JP2004173777A - マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】マスク本体に吐く息の流出経路を形成し、マスクと同時に着用した眼鏡が吐く息で曇らないようにすることである。
【解決手段】鼻と口と頬を覆うマスク本体1に耳掛け部2を有するマスクにおいて、マスク本体1は、頬を覆う横幅左右側部の全面または一部分を、鼻と口を覆う横幅中央部よりも、空気通過抵抗を小さくしてあることを特徴とする。また、マスク本体1を複数のシート3を重ねて形成し、横幅左右側部の全面又は一部分を、横幅中央部に比べて、シート3の重なり枚数を少なくしてあることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】鼻と口と頬を覆うマスク本体1に耳掛け部2を有するマスクにおいて、マスク本体1は、頬を覆う横幅左右側部の全面または一部分を、鼻と口を覆う横幅中央部よりも、空気通過抵抗を小さくしてあることを特徴とする。また、マスク本体1を複数のシート3を重ねて形成し、横幅左右側部の全面又は一部分を、横幅中央部に比べて、シート3の重なり枚数を少なくしてあることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼鏡の曇りを防止するマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、手術の際には、体液の付着防止等の観点から眼鏡とマスクを同時に着用する。そうすると、吐く息で眼鏡が曇ることがある。これは、マスク本体上縁部と顔面との間に隙間ができ、その隙間から吐く息が流出することが原因と考えられている。従って、その隙間を狭くしたり、なくす発明が色々なされている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−102369号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、本発明者は、マスク本体上縁部と顔面との隙間から吐く息が流出するのは、マスク本体に吐く息の排出経路がないことが原因と考えた。つまり、マスク本体はシートを単に所定の大きさに形成したものであり、マスク本体の全面に亘って空気通過抵抗が一定であることが原因と考えた。
【0005】
本発明は上記実情を考慮して製作されたもので、その解決課題は、マスク本体に吐く息の流出経路を形成することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、鼻と口と頬を覆うマスク本体に耳掛け部を有するマスクにおいて、マスク本体は、頬を覆う横幅左右側部の全面または一部分を、鼻と口を覆う横幅中央部よりも、空気通過抵抗を小さくしてあることを特徴とする。
【0007】
空気通過抵抗を小さくする箇所は、横幅左右側部の一方にのみ設けても良いが、横幅左右側部の両方に設けた方が、吐く息がマスク本体の左右から効率良く排出される。また、空気通過抵抗を小さくする箇所は、横幅左右側部の高さ方向に関しては、鼻と口の外側に相当する高さ箇所の一方にのみ設けても良いが、鼻と口の外側に相当する高さ箇所の両方に設ける方が、吐く息がマスク本体から効率良く排出される。
【0008】
マスク本体の横幅中央部の空気通過抵抗を大きくしてあるので、マスク着用者自身の鼻水やよだれ等は、横幅中央部で吸収される。
【0009】
マスク本体の横幅中央部に比べて左右側部の全面又は一部分を、空気通過抵抗を小さくするには、空気通過抵抗が違うシートを横幅方向に貼り合わせて、一枚のシートを形成するものであっても良いが、製作の容易さを考慮すると、請求項2記載の発明のように、マスク本体を複数のシートを重ねて形成し、横幅左右側部の全面又は一部分を、横幅中央部に比べて、シートの重なり枚数を少なくすることが望ましい。なお、上述した空気通過抵抗が違うシートの一例としては、シートが織布で形成されている場合には網目の大きさを変えることが挙げられる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のマスクは図1に示すように、鼻と口と頬を覆うマスク本体1の左右端部に伸縮性のある紐からなる耳掛け部2を固定したものである。
【0011】
マスク本体1は、フィルター機能を有する複数枚の薄いシート3を重ね、重ねた上下縁部及び左右縁部を熱溶着等して一体化し、内側のシート3の左右側部の高さ幅中央部(鼻と口の外側に相当する部分)に四角形の切欠部4を形成してある。従って、マスク本体1の左右側部の一部分では、マスク本体1の横幅中央部に比べて、シート3の積層枚数が少なく、その結果、空気通過抵抗が小さくなっている。また、マスク本体1の上部の横幅中央部に沿って、屈曲可能な芯材5を備え、マスク着用時に芯材5をV字状に折り曲げることにより、鼻から頬にかけてマスク本体上縁部をできる限り密着させるようにしてあるので、空気抵抗の小さい箇所(切欠部4に相当する箇所)から吐く息が一段と排出されやすくなる。
【0012】
シート3は、通気性を有するものであれば限定されず、一例としては織布、不織布、濾紙、麻、木綿、フェルト等が挙げられる。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、マスク本体の頬を覆う横幅左右側部の全面または一部分を、鼻と口を覆う横幅中央部よりも、空気通過抵抗を小さくしてあるので、その空気抵抗が小さい箇所が吐く息の排出経路となることから、マスクと同時に着用した眼鏡が曇らなくなる。
【0014】
また、マスク本体を複数のシートを重ねて形成し、横幅左右側部の全面又は一部分を、横幅中央部に比べて、シートの重なり枚数を少なくするだけで、シートの重なり枚数の少ない箇所が吐く息の排出経路となるので、マスク本体の製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマスクの着用状態を示す正面図である。
