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JP2004132737A - ナビゲーション装置及び交通情報表示方法 - Google Patents

ナビゲーション装置及び交通情報表示方法 Download PDF

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JP2004132737A
JP2004132737A JP2002295213A JP2002295213A JP2004132737A JP 2004132737 A JP2004132737 A JP 2004132737A JP 2002295213 A JP2002295213 A JP 2002295213A JP 2002295213 A JP2002295213 A JP 2002295213A JP 2004132737 A JP2004132737 A JP 2004132737A
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Japan
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information
traffic
point
congestion
traffic congestion
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Application number
JP2002295213A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Konno
紺野 宏貴
Koichi Ueda
上田 弘一
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

【課題】走行ルート上にある渋滞情報を的確にユーザに把握させるとともに、ユーザの意思を反映させた走行ルートの変更を可能にする。
【解決手段】ナビゲーション装置1は、VICS情報から取得した渋滞情報をナビゲーション画面に表示させる際に、渋滞箇所が現在表示されているナビゲーション画面の範囲内にある場合、渋滞の方向を示す矢印アイコン141a、車両から渋滞末尾までの距離を示すアイコン141bとともに、地図情報中の道路上に渋滞箇所を矢印にて表示する。一方、渋滞箇所が現在表示されているナビゲーション画面の範囲外にある場合、渋滞の方向を示す矢印アイコン142a、車両から渋滞末尾までの距離を示すアイコン142bとともに、VICSアイコン143をアクティブ表示させ、VICSアイコン143が操作された場合、渋滞箇所に対応する地図情報を表示させ、この地図情報中の道路上に渋滞箇所を矢印にて表示する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーション装置及び交通情報表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、道路交通事情の改善を目的とし、渋滞情報や交通規制情報等を道路上に設置された光・電波ビーコンやFM多重放送を介して利用者に提供するVICS(Vehicle Information Communication System)システムが実用化されている。このようなVICSシステムに対応した従来のナビゲーション装置は、光・電波ビーコン受信ユニット又はFM多重放送受信ユニット等を備え、これら受信ユニットからVICS情報(渋滞情報等)を取得すると、取得したVICS情報に基づいて、渋滞箇所の位置や渋滞箇所までの距離等を特定し、車両の進行方向に発生している渋滞情報等を選択的に表示装置に表示していた。
【0003】
上述した渋滞情報等の表示方法としては、例えば、車両の現在位置に対応して表示されているナビゲーション画面の地図上の道路に矢印等を付記し、この矢印を渋滞の程度に応じて色別に表示していた。これにより、ユーザは、渋滞の発生を感覚的に認識することができる。また、ナビゲーション画面の範囲外で発生している渋滞箇所については、地図上の道路に対応した表示が行えないため、車両の現在位置から渋滞箇所までの距離、渋滞区間距離、渋滞区間の通行に係る所要時間等をテキスト情報にて表示したり、音声案内にて報知していた。
【0004】
また、VICS情報から取得される渋滞情報をユーザの利用形態に合わせて報知する方法も開発されている。例えば、ユーザが予め知りたい地点を設定しておき、この地点に関する交通情報をVICS情報から抽出し、抽出した交通情報が複数ある場合には、これらの情報をテキスト情報にて一覧表示させることにより、ナビゲーション画面の範囲外で発生している渋滞や交通規制に関する交通情報を事前に取得し、交通情報を有効に活用できる交通情報報知方法、交通情報報知装置が知られている(例えば、特許文献1参照)
【0005】
【特許文献1】
特開平10−11693号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の渋滞情報等の報知方法においては、ナビゲーション画面の範囲外で渋滞が発生している場合、車両の現在位置から渋滞箇所までの距離、渋滞区間距離、渋滞区間の通行に係る所要時間等を文字情報又は音声により報知するのみで、地図と対応して報知される構成ではなかった。したがって、ユーザは、感覚的に渋滞が発生している箇所を認識し難いという問題があった。
【0007】
そこで、ナビゲーション画面の地図にて渋滞箇所を確認するには、ユーザが手動操作により、ナビゲーション画面をスクロールさせて渋滞が発生している箇所の地図を表示させる必要があり、このような作業は手間がかかり面倒であるという問題があった。
【0008】
さらに、従来のナビゲーション装置には、VICS情報から渋滞情報等を抽出し、予め設定された走行ルート上に渋滞が発生している場合、オートリルート機能により、渋滞箇所を回避するルートに変更して経路誘導を行うものが知られている。しかしながら、このようなオートリルート機能は、VICS情報から渋滞情報を取得した時点、すなわち、渋滞箇所がナビゲーション画面の範囲外にある時点で行われることが多いため、ユーザは渋滞箇所を的確に認識することなく、ルートの変更が行われてしまうことがあった。しかし、渋滞の発生している場所によっては、渋滞している道路を走行したほうが早い場合もあり、このような場合、ユーザの意思が反映されず、利便性が悪いという問題があった。
