JP2004133672A - 予約印刷システム - Google Patents
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Abstract
【課題】インターネットを介して画像を予約形成する。
【解決手段】クライアント101と印刷装置106との間に印刷予約システム100を設ける。クライアント101は、印刷予約システム100から提供される予約画面に従って画像形成対象ファイルや予約日時などの印刷予約情報を指定する。印刷予約システム100は印刷予約情報をデータベースサーバ127に登録する。印刷装置106は、データベースサーバ127又は印刷予約システム127から印刷予約情報を取得し、さらに、画像形成の対象となるコンテンツをダウンロードし予約日時に画像を形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】クライアント101と印刷装置106との間に印刷予約システム100を設ける。クライアント101は、印刷予約システム100から提供される予約画面に従って画像形成対象ファイルや予約日時などの印刷予約情報を指定する。印刷予約システム100は印刷予約情報をデータベースサーバ127に登録する。印刷装置106は、データベースサーバ127又は印刷予約システム127から印刷予約情報を取得し、さらに、画像形成の対象となるコンテンツをダウンロードし予約日時に画像を形成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
通信ネットワークを介し任意の情報処理装置から印刷装置に印刷予約を行う印刷予約システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)環境においてユーザの情報処理装置(ユーザ端末)と印刷装置とが接続されている場合に、当該ユーザ端末から印刷装置に直接的に出力先の印刷装置と出力日時とを指定して印刷予約をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術では、ユーザ端末と印刷装置とが直接的に接続されていなければ印刷予約が不可能であった。そのため、職場内など同一のLANに接続された情報処理装置と印刷装置との間でしか印刷予約を行うことができず、例えば、外出先や自宅など、LAN環境以外から職場の印刷装置に対して印刷予約を行いたいというニーズに応えることができなかった。
【0004】
また、印刷対象となる画像、文書等のコンテンツは原則としてユーザ端末に保持されている必要があり、他の端末に保持されているコンテンツを指定して印刷予約をすることもできなかった。
【0005】
また、印刷サービスを提供している事業者にとっては新たな需要を必要としている。
【0006】
そこで、本発明は、上記課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、ユーザ端末、画像形成装置との間に画像形成管理装置を仲介させる。画像形成管理装置は、ユーザ端末から設定された画像形成予約情報に基づき、画像形成の対象となるコンテンツを保持しているコンテンツサーバから前記コンテンツを画像形成装置にダウンロードさせて画像形成させる。画像形成管理装置は、画像形成装置に制御情報を送信して直接制御してもよいし、データベースに画像形成予約情報を書込み、画像形成装置が当該データベースの画像形成予約情報を取得することで間接的に制御しても良い。コンテンツサーバとは、画像や文書等の画像形成の対象となるデータを保持しているサーバである。例えば、ユーザ端末から送信されてきたコンテンツを一時的に保持する保持サーバや、ユーザ端末からアクセス可能なローカルディスクを有する他の端末や、様々なコンテンツを市販しているサービスプロバイダーのサーバなど、画像形成の対象となるコンテンツを保持しているコンピュータ又は記憶装置をコンテンツサーバと呼ぶことにする。
【0007】
なお、印刷予約サービスを予め契約した顧客にのみ提供するには、ユーザの認証が必要である。そのため、画像形成管理装置はユーザ端末からアクセスされると認証処理を行う。そして、正規の顧客に対してのみ画像形成の予約画面を送信するようにしてもよい。この予約画面は、例えば、ユーザ端末のWebブラウザに表示され、画像形成の日時や画像形成対象コンテンツの指定、画像形成装置の選択などを設定できるようなユーザインタフェースを提供してもよい。
【0008】
画像形成管理装置により制御される画像形成装置は、例えば、プリンタ、ファクシミリ、複合機など画像を形成する装置であり、前記画像形成予約情報に従って、前記コンテンツサーバから画像形成の対象となるコンテンツをダウンロードして画像形成する。
【0009】
なお、画像形成管理装置は画像形成装置内に搭載してもよい。とりわけ、ビジネスユーザ向けの複合機などでは一体化の需要が高いかも知れない。この場合は、見かけ上、ユーザ端末と画像形成装置とが直接接続されることになるが、従来技術と作用効果が異なることは明らかであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本願発明の実施形態を示す。なお、以下に示す実施形態は本願発明の下位概念の一例に過ぎない。
【0011】
図1は本実施形態のシステムの構成例を示した図である。クライアント101は、ユーザが利用する情報処理装置(ユーザ端末)である。クライアント101は、インターネットを経由して予約サービス提供システム100と接続される。クライアント101は、例えば、デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ウェアラブルコンピュータ、PDA、画像伝送装置(例えばファクス)及び携帯電話(ブラウザフォン)などである。このクライアント101は、電子メールを送受信するためのメーラプログラム(MUAプログラムを含む)を備えている。ユーザはこのメーラプログラムを操作して、メールサーバ124に対して電子メールの送信を依頼したり、メールサーバ124から電子メールを取得したりすることができる。また、クライアント101はInternetExplorer(登録商標)に代表されるWebブラウザを備えている。ユーザは、このWebブラウザを操作して、サービス提供システム100のWebサーバ125にアクセスできる。
【0012】
106は、画像形成装置としての印刷装置である。印刷装置106の例としては、コピー機能、ファクス機能、プリンタ機能及びスキャナ機能等を備えたマルチファンクション複合機があげられるが、もちろん、プリンタやファクシミリなど画像形成機能を備えていれば、本発明を適用可能である。印刷装置106は、最近、Webブラウザを搭載し、電子メール送受信やインターネットにアクセス可能な製品も開発されている。
【0013】
111は公衆電話回線、ISDN又は衛星通信網などで構成されている通信回線網(例えば、インターネット)などである。インターネットには、ユーザの要求によりドメインネームからIPアドレスを解決するDNSサーバなどが含まれている。
【0014】
124はメールサーバであり、SMTP/POPプログラム124aが格納されている。各ユーザがMUAプログラムを操作し、POP(Post Office Protocol)を使ってメールサーバにアクセスしてくると、SMTP/POP 124aプログラムが、メールサーバ124のメールスプール124bに保存されているメールをMUAプログラムに引き渡す。また、各ユーザがMUAプログラムを操作して、電子メールの送信処理を行った場合、MUAプログラムは、メールサーバのMTAプログラムに電子メールの配信を依頼し、配信依頼を受けたMTAプログラムは、各ユーザが作成した電子メールをSMTP (Simple Mail Transfer Protocol)で配信する。
【0015】
125はWebサーバであり、認証プログラム125a、登録プログラム125b、表示制御プログラム125c、Webデータベース125d及び予約制御プログラム125eが格納されている。Webサーバ125は、サービス提供者のWebページを登録する機能と、表示する機能とを有している。例えば、登録時には、認証プログラム125aによりユーザを認証し、登録プログラム126bによりユーザのWebページをWebデータベース125dに保存する。また表示制御プログラム125cにより、サービス提供者のWeb画面の生成および表示を制御する。サービス提供者のWebページに使用される各種データはWebデータベース125dに保存される。予約制御プログラムは、ユーザによる印刷の予約を担当するメインプログラムである。
【0016】
127はデータベース(DB)サーバであり、認証データベース127a、予約データベース127eが収納されている。認証データベース127aには、ユーザのIDとパスワードなど正規ユーザを認証するために必要な認証情報が格納されている。認証データベース127aは、認証プログラム125aによって認証情報を参照される。なお、認証情報と対応付けて、顧客情報(例えば会社名、管理者名、管理者ID、住所、電話番号等)やサービス情報(例えばサービス内容、取得ドメイン名、IPアドレス等)とを保存していても良い。
【0017】
予約データベース127eには、印刷サービスの予約情報が保存されている。印刷予約情報としては、例えば、予約サービス管理テーブル130、登録印刷装置管理テーブル140、予約情報テーブル150、印刷データ等がある。これらの印刷予約情報は、予約制御プログラム125eによって予約データベース127eに登録される。
【0018】
図2は、印刷予約システム100のハードウエア構成例を示す図である。クライアント101も同様の構成を有している。CPU201は、上述の各種プログラムを実行し、予約システムを制御する中央演算処理装置である。RAM202は、プログラムのワークエリアとして使用される記憶装置である。ROM203は、ブートプログラム等を記憶した記憶装置である。表示部204は、プログラムの実行結果などを表示するためのCRTや液晶ディスプレイなどである。通信IF205は、インターネットやLAN等に接続するための通信インターフェース回路である。HDD206はWebデータベース125d、認証データベース127a及び予約データベース127eに関する情報を記憶したハードディスクドライブ装置である。操作部207は、キーボード、ポインティングデバイス、音声認識デバイスなどの入力装置である。
