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JP2004133843A - 3種のインターフェースを備えるicモジュール、3ウェイsimとsimホルダー、3ウェイicカードとicカードホルダー - Google Patents

3種のインターフェースを備えるicモジュール、3ウェイsimとsimホルダー、3ウェイicカードとicカードホルダー Download PDF

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JP2004133843A JP2002300072A JP2002300072A JP2004133843A JP 2004133843 A JP2004133843 A JP 2004133843A JP 2002300072 A JP2002300072 A JP 2002300072A JP 2002300072 A JP2002300072 A JP 2002300072A JP 2004133843 A JP2004133843 A JP 2004133843A
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Abstract

【課題】3種のインターフェースを備えるICモジュール、3ウェイSIMとSIMホルダー、3ウェイICカードとICカードホルダー等を提供する。
【解決手段】本発明のICモジュールは、接触、非接触、USB接触の3種インターフェースを備えるICチップ3を搭載したICモジュールであって、外部接触端子のC1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C4はUSB;D+、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O、C8はUSB;D−、端子用であり、さらに、SIM基体もしくはICカード基体に設けられたアンテナコイルと接続するためのアンテナコイル接続用端子板を有するか、エキストラコンタクト端子CE1,CE2を有することを特徴とする。
本発明の3ウェイSIMやICカードはホルダーに装着して、非接触交信とUSB接触によるデータ授受ができる特徴がある。
【選択図】  図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、3種のインターフェースを備えるICモジュールと3ウェイSIMとSIMホルダーおよび3ウェイICカード、ICカードホルダーに関する。
詳しくは、第1にはICモジュールに関し、接触と非接触、およびUSB接触のインターフェースを備えるICモジュールであって端子板の表裏構造に特徴を有する。第2には、3種(3ウェイ)のインターフェースを備える3ウェイSIMに関し、上記ICモジュールを備える3ウェイSIMに関する。第3には、当該3ウェイSIMを装着するSIMホルダーに関する。
第4には、3種(3ウェイ)のインターフェースを備える3ウェイICカードに関し、SIMと同様に上記ICモジュールを備える。
第5には、当該3ウェイICカードを装着するICカードルダーに関する。
従って、本発明の関連する技術分野は、ICモジュール、3ウェイSIM、SIMホルダー、3ウェイICカードやICカードホルダーの製造や利用の分野に関する。
【0002】
【従来技術】
近年、ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触とISO14443の非接触のデュアルインターフェースを備えるICカード、あるいは2ウェイアクセスICカードと呼ばれるものが実用化されている。接触でも非接触でも使用できるため便利である。
このものには、接触、非接触の2つのインターフェースを持つ単体のICチップが使用され、外部接続端子と無線用アンテナとがこのICチップに接続され、カード基体に組み込み搭載されている(特許文献1等)。
また、コイル一体型ICチップを使用する非接触、接触両用型ICカードも提案されている(特許文献2)。
【0003】
また、最近では、ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触と、提案中のUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)接触とのデュアルインターフェースのICカードが開発されている(特許文献3)。
USBインターフェースを持つICカードは、パソコンなどのUSB対応の機器との接続を容易にし、社員証カードなどでネットワークアクセス用IDカードとして注目されはじめている。
【0004】
一方、近年、e−Tokenと呼ばれるICチップを内蔵したネットワークアクセス用IDモジュールが使用されている。USB接触インターフェースを持ち、パソコン(PC)のUSBコネクタに差し込みプラグアンドプレイ、すなわち煩わしい操作を必要とせずに、ネットワークセキュリティを確保したシステムに使用されている。ドングルと呼ばれることもあり、携帯電話のストラップやキーホルダーとともに持ち歩ける利便性がある。
【0005】
他方、近年、携帯電話には小型のSIMやUIM、USIMカードと呼ばれるセキュリティIDモジュールが組み込まれてきている。日本でも最新の携帯電話には組み込まれて既に実用化されている。
UIM(User Identity Module) は、携帯電話会社が発行する契約者情報を記録した小型のICカードであって、携帯電話機に組み込んで利用者の識別に使用する。
【0006】
これは同様の機能を持つSIM(Subscriber Identity Module)から機能拡張が行われたもので、契約者情報以外に電話帳などのプライベート情報やクレジット決済用の個人識別情報などを暗号化して登録することが可能となっている。
SIMをベースにしていることからUSIM(Universal SIM)と呼ばれることもある。SIMはGSM携帯電話サービスの利用を目的とするが、UIMは、例えば、アメリカのcdma2000携帯電話機に差し込んで国際ローミングサービスを受けるといった使用方法が考えられている。
いずれにしても、このようなSIMまたはUIMは既存技術が有るので製造や発行処理が容易である。
【0007】
【特許文献1】特開2002−123808号公報
【特許文献2】特開2002−133385号公報
【特許文献3】特表2002−525720号公報
【0008】
ここで、従来技術の実施形態について、さらに詳細に検討することとする。
図22は、デュアルインターフェースICモジュールを示す図、図23は、ICモジュールの断面図、図24は、デュアルインターフェースICモジュールをICカードに装着した場合の断面図、図25は、デュアルインターフェースICモジュールを使用したICカード(A)とSIM(B)の平面図、図26は、接触インターフェースとUSB接触インターフェースを備えるICカードの平面図、図27は、接触インターフェースとUSB接触インターフェースを備えるICモジュールを示す図、図28は、特許文献3の場合の端子基板とICチップの配線状態を示す図、である。
【0009】
従来のデュアルインターフェースICモジュールの接触端子板22の表面側は、図22(A)のように、C1〜C8の8個の端子があり、ISO7816規格に準拠した機能になっている。
