JP2004132589A - 熱交換器及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】波板を積層状態に容易に組み付けでき、しかも、積層される波板間の接合作業を行う必要がない。
【解決手段】一方面側に突出する山部13aと他方面側に突出する谷部13bとが所定ピッチで交互に形成された波板13を、チューブ12間に積層状態で配置する熱交換器において、波板13の山部13aと谷部13bのいずれか一方に、これらと反対方向に突出し、且つ、同じ突出サイズの位置決め突起部15を設け、隣接する波板13は、互いの山部13aと谷部13bが同じ位置に配置され、且つ、少なくとも一方の波板13の位置決め突起部15が他方の波板13の山部13a又は谷部13bに重ね合わされた状態で積層され、各チューブ12に隣接する波板13は、位置決め突起部15の突出しない面をチューブ12に接触する面として配置されている。
【選択図】 図4
【解決手段】一方面側に突出する山部13aと他方面側に突出する谷部13bとが所定ピッチで交互に形成された波板13を、チューブ12間に積層状態で配置する熱交換器において、波板13の山部13aと谷部13bのいずれか一方に、これらと反対方向に突出し、且つ、同じ突出サイズの位置決め突起部15を設け、隣接する波板13は、互いの山部13aと谷部13bが同じ位置に配置され、且つ、少なくとも一方の波板13の位置決め突起部15が他方の波板13の山部13a又は谷部13bに重ね合わされた状態で積層され、各チューブ12に隣接する波板13は、位置決め突起部15の突出しない面をチューブ12に接触する面として配置されている。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、積層された波板によって多数のセルを形成し、このセル内を流体の通過経路とする熱交換器及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料電池システム等に使用される従来の熱交換器1は液体と熱交換器との接触面積を増やす目的で、図7に示すように、間隔を隔てた位置に対向配置されたチューブ2と、この対向配置されたチューブ2間に積層状態で配置された2枚の波板3と、この2枚の波板3の間に介在された平板状の仕切り板4とを備えている。対向配置されたチューブ2の間にはチューブ2、波板3、仕切り板4によって仕切られた多数のセル5が形成されており、このセル5内が流体の流通経路とされる。チューブ2,波板3及び仕切り板4間は全て溶接、ロー付け等によって接合されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
2枚の波板3は、互いの山部と谷部とが同じ位置に配置された状態で積層されている。仕切り板4は、隣接する波板3同士を直接に配置すると波板3が容易に位置ずれしてセル形状が壊れるため、これを防止するために介在されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−203801号公報、第1頁、図4
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の熱交換器1では、波板3を積層状態に組み付けする時に仕切り板4も同時に組み付けしなければならないため、積層部品がその分増加し組み付け性が悪いという問題があった。
【0006】
また、波板3の位置ずれによるセル形状の変形を防止するために、チューブ2と波板3との間のみならず波板3と仕切り板4との間も溶接やロー付けなどで接合する必要があるため、接合作業が面倒であるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、波板を積層状態に容易に組み付けでき、しかも、積層される波板間の接合作業を行う必要がない熱交換器及びその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、一方面側に突出する山部と他方面側に突出する谷部とが所定ピッチで交互に形成された波板を、チューブ間に積層状態で配置する熱交換器において、前記波板の前記山部と前記谷部のいずれか一方に、これらと反対方向に突出し、且つ、同じ突出サイズの位置決め突起部を設け、隣接する前記波板は、互いの前記山部と前記谷部が同じ位置に配置され、且つ、少なくとも一方の前記波板の前記位置決め突起部が他方の前記波板の前記山部又は前記谷部に重ね合わされた状態で積層され、前記各チューブに隣接する前記波板は、前記位置決め突起部の突出しない面を前記チューブに接触する面として配置されていることを特徴とする熱交換器である。