【0019】
図3は、印刷装置106のハードウエア構成例を示した図である。コントローラユニット300は、画像入力デバイスであるスキャナ360や画像出力デバイスであるプリンタ370と接続し、一方ではLAN 311やWAN 351と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。
【0020】
CPU301は、システム全体を制御するコントローラである。RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一次記憶するための画像メモリとしても機能する。ROM303は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD304は、ハードディスクドライブ装置で、システムソフトウェア、画像データを格納する。
【0021】
操作部I/F306は、操作部312とのインターフェース部で、操作部312に表示する画像データを操作部312に対して出力する。また、本システムの使用者が操作部312を通じて入力した情報を、CPU301に伝える役割を果たす。ネットワーク310は、LAN311に接続し、情報の入出力を行う。モデム350は、公衆回線351に接続し、情報の入出力を行う。
【0022】
スケジューラ380は、印刷装置106内の印刷予約システムを制御するプログラムであり、ネットワーク310を介してサービス提供事業者から転送された印刷予約情報と印刷装置のタイマー情報とを格納している。さらに、印刷予約情報内の印刷予約日時とタイマー情報とを比較し、予約日時と一致した場合、とネットワーク310を介して、印刷予約情報により指定された印刷データの保存場所にアクセスし、データを取得し、プリンタ画像処理部330にデータを転送して、プリンタ370から出力する。スケジューラ380は、ハードウエアにより実現されてもよいし、HDD304に格納されたプログラムをCPU301が実行することで実現されてもよい。以上のデバイスがシステムバス307上に配置される。
【0023】
イメージバスI/F305は、システムバス307と画像データとを高速転送する画像バス308を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス308は、例えば、PCIバス、またはIEEE1394で構成される。画像バス308上には以下のデバイスが配置される。デバイスI/F部320は、画像入出力デバイスであるスキャナ360やプリンタ370とコントローラ300を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
【0024】
スキャナ画像処理部340は、入力画像データに対し、補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部330は、印刷出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。
【0025】
<サービス利用画面表示処理>
本実施形態では、印刷予約サービスを特定のサービス提供事業者が提供しているものとする。また、顧客は予めサービス提供事業者と契約しており、ユーザIDとパスワードとが割り当てられているものとする。また、本実施形態では、画面情報をHTML(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)に記述し、クライアントやサーバ間でのデータの送受信にCGI(コモン・ゲートウェイ・インタフェース)を用い、必要な個所にはJava(登録商標)及びその他のWebベースの技術を使用してシステムを構築することを想定している。もちろん、これらは一例にすぎず、他の技術を採用しても良いことは当業者であれば理解できよう。
【0026】
図4は、本印刷予約システムに係るサービス利用画面の表示処理を示したフローチャートである。
【0027】
ステップS400において、顧客がクライアント101のWebブラウザを起動し、サービス利用画面にアクセスするための、サービス提供事業者の指定URLを入力する。入力されたURLはWebサーバ125に転送される。
【0028】
図5は、顧客のWebブラウザに表示される画面の概要図である。画面501は、URLを入力したときの画面である。
【0029】
ステップS402において、Webサーバ125上で起動された認証プログラム125aにより認証画面情報が生成され、生成された認証画面情報がクライアント101に送信され、クライアント101のWebブラウザに認証画面が表示される。認証画面情報はHTMLなどにより生成することができるが、他のマークアップランゲージを用いてもよいし、Java(登録商標)等によりアプリケーションとして作成しても良い。図5の表示画面502は、ユーザIDおよび、パスワードを入力する認証画面の例である。
【0030】
ステップS404において、顧客によりWebブラウザ上でユーザIDとパスワードが入力され、該ユーザIDとパスワードがWebサーバ125に送信される。
【0031】
ステップS406において、認証プログラム125は、そのユーザIDとパスワードを用いて認証処理を行う。例えば、認証プログラム125aが認証データベース127aに保存されている認証データを参照して認証処理を行う。認証がOKであれば、次に408に進む。認証がNGならば、S430でエラー処理を行う。エラー処理としては、ID又はパスワードが間違っている旨を顧客に画面情報として通知したり、ステップS404に戻り、再びID等の入力画面を表示させたりしても良い。
【0032】
ステップS408において、予約制御プログラム125eは、入力されたユーザIDとパスワードから、印刷予約データベース127eの予約サービス管理テーブル130を参照する。
【0033】
図6は、予約サービス管理テーブル130の構成例を示した図である。このテーブルには、例えば、ドメイン管理番号601、ドメイン名602、ユーザID603、パスワード、サービスフラグ605、登録印刷装置(プリンタ)情報606などが含まれている。サービスフラグは、顧客の契約レベルを示すために使用されたり、顧客のサービス利用権限を制限するために使用されたりする。例えば、契約料の低額な顧客には、モノクロ印刷装置のみを使用できるようにしたり、契約料の高額な顧客には、フルカラー印刷装置も使用できるように利用権限を設定したりできる。
【0034】
ステップS410において、予約制御プログラム125eは、参照により得られたサービスフラグ605に基づいて、この顧客に許可された印刷サービスを検出する。例えば、顧客のサービスフラグが0〜2であれば、サービス利用が許可されている顧客と判定し、ステップS412に進み、顧客のサービスフラグ605がNであれば、サービスの利用は許可されていないと判定し、印刷予約を行うためのアイコンが存在しないサービスメニュー画面をクライアント101に表示させる。
【0035】
ステップS412において、予約制御プログラム125eは、予約サービス管理データテーブル130を参照して取得した情報をに基づいて、この顧客が所属するドメインを特定する。さらに、予約制御プログラム125eは、特定されたドメインを検索キーとして、登録印刷装置管理テーブル140を参照する。
【0036】
図7は、登録印刷装置管理テーブル140の構成例を示す図である。ドメイン名と対応付けて、印刷装置ID701、設置場所及びタイマー情報702、サービスステータス703、予約情報704、サービスフラグ705などの情報を備えている。これらは予めサービス提供事業者の管理者が収集して登録してもよいし、情報取得プログラムを起動してこれらの情報を収集させて自動的に更新するようにしてもよい。
【0037】
印刷装置ID701は、印刷装置を識別するための固有の番号である。設置場所及びタイマー情報702は、印刷装置がどこに設定されているかを表す地理的な情報と、印刷装置が設置されているロケーションに基づく時刻情報である。サービスステータスは、現在、印刷サービスを行っているか否かを表す情報である。予約情報は、本予約システムにより予約されていることを示す情報である。サービスフラグ705は、顧客ごとに使用の許可不許可を表すための情報である。例えば、サービスフラグが1のユーザは、PrinterID03のみを使用できる。
【0038】
ステップS414において、予約制御プログラム125eは、顧客が所属するドメインと対応付けて登録されている一以上の印刷装置の中から、顧客のサービスフラグ605と一致するサービスフラグ705を有している印刷装置を検出する。
【0039】
ステップS416において、予約制御プログラム125eは、ステップS414で検出された印刷装置のタイマー情報702、サービスステータス情報703、予約情報704等のステータス情報を取得する。印刷装置のステータス情報とは、他の印刷予約情報や故障等の利用状況に関する情報等である。
【0040】
ステップS418において、ステップS408〜S416で取得され情報にもとづいて、この顧客に許可されたサービスメニュー画面情報を生成し、クライアント101に転送する。
【0041】
ステップS420において、クライアント101のWebブラウザは、サービスメニュー画面を表示する。サービスメニュー画面の一例は、図5の表示例503である。
【0042】
<印刷装置選択と予約日時指定処理>
図8は、出力先となる印刷装置の選択処理と出力日時の指定処理に関するフローチャートである。
【0043】
ステップS800で、クライアント101のWebブラウザに表示されたサービスメニュー画面503の印刷予約アイコン510をクリックすることで予約指示が実行される。
【0044】
ステップS802において、予約制御プログラム125eは、ステップS408〜S416で取得された情報に基づいて、この顧客に許可されたサービスの利用画面情報を作成し、クライアント101に転送する。
【0045】
ステップS804において、クライアント101のWebブラウザは、受信したサービス利用画面情報を表示部に表示する。例えば、予約サービス管理テーブル130のサービスフラグ605が0〜2に設定されている場合、登録されたサービスフラグ605に応じたサービス利用画面504〜506のうちの1つが表示される。一方、予約サービス管理テーブル130のサービスフラグ605がNに設定されている場合、サービスを許可されていない顧客と見なされ、印刷予約アイコン510は表示されない。
