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JP2004162346A - 既製杭の杭頭結合構造 - Google Patents

既製杭の杭頭結合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】既製杭から突設するする補強鉄筋の隣接間隔を適正化して、使用本数を大幅に削減し、コスト削減、施工期間の短縮、基礎の小型化を図る。
【解決手段】内周D(=D00)、外周Dの円盤状の基板1の外周側に、径Dの円周に沿って穿設した透孔4に補強鉄筋(長さL)8を挿入して固定して、杭頭補強具10とする。径Dは、既製杭12の外径D11に比して十分大きな径で形成する。杭頭部13を地上に露出させて、既製杭12(内径D00、外径D11)を沈設する。既製杭12の上端板14に、補強鉄筋8、8を上方に向けて突設した杭頭補強具10を重ねる。基板1の内周側の透孔6を上端板14の螺孔に連通させ、ボルトを螺合緊結して、既製杭12に杭頭補強具を固定して、杭頭結合構造とする。隣接する補強鉄筋8、8は間隔はDで配置される。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、既製杭の杭頭部と建造物の下端部としての基礎とを結合する既製杭の杭頭結合構造に関する。既製杭の杭頭と基礎との接合構造を簡素化し、現場の接合作業も簡略化すると共に、杭頭の接合強度を低下させず、強化できるものである。従って、最近実施されつつある杭基礎で、従来より高品質ソイルセメント層あるいは根固め部等で従来より拡径部を造成することにより、1杭基礎当りの耐荷重が従来より2倍近く向上した高支持力のコンクリート杭を使用した杭基礎においては、基礎に要求される曲げモーメントの強度も大きいため特に効果がある。
【0002】
【従来の技術】
従来の基礎では、一般的には、既製杭の上端板を外し、上端部のコンクリートを崩して軸鉄筋を露出させ、軸鉄筋に、基礎に配筋される鉄筋を溶接していた。また、補強鉄筋として既製杭の杭頭部の中空部に鉄筋篭の下部を挿入しコンクトトを充填し固定する構造が成されていた(特許文献1に記載の従来例。特許文献1の図7、図8。非特許文献1)。
【0003】
そこで、円筒下篭状の接合筋で既製杭の杭頭部を囲み、あるいは、杭頭部に接合筋を溶接して取付けて地中に建て込み、構造物躯体(基礎)を構築する構造が提案されている(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−21915号
【0005】
【非特許文献1】
「杭基礎の調査・設計から施工まで」,第2回改訂版,土質工学会,平成5年5月25日,214〜220頁
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
最近、杭1本当りの耐荷重が改善され、特にコンクリート製の既製杭において従来の杭径当り2倍程度の高支持力が得られ実用化されており、基礎と基礎杭との接合強度(曲げモーメント)を増して、建造物全体としての強度の増加を図ることが求められていた。
【0007】
この場合、前記従来の技術では、鉄筋のかぶりを確保する観点から隣接する鉄筋の本数を増やすことに限界があり、また、鉄筋の太さを太くした場合には、1本の重量が重くなり、運搬等取扱いが面倒であると共に、現場溶接作業においても鉄筋の保持、所定強度を得る現場溶接作業自体が困難になる問題点があった。
【0008】
また、前記鉄筋の制限下においては、基礎用のコンクリートも、通常の建築構造物の躯体に使用するものより強度が高い特殊なコンクリートを採用しなればならない問題点があった。
【0009】
即ち、前記従来技術には、以下のような問題点があった。
(1) 杭基礎の杭頭部において、基礎コンクリート内での接合鉄筋の配置間隔が狭く、コンクリート及び接合(定着)筋それぞれの強度が充分生かされていないため、コンクリートと接合(定着)筋との一体性が良くなかった。このため、使用材料強度の割に基礎としての曲げ強度が低かった。基礎において、コンクリート中での接合筋の配置(配筋)間隔が接近し過ぎており、コンクリート強度と接合(定着)筋の強度のバランスが悪く接合部の曲げモーメントの増強が限られていた。
(2) 接合(定着)筋と杭頭の接合作業が複雑で経験が必要であるので、接合品質の安定性および接合作業者の習熟性の維持・管理が面倒であった。
(3) (1) (2) の要因が絡んで、基礎杭及び基礎コンクリートを造成するために、資材コスト及び作業コストが掛かり、更に溶接点数が多い場合には溶接作業がが天候に左右されるので、更に作業日数の短縮を妨げる要因の一つになっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】