ここで、C1は電源端子Vcc、C2はリセット端子RST、C3はクロック端子CLK、C5はグラウンド端子GND、C6はプログラム用可変電圧供給端子Vpp、C7は入出力端子I/O用として用いられている。
C4とC8は、RFU(Revised for Future Use) であって現在は使用されていない。C6端子(Vpp)も実際には使用されていなかった。
【0010】
ICモジュールの接触端子板22の裏面側は図22(B)のようになっていて、C1、C2、C3、C5、C7端子がワイヤボンディング基板側パッド26を介してICチップ3にそれぞれボンディングワイヤ27で接続されている。
図22(B)において斜線のハッチングを施した部分は、金属材料で形成した導通部分であって、C2、C3とC6、C7端子の背面を利用して、アンテナコイル接続用端子板24,25が設けられている。
【0011】
このアンテナコイル接続用端子板24,25は、SIMの基板内に設けたアンテナコイルと接続して導通をとると共に、ボンディングワイヤ27によりICチップ3の非接触通信機能部(C4,C8端子)に接続するようにされている。
なお、図22(B)において、このアンテナコイル接続用端子板24,25を除く、ICチップ3やワイヤボンディング部は実際には樹脂モールドされているので、部分的にはモールド樹脂を透視した状態を示している。
【0012】
図23は、図22のICモジュールの断面を示す図であって、ICチップ3を通りボンディングワイヤ27に沿う断面を示している。
ICモジュール4は、ICチップ3が端子基材にダイボンディングされ、ICチップ3のパッドとワイヤボンディング基板側パッド26の間はボンディングワイヤ27により接続されている。
図24のように、デュアルインターフェースICモジュール4をICカードまたはSIMに装着した状態にするには、ICモジュール4を装着する凹部5をアンテナコイル21の面が現われるように掘削した後、ICモジュール4を装着する。この際、基板の下面に形成されているアンテナコイル接続用端子板24,25は、導電性接着剤(または接着シート)6によりICカードまたはSIMのアンテナコイル21に接続される。
【0013】
図25は、デュアルインターフェースICモジュールを使用した場合であって、ICカード20は基板20b内にアンテナコイル21を有し、図25(A)のようにICチップに接続されて、2ウェイICカードの機能を果たす。
SIM2の場合は、図25(B)のようになる。この場合も、SIM2の基板20b内にアンテナコイル21が設けられ、ICチップに接続されている。
【0014】
図26は、接触インターフェースとUSB接触インターフェースを備えるICカード20の平面図あるが、外観状態は接触、非接触のデュアルインターフェースICカードと異なるものではない。
図27は、接触インターフェースとUSB接触インターフェースを備えるICモジュールを示すが、C4とC8端子がUSB接触端子のD+とD−端子に使用され(図27(A))、C4とC8端子はICチップ3の当該パッドにワイヤボンディングされている(図27(B))。
【0015】
なお、特許文献3の場合は、図28のように、C1、C2、C3、C5、C6、C7端子は、それぞれICチップ3のVcc、RST、CLK、GND、Vpp、I/Oに接続しいるが、C4、C8端子は、USB用のD+とD−端子に接続するようにされている。D+とD−端子は差動ペアを構成し、USB規格で定義されるプロトコルに基づきデータ伝送を行う。
図28の図示内容は結局、図27と同趣旨のものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、ドングルと呼ばれるキーホルダー型のIDモジュールは、ICチップを射出成形等で樹脂成形するので、従来のICカードやSIMのような方式で製造したり発行処理することができない問題がある。
また、当該キーホルダー型IDモジュールや特許文献3の携帯物品は、非接触通信機能を持たないので、ゲートパスやドアゲートを非接触で開閉する等の用途に兼用できないという使い勝手の悪さがある。
【0017】
そこで、本発明は当該ドングルと呼ばれるキーホルダー型IDモジュールに非接触通信機能を持たせること、および非接触ID部分を携帯電話等にも利用できる小型のSIM形状とし、SIM自体のICチップに接触、非接触およびUSB接触の3種のインターフェースを備えさせ、かつSIMを装着するホルダーにアンテナコイルを形成することで、接触、USB接触および非接触IDモジュールとして利用可能とすること、を研究して本発明の完成に至ったものである。
なお、SIMおよびSIMホルダーの考えはICカードやICカードホルダーにも適用できるので、当該それぞれの発明内容をも包含させている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の要旨の第1は、ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触、ISO14443非接触、USB接触の3種インターフェースを備えるICチップを搭載したICモジュールであって、外部接触端子のC1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C4はUSB;D+、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O、C8はUSB;D−、端子用であり、さらに、SIM基体もしくはICカード基体に設けられたアンテナコイルと接続するためのアンテナコイル接続用端子板が、外部接触端子群とは端子板基材を介して反対側の面に形成されていることを特徴とする、3種のインターフェースを備えるICモジュール、にある。
【0019】
上記課題を解決するための本発明の要旨の第2は、ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触、ISO14443非接触、USB接触の3種インターフェースを備えるICチップを搭載したICモジュールであって、外部接触端子のC1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C4はUSB;D+、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O、C8はUSB;D−、端子用であり、さらに外部接触端子板の端子配置における、C1端子とC5端子の間にコンタクト端子CE1、C4端子とC8端子の間にコンタクト端子CE2、を有することを特徴とする、3種のインターフェースを備えるICモジュール、にある。
【0020】
上記課題を解決するための本発明の要旨の第3は、ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触、ISO14443非接触、USB接触の3種インターフェースを備えるICモジュールを搭載した3ウェイSIMであって、SIMの外部接触端子のC1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C4はUSB;D+、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O、C8はUSB;D−、端子用であり、さらに、SIM基体に設けられたアンテナコイルと接続するためのアンテナコイル接続用端子板が、外部接触端子群とは端子板基材を介して反対側の面に形成されていることを特徴とする、3ウェイSIM、にある。
