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JP2004152108A - 印刷システム - Google Patents

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JP2004152108A JP2002317975A JP2002317975A JP2004152108A JP 2004152108 A JP2004152108 A JP 2004152108A JP 2002317975 A JP2002317975 A JP 2002317975A JP 2002317975 A JP2002317975 A JP 2002317975A JP 2004152108 A JP2004152108 A JP 2004152108A
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Abstract

【課題】印刷依頼ごとにジョブの印刷可否の判断を行って印刷の可否の制御を行うことができる印刷システムを提供する。
【解決手段】ジョブに制限を設ける場合には、制限値を設定する。この制限値は、ジョブを生成したユーザからの入力データやジョブサーバにおけるサービスの制限から決まる。ここでの制限とは、ジョブの有効期間や印刷可能部数等である。次に、プリンタやその出力に使われる記録紙の種類等の制限を設定する。先ず、出力プリンタが決まっているか判断し、決まっている場合には、その出力環境のプロファイル情報に基づいて、出力機器制限を設定する。これらの制限事項が決まると、ステップS1110にて、これらの制限事項をジョブチケットに設定する。そして、最後に、ステップS1116にて、ジョブデータをジョブサーバのジョブデータ保管機能に保管する。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いにクライアントコンピュータ、プリントサーバ及びジョブを管理するジョブサーバが接続されて構成されたネットワークに好適な印刷システム、ジョブサーバ、印刷システムの制御方法、印刷システムの制御プログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術では、インターネットやイントラネット等のネットワークを用いることによって、特定のプリントサーバに対して遠隔地域の操作端末から印刷データを送信し文書出力を依頼することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の印刷システムでは、印刷データとしてプリントサーバに送られるため、印刷依頼を行ったものは基本的には印刷できるものとなっている。しかしながら、印刷依頼したものが印刷後にすぐ削除されてしまったり、管理者やユーザ自身が削除するまで残ったりする等、運用面でも安全面でも問題がある。また、印刷のたびにジョブサーバにあたる中央処理部分に問合せする等して印刷の可否を判断することがあるが、一旦プリントサーバ(出力拠点)に印刷データが流れてしまうと、その制限もきかない等の問題がある。
【0004】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、印刷依頼ごとにジョブの印刷可否の判断を行って印刷の可否の制御を行うことができる印刷システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願の第1の発明に係る印刷システムは、ジョブサーバと、クライアントと、プリントサーバと、を有する印刷システムにおいて、前記クライアントは、印刷データを作成する印刷データ作成手段を有し、前記ジョブサーバは、前記印刷データと制限情報とから構成されるジョブ情報を保管する保管手段と、前記プリントサーバから印刷要求があると、要求されたジョブ情報に含まれる制限情報に基づいて印刷可能か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により印刷可能と判断された場合に、前記要求されたジョブ情報から印刷データを抽出して前記プリントサーバに送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0006】
本願の第2の発明に係るジョブサーバは、ネットワーク上で互いに接続されたクライアントと、プリントサーバと、を有する印刷システムの管理を行うジョブサーバにおいて、前記クライアントが作成した印刷データと制限情報とを含むジョブ情報を保管する保管手段と、前記プリントサーバから印刷要求があると要求されたジョブ情報に含まれる制限情報を判断する判断手段と、前記判断手段により印刷可能と判断された場合に、前記要求されたジョブ情報から印刷データを抽出して前記プリントサーバに送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0007】
本願の第3の発明に係るジョブサーバは、印刷データと制限情報とを含むジョブ情報を保管しておき、印刷要求があった場合は、制限情報を判断して、印刷データをジョブ情報から抽出して送信することを特徴とする。
【0008】
本願の第4の発明に係る印刷システムの制御方法は、ネットワーク上で互いに接続されたクライアントと、プリントサーバと、を有する印刷システムを制御する方法において、前記クライアントが作成した印刷データと制限情報とを含むジョブ情報を保管する保管工程と、前記プリントサーバから印刷要求があると要求されたジョブ情報に含まれる制限情報を判断する判断工程と、前記判断工程において印刷可能と判断した場合に、前記要求されたジョブ情報から印刷データを抽出して前記プリントサーバに送信する送信工程と、を有することを特徴とする。