【図2】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)
マスクの正面図、背面図、A−A線断面図、B−B線断面図である。
【符号の説明】
1 マスク本体
2 耳掛け部
3 シート
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼鏡の曇りを防止するマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、手術の際には、体液の付着防止等の観点から眼鏡とマスクを同時に着用する。そうすると、吐く息で眼鏡が曇ることがある。これは、マスク本体上縁部と顔面との間に隙間ができ、その隙間から吐く息が流出することが原因と考えられている。従って、その隙間を狭くしたり、なくす発明が色々なされている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−102369号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、本発明者は、マスク本体上縁部と顔面との隙間から吐く息が流出するのは、マスク本体に吐く息の排出経路がないことが原因と考えた。つまり、マスク本体はシートを単に所定の大きさに形成したものであり、マスク本体の全面に亘って空気通過抵抗が一定であることが原因と考えた。
【0005】
本発明は上記実情を考慮して製作されたもので、その解決課題は、マスク本体に吐く息の流出経路を形成することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、鼻と口と頬を覆うマスク本体に耳掛け部を有するマスクにおいて、マスク本体は、頬を覆う横幅左右側部の全面または一部分を、鼻と口を覆う横幅中央部よりも、空気通過抵抗を小さくしてあることを特徴とする。
【0007】
空気通過抵抗を小さくする箇所は、横幅左右側部の一方にのみ設けても良いが、横幅左右側部の両方に設けた方が、吐く息がマスク本体の左右から効率良く排出される。また、空気通過抵抗を小さくする箇所は、横幅左右側部の高さ方向に関しては、鼻と口の外側に相当する高さ箇所の一方にのみ設けても良いが、鼻と口の外側に相当する高さ箇所の両方に設ける方が、吐く息がマスク本体から効率良く排出される。
【0008】
マスク本体の横幅中央部の空気通過抵抗を大きくしてあるので、マスク着用者自身の鼻水やよだれ等は、横幅中央部で吸収される。
【0009】
マスク本体の横幅中央部に比べて左右側部の全面又は一部分を、空気通過抵抗を小さくするには、空気通過抵抗が違うシートを横幅方向に貼り合わせて、一枚のシートを形成するものであっても良いが、製作の容易さを考慮すると、請求項2記載の発明のように、マスク本体を複数のシートを重ねて形成し、横幅左右側部の全面又は一部分を、横幅中央部に比べて、シートの重なり枚数を少なくすることが望ましい。なお、上述した空気通過抵抗が違うシートの一例としては、シートが織布で形成されている場合には網目の大きさを変えることが挙げられる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のマスクは図1に示すように、鼻と口と頬を覆うマスク本体1の左右端部に伸縮性のある紐からなる耳掛け部2を固定したものである。
【0011】
マスク本体1は、フィルター機能を有する複数枚の薄いシート3を重ね、重ねた上下縁部及び左右縁部を熱溶着等して一体化し、内側のシート3の左右側部の高さ幅中央部(鼻と口の外側に相当する部分)に四角形の切欠部4を形成してある。従って、マスク本体1の左右側部の一部分では、マスク本体1の横幅中央部に比べて、シート3の積層枚数が少なく、その結果、空気通過抵抗が小さくなっている。また、マスク本体1の上部の横幅中央部に沿って、屈曲可能な芯材5を備え、マスク着用時に芯材5をV字状に折り曲げることにより、鼻から頬にかけてマスク本体上縁部をできる限り密着させるようにしてあるので、空気抵抗の小さい箇所(切欠部4に相当する箇所)から吐く息が一段と排出されやすくなる。
【0012】
シート3は、通気性を有するものであれば限定されず、一例としては織布、不織布、濾紙、麻、木綿、フェルト等が挙げられる。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、マスク本体の頬を覆う横幅左右側部の全面または一部分を、鼻と口を覆う横幅中央部よりも、空気通過抵抗を小さくしてあるので、その空気抵抗が小さい箇所が吐く息の排出経路となることから、マスクと同時に着用した眼鏡が曇らなくなる。
【0014】
また、マスク本体を複数のシートを重ねて形成し、横幅左右側部の全面又は一部分を、横幅中央部に比べて、シートの重なり枚数を少なくするだけで、シートの重なり枚数の少ない箇所が吐く息の排出経路となるので、マスク本体の製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマスクの着用状態を示す正面図である。
【図2】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)
マスクの正面図、背面図、A−A線断面図、B−B線断面図である。
【符号の説明】
1 マスク本体
2 耳掛け部
3 シート
Claims (2)
- 鼻と口と頬を覆うマスク本体(1)に耳掛け部(2)を有するマスクにおいて、