【0021】
上記課題を解決するための本発明の要旨の第4は、ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触、ISO14443非接触、USB接触の3種インターフェースを備えるICモジュールを搭載した3ウェイSIMであって、SIMの外部接触端子のC1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C4はUSB;D+、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O、C8はUSB;D−、端子用であり、さらに外部接触端子板の端子配置における、C1端子とC5端子の間にコンタクト端子CE1、C4端子とC8端子の間にコンタクト端子CE2、を有することを特徴とする、3ウェイSIM、にある。
【0022】
上記課題を解決するための本発明の要旨の第5は、USB用コネクタを有し、3ウェイSIMを着脱可能に装着するSIMホルダーであって、SIMホルダーの内部には、少なくとも、(1)非接触交信のためのアンテナコイルと、(2)装着した3ウェイSIMと電気的接続が可能なコンタクト端子板と、を有し、その少なくとも3ウェイSIMのCE1,CE2に対応したSIMホルダーのCEH1,CEH2端子にはSIMホルダーに設けられた、前記アンテナコイルが接続している、ことを特徴とするSIMホルダー、にある。
【0023】
上記課題を解決するための本発明の要旨の第6は、3ウェイSIMを着脱可能に装着するSIMホルダーであって、SIMホルダーの内部には、少なくとも、(1)非接触交信のためのアンテナコイルと、(2)装着した3ウェイSIMと電気的接続が可能なコンタクト端子板と、を有し、その少なくとも3ウェイSIMのCE1,CE2に対応したSIMホルダーのCEH1,CEH2端子にはSIMホルダーに設けられた、前記アンテナコイルが接続している、ことを特徴とするSIMホルダー、にある。
【0024】
上記課題を解決するための本発明の要旨の第7は、ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触、ISO14443非接触、USB接触の3種インターフェースを備えるICモジュールを搭載した3ウェイICカードであって、ICカードの外部接触端子のC1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C4はUSB;D+、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O、C8はUSB;D−、端子用であり、さらに、ICカード基体に設けられたアンテナコイルと接続するためのアンテナコイル接続用端子板が、外部接触端子群とは端子板基材を介して反対側の面に形成されていることを特徴とする、3ウェイICカード、にある。
【0025】
上記課題を解決するための本発明の要旨の第8は、ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触、ISO14443非接触、USB接触の3種インターフェースを備えるICモジュールを搭載した3ウェイICカードであって、ICカードの外部接触端子のC1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C4はUSB;D+、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O、C8はUSB;D−、端子用であり、さらに外部接触端子板の端子配置における、C1端子とC5端子の間にコンタクト端子CE1、C4端子とC8端子の間にコンタクト端子CE2、を有することを特徴とする、3ウェイICカード、にある。
【0026】
上記課題を解決するための本発明の要旨の第9は、USB用コネクタを有し、3ウェイSIMを着脱可能に装着するICカードホルダーであって、ICカードホルダーの内部には、少なくとも、(1)非接触交信のためのアンテナコイルと、(2)装着した3ウェイSIMと電気的接続が可能なコンタクト端子板と、を有し、その少なくとも3ウェイSIMのCE1,CE2に対応したICカードホルダーのCEH1,CEH2端子にはICカードホルダーに設けられた、前記アンテナコイルが接続している、ことを特徴とするICカードホルダー、にある。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明は前述のように、3種のインターフェースを備えるICモジュール(以下、「本発明のICモジュール」と表現する場合もある。)と3ウェイSIMとSIMホルダー、3ウェイICカードとICカードホルダー、に関する発明であるが、まず、本発明のICモジュールから説明することとする。
【0028】
図1は、本発明のICモジュールに搭載するICチップを説明する図、図2はICチップの端子(パッド)と接触端子板との関係を示す図、である。
図3は、ICモジュールの第1実施形態を示す図、図4は、同第2実施形態、図5は、同第3実施形態、図6は、同第4実施形態、図7は、同第5実施形態、を示す図であって、いずれも図(A)は表面側図、図(B)は裏面側図を示している。
【0029】
本発明のICモジュール4に搭載するICチップ3は、図1のように、プロセッサ31と、プロセッサ31に接続する不揮発性メモリ(ROM)32、揮発性メモリ(RAM)33及び電気的消去およびプログラム可能な不揮発性メモリ(EEPROM)34を有し、好ましくはさらに暗号プロセッサ35を包含する、マイクロコンピュータ部3Mから構成されている。
暗号プロセッサ35は、入力情報を復号化して、非暗号化フォーマットを有する情報を生成することと、非暗号化フォーマットを有する情報を暗号化して出力情報を生成することを行うもので、SIMやICカードの暗号通信には必須のものである。
【0030】
ICチップ3はさらに、ISO7816−2、ISO7816−3の規定に準拠する接触インターフェース部36とISO14443に準拠する非接触インターフェース部37と、USB接触インターフェース部38と、の3種のインターフェース部を備えている。
なお、ISO7816−2は対応する日本工業規格JIS X6303に、ISO7816−3はJIS X6304に、ISO14443はJIS X6322に規定されている。
【0031】
各インターフェース部とプロセッサ31間は、それぞれ制御バス36b、37b、38bにより接続されている。
接触インターフェース部36は、RST,CLK,I/O,Vcc,GNDの5個の端子(パッド)を有していて端子板に接続されている。USB接触インターフェース部38はVcc,GND,D+,D−の4個の端子(パッド)を有しているが、VccとGNDは接触インターフェース部36と共有するものである。非接触インターフェース部37には、アンテナ端子(パッド)L1,L2が設けられている。
【0032】
図2は図1と同様な図であるが、ICチップ3の端子(パッド)と接触端子板との関係が示されている。
RSTはC2,CLKはC3,I/OはC7,VccはC1,GNDはC5端子に接続し、USB;D+はC4端子、USB;D−はC8端子に接続し、L1,L2にはアンテナコイル11,21が接続することを示している。
