A (ja) | ファンフィルターユニット | |
JP2010106782A (ja) | 軸流ファン及び軸流ファンを搭載した電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061025 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100202 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20100409 |