【0046】
ステップS806において、利用画面504〜506に表示された利用可能な印刷装置の一覧512から、出力先となる印刷装置を選択し、選択ボタン514をクリックする。
【0047】
ステップS808において、予約日時設定アイコン516がクリックされると、予約制御プログラム125eは、ステップS806で選択された印刷装置のタイマー情報を読み出し、時刻情報を表示するためのタイマー画面情報を作成し、クライアント101に送信する。
【0048】
ステップS810において、クライアント101のWebブラウザは、受信したタイマー画面情報を表示部に表示する。
【0049】
ステップS812において、顧客は選択した印刷装置が設置されている場所の時刻に準じて、予約日時を指定する。設定された予約日時はクライアント101からWebサーバ125へと送信される。なお、この際に、印刷枚数等、その他の印刷設定を行って、設定された情報をクライアント101からWebサーバ125に送信してもよい。
【0050】
ステップS816において、予約日時に関する情報を受信すると、予約制御プログラム125eは、選択された印刷装置の予約情報704を参照する。
【0051】
ステップS818において、予約制御プログラム125eは、指定日時と予約情報704とを比較し、当該指定日時での印刷が可能か(他の予約との重複が無いか)を判定する。指定日時での印刷か可能と判定されたならば、予約日時・印刷設定処理を終了し、ステップS900の印刷データ選択処理に進む。一方、予約日時重複により指定日時での印刷がNGの場合は、ステップS820において、エラー処理を行う。例えば、予約制御プログラム125eは、指定した印刷装置で印刷可能な時間帯と、指定した時間に出印刷可能な他の印刷装置に関する情報を表示するためのエラー画面情報を作成し、クライアント101に送信する。なお、時間帯を変更する場合は、ステップS808へ、時間を変更せず、出力先の印刷装置を変更する場合は、ステップS806へ戻る。
【0052】
<印刷データの選択処理>
図9は、印刷の対象となるデータの選択処理に関するフローチャートである。
【0053】
ステップS900において、サービス利用画面504〜506の印刷データ選択アイコン518がクリックされると、クライアント101はWebサーバ125にデータの選択要求を送信する。
【0054】
ステップS902において、予約制御プログラム125eは、前述の取得処理により取得されたサービスフラグ605に基づいて、顧客に許可された印刷データの選択画面情報を生成し、クライアント101に送信する。
【0055】
ステップS904において、クライアント101のWebブラウザは、受信したデータ選択画面情報を表示部に表示する。
【0056】
図10は、データ選択画面1000の一例を示す図である。これから選択するためのファイル参照部1002と、既に選択されているファイルを示した表示部1004と、ファイルの参照を要求するためのファイル参照アイコン1006と、参照により発見されたファイルを選択するためのファイル選択アイコン1008と、最終的に選択を完了すための設定アイコン1010とがデータ選択画面1000には表示される。
【0057】
ステップS906において、印刷予約する印刷データを参照、選択するために、ファイル参照アイコン1002がクリックされると、ファイル参照要求がクライアント101からWebサーバ125に送信される。
【0058】
ステップS908において、予約制御プログラム125eは、前述の処理で取得されたサービスフラグ605に基づいて、顧客に許可されたファイル参照先に関する画面を作成し、クライアント101に送信する。
【0059】
ステップS910において、クライアント101のWebブラウザは、受信したファイル参照先に関する画面情報を表示部に表示する。
【0060】
例えば、サービスフラグ605が0に設定されている顧客に対しては、クライアント101の端末内のローカルディスクから印刷データとなるファイルを選択するための画面が表示される。サービスフラグ605が1に設定されている顧客に対しては、当該ローカルディスクに加え、同一ドメインに所属するユーザにより共有されているファイル保存領域も参照できる画面が表示される。サービスフラグ605が2に設定されている顧客に対しては、さらに、顧客が属するドメインにより構築されたLANの他のクライアント107、108のローカルディスクからもファイルを参照できる画面が表示される。
【0061】
ステップS912において、画面上の設定アイコン1010がクリックされると、設定要求がクライアント101からWebサーバ125に送信される。
【0062】
ステップS914において、設定要求を受信すると、予約制御プログラム125eは、選択された印刷データに関する情報(ファイル名、データの保存場所等)を予約サービス管理テーブル130に保存する。なお、クライアント101のWebブラウザには、再びサービス利用画面504他が表示される。
【0063】
<印刷予約情報のサーバの確定処理など>
図11は、印刷予約情報の確定処理、サーバへの転送処理と及び印刷装置への設定処理についてのフローチャートである。
【0064】
ステップS1100で、印刷予約アイコン520がクリックされると、予約確定要求がクライアント101からWebサーバ125に送信される。
【0065】
ステップS1102において、予約確定要求を受信すると、予約制御プログラム125eは、出力先として設定された印刷装置、予約日時、その他印刷設定情報及び印刷対象データに関する情報(ファイル名、データの保存場所等)を確定すべく、ユーザIDと共に予約情報テーブル150に記憶させる。この際に、ローカルディスクから選択された印刷対象ファイル自体は、予約を待機すべく、予約情報テーブル150に転送され、記憶されるように制御しても良い。この場合は、クライアント101が対象ファイルを印刷時まで保持している必要がなくなり、また、印刷時にネットワークに接続している必要もなくなる利点がある。とりわけ、PDAや携帯電話などのモバイル端末では記憶容量の制限が厳しく、通信環境も不安定な場合があり、本発明は有効であろう。一方、他のケースでは、ファイルが保存されているサーバ名とディレクトリに関する情報が予約情報テーブル150に転送されてもよいし、ファイル自体も転送されても良い。
【0066】
図12は、予約情報テーブル150の構成例を示した図である。予約が確定されると、例えば、印刷予約ID1201が付され、ドメイン名1202、ユーザID1203、予約日時に関する情報1204、出力先となる印刷装置に関する情報1205、その他の印刷設定に関する情報1206、印刷対象となるデータのファイル名1207、及びその保存場所に関する情報1208などが予約制御プログラム125eによって転送され、予約情報テーブル150に記憶される。
【0067】
ステップS1104において、予約データベース127eは、受信した情報を使用して予約情報テーブル150を更新する。なお、印刷予約ID1201は、データベースサーバ127が生成することが一般的であるが、予約制御プログラム125eが生成しても良い。
【0068】
ステップS1106において、ローカルディスクから選択され転送された印刷対象データに関しては、予約データベース127eが印刷予約データ一次保存領域に保存し、保存場所に関する情報を予約情報テーブル150に記憶する。
【0069】
ステップS1108において、予約情報テーブル150に設定された情報を印刷予約指示として印刷装置106に転送する。なお、印刷予約指示は、印刷予約に必要な全ての情報が含まれていてもよいし、単に、新規の印刷予約が発生したことを示す程度の情報が含まれていても良い。前者の場合は、スケジューラ380による印刷予約情報の取得処理(ステップS1300)を不用にする利点がある。後者の場合は、予約制御システムの処理を軽くする利点があろう。
【0070】
ステップS1110において、印刷装置106は、スケジューラ380に印刷予約を設定する。
【0071】
なお、ステップS1108を設ける代わりに、スケジューラ380が定期的に予約情報テーブル150にアクセスして、印刷予約の更新を検出するようにしてもよい。
【0072】
<印刷装置における予約印刷処理>
図13は、印刷装置における予約印刷処理を示したフローチャートである。
【0073】
ステップS1300において、印刷装置106に内蔵されたスケジューラ380は、予約情報テーブル150にアクセスし、印刷装置106を出力先として選択している印刷予約情報を検索により抽出する。とりわけ、予約日時に関する情報を取得するものとする。
【0074】
ステップS1302において、スケジューラ380は、印刷装置106に内蔵された内部タイマー(不図示)の時刻と取得された予約日時(N)1204とを比較し、一致した印刷予約情報については、ステップS1320に進む。一致しない予約印刷情報についてはステップS1304に進む。
【0075】
ステップS1304において、印刷装置106の内部タイマーの時刻が、予約日時(N)1204の一時間前かどうか判定する。予約日時(N)1204の一時間前であれば、ステップS1306に進む。NoであればステップS1300に戻る。このように、ステップS1300、ステップS1302及びステップS1304により予約予約日時の判定ループを形成している。
【0076】
ステップS1306において、スケジューラ380は、印刷予約情報により指定された印刷データの保存場所1208にアクセスする。
【0077】
ステップS1308において、スケジューラ380は、印刷データの保存場所1208に、印刷予約情報により指定された印刷ファイル名1207を付された印刷データが存在するかを確認する。印刷データが存在すると判定すれば、ステップS1300に戻り、予約日時まで待機する。存在しない場合は、ユーザに警告すべく、ステップS1310に進む。通信不良等やサーバのダウンなどが原因で印刷装置が対象ファイルにアクセスできない場合も存在する。そのことに気づいていない顧客に対しては、注意を喚起することができ、しかも、より確実に印刷を実行できることになる。
【0078】
ステップS1310において、スケジューラ380は、印刷データが存在しない旨をサービス提供事業者のWebサーバ125に通知する。通知には、電子メールや独自のプロトコルによるメッセージなどを採用することができる。また、この通知には、どの印刷予約が問題であるかを特定できるような情報、例えば、印刷予約IDが含まれている。