【0009】
本発明の課題は、走行ルート上にある渋滞情報を的確にユーザに把握させるとともに、ユーザの意思を反映させた走行ルートの変更が可能なナビゲーション装置及び交通情報表示方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、
車両の現在位置を検出する現在位置検出部と、地図情報を記憶する地図情報記憶部と、前記現在位置検出部により検出された現在位置に基づいて前記地図情報記憶部から地図情報を取得し、車両の現在位置を地図情報とともに表示部に表示させる表示制御手段と、を備えるナビゲーション装置であって、
渋滞に関する情報を含む交通情報を受信する交通情報受信部と、
前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、渋滞の発生している地点に対応する地図情報を取得する地図情報取得手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記渋滞に関する情報を、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報とともに表示部に表示させることを特徴とする。
【0011】
また、本発明において、
前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、渋滞の発生している地点が前記表示部に現在表示されている地図情報に含まれているか否かを判別する判別手段を備え、
前記表示制御手段は、前記渋滞の発生している地点が現在表示されている地図情報に含まれていると判別された場合、現在表示されている地図情報に対応させて渋滞に関する情報を表示し、前記渋滞の発生している地点が現在表示されている地図情報に含まれていないと判別された場合、現在表示されている画面を切り替えて、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報と、渋滞に関する情報とを対応させて表示することが好ましい。
【0012】
また、本発明において、
前記表示制御手段は、前記交通情報に関するアイコンを表示部に表示させ、前記判別手段により、前記渋滞の発生している地点が現在表示されている地図情報に含まれていないと判別された場合、前記アイコンの表示態様を変更して表示させ、
前記表示制御手段により、前記アイコンの表示態様が変更して表示された場合、当該アイコンを操作可能にする入力制御手段を備えることが好ましい。
【0013】
また、本発明において、
前記表示制御手段は、前記入力制御手段により操作可能となったアイコンが操作された場合に、現在表示されている画面を切り替えて、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報と、渋滞に関する情報とを対応させて表示することが好ましい。
【0014】
また、本発明において、
前記表示制御手段は、現在表示されている画面を切り替えて、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報と、渋滞に関する情報とを対応させて表示部に表示する場合、現在表示されている画面を同時に表示させることが好ましい。
【0015】
また、本発明において、
前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、車両の現在位置から渋滞の発生している地点に対する方向を算出する方向算出手段を備え、
前記表示制御手段は、前記渋滞が発生している地点に対する方向を車両の現在位置とともに表示させることが好ましい。
【0016】
また、本発明において、
前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、車両の現在位置から渋滞の発生している地点までの距離を算出する距離算出手段を備え、
前記表示制御手段は、前記渋滞が発生している地点までの距離を車両の現在位置とともに表示させることが好ましい。
【0017】
また、本発明において、
現在位置から目的地までの推奨経路を探索するルート探索手段と、
前記探索された推奨経路上に渋滞が発生している場合に、当該渋滞を回避した推奨経路を再探索するルート再探索手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記渋滞に関する情報を表示させる場合に、再探索を行わせる指示を入力するためのアイコンを表示させ、
前記ルート再探索手段は、前記アイコンが操作された場合に、前記渋滞を回避した推奨経路を再探索することが好ましい。
【0018】
さらに、本発明は、
車両の現在位置を検出する工程と、地図情報を記憶する工程と、前記検出された現在位置に基づいて前記記憶された地図情報を取得し、表示部に車両の現在位置を地図情報とともに表示させる工程と、を含む交通情報表示方法であって、
渋滞に関する情報を含む交通情報を受信する工程と、
前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、渋滞の発生している地点に対応する地図情報を取得する工程と、
前記渋滞に関する情報を、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報とともに表示部に表示させる工程と、
を含むことを特徴としている。
【0019】
また、本発明において、
前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、渋滞の発生している地点が前記表示部に現在表示されている地図情報に含まれているか否かを判別する工程と、
前記渋滞の発生している地点が現在表示されている地図情報に含まれていると判別された場合、現在表示されている地図情報に対応させて渋滞に関する情報を表示する工程と、