【0009】
本願の第5の発明に係る印刷システムの制御方法は、サーバが、印刷データと制限情報をと含むジョブ情報を保管しておき、印刷要求があった場合は、制限情報を判断して、印刷データをジョブ情報から抽出して送信することを特徴とする。
【0010】
本願の第6の発明に係る印刷システムの制御プログラムは、コンピュータに、ネットワーク上で互いに接続されたクライアントと、プリントサーバと、を有する印刷システムを制御させるプログラムにおいて、コンピュータに、前記クライアントが作成した印刷データと制限情報とを含むジョブ情報を保管する保管手順と、前記プリントサーバから印刷要求があると要求されたジョブ情報に含まれる制限情報を判断する判断手順と、前記判断手順工程において印刷可能と判断した場合に、前記要求されたジョブ情報から印刷データを抽出して前記プリントサーバに送信する送信手順と、を実行させることを特徴とする。
【0011】
本願の第7の発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、ネットワーク上で互いに接続されたクライアントと、プリントサーバと、を有する印刷システムを制御させるプログラムを記録した記録媒体において、コンピュータに、前記クライアントが作成した印刷データと制限情報とを含むジョブ情報を保管する保管手順と、前記プリントサーバから印刷要求があると要求されたジョブ情報に含まれる制限情報を判断する判断手順と、前記判断手順工程において印刷可能と判断した場合に、前記要求されたジョブ情報から印刷データを抽出して前記プリントサーバに送信する送信手順と、を実行させる印刷システムの制御プログラムを記録したことを特徴とする。
【0012】
本発明においては、印刷データにジョブの制限情報を含め、どのプリントサーバ(出力拠点)においてもこのデータを対象として扱い、ジョブ情報から印刷データを抽出する際には、ジョブ制限を判断することで、ジョブの印刷可否を行うことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る印刷システム、ジョブサーバ、印刷システムの制御方法、印刷システムの制御プログラム及び記録媒体について、添付の図面を参照して具体的に説明する。
【0014】
(印刷システムの構成)
図1は、本発明の実施形態に係る印刷システムの構成を示す模式図である。この印刷システムにおいては、ネットワーク105を介して、クライアントコンピュータ101、ジョブサーバ102及びプリントサーバ(出力拠点)103が互いに接続されている。プリントサーバ103には、プリンタ104が接続されている。
【0015】
クライアントコンピュータ101は、文書編集アプリケーション、PDL(Page Description Language)変換用ドライバ、ジョブチケット作成機能、ネットワーク接続機能を備えている。クライアントコンピュータは、例えば、ホストコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、情報携帯端末などの情報処理装置である。クライアントコンピュータ101は、文書編集アプリケーションの機能により、文字、図形、イメージ等のデータを含む文書を作成し、その後に、文書編集アプリケーションにて作成したデータ(以下、このデータをアプリケーションデータという。)をプリンタ104が解釈可能な印刷データであるPDLに変換する。また、クライアントコンピュータ101は、PDLへの変換時に、アプリケーションデータ作成時に発生した総ページ数や元の用紙サイズ、変換時に指定されたページレイアウト情報、紙への出力される場合の紙枚数等をジョブチケット項目として作成する。クライアントコンピュータ101は、作成したアプリケーションデータ、PDLデータ及びジョブチケットを含む一式のデータ(以下、この一式のデータをジョブデータ(ジョブ情報)という。)をジョブサーバ102へ送信できる。
【0016】
図1には、1個のクライアントコンピュータ101のみを図示しているが、複数のクライアントコンピュータ101が、必要に応じてネットワーク105に接続されていてもよい。
【0017】
ジョブサーバ102は、クライアントコンピュータ101から送信されてきたデータを受信する機能、受信したデータを解釈し更新する機能、プリントサーバ103からのジョブデータ要求及び103プリントサーバへのジョブデータ送信機能を備えている。
【0018】
プリントサーバ103は、実際に印刷する場合の印刷アプリケーション、プリンタドライバ機能を備えている。プリントサーバ103は、更に、ネットワーク105を介してジョブサーバ102と接続することで、ジョブデータの受信、印刷後の情報送信するための機能も備えている。
【0019】
プリンタ104は、前述のように、プリントサーバ103に接続されており、プリントサーバ103からの指示により実際に印刷を実行する。
【0020】
図1には、1個のプリンタ104のみを図示しているが、複数のプリンタ104が、プリントサーバ103に接続されていてもよい。プリントサーバ103及びプリンタ104は、例えば出力が必要される場所に設置され、複数箇所に存在することもある。
【0021】
本実施形態においては、ネットワーク105は、例えばインターネットによるネットワークである。
【0022】
