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JP2004138936A - レーザプリンタおよび画像形成装置 - Google Patents

レーザプリンタおよび画像形成装置 Download PDF

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JP2004138936A
JP2004138936A JP2002305344A JP2002305344A JP2004138936A JP 2004138936 A JP2004138936 A JP 2004138936A JP 2002305344 A JP2002305344 A JP 2002305344A JP 2002305344 A JP2002305344 A JP 2002305344A JP 2004138936 A JP2004138936 A JP 2004138936A
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JP
Japan
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frame
motor
circuit board
semiconductor laser
laser
Prior art date
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Application number
JP2002305344A
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English (en)
Inventor
Masayuki Fujimoto
藤本 雅之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
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Priority to US10/688,947 priority patent/US20040126168A1/en
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/47Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
    • B41J2/471Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror

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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】回路基板の種類を削減するとともに、放熱機能を有しない回路基板を用いることによって、回路基板の製造コストの低減を図ることが可能なレーザプリンタ(画像形成装置)を提供する。
【解決手段】このレーザプリンタは、枠体2の外部に設けられ、半導体レーザ駆動回路7とモータ駆動回路8との2つが実装された放熱機能を有しない紙フェノール製の1つの回路基板9と、モータ取り付け機能のみを有するモータ取り付け部材3と、枠体2の外部に設けられた回路基板9と枠体2の内部に設置されたモータ4とを接続するためのフレキシブルケーブル10と、枠体2の外部に設けられた回路基板9と枠体2の内部に単体で角度調節することが可能なように設置された半導体レーザ6とを接続するためのフレキシブルケーブル11とを備える。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に関し、特に、複数の回路を有するレーザスキャニングユニットを備えたレーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、モータ駆動回路や半導体レーザ駆動回路などの複数の回路を有するレーザスキャニングユニットを備えた画像形成装置が知られている。以下、本願明細書では、複数の回路を有するレーザスキャニングユニットを備えた画像形成装置の一例として、レーザプリンタを例にとって説明する。
【0003】
図5は、従来のレーザプリンタを示した斜視図である。図6は、図5に示した従来のレーザプリンタのレーザスキャニングユニットの内部構造を示した平面図である。まず、図5および図6を参照して、従来のレーザプリンタの構造について説明する。
【0004】
従来のレーザプリンタ100は、図5に示すように、トナーカートリッジ120と、トナーカートリッジ120の上方に設置されたレーザスキャニングユニット101とを備えている。トナーカートリッジ120には、用紙上にトナーを転写するための感光体ドラム(図示せず)とトナーが充填されるトナータンク部(図示せず)とが設けられている。そして、レーザスキャニングユニット101には、感光体ドラム上に電子画像を形成するための種々の部品が設置されている。
【0005】
