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JP2004172182A - 回路基板及びその製造方法 - Google Patents

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Katsuki Yumoto
勝喜 湯本
Makoto Fukuda
誠 福田
Nobuyuki Yoshino
信行 吉野
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

【課題】金属回路の形状を著しく変更することなしに、使用電圧6〜9kVであっても、絶縁性や部分放電特性に対して十分に高い耐久性を示す回路基板を提供する。
【解決手段】セラミックス基板と金属回路とが接合層を介して接合された回路基板であり、該接合層の金属回路からのはみ出し長さが20〜60μmであり、パターントップにせり出し部がなく、パターントップのコーナー部のRサイズが10〜100μmで、金属回路の表面粗さ(Rz)が3μm以下であることを特徴とする回路基板。金属板とセラミックス基板の接合体から、金属の不要部分をエッチングで除去して金属回路を形成させた後、全てのエッチングレジストを除いてから更に金属回路表面を20〜60μmエッチングすることを特徴とする上記回路基板の製造方法。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高耐電圧の回路基板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パワーモジュール等に利用される回路基板は、セラミックス基板として、アルミナ、ベリリア、窒化ケイ素、窒化アルミニウム等の材質を、熱伝導率、コスト、安全性等から選択し、それにCu、Al等の材質の金属回路や放熱板を厚付けして用いられてきた。この回路基板は、樹脂基板や樹脂層を絶縁材とする金属基板に対し、高い絶縁性が安定して得られる点が特長である。
【0003】
近年のパワーモジュールの傾向は、従来のエレベーター,産業機械等の分野に加えて、より信頼性が求められる電気鉄道用途やハイブリッドカー等に使用されるようになっている。電気鉄道用途の場合、従来の使用電圧=1〜3kVに対して6〜9kVというより高電圧が必要となるため、回路基板はこれに十分耐えるものでなければならない。
【0004】
高電圧に対する耐久性は、セラミックス基板厚みを厚くする、金属回路形状を変更する、などによって向上させることができる。しかし、高電圧を印可することによって生じる部分放電電荷量の増加や、金属回路表面からの放電防止はできない。部分放電電荷量が増大すると、その部分で局所的な材料劣化が起こり最終的には絶縁破壊に至る恐れがある。この問題は、沿面距離を広く取ることによって解決できるが、回路基板サイズが大きくなるので推奨できる方法ではない。そこで、回路基板の金属回路とセラミクス基板の材質ないしは形状等の観点からの検討が行われているが、良好な解決策が見いだされていないのが現状である。
【0005】
一方、回路基板の耐ヒートサイクル性を向上させるため、接合層のはみ出しを長くしたり(特許文献1)、金属回路のコーナー部の曲率半径を特定する(特許文献2)ことの提案がある。しかしながら、これらの特許文献には、部分放電電荷量の増加や金属回路表面からの放電対策については言及がない。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−190176号公報
【特許文献2】
特開平10−214915号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記に鑑み、回路基板サイズを大きくしたり、金属回路の形状を著しく変更することなしに、使用電圧6〜9kVであっても、絶縁性や部分放電特性に対して十分に高い耐久性を有する回路基板を提供することである。本発明の目的は、金属板とセラミックス基板の接合体から、金属の不要部分をエッチング除去して金属回路を形成させた後、エッチングレジストを全て除去してから更に金属回路表面をエッチングし、回路基板を製造することによって達成することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、本発明は、セラミックス基板と金属回路とが接合層を介して接合された回路基板であり、該接合層の金属回路からのはみ出し長さが20〜60μmであり、パターントップにせり出し部がなく、パターントップのコーナー部のRサイズが10〜100μmで、金属回路の表面粗さ(Rz)が3μm以下であることを特徴とする回路基板である。
【0009】