【0079】
ステップS1312において、Webサーバ125の予約制御プログラムは、通知された印刷予約IDを検索キーとして予約情報テーブル150を検索し、印刷を予約したユーザID1203を抽出し、さらに、当該ユーザIDに対応したメールアドレスに向けて、指定され印刷データが存在しない旨のメールを作成し、送信する。これにより、顧客に対して、ファイルの再保存や、予約の削除を促すことができる。なお、通知したにもかかわらず、ファイルが再保存されない場合は、スケジューラ380が、該当する印刷予約IDを予約情報テーブル150から削除しても良い。
【0080】
ステップS1320において、スケジューラ380は、印刷予約情報により指定された印刷データ保存場所1208にアクセスする。
【0081】
ステップS1322において、スケジューラ380は、印刷予約情報により指定された印刷ファイル名1207を付されたデータを取得する。
【0082】
ステップS1324において、スケジューラ380は、取得された印刷データを、印刷装置106の画像処理部330に転送し、プリンタ370に画像形成させる。
【0083】
ステップS1326において、印刷装置106のスケジューラ380は、Webサーバ125の予約制御プログラム125eに対して、印刷が完了した印刷予約ID1201を通知する。
【0084】
ステップS1328において、予約制御プログラム125eは、通知された印刷予約IDを検索キーとして予約情報テーブル150を検索し、印刷を予約したユーザID1203に対応するメールアドレスに、印刷が完了した旨のメールを送信する。
【0085】
なお、印刷対象ファイルの取得は、予約日時の前であってもよい。予め取得しておくことで、予約日時が来たら即座に印刷を実行できる。また、ネットワークの負荷分散を考慮して、比較的に空いている時間に印刷ファイルを取得しておいてもよい。また、予約日時が来てから印刷を開始してもよいし、予約日時には印刷が完了しているようにするために数分前に印刷を開始しておいてもよい。
【0086】
<印刷装置の登録処理>
顧客はサービスの利用を開始する前に、予め利用する印刷装置を登録する。以下にその手順を図14及び図15を用いて説明する。
【0087】
図14は、印刷装置の登録処理に関するフローチャートである。図15は、登録画面の一例を示した図である。
【0088】
ステップS1400において、クラインアント101のWebブラウザに表示されたサービス利用画面503の印刷装置登録アイコン1500がクリックされると、印刷装置の登録要求が、予約制御プログラム125eに送信される。登録要求を受信した予約制御プログラム125eは、印刷装置登録画面1502を作成し、クライアント101に送信する。この画面には、ステップS408において、予約サービス管理テーブル130を参照した際に、登録印刷装置(プリンタ)情報606から取得された印刷装置の一覧が含まれている。この一覧は、顧客に対して利用が許可されている印刷装置を列挙したものである。
【0089】
ステップS1402において、クラインアント101のWebブラウザは、プリンタ登録画面1502を表示部に表示する。
【0090】
ステップS1404において、前記一覧から利用したい印刷装置が選択される。
【0091】
ステップS1406において、追加アイコン1503がクリックされると、選択された印刷装置が追加される。登録されている印刷装置の欄にも追加された印刷装置に関する情報が表示される。
【0092】
ステップS1408において、登録アイコンがクリックされると、新規に登録された印刷装置に関する情報とともに、登録要求が予約制御プログラム125eに送信される。
【0093】
ステップS1410において、予約制御プログラム125eは、登録要求に基づいて、この顧客の予約サービス管理テーブル130を更新する。
【0094】
【他の実施形態】
上述の実施形態は、予約日時になると画像形成装置がコンテンツをダウンロードして該コンテンツを画像形成するように予約制御するものであった。
【0095】
もちろん、予約日時になる前に画像形成装置が予めコンテンツをダウンロードし、予約日時になるまで待機してから該コンテンツを画像形成するようにしてもよい。この場合の制御は、予約制御プログラム125eが行ってもよいし、スケジューラ380が行ってもよいし、双方が協働して行っても良い。
【0096】
前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本願発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本願発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本願発明を構成することになる。
【0097】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0098】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0099】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0100】
なお、本願発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体からパソコン通信など通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
【0101】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、サービス利用者は、外出先や自宅など、インターネットに接続できる環境からならどこからでも、職場の印刷装置に対して印刷予約を行えるという効果が得られる。
【0102】
また、印刷予約対象となる画像、文書等のコンテンツをユーザ端末が常に保持しなければならないといった不便さも軽減できよう。
【0103】
また、印刷装置などのサービス提供事業者にとっては、新たな印刷需要を喚起でき、ビジネスチャンスが広がるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本実施形態のシステムの構成例を示した図である。
【図2】図2は、印刷予約システム100のハードウエア構成例を示す図である。
【図3】図3は、印刷装置106のハードウエア構成例を示した図である。
【図4】図4は、本印刷予約システムに係るサービス利用画面の表示処理を示したフローチャートである。
【図5】図5は、顧客のWebブラウザに表示される画面の概要図である。
【図6】図6は、予約サービス管理テーブル130の構成例を示した図である。
【図7】図7は、登録印刷装置管理テーブル140の構成例を示す図である。
【図8】図8は、出力先となる印刷装置の選択処理と出力日時の指定処理に関するフローチャートである。
【図9】図9は、印刷の対象となるデータの選択処理に関するフローチャートである。
【図10】図10は、データ選択画面1000の一例を示す図である。
【図11】図11は、印刷予約情報の確定処理、サーバへの転送処理と及び印刷装置への設定処理についてのフローチャートである。
【図12】図12は、予約情報テーブル150の構成例を示した図である。
【図13】図13は、印刷装置における予約印刷処理を示したフローチャートである。
【図14】図14は、印刷装置の登録処理に関するフローチャートである。
【図15】図15は、登録画面の一例を示した図である。
【発明の属する技術分野】
通信ネットワークを介し任意の情報処理装置から印刷装置に印刷予約を行う印刷予約システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)環境においてユーザの情報処理装置(ユーザ端末)と印刷装置とが接続されている場合に、当該ユーザ端末から印刷装置に直接的に出力先の印刷装置と出力日時とを指定して印刷予約をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術では、ユーザ端末と印刷装置とが直接的に接続されていなければ印刷予約が不可能であった。そのため、職場内など同一のLANに接続された情報処理装置と印刷装置との間でしか印刷予約を行うことができず、例えば、外出先や自宅など、LAN環境以外から職場の印刷装置に対して印刷予約を行いたいというニーズに応えることができなかった。
【0004】
また、印刷対象となる画像、文書等のコンテンツは原則としてユーザ端末に保持されている必要があり、他の端末に保持されているコンテンツを指定して印刷予約をすることもできなかった。
【0005】
また、印刷サービスを提供している事業者にとっては新たな需要を必要としている。
【0006】
そこで、本発明は、上記課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、ユーザ端末、画像形成装置との間に画像形成管理装置を仲介させる。画像形成管理装置は、ユーザ端末から設定された画像形成予約情報に基づき、画像形成の対象となるコンテンツを保持しているコンテンツサーバから前記コンテンツを画像形成装置にダウンロードさせて画像形成させる。画像形成管理装置は、画像形成装置に制御情報を送信して直接制御してもよいし、データベースに画像形成予約情報を書込み、画像形成装置が当該データベースの画像形成予約情報を取得することで間接的に制御しても良い。コンテンツサーバとは、画像や文書等の画像形成の対象となるデータを保持しているサーバである。例えば、ユーザ端末から送信されてきたコンテンツを一時的に保持する保持サーバや、ユーザ端末からアクセス可能なローカルディスクを有する他の端末や、様々なコンテンツを市販しているサービスプロバイダーのサーバなど、画像形成の対象となるコンテンツを保持しているコンピュータ又は記憶装置をコンテンツサーバと呼ぶことにする。
【0007】
なお、印刷予約サービスを予め契約した顧客にのみ提供するには、ユーザの認証が必要である。そのため、画像形成管理装置はユーザ端末からアクセスされると認証処理を行う。そして、正規の顧客に対してのみ画像形成の予約画面を送信するようにしてもよい。この予約画面は、例えば、ユーザ端末のWebブラウザに表示され、画像形成の日時や画像形成対象コンテンツの指定、画像形成装置の選択などを設定できるようなユーザインタフェースを提供してもよい。