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載の熱交換器であって、積層される前記波板は2枚であり、2枚の前記波板は、互いに前記位置決め突起部の突出する面で向き合わされ、且つ、双方の前記位置決め突起部が互いに相手側の前記山部又は前記谷部に重ね合わされた状態で積層されたことを特徴とする熱交換器である。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1記載の熱交換器であって、積層された前記波板は、3枚以上であり、1枚を除いて隣接する前記波板は、前記位置決め突起部の突出する面と前記位置決め突起部の突出しない面で突き合わされ、且つ、一方の前記位置決め突起部が他方の前記山部又は前記谷部に重ね合わされた状態で積層され、この積層状態の端に配置された前記波板と他の1枚の前記波板は、互いに前記位置決め突起部の突出する面で向き合わされ、且つ、双方の前記位置決め突起部が互いに相手側の前記山部又は前記谷部に重ね合わされた状態で積層されたことを特徴とする熱交換器である。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載された熱交換器であって、少なくとも前記波板の表面には触媒が担持されていることを特徴とする。
【0012】
請求項5の発明は、一方面側に突出する山部と他方面側に突出する谷部とが所定ピッチで交互に形成され、且つ、前記山部と前記谷部のいずれか一方に、これらと同じ突出サイズで反対方向に突出する位置決め用突起部が形成された波板を用い、この波板同士を、少なくとも一方の前記波板の前記位置決め突起部が他方の前記波板の前記山部又は前記谷部に重ね合わせることにより積層すると共に、積層される両端に配置される前記波板は、前記位置決め突起部の突出しない面をチューブに接触する面として積層したことを特徴とする熱交換器の製造方法である。
【0013】
請求項6の発明は、請求項5記載の熱交換器の製造方法であって、積層される前記波板は2枚であり、2枚の前記波板を、互いに前記位置決め突起部の突出する面で向き合わせ、且つ、双方の前記位置決め突起部が互いに相手側の前記山部又は前記谷部に重ね合わせることにより積層したことを特徴とする熱交換器の製造方法である。
【0014】
請求項7の発明は、請求項5記載の熱交換器の製造方法であって、積層された前記波板は3枚以上であり、1枚を除いて隣接する前記波板は、前記位置決め突起部の突出する面と前記位置決め突起部の突出しない面で突き合わせ、且つ、一方の前記位置決め突起部が他方の前記山部又は前記谷部に重ね合わせることにより積層し、この積層状態の端に配置された前記波板と他の1枚の前記波板は、互いに前記位置決め突起部の突出する面で向き合わせ、且つ、双方の前記位置決め突起部が互いに相手側の前記山部又は前記谷部に重ね合わせることにより積層したことを特徴とする熱交換器の製造方法である。
【0015】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、波板同士が従来のように仕切り板を介在することなく直接に積層され、しかも、積層した波板同士が位置決め突起部によって位置決めされ、位置ずれが発生しないため、波板を積層状態に容易に組み付けでき、しかも、積層される波板間の接合作業を行う必要がない。また、各チューブに隣接する波板は、位置決め突起部が突出しない面でチューブに接触し、接触面積を十分に取ることができるため、チューブと波板との接合強度の低下を抑えることができる。
【0016】
請求項2の発明によれば、波板を2枚積層するものにあって、請求項1の発明と同様の効果が得られる。
【0017】
請求項3の発明によれば、波板を3枚以上積層するものにあって、請求項1の発明と同様の効果が得られる。
【0018】
請求項4の発明によれば、このように波板が積層されることにより、波板部分での表面積が大きくなり、この波板の表面に触媒が担持されているため、触媒作用の効率を高めるという効果がある。
【0019】
請求項5の発明によれば、波板同士を従来のように仕切り板を介在することなく直接に積層し、しかも、積層した波板同士が位置決め突起部によって位置決めされ、位置ずれを発生しないため、波板を積層状態に容易に組み付けでき、しかも、積層される波板間の接合作業を行う必要がない。また、各チューブに隣接する波板は、位置決め突起部が突出しない面でチューブに接触し、接触面積を十分に取ることができるため、チューブと波板との接合強度の低下を極力抑えることができる。