具体的には、図6に示すように、枠体102に設けられた凸形状部102aの内部に、モータ駆動回路(図示せず)が実装された放熱機能を有する鉄製の回路基板121が取り付けられている。この鉄製の回路基板121には、モータ104が取り付けられている。そして、モータ104の駆動により発生した熱は、放熱機能を有する鉄製の回路基板121によって放熱される。これにより、熱によるモータ駆動回路の破損が防止される。また、モータ104の回転軸(図示せず)には、回転しながらレーザビーム106aを反射することによって、感光体ドラム上にレーザビーム106bを走査させるためのポリゴンミラー105が取り付けられている。そして、枠体102の内部の所定領域には、半導体レーザ駆動回路(図示せず)が実装された回路基板122が取り付けられている。この回路基板122には、半導体レーザ106が、ポリゴンミラー105方向にレーザビーム106aを出射することが可能なように取り付けられている。
【0006】
また、枠体102の内部には、ポリゴンミラー105によって反射されたレーザビーム106bを感光体ドラム方向(紙面に対して垂直方向)に反射するためのミラー112が、ポリゴンミラー105と対向するように取り付けられている。そして、ポリゴンミラー105とミラー112との間には、ポリゴンミラー105によって反射されたレーザビーム106bのスポット径を絞るためのレンズ113が取り付けられている。そして、枠体102の内部の半導体レーザ106が取り付けられた領域と反対側の領域には、回路基板114が取り付けられている。この回路基板114には、レーザビーム106bの走査開始位置を検出するためのフォトダイオード115を有する同期信号検出回路(図示せず)が実装されている。また、レーザビーム106bの走査開始位置であるミラー112の一方端部の近傍には、ポリゴンミラー105によって反射されたレーザビーム106cをフォトダイオード115方向に反射するためのミラー116が取り付けられている。そして、ミラー116により反射されたレーザビーム106dがフォトダイオード115に入射することによって、レーザビーム106bの走査開始位置が検出される。
【0007】
しかしながら、図6に示した従来のレーザスキャニングユニット101では、上記のように、モータ駆動回路、半導体レーザ駆動回路および同期信号検出回路が、それぞれ、別々の回路基板121、122および114に実装されているので、回路基板の種類が多くなるという不都合があった。また、モータ駆動回路が実装され、かつ、モータ104が取り付けられた鉄製の回路基板121は、放熱機能を有するので、放熱機能を有しない非鉄製の回路基板よりも高価であるという不都合もあった。その結果、回路基板の製造コストの低減を図るのが困難であるという問題点があった。
【0008】
そこで、従来では、複数の回路が1つの回路基板に実装されたレーザスキャニングユニットを備えた画像形成装置が提案されている(たとえば、特許文献1および2参照)。特許文献1には、半導体レーザ駆動回路と同期信号検出回路とが1つの回路基板に実装されたレーザスキャニングユニットが開示されている。また、特許文献2には、半導体レーザ駆動回路とモータ駆動回路とが1つの回路基板に実装されたレーザスキャニングユニットが開示されている。
【0009】
【特許文献1】
特開平1−282516号公報
【特許文献2】
特開平5−110772号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示されたレーザスキャニングユニットでは、半導体レーザ駆動回路と同期信号検出回路とが実装されることにより面積が大きくなった回路基板に半導体レーザが取り付けられている。このため、半導体レーザを角度調節する場合には、大きい面積を有する回路基板の取り付け位置を微調整する必要があるので、回路基板の種類を削減できたとしても、半導体レーザの角度調節が困難になるという不都合がある。
【0011】
また、上記特許文献2に開示されたレーザスキャニングユニットでは、半導体レーザ駆動回路とモータ駆動回路とが実装された回路基板に、モータも取り付けられているので、放熱機能を有する鉄製の回路基板が必要となる。このため、回路基板の種類を削減できたとしても、回路基板の製造コストの低減を図るのが困難であるという不都合がある。
【0012】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、
この発明の1つの目的は、回路基板の種類を削減するとともに、放熱機能を有しない回路基板を用いることによって、回路基板の製造コストの低減を図ることが可能なレーザプリンタ(画像形成装置)を提供することである。
【0013】