前記渋滞の発生している地点が現在表示されている地図情報に含まれていないと判別された場合、現在表示されている画面を切り替えて、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報と、渋滞に関する情報とを対応させて表示部に表示する工程と、
を含むことが好ましい。
【0020】
また、本発明において、
前記交通情報に関するアイコンを表示部に表示させる工程と、
前記渋滞の発生している地点が現在表示されている地図情報に含まれていないと判別された場合、前記アイコンの表示態様を変更して表示する工程と、
前記アイコンの表示態様が変更して表示された場合、当該アイコンを操作可能にする工程と、
を含むことが好ましい。
【0021】
また、本発明において、
前記操作可能となったアイコンが操作された場合に、現在表示されている画面を切り替えて、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報と、渋滞に関する情報とを対応させて表示する工程と、
を含むことが好ましい。
【0022】
また、本発明において、
現在表示されている画面を切り替えて、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報と、渋滞に関する情報とを対応させて表示部に表示する場合、現在表示されている画面を同時に表示させる工程を含むことが好ましい。
【0023】
また、本発明において、
前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、車両の現在位置から渋滞の発生している地点に対する方向を算出する工程と、
前記渋滞が発生している地点に対する方向を車両の現在位置とともに表示させる工程と、
を含むことが好ましい。
【0024】
また、本発明において、
前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、車両の現在位置から渋滞の発生している地点までの距離を算出する工程と、
前記渋滞が発生している地点までの距離を車両の現在位置とともに表示させる工程と、
を含むことが好ましい。
【0025】
また、本発明において、
現在位置から目的地までの推奨経路を探索する工程と、
前記探索された推奨経路上に渋滞が発生している場合に、当該渋滞を回避して目的地までの推奨経路を再探索する工程と、
前記渋滞に関する情報を表示させる場合に、再探索を行わせる指示を入力するためのアイコンを表示させる工程と、
前記アイコンが操作された場合に、前記渋滞を回避して目的地までの推奨経路を再探索する工程と、
を含むことが好ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
【0027】
まず、本実施の形態の構成を説明する。
図1は、本実施の形態におけるナビゲーション装置1の要部構成を示すブロック図である。この図1において、ナビゲーション装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、GPS(Global Positioning Systems)ユニット12、自律航法ユニット13、表示部14、入力部15、交通情報受信部16、メモリ17、記憶装置18等を備えて構成されている。なお、以下で説明する車両とは、ナビゲーション装置1を搭載した車両のことを示す。
【0028】
CPU11は、記憶装置18に記憶されている各種システムプログラムを読み出して実行し、ナビゲーション装置1の各部を駆動制御する。また、GPSユニット12、自律航法ユニット13、入力部15、交通情報受信部16等を介して入力されるデータに基づいて、記憶装置18に記憶されたナビゲーション用の各種アプリケーションプログラムを読み出して、現在位置検出処理、経路探索処理、渋滞情報表示処理等の各種処理を実行し、処理結果を表示部14に表示させる。
【0029】
具体的に、CPU11は、記憶装置18から現在位置検出処理プログラム、渋滞情報表示処理プログラムを取得して、後述する現在位置検出処理(図2参照)、渋滞情報表示処理(図3参照)を実行する。
【0030】
まず、現在位置検出処理を実行するに際して、CPU11は、後述するGPSユニット12により、GPS衛星から送信される信号を受信して車両の絶対的な現在位置を取得する。また、CPU11は、後述する自律航法ユニット13により車両の相対的な現在位置を取得して、後述する記録装置18に記録される地図情報に基づいて、車両の現在位置と地図情報の道路形状とをマッチングさせる。そして、CPU11は、ナビゲーション画面を生成し、表示部14に地図情報とともに車両の現在位置を表示させる。
【0031】
また、CPU11は、後述する交通情報受信部16からVICS情報を取得すると、VICS情報から現在位置に対応する渋滞情報を取得し、現在位置検出処理と並行して、渋滞情報表示処理を実行する。
【0032】
この渋滞情報表示処理を実行するに際して、CPU11は、取得した渋滞情報に基づいて、渋滞が車両の走行ルート上に発生しているかを判別する。ここで、走行ルートとは、例えば、ナビゲーション装置1により経路誘導が行われている場合は、設定された目的地までの誘導経路であり、誘導経路が設定されていない場合は、車両の現在走行している道路に基づいて推定される走行可能なルート(例えば、車両の進行方向に対して90度角の扇上範囲内に含まれる道路)を走行ルートとする。
【0033】
車両の走行ルート上に渋滞が発生しており、この渋滞が現在表示しているナビゲーション画面の範囲内にある場合、CPU11は、渋滞の方向、渋滞末尾までの距離をアイコン表示させるとともに、対応する道路上に渋滞箇所を矢印にて色別に表示させる。ここで、色別に表示するとは、例えば、混雑が酷い箇所は「赤」、断続的に混雑している箇所は「橙」、通行止めが行われている箇所は「黒」等の色分けを行うことにより、ユーザに感覚的に混雑の状態を認識させることができる。
【0034】