【0020】
請求項6の発明によれば、波板を2枚積層するものにあって、請求項5の発明と同様の効果が得られる。
【0021】
請求項7の発明によれば、波板を3枚以上積層するものにあって、請求項5の発明と同様の効果が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る熱交換器及びその製造方法の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態を示し、図1は熱交換器の断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は熱交換器の要部分解正面図、図4は熱交換器の要部正面図、図5は2枚の波板の斜視図である。
【0024】
図1及び図2に示すように、熱交換器10は、例えば燃料電池システム等に使用されるものであり、流体の流入口11aと流出口11bを有するケーシング11と、このケーシング11内に内蔵され、間隔を隔てた上下位置に対向配置されたチューブ12と、この対向配置されたチューブ12間に積層状態で配置された2枚の波板13とを備えている。チューブ12内には冷媒液などが流通される。対向配置されたチューブ12の間には、2枚の波板13の仕切りによって多数のセル14が形成され、このセル14内が流体の流通経路とされる。
【0025】
各波板13は、図3〜図5に示すように、一方面側に突出する山部13aと他方面側に突出する谷部13bとが所定ピッチで交互に形成され、且つ、山部13aと谷部13bのいずれか一方に、これらと同じ突出サイズで反対方向に突出する位置決め突起部15が形成されている。尚、山部13aと谷部13bは相対的な概念であるため、本明細書では、図面上で上方に位置するものを山部13aとし、図面上で下方に位置するものを谷部13bとする。従って、波板13の表裏を逆転すれば、山部であったものが谷部に、谷部であったものが山部になる。そして、積層される2枚の波板13は、互いに位置決め突起部15の突出する面で向き合わされ、且つ、双方の位置決め突起部15が互いに相手側の山部13a及び谷部13bに重ね合わされた状態で積層されている。つまり、2枚の波板13は表裏逆に配置された状態で積層されている。
【0026】
また、上記した波板13の配置により、上下位置の各波板13は、位置決め突起部15の突出しない面をチューブ12に接触する面として配置されている。
【0027】
次に、上記熱交換器10の製造方法を説明する。図3及び図4に示すように、2枚の波板13を、互いに位置決め突起部15の突出する面で向き合わせ、且つ、双方の位置決め突起部15が互いに相手側の山部13a又は谷部13bに重ね合わせた状態で積層する。具体的には、上方位置の波板13の位置決め突起部15は、下方位置の波板13の谷部13bに重ね合わされ、下方位置の波板13の位置決め突起部15は、上方位置の波板13の山部13aに重ね合わされる。
【0028】
このように積層された2枚の波板13の上下面に1対のチューブ12を配置し、チューブ12と波板13との接触部分のみをロー付けなどによって接合する。この波板13とチューブ12の組付け体をケーシング11に内蔵すれば完了する。
【0029】
以上、上記熱交換器10では、波板13同士が従来例のような仕切り板を介在することなく直接に積層され、しかも、積層した波板13同士が位置決め突起部15によって位置決めされ、位置ずれを発生しないため、波板13を積層状態に容易に組み付けでき、しかも、積層される波板13間の接合作業を行う必要がない。
【0030】
また、各チューブ12に隣接する波板13は、位置決め突起部15の突出しない面でチューブ12に接触し、接触面積を十分に取ることができるため、チューブ12と波板13との接合強度の低下を抑えることができる。
【0031】
さらに、本実施形態では、波板13の表面に触媒が担持した場合は、波板13の表面積が大きいため、触媒の作用効率を高めることができる。
【0032】
(第2実施形態)
図6は本発明に係る熱交換器及びその製造方法の第2実施形態を示し、熱交換器の要部分解正面図である。上記した第1実施形態の熱交換器10は2枚の波板13を積層したものであったが、この第2実施形態の熱交換器は、3枚以上の波板13を積層したものである。他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
【0033】