この発明のもう1つの目的は、上記のレーザプリンタにおいて、半導体レーザの角度調節を容易にすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1におけるレーザプリンタは、枠体と、枠体の内部に設置され、レーザビームを出射する半導体レーザと、半導体レーザの駆動を制御する半導体レーザ駆動回路と、感光体ドラム上にレーザビームを走査させるためのポリゴンミラーと、枠体の内部に設置され、ポリゴンミラーが取り付けられるとともに、ポリゴンミラーを回転させるためのモータと、モータの駆動を制御するモータ駆動回路と、レーザビームの走査開始位置を検出するためのフォトダイオードを有する同期信号検出回路と、同期信号検出回路が実装された第1回路基板とを含むレーザスキャニングユニットを備えたレーザプリンタにおいて、枠体の外部に設けられ、半導体レーザ駆動回路とモータ駆動回路との2つが実装された放熱機能を有しない紙フェノール製の1つの第2回路基板と、モータ取り付け機能のみを有するモータ取り付け部材と、枠体の外部に設けられた第2回路基板と、枠体の内部に設置されたモータとを接続するための第1フレキシブルケーブルと、枠体の外部に設けられた第2回路基板と、枠体の内部に設置された半導体レーザとを接続するための第2フレキシブルケーブルとを備え、半導体レーザは、半導体レーザ単体で角度調節することが可能なように枠体の内部に取り付けられているとともに、モータは、モータ取り付け部材を介して枠体の内部に取り付けられていることを特徴とする。
【0015】
請求項1では、上記のように、モータを、モータ取り付け部材を介して枠体の内部に取り付けるとともに、1つの第2回路基板に、半導体レーザ駆動回路とモータ駆動回路との2つを実装することによって、半導体レーザ駆動回路用の回路基板とモータ駆動回路用の回路基板との2つの回路基板を用いる必要がないので、回路基板の種類を削減することができる。その結果、回路基板の製造コストを低減することができる。また、第2回路基板を枠体の外部に設けることによって、枠体の内部に設置されたモータと、半導体レーザ駆動回路およびモータ駆動回路が実装された第2回路基板とを分離することができるので、モータの駆動により発生する熱が第2回路基板を伝導するのを防止することができる。これにより、半導体レーザ駆動回路およびモータ駆動回路がモータの熱により破損するのを防止することができる。この場合、放熱機能を有しない紙フェノール製の第2回路基板を用いることができる。この紙フェノール製の第2回路基板は、放熱機能を有する鉄製の回路基板よりも安価であるので、これによっても、回路基板の製造コストを低減することができる。また、モータ取り付け機能のみを有するモータ取り付け部材を用いることによって、モータ取り付け部材の製造コストも低減することができる。
【0016】
また、請求項1では、半導体レーザを、半導体レーザ単体で角度調節することが可能なように枠体の内部に取り付けることによって、半導体レーザ駆動回路用の回路基板に取り付けられた半導体レーザに比べて、より容易に、半導体レーザを角度調節することができる。
【0017】
また、請求項1では、枠体の内部に設置されたモータおよび半導体レーザを、それぞれ、第1フレキシブルケーブルおよび第2フレキシブルケーブルにより、枠体の外部に設けられた第2回路基板に接続することによって、各々複数本の配線が一体化された第1および第2フレキシブルケーブルにより、複数の配線を同時に第2回路基板に接続することができるので、容易に、モータおよび半導体レーザと第2回路基板とを接続することができる。
【0018】
請求項2における画像形成装置は、枠体と、枠体の内部に設置され、レーザビームを出射する半導体レーザと、感光体ドラム上にレーザビームを走査させるためのポリゴンミラーと、枠体の内部に設置され、ポリゴンミラーが取り付けられるとともに、ポリゴンミラーを回転させるためのモータと、枠体のモータが設置された領域から所定の距離を隔てた領域に設けられ、半導体レーザの駆動を制御する半導体レーザ駆動回路とモータの駆動を制御するモータ駆動回路との2つが実装された1つの回路基板とを含むレーザスキャニングユニットを備える。
【0019】
請求項2では、上記のように、モータを枠体の内部に設置するとともに、1つの回路基板に、半導体レーザ駆動回路とモータ駆動回路との2つを実装することによって、半導体レーザ駆動回路用の回路基板とモータ駆動回路用の回路基板との2つの回路基板を用いる必要がないので、回路基板の種類を削減することができる。その結果、回路基板のコストを低減することができる。また、回路基板を枠体のモータが設置された領域から所定の間隔を隔てた領域に設けることによって、枠体の内部に設置されたモータと、半導体レーザ駆動回路およびモータ駆動回路が実装された回路基板とを分離することができるので、モータの駆動により発生する熱が回路基板を伝導するのを防止することができる。これにより、半導体レーザ駆動回路およびモータ駆動回路がモータの熱により破損するのを防止することができる。
【0020】
請求項3における画像形成装置は、請求項2の構成において、回路基板は、放熱機能を有しない紙フェノール製の回路基板を含む。このように構成すれば、紙フェノール製の回路基板は、放熱機能を有する鉄製の回路基板よりも安価であるので、これによっても、回路基板の製造コストを低減することができる。
【0021】