一方、車両の走行ルート上に渋滞が発生しており、この渋滞が現在表示しているナビゲーション画面の範囲外にある場合、CPU11は、渋滞の方向、渋滞末尾までの距離をアイコン表示させるとともに、VICSアイコンをアクティブ表示(図4参照)にして、VICSアイコンを操作可能な状態に設定する。ここで、VICSアイコンは、VICS情報が受信されている間、ナビゲーション画面に表示されているものであり、VICSアイコンには、最新のVICS情報を受信した時刻が表示される構成となっている。なお、VICSアイコンのアクティブ表示については後述する。
【0035】
CPU11は、アクティブ表示されたVICSアイコンが後述する入力部15を介して操作されると、渋滞が発生している箇所の地図情報を取得して、地図情報中の対応する道路上に渋滞箇所を矢印により表示したナビゲーション画面を生成して、表示部14に表示させる。ここで、渋滞箇所のナビゲーション画面の表示は、現在表示されているナビゲーション画面を渋滞箇所のナビゲーション画面に切り替えて表示する方法、画面を2分割して現在表示されているナビゲーション画面及び渋滞箇所を表示するナビゲーション画面の両方を同時に表示する方法、或いは、現在表示されているナビゲーション画面に重畳して、渋滞箇所のナビゲーション画面をポップアップ表示させる方法等が挙げられる。なお、具体的な表示画面例については後述する。
【0036】
また、CPU11は、渋滞箇所のナビゲーション画面にリルートを行うか否かの指示を入力させるためのアイコンを表示させ、リルートを行う指示が入力された場合、渋滞箇所を回避する新しいルートを検索して、ナビゲーション画面上に検索した推奨ルートを表示させる。そして、表示した推奨ルートにルートを変更する指示が入力された場合、CPU11は、新しいルートを走行ルートに設定し、新しいルートに基づいて、経路誘導を行う。また、渋滞箇所のナビゲーション画面の表示を終了する指示が入力された場合、CPU11は、渋滞箇所のナビゲーション画面を切り替えて、車両の現在位置を示したナビゲーション画面を表示させ、現在位置検出処理を継続して実行する。
【0037】
なお、CPU11は、本発明の表示制御手段、地図情報取得手段、判別手段、入力制御手段、方向算出手段、距離算出手段、ルート探索手段、ルート再探索手段に対応している。
【0038】
GPSユニット12は、GPSアンテナ12aを備え、地球低軌道に打ち上げられた複数のGPS衛星から送信されるGPS信号を受信する。GPSアンテナ12aは、少なくとも3個のGPS衛星から送信されるGPS信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて車両の絶対的な現在位置(緯度、経度)を検出して、CPU11に出力する。すなわち、GPSユニット12は、本発明の現在位置検出部の一例に対応している。
【0039】
自律航法ユニット13は、角度センサ、距離センサ等を備えて構成される。角度センサは、車の角速度(単位時間あたりの水平方向への回転角度)を検出して、移動方位の変化量を算出する。距離センサは、車輪の回転に応じて出力されるパルス信号を検出して、車両の移動量を算出する。自律航法ユニット13は、これら角速度信号および車速パルス信号により、車両の相対的な位置変化を算出してCPU11に出力する。すなわち、自律航法ユニット13は、本発明の現在位置検出部の一例に対応している。
【0040】
表示部14は、カラー液晶ディスプレイ等により構成され、入力部15における入力内容や、CPU11から入力されるナビゲーション用の表示情報を表示する。また、入力部15がタッチパネルにより構成される場合、表示部14は、各機能に対応する入力操作の指示位置を示す入力アイコンを表示する。すなわち、表示部14は、本発明の表示部に対応している。
【0041】
入力部15は、文字キー、数字キー、検索キーの他、ナビゲーション利用等の各種機能に対応付けられた各種キーを備え、操作されたキーに対する操作信号をCPU11に出力する。また、入力部15は、発光ダイオード等を内蔵するリモコンを備える。このリモコンは、各種機能に対応付けられた各種キーを備え、操作されたキーに対応する操作信号を赤外線信号に変換し、所定波長の赤外光を入力部15に備える受光部(図示せず)に送出する。
【0042】
さらに、入力部15は、カラー液晶ディスプレイ等により構成される表示部14を覆うように設けられたタッチパネルを備えており、電磁誘導式、磁気歪式、感圧式等の座標読み取り原理でタッチ指示された座標を検出し、検出した座標を位置信号としてCPU11に出力する。あるいは、入力部15は、マイク等の入力装置を備え、音声により入力可能な構成であってもよい。
【0043】
交通情報受信部16は、光・電波ビーコン受信ユニット又はFM多重放送受信ユニットにより構成され、沿道に設けられた所定のVICS情報送信装置から送信される光ビーコン、電波ビーコン又はFM多重信号をアンテナ16aを介して受信する。そして、交通情報受信部16は、こられ受信した光ビーコン等からVICS情報を生成してCPU11に出力する。すなわち、交通情報受信部16は、本発明の交通情報受信部に対応している。
【0044】
メモリ17はRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等から構成され、CPU11によって実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
【0045】
記憶装置18は、プログラムやデータ等があらかじめ記憶されている記録媒体(図示せず)を備え、この記録媒体内に、CPU11により実行されるナビゲーション装置1の各種アプリケーション、およびこれらのプログラムに係るデータ等を記憶する。例えば、記録媒体には、上記処理を行うための現在位置検出処理、経路探索処理、渋滞情報表示処理等の各種プログラムや、過去に検索を行った経路、ナビゲーション装置1の動作に関する各種設定内容が記録された設定データが記憶される。
【0046】
また、記憶装置18は、地図データベース(図示せず)を有しており、地図データベースには、道路情報として、道路の属性(例えば、道路名、国道、県道、有料道路、あるいは、一方通行路等)、道路のつながり(例えば、三叉路、十字路、T字路等)等を記憶している。また、車両の現在位置の検出、ナビゲーションの表示等に使用する地図データ、及び道路、施設、海、湖等の各種シンボルデータを記憶する。すなわち、記憶装置18は、本発明の地図情報記憶部に対応している。なお、地図データベースは、CD−ROM、DVD―ROM等から外部供給される構成であっても良い。