図6に示すように、最下方位置以外の波板13は、位置決め突起部15の突出する面を全て下方に向けて積層され、隣接する波板13同士は、位置決め突起部15の突出する面と位置決め突起部15の突出しない面で突き合わされ、且つ、上位置の波板13の位置決め突起部15が下方の波板13の谷部13bに重ね合わされた状態で積層されている。最下方の波板13は、位置決め突起部15の突出する面を上方に向けて積層され、最下方の波板13とその上の波板13は、互いに位置決め突起部15の突出する面で向き合わされ、且つ、双方の位置決め突起部15が互いに相手側の山部13a及び谷部13bに重ね合わされた状態で積層されている。つまり、最下方以外の複数の波板13は表裏同じ面に配置され、最下方の波板13だけがこれらとは表裏逆に配置された状態で積層されている。
【0034】
また、上記した波板13の配置により、最上位置及び最下位置の各波板13は、位置決め突起部15の突出しない面をチューブ12に接触する面として配置されている。
【0035】
次に、上記熱交換器の製造方法を説明する。図6に示すように、最下方位置以外の波板13については、位置決め突起部15の突出する面を全て下方に向け、最下方位置の波体13については、位置決め突起部15の突出する面を上方に向け、且つ、位置決め突起部15が相手側の谷部13b又は山部13aに重ね合わせる状態で積層する。具体的には、最下方位置以外の波板13の位置決め突起部15は、下方位置の波板13の谷部13bに重ね合わされ、最下方位置の波板13の位置決め突起部15は、上方位置の波板13の山部13aに重ね合わされる。
【0036】
このように積層された3枚以上の波板13の上下面に1対のチューブ12を配置し、チューブ12と波板13との接触部分のみをロー付けなどによって接合する。この波板13とチューブ12の組付け体をケーシング11に内蔵すれば完了する。
【0037】
以上、この熱交換器でも、波板13同士が従来例のような仕切り板を介在することなく直接に積層され、しかも、積層した波板13同士が位置決め突起部15によって位置決めされ、位置ずれを発生しないため、波板13を積層状態に容易に組み付けでき、しかも、積層される波板13間の接合作業を行う必要がない。また、各チューブ12に隣接する波板13は、位置決め突起部15の突出しない面でチューブ12に接触し、接触面積を十分に取ることができるため、チューブ12と波板13との接合強度の低下を極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、熱交換器の断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、熱交換器の要部分解正面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、熱交換器の要部正面図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、2枚の波板の斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態を示し、熱交換器の要部分解正面図である。
【図7】従来例の熱交換器の要部正面図である。
【符号の説明】
10 熱交換器
12 チューブ
13 波板
13a 山部
13b 谷部
15 位置決め突起部
【発明の属する技術分野】
本発明は、積層された波板によって多数のセルを形成し、このセル内を流体の通過経路とする熱交換器及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料電池システム等に使用される従来の熱交換器1は液体と熱交換器との接触面積を増やす目的で、図7に示すように、間隔を隔てた位置に対向配置されたチューブ2と、この対向配置されたチューブ2間に積層状態で配置された2枚の波板3と、この2枚の波板3の間に介在された平板状の仕切り板4とを備えている。対向配置されたチューブ2の間にはチューブ2、波板3、仕切り板4によって仕切られた多数のセル5が形成されており、このセル5内が流体の流通経路とされる。チューブ2,波板3及び仕切り板4間は全て溶接、ロー付け等によって接合されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
2枚の波板3は、互いの山部と谷部とが同じ位置に配置された状態で積層されている。仕切り板4は、隣接する波板3同士を直接に配置すると波板3が容易に位置ずれしてセル形状が壊れるため、これを防止するために介在されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−203801号公報、第1頁、図4