図2は、クライアントコンピュータ101の内部構成を示すブロック図である。クライアントコンピュータ101には、中央処理部(CPU)201、ROM202、RAM203、表示部205、入力部206及び二次記憶部207が設けられている。クライアントコンピュータ101は、ネットワークインタフェース204を介してネットワーク105に接続される。
【0023】
ROM202は、例えば中央処理部201が実行するプログラムを格納した不揮発性メモリである。RAM203は、データを格納する主記憶装置として機能する。表示部205は、例えばディスプレイ等から構成され、データやプログラムの内容を表示する。入力部206は、例えばキーボード、マウス等から構成され、ここからユーザがデータ等を入力する。二次記憶部207は、例えばハードディスク等から構成され、OS(Operating System)、プログラム及び作成したデータのファイル等を記憶する。中央処理部201は、ROM202又は二次記憶部207に記憶されたプログラムに基づいて各部の制御演算等を行う。
【0024】
図3は、ジョブサーバ102の内部構成を示すブロック図である。ジョブサーバ102には、中央処理部(CPU)301、ROM302、ROM303、ネットワークインタフェース304及び二次記憶部305が設けられている。ジョブサーバ102は、ネットワークインタフェース304を介してネットワーク105に接続される。
【0025】
ROM302は、例えば中央処理部301が実行するプログラムを格納した不揮発性メモリである。RAM303は、データを格納する主記憶装置として機能する。二次記憶部304は、例えばハードディスク等から構成され、OS、プログラム及びクライアント101により作成されたジョブデータのファイル等を記憶する。中央処理部301は、ROM302又は二次記憶部304に記憶されたプログラムに基づいて各部の制御演算等を行う。
【0026】
図4は、プリントサーバ103の内部構成及びプリンタ104を示すブロック図である。プリントサーバ103には、中央処理部(CPU)401、ROM402、RAM403、ネットワークインタフェース404、表示部405、入力部406及び二次記憶部407が設けられている。プリントサーバ103は、ネットワークインタフェース404を介してネットワーク105に接続される。
【0027】
ROM402は、例えば中央処理部401が実行するプログラムを格納した不揮発性メモリである。RAM403は、データを格納する主記憶装置として機能する。表示部405は、例えばディスプレイ等から構成され、データやプログラムの内容を表示する。入力部406は、例えばキーボード、マウス等から構成され、ここからユーザがデータ等を入力する。二次記憶部407は、例えばハードディスク等から構成され、OS、プログラム及びジョブサーバ102から受信したジョブデータのファイル等を記憶する。中央処理部401は、ROM402又は二次記憶部407に記憶されたプログラムに基づいて各部の制御演算等を行う。プリンタ104は、前述のように、複数接続されていてもよい。
【0028】
図5は、クライアントコンピュータ101の機能構成を示す図である。クライアントコンピュータ101の二次記憶部207には、例えば編集アプリケーションプログラム(以下、編集アプリケーションという。)501が記憶されている。編集アプリケーション501は、文字、図形、イメージ等のデータを含む文書を作成するためのプログラムである。この編集アプリケーション501は特定のものである必要はなく、任意の一般的なアプリケーションを使用することができ、作成したアプリケーションデータの印刷実行の指示を出力する機能を備えていればよい。
【0029】
クライアントコンピュータ101のROM202又は二次記憶部207には、CPU201にジョブ作成機能502を実現させるためのプログラムが記憶されている。ジョブ作成機能502には、PDL変換ドライバ機能504、ジョブチケット作成機能505、ジョブデータパッケージ506及びジョブデータ送信機能507が含まれている。これらの機能を備えたジョブ生成機能502は、編集アプリケーション501の印刷実行の指示により二次記憶部207等から呼び出されて、これらの各機能をCPU201に実現させることにより、印刷のためのジョブデータを生成し、これをジョブサーバ102に送信する。
【0030】
PDL変換ドライバ機能504は、印刷データをプリンタ104又は後述するプリンタサーバ103の印刷アプリケーションプログラム701が解釈可能な形式のPDLに変換する機能である。PDL変換ドライバ機能504は、編集アプリケーション501が印刷実行を指示したときに実現され、アプリケーションデータをPDLからなる印刷データ(以下、PDLデータともいう。)に変換する。この変換の前には、印刷レイアウトや印刷範囲、カラー印刷/モノクロ印刷等の指定を行うことが可能であり、それらの設定をもとに、PDL変換ドライバ機能504はPDL変換を行う。但し、PDL変換ドライバ機能504は、編集アプリケーション501が扱うアプリケーションデータが既にPDLデータとなっている場合には、上記の変換を行わないこともある。
【0031】
ジョブチケット作成機能505は、PDL変換ドライバ機能504と協調しながら、PDL変換時に設定した印刷レイアウト、アプリケーションデータの総ページ数、用紙サイズ、PDL変換後の紙枚数等の印刷属性をジョブチケットとして作成する機能である。
【0032】
ジョブデータパッケージ機能506は、PDL変換ドライバ機能504により作成されたPDLデータ、ジョブチケット作成機能505により作成されたジョブチケット、編集アプリケーション501のデータであるアプリケーションデータ等の複数のデータファイルを一つのジョブデータに統合する機能である。本実施形態では、このジョブデータを全てのプリントサーバ103間で共通のデータとして扱う。