また、本発明は、金属板とセラミックス基板の接合体から、金属の不要部分をエッチングで除去して金属回路を形成させた後、全てのエッチングレジストを除いてから更に金属回路表面を20〜60μmエッチングすることを特徴とする上記回路基板の製造方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、更に詳しく本発明について説明する。図1は、本発明の回路基板の形状を説明するための回路基板端部断面の図面代用走査型電子顕微鏡写真であり、図2は従来品のそれである。
【0011】
本発明の回路基板は、セラミックス基板と金属回路とが接合層を介して接合された構造を基本としている。金属回路を形成させた反対面には金属放熱板を形成させた構造のものや、金属回路又は金属放熱板に更にNiめっきが施されているものをも本発明が対象としている。このような回路基板には、その形状、材質等において多くの市販品と先行技術文献があるが、本発明においては特に限定はなく、いずれも使用可能である。まず、これについて概説する。
【0012】
セラミックス基板の材質は、高信頼性及び高絶縁性の点から、窒化アルミニウム又は窒化ケイ素が好ましい。セラミックス基板の厚みは目的によって自由に変えられる。通常は0.635mmであるが、0.5〜0.3mm程度の薄物でもよい。高電圧下での絶縁耐圧を著しく高めたいときには、1〜3mmの厚物が用いられる。
【0013】
金属回路又は金属放熱板の材質としては、Al、Cu又はAl−Cu合金であることが好ましい。これらは、単体ないしはこれを一層として含むクラッド等の積層体の形態で用いられる。Alは、Cuよりも降伏応力が小さく、塑性変形に富み、ヒートサイクルなどの熱応力負荷時において、セラミックス基板にかかる熱応力を大幅に低減できるので、Cuよりもセラミックス基板に発生するクラックを抑制することができ、より高信頼性回路基板が得られる。
【0014】
金属回路の厚みは、電気的、熱的特性の面からAl回路の場合は0.4〜0.5mm、Cu回路の場合は0.3〜0.5mmであることが好ましい。金属放熱板を形成させる場合、その厚みは半田付け時の反りを生じさせないように決定される。具体的には、Al放熱板の場合は0.1〜0.4mm、Cu放熱板の場合は0.15〜0.4mmであることが好ましい。
【0015】
セラミックス基板に金属回路又は金属放熱板を形成させるには、金属板とセラミックス基板とを接合した後、エッチングする方法、金属板から打ち抜かれた回路及び放熱板のパターンをセラミックス基板に接合する方法等によって行うことができる。これらの接合には、活性金属ろう付け法が用いられる。
【0016】
Niめっきが施される前の金属回路又は金属放熱板の表面は、研削、物理研磨、化学研磨等によって平滑化されていることが好ましく、表面粗さがRa≦0.2μmであることが好ましい。Niめっきは無電解法によることが好ましく、これによってファインパターンに対応可能となる。Niめっき膜厚は2〜8μmであることが好ましい。
【0017】
接合層は、セラミックス基板に金属回路又は金属放熱板を活性金属ろう付け法によって接合したときに形成される。ろう材の金属成分は銀及び/又は銅を主成分とし、溶融時のセラミックス基板との濡れ性を確保するためにチタンを副成分とする。このチタンは、セラミックス基板の窒素成分と反応して窒化物(TiN)となり接合体の結合を強固なものとする。チタンの活性金属は、ジルコニウム、ハフニウム、ニオブ、タンタル、バナジウム等のチタン以外の活性金属と併用することもできる。これらのチタン以外の活性金属はろう材の融点を降下させる。
【0018】
ろう材の金属成分の割合の一例を示せば、銀80〜100部(質量部、以下同じ)、銅20〜0部の合計100部に対し、チタン2〜4部、チタン以外の活性金属0〜6部、特に銀85〜90部、銅15〜10部の合計100部に対し、チタン2〜4部、チタン以外の活性金属2〜5部であることが好ましい。
【0019】
ろう材はペースト又は箔として用いられる。ペーストは、上記ろう材の金属成分に有機溶剤及び必要に応じて有機結合剤を加え、ロール、ニーダ、万能混合機、らいかい機等で混合することによって調製することができる。有機溶剤としては、メチルセルソルブ、テルピネオール、イソホロン、トルエン等、また有機結合剤としては、エチルセルロース、メチルセルロース、ポリメタクリレート等が使用される。
【0020】
本発明の回路基板は、上記基本構造にして、接合層のはみ出し長さと、金属回路のパターントップのコーナー部の形状を適正化したことに特徴がある。
【0021】