【0047】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
なお、以下に示す図2〜図3のフローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶装置18に格納されており、CPU11は、このプログラムコードに従った動作を逐次実行する。また、図示しないCD−ROM、DVD―ROM制御部等から外部供給されるプログラム/データを利用してこの実施の形態特有の動作を実行することも可能である。
【0048】
図2は、CPU11により実行される現在位置検出処理を示すフローチャートである。図2に示すように、CPU11は、GPSユニット12から車両の絶対的な現在位置を取得するとともに、自律航法ユニット13から車両の相対的な現在位置を取得する(ステップS1)。次いで、CPU11は、記憶装置18から車両の現在位置に対応する地図情報を取得して、車両の現在位置と地図情報とのマッチングを行い(ステップS2)、ナビゲーション画面を生成して、表示部14に表示させる(ステップS3)。
【0049】
次いで、CPU11は、交通情報受信部16からVICS情報に含まれる渋滞情報を取得したか否かを判別し(ステップS4)、渋滞情報を取得していない場合(ステップS4;NO)、ステップS1に戻り、上述した処理を繰り返して実行する。一方、渋滞情報を取得した場合(ステップS4;YES)、CPU11は、現在位置検出処理の一部として実行される渋滞情報表示処理を現在位置検出処理と並行して実行する。
【0050】
図3は、CPU11により実行される渋滞情報表示処理を示すフローチャートである。図3に示すように、CPU11は、取得した渋滞情報に基づいて、渋滞箇所が車両の走行ルート上にあるか否かを判別する(ステップS11)。渋滞箇所が車両の走行ルート上にない場合(ステップS11;NO)、本渋滞情報表示処理を終了して現在位置検出処理に移行する。
【0051】
一方、渋滞箇所が車両の走行ルート上である場合(ステップS11;YES)、CPU11は、渋滞箇所が現在表示しているナビゲーション画面の範囲内にあるか否かを判別する(ステップS12)。渋滞箇所が現在表示しているナビゲーション画面の範囲内にある場合(ステップS12;YES)、CPU11は、渋滞箇所の方向を示す矢印及び渋滞末尾までの距離をアイコンにて表示させるとともに、地図上の道路に対応させて、渋滞が発生している箇所を矢印にて表示させる(ステップS21)。
【0052】
図4は、ステップS21において、表示部14に表示される表示画面の一例を示す図である。図4に示すように、ナビゲーション画面141には、車両の現在位置が表示されるとともに、渋滞箇所が矢印にて表示されている。また、画面右上には、車両から渋滞箇所への方向を示す矢印アイコン141aと、車両から渋滞末尾までの距離を示すアイコン141bが表示されている。これにより、ユーザは、視覚的に渋滞の発生箇所を認識することができる。また、画面左下には、最新のVICS情報を取得した時間とともにVICSアイコン141cが通常表示されている。
【0053】
図3に戻り、渋滞箇所が現在表示しているナビゲーション画面の範囲外である場合(ステップS12;NO)、CPU11は、渋滞箇所の方向を示す矢印および渋滞末尾までの距離をアイコンにて表示させるとともに、VICSアイコンをアクティブ表示させる(ステップS13)。ここで、ステップS13において表示部14に表示される表示画面例について説明する。
【0054】
図5は、ステップS13において、表示部14に表示される表示画面の一例を示す図である。図5に示すように、ナビゲーション画面142には、車両の現在位置が表示され、画面右上には、車両から渋滞箇所への方向を示す矢印アイコン142aと、車両から渋滞末尾までの距離を示すアイコン142bが表示されている。また、画面左下には、VICSアイコン142cがアクティブ表示されている。ここで、アクティブ表示とは、VICSアイコン142cが操作可能なアイコンであることを示す表示であり、VICSアイコン142cが、アクティブ表示となっている場合、VICSアイコン142cを操作することにより、表示画面外の渋滞情報を表示させることが可能となる。
【0055】
なお、表示方法としては、アクティブ表示を立体的なアイコンとし、通常の表示をグレートーンのアイコンとすることにより、両者を識別可能に表示することができる。このVICSアイコン142cを操作する方法としては、入力部15がタッチパネルにより構成されている場合、画面に表示されているVICSアイコン142cをタッチすることにより操作可能であり、入力部15がリモコン等により構成されている場合、リモコン等に備えられるVICSキーを押下することにより操作可能である。また、VICSアイコンが通常表示されている場合に、タッチパネルやリモコンにより上述した操作を行っても、指示は受けつけられない構成となっている。なお、VICSアイコン142cは、本発明の交通情報に関するアイコンの一例に対応する。
【0056】
続いて、図3にもどり、入力部15を介してVICSアイコンを操作する指示が入力されると(ステップS14:YES)、CPU11は、渋滞情報の表示指示が入力されたと判断して、渋滞箇所に対応する地図情報を記憶部18から取得して、地図情報中の対応する道路上に渋滞箇所を矢印にて表示したナビゲーション画面を生成する。また、CPU11は、このナビゲーション画面に渋滞情報をテキスト情報にて表示するとともに、リルートを行うか否かの指示を入力させるためのアイコンを表示して、ナビゲーション画面を表示部14に表示させる(ステップS15)。
【0057】