アンテナコイルはSIMもしくはICカード自体のアンテナコイル21かSIMホルダーまたはICカードホルダーのアンテナコイル11か、のいずれかが接続するものである。
【0033】
図3、図4は、ICモジュールの実施形態を示す図で、図(A)は各接触端子板を示している。
接触端子板22の第1実施形態の端子板表面側は、図3(A)のようであって、ISO7816の接触端子の規格に準じて、C1〜C8の端子を有している。ただし、C4,C8端子はUSB接触のD+とD−用端子に使用される。
なお、C6のVpp(プログラム用可変電圧供給)は実際には使用していない。
【0034】
第1実施形態の端子板裏面側は、図3(B)のようであって、アンテナコイル接続用端子板24,25が設けられている。アンテナコイル接続用端子板24,25は、C2とC3端子およびC6とC7端子の背面を利用して形成され、C4,C8端子の背面を通って、ボンディングワイヤ27によりICチップ3の非接触通信機能部L1、L2端子に接続するようにされている。
また、C4,C8端子は、ワイヤボンディング基板側パッド26を介してICチップ3のUSBインターフェース部にワイヤボンディングされている。
【0035】
この実施形態のICモジュールは、SIMまたはICカード自体にアンテナコイルを有する場合であって、かつICチップ3の非接触通信機能部L1、L2端子がICチップの下辺側にある場合に好ましく利用し得る。
なお、図3(B)において斜線のハッチングを施した部分は、金属材料で形成した導通部分である。また、図3(B)において、アンテナコイル接続用端子板24,25を除く、ICチップ3やワイヤボンディング部は実際には樹脂モールドされているので、部分的にはモールド樹脂を透視した状態を示している。
これらは、以降の図4〜図7においても同様であるので逐一の説明は省略することとする。
【0036】
接触端子板の第2実施形態の端子板表面側は、図4(A)のようになる。C1〜C8端子の位置や接触端子板22の大きさは、ISO7816の接触端子の規格に準じるものである。また、C4,C8端子はUSB接触のD+とD−用端子に使用されるのは第1実施形態の場合と同一である。
第2実施形態は、エキストラコンタクト端子CE1とCE2を設けた特徴がある。これらは外部接触端子板の端子配置におけるC1端子とC2端子の間にCE1端子を、C4端子とC8端子の間にCE2端子を配置することにより実現している。
図4(A)において、各端子間の溝は金属材料がエッチングにより除去された非導通部分であることは理解されると考える。C5のGNDは導通部分を広く確保するため中央のS領域に接続しているが、この例に限られるものではない。
【0037】
第2実施形態の端子板裏面側は、図4(B)のようであって、アンテナコイル接続用端子板を設けていないが、エキストラコンタクト端子CE1とCE2はワイヤボンディング基板側パッド26とボンディングワイヤ27を介してICチップ3の非接触通信機能部L1、L2端子に接続するようにされている。従って、この場合はスルーホールを利用していない。
一方、図示していないが、ICチップ3側にも接続回路を設けて、コンタクト端子CE1とCE2間をスルーホールを介して接続することも可能である。
これらの実施形態のICモジュールは、SIMまたはICカード自体にアンテナコイルを持たずSIMホルダーまたはICカードホルダーのアンテナコイル11とCE1,CE2端子を介して接続するもので、かつ3ウェイICチップ3の非接触通信機能部L1、L2端子がICチップ3の上辺側と下辺側に分かれている場合に好ましく利用される。
【0038】
接触端子板の第3実施形態の端子板表面側は、図5(A)のようになる。端子配置は第2実施形態の場合と同様であるが、CE1とCE2端子には、スルーホール28,29が設けられている。
第3実施形態の端子板裏面側は、図5(B)のようであって、アンテナコイル接続用端子板を設けていないが、端子CE1とCE2をICチップ3の非接触通信機能部L1、L2端子に導く回路41,42が設けられている。
CE1とCE2端子のスルーホール28,29は、この回路41,42に通じていて、ボンディングワイヤ27によりICチップ3の非接触通信機能部L1、L2端子に接続するようにされている。
【0039】
図5(B)において、回路41は「コ」の字状、回路42は逆「コ」の字状に形成されていて、対向する「コ」の字状の回路41と逆「コ」の字状の回路42の組合せにより全体として、ICチップ3を囲むようにされている。
これは、IC製造メーカのチップ毎に異なるL1、L2端子の位置の相違に対応する目的で、当該形状の回路パターンでICチップ3を囲うことで各種端子配置に汎用性を持たせたものである。当該回路構成により、L1、L2端子がどの位置にあっても最短距離でワイヤ接続できることが理解される。
これらの回路は金属箔をフォトエッチングにより残して形成できることは良く知られている。
この実施形態のICモジュールは、ICカードまたはSIM自体にアンテナコイルを持たず、SIMホルダーまたはICカードホルダーのアンテナコイル11とCE1,CE2端子を介して接続するもので、かつICチップ3の非接触通信機能部L1、L2端子がICチップ3の上辺側か下辺側に有るか、あるいは側部に有るかが不定の場合に好ましく利用し得る。
【0040】
接触端子板の第4実施形態の端子板表面側は、図6のようになる。第3実施形態の場合と実質的に同一であるが、第3実施形態ではCE1とCE2端子と接続するICチップ3の非接触通信機能部L1、L2端子が、下辺側にあるのに対し(図5(B))、上辺側にある点が相違している。
なお、回路41,42に延長して突出している部材43,44は、メッキリードであって、個別に切断する前の多面付け端子板状態では相互に連結していて、かつメッキ電源に接続するものである。図5および以下の図7においても同様である。
【0041】接触端子板の第5実施形態の端子板表面側は、図7のようになる。第3、第4実施形態の場合と実質的に同一であるが、第5実施形態ではCE1とCE2端子と接続するICチップ3の非接触通信機能部L1、L2端子が、ICチップ3の左右側辺中段に有る点で相違している。
以上のように、ICモジュールの端子板背面に、図示のような「コ」の字状41と逆「コ」の字状の回路42を組み合わせて、全体としてICチップ3を囲うように設ければ、ICチップ3の非接触通信機能部L1、L2端子がどの位置にあってもボンディングワイヤにより最短距離で接続でき、しかも、あらゆるICチップに対応できる汎用性が得られる。
【0042】
次に、本発明の3ウェイSIMと3ウェイICカードについて説明する。いずれも、上述した本発明のICモジュールをカード基体に装着した実施形態に該当する。
本発明の3ウェイSIM(IDモジュール)は、前述したSIMやUIMまたはUSIMであって(以下および特許請求の範囲において、SIMとは、UIMとUSIMを含めたIDモジュールを総称するものとして表現する。)、接触・非接触およびUSB接触機能を有するICチップ(トリプルインターフェースを備える)を使用する特徴がある。
【0043】
なお、ここまで、またこれ以降も「SIM」という表現をするが、SIMは、GSM11.11 もしくは3GPP TS11.11 が規定するPlug−in SIMの大きさの小型IDモジュールを総称しており、機能的には前述の携帯電話の加入者識別素子としての機能を持つものとの限定ではない。UIMと言われる場合も同様である。