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の熱交換器1では、波板3を積層状態に組み付けする時に仕切り板4も同時に組み付けしなければならないため、積層部品がその分増加し組み付け性が悪いという問題があった。
【0006】
また、波板3の位置ずれによるセル形状の変形を防止するために、チューブ2と波板3との間のみならず波板3と仕切り板4との間も溶接やロー付けなどで接合する必要があるため、接合作業が面倒であるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、波板を積層状態に容易に組み付けでき、しかも、積層される波板間の接合作業を行う必要がない熱交換器及びその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、一方面側に突出する山部と他方面側に突出する谷部とが所定ピッチで交互に形成された波板を、チューブ間に積層状態で配置する熱交換器において、前記波板の前記山部と前記谷部のいずれか一方に、これらと反対方向に突出し、且つ、同じ突出サイズの位置決め突起部を設け、隣接する前記波板は、互いの前記山部と前記谷部が同じ位置に配置され、且つ、少なくとも一方の前記波板の前記位置決め突起部が他方の前記波板の前記山部又は前記谷部に重ね合わされた状態で積層され、前記各チューブに隣接する前記波板は、前記位置決め突起部の突出しない面を前記チューブに接触する面として配置されていることを特徴とする熱交換器である。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載の熱交換器であって、積層される前記波板は2枚であり、2枚の前記波板は、互いに前記位置決め突起部の突出する面で向き合わされ、且つ、双方の前記位置決め突起部が互いに相手側の前記山部又は前記谷部に重ね合わされた状態で積層されたことを特徴とする熱交換器である。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1記載の熱交換器であって、積層された前記波板は、3枚以上であり、1枚を除いて隣接する前記波板は、前記位置決め突起部の突出する面と前記位置決め突起部の突出しない面で突き合わされ、且つ、一方の前記位置決め突起部が他方の前記山部又は前記谷部に重ね合わされた状態で積層され、この積層状態の端に配置された前記波板と他の1枚の前記波板は、互いに前記位置決め突起部の突出する面で向き合わされ、且つ、双方の前記位置決め突起部が互いに相手側の前記山部又は前記谷部に重ね合わされた状態で積層されたことを特徴とする熱交換器である。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載された熱交換器であって、少なくとも前記波板の表面には触媒が担持されていることを特徴とする。
【0012】
請求項5の発明は、一方面側に突出する山部と他方面側に突出する谷部とが所定ピッチで交互に形成され、且つ、前記山部と前記谷部のいずれか一方に、これらと同じ突出サイズで反対方向に突出する位置決め用突起部が形成された波板を用い、この波板同士を、少なくとも一方の前記波板の前記位置決め突起部が他方の前記波板の前記山部又は前記谷部に重ね合わせることにより積層すると共に、積層される両端に配置される前記波板は、前記位置決め突起部の突出しない面をチューブに接触する面として積層したことを特徴とする熱交換器の製造方法である。
【0013】
請求項6の発明は、請求項5記載の熱交換器の製造方法であって、積層される前記波板は2枚であり、2枚の前記波板を、互いに前記位置決め突起部の突出する面で向き合わせ、且つ、双方の前記位置決め突起部が互いに相手側の前記山部又は前記谷部に重ね合わせることにより積層したことを特徴とする熱交換器の製造方法である。
【0014】
請求項7の発明は、請求項5記載の熱交換器の製造方法であって、積層された前記波板は3枚以上であり、1枚を除いて隣接する前記波板は、前記位置決め突起部の突出する面と前記位置決め突起部の突出しない面で突き合わせ、且つ、一方の前記位置決め突起部が他方の前記山部又は前記谷部に重ね合わせることにより積層し、この積層状態の端に配置された前記波板と他の1枚の前記波板は、互いに前記位置決め突起部の突出する面で向き合わせ、且つ、双方の前記位置決め突起部が互いに相手側の前記山部又は前記谷部に重ね合わせることにより積層したことを特徴とする熱交換器の製造方法である。