然るにこの発明では、杭外径より大径の円周状に補強鉄筋を突設した杭頭補強具を、既製杭の杭端板に固定したので、前記問題点を解決した。
【0011】
即ちこの発明は、杭頭部を露出させた既製杭の上端板に、杭頭補強具の基部を固定してなる構造であって、前記既製杭の中空部に連通する開口を有する基部に、前記既製杭の外径より大径の位置で補強鉄筋を突設して、前記杭頭補強具を構成したことを特徴とする既製杭の杭頭結合構造である。
【0012】
また、前記において、外周を既製杭の外径より大径とし、内周を前記既製杭の内径と略同一とした開口を有するドーナツ状の基部を形成し、該基部の外周に沿って、補強鉄筋を上方に向けて並列して突設して杭頭補強具を構成し、前記基部に形成した透孔と前記既製杭の上端板の螺孔とを使用して前記基部と既製杭とを固定したことを特徴とする杭頭結合構造である。また、既製杭の外径より大径の外径を有する上筒に、前記既製杭の内周と略同一とした開口を有する底板を形成して、基部とし、前記上筒の側面に補強鉄筋を上方に向けて並列して突設して、杭頭補強具を構成したことを特徴とする杭頭補強構造である。
【0013】
更に、前記において、基部に形成した透孔と既製杭の上端板に形成されている螺孔とを使用して、前記杭頭補強具と前記既製杭とを固定したことを特徴とする杭頭補強構造である。
【0014】
【発明の実施の形態】
(1) 杭頭部13を地上に露出させて、既製杭12を沈設する。既製杭12の上端板14に、補強鉄筋8、8を上方に向けて突設した杭頭補強具10を固定する(図2)。補強鉄筋8、8は、径Dの円周に沿って、杭頭補強具10の基板1に固定されている(図1)。基板1は、既製杭12の上端板14にボルト19、19で固定されている。補強鉄筋8を並列した円周の径Dは、基板1の外径Dを大きくすれば、既製杭12の外径D11に比して十分大きな径Dで形成できる。
【0015】
(2) 既製杭12(外径D11=700mm)を、拡底根固め部1100φを形成した杭穴31内に沈設した場合であって、20N/mm 程度の先端支持力を確保した基礎杭を構築できる。この場合で、拡底根固め部の高支持力に対応する曲げ強度で、杭頭連結構造20を構築する際に必要な補強鉄筋8の数を算定する。ここでは、例えば、曲げモーメントを、1580kN・m とする。
【0016】
基礎コンクリート32を、FC24(圧縮強度24N/mm)とし、補強鉄筋8としてSD390(降伏強度390N/mm)を採用した場合、D寸法を変えた場合の補強鉄筋8の必要本数、その本数の場合の隣接する補強鉄筋8の間隔Dは、下記表1の通りである。
【0017】
杭頭に位置する既製杭としてもとしても、曲げモーメントの大きいSC杭を使用した場合、ほぼ同様の曲げモーメントを得ることができる。
【0018】
【表1】
Figure 2004162346
【0019】
表1において、D=700mmの場合が従来例の場合である。従って、鉛直支持力が従来比約2倍で、使用されても曲げモーメントとしても容易に増強できることが分かる。
【0020】
(3) 従って、補強鉄筋8をSD390として、長さL=900〜1100mm程度、とすれば、補強鉄筋8を
=(既製杭12の外径D11)+300mm
程度で形成すれば、補強鉄筋の本数が約2分の1で、必要な強度を満たすことができる。また、この場合、補強鉄筋8、8の間隔を4倍以上に広げることができる。
【0021】
【実施例1】
図1、図2に基づきこの発明の実施例を説明する。
【0022】
(1)杭頭補強具10の構成
【0023】
内径D、外径Dの円盤状の基板(基部)1の外周2側に、外径D(D>D11)の円周に沿って、鉄筋固定用の透孔4、4をほぼ等間隔で並列して形成する。基板1の下面に、透孔4に連通するナット5を固定する。基板1の内周3に沿って、適用する既製杭12の上端板14の上面の螺孔15、15に対応する透孔6、6を複数箇所に形成する。
【0024】
透孔6に、下端部外周に螺糸を形成した補強鉄筋8を上方から、挿入して、ナット5にねじ込み、固定する。総ての透孔6、6に補強鉄筋8、8を固定すれば、補強鉄筋8、8は、基板1の上方に長さLだけ突出し、かつ径Dの円周に沿って等間隔に並列して配置される。
【0025】
以上のようにして、杭頭補強具10を構成する(図1(a)(b))。図中31は杭穴である。
【0026】
前記において、
Figure 2004162346
の場合、杭頭補強具10は、例えば、
= 700mm
=1100mm
=1000mm
で形成し、また、補強鉄筋8は、
L=1100mm
外径φ=29mm
本数 23
で形成する。
【0027】