【0008】
画像形成管理装置により制御される画像形成装置は、例えば、プリンタ、ファクシミリ、複合機など画像を形成する装置であり、前記画像形成予約情報に従って、前記コンテンツサーバから画像形成の対象となるコンテンツをダウンロードして画像形成する。
【0009】
なお、画像形成管理装置は画像形成装置内に搭載してもよい。とりわけ、ビジネスユーザ向けの複合機などでは一体化の需要が高いかも知れない。この場合は、見かけ上、ユーザ端末と画像形成装置とが直接接続されることになるが、従来技術と作用効果が異なることは明らかであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本願発明の実施形態を示す。なお、以下に示す実施形態は本願発明の下位概念の一例に過ぎない。
【0011】
図1は本実施形態のシステムの構成例を示した図である。クライアント101は、ユーザが利用する情報処理装置(ユーザ端末)である。クライアント101は、インターネットを経由して予約サービス提供システム100と接続される。クライアント101は、例えば、デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ウェアラブルコンピュータ、PDA、画像伝送装置(例えばファクス)及び携帯電話(ブラウザフォン)などである。このクライアント101は、電子メールを送受信するためのメーラプログラム(MUAプログラムを含む)を備えている。ユーザはこのメーラプログラムを操作して、メールサーバ124に対して電子メールの送信を依頼したり、メールサーバ124から電子メールを取得したりすることができる。また、クライアント101はInternetExplorer(登録商標)に代表されるWebブラウザを備えている。ユーザは、このWebブラウザを操作して、サービス提供システム100のWebサーバ125にアクセスできる。
【0012】
106は、画像形成装置としての印刷装置である。印刷装置106の例としては、コピー機能、ファクス機能、プリンタ機能及びスキャナ機能等を備えたマルチファンクション複合機があげられるが、もちろん、プリンタやファクシミリなど画像形成機能を備えていれば、本発明を適用可能である。印刷装置106は、最近、Webブラウザを搭載し、電子メール送受信やインターネットにアクセス可能な製品も開発されている。
【0013】
111は公衆電話回線、ISDN又は衛星通信網などで構成されている通信回線網(例えば、インターネット)などである。インターネットには、ユーザの要求によりドメインネームからIPアドレスを解決するDNSサーバなどが含まれている。
【0014】
124はメールサーバであり、SMTP/POPプログラム124aが格納されている。各ユーザがMUAプログラムを操作し、POP(Post Office Protocol)を使ってメールサーバにアクセスしてくると、SMTP/POP 124aプログラムが、メールサーバ124のメールスプール124bに保存されているメールをMUAプログラムに引き渡す。また、各ユーザがMUAプログラムを操作して、電子メールの送信処理を行った場合、MUAプログラムは、メールサーバのMTAプログラムに電子メールの配信を依頼し、配信依頼を受けたMTAプログラムは、各ユーザが作成した電子メールをSMTP (Simple Mail Transfer Protocol)で配信する。
【0015】
125はWebサーバであり、認証プログラム125a、登録プログラム125b、表示制御プログラム125c、Webデータベース125d及び予約制御プログラム125eが格納されている。Webサーバ125は、サービス提供者のWebページを登録する機能と、表示する機能とを有している。例えば、登録時には、認証プログラム125aによりユーザを認証し、登録プログラム126bによりユーザのWebページをWebデータベース125dに保存する。また表示制御プログラム125cにより、サービス提供者のWeb画面の生成および表示を制御する。サービス提供者のWebページに使用される各種データはWebデータベース125dに保存される。予約制御プログラムは、ユーザによる印刷の予約を担当するメインプログラムである。
【0016】
127はデータベース(DB)サーバであり、認証データベース127a、予約データベース127eが収納されている。認証データベース127aには、ユーザのIDとパスワードなど正規ユーザを認証するために必要な認証情報が格納されている。認証データベース127aは、認証プログラム125aによって認証情報を参照される。なお、認証情報と対応付けて、顧客情報(例えば会社名、管理者名、管理者ID、住所、電話番号等)やサービス情報(例えばサービス内容、取得ドメイン名、IPアドレス等)とを保存していても良い。
【0017】
予約データベース127eには、印刷サービスの予約情報が保存されている。印刷予約情報としては、例えば、予約サービス管理テーブル130、登録印刷装置管理テーブル140、予約情報テーブル150、印刷データ等がある。これらの印刷予約情報は、予約制御プログラム125eによって予約データベース127eに登録される。
【0018】
図2は、印刷予約システム100のハードウエア構成例を示す図である。クライアント101も同様の構成を有している。CPU201は、上述の各種プログラムを実行し、予約システムを制御する中央演算処理装置である。RAM202は、プログラムのワークエリアとして使用される記憶装置である。ROM203は、ブートプログラム等を記憶した記憶装置である。表示部204は、プログラムの実行結果などを表示するためのCRTや液晶ディスプレイなどである。通信IF205は、インターネットやLAN等に接続するための通信インターフェース回路である。HDD206はWebデータベース125d、認証データベース127a及び予約データベース127eに関する情報を記憶したハードディスクドライブ装置である。操作部207は、キーボード、ポインティングデバイス、音声認識デバイスなどの入力装置である。
【0019】
図3は、印刷装置106のハードウエア構成例を示した図である。コントローラユニット300は、画像入力デバイスであるスキャナ360や画像出力デバイスであるプリンタ370と接続し、一方ではLAN 311やWAN 351と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。
【0020】
CPU301は、システム全体を制御するコントローラである。RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一次記憶するための画像メモリとしても機能する。ROM303は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD304は、ハードディスクドライブ装置で、システムソフトウェア、画像データを格納する。
【0021】
操作部I/F306は、操作部312とのインターフェース部で、操作部312に表示する画像データを操作部312に対して出力する。また、本システムの使用者が操作部312を通じて入力した情報を、CPU301に伝える役割を果たす。ネットワーク310は、LAN311に接続し、情報の入出力を行う。モデム350は、公衆回線351に接続し、情報の入出力を行う。
【0022】
スケジューラ380は、印刷装置106内の印刷予約システムを制御するプログラムであり、ネットワーク310を介してサービス提供事業者から転送された印刷予約情報と印刷装置のタイマー情報とを格納している。さらに、印刷予約情報内の印刷予約日時とタイマー情報とを比較し、予約日時と一致した場合、とネットワーク310を介して、印刷予約情報により指定された印刷データの保存場所にアクセスし、データを取得し、プリンタ画像処理部330にデータを転送して、プリンタ370から出力する。スケジューラ380は、ハードウエアにより実現されてもよいし、HDD304に格納されたプログラムをCPU301が実行することで実現されてもよい。以上のデバイスがシステムバス307上に配置される。
【0023】
イメージバスI/F305は、システムバス307と画像データとを高速転送する画像バス308を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス308は、例えば、PCIバス、またはIEEE1394で構成される。画像バス308上には以下のデバイスが配置される。デバイスI/F部320は、画像入出力デバイスであるスキャナ360やプリンタ370とコントローラ300を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
【0024】
スキャナ画像処理部340は、入力画像データに対し、補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部330は、印刷出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。
【0025】
<サービス利用画面表示処理>
本実施形態では、印刷予約サービスを特定のサービス提供事業者が提供しているものとする。また、顧客は予めサービス提供事業者と契約しており、ユーザIDとパスワードとが割り当てられているものとする。また、本実施形態では、画面情報をHTML(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)に記述し、クライアントやサーバ間でのデータの送受信にCGI(コモン・ゲートウェイ・インタフェース)を用い、必要な個所にはJava(登録商標)及びその他のWebベースの技術を使用してシステムを構築することを想定している。もちろん、これらは一例にすぎず、他の技術を採用しても良いことは当業者であれば理解できよう。
【0026】
図4は、本印刷予約システムに係るサービス利用画面の表示処理を示したフローチャートである。
【0027】
ステップS400において、顧客がクライアント101のWebブラウザを起動し、サービス利用画面にアクセスするための、サービス提供事業者の指定URLを入力する。入力されたURLはWebサーバ125に転送される。
【0028】
図5は、顧客のWebブラウザに表示される画面の概要図である。画面501は、URLを入力したときの画面である。