マスク本体(1)は、頬を覆う横幅左右側部の全面または一部分を、鼻と口を覆う横幅中央部よりも、空気通過抵抗を小さくしてあることを特徴とするマスク。 - マスク本体(1)を複数のシート(3)を重ねて形成し、横幅左右側部の全面又は一部分を、横幅中央部に比べて、シート(3)の重なり枚数を少なくしてあることを特徴とする請求項1記載のマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002341119A JP2004173777A (ja) | 2002-11-25 | 2002-11-25 | マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002341119A JP2004173777A (ja) | 2002-11-25 | 2002-11-25 | マスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004173777A true JP2004173777A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32703577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002341119A Pending JP2004173777A (ja) | 2002-11-25 | 2002-11-25 | マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004173777A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD637711S1 (en) | 2007-10-05 | 2011-05-10 | 3M Innovative Properties Company | Bond pattern on a filtering face-piece respirator |
WO2011149637A3 (en) * | 2010-05-24 | 2012-04-12 | The Research Foundation Of State University Of New York | Face mask for deflecting respiratory aerosols generated by the wearer |
US9770611B2 (en) | 2007-05-03 | 2017-09-26 | 3M Innovative Properties Company | Maintenance-free anti-fog respirator |
US11413481B2 (en) | 2015-05-12 | 2022-08-16 | 3M Innovative Properties Company | Respirator tab |
US11813581B2 (en) | 2017-07-14 | 2023-11-14 | 3M Innovative Properties Company | Method and adapter for conveying plural liquid streams |
US11877604B2 (en) | 2007-05-03 | 2024-01-23 | 3M Innovative Properties Company | Maintenance-free respirator that has concave portions on opposing sides of mask top section |
-
2002
- 2002-11-25 JP JP2002341119A patent/JP2004173777A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9770611B2 (en) | 2007-05-03 | 2017-09-26 | 3M Innovative Properties Company | Maintenance-free anti-fog respirator |
US11135460B2 (en) | 2007-05-03 | 2021-10-05 | 3M Innovative Properties Company | Maintenance-free anti-fog respirator |
US11877604B2 (en) | 2007-05-03 | 2024-01-23 | 3M Innovative Properties Company | Maintenance-free respirator that has concave portions on opposing sides of mask top section |
US11904191B2 (en) | 2007-05-03 | 2024-02-20 | 3M Innovative Properties Company | Anti-fog respirator |
USD637711S1 (en) | 2007-10-05 | 2011-05-10 | 3M Innovative Properties Company | Bond pattern on a filtering face-piece respirator |
WO2011149637A3 (en) * | 2010-05-24 | 2012-04-12 | The Research Foundation Of State University Of New York | Face mask for deflecting respiratory aerosols generated by the wearer |
US11413481B2 (en) | 2015-05-12 | 2022-08-16 | 3M Innovative Properties Company | Respirator tab |
US12186598B2 (en) | 2015-05-12 | 2025-01-07 | 3M Innovative Properties Company | Respirator tab |
US11813581B2 (en) | 2017-07-14 | 2023-11-14 | 3M Innovative Properties Company | Method and adapter for conveying plural liquid streams |
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