【0044】
図8は、本発明の3ウェイSIMの実施形態を示す図で、図8(A)は表面側、図8(B)は裏面側を示している。図9は、本発明の3ウェイICカードの実施形態を示す図である。いずれも、本発明のICモジュールの第2〜第5実施形態のICモジュールを装着した場合の外観平面図である。
第1実施形態のICモジュールを装着した場合の外観は、図25の従来例と異なるものではないので図示を省略している。この場合の端子板の端子配置や大きさは一般のICカード規格およびGSM(Global System for Mobile Communications)に準じたものである。
【0045】
3ウェイSIM2は、基板内に埋設され接触端子板22に接続するアンテナコイルを有する場合と有しない場合があるが、本発明のSIMホルダーはアンテナコイルを内蔵するのが必須である。SIM2がアンテナコイルを有しない場合はSIMホルダーのアンテナにより外部機器と交信する必要があるからである。
第2〜第5実施形態のICモジュールを使用する場合では、ICモジュールが端子背面にアンテナコイル接続用端子板を持たないので、SIM基板内にアンテナコイルを持ち得ず、SIMホルダーのアンテナを利用することになる。
第1実施形態のICモジュールを使用する場合は、SIM内に図25(B)のようにアンテナコイル21を有し、これにより非接触通信機能を行うか、SIMホルダー内のアンテナコイルが補助コイルの役割をして非接触通信を行うことになる。
【0046】
図8(A)のように、3ウェイSIM2の大きさは一般的には長辺L1が25mm程度、短辺L2が15mm程度にされている。厚みは1.0mm以内で、通常は0.76mmの薄板状のものである。
矩形状の3ウェイSIM2の一端隅角部に切り欠き23を有するのは、SIMホルダーに装着する際の位置合わせを容易にするためである。請求項において略矩形状と表現するのはこのような切り欠きを有するからである。
3ウェイSIMの基板20bも一般のICカードと同様にプラスチック材料から構成されている。
【0047】
3ウェイSIM2の裏面には特別な部品は無いが、図8(B)のように、顔写真加工7やネームプリント8、番号プリント9をすることができる。
これらは必須のものではないが、顔写真加工7等がされていれば、所有者の識別に便利である。顔写真加工7は、昇華転写印刷やインクジェット印刷、あるいは機械的な彫刻等によって設けることができる。ネームプリント8や番号プリント9も同様である。
【0048】
図9は、本発明の3ウェイICカードの実施形態を示す図で、第2〜第5実施形態のICモジュールを使用する場合を示している。なお、第1実施形態のICモジュールを使用する場合は、図25(A)と同一外観となる。
3ウェイICカード20は、ISO7816規格のカードサイズ(53.98mm×85.60mm)を有し有効なアンテナサイズを確保できるから、第1実施形態のICモジュールを使用する場合は、図25(A)のように、基板20b内に埋設され接触端子板22に接続するアンテナコイル21を有するのが一般的である。しかし、アンテナコイルをカード基体に持たない場合であっても、第2〜第5実施形態のICモジュールを装着している場合は、アンテナを有するICカードホルダーに装着して使用すれば非接触交信が可能となる。
【0049】
アンテナコイルをSIMまたはICカード基体内に形成する場合は、細線の捲線であっても、エッチング形成したものでも、プリント配線であっても良い。
一般的には、SIM2またはICカード20のコアシート(基板20bの中心層材料)に金属シートを積層し、これをエッチングしてアンテナコイルにする場合が多い。アンテナコイル21は、SIMまたはICカード基体内を6〜10ターンとなるように形成する。その両端部は、ICモジュール背面のアンテナコイル接続用端子板24,25を介してICチップに接続するようにされている。
【0050】
次に、本発明のSIMホルダーとICカードホルダーについて説明する。
図10は、SIMおよびSIMホルダーの表面側斜視図、図11は、SIMを装着した状態のSIMホルダーの表面側平面図、図12は、SIMおよびSIMホルダーの裏面側斜視図、図13は、SIMを装着した状態のSIMホルダーの裏面側平面図、である。
図14は、SIMおよび他の実施形態のSIMホルダーの表面側斜視図、図15は、SIMを装着した他の実施形態のSIMホルダーの表面側平面図、図16は、SIMおよび他の実施形態のSIMホルダーの裏面側斜視図、図17は、SIMを装着した他の実施形態のSIMホルダーの裏面側平面図、である。
図18は、端子板とUSBコネクタの配線関係を示す斜視図、図19は、同SIMを装着した状態でのUSBコネクタの配線関係を示す平面図、図20は、SIMホルダーの一例を示す外観斜視図、図21は、ICカードホルダーの一例を示す外観斜視図、である。
【0051】
図10〜図13は、USBコネクタを持たないSIMホルダーの例であって、非接触交信を目的とするものである。
図10のSIMホルダー表面側斜視図のように、本発明のSIMホルダー1は、SIM接続用のコンタクト端子板12とアンテナコイル11と、から構成されている。アンテナコイル11は、ほぼSIMホルダー1の内周に沿って設けられ、10個のコンタクトピンを有する端子板12のCE1,CE2に対応したピンCEH1,CEH2に結線されている。
【0052】
このホルダーにSIM2を装着することにより無線での通信を可能とならしめるSIMホルダーである。SIM2はSIMホルダーの挿入口15から挿入されてコンタクト端子板12の下側に納まり図示しない係合装置により固定される。
この状態で、SIMの接触端子板22とSIMホルダー1のコンタクト端子板12が接触状態になる。接触端子板22のCE1,CE2に対応する端子にはアンテナコイル11が接続することになる。
【0053】
図11は、SIM2を装着した状態のSIMホルダー1の表面側平面図であるが、SIM2の接触端子板はSIMホルダー1の端子板12とその背面で接触状態にある。SIM2の接触端子板のCE1,CE2端子に対応するSIMホルダー1側の端子がCEH1,CEH2端子として形成されている。
図10、図11においては理解の容易のため、SIMホルダー内部を透視状態に図示しているが、本来はアンテナコイル11や端子板12等は見えないような樹脂パッケージでケーシングされるのが通常である。
【0054】
図12は、SIMおよSIMホルダーの裏面側斜視図、図13は、SIMを装着した状態のSIMホルダーの裏面側平面図である。
図12のように、端子板12は10個のコンタクトピンを有し、アンテナコイル11は端子板12のCE1,CE2に対応したピンに結線されている。ピン穴16は、SIMを取り出す際にボールペンの先端等を挿入して係合装置を解除するためのものである。
SIMには顔写真加工7、ネームプリント8、番号プリント9などが施され、かつSIMホルダー1は全体が透明またはSIMの顔写真加工7などの加工面側が透明樹脂で構成されている例を示している。このような場合には、SIMホルダー1にSIM2を装着しても顔写真などが視認できる。
【0055】
図14〜図17は、USBコネクタ部を持つSIMホルダーの例であって、非接触交信とUSB接触交信を目的とするものである。