【0033】
ジョブデータ送信機能507は、ジョブデータパッケージ機能506により作成されたジョブデータをジョブサーバ102に対して送信する機能である。
【0034】
クライアントコンピュータ101のROM202又は二次記憶部207には、CPU201にジョブ制御設定機能503を実現させるためのプログラムも記憶されている。
【0035】
ジョブ制御設定機能503は、ジョブサーバ102との間で通信を行うことにより、クライアントコンピュータ101においてジョブの制御の設定を行う機能である。ジョブ制御設定機能503としては、例えばインターネットで一般的に使われているブラウザソフトウェア等を利用することができる。ジョブ制御設定機能503を用いることにより、ジョブサーバ102に送信されたジョブデータに対して、ジョブの制御項目を設定することができる。ジョブの制御項目としては、例えば印刷可能有効日時や印刷可能部数等のジョブに対する制限項目(制限情報)、出力拠点の指定等がある。
【0036】
図6は、ジョブサーバ102の機能構成を示す図である。ジョブサーバ102のROM302又は二次記憶部305には、CPU301に、ジョブデータ601、ジョブデータ保管機能602、ジョブ制御設定機能603、ジョブチケット作成/更新機能604、プリンタプロファイル機能605、ジョブデータベース606、プリントサーバ(出力拠点)プロファイル機能607、プリントサーバ送信機能608、ジョブ検索機能609、プリントサーバ受信機能610を実現させるためのプログラムが記憶されている。
【0037】
ジョブデータ受信機能601は、クライアントコンピュータ101からのジョブデータを受信する機能である。
【0038】
ジョブデータ保管機能602は、受信したジョブデータの仮保管や最終保管を行う機能である。
【0039】
ジョブ制御設定機能603は、クライアントコンピュータ101のジョブ設定機能503から入力された制御データやジョブサーバ102に固有のジョブの制御データを、後述するジョブチケット作成/更新機能604を介して、ジョブ保管602で仮保管されているジョブデータに対して設定する機能である。
【0040】
クライアントコンピュータ101から受信したジョブデータには、ジョブチケットが存在しない場合がある。ジョブチケット作成/更新機能604は、このような場合に、受信したジョブデータ内のPDLデータ部分を解釈することで印刷レイアウト、ページ数等の印刷属性を取得し、新規にジョブチケットを作成し、ジョブデータを再編成する機能である。
【0041】
また、ジョブチケット作成/更新機能604は、ジョブ制御設定機能603により設定されたジョブ制御項目をジョブチケットに反映させることにより、即ち、受信したジョブデータ内のジョブチケットに対してジョブの制御データを書き込むことにより、ジョブの制限情報をジョブデータに加えることができる。
【0042】
ジョブの制限項目には、例えば「印刷可能開始日時」、「印刷有効期限日時」、「印刷可能最大部数(出力拠点の合算)」、「印刷可能最大部数(各出力拠点単位)」、「印刷可能回数」、「一回の印刷操作で指定可能な部数」等がある。これらの制御データは、例えばクライアントコンピュータ101のジョブ制御設定機能503を利用してユーザが設定するか、又はジョブサーバ102によるサービスにおける値から設定される。
【0043】
プリンタプロファイル機能605は、各出力拠点であるプリントサーバ103が持つプリンタ104の属性値を保持しておく機能である。この属性値はジョブチケットに対するジョブの制限を行う場合に参照される。
【0044】
上記の「印刷可能開始日時」等以外のジョブ制限項目として、記録紙等の出力媒体の制限、特定のプリンタのみの指定等の制限もある。これらのデータは、例えばプリンタプロファイル機能605にあるプリンタ104の属性値とユーザ希望のプリンタとの関係から設定される。
【0045】
データベース606はジョブデータを保管する。つまり、データベース606は、ジョブデータの仮保管や最終保管に利用される。
【0046】
プリントサーバプロファイル機能607は、プリンタプロファイル機能605が各プリンタの属性値を保持する機能であるのに対し、出力拠点の属性値を保持する機能である。出力拠点の属性値には、出力拠点の所在値等がある。出力拠点の属性値は、ジョブ制御設定機能603にて設定され、ジョブの制限以外の項目の参照に使われる。このような項目としては、例えばジョブをあらかじめ配信しておきたい等の情報がある。
【0047】
プリントサーバ送信機能608は、ジョブデータの送信を行う機能である。
【0048】
ジョブ検索機能609は、通常、プリントサーバからのジョブ依頼を元にジョブデータベースから指定のジョブを検索する機能である。指定されたジョブが見つかると、そのジョブデータにあるジョブチケット項目部分を読み込み、ジョブの制限を判断し、制限にふれる場合には、ジョブ依頼を拒否する。制限にふれない場合には、プリントサーバ送信機能608により、ジョブデータを送信する。
【0049】
プリントサーバ受信機能610は、プリントサーバでの印刷結果を受信し、この結果に基づき、ジョブチケット作成/更新機能604を介して、ジョブデータベース603にあるジョブデータのジョブチケットを更新する機能である。
【0050】