【0029】
ステップS402において、Webサーバ125上で起動された認証プログラム125aにより認証画面情報が生成され、生成された認証画面情報がクライアント101に送信され、クライアント101のWebブラウザに認証画面が表示される。認証画面情報はHTMLなどにより生成することができるが、他のマークアップランゲージを用いてもよいし、Java(登録商標)等によりアプリケーションとして作成しても良い。図5の表示画面502は、ユーザIDおよび、パスワードを入力する認証画面の例である。
【0030】
ステップS404において、顧客によりWebブラウザ上でユーザIDとパスワードが入力され、該ユーザIDとパスワードがWebサーバ125に送信される。
【0031】
ステップS406において、認証プログラム125は、そのユーザIDとパスワードを用いて認証処理を行う。例えば、認証プログラム125aが認証データベース127aに保存されている認証データを参照して認証処理を行う。認証がOKであれば、次に408に進む。認証がNGならば、S430でエラー処理を行う。エラー処理としては、ID又はパスワードが間違っている旨を顧客に画面情報として通知したり、ステップS404に戻り、再びID等の入力画面を表示させたりしても良い。
【0032】
ステップS408において、予約制御プログラム125eは、入力されたユーザIDとパスワードから、印刷予約データベース127eの予約サービス管理テーブル130を参照する。
【0033】
図6は、予約サービス管理テーブル130の構成例を示した図である。このテーブルには、例えば、ドメイン管理番号601、ドメイン名602、ユーザID603、パスワード、サービスフラグ605、登録印刷装置(プリンタ)情報606などが含まれている。サービスフラグは、顧客の契約レベルを示すために使用されたり、顧客のサービス利用権限を制限するために使用されたりする。例えば、契約料の低額な顧客には、モノクロ印刷装置のみを使用できるようにしたり、契約料の高額な顧客には、フルカラー印刷装置も使用できるように利用権限を設定したりできる。
【0034】
ステップS410において、予約制御プログラム125eは、参照により得られたサービスフラグ605に基づいて、この顧客に許可された印刷サービスを検出する。例えば、顧客のサービスフラグが0〜2であれば、サービス利用が許可されている顧客と判定し、ステップS412に進み、顧客のサービスフラグ605がNであれば、サービスの利用は許可されていないと判定し、印刷予約を行うためのアイコンが存在しないサービスメニュー画面をクライアント101に表示させる。
【0035】
ステップS412において、予約制御プログラム125eは、予約サービス管理データテーブル130を参照して取得した情報をに基づいて、この顧客が所属するドメインを特定する。さらに、予約制御プログラム125eは、特定されたドメインを検索キーとして、登録印刷装置管理テーブル140を参照する。
【0036】
図7は、登録印刷装置管理テーブル140の構成例を示す図である。ドメイン名と対応付けて、印刷装置ID701、設置場所及びタイマー情報702、サービスステータス703、予約情報704、サービスフラグ705などの情報を備えている。これらは予めサービス提供事業者の管理者が収集して登録してもよいし、情報取得プログラムを起動してこれらの情報を収集させて自動的に更新するようにしてもよい。
【0037】
印刷装置ID701は、印刷装置を識別するための固有の番号である。設置場所及びタイマー情報702は、印刷装置がどこに設定されているかを表す地理的な情報と、印刷装置が設置されているロケーションに基づく時刻情報である。サービスステータスは、現在、印刷サービスを行っているか否かを表す情報である。予約情報は、本予約システムにより予約されていることを示す情報である。サービスフラグ705は、顧客ごとに使用の許可不許可を表すための情報である。例えば、サービスフラグが1のユーザは、PrinterID03のみを使用できる。
【0038】
ステップS414において、予約制御プログラム125eは、顧客が所属するドメインと対応付けて登録されている一以上の印刷装置の中から、顧客のサービスフラグ605と一致するサービスフラグ705を有している印刷装置を検出する。
【0039】
ステップS416において、予約制御プログラム125eは、ステップS414で検出された印刷装置のタイマー情報702、サービスステータス情報703、予約情報704等のステータス情報を取得する。印刷装置のステータス情報とは、他の印刷予約情報や故障等の利用状況に関する情報等である。
【0040】
ステップS418において、ステップS408〜S416で取得され情報にもとづいて、この顧客に許可されたサービスメニュー画面情報を生成し、クライアント101に転送する。
【0041】
ステップS420において、クライアント101のWebブラウザは、サービスメニュー画面を表示する。サービスメニュー画面の一例は、図5の表示例503である。
【0042】
<印刷装置選択と予約日時指定処理>
図8は、出力先となる印刷装置の選択処理と出力日時の指定処理に関するフローチャートである。
【0043】
ステップS800で、クライアント101のWebブラウザに表示されたサービスメニュー画面503の印刷予約アイコン510をクリックすることで予約指示が実行される。
【0044】
ステップS802において、予約制御プログラム125eは、ステップS408〜S416で取得された情報に基づいて、この顧客に許可されたサービスの利用画面情報を作成し、クライアント101に転送する。
【0045】
ステップS804において、クライアント101のWebブラウザは、受信したサービス利用画面情報を表示部に表示する。例えば、予約サービス管理テーブル130のサービスフラグ605が0〜2に設定されている場合、登録されたサービスフラグ605に応じたサービス利用画面504〜506のうちの1つが表示される。一方、予約サービス管理テーブル130のサービスフラグ605がNに設定されている場合、サービスを許可されていない顧客と見なされ、印刷予約アイコン510は表示されない。
【0046】
ステップS806において、利用画面504〜506に表示された利用可能な印刷装置の一覧512から、出力先となる印刷装置を選択し、選択ボタン514をクリックする。
【0047】
ステップS808において、予約日時設定アイコン516がクリックされると、予約制御プログラム125eは、ステップS806で選択された印刷装置のタイマー情報を読み出し、時刻情報を表示するためのタイマー画面情報を作成し、クライアント101に送信する。
【0048】
ステップS810において、クライアント101のWebブラウザは、受信したタイマー画面情報を表示部に表示する。
【0049】
ステップS812において、顧客は選択した印刷装置が設置されている場所の時刻に準じて、予約日時を指定する。設定された予約日時はクライアント101からWebサーバ125へと送信される。なお、この際に、印刷枚数等、その他の印刷設定を行って、設定された情報をクライアント101からWebサーバ125に送信してもよい。
【0050】
ステップS816において、予約日時に関する情報を受信すると、予約制御プログラム125eは、選択された印刷装置の予約情報704を参照する。
【0051】
ステップS818において、予約制御プログラム125eは、指定日時と予約情報704とを比較し、当該指定日時での印刷が可能か(他の予約との重複が無いか)を判定する。指定日時での印刷か可能と判定されたならば、予約日時・印刷設定処理を終了し、ステップS900の印刷データ選択処理に進む。一方、予約日時重複により指定日時での印刷がNGの場合は、ステップS820において、エラー処理を行う。例えば、予約制御プログラム125eは、指定した印刷装置で印刷可能な時間帯と、指定した時間に出印刷可能な他の印刷装置に関する情報を表示するためのエラー画面情報を作成し、クライアント101に送信する。なお、時間帯を変更する場合は、ステップS808へ、時間を変更せず、出力先の印刷装置を変更する場合は、ステップS806へ戻る。
【0052】
<印刷データの選択処理>
図9は、印刷の対象となるデータの選択処理に関するフローチャートである。
【0053】
ステップS900において、サービス利用画面504〜506の印刷データ選択アイコン518がクリックされると、クライアント101はWebサーバ125にデータの選択要求を送信する。
【0054】
ステップS902において、予約制御プログラム125eは、前述の取得処理により取得されたサービスフラグ605に基づいて、顧客に許可された印刷データの選択画面情報を生成し、クライアント101に送信する。
【0055】
ステップS904において、クライアント101のWebブラウザは、受信したデータ選択画面情報を表示部に表示する。
【0056】
図10は、データ選択画面1000の一例を示す図である。これから選択するためのファイル参照部1002と、既に選択されているファイルを示した表示部1004と、ファイルの参照を要求するためのファイル参照アイコン1006と、参照により発見されたファイルを選択するためのファイル選択アイコン1008と、最終的に選択を完了すための設定アイコン1010とがデータ選択画面1000には表示される。
【0057】
ステップS906において、印刷予約する印刷データを参照、選択するために、ファイル参照アイコン1002がクリックされると、ファイル参照要求がクライアント101からWebサーバ125に送信される。
【0058】
ステップS908において、予約制御プログラム125eは、前述の処理で取得されたサービスフラグ605に基づいて、顧客に許可されたファイル参照先に関する画面を作成し、クライアント101に送信する。
【0059】
ステップS910において、クライアント101のWebブラウザは、受信したファイル参照先に関する画面情報を表示部に表示する。
【0060】
例えば、サービスフラグ605が0に設定されている顧客に対しては、クライアント101の端末内のローカルディスクから印刷データとなるファイルを選択するための画面が表示される。サービスフラグ605が1に設定されている顧客に対しては、当該ローカルディスクに加え、同一ドメインに所属するユーザにより共有されているファイル保存領域も参照できる画面が表示される。サービスフラグ605が2に設定されている顧客に対しては、さらに、顧客が属するドメインにより構築されたLANの他のクライアント107、108のローカルディスクからもファイルを参照できる画面が表示される。