図14と図15は、SIM2を装着した状態のSIMホルダー1の表面側斜視図と平面図であるが、SIM2の外部接触端子板と接触する10個のコネクタピンとCE1,CE2端子の結合関係を示す図10の図示事項に加えて、USBコネクタ13を有することが示されている。
図15において、SIM2の接触端子板のCE1,CE2端子に対応するSIMホルダー1側の端子がCEH1,CEH2端子として形成されているのは、図11の場合と同様である。
図16、図17は、SIM2およSIMホルダ1ーの裏面側斜視図と平面図を示している。
【0056】
図18、図19は、端子板12とUSBコネクタ13の配線関係を示す斜視図と平面図である。これらの図では、USBコネクタ13のラインには、SIM2のC5からGND、C1からVcc、C4からUSB;D+、C8からUSB;D−が導かれていることを示している。これにより、パソコン(PC)との間においてUSB規格において定義されたプロトコルを用いた伝送を行うD+、D−信号データの授受を行う。
【0057】
従来、SIMまたはICカードからUSBコネクタへ接続する場合は、プロトコルおよびフォーマット変換を行うI/F変換ICチップを介して接続していたが、USB接触インターフェースを備えるICチップが開発されたため、変換ICチップを介する必要がなくなったものである。
USB規格に基づくデータ伝送速度は、12メガビット(Mb/s)に達し、ISO規格7816で定義されるプロトコルおよびフォーマットを用いたI/Oパッドを介してのデータ転送38kb/sよりも大幅に速くなる利点がある。
【0058】
図20は、SIMホルダーの一例を示す外観斜視図、図21は、ICカードホルダーの一例を示す外観斜視図、である。
SIMホルダー1は、プラスチック等により成形された成形体51部分に金属製のプラグ部分52が取り付けられた構造になっている。プラグ部分52の開口52c内には、前記したGND、Vcc、D+、D−の端子が露出していて、プラグ部分52をPCのプラグに挿入してデータ通信が確保される。
【0059】
ICカードホルダー10の場合も、SIMホルダー1と同様の構成からなるが、ICカードの全体を収容する構造ではなく、図21のように、ICカードの接触端子板がICカードホルダー10のコンタクト端子板に接触できる構造であっても良い。図21の例では、ICカードホルダー10がICカード20を挟持して保持する構造とされ、コンタクト端子板は上蓋部18に収容されている。
この例に限らず3ウェイICカード20の全体を収容できる大きさであって良いのは勿論のことある。
【0060】
ICカードの場合、カード基体内に比較的大きなアンテナサイズを確保できるので、ICカードホルダー10内にアンテナコイルを設ける必要性は少ないが、ICカードホルダー10内にアンテナコイルを有すれば、アンテナの無いICカードを用いて非接触交信とUSB接続ができる利便性が得られる。
【0061】
SIMホルダーやICカードホルダーを成形するプラスチック材料としては、アクリル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレンやポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、等を使用できる。
SIMホルダーの外形は、厚み10mm以内、表面形状が25mm×50mm程度以内に形成されていれば、小型であって携帯に便利となる。
【0062】
次に、3ウェイSIM2または3ウェイICカード20とSIMホルダー1またはICカードホルダー10の使用方法について説明する。
本発明の3ウェイSIMや3ウェイICカードの発行は、従来のICカードの発行のように、本人を認証するデータの書き込みをして発行処理することができる。本発明の3ウェイSIMの場合は、SIMのブリッジ加工(SIMが札入れサイズのカード形状内に形成され、3〜4個の僅かな連結ブリッジで平面状に保持された状態にする加工)により従来のICカードの製造方法で製造や発行処理できるからである。
【0063】
本発明の3ウェイSIM2を本発明のSIMホルダー1に装着することによって、非接触磁界に入ったときは非接触IDモジュールとして機能し、ドアゲートや改札ゲート等の外部機器に非接触で使用できる。3ウェイICカードの場合も同様である。
また、USBコネクタ付きSIMホルダー1を用いて、PCのUSBコネクタに接続したときはUSBインターフェースIDモジュールとして機能し、認証されればネットワークのアクセスが可能となり、認証されない者のアクセスを排除できる。この際、従来のICカードによる場合のように、ICカード用R/Wを必要としない。
【0064】
本発明の3ウェイSIM2または3ウェイICカード20の接触交信機能は、上述のように3ウェイSIMまたは3ウェイICカードの発行処理の際に利用する他、3ウェイSIMの場合は携帯電話機のIDモジュールとして携帯電話機との接触端末とのデータ授受に利用することができる。
この場合は、常時携帯することが多くなった携帯電話機のストラップにキーホルダー的に取り付けられている本発明のSIMホルダーから3ウェイSIMを取り出して携帯電話機用のSIMとして互換的に利用することができる。
3ウェイICカードの場合は、単体でクレジットカード、キャッシュカード等の接触端末に利用できることは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】
本発明の3種のインターフェースを備えるICモジュールは、基板内のアンテナコイルと接続するアンテナコイル接続用端子板またはホルダーのアンテナと接続するエキストラコンタクト端子を有し、かつUSB端子を備えるので、接触と非接触およびUSB接触を備えるICモジュールとして有用に使用できる。
本発明の3ウェイSIMや3ウェイICカードは、接触と非接触交信、およびUSB接触の交信ができるので、従来の接触と非接触交信の2ウェイカード、接触とUSB接触の2ウェイカード等よりも利用範囲を拡大することができるのは明らかである。
【0066】
本発明のSIMホルダーやICカードホルダーは、従来、USBインターフェースとマイコンが搭載され、一体成形されていたIDモジュールを、3ウェイSIMおよびSIMホルダー、あるいは3ウェイICカードとICカードホルダーとに分けて、SIMホルダーに3ウェイSIMを装填等して使用することにより、IDモジュールを実現すると共にSIMホルダーまたはICカードホルダーにはアンテナコイルを設けて、USB用IDモジュールとしてだけでなく、非接触IDモジュールとして、ゲートパスやドアゲートにも使用可能な利点がある。
【0067】
また、従来のように、ブリッジ加工されたSIMを札入れサイズのICカード型枠体から取り外しする前に行う個人化発行処理が、これまでと同様に可能である利点がある。
SIM部分、特に端子裏面側に顔写真加工、ネームプリント、番号プリントが可能であって、小さなSIM形状IDモジュールができ、SIMホルダーを透明なプラスチック材料で製造すれば、このSIMを装着し、SIMホルダー自体が顔写真を視認できるIDモジュールになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICモジュールに搭載するICチップを説明する図である。
【図2】ICチップの端子(パッド)と接触端子板との関係を示す図である。