図7は、プリントサーバ103の機能構成を示す図である。プリントサーバ103のROM402又は二次記憶部407には、印刷アプリケーションプログラム(以下、印刷アプリケーションという。)701と、CPU401に、ジョブ検索機能702、ジョブチケット参照機能703、プリントサーバデータ受信機能704、プリンタドライバ機能705、プリンタ制御機能706、ジョブチケット更新機能707及びプリントサーバデータ送信機能708を実現させるためのプログラムとが記憶されている。
【0051】
印刷アプリケーション701は、ジョブの検索、受信、印刷指示を行うためのユーザが使用するプログラムである。印刷アプリケーション701では、ジョブ番号やジョブの検索条件を入力することができる。
【0052】
ジョブ検索機能702は、プリントサーバ102内のジョブデータを検索する機能である。ジョブデータの検索は、ジョブデータがプリントサーバ103内に存在する場合もあるので、このジョブ検索機能702により、先ずプリントサーバ103内を検索する。そして、プリントサーバ103内にジョブデータが存在しない場合に、ジョブサーバ102に検索の依頼を行い、ジョブサーバ102からジョブデータを受信する。ジョブデータの検索は、ジョブデータに含まれるジョブチケットを参照することにより行われる。
【0053】
なお、ここでは、説明を省略しているが、検索するごとに、1件ごとにジョブチケットを読み込み場合もあるが、予めジョブチケット内の項目をプリントサーバ103内のデータベースに設定することで高速に検索を行っても良い。
【0054】
ジョブチケット参照機能703は、ジョブデータに含まれるジョブチケットを参照することで、ジョブの属性や制限を読み込み、ジョブチケットにある制限により検索や印刷を拒否する機能である。具体的には、特定されたジョブデータのジョブチケット項目より印刷不可と判断した場合には、実際の印刷で必要なジョブデータに含まれるPDLデータを印刷アプリケーション701に渡さないようになる。
【0055】
プリントサーバデータ受信機能704は、プリントサーバ102から送られてくるジョブデータを受信する機能である。
【0056】
プリンタドライバ機能705は、レンダリングした印刷データを印刷アプリケーション701がプリンタ104へ出力する機能である。
【0057】
プリンタ制御機能706は、プリンタドライバ機能705からのデータを実際にプリンタ104へ出力したり、印刷の終了確認等を行ったりする機能である。プリンタ制御機能706は、印刷の結果を印刷アプリケーション701に通知することもできる。印刷結果を通知された印刷アプリケーション701は、ジョブチケットを更新したり、プリントサーバ102に対して結果を送信したりする。
【0058】
ジョブチケット更新機能707は、印刷したジョブデータのジョブチケットを更新する機能である。印刷した部数や、印刷終了時間をジョブチケットに反映させることで次回の印刷時の制限判断に利用される。
【0059】
プリントサーバデータ送信機能708は、印刷結果をジョブサーバ102へ送信することでジョブの更新を行う機能である。
【0060】
図8は、本実施形態で使用されるジョブデータのフォーマットの概念図である。ジョブデータ801には、ジョブチケットデータ802、サムネイルイメージデータ803、PDLデータ804、アプリケーションデータ805及びその他のデータ806が含まれている。
【0061】
ジョブチケットデータ802には、後述する印刷属性やジョブ制限値が設定されている。
【0062】
PDLデータ803は、プリンタ104や印刷アプリケーション701が解釈可能なデータである。
【0063】
サムネイルイメージデータ804は、PDLの各ページを画像イメージ化したものである。このサムネイルイメージデータ804は必ずしも必要とされるものではなく、利便性を考慮してジョブデータに加えることができる。
【0064】
アプリケーションデータ805も、必要に応じてジョブデータに加えることができる。アプリケーションデータ805をジョブデータに設定することで、クライアントコンピュータ101以外でも文書データの再編集を行うことが可能となる。
【0065】
ジョブデータは、必要に応じて各データを追加、削除することが可能なフォーマットとなっている。
【0066】
図9は、ジョブデータにあるジョブチケットの項目を示す図である。ジョブチケットには、「論理ページ数」、「印刷レイアウト」、「物理枚数」、「用紙サイズ」のように印刷データの属性が記載される。これらのデータは、ジョブチケット作成機能505等によって設定される。また「印刷可能開始日時」、「印刷有効期限日時」、「印刷可能最大部数(出力拠点の合算)」、「印刷可能最大部数(各出力拠点単位)」、「印刷可能回数」、「一回の印刷操作で指定可能な部数」のようなジョブの制限も、ジョブチケットに記載されている。
【0067】
「印刷累計部数」は実際に印刷した結果の部数の累計が記載された項目である。上述のジョブの制限値とジョブデータの「印刷累計部数」を参照することで、ジョブの印刷禁止等の制限を判断することができる。
【0068】
ジョブチケットには、これ以外にも出力するときの紙等のメディアの制限「印刷可能用紙種別」、特定のプリンタ「印刷可能プリンタ種別」のみを指定することができる。
【0069】
次に、上述のように構成された本発明の実施形態に係る印刷システムの動作について説明する。図10は、クライアントコンピュータ101におけるジョブの生成及び送信動作を行うためのプログラムの内容を示すフローチャートである。図11は、ジョブサーバ102におけるクライアントコンピュータ101からのジョブデータの受信及びジョブ制限設定の動作を行うためのプログラムの内容を示すフローチャートである。図12は、ジョブサーバ102やプリントサーバ103でジョブデータに対して印刷要求に応える場合のジョブ制限判断動作を行うためのプログラムの内容を示すフローチャートである。