図6は、ステップS15において、表示部14に表示される表示画面の一例を示す図である。図6に示すように、ナビゲーション画面143には、渋滞箇所に対応する地図情報が表示されるとともに、地図情報中の対応する道路上に渋滞箇所を示す矢印が表示される。また、画面右上には、渋滞箇所から車両への方向を示す矢印アイコン143aと渋滞末尾から車両までの距離を示すアイコン143bが表示される。さらに、ナビゲーション画面143には、渋滞情報をテキスト情報にて表示するためのウィンドウ143dが表示され、このウィンドウ143d内に「10km先○×付近渋滞2km」といった渋滞情報が表示される。また、このウィンドウ内には、リルートを行うか否かを指示するためのアイコンが表示される。なお、リルートを行うか否かを指示するためのアイコンは、本発明の再探索を行わせる指示を入力するためのアイコンの一例に対応する。
【0058】
図3に戻り、CPU11は、表示したリルートのアイコンが操作され、リルートを行う指示が入力された場合(ステップS16;YES)、渋滞箇所を回避する新しいルートを検索して、ナビゲーション画面上に検索した推奨ルートを表示させる(ステップS17)。
【0059】
図7は、ステップS17において、表示部14に表示される表示画面の一例を示す図である。図7に示すように、ナビゲーション画面144には、上述したナビゲーション画面143に重畳して、検索した推奨ルートが現在設定されている走行ルートと識別可能となるように表示されている。また、ナビゲーション画面144には、表示された推奨ルートにルート変更を変更するか否かを指示させるためのアイコンがメッセージとともにウィンドウ144dに表示される。
【0060】
図3に戻り、CPU11は、表示された推奨ルートにルートを変更する指示が入力されると(ステップS18)、ルートの変更を設定する(ステップS19)。さらに、入力部15を介して渋滞箇所の表示を終了させる指示が入力されると(ステップS20;YES)、CPU11は、本渋滞情報表示処理を終了して、現在位置検出処理に移行する。
【0061】
以上のように、本実施の形態におけるナビゲーション装置1によれば、VICS情報から取得した渋滞情報をナビゲーション画面に表示させる際に、渋滞箇所が現在表示されているナビゲーション画面の範囲内にある場合、渋滞の方向を示す矢印アイコン141a、車両から渋滞末尾までの距離を示すアイコン141bとともに、地図情報中の道路上に渋滞箇所を矢印にて表示する。一方、渋滞箇所が現在表示されているナビゲーション画面の範囲外にある場合、渋滞の方向を示す矢印アイコン142a、車両から渋滞末尾までの距離を示すアイコン142bとともに、VICSアイコン143をアクティブ表示させ、VICSアイコン143が操作された場合、渋滞箇所に対応する地図情報を表示させ、この地図情報中の道路上に渋滞箇所を矢印にて表示する。
【0062】
したがって、VICS情報から取得された渋滞情報がナビゲーション画面の地図情報と対応付けて表示されるため、ユーザは視覚的に渋滞がどこに発生しているかを的確に認識することができる。また、渋滞箇所が現在表示されているナビゲーション画面の範囲外である場合は、VICSアイコンをアクティブ表示させ、このVICSアイコンを操作することにより、渋滞箇所を地図情報とともに表示させるため、操作性が良く速やかに渋滞箇所を表示させることができる。
【0063】
さらに、走行ルート上に渋滞が発生している場合には、ナビゲーション画面に渋滞箇所の方向を示す矢印アイコンと車両から渋滞末尾までの距離を示すアイコンを表示するため、ユーザは走行ルート上に渋滞は発生していることを常に認識することができるとともに、渋滞箇所までの方向と距離を客観的に把握することができる。
【0064】
また、ナビゲーション装置1は、渋滞情報を表示させるとともに、渋滞箇所を回避した新しいルートを検索するか否かを指示するためのアイコンを表示させ、アイコンが指示された場合に、新しいルートを検索するため、ユーザの意思を反映したルート変更を行うことができ、混雑の状況に応じた走行を行うことができる。これにより、例えば、渋滞している場合であっても、渋滞箇所を走行した方が早い場合や、多少遠回りではあっても速やかに走行することにより運転者の負荷を軽くできる場合等、ユーザの好みを優先させて走行するルートを選択することができる。
【0065】
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係るナビゲーション装置1の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上述した渋滞情報表示処理においては、ナビゲーション画面の範囲外に渋滞箇所がある場合、図5に示す表示画面例から図6に示す表示画面例へと画面を切り替えて表示させる場合を例として説明を行ったが、これに限らない。
【0066】
例えば、図8(a)に示すように、画面を2分割表示にして、車両の現在位置が表示されるナビゲーション画面と、渋滞箇所が表示されるナビゲーション画面を同時に表示させる構成であっても良い。また、図8(b)に示すように、車両の現在位置が表示されるナビゲーション画面に、渋滞箇所が表示されるナビゲーション画面を重畳して表示させたポップアップ表示を行う構成であっても良い。このポップアップ表示は、ナビゲーション画面の最前面(ユーザから見て最も手前側)に、情報を表示させるためのボックス(吹き出し表示等)を一時的に表示させる表示方法であり、必要がなくなったらボックスを消去して、以前のナビゲーション画面に戻って表示を続行することができる。
【0067】
したがって、これらの表示方法をユーザの設定により行う構成であっても良く、種々の表示方法により渋滞情報を見やすい形態にてユーザに提供することができる。
【0068】
また、本実施の形態においては、渋滞箇所が現在表示しているナビゲーション画面の範囲外にある場合、渋滞箇所周辺の地図情報とともに渋滞箇所を表示する構成として説明を行ったが、例えば、VICSアイコンが操作されると、車両の現在位置から渋滞箇所までが1つの画面に収まるように、地図情報の縮尺率を変更して、ナビゲーション画面を表示する構成であっても良い。図9は、ナビゲーション画面の縮尺率を変更して、渋滞箇所の表示を行った場合の表示画面の一例を示す図である。図9に示すように、ナビゲーション画面147には、車両の現在位置及び渋滞箇所が1つの地図情報の中に収まるように縮尺率が変更されて表示され、渋滞箇所は矢印にて表示されている。