【図3】ICモジュールの第1実施形態を示す図である。
【図4】ICモジュールの第2実施形態を示す図である。
【図5】ICモジュールの第3実施形態を示す図である。
【図6】ICモジュールの第4実施形態を示す図である。
【図7】ICモジュールの第5実施形態を示す図である。
【図8】本発明の3ウェイICカードの実施形態を示す図である。
【図9】本発明の3ウェイSIMの実施形態を示す図である。
【図10】SIMおよびSIMホルダーの表面側斜視図である。
【図11】SIMを装着した状態のSIMホルダーの表面側平面図である。
【図12】SIMおよびSIMホルダーの裏面側平面図である。
【図13】SIMを装着した状態のSIMホルダーの裏面側平面図である。
【図14】SIMおよび他の実施形態のSIMホルダーの表面側斜視図である。
【図15】SIMを装着した他の実施形態のSIMホルダーの表面側平面図である。
【図16】SIMおよび他の実施形態のSIMホルダーの裏面側平面図である。
【図17】SIMを装着した他の実施形態のSIMホルダーの裏面側平面図である。
【図18】端子板とUSBコネクタの配線関係を示す斜視図である。
【図19】SIMを装着した状態でのUSBコネクタの配線関係を示す平面図である。
【図20】SIMホルダーの一例を示す外観斜視図である。
【図21】ICカードホルダーの一例を示す外観斜視図である。
【図22】デュアルインターフェースICモジュールを示す図である。
【図23】ICモジュールの断面を示す図である。
【図24】デュアルインターフェースICモジュールをICカードに装着した場合の断面図である。
【図25】デュアルインターフェースICモジュールを使用したICカード(A)とSIM(B)の平面図である。
【図26】接触インターフェースとUSB接触インターフェースを備えるICカードの平面図である。
【図27】接触インターフェースとUSB接触インターフェースを備えるICモジュールを示す図である。
【図28】特許文献3の場合の端子基板とICチップの配線状態を示す図である。
【符号の説明】
1  SIMホルダー
2  SIM、3ウェイSIM
3  3ウェイICチップ
4  ICモジュール
5  凹部
6  導電性接着剤
7  顔写真加工
8  ネームプリント
9  番号プリント
10  ICカードホルダー
11  アンテナコイル
12  コンタクト端子板
13  USBコネクタ
14  キーの取り付け穴
15  挿入口
18  上蓋部
19  下側ケース部
20  ICカード、3ウェイICカード
21  アンテナコイル
22  接触端子板
23  切り欠き
24,25  アンテナコイル接続用端子板
26  ワイヤボンディング基板側パッド
27  ボンディングワイヤ
28,29  スルーホール
31  プロセッサ
32  不揮発性メモリ(ROM)
33  揮発性メモリ(RAM)
34  不揮発性メモリ(EEPROM)
35  暗号プロセッサ
36  接触インターフェース部
37  非接触インターフェース部
38  USB接触インターフェース部
41,42  回路
51  成形体
52  プラグ部分

Claims (28)

  1. ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触、ISO14443非接触、USB接触の3種インターフェースを備えるICチップを搭載したICモジュールであって、外部接触端子のC1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C4はUSB;D+、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O、C8はUSB;D−、端子用であり、さらに、SIM基体もしくはICカード基体に設けられたアンテナコイルと接続するためのアンテナコイル接続用端子板が、外部接触端子群とは端子板基材を介して反対側の面に形成されていることを特徴とする、3種のインターフェースを備えるICモジュール。
  2. ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触、ISO14443非接触、USB接触の3種インターフェースを備えるICチップを搭載したICモジュールであって、外部接触端子のC1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C4はUSB;D+、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O、C8はUSB;D−、端子用であり、さらに外部接触端子板の端子配置における、C1端子とC5端子の間にコンタクト端子CE1、C4端子とC8端子の間にコンタクト端子CE2、を有することを特徴とする、3種のインターフェースを備えるICモジュール。
  3. ICチップの非接触通信機能部端子が、スルーホールを介さずにワイヤボンディングにより前記コンタクト端子CE1とCE2に接続していることを特徴とする請求項2記載の3種のインターフェースを備えるICモジュール。
  4. ICチップの非接触通信機能部端子が、スルーホールを介して前記コンタクト端子CE1とCE2に接続していることを特徴とする請求項2記載の3種のインターフェースを備えるICモジュール。
  5. 前記コンタクト端子CE1とCE2が、SIMホルダーまたはICカードホルダーのアンテナコイルに接続する端子である、ことを特徴とする請求項3または請求項4記載の3種のインターフェースを備えるICモジュール。
  6. ICモジュールの外部接触端子群とは反対側面には、ICチップをん体として囲む様に、互いに分離している「コ」の字状の回路と逆「コ」の字状の回路が対向して形成されていて、前記コンタクト端子CE1とCE2のいずれか各1の端子がスルーホールを介して、当該「コ」の字状の回路、または逆「コ」の字状の回路に接続していることを特徴とする請求項2記載の3種のインターフェースを備えるICモジュール。
  7. ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触、ISO14443非接触、USB接触の3種インターフェースを備えるICモジュールを搭載した3ウェイSIMであって、SIMの外部接触端子のC1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C4はUSB;D+、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O、C8はUSB;D−、端子用であり、さらに、SIM基体に設けられたアンテナコイルと接続するためのアンテナコイル接続用端子板が、外部接触端子群とは端子板基材を介して反対側の面に形成されていることを特徴とする、3ウェイSIM。
  8. ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触、ISO14443非接触、USB接触の3種インターフェースを備えるICモジュールを搭載した3ウェイSIMであって、SIMの外部接触端子のC1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C4はUSB;D+、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O、C8はUSB;D−、端子用であり、さらに外部接触端子板の端子配置における、C1端子とC5端子の間にコンタクト端子CE1、C4端子とC8端子の間にコンタクト端子CE2、を有することを特徴とする、3ウェイSIM。