【0061】
ステップS912において、画面上の設定アイコン1010がクリックされると、設定要求がクライアント101からWebサーバ125に送信される。
【0062】
ステップS914において、設定要求を受信すると、予約制御プログラム125eは、選択された印刷データに関する情報(ファイル名、データの保存場所等)を予約サービス管理テーブル130に保存する。なお、クライアント101のWebブラウザには、再びサービス利用画面504他が表示される。
【0063】
<印刷予約情報のサーバの確定処理など>
図11は、印刷予約情報の確定処理、サーバへの転送処理と及び印刷装置への設定処理についてのフローチャートである。
【0064】
ステップS1100で、印刷予約アイコン520がクリックされると、予約確定要求がクライアント101からWebサーバ125に送信される。
【0065】
ステップS1102において、予約確定要求を受信すると、予約制御プログラム125eは、出力先として設定された印刷装置、予約日時、その他印刷設定情報及び印刷対象データに関する情報(ファイル名、データの保存場所等)を確定すべく、ユーザIDと共に予約情報テーブル150に記憶させる。この際に、ローカルディスクから選択された印刷対象ファイル自体は、予約を待機すべく、予約情報テーブル150に転送され、記憶されるように制御しても良い。この場合は、クライアント101が対象ファイルを印刷時まで保持している必要がなくなり、また、印刷時にネットワークに接続している必要もなくなる利点がある。とりわけ、PDAや携帯電話などのモバイル端末では記憶容量の制限が厳しく、通信環境も不安定な場合があり、本発明は有効であろう。一方、他のケースでは、ファイルが保存されているサーバ名とディレクトリに関する情報が予約情報テーブル150に転送されてもよいし、ファイル自体も転送されても良い。
【0066】
図12は、予約情報テーブル150の構成例を示した図である。予約が確定されると、例えば、印刷予約ID1201が付され、ドメイン名1202、ユーザID1203、予約日時に関する情報1204、出力先となる印刷装置に関する情報1205、その他の印刷設定に関する情報1206、印刷対象となるデータのファイル名1207、及びその保存場所に関する情報1208などが予約制御プログラム125eによって転送され、予約情報テーブル150に記憶される。
【0067】
ステップS1104において、予約データベース127eは、受信した情報を使用して予約情報テーブル150を更新する。なお、印刷予約ID1201は、データベースサーバ127が生成することが一般的であるが、予約制御プログラム125eが生成しても良い。
【0068】
ステップS1106において、ローカルディスクから選択され転送された印刷対象データに関しては、予約データベース127eが印刷予約データ一次保存領域に保存し、保存場所に関する情報を予約情報テーブル150に記憶する。
【0069】
ステップS1108において、予約情報テーブル150に設定された情報を印刷予約指示として印刷装置106に転送する。なお、印刷予約指示は、印刷予約に必要な全ての情報が含まれていてもよいし、単に、新規の印刷予約が発生したことを示す程度の情報が含まれていても良い。前者の場合は、スケジューラ380による印刷予約情報の取得処理(ステップS1300)を不用にする利点がある。後者の場合は、予約制御システムの処理を軽くする利点があろう。
【0070】
ステップS1110において、印刷装置106は、スケジューラ380に印刷予約を設定する。
【0071】
なお、ステップS1108を設ける代わりに、スケジューラ380が定期的に予約情報テーブル150にアクセスして、印刷予約の更新を検出するようにしてもよい。
【0072】
<印刷装置における予約印刷処理>
図13は、印刷装置における予約印刷処理を示したフローチャートである。
【0073】
ステップS1300において、印刷装置106に内蔵されたスケジューラ380は、予約情報テーブル150にアクセスし、印刷装置106を出力先として選択している印刷予約情報を検索により抽出する。とりわけ、予約日時に関する情報を取得するものとする。
【0074】
ステップS1302において、スケジューラ380は、印刷装置106に内蔵された内部タイマー(不図示)の時刻と取得された予約日時(N)1204とを比較し、一致した印刷予約情報については、ステップS1320に進む。一致しない予約印刷情報についてはステップS1304に進む。
【0075】
ステップS1304において、印刷装置106の内部タイマーの時刻が、予約日時(N)1204の一時間前かどうか判定する。予約日時(N)1204の一時間前であれば、ステップS1306に進む。NoであればステップS1300に戻る。このように、ステップS1300、ステップS1302及びステップS1304により予約予約日時の判定ループを形成している。
【0076】
ステップS1306において、スケジューラ380は、印刷予約情報により指定された印刷データの保存場所1208にアクセスする。
【0077】
ステップS1308において、スケジューラ380は、印刷データの保存場所1208に、印刷予約情報により指定された印刷ファイル名1207を付された印刷データが存在するかを確認する。印刷データが存在すると判定すれば、ステップS1300に戻り、予約日時まで待機する。存在しない場合は、ユーザに警告すべく、ステップS1310に進む。通信不良等やサーバのダウンなどが原因で印刷装置が対象ファイルにアクセスできない場合も存在する。そのことに気づいていない顧客に対しては、注意を喚起することができ、しかも、より確実に印刷を実行できることになる。
【0078】
ステップS1310において、スケジューラ380は、印刷データが存在しない旨をサービス提供事業者のWebサーバ125に通知する。通知には、電子メールや独自のプロトコルによるメッセージなどを採用することができる。また、この通知には、どの印刷予約が問題であるかを特定できるような情報、例えば、印刷予約IDが含まれている。
【0079】
ステップS1312において、Webサーバ125の予約制御プログラムは、通知された印刷予約IDを検索キーとして予約情報テーブル150を検索し、印刷を予約したユーザID1203を抽出し、さらに、当該ユーザIDに対応したメールアドレスに向けて、指定され印刷データが存在しない旨のメールを作成し、送信する。これにより、顧客に対して、ファイルの再保存や、予約の削除を促すことができる。なお、通知したにもかかわらず、ファイルが再保存されない場合は、スケジューラ380が、該当する印刷予約IDを予約情報テーブル150から削除しても良い。
【0080】
ステップS1320において、スケジューラ380は、印刷予約情報により指定された印刷データ保存場所1208にアクセスする。
【0081】
ステップS1322において、スケジューラ380は、印刷予約情報により指定された印刷ファイル名1207を付されたデータを取得する。
【0082】
ステップS1324において、スケジューラ380は、取得された印刷データを、印刷装置106の画像処理部330に転送し、プリンタ370に画像形成させる。
【0083】
ステップS1326において、印刷装置106のスケジューラ380は、Webサーバ125の予約制御プログラム125eに対して、印刷が完了した印刷予約ID1201を通知する。
【0084】
ステップS1328において、予約制御プログラム125eは、通知された印刷予約IDを検索キーとして予約情報テーブル150を検索し、印刷を予約したユーザID1203に対応するメールアドレスに、印刷が完了した旨のメールを送信する。
【0085】
なお、印刷対象ファイルの取得は、予約日時の前であってもよい。予め取得しておくことで、予約日時が来たら即座に印刷を実行できる。また、ネットワークの負荷分散を考慮して、比較的に空いている時間に印刷ファイルを取得しておいてもよい。また、予約日時が来てから印刷を開始してもよいし、予約日時には印刷が完了しているようにするために数分前に印刷を開始しておいてもよい。
【0086】
<印刷装置の登録処理>
顧客はサービスの利用を開始する前に、予め利用する印刷装置を登録する。以下にその手順を図14及び図15を用いて説明する。
【0087】
図14は、印刷装置の登録処理に関するフローチャートである。図15は、登録画面の一例を示した図である。
【0088】
ステップS1400において、クラインアント101のWebブラウザに表示されたサービス利用画面503の印刷装置登録アイコン1500がクリックされると、印刷装置の登録要求が、予約制御プログラム125eに送信される。登録要求を受信した予約制御プログラム125eは、印刷装置登録画面1502を作成し、クライアント101に送信する。この画面には、ステップS408において、予約サービス管理テーブル130を参照した際に、登録印刷装置(プリンタ)情報606から取得された印刷装置の一覧が含まれている。この一覧は、顧客に対して利用が許可されている印刷装置を列挙したものである。
【0089】
ステップS1402において、クラインアント101のWebブラウザは、プリンタ登録画面1502を表示部に表示する。
【0090】
ステップS1404において、前記一覧から利用したい印刷装置が選択される。
【0091】
ステップS1406において、追加アイコン1503がクリックされると、選択された印刷装置が追加される。登録されている印刷装置の欄にも追加された印刷装置に関する情報が表示される。
【0092】
ステップS1408において、登録アイコンがクリックされると、新規に登録された印刷装置に関する情報とともに、登録要求が予約制御プログラム125eに送信される。
【0093】
ステップS1410において、予約制御プログラム125eは、登録要求に基づいて、この顧客の予約サービス管理テーブル130を更新する。
【0094】
【他の実施形態】
上述の実施形態は、予約日時になると画像形成装置がコンテンツをダウンロードして該コンテンツを画像形成するように予約制御するものであった。
【0095】