【0069】
これにより、現在位置から渋滞箇所までの行程を一見して認識することができ、この画面において、リルートの指示が行われ検索された推奨ルートが表示された場合、ユーザは、容易に車両の現在位置と推奨ルートの位置関係を的確に認識することができ、好ましいルートの選択を容易に行うことができる。
【0070】
或いは、走行ルート上に複数の渋滞箇所がある場合には、複数の渋滞箇所を同時に表示可能な縮尺率により地図情報を表示させて、複数の渋滞個所を同時に表示する構成であっても良い。これにより、渋滞箇所毎に新たなルートを検索してルートの変更を行う手間を省き、全体的な渋滞状況を考慮して、最適なルートを探索することができる。
【0071】
また、渋滞箇所を回避した新しいルートを検索するか否かを指示するためのアイコンを表示させ、このアイコンを指示することによりルート検索を行わせる構成として説明を行ったが、これらの指示の入力方法はタッチパネルに限らず、例えば、リモコンを介して入力する方法や、マイクを介して音声入力する構成であってよい。
【0072】
その他、本実施の形態におけるナビゲーション装置1の細部構成、および詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、車両の走行ルート上にある渋滞情報を的確にユーザに認識させることができるとともに、ユーザの意思を反映させた走行ルートの変更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態におけるナビゲーション装置1の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、図1のCPU11により実行される現在位置検出処理を示すフローチャートである。
【図3】図3は、図2の現在位置検出処理の一部として実行される渋滞情報表示処理を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS21において表示部14に表示される表示画面の一例を示す図である。
【図5】図3のステップS13において表示部14に表示される表示画面の一例を示す図である。
【図6】図3のステップS15において表示される表示画面の一例を示す図である。
【図7】図3のステップS17において表示される表示画面の一例を示す図である。
【図8】図3のステップS15において表示部14に表示される表示画面例の他の例を示す図である。
【図9】図3のステップS15において表示部14に表示される表示画面例の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1  ナビゲーション装置
11  CPU
12  GPSユニット
12a  GPSアンテナ
13  自律航法ユニット
14  表示部
15  入力部
16  交通情報受信部
16a  アンテナ
17  メモリ
18  記憶装置

Claims (16)

  1. 車両の現在位置を検出する現在位置検出部と、地図情報を記憶する地図情報記憶部と、前記現在位置検出部により検出された現在位置に基づいて前記地図情報記憶部から地図情報を取得し、車両の現在位置を地図情報とともに表示部に表示させる表示制御手段と、を備えるナビゲーション装置であって、
    渋滞に関する情報を含む交通情報を受信する交通情報受信部と、
    前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、渋滞の発生している地点に対応する地図情報を取得する地図情報取得手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記渋滞に関する情報を、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報とともに表示部に表示させることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、渋滞の発生している地点が前記表示部に現在表示されている地図情報に含まれているか否かを判別する判別手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記渋滞の発生している地点が現在表示されている地図情報に含まれていると判別された場合、現在表示されている地図情報に対応させて渋滞に関する情報を表示し、前記渋滞の発生している地点が現在表示されている地図情報に含まれていないと判別された場合、現在表示されている画面を切り替えて、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報と、渋滞に関する情報とを対応させて表示することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記交通情報に関するアイコンを表示部に表示させ、前記判別手段により、前記渋滞の発生している地点が現在表示されている地図情報に含まれていないと判別された場合、前記アイコンの表示態様を変更して表示させ、
    前記表示制御手段により、前記アイコンの表示態様が変更して表示された場合、当該アイコンを操作可能にする入力制御手段を備えることを特徴とする請求項2記載のナビゲーション装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記入力制御手段により操作可能となったアイコンが操作された場合に、現在表示されている画面を切り替えて、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報と、渋滞に関する情報とを対応させて表示することを特徴とする請求項3記載のナビゲーション装置。
  5. 前記表示制御手段は、現在表示されている画面を切り替えて、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報と、渋滞に関する情報とを対応させて表示する場合、現在表示されている画面を同時に表示させることを特徴とする請求項2又は4記載のナビゲーション装置。