請求項4における画像形成装置は、請求項2または3の構成において、モータ取り付け機能のみを有するモータ取り付け部材をさらに備え、モータは、モータ取り付け部材を介して枠体の内部に取り付けられている。このように構成すれば、モータ取り付け部材の製造コストを低減することができる。
【0022】
請求項5における画像形成装置は、請求項2〜4のいずれかの構成において、半導体レーザは、半導体レーザ単体で角度調節することが可能なように枠体の内部に取り付けられている。このように構成すれば、半導体レーザ駆動回路用の回路基板に取り付けられた半導体レーザに比べて、より容易に、半導体レーザを角度調節することができる。
【0023】
請求項6における画像形成装置は、請求項2〜5のいずれかの構成において、枠体の外部に設けられた回路基板と、枠体の内部に設置されたモータとを接続するための第1フレキシブルケーブルと、枠体の外部に設けられた回路基板と、枠体の内部に設置された半導体レーザとを接続するための第2フレキシブルケーブルとをさらに備える。このように構成すれば、各々複数本の配線が一体化された第1および第2フレキシブルケーブルによって、複数の配線を同時に回路基板に接続することができるので、容易に、モータおよび半導体レーザと第2回路基板とを接続することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0025】
図1は、本発明の一実施形態によるレーザプリンタを示した斜視図である。図2は、図1に示した一実施形態によるレーザプリンタのレーザスキャニングユニットの内部構造を示した平面図である。図3は、図2に示した一実施形態によるレーザスキャニングユニットの50−50線に沿った断面図である。図4は、図2に示した一実施形態によるレーザスキャニングユニットの回路基板の平面図である。まず、図1〜図4を参照して、本実施形態によるレーザプリンタの構造について説明する。
【0026】
本実施形態によるレーザプリンタ50は、図1に示すように、トナーカートリッジ20と、レーザスキャニングユニット1とを備えている。トナーカートリッジ20には、用紙上にトナーを転写するための感光体ドラム(図示せず)とトナーが充填されるトナータンク部(図示せず)とが設けられている。そして、レーザスキャニングユニット1には、感光体ドラム上に電子画像を形成するための種々の部品が設置されている。
【0027】
具体的には、本実施形態では、図2および図3に示すように、枠体2に設けられた凸形状部2aの内部に、モータ取り付け機能のみを有するモータ取り付け部材3を介してモータ4が取り付けられている。そして、モータ4の回転軸4aには、回転しながらレーザビーム6aを反射することによって、感光体ドラム上にレーザビーム6bを走査させるためのポリゴンミラー5が取り付けられている。また、枠体2の内部の所定領域には、半導体レーザ6が、ポリゴンミラー5方向にレーザビーム6aを出射することが可能なように、かつ、半導体レーザ6単体で角度調節することが可能なように取り付けられている。
【0028】
ここで、本実施形態では、図2に示すように、半導体レーザ6の駆動を制御する半導体レーザ駆動回路7およびモータ4の駆動を制御するモータ駆動回路8の2つは、枠体2の外部に設けられた放熱機能を有しない紙フェノール製の1つの回路基板9に実装されている。なお、回路基板9は、本発明の「第2回路基板」の一例である。そして、枠体2の外部に設けられた回路基板9と枠体2の凸形状部2aの内部に取り付けられたモータ4とは、図3に示すように、枠体2に設けられた穴部2bを介して、5本の配線が一体化されたフレキシブルケーブル10によって接続されている。なお、フレキシブルケーブル10は、本発明の「第1フレキシブルケーブル」の一例である。このフレキシブルケーブル10によって、図4に示すように、電圧(24V)供給線、接地線およびホール素子信号線などの5本の配線が接続される。
【0029】
また、枠体2の外部に設けられた回路基板9と枠体2の内部に取り付けられた半導体レーザ6とは、図2に示すように、枠体2に設けられた穴部(図示せず)を介して、3本の配線が一体化されたフレキシブルケーブル11によって接続されている。なお、フレキシブルケーブル11は、本発明の「第2フレキシブルケーブル」の一例である。このフレキシブルケーブル11によって、図4に示すように、電圧(5V)供給線、オン/オフ制御信号線およびフォトダイオード信号線などの3本の配線が接続される。
【0030】
また、図2に示すように、枠体2の内部には、ポリゴンミラー5によって反射されたレーザビーム6bを感光体ドラム方向(紙面に対して垂直方向)に反射するためのミラー12が、ポリゴンミラー5と対向するように取り付けられている。そして、ポリゴンミラー5とミラー12との間には、ポリゴンミラー5によって反射されたレーザビーム6bのスポット径を絞るためのレンズ13が取り付けられている。そして、枠体2の内部の半導体レーザ6が取り付けられた領域と反対側の領域には、回路基板14が取り付けられている。なお、回路基板14は、本発明の「第1回路基板」の一例である。この回路基板14には、レーザビーム6bの走査開始位置を検出するためのフォトダイオード15を有する同期信号検出回路(図示せず)が実装されている。また、レーザビーム6bの走査開始位置であるミラー12の一方端部の近傍には、ポリゴンミラー5によって反射されたレーザビーム6cをフォトダイオード15方向に反射するためのミラー16が取り付けられている。そして、ミラー16により反射されたレーザビーム6dがフォトダイオード15に入射することによって、レーザビーム6bの走査開始位置が検出される。