もちろん、予約日時になる前に画像形成装置が予めコンテンツをダウンロードし、予約日時になるまで待機してから該コンテンツを画像形成するようにしてもよい。この場合の制御は、予約制御プログラム125eが行ってもよいし、スケジューラ380が行ってもよいし、双方が協働して行っても良い。
【0096】
前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本願発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本願発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本願発明を構成することになる。
【0097】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0098】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0099】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0100】
なお、本願発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体からパソコン通信など通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
【0101】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、サービス利用者は、外出先や自宅など、インターネットに接続できる環境からならどこからでも、職場の印刷装置に対して印刷予約を行えるという効果が得られる。
【0102】
また、印刷予約対象となる画像、文書等のコンテンツをユーザ端末が常に保持しなければならないといった不便さも軽減できよう。
【0103】
また、印刷装置などのサービス提供事業者にとっては、新たな印刷需要を喚起でき、ビジネスチャンスが広がるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本実施形態のシステムの構成例を示した図である。
【図2】図2は、印刷予約システム100のハードウエア構成例を示す図である。
【図3】図3は、印刷装置106のハードウエア構成例を示した図である。
【図4】図4は、本印刷予約システムに係るサービス利用画面の表示処理を示したフローチャートである。
【図5】図5は、顧客のWebブラウザに表示される画面の概要図である。
【図6】図6は、予約サービス管理テーブル130の構成例を示した図である。
【図7】図7は、登録印刷装置管理テーブル140の構成例を示す図である。
【図8】図8は、出力先となる印刷装置の選択処理と出力日時の指定処理に関するフローチャートである。
【図9】図9は、印刷の対象となるデータの選択処理に関するフローチャートである。
【図10】図10は、データ選択画面1000の一例を示す図である。
【図11】図11は、印刷予約情報の確定処理、サーバへの転送処理と及び印刷装置への設定処理についてのフローチャートである。
【図12】図12は、予約情報テーブル150の構成例を示した図である。
【図13】図13は、印刷装置における予約印刷処理を示したフローチャートである。
【図14】図14は、印刷装置の登録処理に関するフローチャートである。
【図15】図15は、登録画面の一例を示した図である。
Claims (16)
- インターネットにアクセス可能な印刷装置と、該インターネットを介してクライアント装置から接続され、前記印刷装置に対する利用権限を管理する印刷管理装置とを含む予約印刷システムであって、
前記印刷管理装置は、
前記クライアント装置から受信される利用者の利用者情報に基づいて、前記利用者が前記印刷装置に対する印刷予約権限を付与されているかを判定する判定手段と、
前記印刷予約権限を付与されていると判定されると、前記クライアント装置に対して、前記印刷予約を設定するための表示画面情報を作成する表示画面作成手段と、
前記作成された表示画面情報を前記クライアント装置に送信する送信手段と、
前記送信された表示画面情報に対する操作として、前記クライアント装置から印刷対象となるコンテンツと予約日時とに関する予約情報を受信する受信手段と、
前記受信された予約情報を予約管理データベースに登録する予約登録手段と、
前記印刷装置は、
前記予約管理データベースを検索して、前記予約情報を抽出する検索抽出手段と、
前記抽出された予約情報に含まれる前記予約日時に基づいて現在時刻を監視する監視手段と、
前記予約日時になると、前記指示されたコンテンツの印刷処理を実行する印刷制御手段と、
を含むことを特徴とする予約印刷システム。 - 利用可能な複数の印刷装置に関する情報が前記表示画面情報に含まれるようにすべく、前記利用者が利用可能な複数の印刷装置を前記利用者情報と対応付けて登録する登録手段をさらに含み、
前記クライアント装置において表示された前記利用可能な複数の印刷装置の中から予約印刷を実行すべき印刷装置を選択させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の予約印刷システム。 - 前記印刷装置は、
前記予約日時に従って前記コンテンツを取得する取得手段を
さらに含むことを特徴とする請求項2に記載の予約印刷システム。 - インターネットを介して接続されたユーザ端末から画像形成予約情報を受信する受信手段と、
前記受信された画像形成予約情報により指定された予約日時に従って、前記画像形成予約情報により指定されたコンテンツをコンテンツサーバからダウンロードさせ画像形成させるよう画像形成装置を予約制御する予約制御手段と、
を含む画像形成管理装置。 - 前記予約日時になると前記画像形成装置が前記コンテンツをダウンロードして該コンテンツを画像形成するように前記予約制御手段が予約制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成管理装置。
- 前記予約日時になる前に前記画像形成装置が予め前記コンテンツをダウンロードし、前記予約日時になるまで待機してから該コンテンツを画像形成するよう前記予約制御手段が予約制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成管理装置。
- 前記ユーザ端末から受信した認証情報に基づき、該ユーザ端末のユーザが画像形成の予約サービスを許可されているかを認証する認証手段と、
前記認証されたユーザのユーザ端末に対して、画像形成を予約するための予約設定画面情報を送信する送信手段と、をさらに含み、
前記受信手段は、前記画像形成予約情報として、前記ユーザ端末から前記コンテンツの指定情報と、前記予約日時に関する情報とを受信することを特徴とする請求項4乃至請求項6の何れか1項に記載の画像形成管理装置。 - インターネットを介してユーザ端末により設定された画像形成予約情報を受信する受信手段と、
前記画像形成予約情報により指定されたコンテンツを、前記インターネットを介してダウンロードするダウンロード手段と、
前記ダウンロードされたコンテンツを、前記画像形成予約情報により指定された画像形成時刻に従って、画像形成するよう制御する画像形成制御手段と、
前記画像形成制御手段により制御されて画像形成を行う画像形成手段と、
を含む画像形成装置。 - 前記画像形成制御手段は、前記画像形成時刻になると前記コンテンツのダウンロードを前記ダウンロード手段に開始させ、前記ダウンロードが終了すると、前記画像形成手段に該コンテンツを画像形成させることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成制御手段は、前記画像形成時刻になる前に予め前記ダウンロード手段に前記コンテンツをダウンロードさせ、前記画像形成時刻になると、前記画像形成手段に該コンテンツを画像形成させることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- インターネットを介して接続されたユーザ端末により設定された画像形成予約情報に基づき、画像形成の対象となるコンテンツを保持しているコンテンツサーバから前記コンテンツを画像形成装置にダウンロードさせて画像形成させる画像形成管理装置。
- 画像形成予約に関して請求項11に記載の画像形成管理装置により制御される画像形成装置であって、
前記画像形成予約情報に従って、前記コンテンツサーバから画像形成の対象となるコンテンツをダウンロードして画像形成する画像形成装置。 - インターネットを介して接続されたユーザ端末から画像形成予約情報を受信するステップと、
前記受信された画像形成予約情報により指定された予約日時に従って、前記画像形成予約情報により指定されたコンテンツを画像形成装置にダウンロードさせ、前記ダウンロードされたコンテンツについて画像形成させるよう前記画像形成装置を制御するステップと、
を含む画像形成管理方法。 - インターネットを介してユーザ端末により設定された画像形成予約情報を受信するステップと、
前記画像形成予約情報により指定されたコンテンツを、前記インターネットを介してダウンロードするステップと、
前記画像形成予約情報により指定された画像形成時刻に従って前記ダウンロードされたコンテンツを画像形成するよう制御するステップと、
前記前記ダウンロードされたコンテンツを画像形成するステップと、
を含む画像形成方法。 - インターネットを介して接続されたユーザ端末から画像形成予約情報を受信するステップと、
前記受信された画像形成予約情報により指定された予約日時に従って、前記画像形成予約情報により指定されたコンテンツを画像形成装置にダウンロードさせ、前記ダウンロードされたコンテンツについて画像形成させるよう前記画像形成装置を制御するステップと、
をコンピュータに実行させるための画像形成管理プログラム。 - インターネットを介してユーザ端末により設定された画像形成予約情報を受信するステップと、
前記画像形成予約情報により指定されたコンテンツを、前記インターネットを介してダウンロードするステップと、
前記画像形成予約情報により指定された画像形成時刻に従って前記ダウンロードされたコンテンツを画像形成するよう制御するステップと、
前記前記ダウンロードされたコンテンツを画像形成するステップと、
をコンピュータに実行させるための画像形成制御プログラム。
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