まず、本発明における接合層のはみ出し長さとは、金属回路の端部よりはみ出した接合層の長さを意味する(図1のaで示される長さ)。本発明においては、はみ出し長さが20〜60μm、好ましくは30〜50μmであることが必要である。60μmより大きくなると、使用電圧6〜9kVにおいて、部分放電電荷量が10pC以上となり部分放電特性の改善が十分でなくなる。また、はみ出し長さが20μm未満であると、熱衝撃によりセラミックス基板にクラックが入り絶縁不良を起こす恐れがある。なお、接合層の厚みは、7μm以下であることが好ましい。接合層のはみ出し長さと厚みは、接合層のエッチング条件、ろう材の塗布条件によって調整することができる。接合層の成分は、上記ろう材の金属成分、金属成分の合金、金属成分の窒化物などで構成されている。
【0022】
金属回路のパターントップのコーナー部(図1のCで示される部分)の形状は、そのRサイズが10〜100μm、好ましくは40〜80μmであることが必要である。Rが大きいほど放電が起こりにくくなるが、100μmをこえると金属回路に実装部品を半田付けする際に、部品が傾くなどの支障を来す。また、Rサイズが10μm未満では、高電圧を印加すると放電する。コーナー部の形状は、パターンエッチング後に更にパターン表面をエッチングすることによって調整することができる。
【0023】
本発明においては、接合層のはみ出し長さと、パターントップのコーナー部の形状を特定することによって、使用電圧6〜9kVにおいても部分放電電荷量が10pC未満となる。この理由は定かでないが、回路形状自体に鋭い部分がないので電界集中が発生しにくくなったので、部品の実装後に封入する放電防止用のゲルの密着性が向上したためであると考えている。なお、本発明において、ゲル中への放電は、回路基板に半導体チップを半田付けし、ケースに組み込み、放電防止ゲルにて樹脂封止した後、通電を行い、目視で観察した。
【0024】
さらには、本発明の回路基板には、パターントップにせり出しがないことが必要である。ここで、「せり出し」とは、金属回路の上面が、断面より観察して外側にせり出ている(図2のbで示される部分)ことを意味する。せり出しをなくすには、回路パターンを形成した後、エッチングレジストを全て剥離し再度エッチングすることによって行うことができる。
【0025】
この再度エッチングによる利点は、金属回路の表面が一段と滑らかになることであり、その表面粗さRzが3μm以下となることである。これによって、金属回路にワイヤーボンディングする際、密着力を一段と向上させることができる。
【0026】
なお、本発明における回路基板の断面形状は、走査型電子顕微鏡によって観察される。試料の作製に際しては、必要に応じて樹脂包埋や研磨が施こされる。
【0027】
つぎに、本発明の回路基板の製造方法について説明する。この発明においては、金属板とセラミックス基板の接合体から、金属回路をエッチングによって形成させた後、全てのエッチングレジストを除去し、さらに金属回路の表面を20〜60μm、好ましくは30〜50μmエッチング除去される。Niめっきを施す場合にはこの後に行われる。
【0028】
本発明において、全てのエッチングレジストを除去するまでの工程は、従来と同様にして行われる。すなわち、金属板とセラミクス基板の接合体を製造する工程、エッチングレジストを印刷する工程、エッチングを行い金属回路を形成する工程、エッチングレジストを除去する工程を経る。
【0029】
接合体を製造するためのろう材ペーストとしては、上記したものを用い、その塗布量を乾燥基準で5〜20mg/cm とする。塗布量が5mg/cm 未満では未反応の部分が生じ、また20mg/cm をこえると接合層を除去するのに手間取る。塗布には、スクリーン印刷法、ロールコーター法等が採用される。
金属放熱板を形成させる場合には、裏面にも塗布する。
【0030】
その後、ろう材ペーストの塗布されたセラミックス基板に金属板を配置し、真空中、熱処理してから冷却する。熱処理の温度は830〜860℃、時間は30〜60分間、真空度は1×10−6〜5×10−5torrであることが好ましい。熱処理条件が上記よりも緩やかであると未反応の部分が生じ、また過激であると反応層の均一性を保つことができなくなる。また、真空度が1×10−6torrよりも高いと反応が活発となりすぎて接合層の均一性を保つことが困難となる。真空度が5×10−5torrよりも低いとTi等の活性金属の活性が失われ反応不足となる。
【0031】
接合体から金属回路を形成するには、接合体の金属板にエッチングレジストを塗布しエッチングする。エッチングレジストとしては、紫外線硬化型や熱硬化型が用いられる。また、エッチング液としては、金属が銅であるときには、塩化第2鉄溶液、塩化第2銅液、硫酸、過酸化水素水等の溶液が使用される。好ましくは、塩化第2鉄溶液、塩化第2銅溶液である。
【0032】
エッチングによって不要な金属部分が除去された回路基板の金属回路間には、もともと塗布したろう材やその合金層・窒化物層、更には金属回路パターン外には、必要長さ以上にはみ出した不要ろう材がまだ残っている。そこで、まず第1処理としてNH F等のハロゲン化アンモニウム水溶液、第2処理として硫酸、硝酸等の無機酸と過酸化水素水を含む溶液を用いてそれらを除去する。無機酸の濃度は2〜4質量%、過酸化水素の濃度は0.5〜1質量%が望ましい。