【0070】
クライアントコンピュータ101では、図10に示すように、先ず、ステップS1001において、編集アプリケーションからジョブを生成する場合には、図5に示すPDL変換ドライバ機能504を選択した後、印刷指示を行う。
【0071】
次に、ステップS1002において、対象のアプリケーションデータがPDL変換済みのデータかどうかを判断する。既にPDL変換済みであれば、ステップS1005へと処理を進める。
【0072】
PDLデータに変換されていない場合には、ステップS1003へ進み、アプリケーションデータをPDLデータに変換する。
【0073】
その後、ステップS1004において、ジョブチケット作成機能505により、新規にジョブチケットを作成し、PDL変換時に求めた印刷データの属性値であるページ数や印刷レイアウト情報をこのジョブチケットに設定する。この処理において作成されたジョブチケットは以降の処理のテンプレートとなる。
【0074】
ステップS1005では、ジョブデータパッケージ機能506により、PDLデータを中心としてジョブデータを作成する。ジョブデータには、ステップS1004で作成したジョブチケットも含まれるが、ステップS1002で既にPDL変換済みと判断された場合には、ジョブデータにジョブチケットは含まれない。この場合には、ジョブサーバ102による処理で、PDLデータに基づいてジョブチケットを作成することになる。
【0075】
その後、ステップS1006では、ジョブデータ送信機能507により、ジョブデータをジョブサーバへ送るための認証手続き等が行われ、ステップS1007で、実際のジョブデータをジョブサーバ102へ送信する。
【0076】
ジョブサーバ102では、図11に示すように、先ず、ステップS1101において、ジョブデータ受信機能601により、クライアントコンピュータ101からのジョブデータの受信を行う。
【0077】
次に、ステップS1102において、受信したジョブデータにジョブチケットが含まれているかどうかを判断する。ジョブチケットが含まれていれば、ステップS1105へと処理を進める。
【0078】
ジョブデータにジョブチケットが含まれていない場合には、ステップS1103にて、ジョブチケット作成/更新機能604により、PDLの解析を行い、ページ数、印刷レイアウト等の印刷属性を求める。
【0079】
その後、ステップS1104において、新規にジョブチケットを作成し、ステップS1103で求めた印刷属性値を設定する。
【0080】
次いで、ステップS1105で、ジョブ制御設定機能603により、ジョブに制限をかけるかどうかの判断を行う。特に制限を必要としなければ、ステップS1111へと処理を進める。
【0081】
ジョブに制限を設ける場合には、ステップS1106にて、ジョブ制御設定機能603により、制限値を設定する。この制限値は、ジョブを生成したユーザからの入力データやジョブサーバ102におけるサービスの制限から決まる。ここでの制限とは、ジョブの有効期間や印刷可能部数等である。
【0082】
次に、ジョブ制御設定機能603により、プリンタやその出力に使われる記録紙の種類等の制限を設定する。先ず、ステップS1107にて、出力プリンタが決まっているか判断し、決まっている場合には、ステップS1108において、その出力環境のプロファイル情報に基づいて、ステップS1109で、出力機器制限を設定する。これらの制限事項が決まると、ステップS1110にて、ジョブ制御設定機能603により、これらの制限事項をジョブチケットに設定する。
【0083】
ここまでは、ジョブ制限の設定に関する処理である。ステップS1111以降は、そのジョブデータをあらかじめ出力先となるプリントサーバ103に配信する場合のフローである。
【0084】
ステップS1111にて、プリントサーバプロファイル機能607により、事前にそのジョブデータを配信するかを判断し、事前に配信する場合には、ステップS1112でその配信先であるプリントサーバ103を選択する。プリントサーバプロファイル機能607には、プリントサーバ103におけるプロファイル情報が格納されているので、この情報の一部である事前配信受入可否状態により、事前配信するかどうかを判断する。また、この選択には、特定のプリントサーバ103の箇所や、複数プリントサーバ103の選択等が挙げられる。尚、事前に配信しておくことで、プリントサーバ103での印刷要求時に、その都度ジョブサーバ102への問合せやジョブデータ配信を省略することができる。
【0085】
ステップS1113では、選択した箇所の数に応じて、ジョブチケットのみからなるジョブデータを送ったり(ステップS1115)、PDLデータ及びジョブチケット等を含んだジョブデータを送ったり(ステップS1114)する。具体的には、選択した箇所が1箇所のみであれば、ステップS1114にて、ジョブデータをそのプリントサーバ103に送信し、選択した箇所が2箇所以上であれば、ステップS1115にて、ジョブチケットをその各プリントサーバ103に送信する。このように選択箇所の数に応じて送信するジョブデータの種類を変更するのは、なるべく必要最小限のデータのみを送信することでネットワークに負荷を与えないようにするためである。いずれにしても、ジョブ制限が設定されているジョブチケットを送ることで、出力先でもジョブ制限を検出することが可能となる。
【0086】
最後に、ステップS1116にて、ジョブデータをジョブサーバ102のジョブデータ保管機能602に保管する。ジョブデータ保管機能602に保管された情報は、適宜RAM303又は二次記憶部304等に記憶される。