【0015】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、波板同士が従来のように仕切り板を介在することなく直接に積層され、しかも、積層した波板同士が位置決め突起部によって位置決めされ、位置ずれが発生しないため、波板を積層状態に容易に組み付けでき、しかも、積層される波板間の接合作業を行う必要がない。また、各チューブに隣接する波板は、位置決め突起部が突出しない面でチューブに接触し、接触面積を十分に取ることができるため、チューブと波板との接合強度の低下を抑えることができる。
【0016】
請求項2の発明によれば、波板を2枚積層するものにあって、請求項1の発明と同様の効果が得られる。
【0017】
請求項3の発明によれば、波板を3枚以上積層するものにあって、請求項1の発明と同様の効果が得られる。
【0018】
請求項4の発明によれば、このように波板が積層されることにより、波板部分での表面積が大きくなり、この波板の表面に触媒が担持されているため、触媒作用の効率を高めるという効果がある。
【0019】
請求項5の発明によれば、波板同士を従来のように仕切り板を介在することなく直接に積層し、しかも、積層した波板同士が位置決め突起部によって位置決めされ、位置ずれを発生しないため、波板を積層状態に容易に組み付けでき、しかも、積層される波板間の接合作業を行う必要がない。また、各チューブに隣接する波板は、位置決め突起部が突出しない面でチューブに接触し、接触面積を十分に取ることができるため、チューブと波板との接合強度の低下を極力抑えることができる。
【0020】
請求項6の発明によれば、波板を2枚積層するものにあって、請求項5の発明と同様の効果が得られる。
【0021】
請求項7の発明によれば、波板を3枚以上積層するものにあって、請求項5の発明と同様の効果が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る熱交換器及びその製造方法の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態を示し、図1は熱交換器の断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は熱交換器の要部分解正面図、図4は熱交換器の要部正面図、図5は2枚の波板の斜視図である。
【0024】
図1及び図2に示すように、熱交換器10は、例えば燃料電池システム等に使用されるものであり、流体の流入口11aと流出口11bを有するケーシング11と、このケーシング11内に内蔵され、間隔を隔てた上下位置に対向配置されたチューブ12と、この対向配置されたチューブ12間に積層状態で配置された2枚の波板13とを備えている。チューブ12内には冷媒液などが流通される。対向配置されたチューブ12の間には、2枚の波板13の仕切りによって多数のセル14が形成され、このセル14内が流体の流通経路とされる。
【0025】
各波板13は、図3〜図5に示すように、一方面側に突出する山部13aと他方面側に突出する谷部13bとが所定ピッチで交互に形成され、且つ、山部13aと谷部13bのいずれか一方に、これらと同じ突出サイズで反対方向に突出する位置決め突起部15が形成されている。尚、山部13aと谷部13bは相対的な概念であるため、本明細書では、図面上で上方に位置するものを山部13aとし、図面上で下方に位置するものを谷部13bとする。従って、波板13の表裏を逆転すれば、山部であったものが谷部に、谷部であったものが山部になる。そして、積層される2枚の波板13は、互いに位置決め突起部15の突出する面で向き合わされ、且つ、双方の位置決め突起部15が互いに相手側の山部13a及び谷部13bに重ね合わされた状態で積層されている。つまり、2枚の波板13は表裏逆に配置された状態で積層されている。
【0026】
また、上記した波板13の配置により、上下位置の各波板13は、位置決め突起部15の突出しない面をチューブ12に接触する面として配置されている。
【0027】
次に、上記熱交換器10の製造方法を説明する。図3及び図4に示すように、2枚の波板13を、互いに位置決め突起部15の突出する面で向き合わせ、且つ、双方の位置決め突起部15が互いに相手側の山部13a又は谷部13bに重ね合わせた状態で積層する。具体的には、上方位置の波板13の位置決め突起部15は、下方位置の波板13の谷部13bに重ね合わされ、下方位置の波板13の位置決め突起部15は、上方位置の波板13の山部13aに重ね合わされる。