【0033】
その後に、全てのエッチングレジストをアルカリ溶液によって除去する。
【0034】
本発明で重要なことは、この後に金属回路を再度エッチングし、更に20〜60μm除去することである。エッチング量が10μm程度でも金属回路コーナー部のRサイズが10μm以上となるが、パターントップのせり出しがあるので、少なくとも20μmの除去が必要となる。エッチング量を60μmよりも大きくすると、金属回路コーナー部のRサイズが60μmよりも大きくなる。
【0035】
【実施例】
以下、実施例と比較例をあげて更に具体的に本発明を説明する。
【0036】
実施例1
市販窒化アルミニウム基板(寸法60mm×50mm×1mm、熱伝導率 150W/m・K、曲げ強さ360MPa)にろう材ペースト(Ag90、Cu10、Ti3)を表裏面に塗布した後に銅板を配置し、850℃×1時間加熱して接合した後、所定のエッチングレジストパターンを印刷してから、塩化銅水溶液、次いで過酸化水素と酸性フッ化アンモニウムの混合液を用いてエッチングを行い、金属(銅)回路と金属(銅)放熱板を形成した。
【0037】
ついで、エッチングレジストをアルカリ剥離液で剥離した後、再度、塩化銅水溶液にてエッチングを行い、表1に示す量だけ除去した後、Niめっきを施して回路基板を製造した。なお、再度エッチング量は、前後の厚みをマイクロメータで測定し、10枚の平均値を算出した。
【0038】
得られた回路基板について、(1)金属回路の表面粗さ、(2)金属回路の断面形状、(3)部分放電電荷量、(4)パターントップのコーナー部(C部)における放電の有無、(5)ワイヤーボンディング性を以下に従って測定した。それらの結果を表1に示す。
【0039】
(1)金属回路の表面粗さ:市販表面粗さ計(ミツトヨ社製商品名「サーフテスト301」)にて測定した。
(2)金属回路の断面形状:回路基板を樹脂包埋してから観察部位を切断・研磨し、走査型電子顕微鏡写真を撮影し、金属回路からのはみ出し長さ(a部)、パターントップのせり出し長さ(b部)、パターントップのコーナー部(c部)のRサイズについて、いずれも最小値を測定した。図1に、実施例3の写真、図2に比較例1の写真を示す。
(3)部分放電電荷量:絶縁油(住友3M社製商品名「フロリナートFC−77」)に回路基板を浸漬し、9kVの電圧を印可したときの部分放電電荷量の最大値を測定した。
(4)c部における放電の有無:回路基板に半導体チップを半田付けし、ースに組み込み、実装面上をシリコーンゲルにて封止した。この回路基板に、電圧6.5kVを1時間印可したときのパターントップのコーナー部(c部)からの放電の有無を目視により観察した。放電するとゲルが黒く焦げるため目視で確認できる。
(5)ワイヤーボンディング性:アルミニウムワイヤー(直径250μm)を金属回路上にワイヤーボンディングを20本行った際の界面剥離した本数を測定した。
【0040】
【表1】
Figure 2004172182
【0041】
表1から明らかなように、本発明の実施例によれば、使用電圧6〜9kVであっても、部分放電放電電荷量が10pC以下で、しかもコーナー部(c部)における放電のない電気的特性に優れた回路基板が製造された。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、金属回路の形状を著しく変更することなしに、使用電圧6〜9kVであっても、絶縁性や部分放電特性に対して十分に高い耐久性を示す回路基板が提供される。また、本発明の回路基板の製造方法によれば、上記特性を有する回路基板を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例3で得られた本発明の回路基板基板端部断面の図面代用走査型電子顕微鏡写真。
【図2】比較例1で得られた回路基板基板端部断面の図面代用走査型電子顕微鏡写真。

Claims (2)

  1. セラミックス基板と金属回路とが接合層を介して接合された回路基板であり、該接合層の金属回路からのはみ出し長さが20〜60μmであり、パターントップにせり出し部がなく、パターントップのコーナー部のRサイズが10〜100μmで、金属回路の表面粗さ(Rz)が3μm以下であることを特徴とする回路基板。
  2. 金属板とセラミックス基板の接合体から、金属の不要部分をエッチングで除去して金属回路を形成させた後、全てのエッチングレジストを除いてから更に金属回路表面を20〜60μmエッチングすることを特徴とする請求項1記載の回路基板の製造方法。
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