【0087】
また、図11に示すフローチャートには示されていないが、プリントサーバ103にて出力した結果は、出力部数等の情報に基づいて、ジョブチケット作成/更新機能604により、常にジョブチケットが最新のものに更新される。
【0088】
プリントサーバ103では、図12に示すように、ステップS1201において、印刷要求が発生すると、ステップS1202にて、ジョブ検索機能702により、ジョブデータを検索して特定する。
【0089】
次いで、ステップS1203において、ジョブチケット参照機能703により、特定されたジョブデータに含まれるジョブチケット項目を読み込む。
【0090】
実際のジョブ制限の判断は、ステップS1204にて、ジョブチケット参照機能703により行われる。ステップS1204では、ジョブチケットに記載されている「印刷可能開始日時」「印刷有効期限」、「印刷可能最大部数(出力拠点の合算)」、「印刷可能最大部数(各出力拠点単位)」、「印刷可能回数」、「一回の印刷操作で指定可能な部数」、「今まで出力した累計部数」、「使用可能なプリンタや用紙」等に基づいてジョブ制限の判断を行う。いずれかのひとつの項目でも、問題ありとなった場合には、ジョブデータの要求を拒否する。
【0091】
このような印刷システムによれば、ジョブデータにジョブチケットが含まれており、このジョブチケットに制限情報が記載されており、この制限情報が更新されながらジョブサーバに保管されるので、印刷依頼ごとにジョブの印刷可否の判断を行うことができる。従って、印刷依頼ごとに印刷の可否の制御を行うことが可能である。
【0092】
本発明の実施形態は、上述のように、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
【0093】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0094】
(実施態様1) ジョブサーバと、クライアントと、プリントサーバと、を有する印刷システムにおいて、
前記クライアントは、印刷データを作成する印刷データ作成手段を有し、
前記ジョブサーバは、前記印刷データと制限情報とから構成されるジョブ情報を保管する保管手段と、前記プリントサーバから印刷要求があると、要求されたジョブ情報に含まれる制限情報に基づいて印刷可能か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により印刷可能と判断された場合に、前記要求されたジョブ情報から印刷データを抽出して前記プリントサーバに送信する送信手段と、を有することを特徴とする印刷システム。
【0095】
(実施態様2) 前記ジョブサーバ及び前記クライアントから選択された少なくとも一方は、前記制限情報を作成する制限情報作成手段を有することを特徴とする実施態様1に記載の印刷システム。
【0096】
(実施態様3) 前記クライアントは、前記印刷データに基づいてジョブチケットを作成するジョブチケット作成手段と、
前記印刷データと前記ジョブチケットとを統合してジョブデータを作成する統合手段と、
前記ジョブデータを送信する送信手段と、
を有することを特徴とする実施態様1又は2に記載の印刷システム。
【0097】
(実施態様4) 前記ジョブサーバは、前記制限情報を更新する更新手段を有することを特徴とする実施態様1乃至3のいずれか1項に記載の印刷システム。
【0098】
(実施態様5) ネットワーク上で互いに接続されたクライアントと、プリントサーバと、を有する印刷システムの管理を行うジョブサーバにおいて、
前記クライアントが作成した印刷データと制限情報とを含むジョブ情報を保管する保管手段と、
前記プリントサーバから印刷要求があると要求されたジョブ情報に含まれる制限情報を判断する判断手段と、
前記判断手段により印刷可能と判断された場合に、前記要求されたジョブ情報から印刷データを抽出して前記プリントサーバに送信する送信手段と、
を有することを特徴とするジョブサーバ。
【0099】
(実施態様6) 前記制限情報を作成する制限情報作成手段を有することを特徴とする実施態様5に記載のジョブサーバ。
【0100】
(実施態様7) 印刷データと制限情報とを含むジョブ情報を保管しておき、印刷要求があった場合は、制限情報を判断して、印刷データをジョブ情報から抽出して送信することを特徴とするジョブサーバ。
【0101】
(実施態様8) 前記制限情報を更新する更新手段を有することを特徴とする実施態様5乃至7のいずれか1項に記載のジョブサーバ。
【0102】
(実施態様9) ネットワーク上で互いに接続されたクライアントと、プリントサーバと、を有する印刷システムを制御する方法において、
前記クライアントが作成した印刷データと制限情報とを含むジョブ情報を保管する保管工程と、
前記プリントサーバから印刷要求があると要求されたジョブ情報に含まれる制限情報を判断する判断工程と、
前記判断工程において印刷可能と判断した場合に、前記要求されたジョブ情報から印刷データを抽出して前記プリントサーバに送信する送信工程と、
を有することを特徴とする印刷システムの制御方法。
【0103】
(実施態様10) 前記保管工程の前に、前記制限情報を作成する工程を有することを特徴とする制限情報作成工程を有することを特徴とする実施態様9に記載の印刷システムの制御方法。
【0104】
(実施態様11) 前記制限情報を更新する更新工程を有することを特徴とする実施態様9又は10に記載の印刷システムの制御方法。
【0105】