従って、Dを拡大することにより補強鉄筋8の本数を半分以下に低減している。
【0028】
(2)杭頭結合構造20
【0029】
内径D00、外径D11の既製杭12を従来の方法により埋設し、杭頭部13を地上に露出させる。既製杭12を埋設する方法は、予め杭穴31を掘削した後に既製杭12を沈設する先掘工法、既製杭12の下方で掘削しながら既製杭12を徐々に沈設する中掘工法、打撃や回転により既製杭12を押し込む工法等いずれの工法を適用しても可能である。
【0030】
続いて、既製杭12の上端板14に、杭頭補強具10の基板1の下面を載置し、透孔6と上端板14に形成されている螺孔15とを一致させる。透孔6から螺孔15に向けてボルト19を螺合緊結して、基板1と上端板14とを固定すれば、既製杭12に杭頭補強具10が一体に固定される。
【0031】
次に、建造物(上部構造部物)の基礎用の型枠、基礎用の鉄筋を構築し、必要ならば、基礎用の鉄筋と補強鉄筋とを接合する(図示していない)。
【0032】
続いて、型枠内に基礎用コンクリート32を打設すれば、杭頭補強具10と既製杭12の杭頭部13とがコンクリート32内に一体に埋設された杭頭結合構造20を構築する(図2)。
【0033】
(3)他の実施例
【0034】
前記実施例において、補強鉄筋8は、基板1にボルト・ナットで螺合緊結したが、固定する手段は任意である。例えば、溶接で固定することもできる。
【0035】
また、前記実施例において、補強鉄筋8は、予め固定したが、既製杭12に基板1を固定した後に取り付けることもできる(図示していない)。
【0036】
また、前記実施例において、既製杭12の埋設後に杭頭補強具10を取り付けたが、予め既製杭12の上端板14に杭頭補強具10を固定した状態で、既製杭12を埋設することもできる(図示していない)。
【0037】
【実施例2】
図3〜図5に基づきこの発明の実施例を説明する。
【0038】
(1)杭頭補強具10の構成
【0039】
外径Dで、上方に開いた上筒22は、径Dの開口(円形)25が形成されている底板24を有する。上筒22の底板24に、内径Dの下筒26の上端を同軸に連設する。下筒26の内径Dは、使用する既製杭12の外径D11と略同一に形成され、下筒26が既製杭12の杭頭部(上端板14)13に嵌装できるようになっている。また、上筒22の開口25の径Dは、使用する既製杭12の内径D00と略同一に形成され、既製杭12の中空部に連通できるようになっている。
【0040】
また、底板24に、既製杭12の上端板14の螺孔15、15と連通できる透孔6、6を穿設する。以上のようにして、基部28を形成する。
【0041】
基部28の上筒22の側板23の外面に、縦に配置した補強鉄筋8、8の下端部を溶接して固定する。補強鉄筋8は、底板24の上面から上方に長さLだけ突出し、径Dの円に沿って(外径Dの上筒の外周に沿って)等間隔(間隔D)に並列して配置される。以上のようにして、杭頭補強具10を構成する(図3(a)(b))。
【0042】
前記において、
Figure 2004162346
の場合、杭頭補強具10は、例えば、
=560mm
=1100mm
で形成し、また、補強鉄筋8は、
L=1100mm
外径φ=29mm
本数 25
で形成する。補強鉄筋を並べた円の径D=杭径D11+300mm程度とすることにより、補強鉄筋の本数を半分以下に削減できる(表1参照)。
【0043】
(2)杭頭結合構造20
【0044】
実施例1と同様に、内径D00、外径D11の既製杭12を従来の方法により埋設し、杭頭部13を地上に露出させる。
【0045】
続いて、既製杭12の上端板14に、杭頭補強具10の基部28の底板24を載置し、上筒22の底板24の透孔6、6と上端板14の螺孔15、15を一致させる。透孔6から螺孔15に向けてボルト19を螺合緊結して、基部28と上端板14とを固定し、既製杭12に杭頭補強具10を一体に固定する(図4)。尚、図中16は、上端板に連設された補強筒である。
【0046】
次に、前記実施例1と同様に、建造物(上部構造部物)の基礎用の型枠、基礎用の鉄筋を構築し(図示していない)、必要ならば、基礎用の鉄筋と補強鉄筋8、8とを接合する。
【0047】
続いて、型枠内に基礎用のコンクリート32を打設すれば、杭頭補強具10と既製杭12の杭頭部13とがコンクリート32内に一体に埋設された杭頭結合構造20を構築する(図4)。
【0048】
(3)他の実施例
【0049】
また、前記実施例において、上筒22の外面に、補強鉄筋8、8を入れる位置に予め、補強鉄筋8を嵌挿できる凹部を形成しておくこともできる(図示していない)。この場合には、溶接の位置合わせが容易である。
【0050】