  6. 前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、車両の現在位置から渋滞の発生している地点に対する方向を算出する方向算出手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記渋滞が発生している地点に対する方向を車両の現在位置とともに表示させることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  7. 前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、車両の現在位置から渋滞の発生している地点までの距離を算出する距離算出手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記渋滞が発生している地点までの距離を車両の現在位置とともに表示させることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  8. 現在位置から目的地までの推奨経路を探索するルート探索手段と、
    前記探索された推奨経路上に渋滞が発生している場合に、当該渋滞を回避した推奨経路を再探索するルート再探索手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記渋滞に関する情報を表示させる場合に、再探索を行わせる指示を入力するためのアイコンを表示させ、
    前記ルート再探索手段は、前記アイコンが操作された場合に、前記渋滞を回避した推奨経路を再探索することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  9. 車両の現在位置を検出する工程と、地図情報を記憶する工程と、前記検出された現在位置に基づいて前記記憶された地図情報を取得し、表示部に車両の現在位置を地図情報とともに表示させる工程と、を含む交通情報表示方法であって、
    渋滞に関する情報を含む交通情報を受信する工程と、
    前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、渋滞の発生している地点に対応する地図情報を取得する工程と、
    前記渋滞に関する情報を、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報とともに表示部に表示させる工程と、
    を含むことを特徴とする交通情報表示方法。
  10. 前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、渋滞の発生している地点が前記表示部に現在表示されている地図情報に含まれているか否かを判別する工程と、
    前記渋滞の発生している地点が現在表示されている地図情報に含まれていると判別された場合、現在表示されている地図情報に対応させて渋滞に関する情報を表示する工程と、
    前記渋滞の発生している地点が現在表示されている地図情報に含まれていないと判別された場合、現在表示されている画面を切り替えて、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報と、渋滞に関する情報とを対応させて表示部に表示する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項9記載の交通情報表示方法。
  11. 前記交通情報に関するアイコンを表示部に表示させる工程と、
    前記渋滞の発生している地点が現在表示されている地図情報に含まれていないと判別された場合、前記アイコンの表示態様を変更して表示する工程と、
    前記アイコンの表示態様が変更して表示された場合、当該アイコンを操作可能にする工程と、
    を含むことを特徴とする請求項10記載の交通情報表示方法。
  12. 前記操作可能となったアイコンが操作された場合に、現在表示されている画面を切り替えて、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報と、渋滞に関する情報とを対応させて表示する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項11記載の交通情報表示方法。
  13. 現在表示されている画面を切り替えて、前記渋滞の発生している地点に対応する地図情報と、渋滞に関する情報とを対応させて表示部に表示する場合、現在表示されている画面を同時に表示させる工程を含むことを特徴とする請求項10又は12記載の交通情報表示方法。
  14. 前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、車両の現在位置から渋滞の発生している地点に対する方向を算出する工程と、
    前記渋滞が発生している地点に対する方向を車両の現在位置とともに表示させる工程と、
    を含むことを特徴とする請求項9から13のいずれか一項に記載の交通情報表示方法。
  15. 前記受信した交通情報に含まれる渋滞に関する情報に基づいて、車両の現在位置から渋滞の発生している地点までの距離を算出する工程と、
    前記渋滞が発生している地点までの距離を車両の現在位置とともに表示させる工程と、
    を含むことを特徴とする請求項9から14のいずれか一項に記載の交通情報表示方法。
  16. 現在位置から目的地までの推奨経路を探索する工程と、
    前記探索された推奨経路上に渋滞が発生している場合に、当該渋滞を回避して目的地までの推奨経路を再探索する工程と、
    前記渋滞に関する情報を表示させる場合に、再探索を行わせる指示を入力するためのアイコンを表示させる工程と、
    前記アイコンが操作された場合に、前記渋滞を回避して目的地までの推奨経路を再探索する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項9から15のいずれか一項に記載の交通情報表示方法。
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