【0031】
本実施形態では、上記のように、モータ4を、モータ取り付け部材3を介して枠体2の凸形状部2aの内部に取り付けるとともに、1つの回路基板9に、半導体レーザ駆動回路7とモータ駆動回路8との2つを実装することによって、半導体レーザ駆動回路用の回路基板とモータ駆動回路用の回路基板との2つの回路基板を用いる必要がないので、回路基板の種類を削減することができる。その結果、回路基板9の製造コストを低減することができる。また、回路基板9を枠体2の外部に設けることによって、枠体2の内部に取り付けられたモータ4と、半導体レーザ駆動回路7およびモータ駆動回路8が実装された回路基板9とを分離することができるので、モータ4の駆動により発生する熱が回路基板9を伝導するのを防止することができる。これにより、半導体レーザ駆動回路7およびモータ駆動回路8がモータ4の熱により破損するのを防止することができる。この場合、放熱機能を有しない紙フェノール製の回路基板9を用いることができる。この紙フェノール製の回路基板9は、放熱機能を有する鉄製の回路基板よりも安価であるので、これによっても、回路基板9の製造コストを低減することができる。また、モータ取り付け機能のみを有するモータ取り付け部材3を用いることによって、モータ取り付け部材3の製造コストも低減することができる。
【0032】
また、本実施形態では、上記のように、半導体レーザ6を、半導体レーザ6単体で角度調節することが可能なように枠体2の内部に取り付けることによって、半導体レーザ駆動回路用の回路基板に取り付けられた半導体レーザに比べて、より容易に、半導体レーザ6を角度調節することができる。
【0033】
また、本実施形態では、上記のように、枠体2の内部に取り付けられたモータ4および半導体レーザ6を、それぞれ、フレキシブルケーブル10および11により、枠体2の外部に設けられた回路基板9に接続することによって、各々複数本の配線が一体化されたフレキシブルケーブル10および11により、複数の配線を同時に回路基板9に接続することができるので、容易に、モータ4および半導体レーザ6と回路基板9とを接続することができる。
【0034】
次に、図2を参照して、本実施形態によるレーザスキャニングユニットの動作としては、まず、半導体レーザ6から出射されたレーザビーム6aが、ポリゴンミラー5によってミラー12方向に反射する。このポリゴンミラー5によって反射されたレーザビーム6bは、そのスポット径がレンズ13によって絞られるとともに、ミラー12によって感光体ドラム方向に反射される。これにより、予め帯電された感光体ドラム上にレーザビーム6bが走査されるとともに、帯電された感光体ドラム上のレーザビーム6bが走査された部分のみ電荷が消滅される。この際、モータ4の駆動によりポリゴンミラー5の回転を制御するとともに、半導体レーザ6の駆動を制御することによって、感光体ドラム上の所定の領域にのみレーザビーム6bを走査させる。また、レーザビーム6bの走査開始位置は、ミラー16によって反射されたレーザビーム6dをフォトダイオード15に入射することによって検出する。
【0035】
これにより、感光体ドラム上の所定の領域にのみレーザビーム6bが走査されるので、感光体ドラム上に所定の電子画像が形成される。この後、感光体ドラム上の電荷が消滅した部分にトナーが付着される。そして、感光体ドラム上に付着したトナーを用紙に転写することによって、用紙に画像が形成される。
【0036】
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0037】
たとえば、上記実施形態では、本発明をレーザプリンタのレーザスキャニングユニットに適用する例を示したが、本発明はこれに限らず、レーザプリンタ以外の画像形成装置のレーザスキャニングユニットにも適用可能である。
【0038】
また、上記実施形態では、半導体レーザ駆動回路7およびモータ駆動回路8の2つが実装された回路基板9を、枠体2の外部に設けるようにしたが、本発明はこれに限らず、枠体2のモータ4が取り付けられた凸形状部2aから所定の距離を隔てた枠体2の内部に設けたとしても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0039】
また、上記実施形態では、放熱機能を有しない紙フェノール製の回路基板9を用いるようにしたが、本発明はこれに限らず、放熱機能を有しない他の材料からなる回路基板を用いてもよい。
【0040】