(実施態様12) サーバが、印刷データと制限情報をと含むジョブ情報を保管しておき、印刷要求があった場合は、制限情報を判断して、印刷データをジョブ情報から抽出して送信することを特徴とする印刷システムの制御方法。
【0106】
(実施態様13) コンピュータに、ネットワーク上で互いに接続されたクライアントと、プリントサーバと、を有する印刷システムを制御させるプログラムにおいて、
コンピュータに、
前記クライアントが作成した印刷データと制限情報とを含むジョブ情報を保管する保管手順と、
前記プリントサーバから印刷要求があると要求されたジョブ情報に含まれる制限情報を判断する判断手順と、
前記判断手順工程において印刷可能と判断した場合に、前記要求されたジョブ情報から印刷データを抽出して前記プリントサーバに送信する送信手順と、
を実行させることを特徴とする印刷システムの制御プログラム。
【0107】
(実施態様14) コンピュータに、ネットワーク上で互いに接続されたクライアントと、プリントサーバと、を有する印刷システムを制御させるプログラムを記録した記録媒体において、
コンピュータに、
前記クライアントが作成した印刷データと制限情報とを含むジョブ情報を保管する保管手順と、
前記プリントサーバから印刷要求があると要求されたジョブ情報に含まれる制限情報を判断する判断手順と、
前記判断手順工程において印刷可能と判断した場合に、前記要求されたジョブ情報から印刷データを抽出して前記プリントサーバに送信する送信手順と、
を実行させる印刷システムの制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0108】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、印刷の制限情報がジョブサーバに保管されるので、印刷依頼ごとにジョブの印刷可否の判断を行うことができる。従って、印刷依頼ごとに印刷の可否の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る印刷システムの構成を示す模式図である。
【図2】クライアントコンピュータ101の内部構成を示すブロック図である。
【図3】ジョブサーバ102の内部構成を示すブロック図である。
【図4】プリントサーバ103の内部構成及びプリンタ104を示すブロック図である。
【図5】クライアントコンピュータ101の機能構成を示す図である。
【図6】ジョブサーバ102の機能構成を示す図である。
【図7】プリントサーバ103の機能構成を示す図である。
【図8】本発明の実施形態で使用されるジョブデータのフォーマットの概念図である。
【図9】ジョブデータにあるジョブチケットの項目を示す図である。
【図10】クライアントコンピュータ101におけるジョブの生成及び送信動作を行うためのプログラムの内容を示すフローチャートである。
【図11】ジョブサーバ102におけるクライアントコンピュータ101からのジョブデータの受信及びジョブ制限設定の動作を行うためのプログラムの内容を示すフローチャートである。
【図12】ジョブサーバ102やプリントサーバ103でジョブデータに対して印刷要求に応える場合のジョブ制限判断動作を行うためのプログラムの内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101;クライアントコンピュータ
102;ジョブサーバ
103;プリントサーバ
104;プリンタ
201、301、401;CPU
202、302、402;ROM
203、303、403;RAM
204、304、404;ネットワークインタフェース
205、405;表示部
206、406;入力部
207、304、407;二次記憶部
501;編集アプリケーション
502;ジョブ生成機能
503、603;ジョブ制御設定機能
504;PDL変換ドライバ機能
505;ジョブチケット作成機能
506;ジョブデータパッケージ機能
507;ジョブデータ送信機能
601;ジョブデータ受信機能
602;ジョブデータ保管機能
604;ジョブチケット作成/更新機能
605;プリンタプロファイル機能機能
606;ジョブデータベース
607;プリントサーバプロファイル機能
608;プリントサーバ送信機能
609;ジョブ検索機能
610;プリントサーバ受信機能
701;編集アプリケーション
702;ジョブ検索機能
703;ジョブチケット参照機能
704;プリントサーバデータ受信機能
705;プリンタドライバ機能
706;プリンタ制御機能
707;ジョブチケット更新機能
708;プリントサーバデータ送信機能
801;ジョブデータ
802;ジョブチケットデータ
803;サムネイルデータ
804;PDLデータ
805;アプリケーションデータ
806;その他データ

Claims (1)

  1. ジョブサーバと、クライアントと、プリントサーバと、を有する印刷システムにおいて、
    前記クライアントは、印刷データを作成する印刷データ作成手段を有し、
    前記ジョブサーバは、前記印刷データと制限情報とから構成されるジョブ情報を保管する保管手段と、前記プリントサーバから印刷要求があると、要求されたジョブ情報に含まれる制限情報に基づいて印刷可能か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により印刷可能と判断された場合に、前記要求されたジョブ情報から印刷データを抽出して前記プリントサーバに送信する送信手段と、を有することを特徴とする印刷システム。
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