また、前記実施例において、下筒26を既製杭12の上端板14に嵌装させたが、下筒26を既製杭12の上端板14の内側18に嵌挿することもできる(図5(a))。更に、前記実施例において、下筒26を省略することもできる(図5(b))。これらの場合も同様に、基部28の底板24に上端板14の螺孔15に対応した透孔6、6を穿設しておき、透孔6からボルト19をねじ込んで既製杭12と杭頭補強具10とを固定する(図5(a)(b))。
【0051】
【発明の効果】
(1) この発明では、既製杭の上端板に固定する基部に、補強鉄筋を固定したので、基部を大径とすれば、既製杭の外径より大径の位置で補強鉄筋を突設することができ、基礎用のコンクリート強度を適宜に設定すれば、隣接する補強鉄筋の間隔を適正化して、補強鉄筋の使用本数を大幅に削減できる。この場合、補強鉄筋の使用本数を半減させることがが可能であり、杭頭補強具の製造コスト、製造工数、総じて、杭頭連結構造のコスト削減、施工期間の短縮の効果が期待できる。
【0052】
(2) また、前記のように、基礎用のコンクリート強度を適宜に設定し、接合筋間隔の適正化することにより、使用する補強鉄筋の長さを短くでき、総じて、構築される基礎を小型化できる効果がある。
【0053】
(3) また、杭頭補強具と基礎杭の上端板とをボルトで接合できるので、接合品質が安定化し、接合作業者も習熟が容易となり、施工が確実かつ均一化し、施工期間が短縮できる効果がある。また、補強鉄筋の間隔が広いので、接合作業も容易となる。
【0054】
(4) 基礎用のコンクリートの強度、補強鉄筋の強度及び太さ、長さ、本数などを適正化することにより、構築される基礎の強度を高めることができると共に、基礎のの増減も容易に調節でき、求める建築物に応じて、所望強度の基礎を容易に構築できる効果がある。隣接する補強鉄筋の間隔を容易に2倍以上に拡げることができるので、補強鉄筋の太さを例えば2倍にして、基礎の強度を増強するすることも容易である。
【0055】
(5) 補強鉄筋間隔を従来に比して4倍以上に拡大できることにより、杭頭部に形成する建築構造物用の生コンクリートの骨材の粒径の選定範囲に制約を受けず、任意の骨材を選定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に使用する杭頭補強具で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線における断面図である。
【図2】この発明の杭頭連結構造の縦断面図である。
【図3】この発明の実施例2に使用する他の杭頭補強具で、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線における断面図である。
【図4】この発明の他の杭頭連結構造の縦断面図である。
【図5】(a)(b)は、この発明の実施例2に使用する他の杭頭補強具の一部拡大図である。
【符号の説明】
1 基板(基部)
2 基板の外周
3 基板の内周
4 透孔(補強鉄筋用)
5 ナット
6 透孔(端板固定用)
8 補強鉄筋
10 杭頭補強具
12 既製杭
13 既製杭の杭頭部
14 既製杭の上端板
15 既製杭の螺孔(上端板の上面)
19 ボルト
20 杭頭連結構造
22 上筒
26 下筒
27 下筒の透孔
28 基部
31 杭穴
32 基礎のコンクリート

Claims (4)

  1. 杭頭部を露出させた既製杭の上端板に、杭頭補強具の基部を固定してなる構造であって、
    前記既製杭の中空部に連通する開口を有する基部に、前記既製杭の外径より大径の位置で補強鉄筋を突設して、前記杭頭補強具を構成したことを特徴とする既製杭の杭頭結合構造。
  2. 外周を既製杭の外径より大径とし、内周を前記既製杭の内径と略同一とした開口を有するドーナツ状の基部を形成し、該基部の外周に沿って、補強鉄筋を上方に向けて並列して突設して杭頭補強具を構成し、
    前記基部に形成した透孔と前記既製杭の上端板の螺孔とを使用して前記基部と既製杭とを固定したことを特徴とする請求項1記載の杭頭結合構造。
  3. 既製杭の外径より大径の外径を有する上筒に、前記既製杭の内周と略同一とした開口を有する底板を形成して、基部とし、前記上筒の側面に補強鉄筋を上方に向けて並列して突設して、杭頭補強具を構成したことを特徴とする請求項1記載の杭頭補強構造。
  4. 基部に形成した透孔と既製杭の上端板に形成されている螺孔とを使用して、前記杭頭補強具と前記既製杭とを固定したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の杭頭補強構造。
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