また、上記実施形態では、枠体2の内部に取り付けられたモータ4および半導体レーザ6を、それぞれ、フレキシブルケーブル10および11により、枠体2の外部に設けられた回路基板9に接続するようにしたが、本発明はこれに限らず、他の配線手段を用いて、モータおよび半導体レーザと回路基板とを接続するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、回路基板の種類を削減するとともに、放熱機能を有しない回路基板を用いることによって、回路基板の製造コストの低減を図ることが可能なレーザプリンタ(画像形成装置)を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるレーザプリンタを示した斜視図である。
【図2】図1に示した一実施形態によるレーザプリンタのレーザスキャニングユニットの内部構造を示した平面図である。
【図3】図2に示した一実施形態によるレーザスキャニングユニットの50−50線に沿った断面図である。
【図4】図2に示した一実施形態によるレーザスキャニングユニットの回路基板の平面図である。
【図5】従来のレーザプリンタを示した斜視図である。
【図6】図5に示した従来のレーザプリンタのレーザスキャニングユニットの内部構造を示した平面図である。
【符号の説明】
1 レーザスキャニングユニット
2 枠体
3 モータ取り付け部材
4 モータ
5 ポリゴンミラー
6 半導体レーザ
7 半導体レーザ駆動回路
8 モータ駆動回路
9 回路基板(第2回路基板)
10 フレキシブルケーブル(第1フレキシブルケーブル)
11 フレキシブルケーブル(第2フレキシブルケーブル)
14 回路基板(第1回路基板)
15 フォトダイオード

Claims (6)

  1. 枠体と、前記枠体の内部に設置され、レーザビームを出射する半導体レーザと、前記半導体レーザの駆動を制御する半導体レーザ駆動回路と、感光体ドラム上に前記レーザビームを走査させるためのポリゴンミラーと、前記枠体の内部に設置され、前記ポリゴンミラーが取り付けられるとともに、前記ポリゴンミラーを回転させるためのモータと、前記モータの駆動を制御するモータ駆動回路と、前記レーザビームの走査開始位置を検出するためのフォトダイオードを有する同期信号検出回路と、前記同期信号検出回路が実装された第1回路基板とを含むレーザスキャニングユニットを備えたレーザプリンタにおいて、
    前記枠体の外部に設けられ、前記半導体レーザ駆動回路と前記モータ駆動回路との2つが実装された放熱機能を有しない紙フェノール製の1つの第2回路基板と、
    モータ取り付け機能のみを有するモータ取り付け部材と、
    前記枠体の外部に設けられた前記第2回路基板と、前記枠体の内部に設置された前記モータとを接続するための第1フレキシブルケーブルと、
    前記枠体の外部に設けられた前記第2回路基板と、前記枠体の内部に設置された前記半導体レーザとを接続するための第2フレキシブルケーブルとを備え、
    前記半導体レーザは、前記半導体レーザ単体で角度調節することが可能なように前記枠体の内部に取り付けられているとともに、前記モータは、前記モータ取り付け部材を介して前記枠体の内部に取り付けられていることを特徴とする、レーザプリンタ。
  2. 枠体と、
    前記枠体の内部に設置され、レーザビームを出射する半導体レーザと、
    感光体ドラム上に前記レーザビームを走査させるためのポリゴンミラーと、
    前記枠体の内部に設置され、前記ポリゴンミラーが取り付けられるとともに、前記ポリゴンミラーを回転させるためのモータと、
    前記枠体の前記モータが設置された領域から所定の距離を隔てた領域に設けられ、前記半導体レーザの駆動を制御する半導体レーザ駆動回路と前記モータの駆動を制御するモータ駆動回路との2つが実装された1つの回路基板とを含むレーザスキャニングユニットを備える、画像形成装置。
  3. 前記回路基板は、放熱機能を有しない紙フェノール製の回路基板を含む、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. モータ取り付け機能のみを有するモータ取り付け部材をさらに備え、
    前記モータは、前記モータ取り付け部材を介して前記枠体の内部に取り付けられている、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記半導体レーザは、前記半導体レーザ単体で角度調節することが可能なように前記枠体の内部に取り付けられている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記枠体の外部に設けられた前記回路基板と、前記枠体の内部に設置された前記モータとを接続するための第1フレキシブルケーブルと、
    前記枠体の外部に設けられた前記回路基板と、前記枠体の内部に設置された前記半導体レーザとを接続するための第2フレキシブルケーブルとをさらに備える、請求項2〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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