【0028】
このように積層された2枚の波板13の上下面に1対のチューブ12を配置し、チューブ12と波板13との接触部分のみをロー付けなどによって接合する。この波板13とチューブ12の組付け体をケーシング11に内蔵すれば完了する。
【0029】
以上、上記熱交換器10では、波板13同士が従来例のような仕切り板を介在することなく直接に積層され、しかも、積層した波板13同士が位置決め突起部15によって位置決めされ、位置ずれを発生しないため、波板13を積層状態に容易に組み付けでき、しかも、積層される波板13間の接合作業を行う必要がない。
【0030】
また、各チューブ12に隣接する波板13は、位置決め突起部15の突出しない面でチューブ12に接触し、接触面積を十分に取ることができるため、チューブ12と波板13との接合強度の低下を抑えることができる。
【0031】
さらに、本実施形態では、波板13の表面に触媒が担持した場合は、波板13の表面積が大きいため、触媒の作用効率を高めることができる。
【0032】
(第2実施形態)
図6は本発明に係る熱交換器及びその製造方法の第2実施形態を示し、熱交換器の要部分解正面図である。上記した第1実施形態の熱交換器10は2枚の波板13を積層したものであったが、この第2実施形態の熱交換器は、3枚以上の波板13を積層したものである。他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
【0033】
図6に示すように、最下方位置以外の波板13は、位置決め突起部15の突出する面を全て下方に向けて積層され、隣接する波板13同士は、位置決め突起部15の突出する面と位置決め突起部15の突出しない面で突き合わされ、且つ、上位置の波板13の位置決め突起部15が下方の波板13の谷部13bに重ね合わされた状態で積層されている。最下方の波板13は、位置決め突起部15の突出する面を上方に向けて積層され、最下方の波板13とその上の波板13は、互いに位置決め突起部15の突出する面で向き合わされ、且つ、双方の位置決め突起部15が互いに相手側の山部13a及び谷部13bに重ね合わされた状態で積層されている。つまり、最下方以外の複数の波板13は表裏同じ面に配置され、最下方の波板13だけがこれらとは表裏逆に配置された状態で積層されている。
【0034】
また、上記した波板13の配置により、最上位置及び最下位置の各波板13は、位置決め突起部15の突出しない面をチューブ12に接触する面として配置されている。
【0035】
次に、上記熱交換器の製造方法を説明する。図6に示すように、最下方位置以外の波板13については、位置決め突起部15の突出する面を全て下方に向け、最下方位置の波体13については、位置決め突起部15の突出する面を上方に向け、且つ、位置決め突起部15が相手側の谷部13b又は山部13aに重ね合わせる状態で積層する。具体的には、最下方位置以外の波板13の位置決め突起部15は、下方位置の波板13の谷部13bに重ね合わされ、最下方位置の波板13の位置決め突起部15は、上方位置の波板13の山部13aに重ね合わされる。
【0036】
このように積層された3枚以上の波板13の上下面に1対のチューブ12を配置し、チューブ12と波板13との接触部分のみをロー付けなどによって接合する。この波板13とチューブ12の組付け体をケーシング11に内蔵すれば完了する。
【0037】
以上、この熱交換器でも、波板13同士が従来例のような仕切り板を介在することなく直接に積層され、しかも、積層した波板13同士が位置決め突起部15によって位置決めされ、位置ずれを発生しないため、波板13を積層状態に容易に組み付けでき、しかも、積層される波板13間の接合作業を行う必要がない。また、各チューブ12に隣接する波板13は、位置決め突起部15の突出しない面でチューブ12に接触し、接触面積を十分に取ることができるため、チューブ12と波板13との接合強度の低下を極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、熱交換器の断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、熱交換器の要部分解正面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、熱交換器の要部正面図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、2枚の波板の斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態を示し、熱交換器の要部分解正面図である。