  9. 前記ICモジュールに搭載したICチップの非接触通信機能部端子が、スルーホールを介さずにワイヤボンディングにより前記コンタクト端子CE1とCE2に接続していることを特徴とする請求項8記載の3ウェイSIM。
  10. 前記ICモジュールに搭載したICチップの非接触通信機能部端子が、スルーホールを介して前記コンタクト端子CE1とCE2に接続していることを特徴とする請求項8記載の3ウェイSIM。
  11. 前記コンタクト端子CE1とCE2が、SIMホルダーのアンテナコイルに接続する端子である、ことを特徴とする請求項9または請求項10記載の3ウェイSIM。
  12. ICモジュールの外部接触端子群とは反対側面には、ICチップを全体として囲む様に、互いに分離している「コ」の字状の回路と逆「コ」の字状の回路が対向して形成されていて、前記コンタクト端子CE1とCE2のいずれか各1の端子がスルーホールを介して、当該「コ」の字状の回路、または逆「コ」の字状の回路に、接続していることを特徴とする請求項8記載の3ウェイSIM。
  13. SIMが、厚み1.0mm以内の薄板状であって、表面形状が25mm×15mm以内の略矩形状に形成されていることを特徴とする請求項7または請求項8記載の3ウェイSIM。
  14. SIMの接触端子板とは反対側の面に、顔写真加工、ネームプリント、番号プリントのいずれかまたはその組み合わせの加工またはプリントがされていることを特徴とする請求項7または請求項8記載の3ウェイSIM。
  15. USB用コネクタを有し、3ウェイSIMを着脱可能に装着するSIMホルダーであって、SIMホルダーの内部には、少なくとも、
    (1)非接触交信のためのアンテナコイルと、(2)装着した3ウェイSIMと電気的接続が可能なコンタクト端子板と、を有し、その少なくとも3ウェイSIMのCE1,CE2に対応したSIMホルダーのCEH1,CEH2端子にはSIMホルダーに設けられた、前記アンテナコイルが接続している、ことを特徴とするSIMホルダー。
  16. SIMホルダーに装着する3ウェイSIMが、接触と非接触、およびUSB接触の3種のインターフェースを備えるICチップを有し、かつ当該ICチップに接続するアンテナコイルを有することを特徴とする請求項15記載のSIMホルダー。
  17. SIMホルダーに設けられたアンテナコイルが、SIMホルダーのケースの内面であって、かつ装着した3ウェイSIMの外周に概ね沿うように形成されていることを特徴とする請求項15記載のSIMホルダー。
  18. SIMホルダーに設けられたアンテナコイルが、SIMホルダー内の端子基板外周であって、かつ装着した3ウェイSIMの外周に概ね沿うように形成されていることを特徴とする請求項15記載のSIMホルダー。
  19. SIMホルダーの少なくとも一部が透明樹脂からなり、かつケース状に形成されたものであって、SIMホルダーに装着され3ウェイたSIMの顔写真加工またはネームプリント、番号プリントのいずれかまたはその組み合わせが視認可能にされていることを特徴とする請求項15記載のSIMホルダー。
  20. 3ウェイSIMを着脱可能に装着するSIMホルダーであって、SIMホルダーの内部には、少なくとも、(1)非接触交信のためのアンテナコイルと、(2)装着した3ウェイSIMと電気的接続が可能なコンタクト端子板と、を有し、その少なくとも3ウェイSIMのCE1,CE2に対応したSIMホルダーのCEH1,CEH2端子にはSIMホルダーに設けられた、前記アンテナコイルが接続している、ことを特徴とするSIMホルダー。
  21. ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触、ISO14443非接触、USB接触の3種インターフェースを備えるICモジュールを搭載した3ウェイICカードであって、ICカードの外部接触端子のC1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C4はUSB;D+、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O、C8はUSB;D−、端子用であり、さらに、ICカード基体に設けられたアンテナコイルと接続するためのアンテナコイル接続用端子板が、外部接触端子群とは端子板基材を介して反対側の面に形成されていることを特徴とする、3ウェイICカード。
  22. ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触、ISO14443非接触、USB接触の3種インターフェースを備えるICモジュールを搭載した3ウェイICカードであって、ICカードの外部接触端子のC1はVcc、C2はRST、C3はCLK、C4はUSB;D+、C5はGND、C6はVpp、C7はI/O、C8はUSB;D−、端子用であり、さらに外部接触端子板の端子配置における、C1端子とC5端子の間にコンタクト端子CE1、C4端子とC8端子の間にコンタクト端子CE2、を有することを特徴とする、3ウェイICカード。
  23. 前記ICモジュールに搭載したICチップの非接触通信機能部端子が、スルーホールを介さずにワイヤボンディングにより前記コンタクト端子CE1とCE2に接続していることを特徴とする請求項22記載の3ウェイICカード。
  24. 前記ICモジュールに搭載したICチップの非接触通信機能部端子が、スルーホールを介して前記コンタクト端子CE1とCE2に接続していることを特徴とする請求項22記載の3ウェイICカード。
  25. 前記コンタクト端子CE1とCE2が、ICカードホルダーのアンテナコイルに接続する端子である、ことを特徴とする請求項23または請求項24記載の3ウェイICカード。
  26. ICモジュールの外部接触端子群とは反対側面には、全体としてICチップを囲む様に、互いに分離している「コ」の字状の回路と逆「コ」の字状の回路が対向して形成されていて、前記コンタクト端子CE1とCE2のいずれか各1の端子がスルーホールを介して、当該「コ」の字状の回路または逆「コ」の字状の回路に接続していることを特徴とする請求項22記載の3ウェイICカード。
  27. USB用コネクタを有し、3ウェイSIMを着脱可能に装着するICカードホルダーであって、ICカードホルダーの内部には、少なくとも、(1)非接触交信のためのアンテナコイルと、(2)装着した3ウェイSIMと電気的接続が可能なコンタクト端子板と、を有し、その少なくとも3ウェイSIMのCE1,CE2に対応したICカードホルダーのCEH1,CEH2端子にはICカードホルダーに設けられた、前記アンテナコイルが接続している、ことを特徴とするICカードホルダー。
  28. ICカードホルダーに装着する3ウェイSIMが、接触と非接触、およびUSB接触の3種のインターフェースを備えるICチップを有し、かつ当該ICチップに接続するアンテナコイルを有することを特徴とする請求項27記載のICカードホルダー。
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