【図7】従来例の熱交換器の要部正面図である。
【符号の説明】
10 熱交換器
12 チューブ
13 波板
13a 山部
13b 谷部
15 位置決め突起部
Claims (7)
- 一方面側に突出する山部(13a)と他方面側に突出する谷部(13b)とが所定ピッチで交互に形成された波板(13)を、チューブ(12)間に積層状態で配置する熱交換器(10)であって、
前記波板(13)の前記山部(13a)と前記谷部(13b)のいずれか一方に、これらと反対方向に突出し、且つ、同じ突出サイズの位置決め突起部(15)を設け、
隣接する前記波板(13)は、互いの前記山部(13a)と前記谷部(13b)が同じ位置に配置され、且つ、少なくとも一方の前記波板(13)の前記位置決め突起部(15)が他方の前記波板(13)の前記山部(13a)又は前記谷部(13b)に重ね合わされた状態で積層され、
前記各チューブ(12)に隣接する前記波板(13)は、前記位置決め突起部(15)の突出しない面を前記チューブ(12)に接触する面として配置されていることを特徴とする熱交換器(10)。 - 請求項1記載の熱交換器(10)であって、
積層される前記波板(13)は2枚であり、互いに前記位置決め突起部(15)の突出する面で向き合わされ、且つ、双方の前記位置決め突起部(15)が互いに相手側の前記山部(13a)又は前記谷部(13b)に重ね合わされた状態で積層されたことを特徴とする熱交換器(10)。 - 請求項1記載の熱交換器(10)であって、
積層された前記波板(13)は、3枚以上であり、1枚を除いて隣接する前記波板(13)は、前記位置決め突起部(15)の突出する面と前記位置決め突起部(15)の突出しない面で突き合わされ、且つ、一方の前記位置決め突起部(15)が他方の前記山部(13a)又は前記谷部(13b)に重ね合わされた状態で積層され、この積層状態の端に配置された前記波板(13)と他の1枚の前記波板(13)は、互いに前記位置決め突起部(15)の突出する面で向き合わされ、且つ、双方の前記位置決め突起部(15)が互いに相手側の前記山部(13a)又は前記谷部(13b)に重ね合わされた状態で積層されたことを特徴とする熱交換器(10)。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載された熱交換器(10)であって、
少なくとも前記波板(13)の表面には触媒が担持されていることを特徴とする熱交換器(10)。 - 一方面側に突出する山部(13a)と他方面側に突出する谷部(13b)とが所定ピッチで交互に形成され、且つ、前記山部(13a)と前記谷部(13b)のいずれか一方に、これらと同じ突出サイズで反対方向に突出する位置決め用突起部(15)が形成された波板(13)を用い、
この波板(13)同士を、少なくとも一方の前記波板(13)の前記位置決め突起部(15)が他方の前記波板(13)の前記山部(13a)又は前記谷部(13b)に重ね合わせることにより積層すると共に、積層される両端に配置される前記波板(13)は、前記位置決め突起部(15)の突出しない面をチューブ(12)に接触する面として積層したことを特徴とする熱交換器(10)の製造方法。 - 請求項5記載の熱交換器(10)の製造方法であって、
積層される前記波板(13)は2枚であり、2枚の前記波板(13)を、互いに前記位置決め突起部(15)の突出する面で向き合わせ、且つ、双方の前記位置決め突起部(15)が互いに相手側の前記山部(13a)又は前記谷部(13b)に重ね合わせることにより積層したことを特徴とする熱交換器(10)の製造方法。 - 請求項5記載の熱交換器(10)の製造方法であって、
積層された前記波板(13)は3枚以上であり、1枚を除いて隣接する前記波板(13)は、前記位置決め突起部(15)の突出する面と前記位置決め突起部(15)の突出しない面で突き合わせ、且つ、一方の前記位置決め突起部(15)が他方の前記山部(13a)又は前記谷部(13b)に重ね合わせることにより積層し、この積層状態の端に配置された前記波板(13)と他の1枚の前記波板(13)は、互いに前記位置決め突起部(15)の突出する面で向き合わせ、且つ、双方の前記位置決め突起部(15)が互いに相手側の前記山部(13a)又は前記谷部(13b)に重ね合わせることにより積層したことを特徴とする熱交換器(10)の製造方法。
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